JPH11283757A - 照明制御システム - Google Patents

照明制御システム

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JPH11283757A
JPH11283757A JP10083162A JP8316298A JPH11283757A JP H11283757 A JPH11283757 A JP H11283757A JP 10083162 A JP10083162 A JP 10083162A JP 8316298 A JP8316298 A JP 8316298A JP H11283757 A JPH11283757 A JP H11283757A
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JP
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address
switch
lighting
wall switch
wall
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JP10083162A
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Hidetaka Watanabe
秀隆 渡辺
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 壁スイッチを壁から取り外すことなく壁スイ
ッチ前面から容易に操作でき、安価、確実、かつ迅速に
アドレス設定ができる照明制御システムを得ることを目
的とする。 【解決手段】 壁スイッチ3,4前面にアドレス要求ス
イッチ304を設け、このアドレス要求スイッチ304
を押すと壁スイッチ3は伝送ライン2にアドレス要求信
号を発するようにし、照明コントローラ1には通常の照
明制御モードとアドレス設定モードを切替えるスイッチ
を持たせ、アドレス設定モードのとき、全端末アドレス
を調べ、壁スイッチ3,4よりアドレス要求信号を受信
すると順次空アドレスを返信し、空アドレスを受信した
壁スイッチ3,4はそのアドレスを自己アドレスとして
アドレス記憶手段に記憶させアドレスを確定するもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、多重伝送を用い
た照明制御システム、特にそのアドレス設定に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来の多重伝送を用いた照明制
御システムのシステム構成図である。図において、1は
システムの制御を行う照明コントローラ、2は一対の信
号線からなる伝送ライン、3と4は操作用端末器として
の壁スイッチ、5は照明器具6の点滅を制御するリレー
ユニット、7はリモコンリレー8を制御するリモコンリ
レー用端末器であり、リモコンリレー8のON/OFF
により照明器具9が点滅する。10は壁スイッチ3と4
のアドレスを設定するアドレス設定器である。11は照
明コントローラ1に、操作スイッチと制御リレーの組合
せを指示する制御データ設定器である。
【0003】次に動作について説明する。照明コントロ
ーラ1と、壁スイッチ3と4、リレーユニット5、リモ
コンリレー用端末器7は、多重伝送で通信を行っている
ので、各々を区別するため個々にアドレスが必要であ
り、通常アドレススイッチ(例えばディップスイッチ)
を内蔵している。壁スイッチの場合は、一般の人が照明
の点滅を操作する照明操作スイッチが前面にあるため、
通常操作しないアドレススイッチは背面にあることが多
い。この場合、壁スイッチのアドレスを変更しようとす
ると、壁スイッチを壁から取り外さなければならず不便
であることと、壁に傷がついたりする可能性があること
から、近年では壁スイッチ3、4の前面からアドレス設
定器10を用いてアドレスを書き込む方式が増えてい
る。図9はアドレス設定器10を用いてアドレスを書き
込む方式の壁スイッチの構造を示している。301は状
態表示ランプであり、照明の点滅状態を表示するもので
ある。302は照明操作スイッチであり、照明器具の点
滅を指示するものである。303はアドレス信号受信窓
であり、アドレス設定器10のアドレス信号を入力する
部分である。この方法は、アドレス設定器10にて入力
したアドレス番号を光、または電気信号に変換して壁ス
イッチ3、4へ送信し、壁スイッチ3、4では上述した
アドレススイッチの設定の代わりに、アドレス設定器1
0より送られてきたアドレス番号を記憶して使用し、多
重伝送の通信を行うものである。アドレスは、図8のよ
うに伝送ライン2に接続される機器全てに固有の番号が
設定される。
【0004】次に実際、照明制御をしようとすると、ど
のスイッチを押したらどの照明器具が点滅すべきか、シ
ステムに登録する必要がある。この制御データは制御デ
ータ設定器11に入力する。その一例を図10に示す。
この例では、(1)アドレス2の1番のスイッチを押す
と、押す毎に、アドレス4の1番のリレーに繋がる照明
器具が点灯、消灯を繰返す、(2)アドレス3の1番の
スイッチを押すと、アドレス5の1番と2番のリレーに
繋がる照明器具が点灯する、(3)アドレス3の2番の
スイッチを押すと、アドレス5の1番と2番のリレーに
繋がる照明器具が消灯する、ことを示している。制御デ
ータ設定器11は、入力した制御データを電気信号に変
換して照明コントローラ1へ送信し、照明コントローラ
1は受信信号を自己の都合の良い制御データに変換して
記憶する。
【0005】制御データを格納した照明コントローラ1
は、壁スイッチの状態表示の合せ込みを行う。合せ込み
は、(1)まず、照明コントローラ1は伝送ライン2上
の全てのリレーのON、OFF状態を調べ記憶する、
(2)照明コントローラ1は全てのリレーのON、OF
F状態から図10の制御データの逆変換を行い、全ての
スイッチに対し、点灯状態か消灯状態か、能動状態か非
能動状態かを判定する(逆変換の方法についてはここで
は言及しない)、(3)照明コントローラ1は、伝送ラ
イン2を通じ全てのスイッチに対し、点灯状態か消灯状
態か、能動状態か非能動状態かを通知する、(4)壁ス
イッチは、各々の照明操作スイッチに対応した状態表示
ランプに、点灯状態か消灯状態か、能動状態か非能動状
態かを表示する、ことで実現される。
【0006】壁スイッチによる照明制御は次のように行
われる。壁スイッチの状態表示合せ込み以後、照明コン
トローラ1は伝送ライン2を通じ、常時各端末器や壁ス
イッチの状態の監視を始める。壁スイッチの照明操作ス
イッチが押されたり、リモコンリレーが手動操作された
りすると、照明コントローラ1は、ポーリングや各端末
器や壁スイッチからの通報により状態変化を認知する。 (1)壁スイッチが押されたことを検出した照明コント
ローラ1は、制御データに基づき、該当するリレーユニ
ット5やリモコンリレー用端末器7へ制御信号を発す
る。 (2)リレーユニット5やリモコンリレー用端末器7が
正しく動作したかどうか確認後、状態を制御データの逆
変換を行う。 (3)壁スイッチの状態表示に変化があった場合、状態
合わせを行う。 以上の動作を繰り返すことで、通常の照明制御が実現さ
れている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の多重伝送を使っ
た照明制御システムは、以上のように構成されており、
壁スイッチのアドレス設定には、アドレススイッチ、ま
たはアドレス設定器が必要であった。
【0008】アドレススイッチの場合、壁スイッチの裏
面にあるため、アドレス設定/変更の際に、壁スイッチ
カバーを壁から取り外さなければならず、また、その際
壁を傷つけるなどの問題があった。アドレス設定器の場
合は、(1)設定のときしか使わないアドレス設定器を
が高価であり、保管が面倒である、(2)壁スイッチ、
照明器具等のアドレス設定が必要な装置にアドレス設定
器の光信号を受信するための受信部が必要であり、設定
のときしか使わないものであるのに高価である、(3)
アドレス設定器でアドレスを人が入力し、アドレスの設
定を行うため、アドレスの重複等の誤入力が発生する確
率がシステムの複雑・ 大型化に伴い増大する、(4)ア
ドレス変更・更新の際にアドレスを設定した装置のアド
レスの確認ができる装置がアドレス設定器のみであった
ので、アドレスの確認に多大の時間がかかる、などの問
題があった。なお、上述の問題は、1つの照明制御シス
テムに要求される制御対象が近年ますます増加する傾向
にあることから、早急な対策が望まれている。
【0009】この発明は、かかる問題点を解消するため
になされたもので、壁スイッチを壁から取り外すことな
く壁スイッチ前面から容易に操作でき、安価、確実、か
つ迅速にアドレス設定ができる照明制御システムを得る
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る照明制御
システムは、中央装置と複数の操作用端末器と複数の制
御用端末器とを伝送ラインに接続し、上記操作用端末器
からの操作指令に応じて上記中央装置は上記制御用端末
器へアドレス信号と共に制御信号を送信し、上記アドレ
ス信号に対応するアドレスを有する制御用端末器が上記
制御信号に基づいて制御対象の制御動作を行う照明制御
システムにおいて、上記伝送ラインにアドレス要求信号
を送信するアドレス要求スイッチを壁スイッチの前面に
設けると共に、通常の照明制御モードとアドレス設定モ
ードを切替える切替えスイッチを中央装置に設け、上記
切替えスイッチをアドレス設定モードにして全端末アド
レスを調べ、上記壁スイッチからのアドレス要求信号を
受信すると順次空アドレスを返信し、空アドレスを受信
した壁スイッチはそのアドレスを自己アドレスとしてア
ドレス記憶手段に記憶させアドレスを確定するようにし
たものである。
【0011】また、アドレス要求スイッチは、照明操作
スイッチより充分小さくして、素手では触れられない操
作面より奥まった位置に設けたものである。
【0012】また、中央装置は、アドレス設定モードに
した場合、次にアドレス要求があったとき返信すべき空
アドレスを表示する手段と、この空アドレスを変更する
手段を有し、一度設定したアドレスを再修正できるよう
にしたものである。
【0013】また、中央装置のアドレス設定モードに初
期化機能を持たせ、初期化操作を行ったときは、壁スイ
ッチにアドレス消去信号を発し、アドレス消去信号を受
信した壁スイッチは記憶している自己アドレスを消去し
て、アドレス設定を最初からやり直すことができるよう
にしたものである。
【0014】また、中央装置に通常の照明制御モードと
アドレス確認モードを切替える切替えスイッチを設け、
アドレス確認モードにした場合、壁スイッチの状態表示
ランプをアドレス順に点滅制御する信号を送信するよう
にしたものである。
【0015】また、中央装置をアドレス確認モードにし
た場合は、任意の壁スイッチの照明操作スイッチまたは
アドレス要求スイッチを押したとき、その壁スイッチか
ら現在アドレスを送信すると共に、中央装置は表示部に
受信した現在アドレスを表示するようにして、壁スイッ
チのアドレスを確認できるようにしたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の実施の形態1の照明制御システムの構成図で、図2は
実施の形態1の壁スイッチの構成を示したものである。
図1において、1〜9と11は上記従来装置で説明のも
のと同様であり、図2において、301、302は点灯
時にランプ表示する点灯時表示ランプ301aと消灯時
にランプ表示する消灯表示ランプ301bとからなる表
示ランプである。304は、アドレス記憶用のEEPR
OM(図示しない)を有し、照明コントローラに対しア
ドレスを要求するアドレス要求スイッチである。図3は
照明コントローラを示しており、101はアドレスを表
示する表示部、102と103はアドレスを修正するア
ップ・ダウンスイッチ、104はアドレス設定の開始と
終了を指示する設定スイッチ、105はアドレス確認の
開始と終了を指示する確認スイッチである。なお、実施
の形態1では、照明器具のアドレス設定は、従来と同様
にディップスイッチにより設定する場合について説明す
る。
【0017】図4、図5はこの発明の実施の形態1の照
明コントローラと壁スイッチの動作を示すフローチャー
トである。図4、図5を用い動作について説明する。 (1)照明コントローラ1は電源投入(ステップ10
1)後、伝送ライン2上に端末器のアドレスを順番に送
信して応答を監視し、アドレスと端末器の種類の対応表
を作成する(ステップ102)。これにより端末器が接
続されていない空アドレスがわかるようになる。
【0018】(2)その後、照明コントローラ1は設定
ボタン104または確認ボタン105が押されてないか
を調べ(ステップ103、104)押されてないとき、
制御データが制御データ設定器11にて書き込まれてい
れば通常の照明制御を行う(ステップ105、10
6)。また、制御データ設定器11から新しい制御デー
タが書き込まれたときは、それまでの制御データを新し
いデータに更新する処理を行う(ステップ107、10
8)。照明コントローラ1は通常は、以上のステップ1
03〜108の処理を繰返している。
【0019】(3)壁スイッチ3では、電源投入(ステ
ップ301)後、アドレス設定がされていないとき(ス
テップ302)は、照明コントローラ1からアドレス設
定開始信号が来るまで待ち続ける(ステップ304)。
【0020】(4)照明コントローラ1にて設定ボタン
104が押される(ステップ103)と、伝送ライン2
に設定開始信号を送信し(ステップ119)、表示部1
01に空アドレスのうち先頭のアドレスを表示する(ス
テップ120)。もしこの次に設定するアドレスを変更
したいときは、アップ・ダウンスイッチ102・103
で表示アドレスを修正する(ステップ121)。その
後、端末器からのアドレス要求があるか(ステップ12
2)、再度設定ボタン104が押されるか(ステップ1
26)するまで待ち、アドレス修正を受け付ける(ステ
ップ121)。
【0021】(5)設定開始信号を受信した(ステップ
304)壁スイッチ3は、アドレス要求スイッチ304
が押される(ステップ305)か、照明コントローラ1
から設定終了信号が送信されてくる(ステップ310)
まで待っている。
【0022】(6)アドレス設定作業者は、どの照明器
具、壁スイッチをどのアドレスにするかを定めたアドレ
ス設定テーブルを参照しながら、設定したいアドレスの
順番に壁スイッチのアドレス要求スイッチ304を細い
棒で押して行く。アドレス要求スイッチ304を押され
た壁スイッチ3は、アドレス要求信号を送信する(ステ
ップ306)。アドレス要求信号を受信した(ステップ
122)照明コントローラ1は、表示されているアドレ
スを送信する(ステップ123)。アドレスを受信した
(ステップ307)壁スイッチ3は自己アドレスを受信
したアドレスに変更し(ステップ308)、アドレス設
定が完了した信号を送信する(ステップ309)。その
後、壁スイッチはアドレス設定が済んだものとしてステ
ップ302に戻り通常処理を行うが、再度のアドレス修
正に対応することもできる。照明コントローラ1はアド
レス設定完了信号が来るまで待っており(ステップ12
4)、アドレス設定完了信号が来たら次に設定すべきア
ドレスを更新して表示器11に表示し(ステップ12
5)、次のアドレス要求に備える。照明コントローラ1
はアドレス要求信号が来なくなり(ステップ122)設
定ボタン104が再度押される(ステップ126)と設
定終了信号を送信し(ステップ127)、端末器にアド
レス設定の終了を宣言する。アドレス要求をしなかった
壁スイッチは設定終了信号を受信するとステップ302
に戻る。
【0023】(7)照明コントローラ1にて、確認ボタ
ン105を押した場合(ステップ103)は、まず送信
アドレスを先頭アドレスとする(ステップ109)。送
信アドレスが壁スイッチに相当する場合(ステップ11
0)は、壁スイッチの現在表示状態を反転する信号を伝
送ライン上に送信した後、1秒待って壁スイッチの状態
表示を元に戻す復帰信号を送信する(ステップ111〜
113)。送信アドレスが最終アドレスでないときは、
送信アドレスを次のアドレスに更新してステップ110
〜113を繰返す(ステップ114、115)。これに
より、該当する壁スイッチはアドレスの順に状態表示ラ
ンプが点滅を行う。送信アドレスが最終アドレスになっ
たら、壁スイッチの通報を受け付ける状態(ステップ1
16)となり、壁スイッチの通報を受信すると壁スイッ
チのアドレスを表示部に表示する(ステップ117)。
この後、再度確認ボタンが押されるまで壁スイッチのア
ドレス表示処理に留まる(ステップ116〜118)。
【0024】以上説明の構成と動作手順により、設定用
の細い棒を使用するだけで、壁スイッチは正面からアド
レス設定、修正が行えるようになる。従って、壁スイッ
チを壁から取り外す必要がなくなり、壁に傷を付ける虞
がなくなった。また、棒などで機械的にアドレス要求ス
イッチ304を押下するのみで、各壁スイッチのアドレ
スを容易に設定でき、アドレス設定が簡単である。この
とき、照明コントローラは、順次空アドレスを要求のあ
った壁スイッチに設定するので、アドレスの重複誤りが
発生せず信頼性が高い。また、アドレス設定器が不要な
ため低コスト化が可能である。また、照明コントローラ
1はその表示部に壁スイッチから現在のアドレスを表示
できるようにしたので、現在のアドレスを確認すること
ができる。更に、製造工程での試験もアドレス要求スイ
ッチを押すだけの操作で済むため容易になり低コスト化
可能である。
【0025】なお、照明コントローラ1がアドレス設定
モードのとき、照明コントローラ1のアドレス表示部に
次アドレスが表示されているが、この表示アドレスをア
ップダウンスイッチ102,103により任意に変更で
きるように構成することが望ましい。このように構成す
ることで、アドレスの変更を効率よく実施することがで
きる。
【0026】また、照明コントローラ1にアドレス初期
化手段(図示しない回路またはソフトウェアにより構成
される)をもたせ、照明コントローラ1がアドレス設定
モードのとき、初期化スイッチを押下することにより、
伝送ライン2に接続された全ての壁スイッチ及び照明器
具等のアドレスをクリアできるように構成することが望
ましい。このように構成することで、アドレス設定を一
から確実にすることができ、システムが大型・複雑化す
るにつれ、アドレス設定が確実かつ迅速に実現できる。
【0027】また、照明コントローラ1にアドレス確認
モードを設け、アドレスの小さい順に、表示ランプを点
滅させるように構成することが望ましい。このように構
成することで、容易に設定アドレスの正誤を確認するこ
とができる。
【0028】また、実施の形態1では、壁スイッチのみ
をアドレス要求スイッチにより設定する例について説明
したが、照明器具にも同様のアドレス要求スイッチを設
け、同様の方法によりアドレス設定をするものであって
もよい。
【0029】実施の形態2.図6は、この発明の実施の
形態2の壁スイッチの構成を示したものである。図にお
いて、302A,302B,302Cは壁スイッチ3の
1番の照明操作スイッチ、2番の照明操作スイッチ、3
番の照明操作スイッチである。504はリレーユニット
5のアドレス要求スイッチ、704はリレーユニット7
のアドレス要求スイッチであり、その構成はアドレス要
求スイッチ304と同様である。そして、第2の照明操
作スイッチ302Bとリレーユニット7(即ちアドレス
要求スイッチ704)とが接続され、かつ、第3の照明
操作スイッチ302Cとリレーユニット5(即ちアドレ
ス要求スイッチ504)とが接続されている。その他の
構成は実施の形態1と同様であるのでその説明を省略す
る。
【0030】このように、壁スイッチのカバー部に照明
器具のアドレス要求スイッチを設けたので、アドレス設
定を効率よく確実にすることができる。さらに、アドレ
ス要求スイッチを対応する照明操作スイッチ近傍に配置
したので、アドレス設定時及びアドレスの確認時に容易
かつ確実にこれらの作業を実現できる。
【0031】実施の形態3.図7は、この発明の実施の
形態3の照明制御システムの構成図である。図におい
て、照明コントローラ1は、照明コントローラ1A本体
と照明コントローラ端末1Bとからなる。照明コントロ
ーラ1Aと照明コントローラ1Bは、着脱可能に形成さ
れ、図示したように離れた状態でも、無線または有線に
より、実施の形態1と同様の機能を実現することができ
る。その他の構成は実施の形態1と同様であるのでその
説明を省略する。
【0032】このように構成したので、照明コントロー
ラ端末1Bを照明コントローラ1から離れた位置で操作
が可能となるため、アドレスの設定及び確認を壁スイッ
チの近傍でもすることができ、アドレス設定及び確認作
業の効率がよく、信頼性が高い。なお、上述の実施の形
態1〜3で説明した照明制御システムは、システムが大
型・複雑化するほどその効果は大きくなる。
【0033】
【発明の効果】(1)この発明に係る照明制御システム
は、壁スイッチ前面にアドレス要求スイッチを設け、こ
のスイッチを押すと伝送ラインにアドレス要求信号を発
するようにし、照明コントローラには通常の照明制御モ
ードとアドレス設定モードを切替えるスイッチを持た
せ、アドレス設定モードにすると全端末アドレスを調
べ、壁スイッチよりアドレス要求信号を受信すると順次
空アドレスを返信し、空アドレスを受信した壁スイッチ
はそのアドレスを自己アドレスとして確定するようにし
たので、容易に操作でき、安価、確実、かつ迅速にアド
レス設定ができる。
【0034】(2)壁スイッチ前面のアドレス要求スイ
ッチは、照明操作スイッチより充分小さくして、操作面
より奥まった位置に設け、素手では触れられないように
したので、誤ってアドレス設定される恐れがないと共
に、壁前面からスイッチを押下できる。
【0035】(3)また、照明コントローラはアドレス
設定モードにした場合、次にアドレス要求があったとき
返信すべき空アドレスを表示する手段と、その空アドレ
スを変更する手段を持たせ、一度設定したアドレスを再
修正できるようにしたので、容易に操作でき、確実、か
つ迅速にアドレス設定ができる。
【0036】(4)さらに、照明コントローラのアドレ
ス設定モードに初期化手段を持たせ、初期化操作を行っ
たときは、壁スイッチにアドレス消去信号を発し、アド
レス消去信号を受信した壁スイッチは記憶している自己
アドレスを消去して、アドレス設定を最初からやり直す
ことができるようにしたので、容易に操作でき、確実、
かつ迅速にアドレス設定ができる。
【0037】(5)また、照明コントローラには通常の
照明制御モードとアドレス設定モード以外にアドレス確
認モードに切替えるスイッチを持たせ、アドレス確認モ
ードにした場合、壁スイッチの状態表示ランプをアドレ
ス順に点滅制御する信号を送信するようにしたので、容
易、確実、かつ迅速にアドレス確認ができる。
【0038】(6)また、照明コントローラをアドレス
確認モードにした場合は、ある壁スイッチの照明操作ス
イッチまたはアドレス要求スイッチを押したとき、その
壁スイッチから現在アドレスを送信するようにし、照明
コントローラは表示部に受信した現在アドレスを表示す
るようにして、壁スイッチのアドレスを確認できるよう
にしたので、容易に操作でき、確実、かつ迅速にアドレ
ス確認ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による照明制御シス
テムの構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による壁スイッチ構
成図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による照明コントロ
ーラ構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態1による照明コントロ
ーラと壁スイッチの動作フローチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態1による照明コントロ
ーラと壁スイッチの動作フローチャートである。
【図6】 この発明の実施の形態2による壁スイッチ構
成図である。
【図7】 この発明の実施の形態3による照明制御シス
テムの構成図である。
【図8】 従来の照明制御システムの構成図である。
【図9】 従来の照明制御システムの壁スイッチの構成
図である。
【図10】 照明制御システムの制御データである。
【符号の説明】
1 照明コントローラ、2 伝送ライン、 3、4 壁
スイッチ、5 リレーユニット、 6 照明器具、 7
リモコンリレー用端末器、8 リモコンリレー、9
照明器具 10 アドレス設定器、11 制御データ設
定器。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央装置と複数の操作用端末器と複数の
    制御用端末器とを伝送ラインに接続し、上記操作用端末
    器からの操作指令に応じて上記中央装置は上記制御用端
    末器へアドレス信号と共に制御信号を送信し、上記アド
    レス信号に対応するアドレスを有する制御用端末器が上
    記制御信号に基づいて制御対象の制御動作を行う照明制
    御システムにおいて、 上記伝送ラインにアドレス要求信号を送信するアドレス
    要求スイッチを壁スイッチの前面に設けると共に、通常
    の照明制御モードとアドレス設定モードを切替える切替
    えスイッチを中央装置に設け、上記切替えスイッチをア
    ドレス設定モードにして全端末アドレスを調べ、上記壁
    スイッチからのアドレス要求信号を受信すると順次空ア
    ドレスを返信し、空アドレスを受信した壁スイッチはそ
    のアドレスを自己アドレスとしてアドレス記憶手段に記
    憶させアドレスを確定するようにしたことを特徴とする
    照明制御システム。
  2. 【請求項2】 アドレス要求スイッチは、照明操作スイ
    ッチより充分小さくして、素手では触れられない操作面
    より奥まった位置に設けたことを特徴とする請求項1記
    載の照明制御システム。
  3. 【請求項3】 中央装置は、アドレス設定モードにした
    場合、次にアドレス要求があったとき返信すべき空アド
    レスを表示する手段と、この空アドレスを変更する手段
    を有し、一度設定したアドレスを再修正できるようにし
    たことを特徴とする請求項1または請求項2記載の照明
    制御システム。
  4. 【請求項4】 中央装置のアドレス設定モードに初期化
    機能を持たせ、初期化操作を行ったときは、壁スイッチ
    にアドレス消去信号を発し、アドレス消去信号を受信し
    た壁スイッチは記憶している自己アドレスを消去して、
    アドレス設定を最初からやり直すことができるようにし
    たことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項
    記載の照明制御システム。
  5. 【請求項5】 中央装置に通常の照明制御モードとアド
    レス確認モードを切替える切替えスイッチを設け、アド
    レス確認モードにした場合、壁スイッチの状態表示ラン
    プをアドレス順に点滅制御する信号を送信するようにし
    たことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項
    記載の照明制御システム。
  6. 【請求項6】 中央装置をアドレス確認モードにした場
    合は、任意の壁スイッチの照明操作スイッチまたはアド
    レス要求スイッチを押したとき、その壁スイッチから現
    在アドレスを送信すると共に、中央装置は表示部に受信
    した現在アドレスを表示するようにして、壁スイッチの
    アドレスを確認できるようにしたことを特徴とする請求
    項1〜請求項5のいずれか一項記載の照明制御システ
    ム。
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