JP2002110366A - 照明制御監視システム - Google Patents

照明制御監視システム

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JP2002110366A
JP2002110366A JP2000297239A JP2000297239A JP2002110366A JP 2002110366 A JP2002110366 A JP 2002110366A JP 2000297239 A JP2000297239 A JP 2000297239A JP 2000297239 A JP2000297239 A JP 2000297239A JP 2002110366 A JP2002110366 A JP 2002110366A
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Hidenori Nishigaki
英則 西垣
Kenji Takahashi
健治 高橋
Toshihiko Sasai
敏彦 笹井
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 照明制御監視システムにおいて、照明負荷の
点消灯監視端末器と制御端末器に設けられている各種情
報データ又は情報データを設定する際には、情報データ
設定器を直接各端末器に接続するために、各端末器の形
状寸法が大きく、かつ、情報データの設定作業が繁雑で
あった。 【解決手段】 照明負荷を点消灯制御する監視端末器1
2,13と制御端末器14,15及び設定器21を伝送
線11にそれぞれ接続し、監視端末器の複数の操作スイ
ッチを同時オン操作させて、監視端末器の識別IDを伝
送線に送出可能とし、この識別IDを基に、各端末器の
アドレスや照明負荷の点消灯制御データを設定器から伝
送線を介して書込記憶する照明制御監視システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の照明負荷等
を点消灯及び調光する分散型照明制御監視システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、屋内外の複数の照明負荷を点消灯
及び調光制御を集中的に操作すると共に、照明負荷の点
消灯状態を監視する照明制御監視ステムが用いられてい
る。
【0003】この照明制御監視システムの概要につい
て、図19を用いて説明する。図19(a)は、集中監
視型照明制御監視システムを示し、図19(b)は分散
型照明制御監視システムである。
【0004】図19(a)に示すように集中型照明制御
監視システムは、親監視装置101に伝送線102を介
して監視端末器103と、制御端末器A104及び制御
端末器B105が接続されている。
【0005】前記親監視装置101は、例えば、ビルの
場合は、中央監視室、又は各フロワーに設置されてお
り、後述する照明負荷の点消灯を監視すると共に、照明
負荷を遠隔で点消灯可能であり、さらに、居室やフロワ
ーあるいは時間帯によって、照明負荷の点消灯条件を制
御できるようになっている。
【0006】前記監視端末器103は、例えば、ビルの
各フロワーやフロワーを区分するブロック等の壁面の特
定場所に設置され、この監視端末器103に設けられた
スイッチを操作することで、フロワー全体又はフロワー
を区分するブロックの照明負荷の点消灯が行えるように
なっている。
【0007】前記制御端末器A104及びB105に
は、複数の照明負荷を複数グループ化した照明負荷10
6、107がそれぞれ接続されている。これら制御端末
器A104,B105には、複数のグループ化された照
明負荷106,107が照明電源と接続オン・オフを行
う複数のリレースイッチが備えられている。
【0008】前記監視端末器103のスイッチがオン操
作されると、このスイッチの情報が前記親監視装置10
1に伝送される。前記親監視装置101には、内蔵され
ている記憶部に監視端末器103のスイッチ毎の制御端
末器104、105に接続されている照明負荷106,
107を点消灯制御する点消灯制御データが記憶されて
いる。
【0009】つまり、前記監視端末器103のスイッチ
が操作されると、そのスイッチ情報が親監視装置101
に伝送線102を介して伝送され、親監視装置101
は、伝送された監視端末器103の操作スイッチ情報に
該当する点消灯データを読み出し、そのデータを制御端
末器104又は105の点消灯制御信号に変換して、伝
送線102を介して、制御端末器104又は105に伝
送する。制御端末器104又は105は親監視装置10
1からの点消灯制御信号の基で、照明負荷106,10
7の該当グループの照明電源を供給するリレースイッチ
を操作させるようになっている。
【0010】さらに、前記制御端末器104,105
は、親監視装置101に対して、照明負荷の点消灯状態
を示す状態信号を前記伝送線102を介して送出させて
おり、親監視装置101は、前記制御端末器104,1
05から伝送された状態信号の基で、照明負荷の点消灯
状態をディスプレーやランプ等で表示させている。
【0011】これにより、親監視装置101は、照明負
荷全体の点消灯状態が常時把握でき、かつ照明負荷の点
消灯は、親監視装置101と監視端末器103から操作
可能となる。
【0012】この集中型照明制御監視システムは、複数
の照明負荷を監視端末器103で点消灯させるために、
親監視装置101には複数の点消灯制御データを記憶さ
せる必要がある。この集中型照明制御監視システムは、
親監視装置101に故障が生じると、照明負荷の点消灯
制御ができなくなるために、大型ビルや屋外の広域照明
等の防災監視体制が確立できる場合に多く用いられてい
る。
【0013】一方、中小ビル等の比較的規模の小さい照
明制御監視は、図19(b)に示す分散型照明制御監視
システムが用いられる。この分散型照明制御システム
は、例えば、各フロワー毎の壁面に設けられた監視端末
器111を伝送線112を介して、そのフロワーに設置
されている複数の照明負荷を点消灯制御する複数の制御
端末器A113及びB114に接続させている。、この
制御端末器A113B114には、複数の照明負荷を複
数グループ化された照明負荷115、116が接続さ
れ、かつ、それら照明負荷115,116のグループ化
された照明負荷毎にリレースイッチが内蔵されている。
【0014】前記監視端末器111は、前述の監視端末
器103と異なり、前記制御端末器A113及びB11
4に接続されている照明負荷115,116を点消灯す
る制御データが内蔵されている。この監視端末器111
の操作スイッチが操作されると、その操作スイッチに対
応する点消灯制御データを用いて、制御端末器A113
又はB114の照明負荷115又は116を点消灯制御
する信号を生成供給されている。また、制御端末器A1
13、B114は、各照明負荷115,116の点消灯
状態信号を生成して前記監視端末器111で伝送し、そ
の状態信号の基で、監視端末器111に照明負荷の点消
灯状態をLEDやランプ等で表示させている。
【0015】これら集中型及び分散型照明制御監視シス
テムにおいて、親監視装置101及び監視端末器111
に内蔵されている点消灯制御データを変更修正する際に
は、親監視装置101及び監視端末器111に直接制御
データ変更修正用の設定器を接続してデータの変更修正
を行うが、特に、分散型の監視端末器111は、表面カ
バーを開いて、点消灯制御データを記憶している不揮発
性記憶部にデータ変更修正用の設定器117を接続し
て、かつ、記憶部を制御データ変更修正モードに設定し
て制御データの変更修正を行っている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従来の照明制御監視シ
ステムにおいて、集中型は、広域の防災監査体制とシス
テムバックアップ体制が得られる大型ビルや広域屋外の
照明制御監視に用いられている。このため、親監視装置
101の形状は大型化となり、照明負荷を点消灯する制
御データを変更修正する際のデータ設定器の接続も容易
である。また、監視端末器103は、操作スイッチの状
態情報を親監視装置101に送出する機能を有すれば良
く、小型形状で生成できる。
【0017】分散型は、比較的狭い領域の照明負荷を制
御監視するために、監視端末器111に制御端末器11
3,114を介して照明負荷115,116の点消灯指
示するスイッチと、それらのスイッチ操作に応じた照明
負荷点消灯制御データを記憶させる記憶部と、制御端末
器113,114との各種信号の授受機能を有してお
り、及び壁面に設置可能とするために、全体形状が小型
化されることが望まれている。
【0018】この監視端末器111に記憶されている照
明負荷点消灯制御データを設定及び変更する際には、壁
面に設置されている監視端末器111のカバーを開い
て、内蔵されている記憶部に設定器117を直接接続
し、かつ、記憶部のモード選択スイッチを用いてデータ
設定変更モードに選定する必要がある。
【0019】この監視端末器111の内部構成につい
て、図20を用いて説明する。この図20の図中の符号
121は、データ記憶用メモリと各種入力ポートと出力
ポートを有し、かつ、各種制御信号及びデータを処理す
る機能を有するLSIデバイスである。このLSIデバ
イス121には、このLSIデバイス121から伝送線
112に対して照明負荷点消灯制御信号を出力する出力
ポート121aと、前記制御端末器113,114のリ
レースイッチと対応した複数の操作信号の入力ポート1
12a〜122nと、LSIデバイス121の動作モー
ドの一部である、例えば、照明負荷点消灯制御データの
書込変更用のデータ書き込みポート125等が設けられ
ている。前記入力ポート122a〜122nには、電位
+Vが抵抗123a〜123nを介して供給されてい
る。さらに、前記入力ポート122a〜122nと前記
抵抗123a〜123nとの接続点と接地との間には、
操作スイッチ124a〜124nが接続されている。
【0020】また、前記LSIデバイス121のデータ
書込変更ポート125には、抵抗126を介して、前記
電位+Vが供給され、データ書込変更ポート125と抵
抗126の接続点には、識別情報送信スイッチ127を
介して接地されている。
【0021】このような監視端末器111のLSIデバ
イス121の入力ポート122a〜122nとデータ書
込変更ポート125は、前記電位+Vから抵抗123a
〜123n及び126を介して供給された電位でハイレ
ベルに保持される。
【0022】この状態で、操作スイッチ124aがオン
されると、入力ポート122aは、操作スイッチ124
aによって接地されるために、ローレベルとなる。この
入力ポート122aがローレベルとなると、LSIデバ
イス121は操作スイッチ124aで制御される照明点
消灯制御データを読み出し、その読み出した点消灯制御
データの基で、制御端末器113又は114に接続され
る照明負荷115又は116の点消灯制御信号を生成し
て前記伝送線112に送信する。
【0023】次に、操作スイッチ127がオンされる
と、前記データ書込変更ポート125がローレベルとな
り、LSIデバイス121は、データ書込変更モードに
設定され、前記設定器117を図示していない接続端子
を介して、LSIデバイス121に接続して点消灯制御
データの書き込み又は変更を行う。
【0024】このような内部構成を狭い筐体内に設置さ
れた監視端末器111に、設定器117を接続するスペ
ースとLSIデバイス121のデータ書き込みモードス
イッチ127を始めとする図示していない各種モードス
イッチを設けるスペースを確保すると監視端末器111
の全体形状が大型化する課題があった。
【0025】また、例えば集中型で用いられている監視
端末器103の筐体を用いて、文作型の監視端末器11
1を形成すると、LSIデバイス121と各種モード選
択スイッチを設置するために前記設定器117の接続と
モード選択スイッチの設置スペースが狭くなり、データ
書込変更作業が煩雑となる課題があった。
【0026】本発明は、壁面に設置され、かつ、既存の
スイッチ類と略同一形状の監視端末器を用いて伝送線を
介して、監視端末器や制御端末器と設定器の各種情報や
制御データの授受と複数の照明負荷の点消灯制御監視を
可能とする照明制御監視システムを提供することを目的
とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の照明
制御監視システムは、複数の照明負荷を点消灯制御する
と共に、照明負荷の点消灯状態を示す状態情報を送出す
る制御端末器と;前記制御端末器に対して、伝送線を介
して照明負荷の点消灯制御信号を供給すると共に、前記
制御端末器による照明負荷の点消灯状態を監視する監視
端末器と;前記監視端末器に事前設定されている個別の
識別情報と前記制御端末器に対してアドレス情報及び照
明負荷を点消灯制御する複数の点消灯制御データとを記
憶する監視端末器の不揮発性記憶部と;前記監視端末器
の不揮発性記憶部に記憶されている複数の点消灯制御用
データから特定の点消灯制御データを選択し、前記伝送
線を介して前記制御端末器に送信指示入力する指示入力
部と;前記指示入力部から指示入力された点消灯制御デ
ータを前記不揮発性記憶部から前記伝送線に送信制御さ
せると共に、前記指示入力部から特定の指示入力がされ
た際に、前記不揮発性記憶部から監視端末器の識別情報
を前記伝送線に送信制御させる送信制御部と;を具備し
たことを特徴とする。
【0028】また、本発明の請求項1の照明制御監視シ
ステムの指示入力部は、複数の点消灯制御データから特
定の点消灯データを選択指示入力する複数のスイッチか
らなり、この複数のスイッチの内、特定のスイッチ又は
全スイッチが同時にオンされた際に、前記送信制御部は
前記不揮発性記憶部から監視端末器の識別情報を前記伝
送線に送信するように制御することを特徴とする。
【0029】さらに、本発明の請求項1の照明制御監視
システムの監視端末器は、照明領域の照度計測用センサ
を有し、かつ、前記不揮発性記憶部に前記照度計測用セ
ンサーで計測された照度の基で、前記制御端末器に供給
する複数の点消灯制御データが記憶されている照度セン
サ端末器で、この照度センサ端末器で所定の値の照度が
所定の時間以上計測された際に、前記送信制御部は、前
記不揮発性記憶部から前記照度センサ端末器の識別情報
を前記伝送線に送信するように制御することを特徴とす
る。
【0030】本発明とこれ以降の発明に用いる用語とそ
の技術的意味は、次の通りである。
【0031】本発明の制御端末器とは、複数のリレース
イッチを有し、この各リレースイッチの一端には駆動用
電源が接続され、他端にはグループ化された複数の照明
負荷がそれぞれ接続されている。なお、照明負荷には、
照明器具と居室のブラインド及びカーテン等を駆動させ
る電動機を含んでいる。さらに、前記複数のリレースイ
ッチには、後述する監視端末器から伝送される照明負荷
の点消灯制御データを基に生成された制御信号でオン・
オフ制御するものである。
【0032】つまり、監視端末器からある制御端末器に
対して、その制御端末器のあるリレースイッチをオンす
る制御データが伝送されると、そのリレースイッチがオ
ンされて、オンされたリレースイッチに接続されたグル
ープの照明負荷に照明電源が供給されて点灯する。ま
た、グループの照明負荷が点灯されている際に、前記監
視端末器からその照明負荷を消灯する制御データが照明
負荷を点灯しているリレースイッチを有する制御端末器
に伝送されると、その制御端末器は、照明負荷を点灯し
ているリレースイッチをオフさせて照明負荷を消灯させ
る。
【0033】なお、前記監視端末器から照明負荷を点灯
させる制御データに加えて、照明負荷の調光点灯させる
制御信号が伝送された際には、制御端末器は、その照明
負荷の点灯と共に、照明電源の点灯電力量を指定調光量
となるように制御する機能も有している。
【0034】さらに、前記制御端末器は、前記リレース
イッチのオン・オブ状態を示す状態信号を生成して、前
記伝送線に送信する機能を備えている。
【0035】本発明の監視端末器とは、前記制御端末器
に設けられている複数のリレースイッチをオン・オフさ
せて、複数の照明負荷を点消灯制御する複数の点消灯制
御データを記憶させる不揮発性記憶部と、前記データと
各種信号を処理する機能を有するLSIデバイスで構成
されており、このLSIデバイスの各種入力ポートに複
数の点消灯制御データを選択指定する複数の操作スイッ
チと、その操作スイッチの入力指示に従い、不揮発性記
憶部に記憶されている点消灯データを読み出し、その読
み出した制御データを前記制御端末器に出力するもので
ある。
【0036】また、前記制御端末器から送信された照明
負荷の点消灯状態を示す状態信号を受信して、各グルー
プ化された照明負荷の点消灯状態を表示する。この点消
灯状態の表示としては、前記操作スイッチに併設された
LED又はランプによって、表示する方法が用いられ
る。
【0037】さらに、本発明の前記監視端末器と前記制
御端末器個々には、製造時に識別情報が付加されてい
る。この識別情報とは、監視端末器と制御端末器個々に
付された識別ID番号で、前記照明負荷の複数の点消灯
制御データを作成したり、あるいはその点消灯制御デー
タで制御する制御端末器やその制御端末器のリレースイ
ッチを特定する際に、監視端末器や制御端末器を識別す
るために付されているものである。
【0038】本発明の照度センサ端末器は、照明照度を
計測する照度センサを備え、その照度センサで計測した
照度によって、照明負荷の点灯調光させるものである。
【0039】なお、この照度センサ端末器により計測し
た照度によって、例えば会議室の制御端末器にブライン
ド用モータを接続し、会議室でプロジェクターなどを使
用するために、監視端末器からブラインド昇降用制御デ
ータが制御端末器に伝送され、ブラインドが降下された
ら、会議室の照明負荷を消灯又はプロジェクターを使用
するための最適調光に照明負荷を点灯させ、ブラインド
を上昇させると照明負荷を再点灯するなどの制御を行う
こともある。
【0040】本発明の請求項1の照明制御監視システム
により、監視端末器に事前に設定されている識別情報
は、監視端末器に識別情報送出用のモードを選択する入
力スイッチを設ける必要もなく、監視端末器に設けられ
ている複数の操作スイッチの内、特定の操作スイッチ又
は全操作スイッチを同時にオンさせ、この操作スイッチ
のオン状態をアンドゲート回路で判定することで、識別
情報の送出モードに設定可能となり、かつ、伝送線から
その識別情報を容易に読み取り可能となった。
【0041】本発明の請求項4の照明制御監視システム
は、事前設定された識別情報と別途設定されるアドレス
情報を記憶する不揮発性記憶部を有し、複数の照明負荷
を点消灯制御すると共に、照明負荷の点消灯滋養を示す
状態情報を送出する制御端末器と;事前設定された識別
情報と前記制御端末器に対して供給する複数の点消灯制
御データを記憶する不揮発性記憶部を有し、前記制御端
末器に対して、伝送線を介して前記点消灯制御データの
基で照明負荷の点消灯制御信号を供給すると共に、前記
制御端末器による照明負荷の点消灯状態を監視する監視
端末器と;前記伝送線を介して前記制御端末器と前記監
視端末器に接続され、前記監視端末器に、前記制御端末
器を駆動制御して照明負荷を点消灯制御する複数の点消
灯制御データを設定する設定器と;前記設定部に設けら
れ、設定器の操作指示により、前記伝送線を介して前記
制御端末器と前記監視端末器に事前設定されている識別
情報を抽出する識別抽出手段と;前記設定器に設けら
れ、前記識別情報抽出手段で抽出したそれぞれの識別情
報毎に前記制御端末器と前記監視端末器を駆動及び非駆
動を繰り返す駆動制御信号を付加した端末確認信号を生
成し、前記伝送線を介して前記制御端末器と前記監視端
末器に伝送する端末確認伝送手段と;を具備し、前記端
末確認伝送手段から伝送された端末確認信号の基で識別
情報に該当する前記制御端末器あるいは前記監視端末器
は、前記識別情報に付加されている駆動制御信号の基で
駆動及び非駆動を繰り返すことで、識別情報と前記制御
端末器及び前記監視端末器の特定確認を行い、前記設定
器から各制御端末器及び監視端末器毎の端末器情報を設
定することを特徴とした。
【0042】また、本発明の請求項4の照明制御監視シ
ステムは、前記設定器の端末確認伝送手段からの端末確
認信号による前記制御端末器と前記監視端末器の特定確
認は、前記制御端末器で点消灯制御される照明負荷の点
滅動作と、前記監視端末器の操作状態を示す表示ランプ
の点滅動作とにより行うことを特徴とする。
【0043】本発明の設定器とは、前記監視端末器及び
前記制御端末器に接続して、各端末器に事前設定されて
いる識別情報を読み出したり、前記監視端末器から点消
灯制御データを送信する前記制御端末器のアドレスを設
定したり、及び点消灯制御データを前記監視端末器又は
制御端末器に書き込み記憶させるものである。
【0044】また、この設定器は、照明制御監視システ
ムに用いるために生成された専用機器以外に汎用のパー
ソナルコンピュータを用いることも可能である。
【0045】さらに、前記選定器には、前記監視端末器
と前記制御端末器に事前設定されている識別ID番号を
読み取る識別情報抽出手段と、この識別情報抽出手段で
抽出した識別ID番号に前記監視端末器と前記制御端末
器を駆動又は非駆動を繰り返す駆動制御信号を付加した
端末確認用信号を生成出力する端末確認伝送手段が設け
られている。
【0046】この端末確認信号は、複数の前記監視端末
器と制御端末器から抽出した識別ID番号と各端末器個
々とを一対一で確認する際に、前記設定器から識別ID
番号と端末器を比較的短い時間間隔でオン・オフさせる
駆動制御信号を生成出力し、その端末確認信号に含まれ
る識別ID番号に該当する前記制御端末器は、駆動制御
信号の基で、オン・オフ動作を繰り返させる。このオン
・オフ動作で照明負荷を点滅させることで、制御端末器
と識別ID番号の一致を確認する。なお、監視端末器の
場合は、監視端末器の操作スイッチの操作状態を示す表
示ランプやLEDの点滅で確認する。
【0047】この請求項4と5による照明制御監視シス
テムにより、前記設定器で、前記監視端末器と制御端末
器の識別ID番号は、ランダムに読み取り、そのランダ
ムに読み取った識別ID番号に監視端末器及び制御端末
器をオンとオフ動作を所定時間間隔で繰り返させる駆動
制御信号を付加して、順次識別ID番号と共に監視端末
器と制御端末器に送信することにより、前記識別ID番
号に該当する監視端末器に設けた操作スイッチの表示ラ
ンプ又はLEDを点滅され、又は制御端末のリレースイ
ッチをオン・オフ動作させて、照明負荷を点滅させてる
ことで、前記識別情報と各端末器の特定が可能となっ
た。
【0048】本発明の請求項6の照明制御監視システム
は、複数の照明負荷を点消灯制御すると共に、照明負荷
の点消灯状態を示す状態情報を送出する制御端末器と;
前記制御端末器に対して、伝送線を介して照明負荷の点
消灯制御信号を供給すると共に、前記制御端末器による
照明負荷の点消灯状態を監視する監視端末器と;前記制
御端末器を駆動制御して照明負荷を点消灯させる複数の
照明パターンを事前設定記憶した監視端末器用の不揮発
性記憶部と;前記監視端末器から伝送された照明パター
ンに応じて照明負荷を点消灯させる照明パターン毎の点
消灯制御データを事前に設定記憶した制御端末器用の不
揮発性記憶部と;を具備し、前記監視端末器により前記
制御端末器を駆動制御して照明負荷を点消灯制御させる
際に、前記監視端末器から照明パターンを識別するパタ
ーン識別情報のみを伝送し、前記制御端末器は、前記監
視端末器から伝送されたパターン識別情報と一致する照
明パターンの点消灯制御データを前記制御端末器用不揮
発性記憶部から読み出し、その読み出した点消灯制御デ
ータを用いて照明負荷を点消灯制御することを特徴とし
た。
【0049】本発明の照明パターンとは、前記監視端末
器で、複数の制御端末器の複数のリレースイッチを制御
して照明負荷を点消灯させる点消灯制御データをパター
ン化してものである。
【0050】前記監視端末器には、前記照明パターンを
識別するパターン番号のような識別情報のみを記憶さ
せ、一方、前記制御端末器には、自制御器に関する照明
パターンによる照明負荷の点消灯制御データを記憶させ
ている。
【0051】これにより、監視端末器からは、選択され
た照明パターン番号のみを伝送し、制御端末器は、受信
した照明パターン番号と自制御端末器に記憶されている
照明パターン番号と比較し一致した場合に、自制御端末
器に記憶されている点消灯制御データによって、照明負
荷を点消灯制御する。これにより、伝送線に送出するデ
ータ量の削減が可能となる。
【0052】本発明の請求項7の照明制御監視システム
は、複数の照明負荷を点消灯制御すると共に、照明負荷
の点消灯状態を示す状態情報を送出する制御端末器と;
前記制御端末器に対して、伝送線を介して照明負荷の点
消灯制御信号を供給すると共に、前記制御端末器から伝
送された照明負荷の点消灯状態を監視する監視端末器
と;前記伝送線を介して前記監視端末器に接続され、前
記監視端末器に前記制御端末器を駆動制御して照明負荷
の点消灯制御する複数の点消灯制御データを設定する設
定器と;前記設定部から前記監視端末器に伝送される前
記点消灯制御データを書き込み記憶する前記監視端末器
に設けられたデータ設定操作部と;を具備し、前記監視
端末器のデータ設定操作部が操作された際に、前記設定
器から伝送された前記点消灯制御データを前記監視端末
器に書き込み設定することを特徴とした。
【0053】また、請求項7の照明制御監視システム
は、前記監視端末器のデータ設定操作部に変えて、前記
監視端末器から前記制御端末器に伝送する点消灯制御デ
ータを指示入力する指示入力部を用いて、特定の指示入
力がなされた際に、前記監視端末器に前記設定器から伝
送された前記点消灯制御データを書き込み設定すること
を特徴とした。
【0054】請求項7の照明制御監視システムにより、
監視端末器用記憶部に前記制御端末器を駆動制御して照
明負荷を点消灯制御する点消灯制御データを前記設定器
から書き込み記憶させる際に、監視端末器に設けられて
いる照明負荷点消灯用の操作スイッチを操作すること
で、前記監視端末器を点消灯制御データの書き込みモー
ドに設定可能となる。これにより、監視端末器に点消灯
制御データ書き込み記憶させる操作スイッチを設けるこ
とが不要となり、かつ、監視端末器の筐体や表面カバー
は、既存のスイッチボックス用筐体と表面カバーが使用
できる。
【0055】本発明の請求項9の照明制御監視システム
は、複数の照明負荷を点消灯制御すると共に、照明負荷
の点消灯状態を示す状態情報を送出する複数の制御端末
器と;前記制御端末器に対して、伝送線を介して照明負
荷の点消灯制御信号を供給すると共に、前記制御端末器
から伝送された照明負荷の点消灯状態を監視する監視端
末器と;前記伝送線に接続された複数の前記制御端末器
に対して、個別のアドレス情報を前記伝送線を介して設
定する設定器と;前記設定部から伝送された前記制御端
末器個々のアドレス情報を記憶する制御端末器毎に設け
られたアドレス情報記憶部と;前記複数の制御端末器に
設けられたそれぞれのアドレス情報と所定の時間を乗算
する乗算部と;を具備し、前記設定から前記複数の制御
端末器に対して、アドレス情報確認要求が行われた際
に、前記複数の制御端末器の個々の乗算部で、自制御端
末器のアドレス情報と所定時間を乗算し、その乗算時刻
と前記アドレス情報確認要求からの経過時間とが一致し
たタイミングで自制御端末器のアドレス情報を前記選定
器に伝送することを特徴とした。
【0056】請求項9の発明の照明制御監視システムに
より、設定器を用いて、監視端末器で駆動制御する制御
端末器のアドレス番号を設定し、その設定された各制御
端末器のアドレス番号を確認するために、前記設定から
各制御端末器に対して、アドレス番号読み出し要求を行
った際に、各制御端末器は、自制御端末器のアドレス番
号に所定の時間を乗算し、その乗算された時間経過後に
自制御端末器のアドレス番号を設定器に送信する。これ
により、設定器は、アドレス番号の若い順に前記制御端
末器のアドレス番号を受信でき、制御端末器のアドレス
番号の確認が容易となる。
【0057】本発明の請求項10の照明制御監視システ
ムは、複数の照明負荷を点消灯制御すると共に、照明負
荷の点消灯状態を示す状態情報を送出する制御端末器
と;前記制御端末器に対して、伝送線を介して照明負荷
を点消灯制御する複数の点消灯制御データを供給すると
共に、前記制御端末器から伝送された照明負荷の点消灯
状態を監視する監視端末器と;前記照明負荷を点消灯制
御する点消灯制御データを送信する送信元の監視端末器
を特定する送信元アドレスデータと、点消灯制御データ
の送信先である前記制御端末器を特定する送信先アドレ
スデータと、その送信先アドレスの制御端末器に供給す
る照明負荷の点消灯制御データと、及び前記各データの
チェックコードからなる制御データを生成して、前記伝
送線を介して前記監視端末器に供給する設定器と;を具
備し、前記設定器で特定する監視端末器毎に制御データ
を書き込み設定することを特徴とした。
【0058】請求項10の照明制御監視システムは、設
定器を用いて、監視端末器に制御端末器を駆動制御する
照明負荷の点消灯制御データを書き込み記憶させる際
に、点消灯制御データの発信元を示す監視端末器のアド
レスデータと、その監視端末器から点消灯制御データの
送信先を示す制御端末器のアドレスデータと、その送信
先の制御端末器で制御するリレースイッチの指定とオン
・オフ、又は調光値などの点消灯制御データと、及び前
記各種データをチェックするためのチェックデータ等か
らなるデータ形式で書き込み記憶させる。
【0059】これにより、点消灯制御データの監視端末
器への書き込み記憶が安易に速やかに行える。
【0060】本発明の請求項4乃至10の照明制御監視
システムは、前記設定器によって生成された各種制御信
号及び制御データを無線信号に変換する設定器用無線信
号インターフェイスユニットと、前記監視端末器及び前
記制御端末器から前記設定器に伝送する各種制御信号及
び制御データを無線信号に変換する伝送線用無線信号イ
ンターフェイスユニットとを介して、無線信号で制御信
号及び制御データを授受することを特徴とした。
【0061】本発明の照明制御監視システムの無線信号
インターフェイスは、無線信号を有線信号に、または有
線信号を無線信号に変換するものである。
【0062】この無線インターフェイスを前記伝送線に
設置し、かつ、設定器に設けることにより、設定器を直
接伝送線に接続させることなく、両無線インターフェイ
スを介して遠隔地から無線信号によって、前記監視端末
器と制御端末器の識別情報、アドレス情報及び点消灯制
御データの授受が可能となる。
【0063】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。図1は本発明に係る
照明制御監視システムの一実施形態の全体構成を説明す
るブロック図で、図2は本発明に係る照明制御監視シス
テムの監視端末器の構成を説明するブロック図で、図3
は、本発明に係る照明制御監視システムの照度センサ端
末器の構成を説明するブロック図である。
【0064】図1に示すように、照明制御監視システム
は、伝送線11を介して、監視端末器A12と監視端末
器B13、制御端末器A14と制御端末器B15がそれ
ぞれ接続されている。前記制御端末器A14には、複数
のブロック又はチャンネルに分けられ、かつ、前記ブロ
ック又はチャンネル毎に複数の照明負荷が接続された照
明負荷A16が接続され、前記制御端末器B15には、
複数のブロック又はチャンネルに分けられ、かつ、前記
ブロック又はチャンネル毎に複数の照明負荷が接続され
た照明負荷B17とブラインドモータ18が接続されて
いる。さらに照明照度を検出する照度センサ20が接続
された照度センサ端末器19が伝送線11に接続されて
いる。
【0065】この図1に示す照明制御監視システムは、
例えば、建物のあるフロワーの照明負荷を制御監視する
ものとし、前記監視端末器A12は、壁面に設置され、
あるブロックの照明負荷を監視するもので、この監視端
末器A12に設けられている操作スイッチにより照明負
荷が設置されている天井部に配置される制御端末器A1
4を駆動制御して、居室の照明負荷A16を点消灯させ
るものである。前記監視端末器B13は、壁面に設置さ
れフロワーのあるブロックの照明負荷を監視制御するも
ので、この監視端末器B13に設けられている操作スイ
ッチにより照明負荷が設置されている天井部に配置され
る制御端末器B15を駆動制御して、照明負荷B17を
点消灯させるものである。前記照度センサ20は、窓側
の天井部に設置され、その照度センサ20により照度計
測値は、前記照度センサ端末器19に供給され、この照
度センサ端末器19の制御の基で、前記制御端末器B1
7を介して、ブランドを昇降させるブラインドモータ1
8を駆動制御するものである。
【0066】さらに、前記伝送線11には、設定器21
が接続されている。この設定器11は、前記監視端末器
12,13、制御端末器14,15,及び照度センサ端
末器19に各種制御データを書き込み記憶させるもので
ある。
【0067】前記監視端末器12,13の内部構成は、
図2に示している。この図2の図中の符号23は、デー
タ記憶用メモリと各種入力ポートと出力ポートを有し、
かつ、データ記憶用メモリに制御データを書き込み及び
読み出しする制御部を有するLSIデバイスである。こ
のLSIデバイス23には、前記伝送線11に対して照
明負荷点消灯制御信号を出力する出力ポート23a、前
記制御端末器14,15に内蔵されているリレースイッ
チと対応した複数の操作信号の入力ポート24a〜24
nと、LSIデバイス23の動作モードの一部である識
別データ送信モードのポート29等が設けられている。
前記入力ポート24a〜24nには、電位+Vが抵抗2
5a〜25nを介して供給されている。さらに、前記入
力ポート24a〜24nと前記抵抗25a〜25nとの
接続点と接地との間には、操作スイッチ27a〜27n
が接続されている。
【0068】また、前記LSIデバイス23の識別デー
タ送信ポート29には、アンドゲート回路28の出力が
接続され、このアンドゲート回路28の入力には、前記
入力ポート24a〜24nと抵抗25a〜25nの接続
点がそれぞれ接続されている。
【0069】このような監視端末器12,13のLSI
デバイス23の入力ポート24a〜24nは、前記電位
+Vから抵抗25a〜25nを介して供給された電位で
ハイレベルに保持される。
【0070】この状態で、例えば、操作スイッチ27a
がオンされると、入力ポート24aは、操作スイッチ2
7aによって接地されるために、ローレベルとなる。こ
の入力ポート24aがローレベルとなると、LSIデバ
イス23は操作スイッチ27aで制御する照明点消灯制
御データを読み出し、その読み出した点消灯制御データ
の基で、制御端末器14又は15に接続される照明負荷
16又は17の点消灯制御信号を生成して前記伝送線1
1に送信する。
【0071】このようにして、前記操作スイッチ27a
〜27nのオン操作によって、所定の点消灯制御データ
が読み出され、所定の照明負荷16,17を点灯させ
る。また、前記操作スイッチ27aのオン操作の基で、
点灯している照明負荷を消灯する際には、操作スイッチ
27aをオフさせると、前記入力ポート24aはハイレ
ベルとなり、LSIデバイス23から前記制御端末器1
4,15に対して点灯照明負荷を電源に接続させている
リレースイッチをオフ制御する。
【0072】一方、前記監視端末器12,13には、製
造時に付された識別ID番号が付加されている。この識
別ID番号は、監視端末器12,13を特定するために
付加されたもので、前記点消灯制御データを書き込み記
憶させる際に必要となる。
【0073】このため、前記LSIデバイス23の識別
データ送信ポート29をオンさせて、LSIデバイス2
3の記憶部に書き込み記憶されている識別ID番号を伝
送線11に送信し、前記設定器21で読み取る。
【0074】この識別データ送信ポート29をオンさせ
る際に、前記操作スイッチ27a〜7nを同時にオンさ
せると、前記ゲート回路28が操作スイッチ24a〜2
4nが同時オンされたことを認知して、前記識別データ
送信ポート29をオンさせる。
【0075】つまり、前記LSIデバイス23は、記憶
部に記憶されている識別ID番号の送信モードとなり、
前記出力ポート23aから伝送線11に識別ID番号を
送信する。
【0076】この伝送線11に送信された監視端末器1
2,13の識別ID番号を前記設定器21で読み取るこ
とが可能となる。
【0077】なお、前記操作スイッチ27a〜27nを
全て同時オンさせる以外に、数個の特定の操作スイッ
チ、例えば、操作スイッチ27a、27c,27eの3
つを前記アンドゲート回路28に接続し、その3つの操
作スイッチ27a,27c,27eが同時オンされると
前記識別データ送信モードポート29がオンするように
することも可能である。
【0078】これにより、前記監視端末器12,13
は、スイッチ筐体に識別データ送信モードを設定するス
イッチと及び前記設定器21を接続するための監視端末
器内部スペースを確保する必要が無く、既存のスイッチ
筐体と表面カバーを用いて監視端末器を生成することが
可能となる。
【0079】次に、図3を用いて前記照度センサ端末器
19の内部構成について説明する。照度センサ端末器1
9は、照度センサ20で検出された照度が入力された検
出照度値入力部31と、この検出照度値入力部31の出
力に接続された処理部32と、この処理部32に接続さ
れた記憶部33と、前記処理部32の出力に接続された
伝送信号I/F部34からなっている。前記検出照度値
入力部31は、前記照度センサ20で計測された照度値
を示すアナログ信号をデジタル信号に変換し、処理部3
2に出力する。前記処理部32は、検出照度値入力部3
1から供給されたデジタル信号変換された照度値と、記
憶部3に記憶されている照度値と比較され、その比較照
度値に対する照明負荷の点消灯又は調光制御データを生
成し、前記伝送信号I/F部34から伝送線11に出力
し、点消灯又は調光制御する制御端末器16又は17に
伝送する。
【0080】例えば、窓から射し込む日の光で窓側部が
充分明るく、窓側の照明を消灯して照明電源の省力を図
る際に、窓側の天井等に前記照度センサ20を設置し、
その照度センサ20で計測した照度値は、照度センサ端
末器19の記憶部33に記憶されている所定の照度値以
下か又は以上か判定し、所定の照度値以上と判定される
と、窓側の照明負荷を点消灯制御する制御端末器15を
駆動制御する制御データを前記億部33から読み出し、
その制御データを前記伝送信号I/F部34でアナログ
制御信号に変換して、伝送線11に出力して、前記制御
端末器15を駆動制御して窓側の照明負荷B17を消灯
させ、照明電源の省力化が図れる。また、窓からの入射
光が減光された際には、窓側の照明負荷B17を点灯制
御して必要な照度を確保する。
【0081】あるいは、監視端末器B13が制御端末器
B15を介してブランドモータ18駆動させた際に、ブ
ラインド昇降による照度変化して、前記照度センサ端末
器19で照明負荷B17の点消灯制御する。
【0082】このような照度センサ端末器19にも製造
時に付加されている識別番号を有しており、その照度セ
ンサ端末器19で駆動制御する制御端末器B15の点消
灯制御データを前記記憶部33に設定記憶させる際に、
前記照度センサ端末器19の識別ID番号を読み取る必
要がある。
【0083】この照度センサ端末器19は、照度センサ
20と一体化されていたり、又は照度センサ20が設置
された近傍に設置されるために、比較的高所に設置され
ている。このため、前記照度センサ端末器19に設けら
れている識別ID番号を読み取るための接続端子に前記
設定器21を接続し、かつ、照度センサ端末器19を識
別ID番号送出モードに設定する作業は高所で行うため
に、作業が繁雑となる。
【0084】そこで、本発明では、前記照度センサ端末
器19の記憶部33に照度センサ20で計測された照度
が、所定の照度以上で、かつ、所定時間計測された際
に、識別ID番号送出モードにするモードデータを事前
に記憶されておき、例えば、懐中電灯等で、照度センサ
20に直接照明光を所定時間以上投射させ、その懐中電
灯からの投射光を前記処理部32で記憶部33に記憶さ
れている照度データと比較し、所定時間以上所定の照度
入射と判定されると、照度センサ端末器19の識別ID
番号を前記伝送線11に送出される。
【0085】これにより、照度センサ端末器19を安易
に識別ID番号送出モードに設定でき、前記伝送線11
に送出された識別ID番号を前記設定器21を前記伝送
線11に接続することで読み取ることが可能となる。
【0086】次に、図4を用いて、前記設定器21を伝
送線11に接続して、前記監視端末器12,13,制御
端末器14,15、及び照度センサ端末器19等に事前
設定されている識別ID番号の読み取りと、読み取った
各識別ID番号の確認動作について説明する。なお、図
4では、監視端末器A12と、制御端末器A14を用い
て説明する。
【0087】設定器21を伝送線11に接続して、伝送
線11に接続されている監視端末器A12と制御端末器
A14に対して、ステップS11で識別ID番号送信要
求を行う。その設定器21の識別ID番号の送信要求に
対して、前記監視端末器A12は、ステップS12で、
前述した複数の操作スイッチを同時にオンさせて、識別
ID番号送信モードに設定し、前記伝送線11に監視端
末器A12の識別ID番号を送信し、前記制御端末器A
14は、ステップS13で、制御端末器A14Iに設け
られている識別ID番号送信モード設定スイッチをオン
させて、前記伝送線11に制御端末器A14の識別ID
番号を送信する。
【0088】前記ステップS12,S13で伝送線11
に送信された監視端末器A12と制御端末器A14のそ
れぞれの識別ID番号は、ステップS14で前記設定器
21によって読み取られる。この読み取られる識別ID
番号は、ランダムで有り、識別ID番号と前記監視端末
器A12と制御端末器A14とを照合確認する必要があ
る。
【0089】このため、前記設定器21で読み取った識
別ID番号を伝送線11に前記設定器21から再送信す
る。この設定器21から伝送線11への識別ID番号の
再送信の際に、前記監視端末器A12又は制御端末器A
14が駆動及び非駆動を所定時間間隔で繰り返す点灯制
御信号を付加して伝送する。
【0090】前記ステップS14で前記監視端末器A1
2と、制御端末器A14から設定器21に送信された識
別ID番号の内、前記監視端末器A12の識別ID番号
に前記点灯制御信号を付加して再送信し、ステップS1
5で前記監視端末器A12が受信し、自端末器の識別I
D番号と比較し、識別ID番号が一致すると、前記点灯
制御信号を受け入れ、監視端末器A12の操作スイッチ
の操作状態を表示するランプやLEDを点滅させる。こ
の操作スイッチの状態表示のランプ等の点滅により、監
視端末器A12と識別ID番号の確認ができる。
【0091】前記ステップS15で識別ID番号と監視
端末器A12との確認ができると、ステップS16で、
監視端末器A12に設定する照明負荷の点消灯制御デー
タの基になる個別又はグループアドレスを前記設定器2
1で設定し、前記監視端末器A12に送信し、ステップ
S17で、設定器21から送信された個別またグループ
アドレスを監視端末器A12の記憶部に記憶させる。
【0092】次に、ステップS18で、制御端末器A1
4の識別ID番号に前記点灯制御信号を付加して再送信
し、ステップS19で前記制御端末器A14が受信し、
自端末器の識別ID番号と比較し、識別ID番号が一致
すると、前記点灯制御信号を受け入れ、制御端末器A1
4に接続されている照明負荷を点滅させる。この照明負
荷の点滅により、制御端末器A14と識別ID番号の確
認ができる。
【0093】前記ステップS19で識別ID番号と制御
端末器A14との確認ができると、ステップS20で、
制御端末器A14に設定する照明負荷の点消灯制御デー
タの基になる個別又はグループアドレスを前記設定器2
1で設定し、前記制御端末器A14に送信し、ステップ
S21で、設定器21から送信された個別またグループ
アドレスを制御端末器A14の記憶部に記憶させる。
【0094】すなわち、前記監視端末器A12及び制御
端末器A14等の識別ID番号は、伝送線11にランダ
ムに送出され、前記設定器21も各識別ID番号をラン
ダムに読み取る。このため、識別ID番号と監視又は制
御端末器との照合を行う必要がある。この識別ID番号
と監視又は制御端末器の照合の際に、識別ID番号に点
灯制御信号を付加して設定器21から伝送線11に再送
信し、その識別ID番号に該当する端末器が前記点灯制
御信号で点滅動作させ、その点滅動作によって、識別I
D番号と端末器の特定を可能とした。
【0095】なお、点灯制御信号による端末器の点滅動
作は、監視端末器A12の場合は、監視端末器の設けら
れている前記制御端末器A14を駆動制御して照明負荷
を点消灯指示操作する複数の操作スイッチが設けられて
おり、この操作スイッチには、オン・オフ状態を示すラ
ンプ又はLEDが併設されている。このランプまたはL
EDを前記点灯制御信号で点滅制御することで確認認識
が可能となる。
【0096】また、制御端末器A14は、制御端末器A
14で点消灯駆動する照明負荷が接続されており、この
照明負荷を点滅動作させることで確認認識が可能とな
る。
【0097】つまり、前記設定器21を伝送線11に接
続し、この設定器21の操作場所から前記監視端末器A
12と制御端末器A14の識別ID番号の確認が可能と
なった。
【0098】次に、前記設定器21による前記監視端末
器12,13、制御端末器14,15及び照度センサ端
末器19に前記照明負荷点消灯制御データの設定記憶の
動作について、図5乃至図7を用いて説明する。
【0099】図5は、前記設定器21の正面外観と点消
灯制御データの一例を説明する説明図である。この設定
器21の正面上半分部分には、液晶パネル素子で形成さ
れた表示部21aが設けられ、正面下半分部分には、前
記表示部21aに表示される各種データや図形文字等と
共に表示されるカーソルを上下左右方向に移動させる上
下左右キー21bと、各種データを入力するテンキー2
1cと、設定器21のモードを設定するモードキー21
dからなっている。
【0100】この設定器21の内部には、図示していな
いが、主として不揮発性メモリとマイクロコンピュータ
と伝送線11との間で各種データや信号を授受するため
のインターフェイス等で構成されている。
【0101】この設定器21のモードスイッチ21d
で、例えば、制御端末器A14の照明負荷点消灯制御デ
ータ設定モードを選択し、かつ、テンキー21cで前記
点消灯制御データを作成し、前記表示部21aに表示さ
せているとする。
【0102】このときの点消灯制御データは、図5に示
した設定器21の表示部21aに示すように、照明パタ
ーン番号が3で、制御端末器A14のアドレス番号10
とし、その制御端末器A14に内蔵されている複数のリ
レースイッチを4つ有し、そのリレースイッチによって
点消灯する複数の照明負荷が接続されており、それぞれ
のリレースイッチを順次1〜4チャンネルとすると、ア
ドレス番号10の1チャンネルの照明負荷は100%点
灯させ(図中では、10−1と表示している)、以下ア
ドレス番号10の2チャンネル(図中10−2)は80
%,3チャンネル(10−3)は100%,4チャンネ
ル(10−4)は0%で照明負荷を点灯させ、さらに、
例えば、制御端末器B15のアドレス番号を15とする
と、そのアドレス番号の制御端末器B15のリレースイ
ッチで点消灯制御するチャンネル3(15−3)の照明
負荷を100%点灯する制御データが作成された状態を
示している。
【0103】このようにして前記設定器21で作成した
複数の照明パターンの照明負荷の点消灯制御データは、
従来は、設定器21を前記監視端末器12,13に設け
られた端子に直接接続して、記憶部に書き込み記憶さ
せ、この監視端末器12,13の操作スイッチに対応す
る前記照明パターンの制御データを読み出し、複数の制
御端末器14,15のリレースイッチ個々の駆動制御信
号を生成して伝送線11を介して各制御端末器14,1
5に送信していた。
【0104】このため、指定された照明パターンの制御
データを全制御端末器14,15に伝送させるには、多
くの時間がかかり、制御端末器の駆動制御の基で照明負
荷を点消灯動作にタイムラグが生じていた。
【0105】そこで、本発明による照明制御監視システ
ムの前記設定器21から前記制御端末器A14及びB1
5に照明パターンに応じた点消灯制御データを記憶設定
するもので、図6を用いて説明する。
【0106】ステップS31で、設定器21から制御端
末器A14と制御端末器B15に設定する照明パターン
番号を特定する。例えば、図5の照明パターン番号3を
設定する。ステップS32でこの照明パターン番号3で
制御する制御端末器A14と制御端末器B15のアドレ
ス番号と制御データを設定する。例えば、図5の制御端
末器A14のアドレス10と制御端末器B14のアドレ
ス15と、その各アドレス番号10、15の制御端末器
A14、B15の複数のリレースイッチに接続されてい
る照明負荷チャンネル毎の点消灯制御データ(10−
1:100%〜10−4:100%及び15−3:10
0%)を作成する。
【0107】次に、ステップS33で、前記ステップS
32で作成したアドレス番号10に該当する制御端末器
A14に前記照明パターン番号3と制御データ(10−
1:100%〜10−4:100%)を送信する。ステ
ップS34では、前記制御端末器A14で、前記設定器
21から送信された照明パターン番号と制御データを受
信記憶すると共に、照明パターン番号と制御データを受
信記憶したことを確認するAck信号を設定器21に伝
送し、ステップS35で前記制御端末器A14から送信
されたAck信号で、制御端末器A14に照明パターン
番号3の制御データが記憶されたことを確認する。
【0108】次に、ステップS36で、前記ステップS
32で作成したアドレス番号15に該当する制御端末器
B15に前記照明パターン番号3と制御データ(15−
3:100%)を送信する。ステップS37では、前記
制御端末器B15で、前記設定器21から送信された照
明パターン番号と制御データを受信記憶すると共に、照
明パターン番号と制御データを受信記憶したことを確認
するAck信号を設定器21に伝送し、ステップS38
で前記制御端末器B15から送信されたAck信号で、
制御端末器B15に照明パターン番号3の制御データが
記憶されたことを確認する。
【0109】このようにして設定器21で作成し、前記
制御端末器14,15及び図示していない他の制御端末
器に順次複数の照明パターンとその制御データを記憶さ
せる。
【0110】この複数の照明パターン番号とその照明パ
ターン番号の制御データを記憶した複数の制御端末器に
対して、例えば、監視端末器A12から点消灯制御する
動作について図7を用いて説明する。
【0111】前記監視端末器A12には、前記設定器2
1から監視端末器A12に設けられている複数の操作ス
イッチ毎に照明パターン番号を割り付け、監視端末器A
12からは、操作スイッチがオン操作されると、前記伝
送線11を介して、各制御端末器A〜Cに照明パターン
番号を送信するように設定する。
【0112】このような監視端末器A12の操作スイッ
チをステップS41でオン操作する。例えば、照明パタ
ーン番号3の操作スイッチをオン操作すると、監視端末
器A12から伝送線11に照明パターン番号3の信号が
送信される。この監視端末器A12から送信された照明
パターン番号3の信号は伝送線11に接続される複数の
制御端末器A〜Cで受信される。この照明パターン番号
3の信号は、ステップS42で制御端末器A14に、事
前記憶されている照明パターン番号と比較し、監視端末
器A12から送信された照明パターン番号と制御端末器
A14に記憶されている照明パターンが一致すると、そ
の照明パターンの制御データを読み出し、その制御デー
タの基で、リレースイッチ駆動制御して照明負荷を点消
灯させる。
【0113】また、ステップS43で制御端末器B15
も前述の制御端末器A14と同じように照明パターン番
号の比較と、照明パターン番号が一致した際に、その照
明パターン番号の制御データでリレースイッチを駆動さ
せて、照明負荷を点消灯させる。
【0114】一方、ステップS44では、前記設定器2
1で前記照明パターン番号3とその制御データが記憶さ
れていない制御端末器Cは、前記監視端末器A12から
伝送された照明パターン番号と記憶されている照明パタ
ーン番号を比較して、自制御端末器Cに関係しない照明
パターンである判定でき、この制御端末器Cは、照明負
荷の点消灯制御は行わない。
【0115】つまり、前記監視端末器12,13には、
複数の照明パターンを記憶設定し、前記制御端末器1
4,15には、自制御端末器で制御する照明パターン番
号と、その照明パターン番号の基で照明負荷制御データ
を記憶させておく、これにより、前記監視端末器から
は、照明パターン番号のみが伝送され、その伝送された
照明パターン番号に該当する制御データを保有する制御
端末器のみが照明負荷の点消灯制御を行う。
【0116】これにより、監視端末器から各制御端末器
への点消灯制御信号の伝達が迅速となり、照明負荷の点
消灯指示から照明負荷の点消灯動作までのタイムラグが
解消できた。
【0117】次に、前記設定器21から監視端末器1
2,13と制御端末器14,15にアドレス番号や複数
の照明負荷点消灯データを書き込み記憶させる動作につ
いて図8乃至図10を用いて説明する。
【0118】図8(a)は前記監視端末器12,13の
正面の構成を示しており、図8(b)は監視端末器1
3,13の内部構成を示すブロック図である。
【0119】監視端末器12,13の筐体正面には、図
8(a)に示すように、複数の操作スイッチSW1〜S
W4が配置され、このスイッチSW1〜SW4の図中右
隣には各スイッチSW1〜SW4がオン操作された際に
点灯するONLED1〜ONLED4が配置され、図中
左隣には、スイッチSW1〜SW4がオフ操作された際
に点灯するOFFLED1〜OFFLED4がそれぞれ
配置されている。さらに、この表面の図中右下には、小
径の穴41aが穿設され、その穴の中には、後述する端
末器情報設定操作部41が設置されている。
【0120】前記監視端末器12,13の内部には、前
述のlSIデバイス23とアンドゲート回路28(図2
参照)からなる処理部37と、この処理部37に接続さ
れた不揮発性の記憶部38と、前記処理部37に接続さ
れた前記操作スイッチSW1〜SW4からなる操作スイ
ッチ36と、前記小径穴41aの内部に設置され、前記
処理部37に接続された端末器情報設定操作部41と、
さらに、前記ONLED1〜ONLED4及びOFFL
ED1〜OFFLED4からなる表示部39と伝送線1
1に各種信号やデータを出力する伝送信号I/F部38
が前記処理部37に接続されている。
【0121】つまり、前記操作スイッチ36のSW1〜
SW4がオフ状態であると、そのスイッチオフ状態を処
理部37の制御の基で前記表示部39のOFFLED1
〜OFFLED4を点灯させ、操作スイッチ36のある
スイッチ、例えば、スイッチSW1がオン操作される
と、処理部37は、OFFLED1を消灯させて、ON
LED1を点灯させると共に、記憶部38に記憶されて
いるスイッチSW1の照明パターン番号及び照明負荷制
御データを読み出し、その読み出したデータを所定の信
号に変換して、前記伝送信号I/F部40から伝送線1
1に送信する。
【0122】一方、前記監視端末器12,13の表面の
小径穴41aから冶具等で端末機器情報設定操作部41
を操作すると、この監視端末器12,13は、前記設定
器21で生成設定された各種データの書き込みモードに
設定される。
【0123】この端末器情報設定操作部41を操作し
て、監視端末器12,13に設定器21から各種端末情
報設定させる動作について図9を用いて説明する。な
お、設定器21による端末情報を監視端末器A12に設
定する場合の例を用いて説明する。 ステップS51
で、前記監視端末器A12の端末器情報設定部41を操
作して、端末器情報設定モードにする。次に、ステップ
S52で前記設定器21から監視端末器A12に設定す
る端末器情報を入力する。次に、ステップS53で、前
記ステップS52で入力設定した端末器情報を伝送線1
1を介して、前記監視端末器A12に伝送する。監視端
末器A12は、ステップS54で、設定器21から伝送
された端末器情報を記憶部38に書き込み記憶させる。
【0124】つまり、監視端末器A12の端末器情報設
定操作部41を操作して、端末情報設定モードにするこ
とで、前記設定器21からの端末器情報が速やかに書き
込み記憶可能となる。
【0125】次に、このようにして設定器21から各端
末器に端末器情報を書き込み記憶させた端末器情報を設
定器21で確認する動作について図10を用いて説明す
る。なお、端末器情報の確認動作は、制御端末器A1
4,B15のアドレス番号の確認例を用いて説明する。
【0126】ステップS55で設定器21から各制御端
末器A14,B15に対して、伝送線11を介してアド
レス番号要求信号を送信する。前記ステップS55で送
信されたアドレス番号要求信号は、各制御端末器A1
4,B15は、それぞれステップS56とS57で略同
時に受信する。その要求信号に応じて、各制御端末器A
14,B15が自アドレス番号を返信するが、その時、
各制御端末器A14,B15から略同時に各アドレス番
号を返信すると、前記伝送線11で複数のアドレス番号
の信号が衝突してビジーとなり、前記設定器21でアド
レス番号信号が読みとれないことになる。そこで、前記
ステップS56とS57でアドレス番号要求信号を制御
端末器A14.B15が受信すると同時に、自アドレス
番号に所定時間を乗算する。
【0127】すなわち、制御端末器A14のアドレス番
号が1とし、所定時間を2秒に設定すると、前記アドレ
ス番号要求信号受信からアドレス番号1と所定時間2秒
を乗算した時間に到達すると、制御端末器A14のアド
レス番号1を前記設定器21に返信し、制御端末器B1
5のアドレス番号が2とすると、制御端末器B15は、
前記アドレス番号要求信号受信からアドレス番号2と所
定時間2秒を乗算した時間に到達すると、制御端末器B
15のアドレス番号2を前記設定器21に返信する。
【0128】つまり、制御端末器A14は、自己のアド
レス番号が最も小さい番号であるために、ステップS5
8で、自己のアドレス番号を返信し、この制御端末器A
14から返信されたアドレス番号は、ステップS59で
前記設定器21で受信され、記憶される。
【0129】一方、制御端末器B15は、ステップS6
0で前記所定時間と自己のアドレス番号とを乗算した時
間の到達待ちを行い、ステップS61でその乗算した時
間に到達すると、制御端末器B15のアドレス番号を返
信し、ステップS62で、設定器62で受信記憶され
る。
【0130】このようにして、設定器21から各制御端
末器14,15に対して、同時にアドレス番号要求を行
っても、各制御端末器14,15は、自己のアドレス番
号に所定時間を乗算することで、アドレス番号の小さい
順に設定器21に返信可能となり、伝送線11における
アドレス番号返信信号のビジーは生じることなく、設定
器21で各端末器のアドレス番号を順次読み取りが可能
となった。
【0131】この各端末器のアドレス番号の読み取り
は、既存の照明制御監視システムに新たな制御端末器又
は監視端末器を増設する際に、既存の制御又は監視端末
器のアドレス番号を読み取り、その既存のアドレス番号
を基に、新たに増設する各種端末器のアドレス番号の設
定に有用である。
【0132】次に、設定器21を用いて、前記監視端末
器12,13及び制御端末器14,15に照明負荷点消
灯制御データの書き込み記憶させる動作について図11
と図12を用いて説明する。
【0133】図11は、設定器21から監視端末器1
2,13に書き込み記憶送信する点消灯制御データのデ
ータ形態を示しており、点消灯制御データの送信開始を
示すスタート部と、前記点消灯制御データによる点消灯
制御指示する送信元アドレス部と、その送信元アドレス
から前記点消灯制御データの基で、照明負荷を点消灯制
御する送信先アドレス部と、その送信先アドレスで照明
負荷を点消灯制御するデータ内容のデータ部と、前記送
信元アドレス部、送信先アドレス部、及びデータ部のデ
ータ内容に伝送欠落があるか否かチェックするチェック
コード部と、点消灯制御データの送信終了を示すストッ
プ部とから構成されている。
【0134】具体的には、図12に示すように、例え
ば、前記監視端末器A12から制御端末器A14を用い
て照明負荷を点消灯制御する際に、監視端末器A12の
アドレス番号を10とし、制御端末器A14のアドレス
番号を20とし、この制御端末器A14の複数のリレー
スイッチに接続されている複数の照明負荷をチャンネル
とすると、アドレス番号10の監視端末器A12のスイ
ッチSW1には、送信先アドレス番号20と、その送信
先アドレス番号20のチャンネル(CH)1をオン又は
オフする制御データを書き込み記憶させる。このように
して、アドレス番号10の各スイッチSW2〜SW4毎
に送信先アドレスとそのCH2〜4毎のオン又はオフ制
御データを記憶させる。
【0135】これにより、監視端末器A12のスイッチ
SW1がオンされると、監視端末器A12から伝送線1
1に送信先アドレス番号20のCH1のオン又はオフデ
ータが送信される。一方、前記制御端末器A14は、自
己のアドレス番号20当てに送信されたデータを取り込
み、そのデータの基で、CH1の照明負荷をオン又はオ
フ駆動制御する。
【0136】また、図13に示すように、監視端末器A
12のスイッチSW1とSW2で、制御端末器A14の
CH1とCH3を制御駆動し、スイッチSW3とSW4
で制御端末器B15のCH3とCH4を駆動制御させる
場合、前記監視端末器A12に制御端末器A14,B1
5のアドレスと制御データを書き込み記憶させること
で、監視端末器A12で異なる制御端末器A14とB1
5を用いて照明負荷の点消灯制御が可能となる。
【0137】なお、図12と図13では、前記アドレス
番号10の監視端末器A12の各スイッチSW1〜SW
4に単一の制御端末器14または15の単一のCHを駆
動制御させる例を示しているが、監視端末器A12の単
一のスイッチSWで制御端末器14,15の複数のCH
を制御するデータを記憶させることも可能である。
【0138】さらに、前記監視端末器A12に各操作ス
イッチSW1〜SW4に異なる照明パターンで前記制御
端末器14,15の各CHを制御するデータを記憶させ
ることも可能である。
【0139】さらにまた、監視端末器12,13に照明
パターンを識別する識別番号のみを記憶させ、前記制御
端末器14,15に照明パターンに応じて、CHのオン
・オフ制御するデータを記憶させることも可能である。
これにより、監視端末器12,13からは照明パターン
番号のみを送信し、その送信された照明パターンを各制
御端末器14,15が自端末器の記憶設定されているパ
ターン番号か判定し、記憶されているパターン番号であ
るとそのパターン番号の制御データの基で、各CHのリ
レースイッチをオン・オフ制御することが可能である。
【0140】次に、前記監視端末器12,13の筐体表
面の設置される操作スイッチと、このスイッチのオン・
オフ状態を示すランプの配置と、筐体内部に設けられる
各種機能の配置について、図14乃至図17を用いて説
明する。
【0141】図14に示すように、従来の監視端末器1
2’は、正面中央部に複数の操作スイッチ51a〜51
dが配置され、この操作スイッチ51a〜51dの図中
右側に操作スイッチ51のオン状態を示すランプ52a
〜52dが、図中左側に操作スイッチ51のオフ状態を
示すランプ53a〜53dが配置されている。さらに、
監視端末器12’の筐体内部には、前記伝送線11に接
続される端子や、前記設定器21に接続するための端子
及び監視端末器12’に駆動電源を供給する端子などの
端子台54が配置されている。この端子台54には、前
記した複数の接続線が接続され、かつ、前記監視端末器
12’の各種データの処理やデータ記憶メモリ及び信号
処理回路が内蔵される。このために、前記設定器21と
各種データ伝送するための伝送トランシーバーの配置ス
ペースが確保できず、また、監視端末器12’の端子台
54に接続した各種信号線や電力供給線の整理が煩雑と
なっている。
【0142】このため、図15に示すように、前記監視
端末器12の正面中央部に操作スイッチ51a〜51d
を配置、そのスイッチ56の図中右側にスイッチ51の
オン状態を表示するランプ52a’〜52d’とオフ状
態を表示するランプ53a’〜53d’を併設する。こ
れにより、端子台54と操作スイッチ51との間に伝送
トランシーバー55を配置するスペースが確保可能とな
る。
【0143】また、監視端末器12,13には、前述し
たように記憶部を含む各種機能回路が内蔵されている。
これら機能回路を構成する各種電気部品の形状寸法は雑
多であり、図16に示すようにプリント基板56に前記
端子台54,及び形状寸法の異なる電気部品57a〜5
7eが搭載されている。このため、前記端子台54に接
続した各種信号伝送線の整理配置スペースが確保でき
ず、信号伝送線を筐体内部に無理矢理押し込み、電気部
品を損傷したり、十分な絶縁距離が得られないことがあ
った。
【0144】そこで、図17に示すようにプリント基板
56に端子台54を搭載させた側から形状寸法の小さい
電気部品57aから順次形状寸法の大きい電機部品57
b,57c,57d,57eの順次プリント基板56に
搭載すると、端子台54に接続した信号伝送線は、端子
台54と電気部品57aから57eの間に生じた通線ス
ペース58内に収納整理可能となり、電気的絶縁距離も
確保できる。
【0145】なお、前述の本発明の実施形態の説明にお
いて、設定器21を伝送線11に直接接続する例を用い
て説明したが、図18に示すように、前記設定器21で
生成した各種制御信号又は制御データを無線信号に変換
して送信したり、及び無線信号を受信して、設定器21
内に取り込む無線I/F送受信ユニット62を設け、一
方、前記伝送線11には、前記監視端末器12,13及
び制御端末器14,15から伝送線11に送信された各
種制御信号又は制御データを無線信号に変換して送信し
たり、前記設定器21からの無線信号を受信する無線I
/F送受信ユニット62を接続して、この両無線I/F
送受信ユニット61,62間で送受信する無線信号で、
監視及び制御端末器12〜15の設置場所から離れた位
置からの設定器21との信号及びデータ授受が可能とな
る。
【0146】以上、本発明の照明制御監視システムは、
設定器を伝送線に接続することにより、監視及び制御端
末器との各種データの授受が可能となり、システムの施
工及び各種制御データの設定が容易となった。
【0147】
【発明の効果】本発明の照明制御監視ステムは、各種照
明負荷の点消灯制御データを生成記憶させる際に、設定
器は伝送線を介して監視端末器や制御端末器に接続で
き、かつ、各端末器を所定のモード設定は、操作スイッ
チを特定操作で設定できるために、照明制御監視システ
ムの施工と制御データの設定効率が向上する効果を有し
ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る照明制御監視システムの一実施形
態の全体構成を説明するブロック図。
【図2】本発明に係る照明制御監視システムの監視端末
器の構成を説明するブロック図。
【図3】本発明に係る照明制御監視システムの照度セン
サ端末器の構成を説明するブロック図。
【図4】本発明における各端末器の識別ID番号と端末
器自体を確認する動作を説明するフローチャート。
【図5】本発明に用いる設定器の構成を示す正面図。
【図6】本発明における各端末器に記憶させる各種制御
データを設定動作を説明するフローチャート。
【図7】本発明における下記端末器の制御動作を説明す
るフローチャート。
【図8】本発明に用いる監視端末器の構成を説明する説
明図。
【図9】本発明における各端末器間の各種情報データの
設定動作を説明するフローチャート。
【図10】本発明における各端末期間でアドレス情報の
確認動作を説明するフローチャート。
【図11】本発明における設定器から端末器に情報デー
タを伝送するデータ形式を説明する説明図。
【図12】本発明における監視端末器と制御端末機関の
情報データの伝送動作を説明する説明図。
【図13】本発明における監視端末器と制御端末機関の
情報データの伝送動作を説明する説明図。
【図14】従来の監視端末器の表面構成を説明する説明
図。
【図15】本発明における監視端末器の表面構成を説明
する説明図。
【図16】従来の監視端末器の内部構成を説明する説明
図。
【図17】本発明における監視端末器の内部構成を説明
する説明図。
【図18】本発明に係る照明制御監視システムの応用例
を示すブロック図。
【図19】従来の照明制御監視システムの全体構成を示
すブロック図。
【図20】従来の照明制御監視システムに用いられてい
る監視端末器の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
11…伝送線 12、13…監視端末器 14,15…制御端末器 16,17…照明負荷 18…ブラインドモータ 19…照度センサ端末器 20…照度センサ 21…設定器 23…LSIデバイス 24…入力ポート 25…抵抗 26…+V電位 27…操作スイッチ 28…アンドゲート回路 29…識別データ送信モードポート
フロントページの続き (72)発明者 笹井 敏彦 東京都品川区東品川四丁目3番1号 東芝 ライテック株式会社内 Fターム(参考) 3K073 AA12 AA13 AA16 AA47 AA49 AA50 AA52 AA60 AA73 AA82 BA28 CA01 CA05 CB01 CC22 CC25 CE06 CE09 CE11 CE12 CE15 CE16 CE17 CF16 CG06 CG15 CJ05 CJ08 CJ11 CJ22 CM07 5K048 AA06 BA07 BA51 DA03 DA05 DC01 DC03 EB01 EB06 GC03 GC05

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の照明負荷を点消灯制御すると共
    に、照明負荷の点消灯状態を示す状態情報を送出する制
    御端末器と;前記制御端末器に対して、伝送線を介して
    照明負荷の点消灯制御信号を供給すると共に、前記制御
    端末器による照明負荷の点消灯状態を監視する監視端末
    器と;前記監視端末器に事前設定されている個別の識別
    情報と前記制御端末器に対してアドレス情報及び照明負
    荷を点消灯制御する複数の点消灯制御データとを記憶す
    る監視端末器の不揮発性記憶部と;前記監視端末器の不
    揮発性記憶部に記憶されている複数の点消灯制御用デー
    タから特定の点消灯制御データを選択し、前記伝送線を
    介して前記制御端末器に送信指示入力する指示入力部
    と;前記指示入力部から指示入力された点消灯制御デー
    タを前記不揮発性記憶部から前記伝送線に送信制御させ
    ると共に、前記指示入力部から特定の指示入力がされた
    際に、前記不揮発性記憶部から監視端末器の識別情報を
    前記伝送線に送信制御させる送信制御部と;を具備した
    ことを特徴とする照明制御監視システム。
  2. 【請求項2】 前記指示入力部は、複数の点消灯制御デ
    ータから特定の点消灯データを選択指示入力する複数の
    スイッチからなり、この複数のスイッチの内、特定のス
    イッチ又は全スイッチが同時にオンされた際に、前記送
    信制御部は前記不揮発性記憶部から監視端末器の識別情
    報を前記伝送線に送信するように制御することを特徴と
    する請求項1記載の照明制御監視システム。
  3. 【請求項3】 前記監視端末器は、照明領域の照度計測
    用センサを有し、かつ、前記不揮発性記憶部に前記照度
    計測用センサーで計測された照度の基で、前記制御端末
    器に供給する複数の点消灯制御データが記憶されている
    照度センサ端末器で、この照度センサ端末器で所定の値
    の照度が所定の時間以上計測された際に、前記送信制御
    部は、前記不揮発性記憶部から前記照度センサ端末器の
    識別情報を前記伝送線に送信するように制御することを
    特徴とする請求項1記載の照明制御監視システム。
  4. 【請求項4】 事前設定された識別情報と別途設定され
    るアドレス情報を記憶する不揮発性記憶部を有し、複数
    の照明負荷を点消灯制御すると共に、照明負荷の点消灯
    状態を示す状態情報を送出する制御端末器と;事前設定
    された識別情報と前記制御端末器に対して供給する複数
    の点消灯制御データを記憶する不揮発性記憶部を有し、
    前記制御端末器に対して、伝送線を介して前記点消灯制
    御データの基で照明負荷の点消灯制御信号を供給すると
    共に、前記制御端末器による照明負荷の点消灯状態を監
    視する監視端末器と;前記伝送線を介して前記制御端末
    器と前記監視端末器に接続され、前記監視端末器に、前
    記制御端末器を駆動制御して照明負荷を点消灯制御する
    複数の点消灯制御データを設定する設定器と;前記設定
    部に設けられ、設定器の操作指示により、前記伝送線を
    介して前記制御端末器と前記監視端末器に事前設定され
    ている識別情報を抽出する識別抽出手段と;前記設定器
    に設けられ、前記識別情報抽出手段で抽出したそれぞれ
    の識別情報毎に前記制御端末器と前記監視端末器を駆動
    及び非駆動を繰り返す駆動制御信号を付加した端末確認
    信号を生成し、前記伝送線を介して前記制御端末器と前
    記監視端末器に伝送する端末確認伝送手段と;を具備
    し、前記端末確認伝送手段から伝送された端末確認信号
    の基で識別情報に該当する前記制御端末器あるいは前記
    監視端末器は、前記識別情報に付加されている駆動制御
    信号の基で駆動及び非駆動を繰り返すことで、識別情報
    と前記制御端末器及び前記監視端末器の特定確認を行
    い、前記設定器から各制御端末器及び監視端末器毎の端
    末器情報を設定することを特徴とした照明制御監視シス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記設定器の端末確認伝送手段からの端
    末確認信号による前記制御端末器と前記監視端末器の特
    定確認は、前記制御端末器で点消灯制御される照明負荷
    の点滅動作と、前記監視端末器の操作状態を示す表示ラ
    ンプの点滅動作とにより行うことを特徴とする請求項4
    記載の照明制御監視システム。
  6. 【請求項6】 複数の照明負荷を点消灯制御すると共
    に、照明負荷の点消灯状態を示す状態情報を送出する制
    御端末器と;前記制御端末器に対して、伝送線を介して
    照明負荷の点消灯制御信号を供給すると共に、前記制御
    端末器による照明負荷の点消灯状態を監視する監視端末
    器と;前記制御端末器を駆動制御して照明負荷を点消灯
    させる複数の照明パターンを事前設定記憶した監視端末
    器用の不揮発性記憶部と;前記監視端末器から伝送され
    た照明パターンに応じて照明負荷を点消灯させる照明パ
    ターン毎の点消灯制御データを事前に設定記憶した制御
    端末器用の不揮発性記憶部と;を具備し、前記監視端末
    器により前記制御端末器を駆動制御して照明負荷を点消
    灯制御させる際に、前記監視端末器から照明パターンを
    識別するパターン識別情報のみを伝送し、前記制御端末
    器は、前記監視端末器から伝送されたパターン識別情報
    と一致する照明パターンの点消灯制御データを前記制御
    端末器用不揮発性記憶部から読み出し、その読み出した
    点消灯制御データを用いて照明負荷を点消灯制御する照
    明制御監視システム。
  7. 【請求項7】 複数の照明負荷を点消灯制御すると共
    に、照明負荷の点消灯状態を示す状態情報を送出する制
    御端末器と;前記制御端末器に対して、伝送線を介して
    照明負荷の点消灯制御信号を供給すると共に、前記制御
    端末器から伝送された照明負荷の点消灯状態を監視する
    監視端末器と;前記伝送線を介して前記監視端末器に接
    続され、前記監視端末器に前記制御端末器を駆動制御し
    て照明負荷の点消灯制御する複数の点消灯制御データを
    設定する設定器と;前記設定部から前記監視端末器に伝
    送される前記点消灯制御データを書き込み記憶する前記
    監視端末器に設けられたデータ設定操作部と;を具備
    し、前記監視端末器のデータ設定操作部が操作された際
    に、前記設定器から伝送された前記点消灯制御データを
    前記監視端末器に書き込み設定することを特徴とした照
    明制御監視システム。
  8. 【請求項8】 前記監視端末器のデータ設定操作部に変
    えて、前記監視端末器から前記制御端末器に伝送する点
    消灯制御データを指示入力する指示入力部を用いて、特
    定の指示入力がなされた際に、前記監視端末器に前記設
    定器から伝送された前記点消灯制御データを書き込み設
    定することを特徴とした請求項7記載の照明制御監視シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 複数の照明負荷を点消灯制御すると共
    に、照明負荷の点消灯状態を示す状態情報を送出する複
    数の制御端末器と;前記制御端末器に対して、伝送線を
    介して照明負荷の点消灯制御信号を供給すると共に、前
    記制御端末器から伝送された照明負荷の点消灯状態を監
    視する監視端末器と;前記伝送線に接続された複数の前
    記制御端末器に対して、個別のアドレス情報を前記伝送
    線を介して設定する設定器と;前記設定部から伝送され
    た前記制御端末器個々のアドレス情報を記憶する制御端
    末器毎に設けられたアドレス情報記憶部と;前記複数の
    制御端末器に設けられたそれぞれのアドレス情報と所定
    の時間を乗算する乗算部と;を具備し、前記設定から前
    記複数の制御端末器に対して、アドレス情報確認要求が
    行われた際に、前記複数の制御端末器の個々の乗算部
    で、自制御端末器のアドレス情報と所定時間を乗算し、
    その乗算時刻と前記アドレス情報確認要求からの経過時
    間とが一致したタイミングで自制御端末器のアドレス情
    報を前記選定器に伝送することを特徴とした照明制御監
    視システム。
  10. 【請求項10】 複数の照明負荷を点消灯制御すると共
    に、照明負荷の点消灯状態を示す状態情報を送出する制
    御端末器と;前記制御端末器に対して、伝送線を介して
    照明負荷を点消灯制御する複数の点消灯制御データを供
    給すると共に、前記制御端末器から伝送された照明負荷
    の点消灯状態を監視する監視端末器と;前記照明負荷を
    点消灯制御する点消灯制御データを送信する送信元の監
    視端末器を特定する送信元アドレスデータと、点消灯制
    御データの送信先である前記制御端末器を特定する送信
    先アドレスデータと、その送信先アドレスの制御端末器
    に供給する照明負荷の点消灯制御データと、及び前記各
    データのチェックコードからなる制御データを生成し
    て、前記伝送線を介して前記監視端末器に供給する設定
    器と;を具備し、前記設定器で特定する監視端末器毎に
    制御データを書き込み設定することを特徴とした照明制
    御監視システム。
  11. 【請求項11】前記設定器によって生成された各種制御
    信号及び制御データを無線信号に変換する設定器用無線
    信号インターフェイスユニットと、前記監視端末器及び
    前記制御端末器から前記設定器に伝送する各種制御信号
    及び制御データを無線信号に変換する伝送線用無線信号
    インターフェイスユニットとを介して、無線信号で制御
    信号及び制御データを授受することを特徴とした請求項
    4乃至10記載の照明制御監視システム。
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