JP2971488B2 - 位置検出装置 - Google Patents

位置検出装置

Info

Publication number
JP2971488B2
JP2971488B2 JP28285289A JP28285289A JP2971488B2 JP 2971488 B2 JP2971488 B2 JP 2971488B2 JP 28285289 A JP28285289 A JP 28285289A JP 28285289 A JP28285289 A JP 28285289A JP 2971488 B2 JP2971488 B2 JP 2971488B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
digital data
loop
loop coils
analog
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP28285289A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03147012A (ja
Inventor
東 村上
嗣也 山並
孝彦 舟橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Wakomu KK
Original Assignee
Wakomu KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Wakomu KK filed Critical Wakomu KK
Priority to JP28285289A priority Critical patent/JP2971488B2/ja
Priority to DE69033803T priority patent/DE69033803T2/de
Priority to PCT/JP1990/001397 priority patent/WO1991006907A1/ja
Priority to EP90916076A priority patent/EP0499641B1/en
Priority to US07/849,414 priority patent/US5466896A/en
Publication of JPH03147012A publication Critical patent/JPH03147012A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2971488B2 publication Critical patent/JP2971488B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/041Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means
    • G06F3/046Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means by electromagnetic means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は位置指示器による指定位置の座標値等を求め
る位置検出装置に関するものである。
(従来の技術) この出願に先立ち、出願人は特願昭61−213970号(特
開昭63−70326号公報参照)(以下、先願と称す。)に
おいて、センス部と位置指示器との間で電波を送受して
該位置指示器による指定位置の座標値等を求める位置検
出装置について提案した。
前記先願の内容を簡単に説明する。まず、多数のルー
プコイルを位置検出方向に並設してなるセンス部の一の
ループコイルに交流信号を加えて電波を発生させ、該電
波により位置指示器に内蔵した同調回路を励振させる。
この際、該同調回路から発信される電波を前記ループコ
イルに受信させ、誘導電圧を発生させる。これを多数の
ループコイルについて順次切替えて繰返し、各ループコ
イルに発生する誇導電圧、即ち、受信信号の振幅及び位
相角を検出し、これらに基づいて指定位置の座標値等を
求めていた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前記装置では少なくとも位置指示器の
位置を最初に求める時に全てのループコイルを切替えな
ければならないため、その検出に時間がかかり、特にセ
ンス部が大きくなる、即ちループコイルの数が増す程、
時間がかかるという欠点があった。
また、前記装置では受信信号中より実際にループコイ
ルに加えた交流信号に対応する信号の振幅及び位相角を
検出するのに、該交流信号の周波数に対応する周波数成
分のみを通過させるセラミックフィルタを用いていたた
め、周波数の異なる2つ以上の交流信号を用いようとす
ると各周波数毎に対応したセラミックフィルタを設けな
ければならず、従って、交流信号の周波数を増やして複
数の位置指示器を同時に使用可能とすることが難しいと
いう欠点があった。
また、前記セラミックフィルタは過渡応答特性が悪い
ため、その出力より安定した受信信号を取出すには一の
ループコイルについて電波の送受信を複数回繰返さなけ
ればならず、従って、一のループコイルの選択に長い時
間が必要となり、ループコイルの切替えのスピードを速
くすることが難しいという欠点があった。
さらにまた、前記セラミックフィルタは機械的な振動
子を含むものであって固有の大きさを有し、また、多数
のループコイルの切替には各ループコイルに対応した多
数のアナログスイッチを必要とするため、部品の実装面
積や高さを小さくしたり、全体をIC化したりすることが
難しいという欠点があった。
本発明の目的は位置指示器の位置を最初に求めるのに
要する時間を短縮することにある。また、本発明の他の
目的はハードウェアの変更を必要とすることなく使用す
る交流信号の周波数、位相、振幅を自由に設定でき、複
数の位置指示器を同時に使用可能とすることにある。ま
た、本発明のさらに他の目的はループコイルの切替えの
スピードを速くすることにある。本発明のさらに他の目
的は部品の実装面積や高さを小さくする、あるいはIC
化、低消費電力化並びにローコスト化を可能とすること
にある。
(課題を解決するための手段) 本発明では前記目的を達成するため、多数のループコ
イルを位置検出方向に並設してなるセンス部と、少なく
ともコイルを有する位置指示器との間の電磁作用に基づ
いて位置指示器による指定位置の座標値等を求める位置
検出装置において、前記多数のループコイル中の一連に
並設されたループコイルを含む複数のグループ内より同
時に各々一のループコイルをその相対位置が所定数以上
各グループ内及びグループ同士に跨って同一又は対称と
ならないように選択する選択手段と、前記ループコイル
の選択により得られる信号振幅のパターンに基づいて多
数のループコイル中の位置指示器がその上に位置するル
ープコイルを判別する判別手段と、任意の交流信号に対
応するディジタルデータを発生するディジタルデータ発
生手段と、該ディジタルデータをアナログ信号に変換す
るディジタル・アナログ変換手段と、受信信号を所定周
期でサンプリングしてディジタルデータに変換するアナ
ログ・ディジタル変換手段と、該ディジタルデータに所
定の演算を施して受信信号中の任意の周波数成分に対す
る振幅及び位相角を算出する演算手段とを具備した位置
検出装置を提案する。
(作 用) 本発明によれば、選択手段により同時に選択されるル
ープコイルの位置は所定数以上各グループ内及びグルー
プ同士に跨って同一又は対称でないため、位置指示器の
位置によって得られる信号振幅のパターンが異なり、こ
のパターンに基づいて判別手段により位置指示器がその
上に位置するループコイルが判別される。
また、ディジタルデータ発生手段より発生されたディ
ジタルデータがディジタル・アナログ変換手段に送出さ
れて通常のアナログ交流信号に変換されるが、該交流信
号の周波数、位相、振幅は記憶手段よりディジタル・ア
ナログ変換手段に送出されるディジタルデータによって
任意に設定される。また、受信信号はアナログ・ディジ
タル変換手段にてディジタルデータに変換され、さらに
演算手段にて該ディジタルデータに基づく演算が行なわ
れて受信信号中の任意の周波数成分に対する振幅及び位
相角が算出される。
(実施例) 第1図は本発明の位置検出装置の一実施例を示すもの
で、図中、1はセンス部、2は切替部、3は位置指示
部、4は信号発生部、5は信号検出部、6は制御部、7
はインタフェース部、8は処理部である。
第2図はセンス部1と切替部2の詳細を示すもので、
図中、11−0〜11−23はループコイル、21,22,23,24は
アナログスイッチである。
各ループコイル11−0〜11−23は略長方形をなし、位
置検出方向、例えばX方向に長い方の辺が直交する如く
並設されている。前記ループコイル11−0〜11−23は一
連に並設された8本のループコイルを含む3つのグルー
プI,II,IIIを形成する。即ち、グループIはループコイ
ル11−0〜11−7からなり、また、グループIIはループ
コイル11−8〜11−15からなり、また、グルプIIIはル
ープコイル11−16〜11−23からなっている。グループI,
II,IIIの各ループコイルの一端はアナログスイッチ21,2
2,23の8個の選択端子にそれぞれ接続され、また、他端
は共通に接地されている。アナログスイッチ21,22,23の
切替端子はアナログスイッチ24の切替端子に共通に接続
されている。また、アナログスイッチ24の2個の選択端
子はそれぞれ信号発生部4及び信号検出部5に接続され
ている。各アナログスイッチ21〜24は制御部6より送出
される情報に従って切替端子を一の選択端子に接続する
如くなっている。なお、前記センス部1全体のループコ
イルの本数、グループ数及び各グループ内のループコイ
ルの本数は一例であってこれに限定されるものではな
く、また、各グループを構成するループコイルの本数は
同一でなくても良い。
ここで、グループIの各ループコイル11−0〜11−7
とアナログスイッチ21の選択端子との接続は端子番号の
順、即ち、「0,1,2,3,4,5,6,7」の順となっているが、
グループIIの各ループコイル11−8〜11−15は端子番号
「0,2,1,4,3,6,5,7」の順にアナログスイッチ22の選択
端子に接続されており、また、グループIIIの各ループ
コイル11−16〜11−23は端子番号「2,0,4,1,6,3,7,5」
の順にアナログスイッチ23の選択端子に接続されてい
る。これは各アナログスイッチ21,22,23によって同時に
選択されるループコイルの相対位置が所定数、ここでは
4本以上各グループ内及びグループ同士に跨って同一又
は対称とならないようにするためである。即ち、各アナ
ログスイッチの端子番号「0,1,2,3,4,5,6,7」の選択端
子に接続されたループコイルを「C0,C1,C2,C3,C4,C5,
C6,C7」とすると、例えばループコイル11−0〜11−3
による「C0,C1,C2,C3」という相対位置(並び)は他の
グループ中にもあるいは2つのグループに跨る場合にも
存在せず、また、「C3,C2,C1,C0」という並びも存在し
ない。
位置指示器(以下、入力ペンと称す。)3は第3図に
示すように合成樹脂等の非金属素材からなる筺体31の内
部にその先端寄りから、ボールペン等の芯体32と、該芯
体32を摺動自在に収容し得る透孔を備えたフェライトコ
ア33と、コイルバネ34と、スイッチ351,フェライトコア
33の周囲に巻回されたコイル352,コンデンサ353及び354
からなる同調回路35とが一体的に組合わされて内蔵さ
れ、その後端にはキャップ36が取付けられている。
前記コイル352とコンデンサ353は互いに直列に接続さ
れ、周知の共振回路を構成する如くなっている。該コイ
ル352及びコンデンサ353の数値は所定の周波数foを共振
(同調)周波数とする値に設定されている。また、コン
デンサ354はスイッチ351を介してコンデンサ353の両端
に並列に接続されており、該スイッチ351がオンとなっ
た時、前述した共振周波数を小さく(低く)する作用を
行なう。なお、スイッチ351は筺体31を手等で保持し、
芯体32の先端をセンス部1の入力面(図示せず)に押付
けることによって筺体31内に押込むと、その後端により
コイルバネ34を介して押圧され、オンとなる如くなって
いる。
信号発生部4は第1図に示すようにランダムアクセス
メモリ(RAM)41、ディジタル・アナログ変換器(DAコ
ンバータ)42、低域フィルタ(LPF)43及びドライブア
ンプ44からなっており、任意の周波数、位相、振幅を有
する交流信号を発生する。
RAM41は処理部8又はホストコンピュータに予め用意
された任意の交流信号に対応する複数ビット、ここでは
6ビットのディジタルデータのうち、発生しようとする
交流信号に対応するデータを記憶する。DAコンバータ42
はRAM41より読出されるディジタルデータを順次アナロ
グパルス(PAM)信号に変換する。第4図はDAコンバー
タ42における変換特性を示すものである。低域フィルタ
43は前記PAM信号中より高周波成分を除去し、そのエン
ベロープ成分のみを出力する。ドライブアンプ44は前記
エンベロープ成分を適当なレベルまで増幅し、目的とす
る交流信号として出力する。前記RAM41におけるデータ
の書込み及び読出し、並びにDAコンバータ42における変
換は制御部6からの情報に従って実行される。なお、RA
M41の代わりに少なくとも一つの交流信号に対応するデ
ィジタルデータを記憶したリードオンメモリを用いても
良く、また、処理部8に高速なCPUを用いればバスバッ
ファとしても良い。
信号検出部5はプリアンプ51、アンプ52,53、減衰器
(ATT)54、アナログ・ディジタル変換器(ADコンバー
タ)55及び演算回路56からなっており、受信信号中の任
意の周波数成分に対する振幅及び位相角を検出する。
プリアンプ51、アンプ52,53及び減衰器54は受信信号
を適当なレベルまで増幅する。ADコンバータ55は増幅後
の受信信号を所定の周期、ここでは250nsecでサンプリ
ングし、6ビットのディジタルデータに変換する。第5
図はADコンバータ55における変換特性を示すものであ
る。演算回路56は前記ディジタルデータを用いて所定の
演算、例えば後述する離散フーリエ変換演算を行ない、
受信信号中の任意の周波数成分に対する振幅及び位相角
を算出する。前記減衰器54における減衰度の調節、ADコ
ンバータ55における変換、並びに演算回路56における演
算は制御部6からの情報に従って実行される。
制御部6は処理部8よりの指令に基づいて動作し、予
め設定されたシーケンスに従って各部のタイミングを制
御する。なお、消費電力を減らすため、電波を発生(送
信)する時は信号検出部5を待機状態とし、また、電波
を受信する時は信号発生部4を待機状態とし、さらにま
た、一定時間以上受信信号が得られない、即ち位置指示
器が検出されない時は信号発生部4及び信号検出部5と
もに待機状態とする。
インタフェース部7はホストコンピュータとの間でデ
ータをやりとりするためのもので、該ホストコンピュー
タのバスラインに直結した少なくとも2つのレジスタか
らなっている。該レジスタはFIF0メモリ構造になってお
り、ホストコンピュータはこのレジスタを数回アクセス
することにより決められたデータフォーマットに従って
データを読出す如くなっている。
処理部8は指定位置の座標値の計算等を行なうととも
に、ホストコンピュータとのデータ伝送、各部の総合的
なコントロールを行なうもので、周知のマイクロプロセ
ッサ、必要なプログラムやデータが書込まれたROM,RAM
等からなっている。
第6図は処理部8における処理の流れ図であり、以
下、これに従って、本装置の動作を説明する。
まず、処理部8は各部をリセットし(S1)、信号発生
部4のRAM41に予め用意した周波数fo、ここでは500kHz
の正弦波信号に対応するディジタルデータを書込む(S
2)。詳しくは所定の送信期間、ここでは32μsec内に送
出可能な500kHzの16波の正弦波信号を表わす128個の6
ビットのディジタルデータである。次に、処理部8はア
ナグスイッチ21〜23を端子番号「0,1,2,34,5,6,7」の順
に切替えさせる切替データを制御部6に書込む(S3)と
ともに、該制御部6に電波の送受信を実行させる(S
4)。
第7図は前述した電波の送受信に関わる制御部6にお
ける処理の流れ図である。まず、制御部6は切替えデー
タの1番目、ここでは端子番号「0」を選択させるデー
タをアナログスイッチ21〜23に送出し(sp1)、信号発
生部4を起動するとともに該信号発生部側を選択させる
データをアナログスイッチ24に送出する(sp2)。次
に、制御部6はクロックを供給してRAM41内のディジタ
ルデータをDAコンバータ42に順次転送し、DA変換を実行
させて該ディジタルデータをPAM信号に変換させる(sp
3)。
第8図(a)はこの際、前記DAコンバータ42により出
力されるPAM信号を示すものである。このPAM信号は前述
したように低域フィルタ43により高周波成分が除去され
て第8図(b)に示すようなエンベロープ成分、即ち50
0kHzの交流信号とされ、さらにドライブアンプ44により
適当なレベルまで増幅されて切替部2に送出される。
前述したPAM信号は実際にはプラス成分又はマイナス
成分のみの単極性信号であるが、図面では理解し易くす
るために両極性信号として表わした(なお、実際には低
域フィルタ43又はドライブアンプ44もしくはその間に挿
入された図示しないコンデンサにより直流分がカットさ
れて両極性信号となる。)。
前記交流信号はアナログスイッチ24を通り、アナログ
スイッチ21〜23によりそれぞれ選択されたセンス部1の
ループコイルC0、即ち11−0,11−8,11−17に供給され、
電波となって発信する。
この際、センス部1上にて入力ペン3が略直立状態、
即ち使用状態に保持されていると、該電波は入力ペン3
のコイル352を励振し、その同調回路35に前記交流信号
に同期した誘導電圧を発生させる。
一方、制御部6は前述した32μsecの送信期間が終了
すると、信号発生部4を待機状態にし信号検出部5を起
動するとともに該信号検出部側を選択させるデータをア
ナログスイッチ42に送出する(sp4)。
アナログスイッチ24が切替えられるとループコイル11
−0,11−8,11−17よりの電波は直ちに消滅するが、入力
ペン3の同調回路35に発生した誘導電圧はその損失に応
じて徐々に減衰するとともにコイル352より電波を発信
させる。該電波はアナログスイッチ24を介して信号検出
部5に接続されたループコイル11−0,11−8,11−17を逆
に励振するため、該ループコイル11−0,11−8,11−17に
はコイル352からの電波による誘導電圧(受信信号)が
発生する。第9図(a)(b)はセンス部1における送
信信号及び受信信号の波形の一例を示すものである。
前記受信信号はプリアンプ51、アンプ52,53及び減衰
器54により適当なレベルまで増幅されてADコンバータ55
に入力される。
制御部6は信号検出部5を起動した後、クロックを供
給してADコンバータ55により受信信号を250nsec毎に128
回サンプリングさせAD変換を実行させるとともに、演算
回路56により後述する離散フーリエ変換演算を行わせ
(sp5)、その結果を処理部8へ送出する(sp6)。な
お、前述した受信信号を250nsec毎に128回サンプリング
するのに要する時間(32μsec)を受信期間と称する。
次に、制御部6はアナログスイッチ21〜23に対する切
替データを2番目、ここでは端子番号「1」を選択させ
るデータに更新させて前述したステップsp1〜sp6の処理
を実行させ、ループコイルC1、即ち11−1,11−10,11−1
9に対応する演算結果を得てこれを処理部8へ送出し、
以下、切替データを8番目まで更新して繰返す(sp7,sp
8)。
ここで、前述した演算結果のうちの振幅について注目
すると、入力ペン3のX方向の位置によってアナログス
イッチ21〜23が切替られた時に得られる値がそれぞれ異
なる。
第10図(a)は入力ペン3が第2図中の位置A、即ち
ループコイル11−4上にある時にアナログスイッチ21〜
23の切替えに応じて得られる受信信号の振幅(レベル)
の変化の一例を示すもので、図中、s0,s1,s2,s3,s4,s5,
s6,s7はアナログスイッチ21〜23において端子番号「0,
1,2,3,4,5,6,7」の選択端子がそれぞれ選択されたタイ
ミングを示し、また、e0,e1,e2,e3,e4,e5,e6,e7は前記
タイミングにそれぞれ対応したレベルを示す。また、第
10図(b)は入力ペン3が第2図中の位置B、即ちルー
プコイル11−11上にある時の第10図(a)と同様な図で
あり、また、第10図(c)は入力ペン3が第2図中の位
置C、即ちループコイル11−18上にある時の第10図
(a)と同様な図である。
前記第10図(b)又は(c)における受信信号レベル
の変化のパターンが第10図(a)の場合と異なるのは前
述したセンス部1の各ループコイルの相対位置関係によ
るものである。このパターンは入力ペン3が位置するル
ープコイルによって全て異なり、これより一義的に決定
できる。
例えば e4>e3>e5>e2 又は e4>e3=e5>e2(=e6) 又は e4>e5>e3>e6 であればループコイル11−4上に入力ペン3が位置し、 e4>e1>e3>e2 又は e4>e1=e3>e2(=e6) 又は e4>e3>e1>e6 であればループコイル11−11上に入力ペン3が位置し、 e4>e0>e1>e2 又は e4>e0=e1>e2(=e6) 又は e4>e1>e0>e6 であればループコイル11−18上に入力ペン3が位置して
いることになる。
処理部8は各ループコイル11−0〜11−23上に入力ペ
ン3が位置している際にそれぞれ得られる前記パターン
を予め登録しており、前記ステップS4の処理の結果とし
て得られたパターンより入力ペン3がその上に位置す
る、即ち最も近いループコイルを判別する(S5)。
ところで、本装置では後述するように入力ペン3に最
も近いループコイル及びその両側のループコイルから得
られる受信信号レベルに基づいて補間演算を行なって最
終的な座標値を算出している。このため、第10図(a)
のような形状のパターン(単峰特性)で各受信信号が得
られることが望ましく、そのためには入力ペン3が最も
近接しているループコイルに応じてループコイルの切替
えの順序を変えれば良い。
例えば前述した位置B上に入力ペン3がある場合、ア
ナログスイッチ21〜23の切替えを端子番号「0,2,1,4,3,
6,5,7」の順序で行なえば第11図(a)に示されるよう
な単峰特性を備えた受信信号レベルが得られる。また、
位置C上に入力ペン3がある場合、アナログスイッチ21
〜23の切替えを端子番号「7,2,0,4,1,6,3,7」の順序で
行なえば第11図(b)に示されるような単峰特性を備え
た受信信号レベルが得られる。
処理部8は各ループコイル11−0〜11−23上に入力ペ
ン3が位置している際に前述した単峰特性を備えた受信
信号レベルが得られるアナログスイッチの切替え順序を
予め登録しており、前記ステップS5の処理の結果として
得られた入力ペン3に最も近いループコイルに応じたア
ナログスイッチ21〜23の切替えデータを制御部6に書込
む(S6)とともに、該制御部6に前記ステップS4と同様
な電波の送受信を実行させる(S7)。
処理部8は前記ステップS7の処理の結果より得られた
受信信号レベルのパターンが単峰特性になっているか否
かを調べ(S8)、なっていなければステップS3〜S7の処
理を繰返す。単峰特性が得られればその時の結果から後
述する如く入力ペン3による指定位置の座標値、位相情
報を計算し(S9)、さらにこれらをインタフェース部7
に書込んで(S10)、ホストコンピュータへ転送する。
以下、ステップS6〜S10の処理を繰返す。
次に、信号検出部5の演算回路56における離散フーリ
エ変換演算及びこれによって得られる結果について説明
する。
ADコンバータ55にて所定の周期(ここでは250nsec)
でサンプリングされディジタル値に変換されたデータを
vi(iはサンプリング番号)とすると、受信期間中に挿
入可能な波の数kによって表わされる周波数成分に対応
する変換値vkは次のように表わされる。
但し、Nはサンプリング数で、ここでは128である。
また、kは整数で0〜(N−1)、即ち0〜127であ
る。また、サンプリング番号iは1〜128であり、その
受信信号に対する位置を第12図に示す。
前記(1)式中の2πに相当する波長は32μsec、即
ち周波数は31.25kHzであるから、k=0の時のvkは直流
成分を、また、k=1の時のvkは31.25(kHz)×1=3
1.25kHzの周波数成分を、また、k=2の時のvkは31.25
(kHz)×2=62.5kHzの周波数成分を、また、……k=
16の時のvkは31.25(kHz)×16=500kHzの周波数成分
を、また、……を表わしている。
従って、送信信号の周波数成分、即ち500kHzに対応す
るkの値、即ちk=16の時のvkを求めれば入力ペン3よ
り発信された電波に対応する受信信号を取出すことがで
きる。
ここで、複素数の計算は次のように表わせる。
e-j θ=Cos θ−j Sin θ ……(2) 即ち、実数部はreal(e-j θ)=Cos θ、虚数部はima
ge(e-j θ)=−Sin θであるので、前記(1)式の実
数部は と表わされ、また、虚数部は と表わされ、さらに、 となる。従って、実際には(3),(4),(5)式の
演算を行なうことにより受信信号の振幅が求められる。
また、受信信号の位相角は次の式によって求められる。
θ=tan-1(Bk/Ak) ……(6) なお、後述するように送信信号中に2以上の周波数成
分を混合し、これらの周波数に対応する同調回路をそれ
ぞれ備えた2以上の入力ペン又はこれらの周波数に対応
する2以上の同調回路を備えた入力ペンを用いるような
場合にはそれぞれの周波数成分に対応するkの値のvk
θを求めれば良い。
次に、処理部8における指定位置の座標値及び位相情
報の計算について説明する。
入力ペン3の位置に最も近接したループコイルより得
られる受信信号のレベルをE0とし、その前後のループコ
イルよりそれぞれ得られる受信信号のレベルをE1,E2(E
0>E1>E2)とすると、その時の入力ペン3の位置xc
各ループコイルの位置との関係は第13図(a)又は
(b)のようになる。ここで、xnは入力ペン3に最も近
接したコイル番号nのループコイルの中心位置、xn-1
コイル番号(n−1)のループコイルの中心位置、xn+1
はコイル番号(n+1)のループコイルの中心位置であ
る。なお、ここでいうコイル番号とは第2図において左
端のループコイルを1番目として右方向に数えた時の番
号である。
第13図(a)の場合、即ちレベルE1が(n−1)番目
のループコイルに対応している場合、x0(ループコイル
11−0の左端)を原点とする入力ペン3の座標値xcは各
ループコイル間のピッチをPとすると次の式によって求
められる。
xc=(n−1)P+(E0−E1) /(2E0−E1−E2)・P+P/2 ……(7) また、第13図(b)の場合、即ちレベルE1が(n+
1)番目のループコイルに対応している場合の同様な座
標値xcは次の式によって求められる。
xc=(n−1)P+(E0−E2) /(2E0−E1−E2)・P+P/2…… (8) 従って、処理部8では信号検出部5によって求められ
る受信信号の振幅より前記E0,E1,E2を取出し、E1が(n
−1)番目又は(n+1)番目のいずれのループコイル
に対応しているかを判別し、(7)式又は(8)式の計
算を行なって座標値xcを求める。
また、入力ペンの位相情報とは入力ペンの同調回路に
おける同調周波数のわずかな変化によって生じる送信信
号と受信信号との位相角の差のことであり、ここでは送
信信号の位相角は0゜に設定されているため、信号検出
部5によって求められる受信信号の位相角θがそのま
ま用いられる。
前述したように同調回路35の同調周波数は入力ペン3
のスイッチ351のオン・オフによって変化するため、前
記位相情報も該スイッチ351のオン・オフに対応して変
化する。従って、該位相情報の変化より前記スイッチ35
1のオン・オフを検出(例えばホストコンピュータにお
いて)することができる。なお、このスイッチ351のオ
ン(又はオフ)の状態は入力ペン3による指定位置の座
標値のうちで実際に入力すべき値を指定する情報等とし
て用いられる。
前記実施例によれば、センス部1のループコイルの切
替えは測定開始当初より8回の切替えで良いため、入力
ペン3の位置を最初に求めるのに必要とする時間を大幅
に短縮することができる。一般に、前述したセンス部の
グループ数をmとすれば、全てのループコイルを順次選
択する場合の1/mの時間で済むことになる。また、前記
実施例では各グループ毎のループコイルに対応してアナ
ログスイッチを設けたが、各グループにおいて同時に選
択されるループコイル同士を接続してからアナログスイ
ッチに接続しても良く、この場合はアナログスイッチが
1個で済むことになる。また、この場合、センス部と切
替部との間の配線の数はアース線を含めて9本で良いか
ら、センス部を他の部分と別の基板、例えば部品をハン
ダ付けできないフィルム基板上に構成することもでき、
センス部のコストを下げることが可能となる。
また、前記実施例によれば、信号発生部4のRAM41に
書込むディジタルデータによってループコイルより発生
する電波の周波数、位相、振幅を任意に設定することが
でき、2以上の周波数を有する電波を発生する場合でも
それぞれの発振器を必要とすることがなく、また、信号
検出部5の演算回路56により受信信号に離散フーリエ変
換演算を加えてその任意の周波数成分に対する振幅及び
位相角を算出するようになしたため、2以上の周波数を
有する電波を発生した場合でもそれぞれについてその振
幅及び位相角を確実に算出することができ、また、従来
のようなセラミックフィルタが不要となるため、一のル
ープコイルに対する電波の送受信をそれぞれ1回で済ま
せることができ、その切替えのスピードを大幅に向上さ
せることができるとともに、基板上の部品の実装高さや
面積を小さくでき、また、センス部を除く全体をIC化で
き、コストを下げることができる。
また、前記実施例によれば、電波の送信期間中は信号
検出部5を待機状態とし、電波の受信期間中は信号発生
部4を待機状態としたため、消費電力を小さくできる。
なお、前記実施例はX方向の一方向のみの指定位置の
座標値を検出するものであるが、センス部1と同様な他
のセンス部を互いに直交する如く極く近接して重ね合わ
せ、これに切替部2と同様な切替部を接続し、さらにこ
れらの2つの切替部と信号発生部4及び信号検出部5と
の間に切替回路を設けるとともに、制御部6並びに処理
部8のプログラムを若干変更すれば、X方向及びY方向
の2方向の指定位置の座標値を検出することができるこ
とはいうまでもない。
また、前記実施例におけるセンス部1、切替部2の構
成及びこれに基づくループコイルの切替え制御と、信号
発生部4及び信号検出部5による信号処理とは必ずしも
同時に行なう必要があるものではなく、通常のセンス部
及び切替部と前記信号発生部4及び信号検出部5とを組
合わせても良く、また、前記センス部1、切替部2及び
これに基づくループコイルの切替え制御と通常の信号発
生部及び信号検出部とを組合せても良い。
第14図は送信信号の位相を変えた時にDAコンバータ42
より出力されるPAM信号の一部を示すもので、第14図
(a)は0゜の位相で出力した信号、第14図(b)は45
゜の位相で出力した信号、第14図(c)は90゜の位相で
出力した信号である。なお、ループコイルに大きな電流
をいきなり流したり切ったりすると大きな逆起電力が生
じて電子部品を破壊する恐れがあるため、一つの周波数
成分のみしか含まない送信信号を0゜以外の位相で送出
することはない。
第15図はDAコンバータ42より出力されるPAM信号の他
の例を示すもので、第15図(a)は周波数437.5kHz(32
μsecの送信期間に14波)の送信信号に対応した信号、
第15図(b)は375kHz(32μsecの送信期間に12波)の
送信信号に対応した信号を示す。
また、第16図はDAコンバータ42より出力されるPAM信
号のさらに他の例を示すもので、第16図(a)は周波数
500kHzの送信信号と周波数437.5kHzの送信信号とを混合
した信号、第16図(b)は500kHzの送信信号と437.5kHz
の送信信号と375kHzの送信信号とを混合した信号を示
す。なお、前記信号は全て位相角が0゜で振幅が第16図
(a)では1/2、第16図(b)では1/3の信号を混合した
ものである。この際、第16図(a)又は(b)の信号を
そのまま出力すると前述したようにループコイルに大き
な電流をいきなり流したり切ったりすることになるた
め、実際にはこれらの信号における位相角0゜の位置
(図中、イ,ロ)より送出する(なお、この場合の位相
情報は各周波数毎に前記イ又はロの位置に対する位相角
と受信信号の位相角との差をとって求めることにな
る。)。
なお、これまでの説明ではセンス部のループコイルと
同調回路を備えた位置指示器との間で電波を往復させて
指定位置の座標値等を求める装置について述べたが、本
発明はセンス部のループコイルと位置指示器のコイルと
の間の電磁作用に基づいて指定位置の座標値等を求める
装置であれば、どのような装置であっても適用可能であ
る。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、センス部のルー
プコイルよりその相対位置が所定数以上各グループ内及
びグループ同士に跨って同一又は対称とならないように
各グループから同時に選択し、この際、得られる信号振
幅のパターンから位置指示器がその上に位置するループ
コイルを判別するようになしたため、従来のように検出
開始時に全てのループコイルを選択する必要がなく、位
置指示器の指定位置の座標値を最初に求めるまでに要す
る時間を大幅に短縮することができる。
また、本発明によれば、任意に発生したディジタルデ
ータをディジタル・アナログ変換して交流信号を発生
し、また、受信信号をアナログ・ディジタル変換しこれ
に所定の演算を施して受信信号中の任意の周波数成分に
対する振幅及び位相角を求めるようになしたため、任意
の周波数、位相、振幅を有する電波を発生することがで
きるとともに任意の周波数成分に対する振幅及び位相角
を検出することができ、同調周波数の異なる同調回路を
それぞれ有する複数の位置指示器又は同調周波数の異な
る複数の同調回路を有する位置指示器を同時に使用する
ことができ、また、それらの位置も直ちに検出すること
ができる。
また、本発明によれば、セラミックフィルタを必要と
しないため、一のループコイルに対する電波の送受信を
それぞれ1回で済ませることができ、その切替えのスピ
ードを大幅に向上させることができるとともに、アナロ
グスイッチの数を減らすことができ、多数の発振器を必
要とすることもないため、部品の実装面積や高さを小さ
くしたり、センス部を除く部分を全てIC化することがで
き、小形且つ低消費電力でローコストな装置を実現する
ことができる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の位置検出装置の一実施例を示す構成
図、第2図はセンス部及び切替部の詳細な構成を示す
図、第3図は入力ペンの断面図、第4図はDAコンバータ
の変換特性を示す説明図、第5図はADコンバータの変換
特性を示す説明図、第6図は処理部における処理の流れ
図、第7図は制御部における処理の流れ図、第8図
(a)(b)は信号発生部におけるPAM信号及びそのエ
ンベロープ成分を示す波形図、第9図(a)(b)は送
信信号及び受信信号の一例を示す波形図、第10図(a)
(b)(c)はループコイルを順番に切替えた時の受信
信号の変化を示す図、第11図(a)(b)はループコイ
ルを入力ペンの位置に応じて切替えた時の受信信号の変
化を示す図、第12図は受信信号に対するサンプリング番
号の位置を示す図、第13図(a)(b)は入力ペンとル
ープコイルとの位置関係を示す図、第14図(a)(b)
(c)は位相を変えた時のPAM信号の一部を示す波形
図、第15図(a)(b)はPAM信号の他の例を示す波形
図、第16図(a)(b)はPAM信号のさらに他の例を示
す波形図である。 1……センス部、2……切替部、3……入力ペン(位置
指示器)、4……信号発生部、5……信号検出部、6…
…制御部、7……インタフェース部、8……処理部。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−26720(JP,A) 特開 昭62−278626(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 3/03 325

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数のループコイルを位置検出方向に並設
    してなるセンス部と、少なくともコイルを有する位置指
    示器との間の電磁作用に基づいて位置指示器による指定
    位置の座標値等を求める位置検出装置において、 前記多数のループコイル中の一連に並設されたループコ
    イルを含む複数のグループ内より同時に各々一のループ
    コイルをその相対位置が所定数以上各グループ内及びグ
    ループ同士に跨って同一又は対称とならないように選択
    する選択手段と、 前記ループコイルの選択により得られる信号振幅のパタ
    ーンに基づいて多数のループコイル中の位置指示器がそ
    の上に位置するループコイルを判別する判別手段と、 任意の交流信号に対応するディジタルデータを発生する
    ディジタルデータ発生手段と、 該ディジタルデータをアナログ信号に変換するディジタ
    ル・アナログ変換手段と、 受信信号を所定周期でサンプリングしてディジタルデー
    タに変換するアナログ・ディジタル変換手段と、 該ディジタルデータに所定の演算を施して受信信号中の
    任意の周波数成分に対する振幅及び位相角を算出する演
    算手段とを具備した ことを特徴とする位置検出装置。
  2. 【請求項2】多数のループコイルを位置検出方向に並設
    してなるセンス部と、少なくともコイルを有する位置指
    示器との間の電磁作用に基づいて位置指示器による指定
    位置の座標値等を求める位置検出装置において、 任意の交流信号に対応するディジタルデータを発生する
    ディジタルデータ発生手段と、 該ディジタルデータをアナログ信号に変換するディジタ
    ル・アナログ変換手段と、 受信信号を所定周期でサンプリングしてディジタルデー
    タに変換するアナログ・ディジタル変換手段と、 該ディジタルデータに所定の演算を施して受信信号中の
    任意の周波数成分に対する振幅及び位相角を算出する演
    算手段とを具備した ことを特徴とする位置検出装置。
  3. 【請求項3】任意の交流信号として少なくとも2つの異
    なる周波数を有する信号を混合した交流信号を用いたこ
    とを特徴とする請求項(1)又は(2)記載の位置検出
    装置。
  4. 【請求項4】所定の演算として離散フーリエ変換を用い
    たことを特徴とする請求項(1)乃至(3)いずれか記
    載の位置検出装置。
  5. 【請求項5】互いに直交する2つの位置検出方向に対す
    る指定位置の座標値を検出するようになしたことを特徴
    とする請求項(1)乃至(4)いずれか記載の位置検出
    装置。
JP28285289A 1989-11-01 1989-11-01 位置検出装置 Expired - Fee Related JP2971488B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28285289A JP2971488B2 (ja) 1989-11-01 1989-11-01 位置検出装置
DE69033803T DE69033803T2 (de) 1989-11-01 1990-10-31 Positionsauswerteschaltung
PCT/JP1990/001397 WO1991006907A1 (en) 1989-11-01 1990-10-31 Position detector
EP90916076A EP0499641B1 (en) 1989-11-01 1990-10-31 Position detector
US07/849,414 US5466896A (en) 1989-11-01 1990-10-31 Position detector

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28285289A JP2971488B2 (ja) 1989-11-01 1989-11-01 位置検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03147012A JPH03147012A (ja) 1991-06-24
JP2971488B2 true JP2971488B2 (ja) 1999-11-08

Family

ID=17657907

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28285289A Expired - Fee Related JP2971488B2 (ja) 1989-11-01 1989-11-01 位置検出装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5466896A (ja)
EP (1) EP0499641B1 (ja)
JP (1) JP2971488B2 (ja)
DE (1) DE69033803T2 (ja)
WO (1) WO1991006907A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10019233B2 (en) 2016-01-12 2018-07-10 Renesas Electronics Corporation Semiconductor device, position detection device, and control method of semiconductor device

Families Citing this family (43)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0549956B1 (en) * 1991-12-26 1998-03-18 Seiko Instruments Inc. Coordinate reading system for detecting operation states of numerous switches
GB2273778A (en) 1992-12-22 1994-06-29 Tds Cad Graphics Limited Cordless digitizer
JP3225157B2 (ja) * 1994-03-18 2001-11-05 株式会社ワコム 位置検出装置及び方法
JPH07281810A (ja) * 1994-04-02 1995-10-27 Wacom Co Ltd マルチデバイス入力システムを有するコンピュータシステム
JP3496974B2 (ja) * 1994-04-08 2004-02-16 株式会社ワコム 位置検出装置及び方法
JPH07311647A (ja) * 1994-05-16 1995-11-28 Wacom Co Ltd 位置検出装置及びそのノイズ除去方法
JP3015269B2 (ja) * 1994-12-05 2000-03-06 株式会社ワコム 位置検出装置及びその方法
JPH08227336A (ja) * 1995-02-20 1996-09-03 Wacom Co Ltd 感圧機構及びスタイラスペン
JP3001394B2 (ja) 1995-03-10 2000-01-24 株式会社ワコム センサコイル・パターン及び座標入力装置
JPH08255052A (ja) 1995-03-16 1996-10-01 Wacom Co Ltd 座標入力装置及び方法
JP3001395B2 (ja) * 1995-04-04 2000-01-24 株式会社ワコム 位置検出装置及び位置検出方法
JP3015275B2 (ja) * 1995-04-10 2000-03-06 株式会社ワコム 位置検出装置およびそれに用いる位置指示器
US5748110A (en) * 1995-04-13 1998-05-05 Wacom Co., Ltd. Angular input information system relative to a tablet for determining an incline angle of a pointer or stylus
JP3015278B2 (ja) * 1995-04-27 2000-03-06 株式会社ワコム 座標入力装置における位置検出方法
US6255604B1 (en) * 1995-05-31 2001-07-03 Canon Kabushiki Kaisha Coordinate detecting device for outputting coordinate data when two points are simultaneously depressed, method therefor and computer control device
JP2767098B2 (ja) 1995-06-06 1998-06-18 株式会社ワコム 位置指示ユニット及びスタイラスペン
JPH096518A (ja) 1995-06-16 1997-01-10 Wacom Co Ltd サイドスイッチ機構及びスタイラスペン
JPH10133805A (ja) * 1996-10-31 1998-05-22 Wacom Co Ltd 位置指示器
JP3837800B2 (ja) * 1996-10-31 2006-10-25 株式会社ワコム 位置指示器
JPH10171583A (ja) * 1996-12-05 1998-06-26 Wacom Co Ltd 位置検出装置およびその位置指示器
JPH10214149A (ja) 1997-01-30 1998-08-11 Wacom Co Ltd 座標入力装置及び位置指示器
JPH10320112A (ja) * 1997-05-14 1998-12-04 Wacom Co Ltd 角度情報入力装置
JPH10326146A (ja) * 1997-05-23 1998-12-08 Wacom Co Ltd 座標入力用器具
JP3933278B2 (ja) * 1997-11-04 2007-06-20 株式会社ワコム 位置指示器を検出可能な位置検出方法及び装置
US6404340B1 (en) 2000-06-19 2002-06-11 Massachusetts Institute Of Technology Multiple-axis tracking of passive resonant structures
GB2403017A (en) * 2002-03-05 2004-12-22 Synaptics Position sensor
EP1509833A2 (en) 2002-06-05 2005-03-02 Synaptics (UK) Limited Signal transfer method and apparatus
WO2004034241A2 (de) * 2002-10-09 2004-04-22 Raphael Bachmann Schnell-eingabevorrichtung
GB0319945D0 (en) 2003-08-26 2003-09-24 Synaptics Uk Ltd Inductive sensing system
JP4405335B2 (ja) * 2004-07-27 2010-01-27 株式会社ワコム 位置検出装置、及び、入力システム
JP4330513B2 (ja) 2004-10-12 2009-09-16 株式会社ワコム 位置検出装置
JP4664843B2 (ja) * 2006-03-22 2011-04-06 株式会社ワコム 位置検出装置、センサパネル、および、表示装置
EP2145158B1 (en) 2007-05-10 2018-03-07 Cambridge Integrated Circuits Limited Transducer
US20090188727A1 (en) * 2008-01-24 2009-07-30 Yun-Hsiang Yeh Apparatus For Processing Signals From Electromagnetic Antenna Board With Multiple Processing Units
JP5213128B2 (ja) * 2009-03-26 2013-06-19 株式会社メガチップス 座標検出装置及び信号処理装置
GB2488389C (en) 2010-12-24 2018-08-22 Cambridge Integrated Circuits Ltd Position sensing transducer
CN102591480B (zh) * 2011-01-06 2017-10-13 崔伟 一种动作传感器及动作检出方法
KR101890420B1 (ko) * 2012-01-06 2018-08-21 삼성전자주식회사 전자기 유도 입력 방식의 센싱 장치 및 그 제어 방법
GB2503006B (en) 2012-06-13 2017-08-09 Cambridge Integrated Circuits Ltd Position sensing transducer
JP6606024B2 (ja) 2016-06-28 2019-11-13 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置及び位置検出装置
US9707502B1 (en) 2016-09-26 2017-07-18 3M Innovative Properties Company Conductive loop detection member
JP7448487B2 (ja) * 2019-01-04 2024-03-12 株式会社ワコム 位置検出装置及び位置検出方法
DE112021008122T5 (de) * 2021-08-18 2024-05-29 Alps Alpine Co., Ltd. Dac-erzeugte getriebene abschirmung und spannungsreferenz

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5916317B2 (ja) * 1976-06-29 1984-04-14 セイコーインスツルメンツ株式会社 座標読取方法および装置
US4686332A (en) * 1986-06-26 1987-08-11 International Business Machines Corporation Combined finger touch and stylus detection system for use on the viewing surface of a visual display device
US4479032A (en) * 1982-02-08 1984-10-23 Bausch & Lomb Incorporated Digitizing cursor and coordinate grid system
JPS6180327A (ja) * 1984-09-27 1986-04-23 Usac Electronics Ind Co Ltd 電子黒板装置
US4644102A (en) * 1985-03-29 1987-02-17 Pencept, Inc. Digitizing tablet system
US4672154A (en) * 1985-04-03 1987-06-09 Kurta Corporation Low power, high resolution digitizing system with cordless pen/mouse
US4646351A (en) * 1985-10-04 1987-02-24 Visa International Service Association Method and apparatus for dynamic signature verification
JPS6370326A (ja) * 1986-09-12 1988-03-30 Wacom Co Ltd 位置検出装置
JPS6375918A (ja) * 1986-09-19 1988-04-06 Alps Electric Co Ltd 座標入力装置
JPH01134618A (ja) * 1987-11-20 1989-05-26 Wacom Co Ltd 座標入力装置
JPH0632083B2 (ja) * 1988-06-10 1994-04-27 サン電子株式会社 ファジー推論による手書き文字認識装置
JPH01320521A (ja) * 1988-06-22 1989-12-26 Wacom Co Ltd 電子黒板装置及びその筆記具等

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10019233B2 (en) 2016-01-12 2018-07-10 Renesas Electronics Corporation Semiconductor device, position detection device, and control method of semiconductor device
US10216482B2 (en) 2016-01-12 2019-02-26 Renesas Electronics Corporation Semiconductor device, position detection device, and control method of semiconductor device

Also Published As

Publication number Publication date
US5466896A (en) 1995-11-14
WO1991006907A1 (en) 1991-05-16
DE69033803T2 (de) 2002-04-25
EP0499641B1 (en) 2001-09-19
JPH03147012A (ja) 1991-06-24
DE69033803D1 (de) 2001-10-25
EP0499641A4 (en) 1992-12-09
EP0499641A1 (en) 1992-08-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2971488B2 (ja) 位置検出装置
US4878553A (en) Position detecting apparatus
US5619431A (en) Position detecting device and corresponding method with compensation for the effects of offset voltage and/or gain variation
US4848496A (en) Coordinates input apparatus
JP5366681B2 (ja) 位置検出装置
KR960014163B1 (ko) 센서 그리드를 구비한 위치 측정 장치 동작 방법 및 전자기 디지타이저 시스템과 그의 동작 방법
JPH07109576B2 (ja) 位置検出装置
JPH0744304A (ja) 位置検出装置
EP0556852A1 (en) Digitizer
JPS6259329B2 (ja)
EP0388860B1 (en) Coordinates input apparatus
JP2855112B2 (ja) 位置検出装置
CN110456926B (zh) 电磁笔、电磁输入系统及电磁输入方法
JP2857539B2 (ja) コードレスデジタイザ
JP2545415B2 (ja) 座標入力装置付携帯用電卓
JPS63279315A (ja) 位置検出装置
JP2837858B2 (ja) 座標入力装置
JPH0588811A (ja) 位置検出装置
JPS63136124A (ja) 位置検出装置およびその位置指示器
JP2578494Y2 (ja) コードレスデジタイザ
JP2731180B2 (ja) 筆跡照合装置
JPH07111672B2 (ja) 位置検出装置
JP2857597B2 (ja) デジタイザ及び入力ペン
JP2625479B2 (ja) 座標検出装置
JPH05341902A (ja) コードレスデジタイザ

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070827

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080827

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090827

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees