JP2014089918A - 照明制御システム - Google Patents

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【課題】照明制御システムにおいて、各種設定値を設定する設定器が有線通信機能、及び無線通信機能を有する場合においても、当該設定器の通信性能が劣化することを防止する。
【解決手段】照明制御システムに備わる設定器9は、有線通信線11を介した有線信号を検知する有線信号処理部92と、無線受信器及び無線発信器からの無線信号を検知する無線信号処理部91と、有線信号処理部92から有線信号を検知すると有線通信を実行する有線用CPU90aと、無線信号処理部91を介した無線通信を実行する無線用CPU90bとを備える。有線用CPU90aは、有線信号処理部92から有線信号を検知したときには無線用CPU90bを作動しないようにする。この構成により、設定器9が有線通信機能、及び無線通信機能を有する場合においても、設定器9の通信性能が劣化することを防止できる。
【選択図】図3

Description

本発明は、熱線センサを備える無線発信器、及び無線発信器と無線接続された無線受信器を用いて照明器具を制御する照明制御システムに関する。
従来より、住宅やビルディング内において、明るさセンサや人感センサといったセンサ類と連携して複数の照明器具のON/OFFや調光状態を個別に、又は一括して制御する照明制御システムが導入されている。この照明制御システムでは、外光の明るさや人の存在に応じて照明器具のON/OFFを適切に制御できるため省エネルギー化を図ることができる。
また、高天井の倉庫や、ラックなどの障害物が多くある空間でも正確な人検知ができるように、複数の小型の熱線センサ付き無線発信器をレイアウトフリーに設置した照明制御システムも知られている。
このような照明制御システムの一例を図6に示す。この照明制御システム100は、熱線センサを有する複数の無線発信器101、これら無線発信器101と無線通信する無線受信器102、及び無線発信器101や無線受信器102などに各種設定値を設定する設定器103を備える。さらに、分電盤内には伝送ユニット104、リレー制御用端末器105、及びリモコンリレー106を備え、リモコンリレー106には照明器具107が接続される。伝送ユニット104は、2線式の信号線を介して無線受信器102、リレー制御用端末器105及びスイッチ108と接続されている。
設定器103は、例えば、無線を用いた無線発信器101へのアドレス設定、無線を用いた無線受信器102への周波数設定など各種設定値の設定に用いられる。
次に、この照明制御システム100の人検知時の動作を説明する。最初に、無線発信器101は、熱線センサからの入力が閾値を超えて人検知された場合、所定アドレスの照明器具107をON制御するためのON通知を無線受信器102に送信する。
無線受信器7は、電波到達エリア内にあり、登録関係にある複数の無線発信器101のいずれか1つからON通知を受信した場合、ON制御要求を含む制御データを伝送ユニット104に送信する。
伝送ユニット104は、無線受信器102からのON制御要求に基づいて制御対象となる照明器具107や制御状態を特定する。また、伝送ユニット104は、制御対象となる照明器具107と対応するリレー制御用端末器105に対して、照明器具107のアドレス情報と、そのON制御状態とを制御指令信号として送信する。
リレー制御用端末器105は、伝送ユニット104からの伝送信号に基づいて、自己に接続するリモコンリレー106のうち、制御対象となる照明器具107に対応するリモコンリレー106に対してON制御信号を送る。このことにより、リモコンリレー106の状態をON制御する。また、スイッチ108は、伝送ユニット104から制御信号を受信し、ON制御された照明器具107に対応するボタン部のLED表示をOFF表示(緑)からON表示(赤)に変更する。
ところで、照明制御システム内の各機器に有線を介して接続され、データ設定の作業性を向上したデータ設定器も開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−233275号公報
しかしながら、上記照明制御システム100に用いる設定器103は、無線発信器101及び無線受信器102との通信においては無線を用いる。また、設定器103は、図7に示すように、伝送ユニット104にアドレスなど各種設定値を設定する際には、2線式信号線に有線通信線109を介して接続される。従って、設定器103は、一の筐体内に、有線通信機能、及び無線通信機能の両方を有するため、有線通信信号と無線通信信号とが干渉してノイズが発生する可能性がある。
すなわち、設定器103に有線通信線109を接続しているときは、無線通信回路にノイズが伝わり無線通信が不安定になる。一方、設定器103が無線信号を送受信しているときには、有線通信線109や有線回路にノイズが伝わり有線通信が不安定になるという問題がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、各種設定値を設定する設定器が有線通信機能、及び無線通信機能を有する場合において、当該設定器の通信性能が劣化することを防止した照明制御システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、検知エリア内の人体から放射される熱線を検知する熱線センサを有して照明負荷の動作制御をする無線発信器と、前記無線発信器と無線通信される無線受信器と、信号線を介して前記無線受信器と接続されて制御データを送受信する伝送ユニットと、前記無線発信器、前記無線受信器及び前記伝送ユニットに設定値を設定する設定器と、を備える照明制御システムにおいて、前記設定器は、前記無線発信器及び前記無線受信器との無線通信と、前記信号線に接続された有線通信線を介した有線通信とが可能であり、前記有線通信線を介した有線信号を検知する有線信号処理部と、前記無線受信器及び前記無線発信器からの無線信号を検知する無線信号処理部と、前記有線信号処理部から有線信号を検知すると有線通信を実行する有線通信演算部と、前記無線信号処理部を介した無線通信を実行する無線通信演算部と、を備え、前記有線通信演算部は、前記有線信号処理部から有線信号を検知したときには前記無線通信演算部を作動しないようにすることを特徴とする。
この照明制御システムにおいて、前記設定器は、無線通信を開始するときに押下される操作入力部をさらに備え、前記有線通信演算部は、前記有線信号処理部から有線信号を検知していない状態において前記操作入力部が押下された場合、前記無線通信演算部を起動し、当該無線通信演算部は無線通信を実行することが好ましい。
この照明制御システムにおいて、前記有線通信演算部は、前記無線通信を実行している状態において前記有線信号処理部からの有線信号をさらに検知した場合、前記無線通信演算部を作動しないようにし、かつ有線通信を実行することが好ましい。
本発明に係る照明制御システムによれば、設定器が有線通信演算部と無線通信演算部を有し、有線通信線を介して有線信号が検知される場合には、無線通信演算部が作動しない。このため、各種設定値を設定する設定器が有線通信機能、及び無線通信機能を有する場合において、当該設定器の通信性能が劣化することを防止できる。
本発明の実施の形態に係る照明制御システムのシステム構成図である。 同上照明制御システムに備わる設定器に有線通信線が接続された場合のシステム構成図である。 同上設定器の機能ブロック図である。 同上設定器の外観図である。 同上設定器の動作手順を示すフローチャートである。 従来の照明制御システムのシステム構成図である。 従来の照明制御システムに備わる設定器に有線通信線が接続された場合のシステム構成図である。
本発明の実施の形態に係る照明制御システムについて図面を参照して説明する。
(実施の形態)
図1は、本実施の形態に係る照明制御システム1の構成を示す。この照明制御システム1は、伝送ユニット2と、リレー制御用端末器3と、リモコンリレー4と、リモコントランス5と、リモコンスイッチ6と、無線受信器7と、無線発信器8と、設定器9と、照明器具10とを備えている。
リレー制御用端末器3、リモコンスイッチ6、及び無線受信器7は、2線式の信号線を介して伝送ユニット2と相互に接続されており、伝送ユニット2との情報のやり取りは、信号線に多重伝送方式で伝送される伝送信号を通して行われる。この照明制御システム1では、無線受信器7と無線発信器8との間で無線通信を行い、照明器具10のオン/オフ状態や室内の照度を自動制御する。なお、図2は、図1と同じ構成の照明制御システム1において、有線通信線11を2線式の信号線に接続し、この通信信号線11を設定器9に接続した場合を示している。
伝送ユニット2は、リモコンスイッチ6や無線受信器7からの伝送信号に基づいて、伝送信号に含まれるアドレス情報から制御対象となる照明器具10を特定すると共に、照明器具10に対する制御状態を特定する。そして、伝送ユニット2は、制御対象となる照明器具10と対応するリレー制御用端末器3に対して、照明器具10のアドレス情報と、その制御状態(ON、OFFや調光レベルなど)とを制御指令信号として送信する。
照明制御システム1内に存在する照明器具10は、負荷アドレスによって一意に特定することができる。具体的には、リレー制御用端末器3には、負荷チャネル(Ch)と呼ばれる固有の識別子が割り当てられており、リレー制御用端末器3に接続するリモコンリレー4には、負荷ナンバー(Nm)を呼ばれる固有の識別子が割り当てられている。負荷チャネル(Ch)と、負荷ナンバー(Nm)とを組み合わせることにより、負荷アドレス(Ch−Nm)が構成される。
リレー制御用端末器3は、リレーの制御状態に応じて照明器具10の状態を制御する負荷制御端末器としての機能を担っている。リレー制御用端末器3は、伝送ユニット2からの伝送信号に基づいて、自己に接続するリモコンリレー4のうち、制御対象となる照明器具10に対応するリモコンリレー4に対して制御信号を送ることにより、リモコンリレー4の状態を制御する。リモコンリレー4の個々のリレーは、リレー制御用端末器3に制御されて、ブレーカ電源(AC100又は200V)などからの商用交流をオン/オフすることで、照明器具10をオン状態またはオフ状態にする。
リモコントランス5は、リレー制御用端末器3、及びリモコンリレー4に駆動用の電力を供給する。
リモコンスイッチ6は、照明器具10を制御するための制御指令を出力するための入力端末器としての機能を担っている。具体的には、リモコンスイッチ6は、例えば室内などの任意の壁面に設置されており、照明器具10を利用するユーザによってプッシュ操作が可能な端末器である。リモコンスイッチ6は、操作スイッチのいずれかが操作されるのに応じて、その操作スイッチに関連付けられているアドレス情報と、操作スイッチの操作状態とを制御指令として伝送ユニット2に送信する。
無線受信器7は、天井面に埋め込まれ、電波到達エリアA,B内の複数の無線発信器8と小電力の無線で制御情報の送受信を行うと共に、2線式の信号線と接続して伝送ユニット2と制御データの送受信を行う。また、この無線受信器7には、製造時においてグローバルユニークな製造番号が付与されており、また、例えば一の照明制御システム1内の1台の伝送ユニット2に対して、最大40台まで無線受信器7を登録できる。
設定器9は、無線受信器7、無線発信器8及び伝送ユニット2に無線又は有線を介して照明制御システム1に用いられる各種設定値を設定する。
ここで、設定器9を用いて無線受信器7に登録する設定値に関して説明する。無線受信器7には、設定値として、上述した2線式信号用の負荷アドレス(Ch−Nm)であり、かつ未使用の番号(例えば5−1)である受信器アドレスが設定される。この受信器アドレスは、伝送ユニット2に接続される全ての無線受信器7において同一の番号が登録される。また、無線受信器7には、受信器アドレスとは別の受信器番号も設定される。受信器番号は、例えば、1つの照明制御システム1に無線受信器7を40台接続するならば、1〜40の通し番号が設定される。さらに、無線受信器7には、無線発信器8と所定周波数帯域で通信を行うために割り当てる周波数CH(例えば1〜4CH)も設定される。なお、受信器番号の代わりにエリア番号(例えば1〜10)を設定する場合もある。
設定器9は、また、電波到達範囲内(例えば10m)に存在する複数の無線受信器7の製造番号を、無線通信を用いて一度に受信する機能を有している。ユーザは、設定器9の画面上に表示された無線受信器7の製造番号から一の製造番号を選択して、無線発信器8の製造番号の登録を行う無線受信器7を決定する。そして、無線発信器8の確認ボタンなどを順次押下して設定器9に通信することで、設定器9に複数の無線発信器8の製造番号が登録される。次に、ユーザがこの設定器9になされた登録を無線受信器7に送信することで、無線受信器7には、登録関係を有する複数の無線発信器8の製造番号が設定登録される。
無線発信器8は、レイアウトフリーに壁面に複数設置され、検知エリア周辺の照度を検知する照度センサや、検知エリア内の人体から放射される熱線を検知する熱線センサなどを備える。また、無線発信器8の背面側には、ユーザ操作されるアドレス設定選択つまみ、動作保持時間設定用つまみなどが設けられている。
無線発信器8には、製造時においてグローバルユニークな製造番号が付与されており、また、例えば1台の無線受信器7に対して、最大40台まで無線発信器8を登録することが可能である。
また、無線発信器8には、アドレス設定として、設定器9を用いて制御対象とする照明器具10の制御アドレスが登録される。この制御アドレスとして、個別アドレス、パターンアドレスやグループアドレスなどが設定される。なお、個別アドレスは、個別制御の対象となる照明器具10を特定するための情報であり、負荷アドレス(個別「0−1」など)に該当する。グループアドレスは、複数の照明器具10を同一の制御状態へと一括的に制御するためグループ制御の対象となるグループを特定するための情報であり、予め設定された個々のグループに付与された番号(「G−1」など)がこれに該当する。パターンアドレスは、複数の照明器具10を、それぞれの照明器具10に予め定められた所定の制御状態へと一括的に制御するパターンを特定するための情報であり、予め設定された個々のパターンに付与された番号(「P−1」など)である。
無線発信器8が有する熱線センサは、人体から放射される熱線を検出して検知エリア内の人の存否に応じて出力する人体検出信号を監視する。無線発信器8は、検知エリア内の人の動きが検出されたときに照明器具10を自動でのON/OFF制御や自動調光させるための制御要求を無線受信器7に送信可能とする。この制御要求には無線発信器8の製造番号が付与されており、無線受信器7は内部メモリを参照し、制御対象となる照明器具10の制御アドレスを特定する。そして、無線受信器7は、その制御アドレスをON/OFFなどの制御情報と共に制御データとし、伝送ユニット2に信号線を介して送信する。
また、無線発信器8は、熱線センサによって検知エリア内で人検出されてから所定の動作保持時間経過後に照明器具10を消灯するためのOFF制御要求を無線受信器7に送信する。
無線発信器8が有する照度センサは、検知エリアの明るさを検知(照度検知範囲5〜1000ルクス等)する。無線発信器8は、照度センサにより検知された照度に基づいて照明器具10を制御するための制御情報を無線受信器7に送信可能とする。この照度センサを用いた照明制御により、日没後は点灯するなど外光にあわせて平均照度を一定に保って調光でき、照明環境の快適性を保ちながら省エネを図ることができる。また、無線発信器8が熱線センサに加えて照度センサをも備えることで、暗くなり且つ人がいる時だけの点灯制御などが可能となる。
次に、照明制御システム1に用いる設定器9の機能構成に関して図3を参照して説明する。設定器9は、メイン処理マイコン90、無線信号処理部91、電源部91a、有線信号処理部92、電源部93、レギュレータ94、電池95、電圧検出部96、操作入力部97、液晶表示部98、及び赤外線送受信部99を備える。
無線信号処理部91は、専用のASICがアンテナに接続されて構成され、経路切り替えなどを行うスイッチを介して、複数の無線受信器7や無線発信器8との間で各種設定値などの送受信を実現する。無線信号処理部91は、無線受信器7又は無線発信器8から信号を受信すると、無線用CPU90bに検知信号を出力する。電源部91aは、無線信号処理部91に所定電圧を給電する。
伝送通信部たる有線信号処理部92は、一対の端子に接続された有線通信線11を介して、伝送ユニット2との間で多重伝送方式により有線信号(伝送信号)の送受信を行う。また、有線信号処理部92は、信号線を介して入力された有線信号を検知し、信号変換して有線用CPU90aに出力し、有線用CPU90aから出力された信号を有線信号(伝送信号)に変換して有線通信線11に送出する。
電源部93は、信号線を介して入力される伝送信号を全波整流器で全波整流し、さらに定電圧部であるレギュレータ94において定電圧化し、蓄電部(例えば6V)である電池95に蓄電することによって、内部電源を得ている。電圧検出部96は、電池95から所定電圧をメイン処理マイコン90に給電する。
メイン処理マイコン90は、有線用CPU90a、無線用CPU90b、メモリ90c、ブザー90d、及びクロック90e,90fを備えている。有線用CPU90aは、有線信号処理部92を介して受信した有線信号に含まれるアドレスデータがメモリ90cに格納されたアドレスデータに一致すると、有線信号の制御データを受け取り、制御データに応じた動作をする。
また、有線用CPU90aは、有線通信線11を設定器9に接続している状態で、有線信号処理部92からの有線信号(電圧信号)が検知された場合、無線用CPU90bの作動を行わず、無線通信できないようにする。このため、設定器9は、有線通信及び無線通信の両方の機能を有しながら、有線通信線11が接続されている場合には無線通信が行われないため、有線通信性能の低下を防止できる。
有線用CPU90aは、図4に示す有線通信線接続部40に有線通信線11が接続されていない状態で、操作入力部97の1つである電波設定ボタン41が押下されると無線通信の開始を検知する。この場合、有線用CPU90aは、無線用CUP90bに対して割り込みを発生させて無線用CPU90bを起動し、無線信号処理部91は無線通信の送受信を行う。このため、設定器9は、有線通信及び無線通信の両方の機能を有しながら、無線通信が実行されるときには有線通信が実行されることがなく、無線通信性能の劣化を防止できる。
メモリ90cは、ROMなどの不揮発性メモリであり、設定項目(例えばアドレス)の値、無線発信器8の製造番号、当該製造番号ごとに設定された制御アドレスなどを記憶する。ブザー90dは、有線用CPU90aからの信号に基づいて確認音や警告音を発音し、クロック90e,90fは、水晶振動子などにより有線用CPU90a,無線用CPU90bの動作周波数を発生させる。
操作入力部97は、設定器9の筐体面に設けられた電波設定ボタン41などのボタンスイッチであり、液晶表示部98は各種設定値や警告を液晶表示する。赤外線送受信部99は、LEDやフォトダイオードを用いて赤外線信号を送受信し、比較的近距離の機器との間の通信に用いる。
次に、本実施の形態に係る設定器9の動作手順に関して図5のフローチャートを参照して説明する。
最初に、設定器9の有線用CPU90aは、有線通信線11が接続されたか否か(S50)、すなわち有線信号処理部92からの有線信号の有無を検知している。そして、有線用CPU90aは、有線通信線11が接続された場合(S50でY)、無線用CPU90bの作動を行わないように制御し、有線通信を実行する有線通信モードに移行する(S51)。なお、この有線通信モード中において電波設定ボタン41が押下されても、無線通信が実行されることはなく、例えば設定器9の液晶表示部98に無線通信が実行できない旨の警告表示がなされる。
一方、有線用CPU90aは、有線通信線11が接続されていない場合であって(S50でN)、電波設定ボタン41が押下された場合には(S52でY)、無線用CPU90bを起動し、有線通信を実行しない無線通信モードに移行する(S53)。この無線通信モードでは、無線通信信号を受信したときに無線信号を検出し、有線通信モードを利用できないようにしている。なお、この無線通信モード中に、再度、有線通信線11が設定器9に物理的に接続されるケースが想定される。この場合には、有線通信モードが優先され、無線用CPU90bの作動が停止され、無線通信モードから有線通信モードに移行されることとなる。
以上の説明のように、本実施の形態に係る照明制御システム1では、設定器9が有線通信機能、及び無線通信機能を有する場合においても、通信性能が低下することを適切に防止できる。なお、本発明は、上記各実施の形態の構成に限られず、発明の趣旨を変更しない範囲で種々の変形が可能である。
1 照明制御システム
2 伝送ユニット
3 リレー制御用端末器
4 リモコンリレー
5 リモコントランス
6 リモコンスイッチ
7 無線受信器
8 無線発信器
9 設定器
10 照明器具(照明負荷)
11 有線通信線
40 有線通信線接続部
41 電波設定ボタン(操作入力部)
90 メイン処理マイコン
90a 有線用CPU(有線通信演算部)
90b 無線用CPU(無線通信演算部)
91 無線信号処理部
92 有線信号処理部

Claims (3)

  1. 検知エリア内の人体から放射される熱線を検知する熱線センサを有して照明負荷の動作制御をする無線発信器と、前記無線発信器と無線通信される無線受信器と、信号線を介して前記無線受信器と接続されて制御データを送受信する伝送ユニットと、前記無線発信器、前記無線受信器及び前記伝送ユニットに設定値を設定する設定器と、を備える照明制御システムにおいて、
    前記設定器は、前記無線発信器及び前記無線受信器との無線通信と、前記信号線に接続された有線通信線を介した有線通信とが可能であり、
    前記有線通信線を介した有線信号を検知する有線信号処理部と、
    前記無線受信器及び前記無線発信器からの無線信号を検知する無線信号処理部と、
    前記有線信号処理部から有線信号を検知すると有線通信を実行する有線通信演算部と、
    前記無線信号処理部を介した無線通信を実行する無線通信演算部と、を備え、
    前記有線通信演算部は、前記有線信号処理部から有線信号を検知したときには前記無線通信演算部を作動しないようにする、ことを特徴とする照明制御システム。
  2. 前記設定器は、無線通信を開始するときに押下される操作入力部をさらに備え、
    前記有線通信演算部は、前記有線信号処理部から有線信号を検知していない状態において前記操作入力部が押下された場合、前記無線通信演算部を起動し、当該無線通信演算部は無線通信を実行する、ことを特徴とする請求項1記載の照明制御システム。
  3. 前記有線通信演算部は、前記無線通信を実行している状態において前記有線信号処理部からの有線信号をさらに検知した場合、前記無線通信演算部を作動しないようにし、かつ有線通信を実行する、ことを特徴とする請求項2記載の照明制御システム。
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