JP2008235114A - 照明制御方法および照明制御システム - Google Patents
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Abstract
【課題】パーソナルコンピュータ20の作業に適した快適な照明環境を自動的に作り出すことができる照明制御システム11を提供する。
【解決手段】照明空間12に設置した照明装置13を調光制御する制御端末器26を備える。照度検知機能および人感検知機能を有するセンサ機器14を照明空間12に設置する。中央制御装置25に、センサ機器14からの照度検知情報および人感検知情報を入力するとともに、照明空間12に配置したパーソナルコンピュータ20の動作状況の情報を入力する。中央制御装置25は、人の存在が検知され、かつパーソナルコンピュータ20が動作状態にある場合、パーソナルコンピュータ20の作業に適した照度となるように制御端末器26により照明装置13を調光制御する。
【選択図】図1
【解決手段】照明空間12に設置した照明装置13を調光制御する制御端末器26を備える。照度検知機能および人感検知機能を有するセンサ機器14を照明空間12に設置する。中央制御装置25に、センサ機器14からの照度検知情報および人感検知情報を入力するとともに、照明空間12に配置したパーソナルコンピュータ20の動作状況の情報を入力する。中央制御装置25は、人の存在が検知され、かつパーソナルコンピュータ20が動作状態にある場合、パーソナルコンピュータ20の作業に適した照度となるように制御端末器26により照明装置13を調光制御する。
【選択図】図1
Description
本発明は、照明空間に設置された照明装置を調光制御する照明制御方法および照明制御システムに関する。
従来、照明制御システムでは、照明空間の天井に複数の照明装置が設置されるとともに照度センサや人感検知センサなどが設置され、これらセンサの検知に応じて制御装置により各照明装置の点灯や消灯および調光を自動的に制御している。
このような照明制御システムでは、照明空間の利用状況に応じて、制御装置の操作部により照明装置毎の明るさを任意に設定可能とし、机面照度などを手動で調整できるようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−277972号公報(第11−12頁、図2−3)
一般的に、机面上で作業する場合、机面照度が500〜750lx程度で快適な照明環境が得られるが、机面上にパーソナルコンピュータを置いて作業する場合には、その照明環境の設定では、パーソナルコンピュータのディスプレイ照度と机上面照度や周辺照度との差が大きくなることがあり、作業者にとって不快に感じたり目が疲れるといったことが生じるため、そのパーソナルコンピュータのディスプレイ照度と机上面照度や周辺照度との差が大きくならないようにするには、ディスプレイ照度が500lx以下となるように照明装置の明るさを調整する必要がある。
しかしながら、パーソナルコンピュータを使用して作業する場合には、パーソナルコンピュータの設置位置に応じた照明装置の明るさを都度手動で調整しなければならず、照明操作の手間がかかる問題がある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、ディスプレイ表示を伴う作業機器の作業に適した快適な照明環境を自動的に作り出すことができる照明制御方法および照明制御システムを提供することを目的とする。
請求項1記載の照明制御方法は、照明装置が設置された照明空間における照度および人の存在の有無を監視するとともに、照明空間に配置されたディスプレイ表示を伴う作業機器の動作状況を監視し、人の存在が検知されかつ作業機器が動作状態にある場合には、作業機器の作業に適した照度となるように照明装置を調光制御するものである。
照度の監視には照度センサなどが用いられ、人の存在の有無の監視には人感検知センサが用いられ、これらセンサは一体形でも別体でもよい。
ディスプレイ表示を伴う作業機器は、例えば、パーソナルコンピュータやサーバーなどがあり、作業内容を表示するディスプレイや、キーボードおよびマウスなどの入力手段を備えている。
作業機器の動作状態とは、例えば、作業機器が起動している場合でもよいし、作業機器が起動していてキーボードやマウスなどの入力手段で入力操作がある場合でもよい。
作業機器の作業に適した照度とは、作業機器のディスプレイの照度と机上面照度や周辺照度との差が大きくならず、例えば、ディスプレイ照度が500lx以下となる照度が好ましい。
請求項2記載の照明制御システムは、照明空間に設置された照明装置を調光制御する制御端末器と;照明空間に設置された照度検知機能および人感検知機能を有するセンサ機器と;センサ機器からの照度検知情報および人感検知情報を入力するとともに、照明空間に配置された作業機器の動作状況の情報を入力し、人の存在が検知されかつ作業機器が動作状態にある場合には作業機器の作業に適した照度となるように制御端末器により照明装置を調光制御する中央制御装置と;を具備しているものである。
センサ機器には、例えば、照度センサおよび人感検知センサが含まれる。
制御端末器と中央制御装置とは有線または無線にて通信可能とし、作業機器と中央制御装置とも有線または無線にて通信可能とする。
そして、照明装置が設置された照明空間における照度および人の存在の有無を監視するとともに、照明空間に配置された作業機器の動作状況を監視し、人の存在が検知されかつ作業機器が動作状態にある場合には、作業機器の作業に適した照度となるように自動的に照明装置を調光制御することにより、作業機器の作業に適した快適な照明環境を自動的に作り出せる。
請求項1記載の照明制御方法によれば、照明装置が設置された照明空間における照度および人の存在の有無を監視するとともに、照明空間に配置されたディスプレイ表示を伴う作業機器の動作状況を監視し、人の存在が検知されかつ作業機器が動作状態にある場合には、作業機器の作業に適した照度となるように自動的に照明装置を調光制御することにより、作業機器の作業に適した快適な照明環境を自動的に作り出すことができる。
請求項2記載の照明制御システムによれば、照明装置が設置された照明空間における照度および人の存在の有無を監視するとともに、照明空間に配置された作業機器の動作状況を監視し、人の存在が検知されかつ作業機器が動作状態にある場合には、作業機器の作業に適した照度となるように自動的に照明装置を調光制御することにより、作業機器の作業に適した快適な照明環境を自動的に作り出すことができる。
以下、本発明の一実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は照明制御システムの構成図、図2は照明空間を天井側から見た説明図である。
照明制御システム11は、例えば部屋などの照明空間12の照明環境を制御するもので、この照明空間12の天井には、複数の照明装置13が照明空間12全域に並んで設置されているとともに、照明空間12の複数のエリア毎に複数のセンサ機器14が設置されている。
照明装置13は、器具本体16およびこの器具本体16に装着されるランプ17などを備え、ランプ17の点灯時の明るさを調整すべく調光制御可能としている。
センサ機器14は、対象とするエリア内の照度を検知する照度センサ、および対象とするエリア内の人の存在の有無を検知する人感検知センサなどが含まれる。
そして、図1および図2には、照明空間12において、机19上にディスプレイ表示を伴う作業機器としてのパーソナルコンピュータ20を置いて人が作業する例を示す。パーソナルコンピュータ20は、例えば、ノート型で、表示手段であるディスプレイ21や、キーボードおよびマウスなどの入力手段22を備えている。
また、図1に示すように、照明制御システム11は、中央制御装置25と、各照明装置13を制御する複数の制御端末器26と、複数のセンサ機器14とを備え、これら中央制御装置25と複数の制御端末器26とセンサ機器14とが信号伝送線27を介して互いに通信可能とされている。
各制御端末器26および各センサ機器14は、それぞれ固有のアドレスを有し、このアドレスを用いて信号伝送線27を介して中央制御装置25と通信する。
中央制御装置25には、ハブ28および信号伝送線29を介して、パーソナルコンピュータ20がLAN接続される。このLAN接続は、有線接続に限らず、無線接続でもよい。
そして、中央制御装置25は、センサ機器14からの照度検知情報および人感検知情報を入力するとともに、照明空間12に配置されたパーソナルコンピュータ20の動作状況の情報を入力し、人の存在が検知されかつパーソナルコンピュータ20が動作状態にある場合にはパーソナルコンピュータ20の作業に適した照度となるように制御端末器26により照明装置13を調光制御する機能を有している。
パーソナルコンピュータ20の動作状態とは、パーソナルコンピュータ20が起動している場合でもよいし、パーソナルコンピュータ20が起動していてキーボードやマウスなどの入力手段22で入力操作がある場合でもよい。
次に、照明制御システム11の作用を説明する。
センサ機器14により照明空間12に人の存在を検知すれば、検知したセンサ機器14から中央制御装置25に対して人検知信号を送信し、この人検知信号を受信した中央制御装置25は各制御端末器26に対して点灯信号を送信し、各制御端末器26で点灯信号を受信して各照明装置13を点灯させる。
センサ機器14でエリア内にて人の存在が検知されていて、かつパーソナルコンピュータ20の動作状態が確認された場合には、人がパーソナルコンピュータ20で作業していると判断し、パーソナルコンピュータ20の作業に適した照度となるように、各照明装置13を調光制御する。
このパーソナルコンピュータ20の作業に適した照度とする場合の一例としては、パーソナルコンピュータ20のディスプレイ照度と机上面照度や周辺照度との差が大きくならず、ディスプレイ照度が例えば500lx以下となる照度とする。
この机上面照度は、人の存在を検知したセンサ機器14での照度検出値を元に、机19およびパーソナルコンピュータ20の真上位置であるE位置の照明装置13の明るさを制御することで調整する。周辺照度は、人の存在を検知したセンサ機器14の周辺にそれぞれ配置されている他のセンサ機器14の照度検出値を元に、E位置を除く、机19およびパーソナルコンピュータ20の周辺位置に配置されているA〜I位置の照明装置13の明るさを制御することで調整する。制御値の基準となるパーソナルコンピュータ20のディスプレイ照度は、実測値を用いてもよいし、一般的なディスプレイ照度の平均照度値を用いてもよい。
この場合、照明空間12に存在する人が1人の場合には、センサ機器14でエリア内の人の存在の検知からパーソナルコンピュータ20のおおよその位置を特定することも可能であるが、照明空間12に複数の人が存在する場合やパーソナルコンピュータ20の位置に対応して適切に照明環境を制御するにはパーソナルコンピュータ20の位置を特定する必要がある。
パーソナルコンピュータ20の位置を特定する位置特定手段としては、例えば、照明装置13から直下方向に赤外線や可視光によって照明装置13に固有のアドレスを送信し、パーソナルコンピュータ20側には照明装置13から送信されてくる光信号を受光する受光部を備えて、照明装置13のアドレスを把握することにより、どの照明装置13の下にパーソナルコンピュータ20が位置しているのかを特定できる。あるいは、照明空間12におけるパーソナルコンピュータ20の配置が決められている場合には、パーソナルコンピュータ20の有するIP番号と照明装置13のアドレスとを利用して、パーソナルコンピュータ20と照明装置13との位置関係および各照明装置13のアドレスと各照明装置13の設置位置を中央制御装置25に予め登録しておくことにより、動作状態のパーソナルコンピュータ20のIP番号を取得することにより、どの照明装置13の下にパーソナルコンピュータ20が位置しているのかを特定でき、さらに、特定された照明装置13の周囲の照明装置13を制御することができる。
また、センサ機器14がエリア内にて人の存在を検知したが、パーソナルコンピュータ20の動作状態が確認されない場合、パーソナルコンピュータ20の作業をしていないと判断し、机面上で作業するのに適した照度とすべく、机上面照度が一定レベルの照度になるように、各照明装置13を調光制御する。
この場合、センサ機器14で人の存在を検知しているエリアに配置されているA〜I位置の照明装置13の明るさを制御して、机上面照度のみを一定レベルの照度を保ちつつ、A〜I位置の照明装置13に対して周辺の照明装置13の明るさを制御して、周辺照度を不快に感じないレベルまで下げることにより、省エネ効果が得られる。
また、センサ機器14がエリア内に人の存在を検知しなかった場合、エリア内の照明を消灯することで、より無駄な電力の消費を抑えることが可能である。
このように、照明制御システム11では、照明装置13が設置された照明空間12における照度および人の存在の有無を監視するとともに、照明空間12に配置されたパーソナルコンピュータ20の動作状況を監視し、人の存在が検知されかつパーソナルコンピュータ20が動作状態にある場合には、パーソナルコンピュータ20の作業に適した照度となるように自動的に照明装置13を調光制御することにより、パーソナルコンピュータ20の作業に適した快適な照明環境を自動的に作り出すことができる。
11 照明制御システム
12 照明空間
13 照明装置
14 センサ機器
20 作業機器としてのパーソナルコンピュータ
25 中央制御装置
26 制御端末器
12 照明空間
13 照明装置
14 センサ機器
20 作業機器としてのパーソナルコンピュータ
25 中央制御装置
26 制御端末器
Claims (2)
- 照明装置が設置された照明空間における照度および人の存在の有無を監視するとともに、照明空間に配置されたディスプレイ表示を伴う作業機器の動作状況を監視し、
人の存在が検知されかつ作業機器が動作状態にある場合には、作業機器の作業に適した照度となるように照明装置を調光制御する
ことを特徴とする照明制御方法。 - 照明空間に設置された照明装置を調光制御する制御端末器と;
照明空間に設置された照度検知機能および人感検知機能を有するセンサ機器と;
センサ機器からの照度検知情報および人感検知情報を入力するとともに、照明空間に配置された作業機器の動作状況の情報を入力し、人の存在が検知されかつ作業機器が動作状態にある場合には作業機器の作業に適した照度となるように制御端末器により照明装置を調光制御する中央制御装置と;
を具備していることを特徴とする照明制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007075619A JP2008235114A (ja) | 2007-03-22 | 2007-03-22 | 照明制御方法および照明制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007075619A JP2008235114A (ja) | 2007-03-22 | 2007-03-22 | 照明制御方法および照明制御システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008235114A true JP2008235114A (ja) | 2008-10-02 |
Family
ID=39907673
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JP2007075619A Pending JP2008235114A (ja) | 2007-03-22 | 2007-03-22 | 照明制御方法および照明制御システム |
Country Status (1)
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Cited By (3)
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KR20140084579A (ko) * | 2012-12-27 | 2014-07-07 | 엘지이노텍 주식회사 | 조명 장치 및 그의 제어 방법 |
KR101609364B1 (ko) | 2013-02-18 | 2016-04-05 | 주식회사 베스트디지탈 | 에너지 절감을 목적으로 한 건축물에 적용하는 pc 상태를 이용한 조명제어 시스템 및 그 방법 |
WO2018000146A1 (zh) * | 2016-06-27 | 2018-01-04 | 曹鸿鹏 | 一种新型智能家居控制方法 |
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- 2007-03-22 JP JP2007075619A patent/JP2008235114A/ja active Pending
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