JP3612093B2 - 遠隔監視制御システム - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、光によるワイヤレス信号を用いて負荷を制御するようにした遠隔監視制御システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ワイヤレス受信器を利用して照明器具等の負荷を制御するようにした遠隔監視制御システムが提案されている。たとえば、図15に示すように、複数のワイヤレス受信器10をワイヤレス信号線Lwを通してワイヤレス中継端末器62に接続し、照明負荷Lを制御する制御用端末器63とワイヤレス中継端末器62とを2線式の信号線Lsに分岐接続するとともに、この信号線Lsを通してワイヤレス中継端末器62および制御用端末器63を伝送制御装置61に接続した構成のものが提案されている。ワイヤレス受信器10はワイヤレススイッチ20からのワイヤレス信号を受信し、受信したデータをワイヤレス中継端末器62を通して伝送制御装置61に伝送する。
【0003】
このような遠隔監視制御システムでは、伝送制御装置61から図16(a)に示すような形式を有した伝送信号Vsを送出することにより、各端末器62,63との間でデータを授受する。すなわち、伝送信号Vsは、信号の送出開始を示すスタートパルスST、信号のモードを示すモードデータMD、端末器62,63を個別に認識するためのアドレスデータAD、照明負荷Lへの制御内容を示す制御データCD、伝送誤りを検出するチェックサムデータのようなエラー訂正符号CS、端末器62,63からの返送期間を設定する信号返送期間WTよりなる双極性(±24V)の時分割多重信号であり、パルス幅変調によってデータが伝送されるようになっている(図16(b))。各端末器62,63では、信号線Lsを介して受信された伝送信号VsのアドレスデータADに含まれるアドレスがあらかじめ設定されているアドレスと一致したときに、その伝送信号Vsの制御データCDを取り込むとともに、伝送信号Vsの信号返送期間WTに同期して監視データを電流モード信号(信号線Lsの線間を適当な低インピーダンスを介して短絡して送出される信号)として返送するようになっている。
【0004】
一方、伝送制御装置61には、ダミー信号送信手段と、割込み処理手段とが設けられている。ダミー信号送信手段は、モードデータMDをダミーモードとしてアドレスデータADをサイクリックに変えた伝送信号Vsを常時送出する。また、割込み処理手段では、ダミーモードの伝送信号VsのスタートパルスSTに同期してワイヤレス中継端末器62から図16(c)に示すような割込み信号Viが発生したときに、ワイヤレス中継端末器62をアクセスして操作データとともにアドレスデータを監視データとして返送させるようになっている。ここに、ワイヤレススイッチ20はアドレスデータを含むワイヤレス信号を送出し、ワイヤレス中継端末器62はワイヤレス受信器10を介して受け取ったワイヤレススイッチ20からのアドレスデータを伝送制御装置61に対して返送する。
【0005】
伝送制御装置61では、上述のようにしてワイヤレス中継端末器62からのアドレスデータを受け取ると、アドレスによる対応関係があらかじめ設定されている制御用端末器63への制御データCDを監視データに基づいて作成し信号線Lsを介して時分割多重伝送する。すなわち、指定された制御用端末器63に接続されている照明負荷Lが制御データCDに応じて点灯・消灯する。
【0006】
以上の動作をまとめると、ワイヤレススイッチ20はアドレスデータを含むワイヤレス信号を送出し、これを受けたワイヤレス受信器10はワイヤレス信号線Lwを通してワイヤレス中継端末器62にデータを伝送する。ワイヤレス中継端末器62では、ワイヤレス信号線Lwに接続されているいずれかのワイヤレス受信器10からのデータを受信すると、信号線Lsに割り込み信号Viを送出し、割込み信号Viを受信した伝送制御装置61では伝送信号Vsを送出し、信号返送期間にワイヤレス中継端末器62から照明負荷Lの点灯・消灯に対応するデータと、ワイヤレス信号に含まれていたアドレスデータとを受信する。伝送制御装置61には受信したアドレスデータに対し制御データCDを伝送すべき相手方のアドレスデータが格納されており、このアドレスデータADを含む伝送信号Vsを送出することによって目的の制御用端末器63に制御データCDを伝送して照明負荷Lを点灯・消灯させることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記構成では、所望の照明負荷Lを制御するために、制御用端末器63のアドレスに対応するアドレスデータADを含むワイヤレス信号をワイヤレススイッチ20から送出するから、ワイヤレススイッチ20にアドレスを設定することが必要である。すなわち、ワイヤレススイッチ20は特定の制御用端末器63との対応関係が設定され、ワイヤレススイッチ20を壁スイッチなどの代わりに配線不要なスイッチとして用いるようになっているのである。
【0008】
したがって、複数の照明負荷Lについて点灯・消灯を制御する場合であって、図15に示すように2個の制御用端末器63を設けているとすれば、各制御用端末器63ではアドレスが互いに異なるから、ワイヤレススイッチ20にも異なるアドレスを有した2台のワイヤレススイッチ20が必要になる。いま、アドレスをチャンネル番号−負荷番号という形式で表し、ワイヤレススイッチと制御用端末器63とにおいてチャンネル番号−負荷番号の組が同じであるもの同士が対になっているものとすると、アドレス(3−2)のワイヤレススイッチ20は、アドレス(3−2)の制御用端末器63に対してのみ制御データCDを伝送可能であって、図示されているアドレス(5−2)の制御用端末器63を制御するには、アドレスを(5−2)とした別のワイヤレススイッチ20が必要になる。ただし、ワイヤレス受信器10ではどのワイヤレススイッチ20からのワイヤレス信号かは識別しないから、図15(a)(b)を見れば分かるように、1台のワイヤレス受信器10で複数のワイヤレススイッチ20からのワイヤレス信号を受信することが可能である。
【0009】
このような構成では、ワイヤレス受信器10の設置場所にかかわらず、制御用端末器63と同じチャンネル番号−負荷番号の組に設定されたワイヤレススイッチ20であれば、どこからでも照明負荷Lを制御できることになる。すなわち、照明負荷Lの点灯・消灯を確認できない場所から誤って照明負荷Lを制御する可能性があるという問題を有している。結局、この従来構成は制御対象となる照明負荷Lの点灯・消灯を確認できる範囲内で、各照明負荷Lごと(制御用端末器63ごと)にワイヤレススイッチ20を配置するような用途に限定して用いられるものである。
【0010】
これに対して、ビル警備などのために巡回時に近くの照明器具を点灯させるような目的には使用するとすれば、多数台のワイヤレススイッチを携帯することはできないから、1台のワイヤレススイッチで多数の照明負荷を制御することが要求される。
本発明は上述のような要求を満たすことを目的とするものであり、ワイヤレス中継端末器を介さずにワイヤレス受信器を信号線に直接接続できるようにして配線施工を容易にするとともに、ワイヤレススイッチのアドレスを不要にして1台のワイヤレススイッチで複数の制御用端末器を制御できるようにした遠隔監視制御システムを提供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、チャンネル番号−負荷番号の組をアドレスとしてそれぞれ設定した複数台のワイヤレス受信器および制御用端末器を2線式の信号線を介して伝送制御装置に分岐接続し、伝送制御装置は、アドレスデータを含む伝送信号を信号線に時分割多重伝送方式で送出することによってワイヤレス受信器および制御用端末器を個別にアクセスし、伝送信号に同期して設定した信号返送期間にワイヤレス受信器からの操作データを受信すると操作データに基づいて制御データを生成し、操作データを発生したワイヤレス受信器と同じチャンネル番号−負荷番号の組がアドレスとして設定されている制御用端末器に対して制御データを伝送して制御用端末器に接続された負荷を制御する遠隔監視制御システムにおいて、ワイヤレス受信器は、外部信号によりアドレスが書換可能な不揮発性のメモリよりなるアドレス記憶部を備え上記信号線に接続されるとともにワイヤレススイッチからの所定のワイヤレス信号を受信すると操作データを発生するものであり、ワイヤレススイッチは、操作スイッチの操作時にどのワイヤレス受信器にも受信させることができるフォーマットコードのワイヤレス信号を送出してワイヤレス受信器に操作データを発生させて負荷のオン・オフを反転させるものであって、チャンネル番号が等しく負荷番号が異なる複数個のワイヤレス受信器がワイヤレス信号を同時に受信した場合には、同時に受けたワイヤレス信号は無効にし、チャンネル番号が異なる複数個のワイヤレス受信器がワイヤレス信号を同時に受信した場合には、各ワイヤレス受信器と同じチャンネル番号−負荷番号の組がアドレスとして設定されている制御用端末器に接続された負荷のオン・オフをそれぞれ反転させる構成を採用している。
【0012】
【作用】
請求項1の発明の構成によれば、外部信号によりアドレスが書換可能な不揮発性のメモリよりなるアドレス記憶部を備え伝送制御装置に接続された信号線に接続されるとともにワイヤレススイッチからの所定のワイヤレス信号を受信すると操作データを発生するワイヤレス受信器と、操作時にどのワイヤレス受信器にも受信させることができるフォーマットコードのワイヤレス信号を送出してワイヤレス受信器に操作データを発生させ負荷のオン・オフを反転させるワイヤレススイッチとを設けているので、ワイヤレス受信器が伝送制御装置に対して信号線を介して接続され、従来構成では必要であったワイヤレス中継端末器が不要になるのであって、当然ながらワイヤレス信号線も不要になり、システムを構成する要素の種類が少なくなって施工が容易になる。また、ワイヤレス受信器と負荷を制御する制御用端末器との間で個別に対応関係を設定することができるから、ワイヤレス受信器を負荷に近い場所に配置するなどすれば、所望の負荷のみを制御することができ、不必要な負荷を不用意に制御してしまうことがないのである。しかも、ワイヤレススイッチにはアドレスがなく、どのワイヤレス受信器に対してもワイヤレス信号を受信させることができるから、1台のワイヤレススイッチで複数の負荷を制御することができるのである。このことはビル警備の巡回中などに通過経路の照明負荷だけを点灯・消灯させるというような用途では非常に便利である。さらに、アドレスを設定する手段をワイヤレススイッチに設ける必要がないから、ワイヤレススイッチをそれだけ小形化することができ、この点でも持ち歩くには便利である。加えて、ワイヤレス受信器のアドレスを格納するアドレス記憶部には、外部信号によってアドレスが書換可能な不揮発性のメモリを用いているから、施工後のアドレスの設定や変更などを外部信号によって容易に行なうことができる。とくに、ワイヤレス受信器の受信領域を広く設定するためにワイヤレス受信器を天井に取り付ける場合でも、アドレスの設定や変更に際して高所作業が不要であり、安全に作業することができるのである。
【0013】
【実施例】
図5、図6に示すように、ワイヤレス受信器10は、ホトダイオードなどの受光素子11a(図6参照)を備えた赤外線受光用の受光部11を備え、受光部11でワイヤレススイッチ20からのワイヤレス信号を受信したか否かは信号判断・出力回路12により判別される。信号判断・出力回路12では、ワイヤレス信号が所定の形式を満たしているかどうかを判定し、所定形式のワイヤレス信号であれば出力信号を発生する。信号判断・出力回路12の出力信号は、マイクロコンピュータを主構成とする信号処理回路13に入力される。信号処理回路13では、信号判断・出力回路12からの出力信号を受けると、信号線Lsに接続された端子Tを通して信号線Lsに割り込み信号Viを送出する。伝送制御装置61は信号線Lsを介して伝送された割り込み信号Viを受信すると、ワイヤレス受信器10に対して伝送信号Vsを伝送する。ワイヤレス受信器10では、アドレス記憶部14に格納されているアドレスデータと、伝送信号VsのアドレスデータADとが一致すると操作データを作成し、伝送制御装置61に対して信号返送期間WTに同期して操作データを返送するのである。操作データは、信号線Lsの線路間を低抵抗を介して短絡するか開放するかに応じて電流モードの2値信号として伝送される。
【0014】
ところで、アドレス記憶部14には書換可能な不揮発性のメモリ、望ましくはEEPROMが用いられている。アドレス記憶部14に格納されるアドレスデータを書き換えるために、ワイヤレススイッチ20とは別に設けた設定装置との間で赤外線によるワイヤレス信号を授受することができるアドレス設定部15が設けられる。アドレス設定部15は、ホトダイオードよりなる受光素子15a、発光ダイオードよりなる発光素子15b、受光素子15aの出力から必要なデータを抽出して信号処理回路13に入力する受光回路15c、信号処理回路13からのデータに基づいて発光素子15bを駆動する発光回路15dを備えている。すなわち、受光素子15aおよび発光素子15bは、専用の設定装置との間でワイヤレス信号を授受するのであって、設定装置との間で光通信を行うことによってアドレス記憶部14の内容を書き換えることができるようにしてある。
【0015】
信号処理回路13では、アドレス記憶部14の内容操作の処理モードとして、少なくとも設定モードと確認モードとが設けられている。受光素子15aで受信したワイヤレス信号によって設定モードが指定された場合には、アドレス記憶部14の内容をワイヤレス信号の内容に従って書き換えた後、設定した内容を発光素子15bを通して設定装置に返すのである。また、受光素子15aで受信したワイヤレス信号によって確認モードが指定された場合には、アドレス記憶部14の設定内容を読み出し、発光素子15bを通して設定装置に返送する。
【0016】
端子Tには電源回路16が接続されており、電源回路16では、信号線Lsを伝送される複極の伝送信号Vsを整流、安定化して受光部11、信号判断・出力回路12、信号処理回路13、アドレス設定部15に給電する。
ワイヤレス受信器10の具体回路を示すと図6のようになる。受光部11はフォトダイオードのような受光素子11aおよびシュミットトリガのような波形整形回路11bを備え、ワイヤレス信号に応じたパルス列を出力する。また、信号判断・出力回路12は、専用の集積回路12aに、ワイヤレス信号の形式判定を行なうためのフォーマットコードを設定するダイオードマトリクスよりなるコード設定部12b、電源投入時に集積回路12aをリセットするリセット回路12c、集積回路12aのクロック信号を発生させる発振回路12dを外付して構成される。同様に、信号処理回路13は、専用の集積回路13aに、電源投入時に集積回路13aをリセットするリセット回路13b、クロック信号を与えるための発振回路13cを外付して構成される。電源回路16は信号処理回路13の一部を兼ね、信号線Lsを伝送される伝送信号を全波整流するとともに信号線Lsへの接続を無極性化するためのダイオードブリッジDBを有し、伝送制御装置61からの伝送信号はトランジスタQを介して集積回路13aに入力し、ダイオーオブリッジDBの直流端間に接続されたトランジスタQのエミッタ−コレクタと抵抗Rとの直列回路により伝送制御装置61に返送する電流モード信号を出力する。
【0017】
ところで、上述した回路部は、図7から図9に示すような形状のハウジング30に納装される。ハウジング30には、回路部を実装した回路基板31が納装される。ハウジング30は、上底が閉塞された角筒状のカバー32の下面開口を円板状のボディ33で覆い、タッピンねじよりなる組立ねじ34によりカバー32とボディ33とを結合して構成される。カバー32はボディ33の中央部に載設されているのであって、ボディ33の周部はカバー32の周囲に突出してフランジ35を形成する。ハウジング30の上面には端子ねじを有した一対の端子36(すなわち、端子T)が露出し、この端子36にリード線37を介して回路基板31が接続される。カバー32の上面には端子36の露出部位に平板状の端子カバー38がカバー固定ねじ39で着脱自在に固定される。
【0018】
ボディ33の中央部は円形の開口窓33aが形成され、開口窓33aには回路基板31に実装された受光部11およびアドレス設定部15の受光素子15aおよび発光素子15bの受光面の前方を覆う形でワイヤレス信号となる近赤外線を選択的に透過させるフィルタ41が配設される。さらに、フィルタ41の前方には受光レンズ42が配置される。受光レンズ42は図8に示すように、受光部11の受光素子11aに対向する中央部に凹部42aを有していて中央部が薄肉に形成され、受光素子11aの視野が広くなるようにしてある。また、受光素子15aおよび発光素子15bは、図8に示すように、凹部42aとは異なる受光レンズ42の周部に臨むように配置される(図9の一点鎖線で囲んだ部分に臨むように配置される)。ちなみに、受光素子11aの視野が、頂角が170度程度の円錐領域となるように受光レンズ42を形成し、ワイヤレス受信器10を3.5mの天井に配置するとすれば、床から1.5m程度の高さ(ワイヤレススイッチ20を操作する高さはこの程度)付近の視野は直径が約20mになる。
【0019】
フランジ35には一対の長孔43が形成され、各長孔43を通して引締めねじ44が挿通されている。この引締めねじ44の中間部には挟み金具45が挿通され、引締めねじ44の先端部には挟み金具45に対して回り止めがなされたナット46が螺合する。挟み金具45の基端部はカバー32の上部に枢着され、先端部はフランジ35との距離を変えることができるようになっている。また、挟み金具45には復帰ばね47が連結され、先端部がフランジ35から離れる向きに付勢されている。
【0020】
したがって、図10に示すように、ハウジング30を天井パネル等の取付パネル48に穿孔した取付孔49に取り付けるときには、引締めねじ44を緩め、復帰ばね47のばね力により挟み金具45の先端部をフランジ35から離した状態とする(すなわち、挟み金具45の先端部間の距離を小さくする)。この状態で、取付孔49にカバー32および引締めねじ44を挿入し、取付パネル48の下面にフランジ35を当接させる。次に、引締めねじ44を締め付けると、挟み金具45の先端部がフランジ35に近付いて、フランジ35と挟み金具45との間で取付孔49の周部を挟持することができるのである。以上のようにしてハウジング30を取付パネル48に固定した後、ボディ33の下面を覆うように、化粧プレート40を装着する。上述したように、受光素子15aおよび発光素子15bは受光レンズ42に臨んで配置されているからアドレス設定の際に化粧プレート40を外す必要はない。ハウジング30を上述のような形状に形成したことにより、天井パネル等の取付パネル48への取着が容易になるのである。
【0021】
ワイヤレススイッチ20は、図11、図12に示すように、ワイヤレス信号を送出する赤外線発光ダイオードよりなる発光素子21を備える。発光素子21には押釦式の操作スイッチ22を押操作したときに信号判断・出力回路23により生成される制御信号が発光回路24を通して入力され、制御信号に応じて点滅する。また、ワイヤレススイッチ20では携帯するために電池を用いる電源回路25を備える。
【0022】
具体的には、図12に示すように、発光素子21には2個の発光ダイオードLED,LEDを並列接続して用いており、発光回路24には発光素子21の点灯時に可視光を発する発光ダイオードLEDが設けられている。また、信号判断・出力回路23は専用の集積回路23aに、ワイヤレス信号の形式を決めるためのフォーマットコードを設定するダイオードマトリクスよりなるコード設定部23b、電源投入時に集積回路23aをリセットするリセット回路23c、クロック信号を発生させる発振回路23dを外付して構成されている。ここで、コード設定部23bがワイヤレス受信器10のコード設定部12bと同じフォーマットコードに設定されているのはいうまでもない。
【0023】
このような構成によって、操作スイッチ22の押操作毎に所定形式のワイヤレス信号が発光素子21を通して送出されるのである。ワイヤレス受信器10ではフォーマットコード(すなわち、信号形式)が一致すれば、ワイヤレス送信器20からのワイヤレス信号と認識し、伝送制御装置61に対して操作データを送信するのである。
【0024】
ワイヤレス送信器20の器体50は、図13、図14に示すようなものであって偏平な直方体状に形成されている。厚み方向の一面には操作スイッチ22の操作部22aが露出し、また長手方向の一端部には発光素子21を覆うようにワイヤレス信号となる近赤外線が通過可能な送信窓51が設けられている。ここで、送信窓51を通して送出されるワイヤレス信号の広がり範囲は比較的狭く設定されている。器体50の長手方向の他端部には器体50から突出する形で引掛部52が形成され、引掛部52には器体50の厚み方向に貫通する通し孔53が形成されている。この通し孔53はワイヤレススイッチ20の携帯時などにおいて紐などを通すために設けられている。
【0025】
上記構成の遠隔監視制御システムで照明負荷Lを制御する場合には、図1に示すように、伝送制御装置61に接続された2線式の信号線Lsに対して、上記構成のワイヤレス受信器10と制御用端末器63とを複数台ずつ分岐接続する。制御用端末器63はディップスイッチなどを用いてアドレスが設定されており、ワイヤレス受信器10には設定装置を用いてアドレスが設定される。ここで、アドレスはチャンネル番号−負荷番号の組で表され、チャンネル番号−負荷番号の組の等しいワイヤレス受信器10と制御用端末器63とが対になるものとする。すなわち、ワイヤレス受信器10がワイヤレススイッチ20からのワイヤレス信号を受信すると、そのワイヤレス受信器10と同じチャンネル番号−負荷番号の組がアドレスとして設定されている制御用端末器63によって照明負荷Lが制御される。また、後述するが、チャンネル番号が等しく負荷番号が異なる複数個のワイヤレス受信器10がワイヤレス信号を同時に受信した場合には、そのワイヤレス信号は無効になる。
【0026】
いま、図1に示す2個の照明負荷Lを接続した各制御用端末器63のうち左の制御用端末器63のアドレスが(3−2)、右が(5−2)であるものとし、ワイヤレス受信器10のアドレスについても左が(3−2)、右が(5−2)であるものとする。この場合、図1(a)のように左のワイヤレス受信器10にのみワイヤレス信号を送れば左の照明負荷Lのみが点灯・消灯することになる。照明負荷Lが点灯するか消灯するかは、ワイヤレススイッチ20からのワイヤレス信号の送出前の照明負荷Lの状態によるのであって、ワイヤレス信号の送信によって状態が反転する。また、図1(b)のように右のワイヤレス受信器10にのみワイヤレス信号を送れば右の照明負荷Lのみが点灯・消灯する。
【0027】
図1の場合の動作説明から明らかなように、図2に示すように2個のワイヤレス受信器10がワイヤレススイッチ20からのワイヤレス信号を同時に受信できる程度に近接して配置されている場合には、2個のワイヤレス受信器10がワイヤレス信号を同時に受信することによって、両照明負荷Lが同時に点灯・消灯することになる。つまり、アドレスが(3−2)である制御用端末器63に接続された照明負荷L(左)がワイヤレス信号の送信前に点灯、アドレスが(5−2)である制御用端末器63に接続された照明負荷L(右)がワイヤレス信号の送信前に消灯であったとすれば(図2(a)の状態)、ワイヤレス信号の送信によって点灯・消灯の状態が逆転し、図2(b)のように左の照明負荷Lが消灯し右の照明負荷Lが点灯することになる。
【0028】
また、上述したように、チャンネル番号が同じであって負荷番号が異なる場合には、同時に受けたワイヤレス信号は無効になる。たとえば、図3において制御用端末器63およびワイヤレス受信器10について左側のアドレスが(3−2)、右側が(3−3)であるとし、左の照明負荷Lは点灯、右の照明負荷Lは消灯であるとすると、図3(a)(b)に示すように、ワイヤレススイッチ20からのワイヤレス信号を2つのワイヤレス受信器10に同時に受信させると、左の照明負荷Lの点灯状態、右の照明負荷Lの消灯状態は変化しないのである。各照明負荷Lを制御する場合には、各ワイヤレス受信器10に個別にワイヤレス信号を受信させるようにワイヤレススイッチ20の向きや距離を調節すればよい。
【0029】
以上説明したように、ワイヤレス受信器10を制御対象である照明負荷Lの近傍に配置することで、ワイヤレス受信器10と照明負荷Lとの対応関係を容易に認識することができ、ワイヤレススイッチ20では、所望の照明負荷Lの近傍のワイヤレス受信器10に向かってワイヤレス信号を送出するだけで、所望の照明負荷Lを点灯・消灯させることができるのである。すなわち、制御すべき照明負荷Lをワイヤレススイッチ20で指定する必要がなく、操作スイッチ22の単なる押操作のみで点灯・消灯を反転させるから、1台のワイヤレススイッチ20で任意の照明負荷Lを制御することができる。その結果、ワイヤレス中継端末器が不要になり、図4に示すように、ビル等において夜間に巡回する際には、ワイヤレススイッチ20を持ち歩けば、壁スイッチを操作することなく照明負荷Lを点灯・消灯することができるのである。また、信号線Lsを伝送される伝送信号の授受に必要なアドレスデータはワイヤレス受信器10の内部で設定されているから、ワイヤレス信号にはアドレスデータが不要であり、ワイヤレス信号の信号形式が簡単になるという利点もある。
【0030】
【発明の効果】
請求項1の発明は、ワイヤレス受信器は、外部信号によりアドレスが書換可能な不揮発性のメモリよりなるアドレス記憶部を備え伝送制御装置に接続された信号線に接続されるとともにワイヤレススイッチからの所定のワイヤレス信号を受信すると操作データを発生するものであり、ワイヤレススイッチは、操作スイッチの操作時にどのワイヤレス受信器にも受信させることができるフォーマットコードのワイヤレス信号を送出してワイヤレス受信器に操作データを発生させて負荷のオン・オフを反転させるものであって、チャンネル番号が等しく負荷番号が異なる複数個のワイヤレス受信器がワイヤレス信号を同時に受信した場合には、同時に受けたワイヤレス信号は無効にし、チャンネル番号が異なる複数個のワイヤレス受信器がワイヤレス信号を同時に受信した場合には、各ワイヤレス受信器と同じチャンネル番号−負荷番号の組がアドレスとして設定されている制御用端末器に接続された負荷のオン・オフをそれぞれ反転させるので、ワイヤレス受信器が伝送制御装置に対して信号線を介して接続され、従来構成では必要であったワイヤレス中継端末器が不要になるのであって、当然ながらワイヤレス信号線も不要になり、システムを構成する要素の種類が少なくなって施工が容易になるという利点がある。また、ワイヤレス受信器と負荷を制御する制御用端末器との間で個別に対応関係を設定することができるから、ワイヤレス受信器を負荷に近い場所に配置するなどすれば、所望の負荷のみを制御することができ、不必要な負荷を不用意に制御してしまうことがないという効果がある。しかも、ワイヤレススイッチにはアドレスがなく、どのワイヤレス受信器に対してもワイヤレス信号を受信させることができるから、1台のワイヤレススイッチで複数の負荷を制御することができるという効果がある。このことはビル警備の巡回中などに通過経路の照明負荷だけを点灯・消灯させるというような用途では非常に便利である。さらに、アドレスを設定する手段をワイヤレススイッチに設ける必要がないから、ワイヤレススイッチをそれだけ小形化することができ、この点でも持ち歩くには便利である。加えて、ワイヤレス受信器のアドレスを格納するアドレス記憶部には、外部信号によってアドレスが書換可能な不揮発性のメモリを用いているから、施工後のアドレスの設定や変更などを外部信号によって容易に行なうことができる。とくに、ワイヤレス受信器の受信領域を広く設定するためにワイヤレス受信器を天井に取り付ける場合でも、アドレスの設定や変更に際して高所作業が不要であり、安全に作業することができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の使用形態を示す概略構成図である。
【図2】実施例の使用形態を示す概略構成図である。
【図3】実施例の使用形態を示す概略構成図である。
【図4】実施例の使用例を示す説明図である。
【図5】実施例に用いるワイヤレス受信器を示すブロック図である。
【図6】実施例に用いるワイヤレス受信器を示す具体回路図である。
【図7】実施例に用いるワイヤレス受信器を示す分解斜視図である。
【図8】実施例に用いるワイヤレス受信器を示す一部切欠側面図である。
【図9】実施例に用いるワイヤレス受信器を示す下面図である。
【図10】実施例に用いるワイヤレス受信器の施工状態を示す断面図である。
【図11】実施例に用いるワイヤレススイッチを示すブロック図である。
【図12】実施例に用いるワイヤレススイッチを示す具体回路図である。
【図13】実施例に用いるワイヤレススイッチを示す正面図である。
【図14】実施例に用いるワイヤレススイッチを示す側面図である。
【図15】従来例の使用形態を示す概略構成図である。
【図16】遠隔監視制御システムで用いる伝送信号を示す図である。
【符号の説明】
10 ワイヤレス受信器
11 受光部
12 信号判断・出力回路
13 信号処理回路
14 アドレス記憶部
15 アドレス設定部
20 ワイヤレススイッチ
21 発光素子
22 操作スイッチ
23 信号判断・出力回路
24 発光回路
30 ハウジング
35 フランジ
42 受光レンズ
44 引締めねじ
45 挟み金具
48 取付パネル
50 器体
51 送信窓
53 通し孔
61 伝送制御装置
63 制御用端末器
Ls 信号線

Claims (1)

  1. チャンネル番号−負荷番号の組をアドレスとしてそれぞれ設定した複数台のワイヤレス受信器および制御用端末器を2線式の信号線を介して伝送制御装置に分岐接続し、伝送制御装置は、アドレスデータを含む伝送信号を信号線に時分割多重伝送方式で送出することによってワイヤレス受信器および制御用端末器を個別にアクセスし、伝送信号に同期して設定した信号返送期間にワイヤレス受信器からの操作データを受信すると操作データに基づいて制御データを生成し、操作データを発生したワイヤレス受信器と同じチャンネル番号−負荷番号の組がアドレスとして設定されている制御用端末器に対して制御データを伝送して制御用端末器に接続された負荷を制御する遠隔監視制御システムにおいて、ワイヤレス受信器は、外部信号によりアドレスが書換可能な不揮発性のメモリよりなるアドレス記憶部を備え上記信号線に接続されるとともにワイヤレススイッチからの所定のワイヤレス信号を受信すると操作データを発生するものであり、ワイヤレススイッチは、操作スイッチの操作時にどのワイヤレス受信器にも受信させることができるフォーマットコードのワイヤレス信号を送出してワイヤレス受信器に操作データを発生させて負荷のオン・オフを反転させるものであって、チャンネル番号が等しく負荷番号が異なる複数個のワイヤレス受信器がワイヤレス信号を同時に受信した場合には、同時に受けたワイヤレス信号は無効にし、チャンネル番号が異なる複数個のワイヤレス受信器がワイヤレス信号を同時に受信した場合には、各ワイヤレス受信器と同じチャンネル番号−負荷番号の組がアドレスとして設定されている制御用端末器に接続された負荷のオン・オフをそれぞれ反転させることを特徴とする遠隔監視制御システム。
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