JP6038602B2 - 照明装置、調光・調色方法、および、調光・調色システム - Google Patents

照明装置、調光・調色方法、および、調光・調色システム Download PDF

Info

Publication number
JP6038602B2
JP6038602B2 JP2012247416A JP2012247416A JP6038602B2 JP 6038602 B2 JP6038602 B2 JP 6038602B2 JP 2012247416 A JP2012247416 A JP 2012247416A JP 2012247416 A JP2012247416 A JP 2012247416A JP 6038602 B2 JP6038602 B2 JP 6038602B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
identification information
command signal
infrared
control unit
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012247416A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014096287A (ja
Inventor
賢一郎 一杉
賢一郎 一杉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2012247416A priority Critical patent/JP6038602B2/ja
Publication of JP2014096287A publication Critical patent/JP2014096287A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6038602B2 publication Critical patent/JP6038602B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Description

本発明は、照明装置、調光・調色方法、および、調光・調色システムに関する。
一般的に、美術館等では展示物により照明装置の光量や光色を替えて展示する。
そこで、従来、例えば、図13に示すように、複数の照明装置Xの調光を行う方法として、展示物Pに照射する光Lを制御するトライアック調光や、PWM調光等を採用する調光システム2000が提案されている(例えば、特許文献1、2参照。)。
この従来の調光システム2000は、1つの調光器TでダクトLDに接続された複数の照明装置Xの光量を制御する。
したがって、展示物の性質、使用者の要求に応じて、個別に照明装置の光量を制御することができない。
そこで、他の従来の調光システム3000には、展示物Pの性質、および使用者の要求に応じて、1つの展示物Pに対して1つの調光器Tで1台の照明装置Xを調光するものがある(図14)。
この従来の調光システム3000は、複数の調光器を必要とするため、非常に高価になる。
また、1台の制御装置Yの無線、電力線通信、専用通信等により、個々の照明装置Xを制御する調光システム4000も提案されている(図15)。
特開2012−89277号公報 特開2011−129481号公報
しかし、図15に示すような従来の調光システム4000は、初期導入コストが大幅にかかる上に、スペースに合わせたセッティングや、制御専用のパソコンPC等も必要となり、小規模展示スペースや小規模店舗では導入が難しいという問題がある。
本発明の一態様に係る実施例に従った照明装置は、
赤外線リモコンが出力した赤外線指令信号に応じて、調光および/または調色可能な発光装置が発光する照明装置であって、
前記発光装置からなる発光部と、
前記赤外線指令信号を受信する赤外線受光部と、
前記赤外線指令信号に応じて前記発光部の発光を制御する制御部と、
少なくとも識別情報と、調光率または色温度と、を記憶する記憶部と、
前記制御部の制御モードを、前記記憶部に記憶された調光率および/または色温度で発光する通常モード、または識別情報を前記記憶部に記憶する識別情報記憶モードの何れか一方に切り替えるスイッチと、を備え、
赤外線信号を前記赤外線受光部で受信する第1のステップと、
前記制御部が、受信された前記赤外線信号が前記赤外線指令信号であるか否かを、判断する第2のステップと、
前記制御部が、前記第2のステップにおいて、前記赤外線信号が前記赤外線指令信号であると判断した場合に、前記制御モードが、前記識別情報記憶モードであるか、または前記通常モードであるかを、判断する第3のステップと、
前記制御部が、前記第3のステップにおいて、前記制御モードが前記識別情報記憶モードであると判断した場合に、前記赤外線指令信号が識別情報の記憶を規定する識別情報記憶信号であるか否かを判断する第4のステップと、
前記制御部が、前記第4のステップにおいて、前記赤外線指令信号が前記識別情報記憶信号であると判断した場合に、前記赤外線指令信号で規定されている識別情報を記憶部に記憶する第5のステップと、を実行する
ことを特徴とする。
前記照明装置において、
前記制御部が、前記第3のステップにおいて、前記制御モードが前記通常モードであると判断した場合に、前記赤外線指令信号でフリー識別情報が規定されているか否かを判断する第6のステップと、
前記制御部が、前記第6のステップにおいて、前記赤外線指令信号で前記フリー識別情報が規定されていると判断した場合に、前記赤外線指令信号により規定されている調光率および/または色温度で発光部を発光させる第7のステップと、をさらに実行する
ことを特徴とする。
前記照明装置において、
前記制御部が、前記第4のステップにおいて、前記赤外線指令信号が前記識別情報記憶信号ではないと判断した場合には、前記第6のステップに進み、前記赤外線指令信号によりフリー識別情報が規定されているか否かを判断する
ことを特徴とする。
前記照明装置において、
前記制御部が、前記第6のステップにおいて、前記赤外線指令信号により前記フリー識別情報が規定されていないと判断した場合に、前記赤外線指令信号で規定された指定識別情報が前記記憶部に記憶されている記憶識別情報と一致するか否かを判断する第8のステップと、
前記制御部が、前記第8のステップにおいて、前記指定識別情報が前記記憶識別情報と一致すると判断した場合に、前記赤外線指令信号が発光部の点灯/消灯を規定しているか否かを判断する第9のステップと、
前記制御部が、前記第9のステップにおいて、前記赤外線指令信号が発光部の点灯/消灯を規定していないと判断した場合に、前記赤外線指令信号で規定されている調光率および/または色温度で発光部を発光させる第10のステップと、
前記制御部が、前記第10のステップの後、前記赤外線指令信号で規定されている調光率および/または色温度を前記記憶部に記憶する第11のステップと、をさらに実行する
ことを特徴とする。
前記照明装置において、
前記制御部が、前記第9のステップにおいて、前記赤外線指令信号が前記発光部の点灯/消灯を規定していると判断した場合に、前記発光部が点灯しているか否かを判断する第12のステップと、
前記制御部が、前記第12のステップにおいて、前記発光部が点灯していると判断した場合に、前記発光部を消灯する第13のステップと、をさらに実行する
ことを特徴とする。
前記照明装置において、
前記制御部が、前記第12のステップにおいて、前記発光部が点灯していない(消灯している)と判断した場合に、前記記憶部に記憶されている調光率および/または色温度を読み出す第14のステップと、
前記制御部が、前記第14のステップで読み出した調光率および/または色温度で、前記発光部を発光させる第15のステップと、をさらに実行する
ことを特徴とする。
前記照明装置において、
前記制御部が、前記第2のステップにおいて、前記赤外線信号が前記赤外線指令信号ではないと判断した場合に、受信した前記赤外線信号を破棄する第16のステップをさらに実行する
ことを特徴とする。
前記照明装置において、
前記制御部が、前記第8のステップにおいて、前記赤外線指令信号により規定された識別情報が前記記憶部に記憶されている識別情報と一致しないと判断した場合に、受信した前記赤外線指令信号を破棄する第17のステップをさらに実行する
ことを特徴とする。
前記照明装置において、
電源から電流が配線を介して供給され、前記制御部から出力される調光・調色制御信号に応じた電力を前記発光部に出力する電源回路をさらに備える
ことを特徴とする。
前記照明装置において、
前記赤外線受光部で受光された赤外線指令信号をデコードし、得られたデコード信号を、前記制御部に出力するデコード部と、
前記スイッチの操作状態に応じたモード切替信号が入力される入力部と、をさらに備え、
前記制御部は、前記モード切替信号に応じて、前記制御モードが決定される
ことを特徴とする。
前記照明装置は、使用者による前記スイッチに対する第1の操作により、前記識別情報記憶モードに切り替えられ、一方、使用者による前記スイッチに対する第2の操作により、前記識別情報記憶モードから前記通常モードに切り替えられる
ことを特徴とする。
前記照明装置において、
前記記憶部は、不揮発性記憶装置であることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
本発明の一態様に係る実施例に従った調光・調色方法は、
赤外線リモコンが出力した赤外線指令信号に応じて、調光および/または調色可能な発光装置が発光する照明装置であって、
前記発光装置からなる発光部と、
前記赤外線指令信号を受信する赤外線受光部と、
前記赤外線指令信号に応じて前記発光部の発光を制御する制御部と、
少なくとも識別情報と、調光率または色温度と、を記憶する記憶部と、
前記制御部の制御モードを、前記記憶部に記憶された調光率および/または色温度で発光する通常モード、または識別情報を前記記憶部に記憶する識別情報記憶モードの何れか一方に切り替えるスイッチと、を備えた照明装置による調光・調色方法であって、
赤外線信号を前記赤外線受光部で受信する第1のステップと、
前記制御部が、受信された前記赤外線信号が前記赤外線指令信号であるか否かを、判断する第2のステップと、
前記制御部が、前記第2のステップにおいて、前記赤外線信号が前記赤外線指令信号であると判断した場合に、前記制御モードが、識別情報記憶モードであるか、または通常モードであるかを、判断する第3のステップと、
前記制御部が、前記第3のステップにおいて、前記制御モードが識別情報記憶モードであると判断した場合に、前記赤外線指令信号が識別情報の記憶を規定する識別情報記憶信号であるか否かを判断する第4のステップと、
前記制御部が、前記第4のステップにおいて、前記赤外線指令信号が前記識別情報記憶信号であると判断した場合に、前記赤外線指令信号で規定されている識別情報を記憶部に記憶する第5のステップと、を備える
ことを特徴とする。
本発明の一態様に係る実施例に従った調光・調色システムは、
赤外線指令信号を出力可能な赤外線リモコンと、
前記赤外線リモコンが出力した赤外線指令信号に応じて、調光および/または調色可能な発光装置が発光する照明装置と、
電源から出力された電流を前記複数の照明装置に供給する配線と、を備えた調光・調色システムにおいて、
前記照明装置は、
前記発光装置からなる発光部と、
前記赤外線指令信号を受信する赤外線受光部と、
前記赤外線指令信号に応じて前記発光部の発光を制御する制御部と、
少なくとも識別情報と、調光率または色温度と、を記憶する記憶部と、
前記制御部の制御モードを、前記記憶部に記憶された調光率および/または色温度で発光する通常モード、または識別情報を前記記憶部に記憶する識別情報記憶モードの何れか一方に切り替えるスイッチと、を備え、
赤外線信号を前記赤外線受光部で受信する第1のステップと、
前記制御部が、受信された前記赤外線信号が前記赤外線指令信号であるか否かを、判断する第2のステップと、
前記制御部が、前記第2のステップにおいて、前記赤外線信号が前記赤外線指令信号であると判断した場合に、前記制御モードが、識別情報記憶モードであるか、または通常モードであるかを、判断する第3のステップと、
前記制御部が、前記第3のステップにおいて、前記制御モードが識別情報記憶モードであると判断した場合に、前記赤外線指令信号が識別情報の記憶を規定する識別情報記憶信号であるか否かを判断する第4のステップと、
前記制御部が、前記第4のステップにおいて、前記赤外線指令信号が前記識別情報記憶信号であると判断した場合に、前記赤外線指令信号で規定されている識別情報を記憶部に記憶する第5のステップと、を実行する
ことを特徴とする。
本発明の一態様に係る照明装置は、赤外線リモコンが出力した赤外線指令信号に応じて、発光する照明装置であって、赤外線指令信号を受信する赤外線受光部と、発光する発光部と、赤外線指令信号に応じて発光部の発光を制御する制御部と、少なくとも識別情報と、調光率または色温度と、を記憶する記憶部と、制御部の制御モードを、記憶部に記憶された調光率および/または色温度で発光する通常モード、または識別情報を記憶部に記憶する識別情報記憶モードの何れか一方に切り替えるスイッチと、を備える。
そして、制御部が、受信された赤外線信号が赤外線指令信号であるか否かを、判断し、赤外線信号が赤外線指令信号であると判断した場合に、識別情報記憶モードであるか、または通常モードであるかを、判断する。
そして、制御部が、制御モードが識別情報記憶モードであると判断した場合に、赤外線指令信号が識別情報の記憶を規定する識別情報記憶信号であるか否かを判断する。
そして、制御部が、赤外線指令信号が識別情報記憶信号であると判断した場合に、赤外線指令信号で規定されている識別情報を記憶部に記憶する。
特に、制御部は、赤外線指令信号でフリー識別情報が規定されている場合に、赤外線指令信号により規定されている調光率および/または色温度で発光部を発光させる。
特に、制御部は、赤外線指令信号で規定された指定識別情報が記憶識別情報と一致した場合に、赤外線指令信号により規定されている調光率および/または色温度で発光部を発光させる。
したがって、本発明に係る照明装置は、1つの赤外線リモコンにより調光率および/または色温度を個別に制御することができる。
すなわち、導入コストを削減しつつ、汎用性を向上することができる。
そして、本発明に係る照明装置は、例えば、美術館、商店、一般住宅に適用可能である。
なお、記憶部(EEPROM)に識別情報を記憶させることにより、例えば、レイアウト変更等後からでも使用者変更が可能になる。
また、入力配線系統が異なる照明装置に対しても調光・調色制御が可能である。
また、調光・調色の対象ではない照明装置については、識別情報を付与しないで、動作させるようにしてもよい。
また、異なる照明装置に同じ識別情報が記憶されるようにしてもよい。これにより、2つの照明装置の調光率や色温度を同期して制御することができる。
図1は、本発明の一態様である実施例1に係る電源制御システム1000の構成の一例を示す図である。 図2は、図1に示す照明装置100aの構成の一例を示すブロック図である。 図3は、図1に示す調光・調色システム1000の第1の照明装置100aの識別情報を記憶する状態の一例を示す図である。 図4は、図1に示す調光・調色システム1000の第2の照明装置100bの識別情報を記憶する状態の一例を示す図である。 図5は、図1に示す調光・調色システム1000の第9の照明装置100iの識別情報を記憶する状態の一例を示す図である。 図6は、図2に示す照明装置100aの制御フローの一例を示すフローチャートである。 図7は、赤外線指令信号の構成の一例を示す図である。 図8は、赤外線指令信号の構成の他の例を示す図である。 図9は、赤外線指令信号の構成のさらに他の例を示す図である。 図10は、赤外線指令信号の構成のさらに他の例を示す図である。 図11は、赤外線指令信号の構成のさらに他の例を示す図である。 図12は、赤外線指令信号の構成のさらに他の例を示す図である。 図13は、従来の調光システム2000の構成の一例を示す図である。 図14は、従来の調光システム3000の構成の他の例を示す図である。 図15は、従来の調光システム4000の構成のさらに他の例を示す図である。
以下、本発明に係る実施例について図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一態様である実施例1に係る電源制御システム1000の構成の一例を示す図である。また、図2は、図1に示す照明装置100aの構成の一例を示すブロック図である。なお、図2では、一例として、照明装置100aの構成を記載しているが、図1に示す他の照明装置100b〜100iも照明装置100aと同様の構成を有する。
図1に示すように、調光・調色システム1000は、赤外線リモコンRCと、複数(図1の例では9個)の照明装置100a、100b、100c、100d、100e、100f、100g、100h、100iと、配線LI1、LI2と、ダクトLD1、LD2と、を備える。
図1に示すように、配線LI1は、交流電源ACから出力された電流を複数の照明装置100a〜100dに供給するようになっている。
配線LI2は、交流電源ACから出力された電流を複数の照明装置100e〜100iに供給するようになっている。
また、ダクトLD1は、複数の照明装置100a〜100dに接続され、配線LI1を収納するようになっている。
ダクトLD2は、複数の照明装置100e〜100iに接続され、配線LI2を収納するようになっている。
赤外線リモコンRCは、赤外線指令信号を出力可能になっている。
なお、この赤外線指令信号としては、後述のように、例えば、識別情報の記憶を規定する識別情報記憶信号として定義される場合がある。また、この赤外線指令信号は、例えば、識別情報、調光率、および、色温度を規定する。
各照明装置100a〜100iは、赤外線リモコンRCが出力した赤外線指令信号に応じて、発光するようになっている。
そして、各照明装置100a〜100iは、識別情報記憶モードにおいて、赤外線リモコンRCから出力され且つ少なくとも識別情報を規定する赤外線指令信号を、受信した場合、赤外線指令信号で規定される識別情報を記憶するようになっている。
一方、照明装置100a〜100iは、通常モードにおいて、赤外線リモコンRCから出力され且つ識別情報、調光率および色温度を規定する赤外線指令信号を、受信した場合、記憶している識別情報と、赤外線指令信号で規定される識別情報とが一致するときには、赤外線指令信号で規定される調光率および色温度を記憶し且つ赤外線指令信号で規定される調光率および色温度で発光するようになっている。
ここで、識別情報としては、後述のように、指定識別情報、または、フリー識別情報の何れか一方が定義される。
なお、図1の例では、各照明装置100a〜100iには、各識別情報(ID01〜ID09)がそれぞれ記憶されている。
ここで、照明装置100aは、図1、図2に示すように、制御回路CONと、電源回路SCと、複数の発光部LE1、LE2と、スイッチSWと、赤外線受光部LRと、抵抗素子Rと、を有する。
赤外線受光部LRは、赤外線リモコンRCが出力した赤外線指令信号を受信するようになっている。
抵抗素子Rの一端は、端子SCTに接続されている。また、抵抗素子Rの他端は、入力部Iに他端が接続されている。
また、スイッチSWは、制御部Cの制御モードを、制御回路CON(記憶部M)に記憶している調光率および色温度で発光する通常モード、または、識別情報を制御回路CON(記憶部M)に記憶する識別情報記憶モードの何れか一方に切り替えるようになっている。
このスイッチSWの一端は、入力部I(抵抗素子Rの他端)に接続されている。また、スイッチSWの他端は、接地に接続されている。
このスイッチSWは、使用者による第1の操作により、ONする。これにより、入力部Iに“Low”レベルの識別情報切替信号が入力される。この“Low”レベルの識別情報切替信号は、識別情報記憶モードを規定する。
一方、スイッチSWは、使用者による第2の操作により、OFFする。これにより、入力部Iに“High”レベルの識別情報切替信号が入力される。この“High”レベルの識別情報切替信号は、通常モードを規定する。
すなわち、照明装置100(制御回路CON)は、使用者によるスイッチSWに対する第1の操作により、制御モードが識別情報記憶モードに切り替えられる。
一方、照明装置100(制御回路CON)は、使用者によるスイッチSWに対する第2の操作により、制御モードが通常モードに切り替えられる。
電源回路SCは、交流電源ACから電流が配線LI1を介して供給され、調光・調色制御信号に応じた電力を出力するようになっている。また、電源回路SCは、交流電源ACの電圧から生成した電圧で端子SCTに出力するようになっている。
発光部LE1、LE2は、電源回路SCから出力される電力により発光するようになっている。なお、図2の例では、発光部が2個であるが、1個、または3個以上であってもよい。
この発光部LE1、LE2は、調光および/または調色が可能な発光装置であり、例えば、白熱電球、蛍光灯、HIDランプ、LED素子、有発光部LE1と、発光部LE2と機EL素子などがある。発光部LE1と、発光部LE2とは、例えば、発光色が異なる。これにより、調色が可能となる。
なお、既述のように、図1に示す他の照明装置100b〜100iも照明装置100aと同様の構成を有する。
すなわち、複数の照明装置100a〜100iは、制御回路CONと、電源回路SCと、発光部LE1、LE2と、スイッチSWと、赤外線受光部LRと、抵抗素子Rと、をそれぞれ有する。
例えば、複数の照明装置100a〜100iのうちの第1の照明装置100aに記憶されている識別情報(ID01)は、複数の照明装置100のうちの第2の照明装置100bに記憶されている識別情報(ID02)と異なるように設定されている。
これにより、2つの照明装置100a、100dを、赤外線指令信号で個別に識別情報を規定することにより、個別に制御することができる。
また、例えば、図1に示す例では、第1の照明装置100aに記憶されている調光率および色温度は、第2の照明装置100bに記憶されている調光率および色温度とは異なる。このように、異なる照明装置に、異なる調光率および色温度が設定されるようにしてもよい。
すなわち、2つの照明装置100a、100bの調光率および色温度を個別に制御することができる。
また、例えば、第1の照明装置100aに記憶されている識別情報(ID01)は、複数の照明装置100a〜100iのうちの第3の照明装置100cに記憶されている識別情報(ID03)と同じである(すなわち、第1の照明装置100aに識別情報(ID03)を記憶する)ようにしてもよい。このように、異なる照明装置に同じ識別情報が記憶されるようにしてもよい。
これにより、1つの赤外線指令信号で2つの照明装置100a、100cを同時に識別情報指定することができるため、2つの照明装置100a、100cの調光率および色温度を同期して制御することができる。
また、例えば、各照明装置100a〜100iは、通常モードにおいて、赤外線指令信号を受信した場合、記憶している識別情報と、赤外線指令信号で規定される識別情報とが異なるときには、記憶している調光率および色温度で発光するようになっている。
また、各照明装置100a〜100iは、再起動時に、制御モードが通常モードである場合には、記憶されている調光率および色温度で発光するようになっている。
これにより、各照明装置100a〜100iの消費電力の低減を図ることができる。
なお、各照明装置100a〜100iは、識別情報記憶モードにおいて、調光率および色温度をさらに規定する赤外線指令信号を、受信した場合、赤外線指令信号で規定される識別情報および調光率および色温度を記憶し、且つ赤外線指令信号で規定される調光率および色温度で発光するようにしてもよい。
制御回路CONは、識別情報記憶モードにおいて、赤外線受光部LRで受信された赤外線指令信号で規定される識別情報を記憶するようになっている。
また、制御回路CONは、通常モードにおいて、赤外線受光部LRで受信された赤外線指令信号で規定される識別情報と、記憶している識別情報と、が一致するか否かを判断する。
そして、制御回路CONは、通常モードにおいて、赤外線指令信号で規定される識別情報と、記憶している識別情報と、が一致するときには、赤外線指令信号で規定される調光率および色温度を記憶し且つ赤外線指令信号で規定される調光率および色温度に基づいて調光・調色制御信号を出力するようになっている。
一方、制御回路CONは、通常モードにおいて、赤外線指令信号で規定される識別情報と、記憶している識別情報と、が一致しない場合には、赤外線指令信号を破棄する。すなわち、照明装置100aの制御状態は、この赤外線指令信号が入力される前と同じ状体を維持する。
ここで、図2に示すように、制御回路CONは、例えば、デコード部Dと、入力部Iと、記憶部Mと、制御部Cと、を有する。
デコード部Dは、赤外線受光部LRで受光された赤外線指令信号をデコードし、得られたデコード信号を制御部Cに出力するようになっている。
入力部Iは、スイッチSWの操作状態に応じたモード切替信号が入力されるようになっている。
記憶部Mは、識別情報、調光率、および色温度を記憶する記憶部を記憶するようになっている。この記憶部Mは、不揮発性記憶装置(例えば、EEPROM)である。
制御部Cは、赤外線指令信号に応じて、発光部LE1、LE2の発光を調光・調色制御信号により制御するようになっている。
また、制御部Cは、入力部Iから入力されるモード切替信号に応じて、制御モードが決定されるようになっている。
そして、制御部Cは、モード切替信号が識別情報記憶モードを規定している場合には、デコード信号で規定される識別情報を記憶部Mに記憶させるようになっている。
また、制御部Cは、モード切替信号が通常モードを規定している場合には、デコード信号で規定される識別情報と、記憶部Mで記憶している識別情報と、が一致するか否かを判断するようになっている。
そして、制御部Cは、デコード信号で規定される識別情報と、記憶部Mで記憶している識別情報と、が一致するときには、デコード信号で規定される調光率および色温度を記憶部Mに記憶させ且つデコード信号で規定される調光率および色温度に基づいて調光・調色制御信号を出力するようになっている。
一方、制御部Cは、デコード信号で規定される識別情報と、記憶部Mで記憶している識別情報と、が一致しないときには、デコード信号を破棄する。すなわち、この場合、既述のように、赤外線指令信号が破棄される。
なお、既述のように、他の照明装置100b〜100iも、照明装置100aと同様の構成を有する。
次に、以上のような構成を有する調光・調色システム1000の動作の一例について、説明する。
ここで、図3は、図1に示す調光・調色システム1000の第1の照明装置100aの識別情報を記憶する状態の一例を示す図である。図4は、図1に示す調光・調色システム1000の第2の照明装置100bの識別情報を記憶する状態の一例を示す図である。図5は、図1に示す調光・調色システム1000の第9の照明装置100iの識別情報を記憶する状態の一例を示す図である。
なお、図3に示す状態では、照明装置100b〜100iには、識別情報が記憶されていない。照明装置100b〜100iのスイッチSWは、OFFしており、照明装置100b〜100iの制御モードは、通常モードである。また、照明装置100aのスイッチSWは、ONしており、照明装置100aの制御モードは、識別情報記憶モードである。
先ず、例えば、図3に示すように、制御モードが識別情報記憶モードである照明装置100aに、赤外線リモコンRCから識別情報(ID01)を規定する赤外線指令信号を出力する。
制御モードが識別情報記憶モードである照明装置100aは、赤外線リモコンRCから出力され、且つ少なくとも識別情報を規定する赤外線指令信号を受信すると、赤外線指令信号で規定される識別情報(ID01)を記憶する。
なお、他の照明装置100b〜100iは、制御モードが通常モードであるため、識別情報を記憶しない。
次に、図4に示すように、例えば、使用者が照明装置100aのスイッチSWをOFFし、照明装置100bのスイッチSWをONする。すなわち、照明装置100aの制御モードが通常モードになり、照明装置100bの制御モードが識別情報記憶モードになる。
そして、制御モードが識別情報記憶モードである照明装置100bに、赤外線リモコンRCから識別情報(ID02)を規定する赤外線指令信号を出力する。
制御モードが識別情報記憶モードである照明装置100bは、赤外線リモコンRCから出力され、且つ少なくとも識別情報を規定する赤外線指令信号を受信すると、赤外線指令信号で規定される識別情報(ID02)を記憶する。
なお、他の照明装置100a、100c〜100iは、制御モードが通常モードであるため、識別情報を記憶しない。
そして、同様の操作を照明装置100c〜100hについて実行する。
最後に、図5に示すように、例えば、使用者が照明装置100hのスイッチSWをOFFし、照明装置100iのスイッチSWをONする。すなわち、照明装置100hの制御モードが通常モードになり、照明装置100iの制御モードが識別情報記憶モードになる。
そして、制御モードが識別情報記憶モードである照明装置100iに、赤外線リモコンRCから識別情報(ID09)を規定する赤外線指令信号を出力する。
制御モードが識別情報記憶モードである照明装置100iは、赤外線リモコンRCから出力され、且つ少なくとも識別情報を規定する赤外線指令信号を受信すると、赤外線指令信号で規定される識別情報(ID09)を記憶する。
以上の操作により、各照明装置100a〜100iに、各識別情報(ID01〜ID09)がそれぞれ記憶される。
そして、制御モードが通常モードである照明装置100a〜100iは、赤外線リモコンRCから出力され、且つ識別情報、調光率および色温度を規定する赤外線指令信号を、受信した場合、記憶している識別情報と、赤外線指令信号で規定される識別情報とが一致するときには、赤外線指令信号で規定される調光率および色温度を記憶し且つ赤外線指令信号で規定される調光率で発光することとなる。
したがって、本発明に係る調光・調色システムは、1つの赤外線リモコンにより複数の照明装置の調光率を個別に制御することができる。
すなわち、導入コストを削減しつつ、汎用性を向上することができる。
そして、本発明に係る調光・調色システムは、例えば、美術館、商店、一般住宅に適用可能である。
また、調光・調色システムは、同じ空間にある、同種の機能を搭載した照明装置(スポットライト、ダウンライト、シーリング、間接照明等)すべてを一つの赤外線リモコンRCで制御できる。
また、照明装置は、再起動時において、記憶部に記憶された調光率および色温度で動作するので、予め調光率を低く設定可能である。
これにより、既述のように、照明装置の消費電力の低減を図ることができる。
ここで、調光・調色システム1000の動作における、照明装置の制御フロー(照明装置による調光・調色方法)の一例について説明する。図6は、図2に示す照明装置100aの制御フローの一例を示すフローチャートである。なお、他の照明装置100b〜100iも図6と同様の制御フローを実行するようになっている。
図6に示すように、先ず、照明装置100aは、赤外線信号を赤外線受光部LRで受信する(第1のステップS1)。
そして、照明装置100aの制御部Cは、受信された赤外線信号が赤外線指令信号であるか否かを、判断する(第2のステップS2)。
そして、制御部Cは、第2のステップS2において受信された赤外線信号が赤外線指令信号であると判断した場合に、制御モードが、識別情報記憶モードであるか、または通常モードであるかを、判断する(第3のステップS3)。
そして、制御部Cは、第3のステップS3において制御モードが識別情報記憶モードであると判断した場合に、赤外線指令信号が識別情報の記憶を規定する識別情報記憶信号であるか否かを判断する(第4のステップS4)。
そして、制御部Cは、第4のステップS4において赤外線指令信号が識別情報記憶信号であると判断した場合に、赤外線指令信号で規定されている識別情報を記憶部Mに記憶する(第5のステップS5)。なお、この記憶部Mに記憶されている識別情報は、後述のように記憶識別情報として定義される。
すなわち、照明装置100aは、制御モードが識別情報記憶モードであり且つ赤外線指令信号が識別情報記憶信号である場合、赤外線指令信号で規定されている識別情報を記憶する。
また、制御部Cは、第3のステップS3において制御モードが識別情報記憶モードではない(すなわち、通常モードである)と判断した場合に、赤外線指令信号でフリー識別情報が規定されているか否かを判断する(第6のステップS6)。
そして、制御部Cは、第6のステップにおいて赤外線指令信号でフリー識別情報が規定されていると判断した場合に、赤外線指令信号により規定されている調光率および色温度で発光部LE1、LE2を発光させる(第7のステップS7)。
すなわち、照明装置100aは、制御モードが通常モードであり且つ赤外線指令信号がフリー識別情報を規定する場合、赤外線指令信号により規定されている調光率および色温度で発光する。
なお、制御部Cは、第4のステップS4において、赤外線指令信号が識別情報記憶信号ではないと判断した場合には、第6のステップS6に進み、赤外線指令信号によりフリー識別情報が規定されているか否かを判断する。
すなわち、照明装置100aは、制御モードが識別情報記憶モードであっても、赤外線指令信号がフリー識別情報を規定する場合、赤外線指令信号により規定されている調光率および色温度で発光する。
また、制御部Cは、第6のステップS6において赤外線指令信号によりフリー識別情報が規定されていない(すなわち、指定識別情報が規定されている)と判断した場合に、赤外線指令信号で規定された指定識別情報が記憶部Mに記憶されている記憶識別情報と一致するか否かを判断する(第8のステップS8)。
そして、制御部Cは、第8のステップS8において指定識別情報が記憶識別情報と一致すると判断した場合に、赤外線指令信号が発光部LE1、LE2の点灯/消灯を規定しているか否かを判断する(第9のステップS9)。
そして、制御部Cは、第9のステップS9において赤外線指令信号が発光部LE1、LE2の点灯/消灯を規定していないと判断した場合に、赤外線指令信号で規定されている調光率および色温度で発光部LE1、LE2を発光させる(第10のステップS10)。
そして、制御部Cは、第10のステップS10の後、赤外線指令信号で規定されている調光率および色温度を記憶部Mに記憶する(第11のステップS11)。
また、制御部Cは、第9のステップS9において赤外線指令信号が発光部LE1、LE2の点灯/消灯を規定していると判断した場合に、発光部LE1、LE2が点灯しているか否かを判断する(第12のステップS12)。
そして、制御部Cは、第12のステップS12において発光部LE1、LE2が点灯していると判断した場合に、発光部LE1、LE2を消灯する(第13のステップS13)。
また、制御部Cは、第12のステップにおいて発光部LE1、LE2が点灯していない(消灯している)と判断した場合に、記憶部Mに記憶されている調光率および色温度を読み出す(第14のステップS14)。
そして、制御部Cは、第14のステップで読み出した調光率および色温度で、発光部LE1、LE2を発光させる(第15のステップS15)。
なお、制御部Cは、第2のステップS2において、赤外線信号が赤外線リモコンRFB1により出力された赤外線指令信号ではないと判断した場合に、受信した赤外線信号を破棄する(第16のステップS16)。
また、制御部Cは、第8のステップS8において、赤外線指令信号により規定された識別情報が記憶部Mに記憶されている識別情報と一致しないと判断した場合に、受信した赤外線指令信号を破棄する(第17のステップS17)。
ここで、赤外線指令信号の構成例について説明する。図7は、赤外線指令信号の構成の一例を示す図である。また、図8は、赤外線指令信号の構成の他の例を示す図である。また、図9は、赤外線指令信号の構成のさらに他の例を示す図である。また、図10は、赤外線指令信号の構成のさらに他の例を示す図である。また、図11は、赤外線指令信号の構成のさらに他の例を示す図である。また、図12は、赤外線指令信号の構成のさらに他の例を示す図である。
図7に示すように、例えば、赤外線リモコンRFB1により出力される赤外線指令信号は、第1のデータコードD1として識別情報を規定し、第2のデータコードD2として調光率および色温度を規定する。
また、図8に示すように、例えば、赤外線リモコンRFB1により出力される赤外線指令信号が、第1のデータコードD1として識別情報を規定し、第2のデータコードD2としてオン/オフ指示を規定するようにしてもよい。
また、図9に示すように、例えば、赤外線リモコンRFB1により出力される赤外線指令信号が、第1のデータコードD1としてフリー識別情報を規定し、第2のデータコードD2としてオフ指示のみを規定するようにしてもよい。
また、図10に示すように、例えば、赤外線リモコンRFB1により出力される赤外線指令信号が、第1のデータコードD1としてフリー識別情報を規定し、第2のデータコードD2として調光率(例えば、100%)を規定するようにしてもよい。
また、図11に示すように、例えば、赤外線リモコンRFB1により出力される赤外線指令信号が、第1のデータコードD1としてオフ指示を規定し、第2のデータコードD2を省略するようにしてもよい。この場合、赤外線指令信号は、予めフリー識別情報を規定することとして定義される。
また、図12に示すように、例えば、赤外線リモコンRFB1により出力される赤外線指令信号が、第1のデータコードD1として調光率(例えば、100%)を規定し、第2のデータコードD2を省略するようにしてもよい。この場合、赤外線指令信号は、予めフリー識別情報を規定することとして定義される。
なお、これらの赤外線指令信号の構成例は例示であり、赤外線指令信号の構成はこの例示に限定されない。
以上のように、本発明の一態様に係る照明装置100a〜100iは、赤外線リモコンRCが出力した赤外線指令信号に応じて、発光する照明装置であって、赤外線指令信号を受信する赤外線受光部LRと、発光する発光部LE1、LE2と、赤外線指令信号に応じて発光部LE1、LE2の発光を制御する制御部Cと、識別情報、調光率、および色温度を記憶する記憶部Mと、制御部Cの制御モードを、記憶部Mに記憶された調光率および色温度で発光する通常モード、または識別情報を記憶部Mに記憶する識別情報記憶モードの何れか一方に切り替えるスイッチと、を備える。
そして、制御部Cが、受信された赤外線信号が赤外線指令信号であるか否かを、判断し、赤外線信号が赤外線指令信号であると判断した場合に、識別情報記憶モードであるか、または通常モードであるかを、判断する。
そして、制御部Cが、制御モードが識別情報記憶モードであると判断した場合に、赤外線指令信号が識別情報の記憶を規定する識別情報記憶信号であるか否かを判断する。
そして、制御部Cが、赤外線指令信号が識別情報記憶信号であると判断した場合に、赤外線指令信号で規定されている識別情報を記憶部Mに記憶する。
特に、制御部Cは、赤外線指令信号でフリー識別情報が規定されている場合に、赤外線指令信号により規定されている調光率および色温度で発光部LE1、LE2を発光させる。
特に、制御部Cは、赤外線指令信号で規定された指定識別情報が記憶識別情報と一致した場合に、赤外線指令信号により規定されている調光率および色温度で発光部LE1、LE2を発光させる。
したがって、本発明に係る照明装置は、1つの赤外線リモコンにより調光率および色温度を個別に制御することができる。
すなわち、導入コストを削減しつつ、汎用性を向上することができる。
そして、本発明に係る照明装置は、例えば、美術館、商店、一般住宅に適用可能である。
なお、記憶部M(EEPROM)に識別情報を記憶させることにより、例えば、レイアウト変更等後からでも使用者変更が可能になる。
また、入力配線系統が異なる照明装置に対しても調光・調色制御が可能である。
また、調光・調色の対象ではない照明装置については、識別情報を付与しないで、動作させるようにしてもよい。
また、異なる照明装置に同じ識別情報が記憶されるようにしてもよい。これにより、2つの照明装置の調光率や色温度を同期して制御することができる。
また、識別情報記憶モードでは、説明の都合上、照明装置の点灯時、その他の照明装置は不点灯とする様に調光・調色システムを組んだが制御モードが識別情報記憶モードになっていれば、照明装置の点灯、不点灯はどちらでも問題無い。
なお、実施形態は例示であり、発明の範囲はそれらに限定されない。特に実施形態では、記憶部Mに識別情報に加え、照明装置の調光率と色温度とを記憶させているが、記憶部Mに調光率と色温度のどちらか一方のみを記憶させてもよい。
100a〜100i、X 照明装置
1000 調光・調色システム
2000、3000、4000 調光システム
CON 制御回路
SC 電源回路
LE1、LE2 発光部
SW スイッチ
LR 赤外線受光部
R 抵抗素子
D デコード部
I 入力部
M 記憶部
C 制御部
P 展示物
L 光
LI1、LI2 配線
LD1、LD2 ダクト
AC 交流電源
Y 制御装置
T 調光器
PC パソコン

Claims (14)

  1. 赤外線リモコンが出力した赤外線指令信号に応じて、調光および/または調色可能な発光装置が発光する照明装置であって、
    前記発光装置からなる発光部と、
    前記赤外線指令信号を受信する赤外線受光部と、
    前記赤外線指令信号に応じて前記発光部の発光を制御する制御部と、
    少なくとも識別情報と、調光率または色温度と、を記憶する記憶部と、
    前記制御部の制御モードを、前記記憶部に記憶された調光率および/または色温度で発光する通常モード、または識別情報を前記記憶部に記憶する識別情報記憶モードの何れか一方に切り替えるスイッチと、を備え、
    赤外線信号を前記赤外線受光部で受信する第1のステップと、
    前記制御部が、受信された前記赤外線信号が前記赤外線指令信号であるか否かを、判断する第2のステップと、
    前記制御部が、前記第2のステップにおいて、前記赤外線信号が前記赤外線指令信号であると判断した場合に、前記制御モードが、前記識別情報記憶モードであるか、または前記通常モードであるかを、判断する第3のステップと、
    前記制御部が、前記第3のステップにおいて、前記制御モードが前記識別情報記憶モードであると判断した場合に、前記赤外線指令信号が識別情報の記憶を規定する識別情報記憶信号であるか否かを判断する第4のステップと、
    前記制御部が、前記第4のステップにおいて、前記赤外線指令信号が前記識別情報記憶信号であると判断した場合に、前記赤外線指令信号で規定されている識別情報を記憶部に記憶する第5のステップと、を実行する
    ことを特徴とする照明装置。
  2. 前記制御部が、前記第3のステップにおいて、前記制御モードが前記通常モードであると判断した場合に、前記赤外線指令信号でフリー識別情報が規定されているか否かを判断する第6のステップと、
    前記制御部が、前記第6のステップにおいて、前記赤外線指令信号で前記フリー識別情報が規定されていると判断した場合に、前記赤外線指令信号により規定されている調光率および/または色温度で発光部を発光させる第7のステップと、をさらに実行する
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記制御部が、前記第4のステップにおいて、前記赤外線指令信号が前記識別情報記憶信号ではないと判断した場合には、前記第6のステップに進み、前記赤外線指令信号によりフリー識別情報が規定されているか否かを判断する
    ことを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記制御部が、前記第6のステップにおいて、前記赤外線指令信号により前記フリー識別情報が規定されていないと判断した場合に、前記赤外線指令信号で規定された指定識別情報が前記記憶部に記憶されている記憶識別情報と一致するか否かを判断する第8のステップと、
    前記制御部が、前記第8のステップにおいて、前記指定識別情報が前記記憶識別情報と一致すると判断した場合に、前記赤外線指令信号が発光部の点灯/消灯を規定しているか否かを判断する第9のステップと、
    前記制御部が、前記第9のステップにおいて、前記赤外線指令信号が発光部の点灯/消灯を規定していないと判断した場合に、前記赤外線指令信号で規定されている調光率および/または色温度で発光部を発光させる第10のステップと、
    前記制御部が、前記第10のステップの後、前記赤外線指令信号で規定されている調光率および/または色温度を前記記憶部に記憶する第11のステップと、をさらに実行する
    ことを特徴とする請求項3に記載の照明装置。
  5. 前記制御部が、前記第9のステップにおいて、前記赤外線指令信号が前記発光部の点灯/消灯を規定していると判断した場合に、前記発光部が点灯しているか否かを判断する第12のステップと、
    前記制御部が、前記第12のステップにおいて、前記発光部が点灯していると判断した場合に、前記発光部を消灯する第13のステップと、をさらに実行する
    ことを特徴とする請求項4に記載の照明装置。
  6. 前記制御部が、前記第12のステップにおいて、前記発光部が点灯していない(消灯している)と判断した場合に、前記記憶部に記憶されている調光率および/または色温度を読み出す第14のステップと、
    前記制御部が、前記第14のステップで読み出した調光率および/または色温度で、前記発光部を発光させる第15のステップと、をさらに実行する
    ことを特徴とする請求項5に記載の照明装置。
  7. 前記制御部が、前記第2のステップにおいて、前記赤外線信号が前記赤外線指令信号ではないと判断した場合に、受信した前記赤外線信号を破棄する第16のステップをさらに実行する
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  8. 前記制御部が、前記第8のステップにおいて、前記赤外線指令信号により規定された識別情報が前記記憶部に記憶されている識別情報と一致しないと判断した場合に、受信した前記赤外線指令信号を破棄する第17のステップをさらに実行する
    ことを特徴とする請求項4に記載の照明装置。
  9. 電源から電流が配線を介して供給され、前記制御部から出力される調光・調色制御信号に応じた電力を前記発光部に出力する電源回路をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  10. 前記赤外線受光部で受光された赤外線指令信号をデコードし、得られたデコード信号を、前記制御部に出力するデコード部と、
    前記スイッチの操作状態に応じたモード切替信号が入力される入力部と、をさらに備え、
    前記制御部は、前記モード切替信号に応じて、前記制御モードが決定されることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  11. 前記照明装置は、使用者による前記スイッチに対する第1の操作により、前記識別情報記憶モードに切り替えられ、一方、使用者による前記スイッチに対する第2の操作により、前記識別情報記憶モードから前記通常モードに切り替えられることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  12. 前記記憶部は、不揮発性記憶装置であることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  13. 赤外線リモコンが出力した赤外線指令信号に応じて、調光および/または調色可能な発光装置が発光する照明装置であって、
    前記発光装置からなる発光部と、
    前記赤外線指令信号を受信する赤外線受光部と、
    前記赤外線指令信号に応じて前記発光部の発光を制御する制御部と、
    少なくとも識別情報と、調光率または色温度と、を記憶する記憶部と、
    前記制御部の制御モードを、前記記憶部に記憶された調光率および/または色温度で発光する通常モード、または識別情報を前記記憶部に記憶する識別情報記憶モードの何れか一方に切り替えるスイッチと、を備えた照明装置による調光・調色方法であって、
    赤外線信号を前記赤外線受光部で受信する第1のステップと、
    前記制御部が、受信された前記赤外線信号が前記赤外線指令信号であるか否かを、判断する第2のステップと、
    前記制御部が、前記第2のステップにおいて、前記赤外線信号が前記赤外線指令信号であると判断した場合に、前記制御モードが、識別情報記憶モードであるか、または通常モードであるかを、判断する第3のステップと、
    前記制御部が、前記第3のステップにおいて、前記制御モードが識別情報記憶モードであると判断した場合に、前記赤外線指令信号が識別情報の記憶を規定する識別情報記憶信号であるか否かを判断する第4のステップと、
    前記制御部が、前記第4のステップにおいて、前記赤外線指令信号が前記識別情報記憶信号であると判断した場合に、前記赤外線指令信号で規定されている識別情報を記憶部に記憶する第5のステップと、を備える
    ことを特徴とする調光・調色方法。
  14. 赤外線指令信号を出力可能な赤外線リモコンと、
    前記赤外線リモコンが出力した赤外線指令信号に応じて、調光および/または調色可能な発光装置が発光する照明装置と、
    電源から出力された電流を前記複数の照明装置に供給する配線と、を備えた調光・調色システムにおいて、
    前記照明装置は、
    前記発光装置からなる発光部と、
    前記赤外線指令信号を受信する赤外線受光部と、
    前記赤外線指令信号に応じて前記発光部の発光を制御する制御部と、
    少なくとも識別情報と、調光率または色温度と、を記憶する記憶部と、
    前記制御部の制御モードを、前記記憶部に記憶された調光率および/または色温度で発光する通常モード、または識別情報を前記記憶部に記憶する識別情報記憶モードの何れか一方に切り替えるスイッチと、を備え、
    赤外線信号を前記赤外線受光部で受信する第1のステップと、
    前記制御部が、受信された前記赤外線信号が前記赤外線指令信号であるか否かを、判断する第2のステップと、
    前記制御部が、前記第2のステップにおいて、前記赤外線信号が前記赤外線指令信号であると判断した場合に、前記制御モードが、識別情報記憶モードであるか、または通常モードであるかを、判断する第3のステップと、
    前記制御部が、前記第3のステップにおいて、前記制御モードが識別情報記憶モードであると判断した場合に、前記赤外線指令信号が識別情報の記憶を規定する識別情報記憶信号であるか否かを判断する第4のステップと、
    前記制御部が、前記第4のステップにおいて、前記赤外線指令信号が前記識別情報記憶信号であると判断した場合に、前記赤外線指令信号で規定されている識別情報を記憶部に記憶する第5のステップと、を実行する
    ことを特徴とする調光・調色システム。
JP2012247416A 2012-11-09 2012-11-09 照明装置、調光・調色方法、および、調光・調色システム Expired - Fee Related JP6038602B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012247416A JP6038602B2 (ja) 2012-11-09 2012-11-09 照明装置、調光・調色方法、および、調光・調色システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012247416A JP6038602B2 (ja) 2012-11-09 2012-11-09 照明装置、調光・調色方法、および、調光・調色システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014096287A JP2014096287A (ja) 2014-05-22
JP6038602B2 true JP6038602B2 (ja) 2016-12-07

Family

ID=50939215

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012247416A Expired - Fee Related JP6038602B2 (ja) 2012-11-09 2012-11-09 照明装置、調光・調色方法、および、調光・調色システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6038602B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6462327B2 (ja) * 2014-11-14 2019-01-30 Necライティング株式会社 照明制御用アタッチメント、照明制御用受信装置、照明装置および照明制御用送受信装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3002248B2 (ja) * 1990-09-25 2000-01-24 松下電工株式会社 照明負荷制御用リモートコントロールシステム
JP2000048968A (ja) * 1998-07-28 2000-02-18 Toshiba Tec Corp 照明器具
JP2006013572A (ja) * 2004-06-22 2006-01-12 Kishima:Kk リモコン装置およびこれを具備する照明器具
JP5399883B2 (ja) * 2009-12-21 2014-01-29 パナソニック株式会社 照明システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014096287A (ja) 2014-05-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109417844B (zh) 基于开关的照明控制
CN102550129B (zh) 具有多个光源的灯单元和用于选择其驱动设置的触发器遥控方法
US10076011B1 (en) Color adjustment based on DALI dim level command
CN102264177B (zh) 照明器具的电源控制装置以及照明系统
CN103796378A (zh) 光源的控制操作
JP2017123319A (ja) 照明システム及びコントローラ
JP2005129512A (ja) Led照明装置及び照明システム
JP6846665B2 (ja) 照明器具
US9713229B2 (en) Lighting control apparatus and lighting system
JP6107118B2 (ja) 照明装置及び照明システム
WO2012176097A1 (en) Lighting apparatus and method using multiple dimming schemes
US20150137708A1 (en) Light Control System and Light Control Method Thereof
JP2011009077A (ja) 照明装置
KR101638441B1 (ko) 교실 조명 제어 시스템
JP6289628B2 (ja) 調光式ledモジュール及びその使用方法
KR101519981B1 (ko) 조명 스위치 제어 장치 및 방법
JP2015032445A (ja) 照明制御システム及び調光制御装置
JP6038602B2 (ja) 照明装置、調光・調色方法、および、調光・調色システム
JP6292510B2 (ja) 調光装置及びそれを用いた照明システム
JP2009110781A (ja) Led照明装置
JP6038579B2 (ja) 調光システム、調光方法、および、照明装置
CN112997584A (zh) 具有所连接光源的照明系统
CN205336587U (zh) 一种led灯具包控制装置及照明系统
JP6901289B2 (ja) 照明制御装置、及び照明システム
KR20150069717A (ko) 전원스위치 조작에 의한 led 조명 빛의 색상 및 디밍 제어방법

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140318

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150319

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160202

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161004

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161102

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6038602

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees