JP2987071B2 - 確認申請書作成システム - Google Patents

確認申請書作成システム

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JP2987071B2
JP2987071B2 JP7043612A JP4361295A JP2987071B2 JP 2987071 B2 JP2987071 B2 JP 2987071B2 JP 7043612 A JP7043612 A JP 7043612A JP 4361295 A JP4361295 A JP 4361295A JP 2987071 B2 JP2987071 B2 JP 2987071B2
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信幸 小松
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CAD(Computer Aid
ed Design )システムに接続されるものであって、建築
確認申請書を作成する確認申請書作成システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】現在、建築基準法等の規制下において、
一定規模以上の建築物の建築工事を着工する前に、建築
確認申請手続きを行うことが義務づけられている。この
建築確認申請手続きは、建築確認申請書を作成し、この
建築確認申請書に建築図面等の添付書類を添付して所定
の機関に提出することにより行われるものである。従
来、このような建築確認申請書は、建築物の設計が終了
した時点で、建築設計者が単にワープロ等を用いて作成
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の建築確認申請書の作成においては、建築確認申
請書の記載事項のほとんどがCADに既に入力されてい
る情報であり、あるいはCADに入力されている情報を
加工して得られる情報である。しかし従来は、建築図面
等をCADで作成した後、このCADの情報を何ら利用
することなくワープロ等によって建築確認申請書を作成
していたので、同じ情報を再度入力する必要があり、建
築確認申請書の作成に非常に手間を要していた。またC
ADへの情報の入力とワープロ等への情報の入力が全く
別個に行われるので、いずれかの入力作業にミスが生
じ、CADで作成した建築図面の内容と、ワープロで作
成した建築確認申請書の内容とが一致しない等の不具合
が生じる可能性があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような従来の確認申
請書作成における問題点を解決するために上記請求項1
に記載の本発明は、CADシステムにより建築図面を作
成するための建築図面情報を入力するためのものであっ
てこの建築図面情報の入力時に該建築図面情報に対して
該情報が確認申請書に記載する情報のうちどの情報とし
て使用できるかの識別子を付加する図面情報入力部と、
該図面情報入力部により入力された建築図面情報を記憶
するための図面情報記憶部とを備え、上記図面情報記憶
部により記憶された建築図面情報から建築確認申請書に
記載する情報を該情報に付加された識別子に基づいて抽
出する申請情報抽出部と、該申請情報抽出部により抽出
された情報を申請情報として記憶する申請情報記憶部
と、該申請情報記憶部により記憶された申請情報を建築
確認申請書の所定欄に当嵌めて出力する申請情報出力部
と、上記各部を制御する制御部を備えたことを特徴とし
て構成されている。
【0005】また上記請求項2に記載の本発明は、上記
請求項1に記載の本発明において、上記図面情報記憶部
により記憶された建築図面情報から申請情報とするため
に所定の手順で加工する必要がある情報を該情報に付加
された識別子に基づいて抽出する1次用情報抽出部と、
該1次用情報抽出部により抽出された情報を所定の手順
で加工することにより申請情報や申請情報を算出するた
めの基礎情報となる1次情報を作成する1次情報算出部
と、該1次情報算出部により算出された1次情報を該1
次情報に対しこの情報が確認申請書に記載する情報のう
ちどの情報として使用できるかの識別子を付加しつつ記
憶する1次情報記憶部とを備え、上記図面情報記憶部又
は1次情報記憶部により記憶された情報から申請情報と
するためにさらに所定の手順で加工する必要がある情報
を該情報に付加された識別子に基づいて抽出する2次用
情報抽出部と、該2次用情報抽出部により抽出された情
報を所定の手順で加工することにより申請情報や申請情
報を算出するための基礎情報となる2次情報を作成する
2次情報算出部と、該2次情報算出部により算出された
2次情報を該2次情報に対しこの情報が確認申請書に記
載する情報のうちどの情報として使用できるかの識別子
を付加しつつ記憶する2次情報記憶部とを備え、上記図
面情報記憶部・1次情報記憶部又は2次情報記憶部によ
り記憶された2次情報から申請情報とするためにさらに
所定の手順で加工する必要がある情報を該情報に付加さ
れた識別子に基づいて抽出する3次用情報抽出部と、該
3次用情報抽出部により抽出された情報を所定の手順で
加工することにより申請情報や申請情報を算出するため
の基礎情報となる3次情報を作成する3次情報算出部
と、該3次情報算出部により算出された3次情報を該3
次情報に対しこの情報が確認申請書に記載する情報のう
ちどの情報として使用できるかの識別子を付加しつつ記
憶する3次情報記憶部とを備え、上記申請情報抽出部は
上記図面情報記憶部・1次情報記憶部・2次情報記憶部
又は3次情報記憶部により記憶された情報から建築確認
申請書に記載する情報を該情報に付加された識別子に基
づいて抽出することを特徴として構成されている。
【0006】
【作用】上記のように構成された確認申請端末機識別シ
ステムによれば、CADに入力した建築図面情報がその
まま確認申請書に記載する情報として利用される。さら
にCADに入力した建築図面情報が1次〜3次までの情
報に加工され、そのままでは申請書に記載する情報とし
て用いることができない情報も自動的に確認申請書に記
載する情報に加工される。
【0007】
【実施例】以下、本発明たる確認申請書作成システムの
一実施例について図面を参照して詳細に説明する。図1
は本実施例のブロック図である。図1において本実施例
は、情報を入力するための入力部1、情報を記憶するた
めの記憶部2、該記憶部2により記憶された情報から所
定の情報を抽出するための抽出部3、該抽出部3により
抽出された情報に基づいて所要の情報を算出するための
算出部4、情報を出力するための出力部5、各部を制御
するための制御部6を備えて構成されている。
【0008】上記入力部1は、図面情報入力部7と申請
情報補助入力部8とを備えるものであって、キーボード
・マウス・ライトペン・タッチパネル等のポインティン
グデバイスからなる。上記図面情報入力部7は、CAD
システムにより建築図面を作成するための建築図面情報
を入力するためのものであってこの建築図面情報の入力
時に該建築図面情報に対して該情報が確認申請書に記載
する情報のうちどの情報として使用できるかの識別子を
付加する。また、上記申請情報補助入力部8は、建築確
認申請書に必要な情報のうち、後述する図面情報記憶部
9、1次情報記憶部10、2次情報記憶部11又は3次
情報記憶部12では得ることのできない情報を入力する
ためのものである。
【0009】上記記憶部2は、図面情報記憶部9、1次
情報記憶部10、2次情報記憶部11、3次情報記憶部
12、補助申請情報記憶部13及び申請情報記憶部14
を備えるものであって、磁気ディスク・CD−ROM・
メモリカード(フラシュメモリあるいはバックアップ電
池付きのRAM)・磁気バブルカセット・MOディスク
等の記憶媒体及びそのドライブ装置からなる。
【0010】上記図面情報記憶部9は、上記図面情報入
力部7より入力された建築図面情報を記憶する。なおこ
の図面情報記憶部9と上記図面情報入力部7とはCAD
システムの構成要素である。1次情報記憶部10は後述
する1次情報算出部19により算出された1次情報を該
1次情報に対しこの情報が確認申請書に記載する情報の
うちどの情報として使用できるかの識別子を付加しつつ
記憶する。同様に、2次情報記憶部11は後述する2次
情報算出部20により算出された2次情報を、3次情報
記憶部12は後述する3次情報算出部21により算出さ
れた3次情報をそれぞれ該情報に対しこの情報が確認申
請書に記載する情報のうちどの情報として使用できるか
の識別子を付加しつつ記憶する。また補助申請情報記憶
部13は、上記申請情報補助入力部8により入力された
補助情報を記憶する。申請情報記憶部14は後述する申
請情報抽出部18により抽出された申請情報を記憶す
る。
【0011】上記抽出部3は、1次用情報抽出部15、
2次用情報抽出部16、3次用情報抽出部17及び申請
情報抽出部18を備える。1次用情報抽出部15は、上
記図面情報記憶部9により記憶された建築図面情報から
申請情報とするために所定の手順で加工する必要がある
情報を該情報に付加された識別子に基づいて抽出する。
同様に、2次用情報抽出部16は上記図面情報記憶部9
又は1次情報記憶部10により記憶された1次情報から
申請情報とするために所定の手順で加工する必要がある
情報を、3次用情報抽出部17は上記図面情報記憶部9
・1次情報記憶部10又は2次情報記憶部11により記
憶された2次情報から申請情報とするために所定の手順
で加工する必要がある情報をそれぞれ該情報に付加され
た識別子に基づいて抽出する。また申請情報抽出部18
は、上記図面情報記憶部9・上記1次情報記憶部10・
2次情報記憶部11・3次情報記憶部12又は補助申請
情報記憶部13から申請情報を抽出する。
【0012】上記算出部4は、1次情報算出部19、2
次情報算出部20及び3次情報抽出部21を備える。1
次情報算出部19は上記1次用情報抽出部15により抽
出された情報を所定の手順で加工することにより申請情
報や申請情報を算出するための基礎情報となる1次情報
を作成する。同様に2次情報算出部20は上記2次用情
報抽出部16により抽出された情報を所定の手順で加工
することにより申請情報や申請情報を算出するための基
礎情報となる2次情報を作成し、3次情報算出部21は
上記3次用情報抽出部17により抽出された情報を所定
の手順で加工することにより申請情報や申請情報を算出
するための基礎情報となる3次情報を作成する。
【0013】上記出力部5は、図面情報出力部22及び
申請情報出力部23を備え、CRT・プラズマディスプ
レイ・液晶ディスプレイ等の画像出力装置、スピーカ・
言語変換部等の音声出力装置、XーYプロッタ等よりな
る印刷装置よりなる。上記図面情報出力部22は、上記
図面情報記憶部9により記憶された建築図面情報を建築
図面として出力する。この図面情報出力部22もCAD
システムの構成要素である。また申請情報出力部23
は、上記申請情報記憶部14により記憶された申請情報
を建築確認申請書の所定欄に当嵌めて、建築確認申請書
として出力する。上記制御部6は上記入力部1、記憶部
2、抽出部3、算出部4及び出力部5を制御する。なお
上記抽出部3、算出部4、制御部6は任意の演算処理装
置を備える。
【0014】このような構成下において、まず図面情報
入力部7を介して建築図面情報を入力する。この建築図
面情報は上記図面情報記憶部9に記憶される。ここで図
面情報入力部7により入力される建築図面情報には、そ
のまま確認申請書に記載する申請情報として用いること
のできる情報、1次〜3次までの複数次の計算による加
工を経て初めて申請情報として用いることのできる情
報、申請情報とは全く無関係の情報が含まれている。
【0015】このため図面情報入力部7による建築図面
情報の入力は、各情報に対してこの情報が確認申請書に
記載する情報のうちどの情報として使用できるかの識別
子を付加しつつ行われる。具体的には、上記図面情報入
力部7での入力時において、そのまま確認申請書に記載
する申請情報として用いることのできる情報は、「設計
概要入力」というモード下において入力するように定め
られており、設計者が「設計概要入力」モード下で入力
した情報には該情報の識別子として「設計概要入力」な
る情報が付加される。「設計概要入力」モード下で入力
される情報を、表1の「設計概要入力」の項に示す。
【0016】
【表1】
【0017】また1次〜3次の加工を経て初めて申請情
報として用いることのできる情報は、「境界区画入
力」、「建築面積区画入力」、「1階区画面積入力」、
「2階区画面積入力」、「敷地面積入力」又は「みなし
境界入力」というモード下において入力するように定め
られており、設計者がこれらいずれかのモード下で入力
した情報には該情報の識別子として各モード名が付加さ
れる。これら各モード下で入力される情報を、表2の
「境界区画入力」、「建築面積区画入力」、「1階区画
面積入力」、「2階区画面積入力」、「敷地面積入
力」、「みなし境界入力」の項に示す。例えば「道路幅
員入力」情報は「境界区画入力」モード下で入力され、
この「道路幅員入力」情報に「境界区画入力」という識
別子が付加される。
【0018】
【表2】
【0019】このように図面情報記憶部9に種々の情報
が記憶された後、そのまま確認申請書に記載する申請情
報として用いることのできる情報は1次用情報抽出部1
5によっては抽出されずに、そのまま所定の呼び出しが
あるまで保持される。例えば、上記図面情報記憶部9に
より記憶された情報のうち、表1のように「設計概要入
力」識別子が付加された「建築主・氏名」の情報はその
まま確認申請書に記載する情報として利用できるので、
図面情報記憶部9により記憶されたまま所定の呼び出し
があるまで保持される。
【0020】一方、この図面情報記憶部9により記憶さ
れた情報のうち、1次〜3次までの複数次の計算による
加工を行う情報が上記1次用情報抽出部15により抽出
される。すなわち「境界区画入力」、「建築面積区画入
力」、「1階区画面積入力」、「2階区画面積入力」、
「敷地面積入力」又は「みなし境界入力」という識別子
の付加された情報が抽出される。例えば「境界区画入
力」識別子が付加された「道路幅員入力」情報が抽出さ
れる。
【0021】このように1次用情報抽出部15により抽
出された情報は、上記1次情報算出部19により所定の
手順で1次情報として加工される。すなわち1次情報算
出部19には1次用情報抽出部15により抽出された情
報をどのような手順で加工するかが予め設定されてお
り、この手順に従って上記1次用情報抽出部15により
抽出された情報が1次情報として加工される。例えば
「1階区画面積入力」識別子が付加された「各頂点座
標」から各頂点に囲まれた面積が算出され、1次情報で
ある「1階床面積」情報となる。このように加工された
1次情報は、上記1次情報記憶部10により該1次情報
が確認申請書に記載する情報のうちどの情報として使用
できるかの識別子付加されつつ記憶される。例えば「1
階床面積」情報には、「1階床面積」という識別子が付
加されて記憶される。
【0022】このように1次情報記憶部10に種々の情
報が記憶された後、そのまま確認申請書に記載する申請
情報として用いることのできる情報は2次用情報抽出部
16によっては抽出されずに、そのまま所定の呼び出し
があるまで保持される。例えば、上記1次情報記憶部1
0により記憶された情報のうち、表2のように「道路の
幅員」識別子が付加された「道路の幅員」の情報はその
まま確認申請書に記載する情報として利用できるので、
1次情報記憶部10により記憶されたまま所定の呼び出
しがあるまで保持される。
【0023】一方、この1次情報記憶部10により記憶
された情報のうち、2次〜3次までの複数次の計算によ
る加工を行う情報が上記2次用情報抽出部16により抽
出される。すなわち表3の左欄に示す、「1階床面
積」、「2階床面積」、「建築面積」、「敷地面積」と
いう識別子の付加された情報が抽出される。
【0024】
【表3】
【0025】このように2次用情報抽出部16により抽
出された情報は、上記2次情報算出部20により所定の
手順で2次情報として加工される。すなわち2次情報算
出部20には2次用情報抽出部16により抽出された情
報をどのような手順で加工するかが予め設定されてお
り、この手順に従って上記2次用情報抽出部16により
抽出された情報が2次情報として加工される。例えば
「1階床面積」識別子が付加された「1階床面積」情報
と、「2階床面積」識別子が付加された「2階床面積」
情報とが加算され、2次情報である「延床面積」情報と
なる。このように加工された2次情報は、上記2次情報
記憶部11により該2次情報が確認申請書に記載する情
報のうちどの情報として使用できるかの識別子が付加さ
れつつ記憶される。例えば「延床面積」情報には、「延
床面積」という識別子が付加されて記憶される。
【0026】このように2次情報記憶部11に種々の情
報が記憶された後、そのまま確認申請書に記載する申請
情報として用いることのできる情報は3次用情報抽出部
17によっては抽出されずに、そのまま所定の呼び出し
があるまで保持される。例えば、上記2次情報記憶部1
1により記憶された情報のうち、表3のように「建蔽
率」識別子が付加された「建蔽率」の情報はそのまま確
認申請書に記載する情報として利用できるので、2次情
報記憶部11により記憶されたまま所定の呼び出しがあ
るまで保持される。
【0027】一方、この2次情報記憶部11により記憶
された情報のうち、3次の計算による加工を行う情報が
上記3次用情報抽出部17により抽出される。すなわち
表4の左欄に示す、「延床面積」、「敷地面積」という
識別子の付加された情報が抽出される。また2次情報記
憶部11により記憶された情報からだけでなく、それ以
前に各記憶部により記憶された全ての情報が呼出し可能
である。例えば、上記1次情報記憶部10により記憶さ
れた情報のうち、「用途地域別敷地面積」という識別子
の付加された情報も3次用情報抽出部17により抽出さ
れる。
【0028】
【表4】
【0029】このように3次用情報抽出部17により抽
出された情報は、上記3次情報算出部21により所定の
手順で3次情報として加工される。すなわち3次情報算
出部21には3次用情報抽出部17により抽出された情
報をどのような手順で加工するかが予め設定されてお
り、この手順に従って上記3次用情報抽出部17により
抽出された情報が3次情報として加工される。例えば
「延床面積」識別子が付加された「延床面積」情報が
「敷地面積」識別子が付加された「敷地面積」情報によ
り除算され、3次情報である「容積率」情報となる。こ
のように加工された3次情報は、上記3次情報記憶部1
2により該3次情報が確認申請書に記載する情報のうち
どの情報として使用できるかの識別子が付加されつつ記
憶される。例えば「容積率」情報には、「容積率」とい
う識別子が付加される。
【0030】上記のような一連の動作により、上記図面
情報記憶部9、1次情報記憶部10、2次情報記憶部1
1及び3次情報記憶部12に建築確認申請書を作成する
ための必要な申請情報が記憶されることになる。しかし
ながら、建築確認申請書を作成するための必要な申請情
報には、上記のような一連の動作では得ることのできな
い情報がわずかながら存在する。すなわちCADによる
建築図面の作成時には必要なく建築確認申請書にのみ必
要は情報が存在する。このような情報は上記一連の動作
が行われる前後の任意の時点で、上記申請情報補助入力
部8を介して入力され、上記補助申請情報記憶部13に
より記憶される。あるいはデフォルト値として予め設定
される。そして所定の呼び出しがあるまで保持される。
【0031】このように上記図面情報記憶部9、1次情
報記憶部10、2次情報記憶部11及び3次情報記憶部
12に記憶された申請情報に、さらに上記補助申請情報
記憶部13により記憶された申請情報が加えられた時点
で、これら各部に建築確認申請書を作成するために必要
な申請情報がすべて記憶されたことになる。そして上記
申請情報抽出部18により、上記図面情報記憶部9、1
次情報記憶部10、2次情報記憶部11、3次情報記憶
部12及び補助申請情報記憶部13から建築確認申請書
を作成するために必要な申請情報がすべて抽出され、申
請情報として上記申請情報記憶部14により記憶され
る。すなわち上記申請情報抽出部18には、建築確認申
請書を作成するために必要な申請情報の識別子が予め設
定されており、この識別子を介して各記憶部より情報の
呼出しが行えるようにされている。例えば「設計概要入
力」識別子を介して「建築主・氏名」や「防火地域」が
呼出され、「容積率」識別子を介して「容積率」が呼出
される。このように上記申請情報記憶部14により記憶
された申請情報は、上記申請情報出力部23により所定
の書式の建築確認申請書の所定欄に当嵌められると共
に、画面表示や印刷により出力される。
【0032】
【発明の効果】上記したように請求項1に記載の本発明
は、CADシステムにより建築図面を作成するための建
築図面情報を入力するためのものであってこの建築図面
情報の入力時に識別子を付加する図面情報入力部と、建
築図面情報を記憶するための図面情報記憶部とを備え、
建築図面情報から識別子に基づいて情報を抽出する申請
情報抽出部と、抽出された情報を記憶する申請情報記憶
部と、記憶された申請情報を建築確認申請書の所定欄に
当嵌めて出力する申請情報出力部と、上記各部を制御す
る制御部を備えたことにより、建築図面作成時にCAD
に入力した情報により確認申請書が自動的に作成され同
じ情報を再度入力する必要がないので、情報入力の手間
を大幅に省略できて確認申請書の作成が非常に容易にな
るという効果がある。
【0033】また請求項1に記載の本発明は、申請情報
抽出部と、申請情報記憶部と、申請情報出力部とを備え
たことにより、建築図面作成時にCADに入力した情報
により確認申請書が作成され同じ情報を人手を介して再
度入力する必要がないので、入力ミスの可能性が減り、
一層正確な確認申請書が作成できる。
【0034】しかも上記請求項2に記載の本発明は、1
次用情報抽出部と、1次情報算出部と、1次情報記憶部
とを備え、2次用情報抽出部と、2次情報算出部と、2
次情報記憶部とを備え、さらに3次用情報抽出部と、3
次情報算出部と、3次情報記憶部とを備え、申請情報抽
出部は上記図面情報記憶部、1次情報記憶部、2次情報
記憶部及び3次情報記憶部により記憶された情報から建
築確認申請書に記載する情報を抽出することにより、そ
のままでは申請書に記載する情報として用いることがで
きない建築図面情報も自動的に確認申請書に記載する情
報に加工され、確認申請用情報として別途入力する必要
がないので、情報入力の手間を大幅に省略できて確認申
請書の作成が非常に容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブロック図である。
【符号の説明】
1 入力部 2 記憶部 3 抽出部 4 算出部 5 出力部 6 制御部 7 図面情報入力部 8 補助申請情報入力部 9 図面情報記憶部 10 1次情報記憶部 11 2次情報記憶部 12 3次情報記憶部 13 補助申請情報記憶部 14 申請情報記憶部 15 1次用情報抽出部 16 2次用情報抽出部 17 3次用情報抽出部 18 申請情報抽出部 19 1次情報算出部 20 2次情報算出部 21 3次情報算出部 22 図面情報出力部 23 申請情報出力部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CADシステムにより建築図面を作成す
    るための建築図面情報を入力するためのものであってこ
    の建築図面情報の入力時に該建築図面情報に対して該情
    報が確認申請書に記載する情報のうちどの情報として使
    用できるかの識別子を付加する図面情報入力部と、該図
    面情報入力部により入力された建築図面情報を記憶する
    ための図面情報記憶部とを備え、 上記図面情報記憶部により記憶された建築図面情報から
    建築確認申請書に記載する情報を該情報に付加された識
    別子に基づいて抽出する申請情報抽出部と、該申請情報
    抽出部により抽出された情報を申請情報として記憶する
    申請情報記憶部と、該申請情報記憶部により記憶された
    申請情報を建築確認申請書の所定欄に当嵌めて出力する
    申請情報出力部と、上記各部を制御する制御部を備えた
    ことを特徴とする確認申請書作成システム。
  2. 【請求項2】 上記図面情報記憶部により記憶された建
    築図面情報から申請情報とするために所定の手順で加工
    する必要がある情報を該情報に付加された識別子に基づ
    いて抽出する1次用情報抽出部と、該1次用情報抽出部
    により抽出された情報を所定の手順で加工することによ
    り申請情報や申請情報を算出するための基礎情報となる
    1次情報を作成する1次情報算出部と、該1次情報算出
    部により算出された1次情報を該1次情報に対しこの情
    報が確認申請書に記載する情報のうちどの情報として使
    用できるかの識別子を付加しつつ記憶する1次情報記憶
    部とを備え、 上記図面情報記憶部又は1次情報記憶部により記憶され
    た情報から申請情報とするためにさらに所定の手順で加
    工する必要がある情報を該情報に付加された識別子に基
    づいて抽出する2次用情報抽出部と、該2次用情報抽出
    部により抽出された情報を所定の手順で加工することに
    より申請情報や申請情報を算出するための基礎情報とな
    る2次情報を作成する2次情報算出部と、該2次情報算
    出部により算出された2次情報を該2次情報に対しこの
    情報が確認申請書に記載する情報のうちどの情報として
    使用できるかの識別子を付加しつつ記憶する2次情報記
    憶部とを備え、 上記図面情報記憶部・1次情報記憶部又は2次情報記憶
    部により記憶された2次情報から申請情報とするために
    さらに所定の手順で加工する必要がある情報を該情報に
    付加された識別子に基づいて抽出する3次用情報抽出部
    と、該3次用情報抽出部により抽出された情報を所定の
    手順で加工することにより申請情報や申請情報を算出す
    るための基礎情報となる3次情報を作成する3次情報算
    出部と、該3次情報算出部により算出された3次情報を
    該3次情報に対しこの情報が確認申請書に記載する情報
    のうちどの情報として使用できるかの識別子を付加しつ
    つ記憶する3次情報記憶部とを備え、 上記申請情報抽出部は上記図面情報記憶部・1次情報記
    憶部・2次情報記憶部又は3次情報記憶部により記憶さ
    れた情報から建築確認申請書に記載する情報を該情報に
    付加された識別子に基づいて抽出することを特徴とする
    上記請求項1に記載の確認申請書作成システム。
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