JP7016055B2 - ペアリング方法およびペアリング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、制御信号を無線送信する複数の無線IF(interface)装置と、前記制御信号を受信する複数の照明器具とを含む照明システムを対象として、照明器具と無線IF装置との間の通信相手を決定するペアリング方法およびペアリング装置に関する。
特許文献1は、照明エリア内の所定エリアの照明を、独占的に制御可能な照明制御システムを提案している。
特許文献2に開示された照明システムは、照明エリア内に配置される複数の照明器具と、端末装置とを含む。この端末装置は、複数の照明器具の照明エリア内に配置された様子を示すイメージデータである図面データを取得する取得部と、図面データにおける複数の照明器具の各々に、照明器具の識別子及びスペックのうち少なくとも一つを付与する付与部とを備える。
特許文献3は、簡単で、かつ、確実に、照明システムにおけるマッピングを完了することができる照明システム、照明器具及び端末装置を提案している。ここでいうマッピングとは、端末装置が認識している複数の照明器具のそれぞれを識別する情報(以下、この情報を「論理アドレス」という)と、制御命令を受信するために予め個々の照明器具において設定された通信アドレスとを対応付けて記憶することをいう。
特開2017-63057号公報 特開2017-162700号公報 特開2017-162730号公報
従来技術において、照明器具と無線IF装置との間の通信相手を決定するペアリングは、照明システムを構成する照明器具の台数が多い場合には、多大な作業時間および手間を要するという問題がある。
本発明は、ペアリングにかかる作業時間および手間を軽減するペアリング方法およびペアリング装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るペアリング方法の一形態は、制御信号を無線送信する複数の無線IF装置と、前記制御信号を受信する複数の照明器具とを含む照明システムを対象として、照明器具と無線IF装置との間の通信相手を決定するペアリング方法であって、前記複数の照明器具および前記複数の無線IF装置の配置を示す配置マップを取得し、前記配置マップにおける前記複数の照明器具および前記複数の無線IF装置に仮アドレスを付与し、かつ、照明器具の仮アドレスと無線IF装置の仮アドレスとを1対多で対応付けることによって仮ペアリングデータを生成し、前記配置マップに従って前記複数の照明器具および前記複数の無線IF装置が設置された設置段階において、ユーザーの操作によって、前記複数の照明器具および前記複数の無線IF装置の、前記仮ペアリングデータにおける仮アドレスを実アドレスに対応付けることによって本ペアリングデータを生成し、前記複数の照明器具および前記複数の無線IF装置のそれぞれに、前記本ペアリングデータで対応付けられた実アドレスを通知し、通信相手の実アドレスとして記憶させる。
本発明に係るペアリング方法およびペアリング装置によれば、ペアリングにかかる時間および手間を軽減することができる。
図1は、実施の形態に係る照明システムの構成例を示す図である。 図2は、実施の形態に係る照明器具の構成例を示す図である。 図3は、実施の形態に係る無線IF装置の構成例を示す図である。 図4は、実施の形態に係るコントローラ(制御装置)の構成例を示す図である。 図5は、実施の形態に係る端末装置の構成例を示す図である。 図6は、実施の形態に係る端末装置における記憶部の記憶内容の例を示す図である。 図7は、実施の形態に係る照明システムの設計段階から運用段階までの流れと、端末装置5によるペアリング方法の一例とを示すフローチャートである。 図8は、図7のステップS1b(仮ペアリング処理)のより詳細な処理例を示すフローチャートである。 図9は、図8のステップS1b3(仮アドレス対応付け)のより詳細な処理例を示すフローチャートである。 図10は、図7のステップS3b(本ペアリング処理)のより詳細な処理例を示すフローチャートである。 図11は、図7のステップS7(ペアリング変更処理)のより詳細な処理例を示すフローチャートである。 図12は、実施の形態に係る端末装置の記憶部に記憶された設計データの一例を示す図である。 図13は、実施の形態に係る端末装置のUI部における配置マップの表示例を示す図である。 図14は、図13の配置マップ上で仮アドレスが付与されたときの配置マップの表示例を示す図である。 図15は、実施の形態に係るペアリング方法で生成された、照明器具の仮ペアリングデータの一例を示す図である。 図16は、実施の形態に係るペアリング方法で生成された、無線IF装置の仮ペアリングデータの一例を示す図である。 図17は、図14の表示例に対応し、収集された実アドレスの一覧表示が追加された表示例を示す図である。 図18は、図17において、実アドレスアイコンの1つを選択するタップ操作を示す図である。 図19は、図18において、選択された実アドレスアイコンを照明器具アイコンに対応付けるために、ドラッグ・アンド・ドロップする操作を示す図である。 図20は、図19において、照明器具(アイコン)に実アドレス(アイコン)を対応付けた図である。 図21は、実施の形態に係るペアリング方法で生成された、照明器具基準の本ペアリングデータの一例を示す図である。 図22は、実施の形態に係るペアリング方法で生成された、無線IF装置基準の本ペアリングデータの一例を示す図である。 図23は、運用グループの一例を示す図である。 図24は、図23の運用グループを示す運用グループデータの一例を示す図である。 図25は、図23の運用グループの変更例を示す図である。 図26は、変更後の運用グループデータの一例を示す図である。 図27は、図23の運用グループに対応する本ペアリングデータの一例を示す図である。 図28は、図25の運用グループ変更例に対応する本ペアリングデータの一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示す。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置および接続形態、ステップおよびステップの順序等は、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、より好ましい形態を構成する任意の構成要素として説明する。また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密な寸法を表すものではない。
(実施の形態1)
[1 端末装置および照明システムの構成例]
ペアリング装置としての端末装置を説明する前に、まずペアリングの対象となる照明システムの全体構成例について説明する。
図1は、実施の形態に係る端末装置5および照明システムの構成例を示す図である。
同図の照明システムは、複数の照明器具1、複数の無線IF(interface)装置2、コントローラ3、および、スイッチパネル4を備える。コントローラ3は制御装置とも呼ばれる。端末装置5は、照明器具1と無線IF装置2との間の通信相手を決定するペアリングをする装置であって、ペアリング装置とも呼ばれる。
図1において、複数の照明器具1のそれぞれは、いずれかの無線IF装置2から無線送信される制御信号を受信し、受信した制御信号に従って動作をする。例えば、制御信号は、点灯、消灯、調光、または調色等の指示を含む。上記の、いずれかの無線IF装置2というのは、照明器具1にペアリングされた無線IF装置2である。ペアリングとは、照明器具と無線IF装置との間の通信相手を決定することをいう。より具体的には、ペアリングとは、照明器具および無線IF装置に、互いの通信相手の実アドレスを、通信相手を示す情報として記憶させることである。これにより、照明器具1は、受信した制御信号の送信元アドレスが記憶した通信相手の実アドレスと一致する場合は、当該制御信号に従って動作し、一致しない場合は、当該制御信号を無視または破棄する。無線IF装置2は、照明器具1からの信号(例えば応答信号)の送信元アドレスが、通信相手の実アドレスと一致する場合は当該信号に従って動作し、一致しない場合は当該信号を無視または破棄する。
なお、実アドレスとは、仮アドレスに対する用語であって、個々の照明器具1、個々の無線IF装置2に固有のアドレスであって、実際の通信に用いられるアドレスをいい、物理アドレスまたは論理アドレスと呼ばれるアドレスでよく、例えば、MAC(Media Access Control)アドレス、IP(Internet Protocol)アドレスでもよい。また、仮アドレスとは、照明システムの設計段階などにおいて照明器具1または無線IF装置2の現物がまだ存在しないとき(または特定されていないとき)、つまり、実アドレスが不明であるときに、実アドレスの代用として仮に割り当てられる架空の一時的なアドレスをいう。仮アドレスは、設計段階における仮のペアリングに用いられる。
複数の無線IF装置2のそれぞれは、有線通信路を介してコントローラ3に接続され、複数の照明器具1のうちのペアリングされた照明器具1と無線通信路により接続される。複数の無線IF装置2のそれぞれは、コントローラ3から有線通信路を介して照明器具1宛ての制御信号を受信し、当該制御信号の送信先がペアリングされた照明器具1であれば、当該制御信号を無線通信路を介して照明器具1に中継する。また、複数の無線IF装置2のそれぞれは、ペアリングされた照明器具1からの信号(例えば応答信号)を、無線通信路を介して受信し、有線通信路を介して、当該信号をコントローラ3に中継する。
複数の照明器具1は、共通の照明動作をすべき照明器具1をメンバーとする複数の運用グループに分割される。例えば、運用グループは、同じ部屋、同じ部署、同じ売り場、同じ教室、または同じ区画に属する照明器具1の集まりである。
コントローラ3は、照明動作を制御する制御信号を、無線IF装置2を介して照明器具1宛てに送信する。制御信号は、照明器具1に点灯、消灯、調光、または調色等を指示する。コントローラ3は、例えば、予め設定された照明スケジュールデータ、および、ユーザーによるスイッチパネル4の操作に従って、運用グループ毎に照明動作を制御することができる。
スイッチパネル4は、例えば、複数のスイッチ、調光つまみ等を有し、ユーザー操作を受け付ける。複数のスイッチおよび調光つまみは、例えば複数の運用グループに対応する。
端末装置5は、制御信号を無線送信する複数の無線IF装置2と、制御信号を受信する複数の照明器具1とを含む照明システムを対象として、照明器具1と無線IF装置2との間の通信相手を決定するペアリング方法を実行する。端末装置5は、照明システムの設計段階、設置段階、運用変更時に用いられるので、照明システムの一時的な構成要素であればよく、照明システムの永続的な構成要素でなくてもよい。
[1.1 照明器具1の構成例]
次に、照明器具1の構成例について説明する。
図2は、実施の形態に係る照明器具1の構成例を示す図である。同図のように、照明器具1は、光源ユニット11、点灯回路12、制御回路13、無線回路14および記憶部15、電源回路16を備える。
光源ユニット11は、光源を有し照明光を発する。光源は、例えばLED(Light Emitting Diode)、蛍光灯、白熱灯でよい。
点灯回路12は、光源ユニット11に電力を供給することにより、光源ユニット11を点灯させる。
制御回路13は、点灯回路12を制御することにより、照明器具1の照明動作を制御する。制御回路13は、無線回路14によって受信された制御信号に従って、照明動作として、光源ユニット11の点灯および消灯を制御する。さらに、制御回路13は、照明光の調光および調色を制御してもよい。
無線回路14は、無線IF装置2から無線送信される制御信号を受信し、受信した制御信号を制御回路13に通知する。また、無線回路14は、制御回路13から通知される応答信号を無線IF装置2に無線送信する。
ここで、照明器具1における制御信号の扱い例について説明する。制御信号は、送信先アドレス、送信元アドレスおよびコマンドを含む。無線IF装置2から照明器具1に送信される制御信号の送信先アドレスは照明器具1の実アドレスが設定され、送信元アドレスは無線IF装置2の実アドレスが設定される。
送信先アドレスは、例えば次のように扱われる。すなわち、制御回路13は、無線回路14から通知された制御信号の送信先アドレスが自身の実アドレス(つまり照明器具1の実アドレス)に該当するとき、当該制御信号に従って点灯回路12を制御する。逆に、制御回路13は、無線回路14から通知された制御信号の送信先アドレスが自身の実アドレスに該当しないとき、当該制御信号に従う制御をすることなく、当該制御信号を破棄する。
送信元アドレスは、例えば次のように扱われる。すなわち、制御回路13は、無線回路14から通知された制御信号の送信元アドレスが、通信相手の実アドレス(無線IF装置2の実アドレス)に該当するとき、当該制御信号に従って点灯回路12を制御する。逆に、制御回路13は、無線回路14から通知された制御信号の送信元アドレスが通信相手の実アドレスに該当しないとき、当該制御信号に従う制御をすることなく、当該制御信号を破棄する。
また、制御信号に含まれるコマンドは、照明器具1の照明動作を指示する信号であり、例えば、点灯、消灯、調光または調色を指示する。
図2の記憶部15は、通信相手を示す情報としていずれかの無線IF装置2の実アドレスを記憶するためのメモリである。記憶部15は、照明器具1の出荷時には、通信相手を示す情報を記憶していない。通信相手を示す情報は、端末装置5がペアリングした結果、端末装置5から照明器具1に通信相手を示す情報を載せた制御信号によって通知される。無線回路14が端末装置5または他の装置から通信相手を示す情報を載せた制御信号を受信したとき、制御回路13は、記憶部15に通信相手を示す情報として通信相手の実アドレスを書き込む。
電源回路16は、例えば交流-直流変換をする電源であり、照明器具1の各部へ電力を供給する。
なお、図1の照明システムにおける複数の照明器具1は同じ仕様であってもよいし、異なる仕様の照明器具1が混在していてもよい。
また、制御回路13は、プログラムを記憶するメモリとマイクロプロセッサとを内蔵するマイコンであってもよいし、アナログ回路およびデジタル回路を含むハードウェアであってもよい。
[1.2 無線IF装置2の構成例]
次に、無線IF装置2の構成例について説明する。
図3は、実施の形態に係る無線IF装置2の構成例を示す図である。同図のように、無線IF装置2は、制御部21、記憶部22、通信回路23および無線回路24を備える。
制御部21は、コントローラ3と照明器具1との間で制御信号および応答信号を中継するための制御を行う。
記憶部22は、通信相手を示す情報として照明器具1の実アドレスを記憶するためのメモリである。
通信回路23は、コントローラ3から有線通信路を介して照明器具1に向けた制御信号を受信し、また、応答信号をコントローラ3に送信する。
無線回路24は、無線通信路を介して照明器具1に制御信号を送信し、また、無線通信路を介して照明器具1から応答信号を受信する。
ここで、無線IF装置2における制御信号の扱い例について説明する。コントローラ3から有線通信路を介して通信回路23に送信される制御信号には、送信先アドレスとして照明器具1の実アドレス、送信元アドレスとしてコントローラ3の実アドレスが設定されている。コントローラ3から通信回路23が受信した制御信号は、制御部21に通知される。制御部21は、通信回路23から通知された制御信号の送信先アドレスが、記憶部22に記憶された通信相手を示す情報としての照明器具1の実アドレスに該当する場合には、制御信号を無線回路24から無線送信する(つまり中継する)。このとき、制御部21は、制御信号の送信元アドレスとして、無線IF装置2の実アドレスを追加、または、置き換えをする。逆に、制御部21は、通信回路23から通知された制御信号の送信先アドレスが、記憶部22に記憶された通信相手を示す情報としての照明器具1の実アドレスに該当しない場合には、制御信号を無視および破棄する(つまり中継しない)。
言い換えれば、無線IF装置2は、コントローラ3から受信した制御信号のうち、無線IF装置2にペアリングされた照明器具1宛ての制御信号を照明器具1に中継する。
なお、制御部21は、プログラムを記憶するメモリとマイクロプロセッサとを内蔵するマイコンであってもよいし、アナログ回路およびデジタル回路を含むハードウェアであってもよい。
[1.3 コントローラ3の構成例]
次に、コントローラ3の構成例について説明する。
図4は、実施の形態に係るコントローラ3の構成例を示す図である。同図のように、コントローラ3は、制御部31、記憶部32、通信回路33、無線回路34、時計回路35を備える。これにより、コントローラ3は、照明システムに含まれる複数の照明器具1の照明動作を制御する。
制御部31は、スイッチパネル4へのユーザー操作、または、記憶部32に記憶された照明スケジュールデータおよび運用グループデータに従って制御信号を生成し、生成した制御信号を通信回路33から有線通信路を介して無線IF装置2に送信する。
記憶部32は、照明スケジュールデータ、運用グループデータを記憶する。照明スケジュールデータは、照明動作のスケジュールを定めたデータであり、時刻と照明動作を対応付けたデータである。運用グループデータは、同じ照明動作をすべき照明器具1をメンバーとする運用グループを定めたデータである。照明スケジュールデータは、運用グループ毎に定めることができる。
通信回路33は、有線通信路を介して無線IF装置2に制御信号を送信し、また、有線通信路を介して無線IF装置2から応答信号を受信する。さらに、通信回路33は、スイッチパネル4から、ユーザー操作があったことを示す信号を受信する。ユーザー操作は、例えば、いずれかのスイッチのオンまたはオフ、調光つまみの変更などである。
無線回路34は、端末装置5から制御信号を受信する。この制御信号は、例えば、照明スケジュールデータ、または運用グループデータを載せた信号である。照明スケジュールデータおよび運用グループデータは、端末装置5または他の装置によってユーザー操作に従って作成される。無線回路34が受信した制御信号に基づいて、照明スケジュールデータまたは運用グループデータが記憶部32に書き込まれる。
時計回路35は、日時を計数し、照明スケジュールデータに応じた制御をするために制御部31に参照される。
なお、制御部31は、プログラムを記憶するメモリとマイクロプロセッサとを内蔵するマイコンであってもよいし、アナログ回路およびデジタル回路を含むハードウェアであってもよい。
[1.4 端末装置5の構成例]
次に、端末装置5の構成例について説明する。端末装置5は、制御信号を無線送信する複数の無線IF装置2と、制御信号を受信する複数の照明器具1とを含む照明システムを対象として、照明器具1と無線IF装置2との間の通信相手を決定するペアリング方法を実行するペアリング装置である。
図5は、実施の形態に係る端末装置5の構成例を示す図である。同図のように、端末装置5は、UI(User Interface)部50、プロセッサ53、記憶部54、無線回路55、仮ペアリング部56、本ペアリング部57およびペアリング変更部58を備える。
UI部50は、表示パネル51およびタッチパネル52を備える。
プロセッサ53は、記憶部54に記憶された各種プログラムを実行する。
記憶部54は、プロセッサ53が実行する各種プログラムを記憶し、プロセッサ53により参照または生成される各種データを記憶する。なお、記憶部54は、一次メモリ、二次メモリ、補助メモリおよびキャッシュメモリを含む。
無線回路55は、無線通信路を介して照明器具1、無線IF装置2またはコントローラ3を無線通信する。
仮ペアリング部56は、照明システムの設計段階において、複数の照明器具1および複数の無線IF装置2の配置を示す配置マップを取得し、配置マップにおける複数の照明器具1および複数の無線IF装置2に仮アドレスを付与し、かつ、照明器具1の仮アドレスと無線IF装置2の仮アドレスとを1対多で対応付けることによって仮ペアリングデータを生成する。照明システムの設計段階では、照明器具1および無線IF装置2の現物がまだ建物に設置されておらず、また、それらの現物がまだ特定されていない、または、それらの現物がまだ存在していないことが多い。このようなケースでは、照明器具1および無線IF装置2の実アドレスが不明であり、実アドレスを用いてペアリングすることができない。仮ペアリング部56は、実アドレスの代用として仮アドレスを用いて、設計段階における設計マップ上で仮ペアリングを行う。
本ペアリング部57は、配置マップに従って複数の照明器具1および複数の無線IF装置2が設置された設置段階において、仮ペアリングデータにおける仮アドレスを実アドレスに対応付けることによって本ペアリングデータを生成する。その後、端末装置5は、複数の照明器具1および複数の無線IF装置2のそれぞれに、本ペアリングデータで対応付けられた実アドレスを通知し、通信相手の実アドレスとして記憶させる。
ペアリング変更部58は、運用グループが変更されたとき、変更後の運用グループと、同一の無線IF装置にペアリングされた照明器具のグループとが一致するように、本ペアリングデータを変更する。
なお、仮ペアリング部56は、プロセッサ53が記憶部54の仮ペアリングプログラムを実行することによって実現してもよい。この場合、図5の仮ペアリング部56は、プロセッサ53がプログラムを実行することにより実現した機能ブロックを表している。あるいは、仮ペアリング部56は、マイコンを含むハードウェアにより実現してもよい。この場合、図5の仮ペアリング部56は、ハードウェアブロックを表している。
また、本ペアリング部57は、プロセッサ53が記憶部54の本ペアリングプログラムを実行することによって実現してもよい。この場合、図5の本ペアリング部57は、プロセッサ53がプログラムを実行することにより実現した機能ブロックを表している。あるいは、本ペアリング部57は、マイコンを含むハードウェアにより実現してもよい。この場合、図5の本ペアリング部57は、ハードウェアブロックを表している。
さらに、ペアリング変更部58は、プロセッサ53が記憶部54のペアリング変更プログラムを実行することによって実現してもよい。この場合、図5のペアリング変更部58は、プロセッサ53がプログラムを実行することにより実現した機能ブロックを表している。あるいは、ペアリング変更部58は、マイコンを含むハードウェアにより実現してもよい。この場合、図5のペアリング変更部58は、ハードウェアブロックを表している。
なお、図5の端末装置5はタブレット型端末装置をベースに構成される例を示したが、ノートパソコン、デスクトップパソコン、スマートフォンをベースに構成してもよい。
[1.5 記憶部54の記憶内容の例]
次に、端末装置5が実行するペアリング方法に関して、記憶部54に記憶される各種プログラムの例および各種データの例について説明する。
図6は、実施の形態に係る端末装置5における記憶部54の記憶内容の例を示す図である。同図示す記憶部54は、プロセッサ53により実行される各種プログラムとして、設計プログラム61、仮ペアリングプログラム62、本ペアリングプログラム63、グループ化プログラム64、ペアリング変更プログラム65等を記憶する。また、記憶部54は、プロセッサ53により参照または生成される各種データとして、設計データ66、仮ペアリングデータ67、本ペアリングデータ68、運用グループデータ69、実アドレスリスト70等を記憶する。
設計プログラム61は、対象となる建物に照明システムをどのように配置するかを設計するためのプログラムであり、主に複数の照明器具1、複数の無線IF装置2の配置を設計するためのプログラムである。設計プログラム61は、例えば、複数の照明器具1を配置したときの照度分布を求める計算プログラムを含み、照度分布を適正にする配置を容易にする。設計プログラム61を実行した成果物として、設計データ66が生成される。設計データ66は、対象となる建物における、複数の照明器具1および複数の無線IF装置2の配置を示す配置マップを含む。なお、配置マップは、照明システムの対象となる建物の構造、例えば床、天井、柱、壁の形状および位置を示すデータを含んでいてもよい。
仮ペアリングプログラム62は、設計データ66中の配置マップにおける複数の照明器具1および前記複数の無線IF装置2に仮アドレスを付与し、かつ、照明器具1の仮アドレスと無線IF装置2の仮アドレスとを1対多で対応付けることによって仮ペアリングデータ67を生成するためのプログラムである。
本ペアリングプログラム63は、配置マップに従って複数の照明器具1および複数の無線IF装置2が設置された設置段階において、仮ペアリングデータにおける仮アドレスを実アドレスに対応付けることによって本ペアリングデータ68を生成するためのプログラムである。
グループ化プログラム64は、複数の照明器具1を、共通の照明動作をさせる照明器具1をメンバーとする運用グループに分割し、運用グループデータ69を生成するためのプログラムである。
ペアリング変更プログラム65は、運用グループが変更されたとき、変更後の運用グループと、同一の無線IF装置にペアリングされた照明器具のグループとが一致するように、本ペアリングデータを変更するためのプログラムである。
実アドレスリスト70は、照明システムに含まれる複数の照明器具1および複数の無線IF装置2の実アドレス一覧を示すデータである。実アドレスリスト70は、照明システムの複数の照明器具1および複数の無線IF装置2の現物が建物に設置された直後に、端末装置5が実アドレスを問い合わせる制御信号を例えばブロードキャスト送信し、その応答を受信することにより生成される。
[2 照明システムの構築と端末装置5が実行するペアリング方法]
次に、上記の照明システムを構築する流れ、および、端末装置5が実行するペアリング方法について説明する。
図7は、実施の形態に係る照明システムの設計段階から運用段階までの流れと、端末装置5によるペアリング方法の一例とを含むフローチャートである。同図は、対象となる建物に照明システムを構築するための、設計段階から運用段階までの流れを示す。同図は、端末装置5またはその他の装置を用いる工程と、人手による工程とを含む。同図のように、照明システムは、設計段階(S1)、設置段階(S2~S3)、運用段階(S5~S7)の過程を経る。また、端末装置5による実行されるペアリング方法は、図7における仮ペアリング処理(S1b)と本ペアリング処理(S3b)とを含む。
ステップS1(照明システムの設計)では、設計データを作成し(S1a)、仮ペアリング処理を行う(S1b)。
より詳しく説明すると、ステップS1a(設計データの作成)は、端末装置5が設計プログラム61を実行することによって行われる。すなわち、端末装置5は、ユーザー操作に従って、照明システムを構築する対象となる建物(家屋、ビルの1以上のフロア、店舗、工場など)に対して、複数の照明器具1、複数の無線IF装置2の配置を設計し、配置マップを含む設計データを作成する。
さらに、ステップS1b(仮ペアリング処理)では、端末装置5が仮ペアリングプログラム62を実行することによって行われる。すなわち、端末装置5は、ユーザー操作に従って、配置マップ上で複数の照明器具1および前記複数の無線IF装置2に仮アドレスを付与し、かつ、照明器具1の仮アドレスと無線IF装置2の仮アドレスとを1対多で対応付けることによって仮ペアリングデータ67を生成する。仮ペアリング処理は、複数の照明器具1および複数の無線IF装置2の現物がなくても(つまり実アドレスが不明であっても)実行できるので、後の本ペアリング処理に要する作業時間および手間を大きく低減することができる。
照明システムの設置段階では、設置工事をし(S2)、設置の初期設定をし(S3)、設置の運用設定をする(S4)。
より詳しく説明すると、ステップS2(設置工事)では、対象となる建物に、複数の照明器具1および複数の無線IF装置2の現物を設置する。この段階で、複数の照明器具1および複数の無線IF装置2の現物が存在するので、複数の照明器具1および複数の無線IF装置2の実アドレスも確定的に存在する。
次のステップS3(設置の初期設定)では、端末装置5が配置マップを含む設計データ66および仮ペアリングデータ67とを取得し(S3a)、端末装置5が本ペアリングプログラム63を実行することによって本ペアリング処理を行い(S3b)、複数の照明器具1および複数の無線IF装置2のそれぞれに端末装置5から通信相手の実アドレスを通知して記憶させる(S3c)。これにより、ペアリングされた相手と通信可能になる。
より詳しく説明すると、ステップS3a(初期設定)では、ステップS1に用いられた端末装置5と、ステップS3に用いられる端末装置5とが異なる場合に、設置の初期設定として必要なデータ(つまり設計データ66および仮ペアリングデータ67)をダウンロードする。もし、ステップS1に用いられた端末装置5と、ステップS3に用いられる端末装置5とが同一である場合は、ステップS3aは省略してよい。
次のステップS3b(本ペアリング処理)では、仮ペアリングデータ67における仮アドレスを実アドレスに対応付けることによって本ペアリングデータ68を生成する。複数の照明器具1および複数の無線IF装置2のそれぞれの実アドレスは、例えば、端末装置5が実アドレスを問い合わせる制御信号をブロードキャストで無線送信し、その応答を受信することにより取得される。本ペアリング処理では、照明器具1と無線IF装置2とを対応付ける処理は不要であり、仮アドレスを実アドレスに対応付ける、あるいは、置き換える処理を行うだけでよい。これにより、設置段階においてペアリング(本ペアリング処理)にかかる時間および手間を軽減することができる。
さらにステップS3c(実アドレスの通知)では、複数の照明器具1および複数の無線IF装置2のそれぞれに本ペアリングデータ68で対応付けられた実アドレスを通知し、通信相手の実アドレスとして記憶させる。
また、照明システムの運用段階では、設置の運用設定(S4)と、運用(S5)と、運用グループが変更されたとき(S6でyes)のペアリング変更処理(S7)とを行う。
より詳しく説明すると、ステップS4(設置の運用設定)では、運用グループの設定、照明スケジュールデータの設定、スイッチパネル4と運用グループとの対応付け等がなされる。運用設定までの工程は、主として設置業者が行う。運用設定完了後に設置業者から、対象となる建物の所有者等の照明システムのユーザ(運用者)に照明システムの引き渡しがなされる。これによって、照明システムは、照明システムのユーザ(運用斜)によって運用可能な状態になる。
次のステップS5(運用)では、コントローラ3が運用グループデータおよび照明スケジュールデータに従って照明動作を制御することによって、照明システムの日々の運用がなされる。また、ユーザーがスイッチパネル4を操作することによって、照明システムの日々の運用がなされる。
また、ステップS6(運用グループの変更有無の判定)では、共通の照明動作をさせる照明器具1をメンバーとする運用グループに変更があったか否か、つまりメンバーとしての照明器具1の追加または削除があったか否かを判定する。例えば、運用後に照明システムを構築した店舗で売り場のレイアウト変更があった場合などに、運用グループも変更することがある。運用グループの変更があった場合は、変更後の運用グループと、同一の無線IF装置2にペアリングされた照明器具1のグループとに不一致が生じることになる。
この不一致を解消するためにステップS7(ペアリング変更処理)では、変更後の運用グループと、同一の無線IF装置にペアリングされた照明器具のグループとが一致するように、本ペアリングデータを変更する。これにより上記の不一致が解消される。その結果、変更後の運用グループに属する照明器具1における照明動作の同時性を担保することができる。言い換えれば、変更後の運用グループにおける一部の照明器具1の照明動作(点灯、消灯など)に遅延が発生することを抑制することができる。
なお、ステップS6では、運用グループに変更があったか否かを判定する代わりに、同一の無線IF装置2にペアリングされた照明器具1のグループと運用グループとに不一致が生じているか否かを判定してもよい。
[2.1 ペアリング方法の詳細例]
続いて、端末装置5が実行するペアリング方法の詳細例について、フローチャート図および各種データ例の図を用いて説明する。
端末装置5による実行されるペアリング方法は、図7に示した仮ペアリング処理と本ペアリング処理とを含む。
[2.2 仮ペアリング処理の詳細例]
まず、図8に示す仮ペアリング処理の処理例について説明する。仮ペアリング処理について、図8は、図7のステップS1b(仮ペアリング処理)のより詳細な処理例を示すフローチャートである。図9は、図8のステップS1b3(仮アドレス対応付け)のより詳細な処理例を示すフローチャートである。
図8に示すように、端末装置5は、複数の照明器具1および複数の無線IF装置2の配置を示す配置マップを含む設計データ66を取得する(S1b1)。図12は、実施の形態に係る端末装置5の記憶部54に記憶された設計データ66の一例を示す図である。同図の設計データ66は、複数の照明器具1毎に、型番、座標、寸法、および照度等を示すデータを含む。端末装置5は、型番によって照明器具1の仕様(寸法、照度等)を特定する。座標は、照明器具1の配置位置を示し、例えば建物の天井をX-Y平面とし、天井と垂直な方向をZ軸方向とする。設計データ66は、配置マップを示すデータでもある。なお、設計データ66には、複数の無線IF装置2およびコントローラ3およびスイッチパネル4それぞれの型番、座標、寸法等を示すデータも含む。
次に、端末装置5は、配置マップを表示パネル51に表示する(S1b2)。端末装置5は、例えば、設計データ66に従って配置マップを表示パネル51に描画する。あるいは、端末装置5は、設計データ66から予め作成された配置マップデータに従って、配置マップを表示パネル51に描画する。図13は、実施の形態に係る端末装置5のUI部50における配置マップの表示例を示す図である。同図では、UI部50の表示パネル51の上側約4/5の表示領域に、照明器具1を表す32個のアイコンと、無線IF装置2を表す2個のアイコンとが表示されている。端末装置5は、このような配置マップを表示し、照明器具1のアイコン、および無線IF装置2のアイコンに対する各種ユーザー操作を受け付け可能にする。
さらに、端末装置5は、配置マップにおける複数の照明器具1および複数の無線IF装置2に仮アドレスを付与し、かつ、照明器具1の仮アドレスと無線IF装置2の仮アドレスとを1対多で対応付けることによって仮ペアリングデータを生成する(S1b3)。
仮アドレスの付与および対応付けにおいて、端末装置5は、(1)配置マップへのユーザー操作を受けて主に手動で仮ペアリング処理を行ってもよいし、(2)端末装置5が主に自動的に仮ペアリング処理を行ってもよい。端末装置5またはユーザーは、仮ペアリング処理として、例えば、配置マップ上の照明器具1の台数が少ない場合は前者(1)を選択し、多い場合は後者(2)を選択してもよい。
図14は、図13の配置マップ上で仮アドレスが付与されたときの配置マップの表示例を示す図である。図14では、照明器具1のアイコンおよび無線IF装置2のアイコンの左上に表示された四角枠の文字Aおよび文字Bは、付与された仮アドレスを示す。図14では、複数の照明器具1に同じ仮アドレスが付与されている。仮アドレスは、照明器具1および無線IF装置2を個別に識別する必要がなく、ペアリングされる通信相手を識別できればよく、一時的に付与される仮の名称でもよい。特に、図14では、同一の無線IF装置2に対応付ける複数の照明器具1には、同じ仮アドレスが付与されている。また、ペアリングされて対応付けられる照明器具1と無線IF装置2とに同じ仮アドレスが付与されている。言い換えれば、図14の左側16個の照明器具1のアイコンと左側の無線IF装置2のアイコンには、同じ仮アドレスAが付与されている。つまり、左側16個の照明器具1は、通信相手として左側の無線IF装置2に対応付けられている。また、図14の右側16個の照明器具1アイコンと右側の無線IF装置2アイコンには、同じ仮アドレスBが付与されている。つまり、右側16個の照明器具1は、通信相手として右側の無線IF装置2に対応付けられている。
続いて、上記(2)つまり端末装置5が主に自動的に仮ペアリング処理を行う処理例について、図9を用いて説明する。図9において、端末装置5は、まず所定値を決定する(S10)。所定値は、無線IF装置2による無線通信可能な範囲内の距離を示し、例えば、定数または配置マップ上の2つの無線IF装置2間の距離の半分である。この所定値は、無線IF装置2毎に個別に定めてもよい。
さらに、端末装置5は、配置マップ上の各無線IF装置2と各照明器具1との距離を算出し(S11)、無線IF装置2毎の繰り返し処理であるループ1(S12~S16)の処理を実行する。
ループ1では、端末装置5は無線IF装置2との距離が所定値以下の照明器具1を判別し(S13)、判別した照明器具1および無線IF装置2に仮アドレスを付与し、かつ、判別した照明器具1と無線IF装置2とを対応付ける(S14)。例えば、図13における破線枠r1は、左側の無線IF装置2を中心に所定値を半径とする円を示す。破線枠r1内の照明器具1は、左側の無線IF装置2に対応付けられる。また、図13における破線枠r2は、右側の無線IF装置2を中心に所定値を半径とする円を示す。破線枠r2内の照明器具1は、右側の無線IF装置2に対応付けられる。
さらに、端末装置5は、配置マップ上に仮アドレスおよび対応付けを表示する(S15)。
ステップS14では、複数の照明器具1および複数の無線IF装置2に個別の仮アドレスを付与してもよいし、図9右側のステップS14a~S14cのように同じ仮アドレスを付与してもよい。
次に、後者(同じ仮アドレスを付与する場合)について説明する。端末装置5は、ステップ13で判別した複数の照明器具1、つまり、同一の無線IF装置2に対応付ける複数の照明器具1に同じ仮アドレスを付与し(S14a)、さらに、当該照明器具1と当該無線IF装置2とに同じ仮アドレスを付与することにより、当該照明器具1と当該無線IF装置2とを対応付ける(S14b)ことにより仮ペアリングデータ67を生成する。
さらに、端末装置5は、複数の照明器具1を運用グループに分割し、運用グループのメンバーに同じ仮アドレスを付与する(S14c)。ステップ14cでは、同一の無線IF装置にペアリングされた照明器具のグループと運用グループとが一致するように、運用グループを決定する。
これにより、ステップS15では例えば図14と同じ結果が得られる。
無線IF装置2毎のループ1の処理完了後、端末装置5は、2つ以上の無線IF装置2に重複して対応付けられた照明器具1の台数N1を検出し、台数N1がしきい値th1より大きいかどうかを判定し(S17)、台数N1がしきい値th1より大きいと判定された場合は、所定値を変更し(S19)、再度ループ1を実行する。
端末装置5は、台数N1がしきい値th1より大きくない判定された場合は、さらに、無線IF装置2に対応付けられていない照明器具1の台数N2を検出し、台数N2がしきい値th2より大きいかどうかを判定し(S18)、台数N2がしきい値th2より大きいと判定された場合は、所定値を変更し(S19)、再度ループ1を実行する。
なお、しきい値th1は、例えば、複数の照明器具1の全台数に対する割合(例えば1%、3%、5%、・・・等)として定めればよい。しきい値th2についても同様に定めればよい。また、しきい値th1としきい値th2とは同じ値であっても異なる値であってもよい。
さらに、端末装置5は、ステップS18で台数N2がしきい値th2より大きくないと判定された場合は、配置マップにおいて、無線IF装置2と照明器具1との間に電波伝搬の障害となり得る物があれば警告を表示する(S20)。例えば、端末装置5は、無線IF装置2と照明器具1とを結ぶ直線上に柱、壁、天井、床等があれば、電波伝搬の障害となり得る物と判断し、警告を表示する。その後、端末装置5は、ユーザー操作に従って仮アドレスの付与、対応付けで不備な点があれば、修正をする(S21)。
次に、図14に対応する仮ペアリングデータ67の例について説明する。ここでは、仮ペアリングデータ67は、照明器具1の仮ペアリングデータ67aと無線IF装置2の仮ペアリングデータ67bとを含むものとする。
図15は、実施の形態に係るペアリング方法で生成された、照明器具1の仮ペアリングデータ67aの一例を示す図である。同図の仮ペアリングデータ67aは、照明器具1毎に、照明器具1の位置を示す座標、当該照明器具1の仮アドレス、通信相手となる無線IF装置2の仮アドレスを示す。
図16は、実施の形態に係るペアリング方法で生成された、無線IF装置2の仮ペアリングデータ67bの一例を示す図である。同図の仮ペアリングデータ67bは、無線IF装置2毎に、無線IF装置2の位置を示す座標、当該無線IF装置2の仮アドレス、通信相手となる照明器具1の仮アドレスを示す。
[2.3 本ペアリング処理の詳細例]
次に、本ペアリング処理の処理例について詳細に説明する。図10は、図7のステップS3b(本ペアリング処理)のより詳細な処理例を示すフローチャートである。
図10に示すように、端末装置5は、ステップ3aの後、照明システムに含まれる全ての照明器具1および全ての無線IF装置2から実アドレスを収集し(図3b1)、実アドレスリスト70を生成する。例えば、端末装置5は、照明システムの複数の照明器具1および複数の無線IF装置2の現物が建物に設置された後に、実アドレスを問い合わせる制御信号を例えば無線によりブロードキャスト送信し、その応答を受信することにより実アドレスを収集する。
さらに、端末装置5は、UI部50に仮アドレスを対応付けた配置マップを表示し(S3b2)、収集した実アドレス一覧を表示する(S3b3)。図17は、図14の表示例に対応し、収集された実アドレス一覧の表示例を示す図である。図17では、UI部50の表示領域の下側1/5程の表示枠内の表示領域d0に、実アドレス一覧が横スクロール表示可能に表示されている。図中のP1、P2、・・・は実アドレスを示し、四角枠付きのP1、P2、・・・は、実アドレスを示すアイコンである。
次に、端末装置5は、ユーザー操作に従って、配置マップ上で照明器具および無線IF装置のそれぞれに実アドレスに対応付ける(S3b4)。
この対応付けは図10のループ1の処理によって行ってもよい。ループ1の処理を図18および図19を用いて説明する。図18は、図17の表示において、実アドレスアイコンの1つを選択するタップ操作を示す図である。図18では、P3という実アドレスのアイコンが選択されている。端末装置5は、実アドレスのアイコンが選択されたとき、当該実アドレス宛ての制御信号であって、例えば点滅を指示する制御信号を無線送信する(S301)。例えば、端末装置5は、点灯を指示する制御信号と消灯を指示する制御信号とを当該実アドレス宛に繰り返し送信してもよい。これにより、P3という実アドレスを有する照明器具1が点滅動作をする。ユーザーは、設置された複数の照明器具1の現物のうち、点滅動作をしている照明器具1の設置位置を目視により確認し、配置マップ上で実アドレスP3を持つ照明器具1アイコンを容易に特定することができる。さらに、端末装置5は、選択された実アドレスを、ユーザー操作により特定された照明器具1に対応付ける(S302)。図19は、図18において、選択された実アドレスアイコンを照明器具1アイコンに対応付けるために、ユーザーがドラッグ・アンド・ドロップする操作を示す図である。図19では、配置マップ上の左から3番目の最も上の照明器具1アイコンが、ステップ301によって点滅した照明器具1の現物に対応している。図19では、ユーザーが選択された実アドレスP3のアイコンを照明器具1アイコンにドラッグ・アンド・ドロップすることにより、端末装置5は、配置マップ上の左から3番目の最も上の照明器具1に実アドレスP3を対応付ける。図19では、照明器具1アイコンの右上に、対応付けられて実アドレスP3のアイコンが追加表示されている。
ステップS3b4によって、配置マップ上のすべての照明器具1および無線IF装置2に実アドレスが対応付けられる。図20は、図19において、照明器具(アイコン)に実アドレス(アイコン)を対応付けた図である。全ての照明器具1アイコンおよび無線IF装置2アイコンの右上に、対応する実アドレスアイコンが追加表示されている。
ステップS3b4完了後、端末装置5は、仮ペアリングデータ67から本ペアリングデータ68を生成する(S3b5)。
次に、図20に対応する本ペアリングデータ68の例について説明する。ここでは、本ペアリングデータ68は、照明器具1の本ペアリングデータ68aと無線IF装置2の本ペアリングデータ68bとを含むものとする。
図21は、実施の形態に係るペアリング方法で生成された、照明器具1の本ペアリングデータ68aの一例を示す図である。同図の本ペアリングデータ68aは、照明器具1毎に、照明器具1の位置を示す座標、当該照明器具1の仮アドレス、当該照明器具1の実アドレス、通信相手となる無線IF装置2の仮アドレス、通信相手となる無線IF装置2の実アドレスを示す。なお、照明器具1の本ペアリングデータ68aは、当該照明器具1の仮アドレスを含まなくてもよく、また、通信相手となる無線IF装置2の仮アドレスを含まなくてもよい。
図22は、実施の形態に係るペアリング方法で生成された、無線IF装置2の本ペアリングデータ68bの一例を示す図である。同図の本ペアリングデータ68bは、無線IF装置2毎に、無線IF装置2の位置を示す座標、当該無線IF装置2の仮アドレス、当該無線IF装置2の実アドレス、通信相手となる照明器具1の仮アドレス、通信相手となる照明器具1の実アドレスを示す。なお、無線IF装置2の本ペアリングデータ68bは、当該無線IF装置2の仮アドレスを含まなくてもよく、また、通信相手となる照明器具1の仮アドレスを含まなくてもよい。
本ペアリング処理の後、図7のステップS3cで既に説明したように、端末装置5は、複数の照明器具1および複数の無線IF装置2のそれぞれに本ペアリングデータ68で対応付けられた実アドレスを通知し、通信相手の実アドレスとして記憶させる。
上記の本ペアリング処理では、照明器具1と無線IF装置2とを対応付ける処理は不要であり、仮アドレスを実アドレスに対応付ける、あるいは、置き換える処理を行うだけでよい。これにより、設置段階においてペアリング(本ペアリング処理)にかかる時間および手間を軽減することができる。
[2.4 ペアリング変更処理の詳細例]
続いて、ペアリング変更処理の具体例について詳細に説明する。
図23は、運用グループの一例を示す図である。同図の破線枠は、運用グループG1、G2を示す。図23の運用グループG1は、図20のように左側の無線IF装置2にペアリングされた照明器具1をメンバーとするペアリンググループに一致している。また、図23の運用グループG2は、図20のように右側の無線IF装置2にペアリングされた照明器具1をメンバーとするペアリンググループに一致している。
それゆえ、同じ運用グループに属する照明器具1が受信する制御信号は、同じ無線IF装置2から無線送信される。同じ運用グループに属する異なる照明器具1に無線送信される制御信号間では時間差が発生するが、運用グループとペアリンググループとが一致している場合には大きな時間差にはならない。その結果、コントローラ3から照明動作を変更する制御信号が送信されたとき、同じ運用グループに属する照明器具1の間で、制御信号に時間差があるけれども、照明動作の変更は人の目にはほぼ同時に見える。
図24は、図23の運用グループを示す運用グループデータ69の一例を示す図である。図24の運用グループデータ69は、グループ毎に、当該グループを構成するメンバーの照明器具1の実アドレスと、当該グループに対応するスイッチ番号とを含む。なお、運用グループにスイッチ操作を対応させない場合は、運用グループデータ69はスイッチ番号を含まなくてもよい。
次に、運用グループの変更例について説明する。
図25は、図23の運用グループの変更例を示す図である。図26は、図25に対応する変更後の運用グループデータ69cの一例を示す図である。図25中の破線枠は、変更後の運用グループG1a、G2aを示す。変更後の運用グループG2aは、図23の運用グループG2から4台の照明器具1が削除されている。変更後の運用グループG1aは、削除された当該4台の照明器具1が運用グループG1に追加されている。変更後の運用グループG1aは、図20のように左側の無線IF装置2にペアリングされた照明器具1をメンバーとするペアリンググループに一致していない。また、変更後の運用グループG2aも、図20のように右側の無線IF装置2にペアリングされた照明器具1をメンバーとするペアリンググループに一致していない。
それゆえ、変更後の運用グループG1aに属する照明器具1のうち、運用グループG1に属していた照明器具1は左側の無線IF装置2から無線送信される制御信号を受信し、運用グループG2に属していた4台の照明器具1は右側の無線IF装置2から無線送信される制御信号を受信することなる。例えば、コントローラ3が変更後の運用グループG1aに属する照明器具1を同時に点灯、消灯、調光または調色の照明動作を同時に行う場合に、運用グループG1に属していた照明器具1の照明動作と、運用グループG2に属していた4台の照明器具1の照明動作とで、人に知覚されるほどの大きな時間差が生じることがある。これは、コントローラ3から左側の無線IF装置2を介して照明器具1に無線送信される制御信号と、右側の無線IF装置2を介して照明器具1に無線送信される制御信号とに人に知覚されるほどの大きな時間差が生じることがあるからである。
一方、変更後の運用グループG2aは、右側の無線IF装置2にペアリングされた照明器具1をメンバーとするペアリンググループに一致していないが、当該ペアリンググループに含まれるサブセットになっている。それゆえ、変更後の運用グループG2a内の照明器具1は、いずれも右側の無線IF装置2から無線送信される制御信号を受信し、大きな時間差は生じない。
上記のように変更後の運用グループG1aに属する照明器具1は、照明動作に人の目に知覚される程度の時間差が生じることがあるという問題がある。端末装置5は、この問題を解決するために、ペアリング変更処理を行う。
図11は、図7のステップS7(ペアリング変更処理)のより詳細な処理例を示すフローチャートである。図11のように、端末装置5は、変更後の運用グループデータ69を取得し(S71)、本ペアリングデータ68を取得する(S72)。なお、端末装置5が、運用グループデータ69の変更を行い、既に、運用グループデータ69および本ペアリングデータ68を記憶している場合は、ステップS71およびS72を省略してもよい。
さらに端末装置5は、取得した運用グループと、本ペアリングデータ68が示すペアリンググループとが一致するように、本ペアリングデータ68を変更し(S73)、変更後の本ペアリングデータ68に従って、複数の照明器具1および複数の無線IF装置2のそれぞれに通信相手の実アドレスを通知し記憶させる(S74)。ステップS74では、ペアリングの変更があった照明器具1と無線IF装置2のみに通知してもよい。
変更された本ペアリングデータの例を図27および図28に示す。図27は、図25の運用グループG1a、G2aに対応する照明器具1の本ペアリングデータ68aの一例を示す図である。図28は、図25の運用グループG1a、G2aに対応する無線IF装置2の本ペアリングデータ68bの一例を示す図である。図27および図28の本ペアリングデータが示すペアリンググループは、変更後の運用グループG1a、G2aに一致する。これにより、運用グループ内の照明器具1間の照明動作に大きな時間差を生じさせない。
以上のように実施の形態に係るペアリング方法は、制御信号を無線送信する複数の無線IF装置2と、制御信号を受信する複数の照明器具1とを含む照明システムを対象として、照明器具1と無線IF装置2との間の通信相手を決定するペアリング方法であって、複数の照明器具1および複数の無線IF装置2の配置を示す配置マップを取得し、配置マップにおける複数の照明器具1および複数の無線IF装置2に仮アドレスを付与し、かつ、照明器具1の仮アドレスと無線IF装置2の仮アドレスとを1対多で対応付けることによって仮ペアリングデータを生成し、配置マップに従って複数の照明器具1および複数の無線IF装置2が設置された設置段階において、仮ペアリングデータにおける仮アドレスを実アドレスに対応付けることによって本ペアリングデータを生成し、複数の照明器具1および複数の無線IF装置2のそれぞれに、本ペアリングデータで対応付けられた実アドレスを通知し、通信相手の実アドレスとして記憶させる。
これによれば、ペアリングにかかる時間および手間を軽減することができる。
ここで、仮ペアリングデータの生成において、配置マップ上での、無線IF装置2と照明器具1との距離を算出し、算出した距離が所定値より小さい照明器具1の判別を行い、判別した照明器具1と当該無線IF装置2とを対応付けてもよい。
これによれば、照明器具1が多数である場合であっても、仮ペアリングデータの生成において、照明器具1と無線IF装置2との対応付けにかかる時間および手間を軽減することができる。
ここで、仮ペアリングデータの生成において、さらに、2つ以上の無線IF装置2に重複して対応付けられた照明器具1の台数N1がしきい値th1より大きいかかどうかを判定し、しきい値th1よりも大きいと判定された場合は、所定値を変更し、再度、判別および対応付けをしてもよい。
これによれば、2つ以上の無線IF装置2に重複して対応付けられた照明器具1の台数N1を自動的にしきい値th1以下に減らすことができ、対応付けにかかる時間および手間をより軽減することができる。
これによれば、照明器具1と無線IF装置2との対応付けにおいて、時間および手間を軽減することができる。
ここで、仮ペアリングデータの生成において、さらに、無線IF装置2に対応付けられていない照明器具1の台数N2がしきい値th2より大きいかどうかを判定し、しきい値th2より大きいと判定された場合は、所定値を変更し、再度、判別および対応付けをしてもよい。
これによれば、対応付けられていない照明器具1の台数N2を自動的にしきい値th2以下に減らすことができ、対応付けにかかる時間および手間をより軽減することができる。
ここで、仮ペアリングデータの生成において、さらに、対応付けられた照明器具1と無線IF装置2との間に、配置マップにおいて電波伝搬の障害物が存在するかどうかを判定し、障害物が存在すると判定した場合に、ユーザーにその旨を警告してもよい。
これによれば、障害物によって無線通信が困難な照明器具1と無線IF装置2とのペアリングを、警告によって回避可能にする。また、障害物は、照明システム設置対象の建物が完成していなくても、配置マップから容易に判定することができる。
ここで、仮ペアリングデータの生成において、配置マップ上の建物の柱および建物の壁の少なくとも1つを障害物と判定してもよい。
これによれば、配置マップ上で障害物を容易に判定することできる。
ここで、仮ペアリングデータの生成において、配置マップを表示し、表示された配置マップ上でユーザ操作に従って照明器具1と無線IF装置2とを対応付けをしてもよい。
これによれば、主に手動的に、つまり、対応付けを指示するユーザ操作を受け付けることによって、仮ペアリングデータを生成することができる。
ここで、仮ペアリングデータの生成において、照明器具1と無線IF装置2とに同じ仮アドレスを付与することによって対応付けをするとしてもよい。
これによれば、主に自動的に、つまり、ペアリング方法を実行する端末装置5によって対応付けすることができる。
ここで、仮ペアリングデータの生成において、同一の無線IF装置2に対応付ける複数の照明器具1に同じ仮アドレスを付与してもよい。
これによれば、上記対応付けによる仮ペアリングデータの生成に要する処理時間を、短縮することができる。また、配置マップに仮アドレスを表示すれば、ユーザによる仮アドレスおよび対応付けの視認性が向上するので、ユーザの誤操作を生じにくくすることができる。
ここで、仮ペアリングデータの生成において、同一の無線IF装置2に対応付けられた複数の照明器具1を、共通の照明動作をさせる運用グループと決定してもよい。
これによれば、上記対応付けによる仮ペアリングデータの生成に要する処理時間を、短縮することができる。また、配置マップに仮アドレスを表示すれば、ユーザによる仮アドレスおよび対応付けの視認性が向上するので、ユーザの誤操作を生じにくくすることができる。
ここで、仮ペアリングデータの生成において、複数の照明器具1を、共通の照明動作をさせる運用グループに分割し、1つの運用グループに属する照明器具1に同一の無線IF装置2を対応付けてもよい。
これによれば、同一の無線IF装置2に対応付けられた照明器具1をメンバーとするグループ(つまりペアリンググループ)と、運用グループとを一致させることができる。その結果、運用段階において、運用グループ内の照明器具1間で照明動作(例えば点灯、消灯など)に大きな時間差を生じにくくすることができる。
ここで、前記本ペアリングデータの生成の後に運用グループが変更されたかどうかを判定し、運用グループが変更されたとき、運用グループと、同一の無線IF装置2にペアリングされた照明器具1のグループとが一致するように、本ペアリングデータを変更してもよい。
これによれば、運用グループのメンバーに変更があった場合でも、運用グループ内の照明器具1間で照明動作(例えば点灯、消灯など)に大きな時間差を生じにくくすることができる。
また、実施の形態に係るペアリング装置は、制御信号を無線送信する複数の無線IF装置2と、制御信号を受信する複数の照明器具1とを含む照明システムを対象として、照明器具1と無線IF装置2との間の通信相手を決定するペアリング装置(つまり端末装置5)であって、表示パネル51、ユーザー操作を受け付ける操作部(つまりタッチパネル52)、プログラムを実行するプロセッサ53、プログラムを記憶する記憶部54および無線回路55を備え、複数の照明器具1および複数の無線IF装置2の配置を示す配置マップを取得し、配置マップにおける複数の照明器具1および複数の無線IF装置2に仮アドレスを付与し、かつ、照明器具1の仮アドレスと無線IF装置2の仮アドレスとを1対多で対応付けることによって仮ペアリングデータを生成し、配置マップに従って複数の照明器具1および複数の無線IF装置2が設置された設置段階において、仮ペアリングデータにおける仮アドレスを実アドレスに対応付けることによって本ペアリングデータを生成し、無線回路)を介して、複数の照明器具1および複数の無線IF装置2のそれぞれに、本ペアリングデータで対応付けられた実アドレスを通知し、通信相手の実アドレスとして記憶させる。
これによれば、ペアリングにかかる時間および手間を軽減することができる。
以上、本発明に係るペアリング方法およびペアリング装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、実施の形態に限定されるものではない。本発明の主旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、実施の形態および変形例における一部の構成要素を任意に組み合わせて構築される別の形態も、本発明の範囲内に含まれる。
1 照明器具
2 無線IF装置
5 端末装置(ペアリング装置)
51 表示パネル
52 タッチパネル(操作部)
53 プロセッサ
54 記憶部
55 無線回路
67 仮ペアリングデータ
68 本ペアリングデータ

Claims (13)

  1. 制御信号を無線送信する複数の無線IF(interface)装置と、前記制御信号を受信する複数の照明器具とを含む照明システムを対象として、照明器具と無線IF装置との間の通信相手を決定するペアリング方法であって、
    前記複数の照明器具および前記複数の無線IF装置の配置を示す配置マップを取得し、
    前記配置マップにおける前記複数の照明器具および前記複数の無線IF装置に仮アドレスを付与し、かつ、照明器具の仮アドレスと無線IF装置の仮アドレスとを1対多で対応付けることによって仮ペアリングデータを生成し、
    前記配置マップに従って前記複数の照明器具および前記複数の無線IF装置が設置された設置段階において、ユーザーの操作によって、前記複数の照明器具および前記複数の無線IF装置の、前記仮ペアリングデータにおける仮アドレスを実アドレスに対応付けることによって本ペアリングデータを生成し、
    前記複数の照明器具および前記複数の無線IF装置のそれぞれに、前記本ペアリングデータで対応付けられた実アドレスを通知し、通信相手の実アドレスとして記憶させる
    ペアリング方法。
  2. 前記仮ペアリングデータの生成において、
    前記配置マップ上での、前記無線IF装置と前記照明器具との距離を算出し、
    算出した距離が所定値より小さい照明器具の判別を行い、
    判別した照明器具と当該無線IF装置とを対応付けをする
    請求項1に記載のペアリング方法。
  3. 前記仮ペアリングデータの生成において、さらに、
    2つ以上の無線IF装置に重複して対応付けられた照明器具の台数がしきい値より大きいかどうかを判定し、
    しきい値より大きいと判定された場合は、前記所定値を変更し、再度、前記判別および前記対応付けをする
    請求項2に記載のペアリング方法。
  4. 前記仮ペアリングデータの生成において、さらに、
    無線IF装置に対応付けられていない照明器具の台数がしきい値より大きいかどうかを判定し、
    しきい値より大きいと判定された場合は、前記所定値を変更し、再度、前記判別および前記対応付けをする
    請求項2に記載のペアリング方法。
  5. 前記仮ペアリングデータの生成において、さらに、
    対応付けられた照明器具と無線IF装置との間に、前記配置マップにおいて電波伝搬の障害物が存在するかどうかを判定し、
    前記障害物が存在すると判定した場合に、ユーザーにその旨を警告する
    請求項2~4のいずれか1項に記載のペアリング方法。
  6. 前記仮ペアリングデータの生成において、
    前記配置マップ上の建物の柱および建物の壁の少なくとも1つを前記障害物と判定する請求項5に記載のペアリング方法。
  7. 前記仮ペアリングデータの生成において、
    前記配置マップを表示し、
    表示された前記配置マップ上でユーザー操作に従って照明器具と無線IF装置とを対応付けをする
    請求項1に記載のペアリング方法。
  8. 前記仮ペアリングデータの生成において、
    照明器具と無線IF装置とに同じ仮アドレスを付与することによって対応付けをする
    請求項2~7のいずれか1項に記載のペアリング方法。
  9. 前記仮ペアリングデータの生成において、
    同一の無線IF装置に対応付ける複数の照明器具に同じ仮アドレスを付与する
    請求項2~8のいずれか1項に記載のペアリング方法。
  10. 前記仮ペアリングデータの生成において、
    同一の無線IF装置に対応付けられた複数の照明器具を、共通の照明動作をさせる運用グループと決定する
    請求項2~9のいずれか1項に記載のペアリング方法。
  11. 前記仮ペアリングデータの生成において、
    前記複数の照明器具を、共通の照明動作をさせる運用グループに分割し、
    1つの運用グループに属する照明器具に同一の無線IF装置を対応付ける
    請求項2~9のいずれか1項に記載のペアリング方法。
  12. 前記ペアリング方法は、さらに、
    前記本ペアリングデータの生成の後に前記運用グループが変更されたかどうかを判定し、
    前記運用グループが変更されたとき、
    前記運用グループと、同一の無線IF装置にペアリングされた照明器具のグループとが一致するように、前記本ペアリングデータを変更する
    請求項10または11に記載のペアリング方法。
  13. 制御信号を無線送信する複数の無線IF装置と、前記制御信号を受信する複数の照明器具とを含む照明システムを対象として、照明器具と無線IF装置との間の通信相手を決定するペアリング装置であって、
    表示パネル、ユーザー操作を受け付ける操作部、プログラムを実行するプロセッサ、前記プログラムを記憶する記憶部および無線回路を備え、
    前記複数の照明器具および前記複数の無線IF装置の配置を示す配置マップを取得し、
    前記配置マップにおける前記複数の照明器具および前記複数の無線IF装置に仮アドレスを付与し、かつ、照明器具の仮アドレスと無線IF装置の仮アドレスとを1対多で対応付けることによって仮ペアリングデータを生成し、
    前記配置マップに従って前記複数の照明器具および前記複数の無線IF装置が設置された設置段階において、ユーザーの操作によって、前記複数の照明器具および前記複数の無線IF装置の、前記仮ペアリングデータにおける仮アドレスを実アドレスに対応付けることによって本ペアリングデータを生成し、
    前記無線回路を介して、前記複数の照明器具および前記複数の無線IF装置のそれぞれに、前記本ペアリングデータで対応付けられた実アドレスを通知し、通信相手の実アドレスとして記憶させる
    ペアリング装置。
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