JP2012533844A - タッチパターン制御インタフェースを備えた照明器具 - Google Patents

Abstract

本発明は、複数の制御可能な光源１０６と、タッチ感応部材１０８であって、タッチ感応部材１０８に触れるユーザの接触の点の位置を検出し、該接触の点を示す位置情報のセットを出力するように構成された、タッチ感応部材１０８と、タッチ感応部材１０８から位置情報を受信し、複数の受信された位置情報のセットに基づいてタッチパターンを決定し、該決定されたタッチパターンに対応する複数の所定の照明パターンのうちの１つを選択し、該選択された照明パターンに従って複数の制御可能な光源１０６を制御するように構成された、制御ユニットと、を有する照明器具に関する。本発明により、照明器具１００のタッチ感応部材１０８のどの領域をユーザが触れたか及びユーザが触れた継続時間に依存して、種々の照明パターンを発するように照明器具１００を制御するためのユーザインタフェースが提供される。

Description

本発明は、照明器具のための制御方法に関し、特にユーザからのタッチパターン入力を受容する制御方法に関する。本発明はまた、タッチパターン制御インタフェースを持つ照明器具に関する。

近年、発光ダイオード（ＬＥＤ）の明るさを増大させること、更には小さな形状因子を持つ「小型の」ＬＥＤに関して、かなりの進展が見られている。その結果ＬＥＤは、例えば調節可能な色を持つ照明システムにおける光源として機能するのに、十分に明るくなり安価となった。異なる色のＬＥＤを混合することにより、例えば白色のような、任意の数の色が生成され得る。調節可能なカラー照明システムは一般に、幾つかの原色を用いて構成され、一例においては、赤色、緑色及び青色の３原色が利用される。生成される光の色は、利用されるＬＥＤによって、更には混合比によって決定される。「白色」を生成するためには、３色全てのＬＥＤがスイッチオンされる必要がある。ＬＥＤを用いることにより、現在の環境的なトレンドに合致する要件である、エネルギー消費を減少させることも可能となる。

小型なＬＥＤを用いる際にも明るい光を提供することができることの更なる結果として、一般的な電球を有する標準的な照明システムとは大きく異なる幾つかの種々の照明システムが提案されている。これに沿って、電球の代わりにＬＥＤを用いることにより、ユーザは、例えば強度の減少に関するもののような、照明システムの照明機能のより柔軟な制御を得る。

斯かる照明システムの一例が米国特許US7,258,469に開示されており、ここではフラットパネル型のタッチランプの発光面の上に配置された内蔵型のタッチ感応層が、ランプの起動と停止を制御する。当該フラットパネル型のタッチランプの発光面は、発光面のユーザ接触により起動（光を発する）又は停止され得る。

しかしながら、米国特許US7,258,469のタッチランプは改善された機能的制御を提供するものの、ランプの発光面の静的な起動／停止に限定され、従って、例えば更なる度合いの照明器具の照明機能の制御に関するもののような、照明器具のような照明システムの更に直感的に適合されたユーザ制御を提供することが望ましいものとなり得る。

本発明の一態様によれば、以上の問題は、複数の制御可能な光源と、タッチ感応部材であって、前記タッチ感応部材に触れるユーザの接触の点の位置を検出し、前記接触の点を示す位置情報のセットを出力するように構成された、タッチ感応部材と、前記タッチ感応部材から位置情報を受信し、複数の受信された位置情報のセットに基づいてタッチパターンを決定し、前記決定されたタッチパターンに対応する複数の所定の照明パターンのうちの１つを選択し、前記選択された照明パターンに従って前記複数の制御可能な光源を制御するように構成された、制御ユニットと、を有する照明器具により、少なくとも部分的に解決される。

本発明の一般的な概念は、照明器具のタッチ感応部材に触れた際に、ユーザにより生成されるタッチパターンに対応する複数の所定の照明パターンのうちの選択された１つに応じて、複数の光源の個別の制御を可能とすることができ得るという事実に基づくものである。従って、本発明により、ユーザが照明器具のタッチ感応部材のどの領域に触れたかに応じて、及びことによるとその継続時間に応じて、異なる照明パターンが提供されることを可能とする、柔軟な方法をユーザに提供する、直感的且つ有利なユーザインタフェースが提供される。

一実施例においては、該タッチ感応部材は、抵抗型感応面及び容量型感応面の少なくとも一方を有して例えば透明なタッチ感応箔を形成し、更に、該タッチ感応部材に触れるユーザの接触の領域に対応する位置情報を出力するように構成されても良い。該タッチ感応部材はまた、照明器具の拡散器に隣接して配置されても良い。また、該拡散器は、照明器具のためのシェードを形成し、該照明器具の可視のカバーを提供しても良い。

該タッチ感応部材を該照明器具のシェードと共に備えることにより、人間の指又は手の座標を検出し、該座標に基づいてどの光源が起動又は停止されるべきかを検出することが可能となり得る。このことは、照明器具のシェード／拡散器に入射する光がどこから発せられるかをユーザが明示的に定義し得ることを意味する。加えて、光源は更に又は代わりに、シェード／拡散器の中に並んでも良く、個別に制御可能であっても良い。ことによると、複数の光源の選択されたセットが内側を向きシェード／拡散器の内部を照明し、それにより電球を有する従来の照明器具からと同じ態様で、内部から光が発せられるようにしても良い。

タッチ感応部材に触れるユーザの接触点の位置のみならず、タッチ感応部材に触れるユーザの接触の領域をも検出し、更にはことによると接触の継続時間を検出することにより、制御ユニットに保存された複数の所定の照明パターンから選択された複雑な照明パターンを発するように照明器具を制御することが可能となり得る。例えば、照明器具のタッチ感応部材の上のユーザの手の動き（例えば大きな領域）を検出して、検出された接触の向きに応じて、例えば対応する接触された領域における全ての光源が起動／停止されるようにしても良い。更に、該動きの速度及び／又は継続時間が、光出力の強度、色及び／又は色温度を制御するために利用されても良い。更に、タッチ感応部材の小さな部分のみをタッチ／タッピングすること（例えば小さな領域）が、小さな照明領域（例えば少なくとも１つの光源）又は該タッチ／タッピングの領域に関連する領域（例えば１本の指、２本の指又は手全体）を起動しても良い。

好適には、光源は少なくとも１つの発光ダイオード（ＬＥＤ）を有しても良い。更に、高いエネルギー効率を達成するため、光源は好適には、発光ダイオード（ＬＥＤ）、有機発光ダイオード（ＯＬＥＤ）、高分子発光ダイオード（ＰＬＥＤ）及び無機ＬＥＤを有する群から選択されても良い。上述したように、ＬＥＤは、光の形で利用される電力の最良でも約６％を一般に出力する従来の電球に比べて、かなり高いエネルギー効率を持つ。当業者は、アルゴン、クリプトン及び／又はキセノン光源のような標準的な白熱光源を用いることも勿論可能であることを理解するであろう。更に好適な実施例においては、光源は例えば、混合された色の照明を生成するため、赤色、緑色、青色、黄色、マゼンタ及びシアンＬＥＤの少なくとも幾つかの組み合わせを有しても良い。しかしながら、同一の又は異なる色温度（例えば暖白色及び冷白色）の１つ又は複数の白色ＬＥＤを用いることも可能である。更なる組み合わせも勿論可能である。

代替としては、該照明器具は更に、前記制御ユニットに感知情報を供給するための水分センサ、マイクロフォン及び振動センサの少なくとも１つを更に有しても良く、前記制御ユニットは更に、前記決定されたタッチパターンに対応する所定の照明パターンのうちの選択された１つに従って前記複数の制御可能な光源の更なる制御を提供するように構成されても良い。例えば、水分センサにより検出された湿った空気（例えばユーザの息又は湯気の立ち込める風呂場における水分）が、発せられる色の変化及び／又は光源のサブセットの起動／停止に帰着しても良い。同様に、マイクロフォンによる特定の音声パターンの検出が、特定の照明パターンを生成するために利用されても良く、検出された振動が、特定の照明パターンにより光を発するように照明器具を制御するため対応する態様で利用されても良い。

一実施例においては、該照明器具は更に、前記制御ユニットに接続され、前記決定されたタッチパターン及び前記選択された照明パターンの少なくとも一方を対応する別の照明器具に供給するように構成された、通信手段を更に有するように構成されても良い。斯かる手段は、例えばWiFi、Zigbee（登録商標）等のような光及び／又はＲＦ伝送のための手段を有し、１つの照明器具のみならず複数の照明器具の組み合わせた制御を可能としても良い。無線通信と有線通信との組み合わせも可能であり、本発明の範囲内である。また、該照明器具は、例えば外部のコンピュータ上で実行される光制御ソフトウェアにより供給されるもののような、付加的な所定の照明パターン（例えば制御ユニットにより保存されるべきもの）を受信するように構成されても良い。

本発明の他の態様によれば、照明器具の照明パターンを制御するための方法であって、前記照明器具は、複数の制御可能な光源とタッチ感応部材とを有し、前記方法は、前記タッチ感応部材に触れるユーザの接触の点の位置を検出するステップと、検出された複数の接触の点に基づいてタッチパターンを決定するステップと、前記決定されたタッチパターンに対応する、複数の所定の照明パターンのうちの１つを選択するステップと、前記選択された照明パターンに従って前記複数の制御可能な光源を制御するステップと、有する方法が提供される。本発明の当該態様は、本発明の前述の態様に関して以上に議論されたものと同様の利点を提供する。

本発明の更なる特徴及び利点は、添付される請求項及び以下の説明を読むと明らかとなるであろう。当業者は、本発明の範囲から逸脱することなく、本発明の異なる特徴が組み合わせられて以下に説明されるものとは異なる実施例を生成し得ることを理解するであろう。

特定の特徴及び利点を含む本発明の種々の態様は、以下に記載される説明及び添付図面から容易に理解されるであろう。

本発明の現在好適な実施例による照明器具を示す。 本発明による照明器具に含まれる制御ユニットの制御ステップを示すフロー図である。 本発明による複数の照明器具を有する照明システムを示す。

本発明は、本発明の現在好適な実施例が示される添付図面を参照しながら、以下により完全に説明される。しかしながら、本発明は、多くの異なる形態で実施化されることができ、ここに開示される実施例に限定されるものと解釈されるべきではなく、これら実施例は完全さのために提供されるものであり、当業者に本発明の範囲を完全に示すものである。図面を通して、同様の参照文字は同様の要素を指す。

ここで図面、特に図１を参照すると、基部１０２及びランプシェード１０４を有する照明器具１００の斜視図が示されている。ランプシェード１０４の内側には、複数のＬＥＤ１０６が備えられ、ランプシェード１０４の外側には、ユーザの接触の点を感知する（例えば「画素ベースの感知」）ように構成されたタッチ感応面１０８を持つ（少なくとも半透明な）層が配置される。図１の実施例においては、複数のＬＥＤ１０６は、少なくとも２つの方向に光を発するように構成され、第１の方向１１０は、照明器具１００の外部の周囲に主に向かう方向であり、第２の方向１１２は、例えば電球を有する先行技術の照明器具を用いて生成されるものに対応する照明パターンを生成するための、照明器具１００の中心に主に向かう方向である。勿論、例えば主に上向き及び／又は主に下向きのような、第１の方向１１０及び／又は第２の方向１１２及び／又は他の任意の方向にのみＬＥＤ１０６が光を発することを可能とすることも可能であり、本発明の範囲内である。

照明器具１００は更に、タッチ感応面１０８と電気的に接触するように構成され、且つ本発明による方法ステップを実行するように構成された、制御ユニット（図示されていないが、ことによると基部１０２に組み込まれている）を有する。該制御ユニットは、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、プログラム可能なディジタル信号プロセッサ又はその他のプログラム可能な装置を含んでも良い。該制御ユニットは更に、又は代替として、特定用途向け集積回路、プログラム可能なゲートアレイ若しくはプログラム可能なアレイ論理回路、プログラム可能な論理回路装置、又はディジタル信号プロセッサを含んでも良い。該制御ユニットが上述したマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ又はプログラム可能なディジタル信号プロセッサのようなプログラム可能な装置を含む場合、該プロセッサは更に、該プログラム可能な装置の動作を制御するコンピュータ実行可能なコードを含んでも良い。

また該制御ユニットは、照明器具１００と同様な、例えば照明器具１００と同じ部屋に配置された、１つ又は複数の照明器具への、及び斯かる照明器具からの、制御データの無線伝送のために構成された機能を有しても良い。複数の照明器具を有する斯かる照明システム３００は、図３に関連して以下に説明される。無線通信機能は、例えば該制御データの光（例えばＩＲ）伝送及び／又はＲＦ伝送を含んでも良い。また、照明器具１００と更なる同様な照明器具との間の有線（又は有線と無線との組み合わせによる）接続が含まれても良い。有線／無線接続は、例えば付加的な所定の照明パターンを提供するため、該制御ユニットに対する外部接続のためにも利用されても良い。

図２のフロー図を並行して参照すると、照明器具１００の動作の間、照明器具１００のランプシェード１０４を触れるユーザにより工程が開始される。第１のステップＳ１において、ランプシェード１０４のタッチ感応面１０８は、ユーザの接触の点の位置（例えばタッチ感応面１０８の領域１１４、１１６、１１８又は他のいずれかの部分のうちの１つ又は全て）を検出する。タッチ感応面１０８の接触の結果、タッチ感応面１０８は、接触の位置に関する情報を制御ユニットに中継し、第２のステップＳ２において、該制御ユニットが、タッチ感応面１０８からの複数の検出された接触点に基づいて、タッチパターンを決定する。任意の第３のステップＳ３において、該制御ユニットはまた接触の継続時間を決定し、当該情報を考慮に入れて、当該情報を第４のステップＳ４のために決定されたタッチパターンと相関付け、ステップＳ４において、該制御ユニットは、決定されたタッチパターン（及び任意に接触の継続時間）に対応する、複数の所定の照明パターンのうちの１つを選択する。図１の本実施例においては、該制御ユニットは、実際の接触の領域に対応する照明パターンを選択し、第５のステップＳ５において、ランプシェード１０４の接触された領域（例えば領域１１４、１１６及び１１８）に対応する複数のＬＥＤ１０６が起動されて光を発するように、これら領域を起動する。

しかしながら、ＬＥＤ１０６を制御するために、多くの異なる選択肢がとられ得る。例えば、ユーザがタッチ感応面１０８の上で１本の又は複数の指を動かしたことを検出し、それに応じて、光が出現するパターンを描画することも可能となり得る。また、手又は指の動きの継続時間が座標と共に考慮される、減光機能が含められても良い。例えば、タッチ感応面１０８上でユーザが手又は指をゆっくりと動かすほど、ＬＥＤ１０６が視覚的に明るくなる。加えて、ＬＥＤ１０６の色を制御するための種々の選択肢が可能であり、例えばユーザがタッチ感応面１０８の上で手又は指を通過させることを可能とし、照明器具１００により発せられ得る種々の色に亘ってＬＥＤ１０６がスクロールすることを可能とし、例えばタッチ感応面１０８から手又は指を離すことにより特定の色を選択しても良い。

加えて、照明器具１００に対するとり得る無線接続により、選択され得る付加的な所定の照明パターンを追加することが可能となり得る。例えば、特定のソフトウェアを用いてユーザ自身により作られた照明パターン及び／又は照明デザイナにより作られた照明パターンを、ユーザが照明器具１００にダウンロードしても良い。ことによると、他の接続の選択肢がとられ得る（例えばＵＳＢスティック、ＳＤカード等の受容のためのもの）。また、タッチ感応面１０８の特定の専用領域が、新たな照明パターンを照明器具１００に「学習させる」ために利用されても良い。任意の実施例においては、照明器具１００はまた、例えば（これらに限定されるものではないが）水分センサ、マイクロフォン及び振動センサを含む、感知情報を制御ユニットに供給するための更なる感知機能を備えても良い。次いで、該制御ユニットは、任意のセンサからの感知情報を相関付けて、更なる照明パターンを選択しても良く、例えば水分感知、音声感知及び／又は振動感知が、対応する照明パターンの選択に帰着しても良い。

ここで、複数の照明器具を有する照明システム３００の実施例を示す図３を参照する。本実施例においては、幾つかの照明器具１００（図１の照明器具と同様のもの）、３０２が互いにリンクされており、これによりユーザが、第１の照明器具１００におけるパターンを生成し、当該パターンを第２の照明器具３０２に送信して、ことによると配置であり得更なる装置に依存し得る、合致する照明パターンを生成する。斯かる更なる、ことによると制御可能な装置は例えば、異なるタイプの照明器具１０４及び／又はＴＶセット３０６を有しても良い。従って、第１の照明器具１００に触れることにより生成されたユーザ制御された照明パターン３０８に基づいて、他の接続された装置３０２、３０４及び／又は３０６が適合されて、第１の照明器具１００により供給された照明パターンに対応する合致照明パターンを生成するように構成されても良い。一例としては、第２の照明器具３０２は、ＴＶセット３０６及び第１の照明器具１００に対する配置に依存して、第１の照明器具１００の照明パターン３０８とは基本的に「逆の」照明パターンである照明パターン３１０を提供するように構成されても良い。

要約すると、本発明は、複数の制御可能な光源と、タッチ感応部材であって、前記タッチ感応部材に触れるユーザの接触の点の位置を検出し、前記接触の点を示す位置情報のセットを出力するように構成された、タッチ感応部材と、前記タッチ感応部材から位置情報を受信し、複数の受信された位置情報のセットに基づいてタッチパターンを決定し、前記決定されたタッチパターンに対応する複数の所定の照明パターンのうちの１つを選択し、前記選択された照明パターンに従って前記複数の制御可能な光源を制御するように構成された、制御ユニットと、を有する照明器具に関する。本発明により、該照明器具のタッチ感応部材のどの領域をユーザが触れたか及びユーザが触れた継続時間に依存して、種々の照明パターンを発するように該照明器具を制御するためのユーザインタフェースが提供される。

本発明は特定の実施例を参照しながら説明されたが、多くの異なる変形、変更等が当業者には明らかであろう。図面、説明及び添付される請求項を読むことにより、請求される本発明を実施化する当業者によって、開示された実施例に対する変形が理解され実行され得る。例えば、該照明器具は、例えばシェード／拡散器、ＬＥＤ、スタンド、基部等を有する完全なユニットとして提供されても良い。代替として、シェード／拡散器及びＬＥＤは、元来のランプソケットに取り付けることにより、既存のスタンド及び基部に後付けされても良い。更には、リモートコントローラ、又は例えばiPod（登録商標）等のようなWiFiを利用可能な携帯電話のような該照明器具に接続するための無線接続機能を持つ他の装置といった、付加的な入力手段を用いて、発せられる照明パターンを変更することも可能である。また、該照明器具の例えばインターネットへの接続を可能とし、Facebook若しくはMySpaceのような特定のウェブページにおける内容の変更、受信されたメッセージ（例えばＭＳＮ、ＩＣＱ等）、又はＲＳＳフィードが、発せられる照明パターンの変更を起動しても良い。更に、請求項において、「有する（comprising）」なる語は他の要素又はステップを除外するものではなく、「１つの（a又はan）」なる不定冠詞は複数を除外するものではない。

Claims (13)

1. 複数の制御可能な光源と、
   タッチ感応部材であって、前記タッチ感応部材に触れるユーザの接触の点の位置を検出し、前記接触の点を示す位置情報のセットを出力するように構成された、タッチ感応部材と、
   前記タッチ感応部材から位置情報を受信し、複数の受信された位置情報のセットに基づいてタッチパターンを決定し、前記決定されたタッチパターンに対応する複数の所定の照明パターンのうちの１つを選択し、前記選択された照明パターンに従って前記複数の制御可能な光源を制御するように構成された、制御ユニットと、
   を有する照明器具。
2. 拡散器を更に有し、前記光源及び前記タッチ感応部材の少なくとも一方は前記拡散器に隣接して配置された、請求項１に記載の照明器具。
3. 前記拡散器は、前記照明器具のためのシェードを形成する、請求項２に記載の照明器具。
4. 前記光源は発光ダイオードを有する、請求項１乃至３のいずれか一項に記載の照明器具。
5. 前記発光ダイオードは、有機発光ダイオード、高分子発光ダイオード及び無機発光ダイオードを有する群から選択される、請求項４に記載の照明器具。
6. 前記タッチ感応部材は、抵抗型感応面及び容量型感応面の少なくとも一方を有する、請求項１乃至５のいずれか一項に記載の照明器具。
7. 前記タッチ感応部材は、前記タッチ感応部材に触れるユーザの接触の領域に対応する位置情報を出力するように構成された、請求項１乃至６のいずれか一項に記載の照明器具。
8. 前記制御ユニットに感知情報を供給するための水分センサ、マイクロフォン及び振動センサの少なくとも１つを更に有し、前記制御ユニットは更に、前記決定されたタッチパターンに対応する所定の照明パターンのうちの選択された１つに従って前記複数の制御可能な光源の更なる制御を提供するように構成された、請求項１乃至７のいずれか一項に記載の照明器具。
9. 前記制御ユニットに接続され、前記決定されたタッチパターン及び前記選択された照明パターンの少なくとも一方を対応する照明器具に供給するように構成された、通信手段を更に有する、請求項１乃至８のいずれか一項に記載の照明器具。
10. 照明器具の照明パターンを制御するための方法であって、前記照明器具は、複数の制御可能な光源とタッチ感応部材とを有し、前記方法は、
    前記タッチ感応部材に触れるユーザの接触の点の位置を検出するステップと、
    検出された複数の接触の点に基づいてタッチパターンを決定するステップと、
    前記決定されたタッチパターンに対応する、複数の所定の照明パターンのうちの１つを選択するステップと、
    前記選択された照明パターンに従って前記複数の制御可能な光源を制御するステップと、
    を有する方法。
11. 前記タッチ感応部材に触れるユーザの接触の領域を検出するステップを更に有する、請求項１０に記載の方法。
12. 前記タッチパターンを決定するステップは、接触の継続時間を検出するステップを有する、請求項１０又は１１に記載の方法。
13. 前記複数の所定の照明パターンは、前記光源の強度の選択的な変化、前記光源により発せられる色の選択的な変化、及び前記光源の選択的な起動を有する、請求項１０又は１１に記載の方法。

Images