JP2916531B2 - データ記憶機能付電子時計 - Google Patents

データ記憶機能付電子時計

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JP2916531B2 JP1209640A JP20964089A JP2916531B2 JP 2916531 B2 JP2916531 B2 JP 2916531B2 JP 1209640 A JP1209640 A JP 1209640A JP 20964089 A JP20964089 A JP 20964089A JP 2916531 B2 JP2916531 B2 JP 2916531B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、データ記憶機能付電子時計に関する。
[従来技術とその問題点] 従来、多数のデータ、例えば電話番号データ等を記憶
しておき、それらを順次、キー入力で指定し、表示部に
表示していく機能をも備える電子時計、すなわちデータ
バンク機能付電子時計が実用に供されている。この種の
電子時計には、電源電池の寿命に気がつかずに記憶デー
タが消失してしまうといった事態を回避すべく、電源電
池電圧を検出し、一定値以下になったときには、その旨
の警告動作(例えば警告を表示部に表示する動作)を行
ない、該警告中に電池交換を行なえば、内蔵コンデンサ
の充電電力により、記憶データの消失を回避できるよう
にしたものがある。
ところで上記の如き電子時計において、電源電池とし
て、リチウム電池を使用したときは、寿命による電圧の
低下が緩やかなので上記警告期間が長期となり電池交換
期間を逸することは希であるが、酸化銀電池のように電
圧低下が急激なものを使用したときは、上記警告開始後
2〜3日で記憶データは消去し、電池交換の機会を失う
ことになる。
[発明の目的] 本発明は上述の如き事情に鑑みてなされたもので、寿
命に近づいたときに急激に電圧か低下する電池を使用し
ても、電池交換の機会を逸し、記憶データを消失してし
まうといったことがないデータ記憶機能付電子時計の提
供を目的とする。
[発明の要点] 本発明は上記目的を達成するために、電源電池の寿命
が近づいた場合には、発振回路部の動作を停止して計時
動作を行なわず、記憶データ読出しのためのキー操作が
あったときだけに読出し動作のタイミング指示に供すべ
く発振回路部を動作させるようにしたことを要旨とす
る。
[実施例] 以下、図面に示す一実施例に基づき本発明を具体的に
説明する。
構成 第1図は、本実施例の回路構成を示す図であり、CPU1
を中心とし、他の回路部が、これに接続する構成となっ
ている。CPU1は、他の回路部からのデータを加工・処理
して送出すると共に、各回路に制御信号を送ってそれら
を制御する回路である。
発振回路2は、後述の発振制御部10の制御の下で、一
定周波数信号を送出する回路である。分周回路3は上記
発振回路2からの信号を所定周波数にまで分周してタイ
ミングジェネレータ4に送出する回路である。タイミン
グジェネレータ4は分周回路3から送られてくる信号に
より各種タイミング信号を作り、それらを各回路部に送
出する回路部である。表示部5はタイミングジェネレー
タ4からのタイミング信号によりタイミングをとり、CP
U1からの現在時刻データ又は電話番号データを表示する
回路部である。
RAM6はCPU1との間でデータの授受を行なう記憶回路で
あり、多数の電話番号データを記憶すると共に記憶デー
タ数レジスタT、モードレジスタM、ポインタPおよび
フラグBLDを有している。記憶データ数レジスタTは、
上記RAM6に記憶されている電話番号データの総数がセッ
トされるレジスタでモータレジスタMはモードを指定す
るレジスタで、0がセットされているときは表示部5に
現在時刻を表示する時刻表示モードを指定し、1がセッ
トされているときは表示部5に電話番号データを表示す
るデータバンクモードを指定する。ポインタPは電話番
号データを、それが記憶されている行の行アドレスによ
り指定するポインタであり、フラグBLDは電源電池の電
圧が寿命により、所定値以下になったときに立てられる
フラグである。ROM7はCPU1を制御するプログラムおよび
各種データを固定的に記憶し、CPU1の制御の下に、それ
らを逐次、CPU1に与える回路である。電圧検出回路8は
CPU1の制御の下に、電源電池の電圧を検出し、その結果
をCPU1に送出する回路である。
キー入力部9は、多数のキースイッチを備え、そのい
ずれかが操作されたときに、対応するキー入力信号をCP
U1又は発振制御部10に送出する回路部である。発振制御
部10は、CPU1又はキー入力部9からの信号を受けて、発
振回路2の発振を開始又は停止する回路である。
第2図は前記発振回路2の構成を詳細に示すものであ
る。水晶振動子15の一方の極には、一方の極側が接地さ
れているコンデンサ19の他極側が接続され、また水晶振
動子15の他の極はバリアブルコンデンサ18を介して接地
されている。また水晶振動子15の両極間には抵抗R1およ
び発振制御部10からの信号で開閉するスイッチングトラ
ンジスタ16が並列接続している。更に、水晶信号子15の
一方の極にはインバータ17の入力側が接続され、該イン
バータ17の出力側は抵抗R2を介して水晶振動子15の他の
極に接続している。而して発振制御部10からの信号によ
りスイッチングトランジスタ16がオン状態のときは、水
晶振動子15の両極は短絡され、該回路の発振は停止す
る。
動作 次に、以上の如くに構成された本実施例の動作を説明
する。第3図は本実施例の動作を概括的に示すジェネラ
ルフローチャートで、第4および5図は、それぞれ第3
図中の計時処理(ステップS3)および通常キー処理(ス
テップS8)を詳細に示すフローチャートである。また、
第6図は、第5図中のデータバンク読出キー処理(ステ
ップS25)を詳細に示すフローチャートである。以下こ
れらのフローチャートを参照しながら電源電池の電圧が
未だ十分高いときと、寿命が近づいてきて電圧が所定以
下に低下したときに分けて動作を説明していく。
(イ)電源電池の電圧が十分に高いとき 電源投入と共にキー入力があったかを調べ(ステップ
S1)、キー入力がなかったときは、未だフラグBLDが立
てられていないことを確認し(ステップS2)、次の計時
処理(ステップS3)へと進む。この計時処理では第4図
に示すようにタイミングジェネレータ4からの16Hz信号
があったかを判断し(ステップS16)、該16Hz信号がな
かったときは、直接、次の電池電圧検出処理(ステップ
S4)に進むが、該16Hz信号があったときは、RAM6内の時
刻レジスタに1/16秒を加算等をし(ステップS17)、そ
の後、電池電圧検出処理(ステップS4)へと進む。そし
て、ステップS4の電池電圧検出処理では電圧検出回路8
に信号を送って、電源電池の電圧を検出せしめ、その検
出結果を得る。そしてこの検出結果が一定値以下になっ
ていないことを確認し(ステップS5)、ステップS6に進
み、その時点のモードに応じて表示部5に現在時刻又は
電話番号データを表示する表示処理を実行し、ステップ
S1に戻る。そして、以下、上記同様の動作を繰返してい
くことになる。
上記状態においてキー入力部9のキーが操作されキー
入力があったときは、それをステップS1で検出し、ステ
ップS7で未だフラグBLDが立てられていないことを確認
し、ステップS8の通常キー処理すなわち第5図のフロー
チャートに進む。すなわち、ステップS20では、操作さ
れたキーがモードキーかを判断し、モードキーであった
ときはモードレジスタMの値を0から1へ、又は1から
0へと反転し、モードを切換るが(ステップS21)、操
作されたキーがモードキーでなかったときは、ステップ
S22に進む。そしてこのステップS22では、モードレジス
タMによって指定されているモードを判断し時刻表示モ
ードのときは時刻表示モードキー処理が実行して現在時
刻の修正等を行なうが(ステップS23)、データバンク
モードのときとは、更に読出モードおよび書込モードの
いずれが指定されているかを判断する(ステップS2
4)。そして、書込みモードが指定されているときは、
ステップS26のデータバンク書込キー処理に進み、RAM6
への新たな電話番号の書込み等を行なうが、読出モード
ときはステップS25のデータバンク読出キー処理すなわ
ち第6図のフローチャートに進む。すなわち、操作され
たキーが▽キーか判断し(ステップS30)、操作された
キーが▽キーのときは、ポインタPに+1するインクリ
メント処理を実行して、それまで表示されていた電話番
号データの次の電話番号データを表示対象として指定す
る(スップS31)。この場合、ポインタPの値が記憶デ
ータ総数より大きくなり、未記憶の行アドレスを指定す
るに至ったときはポインタPの値を1とし最初の行の電
話番号データの指定に戻す(ステップS32、S33)。他
方、ステップS30で、操作されたキーは▽キーではない
と判断されたときは、ステップS34に進み、操作された
キーは△キーかを調べる。そして操作されたキーが△キ
ーであったときは、ポインタPに−1するデクリメント
処理を実行し(ステップS35)、それまで表示していた
電話番号データの一つの前の行アドレスに記憶されてい
る電話番号データを表示対象として指定する。なお、こ
の場合、ポインタPの値が0となり最先の行アドレスよ
り先の行アドレスを指定するに至ったときは、ポインタ
Pに記憶データ数レジスタTの値すなわち、最終電話番
号データが記憶されている行の行アドスをセットし(ス
テップS36、S37)、該電話番号データを表示対象として
指定する。
以上の如きデータバンク読出キー処理(第6図のフロ
ーチャートすなわち第5図のフローチャートのステップ
S25)を終了した場合又は第5図のフローチャートのス
テップS26の前記データバンク書込キー処理を終了した
ときは、第3図のフローチャートのステップS8からステ
ップS9の表示処理へと進み、その時点に指定されている
データを表示部5に表示し、然る後、ステップS1に戻
る。
(ロ)電源電池の寿命が近づいてきたとき この場合は、前記計時処理(ステップS3)の後の電池
電圧検出処理(ステップS4)で得られた電池電圧が一定
値以下に低下していることをステップS5で検知し、フラ
グBLDを立て(ステップS10)、発振制御部10に信号を送
って、発振回路2の発振を停止せしめる(ステップS1
1)。これにより分周回路3からタイミングジェネレー
タ4への信号送出も行なわれなくなり、タイミングジェ
ネレータ4から各回路へのタイミング信号送出もなくな
り、計時、表示動作等は停止して電源電池の消耗を防ぐ
が、RAM6の記憶保持のためには、電源が供給され続け
る。
上記状態において、RAM6に記憶されている電話番号デ
ータを確認するときは、所定のキーを操作することにな
るが、これにより、キー入力部9から発振制御部10への
信号が送られ、発振制御部10は発振回路2の発振を再開
せしめる(ステップS12)。そして、フラグBLDがすでに
立っていることを確認し(ステップS2)、未だ、上記キ
ー操作から、予め定められている一定時間が経過してい
ないことを確認して(ステップS13)、ステップS1に戻
る。以下、ステップS2、S13、S1の処理を繰返すことに
なるが、この間に▽キー或いは△キー等が操作されたと
きは、それをステップS1で検出し、フラグBLDが既に立
てられていることを確認し(ステップS7)、ステップS1
4に進む。このステップS14では前述の第6図のフローチ
ャートで示すデータバンク読出処理すなわち前述の第5
図のステップS25と同様の処理が行なわれ、▽キー或い
は△キーの操作に応じた、新たな電話番号データが表示
対象となる。次いでステップS15では上記データバンク
読出キー処理で表示対象となった電話番号データが表示
部5に表示され、その後、ステップS1に戻り、新たに上
記一定時間が経過するまでステップS2、S13、S1の処理
を繰返すことになる。更に、上記一定時間が経過する前
に▽キー等の操作を行なっていったときは、上記と同様
にして表示部5に表示される電話番号データが更新され
ていく(ステップS1,S7、S14、S15、S1、S2、S13、S
1)。
そして、▽キー等の操作が上記一定時間行なわれない
ときはステップS13で、それを検出し、ステップS11に進
み、発振回路2の発振が停止され、表示部5の表示も停
止されることになる。
すなわち、電源電池の寿命が近づいてきたときは、現
在時刻の計数および表示が行なわれなくなり、これによ
り電力消費を削減すると共に、使用者に電池寿命が近づ
いていることを強く認識せしめ、かつ記憶電話番号デー
タの確認が必要なときはそれを表示せしめることができ
るということになる。
なお、この発明は上記実施例に限定されず、この発明
を逸脱しない範囲内において種々変形応用可能である。
[発明の効果] この発明は、以上詳述したように、電源電池の寿命が
近づいた場合には、発振回路部の動作を停止して計時動
作を行なわず、記憶データ読出しのためのキー操作があ
ったときだけに読出し動作のタイミング指示に供すべく
発振回路部を動作させるようにしたデータ記憶機能付電
子時計に係るものであるから、寿命に近ずいたときに急
激に電圧が低下する電池を使用しても、電池交換の機会
を逸し、記憶データを消失してしまうといったことがな
いデータ記憶機能付電子時計の提供を可能とする。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例の回路構成を示す図、第2図
は第1図中の発振回路を詳細に示す図、第3図は本実施
例の動作の概要を示すジェネレータフローチャート、第
4図は第3図中の計時処理を詳細に示すフローチャー
ト、第5図は第3図中の通常キー処理を詳細に示すフロ
ーチャート、第6図は第5図中および第3図中のデータ
バンク読出キー処理を詳細に示すフローチャートであ
る。 1……CPU、2……発振回路、3……分周回路、4……
タイミングジェネレータ、5……表示部、6……RAM、
7……ROM、8……電圧検出回路、9……キー入力部、1
0……発振制御部、15……水晶振動子、16……スイッチ
ングトランジスタ、17……インバータ、18……バリアブ
ルコンデンサ、19……コンデンサ、BLD……フラグ、T
……記憶データ数レジスタ、M……モードレジスタ、P
……ポインタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G04G 1/00 - 15/00 G06F 15/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発振回路からの信号を計数して現在時刻を
    得る時刻計数手段と、 複数のデータを記憶する記憶手段と、 前記時刻計数手段が計数した現在時刻又は上記記憶手段
    に記憶されているデータを表示する表示部と、 電源電池の電圧を検出する電圧検出手段と、 上記電圧検出手段が、電池電圧の所定値以下への低下を
    検出した際に、前記発振回路部の発振を停止して前記時
    刻計数手段の計数動作を停止する発振停止手段と、 上記発振停止手段により、前記発振回路部の発振が停止
    されている際に、キー入力を受けて該発振回路部の発振
    を再開せしめる発振再開手段と、 上記発振再開手段で上記発振回路の発振が再開された際
    に、前記記憶手段のデータを読出して、上記表示部に表
    示する読出手段とを備えることを特徴とするデータ記憶
    機能付電子時計。
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