JP2009295399A - 照明制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】人の存在を検知した照明エリア内の照明装置を点灯又は調光するだけで、その人の実際の作業場所より広い範囲で明るさを確保することを目的とする。
【解決手段】照明制御システム1において、それぞれの人感センサ3が1つ以上の照明装置2の照明器具21に対応付けられる。隣接する2つ以上の人感センサ3には、少なくとも1つの照明器具21が共通して対応付けられる。それぞれの照明装置2において、照明制御部20は、照明器具21が対応する人感センサ3における人の存否の検知状態に応じて、照明器具21に対する照明制御を行う。つまり、1つの人感センサ3によって通常制御したい照明器具21の範囲(人感検知エリア5)よりも広い範囲を制御範囲4として設定することで、人が実際に作業するエリアに入ってきたときに、そのエリア内の照明装置2だけでなく、そのエリアの周辺の照明装置2も点灯させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、照明制御システムに関するものである。
一般的な照明制御システムとして、照明エリアに人が入ってくると、人感センサにより人の存在を検知して、その照明エリア内の照明装置を自動的に点灯するものがある。この照明制御システムを利用したものとして、従来、照明エリアに人が入ってくると、隣接する照明エリア内の照明装置が点灯している場合、人が入ってきた照明エリア内の照明装置をゆっくりと点灯するように、フェードの傾きを小さくし、一方、隣接する照明エリア内の照明装置が消灯している場合は、人が入ってきた照明エリア内の照明装置を短時間で点灯するように、フェードの傾きを大きくしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−162658号公報
従来の照明制御システムでは、複数の照明エリアが隣接する形で設定されており、人の存在を検知した照明エリア内の照明装置のみを点灯するため、隣接する照明エリア内の照明装置は全て消灯状態となり、照明エリアの狭間が暗くなってしまうという課題があった。人の存在を検知した照明エリア内の照明装置だけでなく、隣接する照明エリア内の照明装置も一部点灯することで、その人の実際の作業場所より広い範囲を明るくしてもよいが、人の存在を検知した照明エリアの周辺の照明エリア内でも照明装置の点灯制御を行う場合、上位コントローラの保持データによって、照明装置の位置情報やグループ番号の関連付けを行う必要があり、コントローラ上のマイコンのメモリ増大やコストアップに繋がってしまうという課題があった。
本発明は、例えば、人の存在を検知した照明エリア内の照明装置を点灯又は調光するだけで、その人の実際の作業場所より広い範囲で明るさを確保することを目的とする。
本発明の一の態様に係る照明制御システムは、
複数の人感センサのそれぞれにおける人の存否の検知状態に応じて、光源が取り付けられる複数の照明器具のうち、それぞれの人感センサに対応する1つ以上の照明器具に対する照明制御を行う照明制御部を備える照明制御システムであって、
隣接する2つ以上の人感センサには、少なくとも1つの照明器具が共通して対応付けられていることを特徴とする。
本発明の一の態様によれば、照明制御システムにおいて、照明制御部が、人感センサにおける人の存否の検知状態に応じて、当該人感センサに対応する1つ以上の照明器具に対する照明制御を行い、このとき、隣接する2つ以上の人感センサに、少なくとも1つの照明器具が共通して対応付けられているため、例えば、人の存在を検知した照明エリア内の照明装置を点灯又は調光するだけで、その人の実際の作業場所より広い範囲の明るさを確保することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態に係る照明制御システム1の構成を示すブロック図である。
図1において、照明制御システム1は、複数の照明装置2を備える。それぞれの照明装置2は、照明制御部20、照明器具21、ランプ22(光源)を具備する。また、照明制御システム1は、複数の人感センサ3を備える。それぞれの人感センサ3は1つ以上の照明装置2の照明器具21に対応付けられており、照明制御システム1は、それぞれの人感センサ3を、対応する照明器具21に対する照明制御に利用する。ここでは、1つの人感センサ3に対応する照明器具21、即ち、その人感センサ3を利用して行われる照明制御の対象となる照明器具21の範囲(照明エリア)を、その人感センサ3の制御範囲4(図2以降で例示する)という。1つの人感センサ3の制御範囲4には、その人感センサ3が人の存否を検知可能なエリア、即ち、人感検知エリア5(図2以降で例示する)に設置された照明装置2の照明器具21の全て又は一部が含まれる。また、1つの人感センサ3の制御範囲4には、その人感センサ3の人感検知エリア5に隣接する別の人感検知エリア5に設置された照明装置2の照明器具21も少なくとも1つ含まれる。なお、物理的には2つ以上の人感センサ3を1つの人感センサ3として扱うことも可能である。この場合、1つの人感センサ3として扱われる人感センサ3全てに対して、1つの制御範囲4が設定され、1つの人感検知エリア5が存在することになる。
ここで、制御範囲4と人感検知エリア5の例を図2に示す。図2の例では、互いに衝立などで仕切られた部屋が9つあり、各部屋に人感センサ3(S1〜S9)が1つずつ設置されている。これにより、各部屋が1つの人感検知エリア5となっている。各部屋には照明装置2が4つずつ設置されている。1つの人感センサ3の制御範囲4(図中、破線で示している)には、その人感センサ3と同じ部屋に設置された照明装置2の照明器具21の全てが含まれている。また、1つの人感センサ3の制御範囲4には、その人感センサ3が設置されている部屋に隣接する部屋に設置された照明装置2のうち、部屋の境界に最も近い照明装置2の照明器具21が含まれている。つまり、1つの人感センサ3の制御範囲4には、その人感センサ3の人感検知エリア5内に設置されている照明器具21とともに、前後左右に1台ずつ多くの照明器具21が含まれている。
このように、1台の人感センサ3によって通常制御したい照明器具21の範囲(人感検知エリア5)よりも広い範囲を制御範囲4として設定することで、人が実際に作業するエリア(部屋)に入ってきたときに、そのエリア内の照明装置2だけでなく、そのエリアの周辺の照明装置2も点灯させることが可能となり、人感検知エリア5の狭間にいる作業者にも快適な視環境を与えられる。そのため、作業者は、人感検知エリア5を意識して作業位置を調整する必要がなくなり、より安全に、より効率のよい作業を行うことが可能となる。
以下、図2の例における人感センサ3の制御範囲4を図3、図4、図5に個別に示す。
例えば、図3には、S1の制御範囲4を示す。図3に示すように、S1の制御範囲4には、
(1)S1の部屋に設置された4つの照明器具21、
(2)S1の部屋に隣接するS2の部屋に設置された4つの照明器具21のうち、S1の部屋との境界に最も近い2つの照明器具21、
(3)S1の部屋に隣接するS4の部屋に設置された4つの照明器具21のうち、S1の部屋との境界に最も近い2つの照明器具21、
(4)S1の部屋に隣接するS5の部屋に設置された4つの照明器具21のうち、S1の部屋との境界に最も近い1つの照明器具21、
合計9個の照明器具21が含まれている。
同様に、図4には、S2の制御範囲4を示す。図4に示すように、S2の制御範囲4には、
(1)S2の部屋に設置された4つの照明器具21、
(2)S2の部屋に隣接するS1の部屋に設置された4つの照明器具21のうち、S2の部屋との境界に最も近い2つの照明器具21、
(3)S2の部屋に隣接するS3の部屋に設置された4つの照明器具21のうち、S2の部屋との境界に最も近い2つの照明器具21、
(4)S2の部屋に隣接するS4の部屋に設置された4つの照明器具21のうち、S2の部屋との境界に最も近い1つの照明器具21、
(5)S2の部屋に隣接するS5の部屋に設置された4つの照明器具21のうち、S2の部屋との境界に最も近い2つの照明器具21、
(6)S2の部屋に隣接するS6の部屋に設置された4つの照明器具21のうち、S2の部屋との境界に最も近い1つの照明器具21、
合計12個の照明器具21が含まれている。
同様に、図5には、S5の制御範囲4を示す。図5に示すように、S5の制御範囲4には、
(1)S5の部屋に設置された4つの照明器具21、
(2)S5の部屋に隣接するS1の部屋に設置された4つの照明器具21のうち、S5の部屋との境界に最も近い1つの照明器具21、
(3)S5の部屋に隣接するS2の部屋に設置された4つの照明器具21のうち、S5の部屋との境界に最も近い2つの照明器具21、
(4)S5の部屋に隣接するS3の部屋に設置された4つの照明器具21のうち、S5の部屋との境界に最も近い1つの照明器具21、
(5)S5の部屋に隣接するS4の部屋に設置された4つの照明器具21のうち、S5の部屋との境界に最も近い2つの照明器具21、
(6)S5の部屋に隣接するS6の部屋に設置された4つの照明器具21のうち、S5の部屋との境界に最も近い2つの照明器具21、
(7)S5の部屋に隣接するS7の部屋に設置された4つの照明器具21のうち、S5の部屋との境界に最も近い1つの照明器具21、
(8)S5の部屋に隣接するS8の部屋に設置された4つの照明器具21のうち、S5の部屋との境界に最も近い2つの照明器具21、
(9)S5の部屋に隣接するS9の部屋に設置された4つの照明器具21のうち、S5の部屋との境界に最も近い1つの照明器具21、
合計16個の照明器具21が含まれている。
このように、1つの人感センサ3の制御範囲4と、隣接する他の人感センサ3の制御範囲4は、少なくとも一部が重複する。つまり、隣接する2つ以上の人感センサ3には、少なくとも1つの照明器具21が共通して対応付けられている。
それぞれの照明装置2において、照明制御部20は、照明器具21が対応する人感センサ3における人の存否の検知状態に応じて、照明器具21に対する照明制御を行う。具体的には、照明制御部20は、照明器具21が対応する人感センサ3が人の存在を検知した場合、照明器具21に対し、所定の調光率を指定して、照明器具21に取り付けられたランプ22を調光させる(直前の調光率が0%であり、指定された調光率が0%より大きい場合、点灯制御となる)。一方、照明制御部20は、照明器具21が対応する人感センサ3が人の不在を検知した場合、照明器具21に対し、所定の調光率より低い調光率を指定してランプ22を調光させる(指定された調光率が0%である場合、消灯制御となる)。なお、ランプ22は、例えば蛍光灯、高圧放電灯、LEDなどである。
照明制御部20が指定する調光率は、一律に決められていてもよいが、人感センサ3ごとに設定されるものであってもよい。つまり、照明制御システム1において、人感センサ3ごとに、対応する照明器具21に対して、人の存否の検知状態に応じて調光させるランプ22の調光率が設定されていてもよい。この場合、照明制御部20は、人感センサ3における人の存否の検知状態に応じて、当該人感センサ3に対応する照明器具21に対して、ランプ22の調光率を当該人感センサ3に設定された調光率に調光させる。ここで、照明制御部20は、それぞれの人感センサ3に設定された調光率を、記録媒体に予め記憶しておいてもよいし、人感センサ3から人の存否の検知状態が通知される際に同時に通知されてもよい。前者の場合、例えば人感センサ3が人の存在を検知すると、照明制御部20には、その人感センサ3から人の存在を検知したことを通知される。そして、照明制御部20は、記録媒体から、その人感センサ3に設定されている調光率を読み取り、照明器具21に対し、その調光率でランプ22を調光させる。一方、後者の場合、例えば人感センサ3が人の存在を検知すると、照明制御部20には、その人感センサ3から人の存在を検知したこと、及び、その人感センサ3に設定されている調光率を通知される。そして、照明制御部20は、照明器具21に対し、その調光率でランプ22を調光させる。
調光率が人感センサ3ごとに設定される場合、隣接する2つ以上の人感センサ3に設定された調光率が異なることもあり得る。そのため、隣接する2つ以上の人感センサ3に対応付けられた照明器具21に対し、同時に、あるいは、短期間内に異なる調光率が指定される可能性がある。そのため、照明制御部20は、隣接する人感センサ3の全てにて人の存在又は不在が検知された場合、当該隣接する人感センサ3に共通して対応する照明器具21に対して、ランプ22の調光率を当該隣接する人感センサ3のそれぞれに設定された調光率のうち所定の基準により選択される値に調光させる。ここで、所定の基準により選択される値とは、調光率の最大値、調光率の平均値、調光率の最小値などである。
以下、所定の基準により選択される値として(A)調光率の最大値、(B)調光率の平均値、(C)調光率の最小値が用いられる場合について、図2の例を用いて説明する。前提として、例えば、S1、S2、S4、S5で人の存在が検知された場合に指定される調光率を順番に70%、80%、90%、90%とし、S1、S2、S4、S5で人の不在が検知された場合に指定される調光率を順番に10%、0%、0%、0%とする。
人がS1の部屋とS2の部屋の境目に移動した場合、S1とS2が人の存在を検知する(S4、S5は人の不在を検知しており、S1とS2の検知状態が優先されるものとする)。このとき、
(1)S1の部屋に設置された4つの照明装置2のうち、S1の制御範囲4のみに含まれる照明装置2では、照明制御部20は、照明器具21に対し、S1に設定された調光率70%を指定してランプ22を調光させる。
(2)S1、S2の制御範囲4の両方に含まれる照明装置2では、照明制御部20は、照明器具21に対し、(A)の場合にはS1、S2に設定された調光率の最大値80%、(B)の場合には平均値75%、(C)の場合には最小値70%を指定してランプ22を調光させる。
(3)S1、S4の制御範囲4の両方に含まれる照明装置2では、照明制御部20は、照明器具21に対し、(A)の場合にはS1、S4に設定された調光率の最大値90%、(B)の場合には平均値80%、(C)の場合には最小値70%を指定してランプ22を調光させる。
(4)S1、S2、S4、S5の制御範囲4の全てに含まれる照明装置2では、照明制御部20は、照明器具21に対し、(A)の場合にはS1、S2、S4、S5に設定された調光率の最大値90%、(B)の場合には平均値82.5%、(C)の場合には最小値70%を指定してランプ22を調光させる。
S1の部屋以外に設置された照明装置2でも、照明制御部20が同様の動作をする。なお、同じ部屋に設置された照明装置2では調光率を揃えるようにしてもよい。例えば、(A)の場合、S1の部屋に設置された4つの照明装置2において、ランプ22の調光率が70%、80%、90%、90%とばらばらになるため、これを最大値90%、平均値82.5%、最小値70%など1つの値に統一することができる。(B)、(C)の場合についても同様である。
人がS1の部屋とS2の部屋の境目から他の部屋に移動した場合、S1とS2が人の不在を検知する(S4、S5も人の不在を検知しているものとする)。このとき、
(1)S1の部屋に設置された4つの照明装置2のうち、S1の制御範囲4のみに含まれる照明装置2では、照明制御部20は、照明器具21に対し、S1に設定された調光率10%を指定してランプ22を調光させる。
(2)S1、S2の制御範囲4の両方に含まれる照明装置2では、照明制御部20は、照明器具21に対し、(A)の場合にはS1、S2に設定された調光率の最大値10%、(B)の場合には平均値5%、(C)の場合には最小値0%を指定してランプ22を調光させる。
(3)S1、S4の制御範囲4の両方に含まれる照明装置2、及び、S1、S2、S4、S5の制御範囲4の全てに含まれる照明装置2でも上記(2)と同様である。
S1の部屋以外に設置された照明装置2でも、照明制御部20が同様の動作をする。なお、同じ部屋に設置された照明装置2では調光率を揃えるようにしてもよい。例えば、(A)の場合、S1の部屋に設置された4つの照明装置2において、ランプ22の調光率が10%、0%、0%、0%となるが、これを最大値10%、平均値5%、最小値0%など1つの値に統一することができる。(B)、(C)の場合についても同様である。
このように、制御範囲4が重複する範囲に存在する照明器具21は、複数の人感センサ3の検知状態によって動作し、それぞれの人感センサ3に設定された調光率の最大値、平均値、最小値などでランプ22を調光することができる。
照明制御部20は、隣接する人感センサ3の全てにて人の存在又は不在が検知された場合、当該隣接する人感センサ3に共通して対応する照明器具21に対して、ランプ22の調光率を当該隣接する人感センサ3のうち最後に人の存在又は不在を検知した人感センサに設定された調光率に調光させてもよい。つまり、制御範囲4が重複する範囲に存在する照明器具21は、複数の人感センサ3の検知状態によって動作し、それぞれの人感センサ3について、又は、それぞれの人感センサ3から送信された調光率指令の中で最新の指令により指定された調光率でランプ22を調光することができる。
上記のように、照明制御部20は、人感センサ3が人の存在を検知した場合に照明器具21にランプ22を点灯又は調光させ、人感センサ3が人の不在を検知した場合に照明器具21にランプ22を消灯又は調光させる。照明制御部20はそれぞれの照明装置2に具備されるものであるが、照明制御システム1全体でみると、照明制御部20は、複数の人感センサ3のそれぞれにおける人の存否の検知状態に応じて、複数の照明器具21のうち、それぞれの人感センサ3に対応する1つ以上の照明器具21に対する照明制御を行うものである。なお、本実施の形態では、それぞれの照明装置2が照明制御部20を具備する代わりに、他の1つ又は複数の装置(例えば、後述するコントローラ6)が照明制御部20を具備してもよい。この場合、照明制御部20は、それぞれの人感センサ3と通信を行って、それぞれの人感センサ3が人の存在を検知したか否かを監視するとともに、それぞれの人感センサ3における人の存否の検知状態に応じて、対応する照明器具21と通信を行って、それぞれの照明器具21に対する照明制御を行う。
照明制御システム1は、端末器として、照明装置2や人感センサ3のほかに、照度センサ6、壁スイッチ7などを備える。照度センサ6は、部屋の明るさによって、照明装置2の照明器具21の調光率を制御する。壁スイッチ7は、人感センサ3の制御範囲4に対応付けられ、スイッチやボタンの押下により、その制御範囲4に含まれる照明装置2の点灯制御/消灯制御、調光制御、シーン制御を実行する。つまり、人感センサ3ごとに、対応する照明装置2の照明器具21が複数の壁スイッチ7のうち1つに対応付けられている。そして、照明装置2において、照明制御部20が、照明器具21に対応する壁スイッチ7の操作に基づいて、照明器具21に対して照明制御を行う。例えば、壁スイッチ7が使用者により操作された場合、人感センサ3の検知状態に応じた照明制御よりも壁スイッチ7の操作に応じた照明制御を優先して行う。
照明制御システム1は、さらに、各端末器を統括管理するコントローラ8、各端末器の状態をモニタしたり、各端末器の設定値(例えば、調光率)を変更したりするワイヤレスリモコン9や中央管理装置10を備える。ワイヤレスリモコン9や中央管理装置10は選択部90を具備する。各端末器は、コントローラ8やワイヤレスリモコン9と無線通信を行う通信ユニット11に有線シリアル信号線で接続されており、通信ユニット11を介してコントローラ8やワイヤレスリモコン9との間でデータを送受信する。コントローラ8は、Ethernet(登録商標)などのLAN(ローカルエリアネットワーク)インターフェース機能をもつゲートウェイ12と有線シリアル信号線で接続されており、ゲートウェイ12を介して上位システムの中央管理装置10との間でデータを送受信する。中央管理装置10は、パソコンなどとして実装される。
ワイヤレスリモコン9や中央管理装置10の選択部90は、人感センサ3ごとに、対応させる照明装置2の照明器具21を複数の照明装置2の照明器具21から選択する。つまり、選択部90は、それぞれの人感センサ3の制御範囲4を設定する。選択部90は、それぞれの人感センサ3の制御範囲4を、図2〜図5の例のように、それぞれの人感センサ3の人感検知エリア5内に設置されている照明器具21と、その前後左右1列ずつに設置されている照明器具21に限ることなく、ワイヤレスリモコン9や中央管理装置10の使用者が任意に選択した照明器具21のグループとして設定することができる。例えば、選択部90がワイヤレスリモコン9に具備されている場合、選択部90は、ワイヤレスリモコン9の通信可能範囲にある照明器具21に関する情報を一旦ワイヤレスリモコン9内部のデータベースに取り込み、その情報をワイヤレスリモコン9の液晶画面などに表示する。そして、ワイヤレスリモコン9の操作ボタンやタッチパネルにより、使用者にグループ登録したい照明器具21をグループごとに選択させ、各グループのグループ番号と各グループに含まれる照明器具21に関する情報をコントローラ8に送信する。また、例えば、選択部90が中央管理装置10に具備されている場合、選択部90は、中央管理装置10のモニタなどに表示される中央監視画面にて、使用者にグループ登録したい照明器具21をグループごとに選択させ、各グループのグループ番号と各グループに含まれる照明器具21に関する情報をコントローラ8に送信する。なお、選択部90は、人感センサ3ごとに、任意のグループ番号を設定する。
ここで、選択部90が設定する制御範囲4の例を図6に示す。また、図6の例において、コントローラ8、照明装置2の照明制御部20、人感センサ3がメモリ内に保持するデータを図7、図8、図9に示す。この例では、S1〜S4の4台の人感センサ3が設置され、4つの人感検知エリア5を形成している。S1の人感検知エリア5には、L1、L2、L5、L6の4台の照明器具21が設置されている。S2の人感検知エリア5には、L3、L4、L7、L8の4台の照明器具21が設置されている。S3の人感検知エリア5には、L9、L10、L13、L14の4台の照明器具21が設置されている。S4の人感検知エリア5には、L11、L12、L15、L16の4台の照明器具21が設置されている。ワイヤレスリモコン9又は中央管理装置10の選択部90は、人感センサ3ごとに、制御範囲4が人感検知エリア5より縦横1列ずつ広くなるように、制御範囲4に相当するグループを設定している。具体的には、
(1)選択部90は、S1の制御範囲4に相当するグループG1に、L1、L2、L3、L5、L6、L7、L9、L10、L11を登録する。
(2)選択部90は、S2の制御範囲4に相当するグループG2に、L2、L3、L4、L6、L7、L8、L10、L11、L12を登録する。
(3)選択部90は、S3の制御範囲4に相当するグループG3に、L5、L6、L7、L9、L10、L11、L13、L14、L15を登録する。
(4)選択部90は、S4の制御範囲4に相当するグループG4に、L6、L7、L8、L10、L11、L12、L14、L15、L16を登録する。
図7の表に示すように、コントローラ8は、内部のメモリに、グループごとに、各グループに登録された照明器具21の識別子である照明器具番号と対応する人感センサ3の識別子である人感センサ番号とを記録する。また、図8の表の各行に示すように、照明装置2の照明制御部20は、内部のメモリに、照明器具21が登録されたグループの識別子であるグループ番号を記録する。また、図9の表の各行に示すように、人感センサ3は、内部のメモリに、対応するグループのグループ番号を記録するほか、そのグループに適用される不在制御モード、保持時間、フェード時間、ディレー時間、調光率(「在」検知時のものと「不在」検知時のもの)などの設定値を記録する。これらの設定値は、最終的には照明装置2の照明制御部20に通知され、照明制御に利用されるものであるため、人感センサ3ではなく、コントローラ8や照明装置2の照明制御部20がメモリに記録していてもよい。各設定値の利用形態について、図10にタイムチャートを示す。図10では、各グループに設定される不在制御モードとして、不在消灯パターン(通常モード)、不在省エネパターン(省エネモード)、不在残置パターン(残置モード)の3種類におけるタイムチャートを示している。各タイムチャートにおいて、縦軸は照明装置2のランプ22の調光率、横軸は時間を表している。それぞれの照明装置2において、照明制御部20は、照明装置2が登録されているグループの人感センサ3に設定された不在制御モードでランプ22の消灯制御又は調光制御を行う。なお、照明装置2が複数のグループに登録されており、例えば、それぞれのグループの人感センサ3から調光率指令を受けた場合、照明制御部20は、その中で最大の調光率でランプ22を点灯させるように照明器具21を制御する。つまり、照明制御部20は、照明器具21に対して、予め設定されたフェード時間をかけてランプ22の調光率を増減させるフェード制御を行わせる。
以下では、ワイヤレスリモコン9を用いてグループの設定を行う方法について具体例を説明する。
図11は、ワイヤレスリモコン9を用いて人感センサ3のグループ番号を設定する方法を示すフローチャートである。
まず、ワイヤレスリモコン9は液晶画面上に人感センサグループ設定画面を表示する(ステップS1)。使用者がワイヤレスリモコン9の「受信」ボタンを押下すると(ステップS2)、ワイヤレスリモコン9は通信ユニット11のアドレスの問い合わせ信号を送信する(ステップS3)。ワイヤレスリモコン9は通信ユニット11からアドレスを受信すると、液晶画面上にアドレスを表示する。アドレスが複数ある場合、ワイヤレスリモコン9は使用者が「選択」ボタンを押下する度に液晶画面上でアクティブにするアドレスを切り替える。使用者がアドレスを選択してワイヤレスリモコン9の「受信」ボタンを押下すると(ステップS4)、ワイヤレスリモコン9は、そのアドレスをもつ通信ユニット11に接続された人感センサ3のアドレスを収集する(ステップS5)。ワイヤレスリモコン9は人感センサ3からアドレスを受信すると、液晶画面上にアドレスを表示する。アドレスが複数ある場合、ワイヤレスリモコン9は使用者がワイヤレスリモコン9の「選択」ボタンを押下する度に液晶画面上でアクティブにするアドレスを切り替える(ステップS6)。アドレスが選択される度に、当該アドレスをもつ人感センサ3本体に設けられた赤色LEDが点灯する。使用者がアドレスを選択してワイヤレスリモコン9の「決定」ボタンを押下すると(ステップS7)、確認用のブザー音が鳴り、そのアドレスをもつ人感センサ3がグループ設定の対象となることが決定する。他の人感センサ3を同じグループに設定する場合(ステップS8)、再度ステップS6、S7の選択動作を行う。その後、使用者がワイヤレスリモコン9の「グループ」ボタンを押下すると、ワイヤレスリモコン9は液晶画面上の「グループ」表示を点滅させ、使用者に「選択」ボタンでグループ番号を選択させる(ステップS9)。使用者がワイヤレスリモコン9の「送信」ボタンを押下すると(ステップS10)、ワイヤレスリモコン9はコントローラ8と人感センサ3にグループ番号を登録する。
図12は、ワイヤレスリモコン9を用いて照明器具21のグループ番号を設定する方法を示すフローチャートである。
まず、ワイヤレスリモコン9は液晶画面上に照明器具グループ設定画面を表示する(ステップS11)。使用者がワイヤレスリモコン9の「受信」ボタンを押下すると(ステップS12)、ワイヤレスリモコン9は通信ユニット11のアドレスの問い合わせ信号を送信する(ステップS13)。ワイヤレスリモコン9は通信ユニット11からアドレスを受信すると、液晶画面上にアドレスを表示する。アドレスが複数ある場合、ワイヤレスリモコン9は使用者が「選択」ボタンを押下する度に液晶画面上でアクティブにするアドレスを切り替える。使用者がアドレスを選択してワイヤレスリモコン9の「受信」ボタンを押下すると(ステップS14)、ワイヤレスリモコン9は、そのアドレスをもつ通信ユニット11に接続された照明装置2の照明器具21(又は照明制御部20)のアドレスを収集する(ステップS15)。ワイヤレスリモコン9は照明器具21からアドレスを受信すると、液晶画面上にアドレスを表示する。アドレスが複数ある場合、ワイヤレスリモコン9は使用者がワイヤレスリモコン9の「選択」ボタンを押下する度に液晶画面上でアクティブにするアドレスを切り替える(ステップS16)。アドレスが選択される度に、当該アドレスをもつ照明器具21に取り付けられたランプ22が調光率100%で点灯し、それ以外の照明器具21に取り付けられたランプ22が調光率25%で点灯する。使用者がアドレスを選択してワイヤレスリモコン9の「決定」ボタンを押下すると(ステップS17)、確認用のブザー音が鳴り、そのアドレスをもつ照明器具21がグループ設定の対象となることが決定する。他の照明器具21を同じグループに設定する場合(ステップS18)、再度ステップS16、S17の選択動作を行う。その後、使用者がワイヤレスリモコン9の「グループ」ボタンを押下すると、ワイヤレスリモコン9は液晶画面上の「グループ」表示を点滅させ、使用者に「選択」ボタンでグループ番号を選択させる(ステップS19)。使用者がワイヤレスリモコン9の「送信」ボタンを押下すると(ステップS20)、ワイヤレスリモコン9はコントローラ8と照明器具21にグループ番号を登録する。
図13は、ワイヤレスリモコン9を用いて照明器具21のグループ番号を再設定する方法を示すフローチャートである。なお、以下と同様の手順で人感センサ3のグループ番号を再設定することが可能である。
まず、ワイヤレスリモコン9は液晶画面上に照明器具グループ設定画面を表示する(ステップS21)。使用者がワイヤレスリモコン9の「グループ」ボタンを押下すると、ワイヤレスリモコン9は液晶画面上の「グループ」表示を点滅させ、使用者に「選択」ボタンで現行のグループ番号を選択させる(ステップS22)。使用者がワイヤレスリモコン9の「受信」ボタンを押下すると(ステップS23)、ワイヤレスリモコン9は、そのグループ番号のグループに属する照明器具21(又は照明制御部20)のアドレスを収集する(ステップS24)。ワイヤレスリモコン9は照明器具21からアドレスを受信すると、液晶画面上にアドレスを表示する。アドレスが複数ある場合、ワイヤレスリモコン9は使用者がワイヤレスリモコン9の「選択」ボタンを押下する度に液晶画面上でアクティブにするアドレスを切り替える(ステップS25)。アドレスが選択される度に、当該アドレスをもつ照明器具21に取り付けられたランプ22が調光率100%で点灯し、それ以外の照明器具21に取り付けられたランプ22が調光率25%で点灯する。使用者がアドレスを選択してワイヤレスリモコン9の「決定」ボタンを押下すると(ステップS26)、確認用のブザー音が鳴り、そのアドレスをもつ照明器具21がグループ再設定の対象となることが決定する。他の照明器具21を同じグループに設定する場合(ステップS27)、再度ステップS25、S26の選択動作を行う。その後、使用者がワイヤレスリモコン9の「グループ」ボタンを押下すると、ワイヤレスリモコン9は液晶画面上の「グループ」表示を点滅させ、使用者に「選択」ボタンでグループ番号を選択させる(ステップS28)。使用者がワイヤレスリモコン9の「送信」ボタンを押下すると(ステップS29)、ワイヤレスリモコン9はコントローラ8と照明器具21にグループ番号を登録する。
図14は、ワイヤレスリモコン9を用いて照明器具21のグループ番号の設定を解除する方法を示すフローチャートである。
まず、ワイヤレスリモコン9は液晶画面上に照明器具グループ設定画面を表示する(ステップS31)。使用者がワイヤレスリモコン9の「グループ」ボタンを押下すると、ワイヤレスリモコン9は液晶画面上の「グループ」表示を点滅させ、使用者に「選択」ボタンでグループ番号を選択させる(ステップS32)。使用者がワイヤレスリモコン9の「受信」ボタンを押下すると(ステップS33)、ワイヤレスリモコン9は、そのグループ番号のグループに属する照明器具21(又は照明制御部20)のアドレスを収集する(ステップS34)。ワイヤレスリモコン9は照明器具21からアドレスを受信すると、液晶画面上にアドレスを表示する。アドレスが複数ある場合、グループ内の照明器具21について個別にグループ設定を解除するのであれば(ステップS35)、ワイヤレスリモコン9は使用者がワイヤレスリモコン9の「選択」ボタンを押下する度に液晶画面上でアクティブにするアドレスを切り替える(ステップS36)。アドレスが選択される度に、当該アドレスをもつ照明器具21に取り付けられたランプ22が調光率100%で点灯し、それ以外の照明器具21に取り付けられたランプ22が調光率25%で点灯する。使用者がアドレスを選択してワイヤレスリモコン9の「クリア」ボタンを押下すると(ステップS37)、液晶画面上に「CL」が表示され、そのアドレスをもつ照明器具21のグループ設定が解除の対象となることが決定する。他の照明器具21についてグループ設定を解除する場合(ステップS38)、再度ステップS36、S37の選択動作を行う。一方、グループ内の照明器具21について一括でグループ設定を解除するのであれば(ステップS35)、使用者がワイヤレスリモコン9の「クリア」ボタンを2回押下すると(ステップS39)、液晶画面上に「ALL」が表示され、全ての照明器具21のグループ設定が解除の対象となることが決定する。ただし、照明器具21に複数のグループ番号が登録されている場合は、今回選択されたグループ番号のみが削除される。その後、使用者がワイヤレスリモコン9の「送信」ボタンを押下すると(ステップS40)、ワイヤレスリモコン9はコントローラ8と照明器具21にグループ番号を削除させる。
以下では、中央管理装置10の画面上でグループの設定を行う方法について具体例を説明する。
図15は、中央管理装置10のモニタ画面を示す図である。
図15において、使用者は、中央管理装置10のモニタ画面上でグループ番号や調光率などの設定値を変更したり、現在の動作内容をモニタしたりすることができる。例えば、使用者が中央管理装置10のタッチパネル画面において、レイアウト図に配置された照明器具21や人感センサ3などの機器にカーソルを合わせると、中央管理装置10は、当該機器の現在の運転状態を画面に表示する。また、使用者が中央管理装置10のタッチパネル画面において、各設定値を入力すると、中央管理装置10は当該設定内容を変更する。通信ユニット11の配下に、新規の照明器具21や人感センサ3が接続された場合、中央管理装置10は、画面の右上の新規接続機器欄にアイコンを表示し、使用者が、そのアイコンをレイアウト図上の該当位置に移動できるようにする。また、新規接続機器を配置する場合は、中央管理装置10は、機器配置モードに切り替え、使用者がカーソルを合わせた機器が照明器具21であれば、その照明器具21に取り付けられたランプ22を調光率100%で点灯させ、その他の照明器具21に取り付けられたランプ22を調光率25%で点灯させる。これにより、使用者は、画面上で選択した機器と、実際に設置した機器が合致しているかどうか確認することができる。
実施の形態2.
本実施の形態について、主に実施の形態1との差異を説明する。
本実施の形態では、照明装置2の照明制御部20は、隣接する人感センサ3のうち所定数未満の人感センサ3にて人の存在又は不在が検知された場合、当該隣接する人感センサ3に共通して対応する照明器具21に対して、ランプ22の調光率を予め(一律で、あるいは、照明器具21ごとに)設定された調光率に調光させる。一方、照明制御部20は、当該隣接する人感センサ3のうち所定数以上の人感センサ3にて人の存在又は不在が検知された場合、実施の形態1と同様に、当該隣接する人感センサ3に共通して対応する照明器具21に対して、ランプ22の調光率を当該隣接する人感センサ3のそれぞれに設定された調光率のうち所定の基準により選択される値に調光させる。例えば、所定数を2とした場合、照明装置2において、照明制御部20は、その照明装置2を制御範囲4に含む複数の人感センサ3のうち、1つの人感センサ3だけで人の存在(又は不在)が検知された場合、照明器具21に対し、その人感センサ3に設定された調光率ではなく、予め一律に設定された調光率を指定してランプ22を調光させる。一方、照明制御部20は、その照明装置2を制御範囲4に含む複数の人感センサ3のうち、2つ以上の人感センサ3で人の存在(又は不在)が検知された場合、照明器具21に対し、それらの人感センサ3に設定された調光率の最大値、平均値、最小値などを指定してランプ22を調光させる。
このように、本実施の形態では、制御範囲4が重複する範囲に存在する照明器具21は、複数の人感センサ3の検知状態によって動作するが、1ヵ所の人感センサ3のみの検知状態によって動作する場合には、その人感センサ3について、又は、その人感センサ3から送信された調光率指令に従わず、予め設定された下限調光率により調光点灯する。そして、2ヵ所以上の人感センサの検知状態によって動作する場合には、それらの人感センサ3について、又は、それらの人感センサ3から送信された調光率指令の中で、例えば最大の調光率を指定するものに従って動作する。これにより、人を誤検知した可能性がある状態(1ヵ所の人感センサ3のみでの検知)では照明装置2を低輝度点灯しておき、人を正しく検知した可能性が高い状態(2ヵ所以上の人感センサ3での検知)になってから照明装置2を高輝度点灯することが可能となり、省エネ効果が高まる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、これらのうち、2つ以上の実施の形態を組み合わせて実施しても構わない。あるいは、これらのうち、1つの実施の形態を部分的に実施しても構わない。あるいは、これらのうち、2つ以上の実施の形態を部分的に組み合わせて実施しても構わない。
実施の形態1に係る照明制御システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る制御範囲と人感検知エリアの例を示す図である。 実施の形態1に係る制御範囲と人感検知エリアの例を示す図である。 実施の形態1に係る制御範囲と人感検知エリアの例を示す図である。 実施の形態1に係る制御範囲と人感検知エリアの例を示す図である。 実施の形態1に係る制御範囲と人感検知エリアの例を示す図である。 実施の形態1に係るコントローラが保持するデータの例を示す表である。 実施の形態1に係る照明制御部が保持するデータの例を示す表である。 実施の形態1に係る人感センサが保持するデータの例を示す表である。 実施の形態1に係る不在制御タイムチャートである。 実施の形態1に係るワイヤレスリモコンによる人感センサのグループ設定手順を示すフローチャートである。 実施の形態1に係るワイヤレスリモコンによる照明器具のグループ設定手順を示すフローチャートである。 実施の形態1に係るワイヤレスリモコンによる照明器具のグループ再設定手順を示すフローチャートである。 実施の形態1に係るワイヤレスリモコンによる照明器具のグループ設定解除手順を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る中央管理装置のモニタ画面を示す図である。
符号の説明
1 照明制御システム、2 照明装置、3 人感センサ、4 制御範囲、5 人感検知エリア、6 照度センサ、7 壁スイッチ、8 コントローラ、9 ワイヤレスリモコン、10 中央管理装置、11 通信ユニット、12 ゲートウェイ、20 照明制御部、21 照明器具、22 ランプ、90 選択部。

Claims (10)

  1. 複数の人感センサのそれぞれにおける人の存否の検知状態に応じて、光源が取り付けられる複数の照明器具のうち、それぞれの人感センサに対応する1つ以上の照明器具に対する照明制御を行う照明制御部を備える照明制御システムであって、
    隣接する2つ以上の人感センサには、少なくとも1つの照明器具が共通して対応付けられていることを特徴とする照明制御システム。
  2. 前記照明制御システムは、人感センサごとに、対応する照明器具に対して、人の存否の検知状態に応じて調光させる光源の調光率を設定し、
    前記照明制御部は、人感センサにおける人の存否の検知状態に応じて、当該人感センサに対応する照明器具に対して、光源の調光率を当該人感センサに設定された調光率に調光させることを特徴とする請求項1に記載の照明制御システム。
  3. 前記照明制御部は、隣接する人感センサの全てにて人の存在又は不在が検知された場合、当該隣接する人感センサに共通して対応する照明器具に対して、光源の調光率を当該隣接する人感センサのそれぞれに設定された調光率のうち所定の基準により選択される値に調光させることを特徴とする請求項2に記載の照明制御システム。
  4. 前記照明制御部は、隣接する人感センサの全てにて人の存在又は不在が検知された場合、当該隣接する人感センサに共通して対応する照明器具に対して、光源の調光率を当該隣接する人感センサのそれぞれに設定された調光率の最大値又は平均値又は最小値に調光させることを特徴とする請求項3に記載の照明制御システム。
  5. 前記照明制御部は、隣接する人感センサの全てにて人の存在又は不在が検知された場合、当該隣接する人感センサに共通して対応する照明器具に対して、光源の調光率を当該隣接する人感センサのうち最後に人の存在又は不在を検知した人感センサに設定された調光率に調光させることを特徴とする請求項2に記載の照明制御システム。
  6. 前記照明制御部は、隣接する人感センサのうち所定数未満の人感センサにて人の存在又は不在が検知された場合、当該隣接する人感センサに共通して対応する照明器具に対して、光源の調光率を予め設定された調光率に調光させ、当該隣接する人感センサのうち所定数以上の人感センサにて人の存在又は不在が検知された場合、当該隣接する人感センサに共通して対応する照明器具に対して、光源の調光率を当該隣接する人感センサのそれぞれに設定された調光率のうち所定の基準により選択される値に調光させることを特徴とする請求項2に記載の照明制御システム。
  7. 前記照明制御システムは、さらに、
    人感センサごとに、対応させる照明器具を複数の照明器具から選択する選択部を備えることを特徴とする請求項1から6までのいずれかに記載の照明制御システム。
  8. 前記選択部は、ワイヤレスリモコン又は中央管理装置に具備されることを特徴とする請求項7に記載の照明制御システム。
  9. 前記照明制御システムは、人感センサごとに、対応する照明器具を複数の壁スイッチのうち1つに対応付け、
    前記照明制御部は、さらに、壁スイッチの操作に基づいて、当該壁スイッチに対応する照明器具に対して照明制御を行うことを特徴とする請求項1から8までのいずれかに記載の照明制御システム。
  10. 前記照明制御部は、照明器具に対して、予め設定されたフェード時間をかけて光源の調光率を増減させるフェード制御を行わせることを特徴とする請求項1から9までのいずれかに記載の照明制御システム。
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