JP3000245B2 - 電波規正型電子時計 - Google Patents

電波規正型電子時計

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JP3000245B2
JP3000245B2 JP4726292A JP4726292A JP3000245B2 JP 3000245 B2 JP3000245 B2 JP 3000245B2 JP 4726292 A JP4726292 A JP 4726292A JP 4726292 A JP4726292 A JP 4726292A JP 3000245 B2 JP3000245 B2 JP 3000245B2
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reception
time
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output
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敏行 柚木
祐一 井上
和実 佐久本
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セイコーインスツルメンツ株式会社
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    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04RRADIO-CONTROLLED TIME-PIECES
    • G04R20/00Setting the time according to the time information carried or implied by the radio signal
    • G04R20/08Setting the time according to the time information carried or implied by the radio signal the radio signal being broadcast from a long-wave call sign, e.g. DCF77, JJY40, JJY60, MSF60 or WWVB
    • G04R20/10Tuning or receiving; Circuits therefor

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、外部の発する標準時
刻信号を受信して時刻補正する電波規正型電子時計に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の電波規正型電子時計においては、
自動受信、すなわち、使用者が操作しなくてもある条件
になると受信状態になる時間が設定されており使用者の
生活パターンに合った受信時間を設定することができな
い、ということが知られていた。
【0003】さらに、自動受信は、毎日設定された受信
時間帯の始めの時刻から受信状態になる、ということが
知られていた。図2に、従来の電波規正型電子時計のシ
ステムブロック図を示す。分周回路2は、発振回路1の
出力する出力信号を分周する。演算処理回路などで構成
された時刻カウンタ3は、分周回路2の出力する出力信
号を入力し、表示手段15へ出力信号を出力する。ま
た、アンテナ9は、外部の発する標準時刻信号を入力す
る。受信回路10は、アンテナ9の出力した信号を入力
して増幅、検波する。
【0004】受信データ検出回路11で受信回路10の
出力信号を、1/0/*に変換し、そのデータを受信デ
ータ記憶回路12で記憶する。ここに、*は、1または
0に変換できなかった信号である。受信データ合否判定
回路13は、受信データ記憶回路12で記憶した受信デ
ータが所定の情報を有しているか否かを判定する。転送
回路14は、受信データ記憶回路12で記憶した受信デ
ータを、受信データ合否判定回路13の出力する出力信
号により、時刻情報演算回路16に修正パルスを出力す
る。設定された受信時間がN個のそれぞれのメモリ1か
らメモリNに記憶されている記憶時刻比較回路19は、
時刻カウンタ3の分カウンタと時カウンタの情報を入力
し、それぞれのメモリ1からメモリNで記憶されている
情報と比較する。ここにNは、2以上の正の整数であ
る。
【0005】OR回路20は、記憶時刻比較回路19の
それぞれのメモリ1からメモリNの出力信号を入力し、
論理和した結果の信号を出力する。R−Sラッチ21
は、時刻カウンタ3の日の情報が変ったときセットし、
受信データ合否判定回路13で受信データが所定の情報
を有していると判定したときの出力信号でリセットす
る。2入力AND回路22は、OR回路20の出力する
出力信号と、R−Sラッチ21の出力信号を入力し、論
理積した結果で受信回路10を制御している。
【0006】例えば、特開昭54−107776号公
報、特開昭61−191981号公報などに従来のこの
ような構造が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の電波規
正型電子時計においては、自動受信方式が一日のある一
定時間帯、一般的にはノイズの少ない夜中のみ受信可能
状態となり、例えば0時から3時までが前記一定時間帯
であった場合、その時間帯に鉄筋の建物内などの電波の
届かない、または、届きづらい場所に住んでいると自動
受信されず、自動受信方式では時刻補正が困難であっ
た。また、前記一定時間帯のうち毎日3時にしか受信に
成功しない場所でも、毎日0時から受信状態になり無意
味な消費電流を費やすという課題を有していた。
【0008】そこで、この発明の目的は、使用者の生活
パターンに合った受信成功時刻を記憶し、後日からは、
記憶した時刻から受信状態になるようにした電波規正型
電子時計を得ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は電波規正型電子時計において、転送回路
の出力信号により受信データ合否判定回路の出力信号に
基づいて受信した時刻を記憶する受信成功時刻記憶回路
と、受信データ合否判定回路の出力信号により所定の時
間を加算する受信時刻加算回路と、受信成功時刻記憶回
路の出力信号と時刻情報演算回路の出力信号を入力して
比較する受信成功比較回路と、受信時刻加算回路の出力
信号と時刻情報演算回路の出力信号を入力して比較する
受信時刻比較回路と、受信成功比較回路の出力信号と受
信時刻比較回路の出力信号を入力して受信手段の動作を
制御する受信動作判別回路とを有する構成とした。
【0010】
【作用】上記のように構成された電波規正型時計におい
ては、受信成功時刻記憶回路は、受信データ合否判定回
路の出力信号に基づいて、転送回路から出力された受信
した時刻を記憶し、受信時刻加算回路は、受信データ合
否判定回路の出力信号により、所定の時間を加算する。
また、受信成功比較回路は、受信成功時刻記憶回路の出
力信号と、時刻情報演算回路の出力信号を入力して比較
し、受信時刻比較回路は、受信時刻加算回路の出力信号
と、時刻情報演算回路の出力信号を入力して比較し、受
信動作判別回路は、受信成功比較回路の出力信号と、受
信時刻比較回路の出力信号を入力して受信手段の動作を
制御させる。
【0011】このようにして、本発明の電波規正型電子
時計は確実に外部の信号を受信して、正確な時刻を示す
ことができる。
【0012】
【実施例】以下に、この発明の実施例を図面に基づいて
説明する。図1は、この発明に係わる電波規正型電子時
計のシステムブロック図である。分周回路2は、発振回
路1の出力する出力信号を分周する。演算処理回路など
で構成された時刻カウンタ3は、分周回路2の出力する
出力信号を入力し、表示手段15へ出力信号を出力す
る。表示手段15は、時刻情報などを表示する。表示手
段としては、例えば、液晶パネルやモータや輪列により
動作する指針などを用いる。受信成功比較回路5は、時
刻カウンタ3の出力信号と受信成功時刻記憶回路7の出
力信号を比較する。受信時刻比較回路6は、時刻カウン
タ3の出力信号と受信時刻加算回路8の出力信号を比較
する。
【0013】受信動作判別回路4は、受信成功比較回路
5の出力信号と、受信時刻比較回路6の出力信号を入力
し、受信回路10を動作させるか否かを制御する。アン
テナ9は、外部の発する標準時刻信号を入力する。受信
回路10は、受信動作判別回路4の出力信号によりアン
テナ9の出力信号を入力し、増幅、検波する。受信デー
タ検出回路11は、受信回路10の出力信号を、1/0
/*に変換し、そのデータを受信データ記憶回路12で
記憶する。ここに、*は、1または0に変換できなかっ
た信号である。受信データ合否判定回路13は、受信デ
ータ記憶回路12の出力する出力信号を入力して、受信
データが所定の情報を有しているか否かを判定し、受信
データが所定の情報を有している場合に転送回路14を
動作させ、受信時刻加算回路8に出力信号を出力する。
【0014】転送回路14は、受信データ記憶回路12
から出力される受信データを入力し、受信データ合否判
定回路13の出力信号により、時刻カウンタ3の内容
と、受信成功時刻記憶回路7に記憶した内容を修正す
る。発振回路1、分周回路2及び時刻カウンタ3により
時刻情報演算回路16を構成している。また、アンテナ
9、受信回路10、受信データ検出回路11及び受信デ
ータ記憶回路12により、受信手段17を構成してい
る。さらに、受信動作判別回路4、受信成功比較回路
5、受信時刻比較回路6、受信成功時刻記憶回路7及び
受信時刻加算回路8により、受信時刻制御手段18を構
成している。
【0015】本発明の動作手順について実施例1、2、
3で説明する。 (実施例1)図3、図4、図5、図6及び図7は、本発
明による、受信に成功した時刻から翌日の受信が始まる
電波規正型電子時計に関するものである。図3は、受信
時刻制御手段18の詳細なブロック図である。0〜23
カウンタ23は、受信成功時刻記憶回路7と、受信時刻
加算回路8が含まれている。比較回路24は、0〜23
カウンタ23の情報の出力信号Aと、時刻カウンタ3の
時カウンタの情報の出力信号Bを比較し、一致した時に
出力信号Cにより5分タイマ25をスタートさせる。
【0016】2入力AND回路26は、一方が5分タイ
マ25の出力信号Eを入力し、もう一方は受信データ合
否判定回路13の出力する出力信号をインバータにより
反転した信号Dを入力し、受信回路10を制御してい
る。5分タイマ25は、タイマが5分終了すると5分終
了パルスHを発生させ、2入力AND回路27の一方の
入力端子へ出力する。
【0017】2入力AND回路27のもう一方の入力端
子は、受信データ合否判定回路13の出力する出力信号
をインバータにより反転した信号Gが入力され、出力信
号Iにより0〜23カウンタ23を制御している。ま
た、受信データ合否判定回路13は、受信データを判定
した結果が、所定の情報を有している時は、1(HIG
H)を出力し、所定の情報を有していないときは、0
(LOW)を出力する。更に、受信データ合否判定回路
13は、5分タイマ25の5分終了パルスが立ち下がる
時に0(LOW)を出力する。
【0018】図4は、受信時刻制御手段の動作を示す概
略フローチャートである。0〜23カウンタ23の初期
値Hを0とする(ステップ401)。時刻カウンタ3の
時カウンタの内容と、0〜23カウンタ23の内容Hを
比較している(ステップ402)。5分タイマ25を動
作させてから5分以内であるか判断している(ステップ
403)。5分より大きいときは、5分以内で受信デー
タが所定の情報を有していなかったと判断し、受信は終
り、0〜23カウンタ23の値Hを1加算し(ステップ
408)、その後カウンタの値を制御する(ステップ4
09)。5分以内であれば受信する(ステップ40
4)。
【0019】受信したデータが、所定の情報を有してい
るか否かを判断する(ステップ405)。受信したデー
タが、所定の情報を有していたら、受信データに基づ
き、時刻カウンタ3を修正する(ステップ406)。そ
して、翌日の0時00分になるまで制御する(ステップ
407)。図5、図6及び図7は、受信時刻制御手段1
8のタイムチャートである。図5、図6及び図7のA〜
Iは、図3に示す出力信号のA〜Iであり、それぞれの
場所における出力信号の時間軸に対応する波形を示して
いる。
【0020】Aは、0〜23カウンタ23の出力波形で
ある。Bは、時刻カウンタ3の時カウンタの出力波形で
ある。Cは、比較回路24の出力波形で、AとBの論理
積である。DとGは、受信データ合否判回路13の出力
をインバータにより反転した波形である。Eは、5分タ
イマ25の出力波形で、スタートしてから5分間1(H
IGH)となる。Fは、2入力AND回路26の出力波
形で、DとEの論理積である。Hは、5分タイマ25か
ら出力された5分終了パルス波形である。Iは、2入力
AND回路27の出力波形で、出力波形が1(HIG
H)になると0〜23カウンタ23のカウンタを1加算
する。また、Iは、GとHの論理積である。
【0021】図5は、2時0分に自動受信が始まり、自
動受信開始後3分目に受信データ合否判定回路13は、
受信データが所定の情報を有していると判断し、受信を
終了させる時の詳細なタイムチャートである。0〜23
カウンタ23が、前日受信に成功した時刻である2時0
分を記憶しており、時刻カウンタ3の時カウンタが、2
時になったときにCが1(HIGH)になる。Cの立ち
上がりで5分タイマ25がスタートし、Eが5分間1
(HIGH)になる。DとGは、前日の5分タイマ25
の5分終了パルスが立ち下がったときから1(HIG
H)になっており、自動受信開始後3分目で受信に成功
するまで1(HIGH)である。
【0022】受信に成功すると受信データ合否判定回路
13から1(HIGH)が出力され、その信号の反転し
た信号がDとGに伝わるのでDとGは、5分タイマ25
の5分終了パルスが立ち下がるまで0(LOW)にな
る。Fは、DとEの論理積であるので、5分タイマ25
が動作している間は、自動受信開始後3分目で受信に成
功するまで1(HIGH)になる。
【0023】また、5分タイマ25のタイマが終了する
とHには、5分終了パルスが発生する。3分目で受信に
成功しているのでGとHが同時に1(HIGH)になる
ことがなく、Iは、0(LOW)のままである。したが
って、0〜23カウンタ23は、2時0分のままで翌日
も2時0分から自動受信状態になる。図6は、2時0分
に自動受信が始まり、自動受信開始後5分間で受信に成
功せず、3時0分から自動受信が再び始まり、自動受信
の再開始後2分目に受信データ合否判定回路13は、受
信データが所定の情報を有していると判断し、受信を終
了させる時の詳細なタイムチャートである。
【0024】0〜23カウンタ23が、前日受信に成功
した時刻である2時0分を記憶しており、時刻カウンタ
3の時カウンタが、2時になったときにCが1(HIG
H)になる。Cの立ち上がりで5分タイマ25がスター
トし、Eが5分間1(HIGH)になる。DとGは、前
日の5分タイマ25の5分終了パルスが立ち下がったと
きから1(HIGH)になっており、5分間で受信に成
功しなかったので1(HIGH)のままである。
【0025】Fは、DとEの論理積であるので、Eが5
分間1(HIGH)の間、1(HIGH)になる。ま
た、5分タイマ25のタイマが終了するとHには、5分
終了パルスが発生する。5分間で受信に成功しなかった
のでIは、5分タイマ25から5分終了パルスが出力さ
れた時に1(HIGH)になり、0〜23カウンタ23
の値を1加算する。これによりAは3時となるので、C
は0(LOW)になる。次に、3時0分になると時刻カ
ウンタ3の時カウンタの出力する情報と、0〜23カウ
ンタ23の出力する情報が一致するので、再び自動受信
を始める。図6における3時からの動作のタイミング
は、2分目で受信に成功する点が違うだけでタイミング
は図5と同一である。
【0026】図7は、図5及び図6を連続的に示したも
ので、時間的な動作タイミングは図5及び図6と同一で
ある。図7により、前日の受信に成功した時刻から次の
日の自動受信が始まっていることがわかる。 (実施例2)図8及び図9は、本発明による、受信に成
功した時刻を一週間分それぞれ記憶し、曜日ごとにそれ
ぞれ記憶した時刻から受信が始まる電波規正型電子時計
に関するものである。
【0027】図8は、受信時刻制御手段18の詳細なブ
ロック図である。0〜23カウンタ群31は、0〜23
カウンタが7個あり、月曜日から日曜日までそれぞれ受
信に成功した時刻が記憶されている。デコーダ29は、
時刻カウンタ28の曜カウンタの出力する出力信号を入
力し、7個の2入力AND回路で構成されるAND回路
群30の一方の入力端子に出力する。AND回路群30
を構成するそれぞれの2入力AND回路のもう一方の入
力端子は、2入力AND回路27の出力する出力信号を
入力する。時刻カウンタ28の時カウンタの出力する出
力信号と、0〜23カウンタの出力する出力信号を比較
する比較回路24から2入力AND回路27までの動作
は、図3で説明したものと同様である。
【0028】図9は、受信時刻制御手段18の動作を示
す概略フローチャートである。時刻カウンタ28の曜カ
ウンタの内容をdとする(ステップ901)。dの内容
に合った0〜23カウンタ群31の0〜23カウンタの
初期値H(d) を0とする(ステップ902)。時刻カウ
ンタ28の時カウンタの内容と、dの内容に合った0〜
23カウンタの内容H(d) を比較している(ステップ9
03)。
【0029】5分タイマ25を動作させてから5分以内
であるか判断している(ステップ904)。5分より大
きいときは、5分以内で受信データが所定の情報を有し
ていなかったと判断し、受信は終り、dの内容に合った
0〜23カウンタの値H(d)を1加算し(ステップ91
0)、その値H(d) が23以下であるかを判断する(ス
テップ911)。そして、判断した結果が23より大き
くなれば、dの内容に合った0〜23カウンタの値H
(d) を0にし(ステップ912)、dを1加算する(ス
テップ913)。さらに、dが6以下であるか判断し
(ステップ914)、判断した結果が6より大きくなれ
ばdを0にする(ステップ915)。
【0030】ステップ904で判断した結果が5分以内
であれば受信する(ステップ905)。受信したデータ
が、所定の情報を有しているか否かを判断する(ステッ
プ906)。受信したデータが、所定の情報を有してい
たら受信データに基づき、時刻カウンタ28を修正する
(ステップ907)。そして、翌日の0時00分になる
まで制御し(ステップ908)、翌日の0時00分にな
ったらdを時刻カウンタの曜カウンタの内容にする(ス
テップ909)。
【0031】(実施例3)図10及び図11は、本発明
による、ある時刻で自動受信に失敗したとき、55分後
に次の自動受信を始める電波規正型電子時計に関するも
のである。図10は、受信時刻制御手段18の詳細なブ
ロック図である。加算回路32は、加算回路32内の分
カウンタ、時カウンタの初期値を0として、以後2入力
AND回路27の出力する出力信号により、データ値で
ある55分を加算していく。比較回路33は、時刻カウ
ンタ3の分カウンタの出力する出力信号と加算回路32
内の分カウンタの出力する出力信号を比較し、比較回路
34は、時刻カウンタ3の時カウンタの出力する出力信
号と加算回路32内の時カウンタの出力する出力信号を
比較し、一致した時に1(HIGH)をそれぞれ出力す
る。
【0032】2入力AND回路35は、比較回路33及
び比較回路34から出力される出力信号を入力し、出力
が1(HIGH)になると5分タイマ25をスタートさ
せる。5分タイマ25から2入力AND回路27までの
動作は、図3で説明したものと同様である。図11は、
受信時刻制御手段18の動作を示す概略フローチャート
である。加算回路32内の分カウンタの初期値Mを0と
し(ステップ1101)、また加算回路32内の時カウ
ンタの初期値Hも0とする(ステップ1102)。加算
回路32内の分カウンタの値M、時カウンタの値Hの内
容と、時刻カウンタ3の分カウンタ、時カウンタの内容
を比較している(ステップ1103)。一致した場合5
分タイマ25をスタートさせるが、動作させてから5分
以内であるか判断している(ステップ1104)。
【0033】5分より大きいときは、5分以内で受信デ
ータが所定の情報を有していなかったと判断し、受信は
終り、加算回路32内の分カウンタの値Mを55加算し
(ステップ1108)、加算した値が60より小さいか
判断する(ステップ1109)。加算した値が60以上
の時、その値から60を引く(ステップ1110)。さ
らに、加算回路32内の時カウンタの値Hを1加算し
(ステップ1111)、その後加算回路32内の時カウ
ンタを制御する(ステップ1112)。ステップ110
4で判断した結果が5分以内であれば受信する(ステッ
プ1105)。受信したデータが、所定の情報を有して
いるか否かを判断する(ステップ1106)。受信した
データが、所定の情報を有していたら受信データに基づ
き、時刻カウンタ3を修正する(ステップ1107)。
【0034】
【発明の効果】本発明の電波規正型電子時計は、電波規
正型電子時計において、受信データ合否判定回路の出力
信号に基づいて転送回路から出力された受信した時刻を
記憶する受信成功時刻記憶回路と、受信データ合否判定
回路の出力信号により所定の時間を加算する受信時刻加
算回路と、受信成功時刻記憶回路の出力信号と時刻情報
演算回路の出力信号を入力して比較する受信成功比較回
路と、受信時刻加算回路の出力信号と時刻情報演算回路
の出力信号を入力して比較する受信時刻比較回路と、受
信成功比較回路の出力信号と受信時刻比較回路の出力信
号を入力して受信手段の動作を制御する受信動作判別回
路とを有する構成としたので、以下に記載する効果を有
する。
【0035】自動受信する時間帯が決っていないた
め、使用者の生活パターンにあった自動受信、即ち、時
刻補正が行え、正確な時刻を表示する時計が得られる。 使用者の多くが周期的な生活パターンを営んでいると
考えられるので、受信に成功した時刻を記憶し、その後
は、記憶した時刻から自動受信状態になることは、従来
と比べ、受信に成功する確立が高く、消費電流が少なく
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる電波規正型電子時計のシステム
ブロック図である。
【図2】従来の電波規正型電子時計のシステムブロック
図である。
【図3】本発明に係わる電波規正型電子時計の実施例
(1)における受信時刻制御手段の詳細なブロック図で
ある。
【図4】本発明に係わる電波規正型電子時計の実施例
(1)における受信時刻制御手段の動作を示す概略フロ
ーチャートである。
【図5】本発明に係わる電波規正型電子時計の実施例
(1)における自動受信に成功した場合の詳細なタイム
チャートである。
【図6】本発明に係わる電波規正型電子時計の実施例
(1)における自動受信に失敗し、自動受信に成功する
までの詳細なタイムチャートである。
【図7】本発明に係わる電波規正型電子時計の実施例
(1)における図5及び図6を連続的に示した概略タイ
ムチャートである。
【図8】本発明に係わる電波規正型電子時計の実施例
(2)における受信時刻制御手段の詳細なブロック図で
ある。
【図9】本発明に係わる電波規正型電子時計の実施例
(2)における受信時刻制御手段の動作を示す概略フロ
ーチャートである。
【図10】本発明に係わる電波規正型電子時計の実施例
(3)における受信時刻制御手段の詳細なブロック図で
ある。
【図11】本発明に係わる電波規正型電子時計の実施例
(3)における受信時刻制御手段の動作を示す概略フロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 発振回路 2 分周回路 3 時刻カウンタ 4 受信動作判別回路 5 受信成功比較回路 6 受信時刻比較回路 7 受信成功時刻記憶回路 8 受信時刻加算回路 9 アンテナ 10 受信回路 11 受信データ検出回路 12 受信データ記憶回路 13 受信データ合否判定回路 14 転送回路 15 表示手段 16 時刻情報演算回路 17 受信手段 18 受信時刻制御手段 19 記憶時刻比較回路 20 OR回路 21 R−Sラッチ 22 2入力AND回路 23 0〜23カウンタ 24 比較回路 25 5分タイマ 26 2入力AND回路 27 2入力AND回路 28 時刻カウンタ 29 デコーダ 30 AND回路群 31 0〜23カウンタ群 32 加算回路 33 比較回路 34 比較回路 35 2入力AND回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−289156(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G04G 5/00 G04C 9/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時刻情報などを演算処理する時刻情報演
    算回路と、 前記時刻情報演算回路の出力する出力信号を入力して情
    報を表示する表示手段と、外部の発する標準時刻信号を
    入力し、そのデータを記憶する受信手段と、 前記受信手段の出力する出力信号を入力して、受信デー
    タが所定の情報を有しているか否かを判定する受信デー
    タ合否判定回路と、前記受信データ合否判定回路の出力する出力信号によ
    り、 前記受信手段で記憶した受信データを、前記時刻情
    報演算回路に出力する転送回路を有する電波規正型電子
    時計において、 前記受信データ合否判定回路の出力信号に基づいて、
    記転送回路から出力された受信した時刻を記憶する受信
    成功時刻記憶回路と、 前記受信データ合否判定回路の出力信号により、所定の
    時間を加算する受信時刻加算回路と、 前記受信成功時刻記憶回路の出力信号と、前記時刻情報
    演算回路の出力信号を入力して比較する受信成功比較回
    路と、 前記受信時刻加算回路の出力信号と、前記時刻情報演算
    回路の出力信号を入力して比較する受信時刻比較回路
    と、 前記受信成功比較回路の出力信号と、前記受信時刻比較
    回路の出力信号を入力して前記受信手段の動作を制御す
    る受信動作判別回路と、を有することを特徴とする電波
    規正型電子時計。
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