JP2973779B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JP2973779B2
JP2973779B2 JP5131546A JP13154693A JP2973779B2 JP 2973779 B2 JP2973779 B2 JP 2973779B2 JP 5131546 A JP5131546 A JP 5131546A JP 13154693 A JP13154693 A JP 13154693A JP 2973779 B2 JP2973779 B2 JP 2973779B2
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/02Recording, reproducing, or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録再生装置に関
し、特に半導体集積回路化した磁気記録再生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の磁気記録再生装置としては、VT
R装置等に使用されている。
【0003】図4は従来の一例を示す磁気記録再生装置
の構成図である。図4に示すように、従来の磁気記録再
生装置は、破線枠で表わす半導体集積回路化した部分1
と、破線枠1の外に接続された半導体集積回路化されな
い個別部品等とで構成される。この半導体集積回路部1
はVTRの記録や再生に必要なブロックを含んでおり、
これらのブロックの動作は水平同期入力14,ベッド切
換入力15,記録・再生切換入力16からの信号に基ず
き制御回路24からの制御信号により動作したり、又は
動作停止が行なわれるように制御される。
【0004】まず、記録時に用いる回路構成について説
明する。記録時において、記録・切換入力16を介して
与えられる制御信号により、制御回路24は第1の電圧
制御増幅器1および第2の電圧制御増幅器2と、これら
増幅器1,2の出力を加算する加算回路3と、電流増幅
回路6とを動作状態にするとともに、第1のスイッチS
W1をオープンに、また第2のスイッチSW2および第
3のスイッチSW3を導通状態にする。
【0005】また、第1の電圧制御増幅器1は第1の入
力端子IN1に入力される低域変換色信号を第1の制御
入力端子CI1に与えられる制御電圧に応じた増幅度で
もって増幅する。同様に、第2の電圧制御増幅器2は第
2の入力端子IN2に与えられる周波数変調された輝度
信号を増幅する。加算回路3はこれらの増幅器1,2の
出力を加算し、加算結果を端子4に出力する。
【0006】さらに、端子4と端子5間には、第1のコ
ンデンサC1と第1の抵抗R1から成る電圧/電流変換
回路が直列に接続される。ここで、端子5の入力インピ
ーダンスは、コンデンサC1と抵抗R1の直列インピー
ダンスに対して非常に低い値となるように設定されてい
るので、端子4に出力された電圧をコンデンサC1と抵
抗R1の直列インピーダンスで割った値にほぼ等しい電
流が端子5に入力される。
【0007】一方、電流増幅回路6は端子5に入力され
る電流を増幅し、記録電流出力端子7に出力する。しか
るに、このときの第1のスイッチSW1はオープン状態
であるので、第2のコンデンサC2に記録電流は全く流
れない。従って、記録電流は第1のヘッドL1,第2の
ヘッドL2およびダンピング抵抗R2に流れる。なお、
このダンピング抵抗R2は第1,第2のヘッドL1,L
2のインダクタンスと電流増幅回路6の出力容量及び浮
遊容量等により生ずる共振を押さえるためのものであ
る。
【0008】また、第1のヘッドL1を流れる電流は端
子10を介して第1の記録電流検出抵抗R4に流れ、さ
らにショート状態である第2のスイッチSW2および接
地端子11を介してグランドに流れる。同様に、第2の
ヘッドL2を流れる電流は端子12を介して第2の記録
電流検出抵抗R7に流れ、さらにショート状態である第
3のスイッチSW3および接地端子11を介してグラン
ドに流れる。これらの第1および第2の記録電流検出抵
抗R4,R7には、それぞれ第1のヘッドL1,第2の
ヘッドL2に流れる記録電流に比例したS1,S2間電
圧およびS3,S4間電圧が生じ、それらは各々第1の
記録電流検出器19a,第2の記録電流検出器20aに
よりそれぞれ検出され、その検出結果S5,S7は共に
検波回路22aに出力される。
【0009】なお、端子10,12はそれぞれ第3のコ
ンデンサC3,第4のコンデンサC4を介して端子9,
13に接続され、されにこれらの端子9,13にはそれ
ぞれ第1の再生増幅器17,第2の再生増幅器18が接
続されるが、これら第1,第2の再生増幅器17,18
の入力インピーダンスは、第1,第2の記録電流検出抵
抗R4,R7の抵抗値に対して約103 倍程度の値とな
る。従って、これら端子9,13に流れる記録電流成分
は全く無視できる。
【0010】次に、検波回路22aは第2の制御入力端
子CI2に与えられる制御電圧を記録電流設定端子RI
および接地間に接続した基準抵抗R3により電圧/電流
変換回路21でV/I変換した制御電流S9と、水平同
期信号入力14およびヘッド切換入力15を介して制御
回路24よりそれぞれ与えられる水平同期信号S11お
よびヘッド切換信号S10とを供給される。この検波回
路22aはこれらの制御信号S9〜S11により第1,
第2の記録電流検出器19a,20aの出力を選択して
検波する。その場合、検波回路22aは電圧/電流変換
回路21から与えられる制御電流S9により設定された
レベルと検波電圧レベルの比較を水平同期信号期間に行
なう。第1の記録電流検出器19aの出力S5を選択し
た場合は、第1の制御電圧出力端子CO1を介して第1
のホールドコンデンサC5の充放電電流を出力し、逆に
第2の記録電流検出器20aの出力S7を選択した場合
は、第2の制御電圧出力端子CO2を介して第2のホー
ルドコンデンサC6の充放電電流を出力する。すなわ
ち、検波回路22aが第1の記録電流検出器19aの出
力S5を選択した場合、セレクタ23は第1の制御電圧
出力端子CO1に発生する電圧S12を選択し、検波回
路22aが第2の記録電流検出器20aの出力S7を選
択した場合、セレクタ23は第2の制御電圧出力端子C
O2に発生する電圧S13を選択する。このセレクタ2
3はヘッド切換入力S10により制御され、その出力は
第2の電圧制御増幅器2の制御電圧として与えられる。
【0011】次に、記録時の具体的な回路動作について
説明する。まず、第1,第2のヘッドL1,L2には第
1の入力端子IN1に入力される低域変換された色信号
と、第2の入力端子IN2に入力される周波数変調され
た輝度信号とにそれぞれ比例した電流を重ね合わせた電
流が流れる。また、これらのヘッドL1,L2に流れる
記録電流は、それぞれ値を等しく設定した第1,第2の
記録電流検出抵抗R4,R7により記録電流の振幅に比
例した電圧にに変換される。これら第1,第2の記録電
流検出抵抗R4,R7の両端に発生したS1,S2間電
圧およびS3,S4間電圧は、それぞれ第1,第2の記
録電流検出器19a,20aにより検出される。
【0012】これら第1,第2の記録電流検出器19
a,20aは、第2のスイッチSW2および第3のスイ
ッチSW3がトランジスタスイッチで構成されるので、
インピーダンスによって生ずる記録電流振幅に比例した
同相成分を除去し、第1,第2の記録電流検出抵抗R
4,R7それぞれに発生する電圧、すなわち第1,第2
のヘッドL1,L2に流れる記録電流に正確に比例した
電圧を検出して検波回路22aに出力するための作動増
幅器である。検波回路22aは記録電流に含まれる周波
数変調された輝度信号成分のみの振幅を検出するととも
に、電圧/電流変換回路21から与えられる制御電流に
比例した設定レベルとの比較を水平同期期間において行
い、比較した結果を第1の制御電圧出力端子CO1を介
して第1のホールドコンデンサC5に、又は第2の制御
電圧出力端子CO2を介して第2のホールドコンデンサ
C6に充放電電流S12,S13を出力する。この出力
電流S12,S13は、検出された記録電流中の周波数
変調された輝度信号成分の振幅が電圧/電流変換回路2
1から与えられる制御電流S9により設定される設定レ
ベルよりも大ならば、第2の電圧制御増幅器2の利得を
小さくする方向へ、逆に検出された記録電流中の輝度信
号の振幅が電圧/電流変換回路21から与えられる制御
電流S9により設定される設定レベルよりも小ならば、
第2の電圧制御増幅器2の利得を大きくする方向へ設定
されている。従って、記録電流中の輝度信号成分の振幅
が制御電流S9により設定される設定レベルと常に等し
くなるように、第2の電圧制御増幅器2の利得が制御さ
れる。要するに、利得制御の帰還回路が形成される。
【0013】ここで、第1のヘッドL1に流れる記録電
流を検波回路22aが選択した場合には、第1の制御電
圧出力端子CO1を介して第1のホールドコンデンサC
5に対して充放電が行なわれるとともに、第1のホール
ドコンデンサC5に発生する電圧は第1の制御電圧出力
端子CO1を介してセレクタ23により選択され、第2
の電圧制御増幅器2に与えられる。この場合、第1のヘ
ッドL1に流れる記録電流中の輝度信号成分の振幅が一
定になるように帰還回路が形成されるが、第2の制御電
圧出力端子CO1には全く充放電電流が流れず、第2の
ホールドコンデンサC6に生じて電圧は保持される。
【0014】また、第2のヘッドL2に流れる記録電流
を検波回路22aが選択した場合には、第2の制御電圧
出力端子CO2を介して第2のホールドコンデンサC6
に対して充放電が行なわれる。一方、このときの第2の
ホールドコンデンサC6に発生する電圧は第2の制御電
圧出力端子CO2を介してセレクタ23により選択さ
れ、第2の電圧制御増幅器2に与えられる。この場合に
は、第2のヘッドL2に流れる記録電流中の輝度信号成
分の振幅が一定になるような帰還回路が形成されるとと
もに、第1の制御電圧出力端子CO1には全く充放電電
流が流れず、第1のホールドコンデンサC5に生じてい
る電圧は保持される。
【0015】これらの動作制御は、ヘッド切換入力15
から制御回路24を介して与えられる周期的な制御信号
により行なわれる。すなわち、第1,第2のヘッドL
1,L2に流れる周波数変調された輝度信号成分を一定
にする自動利得制御ループを形成するために、検波回路
22aの時分割使用を行なっている。
【0016】次に、再生時に用いる回路構成について説
明する。再生時において、記録・再生切換入力16を介
して与えられる制御信号により、制御回路24は第1,
第2の電圧制御増幅器1,2と、これらの出力を加算す
る加算回路3と、この加算回路3の出力電圧をコンデン
サC1,抵抗R1を介して変換し電流増幅する電流増幅
回路6との動作を停止させるとともに、第1,第2の再
生増幅器17,18を動作状態にする。また、このとき
第1のスイッチSW1をショート状態にする一方、第2
のスイッチSW2および第3のスイッチSW3をオープ
ン状態にする。
【0017】このため、第1のスイッチSW1は設置端
子11を介して接地されるとともに、他端は端子8およ
び第2のコンデンサC2を介して、記録電流出力端子
7,ダンピング抵抗R2,第1のヘッド1,第2のヘッ
ドL2の共通接続点に接続される。また、第1のヘッド
L1の他端は端子10と第3のコンデンサC3を介して
端子9とに接続されており、第2のヘッドL2の他端は
端子12と第4のコンデンサC4を介して端子13とに
接続される。しかも、これらの端子9,13はそれぞれ
第1,第2の再生増幅器17,18の入力に接続され
る。尚、これらの再生増幅器17,18以降の回路につ
いては本質的な問題ではないため、説明を省略する。
【0018】次に、再生時の具体的な回路動作について
説明する。まず、第1のスイッチSW1は短絡状態とな
っており、しかも第2のコンデンサC2の容量は0.1
μF程度に設定されるので、再生された低域変換色信号
及び周波数変調された輝度信号の両方に対して非常に低
いインピーダンスとなり、ほぼ短絡状態と見なして良
い。このため、第1,第2のヘッドL1,L2の共通接
続点は交流的に短絡されている。
【0019】かかる第1,第2のヘッドL1,L2には
再生信号が発生し、それぞれは端子10,端子9及び端
子12,端子13に出力される。ここで、端子10には
第1の記録電流検出抵抗R4が、また端子12には第2
の記録電流検出抵抗R7がそれぞれ接続されているが、
第2のスイッチSW2及び第3のスイッチSW3の両方
とも開放状態であるので、端子10および端子12の入
力インピーダンスは非常に高い値となり、第1,第2の
ヘッドL1,L2の負荷として全く無視して良い。従っ
て、第1のヘッドL1に発生した電圧は第3のコンデン
サC3,端子9を介して第1の再生増幅器17に入力さ
れ、同様に第2のヘッドL2に発生した電圧は第4のコ
ンデンサC4,端子13を介して第2の再生増幅器18
に入力され、それぞれ増幅される。これら第3,第4の
コンデンサC3,C4はそれぞれ第1,第2の再生増幅
器17,18の入力のカップリングコンデンサであり、
第2のコンデンサC2とほぼ等しい値に設定される。
【0020】図5は図4に示す検波回路の構成図であ
る。図5に示すように、この検波回路22aは端子S
5,S7よりそれぞれ第1,第2の記録電流検出器19
a,20aの出力を入力し制御回路24からのヘッド切
換入力S10によって選択を制御されるセレクタ25a
と、このセレクタ25aの出力より周波数変調された輝
度信号成分のみを周波数的に分離するハイパスフィルタ
(HPF)27と、その振幅に比例した直流電圧を得る
ための全波整流回路28およびローパスフィルタ(LP
F)29とを有する。また、この直流電圧は端子S9に
V/I変換回路21より与えられる制御電流が他端を電
源に接続した負荷抵抗R16によって発生させた設定レ
ベルとともに与えられる第1の比較器30および第2の
比較器31を備えている。
【0021】ここで、セレクタ25aを制御する制御信
号S10は第1,第2の比較器30,31にも与えられ
る。そのため、セレクタ25aが端子S5の入力を選択
した場合には、第1の比較器30が動作可能な状態とな
る。また、端子S11には水平同期信号が与えられるの
で、端子S5が選択された場合には、端子S12を介し
て第1の比較器30の比較結果が水平同期信号期間にお
いてのみ出力される。
【0022】逆に、セレクタ25aが端子S7の入力を
選択した場合には、第2の比較器31が動作可能状態と
なり、この場合には端子S13を介して第2の比較器3
1の比較結果が水平同期期間においてのみ出力される。
【0023】なお、前述した第1,第2の記録電流検出
抵抗R4,R7及び検波回路22a中の負荷抵抗R16
は、半導体集積回路内で使用できる同一種類の抵抗を用
いて形成し、抵抗値の絶対値が記録電流振幅のばらつき
に影響しなようにしている。この記録電流のばらつき
は、これらの抵抗の相対制度により決まってしまい、通
常は5%以上のばらつきを示す。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の磁気記
録再生装置は、再生時において再生増幅器の入力と記録
電流検出抵抗が交流的に接続された状態となっている。
また、この記録電流検出抵抗は10Ω程度と低い値に設
定されているので、再生時においては記録電流検出抵抗
の他端も再生増幅器の入力とほとんど短絡に近い状態に
ある。しかも、再生増幅器の利得は高く且つその入力は
非常に微弱であるので、再生時の発振に対する安定度を
高めるには、再生増幅器入力と同電位になる部分を最短
で配線する必要がある。従って、この磁気再生装置を半
導体集積回路化した場合には、再生増幅器と記録電流検
出器及び記録電流検出抵抗全てを半導体ペレット上のパ
ッドの周辺に配置しなければならない。
【0025】一方、記録時における記録電流レベルは、
検波回路内に形成されている負荷抵抗と記録電流検出抵
抗の相対比で決定されているので、負荷抵抗と記録電流
検出抵抗はできる限り近づけて配置・形成することが要
求される。
【0026】しかしながら、上述した再生時の発振等を
考慮した場合に、この記録時の要求は実現困難である。
特に、記録・再生用ヘッドがさらに1組以上増えた場合
には、それぞれの記録電流検出抵抗を半導体ペレット上
に散在させるしかない。しかるに、これらの記録電流検
出抵抗及び負荷抵抗の相対精度は5%程度しかとること
ができないので、記録電流レベルの制御特性のばらつき
を5%より小さくすることは不可能である。
【0027】本発明の目的は、かかる記録電流を一定に
なるよう制御するにあたり、制御特性のばらつきを小さ
くし、集積回路内素子の精度の影響を受けない磁気記録
再生装置を提供することにある。
【0028】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気記録再生装
置は、低域変換色信号および輝度信号それぞれ入力し
電圧増幅する第1および第2の電圧制御増幅器と、前
記第1および第2の電圧制御増幅器の出力を加算した後
に電流変換して増幅する電流増幅回路と、前記電流増幅
回路の出力を分流して記録したり、あるいは記録媒体か
らの信号を再生するための第1および第2の記録再生ヘ
ッドと、前記第1および第2の記録再生ヘッドにそれぞ
れコンデンサを介して接続された2つの再生増幅器と、
前記第1および第2の記録再生ヘッドと接地間にそれぞ
れスイッチ手段を介して接続され且つ記録電流を流すた
めの第1および第2の抵抗と、前記第1および第2の抵
に流れる前記記録電流をそれぞれ検出する第1および
第2の記録電流検出器と、前記第1および第2の記録電
流検出器の出力電流を入力して前記記録電流に含まれ
記輝度信号成分のみを検出するとともに、所定の制御
信号に基ず設定レベルの比較結果を検波出力とする検
波回路と、水平同期入力,ヘッド切換入力および記録/
再生切換入力に基ずき前記検波回路,前記スイッチ手段
などを制御する制御回路と、前記検波回路の出力を保持
する第1および第2のホールドコンデンサと、前記第1
および第2のホールドコンデンサを前記制御回路の制御
により切換えるセレクタとを備え、前記第1および第2
のホールドコンデンサに保持された電圧により前記第2
の電圧制御増幅器を帰還制御する磁気記録再生装置にお
いて、前記第1および第2の抵抗の両端と前記第1およ
び第2の記録電流検出器の2つの入力との間にそれぞれ
接続した同じ抵抗値からなる第3および第4の抵抗並び
に第5および第6の抵抗を有し、前記第3および第4の
抵抗並びに前記第5および第6の抵抗をそれぞれ前記第
1および第2の抵抗に隣接して配置して構成される。
た、本発明の磁気記録再生装置における前記検波回路
は、前記第1および第2の記録電流検出器からの各入力
を電源との間に終端する抵抗値の等しい複数の抵抗を備
え、前記複数の抵抗を隣接配置して構成される。
【0029】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の一実施例を示す磁気記録再
生装置のブロック図である。図1に示すように、本実施
例は、前述した図4の従来例と同一機能を有する回路,
素子および信号等については同一符号をつけ且つその説
明を省略する。本実施例は主に記録電流検出器19,2
0と検波回路22の構成が異なり、しかも抵抗R5,R
6と、R8,R9とが付加されている点が異っている。
【0030】まず、本実施例も半導体集積回路部1およ
びその回路部1の外部素子により磁気記録再生装置が構
成される。第1のヘッドL1に接続された端子10に
は、第1の記録電流検出抵抗R4と抵抗R5とが接続さ
れる。この抵抗R5の他端は第1の記録電流検出器19
の一方の入力に接続される。また、第1の記録電流検出
抵抗R4の他端は、抵抗R6および第2のスイッチSW
2に接続され、しかもこの抵抗R6の他端は第1の記録
電流検出器19の他方の入力に接続される。これらの抵
抗R4と抵抗R5,R6は隣接配置されている。第1の
記録電流検出器19は記録電流S1,S2を入力し、そ
れぞれ検出電流S5,S6を検波回路22に出力する。
【0031】一方、第2のヘッドL2に接続された端子
12には、第2の記録電流検出抵抗R7と抵抗R9が接
続され、しかも抵抗R9の他端は第2の記録電流検出器
20の一方の入力に接続される。また、第2の記録電流
検出抵抗R7の他端は第3のスイッチSW3および抵抗
R8が接続される。この抵抗R8の他端は第2の記録電
流検出器20の他方の入力に接続される。これらの抵抗
R7と抵抗R8,R9も隣接配置されている。第2の記
録電流検出器20は記録電流S3,S4を入力し、それ
ぞれ検出電流S7,S8を検波回路22に出力する。
【0032】次に、上述した主要部回路の動作について
具体的に説明する。まず、抵抗R5,R6の抵抗値は等
しく且つ第1の記録電流検出抵抗R4の抵抗値に対して
大きな値に設定される。また、第1の記録電流検出器1
9の各入力インピーダンスは信号S1の入力側および信
号S2の入力側が等しく且つ抵抗R5,R6の抵抗値に
対して小さな値に設定される。従って、第1の記録電流
検出器19の入力には、第1の記録電流検出抵抗R4の
両端に発生した電圧をそれぞれ抵抗R5,抵抗R6で割
った電流が流入する。すなわち、出力S5には入力S1
に流入した電流が、また出力S6には入力S2に流入し
た電流がそれぞれ増幅されて出力される。
【0033】一方、第2の記録電流検出器20の各入力
インピーダンス及び内部回路構成も前述した第1の記録
電流検出器19と同一であり、さらに第2の記録電流検
出抵抗R7は第1の記録電流検出抵抗R4と等しく、ま
た抵抗R8,R9も抵抗R5,R6と等しい。よって、
第2の記録電流検出器20の入力S3,S4には、第2
の記録電流検出抵抗R7の両端に発生した電圧をそれぞ
れ抵抗R8,抵抗R9で割った電流が流入し、これらの
電流は増幅されてそれぞれ出力S7,S8に出力され
る。
【0034】図2は図1に示す第1の記録電流検出器の
回路図である。図2に示すように、この第1の記録電流
検出器19はダーリントン接続されたトランジスタQ
1,Q2と、トランジスタQ3,Q4とから成るベース
接地増幅回路を形成しており、入力S1,S2に与えら
れる電流をそのまま緩衝増幅してそれぞれ出力S5,S
6に出力する。これらトランジスタQ2,Q4のベース
は共通にバイアスS14に接続される。また、トランジ
スタQ2のエミッタと接地S15間に接続された抵抗R
10及びトランジスタQ4のエミッタと接地S15間に
接続された抵抗R11は、それぞれトランジスタQ1と
トランジスタQ3にバイアス電流を与えるものである。
【0035】図3は図1に示す検波回路の構成図であ
る。図3に示すように、この検波回路22は前述した図
5の従来例の検波回路22aと同一機能を有する素子お
よび回路について同一符号をつけ、その説明を省略す
る。まず、入力S5〜S8にはそれぞれ等しい抵抗値を
有する抵抗R12〜R15が電源S16との間に接続さ
れる。これらの入力のうち、S5とS7およびS6とS
8はセレクタ25により連動して切換えられる。このセ
レクタ25の出力は差動増幅回路26に入力され、同相
信号除去を行なった後、HPF27に入力される。この
HPF27の出力は全波整流回路28,LPF29で処
理され、制御回路24からの制御入力S10,S11に
基ずいて第1,第2の比較器30,31で比較される。
これらの比較器30,31の出力が検波出力S12,S
13となる。尚、R16は負荷抵抗である。
【0036】次に、検波動作についてより具体的に説明
する。まず、S5入力には同相成分を含んだ第1のヘッ
ドL1に流れる電流に比例した電流が入力され、S6入
力には同相成分のみに比例した電流が入力される。ま
た、S7入力には同相成分を含んだ第2のヘッドL2に
流れる電流に比例した電流が入力され、S8入力には同
相成分のみに比例した電流が入力される。これら全ての
電流は等しい抵抗値を有する抵抗R12,R13,R1
4,R15により電圧に変換され、セレクタ25で切り
換えられて差動増幅回路26に供給される。この差動増
幅回路26はそれぞれの記録ヘッドL1,L2の真の記
録電流成分のみを取出しHPF27に出力する。
【0037】また、これらの抵抗R12〜R15は、負
荷抵抗R16と同一種類の抵抗で作られており、しかも
隣接配置されてこれらの抵抗の相対精度は1%程度とな
る。よって、差動増幅回路26の出力である真の記録電
流成分の振幅と、負荷抵抗R16で発生する設定レベル
電圧との比を良くとることができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の磁気記録
再生装置は、出力電流を制御電圧に応じて一定の電流に
保持する半導体集積回路化した自動利得制御回路におい
て、出力電流を分流する分流手段を介して記録電流検出
抵抗により電圧に変換して検波する。しかも、比較回路
に入力しさらに制御電圧を電圧・電流変換回路により電
流に変換した後、記録電流検出抵抗に隣接配置した記録
電流設定抵抗で電圧に変換して比較回路に入力し、その
比較回路の出力電圧を利得制御電圧とする帰還回路を形
成することにより、記録電流検出抵抗と出力電流設定抵
抗の相対精度を高めることがき、制御電圧に対する出力
電流の制御を高精度化できるという効果がある。特に、
VTR等の磁気記録再生装置の半導体集積回路化した記
録増幅器に使用した場合には、記録,再生ヘッドの数が
増加しても、記録電流検出抵抗が半導体チップ上に散在
して配置されることがないので、ヘッド間の記録電流の
ばらつきを最小限にすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す磁気記録再生装置の構
成図である。
【図2】図1に示す記録電流検出器の回路図である。
【図3】図1に示す検波回路の構成図である。
【図4】従来の一例を示す磁気記録再生装置の構成図で
ある。
【図5】図4に示す検波回路の構成図である。
【符号の説明】
1,2 電圧制御増幅器 3 加算回路 6 電流増幅回路 17,18 再生増幅器 19,20 記録電流検出器 21 電圧/電流変換回路(V/I) 22 検波回路 23,25 セレクタ 24 制御回路 26 差動増幅回路 27 HPF 28 全波整流回路 29 LPF 30,31 比較器 IN1,IN2 入力端子 CI1,CI2 制御入力端子 CO1,CO2 制御出力端子

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低域変換色信号および輝度信号それぞ
    入力し電圧増幅する第1および第2の電圧制御増幅
    器と、前記第1および第2の電圧制御増幅器の出力を加
    した後に電流変換して増幅する電流増幅回路と、前記
    電流増幅回路の出力を分流して記録したり、あるいは記
    録媒体からの信号を再生するための第1および第2の記
    録再生ヘッドと、前記第1および第2の記録再生ヘッド
    にそれぞれコンデンサを介して接続された2つの再生増
    幅器と、前記第1および第2の記録再生ヘッドと接地間
    にそれぞれスイッチ手段を介して接続され且つ記録電流
    流すための第1および第2の抵抗と、前記第1および
    第2の抵抗に流れる前記記録電流をそれぞれ検出する第
    1および第2の記録電流検出器と、前記第1および第2
    の記録電流検出器の出力電流を入力して前記記録電流に
    含まれる前記輝度信号成分のみを検出するとともに、所
    定の制御信号に基ず設定レベルの比較結果を検波出力
    とする検波回路と、水平同期入力,ヘッド切換入力およ
    び記録/再生切換入力に基ずき前記検波回路,前記スイ
    ッチ手段などを制御する制御回路と、前記検波回路の出
    力を保持する第1および第2のホールドコンデンサと、
    前記第1および第2のホールドコンデンサを前記制御回
    路の制御により切換えるセレクタとを備え、前記第1お
    よび第2のホールドコンデンサに保持された電圧により
    前記第2の電圧制御増幅器を帰還制御する磁気記録再生
    装置において、前記第1および第2の抵抗の両端と前記
    第1および第2の記録電流検出器の2つの入力との間に
    それぞれ接続した同じ抵抗値からなる第3および第4の
    抵抗並びに第5および第6の抵抗を有し、前記第3およ
    び第4の抵抗並びに前記第5および第6の抵抗をそれぞ
    れ前記第1および第2の抵抗に隣接して配置させること
    を特徴とする磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記検波回路は、前記第1および第2の
    記録電流検出器からの各入力を電源との間に終端する抵
    抗値の等しい複数の抵抗を備え、前記複数の抵抗を隣接
    配置した請求項1記載の磁気記録再生装置。
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