JPH0695787B2 - 遠隔監視制御装置のセンサ入力端末器構造 - Google Patents

遠隔監視制御装置のセンサ入力端末器構造

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JPH0695787B2
JPH0695787B2 JP61035619A JP3561986A JPH0695787B2 JP H0695787 B2 JPH0695787 B2 JP H0695787B2 JP 61035619 A JP61035619 A JP 61035619A JP 3561986 A JP3561986 A JP 3561986A JP H0695787 B2 JPH0695787 B2 JP H0695787B2
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雅之 金谷
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修 山田
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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、中央制御装置と、複数の監視用、センサ入力
用および制御用端末器とを一対の信号線にて接続し監視
データ、センサ入力データおよび制御データを時分割多
重伝送する遠隔監視制御装置に関するものであり、特に
センサ入力端末器の構造に関するものである。
[背景技術] 従来、この種の遠隔監視制御装置は、中央制御装置と、
固有アドレスが設定された複数の監視用および制御用端
末器とを一対の信号線にて接続し、中央制御装置から各
端末器を適宜アクセスして各監視用端末器から返送され
る監視データを受信するとともに、各制御用端末器に監
視データに基づいた負荷を制御する制御データを伝送す
るようになっていた。ところで、このような遠隔監視制
御装置にあっては、昼光センサ、防災センサ、防犯セン
サ等の各種センサの出力を受けるセンサ入力端末器が用
いられている。しかしながら、かかるセンサ入力端末器
にセンサ入力端子は無電圧接点端子ではないために、機
械的にパターン制御できないという問題があった。
[発明の目的] 本発明は、上述の点に鑑みて提供したものであって、機
械的にパターン制御でき、センサからの入力を4入力ま
でできるようにすることを目的とした遠隔監視制御装置
のセンサ入力端末器構造を提供するものである。
[発明の開示] (構成) 本発明は、中央制御装置と、固有アドレスが設定された
複数の監視用やセンサ入力用および制御用端末器とを一
対の信号線にて接続し、中央制御装置から各端末器を適
宜アクセスして負荷制御用操作スイッチの監視データ、
センサ入力データおよび監視データに基づいた負荷制御
用リレーの制御データを時分割多重伝送するようにした
遠隔監視制御装置において、ボディと、このボディ内に
収納配置される電子部品を装着したプリント板と、ボデ
ィの上面開口面に覆設されるカバーとで上記センサ入力
端末器を形成し、このセンサ入力端末器のカバーに信号
線接続用端子、電源供給用端子及びセンサからの信号が
入力される無電圧接点接続用端子を形成し、該無電圧接
点接続用端子を夫々上下に4端子の2段構成としたこと
を特徴とするものである。
(実施例) まず、第9図〜第16図に基づいて本発明の遠隔監視制御
装置について説明する。第9図は本発明一実施例の概略
構成図を示すもので、第10図はより簡略化した概略構成
図を示すものであり、中央制御装置1と、固有アドレス
が設定された複数の監視用端末器2、センサ入力端子器
50および制御用端末器3とが一対の信号線4にて接続さ
れている。中央制御装置1から信号線4に送出される伝
送信号Vsは、第13図(a)に示すように、信号送出開始
を示すスタートパルス信号ST、信号モードを示すモード
データ信号MD、端末器2,3,50を呼び出すアドレスデータ
信号AD、負荷7を制御する制御データ信号CD、チェック
サムデータ信号CSおよび端末器2,3,50からの返送信号期
間を設定する返送待機信号WTよりなる複極(±24V)の
時分割多重信号であり、パルス幅変調によってデータが
伝送されるようになっている。各端末器2,3,50では、信
号線4を介して受信された伝送信号Vsのアドレスデータ
と自己の固有アドレスデータとが一致したときその伝送
信号Vsの制御データを取り込むとともに、伝送信号Vsの
返送待機信号WTに同期して監視データ信号を電源モード
信号(信号線4間を適当な低インピーダンスを介して短
絡して送出される信号)として送出するようになってい
る。
また、中央制御装置1には、ダミー伝送信号Vsを常時送
出するダミー信号送信手段と、いずれかの監視用端末器
2から返送された第13図(b)に示すような割り込み信
号Viを受信されたとき割り込み発生端末器2,50を検出し
て該端末器2,50をアクセスして監視データを返送させる
割り込み処理手段とが設けられており、一方、監視用端
末器2,50には監視入力があったときにダミー伝送信号Vs
のスタートパルス信号STに同期して割り込み信号Viを発
生するとともに中央制御装置1からのアドレス確認モー
ドの伝送信号Vsの返送待機信号WTに同期して自己の固有
アドレスデータを返送する割り込み発生手段と、中央制
御装置1から割り込みに応答した割り込みアクセスモー
ドの伝送信号Vsが伝送されたときに監視入力に対応した
監視データを返送するデータ返送手段とが設けられてお
り、監視用端末器2,50から中央制御装置1に返送された
監視データに基づいて制御用端末器3に伝送する制御デ
ータを作成するようになっている。
また、監視用端末器2には、照明のような負荷7を個別
に制御する個別操作スイッチ5a、複数の負荷7をそれぞ
れ個別に制御する個別操作用セレクタスイッチ5b、複数
の負荷7を一括してパターン制御するパーアンスイッチ
5c、白熱灯、蛍光灯などの照明負荷7を調光する調光ス
イッチ5d、照明負荷7を一時的(30secあるいは300se
c)に点灯する一時点灯スイッチ5e、照明負荷7の消灯
タイミングを一定時間(30secあるいは300sec)遅らせ
る遅れスイッチ5fが接続されている。センサ入力端末器
50はタイマ設定ユニット5h、カレンダ式タイムスイッチ
5i、室内用EEスイッチ5j、昼光センサ5k、防犯センサ5
l、防災センサ5m等の各種センサ出力などのシーケンス
制御データを選択的に(予め設定されたパターンで)入
力するようになっている。信号線4に挿入されているブ
ースタ10は伝送信号Vsの減衰を保障するものである。ま
た、信号線4の終端に接続されている連動スイッチ端末
器11は、他の同一仕様の遠隔監視装置の信号線4′との
接続を制御するもので、中央制御装置1からの接続指令
用伝道信号Vsによって両信号線4,4′を接続するかどう
かを選択するようになっており、両信号線4,4′を接続
した場合には、システム規模が大きくなって中央制御装
置1から両信号線4,4′に接続された端末器2,3,50を監
視制御できることになり、例えば両遠隔制御装置にまた
がった広範囲のパータン制御が行えることになる。
リモコンスイッチ8は、制御用端末器3の制御出力と同
等の制御出力を出力するようになっており、両制御出力
にて負荷制御用のリモコンリレー6a1,6a2,……6b1,6b2,
……を制御し、負荷7を並列的に制御するようになって
いる。図中、27は制御用端末器3およびリモコンリレー
6a1,6a2,……6b1,6b2に給電するトランスであり、中央
制御装置1、制御用端末器3、リモコンリレー6a1,6a2,
……6b1,6b2は分電盤29内に配設されている。なお、監
視用端末器2と監視入力手段との間の信号伝送をワイヤ
レス送受信器を用いて行っても良く、また、パターンス
イッチ5cに全負荷7を一斉にオンあるいはオフするオー
ルオン、オールオフスイッチを設けても良い。第16図は
建物内に本遠隔制御装置を配設した概略構成図を示すも
のであり、管理室内には総合的に負荷制御を行なうセレ
クタスイッチ5b及び中央制御装置1を内蔵した分電盤29
が配置してあり、また、各フロアーには信号線4を介し
てパターンスイッチ5c、セレクタスイッチ5b、昼光セン
サ5k、防犯センサ5l、防災センサ5m等が配置してある。
従って、セレクタスイッチ5bにより集中制御及び他ケ所
操作ができるものである。
第11図は中央制御装置1の具体構成例の回路図であり、
中央制御装置1は、CPUよりなる信号処理回路13と、伝
送信号発生回路14と、受信信号判別回路15と、信号送信
回路16aおよび信号受信回路16bよりなる送受信回路16
と、電源回路17とで構成されており、ダミー信号送信手
段および割り込み処理手段は信号処理回路13にて実現さ
れている。また、送受信回路16の信号送信回路16aは、
フォトカプラPC1、トランジスタQ0〜O4、オペアンプO
P1,OP2および3端子レギュレータVR2,VR3にて形成され
ており、伝送信号発生回路14から出力されるパルス幅変
調されたデータ信号の“H",“L"に応じてトランジスタQ
1,Q4あるいはQ2,Q3をオンすることにより複極の伝送信
号Vsを形成し、3端子レギュレータVR2,VR3にて定電圧
化して信号線4に送出するようになっている。
一方、信号受信回路16bは、フォトカプラPC2、オペアン
プOP3,OP4、ダイオードD1〜D3、ツエナーダイオードZD1
および発光ダイオードLD1にて形成されており、端末器
2,3から信号線4を電流モード信号として返送される電
流モードの返送信号を電流検出用抵抗R1、ツエナーダイ
オードZD1およびオペアンプOP3よりなる返送信号検出回
路にて検出するようになっている。すなわち、信号電流
が流れる電流検出用抵抗R1の両端電圧がツエナーダイオ
ードZD1にて設定される基準電圧に平均信号電流による
抵抗R1の電圧を加えた値を越えたこと(適当なインピー
ダンスを介して信号線4間が短絡され比較的大きな電流
(>平均電流+所定値)が流れたとき)にオペアンプOP
3出力が“L"になり、動作表示用発光ダイオードLD1およ
びフォトカプラPC2の発光ダイオードが点灯され、返送
信号が受信されたことを動作表示用発光ダイオードLD1
の点灯により表示するとともに、受信された信号をフォ
トカプラPC2のフォトトランジスタおよびトランジスタQ
5を介して受信信号判別回路15に入力するようになって
いる。ツエナーダイオードZD1にて設定された基準電圧
を抵抗R2,R3にて分圧した分圧電圧と、抵抗R4およびコ
ンデンサC1よりなるノイズ除去回路を介して入力される
電流検出用抵抗R1の両端電圧とを比較するオペアンプOP
4およびダーオードD2にて信号線4の短絡検出回路が形
成されており、信号線4が短絡されて大きな短絡電流が
流れ、電流検出用抵抗R1の両端電圧が分圧電圧を越えた
とき、オペアンプOP4出力が“L"になって、逆流阻止用
ダイオードD3を介して動作表示用発光ダイオードLD1
よびフォトカプラPC2の発光ダイオードを点灯し、動作
表示用発光ダイオードLD1の連続点灯により信号線4が
短絡されたことを表示するようになっている。
また、電源回路17は、ダイオードブリッジDB1,DB2およ
び3端子レギュレータVR1にて形成されており、信号用
電源AC1を整流平滑して送受信回路16に給電するととも
に、制御用電源AC2を整流平滑して定電圧化して信号処
理回路13、伝送信号発生回路14および受信判別回路15に
給電するようになっている。
第12図(a)は中央制御装置1からの伝送信号Vsを受信
してリモコンリレー6を制御する制御用端末器3の具体
構成例を示す回路図であり、制御用端末器3は、信号線
4を介して伝送される伝送信号Vsを受信する信号受信回
路20と、固有アドレスを設定するアドレス設定回路21
と、伝送信号Vsのアドレスデータと固有アドレスとの一
致を検出し、アドレス一致検出時に制御データを取り込
んで制御出力Vcを形成するとともに、監視入力に基いて
返送用監視データを形成する信号処理回路22と、制御出
力Vcの“H",“L"に応じてリモコンリレー6のセットパ
ルス信号Vcsおよびリセットパスル信号Vcrを形成するパ
ルス変換回路23と、リモコンリレー6を駆動する駆動信
号を形成するトランジスタQa,Qbおよびフォトサイリス
タPSa,PSbよりなるリレードライブ回路24と、リモコン
リレー6の動作状態を示す監視情報を入力するフォトカ
プラPC3よりなる監視入力回路25と、伝送信号Vsの返送
待機信号WTにて設定される返送信号期間に監視データ信
号を電流モード信号として中央制御装置1に返送する返
送回路26とで形成されており、制御端末器3は、中央制
御装置1からアクセスされたときに、伝送された制御デ
ータを取り込んで負荷7をオン、オフするリモコンリレ
ー6の駆動信号を出力するとともに、リモコンリレー6
の動作状態を示す監視データを中央制御装置1に返送す
るようになっている。
なお、監視用端末器2の構成は、上記制御用端末器3と
略同一構成であり、異なる点は、監視入力があったとき
に割り込み信号Viを送信して監視データを返送する割り
込み処理を行う割り込み発生手段およびデータ返送手段
を信号処理回路22にて実現する点であり、当然のことな
がら、パルス変換回路23およびドライブ回路24は省略さ
れる。また、信号処理回路22に監視入力端に入力される
信号は連続信号あるいはパルス信号であっても対応でき
るようになっている。また、後述するセンサ入力端末器
50もほぼ監視用端末器2と同様に構成される。
ところで、負荷7をオン、オフ制御するリモコンリレー
6は、連動する主接点raおよび補助接点rbを有するラッ
チングリレーRRと、ラッチンングリレーRRの励磁コイル
Lに直列に接続された電流切換用ダイオードDa,Dbとで
形成されており、トランス27にて降圧された交流電源AC
3からダイオードDaを介して励磁コイルLに所定レベル
のセット電流が所定時間流れたときに主接点raがオンし
て負荷7に商用電源ACから給電されるとともに、補助接
点rbが反転して励磁コイルLにダイオードDbが切換接続
されるようになっており、一方ダイオードDbを介して交
流電源AC3から励磁コイルLにリセット電流が流れたと
きに主接点raがオフして負荷7への給電が停止されると
ともに、補助接点rbが反転して励磁コイルLにダイオー
ドDaが切換接続されるようになっている。したがって、
制御用端末器3のドライブ回路24のフォトサイリスタPS
aがオンされたときに、リモコンリレー6のラッチング
リレーRRがオン側にセットされて負荷7がオンされ、フ
ォトサイリスタPSbがオンされたときにラッチングリレ
ーRRがオフ側にリセットされて負荷7がオフされるよう
になっている。この場合、リモコンリレー6は、ラッチ
ングリレーRRを用いて形成されているので、ドライブ回
路24から出力されるセット信号およびリセット信号と同
等の信号を発生するリモコンスイッチ8′においても制
御可能であり、負荷7は、信号線4および制御用端末器
3を介して中央制御装置1から伝送された制御データお
よびリモコンスイッチ8′の制御出力により制御される
ようになっている。なお、図では1個のリモコンリレー
6を制御する制御出力だけを示しているが、実施例で
は、信号処理回路から4個のリモコンリレー6をそれぞ
れ制御する制御出力が出力されている。
第12図(b)はリモコンスイッチ8′の具体回路例であ
り、押釦スイッチSW0およびダイオードDa′,Db′よりな
るセット、リセット信号発生回路と、発光ダイオードLD
a,LDbおよびダイオードDa″,Db″がそれぞれ直列接続さ
れたオン、オフ表示回路とで構成されている。なお、制
御用端末器3のドライブ回路24のトランジスタQa,Qbに
代えてオンスイッチ、オフスイッチを設けた回路にてリ
モコンスイッチ8′を構成しても良いことは言うまでも
ない。
以下、実施例の動作について第14図および第15図に示す
フローチャートを用いて具体的に説明する。いま、中央
制御装置1に電源が投入されて監視制御動作がスタート
すると、まず、中央制御装置1は、各制御用端末器3を
順次アクセスして各制御用端末器3の負荷制御状態を確
認し、各負荷7に対応して設けられている動作表示ラン
プ(図示せず)の動作表示を負荷7の動作状態と一致さ
せる。次に、中央制御装置1のダミー信号送信手段に
て、監視用あるいは制御用端末器2,3に設定されている
固有アドレス以外の空きアドレスをアクセスするダミー
伝送信号Vsが信号線4に送出される。このようにダミー
伝送信号Vsが通常伝送されている通常状態においては、
各端末器2,3はアドレス一致が得られないので、中央制
御装置1との間のデータ伝送を行なわずに待機状態とな
っている。ここに、いづれかの監視用端末器2に監視入
力手段から監視入力が入力されたとき、例えば、負荷7
をオンする操作スイッチが押されて、監視用端末器2の
監視入力端にオン操作信号が入力されたとき、監視用端
末器2の信号処理回路22にて形成される割り込み発生手
段では、直ちに割り込み信号Viを発生し、ダミー伝送信
号Vsのスタートパルス信号STに同期して信号線4に送出
する。中央制御装置1の割り込み処理手段では、監視用
端末器2からの割り込み信号Viが受信されたとき割り込
み発生端末器2を検出するために、割り込み発生端末器
2をアクセスしてアドレスデータを返送させるアドレス
確認モードの伝送信号Vsを送信する。
このアドレス確認モードの伝送信号Vsは、割り込み発生
端末器2にて受信され、割り込み発生端末器2の割り込
み発生手段では、アドレス確認モードの伝送信号Vsの返
送待機信号WTに同期して自己の固有アドレスデータを返
送する。この返送された固有アドレスデータを受信した
中央制御装置1の割り込み処理手段では、特定された割
り込み端末器2に対して割り込みアクセスモードの伝送
信号Vsを伝送する。次に割り込み発生端末器2のデータ
返送手段では、この割り込みアクセス用の伝送信号Vsが
受信されたときに、監視入力に対応した監視データを返
送待機信号WTに同期して中央制御装置1に返送する。こ
のようにして割り込み発生端末器2から中央制御装置1
に返送された監視データは、中央制御装置1の信号処理
回路13にて信号処理され、負荷7を制御する制御データ
を作成して対応する制御用端末器3をアクセスする伝送
信号Vsを送出する。この伝送信号Vsを受信した制御用端
末器3では、伝送された制御データに基いてリモコンリ
レー6を制御して負荷7をオン、オフ制御するととも
に、負荷7の制御状態を示す監視データを中央制御装置
1へ返送する。中央制御装置1では、制御用端末器3か
ら返送された監視データに基いて動作表示ランプを制御
して負荷7の動作状態表示を更新し、一連の監視制御動
作を終了してダミー伝送信号Vsを常時伝送する待機状態
に戻る。
このように、実施例にあっては、中央制御装置1はダミ
ー伝送信号を送信して常に割り込み待機状態となってお
り、監視用端末器2に監視入力があって割り込み信号が
送信されたとき、直ちに応答して割り込み発生端末器か
ら監視データを返送させるようになっているので、端末
器2,3の個数が増加した場合にあっても監視入力の入力
タイミングに関係なく常に応答性を良好にできるもので
ある。また、制御用端末器3から制御データに基いてリ
モコンリレー6を制御するセット信号あるいはリセット
信号を出力し、リモコンリレー6によって負荷7を制御
するようになっており、リモコンリレー6の制御入力端
子にリモコンスイッチ8,8′を接続することにより、負
荷7を制御用端末器4の制御出力およびリモコンスイッ
チ8,8′の制御出力にて並列的に制御でき、負荷7の操
作性を良好にできるようになっている。
次に、本発明の要旨とするところについて説明する。第
1図はセンサン入力端末器50の分解斜視図を示し、第2
図はセンサ入力端末器50のブロック図を示すものであ
る。各センサの出力はフォトカップラーP1〜P4の発光ダ
イオード側に接続され、フォトトランジスタの出力側は
入力回路58に入力されている。また、センサ入力端末器
50は、固有アドレスを設定するアドレス設定回路59と、
入力回路58からのセンサ入力信号を受けて、割り込み信
号やセンサ入力信号を形成すれる信号処理回路57と、割
り込み信号を送信する信号送信回路55と、伝送信号の返
送待機期間にセンサ入力信号を中央制御装置1へ返送す
る返送回路56等から構成されている。しかして、各セン
サからの信号がこのセンサ入力端末器50に入力される
と、入力回路58を介して信号処理回路57に入力され、こ
の信号処理回路57により割り込み信号が形成される。こ
の割り込み信号Viは信号送信回路55よりへダミー伝送信
号Vsのスタートパルス信号STに同期して信号線4に送出
し、中央制御装置1へ返送する。中央制御装置1では割
り込み信号Viが受信されると、上述と同様に信号を処理
し、中央制御装置1からの伝送信号Vsよりアドレスが一
致した当該センサ入力端末器50から、伝送信号Vsの返送
待機期間内にセンサ入力信号を中央制御装置1へ返送す
ることになる。従って、中央制御装置1ではこのセンサ
入力信号に基づいて、各種負荷7を制御したり、また、
例えば、照明負荷をパターン制御したりすることにな
る。なお、第9図に示す構成ではセンサ入力端末器50に
は4入力以上のセンサ入力が入力されるようになってい
るが、これは、便宜上示しているにすぎず、本実施例の
場合では、適宜1つのセンサ入力端末器50に4つのセン
サ入力とすれば良いものである。
次に、センサ入力端末器50の構造について説明する。ボ
ディ51は上面が開口した箱状に形成されており、このボ
ディ51内に2段に構成したプリント板53,54が収納配設
される。プリント板53,54には各種電子部品が実装され
ており、上側のプリント板53にはアドレス設定回路59を
構成する設定スイッチ59aが配置してある。ボディ51の
開口面を覆設するカバー52の略中央にはアドレス設定用
の開口部61が開口してあり、この開口部61には該開口部
61を覆設するカバー62が設けられている。カバー52の一
端には信号線4を接続する信号線接続用端子63と、電源
と接続する電源供給用端子64とが配置されており、カバ
ー52の他端にはセンサ出力が接続される無電圧接点接続
用端子65が配置されている。この無電圧接点接続用端子
65は第1図に示すように2段構成としてあり、上段に4
端子、下段に4端子の無電圧接点接続用端子65が列設し
てある。ネジ67を螺着した端子板66は各端子63,64,65に
装着されるが、この端子板66はその下部より下方に延出
形成した接続片66aが、各端子63,64,65の挿通孔(図示
せず)を介して、ボディ51内のプリント板54に直接半田
付けされる。すなわち、端子板66の接続片66aがプリン
ト板54の挿入孔54aの挿入されて半田付けされるもので
ある。
電源供給用端子63にはAC24Vの電圧が供給され、また、
信号線接続用端子64には信号線4が接続される。無電圧
接点接続用端子65は第2図に示すように電源及びフォト
カップラーP1〜P4のアース側に接続されており、この無
電圧接点接続用端子65にセンサを接続する。無電圧接点
接続用端子65の一方はプリント板54上で共通接続してあ
り、外部で送り配線する必要はないものである。しかし
て、無電圧接点がオンすると、フォトカップラーP1がオ
ンし、上述のように信号線4を通じて中央制御装置1に
信号が受信され、中央制御装置1が記憶しているパター
ンにより制御用端末器3を介してリモコンリレー6を制
御する。かかる場合、無電圧接点の入力端子65は1〜4
まであり、それぞれ違ったパターンを制御することがで
きる。尚、本実施例のセンサ入力端末器50では、チャン
ネルが0と1の2つがあるため、8パターンまで制御で
きるものである。また、入力側に無電圧接点が接続する
ことができるので、機械的にパターン制御が可能とな
り、更には、無電圧接点接続用端子65を2段にしたこと
で、プレーカ協約寸法の所謂2個モジュールで4入力ま
で接続できるものである。
第3図乃至第5図は、DINレールへ上記センサ入力端末
器50等を取り付けるための変換アダプタを示すものであ
る。アダプタ本体68の下面の中央には凹所69が形成して
あり、この凹所69の一面側にリブ70が突設され、また、
反対側には側端面が開口した溝71が形成してある。溝71
内にはDINレールに取り付けるためのスライダー72が溝
方向に摺動自在に収納配置され、スライダー72の開口部
74内に突設した軸73にスプリング75が係止され、このス
プリング75の付勢力によりスライダー72を凹所69側へ付
勢している。スライダー72の先端部はDINレールに係止
する係止片76が形成されている。アダプタ本体68の上面
の一端にはL型の係止片77が一体に形成されている。他
端部には略U字型で適宜に折曲形成された固定バネ80が
取着されている。アダプタ本体68の両側より凹んだ上面
に形成された一対の軸受け台78に固定バネ80の先端が挿
通されて軸受けされており、一対のL型の引掛リブ79に
固定ばね80の途中部分を引掛係止している。アダプタ本
体68の両側の上端面より軸受け台78及び引掛リブ79は第
5図(b)に示すように突出していない。固定バネ80の
上部には係止部80aが折曲形成されており、この形成部8
0aによりブレーカ協約寸法モジュール商品である上記セ
ンサ入力端末器50をある一定の力で押さえ付け固定する
ものである。
すなわち、第6図に示すように、DINレール81の両端に
アダプタ本体68のリブ70とスライダー72の係止部76とを
係止し、DINレール81にアダプタ本体68を取り付ける。
スライダー72のスプリング75の付勢力にてアダプタ本体
68はDINレール81に確実に取り付けられることになる。
また、アダプタ本体68にはモジュール商品が取り付けら
れるが、リブ79と固定バネ80の係止部80aとでモジュー
ル商品を押さえ付け固定する。ブレーカ協約寸法で形成
されているセンサ入力端末器50、リモコンリレー6、リ
モコントランス27がアダプタ本体68によりDINレール81
に簡単に取り付けることができるものである。従って、
ブレーカ協約寸法モジュールの商品はすべてアダプタ本
体68に取り付けられるため、ブレーカ協約寸法モジュー
ルの商品であれば、すべてDINレール81に取り付けるこ
とが可能となるものである。
第7図及び第8図はリモコンリレー6をDINレール81か
ら取り外す場合の構造に関するものであり、リモコンリ
レー6の下部側面にはDINレール81に取り付けるための
2個の取付金具82が上記アダプタ本体68のスライダー72
と同様に内側に付勢力を有して設けられている。従っ
て、DINレール81に装着されているリモコンリレー6を
取り外す場合には、内蔵されている2個の取付金具82を
ドライバー等により同時に操作しなければならず、非常
に困難であるという問題がある。そこで、第8図に示す
ように連結枠83を用いてこの問題を解決しようとするも
のである。すなわち、連結枠83の下面には取付金具82の
引掛片82aが挿入される孔85が形成されており、上面の
中央にはマイナスドライバーの先端が挿入されるドライ
バー挿入孔84が形成されている。従って、連結枠83の孔
85を取付金具82の引掛片82aの挿入して装着しておくこ
とで、リモコンリレー6をDINレール81か取り外す場合
には、ドライバーの先端を連結枠83のドライバー挿入孔
84に挿入して引き操作を行なうことで、取付金具82を同
時に引き出すことができ、1カ所操作とすることができ
るものである。従って、作業性が容易となるものであ
る。
[発明の効果] 本考案は上述のように、中央制御装置と、固有アドレス
が設定された複数の監視用やセンサ入力用および制御用
端末器とを一対の信号線にて接続し、中央制御装置から
各端末器を適宜アクセスして負荷制御用操作スイッチの
監視データ、センサ入力データおよび監視データに基い
た負荷制御用リレーの制御データを時分割多重伝送する
ようにした遠隔監視制御装置において、ボディと、この
ボディ内に収納配置される電子部品を装着したプリント
板と、ボディの上面開口面に覆設されるカバーとで上記
センサ入力端末器を形成し、このセンサ入力端末器のカ
バーに信号線接続用端子、電源供給用端子及びセンサか
らの信号が入力される無電圧接点接続用端子を形成し、
該無電圧接点接続用端子を夫々上下に4端子の2段構成
としたものであるから、無電圧接点接続用端子を用いて
いることで、無電圧接点が接続できるので、機械的にセ
ンサ入力端末器により中央制御装置を介してパターン制
御できる効果を奏し、また、無電圧接点接続用端子を上
下に4端子の2段構成としていることで、所謂ブレーカ
協約寸法での2個分のモジュール商品で4入力まで接続
することができる効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のセンサ入力端末器の分解斜
視図、第2図は同上のブロック図、第3図は同上のアダ
プタ本体の下面側からみた分解斜視図、第4図は同上の
アダプタ本体の上面側からみた斜視図、第5図(a)〜
(c)は同上のアダプタ本体の平面図、側面図及び底面
図、第6図は同上の取付状態を示す断面図、第7図は同
上のDINレールにリモコンリレーを取り付けた状態を示
す斜視図、第8図は同上の連結枠を示す斜視図、第9図
は同上の遠隔監視制御装置の概略構成を示すブロック回
路図、第10図は同上の要部概略ブロック図、第11図は同
上の中央制御装置のブロック回路図、第12図(a)
(b)は同上の制御端末器及びリモコンスイッチの要部
回路図、第13図乃至第15図は同上の動作説明図、第16図
は同上の配線を示す構成部である。 1は中央制御装置、2は監視用端末器、3は制御用端末
器、4は信号線、50はセンサ入力端末器、51はボディ、
52はカバー、53,54はプリント板、63は信号線接続用端
子、64は電源供給用端子、65は無電圧接点接続用端子を
示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 濱田 昭彦 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 山本 政利 三重県津市大字野田字鎌切856番地 津金 属工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央制御装置と、固有アドレスが設定され
    た複数の監視用やセンサ入力用および制御用端末器とを
    一対の信号線にて接続し、中央制御装置から各端末器を
    適宜アクセスして負荷制御用操作スイッチの監視デー
    タ、センサ入力データおよび監視データに基いた負荷制
    御用リレーの制御データを時分割多重伝送するようにし
    た遠隔監視制御装置において、ボディと、このボディ内
    に収納配置される電子部品を装着したプリント板と、ボ
    ディの上面開口面に覆設されるカバーとで上記センサ入
    力端末器を形成し、このセンサ入力端末器のカバーに信
    号線接続用端子、電源供給用端子及びセンサからの信号
    が入力される無電圧接点接続用端子を形成し、該無電圧
    接点接続用端子を夫々上下に4端子の2段構成として成
    ることを特徴とする遠隔監視制御装置のセンサ入力端末
    器構造。
JP61035619A 1986-02-20 1986-02-20 遠隔監視制御装置のセンサ入力端末器構造 Expired - Lifetime JPH0695787B2 (ja)

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