JP2014060078A - 調光制御装置、調光制御システム、及び調光制御プログラム - Google Patents

調光制御装置、調光制御システム、及び調光制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザごとに適切な調光を行う。
【解決手段】照明装置の調光を制御する調光制御装置であって、前記照明装置に対応する位置情報を受信した無線端末から、前記無線端末が受信した位置情報を取得する位置情報取得手段と、前記位置情報取得手段により得られた位置情報に基づき、前記無線端末から所定範囲に含まれる照明装置の調光を、前記無線端末ごとに設定された目標照度に応じて制御する調光制御手段とを有することにより上記課題を解決する。
【選択図】図6

Description

本願は、調光制御装置、調光制御システム、及び調光制御プログラムに関する。
従来では、無線通信装置を備えた複数のLED(Light Emitting Diode)照明装置が中央制御装置とネットワークを構築し、中央制御装置から各LED照明装置に対する電流制御データの送信によって、LED照明体の発光を制御する手法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、上述した従来の手法では、LED照明装置に光センサや、人の動きを検知する人感センサ等を備え、中央制御装置がLED照明装置のセンサから得られる情報に基づき、LED照明体の照度を調整する。
しかしながら、上述した従来の手法では、中央制御装置がLED照明装置のセンサから得られる情報に基づき、LED照明装置の照度を調整するため、LED照明装置内にセンサを備える必要があった。
また、上述した従来手法では、単にセンサから得られる情報に基づき制御するだけであるため、ユーザごとに適切な照度を得たい場合でも、そのユーザが作業する場所ごとにLED照明装置の調光を制御することができなかった。
開示の技術は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、ユーザごとに適切な調光を行うことが可能な調光制御装置、調光制御システム、及び調光制御プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、開示の一態様によれば、照明装置の調光を制御する調光制御装置であって、前記照明装置に対応する位置情報を受信した無線端末から、前記無線端末が受信した位置情報を取得する位置情報取得手段と、前記位置情報取得手段により得られた位置情報に基づき、前記無線端末から所定範囲に含まれる照明装置の調光を、前記無線端末ごとに設定された目標照度に応じて制御する調光制御手段とを有することを特徴とする。
開示の技術によれば、ユーザごとに適切な調光を行うことが可能となる。
位置情報管理システムの概略構成の一例を示す図である。 位置情報管理システムを構成するネットワークの一例を示す図である。 本実施形態に係る調光制御システムを説明するための図である。 本実施形態に係る照明装置の機能ブロックの一例を示す図である。 本実施形態に係る無線端末の機能ブロックの一例を示す図である。 本実施形態に係る管理サーバの機能ブロックの一例を示す図である。 本実施形態に係る照明装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 本実施形態に係る無線端末のハードウェア構成の一例を示す図である。 本実施形態に係る管理サーバのハードウェア構成の一例を示す図である。 本実施形態に係る調光制御処理シーケンスの一例を示す図である。 本実施形態に係る無線端末と照明装置との関係を示す図である。 無線端末の位置から所定範囲に含まれる照明装置を示す図である。 無線端末と照明装置との3次元上の距離を説明するための図である。 本実施形態に係る調光制御処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態に係る協調動作時の処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態に係る調光制御の第1の例を示す図である。 本実施形態に係る調光制御の第2の例を示す図である。 本実施形態に係る調光制御の第3の例を示す図である。 本実施形態に係る調光制御の第4の例を示す図である。
以下、開示の技術に係る実施の形態について詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態の一例では、例えば屋内の所定エリアにおける物体や人物の位置情報を管理する位置情報管理システムを用いて、照明装置の調光を制御する調光制御システムの一例について説明する。調光制御システムでは、各ユーザが所持する無線端末の位置情報に基づいて、その付近にある照明装置の調光を制御することが可能となる。
<位置情報管理システム:概略構成>
図1は、位置情報管理システムの概略構成の一例を示す図である。図1に示すように、位置情報管理システム1は、無線通信装置10−1〜10−4と、無線端末11−1〜11−3と、ゲートウェイ装置12と、管理サーバ13とを有するように構成される。無線通信装置10−1〜10−4と、無線端末11−1〜11−3と、ゲートウェイ装置12とは、無線ネットワーク14を介して接続される。
また、ゲートウェイ装置12と、管理サーバ13とは、ネットワーク15を介して接続される。なお、以下の説明において、無線通信装置10−1〜10−4は、適宜、無線通信装置10と称し、無線端末11−1〜11−3は、適宜、無線端末11と称して説明する。
無線通信装置10は、例えば建物の各階の天井等に設置されたLED蛍光管のような照明装置に組み込まれ、照明装置から給電されて動作するが、これには限定されず、独立した筐体を有し、予め設置された電源から給電されても良い。また、照明装置は、LED蛍光管に限定されるものではない。
無線通信装置10は、無線信号によりそれぞれの設置位置に係る自己の位置情報(例えば経度情報、緯度情報、建物の階数、棟番号等の情報)を連続的又は断続的に、所定の電波範囲(すなわち管理対象となる領域)に対して送信する。
ここで、上述した所定の電波範囲は、例えば無線通信装置10からの送信出力、アンテナの指向性等によって決定される。図1の例では、無線通信装置10の下方に示される円錐形の点線が各無線通信装置10における所定の電波範囲を示している。各無線通信装置10は、例えば、図1に示す所定の電波範囲が他の無線通信装置と重複せず、各無線通信装置10の電波範囲に隙間が生じないように配置されると良いが、それに限定されるものではなく、目的とする所定の領域に電波範囲が含まれるように配置されていても良い。
なお、所定の電波範囲が重複する場合には、例えば、無線端末11が受信電波強度に基づいて、いずれか1つの無線通信装置10を決定するように構成される。
本実施形態では、無線通信装置10は、例えばIMES(Indoor MEssaging System)、可視光通信、赤外線通信、無線LAN(Local Area Network)等から選択される無線通信方式を用いて、無線端末11に位置情報を送信できるが、これに限定されるものではない。
無線端末11は、無線通信装置10−1〜10−4のうち最寄りの無線通信装置10から位置情報を受信する。無線端末11は、例えば自らの電波を送信可能なアクティブタグが付された端末であり、例えばスマートフォン、PDA(Personal Digital Assistant)、PC(Personal Computer)又はスマートメータ等、アクティブタグと同等の機能を有していれば良い。
図1の例では、無線端末11は、管理対象となる収納箱や物体等に付されているが、これには限定されない。例えばIDカード(IDentity card)や携帯電話等に無線端末11を組み込むことで、無線端末11を所持した人物を管理対象としても良い。
無線端末11は、無線通信装置10から上述した無線通信装置10の位置情報を受信すると、例えばIEEE802.15.4及びZigBee(登録商標)のような近距離無線通信により、受信した位置情報や、自らの端末情報(端末ID)等を無線通信装置10に送信する。なお、無線端末11の端末情報としては、例えばIEEE802.15.4の短縮アドレスやIEEE拡張(MAC:Media Access Control)アドレス等を用いても良い。
ここで、無線端末11から無線通信装置10に送信された情報は、無線通信装置10がそれぞれ保持するルーティング情報に基づき、無線ネットワーク14内でルーティングされ、所定の無線通信装置10を経由してゲートウェイ装置12に送信される。なお、無線端末11は、無線通信装置10よりも近傍にゲートウェイ装置12が存在する場合には、ゲートウェイ装置12に対して送信しても良い。上述した無線端末11の送受信動作は、予め設定されたタイミングか、無線端末11が加速度センサを有している場合には、加速度センサによる無線端末11の加速度変化が検出されたタイミングに行うと良い。
ゲートウェイ装置12は、例えば建物の各階、又は壁等で仕切られた各部屋に設置される。ゲートウェイ装置12は、無線端末11から送信された情報(上述した位置情報や端末情報等)を、無線通信装置10を介して受信する。また、ゲートウェイ装置12は、無線通信装置10を介して無線端末11から送信された情報を受信すると、ネットワーク15を介して管理サーバ13に送信する。
ゲートウェイ装置12は、無線ネットワーク14とネットワーク15とを相互に接続し、無線ネットワーク14側から送信された情報をネットワーク15にブリッジする。また、ゲートウェイ装置12は、無線ネットワーク14が、例えばIEEE802.15.4やZigBee規格によるPAN(Personal Area Network)を構成し、ネットワーク15がIEEE802.3規格に基づくLANである場合、無線ネットワーク14とネットワーク15との間で通信方式の変換を行う。
なお、無線ネットワーク14が、上述したIEEE802.15.4やZigBee規格によるPANを構成する場合には、無線端末11と、無線通信装置10と、ゲートウェイ装置12は、ZigBee規格で定められるエンドデバイス機能、ルータ機能、コーディネータ機能を有するように制御される。
無線端末11及び無線通信装置10は、例えば起動時においてゲートウェイ装置12の管理下に入り、PANを構成することにより、ゲートウェイ装置12への最小経路が決定し、上述したルーティング情報が作成される。
管理サーバ13は、例えばゲートウェイ装置12を介して無線端末11から送信された情報を受信すると、受信した情報を受信日時とともに記録する。管理サーバ13は、無線端末11から送信された情報に基づき、無線端末11の位置を管理する。なお、管理サーバ13は、ゲートウェイ装置12の機能を統合しても良い。
無線ネットワーク14は、例えばIEEE802.15.4及びZigBee規格によるPANを構成するが、例えば「Bluetooth(登録商標) LE」、「ANT」、「Z−Wave」等の近距離無線通信を用いて構成しても良い。
ネットワーク15は、例えばIEEE802.3規格で定められるLANであるが、例えばインターネット等、複数の種類のネットワークを含んでも良い。
<無線ネットワーク14>
図2は、位置情報管理システムを構成するネットワークの一例を示す図である。図2の例では、図1に示す位置情報管理システム1において、無線通信装置10−1〜10−4と、無線端末11−1〜11−3と、ゲートウェイ装置12とが、無線ネットワーク14を介して接続されている。なお、少なくとも各無線通信装置10−1〜10−4間の無線ネットワーク14は、例えばメッシュネットワークにより構成されている。
図2の点線に示すように、無線端末11−1〜11−2から送信された情報は、無線通信装置10−1により受信され、無線通信装置10−1から他の無線通信装置10−2〜10−4を介してゲートウェイ装置12に送信される。
なお、図1及び図2に示す無線通信装置10及び無線端末11の数や配置は、これに限定されるものではない。
<調光制御システム>
図3は、本実施形態に係る調光制御システムを説明するための図である。図3に示すように、本実施形態に係る調光制御システム2は、無線通信装置10を有する照明装置16と、照明装置16の調光を制御する調光制御装置としての管理サーバ13とを有するように構成される。
図3の例では、例えばオフィスフロアと会議室とにおいて、照明装置16−1〜16−30が設置されている。例えば照明装置16−16の照明の下では、無線端末11を所持したユーザAがデスク上で作業を行っている。ユーザAは、例えば無線端末11に対してユーザAの適切な照度である目標照度を予め設定している。なお、図3におけるデスク等の配置位置や数等については、特に限定されるものではない。
無線端末11は、例えば現在の位置から最も近くに存在する照明装置16−16が有する無線通信装置10等の外部から、例えば照明装置16−16に対応する位置情報を受信すると、受信した位置情報及び予め設定した目標照度等を、無線通信装置10を介して管理サーバ13に送信する。
管理サーバ13は、例えば無線通信装置10を介して無線端末11から送信された位置情報及び目標照度等を取得する。なお、管理サーバ13は、予め無線端末11の端末情報と対応付けられた目標照度を保持している場合には、無線端末11から送信された無線端末11の端末情報に基づき、無線端末11の目標照度を取得しても良い。
管理サーバ13は、無線端末11の位置情報に基づき、無線端末11から所定範囲に含まれる照明装置16を検索してリスト化する。ここで、所定範囲とは、例えば無線端末11の位置付近に対する照度に影響する範囲であり、例えば無線端末11を中心とした半径R(例えば5m)等の空間を意味するが、これには限定されない。
管理サーバ13は、例えばオフィスフロアと会議室とをXY座標面で表し、照明装置16の中心座標(例えば照明装置16−1の中心座標「PosX(取付位置のX座標)=2.0,PosY(取付位置のY座標)=1.5、PosZ(取付位置のZ座標)=4.0」)と、無線端末11の位置情報から変換された無線端末11のXY座標(例えば、PosX=9.5,PosY=6.0、PosZ=1.0)とに基づき、XY座標面上で無線端末11から所定範囲に含まれる照明装置16をリスト化する。
次に、管理サーバ13は、リスト化した照明装置16と無線端末11との3次元上の距離Lを算出して、算出した照明装置16と無線端末11との3次元上の距離Lに応じて、リスト化した照明装置16に対する優先順位を設定する。また、管理サーバ13は、設定した優先順位に応じて、照明装置16の調光を制御する。照明装置16は、管理サーバ13からの制御命令に応じて、それぞれの照明を調整する。
なお、本実施形態では、各照明装置16の位置情報等を管理するテーブル(照明情報テーブル)や、無線端末11の位置情報等を管理するテーブル(無線端末情報テーブル)等を用いると良い。また、上述した照明情報テーブル及び無線端末情報テーブルは、上述した管理サーバ13等により管理される。
また、上述の例では、無線端末11の位置情報は、無線通信装置10から送信された位置情報を受信して用いたが、これに限定されるものではない。例えば、無線端末11は、WiFi(登録商標)、Bluetooth等の標準化された無線通信インタフェース、又は、標準化されていない他の無線通信インタフェースを使用して位置情報を取得しても良い。また、無線端末11は、例えばRFID通信等により位置情報を取得し、その位置情報を管理サーバ13に送信しても良い。
なお、この場合には、WiFiやBluetooth等により受信した位置情報と、1又は複数の照明装置16の位置情報とを対応付けたテーブルを管理サーバ13が用いて、制御対象の照明装置16を特定すれば良い。
また、無線端末11は、上述した端末IDや目標照度のみ無線通信装置10に送信し、例えば無線通信装置10が保持している位置情報等と、無線端末11から受信した端末ID等を管理サーバ13に送信しても良い。
上述した構成により、ユーザごとに適切な調光を行うことが可能となる。
<照明装置16:機能ブロック>
図4は、本実施形態に係る照明装置の機能ブロックの一例を示す図である。図4に示すように、照明装置16は、無線通信装置10と、照明切換手段17と、照明調整手段18とを有するように構成される。また、無線通信装置10は、通信手段20と、記憶手段21と、制御手段22とを有するように構成される。
通信手段20は、位置情報送信手段20Aと、無線通信手段20Bとを有するように構成される。位置情報送信手段20Aは、例えばIMES信号(地上補完信号)等により、所定の電波範囲にある無線端末11に連続的又は断続的に、位置情報21Aを送信する。なお、位置情報送信手段20Aは、例えばIMESに規定するフォーマットを用いて位置情報21Aを送信すると良い。
無線通信手段20Bは、例えばIEEE802.15.4及びZigBee等の近距離無線通信により、無線ネットワーク14を介して無線端末11から送信された情報(例えば無線端末11の位置情報、端末情報、目標照度等)を受信すると、受信した情報をゲートウェイ装置12に送信する。
無線通信手段20Bは、例えば無線ネットワーク14がZigBee規格で構成される場合、保持しているルーティング情報21Bに基づきルーティングを行い、上述した無線端末11から受信した情報をゲートウェイ装置12に対して送信する。
記憶手段21は、例えば位置情報21Aや、ルーティング情報21B等を記憶するが、これに限定されるものではない。位置情報21Aは、例えば、緯度、経度、棟、階数等の情報を含む。緯度及び経度は、無線通信装置10が所在する位置の緯度及び経度を示す。棟番号は、無線通信装置10が設置されている建物の棟番号を示す。階数は、無線通信装置10が設置されている建物の階数を示す。
なお、位置情報21Aは、上述した内容に限定されるものではなく、例えば部屋の中の区画を表す情報等、より細かな位置を特定する情報を含んでも良く、例えば管理対象となる領域の部屋やドア番号等(エリア情報)を含んでも良い。
ルーティング情報21Bは、無線通信装置10からゲートウェイ装置12への最小経路等を示す情報であるが、これに限定されるものではない。ルーティング情報21Bは、例えば起動時に無線通信装置10がゲートウェイ装置12の管理下に入り、上述したPANを構成することにより、ゲートウェイ装置12への最小経路が決定され生成される。
制御手段22は、無線通信装置10の動作を制御する。なお、無線通信装置10と、無線端末11と、ゲートウェイ装置12とがZigBeeを用いてPANを構成する場合には、無線通信装置10がルータ機能を提供するよう制御する。
照明切換手段17は、例えば無線端末11や管理サーバ13等からの指示により、対象のLED灯のオンオフを切り換える。
照明調整手段18は、照明切換手段17によりLED灯がオンに切り換わった場合に、例えばLED灯に供給する電流を制御して、LED灯の照度を調整する。具体的には、管理サーバ13から送信される一次制御量に基づいて、例えばLED灯をオンしたときの電流量等を調整する。一次制御量とは、例えば調光の最大値を100としたときに、何%に制御するかの値等を示すが、これに限定されるものではない。また、以下の説明では、必要に応じて、一次制御量に基づいて、変換される電流値等を二次制御量という。
照明調整手段18は、管理サーバ13から指示を受けると、指示された内容に基づきLED灯に供給する電流を制御してLED灯の照度を調整する。
上述した構成により、照明装置16は、無線端末10から受信した情報を管理サーバ13に送信し、管理サーバ13からの指示に応じて調光を行うことが可能となる。
<無線端末11:機能ブロック>
図5は、本実施形態に係る無線端末の機能ブロックの一例を示す図である。図5に示すように、無線端末11は、通信手段30と、調光要求手段31と、加速度検出手段32と、記憶手段33と、制御手段34とを有するように構成される。
通信手段30は、位置情報受信手段30Aと、無線通信手段30Bとを有するように構成される。
位置情報受信手段30Aは、無線通信装置10から送信されたIMES信号に含まれる位置情報21A等を受信する。なお、位置情報受信手段30Aにより受信した位置情報21Aは、記憶手段33に位置情報33Aとして記憶される。
無線通信手段30Bは、例えばIEEE802.15.4及びZigBee規格の通信方式を用いて、例えば調光要求手段31から管理サーバ13に対する調光要求を受けると、記憶手段33に記憶された位置情報33Aと、端末情報33Bと、目標照度33Cとを無線通信装置10に送信する。
無線通信手段30Bは、上述したIMES規格によって受信したメッセージの該当フィールドを繋げたフォーマットにより、位置情報33A、端末情報33B、目標照度33Cを送信することが可能である。なお、各フィールドの表現形式は、上述したIMES規格に準じれば良く、このフォーマットに加えて、通信方式により規定されるヘッダやチェックサム情報が付加されても良い。
なお、無線通信手段30Bは、位置情報33A、端末情報33B、目標照度33Cを同時に送信しても良いが、これに限定されるものではなく、例えば位置情報33A及び端末情報33Bと、端末情報33B及び目標照度33Cとを別々に送信しても良い。すなわち、目標照度33Cは、一度送信した後、管理サーバ13で管理し、変更があった場合のみ再送すれば良い。
調光要求手段31は、ユーザによる目標照度等の登録や調光要求の指示を検知すると、管理サーバ13に対して調光要求を行う。
加速度検出手段32は、無線端末11の加速度を検出する。加速度検出手段32は、例えば無線端末11の移動の開始や停止、所定の速度以上の移動等を検出する。なお、加速度検出手段32による移動の開始や停止、所定の速度以上の移動等に伴う加速度変化の検出は、無線端末11の送受信タイミングの決定に用いることが可能である。
記憶手段33は、例えば位置情報33A、端末情報33B、目標照度33C等を記憶するが、これに限定されるものではない。
位置情報33Aは、例えば位置情報受信手段30Aにより受信した無線通信装置10の位置情報21Aを含む。ここで、位置情報33Aは、例えば、階数、緯度、経度、棟番号の各フィールドがそれぞれ所定のビット数で表現され、例えば階数フィールドが9ビット、緯度、経度の各フィールドが21ビット、棟番号のフィールドが8ビット等で表現されるが、これに限定されるものではない。
端末情報33Bは、例えば端末ID等であり、例えば無線端末11を特定するネットワークアドレス等の情報を含んでも良い。例えば、無線ネットワーク14が、IEEE802.15.4やZigBee規格に基づく場合には、IEEE802.15.4の短縮アドレスや、IEEE拡張(MAC)アドレス等を用いても良い。
目標照度33Cは、ユーザ等により設定された照度(lx)等である。
制御手段34は、無線端末11の動作を制御する。制御手段34は、例えば調光要求手段31による要求や、加速度検出手段32により無線端末11の移動の開始や停止に伴う加速度変化を検出して、無線端末11の送受信のタイミングを制御する。なお、制御手段34は、予め設定された間隔又は時刻に基づいて送受信のタイミングを制御しても良く、受信と送信のタイミングをそれぞれ独立して制御しても良い。
また、制御手段34は、無線端末11が無線通信装置10とゲートウェイ装置12とZigBeeによるPANを構成する場合には、無線端末11がエンドポイント機能を提供するように制御する。
なお、無線端末11がスマートフォンやタブレットPC等の情報処理装置である場合には、例えばユーザからの入力を受け付ける入力手段や、ユーザに情報を提示する表示手段を設ける。これにより、例えばユーザに対する位置情報の提示や、ユーザからの位置情報の入力の他、ユーザからの目標照度や調光要求の入力等が可能となる。
上述した構成により、無線端末11は、ユーザの要求を受けて目標照度とともに、位置情報等を、無線通信装置10等を介して管理サーバ13に送信することが可能となる。
<管理サーバ13:機能ブロック>
図6は、本実施形態に係る管理サーバの機能ブロックの一例を示す図である。図6に示すように、管理サーバ13は、通信手段40と、位置情報取得手段41と、調光制御手段42と、入力手段43と、表示手段44と、記憶手段45と、制御手段46とを有するように構成される。
通信手段40は、ゲートウェイ装置12からネットワーク15を介して無線端末11により送信された情報を受信する。なお、通信手段40は、無線端末11の位置情報等の提供を求められた場合には、無線端末11の位置情報等を外部装置等に送信しても良い。
位置情報取得手段41は、通信手段40により無線端末11から送信された情報を受信すると、受信した情報のうち、無線端末11の位置情報や、端末情報、目標照度等を受信日時とともに記憶手段45に記憶する。
調光制御手段42は、例えば無線端末11から調光要求を受けると、位置情報取得手段41により得られた無線端末11の位置情報に基づき、無線端末11から所定範囲に含まれる照明装置16の調光を、無線端末11ごとに設定された目標照度に応じて制御する。例えば、調光制御手段42は、無線端末11から所定範囲に含まれる照明装置16に対して、無線端末11との距離(3次元上の距離)に応じて優先順位を設定し、設定した優先順位に応じて、照明装置16の調光を制御する。
調光制御手段42は、複数の無線端末11から調光要求を受けた場合、複数の無線端末11から所定範囲内にある同一の照明装置16に対して、無線端末11ごとに設定された目標照度に基づいて調光を制御する。例えば、調光制御手段42は、複数の無線端末11のそれぞれの目標照度に生じて得られる同一の照明装置16に対する制御値の最大値又は平均値に基づいて調光を制御する。
入力手段43は、無線端末11の位置を探索したり、照明装置16の調光を制御したりするためのユーザの入力を受け付ける。なお、入力手段43は、キーボードやマウス等の入力インタフェース等でもよいが、これに限定されるものではない。
表示手段44は、例えばGUI(Graphical User Interface)等により構成される。表示手段44は、例えば無線端末11等を検索するための検索画面を表示したり、調光制御手段42により調光制御した照明装置16等を表示したりしても良い。
記憶手段45は、例えば無線端末情報45Aや照明情報45Bを記憶するが、これに限定されるものではない。無線端末情報45Aは、例えば、位置情報取得手段41により得られる情報に基づき作成されるテーブルであり、無線端末11の「端末情報(端末ID)」、「位置情報」、「PosX(測位位置のX座標)」、「PosY(測位位置のY座標)」、「PosZ(測位位置のZ座標(高さ))」、「目標照度(lx)」等の項目を含むがこれに限定されるものではない。
照明情報45Bは、例えば、予め設定された照明装置16の「識別情報(照明ID)」、「3次元座標等の位置情報(「PosX」、「PosY」「PosZ」)」、「消費電力P(W)」、「出力照度推定値E(lx)」、「効率(mW/lm)」等の項目や、「制御量の重み(例えば、一次制御量(%)等)」等の項目を含むがこれに限定されるものではない。
なお、無線端末情報45Aや照明情報45Bは、所定の時間間隔(例えば、1s等)ごとに更新されることが好ましいが、これに限定されるものではない。
制御手段46は、管理サーバ13の各構成を制御する。
<照明装置16:ハードウェア構成>
図7は、本実施形態に係る照明装置のハードウェア構成の一例を示す図である。図7に示すように、照明装置10は、CPU(Central Processing Unit)50と、RAM(Random Access Memory)51と、ROM(Read Only Memory)52と、位置信号送信部53と、無線通信部54と、LED灯55とを有するように構成される。なお、各部は、バス56を介して接続される。
CPU50は、無線通信装置10の動作制御を行うプログラムを実行する。RAM51は、CPU50のワークエリア等を構成する。ROM52は、CPU50が実行するプログラムに加えて、例えば位置情報21A、ルーティング情報21B等を記憶する。
位置信号送信部53は、例えばIMES等の測位信号を送出するアンテナを有し、IMES信号により位置情報21Aを無線端末11に送信する。
無線通信部54は、例えばIEEE802.15.4規格に適合する電波を送受信可能なアンテナを有し、保持しているルーティング情報21Bに基づき、無線端末11から受信した位置情報や、端末情報、目標照度等を他の無線通信装置10等に送信する。
LED灯55は、例えば直管形LEDランプ(ラピッド直列2灯用)等である。LED灯55は、例えば電気回路や端子を介して蛍光灯ソケット等から電力供給を受けるように取り付けられている。
バス56は、各部を電気的に接続し、各部間でのデータの送受信等を行う。
なお、上述した図4に示す照明切換手段17と、照明調整手段18等における各処理はCPU50により実行される。
<無線端末11:ハードウェア構成>
図8は、本実施形態に係る無線端末のハードウェア構成の一例を示す図である。図8に示すように、無線端末11は、CPU60と、RAM61と、ROM62と、位置信号受信部63と、無線通信部64と、加速度検出部65とを有するように構成される。なお、各部は、バス66を介して接続される。
CPU60は、無線端末11の動作制御を行うプログラムを実行する。RAM61は、CPU60のワークエリア等を構成する。ROM62は、CPU60が実行するプログラムに加えて、無線端末11の位置情報33A、端末情報33B、目標照度33C等を記憶する。
位置信号受信部63は、例えばIMES等の測位信号を受信するアンテナを有し、IMES信号に含まれる位置情報21Aを受信する。
無線通信部64は、例えばIEEE802.15.4規格に適合する電波を送受信可能なアンテナを有し、例えば位置情報33A、端末情報33B、目標照度33C等を無線通信装置10に送信する。
加速度検出部65は、例えば加速度センサ又は慣性力や磁気を用いたモーションセンサ等である。
バス66は、各部を電気的に接続し、各部間でのデータの送受信等を行う。
なお、無線端末11がスマートフォンやタブレットPC等の情報処理装置である場合、ユーザからの入力等を受け付けるタッチパネル、ダイヤルキー、キーボード、マウス等の入力部やスクリーンディスプレイ等の表示部を有する。
<管理サーバ13:ハードウェア構成>
図9は、本実施形態に係る管理サーバのハードウェア構成の一例を示す図である。管理サーバ13は、CPU70と、RAM71と、ROM72と、HDD(Hard Disk Drive)73と、通信部74と、表示部75と、入力部76とを有するように構成される。なお、これらの装置は、バス77を介して接続される。
CPU70は、管理サーバ13の動作制御を行うプログラムを実行する。RAM71は、CPU70のワークエリア等を構成する。
ROM72は、例えばCPU70が実行するプログラムやプログラムが使用するデータや、無線端末情報45Aや照明情報45B等を記憶する。
HDD73は、位置情報管理システム1や、調光制御システム2で用いられる情報を記憶する。なお、HDD73は、テープドライブを含むあらゆる記憶装置であっても良く、ネットワークを介してアクセス可能なストレージ領域であっても良い。
通信部74は、例えばIEEE802.3規格等に適合するネットワークインタフェースを有する。
表示部75は、例えば液晶ディスプレイやCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ等を含む。
入力部76は、ユーザからの入力を受け付けるキーボードや、マウス等のポインティングデバイスである。バス77は、これらの装置を電気的に接続し、各部間でのデータの送受信等を行う。
なお、上述した図6に示す位置情報取得手段41や、調光制御手段42等の各処理はCPU70により実行される。
<調光制御処理シーケンス>
図10は、本実施形態に係る調光制御処理シーケンスの一例を示す図である。図10に示す例では、無線端末11と、管理サーバ13と、照明装置16とを用いて説明する。
図10に示すように、無線端末11が、例えば調光要求手段31により、ユーザによる目標照度等の登録や調光要求の入力を検知すると(S10)、記憶手段33に記憶された位置情報33Aと、端末情報33Bと、目標照度33Cとを取得する(S11)。
無線端末11は、位置情報33Aと、端末情報33Bと、目標照度33Cとを、無線通信手段30Bにより無線通信装置10等を介して管理サーバ13に送信する(S12)。
なお、無線端末11の位置情報33Aは、無線通信装置10から受信した位置情報だけでなく、例えばWiFiやRFID等の他の無線通信により受信した位置情報でも良い。
管理サーバ13は、位置情報取得手段41により、無線端末10から取得した位置情報等を記憶手段45に記憶する(S13)。
ここで、管理サーバ13は、無線端末11から調光要求を受けると(S14)、調光制御手段42により、無線端末11の目標照度に応じて、無線端末11の位置から所定範囲に含まれる照明装置16に対する照明制御量(一次制御量)を計算し(S15)、計算した照明制御量に基づき調光制御命令を送信する(S16)。
照明装置16は、管理サーバ13より調光制御命令を受けて、照明切換手段17により対象の照明(LED灯)を点灯(照明オン)すると共に、照明調整手段18により調光制御命令に対応する調整を行う(S17)。具体的には、上述した照明制御量に基づいて、例えばLED灯に供給される電流量(二次制御量)を調整し、調整した値に基づいてLED灯を点灯させる。
次に、照明装置16は、調光完了通知を管理サーバ13に送信する(S18)。管理サーバ13は、照明装置16から調光完了通知を受けると、無線端末11に転送し(S19)、無線端末11は、ユーザに調光完了を通知する(S20)。
上述した制御処理シーケンスによって、ユーザごとに適切な調光を行うことができる。なお、本実施形態では、上述した図10の処理において、S18〜S20は、省略しても良い。調光が正常に完了したか否かの判断は、ユーザが実際に照明装置16の調光具合を目視で確認して判断することができるためである。
<無線端末11と照明装置16との関係>
図11は、本実施形態に係る無線端末と照明装置との関係を示す図である。図11(A)は、平面(X−Y)上での無線端末11と照明装置16との関係を示し、図11(B)は、図11(A)に示す枠部分を3次元(X−Z)上で示す図である。
図11(A)に示すように、ユーザAが所持する無線端末11と照明装置16−1〜16−30とは平面上においてそれぞれの距離を有している。
また、図11(B)に示すように、ユーザAが保持する無線端末11と照明装置16−13〜16−18とはそれぞれ3次元上の距離を有している。
本実施形態では、図11(A)に示す平面上での無線端末11と照明装置16との距離と、図11(B)に示す3次元上の距離とをそれぞれ用いることにより、ユーザAの位置に対して所定の照明装置16を用いて適切な調光を行う。なお、本実施形態では、例えば、オフィスフロアの床面から無線端末11までの距離を約1m程度と設定しておくものとするが、これには限定されない。
<無線端末11の所定範囲に含まれる照明装置16の決定例>
図12は、無線端末の位置から所定範囲に含まれる照明装置を示す図である。図12の例では、ユーザAが保持する無線端末11と照明装置16−1〜16−30とが平面(X−Y)上においてそれぞれの距離を有している。照明装置16−1〜16−30は、例えばX方向に2m、4.5m、7.0m、9.5m、12.0m、14,5mの間隔で配置され、例えばY方向に1.5m、3.5m、5.5m、7.5m、9.5mの間隔で配置されているが、これに限定されるものではない。
図12に示すように、管理サーバ13の調光制御手段42は、X−Y座標面上で無線端末11の位置を中心として、例えば半径R(例えば5m等)の円内に位置する照明装置16を検索しリスト化する。なお、図12の例では、半径R内の12個の照明装置16(照明装置16−9〜16−11、照明装置16−15〜16−17、照明装置16−21〜16−23、照明装置16−27〜16−29)を制御対象とする例を示しているが、これに限定されるものではなく、例えば無線端末11の位置を中心とする矩形領域でも良い。
<無線端末11と照明装置16との3次元上の距離>
図13は、無線端末と照明装置との3次元上の距離を説明するための図である。図13(A)では、ユーザAの無線端末11と各照明装置16との3次元上の距離Lを矢印で示し、図13(B)では、図13(A)に示す無線端末11と各照明装置16との3次元上の距離Lの値を示している。なお、図13(B)に示すL8、L14、・・・L27とは、各照明装置16−9、16−15、・・・16−29と無線端末11との3次元上の距離を示している。
ここで、無線端末11と各照明装置16との3次元上の距離Lは、例えば、照明装置16の位置情報(座標)を(X,Y,Z)とし、無線端末11の位置情報(座標)を(X,Y,Z)とすると、L=√((X−X)+(Y−Y)+(Z−Z))として算出可能である。
ここから、図13(B)に示すように、無線端末11と各照明装置16とのそれぞれの3次元上の距離Lの値が得られる。なお、図13(B)に示す値は、上述した式を用いた算出結果の一例であり、この値に限定されるものではない。
管理サーバ13の調光制御手段42は、このように得られた無線端末11と各照明装置16との3次元上の距離Lを用いて、所定範囲に含まれる照明装置16に対する優先順位を設定し、設定した優先順位に応じて、照明装置16の調光を制御する。
なお、照明装置16のX、Y座標は、例えば図12に示すX−Y上の座標が用いられ、無線端末11のX、Y座標についても、無線端末11の位置情報を、図12に示すX−Y座標に変換して用いることが可能である。
また、照明装置16のZ座標は、例えばオフィスフロアの床面からの距離とし、無線端末11のZ座標は、例えばオフィスフロアの床面からの距離1m等と予め固定の設定値を用いるが、これに限定されるものではない。
上述したように、無線端末11から各照明装置16までの3次元上の距離Lを用いることで、より適切なユーザAの位置に対応する照明装置16の調光制御を実現することが可能となる。
<調光制御について>
次に、本実施形態の調光制御手段42による調光制御について説明する。本実施形態では、上述した図13(B)で算出した照明装置16と無線端末11との3次元上の距離Lを基準として、消費電力と、照度との観点から、距離Lが小さい照明の制御量を大きくすることで、消費電力を低減する。
例えば、光源の全光速(lm)をIとすると、照度(lx)はIに対して距離Lの2乗に反比例するため、照度(lx)=I(lm)/L(m)の式が成り立つ(以下、(式1)という)。
また、照度と消費電力とは比例関係にあるため、消費電力は、照度に定数A(効率)を用いて、P(W)=A(efficiency)×I(lm)の式となる(以下、(式2)という)。
ここで、例えば、照明装置16に電球型蛍光灯を用いると、消費電力:12(W)、全光束:780(lm)の場合に、上述した(式1)により、効率Aは15.4(mW/lm)となる。また、例えば、照明装置16に株式会社リコー製の直管形LEDランプCLARTE Pシリーズ(ラピッド直列2灯用)を用いると、消費電力:30(W)、全光束:2800(lm)の場合に、上述した(式1)により、効率Aは10.7(mW/lm)(定常状態時)となる。
したがって、例えば効率A=10.7とすると、上述した(式2)は、P=10.7×Iになり、(式1)を代入し、複数の照明装置16からの全光束を考慮すると、地点Aにおける平均照度Eは、以下に示す(式3)を用いて近似的に表される。
Figure 2014060078
例えば、照明装置16の直下3mでの最大照度En(消費電力30(W)時)は、En=30000/10.7×3)=311.5(lx)等となり、これ以上の照度は、照明装置16単体では達成できない。したがって、本実施形態では、必要に応じて複数の照明装置16を用いて無線端末11からの目標照度を達成するための調光制御を行う。
<本実施形態に係る調光制御処理の流れを示すフローチャート例>
図14は、本実施形態に係る調光制御処理の流れを示すフローチャートである。図14の例では、無線端末11から調光要求があった場合に、管理サーバ13が、調光制御手段42により、無線端末情報45Aから無線端末11の位置(座標)を取得する。また、調光制御手段42により、照明情報45Bを参照して、無線端末11の位置から所定範囲内にある各照明装置16をリスト化する。
また、図14に示すように、調光制御手段42は、無線端末11とリスト化した照明装置16とのそれぞれの3次元上の距離Lを計算し(S30)、最短距離Lの照明装置16をn(図13の例では照明装置16−16)とする(S31)。
次に、調光制御手段42は、一次制御量を計算する(S32)。ここで、調光制御手段42は、例えば、照明情報45Bを参照して、例えば照明装置16nの「消費電力P(W)」や「効率(mW/lm)」等により得られる照度に基づき、一次制御量を計算するが、算出の方法はこれには限定されない。
ここで、調光制御手段42は、無線端末情報45Aを参照し、無線端末11の目標照度が達成されているか否かを判断し(S33)、目標照度が達成されていないと判断すると(S33において、NO)、n=n+1とする(S34)。
上述したS31〜S34の処理では、リスト化した照明装置16の優先順位を、距離Lの小さい順番に設定し、設定した優先順位に応じて各照明装置16の調光制御を行うことを意味する。なお、対象の無線端末11と同一の距離Lにある照明装置16が複数存在する場合には、その中からランダム順に照明装置16を選択すると良い。
ここで、調光制御手段42は、nが所定範囲に含まれる照明装置16の数Nよりも大きいか否かを判断する(S35)。所定範囲に含まれる照明装置の数Nとは、調光制御を行う可能性のあるリスト化された照明装置16の数を意味する(図13の例では12個)。
ここで、調光制御手段42は、nがNよりも大きくない場合(S35において、NO)、S31の処理に戻る。
また、S35の処理において、nがNより大きい場合(S35の処理において、YES)、照明装置16の一次制御量が目標に近い照度となるように設定し(S36)、一次制御量を設定した照明装置16の照明IDを、調光要求をした無線端末11と対応付けて管理する(S37)。
また、目標照度が達成された場合も(S33において、YES)、目標照度を達成するために一次制御量を設定した照明装置16の照明IDを、調光要求をした無線端末11と対応付けて管理する(S37)。
次に、調光制御手段42は、所定時間内に更に調光要求があったか否か判断し(S38)、調光要求がない場合(S38において、NO)、設定した一次制御量に応じて調光制御命令を送信する(S39)。また、S38の処理において、調光要求があった場合(S38において、YES)、協調動作時の一次制御量を計算し(S40)、処理を終了する。
上述したように、無線端末11から所定範囲に含まれる照明装置16に対して、無線端末11との距離Lに応じて優先順位を設定し、設定した優先順位に応じて調光を制御する。
<本実施形態に係る協調動作時の処理の流れを示すフローチャート例>
図15は、本実施形態に係る協調動作時の処理の流れを示すフローチャートである。なお、図15の処理は、上述したS40に対応する協調動作時の処理を説明するものである。
図15に示すように、調光制御手段42は、調光要求をした複数の無線端末11のリストを取得し(S50)、無線端末11ごとに、S37の処理で対応付けた照明装置16の照明IDとその一次制御量を取得する(S51)。
ここで、調光制御手段42は、一次制御量が複数設定されている照明装置16があるか否か判断する(S52)。すなわち、S52の処理では、複数の無線端末11の制御対象となっている照明装置16(複数の無線端末から所定範囲に含まれる同一の照明装置)があるか否か判断する。
調光制御手段42は、一次制御量が複数設定されている照明装置16があると判断すると(S52において、YES)、複数設定されている一次制御量のうち最大値をその照明装置16の一次制御量として設定する(S53)。なお、ここでは、複数設定されている一次制御量の平均値に基づいて一次制御量を設定しても良い。
また、S52の処理において、一次制御量が複数設定されている照明装置16がないと判断すると(S52において、NO)、その照明装置16に対して設定されている一次制御量に確定する(S54)。
調光制御手段42は、S53又はS54の処理が終了後、一次制御量に応じて調光制御命令を送信し(S55)、処理を終了する。
上述したように、複数の無線端末11の制御対象となっている照明装置16があった場合には、それぞれの目標照度に応じて設定された一次制御量のうち、最大値又は平均値の一次制御量を用いて制御すると良い。これにより、ユーザごとに適切な調光を行うことが可能となる。
なお、図14及び図15において制御対象とならない照明装置16に対しては、管理サーバ13から消灯命令を送信し、消灯(照明オフ)するよう制御しても良い。
<本実施形態に係る調光制御例>
次に、本実施形態に係る調光制御例について、図を用いて説明する。図16は、本実施形態に係る調光制御の第1の例を示す図である。
図16の例では、所定の空間であるオフィスフロア内にユーザA1、A2が入室しており、会議室には、ユーザA3が入室している。また、ユーザA1〜A3は、それぞれ無線端末11−1〜11−3を有している。
ここで、ユーザA1の無線端末11−1からのみ調光要求があった場合、目標照度(lx)=500(lx)とすると、無線端末11−1の真上にある照明装置16−15の一次制御量を100%とし、照明装置16−15の平面上の前後左右にある照明装置16−9、16−14、16−16、16−21の一次制御量をそれぞれ30%となるよう調光を制御する。これにより、ユーザA1の位置付近の照度を目標照度にすることが可能となる。
また、図17は、本実施形態に係る調光制御の第2の例を示す図である。図17の例では、上述した図16に示す第1の例と同様に所定の空間であるオフィスフロア内にユーザA1、A2が入室しており、会議室には、ユーザA3が入室している。また、ユーザA1〜A3は、それぞれ無線端末11−1〜11−3を有している。
ここで、ユーザA2の無線端末11−2からのみ調光要求があった場合、目標照度(lx)=300lxとすると、無線端末11−2の真上にある照明装置16−16の一次制御量を70%となるように制御する。これにより、ユーザA2の位置付近の照度を目標照度にすることが可能となる。
また、図18は、本実施形態に係る調光制御の第3の例を示す図である。図18の例では、上述した第1の例及び第2の例と同様に、所定の空間であるオフィスフロア内にユーザA1、A2が入室しており、会議室には、ユーザA3が入室している。また、ユーザA1〜A3は、それぞれ無線端末11−1〜11−3を有している。
ここで、ユーザA3の無線端末11−3からのみ調光要求があった場合、目標照度(lx)=700lxとすると、無線端末11−3の真上にある照明装置16−6と照明装置16−12との一次制御量をそれぞれ100%となるよう制御する。
なお、図18の例では、会議室内にある照明装置16が、照明装置16−6と照明装置16−12の2つとなるため、それぞれの照明装置16の一次制御量を最大値(100%)として目標照度に近づけるようにしている。また、隣接する照明装置16−5等については、壁を隔てた会議室外にあるため、制御を行わない。このようにして、ユーザA3の位置付近の照度を目標照度に近付ける。
上述した図16〜図18に示すように、無線端末11−1〜11−3ごとに目標照度を実現する場合には、その無線端末11の位置を基準にして1又は複数の照明装置16を用いて、その無線端末11付近の照度を調整すれば良い。
また、図19は、本実施形態に係る調光制御の第4の例を示す図である。なお、図19の例では、複数(ユーザA1〜A3)の無線端末11−1〜11−3から調光要求があった場合の調光制御を説明する。
図19の例では、上述した第1〜第3の例と同様に、所定の空間であるオフィスフロア内にユーザA1、A2が入室しており、会議室には、ユーザA3が入室している。また、ユーザA1〜A3は、それぞれ無線端末11−1〜11−3を有している。
また、無線端末11−1の目標照度を500(lx)とし、無線端末11−2の目標照度を300(lx)とし、無線端末11−3の目標照度を700(lx)とする。
このとき、例えばユーザA3は、会議室におり、他のユーザも存在していないため、調光制御を行う照明装置16が重複することがなく、上述した図18と同様の制御により、ユーザA3の位置付近の照度を目標照度に近付けることが可能となる。
一方、ユーザA1の無線端末11−1と、ユーザA2の無線端末11−2とは、目標照度を実現するために、上述した第1の例と第2の例に示すような調光制御を行うと、照明装置16−16に対する調光制御が重複することになる。
そこで、例えば、無線端末11−1、無線端末11−2のそれぞれの目標照度に応じて設定される照明装置16−16に対する一次制御量のうち最大値を用いて制御を行う。これにより、各ユーザに対する実際の照度がいずれも目標照度よりも暗くなることがない。例えば、図19の例では、照明装置16−16に対して、無線端末11−1の目標照度に応じて設定される一次制御量が70%であり、無線端末11−2の目標照度に応じて設定される一次制御量30%であるため、最大値である70%が適用される。
また、本実施形態では、これに限定されるものではなく、例えば、それぞれの目標照度に応じて設定される一次制御量の平均値を用いて制御を行っても良い。これにより、それぞれの無線端末11からの制御内容が少なくとも反映されるため、自己の無線端末11からの制御内容が無視されることがない。
図19の例では、上述したように、照明装置16−16に対して、無線端末11−1の目標照度に応じて設定される一次制御量が70%であり、無線端末11−2の目標照度に応じて設定される一次制御値が30%であるため、平均値として(70+30)/2=50%が適用される。
上述したように、本実施形態によれば、ユーザごとに適切な調光を行うことが可能となる。また、複数のユーザに対しても適切な調光を行うことが可能となる。
以上、開示の技術の好ましい実施形態について詳述したが、開示の技術に係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された開示の技術の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
1 位置情報管理システム
2 調光制御システム
10 無線通信装置
11 無線端末
12 ゲートウェイ装置
13 管理サーバ(調光制御装置の一例)
14 無線ネットワーク
15 ネットワーク
16 照明装置
17 照明切換手段
18 照明調整手段
20,30,40 通信手段
20A 位置情報送信手段
20B,30B 無線通信手段
21,33,45 記憶手段
21A,33A 位置情報
21B ルーティング情報
22,34,46 制御手段
31 調光要求手段
32 加速度検出手段
33B 端末情報
33C 目標照度
41 位置情報取得手段
42 調光制御手段
45A 無線端末情報
45B 照明情報
50,60,70 CPU
51,61,71 RAM
52,62,72 ROM
53 位置信号送信部
54,64 無線通信部
55 LED灯
63 位置信号受信部
65 加速度検出部
73 HDD
74 通信部
75 表示部
76 入力部
特開2010−080139号公報

Claims (7)

  1. 照明装置の調光を制御する調光制御装置であって、
    前記照明装置に対応する位置情報を受信した無線端末から、前記無線端末が受信した位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記位置情報取得手段により得られた位置情報に基づき、前記無線端末から所定範囲に含まれる照明装置の調光を、前記無線端末ごとに設定された目標照度に応じて制御する調光制御手段とを有することを特徴とする調光制御装置。
  2. 前記調光制御手段は、
    前記無線端末から所定範囲に含まれる照明装置に対して、前記無線端末との距離に応じて優先順位を設定し、設定された優先順位に応じて、前記照明装置の調光を制御することを特徴とする請求項1に記載の調光制御装置。
  3. 前記調光制御手段は、
    複数の前記無線端末から所定範囲に含まれる同一の照明装置に対して、前記無線端末ごとに設定された目標照度に基づいて調光を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の調光制御装置。
  4. 前記調光制御手段は、
    前記複数の無線端末のそれぞれの目標照度に応じて得られる前記同一の照明装置に対する制御値の最大値に基づいて調光を制御することを特徴とする請求項3に記載の調光制御装置。
  5. 前記調光制御手段は、
    前記複数の無線端末のそれぞれの目標照度に応じて得られる前記同一の照明装置に対する制御値の平均値に基づいて調光を制御することを特徴とする請求項3に記載の調光制御装置。
  6. 照明装置と、前記照明装置の調光を制御する調光制御装置とを有する調光制御システムであって、
    前記調光制御装置は、
    前記照明装置に対応する位置情報を受信した無線端末から、前記無線端末が受信した位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記位置情報取得手段により得られた位置情報に基づき、前記無線端末から所定範囲に含まれる照明装置の調光を、前記無線端末ごとに設定された目標照度に応じて制御する調光制御手段とを有することを特徴とする調光制御システム。
  7. コンピュータを、
    請求項1乃至5のいずれか一項に記載の調光制御装置が有する各手段として機能させるための調光制御プログラム。
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