JPH10154585A - 照明制御システム - Google Patents
照明制御システムInfo
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- JPH10154585A JPH10154585A JP8311793A JP31179396A JPH10154585A JP H10154585 A JPH10154585 A JP H10154585A JP 8311793 A JP8311793 A JP 8311793A JP 31179396 A JP31179396 A JP 31179396A JP H10154585 A JPH10154585 A JP H10154585A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】制御パターンの変更時に各照明器具のアドレス
の確認が容易に出来る照明制御システムを提供する。 【解決手段】照明器具のそれぞれは、所定の状態を検知
する検知手段21fと、照明負荷の点灯態様を変化させ
る点灯制御手段21c,21d,21eと、各照明器具
の個別情報を記憶する記憶手段21gと、検知手段21
fが所定の状態を検知したときに、点灯制御手段21
c,21d,21eに照明負荷の点灯態様を変化させる
ことによって、記憶手段21gに記憶された個別情報を
報知する報知制御手段21aとを備える。
の確認が容易に出来る照明制御システムを提供する。 【解決手段】照明器具のそれぞれは、所定の状態を検知
する検知手段21fと、照明負荷の点灯態様を変化させ
る点灯制御手段21c,21d,21eと、各照明器具
の個別情報を記憶する記憶手段21gと、検知手段21
fが所定の状態を検知したときに、点灯制御手段21
c,21d,21eに照明負荷の点灯態様を変化させる
ことによって、記憶手段21gに記憶された個別情報を
報知する報知制御手段21aとを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中央監視制御盤に
よって、複数の照明器具の点灯制御を行う構成の照明制
御システムの改良に関する。
よって、複数の照明器具の点灯制御を行う構成の照明制
御システムの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、オフィスビルなどにおける照
明制御は、図8に示すようなシステムを構成して実施さ
れている。中央監視室などに設置された中央監視制御盤
1に、電力線L2を介して、各室などに設けられた複数
の照明器具2を接続し、信号線L1を介して、複数の照
明器具2と操作スイッチSWとを接続している。即ち、
各照明器具2は、信号線L1と電力線L2とを介して中
央監視制御盤1に接続され、各操作スイッチSWは、信
号線L1を介して中央監視制御盤1に接続されている。
明制御は、図8に示すようなシステムを構成して実施さ
れている。中央監視室などに設置された中央監視制御盤
1に、電力線L2を介して、各室などに設けられた複数
の照明器具2を接続し、信号線L1を介して、複数の照
明器具2と操作スイッチSWとを接続している。即ち、
各照明器具2は、信号線L1と電力線L2とを介して中
央監視制御盤1に接続され、各操作スイッチSWは、信
号線L1を介して中央監視制御盤1に接続されている。
【0003】図9は、照明器具2の構成の一例を示して
いる。照明器具2は、信号線L1に接続された端末器2
1と、電力線L2に接続された安定器22、照明負荷2
3(ランプ)とで構成され、端末器21と安定器22と
は制御線L3で接続されている。更に、図10には、端
末器21の内部構成をブロック図で示しており、この端
末器21は、各部を信号制御するCPU21a’と、信
号線L1を通じて中央監視制御盤1と信号を送受する送
受信回路21b’と、照明負荷23の調光制御を行うべ
く、PWM(Pulse Width Modulation:パルス幅変調)
制御を行うPWM回路21c’、予め各照明器具2(端
末器21)に割り付けられたアドレスを設定するアドレ
ス設定回路21d’とで構成されている。
いる。照明器具2は、信号線L1に接続された端末器2
1と、電力線L2に接続された安定器22、照明負荷2
3(ランプ)とで構成され、端末器21と安定器22と
は制御線L3で接続されている。更に、図10には、端
末器21の内部構成をブロック図で示しており、この端
末器21は、各部を信号制御するCPU21a’と、信
号線L1を通じて中央監視制御盤1と信号を送受する送
受信回路21b’と、照明負荷23の調光制御を行うべ
く、PWM(Pulse Width Modulation:パルス幅変調)
制御を行うPWM回路21c’、予め各照明器具2(端
末器21)に割り付けられたアドレスを設定するアドレ
ス設定回路21d’とで構成されている。
【0004】中央監視制御盤1から信号線Lを通じて、
アドレスを指定した、オン/オフ制御信号あるいは調光
制御信号が送出されると、照明器具2の端末器21で
は、自己のアドレスを判別し、PWM回路21c’から
安定器22に、制御線L3を通じて、制御信号に応じた
パルス変調信号を送出し、安定器22は電力線L2を通
じて供給される電力を制御して、照明負荷23の点灯/
消灯/点滅制御、調光制御を行う。
アドレスを指定した、オン/オフ制御信号あるいは調光
制御信号が送出されると、照明器具2の端末器21で
は、自己のアドレスを判別し、PWM回路21c’から
安定器22に、制御線L3を通じて、制御信号に応じた
パルス変調信号を送出し、安定器22は電力線L2を通
じて供給される電力を制御して、照明負荷23の点灯/
消灯/点滅制御、調光制御を行う。
【0005】また、中央監視制御盤1から送出される制
御信号には、照明器具2側の状態データの返信を要求す
るものもあり、中央監視制御盤1では、この返信を受け
て、各照明器具2の状態が一元管理できるようになって
いる。更に、中央監視制御盤1では、複数の照明器具2
をいくつかのグループに分類して、グループ毎に点灯の
パターン制御ができるようになっている。
御信号には、照明器具2側の状態データの返信を要求す
るものもあり、中央監視制御盤1では、この返信を受け
て、各照明器具2の状態が一元管理できるようになって
いる。更に、中央監視制御盤1では、複数の照明器具2
をいくつかのグループに分類して、グループ毎に点灯の
パターン制御ができるようになっている。
【0006】図11は、上記中央監視制御盤1における
照明器具2の配置をグループ分けした例をであり、グル
ープ分けした照明器具2が画面表示されている場合を示
している。ここでは、24個の照明器具2は4つのグル
ープ(〜)に分けられ、各グループ毎にパターン制
御が行われるようになっている。同図(a)は照明器具
2を6つずつ、4つのグループを分けた場合、(b)は
グループの照明器具2を2つ増やし、グループの照
明器具2を2つ減らした場合である。
照明器具2の配置をグループ分けした例をであり、グル
ープ分けした照明器具2が画面表示されている場合を示
している。ここでは、24個の照明器具2は4つのグル
ープ(〜)に分けられ、各グループ毎にパターン制
御が行われるようになっている。同図(a)は照明器具
2を6つずつ、4つのグループを分けた場合、(b)は
グループの照明器具2を2つ増やし、グループの照
明器具2を2つ減らした場合である。
【0007】このグループ分けは、各照明器具2を個々
に点灯させ、点灯したものが、現在登録処理中のグルー
プに該当するならば、登録操作を行い、中央監視制御盤
1内に登録している。
に点灯させ、点灯したものが、現在登録処理中のグルー
プに該当するならば、登録操作を行い、中央監視制御盤
1内に登録している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の照明制御システムでは、オフィスのレイアウト変更
などによって、複数の照明器具に対する制御パターンを
変更する場合、以下のような問題があった。照明器具の
グループ分けを変更する場合、各照明器具のアドレスを
知る必要があるが、そのために、設計施工時の図面を参
照するか、中央監視制御盤から順にアドレスを指定した
制御信号を送出し個別に点灯させるか、天井に設置され
た照明器具のディップスイッチなどの設定を直接見て確
認する必要があった。
来の照明制御システムでは、オフィスのレイアウト変更
などによって、複数の照明器具に対する制御パターンを
変更する場合、以下のような問題があった。照明器具の
グループ分けを変更する場合、各照明器具のアドレスを
知る必要があるが、そのために、設計施工時の図面を参
照するか、中央監視制御盤から順にアドレスを指定した
制御信号を送出し個別に点灯させるか、天井に設置され
た照明器具のディップスイッチなどの設定を直接見て確
認する必要があった。
【0009】ところが、制御パターンは既に何度か変更
されていることが多く、最新のアドレスが不明確になっ
ているため、結局は、個々に点灯させて確認することが
多く、作業効率の向上が望まれていた。また、中央監視
制御盤と各照明器具とは、離れた位置に設置されている
ことが多く、1人で作業することが難しかった。更に、
アドレスの順と照明器具の配置順とは一致しているとは
限らず、制御パターンの変更作業には、多くの時間を要
していた。
されていることが多く、最新のアドレスが不明確になっ
ているため、結局は、個々に点灯させて確認することが
多く、作業効率の向上が望まれていた。また、中央監視
制御盤と各照明器具とは、離れた位置に設置されている
ことが多く、1人で作業することが難しかった。更に、
アドレスの順と照明器具の配置順とは一致しているとは
限らず、制御パターンの変更作業には、多くの時間を要
していた。
【0010】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、制御パターンの変更時に各照明器具のア
ドレスの確認が容易に出来る照明制御システムを提供す
ることを目的とする。
たものであり、制御パターンの変更時に各照明器具のア
ドレスの確認が容易に出来る照明制御システムを提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】以上のような目的を達成
するため、本発明の請求項1に係る照明制御システムで
は、照明器具のそれぞれは、所定の状態を検知する検知
手段と、照明負荷の点灯態様を変化させる点灯制御手段
と、各照明器具の個別情報を記憶する記憶手段と、検知
手段が所定の状態を検知したときに、点灯制御手段に照
明負荷の点灯態様を変化させることによって、記憶手段
に記憶された個別情報を報知する報知制御手段とを備え
る。
するため、本発明の請求項1に係る照明制御システムで
は、照明器具のそれぞれは、所定の状態を検知する検知
手段と、照明負荷の点灯態様を変化させる点灯制御手段
と、各照明器具の個別情報を記憶する記憶手段と、検知
手段が所定の状態を検知したときに、点灯制御手段に照
明負荷の点灯態様を変化させることによって、記憶手段
に記憶された個別情報を報知する報知制御手段とを備え
る。
【0012】この報知制御手段による照明負荷の点灯態
様の変化を読み取れば、各照明器具の個別情報が判る。
なお、点灯態様の変化には、点滅間隔や点滅パターンな
どの変化がある。請求項2は、請求項1の照明器具の点
灯制御手段の具体的な構成を示しており、記憶手段に記
憶された個別情報に応じて、パルス幅変調を行った信号
を送出する波形制御回路と、この波形制御回路が送出す
る信号の波形に応じて、中央監視制御盤から電力線を通
じて供給される電力を制御し、照明負荷の点灯の明暗を
変化させる安定器とを備える。
様の変化を読み取れば、各照明器具の個別情報が判る。
なお、点灯態様の変化には、点滅間隔や点滅パターンな
どの変化がある。請求項2は、請求項1の照明器具の点
灯制御手段の具体的な構成を示しており、記憶手段に記
憶された個別情報に応じて、パルス幅変調を行った信号
を送出する波形制御回路と、この波形制御回路が送出す
る信号の波形に応じて、中央監視制御盤から電力線を通
じて供給される電力を制御し、照明負荷の点灯の明暗を
変化させる安定器とを備える。
【0013】ここに安定器は、照明負荷への電力を安定
させる働きをするが、インバータの機能を備えているの
で、PWM制御を行うことによる照明負荷の調光制御が
可能である。請求項3〜5は、照明器具の検知手段の構
成を具体的に挙げており、請求項3では、この検知手段
で照明負荷の着脱を検知する。これによれば、照明負荷
(ランプ)が外れたあと、正常に取り付けられたとき
に、この照明器具の個別情報を報知するので、復旧の確
認が容易になる。
させる働きをするが、インバータの機能を備えているの
で、PWM制御を行うことによる照明負荷の調光制御が
可能である。請求項3〜5は、照明器具の検知手段の構
成を具体的に挙げており、請求項3では、この検知手段
で照明負荷の着脱を検知する。これによれば、照明負荷
(ランプ)が外れたあと、正常に取り付けられたとき
に、この照明器具の個別情報を報知するので、復旧の確
認が容易になる。
【0014】請求項4では、照明器具の検知手段は、予
め定められたワイヤレス信号の受信を検知する。これに
よって、多くは天井に取り付けられている照明器具に向
かってリモコンなどを操作するだけで、その個別情報を
知ることができる。請求項5では、照明器具の検知手段
は、中央監視制御盤から信号線を通じて送出されて来る
所定の制御信号の受信を検知する。これによって、中央
監視制御盤からパターン制御を行うと、グループに属す
る照明器具のすべてが個別情報を報知するので、グルー
プ配置の確認が簡単にできる。
め定められたワイヤレス信号の受信を検知する。これに
よって、多くは天井に取り付けられている照明器具に向
かってリモコンなどを操作するだけで、その個別情報を
知ることができる。請求項5では、照明器具の検知手段
は、中央監視制御盤から信号線を通じて送出されて来る
所定の制御信号の受信を検知する。これによって、中央
監視制御盤からパターン制御を行うと、グループに属す
る照明器具のすべてが個別情報を報知するので、グルー
プ配置の確認が簡単にできる。
【0015】請求項6〜8は、照明器具の記憶手段に記
憶する個別情報を具体的に挙げており、請求項6では、
記憶手段に予め個々に割り当てられたアドレスを記憶し
ており、報知制御手段は、検知手段が所定の状態を検知
したときに、点灯制御手段に照明負荷の点灯態様を変化
させることによって、アドレスを報知する。請求項7で
は、照明器具の記憶手段は、照明負荷の調光制御データ
を記憶しており、報知制御手段は、検知手段が所定の状
態を検知したときに、点灯制御手段に照明負荷の点灯態
様を変化させることによって、調光制御データを報知す
る。
憶する個別情報を具体的に挙げており、請求項6では、
記憶手段に予め個々に割り当てられたアドレスを記憶し
ており、報知制御手段は、検知手段が所定の状態を検知
したときに、点灯制御手段に照明負荷の点灯態様を変化
させることによって、アドレスを報知する。請求項7で
は、照明器具の記憶手段は、照明負荷の調光制御データ
を記憶しており、報知制御手段は、検知手段が所定の状
態を検知したときに、点灯制御手段に照明負荷の点灯態
様を変化させることによって、調光制御データを報知す
る。
【0016】請求項8では、照明器具の記憶手段は、安
定器の動作状態データを記憶しており、報知制御手段
は、検知手段が所定の状態を検知したときに、点灯制御
手段に照明負荷の点灯態様を変化させることによって、
安定器の動作状態データを報知する。ここに、安定器の
動作状態データには、安定器側での実際の調光レベル
や、その他動作モードなどのデータがある。
定器の動作状態データを記憶しており、報知制御手段
は、検知手段が所定の状態を検知したときに、点灯制御
手段に照明負荷の点灯態様を変化させることによって、
安定器の動作状態データを報知する。ここに、安定器の
動作状態データには、安定器側での実際の調光レベル
や、その他動作モードなどのデータがある。
【0017】請求項9,10では、照明器具の報知制御
手段が照明負荷の点灯態様を変化させて報知する個別情
報を読み取る読取装置を記載している。請求項9では、
この読取装置は、少なくとも、照明負荷の点灯態様の変
化を検知する光センサと、この光センサが検知したデー
タから、照明器具の個別情報を判別する判別手段とを備
える。
手段が照明負荷の点灯態様を変化させて報知する個別情
報を読み取る読取装置を記載している。請求項9では、
この読取装置は、少なくとも、照明負荷の点灯態様の変
化を検知する光センサと、この光センサが検知したデー
タから、照明器具の個別情報を判別する判別手段とを備
える。
【0018】請求項10では、請求項9の読取装置の光
センサの前面には、光センサの受光範囲を制限する筒を
着脱可能に備えている。ここに、筒とは、光センサの受
光範囲を制限するものであればよく、その形状は限定さ
れない。これは、請求項5において、中央監視制御盤か
らパターン制御信号を送出し、複数の照明器具が点灯態
様を変化させて個別情報を報知する場合に、個々の照明
器具の点灯を限定することができるので有益となる。
センサの前面には、光センサの受光範囲を制限する筒を
着脱可能に備えている。ここに、筒とは、光センサの受
光範囲を制限するものであればよく、その形状は限定さ
れない。これは、請求項5において、中央監視制御盤か
らパターン制御信号を送出し、複数の照明器具が点灯態
様を変化させて個別情報を報知する場合に、個々の照明
器具の点灯を限定することができるので有益となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態の一
例を図面とともに説明する。本発明に係る照明制御シス
テムの構成は、図8に示した従来の構成と同じであり、
中央監視制御盤1に接続された照明器具2の構成も、図
9の従来の構成と同じである。即ち、複数の照明器具2
は、信号線L1と電力線L2とを介して中央監視制御盤
1に接続されており、各照明器具2は、信号線L1に接
続された端末器21と、電力線L2に接続された安定器
22、照明負荷23(ランプ)とで構成され、端末器2
1と安定器22とは制御線L3で接続されている。
例を図面とともに説明する。本発明に係る照明制御シス
テムの構成は、図8に示した従来の構成と同じであり、
中央監視制御盤1に接続された照明器具2の構成も、図
9の従来の構成と同じである。即ち、複数の照明器具2
は、信号線L1と電力線L2とを介して中央監視制御盤
1に接続されており、各照明器具2は、信号線L1に接
続された端末器21と、電力線L2に接続された安定器
22、照明負荷23(ランプ)とで構成され、端末器2
1と安定器22とは制御線L3で接続されている。
【0020】図1は、照明器具2を構成する端末器21
の内部構成の一例を示したブロック図である。この端末
器21は、本発明の報知制御手段を構成し、各部を信号
制御するCPU21aと、信号線L1を通じて中央監視
制御盤1と信号を送受する送受信回路21bと、照明負
荷23の点灯の明暗を変化させるため、異なったパルス
幅変調を行ったデューティ信号を送出する第1のPWM
回路21c及び第2のPWM回路21dと、この第1と
第2のPWM回路21c,21dを切り替え制御する切
替回路21eと、安定器22から制御線L3を通じて送
出されて来る、照明負荷23の取付状態信号を検知する
検知回路21fと、ディップスイッチやEEPROM等
の不揮発性メモリなどで構成され、予めこの端末器21
(照明器具2)に割り付けられたアドレスを設定するア
ドレス設定回路21gとで構成されている。なお、アド
レスは、赤外線リモコンからのワイヤレス信号や、中央
監視制御盤1から信号線L1を通じても設定することが
出来、また、この端末器21は安定器22と一体化した
構成とすることもできる。
の内部構成の一例を示したブロック図である。この端末
器21は、本発明の報知制御手段を構成し、各部を信号
制御するCPU21aと、信号線L1を通じて中央監視
制御盤1と信号を送受する送受信回路21bと、照明負
荷23の点灯の明暗を変化させるため、異なったパルス
幅変調を行ったデューティ信号を送出する第1のPWM
回路21c及び第2のPWM回路21dと、この第1と
第2のPWM回路21c,21dを切り替え制御する切
替回路21eと、安定器22から制御線L3を通じて送
出されて来る、照明負荷23の取付状態信号を検知する
検知回路21fと、ディップスイッチやEEPROM等
の不揮発性メモリなどで構成され、予めこの端末器21
(照明器具2)に割り付けられたアドレスを設定するア
ドレス設定回路21gとで構成されている。なお、アド
レスは、赤外線リモコンからのワイヤレス信号や、中央
監視制御盤1から信号線L1を通じても設定することが
出来、また、この端末器21は安定器22と一体化した
構成とすることもできる。
【0021】通常の状態では、中央監視制御盤1から信
号線L1を通じて、アドレスを指定した、オン/オフ制
御信号あるいは調光制御信号が送出されて来ると、CP
U21aは、アドレス設定回路21gのアドレスを参照
し、自己のアドレスとの一致を確認すれば、第1のPW
M回路21cから安定器22に、制御線L3を通じて、
制御信号に応じたパルス変調した信号を送出する。これ
により、安定器22は電力線L2を通じて供給される電
力を制御して、照明負荷23を点灯/消灯/点滅制御
や、調光制御を行う。
号線L1を通じて、アドレスを指定した、オン/オフ制
御信号あるいは調光制御信号が送出されて来ると、CP
U21aは、アドレス設定回路21gのアドレスを参照
し、自己のアドレスとの一致を確認すれば、第1のPW
M回路21cから安定器22に、制御線L3を通じて、
制御信号に応じたパルス変調した信号を送出する。これ
により、安定器22は電力線L2を通じて供給される電
力を制御して、照明負荷23を点灯/消灯/点滅制御
や、調光制御を行う。
【0022】ここでは、切替回路21eは、通常、第1
のPWM回路21c側に接続されているが、検知回路2
1fが照明負荷23の取り付けを検知したときには、第
2のPWM回路21d側とに順次切り替えながら、照明
負荷23の点灯態様を変化させ、アドレス設定回路21
gに設定したアドレスを報知する。すなわち、これらに
よって、本発明の点灯制御手段を構成する。なお、この
点灯制御手段はCPU21aに組み込まれた構成でもよ
く、切替回路21eはソフト的にプログラムで制御され
るものであってもよい。
のPWM回路21c側に接続されているが、検知回路2
1fが照明負荷23の取り付けを検知したときには、第
2のPWM回路21d側とに順次切り替えながら、照明
負荷23の点灯態様を変化させ、アドレス設定回路21
gに設定したアドレスを報知する。すなわち、これらに
よって、本発明の点灯制御手段を構成する。なお、この
点灯制御手段はCPU21aに組み込まれた構成でもよ
く、切替回路21eはソフト的にプログラムで制御され
るものであってもよい。
【0023】波形制御回路である各PWM回路21c,
21dから送出される信号波形は、図2に示すようにな
っており、第1のPWM回路21cと第2のPWM回路
21dとでは、以下の式で算出されるデューティ比DR
を変えることによって、調光比を変え、明るさ(照度)
を変化させている。
21dから送出される信号波形は、図2に示すようにな
っており、第1のPWM回路21cと第2のPWM回路
21dとでは、以下の式で算出されるデューティ比DR
を変えることによって、調光比を変え、明るさ(照度)
を変化させている。
【0024】
【数1】
【0025】図3には、明るさの変化によって、アドレ
スを報知するときの例を示している。ここでは、第1の
PWM回路21cによる照度の方が、第2のPWM回路
21dによる照度に比べて高い(明るい)場合を挙げた
が、本発明はこれに限定されるものではない。このよう
に、第1PWM信号の値を「0」、第2PWM信号の値
を「1」とし、シリアル信号の組合せでアドレスを表現
すれば、この変化を読み取ることによって、照明器具2
のアドレスを判別することが出来る。
スを報知するときの例を示している。ここでは、第1の
PWM回路21cによる照度の方が、第2のPWM回路
21dによる照度に比べて高い(明るい)場合を挙げた
が、本発明はこれに限定されるものではない。このよう
に、第1PWM信号の値を「0」、第2PWM信号の値
を「1」とし、シリアル信号の組合せでアドレスを表現
すれば、この変化を読み取ることによって、照明器具2
のアドレスを判別することが出来る。
【0026】安定器22では、ランプフィラメント間の
電圧や電流を監視して、照明負荷23の着脱を検知して
いるので、照明負荷23が外れたあと、正常に取り付け
られると、端末器21では、安定器22から制御線L3
を通じて、その旨を示す信号を受け取る。すると、所定
時間、正常な点灯が行った後、点灯態様の変化によって
アドレスを報知する。
電圧や電流を監視して、照明負荷23の着脱を検知して
いるので、照明負荷23が外れたあと、正常に取り付け
られると、端末器21では、安定器22から制御線L3
を通じて、その旨を示す信号を受け取る。すると、所定
時間、正常な点灯が行った後、点灯態様の変化によって
アドレスを報知する。
【0027】以上には、所定の状態を検知する検知手段
を、照明負荷23の取付状態信号(着脱)をを検知する
検知回路21fで構成し、照明器具2の個別情報を記憶
する記憶手段を、アドレスを設定したアドレス設定回路
21gで構成した場合を説明したが、本発明では、これ
以外の検知手段、記憶手段を構成することができる。図
4は、端末器21の別の構成を示したブロック図であ
る。ここでは、図1に示した構成の検知回路21fの代
わりに、音波、電波、光波などで構成されたワイヤレス
信号sを受信するリモコン受信回路21hを備えてい
る。
を、照明負荷23の取付状態信号(着脱)をを検知する
検知回路21fで構成し、照明器具2の個別情報を記憶
する記憶手段を、アドレスを設定したアドレス設定回路
21gで構成した場合を説明したが、本発明では、これ
以外の検知手段、記憶手段を構成することができる。図
4は、端末器21の別の構成を示したブロック図であ
る。ここでは、図1に示した構成の検知回路21fの代
わりに、音波、電波、光波などで構成されたワイヤレス
信号sを受信するリモコン受信回路21hを備えてい
る。
【0028】リモコン3から送出される信号sを、リモ
コン受信回路21hで受信し、CPU21aが予め定め
られた信号sの受信を検知すれば、照明負荷23の明る
さの変化によって、個別情報を報知できる。これによっ
て、天井に設置された照明器具2に対して、わざわざデ
ィップスイッチの設定などを参照することなく、容易に
個別情報を知ることができる。なお、リモコン3には、
従来、アドレス設定用に用いているリモコンを使用でき
る。
コン受信回路21hで受信し、CPU21aが予め定め
られた信号sの受信を検知すれば、照明負荷23の明る
さの変化によって、個別情報を報知できる。これによっ
て、天井に設置された照明器具2に対して、わざわざデ
ィップスイッチの設定などを参照することなく、容易に
個別情報を知ることができる。なお、リモコン3には、
従来、アドレス設定用に用いているリモコンを使用でき
る。
【0029】更に、図5に、端末器21の別の構成を示
している。ここでは、図1に示した構成の検知回路21
fが、制御線L3ではなく信号線L1に接続されてい
る。検知回路21fは、中央監視制御盤1から信号線L
1を通じて送出されて来る所定の制御信号の受信を検知
しており、中央監視制御盤1から一斉に制御信号を送出
すれば、各照明器具2が同時に個別情報を報知する。こ
れは、パターン制御のためのグループ分けを行った後
の、各照明器具2のアドレスを確認するときに利用すれ
ばよい。
している。ここでは、図1に示した構成の検知回路21
fが、制御線L3ではなく信号線L1に接続されてい
る。検知回路21fは、中央監視制御盤1から信号線L
1を通じて送出されて来る所定の制御信号の受信を検知
しており、中央監視制御盤1から一斉に制御信号を送出
すれば、各照明器具2が同時に個別情報を報知する。こ
れは、パターン制御のためのグループ分けを行った後
の、各照明器具2のアドレスを確認するときに利用すれ
ばよい。
【0030】また、検知手段は、上記したものの他、振
動センサであってもよく、この場合、照明器具2が軽く
叩かれれば、この振動を契機として個別情報を報知す
る。一方、記憶手段に記憶する個別情報には、照明器具
2のアドレスの他に、以下のような2種類の情報があ
る。そのため、図1,4,5に示した構成のそれぞれに
おいて、アドレス設定回路21gとは別に、記憶手段と
してメモリ(不図示)を備えている。
動センサであってもよく、この場合、照明器具2が軽く
叩かれれば、この振動を契機として個別情報を報知す
る。一方、記憶手段に記憶する個別情報には、照明器具
2のアドレスの他に、以下のような2種類の情報があ
る。そのため、図1,4,5に示した構成のそれぞれに
おいて、アドレス設定回路21gとは別に、記憶手段と
してメモリ(不図示)を備えている。
【0031】記憶手段は、照明負荷23の調光制御デー
タを記憶する。これによって、リモコン3から所定の信
号sの送出等を行えば、照明負荷23の点灯態様の変化
によって、調光制御データを知ることができる。また、
記憶手段は、安定器22の動作状態データを記憶する。
端末器21では、リモコン3から所定の信号sを受信し
たときや、安定器22の動作状態に変化があったときな
どに、制御線L3を通じて安定器22から動作状態デー
タを受け、記憶手段に記憶する。そして、リモコン3か
ら所定の信号sを受信したとき等に、照明負荷23の点
灯態様を変化させ、安定器22側での実際の調光レベル
や、予熱モードなどの動作モード等を報知する。
タを記憶する。これによって、リモコン3から所定の信
号sの送出等を行えば、照明負荷23の点灯態様の変化
によって、調光制御データを知ることができる。また、
記憶手段は、安定器22の動作状態データを記憶する。
端末器21では、リモコン3から所定の信号sを受信し
たときや、安定器22の動作状態に変化があったときな
どに、制御線L3を通じて安定器22から動作状態デー
タを受け、記憶手段に記憶する。そして、リモコン3か
ら所定の信号sを受信したとき等に、照明負荷23の点
灯態様を変化させ、安定器22側での実際の調光レベル
や、予熱モードなどの動作モード等を報知する。
【0032】次に、照明器具2の照明負荷23の点灯態
様の変化を読み取る読取装置について説明する。図6
は、読取装置4の内部構成の一例を示したブロック図で
ある。この読取装置4は、光センサ(受光素子41a)
を備えた読取検知部41と、パーソナルコンピュータな
どで構成され、照明器具2の個別情報の判別手段である
読取処理部42とで構成されており、両者はインタフェ
ース(IF)43を通じて接続され、データ信号が送受
される。
様の変化を読み取る読取装置について説明する。図6
は、読取装置4の内部構成の一例を示したブロック図で
ある。この読取装置4は、光センサ(受光素子41a)
を備えた読取検知部41と、パーソナルコンピュータな
どで構成され、照明器具2の個別情報の判別手段である
読取処理部42とで構成されており、両者はインタフェ
ース(IF)43を通じて接続され、データ信号が送受
される。
【0033】受光素子41aで検知された光信号は、電
気信号に変換され、増幅回路41bで増幅される。積分
回路1(41c)では、増幅された信号を比較的長い時
定数で積分し、通常の雰囲気の明るさレベル(照度)を
算出する。一方、積分回路2(41d)では、通常、調
光のために100〜120Hz程度の間で変化している
光変化は検出せず、人が目でみてその変化が判る程度の
光変化を検出するために、増幅回路41bで増幅された
信号を、比較的短い時定数で積分する。双方の積分回路
41c,41dで積分された信号は、ヒステリシスを有
した比較回路41eに入力され、通常の明るさレベルに
対する変化した明るさが正確に取り出される。比較回路
41eは、明るさレベルの変化を、「0」、「1」の信
号波形に変換し(図3参照)、インタフェース43を介
して読取処理部42に送出する。
気信号に変換され、増幅回路41bで増幅される。積分
回路1(41c)では、増幅された信号を比較的長い時
定数で積分し、通常の雰囲気の明るさレベル(照度)を
算出する。一方、積分回路2(41d)では、通常、調
光のために100〜120Hz程度の間で変化している
光変化は検出せず、人が目でみてその変化が判る程度の
光変化を検出するために、増幅回路41bで増幅された
信号を、比較的短い時定数で積分する。双方の積分回路
41c,41dで積分された信号は、ヒステリシスを有
した比較回路41eに入力され、通常の明るさレベルに
対する変化した明るさが正確に取り出される。比較回路
41eは、明るさレベルの変化を、「0」、「1」の信
号波形に変換し(図3参照)、インタフェース43を介
して読取処理部42に送出する。
【0034】読取処理部42では、CPUなどで構成さ
れた判別回路42aが、送出されてきたデータを解読し
て、照明器具2の個別情報を判別し、CRTや液晶画面
などで構成された表示部42bに表示する。なお、図中
の42cは、キーボードや各種スイッチなどで構成され
た操作部である。図7には、読取装置4の外観の一例を
示している。
れた判別回路42aが、送出されてきたデータを解読し
て、照明器具2の個別情報を判別し、CRTや液晶画面
などで構成された表示部42bに表示する。なお、図中
の42cは、キーボードや各種スイッチなどで構成され
た操作部である。図7には、読取装置4の外観の一例を
示している。
【0035】ここでは、読取検知部41の光センサ(受
光素子41a)の前面に、受光範囲を制限する筒(フー
ド)44を取り付けた場合を示している。この筒44は
着脱可能になっており、この筒44を取り付けることに
よって、視野角θが制限されるので、受光素子41a
は、特定の照明器具2の個別情報のみを読み取ることが
できる。したがって、この読取装置4の読取精度の向上
が図れる。
光素子41a)の前面に、受光範囲を制限する筒(フー
ド)44を取り付けた場合を示している。この筒44は
着脱可能になっており、この筒44を取り付けることに
よって、視野角θが制限されるので、受光素子41a
は、特定の照明器具2の個別情報のみを読み取ることが
できる。したがって、この読取装置4の読取精度の向上
が図れる。
【0036】この筒44の取り付けを行うことによっ
て、中央監視制御盤1からパターン制御信号を送出し、
複数の照明器具2が同時に照明負荷23の点灯態様を変
化させて個別情報を報知した場合であっても、他の照明
器具2からの干渉を防いで、1つの照明器具2の点灯の
みを読み取ることが出来る。
て、中央監視制御盤1からパターン制御信号を送出し、
複数の照明器具2が同時に照明負荷23の点灯態様を変
化させて個別情報を報知した場合であっても、他の照明
器具2からの干渉を防いで、1つの照明器具2の点灯の
みを読み取ることが出来る。
【0037】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の請求項
1に記載の照明制御システムによれば、照明器具のそれ
ぞれに、所定の状態を検知したときに、照明負荷の点灯
態様を変化させて個別情報を報知する手段を備えたの
で、この照明負荷の点灯態様の変化を読み取れば、各照
明器具の個別情報が容易に判別できる。したがって、従
来に比べ、個別情報の確認が簡単になり、レイアウト変
更時などの作業効率が向上する。
1に記載の照明制御システムによれば、照明器具のそれ
ぞれに、所定の状態を検知したときに、照明負荷の点灯
態様を変化させて個別情報を報知する手段を備えたの
で、この照明負荷の点灯態様の変化を読み取れば、各照
明器具の個別情報が容易に判別できる。したがって、従
来に比べ、個別情報の確認が簡単になり、レイアウト変
更時などの作業効率が向上する。
【0038】請求項2では、各照明器具は、パルス幅変
調を行い照明負荷の点灯の明暗を変化させることで、個
別情報を報知する。したがって、簡単な構成で個別情報
の報知が実現できる。請求項3によれば、照明負荷が外
れたあと、正常に取り付けられれば、これを検知して、
この照明器具の個別情報を報知することができるので、
照明負荷の取付状態の復旧が容易に確認できる。
調を行い照明負荷の点灯の明暗を変化させることで、個
別情報を報知する。したがって、簡単な構成で個別情報
の報知が実現できる。請求項3によれば、照明負荷が外
れたあと、正常に取り付けられれば、これを検知して、
この照明器具の個別情報を報知することができるので、
照明負荷の取付状態の復旧が容易に確認できる。
【0039】請求項4によれば、予め定められたワイヤ
レス信号の受信を検知すれば、個別情報を報知する構成
になっているので、天井に取り付けられている照明器具
に向かって、リモコンなどを操作するだけで個別情報が
わかり、わざわざ実際に、照明器具の内部設定を見る必
要が無い。請求項5によれば、中央監視制御盤から所定
の制御信号が送出されて来れば、個別情報を報知するの
で、中央監視制御盤1から一斉に制御信号を送出して、
複数の照明器具のそれぞれの個別情報を同時に知ること
が出来る。
レス信号の受信を検知すれば、個別情報を報知する構成
になっているので、天井に取り付けられている照明器具
に向かって、リモコンなどを操作するだけで個別情報が
わかり、わざわざ実際に、照明器具の内部設定を見る必
要が無い。請求項5によれば、中央監視制御盤から所定
の制御信号が送出されて来れば、個別情報を報知するの
で、中央監視制御盤1から一斉に制御信号を送出して、
複数の照明器具のそれぞれの個別情報を同時に知ること
が出来る。
【0040】請求項6によれば照明器具のアドレスが、
請求項7によれば照明負荷の調光制御データが、請求項
8によれば安定器の動作状態データが、それぞれ、照明
負荷の点灯態様の変化によって判る。特に請求項6で
は、アドレスが容易に確認できるので、パターン制御の
ための照明器具のグループ分けの変更作業が迅速に行え
る。
請求項7によれば照明負荷の調光制御データが、請求項
8によれば安定器の動作状態データが、それぞれ、照明
負荷の点灯態様の変化によって判る。特に請求項6で
は、アドレスが容易に確認できるので、パターン制御の
ための照明器具のグループ分けの変更作業が迅速に行え
る。
【0041】請求項9によれば、照明負荷の点灯態様の
変化を読取装置で読み取って、照明器具の個別情報を判
別することができる。したがって、照明器具が設置され
た現場にこの読取装置を持っていけば、アドレスなどの
個別情報が容易に判る。請求項10によれば、読取装置
の受光範囲を制限することができるので、複数の照明器
具が点灯態様を変化させて個別情報を報知している場合
でも、特定の照明器具の個別情報のみを読み取ることが
できる。したがって、中央監視制御盤からパターン制御
信号を送出した場合であって、各照明器具のアドレスを
確認するときに有効に利用できる。
変化を読取装置で読み取って、照明器具の個別情報を判
別することができる。したがって、照明器具が設置され
た現場にこの読取装置を持っていけば、アドレスなどの
個別情報が容易に判る。請求項10によれば、読取装置
の受光範囲を制限することができるので、複数の照明器
具が点灯態様を変化させて個別情報を報知している場合
でも、特定の照明器具の個別情報のみを読み取ることが
できる。したがって、中央監視制御盤からパターン制御
信号を送出した場合であって、各照明器具のアドレスを
確認するときに有効に利用できる。
【図1】本発明に係る照明制御システムの端末器の内部
構成の一例を示すブロック図である。
構成の一例を示すブロック図である。
【図2】波形制御回路から送出される信号波形の一例を
示す図である。
示す図である。
【図3】報知制御手段による個別情報の報知を説明する
ための図である。
ための図である。
【図4】本発明に係る照明制御システムの端末器の別の
構成の一例を示すブロック図である。
構成の一例を示すブロック図である。
【図5】本発明に係る照明制御システムの端末器の別の
構成の一例を示すブロック図である。
構成の一例を示すブロック図である。
【図6】本発明に係る照明制御システムの読取装置の内
部構成の一例を示すブロック図である。
部構成の一例を示すブロック図である。
【図7】図6に示した読取装置の構成の一例を示す外観
図である。
図である。
【図8】照明制御システムの構成を示す図である。
【図9】照明器具の構成を示す図である。
【図10】従来の照明制御システムの端末器の内部構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図11】照明器具のグループ分けの例を示した図であ
る。
る。
1・・・中央監視制御盤 2・・・照明器具 21・・・端末器 21a・・・CPU 21c・・・第1のPWM回路 21d・・・第2のPWM回路 21e・・・切替回路 21f・・・検知回路 21g・・・アドレス設定回路 21h・・・リモコン受信回路 22・・・安定器 23・・・照明負荷 3・・・リモコン 4・・・読取装置 41・・・読取検知部 41a・・・受光素子 42・・・読取処理部 42a・・・判別回路 44・・・筒 L1・・・信号線 L2・・・電力線
Claims (10)
- 【請求項1】中央監視制御盤に信号線と電力線とを介し
て、複数の照明器具を接続し、中央監視制御盤から上記
信号線を通じて、各照明器具に割り当てられたアドレス
を付加した制御信号を送出して、各照明器具の点灯制御
を行う構成の照明制御システムにおいて、 上記照明器具のそれぞれは、所定の状態を検知する検知
手段と、 照明負荷の点灯態様を変化させる点灯制御手段と、 各照明器具の個別情報を記憶する記憶手段と、 上記検知手段が所定の状態を検知したときに、上記点灯
制御手段に照明負荷の点灯態様を変化させることによっ
て、上記記憶手段に記憶された個別情報を報知する報知
制御手段とを備えたことを特徴とする照明制御システ
ム。 - 【請求項2】請求項1において、 上記照明器具の点灯制御手段は、 上記記憶手段に記憶された個別情報に応じて、パルス幅
変調を行った信号を送出する波形制御回路と、 この波形制御回路が送出する信号の波形に応じて、上記
中央監視制御盤から電力線を通じて供給される電力を制
御し、照明負荷の点灯の明暗を変化させる安定器とを備
えていることを特徴とする照明制御システム。 - 【請求項3】請求項1あるいは2において、 上記照明器具の検知手段は、照明負荷の着脱を検知する
ことを特徴とする照明制御システム。 - 【請求項4】請求項1あるいは2において、 上記照明器具の検知手段は、予め定められたワイヤレス
信号の受信を検知することを特徴とする照明制御システ
ム。 - 【請求項5】請求項1あるいは2において、 上記照明器具の検知手段は、上記中央監視制御盤から上
記信号線を通じて送出されて来る所定の制御信号の受信
を検知することを特徴とする照明制御システム。 - 【請求項6】請求項1〜5のいずれかにおいて、 上記照明器具の記憶手段は、個別情報として、予め個々
に割り当てられたアドレスを記憶しており、 上記報知制御手段は、上記検知手段が所定の状態を検知
したときに、上記点灯制御手段に照明負荷の点灯態様を
変化させることによって、上記アドレスを報知すること
を特徴とする照明制御システム。 - 【請求項7】請求項1〜5のいずれかにおいて、 上記照明器具の記憶手段は、個別情報として、照明負荷
の調光制御データを記憶しており、 上記報知制御手段は、上記検知手段が所定の状態を検知
したときに、上記点灯制御手段に照明負荷の点灯態様を
変化させることによって、上記調光制御データを報知す
ることを特徴とする照明制御システム。 - 【請求項8】請求項2〜5のいずれかにおいて、 上記照明器具の記憶手段は、個別情報として、上記安定
器の動作状態データを記憶しており、 上記報知制御手段は、上記検知手段が所定の状態を検知
したときに、上記点灯制御手段に照明負荷の点灯態様を
変化させることによって、上記動作状態データを報知す
ることを特徴とする照明制御システム。 - 【請求項9】請求項1〜8のいずれかにおいて、 上記照明器具の報知制御手段が照明負荷の点灯態様を変
化させて報知する個別情報を読み取る読取装置を更に備
えており、 上記読取装置は、少なくとも、上記照明負荷の点灯態様
の変化を検知する光センサと、この光センサが検知した
データから、照明器具の個別情報を判別する判別手段と
を備えたことを特徴とする照明制御システム。 - 【請求項10】請求項9において、 上記読取装置の光センサの前面には、光センサの受光範
囲を制限する筒を着脱可能に備えていることを特徴とす
る照明制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8311793A JPH10154585A (ja) | 1996-11-22 | 1996-11-22 | 照明制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8311793A JPH10154585A (ja) | 1996-11-22 | 1996-11-22 | 照明制御システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10154585A true JPH10154585A (ja) | 1998-06-09 |
Family
ID=18021525
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8311793A Pending JPH10154585A (ja) | 1996-11-22 | 1996-11-22 | 照明制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10154585A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000012242A (ja) * | 1998-06-25 | 2000-01-14 | Matsushita Electric Works Ltd | 照明制御システム |
JP2001155869A (ja) * | 1999-11-25 | 2001-06-08 | Matsushita Electric Works Ltd | 照明装置 |
JP2002050487A (ja) * | 2000-08-04 | 2002-02-15 | Mitsubishi Electric Corp | 照明器具 |
JP2012045964A (ja) * | 2010-08-24 | 2012-03-08 | Nec Access Technica Ltd | 室内灯制御装置 |
JP2015197958A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-09 | Necライティング株式会社 | 照明制御用受信装置、照明装置および照明制御用送受信装置 |
JP2015532793A (ja) * | 2012-07-20 | 2015-11-12 | コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. | ネットワーク照明装置及び当該照明装置用の自身を識別し、そのネットワークアドレスを通信する方法 |
JP2017533564A (ja) * | 2014-11-10 | 2017-11-09 | シュレーダー | 光源ネットワークの運用及び拡張の方法 |
JP2020509509A (ja) * | 2017-01-03 | 2020-03-26 | ブリリアント ホーム テクノロジー, インコーポレイテッドBrilliant Home Technology, Inc. | タッチ制御溝を備えた家庭用装置コントローラ |
JP2021189921A (ja) * | 2020-06-02 | 2021-12-13 | Global Mobility Service株式会社 | 電気装置遠隔制御システム、端末装置、サーバ、電気装置遠隔制御方法、電気装置遠隔制御プログラム及び記憶媒体 |
-
1996
- 1996-11-22 JP JP8311793A patent/JPH10154585A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US10561002B2 (en) | 2014-11-10 | 2020-02-11 | Schreder | Method for the operation and expansion of a network of lights |
US11552826B2 (en) | 2014-11-10 | 2023-01-10 | Schreder | Method for the operation and expansion of a network of lights |
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JP2021189921A (ja) * | 2020-06-02 | 2021-12-13 | Global Mobility Service株式会社 | 電気装置遠隔制御システム、端末装置、サーバ、電気装置遠隔制御方法、電気装置遠隔制御プログラム及び記憶媒体 |
JP2021190133A (ja) * | 2020-06-02 | 2021-12-13 | Global Mobility Service株式会社 | 電気装置遠隔制御システム、端末装置、サーバ、電気装置遠隔制御方法、電気装置遠隔制御プログラム及び記憶媒体 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020903 |