JP5516871B2 - 照明制御システム - Google Patents

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本発明は、照明空間に設置された複数の照明器具を制御する照明制御システムに関する。
従来、例えば、オフィスや店舗等の施設では、その施設の照明空間に設置された複数の照明器具を制御する照明制御システムが用いられている。この照明制御システムでは、各照明器具が固有のアドレスを有しており、このアドレスで特定される照明器具を、照明器具毎に制御したり、複数の照明器具をグループ毎に割り付けてそのグループ毎に一括制御している。
このような照明制御システムでは、この照明制御システムの設置後に、照明器具毎やグループ毎に制御可能とするために、照明制御システムと通信する設定端末を用い、この設定端末の画面に表示される照明空間のレイアウト上に照明器具のアイコンを配置して設定用のアドレスを設定する作業が行われ、さらに、照明器具のグループを割り付ける作業が行われている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2009−266654号公報(第5頁、図9)
しかしながら、設定端末の画面上で設定しているだけでは、実際に照明空間に設置されている各照明器具との対応関係は分からないため、設定を完了した後の確認作業において、照明制御システムの制御で各照明器具を照明器具毎またはグループ毎に点灯、消灯あるいは調光させることにより、正しい対応関係にあるか確認するしかなく、対応関係に誤りがあれば設定しなおす必要があり、設定作業効率が悪い問題がある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、照明器具の設定時において、実際に照明空間に設置されている照明器具の設定済み、未設定を容易に把握でき、設定作業効率がよく、設定残しの発生も防止できる照明制御システムを提供することを目的とする。
請求項1記載の照明制御システムは、それぞれ固有のアドレスを有し、照明空間に設置される複数の照明器具と;前記固有のアドレスを有する照明器具を制御する照明制御部と;前記照明空間のレイアウト上の前記照明器具の位置と前記照明器具を指定するアドレスとの対応関係を設定する設定端末と;前記設定端末で設定モードを指定したときに、前記照明空間のレイアウト上の前記照明器具の位置とこの照明器具を指定するアドレスとの対応関係が設定済みの前記照明器具の点灯状態を前記対応関係が未設定の前記照明器具の点灯状態と異なる点灯状態に制御する設定制御手段と;を具備しているものである。
本発明および以下の発明において、特に指定しない限り用語の定義および技術的意味は次による。
照明器具は、例えば、点灯、消灯、あるいは調光等の点灯状態の制御が可能で、照明制御部と有線または無線によって通信する機能を有している。
照明制御部は、例えば、各照明器具および設定端末と有線または無線によって通信する機能、予め設定されたスケジュールに従って各照明器具を制御する機能等を有している。
設定端末は、例えば、汎用のパーソナルコンピュータや専用の設定器であり、照明システムに対して有線または無線によって通信可能とする機能を有し、実際の照明空間で使用可能な持ち運び可能なものが好ましい。
設定制御手段は、例えば、設定端末、照明制御装置、あるいは照明器具のいずれか1つが備えていてもよい。この設定制御手段では、例えば、設定端末で設定モードが指定されると、未設定の全ての照明器具を100%調光で点灯させ、設定済みの照明器具を25%調光で点灯させるようにするが、視覚上判別できれば、これに限られるものではない。
請求項2記載の照明制御システムは、請求項1記載の照明制御システムにおいて、設定制御手段は、設定端末で設定を選択された照明器具の点灯状態を可変させるものである。
設定端末で設定を選択された照明器具の点灯状態は、例えば、点灯と消灯とを繰り返す点滅等があるが、設定済みおよび未設定の照明器具の点灯状態とは異なる点灯状態であればどのように可変させてもよい。この点灯状態の可変は、設定端末の操作に対応して行ってもよいし、自動的に行ってもよい。
請求項3記載の照明制御システムは、それぞれ固有のアドレスを有し、照明空間に設置される複数の照明器具と;これら固有のアドレスを有する照明器具を制御する照明制御部と;照明空間に設置された複数の照明器具のうち一括制御するグループの照明器具をグループ毎に設定する設定端末と;設定端末で設定モードを指定したときに、グループが設定済みの照明器具の点灯状態をグループが未設定の照明器具の点灯状態と異なる点灯状態に制御する設定制御手段と;を具備しているものである。
設定制御手段は、例えば、設定端末、照明制御部、あるいは照明器具のいずれか1つが備えていればよい。この設定制御手段では、例えば、設定端末で設定モードが指定されると、グループが未設定の照明器具を25%調光で点灯させ、グループ1に設定済みの照明器具を100%調光で点灯させ、グループ2に設定済みの照明器具を50%調光で点灯させるようにするが、視覚上判別できれば、これに限られるものではない。複数のグループが存在する場合には、隣り合うグループ同士で異なる点灯状態としたり、グループ番号の奇数と偶数で異なる点灯状態とする等、視覚上判別できるようにすればよい。
なお、設定制御手段は、設定端末で設定を選択されたグループの照明器具の点灯状態を可変させてもよい。この設定端末で設定を選択されたグループの照明器具の点灯状態は、例えば、点灯と消灯とを繰り返す点滅等があるが、グループの設定済みおよび未設定の照明器具の点灯状態とは異なる点灯状態であればどのように可変させてもよい。この点灯状態の可変は、設定端末の操作に対応して行ってもよいし、自動的に行ってもよい。
請求項4記載の照明制御システムは、請求項1ないし3いずれか一記載の照明制御システムにおいて、設定モードが指定されたまま所定の時間が経過すると、設定モードを解除して照明制御部による照明器具の制御を可能とする設定モード解除手段を具備しているものである。
設定モード解除手段は、照明制御部および照明器具の少なくとも一方に設けられていればよい。所定の時間の経過の監視は、例えば、設定端末による設定モードの開始からの経過時間、設定端末での最後の操作からの経過時間、あるいは所定の時刻等のいずれでもよい。
請求項1記載の照明制御システムによれば、設定端末で設定モードを指定し、照明空間に設置された各照明器具の位置と各照明器具のアドレスとの対応関係を設定する際、対応関係が設定済みの照明器具の点灯状態を未設定の照明器具の点灯状態と異なる点灯状態とするため、実際に照明空間に設置されている各照明器具の点灯状態から設定済み、未設定を容易に把握でき、設定作業効率を向上でき、設定残しの発生も防止できる。
請求項2記載の照明制御システムによれば、請求項1記載の照明制御システムの効果に加えて、設定端末で設定を選択された照明器具の点灯状態を可変させるため、選択中の照明器具を容易に把握でき、設定作業効率を向上できる。
請求項3記載の照明制御システムによれば、設定端末で設定モードを指定し、照明空間に設置された複数の照明器具のうち一括制御するグループの照明器具をグループ毎に設定する際、グループが設定済みの照明器具の点灯状態をグループが未設定の照明器具の点灯状態と異なる点灯状態とするため、実際に照明空間に設置されている各照明器具の点灯状態からグループの設定済み、未設定、およびグループの割付状態を容易に把握でき、設定作業効率を向上でき、設定残しの発生も防止できる。
請求項4記載の照明制御システムによれば、請求項1ないし3いずれか一記載の照明制御システムの効果に加えて、設定モードにおいて所定時間経過すると、設定モードを自動的に解除できるため、設定モードの終了を忘れても、照明制御が可能な状態に自動的に移行させることができる。
本発明の一実施の形態を示す照明制御システムのブロック図である。 同上照明制御システムにおいて、設定端末のモニタ画面に表示する設定ウインドの説明図である。 同上設定端末のモニタ画面に表示する設定ウインドおよび照明器具設定用のサブウインドの説明図である。 同上設定端末で設定可能な各照明器具の番号と各照明器具のアドレスとの対応関係を記憶するテーブルの説明図である。 同上設定端末のモニタ画面に表示する設定ウインドおよびグループ設定用のサブウインドの説明図である。 同上設定端末で設定可能なグループ番号とグループに設定される照明器具のアドレスとの対応関係を記憶するテーブルの説明図である。
以下、本発明の一実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1に示すように、照明制御システム11は、例えばオフィスや店舗等の施設の照明空間に設置された複数の照明器具12の点灯状態を一元制御するもので、これら複数の照明器具12の点灯状態を制御する照明制御部13と、複数の照明器具12が信号線14によって互いに通信可能に接続された複数の照明制御端末15、照明空間の所定のエリア内の人体の有無を検知する複数の人感センサ16、図示しない複数の壁スイッチや光センサ等とが、信号線17で互いに通信可能に接続され、さらに、照明制御システム11の各種設定を行う設定端末18が照明制御システム11に対して無線または有線で接続可能とされている。なお、信号線14,17は、電力線と兼用し、電力線搬送通信で通信可能としてもよい。
各照明器具12は、器具本体、この器具本体に配置される蛍光ランプや電球あるいはLED等の調光可能な光源、この光源を点灯、消灯および調光させる点灯装置、照明制御端末15を通じて照明制御部13と通信する通信手段、およびこの通信手段を通じて受信する制御信号に応じて点灯装置を制御して光源の点灯状態を制御する照明制御手段等を備えている。そして、各照明器具12の照明制御手段は、それぞれ固有のアドレスを有し、照明制御部13から送信されてくる自己のアドレスの制御信号を特定して受信したり、照明制御部13で特定できるように自己のアドレスとともに点灯制御状態を照明制御部13に送信する機能を有している。
また、照明制御部13は、各照明器具12、人感センサ16、および壁スイッチ等のそれぞれ固有のアドレスを特定して検知信号等の信号を入力し、固有のアドレスで特定される各照明器具12を予め設定された制御プログラムに従って制御する機能を有している。この照明制御部13は、ネットワークを介して外部から照明制御システム11を監視したり操作することもできる。
また、各照明制御端末15は、例えば、施設の階数毎や所定の区域毎にそれぞれ配設され、その階数毎や所定の区域毎にそれぞれ配設された複数の照明器具12が信号線14で互いに通信可能に接続され、照明制御部13と複数の照明器具12との間で信号を送受信する機能を有している。
また、人感センサ16、壁スイッチや光センサ等も、それぞれ固有のアドレスを有し、照明制御部13で特定できるように自己のアドレスとともに検知信号を照明制御部13に送信する機能を有している。
また、設定端末18は、例えば、汎用のパーソナルコンピュータや専用の設定器等で、実際の照明空間で使用可能な持ち運び可能なものである。設定端末18は、キーボードやマウスあるいはタッチパネル等含む操作部、および設定画面等を表示する表示部であるモニタを有し、照明制御システム11に対して無線または有線によって通信可能とする機能を有している。無線によって通信可能とするには、例えば、ネットワークを通じて照明制御部13と通信するようにしてもよいし、無線通信機能を有する照明制御端末15あるいは照明器具12と通信するようにしてもよい。有線によって通信可能とするには、例えば、照明制御端末15や壁スイッチと有線によって接続して通信するようにしてもよい。
設定端末18は、設定プログラムを有し、この設定プログラムに従い、照明制御部13に対して、設定モードを指定し、照明空間に設置された各照明器具12の位置と各照明器具12のアドレスとの対応関係を設定したり、照明空間に設置された複数の照明器具12のうち一括制御するグループの照明器具12をグループ毎に設定する機能を有している。
また、設定端末18、あるいは照明制御部13や照明制御端末15さらには照明器具12のいずれか1つには、設定制御手段19の機能を有している。ここでは、設定端末18の設定プログラムが設定制御手段19の機能を有しているものとして説明する。
設定制御手段19は、設定端末18での照明器具設定用の設定モード時に、設定端末18で設定を選択された照明器具12の点灯状態を例えば点滅させるなどして可変させ、対応関係が設定済みの照明器具12の点灯状態を未設定の照明器具12の点灯状態と異なる点灯状態に制御する。例えば、設定端末18で設定モードが指定されると、未設定の全ての照明器具12を100%調光で点灯させ、設定済みの照明器具12を25%調光で点灯させるようにする。
設定制御手段19は、設定端末18での設定モード時に、設定端末18で設定を選択されたグループの照明器具12の点灯状態を点滅させるなどして可変させ、グループが設定済みの照明器具12の点灯状態をグループが未設定の照明器具12の点灯状態と異なる点灯状態に制御する。例えば、設定端末18でグループ設定用の設定モードが指定されると、グループが未設定の照明器具12を25%調光で点灯させ、グループ1に設定済みの照明器具12を100%調光で点灯させ、グループ2に設定済みの照明器具12を50%調光で点灯させるようにする。さらに、複数のグループが存在する場合には、隣り合うグループ同士で異なる点灯状態としたり、グループ番号の奇数と偶数で異なる点灯状態とする等、視覚上判別できるようにする。
また、照明制御部13、照明制御端末15および照明器具12の少なくともいずれか1つは、設定モードが指定されたまま所定の時間が経過すると、設定モードを解除して照明制御部13による照明器具12の制御を可能とする設定モード解除手段20を備えている。ここでは、照明制御部13が設定モード解除手段20を備えているものとする。この所定の時間の経過の監視は、例えば、設定端末18による設定モードの開始からの経過時間、設定端末18での最後の操作からの経過時間、あるいは所定の時刻等のいずれでもよい。
次に、照明制御システム11の設定について説明する。
照明制御システム11の設置後、各照明器具12が未設定の状態において、まず、照明空間に設置された各照明器具12の位置と各照明器具12の固有のアドレスとを対応関係を設定する作業を行い、その後、照明器具12のグループを割り付ける作業を行う。
まず、設定を行う作業者は、実際に設定を行う照明空間に設定端末18を持参し、設定端末18を照明制御システム11に通信可能に接続し、設定端末18で設定プログラムを起動して設定を行う。
図2には、設定プログラムに従って、設定端末18のモニタ画面に表示する設定ウインド21の説明図を示す。この設定ウインド21には、設定を行う照明空間として施設の階数を選択する選択領域22、および照明空間のレイアウトを平面的に表示するレイアウト表示領域23等が含まれる。
レイアウト表示領域23には、予め入力されている施設のレイアウトが表示され、図中の符号24は柱、符号25は部屋を仕切る仕切壁、符号26はエレベータを示す。図2に示すレイアウト表示領域23には、照明器具12がまだ設定されていないため、照明器具12の情報は表示されてない。
そして、図3に示すように、設定端末18の操作部で照明器具設定用の設定モードを選択することにより、設定端末18のモニタ画面に表示する設定ウインド21の横に、照明器具設定用のサブウインド27が表示される。
このサブウインド27には、設定可能な複数の照明器具12のアイコン28が番号順に表示されている。サブウインド27に表示される複数の照明器具12は、例えば、11階に設置された照明制御端末15、あるいは11階の所定の区域に設置された照明制御端末15については照明制御部13で予め特定されているために、この照明制御端末15に接続された各照明器具12の位置についてはまだ特定されていないものの各照明器具12のアドレスの情報は照明制御端末15や照明制御部13で取得できることから、この照明制御端末15に接続された設定可能な複数の照明器具12が含まれる。したがって、図4に示すように、サブウインド27に表示される各照明器具12のアイコン28の番号には、各照明器具12のアドレスが対応付けされている。
また、設定端末18の操作部で照明器具設定用の設定モードが選択されると、設定可能な未設定の全ての照明器具12が100%調光で点灯される。そのため、100%調光で点灯している照明器具12が設定可能なものでかつ未設定であることを作業者が容易に確認できる。
設定端末18の操作部でサブウインド27の任意のアイコン28を選択すると、選択されたアイコン28が選択された表示(例えば白丸から黒丸へ)に切り換わるとともに、選択されたアイコン28に対応付けされているアドレスの照明器具12が点滅する。
作業者は、点滅する照明器具12の位置を確認し、設定端末18の操作部で選択した照明器具12のアイコン28をサブウインド27からレイアウト表示領域23の対応する位置にドラックアンドペーストで移動させて配置する。
照明器具12のアイコン28をレイアウト表示領域23の対応する位置に配置すると、配置したアイコン28がサブウインド27から消えるか、設定済みの表示となり、また、選択されていた照明器具12が点滅状態から25%調光で点灯される。そのため、25%調光で点灯している照明器具12は設定済みとなったことを作業者が容易に確認できる。
このようにして、設定可能な全ての照明器具12について、サブウインド27の照明器具12のアイコン28を1つずつ選択し、点滅する照明器具12の位置を確認し、選択した照明器具12のアイコン28をレイアウト表示領域23の対応する位置に配置していく。
そして、作業者は、設定可能な全ての照明器具12の点灯状態を確認し、設定可能な全ての照明器具12が25%調光で点灯していれば、すなわち、100%調光で点灯している照明器具12がなければ、設定可能な全ての照明器具12の設定が完了したものとして、設定端末18の操作部で設定内容を登録操作し、設定モードを終了する。また、100%調光で点灯している照明器具12があれば、未設定の照明器具12が残っているため、その照明器具12を同様に設定する。
このように、設定端末18で設定モードを指定し、照明空間に設置された各照明器具12の位置と各照明器具12のアドレスとの対応関係を設定する際、対応関係が設定済みの照明器具12の点灯状態を未設定の照明器具12の点灯状態と異なる点灯状態とするため、実際に照明空間に設置されている各照明器具12の点灯状態から設定済み、未設定を容易に把握でき、設定作業効率を向上でき、設定残しの発生も防止できる。
さらに、設定端末18で設定を選択された照明器具12の点灯状態を可変させるため、選択中の照明器具12を容易に把握でき、設定作業効率を向上できる。
次に、各照明器具12の位置と各照明器具12のアドレスとの対応関係の設定後、照明器具12のグループを割り付ける場合の作業について説明する。
図5に示すように、設定端末18の操作部でグループ設定用の設定モードを選択することにより、設定端末18のモニタ画面に表示する設定ウインド21の横に、グループ設定用のサブウインド29が表示される。このサブウインド29には、設定可能な複数のグループG1,G2…が表示されている。
設定端末18の操作部でグループ設定用の設定モードが選択されると、グループ設定可能でかつグループが未設定の照明器具12が25%調光で点灯される。そのため、25%調光で点灯している照明器具12がグループ設定可能なものでかつ未設定であることを作業者が容易に確認できる。
設定端末18の操作部でサブウインド29の例えばグループG1を選択すると、選択されたグループG1が選択された表示(例えば色が変わる)に切り換わる。
設定端末18の操作部でレイアウト表示領域23から、グループG1に設定するアイコン28を1つずつ選択するか、範囲を指定して範囲内の複数のアイコン28を一括して選択する。
これにより、グループG1に選択されたアイコン28に対応付けされているアドレスの照明器具12が100%調光で点灯する。そのため、作業者は、100%調光で点灯する照明器具12から、グループG1に設定される照明器具12をグループG1に設定されない25%調光で点灯しているグループ未設定の照明器具12と区別して容易に確認できる。
なお、グループG1に選択されたアイコン28に対応付けされているアドレスの照明器具12を点滅させ、次のグループの設定に移った時点でグループG1に設定された照明器具12が100%調光で点灯するようにしてもよい。この場合、選択中のグループG1の照明器具12を容易に把握でき、設定作業効率を向上できる。
続いて、設定端末18の操作部でサブウインド29の例えばグループG2を選択すると、選択されたグループG2が選択された表示(例えば色が変わる)に切り換わり、直前に選択されていたグループG1は選択されていない表示に戻る。
設定端末18の操作部でレイアウト表示領域23から、グループG2に設定するアイコン28を1つずつ選択するか、範囲を指定して範囲内の複数のアイコン28を一括して選択する。
これにより、グループG2に選択されたアイコン28に対応付けされているアドレスの照明器具12が50%調光で点灯する。そのため、作業者は、50%調光で点灯する照明器具12から、グループG2に設定される照明器具12をグループG2に設定されない100%調光で点灯するグループG1の照明器具12や25%調光で点灯するグループ未設定の照明器具12と区別して容易に確認できる。
このようにして、サブウインド29のグループG1,G2…を1つずつ選択し、レイアウト表示領域23から照明器具12を選択してグループ設定していく。そして、図6に示すように、照明制御部13の有する記憶部に、各グループG1,G2…に設定された照明器具12のアドレスが登録される。
なお、多くのグループG1,G2…を設定する場合には、隣り合うグループ同士で異なる点灯状態としたり、グループ番号の奇数と偶数で異なる点灯状態とする等、視覚上でグループの判別ができるようにすればよい。このとき、グループ未設定を示す25%調光以外の点灯状態とする。
そして、作業者は、照明器具12の点灯状態からグループG1,G2…の設定状態を容易に確認することができる。すなわち、それぞれ同じ点灯状態で点灯している照明器具12が同じグループに設定されていることを確認でき、また、25%調光で点灯している照明器具12があればグループ未設定であることが確認できる。全ての照明器具12をグループ割付する場合に、25%調光で点灯している照明器具12があれば、グループ未設定であるため、その照明器具12を同様にしてグループ設定する。
グループ設定が完了したら、設定端末18の操作部で設定内容を登録操作し、設定モードを終了する。
このように、設定端末18で設定モードを指定し、照明空間に設置された複数の照明器具12のうち一括制御するグループG1,G2…の照明器具12をグループ毎に設定する際、グループG1,G2…が設定済みの照明器具12の点灯状態をグループG1,G2…が未設定の照明器具12の点灯状態と異なる点灯状態とするため、実際に照明空間に設置されている各照明器具12の点灯状態からグループG1,G2…の設定済み、未設定、およびグループG1,G2…の割付状態を容易に把握でき、設定作業効率を向上でき、設定残しの発生も防止できる。
また、設定完了後に、作業者が、設定端末18で設定モードを解除しないまま、設定端末18を照明制御システム11から外して、他の場所に移動してしまった場合、照明器具12は設定モード時の点灯状態を維持し、照明制御部13による照明器具12の制御ができない場合がある。そこで、各設定モードにおいて、例えば、設定端末18による設定モードの開始からの経過時間、設定端末18での最後の操作からの経過時間、あるいは所定の時刻となるなど、所定時間経過しても、照明器具12の設定モードが維持されている場合には、照明制御部13の設定モード解除手段20によって設定モードを自動的に解除することにより、設定モードの終了操作を忘れても、照明制御が可能な状態に自動的に移行させることができる。
また、設定完了後は、照明制御部13により、例えば、予め設定されたスケジュールに従って各照明器具12毎あるいはグループ毎に各照明器具12の点灯状態を制御する。
11 照明制御システム
12 照明器具
13 照明制御部
18 設定端末
19 設定制御手段
20 設定モード解除手段

Claims (4)

  1. それぞれ固有のアドレスを有し、照明空間に設置される複数の照明器具と;
    前記固有のアドレスを有する照明器具を制御する照明制御部と;
    前記照明空間のレイアウト上の記照明器具の位置と前記照明器具を指定するアドレスとの対応関係を設定する設定端末と;
    前記設定端末で設定モードを指定したときに、前記照明空間のレイアウト上の前記照明器具の位置とこの照明器具を指定するアドレスとの対応関係が設定済みの前記照明器具の点灯状態を前記対応関係が未設定の前記照明器具の点灯状態と異なる点灯状態に制御する設定制御手段と;
    を具備していることを特徴とする照明制御システム。
  2. 前記設定制御手段は、前記設定端末で設定を選択された前記照明器具の点灯状態を可変させる
    ことを特徴とする請求項1記載の照明制御システム。
  3. それぞれ固有のアドレスを有し、照明空間に設置される複数の照明器具と;
    前記固有のアドレスを有する照明器具を制御する照明制御部と;
    前記照明空間に設置された前記複数の照明器具のうち一括制御するグループの前記照明器具をグループ毎に設定する設定端末と;
    前記設定端末で設定モードを指定したときに、前記グループが設定済みの前記照明器具の点灯状態を前記グループが未設定の前記照明器具の点灯状態と異なる点灯状態に制御する設定制御手段と;
    を具備していることを特徴とする照明制御システム。
  4. 前記設定モードが指定されたまま所定の時間が経過すると、前記設定モードを解除して前記照明制御部による前記照明器具の制御を可能とする設定モード解除手段を具備している
    ことを特徴とする請求項1ないし3いずれか一記載の照明制御システム。
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