JP4965298B2 - 機器管理装置、機器設定器、照明制御システムおよび制御システム - Google Patents

機器管理装置、機器設定器、照明制御システムおよび制御システム Download PDF

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Description

本発明は、例えば、照明器具を制御する機器管理装置、機器設定器、照明制御システムおよび制御システムに関するものである。
従来、複数の照明器具のアドレスを選択する際に選択範囲を順に狭めていく器具限定方法、また、器具1台を特定するために1つのボタンで順に選択する方法があった。
特開2001−313183号公報
上記の選択範囲を順に狭めていく選択方法、また、1台を特定する方法では、複数の器具を同一グループに設定することが非効率であった。
本発明は、例えば、選択範囲を順に狭めていく手順を踏むことなく、複数の照明器具から特定の照明器具を選択できるようにすることを目的とする。
本発明の機器管理装置は、電気機器を個別に識別する個別情報を複数記憶する記憶機器から1つの個別情報を取得する個別情報取得部と、前記個別情報取得部が取得した個別情報で識別される電気機器に他の電気機器と異なる動作をさせることにより電気機器をオペレータに報知する機器報知部と、前記機器報知部が報知した電気機器に対するオペレータ指定の付加情報を入力機器から入力する付加情報入力部と、前記付加情報入力部が入力した付加情報を個別情報に対応付けて記憶機器に記憶することで電気機器に対して付加情報を設定する付加情報設定部とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、オペレータは機器報知部が報知した電気機器に対して付加情報を設定するため、例えば、選択範囲を順に狭めていく手順を踏むことなく、複数の照明器具から特定の照明器具を選択できる。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1における機器管理システム101のシステム構成図である。
実施の形態1における機器管理システム101は機器コントローラ100、リモートコントローラ200、照明器具300、人感センサ400、照度センサ410および壁スイッチ420を有する。
機器コントローラ100(機器管理装置)は任意に配置された照明器具300、人感センサ400、照度センサ410、壁スイッチ420などの電気機器に対してオペレータ指定の付加情報(例えば、グループ番号[グループ情報])を設定し、付加情報に基づいて電気機器を制御管理する。
リモートコントローラ200(機器設定器)はオペレータ指定に基づいて電気機器に対する付加情報の設定や電気機器の制御管理を機器コントローラ100に要求する。
照明器具300はインバータ回路(制御回路)を用いて放電灯を点灯し、人感センサ400は赤外線量の変化や温度変化などに基づいて人の有無を検知し、照度センサ410は光量に基づいて室内の照度を測定する。
また、人感センサ400、照度センサ410は起動中、停止中、障害発生などを点灯して報知するLED(表示ランプ)を有する。
リモートコントローラ200が機器コントローラ100に付加情報の設定を要求し、機器コントローラ100が制御管理の対象とする電気機器は、例えば、照明器具300、人感センサ400、照度センサ410および壁スイッチ420である。
照明器具300、人感センサ400、照度センサ410、壁スイッチ420などの電気機器は、MAC(Media Access Control)アドレスなど、電気機器の一つ一つを個別に識別する個別情報が生産時に設定され、業者により個別情報の大小などに関係なく任意に配置される。また、電気機器を使用するオペレータはこの個別情報を自由に設定することはできない。つまり、オペレータは配置済みである各電気機器について個別情報がわからないため、各電気機器をグループ単位に制御するようなことはできない。
そこで、実施の形態1における機器コントローラ100やリモートコントローラ200は任意に配置された各電気機器をグループ単位に制御できるように機能する。
図2は、実施の形態1における機器管理システム101の機器管理方法を示すフローチャートである。
実施の形態1における機器コントローラ100とリモートコントローラ200とが実行する機器管理処理について、図2に基づいて以下に説明する。
<S101:個別情報取得処理・機器報知処理>
機器コントローラ100は1台の電気機器を制御して他の電気機器とは異なる動作をさせる。
例えば、機器コントローラ100は、複数の照明器具300が設置され各照明器具300が点灯している場所において、放電灯の点滅または明るさの変更(調光率の上昇または調光率の下降)を指示する信号を1台の照明器具300に出力する。機器コントローラ100が信号を出力することにより照明器具300は点滅しまたは他の照明器具300と異なる明るさで点灯する。
これにより、本システムを利用するオペレータは機器コントローラ100が他の電気機器と異なる動作をさせた1台の電気機器を認識することができる。つまり、機器コントローラ100はオペレータに1台の電気機器を報知することができる。
<S102:付加情報入力処理>
リモートコントローラ200はオペレータが指定した付加情報を入力する。
例えば、各部屋、パーティションで仕切られた各区画、日差しが差し込む明るい場所と日差しが差し込まない暗い場所に分けて照明を管理したいなど、照明器具300をグループ単位で制御管理したい場合、オペレータはグループ番号を付加情報として指定する。このとき、オペレータはS101で認識した1台の照明器具300に設定したいグループ番号をリモートコントローラ200から入力する。そして、リモートコントローラ200は入力されたグループ番号を付加情報とする。
<S103:付加情報設定処理>
機器コントローラ100は他の電気機器とは異なる動作をさせた電気機器に対してオペレータ指定の付加情報を設定する。
例えば、S101において機器コントローラ100が1台の照明器具300に他の照明器具300と異なる点灯をさせ、S102においてリモートコントローラ200がオペレータ指定のグループ番号を入力した場合、リモートコントローラ200はS102で入力したグループ番号を機器コントローラ100に送信し、機器コントローラ100はS101で他の照明器具300とは異なる点灯をさせた照明器具300の個別情報(例えば、MACアドレス)とグループ番号とを対応付けて記憶する。
<S104:機器制御処理>
機器コントローラ100は付加情報に基づいて各電気機器を制御管理する。
このとき、上記S101〜S103の処理が各電気機器に対して行われているものとする。
例えば、オペレータは、あるグループの照明器具300に対して明るさを変更したい場合に、リモートコントローラ200や壁スイッチ420を操作して明るさの変更量と明るさを変更したいグループのグループ番号とを入力する。機器コントローラ100は、リモートコントローラ200や壁スイッチ420からオペレータ指定の明るさの変更量とグループ番号とを取得し、取得したグループ番号に対応付けてS103で記憶した各照明器具300の個別情報を取得し、取得した各個別情報で識別される当該グループの各照明器具300に対して明るさの変更量を指示する信号を出力する。機器コントローラ100が信号を出力することによりオペレータが指定したグループに属する各照明器具300のみが明るさを変更する。
上記処理により、オペレータ、機器コントローラ100は各電気機器を個別に、または、グループ単位に制御することができる。
図3は、実施の形態1における機器コントローラ100、リモートコントローラ200のハードウェアを示す図である。
図3において、機器コントローラ100、リモートコントローラ200は、プログラムを実行するCPU911(中央処理装置)を備えている。CPU911は、バス912を介してディスプレイ901、入力ボタン902、ROM913、RAM914、通信機915、磁気ディスク装置920と接続され、これらのハードウェアデバイスを制御する。
RAM914は、揮発性メモリの一例である。ROM913、磁気ディスク装置920の記憶媒体は、不揮発性メモリの一例である。これらは、記憶機器、記憶装置あるいは記憶部の一例である。以下、記憶機器とする。
通信機915、入力ボタン902、記憶機器は、入力機器、入力装置あるいは入力部の一例である。
通信機915、ディスプレイ901、記憶機器は、出力機器、出力装置あるいは出力部の一例である。
通信機915は機器コントローラ100、リモートコントローラ200、照明器具300、人感センサ400、照度センサ410、壁スイッチ420の間で有線または無線で通信を行う。
磁気ディスク装置920には、OS921(オペレーティングシステム)、プログラム群923、ファイル群924が記憶されている。プログラム群923のプログラムは、CPU911、OS921により実行される。
図4は、実施の形態1における機器コントローラ100の機能構成図である。
実施の形態1における機器コントローラ100(機器管理装置)は個別情報取得部110、機器操作部120、付加情報設定部130および機器コントローラ記憶機器190を備える。
機器コントローラ記憶機器190は照明器具300、人感センサ400、照度センサ410および壁スイッチ420のアドレス(識別情報)、グループ番号(付加情報)、制御情報などを記憶する。制御情報は、例えば、照明器具300の点灯、消灯、明るさの変更や人感センサ400、照度センサ410の起動、停止、照度センサ410が有するLEDランプの点灯、消灯などを示す。
個別情報取得部110は、照明器具300、人感センサ400、照度センサ410および壁スイッチ420を個別に識別するアドレス(例えば、MACアドレス)を複数記憶する機器コントローラ記憶機器190から、1つのアドレスを選択し取得する。
機器コントローラ記憶機器190には、照明器具300、人感センサ400、照度センサ410、壁スイッチ420から取得したアドレスが記憶されている。
機器操作部120は、個別情報取得部110が取得したアドレスで識別される1台の電気機器に他の電気機器と異なる動作をさせることにより1台の電気機器をオペレータに報知する。また、機器操作部120は機器コントローラ記憶機器190に記憶されたグループ番号と制御情報とに基づいて照明器具300、人感センサ400、照度センサ410および壁スイッチ420を制御する。
付加情報設定部130(付加情報入力部)は、機器操作部120が報知した電気機器に対するオペレータ指定のグループ番号をリモートコントローラ200から受信する。また、受信したグループ番号をアドレスに対応付けて機器コントローラ記憶機器190に記憶することで各電気機器に対してグループ番号を設定する。
図5は、実施の形態1におけるリモートコントローラ200の機能構成図である。
実施の形態1におけるリモートコントローラ200(機器設定器)は情報入力部210、情報出力部220、個別情報選択部230およびリモートコントローラ記憶機器290を備える。
リモートコントローラ記憶機器290はグループ番号、電気機器のアドレス、オペレータが押下した入力ボタン902などの情報を記憶する。
情報入力部210(グループ情報入力部、付加情報記憶部、個別情報受信部、設定要求入力部、グループ情報記憶部)は、例えば、電気機器に対するオペレータ指定のグループ番号を入力ボタン902から入力しリモートコントローラ記憶機器290に記憶する。
情報出力部220(個別情報要求送信部、動作要求送信部、設定要求送信部)は、例えば、1台の電気機器に他の電気機器と異なる動作をさせる動作要求を通信機915を用いて機器コントローラ100に送信する。また例えば、情報出力部220はリモートコントローラ記憶機器290に記憶されたグループ番号を取得し電気機器に対してグループ番号を設定させる設定要求を通信機915を用いて機器コントローラ100に送信する。
個別情報選択部230はリモートコントローラ記憶機器290に記憶された複数のアドレスから1つのアドレスを選択し取得する。
以下において、実施の形態1における機器管理システム101の機器管理処理(S101〜S104)のうち、個別情報取得処理・機器報知処理(S101)〜付加情報設定処理(S103)について3つの実施例を示す。
機器制御処理(S104)の実施例は、特定のグループに属する照明器具300に対して明るさを変更することなどである。
<実施例1>
機器コントローラ100が照明器具300の明るさを変更して照明器具300を1台ずつ報知し(S101)、リモートコントローラ200がグループ“G1”に「設定する」ことを示すオペレータ指定を各照明器具300の1台ずつに対して入力し(S102)、機器コントローラ100が当該各照明器具300にグループ番号“G1”を設定(S103)する実施例1について以下に説明する。
図6は、実施例1における機器管理処理(S101〜S103[図2参照])の詳細を示すフローチャートである。
機器コントローラ100とリモートコントローラ200は図6に基づいて以下に説明する各処理(S201〜S215)をCPU911を用いて実行する。
「付加情報入力処理1(S102)」
<S201:グループ情報入力処理>
オペレータはリモートコントローラ200の入力ボタン902を押下してグループ番号を指定する。
リモートコントローラ200の情報入力部210はオペレータ指定のグループ番号を入力ボタン902から入力しリモートコントローラ記憶機器290に記憶する。
「個別情報取得処理・機器報知処理(S101)」
<S202:個別情報要求送信処理>
リモートコントローラ200の情報出力部220は各照明器具300のアドレスを要求するアドレス要求を生成し通信機915を用いて機器コントローラ100に送信する。
<S203:個別情報送信処理>
機器コントローラ100の個別情報取得部110は、通信機915を用いてリモートコントローラ200からアドレス要求を受信した際に、機器コントローラ記憶機器190から各照明器具300のアドレスを取得する。そして、個別情報取得部110は各照明器具300のアドレスを通信機915を用いてリモートコントローラ200に送信する。
<S204:個別情報受信処理>
リモートコントローラ200の情報入力部210は各照明器具300のアドレスを通信機915を用いて機器コントローラ100から受信し、リモートコントローラ記憶機器290に記憶する。
<S205:個別情報有無判定処理>
リモートコントローラ200の個別情報選択部230は全照明器具300のアドレスをS206で選択済みか判定する。未選択のアドレスが“有る”場合はS206に処理を移し、全アドレスを選択済みで未選択のアドレスが“無い”場合はS213に処理を移す。<S206:個別情報選択処理>
リモートコントローラ200の個別情報選択部230はリモートコントローラ記憶機器290に記憶された各照明器具300の順にならんだアドレスから未選択のアドレスと前回選択したアドレスを1つずつ選択し情報出力部220に出力する。
<S207:動作要求送信処理>
リモートコントローラ200の情報出力部220は個別情報選択部230が選択した1組のアドレスを通信機915を用いて機器コントローラ100に送信する。
<S208:個別情報取得処理>
機器コントローラ100の機器操作部120は1組のアドレスを通信機915を用いてリモートコントローラ200から受信する。
<S209:機器報知処理>
機器コントローラ100の機器操作部120は1組のアドレスに対し明るさの変更を指示する信号を生成し、受信したアドレスで識別される照明器具300に、未選択のアドレスに対しては100%点灯、前回選択したアドレスに対しては下限点灯する指示内容で、生成した信号を通信機915を用いて送信する。
信号を受信した当該アドレスで識別される照明器具300は放電灯の明るさを変更し、オペレータは他の照明器具300と異なる明るさで点灯する照明器具300を認識する。
「付加情報入力処理2(S102)」
<S210:グループ設定入力処理>
オペレータは認識した照明器具300にS201で指定したグループ番号を設定するか否かについてリモートコントローラ200の入力ボタン902を押下して操作内容を指定する。
リモートコントローラ200の情報入力部210はオペレータ指定の操作内容を入力ボタン902から入力する。
<S211:設定要否判定処理>
リモートコントローラ200の情報入力部210はオペレータ指定の操作内容を判定する。操作内容が“選択”の場合はS205に処理を移し、“決定”の場合はS212に処理を移し、“送信”の場合はS213に処理を移す。
<S212:グループ機器対応処理>
S211での操作内容が“決定”である場合、リモートコントローラ200の情報入力部210は、S201で入力したグループ番号とS206で個別情報選択部230が選択したアドレスとを対応付けてリモートコントローラ記憶機器290に記憶する。そして、リモートコントローラ200はS210に処理を移す。
<S213:グループ設定送信処理>
S211での操作内容が“送信”である場合、リモートコントローラ200の情報出力部220は、S201で情報入力部210が入力したグループ番号とそのグループ番号に対応付けられたアドレスとをリモートコントローラ記憶機器290から取得し通信機915を用いて機器コントローラ100に送信する。
<S214:付加情報入力処理>
機器コントローラ100の付加情報設定部130は、グループ番号とそのグループ番号に対応付けられたアドレスとを通信機915を用いてリモートコントローラ200から受信する。
「付加情報設定処理(S103)」
<S215:付加情報設定処理>
機器コントローラ100の付加情報設定部130は受信したグループ番号とアドレスとを対応付けて機器コントローラ記憶機器190に記憶する。
図7は、実施例1における照明器具300の点灯とリモートコントローラ200の入力との関係を示すフローチャートである。
図7において、(1)〜(7)はそれぞれ20台の照明器具300が設置された同じ場所を示し、異なる時間における照明器具300の点灯状態を示す。
図7に示すように、オペレータは左側の10台をグループ“G1”、右上の4台をグループG2、右下の6台をグループ“G3”に設定したい。図7では、このうちのグループ“G1”の設定について示す。
また、図7において、長方形の枠線で示した照明器具300は未選択時の明るさで点灯していることを示し、例えば、調光率25%の明るさで点灯している。長方形の塗りつぶしで示した照明器具300は選択時の明るさで点灯していることを示し、例えば、調光率100%の明るさで点灯していることを示す。
S206〜S215の具体例について図7に基づいて以下に説明する。
(1)リモートコントローラ200の個別情報選択部230が選択したアドレスがグループ“G1”に設定したい照明器具300aのアドレスであったとする(S206)。このとき、機器コントローラ100の機器操作部120は照明器具300aを調光率100%で点灯させ(S209)、リモートコントローラ200は「決定ボタン」を押下され(S210)、情報入力部210はグループ番号“G1”に照明器具300aのアドレスを対応付けて記憶する(S212)。
(2)リモートコントローラ200は「選択ボタン」を押下され(S210)、個別情報選択部230が選択したアドレスがグループ“G1”に設定したくない照明器具300bのアドレスであったとする(S206)。このとき、機器コントローラ100の機器操作部120は照明器具300bを調光率100%で点灯させ(S209)、リモートコントローラ200は「選択ボタン」を押下される(S210)。
(3)リモートコントローラ200の個別情報選択部230が選択したアドレスがグループ“G1”に設定したい照明器具300cのアドレスであったとする(S206)。このとき、機器コントローラ100の機器操作部120は照明器具300cを調光率100%で点灯させ(S209)、照明器具300bを調光率25%で点灯させる。リモートコントローラ200は「決定ボタン」を押下され(S210)、情報入力部210はグループ番号“G1”に照明器具300cのアドレスを対応付けて記憶する(S212)。
(4)リモートコントローラ200は「選択ボタン」を押下され(S210)、個別情報選択部230が選択したアドレスがグループ“G1”に設定したい照明器具300dのアドレスであったとする(S206)。このとき、機器コントローラ100の機器操作部120は照明器具300dを調光率100%で点灯させ(S209)、リモートコントローラ200は「決定ボタン」を押下され(S210)、情報入力部210はグループ番号“G1”に照明器具300dのアドレスを対応付けて記憶する(S212)。
(5)リモートコントローラ200は「選択ボタン」を押下され(S210)、個別情報選択部230が選択したアドレスがグループ“G1”に設定したくない照明器具300eのアドレスであったとする(S206)。このとき、機器コントローラ100の機器操作部120は照明器具300eを調光率100%で点灯させ(S209)、リモートコントローラ200は「選択ボタン」を押下される(S210)。
(6)個別情報選択部230が選択したアドレスがグループ“G1”に設定したくない照明器具300fのアドレスであったとする(S206)。このとき、機器コントローラ100の機器操作部120は照明器具300fを調光率100%で点灯させ(S209)、照明器具300eを調光率25%で点灯させる。リモートコントローラ200は「選択ボタン」を押下される(S210)。
(7)(1)〜(6)と同様に処理を繰り返し、グループ“G1”に「設定したい」全照明器具300について、アドレスを選択し(S206)、調光率100%で点灯させ(S209)、設定したくない照明器具を調光率25%で点灯させる。グループ番号“G1”に対応付けてアドレスを記憶したとする(S212)。このとき、リモートコントローラ200は「送信ボタン」を押下され(S210)、情報出力部220はグループ番号“G1”とグループ“G1”の全照明器具300のアドレスとを機器コントローラ100に送信し(S213)、機器コントローラ100の付加情報設定部130はグループ番号“G1”に対応付けてグループ“G1”の全照明器具300のアドレスを記憶する。
上記具体例において、選択中を100%(点灯)、非選択中を消灯(調光率0%)としてもよく、調光率の選定方法は任意である。
<実施例2>
機器コントローラ100が照明器具300の明るさを変更して照明器具300を1台ずつ報知し(S101)、リモートコントローラ200がグループ“G1”に「設定しない」ことを示すオペレータ指定を各照明器具300の1台ずつに対して入力し(S102)、機器コントローラ100が当該各照明器具300にグループ番号“G1”を設定(S103)する実施例2について以下に説明する。
図8は、実施例2における機器管理処理(S101〜S103)を示すフローチャートである。
図8において実施例2のS301〜S315はそれぞれ実施例1(図6)のS201〜S215に対応し、S304、S311、S312が実施例1(S204、S211、S212)と異なる。その他の処理は実施例1と同様である。
実施例1と異なる実施例2の処理(S304、S311、S312)について以下に説明する。
<S304:個別情報受信処理>
リモートコントローラ200の情報入力部210は、各照明器具300のアドレスを通信機915を用いて機器コントローラ100から受信し、S210で入力したグループ番号に対応付けてリモートコントローラ記憶機器290に記憶する。
<S311:設定要否判定処理>
リモートコントローラ200の情報入力部210は、オペレータ指定の操作内容を判定する。操作内容が“選択”の場合はS305に処理を移し、“削除決定”の場合はS312に処理を移し、“送信”の場合はS313に処理を移す。
<S312:グループ機器対応処理>
S311での操作内容が“削除決定”である場合、リモートコントローラ200の情報入力部210は、S306で個別情報選択部230が選択したアドレスをS304でグループ番号に対応付けて記憶したリモートコントローラ記憶機器290から削除する。そして、リモートコントローラ200はS310に処理を移す。
図9は、実施例2における照明器具300の点灯とリモートコントローラ200の入力との関係を示すフローチャートである。
実施例1(図7)と同様に、S306〜S315の具体例(実施例2)について図9に基づいて以下に説明する。
ここで、S304において、グループ“G1”に設定したい各照明器具300のアドレスとグループ“G2”に設定したい各照明器具300のアドレスとグループ“G3”に設定したい各照明器具300のアドレスとの全照明器具300のアドレスが各グループ番号に対応付けられてリモートコントローラ記憶機器290に記憶されている。
(1)リモートコントローラ200の個別情報選択部230が選択したアドレスがグループ“G1”に設定したい照明器具300aのアドレスであったとする(S306)。このとき、機器コントローラ100の機器操作部120は照明器具300aを調光率100%で点灯させ(S309)、前回選択した照明器具(初めであれば最後尾に記憶されているアドレスの照明器具)を25%で点灯させる。リモートコントローラ200は「選択ボタン」を押下される(S310)。
(2)個別情報選択部230が選択したアドレスがグループ“G1”に設定したくない照明器具300bのアドレスであったとする(S306)。このとき、機器コントローラ100の機器操作部120は照明器具300bを調光率100%で点灯させ(S309)、リモートコントローラ200は「削除決定ボタン」を押下され(S310)、情報入力部210はグループ番号“G1”に対応付けて記憶された照明器具300bのアドレスを削除する(S312)。
(3)リモートコントローラ200は「選択ボタン」を押下され(S310)、個別情報選択部230が選択したアドレスがグループ“G1”に設定したい照明器具300cのアドレスであったとする(S306)。このとき、機器コントローラ100の機器操作部120は照明器具300cを調光率100%で点灯させ(S309)、リモートコントローラ200は「選択ボタン」を押下される(S310)。
(4)リモートコントローラ200の個別情報選択部230が選択したアドレスがグループ“G1”に設定したい照明器具300dのアドレスであったとする(S306)。このとき、機器コントローラ100の機器操作部120は照明器具300dを調光率100%で点灯させ(S309)、前回選択した照明器具300cを25%で点灯させる。リモートコントローラ200は「選択ボタン」を押下される(S310)。
(5)リモートコントローラ200の個別情報選択部230が選択したアドレスがグループ“G1”に設定したくない照明器具300eのアドレスであったとする(S306)。このとき、機器コントローラ100の機器操作部120は照明器具300eを調光率100%で点灯させ(S309)、前回選択した照明器具300dを25%で点灯させる。リモートコントローラ200は「削除決定ボタン」を押下され(S310)、情報入力部210はグループ番号“G1”に対応付けて記憶された照明器具300eのアドレスを削除する(S312)。
(6)リモートコントローラ200は「選択ボタン」を押下され(S310)、個別情報選択部230が選択したアドレスがグループ“G1”に設定したくない照明器具300fのアドレスであったとする(S306)。このとき、機器コントローラ100の機器操作部120は照明器具300fを調光率100%で点灯させ(S309)、リモートコントローラ200は「削除決定ボタン」を押下され(S310)、情報入力部210はグループ番号“G1”に対応付けて記憶された照明器具300fのアドレスを削除する(S312)。
(7)(1)〜(6)と同様に処理を繰り返し、グループ“G1”に「設定したくない」全照明器具300について、アドレスを選択し(S306)、調光率100%で点灯させ(S309)、選択したい全照明器具300を調光率25%で点灯させる。グループ番号“G1”に対応付けて記憶されたアドレスを削除したとする(S312)。このとき、リモートコントローラ200は「送信ボタン」を押下され(S310)、情報出力部220はグループ番号“G1”とグループ“G1”の全照明器具300のアドレスとを機器コントローラ100に送信し(S213)、機器コントローラ100の付加情報設定部130はグループ番号“G1”に対応付けてグループ“G1”の全照明器具300のアドレスを記憶する。
上記(1)〜(7)により、機器コントローラ100は図9における左側の10台の照明器具300をグループ“G1”に設定することができる。
上記具体例において、選択中を100%(点灯)、非選択中を消灯(調光率0%)としてもよく、調光率の選定方法は任意である。
<実施例3>
機器コントローラ100が照明器具300の明るさを変更して照明器具300を1台ずつ報知し(S101)、リモートコントローラ200がオペレータ指定の“グループ番号”を各照明器具300の1台ずつに対して入力し(S102)、機器コントローラ100が各照明器具300にそれぞれのグループ番号を設定(S103)する実施例3について以下に説明する。
図10は、実施例3における機器管理処理(S101〜S103)を示すフローチャートである。
機器コントローラ100とリモートコントローラ200は図10に基づいて以下に説明する各処理(S401〜S409)をCPU911を用いて実行する。
「個別情報取得処理・機器報知処理(S101)」
<S401:動作要求送信処理1>
オペレータはリモートコントローラ200の入力ボタン902を押下して機器管理処理の開始を指定する。
リモートコントローラ200において、情報入力部210が機器管理処理の開始を示すオペレータ指定を入力ボタン902から入力した際に、情報出力部220は照明器具300の明るさの変更を要求する動作要求を生成し通信機915を用いて機器コントローラ100に送信する。
<S402:個別情報取得処理1>
機器コントローラ100の個別情報取得部110は、通信機915を用いてリモートコントローラ200から動作要求を受信した際に、機器コントローラ記憶機器190から各照明器具300のアドレスを取得する。
<S403:個別情報有無判定処理>
機器コントローラ100の個別情報取得部110は全照明器具300のアドレスをS404で選択済みか判定する。未選択のアドレスが“有る”場合はS404に処理を移し、全アドレスを選択済みで未選択のアドレスが“無い”場合は機器管理処理を終了する。
<S404:個別情報取得処理2>
機器コントローラ100の個別情報取得部110はS402で取得した各照明器具300のアドレスから未選択のアドレスを1つ選択し機器操作部120に出力する。
<S405:機器報知処理>
機器コントローラ100の機器操作部120は、明るさの変更を指示する信号を生成し、S404で個別情報取得部110が選択したアドレスで識別される照明器具300に生成した信号を通信機915を用いて送信する。
信号を受信した当該アドレスで識別される照明器具300は放電灯の明るさを変更し、オペレータは他の照明器具300と異なる明るさで点灯する照明器具300を認識する。
「付加情報入力処理(S102)」
<S406:グループ情報入力処理>
オペレータは認識した照明器具300に設定するグループ番号をリモートコントローラ200の入力ボタン902を押下して指定する。
リモートコントローラ200の情報入力部210はオペレータ指定のグループ番号を入力ボタン902から入力し情報出力部220に出力する。
<S407:グループ設定送信処理>
リモートコントローラ200の情報出力部220はS406で情報入力部210が入力したグループ番号を通信機915を用いて機器コントローラ100に送信する。
<S408:付加情報入力処理>
機器コントローラ100の付加情報設定部130はグループ番号を通信機915を用いてリモートコントローラ200から受信する。
「付加情報設定処理(S103)」
<S409:付加情報設定処理>
機器コントローラ100の付加情報設定部130はS408で受信したグループ番号とS404で個別情報取得部110が選択したアドレスとを対応付けて機器コントローラ記憶機器190に記憶する。
<S410:動作要求送信処理2>
オペレータはリモートコントローラ200の入力ボタン902を押下して機器管理処理の継続を指定する。
リモートコントローラ200において、情報入力部210が機器管理処理の継続を示すオペレータ指定を入力ボタン902から入力した際に、情報出力部220は照明器具300の明るさの変更を要求する動作要求を生成し通信機915を用いて機器コントローラ100に送信する。そして、S403に処理が移る。
図11は、実施例3における照明器具300の点灯とリモートコントローラ200の入力との関係を示すフローチャートである。
図11において、(1)〜(7)はそれぞれ20台の照明器具300が設置された同じ場所を示し、異なる時間における照明器具300の点灯状態を示す。
図11に示すように、オペレータは左側の10台をグループ“G1”、右上の4台をグループG2、右下の6台をグループ“G3”に設定したい。図11は、各グループの設定について示す。
実施例1(図7)と同様に、S403〜S410の具体例について、図11に基づいて以下に説明する。
(1)機器コントローラ100の個別情報取得部110が選択したアドレスがグループ“G1”に設定したい照明器具300aのアドレスであったとする(S404)。このとき、機器コントローラ100の機器操作部120は照明器具300aを調光率100%で点灯させる(S405)。リモートコントローラ200は「グループボタン“G1”」を押下され(S406)、情報出力部220はグループ番号“G1”を機器コントローラ100に送信し(S407)、機器コントローラ100の付加情報設定部130はグループ番号“G1”と照明器具300aのアドレスとを対応付けて記憶する(S409)。
(2)リモートコントローラ200は「選択ボタン」を押下され(S410)、機器コントローラ100の個別情報取得部110が選択したアドレスがグループ“G2”に設定したい照明器具300bのアドレスであったとする(S404)。このとき、機器コントローラ100の機器操作部120は照明器具300bを調光率100%で点灯させる(S405)。リモートコントローラ200は「グループボタン“G2”」を押下され(S406)、情報出力部220はグループ番号“G2”を機器コントローラ100に送信し(S407)、機器コントローラ100の付加情報設定部130はグループ番号“G2”と照明器具300bのアドレスとを対応付けて記憶する(S409)。
(3)リモートコントローラ200は「選択ボタン」を押下され(S410)、機器コントローラ100の個別情報取得部110が選択したアドレスがグループ“G1”に設定したい照明器具300cのアドレスであったとする(S404)。このとき、機器コントローラ100の機器操作部120は照明器具300cを調光率100%で点灯させる(S405)。リモートコントローラ200は「グループボタン“G1”」を押下され(S406)、情報出力部220はグループ番号“G1”を機器コントローラ100に送信し(S407)、機器コントローラ100の付加情報設定部130はグループ番号“G1”と照明器具300cのアドレスとを対応付けて記憶する(S409)。
(4)リモートコントローラ200は「選択ボタン」を押下され(S410)、機器コントローラ100の個別情報取得部110が選択したアドレスがグループ“G1”に設定したい照明器具300dのアドレスであったとする(S404)。このとき、機器コントローラ100の機器操作部120は照明器具300dを調光率100%で点灯させる(S405)。リモートコントローラ200は「グループボタン“G1”」を押下され(S406)、情報出力部220はグループ番号“G1”を機器コントローラ100に送信し(S407)、機器コントローラ100の付加情報設定部130はグループ番号“G1”と照明器具300dのアドレスとを対応付けて記憶する(S409)。
(5)リモートコントローラ200は「選択ボタン」を押下され(S410)、機器コントローラ100の個別情報取得部110が選択したアドレスがグループ“G3”に設定したい照明器具300eのアドレスであったとする(S404)。このとき、機器コントローラ100の機器操作部120は照明器具300eを調光率100%で点灯させる(S405)。リモートコントローラ200は「グループボタン“G3”」を押下され(S406)、情報出力部220はグループ番号“G3”を機器コントローラ100に送信し(S407)、機器コントローラ100の付加情報設定部130はグループ番号“G3”と照明器具300eのアドレスとを対応付けて記憶する(S409)。
(6)リモートコントローラ200は「選択ボタン」を押下され(S410)、機器コントローラ100の個別情報取得部110が選択したアドレスがグループ“G3”に設定したい照明器具300fのアドレスであったとする(S404)。このとき、機器コントローラ100の機器操作部120は照明器具300fを調光率100%で点灯させる(S405)。リモートコントローラ200は「グループボタン“G3”」を押下され(S406)、情報出力部220はグループ番号“G3”を機器コントローラ100に送信し(S407)、機器コントローラ100の付加情報設定部130はグループ番号“G3”と照明器具300fのアドレスとを対応付けて記憶する(S409)。
(7)(1)〜(6)と同様に処理を繰り返し、全照明器具300について、アドレスを選択し(S404)、調光率100%で点灯させ(S405)、グループ番号とアドレスとを対応付けて記憶する(S409)。
上記(1)〜(7)により、機器コントローラ100は、図11において、左側の10台の照明器具300をグループ“G1”に設定し、右上の4台の照明器具300をグループ“G2”に設定し、右下の6台の照明器具300をグループ“G3”に設定することができる。
上記実施例3では、制御回路、照明器具300、照度センサ410、人感センサ400、スイッチ(壁スイッチ420)のすべて、または、制御回路、照明器具300を含む一部分から構成され、照明器具300を自動点滅、調光する制御システム(機器管理システム101)の形態について説明した。
例えば、ランダムに明暗された照明器具300に対してグループ番号をその都度割り当てることによって、オペレータが容易にグループの設定を行うことができることを特徴とする照明制御装置(機器コントローラ100、機器管理システム101)について説明した。
上記具体例において、選択中を100%(点灯)、非選択中を消灯(調光率0%)としてもよく、調光率の選定方法は任意である。
上記実施例1〜実施例3では、機器コントローラ100は照明の明るさを変更することで設定対象とする照明器具300をオペレータに報知したが、その他の方法で報知しても構わない。例えば、機器コントローラ100は照明を点滅させて報知しても構わない。
つまり、実施例1〜実施例3では、例えば、制御回路、照明器具300、照度センサ410、人感センサ400、スイッチ(壁スイッチ420)のすべて、または、制御回路、照明器具300を含む一部分から構成され、照明器具300を自動点滅、調光する以下の制御システム(機器管理システム101)についても説明した。
例えば、グループに割り当てたい照明器具300の点滅を確認することによって、オペレータが容易にグループの設定を行うことができることを特徴とする照明制御装置(機器コントローラ100、機器管理システム101)について説明した。
例えば、グループに割り当てたくない照明器具300の点滅を確認することによって、オペレータが容易にグループの設定を行うことができることを特徴とする照明制御装置(機器コントローラ100、機器管理システム101)について説明した。
例えば、ランダムにON/OFFされた照明器具300に対してグループ番号をその都度割り当てることによって、オペレータが容易にグループの設定を行うことができることを特徴とする照明制御装置(機器コントローラ100、機器管理システム101)について説明した。
<実施例4>
また、上記実施例1〜実施例3では、機器コントローラ100は照明器具300にグループ番号を設定したが、照明器具300以外の電気機器にグループ番号を設定しても構わない。例えば、人感センサ400や照度センサ410にグループ番号を設定しても構わない。
図12は、実施例4における照度センサ410のLEDランプの点灯とリモートコントローラ200の入力との関係を示すフローチャートである。
図12において、(1)〜(3)はそれぞれ3台の照度センサ410が設置された同じ場所を示し、異なる時間における照度センサ410のLEDランプの点灯状態を示す。
また、図12において、円形の枠線で示した照度センサ410はLEDランプが消灯していることを示し、円形の塗りつぶしで示した照度センサ410はLEDランプが点灯していることを示す。
上記実施例1と同様にして、照度センサ410aをグループ“G1”に設定する場合について、図12に基づいて以下に説明する。
(1)リモートコントローラ200の個別情報選択部230が選択したアドレスがグループ“G1”に設定したくない照度センサ410bのアドレスであったとする(S206)。このとき、機器コントローラ100の機器操作部120は照度センサ410bのLEDランプを点灯させ(S209)、リモートコントローラ200は「選択ボタン」を押下される(S210)。
(2)リモートコントローラ200の個別情報選択部230が選択したアドレスがグループ“G1”に設定したくない照度センサ410cのアドレスであったとする(S206)。このとき、機器コントローラ100の機器操作部120は照度センサ410cのLEDランプを点灯させ(S209)、リモートコントローラ200は「選択ボタン」を押下される(S210)。
(3)リモートコントローラ200の個別情報選択部230が選択したアドレスがグループ“G1”に設定したい照度センサ410aのアドレスであったとする(S206)。このとき、機器コントローラ100の機器操作部120は照度センサ410aのLEDランプを点灯させ(S209)、リモートコントローラ200は「送信ボタン」を押下され(S210)、情報出力部220はグループ番号“G1”と照度センサ410aのアドレスとを機器コントローラ100に送信する(S213)。そして、機器コントローラ100の付加情報設定部130はグループ番号“G1”に対応付けて照度センサ410aのアドレスを記憶する(S215)。
上記(1)〜(3)により、機器コントローラ100は図12における照度センサ410aをグループ“G1”に設定することができる。
また、同様にして人感センサ400にグループを設定してもよい。
上記実施例4では、制御回路、照明器具300、照度センサ410、人感センサ400、スイッチ(壁スイッチ420)のすべて、または、制御回路、照明器具300を含む一部分から構成され、照明器具300を自動点滅、調光する制御システム(機器管理システム101)の形態について説明した。
例えば、グループに割り当てたい照度センサ410の表示ランプの点滅を確認することによって、オペレータが容易にグループの設定を行うことができることを特徴とする照明制御装置(機器コントローラ100、機器管理システム101)について説明した。
また、例えば、グループに割り当てたい人感センサ400の表示ランプの点滅を確認することによって、オペレータが容易にグループの設定を行うことができることを特徴とする照明制御装置(機器コントローラ100、機器管理システム101)について説明した。
<実施例5>
上記実施例1〜実施例4では、機器コントローラ100は照明器具300、人感センサ400、照度センサ410にグループ番号を設定したが、その他の電気機器にグループ番号以外の付加情報を設定しても構わない。例えば、照明の明るさを時間の経過に応じて変化させる制御情報(以下、シーン番号[シーン情報]とする)や照明の調光率を上昇または下降させる制御情報(以下、調光情報とする)などの付加情報を壁スイッチ420に設定しても構わない。
図13は、実施例5における機器管理処理(S101〜S103)を示すフローチャートである。
図14は、実施例5における壁スイッチ420の設定画面の遷移図である。
図15は、実施例5における壁スイッチ420のグループスイッチ設定画面とリモートコントローラ200の入力との関係を示すフローチャートである。
図16は、実施例5における壁スイッチ420のシーンスイッチ設定画面とリモートコントローラ200の入力との関係を示すフローチャートである。
図17は、実施例5における壁スイッチ420の調光スイッチ設定画面とリモートコントローラ200の入力との関係を示すフローチャートである。
実施例5の機器管理処理(S101〜S103)について図13〜図17に基づいて以下に説明する。
機器コントローラ100とリモートコントローラ200は図13に基づいて以下に説明する各処理(S501〜S515)をCPU911を用いて実行する。
「付加情報入力処理1(S102)」
<S501:設定種類入力処理>
オペレータはリモートコントローラ200の入力ボタン902を押下して壁スイッチ420に設定する付加情報(グループ番号、シーン番号または調光情報)の種類を指定する。
リモートコントローラ200の情報入力部210は壁スイッチ420に設定するオペレータ指定の付加情報の種類を入力ボタン902から入力する。
<S502:設定種類判定処理>
リモートコントローラ200の情報入力部210はオペレータ指定の付加情報の種類を判定する。付加情報の種類が“グループスイッチ設定”の場合はS503に処理を移し、“シーンスイッチ設定”の場合はS504に処理を移し、“調光スイッチ設定”の場合はS505に処理を移す。
<S503、S504、S505:設定画面表示処理a、b、c>
付加情報の種類が“グループスイッチ設定”である場合、リモートコントローラ200の情報出力部220は、図14の上側に示すように、ディスプレイ901にグループスイッチ設定画面を表示する(S503)。
付加情報の種類が“シーンスイッチ設定”である場合、リモートコントローラ200の情報出力部220は、図14の真ん中に示すように、ディスプレイ901にシーンスイッチ設定画面を表示する(S504)。
付加情報の種類が“調光スイッチ設定”である場合、リモートコントローラ200の情報出力部220は、図14の下側に示すように、ディスプレイ901に調光スイッチ設定画面を表示する(S505)。
図14に示すように、リモートコントローラ200は各画面に対応する入力ボタン902が押下されると押下された入力ボタン902に対応してディスプレイ901に表示する設定画面を切り替える。
“グループスイッチ設定”の初期画面を図15の画面状態(1)に示し、“シーンスイッチ設定”の初期画面を図16の画面状態(1)に示し、“調光スイッチ設定”の初期画面を図17の画面状態(1)に示す。
ただし、画面の状態はこれに限る事はなく、グループスイッチ設定、シーンスイッチ設定、調光スイッチ設定と明確に示してもよい。
「個別情報取得処理・機器報知処理(S101)」
<S506:設定機器選択処理>
オペレータはS501で指定した付加情報を設定したい壁スイッチ420を押下する。
複数のチャンネル(ボタン、スイッチ)を有する壁スイッチ420は自壁スイッチ420のアドレスと押下されたチャンネルの番号とを示す信号を機器コントローラ100に出力する。
<S507:個別情報送信処理>
機器コントローラ100の個別情報取得部110は、S506でオペレータに押下された壁スイッチ420から信号を入力し、オペレータに押下された壁スイッチ420のアドレスとチャンネル番号とを通信機915を用いてリモートコントローラ200に送信する。
<S508:個別情報受信処理>
リモートコントローラ200の情報入力部210は、オペレータに押下された壁スイッチ420のアドレスとチャンネル番号とを通信機915を用いて機器コントローラ100から受信する。
<S509:個別情報表示処理>
リモートコントローラ200の情報出力部220は、図15、図16または図17の画面状態(2)に示すように、S508で情報入力部210が受信した壁スイッチ420のアドレスとチャンネル番号とをディスプレイ901に表示する。
図15、図16および図17の画面状態(2)において、「Add」がオペレータに押下された壁スイッチ420のアドレス、またはアドレスが受信された事を示す。
また、図15の画面状態(2)における「4」、図16の画面状態(2)における「1」がオペレータに押下されたチャンネルのチャンネル番号を示す。例えば、「4」は当該壁スイッチ420において上から4番目に位置するチャンネル(ボタン、スイッチ)であり、「1」は当該壁スイッチ420の一番上に位置するチャンネルである。図17の画面状態(2)において、リモートコントローラ200はチャンネル番号に「−」を表示しており、“調光スイッチ設定”ではチャンネル番号が不要であることを示している。“調光スイッチ設定”では、例えば、当該壁スイッチ420において上側に位置するチャンネルを調光率を上げるUPスイッチ(例えば、2番目)とし、下側に位置するチャンネルを調光率を下げるDOWNスイッチ(例えば、3番目)とする。
「付加情報入力処理2(S102)」
<S510:グループ・シーン情報入力処理>
オペレータはS501で押下した壁スイッチ420に設定するグループ番号またはシーン番号をリモートコントローラ200の入力ボタン902を押下して指定する。
リモートコントローラ200の情報入力部210はオペレータ指定のグループ番号またはシーン番号を入力ボタン902から入力しリモートコントローラ記憶機器290に記憶する。
壁スイッチ420にはチャンネル(ボタン、スイッチ)毎に付加情報を設定できる。
<S511、S512:設定継続判定入力処理、設定継続判定処理>
オペレータは壁スイッチ420へのグループ番号またはシーン番号の設定を継続するか否かについてリモートコントローラ200の入力ボタン902または壁スイッチ420を押下して操作内容を指定する。
入力ボタン902が押下された場合、リモートコントローラ200の情報入力部210はオペレータ指定の操作内容を入力ボタン902から入力する(S511)。そして、情報入力部210はオペレータ指定の操作内容を判定し、操作内容が“送信”の場合はS513に処理を移し、“グループスイッチ設定”、“シーンスイッチ設定”または“調光スイッチ設定”の場合はS502に処理を移す(S512)。
また、壁スイッチ420が押下された場合、S507に処理が移り、機器コントローラ100の個別情報取得部110は、S511でオペレータに押下された壁スイッチ420から信号を入力し、オペレータに押下された壁スイッチ420のアドレスとチャンネル番号とを通信機915を用いてリモートコントローラ200に送信する。
<S513:グループ・シーン情報送信処理>
リモートコントローラ200の情報出力部220は、リモートコントローラ記憶機器290に対応付けて記憶された壁スイッチ420のアドレス(およびチャンネル番号)と当該壁スイッチ420(およびチャンネル番号)のグループ番号またはシーン番号とを通信機915を用いて機器コントローラ100に送信する。
このとき、情報出力部220は図15、図16または図17の画面状態(3)に示すように「送信マーク」をディスプレイ901に表示する。
<S514:付加情報入力処理>
機器コントローラ100の付加情報設定部130は、壁スイッチ420のアドレス(およびチャンネル番号)と当該壁スイッチ420(およびチャンネル番号)のグループ番号またはシーン番号とを通信機915を用いてリモートコントローラ200から受信する。
「付加情報設定処理(S103)」
<S515:付加情報設定処理>
機器コントローラ100の付加情報設定部130は、受信した壁スイッチ420のアドレス(およびチャンネル番号)と当該壁スイッチ420(およびチャンネル番号)のグループ番号またはシーン番号とを対応付けて機器コントローラ記憶機器190に記憶する。
上記実施例5では、制御回路、照明器具300、照度センサ410、人感センサ400、スイッチ(壁スイッチ420)のすべて、または、制御回路、照明器具300を含む一部分から構成され、照明器具300を自動点滅、調光する制御システム(機器管理システム101)の形態について説明した。
例えば、グループに割り当てたい壁スイッチ420の種類(例えば、調光スイッチ)とグループまたはシーンを、同時に設定することができることを特徴とする照明制御装置(機器コントローラ100、機器管理システム101)について説明した。
上記実施の形態1では、リモートコントローラ200が機器コントローラ100を介して各電気機器との通信を行った。但し、リモートコントローラ200が、機器コントローラ100を介さずに、直接、各電気機器との通信を行ってもよい。
例えば、実施例1のS202〜S204と実施例2のS302〜S304とにおいて、リモートコントローラ200が照明器具300にアドレスを要求し、リモートコントローラ200が照明器具300からアドレスを受信してもよい。また例えば、実施例1のS207〜S209と実施例2のS307〜S309において、リモートコントローラ200が選択したアドレスで識別される照明器具300に信号を送信して照明器具300の明るさを変更してもよい。また、例えば、実施例3のS401〜S405において、リモートコントローラ200がアドレスを選択し、選択したアドレスで識別される照明器具300に信号を送信して照明器具300の明るさを変更してもよい。
また、実施例5のS506〜S509では、リモートコントローラ200は壁スイッチ420が出力したアドレスとチャンネルとを取得したが、壁スイッチ420がチャンネルを出力せずにリモートコントローラ200がチャンネルを設定してもよい。また、リモートコントローラ200は壁スイッチ420が出力したアドレスを機器コントローラ100を介さずに直接壁スイッチ420から取得してもよい。
また、実施例5では、リモートコントローラ200はグループボタンとシーンボタンと調光ボタンとを有する場合の例について説明したが、リモートコントローラ200は調光ボタンを有さなくてもよい。調光ボタンを有さない場合、リモートコントローラ200は図14で示した設定画面の遷移方法に対して、例えば、以下のように画面を遷移させてもよい。リモートコントローラ200はグループスイッチ設定画面を表示中にグループボタンを押下された場合に調光スイッチ設定画面に画面を切り替え、調光スイッチ設定画面を表示中にグループボタンを押下された場合にグループスイッチ設定画面に画面を切り替え、シーンスイッチ設定画面を表示中にグループボタンを押下された場合にグループスイッチ設定画面に画面を切り替える。
上記実施の形態1では、例えば、任意に配置された電気機器(照明器具300、人感センサ400、照度センサ410、壁スイッチ420など)に対してオペレータ指定の付加情報(グループ番号など)を設定する機器コントローラ100(機器管理装置(の機器管理方法について説明した。
例えば、この機器管理方法では、個別情報取得部110が電気機器を個別に識別する個別情報(MACアドレスなど)を複数記憶する機器コントローラ記憶機器190から1つの個別情報を取得する個別情報取得処理を行う。
また、機器操作部120(機器報知部)が前記個別情報取得部110が取得した個別情報Aで識別される電気機器Aに他の電気機器と異なる動作をさせることにより電気機器Aをオペレータに報知する機器報知処理を行う。
また、個別情報取得部110(付加情報入力部)が前記機器操作部120が報知した電気機器Aに対するオペレータ指定の付加情報を通信機915(入力機器)から入力する付加情報入力処理を行う。
また、付加情報設定部130が前記個別情報取得部110が入力した付加情報Aを個別情報Aに対応付けて機器コントローラ記憶機器190に記憶することで電気機器Aに対して付加情報Aを設定する付加情報設定処理を行う。
上記実施の形態1で説明した機器コントローラ100やリモートコントローラ200の各処理はプログラムとして記憶機器に記憶されCPU911が実行する。
上記実施の形態1では、例えば、上記機器管理方法をコンピュータに実行させることを特徴とする機器管理プログラムについて説明した。
実施の形態2.
上記実施の形態1では1台の機器コントローラ100とリモートコントローラ200とにより電気機器を管理する形態について説明した。
実施の形態2では複数台の機器コントローラ100および複数台のリモートコントローラ200と通信する制御管理装置500を有し、制御管理装置500が各機器コントローラ100を制御して各機器コントローラ100に接続する各電気機器を管理する形態について説明する。つまり、実施の形態2では複数の機器管理システム101を制御する制御システム102について説明する。
上記実施の形態1と異なる事項を中心に説明し、説明を省略した事項については上記実施の形態1と同様であるものとする。
図18は、実施の形態2における制御システム102のシステム構成図である。
実施の形態2における制御システム102は、複数の機器コントローラ100と各機器コントローラ100に対するリモートコントローラ200と通信し、各機器コントローラ100を制御して各機器コントローラに接続する各電気機器を管理する制御管理装置500を有する。つまり、実施の形態2における制御システム102は複数の機器管理システム101を制御する制御管理装置500を有する。
キーボード、マウス、ディスプレイ901などを備えるパーソナルコンピュータは制御管理装置500の形態の一例である。制御管理装置500も図3に示すようなハードウェアで実現することができる。
図19は、実施の形態2における制御管理装置500の機能構成図である。
実施の形態2における制御管理装置500は制御管理情報取得部510、制御管理操作部520、制御管理情報設定部530および制御管理記憶機器590を備える。
制御管理情報取得部510は機器コントローラ100の個別情報取得部110に相当し、個別情報取得部110が当該機器コントローラ100に接続する電気機器のアドレスを取得するのに対して制御管理情報取得部510は各機器コントローラ100に接続する電気機器のアドレスを取得する。
例えば、制御管理情報取得部510は通信機器を用いて各機器コントローラ100と通信し、各機器コントローラ100から機器コントローラ記憶機器190に記憶されている各電気機器のアドレス、グループ番号、制御情報などの情報を取得し、取得した情報を制御管理記憶機器590に記憶する。そして、制御管理情報取得部510は、制御管理装置500が有するキーボードやマウスによりオペレータに指定された機器コントローラ100について、当該機器コントローラ100に接続する電気機器のアドレスを制御管理記憶機器590から取得する。
また、制御管理情報取得部510は、リモートコントローラ200の個別情報選択部230に相当し、オペレータ指定の機器コントローラ100に接続する各電気機器のアドレスから1つのアドレスを選択する。
制御管理操作部520は通信部と制御部とを有しており、機器コントローラ100の機器操作部120に相当する。機器操作部120が当該機器コントローラ100に接続する電気機器を動作させるのに対して制御管理操作部520は各機器コントローラ100がそれぞれに接続する電気機器を動作させる。
例えば、制御管理操作部520はリモートコントローラ200からアドレスを受信し、当該リモートコントローラ200が通信する機器コントローラ100に対して、リモートコントローラ200から受信したアドレスと所定の動作とを指定した制御命令信号を送信する。また例えば、制御管理操作部520は制御管理装置500が有するキーボードやマウスによりオペレータに指定された機器コントローラ100に対して、制御管理情報取得部510が選択したアドレスと所定の動作とを指定した制御命令信号を送信する。機器コントローラ100の機器操作部120は制御管理装置500の制御管理操作部520が送信した制御命令信号を受信し、受信した制御命令信号に基づいて指定アドレスで識別される電気機器に所定の動作をさせる。
制御管理情報設定部530は、機器コントローラ100の付加情報設定部130に相当し、付加情報設定部130が当該機器コントローラ100に接続する電気機器に対して付加情報を設定するのに対して各機器コントローラ100に接続する電気機器に対して付加情報を設定する。
例えば、制御管理情報設定部530はオペレータ指定のグループ番号・制御情報をリモートコントローラ200から受信し、当該リモートコントローラ200が通信する機器コントローラ100の識別情報とオペレータ指定のグループ番号・制御情報と特定の電気機器のアドレスとを対応付けて制御管理記憶機器590に記憶する。また例えば、制御管理情報設定部530はオペレータ指定の機器コントローラ100の識別情報とグループ番号・制御情報とを制御管理装置500が有するキーボードやマウスなどの入力機器から入力し、オペレータ指定の機器コントローラ100の識別情報とオペレータ指定のグループ番号・制御情報と特定の電気機器のアドレスとを対応付けて制御管理記憶機器590に記憶する。また例えば、制御管理情報設定部530は制御管理記憶機器590に記憶されているグループ番号・制御情報とアドレスとの対応情報をリモートコントローラ200に送信する。リモートコントローラ200の情報入力部210は制御管理装置500の制御管理情報設定部530が送信したグループ番号・制御情報とアドレスとの対応情報を受信し、グループ番号・制御情報とアドレスとの対応情報をディスプレイ901に表示してオペレータに提供する。
制御管理記憶機器590は機器コントローラ100の機器コントローラ記憶機器190やリモートコントローラ200のリモートコントローラ記憶機器290に相当し、制御管理記憶機器590は機器コントローラ記憶機器190やリモートコントローラ記憶機器290が記憶する情報を各機器コントローラ100の識別情報と対応付けて記憶する。
例えば、制御管理記憶機器590は、各電気機器のアドレス、グループ番号、制御情報を当該電気機器が接続する機器コントローラ100の識別情報と対応付けて記憶する。また例えば、制御管理記憶機器590は各リモートコントローラ200の識別情報と当該リモートコントローラ200が通信する機器コントローラ100の識別情報とを対応付けて記憶する。
実施の形態2における制御システム102は以下のようにして機器コントローラ100を複数まとめて制御する。
各機器コントローラ100には、それぞれ無線データを送受信するアンテナ(図示省略)および無線部(機器操作部120)が設けられている。
制御管理装置500は、複数の機器コントローラ100と無線データを送受信するためのアンテナ(図示省略)および無線通信する通信部(制御管理操作部520)、複数の機器コントローラ100をまとめて制御・管理するためのプログラムに従って動作する制御部(制御管理操作部520)を備える。複数の機器コントローラ100をまとめて制御・管理するためのプログラムは例えば制御管理記憶機器590に記憶されている。
機器コントローラ100と制御管理装置500とは無線通信にてデータを送受信し、機器コントローラ100からは機器コントローラ100に接続されている各端末(電気機器)の状態や設定情報が制御管理装置500へと逐次データ送信される。制御管理装置500からは機器コントローラ100に対して端末の状態を総合的に判断し、制御データ(制御命令信号)を送信して各端末を制御する。また、本実施の形態では機器設定器(リモートコントローラ200)も無線データの送受信が可能であり、制御管理装置500は機器設定器と無線通信できる。機器設定器は、機器コントローラ100に接続された各端末の制御パラメータなどを制御管理装置500に対して設定、変更、削除することができ、さらにシステム制御のコマンドを制御管理装置500に対して発行し制御システム全体を操作することも可能である。また、制御管理装置500のデータを機器設定器がモニタすることによって、システム全体の状態を機器設定器を用いて把握することができる。
これにより、実施の形態2における制御システム102では、制御管理装置500が機器コントローラ100を介して各電気機器の情報を一元管理するとともに、一元管理された各電気機器の情報をリモートコントローラ200に送信することが可能となる。そして、実施の形態2における制御システム102を用いることにより、システム全体の把握が容易になり、複数の機器コントローラ100に接続された電気機器に対して総合的な制御ができるという効果を奏する。
実施の形態1における機器管理システム101のシステム構成図。 実施の形態1における機器管理システム101の機器管理方法を示すフローチャート。 実施の形態1における機器コントローラ100、リモートコントローラ200のハードウェア資源の一例を示す図。 実施の形態1における機器コントローラ100の機能構成図。 実施の形態1におけるリモートコントローラ200の機能構成図。 実施例1における機器管理処理(S101〜S103)を示すフローチャート。 実施例1における照明器具300の点灯とリモートコントローラ200の入力との関係を示すフローチャート。 実施例2における機器管理処理(S101〜S103)を示すフローチャート。 実施例2における照明器具300の点灯とリモートコントローラ200の入力との関係を示すフローチャート。 実施例3における機器管理処理(S101〜S103)を示すフローチャート。 実施例3における照明器具300の点灯とリモートコントローラ200の入力との関係を示すフローチャート。 実施例4における照度センサ410のLEDランプの点灯とリモートコントローラ200の入力との関係を示すフローチャート。 実施例5における機器管理処理(S101〜S103)を示すフローチャート。 実施例5における壁スイッチ420の設定画面の遷移図。 実施例5における壁スイッチ420のグループスイッチ設定画面とリモートコントローラ200の入力との関係を示すフローチャート。 実施例5における壁スイッチ420のシーンスイッチ設定画面とリモートコントローラ200の入力との関係を示すフローチャート。 実施例5における壁スイッチ420の調光スイッチ設定画面とリモートコントローラ200の入力との関係を示すフローチャート。 実施の形態2における制御システム102のシステム構成図。 実施の形態2における制御管理装置500の機能構成図。
符号の説明
100 機器コントローラ、101 機器管理システム、102 制御システム、110 個別情報取得部、120 機器操作部、130 付加情報設定部、190 機器コントローラ記憶機器、200 リモートコントローラ、210 情報入力部、220 情報出力部、230 個別情報選択部、290 リモートコントローラ記憶機器、300,300a,300b,300c,300d,300e,300f 照明器具、400 人感センサ、410,410a,410b,410c 照度センサ、420 壁スイッチ、500 制御管理装置、510 制御管理情報取得部、520 制御管理操作部、530 制御管理情報設定部、590 制御管理記憶機器、901 ディスプレイ、902 入力ボタン、911 CPU、912 バス、913 ROM、914 RAM、915 通信機、920 磁気ディスク装置、921 OS、923 プログラム群、924 ファイル群。

Claims (11)

  1. 複数の電気機器を1つのグループとして識別するグループ情報を入力機器から入力するグループ情報入力部と、
    電気機器を個別に識別する個別情報を要求する個別情報要求を電気機器を管理する機器管理装置に通信機を用いて送信する個別情報要求送信部と、
    前記機器管理装置から複数の個別情報を通信機を用いて受信し記憶機器に記憶する個別情報受信部と、
    前記記憶機器に記憶された複数の個別情報から個別情報を1つずつ選択する個別情報選択部と、
    前記個別情報選択部が選択した個別情報を通信機を用いて前記機器管理装置に送信して送信した個別情報で識別される電気機器に他の電気機器とは異なる動作をさせる動作要求送信部と、
    他の電気機器とは異なる動作をさせた電気機器を前記グループ情報で識別されるグループに含まれる電気機器として管理させるオペレータ要求を入力機器から入力する設定要求入力部と、
    前記設定要求入力部がオペレータ要求を入力した場合に他の電気機器とは異なる動作をさせた当該電気機器を識別する個別情報を前記グループ情報に対応付けて前記記憶機器に記憶するグループ情報記憶部と、
    前記記憶機器に記憶されたグループ情報と前記グループ情報に対応付けて前記記憶機器に記憶された各個別情報とを前記機器管理装置に通信機を用いて送信し送信した各個別情報で識別される各電気機器を1つのグループとして機器管理装置に管理させる設定要求送信部と
    を備えたことを特徴とする機器設定器。
  2. 前記動作要求送信部は、前記個別情報選択部が今回選択した今回の個別情報と共に前記個別情報選択部が前回選択した前回の個別情報を前記機器管理装置に送信することにより、前記今回の個別情報で識別される今回の電気機器に他の電気機器と異なる動作をさせると共に前記前回の個別情報で識別される前回の電気機器の動作を元の動作に戻して前記前回の電気機器に前記今回の電気機器以外の他の電気機器と同じ動作をさせる
    ことを特徴とする請求項1記載の機器設定器。
  3. 前記動作要求送信部は、前記前回の個別情報を送信して前記前回の電気機器に他の電気機器と異なる動作をさせた前回の送信時に前記設定要求入力部が前記オペレータ要求を入力しなかった場合に、前記今回の個別情報と共に前記前回の個別情報を前記機器管理装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1記載の機器設定器。
  4. 前記動作要求送信部は、前記前回の送信時に前記設定要求入力部が前記オペレータ要求を入力した場合に前記今回の個別情報を送信することにより、前記今回の電気機器に前記グループに含まれる電気機器以外の他の電気機器と異なる動作をさせ、前記グループ情報で識別されるグループに含まれる各電気機器に同じ動作をさせる
    ことを特徴とする請求項3記載の機器設定器。
  5. 請求項1から請求項4いずれかに記載の機器設定器と通信する機器管理装置であって、
    電気機器を個別に識別する複数の個別情報を記憶する記憶機器から前記複数の個別情報を取得し、取得した複数の個別情報を前記機器管理装置へ送信する個別情報取得部と、
    前記機器管理装置の前記動作要求送信部によって送信された個別情報を受信し、受信した個別情報で識別される電気機器に他の電気機器と異なる動作をさせることにより前記個別情報で識別される電気機器をオペレータに認識させる機器報知部と、
    前記機器管理装置の前記設定要求送信部によって送信されたグループ情報と各個別情報とを受信し、受信したグループ情報と各個別情報とを対応付けて記憶機器に記憶する付加情報設定部と
    を備えたことを特徴とする機器管理装置。
  6. 前記電気機器は、照明器具であり、
    前記機器報知部は照明器具に装着された放電灯を点滅させることを特徴とする請求項記載の機器管理装置。
  7. 前記電気機器は、照明器具であり、
    前記機器報知部は照明器具に装着された放電灯を他の照明器具に接続された放電灯とは異なる明るさで点灯させることを特徴とする請求項記載の機器管理装置。
  8. 前記機器報知部は電気機器が有する表示ランプを点滅させることを特徴とする請求項記載の機器管理装置。
  9. 前記電気機器として照明器具を備え、
    請求項1から請求項4いずれかに記載の機器設定器と、
    請求項5から請求項8いずれかに記載の機器管理装置とを備えることを特徴とする照明制御システム。
  10. 請求項9に記載の照明制御システムに、
    少なくとも壁スイッチ、人感センサ、または照度センサのいずれかを備え、
    壁スイッチ、人感センサ、または照度センサの情報に基づいて、前記照明制御システムの照明器具の明るさを制御することを特徴とする照明制御システム。
  11. 請求項1から請求項4いずれかに記載の機器設定器と、請求項5から請求項8いずれかに記載の機器管理装置とを複数備える制御システムであって
    前記複数の機器管理装置を制御する制御管理装置を備え
    前記制御管理装置は、
    前記複数の機器管理装置と通信機器により通信する通信部と、
    前記複数の機器管理装置のうちいずれかの機器管理装置を制御する制御命令を生成し、生成した制御命令を前記通信機器を介して当該機器管理装置に送信する制御部と
    を備えたことを特徴とする制御システム。
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