JP2017073279A - 照明制御システム、照明制御方法、及び、照明制御装置 - Google Patents

照明制御システム、照明制御方法、及び、照明制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の照明器具に効率的に制御指令を送信することができる照明制御システムを提供する。
【解決手段】照明制御システム100は、複数の照明器具20a〜20cと、コントローラ10とを備える。コントローラ10の第一制御部13は、照明器具20aが指定された第一の制御指令を第一通信部14に送信させた後、第一の制御指令が送信されてから所定の時間が経過したか否かを判定する。第一制御部13は、第一の制御指令が送信されてから所定の時間が経過したと判定した場合には、照明器具20aが指定された第二の制御指令を第一通信部14に送信させる。第一制御部13は、第一の制御指令が送信されてから所定の時間が経過していないと判定した場合には、照明器具20bまたは照明器具20cが指定された第三の制御指令を第一通信部14に送信させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数の照明器具を制御するための、照明制御システム、照明制御方法、及び照明制御装置に関する。
従来、複数の照明器具を制御するための照明制御システムが知られている。特許文献1には、親機と子機との間の無線通信の信頼性を向上させた照明制御システム(遠隔制御システム)が開示されている。
特開2000−83287号公報
照明制御システムにおいては、複数の照明器具に効率的に制御指令を送信し、複数の照明器具を早期に制御指令に応じた状態で発光させることが課題である。
本発明は、複数の照明器具に効率的に制御指令を送信することができる照明制御システム、照明制御方法、及び、照明制御装置を提供する。
本発明の一態様に係る照明制御システムは、複数の照明器具と、前記複数の照明器具を制御するコントローラとを備え、前記コントローラは、前記複数の照明器具のいずれかが制御対象として指定された制御指令を受信する受信部と、記憶部と、前記受信部によって受信された制御指令を前記記憶部に記憶し、かつ、前記記憶部に記憶された制御指令を読み出す第一制御部と、前記第一制御部の制御に基づいて、読み出された制御指令を当該制御指令において指定された照明器具に送信する第一通信部とを有し、前記複数の照明器具のそれぞれは、光源と、前記第一通信部によって送信された制御指令を受信する第二通信部と、前記第二通信部によって受信された制御指令に応じて前記光源を発光させる処理であって、所定の時間がかかる処理を行う第二制御部とを有し、前記第一制御部は、前記複数の照明器具のうち第一の照明器具が指定された第一の制御指令を前記第一通信部に送信させた後、前記第一の制御指令が送信されてから前記所定の時間が経過したか否かを判定し、前記第一の制御指令が送信されてから前記所定の時間が経過したと判定した場合には、前記第一の照明器具が指定された第二の制御指令を前記第一通信部に送信させ、前記第一の制御指令が送信されてから前記所定の時間が経過していないと判定した場合には、前記複数の照明器具のうち第二の照明器具が指定された第三の制御指令を前記第一通信部に送信させる。
本発明の一態様に係る照明制御方法は、照明制御システムが実行する照明制御方法であって、前記照明制御システムは、各々が光源を備える複数の照明器具と、記憶部を備え、前記複数の照明器具を制御するコントローラとを備え、前記照明制御方法において、前記コントローラは、前記複数の照明器具のいずれかが制御対象として指定された制御指令を受信し、受信された制御指令を前記記憶部に記憶し、かつ、記憶された制御指令を読み出し、読み出された制御指令を当該制御指令において指定された照明器具に送信し、前記複数の照明器具のそれぞれは、送信された制御指令を受信し、受信された制御指令に応じて前記光源を発光させる処理であって、所定の時間がかかる処理を行い、前記コントローラは、前記複数の照明器具のうち第一の照明器具が指定された第一の制御指令を送信した後、前記第一の制御指令が送信されてから前記所定の時間が経過したか否かを判定し、前記第一の制御指令が送信されてから前記所定の時間が経過したと判定した場合には、前記第一の照明器具が指定された第二の制御指令を送信し、前記第一の制御指令が送信されてから前記所定の時間が経過していないと判定した場合には、前記複数の照明器具のうち第二の照明器具が指定された第三の制御指令を送信する。
本発明の一態様に係る照明制御装置は、複数の照明器具を制御する照明制御装置であって、前記複数の照明器具のいずれかが制御対象として指定された制御指令を受信する受信部と、記憶部と、前記受信部によって受信された制御指令を前記記憶部に記憶し、かつ、前記記憶部に記憶された制御指令を読み出す第一制御部と、前記第一制御部の制御に基づいて、読み出された制御指令を当該制御指令において指定された照明器具に送信する第一通信部とを備え、前記第一制御部は、前記複数の照明器具のうち第一の照明器具が指定された第一の制御指令を前記第一通信部に送信させた後、前記第一の制御指令が送信されてから所定の時間が経過したか否かを判定し、前記第一の制御指令が送信されてから前記所定の時間が経過したと判定した場合には、前記第一の照明器具が指定された第二の制御指令を前記第一通信部に送信させ、前記第一の制御指令が送信されてから前記所定の時間が経過していないと判定した場合には、前記複数の照明器具のうち第二の照明器具が指定された第三の制御指令を前記第一通信部に送信させる。
本発明の照明制御システム、照明制御方法、及び、照明制御装置は、複数の照明器具に効率的に制御指令を送信することができる。
図1は、実施の形態に係る照明制御システムの概略図である。 図2は、実施の形態に係る照明制御システムの機能構成を示すブロック図である。 図3は、第一記憶部に設けられた記憶領域を模式的に示す図である。 図4は、制御指令のデータ構造の一例を示す図である。 図5は、照明制御システムの動作の概要を示すシーケンス図である。 図6は、コントローラの動作のフローチャートである。 図7は、変形例1に係るコントローラの送信順序の決定動作のフローチャートである。 図8は、変形例2に係るコントローラの送信順序の決定動作のフローチャートである。 図9は、変形例3に係るコントローラの送信順序の決定動作のフローチャートである。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付し、重複する説明は省略または簡略化される場合がある。
(実施の形態)
[照明制御システムの構成]
まず、実施の形態に係る照明制御システムの構成について説明する。図1は、実施の形態に係る照明制御システムの概略図である。図2は、実施の形態に係る照明制御システムの機能構成を示すブロック図である。
図1に示されるように、実施の形態に係る照明制御システム100は、コントローラ10と、複数の照明器具20a〜20cと、操作装置30とを備える。また、必須の構成要素ではないが、照明制御システム100は、ルータ40を備える。
照明制御システム100は、複数の照明器具20a〜20cを、ユーザが操作装置30を通じて制御することができるシステムである。
照明制御システム100に含まれる照明器具の数は特に限定されないが、実施の形態では、照明制御システム100は、3台の照明器具を備えるものとして説明が行われる。
照明制御システム100のユーザは、操作装置30を通じて複数の照明器具20a〜20cをそれぞれ制御して、照明シーンを実現することができる。照明シーンは、例えば、複数の照明器具20a〜照明器具20cが発する光の色温度及び明るさを時間帯に応じて変化させる制御などにより実現される。
例えば、照明制御システム100のユーザは、操作装置30を通じてあらかじめ登録された照明シーンを選択する。そうすると、選択された照明シーンを実現するための複数の制御指令が操作装置30からコントローラ10に無線送信される。複数の制御指令のそれぞれにおいては、複数の照明器具20a〜20cのいずれかのアドレスが指定される。
コントローラ10は、ルータ40を介して複数の制御指令を順次受信し、第一記憶部12に一時的に記憶する。そして、第一記憶部12に記憶された複数の制御指令を1つずつ読み出し、読み出した制御指令を当該制御指令において指定された照明器具に送信する。つまり、第一記憶部12に記憶された制御指令は、ユニキャスト送信される。
照明制御システム100のコントローラ10は、このような場合に、複数の照明器具20a〜20cに効率的に制御指令を送信し、複数の照明器具を早期に制御指令に応じた状態で発光させることができる。以下、照明制御システム100の各構成要素について図1及び図2を参照しながら詳細に説明する。
[コントローラ]
まず、コントローラ10について説明する。コントローラ10は、照明制御装置の一例であって、複数の照明器具20a〜20cを制御する装置である。コントローラ10は、受信部11と、第一記憶部12と、第一制御部13と、第一通信部14と、タイマ部15とを備える。
受信部11は、複数の照明器具20a〜20cのいずれかのアドレスが指定された制御指令を操作装置30から受信する通信回路(通信モジュール)である。つまり、受信部11は、複数の照明器具20a〜20cのいずれかが制御対象として指定された制御指令を受信する。
実施の形態では、受信部11は、ユーザによって操作される操作装置30から無線送信される制御指令をルータ40を介して受信する通信回路である。言い換えると、受信部11は、操作装置30から無線通信によって制御指令を受信する。無線通信の方式(通信規格)は、例えば、920MHz帯の周波数を利用した特定小電力無線であるが、ZigBee(登録商標)、Bluetooth(登録商標)または、無線LAN(Local Area Network)など、他の通信規格であってもよい。
なお、受信部11の具体的態様は、特に限定されない。例えば、操作装置30がコントローラ10の専用リモコンである場合には、受信部11は、赤外線の受光部などであってもよい。このような場合、ルータ40は不要である。
また、受信部11は、後述する第一通信部14に含まれてもよい。つまり、第一通信部14が操作装置30から制御指令を受信してもよい。
第一記憶部12は、受信部11によって受信された制御指令が第一制御部13によって記憶される。つまり、第一記憶部12は、送信バッファとして機能する。第一記憶部12内において、制御指令は、どのように記憶されていてもよいが、例えば、第一記憶部12には、照明器具ごとに記憶領域が設けられる。図3は、第一記憶部12に設けられた記憶領域を模式的に示す図である。
図3に示される第一記憶領域12aは、照明器具20aのアドレスが指定された制御指令が記憶される領域であり、第二記憶領域12bは、照明器具20bのアドレスが指定された制御指令が記憶される領域である。第三記憶領域12cは、照明器具20cのアドレスが指定された制御指令が記憶される領域である。このように、第一記憶領域12aには、例えば、照明器具ごとに記憶領域が設けられる。
第一記憶部12は、具体的には、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)などの半導体メモリである。なお、図示されないが、第一記憶部12には、第一制御部13が実行する制御プログラムなども記憶される。
第一制御部13は、コントローラ10の各種制御を行う制御装置である。第一制御部13は、第一記憶部12に記憶された制御指令を読み出し、読み出した制御指令を第一通信部14に送信させる。第一制御部13は、具体的には、マイクロコンピュータであるが、プロセッサまたは専用回路などにより実現されてもよい。
ここで、制御指令について説明する。図4は、制御指令のデータ構造の一例を示す図である。
図4に示されるように、制御指令には、例えば、照明器具のアドレスと、タスク番号と、制御内容とが含まれる。
ここで、制御指令に含まれるタスク番号は、第一制御部13が受信部11によって受信された制御指令を第一記憶部12に記憶する際に付与する番号である。タスク番号は、例えば、付与されるごとに1ずつインクリメントされる番号である。実施の形態では、第一制御部13は、第一記憶部12に記憶された制御指令のタスク番号をサーチすることにより、第一記憶部12に記憶された順に制御指令を読み出して第一通信部14に送信させる。つまり、第一記憶部12に記憶された制御指令は、先入れ先出し(FIFO:First In,First Out)で送信される。
また、制御指令に含まれる制御内容は、例えば、「第一光源部21aの調光率を80%に制御する」といった制御内容である。実施の形態では、1つの制御指令には、1つの制御内容が含まれる。
例えば、照明器具20aを調色するときには、第一光源部21aの調光率を指定するための制御指令、及び、第二光源部21bの調光率を指定するための制御指令の2つの制御指令が必要となる。また、照明器具20aがフェード制御(調光率を経時的に下げるまたは上げる制御)されるような場合は、1つの照明器具20aに対して、調光率が徐々に低くなる(または高くなる)複数の制御指令が必要となる。
なお、1つの制御指令に1つの制御内容が含まれることは必須ではなく、1つの制御指令に複数の制御内容が含まれてもよい。また、図4では図示されないが、1つの制御指令は、開始デリミタなどの開始位置情報と終了デリミタなどの終了位置情報とで区切られていてもよい。
第一通信部14は、複数の照明器具20a〜20cと通信を行うための通信回路(通信モジュール)であり、上記の制御指令の送信に用いられる。第一通信部14は、具体的には、第一制御部13の制御に基づいて、複数の照明器具20a〜20cの第二通信部22に制御指令を送信する。第一通信部14は、後述する複数の照明器具20a〜20cの受信処理期間(例えば、50ms)よりも短い期間(例えば、5ms)ごとに制御指令を送信することができる。
実施の形態では、第一通信部14は、第二通信部22と無線通信を行うが、有線通信を行ってもよい。なお、無線通信の方式(通信規格)は、例えば、920MHz帯の周波数を利用した特定小電力無線であるが、ZigBee(登録商標)、Bluetooth(登録商標)または、無線LANなど、他の通信規格であってもよい。有線通信の方式についても特に限定されず、有線LANが用いられてもよいし、電力線搬送通信が行われてもよい。
タイマ部15は、時間を計測し、第一制御部13に通知する。第一制御部13は、タイマ部15を用いて後述する受信時間間隔を複数の照明器具20a〜20cごとに測定(カウント)する。タイマ部15は、例えば、単位時間ごとに、当該単位時間が経過したことを示すタイマ信号を第一制御部13に通知するが、タイマ部15は、第一制御部13が受信時間間隔の経過を検出できるのであれば、どのような態様で通知を行ってもよい。タイマ部15は、具体的には、汎用のタイマIC(タイマ回路)である。なお、タイマ部15は、第一制御部13に内蔵されてもよい。
[照明器具]
次に、複数の照明器具20a〜20cについて説明する。なお、以下では、照明器具20aについての説明が主に行われるが、照明器具20b及び20cについても同様の構成である。
照明器具20aは、室内を照明するいわゆるシーリングライトであり、コントローラ10によって調光制御及び調色制御される。なお、照明器具20aの態様は、図1に示されるような態様に限定されるものではなく。平面視形状が円形のシーリングライト、または、ダウンライト等であってもよい。
照明器具20aは、具体的には、光源21と、第二通信部22と、第二制御部23と、第二記憶部24とを備える。光源21は、第一光源部21aと、第二光源部21bとを備える。以下、照明器具20aの各構成要素について説明する。
光源21は、第二制御部23の制御に基づいて発光する照明用の光源である。光源21は、具体的には、発光素子としてLEDが用いられた発光モジュールである。光源21は、半導体レーザ等の半導体発光素子、有機EL(Electro Luminescence)または無機EL等の固体発光素子が用いられた発光素子であってもよいし、蛍光管などであってもよい。
また、光源21は、色温度が互いに異なる2種類の光源部(第一光源部21aおよび第二光源部21b)を有し、第一光源部21aおよび第二光源部21bそれぞれの光出力のバランスが変更されることで、光源21が発する光の色温度が変更される。つまり、照明器具20aは、調色制御に対応する。
例えば、第一光源部21aは、色温度が3500Kの複数のLEDから構成され、第二光源部21bは、色温度が6500Kの複数のLEDから構成される。つまり、光源21は、3500Kから6500Kまでの間で色温度の変更が可能である。なお、調色制御は、第二制御部23によって第一光源部21aおよび第二光源部21bへの供給電流が制御されることにより行われる。
なお、詳細については図示されないが、光源21と第二制御部23とは、PWM制御回路などを含む点灯回路を介して接続される。
第二通信部22は、コントローラ10と通信を行うための通信回路(通信モジュール)である。第二通信部22は、具体的には、コントローラ10の第一通信部14から制御指令を受信する。実施の形態では、第二通信部22は、第一通信部14と無線通信を行うが、有線通信を行ってもよい。
第二制御部23は、照明器具20aの各種制御を行う制御装置である。第二制御部23は、具体的には、第二通信部22によって受信された制御指令に応じて光源21を発光させる処理であって、所定の時間がかかる処理を行う。実施の形態では、第二制御部23は、一の制御指令に応じた処理を行っている間は、第二通信部22が他の制御指令を受信したとしても当該他の制御指令に応じた処理を行うことができない。つまり、一の制御知指令を受信してから所定の時間の間は、他の制御指令に応じた処理を行うことができない。以下の実施の形態では、この所定の時間を受信処理期間とも記載する。受信処理期間は、例えば、50msである。
第二制御部23は、具体的には、マイクロコンピュータであるが、プロセッサまたは専用回路などにより実現されてもよい。
第二記憶部24は、第二制御部23によってデータが書き込まれる(記憶される)記憶装置である。第二記憶部24は、具体的には、EEPROMなどの半導体メモリである。第二記憶部24に記憶されるデータは、具体的には、照明器具20aのアドレス、照明器具20aの受信処理期間を示す情報、及び、第二制御部23が実行する制御プログラムなどである。
アドレスは、複数の照明器具20a〜20cのそれぞれに割り当てられる固有の値である。第二制御部23は、第二通信部22がコントローラ10から制御指令を受信した場合に、受信した制御指令に含まれるアドレスと、第二記憶部24に記憶されたアドレスとを照合する。これにより、受信した制御指令が当該照明器具20a宛ての指令であるか否かを判別することができる。
[操作装置]
次に、操作装置30について説明する。操作装置30は、コントローラ10に指示を送るための装置であり、具体的には、スマートフォンなどである。操作装置30は、パーソナルコンピュータであってもよいし、タブレット端末、またはPDAなどの携帯端末であってもよい。また、操作装置30は、コントローラ10の専用リモコンであってもよい。
[動作の概要]
次に、照明制御システム100の動作の概要について説明する。図5は、照明制御システム100の動作の概要を示すシーケンス図である。
まず、ユーザは、操作装置30通じて、あらかじめ登録された照明シーンの選択を行う。すると、選択された照明シーンを実現するための複数の制御指令が、操作装置30からコントローラ10に順次送信される(S11)。
コントローラ10の受信部11は、複数の制御指令を順次受信し(S12)。第一制御部13は、受信部11によって受信された制御指令を、第一記憶部12に順番に記憶する(S13)。このとき、制御指令には、記憶された順番を示すタスク番号が付与される。上述のように、制御指令は、当該制御指令に含まれるアドレスごとに異なる記憶領域に記憶される。
その後、第一制御部13は、第一記憶部12に記憶された制御指令を読み出し、第一制御部13の制御に基づいて、読み出された制御指令を当該制御指令において指定された照明器具に送信する(S14)。
例えば、第一記憶部12に第一の制御指令、第二の制御指令、及び、第三の制御指令がこの順に記憶されているとする。第一の制御指令及び第二の制御指令は、複数の照明器具20a〜20cのうち照明器具20aが指定された制御指令である。第三の制御指令は、複数の照明器具20a〜20cのうち照明器具20bが指定された照明器具である。
このとき、第一制御部13は、まず、照明器具20aが指定された第一の制御指令を第一通信部14に送信させる。照明器具20aの第二通信部22は、第一通信部14によって送信された制御指令を受信し、照明器具20aの第二制御部23は、照明器具20aの第二通信部22によって受信された制御指令に応じて光源21を発光させる処理を開始する(S15)。
ここで、次に送信される制御指令は、本来は、第二の制御指令である。しかしながら、上述のように、照明器具20aの第二制御部23は、一の制御指令に応じた処理を行っている間は、第二通信部22が他の制御指令を受信したとしても当該他の制御指令に応じた処理を行うことができない。つまり、照明器具20aにおいては、他の処理の不能期間が生じる(S16)。
そこで、第一制御部13は、照明器具20aが他の処理の不能期間であるか否かの判定を行う。第一制御部13は、言い換えれば、第一の制御指令を第一通信部14に送信させた後、第一の制御指令が送信されてから所定の時間が経過したか否かを判定する。
第一制御部13は、第一の制御指令が送信されてから所定の時間が経過していないと判定した場合、つまり、照明器具20aにおける他の処理の不能期間においては、照明器具20bが指定された第三の制御指令を第一通信部に送信させる(S17)。つまり、第一制御部13は、判定結果に基づいて、第二の制御指令よりも第三の制御指令の送信を優先させる。照明器具20bの第二通信部22は、第一通信部14によって送信された制御指令を受信し、照明器具20bの第二制御部23は、照明器具20bの第二通信部22によって受信された制御指令に応じて光源21を発光させる処理を開始する(S18)。
一方、第一制御部13は、第一の制御指令が送信されてから所定の時間が経過したと判定した場合、つまり、照明器具20aの第一制御部13が第一の制御指令に応じた処理を完了した(S19)後には、照明器具20aが指定された第二の制御指令を第一通信部14に送信させる(S20)。照明器具20aの第二通信部22は、第一通信部14によって送信された制御指令を受信し、照明器具20aの第二制御部23は、照明器具20aの第二通信部22によって受信された制御指令に応じて光源21を発光させる処理を開始する(S21)。
このように、コントローラ10は、一度制御指令を照明器具20aに送信した後には、照明器具20aが別の制御指令を処理可能な状態になるまで、照明器具20aに制御指令を送信しない。また、コントローラ10は、照明器具20aが別の制御指令を処理可能な状態になるまでの時間を利用して、照明器具20bに制御指令を送信する。つまり、コントローラ10は、照明器具20aの処理能力を考慮して、効率的に制御指令を送信することができる。
[動作例]
次に、コントローラ10の動作の一例について説明する。図6は、コントローラ10の動作のフローチャートである。
図6のフローチャートに示される動作においては、第一記憶部12に記憶された複数の制御指令は、原則としてタスク番号の小さい順に送信される。その上で、複数の照明器具20a〜20cの受信処理期間が考慮されて一部の制御指令の送信順序が入れ替えられる。
まず、コントローラ10の第一制御部13は、第一記憶部12に記憶された未送信の複数の制御指令のうち最もタスク番号の小さい制御指令を特定する(S31)。
次に、第一制御部13は、特定した制御指令において指定された照明器具が受信処理期間中であるか否かを判定する(S32)。受信処理期間中であるか否かは、タイマ部15を用いることにより判定できる。
照明器具が受信処理期間中でないと判定された場合(S32でNo)、第一制御部13は、特定した制御指令を第一通信部14に送信させる(S33)。そして、第一制御部13は、タイマ部15を用いて制御指令の送信先の照明器具の受信処理期間のカウントを開始する(S34)。
次に、第一制御部13は、第一記憶部12に未送信の制御指令があるか否かを判定する(S35)。未送信の制御指令がある場合(S35でYes)、第一制御部13は、未送信の制御指令のうち、タスク番号の最も小さい制御指令の特定を行う(S31)。その後は、ステップS32以降の動作が再度行われる。未送信の制御指令がない場合は(S35でNo)、動作は終了となる。
一方、ステップS32において、照明器具が受信処理期間中であると判定された場合(S32でYes)、第一制御部13は、第一記憶部12に記憶された未送信の複数の制御指令のうち、タスク番号が次に小さい制御指令を特定する(S36)。そして、第一制御部13は、特定した制御指令において指定された照明器具が受信処理期間中であるか否かを判定する(S32)。なお、ステップS36において、タスク番号が次に小さい制御指令がない場合には、第一制御部13は、照明器具の受信処理期間が満了するまで待機する。
以上のような動作により、コントローラ10は、照明器具20aの処理能力を考慮して、効率的に制御指令を送信することができる。
[変形例1]
上記動作例においては、第一記憶部12に記憶された複数の制御指令は、原則としてタスク番号の小さい順に送信されたが、複数の制御指令の送信順序は、特に限定されない。例えば、複数の照明器具20a〜20cの受信処理期間がそれぞれ異なるような場合が考えられる。このような場合、第一制御部13は、受信処理期間に基づいて、第一記憶部12に記憶された制御指令の送信順序を決定してもよい。その上で、複数の照明器具20a〜20cの受信処理期間が考慮されて一部の制御指令の送信順序が入れ替えられてもよい。図7は、このような変形例1に係る、コントローラ10の送信順序の決定動作のフローチャートである。
図7に示されるように、コントローラ10の第一通信部14は、複数の照明器具20a〜20cのそれぞれから、受信処理期間を示す情報を受信する(S51)。受信処理期間を示す情報は、第二記憶部24に記憶されており、第二制御部23によって読み出され、第二通信部22によって送信される。ステップS51の処理が行われるタイミングは、特に限定されないが、ステップS51の処理は、例えば、照明制御システム100の電源投入時に行われる初期設定処理の一部として行われるとよい。
次に、第一制御部13は、第一通信部14によって受信された複数の受信処理期間を示す情報に基づいて、第一記憶部12に記憶された制御指令の送信順序を決定する(S52)。
第一制御部13は、例えば、第一記憶部12に記憶された制御指令のうち、受信処理期間が長い照明器具が指定された制御指令ほど優先して第一通信部14に送信させる。複数の照明器具のそれぞれに複数の制御指令を送信することにより1つの照明シーンを実現するような場合、受信処理期間が長い照明器具は、複数の制御指令に応じた照明状態になるまでに時間がかかると考えられる。したがって、このような照明器具に先に制御指令を送信しておくことにより、複数の照明器具20a〜20c全ての制御が完了し、照明シーンが生成されるまでの時間を短縮できる。
なお、第一制御部13は、第一記憶部12に記憶された制御指令のうち、受信処理期間が短い照明器具が指定された制御指令ほど優先して第一通信部14に送信させてもよい。
例えば、真っ暗な状態から複数の照明器具20a〜20cを点灯させるような場合、なるべく早いタイミングで1台の照明器具を所望の状態で発光させたい場合がある。このような場合、受信処理期間が短い照明器具が指定された制御指令が優先して送信されれば、受信処理期間が短い照明器具の制御を早期に完了することができる。
[変形例2]
なお、複数の制御指令の送信順序(複数の照明器具20a〜20cの優先度)は、照明制御システム100の導入時などにあらかじめ定められていてもよいし、ユーザ(照明制御システム100の施工者)によって指定されてもよい。図8は、このような変形例2に係る、コントローラ10の送信順序の決定動作のフローチャートである。
図8に示されるように、まず、コントローラ10は、複数の照明器具の優先度を取得する(S61)。優先度が第一記憶部12にあらかじめ記憶されている場合は、第一制御部13が第一記憶部12から優先度を取得する。この場合、第一制御部13は、複数の照明器具20a〜20cの優先度を取得する取得部を備える。また、優先度が操作装置30から送信される場合には、受信部11が優先度を取得する。つまり、受信部11が取得部として機能する。また、ユーザがコントローラ10(第一制御部13)に直接優先度を入力してもよく、この場合、取得部は、コントローラ10に設けられたユーザインターフェースである。
次に、第一制御部13は、優先度に基づいて制御指令の送信順序を決定する(S62)。第一制御部13は、例えば、第一記憶部12に記憶された制御指令のうち、取得された優先度の高い照明器具が指定された制御指令ほど優先して第一通信部14に送信させる。
例えば、複数の照明器具20a〜20cの中に、ベースとなる主照明用途の照明器具と、演出用の副照明用途の照明器具とが含まれるような場合がある。このような場合に、主照明用途の照明器具を優先して制御する必要がある場合には、主照明用途の照明器具の優先度が高められるとよい。
[変形例3]
1つの照明シーンを実現するために、複数の照明器具20a〜20cにそれぞれ異なる数の制御指令が送信される場合がある。このような場合、第一制御部13は、複数の照明器具20a〜20cのそれぞれに送信される制御指令の数に基づいて、第一記憶部12に記憶された制御指令の送信順序を決定してもよい。図9は、このような変形例3に係る、コントローラ10の送信順序の決定動作のフローチャートである。
なお、以下の説明では、第一記憶部12には、複数の照明器具20a〜20cにより1つの照明シーンをつくるための複数の制御指令であって、各々が複数の照明器具のいずれかを指定する複数の制御指令が記憶されているものとする。
図9に示されるように、まず、コントローラ10の第一制御部13は、各照明器具あての制御指令の数を取得する(S71)。つまり、第一制御部13は、複数の照明器具20a〜20cそれぞれの指定数(複数の制御指令によって指定された数)を、第一記憶部12を参照することにより取得する。
そして、第一制御部13は、取得した制御指令の数に基づいて、複数の制御指令の送信順序の少なくとも一部を決定する(S72)。
第一制御部13は、例えば、指定数が多い照明器具を指定する制御指令ほど優先して第一通信部14に送信させる。このように、指定数が多い照明器具に先に制御指令を送信しておくことにより、照明シーンが生成されるまでの時間を短縮できる。
また、第一制御部13は、指定数が少ない照明器具を指定する制御指令ほど優先して第一通信部14に送信させてもよい。これにより、指定数が少ない照明器具の制御を早期に完了することができる。
[まとめ]
以上説明したように、照明制御システム100は、複数の照明器具20a〜20cと、複数の照明器具20a〜20cを制御するコントローラ10とを備える。
コントローラ10は、複数の照明器具20a〜20cのいずれかが制御対象として指定された制御指令を受信する受信部11と、第一記憶部12とを備える。また、コントローラ10は、受信部11によって受信された制御指令を第一記憶部12に記憶し、かつ、第一記憶部12に記憶された制御指令を読み出す第一制御部13と、第一制御部13の制御に基づいて、読み出された制御指令を当該制御指令において指定された照明器具に送信する第一通信部14とを有する。
また、複数の照明器具20a〜20cのそれぞれは、光源21と、第一通信部14によって送信された制御指令を受信する第二通信部22と、第二通信部22によって受信された制御指令に応じて光源21を発光させる処理であって、所定の時間がかかる処理を行う第二制御部23とを有する。
第一制御部13は、複数の照明器具20a〜20cのうち照明器具20aが指定された第一の制御指令を第一通信部14に送信させた後、第一の制御指令が送信されてから所定の時間が経過したか否かを判定する。照明器具20aは、第一の照明器具の一例である。
第一制御部13は、第一の制御指令が送信されてから所定の時間が経過したと判定した場合には、照明器具20aが指定された第二の制御指令を第一通信部14に送信させる。一方、第一制御部13は、第一の制御指令が送信されてから所定の時間が経過していないと判定した場合には、複数の照明器具20a〜20cのうち照明器具20bまたは照明器具20cが指定された第三の制御指令を第一通信部14に送信させる。照明器具20aまたは照明器具20cは、第二の照明器具の一例である。
このように、コントローラ10は、一度制御指令を照明器具20aに送信した後には、照明器具20aが別の制御指令を処理可能な状態になるまで、照明器具20aには制御指令を送信しない。また、コントローラ10は、照明器具20aが別の制御指令を処理可能な状態になるまでの時間を利用して、照明器具20bまたは照明器具20cに制御指令を送信する。したがって、コントローラ10は、照明器具20aの処理能力を考慮して、効率的に制御指令を送信することができる。
また、第一通信部14は、さらに、複数の照明器具20a〜20cそれぞれから当該照明器具の第二制御部23が行う上記処理にかかる所定の時間を示す情報を受信してもよい。第一制御部13は、第一通信部14によって受信された複数の所定の時間を示す情報に基づいて、第一記憶部12に記憶された制御指令の送信順序を決定してもよい。
これにより、第一制御部13は、複数の照明器具20a〜20cのそれぞれが処理に係る所定の時間(受信処理期間)に基づいて、第一記憶部12に記憶された制御指令の送信順序を決定することができる。
また、第一制御部13は、第一記憶部12に記憶された制御指令のうち、所定の時間が長い照明器具が指定された制御指令ほど優先して第一通信部14に送信させてもよい。
このように、処理にかかる所定の時間が長い照明器具に先に制御指令を送信しておくことにより、複数の照明器具20a〜20cの全ての制御が完了するまでの時間を短縮できる。
また、第一制御部13は、第一記憶部12に記憶された制御指令のうち、所定の時間が短い照明器具が指定された制御指令ほど優先して第一通信部14に送信させてもよい。
このように、処理にかかる所定の時間が短い照明器具に先に制御指令を送信しておくことにより、処理にかかる所定の時間が短い照明器具の制御を早期に完了することができる。
また、コントローラ10は、さらに、複数の照明器具20a〜20cの優先度を取得する取得部を備えてもよい。第一制御部13は、第一記憶部12に記憶された制御指令のうち、取得された優先度の高い照明器具が指定された制御指令ほど優先して第一通信部14に送信させてもよい。
なお、取得部は、優先度が第一記憶部12にあらかじめ記憶されているような場合には、第一制御部13に含まれる。また、優先度が操作装置30から送信される場合には、受信部11が取得部の一例である。取得部は、第一制御部13及び受信部11とは別に設けられてもよい。
これにより、第一制御部13は、複数の照明器具20a〜20cのそれぞれの優先度に基づいて、第一記憶部12に記憶された制御指令の送信順序を決定することができる。
また、第一記憶部12には、複数の照明器具20a〜20cにより1つの照明シーンをつくるための複数の制御指令であって、各々が複数の照明器具20a〜20cのいずれかを指定する複数の制御指令が記憶されてもよい。第一制御部13は、複数の制御指令による複数の照明器具20a〜20cそれぞれの指定数に基づいて、複数の制御指令の送信順序の少なくとも一部を決定してもよい。
これにより、第一制御部13は、複数の照明器具20a〜20cのそれぞれに送信される予定の制御指令の数(指定数)に基づいて、第一記憶部12に記憶された制御指令の送信順序を決定することができる。
また、第一制御部13は、指定数が多い照明器具を指定する制御指令ほど優先して第一通信部14に送信させてもよい。
このように、指定数が多い照明器具に先に制御指令を送信しておくことにより、複数の照明器具20a〜20cの全ての制御が完了するまでの時間を短縮できる。
また、第一制御部13は、指定数が少ない照明器具を指定する制御指令ほど優先して第一通信部14に送信させてもよい。
このように、指定数が少ない照明器具に先に制御指令を送信しておくことにより、指定数が少ない照明器具の制御を早期に完了することができる。
また、受信部11は、ユーザによって操作される操作装置30から無線通信によって制御指令を受信してもよい。
これにより、ユーザは、コントローラ10に制御指令を無線送信することができる。
また、第一制御部13は、第一記憶部12に記憶された順に制御指令を読み出して第一通信部14に送信させてもよい。第一の制御指令及び第二の制御指令のそれぞれは、第三の制御指令よりも先に受信部11によって受信され、第三の制御指令よりも先に第一記憶部12に記憶された制御指令であってもよい。
これにより、第一制御部13は、第一記憶部12への記憶順に基づいて、第一記憶部12に記憶された制御指令の送信順序を決定することができる。
(その他の実施の形態)
以上、実施の形態に係る照明制御システムについて説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態では、複数の照明器具とは別に、照明機能を有しないコントローラが設けられたが、複数の照明器具のうち一の照明器具がコントローラとして機能してもよい。つまり、コントローラは、複数の照明器具のうちの一の照明器具であってもよい。これにより、複数の照明器具のうちの一の照明器具を、コントローラとして兼用することができる。
また、照明制御システムが備える複数の照明器具には、種類の異なる照明器具が含まれてもよい。例えば、照明制御システムが備える複数の照明器具のうちの一部がダウンライトであり、その他がシーリングライトであってもよい。
また、上記実施の形態において、各構成要素は、専用のハードウェアで構成されるか、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPUまたはプロセッサなどのプログラム実行部が、ハードディスクまたは半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。
また、各構成要素は、回路(または集積回路)でもよい。これらの回路は、全体として1つの回路を構成してもよいし、それぞれ別々の回路でもよい。また、これらの回路は、それぞれ、汎用的な回路でもよいし、専用の回路でもよい。
また、本発明の全般的または具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたはコンピュータ読み取り可能なCD−ROMなどの記録媒体で実現されてもよい。また、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
例えば、本発明は、上記実施の形態に係るコントローラ(照明制御装置)として実現されてもよいし、コントローラまたは照明器具に用いられるプログラムとして実現されてもよい。また、本発明は、上記実施の形態に係る照明制御システムが実行する照明制御方法として実現されてもよい。
また、上記実施の形態において説明された照明制御システムの動作における複数の処理の順序は一例である。複数の処理の順序は、変更されてもよいし、複数の処理は、並行して実行されてもよい。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態、または、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
10 コントローラ(照明制御装置)
11 受信部
12 第一記憶部(記憶部)
13 第一制御部
14 第一通信部
20a、20b、20c 照明器具
21 光源
22 第二通信部
23 第二制御部
24 第二記憶部
30 操作装置
100 照明制御システム

Claims (13)

  1. 複数の照明器具と、
    前記複数の照明器具を制御するコントローラとを備え、
    前記コントローラは、
    前記複数の照明器具のいずれかが制御対象として指定された制御指令を受信する受信部と、
    記憶部と、
    前記受信部によって受信された制御指令を前記記憶部に記憶し、かつ、前記記憶部に記憶された制御指令を読み出す第一制御部と、
    前記第一制御部の制御に基づいて、読み出された制御指令を当該制御指令において指定された照明器具に送信する第一通信部とを有し、
    前記複数の照明器具のそれぞれは、
    光源と、
    前記第一通信部によって送信された制御指令を受信する第二通信部と、
    前記第二通信部によって受信された制御指令に応じて前記光源を発光させる処理であって、所定の時間がかかる処理を行う第二制御部とを有し、
    前記第一制御部は、
    前記複数の照明器具のうち第一の照明器具が指定された第一の制御指令を前記第一通信部に送信させた後、前記第一の制御指令が送信されてから前記所定の時間が経過したか否かを判定し、
    前記第一の制御指令が送信されてから前記所定の時間が経過したと判定した場合には、前記第一の照明器具が指定された第二の制御指令を前記第一通信部に送信させ、
    前記第一の制御指令が送信されてから前記所定の時間が経過していないと判定した場合には、前記複数の照明器具のうち第二の照明器具が指定された第三の制御指令を前記第一通信部に送信させる
    照明制御システム。
  2. 前記第一通信部は、さらに、前記複数の照明器具それぞれから当該照明器具の前記第二制御部が行う前記処理にかかる前記所定の時間を示す情報を受信し、
    前記第一制御部は、前記第一通信部によって受信された複数の前記所定の時間を示す情報に基づいて、前記記憶部に記憶された制御指令の送信順序を決定する
    請求項1に記載の照明制御システム。
  3. 前記第一制御部は、前記記憶部に記憶された制御指令のうち、前記所定の時間が長い照明器具が指定された制御指令ほど優先して前記第一通信部に送信させる
    請求項2に記載の照明制御システム。
  4. 前記第一制御部は、前記記憶部に記憶された制御指令のうち、前記所定の時間が短い照明器具が指定された制御指令ほど優先して前記第一通信部に送信させる
    請求項2に記載の照明制御システム。
  5. 前記コントローラは、さらに、前記複数の照明器具の優先度を取得する取得部を備え、
    前記第一制御部は、前記記憶部に記憶された制御指令のうち、取得された優先度の高い照明器具が指定された制御指令ほど優先して前記第一通信部に送信させる
    請求項1に記載の照明制御システム。
  6. 前記記憶部には、前記複数の照明器具により1つの照明シーンをつくるための複数の制御指令であって、各々が前記複数の照明器具のいずれかを指定する複数の制御指令が記憶され、
    前記第一制御部は、前記複数の制御指令による前記複数の照明器具それぞれの指定数に基づいて、前記複数の制御指令の送信順序の少なくとも一部を決定する
    請求項1に記載の照明制御システム。
  7. 前記第一制御部は、前記指定数が多い照明器具を指定する制御指令ほど優先して前記第一通信部に送信させる
    請求項6に記載の照明制御システム。
  8. 前記第一制御部は、前記指定数が少ない照明器具を指定する制御指令ほど優先して前記第一通信部に送信させる
    請求項6に記載の照明制御システム。
  9. 前記受信部は、ユーザによって操作される操作装置から無線通信によって制御指令を受信する
    請求項1〜8のいずれか1項に記載の照明制御システム。
  10. 前記コントローラは、前記複数の照明器具のうちの一の照明器具である
    請求項1〜9のいずれか1項に記載の照明制御システム。
  11. 前記第一制御部は、前記記憶部に記憶された順に制御指令を読み出して前記第一通信部に送信させ、
    前記第一の制御指令及び前記第二の制御指令のそれぞれは、前記第三の制御指令よりも先に受信部によって受信され、前記第三の制御指令よりも先に前記記憶部に記憶された制御指令である
    請求項1に記載の照明制御システム。
  12. 照明制御システムが実行する照明制御方法であって、
    前記照明制御システムは、
    各々が光源を備える複数の照明器具と、
    記憶部を備え、前記複数の照明器具を制御するコントローラとを備え、
    前記照明制御方法において、
    前記コントローラは、
    前記複数の照明器具のいずれかが制御対象として指定された制御指令を受信し、
    受信された制御指令を前記記憶部に記憶し、かつ、記憶された制御指令を読み出し、
    読み出された制御指令を当該制御指令において指定された照明器具に送信し、
    前記複数の照明器具のそれぞれは、
    送信された制御指令を受信し、
    受信された制御指令に応じて前記光源を発光させる処理であって、所定の時間がかかる処理を行い、
    前記コントローラは、
    前記複数の照明器具のうち第一の照明器具が指定された第一の制御指令を送信した後、前記第一の制御指令が送信されてから前記所定の時間が経過したか否かを判定し、
    前記第一の制御指令が送信されてから前記所定の時間が経過したと判定した場合には、前記第一の照明器具が指定された第二の制御指令を送信し、
    前記第一の制御指令が送信されてから前記所定の時間が経過していないと判定した場合には、前記複数の照明器具のうち第二の照明器具が指定された第三の制御指令を送信する
    照明制御方法。
  13. 複数の照明器具を制御する照明制御装置であって、
    前記複数の照明器具のいずれかが制御対象として指定された制御指令を受信する受信部と、
    記憶部と、
    前記受信部によって受信された制御指令を前記記憶部に記憶し、かつ、前記記憶部に記憶された制御指令を読み出す第一制御部と、
    前記第一制御部の制御に基づいて、読み出された制御指令を当該制御指令において指定された照明器具に送信する第一通信部とを備え、
    前記第一制御部は、
    前記複数の照明器具のうち第一の照明器具が指定された第一の制御指令を前記第一通信部に送信させた後、前記第一の制御指令が送信されてから所定の時間が経過したか否かを判定し、
    前記第一の制御指令が送信されてから前記所定の時間が経過したと判定した場合には、前記第一の照明器具が指定された第二の制御指令を前記第一通信部に送信させ、
    前記第一の制御指令が送信されてから前記所定の時間が経過していないと判定した場合には、前記複数の照明器具のうち第二の照明器具が指定された第三の制御指令を前記第一通信部に送信させる
    照明制御装置。
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