JPS581858Y2 - テ−プレコ−ダ - Google Patents

テ−プレコ−ダ

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Publication number
JPS581858Y2
JPS581858Y2 JP1973132965U JP13296573U JPS581858Y2 JP S581858 Y2 JPS581858 Y2 JP S581858Y2 JP 1973132965 U JP1973132965 U JP 1973132965U JP 13296573 U JP13296573 U JP 13296573U JP S581858 Y2 JPS581858 Y2 JP S581858Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
magnetic tape
gain control
magnetic
level
Prior art date
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Expired
Application number
JP1973132965U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5078215U (ja
Inventor
浅黄攻
林義信
Original Assignee
ソニー株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ソニー株式会社 filed Critical ソニー株式会社
Priority to JP1973132965U priority Critical patent/JPS581858Y2/ja
Publication of JPS5078215U publication Critical patent/JPS5078215U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS581858Y2 publication Critical patent/JPS581858Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は磁気特性(入出力特性)が異った複数種類の磁
気テープを使用しうるようにされたテープレコーダに関
し、特に使用する磁気テープの種類に応じて録音増巾器
に設けられた利得制御回路の動作レベルを調整して常に
最適な録音状態が得られるようにしたものである。
一般に、磁気テープの相対的録音入力と相対的再生出力
との関係は第1図に示すように、通常の磁気テープA(
γ−Fe2O3など)については曲線tAとなるのに対
し、この磁気テープAとは磁気特性が異なった磁気テー
プB (Cr O2テープなど)では曲線lBで示すよ
うに、リニアリテー及び周波数特性等が向上した入出力
特性になる。
従って、このような入出力特性が相違する磁気テープA
、Bをテープレコーダに使用する場合にあって、録音増
巾器の利得制御(AGC)回路のAGC特性(リミッタ
特性)が同図曲線toで示すように選定されていると、
録音入力レベルP1及びP2に対する再生出力レベルP
1′及びP2′となるから、磁気テープAについては最
適な録音状態となるも、磁気テープBについてみればこ
の磁気テープBのもつ性能を十分に生かしきれず、この
ため磁気テープBを使用するとS/Nが劣化することに
なる。
一方、利得制御回路の特性を第1図の曲線tDで示すよ
うに、磁気テープBの入出力特性と合致するように選定
し1うと、再生出力レベルはP1′及びPbに移り、従
って磁気テープBに関してはその性能を十分に生かすこ
とができ満足すべき録音状態が得られるけれど、磁気テ
ープAではその入出力特性が曲線tAとなっているため
、再生出力レベルはP1′及びPaとなり、再生出力が
歪んでしまう。
本考案はこのような欠点を構成簡単にして一掃したもの
であって、使用する磁気テープに応じて利得制御回路の
AGC特性を調整しうるようにしたものである。
以下図面を参照して本考案によるテープレコーダを説明
する。
第2図において、1は録音すべき信号の入力端子で、こ
れはマイク入力端子でもあり、ライン入力端子でもある
2は前置増巾器、そして3は一般にラインアンプと称さ
れる録音増巾器で、これの出力はイコライザ増巾器4を
通じて記録(録音)ヘッドHRに供給される。
本例におけるこのイコライザ増巾器4は周知のように終
段トランジスタQ1のエミッタ側に例えばコンデンサC
とコイルLとよりなる一対の直列回路5A及び5Bが切
換スイッチ(テープセレクタスイッチ)SWlを介して
接続され、このスイッチSW1を切換ることで使用する
磁気テープA又はBに合ったイコライザ特性を選定する
ようにしている。
本例では録音増巾器3にその動作レベルが切換可能にな
された利得制御回路6が設けられる。
即ち、録音増巾器3の後段には3個の抵抗器7a〜7c
が直列接続された直列回路7が接続され、抵抗器7bと
70との接続中点8から得られる所定の値に分圧された
出力は制御信号検出回路9にて直流化された制御信号S
に変換され、この制御信号Sは録音増巾器3の前段に接
続されたインピーダンス素子、本例ではトランジスタQ
2のベースに供給されるようになされている。
そして、本考案にむいては磁気テープの磁気特性に応じ
て録音増巾器に設けられた利得制御回路の動作レベル及
びイコライザ特性を同時に切換えるスイッチSW2及び
S□W2が設けられている。
即ち、7bの両端には使用する磁気テープA又はBに応
じて利得制御回路6の動作レベルを設定するためのスイ
ッチSW2が介在され、本例では磁気テープAを使用す
るときのみスイッチSW2がオン(閉合)にされる。
このスイッチSW2は上述したイコライザ特性を切換え
るためのテープセレクタスイッチSW1と連動する如く
構成される。
なち・、この例では動作レベルの切換えと同時に録音レ
ベルを指示するレベルメータ10に供給される電流もス
イッチSW3によって切換わるようになされ、このスイ
ッチSW3の切換で常に最適な録音入力レベルの指示を
行うようにしている。
即ち磁気テープBを使用した場合には抵抗器11の両端
を短絡しない図示の実線切換状態になされる。
以上のように利得制御回路6を構成すれば、例えば磁気
テープAを使用するときスイッチSW1〜SW3を点線
図示の位置に切換えることによって、テープレコーダは
磁気テープAに合った録音イコライザ特性に切換えられ
ると共に、利得制御回路6は予め設定された動作レベル
に切換わるため、即ち例えば第1図曲線tOで示すよう
に録音人力P、からAGCがかかるようになる。
このため磁気テープAに対する最適な録音状態をセット
することができる。
一方、磁気テープAより特性が向上した磁気テープBを
使用する場合ではスイッチSW1〜SW3の切換えで、
イコライザ特性と共に利得制御回路6の動作レベルも変
化する。
即ち、スイッチSW2を実線図示の状態にすると、点8
に得られる出力レベルは前述の切換状態のときよりも低
くなるので録音人力P1ではAGCがかからなくなり、
従って録音入力がP3(第1図参照)になる1で録音増
巾器3のリニアリティを伸ばすことができ、即ち利得制
御回路6におけるAGC特性は予め設定された曲線tD
のようになり、磁気テープBを使用する場合でも最適な
録音状態にセットすることができる。
以上説明したように本考案では入出力特性の異った磁気
テープを使用する場合、その磁気テープに合ったAGC
特性をスイッチSW2の切換操作で得られるようにした
からS/Nが劣化したり、あるいは再生音が歪んだジす
ることなく常に最適な録音入力レベルを設定することが
でき、特に本考案ではとのAGC動作レベルの切換と同
時に録音イコライザ特性も切換えうるように構成されて
いるから使用する磁気テープの磁気特性を十分に生かす
ことができ特に、高域での周波数特性を改善することが
できる。
しかも、第2図で示す実施例のようにスイッチSW1.
SW2の切換えと同時にレベルメータ10へ流入する電
流量も切換えるようにすると、使用する磁気テープA又
はBと、メータ10のレベル指示とを対応させることが
できるため、メータ10の誤指示がなくなり、従って最
適録音入力レベルの設定が容易確実となる効果を有する
なト、上述した実施例では使用する磁気テープの種類を
A、Bの2種類で説明したが、磁気特性(入出力特性)
が異る2種以上の磁気テープを使用する様な場合ではそ
の種類に対応して録音イコライザ特性と同時にAGCの
動作レベルを切換えるように構成すればよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の説明に供する磁気テープ及びアンプの
入出力特性曲線図、第2図は本考案によるテープレコー
ダの一例を示す接続図である。 3は録音増巾器、4はイコライザ増巾器、6は利得制御
回路、7は直列回路、SWlはテープセレクタスイッチ
、SW2は利得制御回路6の動作レベル切換スイッチ、 10はレベルメータである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 磁気特性の異なった複数種類の磁気テープを使用しうる
    テープレコーダに釦いて、上記磁気テープの磁気特性に
    応じて録音イコライザ特性が切換えられると共に、この
    切換えに連動して録音増巾器に設けられた利得制御回路
    の利得制御動作レベルが切換えられるようになされたテ
    ープレコーダ。
JP1973132965U 1973-11-17 1973-11-17 テ−プレコ−ダ Expired JPS581858Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1973132965U JPS581858Y2 (ja) 1973-11-17 1973-11-17 テ−プレコ−ダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1973132965U JPS581858Y2 (ja) 1973-11-17 1973-11-17 テ−プレコ−ダ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5078215U JPS5078215U (ja) 1975-07-07
JPS581858Y2 true JPS581858Y2 (ja) 1983-01-13

Family

ID=28397137

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1973132965U Expired JPS581858Y2 (ja) 1973-11-17 1973-11-17 テ−プレコ−ダ

Country Status (1)

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JP (1) JPS581858Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4529528Y1 (ja) * 1968-01-19 1970-11-13
JPS5046309A (ja) * 1973-08-25 1975-04-25

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4529528Y1 (ja) * 1968-01-19 1970-11-13
JPS5046309A (ja) * 1973-08-25 1975-04-25

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5078215U (ja) 1975-07-07

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