JP2010146923A - 照明システム - Google Patents

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康司 森本
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Abstract

【課題】室内全体の照明電力の省エネを向上できる照明システムを提供する。
【解決手段】本発明に係る照明システム1は、天井面51に配設された照明器具2と、机8の上面の所定の照射範囲に照明光を照射するためのタスク灯3と、前記照射範囲に対応する範囲内の人の有無を検出するための人感センサ4と、
前記照明器具2及び前記タスク灯3に、夫々の調光を制御するための制御信号の伝送が可能であり、人感センサ4の検出結果に基づいて、前記照明器具2及び前記タスク灯3の調光を制御する制御部としてのセンタ装置5と、を有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、人感センサの検出結果に基づいて、照明器具と、タスク灯との調光制御が可能な制御部を有する照明システムに関する。
従来より、各種作業を行う机の上面に対し所定の照射範囲内で照明光を照射するタスク灯を各机毎に設け、作業時に各作業者が必要に応じてそのタスク灯を点灯させることができる照明システムが広く普及している。
このような照明システムには、タスク灯の消し忘れを防止して省エネを図るという観点から、人感センサをタスク灯近傍に設け、この人感センサで検知した場合にのみ点灯し、又は、タイマで設定した時間だけ点灯するようにしたものがある。
ところが、このような照明システムは、机での作業を行わない人が机の近くを通り過ぎたり、机の近傍に人が集まった場合等に人感センサに検知されてタスク灯が点灯する場合があり、省エネという目的に反する場合もある。
そこで、作業者が点灯させたい場合のみタスク灯を点灯させることができ、且つ、タスク灯の消し忘れを確実に防止できることを目的として、例えば特許文献1に記載の照明装置が提案されている。
この特許文献1には、机の上面を照射するタスク灯と、各机毎に設けられ、作業者が携帯するIDカードを検知するカードリーダと、このカードリーダからのIDカードのセットの有無を示す検知信号に基づき、タスク灯を点灯又は消灯させる制御手段とを有する照明装置に関する技術が開示されている。
特開2004−265648号公報
一般に、タスク灯が設けられた机は、建物内の室内に配置され、この室内の例えば天井には複数の照明器具が配設されている。これら複数の照明器具は、通常、センタ装置(中央処理装置ともいう)によって調光が制御されるようになっている。
このような複数の照明器具及びセンタ装置を有する照明システムは、前記特許文献1に記載の照明装置とは別々の構成で設けられている。このため、これらの照明装置は、夫々の調光が別々に制御されており、また、作業者による操作によって夫々の光量を必要に応じて個々に低くすることにより、全体の照明電力を低減するようにしていた。
しかしながら、このような従来技術では、前記特許文献1に記載の照明装置を用いたとしても、この照明装置のタスク灯の調光制御に関連づけて、前記複数の照明器具の調光制御を行うことができないため、室内全体の照明による消費電力の省エネルギー化を図ることができないといった問題点があった。
そこで、本発明は前記問題点に鑑みてなされたもので、室内全体の照明電力の省エネルギー化を図ることができる照明システムを提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係る照明システムは、天井面に配設される照明器具と; 机の上面の所定の照射範囲に照明光を照射するためのタスク灯と;前記照射範囲に対応する範囲内の人の有無を検出する人感センサと;前記照明器具及び前記タスク灯に、調光を制御するための制御信号の伝送が可能であり、前記人感センサの検出結果に基づいて、前記照明器具及び前記タスク灯の調光を制御する制御部と;を具備している。
請求項1において、タスク灯は、机、又はその机を包囲するパーテーションなどに設置され、照明光を照射する、例えばランプ又はLEDで構成された照明部を有している。このタスク灯は、各机毎に設けられて設置しても良い。
また、タスク灯の調光制御は、通常、点灯又は消灯となるように制御されるが、照度の変更制御が可能であっても良い。
人感センサは、前記照明範囲に対応する範囲内の人の有無を検出できる構成であれば、どのような構成であっても良い。例えば、赤外線を照射してその反射結果を用いて人の有無を検出する赤外線方式の人感センサであってもよいし、人体から発する赤外線の動きを検出する構成であってもよい。
制御部は、例えば中央処理装置としてのセンタ装置であり、照明器具及びタスク灯の調光制御を行うCPU等の制御部を有している。
また、室内の照明電力の省エネルギー化を図るための照明器具の調光制御は、例えば、人感センサの検出結果が人有りと判断した場合、全点灯状態から調光状態へ制御する。このとき、机上面照度は例えば700ルクスから350ルクスに落とすように制御してもよい。勿論、照明器具の明るさは規格内で設定されるが、700ルクス及び350ルクスに限定されることはなく、適宜変更設定が可能である。
人感センサの検出結果は例えば有線または無線等の伝送手段によって制御部に伝送してもよい。
本発明の請求項2に係る照明システムは、請求項1に記載の照明システムにおいて、前記人感センサの出力信号は、前記制御部に無線伝送されることを特徴とする。
無線伝送の伝送媒体としては、例えば赤外線、無線等の無線通信手段を用いることができる。
本発明の請求項3に係る照明システムは、請求項1または2に記載の照明システムにおいて、前記タスク灯は、床下配線によって前記制御部に接続されることを特徴とする。
本発明の請求項4に係る照明システムは、請求項1から請求項3の何れか1項に記載の照明システムにおいて、前記照明器具は複数配設され、前記タスク灯及び前記人感センサは夫々対応させて複数設けられ、前記制御部は、予め設定されたグループの人感センサの内、人を検出した人感センサ数に応じて、この人を検出した人感センサに対応した前記タスク灯を照明する領域に対応する前記照明器具の明るさを変更するように調光制御することを特徴とする。
タスク灯と人感センサは、例えば夫々1:1で対応させてもよいし、人感センサがタスク灯に取り付けられた構成でもよい。また、1つの人感センサを複数のタスク灯毎にグループ化してもよい。勿論、1つのタスク灯と複数の人感センサとをグループ化しても良い。
請求項1の本発明によれば、室内全体の照明電力の省エネルギー化を図ることができる照明システムを提供することが可能となる。
請求項2の発明によれば、請求項1の発明と同様の効果を得る他に、前記人感センサの出力信号は、前記制御部に無線伝送されるので、煩わしい配線を行わなくても、照明器具の調光制御が可能となる。
請求項3の発明によれば、請求項1または2の発明と同様の効果を得る他に、前記タスク灯は、床下配線によって前記制御部に接続されることより、従来、机上でタスク灯の調光制御を行うのに必要な操作手段やカードリーダ及び制御手段等を机上に設置しなくても、制御部によってタスク灯の調光制御が行うことができ、また、室内のスペースを有効利用することも可能である。
請求項4の本発明によれば、さらに、室内の照明電力の省エネルギー効果を向上できるといった効果を得る。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
(第1の実施の形態)
図1から図3は本発明の照明システムの第1の実施の形態に係り、図1は室内に配設された照明システム全体の概略構成を示す全体構成図、図2は図1に示す照明システムの電気的な構成を示すブロック図、図3は本実施の形態の照明システムの作用を説明するためのフローチャートである。
図1に示すように、本実施の形態に係る照明システム1は、複数の照明器具2(2a、2b、2c…)と、複数のタスク灯3(3a、3b…)と、複数の人感センサ4(4a、4b…)と、制御部を構成するセンタ装置5とを有して構成されている。
照明器具2は、複数の照明器具2a、2b、2c…を有して構成される。そして、これら複数の照明器具2a、2b、2c…は、室内50の例えば天井面51に配設される。
また、これら複数の照明器具2a、2b、2c…は、図1及び図2に示すように、伝送線6を介してセンタ装置5に、調光用の制御信号を受信できるように接続されている。
尚、複数の照明器具2a、2b、2c…は、天井面51の他にも、壁等に配設しても良く、室内50全体を照明する照明器具として配設されたものであれば良い。
また、これら複数の照明器具2a、2b、2c…は、図2に示すように、夫々交流電源10からの電力が供給されており、各照明器具2a、2b、2c…の調光は、センタ装置5から伝送される制御信号によって制御される。
室内50には、作業用の机8が複数配設されている。そして、これら複数の各机8には、それぞれタスク灯3(3a、3b…)が設置されている。
タスク灯3は、机8の上面に所定の照射範囲で照明光を照射するものである。尚、タスク灯3は、机8に設置するタイプである場合には、一端が机8に固定されたアーム3Aと、このアーム3Aの他端に取り付けられた照明部3Bとを有して構成され、この照明部3Bは、照明光を照射する図示しない光源を有して構成されている。
勿論、タスク灯3は、机8に設置するタイプに限定されるものではなく、例えば机8を囲む図示しないパーテーションに取り付けるタイプのものであっても良い。また、照明部3Bの光源は、通常のランプ、又はLED等を用いて構成されている。
このような構成のタスク灯3が、配設された机8毎に設けられており、これら複数のタスク灯3a、3b…は、夫々専用の接続線7a及び伝送線7を介して、センタ装置5に調光用の制御信号を受信できるように接続されている。
また、これら複数のタスク灯3a、3b、3c…は、センタ装置5から伝送される制御信号によって点灯/消灯が制御される。尚、光源がLEDである場合には、タスク灯3はセンタ装置5からの制御信号によって調光が制御されることも可能である。
本実施の形態では、タスク灯3には、人感センサ4が取り付けられている。この人感センサ4は、タスク灯3の照射範囲に対応する範囲内の人の有無を検出し、検出結果を出力する。
また、複数の人感センサ4は、複数のタスク灯3a、3b…に夫々取り付けられている。これら複数の人感センサ4a、4b…は、夫々専用の接続線7b及び伝送7を介してセンタ装置5に接続されている。従って、各人感センサ4の検出結果の出力信号は、夫々の接続線7b及び伝送線7を介してセンタ装置5に供給される。
尚、人感センサ4は、タスク灯3に取り付けなくても良く、例えばタスク灯3の照明範囲に対応する範囲内の人の有無を検出できれば、机8の周囲、又は図示しないパーテーション、又はタスク灯3の上部の天井面51(図1及び図2参照)に設けても良い。
また、各人感センサ4a、4b…は、有線の伝送媒体である専用の接続線7b及び伝送線7を介してセンタ装置5に接続されているが、有線の伝送媒体に限定されることはなく、人感センサ4の出力信号(検出結果)をセンタ装置5に無線伝送しても良い。
例えば、夫々の人感センサ4a、4b…から無線によって送信された検出結果を受信可能なセンサ受信部11(図1及び図2参照)を例えば天井面51に設け、このセンサ受信部11によって受信した検出結果を伝送線6又は無線の伝送媒体によってセンタ装置5に供給するように構成しても良い。
有線の伝送媒体を用いてタスク灯3及び人感センサ4と、センタ装置5とを接続した場合、本実施の形態では、有線である接続線7a、7bと、これら接続線7a、7bが接続される伝送線7は、図1に示すように、床52の下に配線されている。
即ち、本実施の形態の照明システム1では、各タスク灯3及び各人感センサ4は、伝送線7が床52の下に配線される床下配線によって、前記センタ装置5と接続されている。即ち、床下配線を実施することにより、従来、机上でタスク灯の調光制御を行うのに必要な操作手段やカードリーダ及び制御手段等を机上に設置しなくても、センタ装置5によってタスク灯3の調光制御が行うことができ、また、室内50のスペースを有効利用することも可能である。
センタ装置5には、図1及び図2に示すように、伝送線6と伝送線7とが電気的に接続されている。
伝送線6は、例えば壁から天井にかけて配設されている。この伝送線6には、前記したように天井面51において複数の照明器具2a、2b、2c…が調光用の制御信号を受信できるように接続されている。
そして、もう一方の伝送線7は、前記したように床下に配設されている。この伝送線7には、夫々の接続線7a、7bを介して複数のタスク灯3及び複数の人感センサ4が調光用の制御信号を受信できるように接続されている。
センタ装置5は、制御部を構成するもので、人感センサ4の検出結果に基づいて、複数の照明器具2及び複数のタスク灯3の調光を制御する。
また、センタ装置5は、図2に示すように、本システム全体を制御する制御部5Aと、本システムの調光制御を行うのに必要なテーブル等を記憶したメモリ5Bとを有している。
本実施の形態では、制御部5Aによる照明器具2及びタスク灯3の調光制御は、タスク灯3と人感センサ4とが1:1となる対応関係に基づいて行われている。
そのため、メモリ5Bには、例えば、タスク灯3及び人感センサ4の固有のアドレスと、このタスク灯3及び人感センサ4に対応する所定領域の照明器具2のアドレスとの関係を示すテーブルが格納されている。
また、メモリ5Bには、人感センサ4の検出結果と、この人感センサ4が取り付けられタスク灯3を照明する所定領域に対応する照明器具2の照度との関係を示すテーブルが格納されている。
尚、所定領域とは、天井面51に配設された全ての照明器具2の内、タスク灯3の設置位置に応じて予め設定されたグループ毎に対応する照明器具2に対応する領域を示している。また、所定領域は、天井面51に配設された全ての照明器具2に対応する領域であっても良いが、省エネ効果を考慮すると、照明器具2のグループに対応する領域とすることが望ましい。
従って、制御部5Aは、人感センサ4の検出結果に基づいて、これらのテーブルを参照しながら、複数のタスク灯3a、3b、3c…及び複数の照明器具2a、2b、2c…の調光制御を行う。
例えば、制御部5Aは、1つの人感センサ4からの検出結果が人有りであるものとすると、通常、全灯状態である例えば700ルクスの明るさで点灯している全ての照明器具2、或いは対応するグループの照明器具2の明るさを、例えば350ルクスに下げるように省エネ効果のある調光制御を行うと同時に、対応するタスク灯3を点灯するように制御する。
一方、制御部5Aは、1つの人感センサ4からの検出結果が人有りの状態から人無しに変わったものであるとすると、例えば350ルクスの明るさで点灯している全ての照明器具2、或いは対応するグループの照明器具2を消灯するように調光制御を行うと同時に、対応するタスク灯3についても消灯するように制御する。
この場合、例えば、人が残っている場合には、制御部5Aは、全ての照明器具2、或いは対応するグループの照明器具2を消灯しないで、例えば350ルクスの明るさをそのまま継続したり、或いは、タイマ機能を用いて所定時時間経過後に消灯したり制御しても良い。
尚、タスク灯3は、制御部5Aによって点灯又は消灯の調光制御を行うように説明したが、これに限定されるものではなく、例えば人感センサ4の検出結果に基づいて、照度を明るくしたり、又は暗くしたりするように照度を変更する調光制御を行っても良い。
このような制御を行うことによって、室内50全体の照明電力の省エネ効果を向上できる。
尚、照明器具2の照度については、通常の点灯時(全灯状態)の明るさが700ルクス、また、省エネ効果のある明るさが350ルクスとなるように調光制御したがこれらの照度に限定されるものではなく、適宜テーブル内の照明器具の照度を変更し設定することも可能である。
また、本実施の形態では、人を検知した場合、省エネ効果のある明るさが例えば350ルクスとなるように照明器具2を調光制御するように説明したが、この350ルクスの明るさは、作業者が机8上で作業できる必要最低限の明るさを確保したものであり、決して暗くも無く、また、十分に室内50の雰囲気を良好にできるものとして望ましい明るさとなっている。
次に、本実施の形態の作用を、図3に示すフローチャートを用いて説明する。
いま、図1及び図2に示す照明システム1の電源を投入し、センタ装置5の制御部5Aを起動させたものとする。
ここで、室内50の天井面51に配設された各照明器具2a、2b、2c…は、作業者の操作に基づきセンタ装置5の調光制御によって点灯しているものとする。
制御部5Aは、電源が投入されると、図示しないメモリから図3に示すプログラムを読み出して実行する。
すると、制御部5Aは、ステップS1の判断処理によって、人感センサ4からの検出信号を受信したか否かの判断を行い、受信したと判断した場合には処理をステップS2に移行し、受信してないと判断した場合には再びステップS1の判断処理を行う。
ステップS2の処理では、制御部5Aは、受信した検出信号を判別(例えばHIGHレベルの信号であれば人有りと判別し、LOWレベルの信号であれば人無しと判別する)し、且つ受信した検出信号の人感センサ4のアドレスを認識すると同時に、認識したアドレスとメモリ5Bに格納しているテーブルとを用いて、対応するアドレスの照明器具2と、この照明器具2を調光制御するための照度(照度データ)とを取得する。
そして、制御部5Aは、認識した対応の照明器具2を、取得したデータ、即ち、照度となるように調光制御を行うとともに、認識したタスク灯3を点灯、又は消灯するように調光制御する。
具体的には、前記したように、制御部5Aは、1つの人感センサ4からの検出結果が人有りであるものとすると、通常、全灯状態である例えば700ルクスの明るさで点灯している全ての照明器具2、或いは対応するグループの照明器具2の明るさを、例えば350ルクスに下げるように省エネ効果のある調光制御を行うと同時に、対応するタスク灯3を点灯するように制御する。
一方、制御部5Aは、1つの人感センサ4からの検出結果が人有りの状態から人無しに変わったものであるとすると、例えば350ルクスの明るさで点灯している全ての照明器具2、或いは対応するグループの照明器具2を、上述したように消灯するように調光制御を行うと同時に、対応するタスク灯3についても消灯するように制御する。
尚、照明器具2の調光制御については、天井面51全体の照明器具2a、2b、2c…を制御しても良いし、タスク灯3の設置位置に対応するグループ毎の照明器具2a、2b等を制御しても良い。
また、照明器具2の調光制御については、メモリ5Bに格納されたテープルにより取得する照度データに基づき行われるが、照明器具2の近傍又はタスク灯3近傍に照度センサを設け、この照度センサにより得られる照度検出結果を用いて的確な照明器具2の明るさを確保するように調光制御を行っても良い。
従って、第1の実施の形態によれば、簡単な構成で、しかも、新たな構成を加えることもなく、室内全体の照明電力の省エネルギー化を図ることができる照明システム1を実現できる。
尚、本実施の形態では、タスク灯3と人感センサとの対応は1:1である関係を満足する構成について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、複数のタスク灯3と、これらの複数のタスク灯3の近傍に設置された1つの人感センサ4とで構成しても良い。
また、タスク灯3は、複数の照明器具2a、2b、2c…に対して少なくとも1つ設置すれば、本実施の形態で説明したように同様の作用・効果が得られるが、タスク灯3の数については特に限定されるものではない。
(第2の実施の形態)
図4は本発明の照明システムの第2の実施の形態に係り、グループ化した人感センサとそれに対応して調光制御する照明器具との関係を示す説明図である。
尚、図4は第1の実施の形態の装置と同様の構成要素については同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
本実施の形態の照明システム1は、複数の人感センサ4a、4b…を予めグルーブ化し、このグループの人感センサの内、検出結果(検出信号)を出力した人感センサ数を認識すると同時に、この認識した人感センサ数に応じて、対応する領域に対応する照明器具2の明るさを変更するように調光制御する。
具体的には、センタ装置5のメモリ5Bには、さらに、予め設定されたグループ毎の人感センサ4a、4b、4c…のアドレス、及びこのグループ内の、検出信号を出力した人感センサ数と、このグループの人感センサの設置位置に対応する照明器具のアドレス、及びこのグループ毎の人感センサ数に応じた照明器具の照度との関係を示すテーブルが格納されている。
具体的には、図4に示すように、2つの人感センサ4a、4bをひとつのグループとして設定したとする。
この場合、制御部5Aは、例えば人感センサ4aのみ人有りといった検出信号を出力した場合、前記テーブルを用いて、このひとつの人感センサ数に対応する領域20の照明器具2a〜2fの照度を、例えば350ルクスとなるように調光制御する。同時に、制御部5Aは、人感センサ4aに対応するタスク灯3aを点灯するように制御する。
また、制御部5Aは、例えば人感センサ4a、4bともに人有りといった検出信号を出力した場合、前記テーブルを用いて、これら2つの人感センサ数に対応する領域20の照明器具2a〜2fの照度を、例えば350ルクスより多少明るくなるように調光制御する。同時に、制御部5Aは、人感センサ4a、4bに対応するタスク灯3a、3bを点灯するように制御する。
尚、人感センサ数が1つである場合は、人感センサ数が2つのである場合の照明器具2の照度よりも暗くするように制御することが望ましいが、例えば350ルクスとする制御例は一例であって、机8で作業する作業者が作業しやすい明るさに調光制御すれば良い。
勿論、制御部51は、人感センサ数に応じて、照明器具2の光量を可変する制御が可能である。
また、制御部5Aは、例えば人感センサ4a、4bともに人無しといった検出信号を出力した場合、前記テーブルを用いて、これら2つの人感センサ数に対応する領域20の照明器具2a〜2fを、上述の如く消灯するように制御すると同時に、人感センサ4a、4bに対応するタスク灯3a、3bを消灯するように制御する。
尚、明るさを変更制御する照明器具2は、例えば人感センサ4のグループに対応した領域20の照明器具2a〜2fについて説明したが、勿論、天井面51全体に配設された全ての照明器具2a、2b、2c…に対して調光制御を行っても良い。
その他の構成、及び作用については、前記第1の実施の形態と同様である。
従って、第2の実施の形態によれば、グループ内の人感センサ数に応じて、対応する照明器具2の照度を変更するように制御するので、第1の実施の形態によりも室内50全体の照明電力の省エネ効果を向上できるといった効果を得る。
以上の実施の形態に記載した発明は、その実施の形態に限ることなく、その他、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実施し得ることが可能である。さらに、前記実施の形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組合せにより種々の発明が抽出され得る。
例えば、実施の形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
本発明の照明システムの第1の実施の形態に係り、室内に配設された照明システム全体の概略構成を示す全体構成図。 図1に示す照明システムの電気的な構成を示すブロック図。 本実施の形態の照明システムの作用を説明するためのフローチャート。 本発明の照明システムの第2の実施の形態に係り、グループ化した人感センサとそれに対応して調光制御する照明器具との関係を示す説明図。
符号の説明
1…照明システム、
2…照明器具、
3…タスク灯、
3B…照明部、
4…人感センサ、
5…センタ装置、
5B…メモリ、
5A…制御部、
6、7…伝送線、
7a、7b…接続線、
8…机、
20… 領域、
50…室内、
51…天井面、
52…床。

Claims (4)

  1. 天井面に配設される照明器具と;
    机の上面の所定の照射範囲に照明光を照射するためのタスク灯と;
    前記照射範囲に対応する範囲内の人の有無を検出する人感センサと;
    前記照明器具及び前記タスク灯に、夫々の調光を制御するための制御信号の伝送が可能であり、前記人感センサの検出結果に基づいて、前記照明器具及び前記タスク灯の調光を制御する制御部と;
    を具備したことを特徴とする照明システム。
  2. 前記人感センサの出力信号は、前記制御部に無線伝送されることを特徴とする請求項1に記載の照明システム。
  3. 前記タスク灯は、床下配線によって前記制御部に接続されることを特徴とする請求項1または2に記載の照明システム。
  4. 前記照明器具は、複数配設され、
    前記タスク灯及び前記人感センサは、夫々対応させて複数設けられ、
    前記制御部は、予め設定されたグループの人感センサの内、人を検出した人感センサ数に応じて、この人を検出した人感センサに対応した前記タスク灯を照明する領域に対応する前記照明器具の明るさを変更するように調光制御することを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の照明システム。
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