JPH0675760A - ソフトウエア設計情報抽出方法 - Google Patents

ソフトウエア設計情報抽出方法

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JPH0675760A
JPH0675760A JP22830592A JP22830592A JPH0675760A JP H0675760 A JPH0675760 A JP H0675760A JP 22830592 A JP22830592 A JP 22830592A JP 22830592 A JP22830592 A JP 22830592A JP H0675760 A JPH0675760 A JP H0675760A
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Japan
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design
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software
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JP22830592A
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Toshio Kinoshita
敏夫 木下
Junko Iiizumi
純子 飯泉
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】どの設計情報を参照すればソフトウエアの開発
上の問題点を把握できるかといった経験的ノウハウを、
他の管理者へ伝承し積極的に再利用可能とする。 【構成】ソフトウエア開発管理上の勘所とソフトウエア
開発にける設計項目との対応関係を記憶する管理観点設
計項目対応関係記憶部を設け、開発管理者が必要とする
管理上の観点に応じて設計情報を抽出する手段より構
成。 【効果】開発上の問題を設計情報から直接判断できるの
で、的確に問題点を把握することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多人数によってソフトウ
エアを開発する際に仕様書を対話的に編集する設計支援
システムにおいて、特に開発取り纏め者が現状の開発状
態を把握するために、実際の設計情報を収集して判断す
るのに好適な設計情報の抽出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】大規模なソフトウエアを開発する場合、
多数のドキュメント及びプログラムを多人数で分担して
設計する。多人数による分担開発を行う際、開発取り纏
め管理者は、開発者間でドキュメント内容に不整合が生
じないようチェックしたり、または分担する際に各担当
者の現在抱えている業務がどの程度か把握したりするな
ど、現在の設計状態を把握して開発上の問題が生じてい
ないかどうか監視し続ける必要がある。従来、例えば納
期に遅れが生じていないかどうかを管理者が把握するた
めの手段として、開発線表を用いていた。設計者が自分
の開発予定と実績を記入し、管理者が進捗状況を把握す
る方法で開発線表を利用していた。
【0003】しかし、開発線表はあくまで設計者自らの
申告によって作成されるため、実際にどの程度進捗して
いるかどうかを具体的に把握するため、管理者は直接ド
キュメントを参照する場合が多い。開発上の問題をチェ
ックし把握するためには、実際に開発された設計情報を
直接監視する必要がある。ところが、問題がないかどう
かチェックし判断するために、どのドキュメントを参照
すればよいかといったノウハウは、管理者が経験的に有
しているのみである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ソフトウエアの開発上
の問題点を把握するための手段として設計情報を直接監
視する場合、どのドキュメントを参照すればよいかのノ
ウハウは管理者が経験的に有しているのみである。従っ
て、ソフトウエア開発管理の経験が浅い者にとっては、
当然管理上のノウハウは有しておらず、経験者から聞き
出すことによってノウハウを伝承し活用する他はなかっ
た。また開発管理者に応じてノウハウは異なっているの
で、経験の浅い者がノウハウを活用した場合、重大な問
題を見逃してしまう危険がある。
【0005】本発明の目的は、ソフトウエア開発管理者
が経験的に有する管理上のノウハウを他の管理者、特に
経験の浅い者へノウハウを積極的に再利用可能とするこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、開発管理上のノウハウを管理の観点と
して定義し、ソフトウエア開発で用いるワークシートの
種類と関係づけるための対応表を記憶し保持すること
で、ノウハウを電子化し、管理者へ開発上の問題が生じ
ていないかどうか把握できるように支援するものであ
る。対応表を記憶することで、他の開発管理者、特に経
験の浅い者への再利用を可能とする。
【0007】
【作用】多人数でソフトウエアを開発する際に対話的に
仕様書を編集するソフトウエア設計支援システムにおい
て、ソフトウエア開発管理上の勘所とソフトウエア開発
にける設計項目との対応関係を記憶する管理観点設計項
目対応関係記憶部を設け、開発管理者が必要とする管理
上の観点に応じて設計情報を抽出し、管理者へ開発上の
問題点が生じていないかどうか把握できるように支援す
る。
【0008】
【実施例】図1は設計管理の観点に応じた設計項目のド
キュメントセットを表す。実施例で取り上げる設計管理
の観点は、「分担」「品質」「納期」「費用」「環境」
の5種類であり合計9つの観点を用いている。9つの観
点の詳細な内容は図3で後述する。9つの観点には全て
「No.」を付け、観点を識別できるようにしている。
また「ワークシート名」欄にはソフトウエア設計で使用
するワークシートの名称を20種類記述している。ソフ
トウエアを開発する設計者は通常これら全てのワークシ
ートを用いているものとする。各ワークシートには全て
「NO.」をつけて識別できるようにしている。
【0009】次に、設計管理の観点に応じた設計項目の
ドキュメントセットを具体的に説明する。大規模なソフ
トウエアを開発する場合、複数の設計者で分担して開発
するのが通常である。分担する場合、ソフトウエア開発
管理者は共通する設計情報を各設計者へ提供しなければ
ならない。例えば、ソフトウエア全体の機能を階層的に
表した「機能階層図」であるとか、ソフトウエア全体の
構成を木構造で表した「モジュール関連図」などであ
る。これらの設計上を用いて各設計者は自分の担当する
部分の位置づけを知り、他部分との関係を維持しながら
設計するのである。ソフトウエア開発管理者は各設計者
に共通な設計情報を記載するドキュメントセットがなん
であるかを経験的に有しており、該ドキュメントセット
が分担設計の勘所なのである。
【0010】本分担設計の勘所を表したのが図1の観点
におけるNo.1である。No.1の内容は、図3で示
すとおり「多人数が並列/独立して作業する際に必要な
情報を記述しているドキュメントのセット」である。本
観点に対して必要なドキュメントセットを全20種類の
ワークシートのなかから「○」で示す。分担設計の際、
共通した設計情報を記載するドキュメントが9種類存在
することを示している。
【0011】本図はソフトウエア開発管理者の有する勘
所をドキュメントセットとして電子化しているのであ
る。本実施例では観点を全部で9種類定義しているが、
追加することは可能で、かつ容易である。管理者が本図
で定義する観点以外の勘所を有している場合は、図3に
勘所を追加、定義し、識別子「No.」を付加する。そ
して本「No.」を図1の表に追加し、ドキュメントセ
ットを「○」で対応づければ良い。またワークシートの
種類として本実施例では全部で20種類定義している
が、それ以外のワークシートを定義したい場合は、図4
でしめす設計項目一覧表にワークシートを追加、定義
し、識別子「No.」を付加する。そして本「No.」
を図1の表に追加すれば良い。
【0012】図2は本実施例を実現するための計算機に
おけるハードウエア構成を表した図である。201はデ
ータを処理し他の構成部分を制御するためのCPUであ
る。202はユーザが入力するデータを受け付けるため
の装置の一つで、ポインティングデバイスの一種、マウ
スである。203はユーザがデータ入力に用いるキーボ
ードである。204はCPUの処理した結果を出力する
ためのCRTである。205はCPUの処理データを記
憶したり、本実施例を実現するプログラムを記憶する主
記憶装置である。206は扱うデータやプログラムを永
続的に記憶するための外部記憶装置である。207はC
PUの処理した結果を紙面上に印刷するためのプリンタ
である。
【0013】図3はソフトウエア開発管理上の勘所を定
義する表である。前述の通り本実施例では勘所を5種類
の観点に分類し定義している。No欄は勘所の識別子で
あり、本実施例では数字を使用した。アルファベットの
識別子であってもよく、要は観点に唯一のナンバーを付
加し勘所を識別できれば良い。
【0014】図4はソフトウエア開発で使用するワーク
シートを定義した表である。仕様書名欄、ワークシート
名欄、設計ツール名欄、No欄より構成する。No欄は
全てワークシート単位に識別子を付加している。また、
設計ツール名欄ではワークシート上での編集を計算機上
で行うためのワークシートエディタプログラムの名称で
ある。仕様書名欄は複数のワークシートを集結して構成
するドキュメントの名称である。
【0015】図5は本実施例の機能構成を表す図であ
る。501は図3で示す管理の観点を定義した一覧表の
内容を記憶するための管理観点記憶部である。502は
図4で示すソフトウエア開発で用いるワークシートを定
義した一覧表の内容を記憶するための設計項目一覧記憶
部である。503は図1で示す管理の観点とドキュメン
トセットとの対応関係を定義した一覧表の内容を記憶す
るための管理観点設計項目対応関係記憶部である。50
4は管理観点入出力部である。
【0016】504は、部署取り纏め管理者が501で
記憶する管理の観点を参照、定義したり、また、ある観
点に応じてドキュメントセットを抽出したい場合、部取
り纏め管理者が入力する観点の識別子を受付ける。50
5は設計項目抽出部で、先の504で受け付けた観点の
識別子に基づいて、503で記憶する対応関係から該当
するドキュメントの識別子を得る。ドキュメントの識別
子は図1で示すとおり複数存在している。
【0017】506は設計情報抽出部であり、先の50
5で得たドキュメントの識別子から該当する実際のソフ
トウエアの設計情報を507の設計情報記憶部より抽出
する。507は実際に各設計者が開発したソフトウエア
設計情報を記憶する設計情報記憶部である。508は抽
出結果出力部で、506で抽出した結果を例えば抽出し
たワークシートの枚数で取り纏め管理者に対してCRT
204もしくはプリンタ207へ出力する。
【0018】509は設計ツール起動部で、抽出したワ
ークシートを具体的な設計情報と共に表示するため、5
10の設計ツール記憶部で記憶しているワークシートエ
ディタプログラムを呼び出し実行する。ワークシートエ
ディタプログラムは502で記憶する図4で示した一覧
表の「設計ツール名」から特定する。
【0019】図6は本実施例を実現するためのフローチ
ャートである。ステップ601は501で記憶する管理
観点一覧表をCRT204へ出力する。ステップ602
はユーザ例えば取り纏め管理者が抽出したい観点のNo
をキーボード203より入力する。入力可能な項目は観
点のNoと抽出プログラムの終了を表す識別子である。
例えば本実施例において「−1」をプログラム終了コー
ドとする。
【0020】ステップ603はステップ602にてユー
ザが入力したコードが観点のNoか終了コードかを判別
する。もし観点のNoであればステップ604を実行
し、もし終了コード例えば「−1」であればプログラム
を終了する。ステップ604はステップ602で入力し
た観点のNoを基に、管理観点設計項目対応関係記憶部
503の内容から該当するドキュメントの識別子を得
る。
【0021】ステップ605は、先のステップ604で
得たドキュメントの識別子から507の設計情報記憶部
より該当する実際のソフトウエアの設計情報を抽出す
る。ステップ606は実際に各設計者が開発したソフト
ウエア設計情報を表示するため、510の設計ツール記
憶部で記憶しているワークシートエディタプログラムを
呼び出し実行する。ステップ607は抽出した結果を例
えば抽出したワークシートの枚数で取り纏め管理者に対
して出力する。
【0022】図7は本実施例のプログラムを実行した場
合の抽出例を表した図である。
【0023】図上段は部取り纏め管理者に対して管理の
観点を表示し、抽出したい観点のNoの入力を受け付け
ていることを示している。本図では管理者が分担のN
o.3の観点を入力した所を示している。本プログラム
ではマルチウィンドウシステムを採用しているので、図
で示すように画面上に2種類のウィンドウを同時表示し
ている。図下段は抽出した結果を表している。画面中央
に抽出結果を表示するウィンドウを表示し、部取り纏め
管理者に対して抽出結果を報告している。
【0024】また、画面には複数のワークシートを表示
しているが、これは設計ツール起動部509によってワ
ークシートエディタプログラムが抽出した設計情報を表
示しながら実行中であることを示している。
【0025】本実施例のように抽出した設計情報を具体
的に提示することで、納期遅れの状況や品質上の問題点
などを的確に把握することができるようになる。
【0026】
【発明の効果】本発明により、従来経験的に有していた
ソフトウエア開発における管理の勘所を電子化すること
で、設計上の問題、例えば納期遅延、バグ作り込み状
況、分担開発状況などを的確に把握することができる。
また勘所を電子化することで、元来管理の勘所を有して
いない開発者や管理者が再利用することができるので、
管理のノウハウを他のメンバーへ伝承することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図5の管理観点設計項目対応関係記憶部503
の記憶内容を示す。
【図2】本実施例を実現するためのハードウエア構成図
を示す。
【図3】図5の管理観点記憶部501の記憶内容を示
す。
【図4】図5の設計項目一覧記憶部502の記憶内容を
示す。
【図5】本実施例を実現するための機能構成図を示す。
【図6】本実施例を実現するためのフローチャートであ
る。
【図7】本実施例の実現例である。
【符号の説明】
501…管理観点記憶部、502…設計項目一覧記憶
部、503…管理観点設計項目対応関係記憶部、504
…管理観点入出力部、505…設計項目抽出部、506
…設計情報抽出部、507…設計情報記憶部、508…
抽出結果出力部、509…設計ツール起動部、510…
設計ツール記憶部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多人数でソフトウエアを開発する際に対話
    的に仕様書を編集するソフトウエア設計支援システムに
    おいて、ソフトウエア開発管理上の勘所を表す管理観点
    に関する項目とソフトウエア開発における設計項目との
    対応関係を記憶する管理観点設計項目対応関係記憶部を
    設け、開発管理者が必要とする管理上の観点に応じて設
    計情報を抽出することを特徴とするソフトウエア設計情
    報抽出方法。
JP22830592A 1992-08-27 1992-08-27 ソフトウエア設計情報抽出方法 Pending JPH0675760A (ja)

Priority Applications (1)

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JP22830592A JPH0675760A (ja) 1992-08-27 1992-08-27 ソフトウエア設計情報抽出方法

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JP22830592A JPH0675760A (ja) 1992-08-27 1992-08-27 ソフトウエア設計情報抽出方法

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JPH0675760A true JPH0675760A (ja) 1994-03-18

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JP22830592A Pending JPH0675760A (ja) 1992-08-27 1992-08-27 ソフトウエア設計情報抽出方法

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JP (1) JPH0675760A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6795831B2 (en) 2001-03-29 2004-09-21 Fujitsu Limited Method of managing knowledge information, method of generating knowledge information, method of using knowledge information, and apparatus for managing knowledge information
JP2009036578A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光吸収測定装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6795831B2 (en) 2001-03-29 2004-09-21 Fujitsu Limited Method of managing knowledge information, method of generating knowledge information, method of using knowledge information, and apparatus for managing knowledge information
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