JPH0353839B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0353839B2
JPH0353839B2 JP60264205A JP26420585A JPH0353839B2 JP H0353839 B2 JPH0353839 B2 JP H0353839B2 JP 60264205 A JP60264205 A JP 60264205A JP 26420585 A JP26420585 A JP 26420585A JP H0353839 B2 JPH0353839 B2 JP H0353839B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
monitoring
control
circuit
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP60264205A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62123894A (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP60264205A priority Critical patent/JPS62123894A/ja
Publication of JPS62123894A publication Critical patent/JPS62123894A/ja
Publication of JPH0353839B2 publication Critical patent/JPH0353839B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、中央制御装置と、複数の監視用およ
び制御用端末器とを一対の信号線にて接続し監視
データおよび制御データを時分割多重伝送する遠
隔監視制御装置に関するものである。
[背景技術] 従来、この種の遠隔監視制御装置は、中央制御
装置と、固有アドレスが設定された複数の監視用
および制御用端末器とを一対の信号線にて接続
し、中央制御装置から各端末器を適宜アクセスし
て各監視用端末器から返送される監視データを受
信するとともに、各制御用端末器に監視データに
基いた負荷を制御する制御データを伝送するよう
になつていた。ところで、このような遠隔監視制
御装置にあつては、伝送信号が端末器に正常に伝
送されているかどうかをチエツクする必要があ
り、この伝送状態のチエツク手段としては、信号
電流を検出することにより伝送信号を検出して動
作表示用発光素子を点灯するとともに、短絡電流
を検出して短絡表示用発光素子を点灯するように
したものがあつた。しかしながら、このような従
来例にあつては、受信表示および短絡表示用とし
て2個の発光素子を必要とし、構成が複雑になつ
てコストが高くなるという問題があつた。
[発明の目的] 本発明は上記の点に鑑みて為されたものであ
り、その目的とするところは、返送信号の受信表
示と短絡表示とを同一の発光素子にて行うことが
でき、構成が簡単で、コストが安い遠隔監視制御
装置を提供することにある。
[発明の開示] (構成) 本発明は、中央制御装置と、固有アドレスが設
定された複数の監視用および制御用端末器とを一
対の信号線にて接続し、中央制御装置から各端末
器を適宜アクセスして負荷を制御する制御データ
信号あるいは返送信号期間を設定する返送待機信
号を伝送する伝送信号を送出するとともに、該返
送待機期間に端末器から監視データに基いて信号
線間を適当なインピーダンスを介して短絡するこ
とにより得られる電流モード信号よりなる返送信
号を送出することにより、制御データおよび監視
データを時分割多重伝送するようにした遠隔監視
制御装置において、信号線に流れる信号電流を検
出して返送信号を検出する返送信号検出回路と、
信号線の短絡電流を検出する短絡検出回路とを設
け、両検出回路出力にて動作表示用発光素子を点
灯せしめたものであり、返送信号の受信表示と短
絡表示とを同一の発光素子にて行うことができ、
構成が簡単で、コストが安い遠隔監視制御装置を
提供できるものである。
(実施例) 第1図は本発明一実施例の概略構成を示すもの
で、中央制御装置1と、固有アドレスが設定され
た複数の監視用端末器2および制御用端末器3と
が一対の信号線4にて接続されている。中央制御
装置1から信号線4に送出される伝送信号Vsは、
第6図aに示すように、信号送出開始を示すスタ
ートパルス信号ST、信号モードを示すモードデ
ータ信号MD、端末器2,3を呼び出すアドレス
データ信号AD、負荷7を制御する制御データ信
号CD、チエツクサムデータ信号CSおよび端末器
2,3からの返送信号期間を設定する返送待機信
号WTよりなる複極(±24V)の時分割多重信号
であり、パルス幅変調によつてデータが伝送され
るようになつている。各端末器2,3では、信号
線4を介して受信された伝送信号Vsのアドレス
データと自己の固有アドレスデータとが一致した
ときその伝送信号Vsの制御データを取り込むと
ともに、伝送信号Vsの返送待機信号WTに同期
して監視データ信号を電流モード信号(信号線4
間を適当な低インピーダンスを介して短絡して送
出される信号)として返送するようになつてい
る。また、中央制御装置1には、ダミー伝送信号
Vsを常時送出するダミー信号送信手段と、いず
れかの監視用端末器2から返送された第6図bに
示すような割り込み信号Viが受信されたとき割
り込み発生端末器2を検出して該端末器2をアク
セスして監視データを返送させる割り込み処理手
段とが設けられており、一方、監視用端末器2に
は監視入力があつたときにダミー伝送信号Vsの
スタートパルス信号STに同期して割り込み信号
Viを発生するとともに中央制御装置1からのア
ドレス確認モードの伝送信号Vsの返送待機信号
WTに同期して自己の固有アドレスデータを返送
する割り込み発生手段と、中央制御装置1から割
り込みに応答した割り込みアクセスモードの伝送
信号Vsが伝送されたときに監視入力に対応した
監視データを返送するデータ返送手段とが設けら
れており、監視用端末器2から中央制御装置1に
返送された監視データに基いて制御用端末器3に
伝送する制御データを作成するようになつてい
る。また、監視用端末器2には、照明のような負
荷7を個別に制御する個別操作スイツチ5a、複
数の負荷7をそれぞれ個別に制御する個別操作用
セレクタスイツチ5b、複数の負荷7を一括して
パターン制御するパターンスイツチ5c、白熱
灯、蛍光灯などの照明負荷7を調光する調光スイ
ツチ5d、照明負荷7を一時的(30secあるいは
300sec)に点灯する一時点灯スイツチ5e、照明
負荷7の消灯タイミングを一定時間(30secある
いは300sec)遅らせる遅れスイツチ5fおよびパ
ターン入力ユニツト5gなどの監視入力手段が接
続されており、パターン入力ユニツト5gは、タ
イマ設定ユニツト5h、カレンダ式タイムスイツ
チ5i、室内用EEスイツチ5j、昼光センサー
5k出力などのシーケンス制御データを選択的に
(予め設定されたパターン)で入力するようにな
つている。信号線4に挿入されているブースタ1
0は伝送信号Vsの減衰を保障するものである。
また、信号線4の終端に接続されている連動スイ
ツチ端末器11は、他の同一仕様の遠隔監視装置
の信号線4′との接続を制御するもので、中央制
御装置1からの接続指令用伝送信号Vsによつて
両信号線4,4′を接続するかどうかを選択する
ものであり、両信号線4,4′を接続した場合に
は、システム規模が大きくなつて中央制御装置1
から両信号線4,4′に接続された端末器2,3
を監視制御できることになり、例えば両遠隔制御
装置にまたがつた広範囲のパターン制御が行える
ことになる。リモコンスイツチ8は、制御用端末
器3の制御出力と同等の制御出力を出力するよう
になつており、両制御出力にて負荷制御用のリモ
コンリレー6a1,6a2,……6b1,6b2,……を
制御し、負荷7を並列的に制御するようになつて
いる。図中、27は制御用端末器3およびリモコ
ンリレー6a1,6a2,……6b1,6b2……に給電
するトランスであり、中央制御装置1、制御用端
末器3、リモコンリレー6a1,6a2,……6b1
6b2……は分電盤29内に配設されている。な
お、監視用端末器2と監視入力手段との間の信号
伝送をワイヤレス送受信器を用いて行つても良
く、また、パターンスイツチ5cに全負荷7を一
斉にオンあるいはオフするオールオン、オールオ
フスイツチを設けても良い。
第2図は中央制御装置1の具体構成例の回路図
であり、中央制御装置1は、CPUよりなる信号
処理回路13と、伝送信号発生部14と、受信信
号判別回路15と、信号送信回路16aおよび信
号受信回路16bよりなる送受信回路16と、電
源回路17とで構成されており、ダミー信号送信
手段および割り込み処理手段は信号処理回路13
にて実現されている。また、送受信回路16の信
号送信回路16aは、フオトカプラPC1、トラン
ジスタQ0〜Q4、オペアンプOP1,OP2および3端
子レギユレータVR2,VR3にて形成されており、
伝送信号発生部14から出力されるパルス幅変調
されたデータ信号の“H”、“L”に応じてトラン
ジスタQ1,Q4あるいはQ2,Q3をオンすることに
より複極の伝送信号Vsを形成し、3端子レギユ
レータVR2,VR3にて定電圧化して信号線4に送
出するようになつている。一方、信号受信回路1
6bは、フオトカプラPC2、オペアンプOP3
OP4、ダイオードD1〜D3、ツエナーダイオード
ZD1および発光ダイオードLD1にて形成されてお
り、端末器2,3から信号線4を電流モード信号
として返送される電流モードの返送信号を電流検
出用抵抗R1、ツエナーダイオードZD1およびオペ
アンプOP3よりなる返送信号検出回路にて検出す
るようになつている。すなわち、信号電流が流れ
る電流検出用抵抗R1の両端電圧がツエナーダイ
オードZD1にて設定される基準電圧に平均信号電
流による抵抗R1の電圧を加えた値を越えたとき
(適当なインピーダンスを介して信号線4間が短
絡され比較的大きな電流(>平均電流+所定値)
が流れたとき)にオペアンプOP3出力が“L”に
なり、動作表示用発光ダイオードLD1およびフオ
トカプラPC2の発光ダイオードが点灯され、返送
信号が受信されたことを動作表示用発光ダイオー
ドLD1の点灯により表示するとともに、受信され
た信号をフオトカプラPC2のフオトトランジスタ
およびトランジスタQ5を介して受信信号判別回
路15に入力するようになつている。ツエナーダ
イオードZD1にて設定された基準電圧を抵抗R2
R3にて分圧した分圧電圧と、抵抗R4およびコン
デンサC1よりなるノイズ除去回路を介して入力
される電流検出用抵抗R1の両端電圧とを比較す
るオペアンプOP4およびダーオードD2にて信号線
4の短絡検出回路が形成されており、信号線4が
短絡されて大きな短絡電流が流れ、電流検出用抵
抗R1の両端電圧が分圧電圧を越えたとき、オペ
アンプOP4出力が“L”になつて、逆流阻止用ダ
イオードD3を介して動作表示用発光ダイオード
LD1およびフオトカプラPC2の発光ダイオードを
点灯し、動作表示用発光ダイオードLD1の連続点
灯により信号線4が短絡されたことを表示するよ
うになつている。
また、電源回路17は、ダイオードブリツジ
DB1,DB2および3端子レギユレータVR1にて形
成されており、信号用電源AC1を整流平滑して送
受信回路16に給電するとともに、制御用電源
AC2を整流平滑して定電圧化して信号処理回路1
3、伝送信号発生回路14および受信判別回路1
5に給電するようになつている。
第3図aは中央制御装置1からの伝送信号Vs
を受信してリモコンリレー6を制御する制御用端
末器3の具体構成例を示す回路図であり、制御用
端末器3は、信号線4を介して伝送される伝送信
号Vsを受信する信号受信回路20と、固定アド
レスを設定するアドレス設定回路21と、伝送信
号Vsのアドレスデータと固有アドレスとの一致
を検出し、アドレス一致検出時に制御データを取
り込んで制御出力Vcを形成するとともに、監視
入力に基いて返送用監視データを形成する信号処
理回路22と、制御出力Vcの“H”,“L”に応
じてリモコンリレー6のセツトパルス信号Vcsお
よびリセツトパルス信号Vcrを形成するパルス変
換回路23と、リモコンリレー6を駆動する駆動
信号を形成するトランジスタQa,Qbおよびフオ
トサイリスタPSa,PSbよりなるリレードライブ
回路24と、リモコンリレー6の動作状態を示す
監視情報を入力するフオトカプラPC3よりなる監
視入力回路25と、伝送信号Vsの返送待機信号
WTにて設定される返送信号期間に監視データ信
号を電流モード信号として中央制御装置1に返送
する返送回路26とで形成されており、制御用端
末器3は、中央制御装置1からアクセスされたと
きに、伝送された制御データを取り込んで負荷7
をオン、オフするリモコンリレー6の駆動信号を
出力するとともに、リモコンリレー6の動作状態
を示す監視データを中央制御装置1に返送するよ
うになつている。なお、監視用端末器2および制
御用端末器3の固有アドレスの設定は、8ビツト
のアドレスデータの内の下位6ビツトをユーザ側
で適宜設定可能なユーザ設定部とし、上位2ビツ
トを端末器の種別を示すメーカ設定部としてお
り、両端末器2,3の固有アドレスのユーザ設定
部を同一値に設定するだけで両端末器2,3を容
易に対応させることができ、同一値に設定された
監視用端末器2から返送された監視データに基い
て制御用端末器3に接続されている負荷7が制御
できるようになつている。なお、監視用端末器2
の構成は、上記制御用端末器3と略同一構成であ
り、異なる点は、監視入力があつたときに割り込
み信号Viを送信して監視データを返送する割り
込み処理を行う割り込み発生手段およびデータ返
送手段を信号処理回路22にて実現する点であ
り、当然のことながら、パルス変換回路23およ
びドライブ回路24は省略される。また、信号処
理回路22に監視入力端に入力される信号は連続
信号あるいはパルス信号であつても対応できるよ
うになつている。
ところで、負荷7をオン、オフ制御するリモコ
ンリレー6は、連動する主接点raおよび補助接点
rbを有するラツチングリレーRRと、ラツチング
リレーRRの励磁コイルLに直列に接続された電
流切換用ダイオードDa,Dbとで形成されてお
り、トランス27にて降圧された交流電源AC3
らダイオードDaを介して励磁コイルLに所定レ
ベルのセツト電流が所定時間流れたときに主接点
raがオンして負荷7に商用電源ACから給電され
るとともに、補助接点rbが反転して励磁コイルL
にダイオードDbが切換接続されるようになつて
おり、一方ダイオードDbを介して交流電源AC3
から励磁コイルLにリセツト電流が流れたときに
主接点raがオフして負荷7への給電が停止される
とともに、補助接点rbが反転して励磁コイルLに
ダイオードDaが切換接続されるようになつてい
る。したがつて、制御用端末器3のドライブ回路
24のフオトサイリスタPSaがオンされたとき
に、リモコンリレー6のラツチングリレーRRが
オン側にセツトされて負荷7がオンされ、フオト
サイリスタPSbがオンされたときにラツチングリ
レーRRがオフ側にリセツトされて負荷7がオフ
されるようになつている。この場合、リモコンリ
レー6は、ラツチングリレーRRを用いて形成さ
れているので、ドライブ回路24から出力される
セツト信号およびリセツト信号と同等の信号を発
生するリモコンスイツチ8′にても制御可能であ
り、負荷7は、信号線4および制御用端末器3を
介して中央制御装置1から伝送された制御データ
およびリモコンスイツチ8′の制御出力により制
御されるようになつている。なお、図では1個の
リモコンリレー6を制御する制御出力だけを示し
ているが、実施例では、信号処理回路から4個の
リモコンリレー6をそれぞれ制御する制御出力が
出力されている。第3図bはリモコンスイツチ
8′の具体回路例であり、押釦スイツチSW0およ
びダイオードDa′,Db′よりなるセツト、リセツ
ト信号発生回路と、発光ダイオードLDa,LDbお
よびダイオードDa″,Db″がそれぞれ直列接続さ
れたオン、オフ表示回路とで構成されている。な
お、制御用端末器3のドライブ回路24のトラン
ジスタQa,Qbに代えてオンスイツチ、オフスイ
ツチを設けた回路にてリモコンスイツチ8′を構
成しても良いことは言うまでもない。
第4図および第5図は、中央制御装置1、制御
用、端末器3、リモコンリレー6a1,6a2,……
6b1,6b2,……6c1,6c2,……(以下、リモ
コンリレー6と略称する)の配設例を示してお
り、中央制御装置1、リモコンリレー6、トラン
ス27、タイマー回路TCの限時接点(無電圧接
点)を監視入力とする監視用端末器2′および接
点出力を制御する制御用端末器3′は、DINレー
ル28に装着されて2列に列設されており、両列
の間に形成される空きスペースにリモコンリレー
6を制御する制御用端末器3が配設されている。
図中、30,31は、固有アドレス設定用スイツ
チであり、前述したように8ビツトのアドレスデ
ータの内、下位6ビツトがユーザ側で設定自在に
なつている。なお、5mはセレクタスイツチ5
b′とパターンスイツチ5c′とを一体化した複合制
御スイツチであり、セレクタスイツチ5b′は負荷
7を個別に制御する個別操作機能と、パターン制
御におけるパターン制御データを入力するパター
ン入力機能とを持たせたものであり、また、5n
はパターンスイツチ部5naの側方にパターン設
定スイツチ部5nbを並設したパターンスイツチ
であり、LD3a,LD3bはオン、オフ表示用発光ダ
イオード、Nはネーム板、SWは押釦スイツチで
ある。また、監視用端末器2は、各スイツチ5
m,5nの本体回路部(前面パネルの裏面に配設
されている)内に内蔵されるようになつている。
以下、実施例の動作について第7図および第8
図に示すフローチヤートを用いて具体的に説明す
る。いま、中央制御装置1に電源が投入されて監
視制御動作がスタートすると、まず、中央制御装
置1は、各制御用端末器3を順次アクセスして各
制御用端末器3の負荷制御状態を確認し、各負荷
7に対応して設けられている動作表示ランプ(図
示せず)の動作表示を負荷7の動作状態と一致さ
せる。次に、中央制御装置1のダミー信号送信手
段にて、監視用あるいは制御用端末器2,3に設
定されている固有アドレス以外の空きアドレスを
アクセスするダミー伝送信号Vsが信号線4に送
出される。このようにダミー伝送信号Vsが常時
伝送されている通常状態においては、各端末器
2,3はアドレス一致が得られないので、中央制
御装置1との間のデータ伝送を行なわずに待機状
態となつている。ここに、いづれかの監視用端末
器2に監視入力手段から監視入力が入力されたと
き、例えば、負荷7をオンする操作スイツチが押
されて、監視用端末器2の監視入力端にオン操作
信号が入力されたとき、監視用端末器2の信号処
理回路22にて形成される割り込み発生手段で
は、直ちに割り込み信号Viを発生し、ダミー伝
送信号Vsのスタートパルス信号STに同期して信
号線4に送出する。中央制御装置1の割り込み処
理手段では、監視用端末器2からの割り込み信号
Viが受信されたとき割り込み発生端末器3を検
出するために、割り込み発生端末器2をアクセス
してアドレスデータを返送させるアドレス確認モ
ードの伝送信号Vsを送信する。このアドレス確
認モードの伝送信号Vsは、割り込み発生端末器
2にて受信され、割り込み発生端末器2の割り込
み発生手段では、アドレス確認モードの伝送信号
Vsの返送待機信号WTに同期して自己の固有ア
ドレスデータを返送する。この返送された固有ア
ドレスデータを受信した中央制御装置1の割り込
み処理手段では、特定された割り込み端末器2に
対して割り込みアクセスモードの伝送信号Vsを
伝送する。次に割り込み発生端末器2のデータ返
送手段では、この割り込みアクセス用の伝送信号
Vsが受信されたときに、監視入力に対応した監
視データを返送待機信号WTに同期して中央制御
装置1に返送する。このようにして割り込み発生
端末器2から中央制御装置1に返送された監視デ
ータは、中央制御装置1の信号処理回路13にて
信号処理され、負荷7を制御する制御データを作
成して対応する制御用端末器3をアクセスする伝
送信号Vsを送出する。この伝送信号Vsを受信し
た制御用端末器3では、伝送された制御データに
基いてリモコンリレー6を制御して負荷7をオ
ン、オフ制御するとともに、負荷7の制御状態を
示す監視データを中央制御装置1へ返送する。中
央制御装置1では、制御用端末器3から返送され
た監視データに基いて動作表示ランプを制御して
負荷7の動作状態表示を更新し、一連の監視制御
動作を終了してダミー伝送信号Vsを常時伝送す
る待機状態に戻る。このように、実施例にあつて
は、中央制御装置1はダミー伝送信号を送信して
常に割り込み待機状態となつており、監視用端末
器2に監視入力があつて割り込み信号が送信され
たとき、直ちに応答して割り込み発生端末器から
監視データを返送させるようになつているので、
端末器2,3の個数が増加した場合にあつても監
視入力の入力タイミングに関係なく常に応答性を
良好にできるものである。また、制御用端末器3
から制御データに基いてリモコンリレー6を制御
するセツト信号あるいはリセツト信号を出力し、
リモコンリレー6によつて負荷7を制御するよう
になつており、リモコンリレー6の制御入力端子
にリモコンスイツチ8,8′を接続することによ
り、負荷7を制御用端末器4の制御出力およびリ
モコンスイツチ8,8′の制御出力にて並列的に
制御でき、負荷7の操作性を良好にできるように
なつている。さらにまた、送受信回路16に設け
た動作表示用発光ダイオードLD1によつて返送信
号の受信表示(点滅)および信号線4の短絡表示
(連続点灯)が行なわれるようになつており、受
信状態表示および短絡表示が同一の動作表示用発
光素子によつてなされているので、構成が簡略化
されてコストを安くできるようになつている。
[発明の効果] 本発明は上述のように、中央制御装置と、固有
アドレスが設定された複数の監視用および制御用
端末器とを一対の信号線にて接続し、中央制御装
置から各端末器を適宜アクセスして負荷を制御す
る制御データ信号あるいは返送待機期間を設定す
る返送待機信号を伝送する伝送信号を送出すると
ともに、該返送待機期間に端末聞から監視データ
に基いて信号線間を適当なインピーダンスを介し
て短絡することにより得られる電流モード信号よ
りなる返送信号を送出することにより、制御デー
タおよび監視データを時分割多重伝送するように
した遠隔監視制御装置において、信号線に流れる
信号電流を検出して返送信号を検出する返送信号
検出回路と、信号線の短絡電流を検出する短絡検
出回路とを設け、両検出回路出力にて動作表示用
発光素子を点灯せしめたものであり、返送信号の
受信表示と短絡表示とを同一の発光素子にて行う
ことができ、構成が簡単で、コストが安い遠隔監
視制御装置を提供できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の概略構成を示すブロ
ツク回路図、第2図および第3図a,bは同上の
要部回路図、第4図は同上の要部上面図、第5図
は同上の要部斜視図、第6図乃至第8図は同上の
動作説明図である。 1は中央制御装置、2は監視用端末器、3は制
御用端末器、4は信号線、LD1は発光ダイオード
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 中央制御装置と、固有アドレスが設定された
    複数の監視用および制御用端末器とを一対の信号
    線にて接続し、中央制御装置から各端末器を適宜
    アクセスして負荷を制御する制御データ信号ある
    いは返送待機期間を設定する返送待機信号を伝送
    する伝送信号を送出するとともに、該返送信号期
    間に端末器から監視データに基いて信号線間を適
    当なインピーダンスを介して短絡することにより
    得られる電流モード信号よりなる返送信号を送出
    することにより、制御データおよび監視データを
    時分割多重伝送するようにした遠隔監視制御装置
    において、信号線に流れる信号電流を検出して返
    送信号を検出する返送信号検出回路と、信号線の
    短絡電流を検出する短絡検出回路とを設け、両検
    出回路出力にて動作表示用発光素子を点灯せしめ
    たことを特徴とする遠隔監視制御装置。
JP60264205A 1985-11-25 1985-11-25 遠隔監視制御装置 Granted JPS62123894A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60264205A JPS62123894A (ja) 1985-11-25 1985-11-25 遠隔監視制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60264205A JPS62123894A (ja) 1985-11-25 1985-11-25 遠隔監視制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62123894A JPS62123894A (ja) 1987-06-05
JPH0353839B2 true JPH0353839B2 (ja) 1991-08-16

Family

ID=17399944

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60264205A Granted JPS62123894A (ja) 1985-11-25 1985-11-25 遠隔監視制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62123894A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6421540U (ja) * 1987-07-29 1989-02-02
JP2910772B2 (ja) * 1989-10-26 1999-06-23 松下電工株式会社 遠隔監視制御システムのラインモニタ端末器
JP2963534B2 (ja) * 1990-11-30 1999-10-18 シャープ株式会社 ソリツドステートリレーおよびこれを利用した情報機器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62123894A (ja) 1987-06-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0361400B2 (ja)
JPH0353840B2 (ja)
JPH0353839B2 (ja)
JPH0434358B2 (ja)
JPH0361399B2 (ja)
JPH0365079B2 (ja)
JPH0752676B2 (ja) 遠隔監視制御装置
JP3481960B2 (ja) 遠隔監視制御システムの制御用端末器
JPH0695783B2 (ja) 遠隔監視制御装置
JPH0428199B2 (ja)
JP3157916B2 (ja) リモコンシステム
JPH0695787B2 (ja) 遠隔監視制御装置のセンサ入力端末器構造
JPH0695790B2 (ja) 遠隔監視制御装置の端末器
JPH0695784B2 (ja) 遠隔監視制御装置の操作用端末器
JP3242222B2 (ja) リモコンシステム
JP3126370B2 (ja) 遠隔制御用端末器
JP2719156B2 (ja) 遠隔監視制御システム
JPH0431636B2 (ja)
JP2749854B2 (ja) 遠隔監視制御システムの調光制御方式
JPH0583776A (ja) 遠隔制御システム用のワイヤレス受信器
JPH0746680A (ja) リモコンシステム
JPH0847068A (ja) 遠隔監視制御システム
JP3513179B2 (ja) 遠隔制御システム用コントローラ
JP3314941B2 (ja) 遠隔制御システム用のワイヤレス受信器
JPH0654375A (ja) 自動点滅用監視端末器

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term