JPH0583776A - 遠隔制御システム用のワイヤレス受信器 - Google Patents

遠隔制御システム用のワイヤレス受信器

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JPH0583776A
JPH0583776A JP24397391A JP24397391A JPH0583776A JP H0583776 A JPH0583776 A JP H0583776A JP 24397391 A JP24397391 A JP 24397391A JP 24397391 A JP24397391 A JP 24397391A JP H0583776 A JPH0583776 A JP H0583776A
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Koji Yokota
浩二 横田
Toshiyuki Masuda
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ワイヤレス中継用端末器を介さずにワイヤレス
受信器を伝送線に直接接続する。 【構成】受光部1がワイヤレス信号を受光すると、ワイ
ヤレス信号処理部2は出力信号を出力する。端末処理部
3はワイヤレス信号処理部2の出力信号を受け取ると、
伝送線を介して割り込み信号を主制御装置に伝送する。
主制御装置は割り込み信号を受けるとチャンネルを含む
アドレスデータを伝送線に流す。端末処理部3は、チャ
ンネル設定部5aによって設定されたチャンネルと受信
したアドレスデータのチャンネルとが一致すると、監視
データを主制御装置に返す。主制御装置では、チャンネ
ルによって対応関係が設定されている制御用端末器に対
して監視データに基づいた制御データを伝送する。制御
用端末器では、主制御装置からの制御データを受信する
と接続された負荷をオン、オフさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光によるワイヤレス信
号を受光し、時分割多重伝送方式によってワイヤレス信
号に対応する制御信号を伝送することにより、負荷を制
御するようにした遠隔制御システム用のワイヤレス受信
器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のワイヤレス受信器を
利用して照明器具等の負荷を制御するようにした負荷制
御システムが提供されている。たとえば、図19に示す
ように、それぞれ個別にチャンネルが設定された複数の
監視用端末器42、制御用端末器43、ワイヤレス中継
用端末器44などの各種端末器と、主制御装置41と
を、一対の線路よりなる伝送線Lsを介して接続し、ワ
イヤレス中継用端末器44にワイヤレス受信器Xを接続
した遠隔制御システムが知られている。
【0003】この遠隔制御システムでは、主制御装置4
1から図20(a)に示すような形式を有した伝送信号
Vsを送出することにより、各端末器42〜44を制御
するようになっている。すなわち、伝送信号Vsは、信
号の送出開始を示すスタートパルスST、信号のモード
を示すモードデータMD、端末器42〜44を呼び出す
アドレスデータAD、負荷L1 〜L4 を制御する制御デ
ータCD、伝送誤りを検出するチェックサムデータC
S、端末器42〜44からの返送期間を設定する信号返
送期間WTよりなる複極(±24V)の時分割多重信号
であり、パルス幅変調によってデータが伝送されるよう
になっている(図20(b))。各端末器42〜44で
は、伝送線Lsを介して受信された伝送信号Vsのアド
レスデータADに含まれるチャンネルがあらかじめ設定
されているチャンネルと一致したときに、その伝送信号
Vsの制御データCDを取り込むとともに、伝送信号V
sの信号返送期間WTに同期して監視データ信号を電流
モード信号(伝送線Lsの線間を適当な低インピーダン
スを介して短絡して送出される信号)として返送するよ
うになっている。
【0004】一方、主制御装置41には、ダミー信号送
信手段と、割込み処理手段とが設けられている。ダミー
信号送信手段は、モードデータMDをダミーモードとし
た伝送信号Vsを常時送出する。また、割込み処理手段
では、監視用端末器42から図20(c)に示すような
割込み信号Viが発生したときに、割込み信号Viを発
生した監視用端末器42を検出し、その監視用端末器4
2をアクセスして監視データを返送させるようになって
いる。さらに、主制御装置41では、上述のようにして
監視用端末器42から返送された監視データに基いて、
対応する負荷L 1 〜L4 を制御する制御用端末器43へ
の制御データCDを作成するとともに、その制御データ
CDを伝送線Lsを介してその制御用端末器43に時分
割多重伝送することにより、各負荷L1 〜L4 を個別に
オン、オフ制御する。すなわち、監視用端末器42で
は、スイッチS1 〜S4 が操作されると割込み信号Vi
を送出し、割込み信号Viを受信した主制御装置41で
は伝送信号Vsを送出し、信号返送期間に監視データ信
号としてオンまたはオフに対応する信号を受信する。と
ころで、各制御用端末器43に接続された複数の負荷L
1 〜L4 には個別に負荷番号が設定されており、また、
主制御装置41では、監視用端末器42と制御用端末器
43との対応関係がチャンネルによって設定されてい
る。したがって、監視用端末器42から監視データとし
て負荷番号を伝送すれば、主制御装置41ではチャンネ
ルと負荷番号とを含むアドレスデータADを作成するこ
とができるのであって、このアドレスデータADを制御
用端末器43に伝送すれば、所望の負荷L1 〜L4 をオ
ン、オフ制御することができるのである。
【0005】ワイヤレス中継用端末器44にはワイヤレ
ス系伝送線Lwを介してワイヤレス受信器Xが接続され
る。ワイヤレス受信器Xは、ワイヤレス送信器Yから送
出された赤外線のような光によるワイヤレス信号を受信
しワイヤレス系伝送線Lwを介してワイヤレス中継用端
末器44に伝送する。ワイヤレス中継用端末器44で
は、ワイヤレス信号に含まれたアドレスデータによって
チャンネルを設定するとともに、割り込み信号Viを伝
送線Lsに送出する。以下の動作は、監視用端末器42
と同様であって、主制御装置41からの伝送信号Vsを
受けて監視データを返すと、チャンネルによって対応関
係が設定された制御用端末器43に伝送信号Vsが伝送
され、ワイヤレス信号に含まれるアドレスデータによっ
て指定された負荷番号に対応する負荷L1 〜L4 がオ
ン、オフ制御されるのである。
【0006】ここにおいて、各端末器42〜44では、
伝送線Lsに常時伝送されている伝送信号Vsを整流平
滑化して電源としている。また、制御用端末器43に接
続された負荷L1 〜L4 に対しては別途の電源から給電
される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記構成で
は、所望の負荷L1〜L4 を制御するために、制御用端
末器43のチャンネルに対応するチャンネルと負荷L1
〜L4 に対応する負荷番号とを含むアドレスデータAD
をワイヤレス信号として伝送するから、ワイヤレス送信
器YにおいてアドレスデータADを設定することが必要
である。すなわち、ワイヤレス送信器Yは特定の制御用
端末器43との対応関係が設定されているのであって、
ワイヤレス送信器Yを壁スイッチなどの代わりに配線不
要なスイッチとして用いるようになっているのである。
したがって、ワイヤレス送信器Yを多数の制御用端末器
43に対応させて使用するような目的、たとえば、ビル
などで巡回時に近くの照明器具を点灯させるような目的
には使用することができないという問題がある。
【0008】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、ワイヤレス受信器に監視用端末器と同等の機
能を有した端末処理部を設けることによって、ワイヤレ
ス中継用端末器を介さずにワイヤレス受信器を伝送線に
直接接続できるようにし、もって、一つのワイヤレス送
信器によって任意の制御用端末器を制御できるようにし
た遠隔制御システム用のワイヤレス受信器を提供しよう
とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、それぞれ個別
にチャンネルを設定した複数個の監視用端末器および制
御用端末器を一対の線路よりなる伝送線を介して主制御
装置に接続し、負荷を制御用端末器に接続し、端末器の
チャンネルを含むアドレスデータと、各端末器への制御
データと、端末器から主制御装置への監視データを受信
する期間を設定する信号返送期間とを含む伝送信号を主
制御装置から各端末器に対して時分割多重伝送すること
によって、監視用端末器から監視データが発生すると、
チャンネルに基づく対応関係が設定されている制御用端
末器に接続された負荷を制御する遠隔制御システムに用
いるワイヤレス受信器であって、光によるワイヤレス信
号を受光する受光部と、ワイヤレス信号が受光部で受光
されると出力信号を発生するワイヤレス信号処理部と、
チャンネルを設定するチャンネル設定部と、監視データ
をワイヤレス信号処理部の出力信号に呼応して作成する
端末処理部とを備え、端末処理部は監視データを作成す
ると主制御装置に対して割り込み信号を発生し、チャン
ネル設定部により設定されたチャンネルを指定するアド
レスデータを含む伝送信号が主制御装置から伝送線を介
して伝送されると作成した監視データを主制御装置に返
送するように構成されていることを共通構成としてい
る。
【0010】請求項1の発明は、チャンネル設定部がデ
ィジタルスイッチよりなることを特徴としている。請求
項2の発明は、それぞれ負荷番号を設定した複数個の負
荷を制御用端末器に接続し、伝送信号のアドレスデータ
に端末器のチャンネルと負荷番号とを含め、監視用端末
器から負荷番号データを含む監視データが発生すると、
チャンネルに基づく対応関係が設定されている制御用端
末器に伝送して負荷番号データにより指定された負荷番
号の負荷を制御するのであって、請求項1の構成に加え
て、制御対象となる負荷の負荷番号を設定するディジタ
ルスイッチよりなる負荷番号設定部を備え、端末処理部
では、負荷番号設定部で設定した負荷番号データを含む
監視データをワイヤレス信号処理部の出力信号に呼応し
て作成することを特徴としている。
【0011】請求項3の発明は、チャンネル設定部が投
光部および受光部を介して授受される外部からのワイヤ
レス信号によってデータが書換え可能なメモリであるこ
とを特徴としている。請求項4の発明は、制御用端末器
に一対一対応させて負荷を制御する個別制御モード、お
よび複数の制御用端末器に一対多対応させて複数の負荷
を一括して制御するグループ制御モードとを択一的に選
択する制御モード選択スイッチを付加したものである。
【0012】請求項5の発明は、ケースの表面に操作部
が露出したスイッチを付加し、端末処理部では、監視デ
ータをワイヤレス信号処理部の出力信号またはスイッチ
の操作に呼応して作成するのである。請求項6の発明
は、ワイヤレス信号処理部からの出力信号に基づいて負
荷動作のタイミングを指示するタイミング信号を発生す
るタイミング設定部を付加し、端末処理部では、タイミ
ング信号に基づいて設定されたタイミングで主制御装置
に割り込み信号を伝送するのである。
【0013】
【作用】本発明の構成によれば、光によるワイヤレス信
号を受光する受光部と、ワイヤレス信号が受光部で受光
されると出力信号を発生するワイヤレス信号処理部と、
チャンネルを設定するチャンネル設定部と、監視データ
をワイヤレス信号処理部の出力信号に呼応して作成する
端末処理部とを備え、端末処理部は監視データを作成す
ると主制御装置に対して割り込み信号を発生し、チャン
ネル設定部により設定されたチャンネルを指定するアド
レスデータを含む伝送信号が主制御装置から伝送線を介
して伝送されると作成した監視データを主制御装置に返
送するように構成されているので、ワイヤレス受信器に
おいて主制御装置との間で伝送信号を授受できることに
なり、ワイヤレス受信器をワイヤレス中継用端末器を介
さずに伝送線に直接接続することができるのである。そ
の結果、負荷を接続した制御用端末器との間でチャンネ
ルによる対応関係を設定しておけば、ワイヤレス信号と
しては負荷のオン、オフに対応する情報のみを伝送すれ
ばよいことになり、ワイヤレス送信器を任意のワイヤレ
ス受信器に対応させることが可能になるのである。すな
わち、負荷が照明器具であれば、対応する照明器具の近
傍にワイヤレス受信器を配置しておけば、そのワイヤレ
ス受信器に向けてワイヤレス信号を送るだけで負荷の特
定ができるのである。
【0014】請求項1の構成によれば、チャンネル設定
部としてディップスイッチを設けているので、所望の負
荷が接続される制御用端末器に対応付けるようにチャン
ネルを設定することができるのである。請求項2の構成
によれば、負荷番号を設定する負荷番号設定部を設けて
いるので、制御用端末器に接続された複数の負荷のうち
の特定の負荷のみを制御することができるのである。
【0015】請求項3の構成によれば、チャンネル設定
部として投光部および受光部を介して授受される外部か
らのワイヤレス信号によってデータが書換え可能なメモ
リを用いているので、天井等に設置する場合に、高所作
業が不要であり、チャンネルの設定作業が容易になるの
である。請求項4の構成によれば、制御用端末器に一対
一対応させて負荷を制御する個別制御モード、および複
数の制御用端末器に一対多対応させて複数の負荷を一括
して制御するグループ制御モードとを択一的に選択する
制御モード選択スイッチを付加しているので、1台のワ
イヤレス受信器を個別制御モードとグループ制御モード
とのどちらにも兼用することができるのである。
【0016】請求項5の構成によれば、ケースの表面に
操作部が露出したスイッチを付加してスイッチの操作に
呼応して監視データを作成できるようにしているから、
施工時には負荷を制御する制御用端末器との間のチャン
ネルの対応関係を手動操作によって確認できるのであ
る。請求項6の構成によれば、ワイヤレス信号処理部か
らの出力信号に基づいて負荷動作のタイミングを指示す
るタイミング信号を発生するタイミング設定部を付加
し、タイミング信号に基づいて設定されたタイミングで
主制御装置に割り込み信号を伝送するようにしているの
で、たとえば、オンやオフのタイミングをワイヤレス送
信器の操作時点から遅らせたり、ワイヤレス送信器の操
作時点から一定時間だけ負荷をオンにするといった制御
が可能になるのであって、使用用途が拡大するものであ
る。
【0017】
【実施例】(実施例1)本実施例では、ワイヤレス送信
器Yは、図19に示した監視用端末器42と同様に最大
4個の押釦スイッチを備え、どの押釦スイッチが押され
たかという情報を含む所定形式のワイヤレス信号を伝送
するものとする。図1に示すように、ワイヤレス受信器
Xは、ホトダイオードなどを備えた赤外線受光用の受光
部1を備え、受光部1の出力はワイヤレス信号処理部2
によって識別される。ワイヤレス信号処理部2では、ワ
イワレス信号が所定の形式を満たしているかどうかを判
定し、所定形式のワイヤレス信号であればどの押釦スイ
ッチに対応する信号かを識別して負荷番号に相当する情
報を含んだ出力信号を出力する。ワイヤレス信号処理部
2の出力信号は、マイクロコンピュータを主構成とする
端末処理部3に入力される。端末処理部3では、ワイヤ
レス信号処理部2の出力を受けると、伝送線Lsに接続
された端子Tを通して主制御装置41に割り込み信号V
iを伝送する。割り込み信号Viを受信した主制御装置
41は、ワイヤレス受信器Xに対して伝送信号Vsを伝
送する。ワイヤレス受信器Xでは、チャンネル設定部5
aによって設定されているチャンネルと、伝送信号Vs
のアドレスデータADに含まれるチャンネルとが一致す
ると、ワイヤレス信号処理部2の出力信号に含まれた負
荷番号に相当するデータを含む監視データを作成し、主
制御装置41に対して信号返送期間WTに同期して監視
データを返送するのである。チャンネル設定部5aは6
ビットのSIP形のディジタルスイッチにより構成され
ている。監視データは、伝送線Lsの線路間を低抵抗を
介して短絡するか開放するかに応じて電流モードの2値
信号として伝送される。端子Tには電源回路4が接続さ
れており、電源回路4では、伝送線Lsを伝送される複
極の伝送信号Vsを整流、安定化してワイヤレス信号処
理部2および端末処理部3に対して給電する。
【0018】ところで、上述した回路部は、図2ないし
図4に示すように、ケース10に納装される。ケース1
0には、端末処理部3などを実装した回路基板5のほか
に、ワイヤレス信号処理部2を受光部3とともに実装し
た回路基板6が納装されており、ケース10内には両回
路基板5,6が重ねられた形で納装される。ケース10
は、円板状のカバー12をボディ11の下面の開口に被
嵌し、タッピンねじよりなる組立ねじ14により結合し
て構成される。カバー12の周部はボディ11の周面か
ら突出してフランジ13を形成する。回路基板5には、
リード線15を介してケース10の上面に露出した端子
ねじを有した端子16(すなわち、図1の端子T)が接
続される。ボディ11の下面中央部には、回路基板6に
実装された受光部1の受光面の前方を覆う形で赤外線を
選択的に透過させるフィルタ17が配設される。このよ
うに、受光部1の前面にレンズを配置することなくフィ
ルタ17を配置しているので、受光部1の受光領域を狭
く設定することができるのであって、複数のワイヤレス
受信器Xが比較的近接して配置されている場合であって
も、ワイヤレス信号が目的とするワイヤレス受信器Xに
受信される確率を低減させることができ、目的とする負
荷のみをオン、オフできることになる。ここに、チャン
ネル設定部5aの操作部Daはカバー12の下面に露出
する。
【0019】フランジ13には一対の長孔18が形成さ
れ、各長孔18を通して固定用ねじ21が挿通されてい
る。この固定用ねじ21の中間部には取付金具20が挿
通され、固定用ねじ21の先端部には取付金具20に対
して回り止めがなされたナット22が螺合する。取付金
具20の基端部はボディ11の上部に枢着され、先端部
はフランジ13との距離を変えることができるようにな
っている。また、取付金具20には復帰ばね23が連結
され、先端部がフランジ13から離れる向きに付勢され
ている。
【0020】したがって、ケース10を天井パネル等の
取付パネルに穿孔した取付孔に取り付けるときには、固
定用ねじ21を緩め、復帰ばね23のばね力により取付
金具20の先端部をフランジ13から離した状態とする
(すなわち、取付金具20の先端部間の距離を小さくす
る)。この状態で、取付孔にボディ11および固定用ね
じ21を挿入し、取付パネルの表面にフランジ13を当
接させる。次に、固定用ねじ21を締め付けると、取付
金具20の先端部がフランジ13に近付いて、フランジ
13と取付金具20との間で取付パネルを挟持すること
ができるのである。以上のようにしてケース10を取付
パネルに固定した後、カバー12の下面を覆うように、
化粧プレート24を装着する。チャンネルを設定する際
には、化粧プレート24を外して操作部Daを露出させ
る。ケース10を上述のような形状に形成したことによ
り、天井パネル等の施工パネルへの取着が容易になるの
である。また、フランジ13には、配線器具用のスイッ
チボックスのような埋込ボックスを天井に埋め込んでい
る場合に対応できるように、埋込ボックスに螺合するボ
ックスねじを挿通するための一対の固定孔19が形成さ
れている。
【0021】照明器具などの負荷Lを制御する場合に
は、図5に示すように、制御用端末器43との対応関係
をチャンネル設定部5aにより設定したワイヤレス受信
器Xを、対応する負荷Lの近傍に配置するように施工す
る。このようにすれば、ワイヤレス送信器Yでは、所望
の負荷Lの近傍のワイヤレス受信器Xに向かってワイヤ
レス信号を送出するだけで、所望の負荷Lをオン、オフ
させることができるのである。すなわち、制御すべき負
荷Lをワイヤレス送信器Yで指定する必要がなく、単な
るオン、オフの指定のみになるから、ワイヤレス送信器
Yを任意のワイヤレス受信器Xに対応させることができ
るのである。すなわち、ワイヤレス中継用端末器が不要
になるのであり、ビル等において夜間に巡視する際に
は、ワイヤレス送信器Yを持ち歩けば、壁スイッチを操
作することなく照明器具をオン、オフすることができる
のである。また、伝送線Lsを伝送される伝送信号の授
受に必要なアドレスデータはワイヤレス受信器Xの内部
で設定されているから、ワイヤレス信号にはアドレスデ
ータが不要であり、ワイヤレス信号の信号形式が簡単に
なるという利点もある。
【0022】(実施例2)実施例1では、ワイヤレス送
信器Yによって負荷番号を指定するようにしていたが、
本実施例では、図6に示すように、負荷番号設定部5b
をワイヤレス受信器Xに設けることによって、チャンネ
ルと負荷番号とをワイヤレス受信器Xで特定するように
しているものである。すなわち、制御用端末器43との
対応関係はチャンネル設定部5aによって指定し、制御
用端末器43に接続した4個の負荷のうちでどの負荷を
制御するかを負荷番号によって特定しているのである。
負荷番号設定部5bには、SIP形の2ビットのディジ
タルスイッチが用いられ、図7に示すように、カバー1
2の下面に操作部Dbが露出する。ここに、ワイヤレス
信号には負荷番号に関する情報が含まれないから、ワイ
ヤレス信号処理部2からはワイヤレス信号の有無に関す
る情報のみを端末処理部3に伝達すればよいのであっ
て、ワイヤレス信号の形式が簡単になるのである。ま
た、ワイヤレス信号処理部2から端末処理部3への信号
も一つのパルスなどの簡単な信号になるのである。他の
構成および動作は実施例1と同様である。
【0023】(実施例3)本実施例は、実施例1のディ
ジタルスイッチよりなるチャンネル設定部5aに代えて
メモリよりなるチャンネル設定部5cを設けたものであ
る。チャンネル設定部5cにはEEPROMなどの書換
え可能なメモリが用いられており、チャンネル設定部5
cの内容を書き換えるために、ホトダイオードよりなる
受光素子31、発光ダイオードよりなる発光素子32、
受光素子31の出力から必要なデータを抽出して端末処
理部3に入力する受光回路33、端末処理部3からのデ
ータに基づいて発光素子32を駆動する発光回路34を
備えている。すなわち、受光素子31および発光素子3
2は、外部のワイヤレス信号を授受するものであって、
専用の設定器との間で光通信を行うことによってチャン
ネル設定部5cの内容を書き換えることができるように
してある。
【0024】端末処理部3では、チャンネル設定部5c
の内容操作の処理モードとして、少なくとも設定モード
と確認モードとが設けられている。受光素子31で受信
したワイヤレス信号によって設定モードが指定された場
合には、チャンネル設定部5cの内容をワイヤレス信号
の内容に従って書き換えた後、設定した内容を発光素子
32を通して設定器に返すのである。また、受光素子3
1で受信したワイヤレス信号によって確認モードが指定
された場合には、チャンネル設定部5cの設定内容を読
み出し、発光素子32を通して設定器に返送するのであ
る。
【0025】受光素子31および発光素子32は、図9
および図10に示すように、フィルタ17の周囲でカバ
ー12の下面に臨んでおり、化粧プレート24を挿着し
た状態では化粧プレート24に覆われることによって、
チャンネル設定部5cが不用意に書き換えられるのが防
止されている。また、チャンネル設定部5cの内容を操
作するためのワイヤレス信号の到達を示すことができる
ように、フランジ13の下面には確認灯35も設けられ
る。他の構成および動作は実施例1と同様である。
【0026】なお、チャンネル設定部5cにはチャンネ
ルのみを設定できるようにしているが、チャンネル設定
部5cに負荷番号も設定できる領域を設けるようにすれ
ば、実施例2と同様に動作させることも可能である。 (実施例4)本実施例は、実施例2の構成に加えて、図
11に示すように、制御用端末器43と一対一対応させ
て負荷を制御する個別制御モードと、複数の制御用端末
器43と一対多対応させて複数の負荷を一括して制御す
るグループ制御モードとを択一的に選択する制御モード
選択スイッチ5dを付加したものである。個別制御モー
ドを選択した場合には、実施例2と同様に動作する。ま
た、グループ制御モードを選択した場合には、同一グル
ープに所属する制御用端末器43のグループ名としての
グループチャンネルをチャンネル設定部5aによって設
定し、さらに、グループ内の制御用端末器43における
同一の負荷番号を有した負荷を一括して負荷番号設定部
5bで指定することによって、同一グループに所属する
制御用端末器43の中で、同一の負荷番号を有した負荷
を一括して制御することができるのである。制御モード
選択スイッチ5dはスライドスイッチよりなり、図12
に示すように、操作部Ddはカバー12の下面に露出す
る。
【0027】この構成によって、ワイヤレス受信器Xを
個別制御とグループ制御とのいずれにも共用することが
できるのであって、使用用途の拡大が図れるのである。
他の構成および動作は実施例2と同様である。 (実施例5)本実施例では、図13に示すように、実施
例4の構成に加えて、ワイヤレス信号処理部2と同等の
信号を発生するスイッチ7を付加したものである。ま
た、スイッチ7には、負荷の動作状態を表示する2色発
光の発光ダイオードよりなる動作表示灯8が内蔵されて
おり、主制御装置41との間で伝送される伝送信号Vs
によって制御用端末器43の制御状態を端末処理部3が
受け取ると、駆動部8aを通して動作表示灯8が点灯す
るようになっている。動作表示灯8は、負荷のオン、オ
フに応じて発光色を変えるようになっている。また、ス
イッチ7の操作部aは、図14および図15に示すよう
にカバー12の下面に突出するとともに、化粧プレート
24を通して露出し、動作表示灯8の点灯状態が外から
確認できるよになっている。
【0028】したがって、施工時においてスイッチ7を
操作して動作表示灯8の点灯状態や負荷のオン、オフ状
態を確認すれば、ワイヤレス受信器Xが伝送線Lsに正
しく接続されているかどうか、また、チャンネルや負荷
番号が正しく設定されているかどうかを確認することが
できるのである。また、動作表示灯8は、スイッチ7を
操作したときと同様にワイヤレス信号を受信したときに
も負荷の状態を示すから、ワイヤレス送信器Yによる操
作時にも、ワイヤレス受信器Xに対応する負荷の動作状
態を確認できるのである。他の構成は実施例4と同様で
ある。
【0029】(実施例6)本実施例は、図16に示すよ
うに、実施例4の構成にタイミング設定部9を付加した
ものである。タイミング制御部9は、ワイヤレス信号処
理部2の出力を受けて端末処理部3から割り込み信号を
発生させるタイミングを設定する機能を有している。す
なわち、ワイヤレス信号処理部2から出力信号が発生し
たときには端末処理部3から割り込み信号が発生するの
を禁止し、一定時間後に割り込み信号を発生させる遅延
動作と、ワイヤレス信号処理部2から出力信号が発生し
たときに端末処理部3から割り込み信号を発生させると
ともに、一定時間後に再度割り込み信号を発生させる限
時動作とのいずれかを行うように構成されている。遅延
動作の場合、ワイヤレス送信器Yの操作から遅れて負荷
をオンまたはオフにすることができ、いわゆる、オンデ
ィレイやオフディレイの操作が行えるのである。限時動
作の場合、ワイヤレス送信器Yの操作によって一定時間
だけ負荷をオンにすることができ、いわゆる、一時点灯
の操作が行えるのである。タイミングの設定には、図1
7および図18に示すように、フランジ13の下面に露
出するつまみ9aを操作すればよい。
【0030】なお、実施例3に示した光通信によって実
施例4、実施例6と同等の機能を端末処理部3に持たせ
ることも可能であって、この場合には、制御モードの切
換、遅延動作や限時動作の時間設定を光通信によって行
うことになる。
【0031】
【発明の効果】本発明は上述のように、光によるワイヤ
レス信号を受光する受光部と、ワイヤレス信号が受光部
で受光されると出力信号を発生するワイヤレス信号処理
部と、チャンネルを設定するチャンネル設定部と、監視
データをワイヤレス信号処理部の出力信号に呼応して作
成する端末処理部とを備え、端末処理部は監視データを
作成すると主制御装置に対して割り込み信号を発生し、
チャンネル設定部により設定されたチャンネルを指定す
るアドレスデータを含む伝送信号が主制御装置から伝送
線を介して伝送されると作成した監視データを主制御装
置に返送するように構成されているので、ワイヤレス受
信器において主制御装置との間で伝送信号を授受できる
ことになり、ワイヤレス受信器をワイヤレス中継用端末
器を介さずに伝送線に直接接続することができるという
効果を奏するのである。その結果、負荷を接続した制御
用端末器との間でチャンネルによる対応関係を設定して
おけば、ワイヤレス信号としては負荷のオン、オフに対
応する情報のみを伝送すればよいことになり、ワイヤレ
ス送信器を任意のワイヤレス受信器に対応させることが
可能になるという利点がある。すなわち、負荷が照明器
具であれば、対応する照明器具の近傍にワイヤレス受信
器を配置しておけば、そのワイヤレス受信器に向けてワ
イヤレス信号を送るだけで負荷の特定ができるのであ
る。その結果、ビル等において夜間に巡視する場合など
では、ワイヤレス送信器を持ち歩くことによって、壁ス
イッチを操作せずに照明器具の点滅が行えることにな
る。
【0032】請求項1の構成によれば、チャンネル設定
部としてディップスイッチを設けているので、所望の負
荷が接続される制御用端末器に対応付けるようにチャン
ネルを設定することができるのである。請求項2の構成
によれば、負荷番号を設定する負荷番号設定部を設けて
いるので、制御用端末器に接続された複数の負荷のうち
の特定の負荷のみを制御することができるのである。
【0033】請求項3の構成によれば、チャンネル設定
部として投光部および受光部を介して授受される外部か
らのワイヤレス信号によってデータが書換え可能なメモ
リを用いているので、天井等に設置する場合に、高所作
業が不要であり、チャンネルの設定作業が容易になるの
である。請求項4の構成によれば、制御用端末器に一対
一対応させて負荷を制御する個別制御モード、および複
数の制御用端末器に一対多対応させて複数の負荷を一括
して制御するグループ制御モードとを択一的に選択する
制御モード選択スイッチを付加しているので、1台のワ
イヤレス受信器を個別制御モードとグループ制御モード
とのどちらにも兼用することができるのである。
【0034】請求項5の構成によれば、ケースの表面に
操作部が露出したスイッチを付加してスイッチの操作に
呼応して監視データを作成できるようにしているから、
施工時には負荷を制御する制御用端末器との間のチャン
ネルの対応関係を手動操作によって確認できるのであ
る。請求項6の構成によれば、ワイヤレス信号処理部か
らの出力信号に基づいて負荷動作のタイミングを指示す
るタイミング信号を発生するタイミング設定部を付加
し、タイミング信号に基づいて設定されたタイミングで
主制御装置に割り込み信号を伝送するようにしているの
で、たとえば、オンやオフのタイミングをワイヤレス送
信器の操作時点から遅らせたり、ワイヤレス送信器の操
作時点から一定時間だけ負荷をオンにするといった制御
が可能になるのであって、使用用途が拡大するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1を示すブロック図である。
【図2】実施例1を示す一部切欠側面図である。
【図3】実施例1を示す化粧プレートを外した下面図で
ある。
【図4】実施例1を示す下面図である。
【図5】実施例1の使用形態を示す概略構成図である。
【図6】実施例2を示すブロック図である。
【図7】実施例2を示す化粧プレートを外した下面図で
ある。
【図8】実施例3を示すブロック図である。
【図9】実施例3を示す化粧プレートを外した下面図で
ある。
【図10】実施例3を示す一部切欠側面図である。
【図11】実施例4を示すブロック図である。
【図12】実施例4を示す化粧プレートを外した下面図
である。
【図13】実施例5を示すブロック図である。
【図14】実施例5を示す化粧プレートを外した下面図
である。
【図15】実施例5を示す下面図である。
【図16】実施例6を示すブロック図である。
【図17】実施例6を示す断面図である。
【図18】実施例6を示す化粧プレートを外した下面図
である。
【図19】従来の遠隔制御システムの概略構成図であ
る。
【図20】従来の遠隔制御システムの動作説明図であ
る。
【符号の説明】
1 受光部 2 ワイヤレス信号処理部 3 端末処理部 5a チャンネル設定部 5b 負荷番号設定部 5c チャンネル設定部 5d 制御モード切換スイッチ 7 スイッチ 9 タイミング設定部 10 ケース 31 受光素子 32 発光素子 41 主制御装置 42 監視用端末器 43 制御用端末器 Ls 伝送線 X ワイヤレス受信器 Y ワイヤレス送信器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ個別にチャンネルを設定した複
    数個の監視用端末器および制御用端末器を一対の線路よ
    りなる伝送線を介して主制御装置に接続し、負荷を制御
    用端末器に接続し、端末器のチャンネルを含むアドレス
    データと、各端末器への制御データと、端末器から主制
    御装置への監視データを受信する期間を設定する信号返
    送期間とを含む伝送信号を主制御装置から各端末器に対
    して時分割多重伝送することによって、監視用端末器か
    ら監視データが発生すると、チャンネルに基づく対応関
    係が設定されている制御用端末器に接続された負荷を制
    御する遠隔制御システムに用いるワイヤレス受信器であ
    って、光によるワイヤレス信号を受光する受光部と、ワ
    イヤレス信号が受光部で受光されると出力信号を発生す
    るワイヤレス信号処理部と、チャンネルを設定するディ
    ジタルスイッチよりなるチャンネル設定部と、監視デー
    タをワイヤレス信号処理部の出力信号に呼応して作成す
    る端末処理部とを備え、端末処理部は監視データを作成
    すると主制御装置に対して割り込み信号を発生し、チャ
    ンネル設定部により設定されたチャンネルを指定するア
    ドレスデータを含む伝送信号が主制御装置から伝送線を
    介して伝送されると作成した監視データを主制御装置に
    返送するように構成されたことを特徴とする遠隔制御シ
    ステム用のワイヤレス受信器。
  2. 【請求項2】 それぞれ個別にチャンネルを設定した複
    数個の監視用端末器および制御用端末器を一対の線路よ
    りなる伝送線を介して主制御装置に接続し、それぞれ負
    荷番号を設定した複数個の負荷を制御用端末器に接続
    し、端末器のチャンネルと負荷番号とを含むアドレスデ
    ータと、各端末器への制御データと、端末器から主制御
    装置への監視データを受信する期間を設定する信号返送
    期間とを含む伝送信号を主制御装置から各端末器に対し
    て時分割多重伝送することによって、監視用端末器から
    負荷番号データを含む監視データが発生すると、チャン
    ネルに基づく対応関係が設定されている制御用端末器に
    伝送して負荷番号データにより指定された負荷番号の負
    荷を制御する遠隔制御システムに用いるワイヤレス受信
    器であって、光によるワイヤレス信号を受光する受光部
    と、ワイヤレス信号が受光部で受光されると出力信号を
    発生するワイヤレス信号処理部と、チャンネルを設定す
    るディジタルスイッチよりなるチャンネル設定部と、制
    御対象となる負荷の負荷番号を設定するディジタルスイ
    ッチよりなる負荷番号設定部と、負荷番号設定部で設定
    した負荷番号データを含む監視データをワイヤレス信号
    処理部の出力信号に呼応して作成する端末処理部とを備
    え、端末処理部は監視データを作成すると主制御装置に
    対して割り込み信号を発生し、チャンネル設定部により
    設定されたチャンネルを指定するアドレスデータを含む
    伝送信号が主制御装置から伝送線を介して伝送されると
    作成した監視データを主制御装置に返送するように構成
    されたことを特徴とする遠隔制御システム用のワイヤレ
    ス受信器。
  3. 【請求項3】 それぞれ個別にチャンネルを設定した複
    数個の監視用端末器および制御用端末器を一対の線路よ
    りなる伝送線を介して主制御装置に接続し、負荷を制御
    用端末器に接続し、端末器のチャンネルを含むアドレス
    データと、各端末器への制御データと、端末器から主制
    御装置への監視データを受信する期間を設定する信号返
    送期間とを含む伝送信号を主制御装置から各端末器に対
    して時分割多重伝送することによって、監視用端末器か
    ら監視データが発生すると、チャンネルに基づく対応関
    係が設定されている制御用端末器に接続された負荷を制
    御する遠隔制御システムに用いるワイヤレス受信器であ
    って、光によるワイヤレス信号を受光する受光部と、ワ
    イヤレス信号が受光部で受光されると出力信号を発生す
    るワイヤレス信号処理部と、チャンネルを設定するチャ
    ンネル設定部と、監視データをワイヤレス信号処理部の
    出力信号に呼応して作成する端末処理部とを備え、端末
    処理部は監視データを作成すると主制御装置に対して割
    り込み信号を発生し、チャンネル設定部により設定され
    たチャンネルを指定するアドレスデータを含む伝送信号
    が主制御装置から伝送線を介して伝送されると作成した
    監視データを主制御装置に返送するように構成されてい
    て、チャンネル設定部は投光部および受光部を介して授
    受される外部からのワイヤレス信号によってデータが書
    換え可能なメモリであることを特徴とする遠隔制御シス
    テム用のワイヤレス受信器。
  4. 【請求項4】 それぞれ個別にチャンネルを設定した複
    数個の監視用端末器および制御用端末器を一対の線路よ
    りなる伝送線を介して主制御装置に接続し、負荷を制御
    用端末器に接続し、端末器のチャンネルを含むアドレス
    データと、各端末器への制御データと、端末器から主制
    御装置への監視データを受信する期間を設定する信号返
    送期間とを含む伝送信号を主制御装置から各端末器に対
    して時分割多重伝送することによって、監視用端末器か
    ら監視データが発生すると、チャンネルに基づく対応関
    係が設定されている制御用端末器に接続された負荷を制
    御する遠隔制御システムに用いるワイヤレス受信器であ
    って、光によるワイヤレス信号を受光する受光部と、ワ
    イヤレス信号が受光部で受光されると出力信号を発生す
    るワイヤレス信号処理部と、チャンネルを設定するチャ
    ンネル設定部と、制御用端末器に一対一対応させて負荷
    を制御する個別制御モード、および複数の制御用端末器
    に一対多対応させて複数の負荷を一括して制御するグル
    ープ制御モードとを択一的に選択する制御モード選択ス
    イッチと、監視データをワイヤレス信号処理部の出力信
    号に呼応して作成する端末処理部とを備え、端末処理部
    は監視データを作成すると主制御装置に対して割り込み
    信号を発生し、チャンネル設定部により設定されたチャ
    ンネルを指定するアドレスデータを含む伝送信号が主制
    御装置から伝送線を介して伝送されると作成した監視デ
    ータを主制御装置に返送するように構成されたことを特
    徴とする遠隔制御システム用のワイヤレス受信器。
  5. 【請求項5】 それぞれ個別にチャンネルを設定した複
    数個の監視用端末器および制御用端末器を一対の線路よ
    りなる伝送線を介して主制御装置に接続し、負荷を制御
    用端末器に接続し、端末器のチャンネルを含むアドレス
    データと、各端末器への制御データと、端末器から主制
    御装置への監視データを受信する期間を設定する信号返
    送期間とを含む伝送信号を主制御装置から各端末器に対
    して時分割多重伝送することによって、監視用端末器か
    ら監視データが発生すると、チャンネルに基づく対応関
    係が設定されている制御用端末器に接続された負荷を制
    御する遠隔制御システムに用いるワイヤレス受信器であ
    って、光によるワイヤレス信号を受光する受光部と、ワ
    イヤレス信号が受光部で受光されると出力信号を発生す
    るワイヤレス信号処理部と、チャンネルを設定するチャ
    ンネル設定部と、ケースの表面に操作部が露出したスイ
    ッチと、監視データをワイヤレス信号処理部の出力信号
    またはスイッチの操作に呼応して作成する端末処理部と
    を備え、端末処理部は監視データを作成すると主制御装
    置に対して割り込み信号を発生し、チャンネル設定部に
    より設定されたチャンネルを指定するアドレスデータを
    含む伝送信号が主制御装置から伝送線を介して伝送され
    ると作成した監視データを主制御装置に返送するように
    構成されたことを特徴とする遠隔制御システム用のワイ
    ヤレス受信器。
  6. 【請求項6】 それぞれ個別にチャンネルを設定した複
    数個の監視用端末器および制御用端末器を一対の線路よ
    りなる伝送線を介して主制御装置に接続し、負荷を制御
    用端末器に接続し、端末器のチャンネルを含むアドレス
    データと、各端末器への制御データと、端末器から主制
    御装置への監視データを受信する期間を設定する信号返
    送期間とを含む伝送信号を主制御装置から各端末器に対
    して時分割多重伝送することによって、監視用端末器か
    ら監視データが発生すると、チャンネルに基づく対応関
    係が設定されている制御用端末器に接続された負荷を制
    御する遠隔制御システムに用いるワイヤレス受信器であ
    って、光によるワイヤレス信号を受光する受光部と、ワ
    イヤレス信号が受光部で受光されると出力信号を発生す
    るワイヤレス信号処理部と、チャンネルを設定するチャ
    ンネル設定部と、ワイヤレス信号処理部からの出力信号
    に基づいて負荷動作のタイミングを指示するタイミング
    信号を発生するタイミング設定部と、監視データをワイ
    ヤレス信号処理部からの出力信号に呼応して作成する端
    末処理部とを備え、端末処理部はタイミング信号に基づ
    いて設定されたタイミングで主制御装置に割り込み信号
    を伝送し、割り込み信号を受信した主制御装置からチャ
    ンネル設定部により設定されたチャンネルを指定するア
    ドレスデータを含む伝送信号が主制御装置から伝送線を
    介して伝送されると作成した監視データを主制御装置に
    返送するように構成されたことを特徴とする遠隔制御シ
    ステム用のワイヤレス受信器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8057344B2 (en) 2005-03-24 2011-11-15 The Gates Corporation Endless belt with improved load carrying cord
US10006948B2 (en) 2011-02-25 2018-06-26 Veris Industries, Llc Current meter with voltage awareness

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