JP2017085455A - 照明システム及び照明システムにおけるアドレスの設定方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】照明器具を操作する外部端末において、外部端末で管理している照明器具の配置位置と、施工された照明器具のアドレスとを自動的に割り当てる。
【解決手段】コントローラは、画像センサに対して、画像センサが制御対象としている照明器具の位置を決定する旨の指示を行う。画像センサは、指示を受けて、制御対象となっている照明器具を順に点灯し、画像検出部で検出した結果をもとに、画像センサに対する照明器具の位置を決定する。また、画像センサは、他の画像センサの指示で照明器具が点灯しているときに、画像検出部で検出した結果をもとに、他の画像センサの隣接関係を決定する。
【選択図】図2
【解決手段】コントローラは、画像センサに対して、画像センサが制御対象としている照明器具の位置を決定する旨の指示を行う。画像センサは、指示を受けて、制御対象となっている照明器具を順に点灯し、画像検出部で検出した結果をもとに、画像センサに対する照明器具の位置を決定する。また、画像センサは、他の画像センサの指示で照明器具が点灯しているときに、画像検出部で検出した結果をもとに、他の画像センサの隣接関係を決定する。
【選択図】図2
Description
本開示は、照明器具を操作する外部端末において、外部端末で管理している照明器具の配置位置と、施工された照明器具のアドレスとの自動割り当て方法に関する。
特許文献1には、コントローラを用いて複数の照明器具の点灯状態の制御を行う照明システムが記載されている。
本開示は、照明器具に対して点灯状態などの指示を行う外部端末が、それぞれの照明器具に対して点灯などの指示を正しくできるようにするため、それぞれの照明器具が持つアドレスを外部端末に記憶させ、外部端末の画面上に視覚的に表示された照明器具の配置情報と、施工された照明器具との配置関係とを容易に割り当てる方法を提供することである。
上記課題を解決するために、本開示における照明システムは、コントローラと、複数の画像センサと、複数の照明器具と、コントローラに対して指示を行う外部端末とからなり、照明器具は、固有のアドレスを記憶する記憶部と、画像センサと通信する通信部とを備え、画像センサは、複数の照明器具のうちの一部の照明器具と、コントローラと通信を行う通信部と、当該画像センサの固有のアドレスと、通信部を通じて通信する照明器具のアドレスとを記憶する記憶部と、一部の照明器具が照射している範囲の画像を検出する画像検出部と、通信部を通じて受けたコントローラからの指示を解釈し、一部の照明器具に対して点灯及び消灯の指示を行う判断部とを備え、コントローラは、画像センサと、外部端末と通信する通信部と、外部端末から受信した指示を解釈して、画像センサに対してコマンドを送信し、また、画像センサから受信した指示を解釈する判断部とを備え、外部端末は、コントローラと通信する通信部と、ユーザからの指示を受ける操作部と、マップデータを保存する記憶部と、マップデータを表示する表示部とを備え、マップデータは、少なくとも画像センサと照明器具の空間的な配置位置を含んでおり、外部端末は、操作部が、ユーザからの設置設定の指示を受け付けると、コントローラに対して、設置設定の指示を開始する指示を発信し、コントローラは、外部端末から設置設定の指示を開始する指示を受信すると、画像センサに対して位置関係を決定する指示を発信し、画像センサは、位置関係を決定することを指示するコマンドを受信すると、画像センサの判断部は、当該画像センサが通信対象とする照明器具に対して順に、通信対象とする照明器具に対して点灯指示を行い、画像検出部により検出した画像をもとに、点灯指示を行った照明器具が当該画像センサに対して配置されている位置を判断し、判断した結果をもとに点灯指示を行った照明器具と位置とを関連づけてコントローラに対して送信し、コントローラの判断部は、画像センサに対して、画像センサの隣接関係を決定する指示を送信し、さらに、画像センサに対して、順に、画像センサが通信できる照明器具に対して点灯する指示を行い、画像センサは、画像センサから、画像センサの隣接関係を決定する指示を受信すると、画像センサの判断部は、当該画像検出部により検出した画像をもとに、コントローラが照明器具を点灯することを指示した画像センサの位置を判断し、判断した結果をもとに当該画像センサに対するコントローラが照明器具を点灯することを指示した画像センサの隣接関係をコントローラに対して送信し、コントローラの判断部は、画像センサから受信した画像センサの隣接関係と、照明器具の画像センサに対する位置をもとに、複数の画像センサと複数の照明器具との位置を決定し、記憶部に記憶し、外部端末に対して複数の画像センサと複数の照明器具との位置の情報を送信し、複数の照明器具のうちの一つに対して点灯指示を行い、外部端末は、コントローラから、複数の画像センサと複数の照明器具との位置の情報を受信した後に、マップデータを表示部に表示し、ユーザに対して照明器具または画像センサを選択することを促す表示を行い、表示部に表示されたマップデータのうち、ユーザにより選択された照明器具の位置を、コントローラにより点灯指示された複数の照明器具のうちの一つの照明器具として割り当て、一つの照明器具を基準として、マップデータの表示された照明器具及び画像センサに対する、アドレスを決定する。
本開示における照明器具の位置割り当て方法によると、画像センサとその制御対象となる照明器具とを順次点灯させ、照明器具の明るさの位置を検出することにより、画像センサと照明器具それぞれの位置関係を判断できるため、外部端末で管理している照明器具の配置位置と、施工された照明器具のアドレスとを自動的に割り当てられることになり、設定者が照明器具の位置割り当てにかける手間を削減できる。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。ただし、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、発明者らは、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
(実施の形態)
以下、図1〜6を用いて、実施の形態について説明する。
以下、図1〜6を用いて、実施の形態について説明する。
[1−1.構成]
図1には、実施の形態における照明システムの構成を示す。図2には、照明システムを構成する、照明器具1、画像センサ2、コントローラ3、外部端末4の構成と配置の例を示す。
図1には、実施の形態における照明システムの構成を示す。図2には、照明システムを構成する、照明器具1、画像センサ2、コントローラ3、外部端末4の構成と配置の例を示す。
実施の形態における照明システムでは、図2に示すように、画像センサ2a〜2dと、コントローラ3とは通信線5を介して接続されている。
画像センサ2には、それぞれ4台の照明器具1が接続されている。以下の説明では、画像センサ2に接続された照明器具1を、配下の照明器具と呼ぶ。画像センサ2は、4台の配下の照明器具の中央に置かれ、4台の照明器具が照射対象とする面などを照射している明るさを検出できる位置に設置されている。照射対象とする面は、例えば床面などである。
照明器具1には照明器具間では互いに異なるアドレスが割り当てられている。また、画像センサ2には、画像センサ間では互いに異なるアドレスが割り当てられている。照明器具のアドレスや、画像センサのアドレスは、ランダムなアドレスであり、予め割り当てられている。コントローラ3にも、コントローラ間では互いに異なる、ランダムなアドレスが予め割り当てられている。照明器具1、画像センサ2、コントローラ3、外部端末4とは互いに通信を行う。
外部端末4には、照明器具1、画像センサ2、コントローラ3の仮の配置状態を表すマップデータが記憶されている。外部端末4は、マップデータを用いて、画面上に照明器具1、画像センサ2、コントローラ3の配置状態を、視覚的にわかりやすく表示することができる。
照明器具1、画像センサ2、コントローラ3、外部端末4とが通信を行いながら、また、外部端末4に対する設置設定者からの指示に従って、実際に設置された照明器具1、画像センサ2、コントローラ3と、外部端末4との間での割り当てを行い、マップデータを更新しつつ、実際に設置された配置状態となるマップデータを生成する。
照明器具1は、事務所内や、部屋の内部などの天井部分に設けられた照明器具である。照明器具には、例えば、シーリングライトや、直管形状のライト、ダウンライトなど種々のものがある。
画像センサ2は、室内の明るさを検知するセンサである。外光からの照射された室内の明るさや、照明器具1が点灯している際の明るさなど、室内の照度の分布を画像として取り出す。
コントローラ3は、画像センサ2に対して調光信号を送信する。また、画像センサ2からのアドレスや位置情報を受信する。
外部端末4は、設定者から受けた操作の指示をコントローラ3に対して送信する。
図2に示すように、照明システムは複数の画像センサ2と、各画像センサ2に接続される照明器具1、画像センサ2に接続されるコントローラ3とから構成される。また、それぞれの照明器具1と、それぞれの画像センサ2、コントローラ3には、予めランダムなアドレスが割り当てられている。
(照明器具)
照明器具1は、光源部11、電源部12、判断部13、通信部14、記憶部15とから構成される。
照明器具1は、光源部11、電源部12、判断部13、通信部14、記憶部15とから構成される。
光源部11は、判断部13からの指示を受けて、室内を照射する光を発光する。光源部11は、発光ダイオード等を用いた光源などで構成することができる。
電源部12は、光源部11及び判断部13、通信部14、記憶部15に対して、それぞれが動作するための電力を供給する。
判断部13は、光源部11の点灯するタイミングや、画像センサ2との通信処理を行う。汎用または専用のマイコンなどを用いて構成することができる。
通信部14は、照明器具1のアドレス情報を画像センサ2に対して送る。また、通信部14は、画像センサ2から送られてきた、照明器具1が点灯する明るさを表す調光信号や、照明器具1に対する指示を表す制御信号を受信し、光源部11の点灯や消灯の制御をする。
記憶部15は、照明器具のアドレスを記憶する。照明器具1には、予めランダムなアドレスが割り当てられており、このアドレス情報が記憶部15に格納される。
画像センサ2から照明器具1に送られる制御信号には、宛先となる照明器具のアドレスが含まれている。通信部14は、制御信号に含まれる宛先のアドレスが、照明器具1のアドレスと等しい場合には、制御信号を受け取る。判断部13は、通信部14が受け取った制御信号に従い、光源部11を制御して、点灯や、明るさの調整、消灯等を行う。
(画像センサ)
画像センサ2は、画像検出部21、電源部22、判断部23、通信部24、記憶部25とから構成されている。
画像センサ2は、画像検出部21、電源部22、判断部23、通信部24、記憶部25とから構成されている。
画像検出部21は、照明器具1が照射する光を検知する。画像検出部21の検出範囲には方向を認識する機能が備わっている。
電源部22は、判断部23、通信部24、記憶部25へ電力を供給する。
判断部23は、判断部23、通信部24、記憶部25の制御を行う。汎用または専用のマイコンなどを用いて構成することができる。
通信部24は、照明器具1及びコントローラ3と通信する。照明器具1に対する、点灯、明るさの調整、消灯の指示を送信し、照明器具1から現在の状態を受信し、また、コントローラ3からの指示の受信や、画像センサ2の状態をコントローラ3に対して送信する。
記憶部25は、画像センサ2のアドレスや、配下の照明器具のアドレスと位置を検出する。
(コントローラ)
コントローラ3は、電源部32、判断部33、通信部34、記憶部35とから構成される。
コントローラ3は、電源部32、判断部33、通信部34、記憶部35とから構成される。
通信部34は、外部端末4から送られてくる制御信号を画像センサ2に送信する。また、画像センサ2から送られてくる信号を外部端末4へ送信する。
(外部端末)
外部端末4は、操作部41、電源部42、判断部43、通信部44、記憶部45、表示部46とから構成される。
外部端末4は、操作部41、電源部42、判断部43、通信部44、記憶部45、表示部46とから構成される。
操作部41は、設定者からの操作を受け付ける。
電源部42は、判断部43、通信部44、記憶部45へ電力を供給する。
判断部43は、判断部43、通信部44、記憶部45の制御を行う。汎用または専用のマイコンなどを用いて構成することができる。
通信部44は、コントローラ3と通信する。コントローラ3に対して、設定者から受けた操作の内容を制御信号として送信し、また、コントローラ3からは、画像センサ及び照明器具の位置とアドレスを受信する。
記憶部45は、照明器具1、画像センサ2、コントローラ3の設置されている位置を、室内などのフロアの配置とともにマップデータとして記憶する。
マップデータとは、照明器具1、画像センサ2、コントローラ3の設置される位置と、フロアの配置を表すデータである。設置される位置を座標形式で保持したり、画像形式で保持するなど、マップデータには種々の表現形式を用いることができる。
マップデータは、操作部41を用いて設置設定者により外部端末4に入力される。外部端末4に備わったユーザインタフェースなどを利用して、外部端末4に対して照明器具1、画像センサ2、コントローラ3を表すはアイコンを配置したり、フロアの配置の概略図を描いたりする。
表示部46は、外部端末4において、設置設定者が入力したマップデータや、コントローラ3に対して送る指示情報などを表示する。GUI(Graphical User Interface)を用いた表示を行ったりすることができる。
表示部46には、室内における照明器具1や、画像センサ2、コントローラ3などを、アイコンなどとともに、これらの設置位置に従った平面的な配置を表示するようにしても構わないし、立体的に表示するようにしても構わない。また、表示部46には、設置設定者からの指示に応じて、照明器具1、画像センサ2、コントローラ3などのアイコンや色を変えて表示しても構わず、また、略称や種別名などの情報とともに表示するように構成しても構わない。
[1−2.動作]
図3、図4は、実施の形態における外部端末4、コントローラ3、画像センサ2、照明器具1の動作を示すフローチャートである。
図3、図4は、実施の形態における外部端末4、コントローラ3、画像センサ2、照明器具1の動作を示すフローチャートである。
設置設定者が外部端末4に対して、画像センサ2の位置割り当てを指示すると、外部端末4の通信部44からコントローラ3の通信部34に対して位置割り当て開始信号が送られる(S301)。さらに、コントローラ3の通信部34より画像センサ2a〜2dの通信部24に対して位置割り当て開始信号を送る(S302)。画像センサ2a〜2dは位置割り当て開始信号を受信するとセンサの位置割り当て動作を開始する。
まず、画像センサ2a〜2dの中でアドレスが小さい順に次の動作を行う。今回は仮に画像センサ2aを最小のアドレスを持つ画像センサであるものとする。また、以下ではこの画像センサを親機の画像センサと呼ぶ。
画像センサ2aは通信部24から配下の4台の照明器具1の通信部14に対して、照明器具のアドレスが小さい順に、点灯指示をする調光信号を送信する(S303)。画像センサ2aは配下の照明器具を点灯させている(S304)間、画像検出部21を用いて配下の照明器具の点灯状態を監視し、光強度を検出する。検出した光強度を元に、点灯している照明器具が画像センサ2aに対してどの方向に配置されているのかを判断し(S305)、記憶部25に点灯させた照明器具のアドレスとその位置とを対応づけて保存する。この手順を配下の照明器具すべてのアドレスと位置が決定できるまで繰り返す。この動作を各画像センサ2b〜2dがアドレスの小さい順に行い、すべての画像センサ2a〜2dが配下の照明器具のアドレスと位置を決定できるまで繰り返す(S306)。
すべての画像センサ2a〜2dの配下の照明器具のアドレスと位置情報が決定されると、それぞれの画像センサ2b〜2dは親機の画像であるセンサ2aに配下の照明器具のアドレスと位置情報を送信し、画像センサ2aは記憶部25に保存する。
親機の画像センサ2aは記憶部25に保存している画像センサ2a〜2dのアドレスと配下の照明器具のアドレスと位置情報を通信部24からコントローラ3の通信部34へ送信し、コントローラ3は外部端末4の通信部44へ送信し、記憶部35へ保存する。なお、照明器具のアドレスと位置が決定されるたびに、親機の画像センサ2aからコントローラ3に対して送信しても構わないし、または、子機の画像センサ2b〜2dが直接コントローラ3に対して照明器具1の位置とアドレスを、照明器具1のアドレスと位置が決定されるたびに送信するようにしても構わない。
次に、画像センサ2のアドレスと位置を決定する。上述した照明器具1のアドレスと位置を決定するのと同様の手順で行う。画像センサ2のうちのアドレスの小さいものから順に、配下の照明器具1に対して点灯する指示をコントローラ3は画像センサ2に対して送る(S307)。親機の画像センサ2aは、子機の画像センサ2b〜2dに対して照明器具の点灯を指示する(S308、S309)。そして、照明器具1の点灯状況を、画像センサ2は検出し、画像センサ2の隣接関係を検出する(S310)。その後、画像センサ2の隣接関係と、アドレス情報をコントローラ3に対して送信する(S310)。以下詳しく説明する。
外部端末4の表示部46において画像センサ2a〜2dのアドレスを表示する。設置設定者は表示される任意の1台の画像センサのアドレスを指定し、親機に指定する。今回は画像センサ2aを親機の画像センサと設定する。
外部端末4の通信部44から画像センサの隣接関係を抽出することを示す信号がコントローラ3の通信部34に送信され、次に画像センサ2aの通信部24に送信される(S307)。親機に指定された画像センサ2aは配下に繋がる全照明器具の通信部14に点灯信号を送り全点灯させる(S308、S309)。
このとき、親機の画像センサ2aは、他の画像センサから画像センサが検出した光の強度の情報と光を検出した方向を収集する(S310)。親機の画像センサ2aは親機以外の画像センサ2b〜2dにおいて画像検出部21である一定の強度以上の光を検出した画像センサ2b〜2dを隣接している画像センサであるものと認識し記憶部25に保存する。隣接する画像センサの認識が終わると画像センサ2aは配下の照明器具の通信部14に消灯信号を送り照明器具1を消灯させる。
次に、隣接していると認識された画像センサ2b〜2dはアドレスの小さい順に同様の動作を繰り返す。すべての画像センサ2a〜2dがそれぞれどの画像センサと隣接しているのかが決定されるまでこの動作を繰り返す(S311)。各画像センサ2b〜2dの隣接関係は通信部24からすべて親機の画像センサ2aの通信部24へ送られ記憶部25に保存される。親機の画像センサ2aは記憶部25に保存した各画像センサ2b〜2dの隣接関係を通信部24からコントローラ3の通信部34へ送信する。信号を受け取ったコントローラ3は通信部34から外部端末4の通信部44へ送信する。外部端末4は画像センサの隣接関係の情報を受け取ると記憶部45へ保存する。
外部端末4は、記憶部45に保存しているマップデータを読み出す。次に外部端末4は通信部44からコントローラ3の通信部34を介して親機の画像センサ2aの通信部24へ配下の照明器具を全点灯させる信号を送信する。信号を受け取った画像センサ2aは通信部24から配下の照明器具の通信部14へ照明器具を全点灯させる信号を送信し、親機の画像センサ2aの配下の照明器具は全点灯する。
図5、6に示すように設置設定者は照明器具が点灯している画像センサ2aの位置を目視により確認し、外部端末4の表示部46に表示されているマップデータ上での位置を指定する。
マップデータ上での親機の画像センサ2aの位置が決定され、これまでに外部端末4に集めた画像センサ2a〜2dの隣接関係から親機以外の画像センサ2b〜2dの位置を図6のように決定する。これによりすべての画像センサ2a〜2dのマップデータ上での位置が決定される。また、これらの画像センサ2a〜2dはそれぞれ配下の照明器具の位置を記憶部45に保存しているので、照明器具の位置も同時に決定される。
[1−3.効果等]
以上のように、本実施の形態において画像センサ2a〜2dは配下の4台の照明器具のアドレスと位置を検出し記憶する。検出した位置情報を元にそれぞれの画像センサ2a〜2dが配下の4台の照明器具を順次全点灯させ、画像センサ2a〜2dの隣接関係を決定する。画像センサ間の隣接関係が決定された後、親機の画像センサ2aの配下の照明器具を全点灯させる。
以上のように、本実施の形態において画像センサ2a〜2dは配下の4台の照明器具のアドレスと位置を検出し記憶する。検出した位置情報を元にそれぞれの画像センサ2a〜2dが配下の4台の照明器具を順次全点灯させ、画像センサ2a〜2dの隣接関係を決定する。画像センサ間の隣接関係が決定された後、親機の画像センサ2aの配下の照明器具を全点灯させる。
設定者は点灯している照明器具から親機の画像センサ2aの位置を確認し、外部端末4上のマップデータにおいて画像センサを1点指定し、外部端末4上のマップデータにおける親機の画像センサ2aの位置を決定する。次に、これまで外部端末4に集められた画像センサ2a〜2dの隣接関係より、親機の画像センサ2aの位置からその他の画像センサ2b〜2dの位置を決定でできる。
これにより、これまで設定者が1台ごとに照明器具を点灯させて、対応する照明器具のアイコンなどを外部端末4の画面を操作して一つ一つ配置して行っていた、照明器具の位置割り当ての手間を削減することができる。
1 照明器具
2 画像センサ
3 コントローラ
4 外部端末
11 光源部
12、22、32、42 電源部
13、23、33、43 判断部
14、24、34、44 通信部
15、25、35、45 記憶部
21 画像検出部
41 操作部
46 表示部
2 画像センサ
3 コントローラ
4 外部端末
11 光源部
12、22、32、42 電源部
13、23、33、43 判断部
14、24、34、44 通信部
15、25、35、45 記憶部
21 画像検出部
41 操作部
46 表示部
Claims (2)
- 画像センサから検出した明るさに応じて照明器具の明るさを調整する照明システムにおける設置時の照明器具と画像センサのアドレスの設定方法であって、
前記照明システムは、
コントローラと、複数の画像センサと、複数の照明器具と、前記コントローラに対して指示を行う外部端末とからなり、
前記照明器具は、
固有のアドレスを記憶する記憶部と、
前記画像センサと通信する通信部とを備え、
前記画像センサは、
複数の前記照明器具のうちの一部の照明器具と、前記コントローラと通信を行う通信部と、
当該画像センサの固有のアドレスと、前記通信部を通じて通信する照明器具のアドレスとを記憶する記憶部と、
前記一部の照明器具が照射している範囲の画像を検出する画像検出部と、
前記通信部を通じて受けた前記コントローラからの指示を解釈し、前記一部の照明器具に対して点灯及び消灯の指示を行う判断部とを備え、
前記コントローラは、
前記画像センサと、前記外部端末と通信する通信部と、
前記外部端末から受信した指示を解釈して、前記画像センサに対してコマンドを送信し、また、前記画像センサから受信した指示を解釈する判断部とを備え、
前記外部端末は、
前記コントローラと通信する通信部と、
ユーザからの指示を受ける操作部と、
マップデータを保存する記憶部と、
前記マップデータを表示する表示部とを備え、
前記マップデータは、少なくとも前記画像センサと前記照明器具の空間的な配置位置を含んでおり、
前記外部端末は、
前記操作部が、ユーザからの設置設定の指示を受け付けると、
前記コントローラに対して、設置設定の指示を開始する指示を発信し、
前記コントローラは、前記外部端末から前記設置設定の指示を開始する指示を受信すると、前記画像センサに対して位置関係を決定する指示を発信し、
前記画像センサは、
前記位置関係を決定することを指示するコマンドを受信すると、
前記画像センサの判断部は、当該画像センサが通信対象とする照明器具に対して順に、前記通信対象とする照明器具に対して点灯指示を行い、前記画像検出部により検出した画像をもとに、点灯指示を行った前記照明器具が当該画像センサに対して配置されている位置を判断し、判断した結果をもとに点灯指示を行った前記照明器具と前記位置とを関連づけて前記コントローラに対して送信し、
前記コントローラの判断部は、
前記画像センサに対して、画像センサの隣接関係を決定する指示を送信し、
さらに、前記画像センサに対して、順に、前記画像センサが通信できる照明器具に対して点灯する指示を行い、
前記画像センサは、
前記画像センサから、画像センサの隣接関係を決定する前記指示を受信すると、
前記画像センサの判断部は、当該画像検出部により検出した画像をもとに、前記コントローラが照明器具を点灯することを指示した画像センサの位置を判断し、判断した結果をもとに当該画像センサに対する前記コントローラが照明器具を点灯することを指示した画像センサの隣接関係を前記コントローラに対して送信し、
前記コントローラの判断部は、
前記画像センサから受信した前記画像センサの隣接関係と、前記照明器具の前記画像センサに対する位置をもとに、複数の前記画像センサと複数の前記照明器具との位置を決定し、前記記憶部に記憶し、前記外部端末に対して複数の前記画像センサと複数の前記照明器具との位置の情報を送信し、
前記複数の照明器具のうちの一つに対して点灯指示を行い、
前記外部端末は、
前記コントローラから、複数の前記画像センサと複数の前記照明器具との位置の情報を受信した後に、
前記マップデータを前記表示部に表示し、ユーザに対して照明器具または画像センサを選択することを促す表示を行い、
前記表示部に表示された前記マップデータのうち、ユーザにより選択された照明器具の位置を、前記コントローラにより点灯指示された前記複数の照明器具のうちの一つの照明器具として割り当て、前記一つの照明器具を基準として、前記マップデータの表示された照明器具及び画像センサに対する、アドレスを決定する、
照明システムにおける設置時の照明器具と画像センサのアドレスの設定方法。 - 請求項1記載のアドレスの設定方法により、前記照明器具と前記画像センサのアドレスを決定する照明システム。
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