JP3015269B2 - 位置検出装置及びその方法 - Google Patents

位置検出装置及びその方法

Info

Publication number
JP3015269B2
JP3015269B2 JP32994294A JP32994294A JP3015269B2 JP 3015269 B2 JP3015269 B2 JP 3015269B2 JP 32994294 A JP32994294 A JP 32994294A JP 32994294 A JP32994294 A JP 32994294A JP 3015269 B2 JP3015269 B2 JP 3015269B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
circuit
reception
transmission
antennas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP32994294A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08161100A (ja
Inventor
康弘 福崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Wacom Co Ltd
Original Assignee
Wacom Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Wacom Co Ltd filed Critical Wacom Co Ltd
Priority to JP32994294A priority Critical patent/JP3015269B2/ja
Priority to US08/367,891 priority patent/US5635684A/en
Priority to DE69523415T priority patent/DE69523415T2/de
Priority to EP95100477A priority patent/EP0716390B1/en
Publication of JPH08161100A publication Critical patent/JPH08161100A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3015269B2 publication Critical patent/JP3015269B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/041Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means
    • G06F3/046Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means by electromagnetic means

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コードレスの位置指示
器を有する位置検出装置及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタイザにおける位置検出方式とし
て、電磁授受方式がある。これは、例えば多数のループ
コイルを並設した位置検出面とペン又はカーソル等の位
置指示器とを含む構成にて、上記ループコイルをセンサ
すなわちアンテナとし、ループコイルと位置指示器との
間で生じる電磁相互作用を利用して電磁波を互いに受渡
しし、その結果検出された信号に基づいて位置指示器の
座標及びその他の情報を検知するものである。この方式
では、位置指示器をコードレスとできることが重要な特
徴の1つである。出願人は、特公平第2−53805号
及び特開平第3−147012号において、この電磁授
受方式による様々なデジタイザを提示してきた。これら
の出願における主要な課題の1つは、いかにしてノイズ
を回避して受信された信号から正確にかつ高速に情報を
得るかということである。
【0003】電磁授受方式では、例えば、1つの選択さ
れたアンテナから、位置指示器内の既知の共振周波数を
もつ共振回路と共振可能な周波数の電磁波を送信し、位
置指示器内に設けられた共振回路又はコイルから再放射
される電磁波を再びこの選択されたアンテナにて受信す
る送受信操作を、アンテナを順次切換えながら行い、そ
の受信信号の最も強い位置におけるアンテナ及びその近
隣のアンテナからの信号に基づいて補間を含む演算を行
って位置指示器の座標を決定していた。
【0004】正確な座標情報を得るためには、アンテナ
の数を多くして密に並べた方が確実であるが、このよう
な多数のアンテナを切換えるために必要な切換えスイッ
チ及びその制御手段が複雑かつ大きくなってしまうの
で、なるべくアンテナの数は減らしてかつ正確な検出を
行えることが望ましい。
【0005】このような方法において、位置指示器から
再放射される電磁波は極めて微弱であり、もし位置指示
器が位置検出面から遠い位置にある場合にはさらに検出
が困難となっていた。それ故に、高性能のアンプやノイ
ズの少ない信号処理等により様々なノイズ対策が検討さ
れたのであるが、これらのS/Nの向上のための技術は
非常に高度であったり、構成を複雑化したりしてコスト
を上昇させる場合が多かった。
【0006】加えて昨今では、いわゆるペンコンピュー
タのような、液晶表示装置と組合わせて位置検出装置を
コンピュータの表示画面部分に搭載するような利用法が
益々広まってきた。このようなノイズの多い環境で使用
される場合にはさらにノイズに強い性能が要求されるこ
とになる。また、上記の液晶表示装置と組合わされる場
合においては、位置検出装置のセンサ部分が液晶表示装
置の下に設けられるため、位置指示器とセンサ部は、間
に介在する液晶表示装置を越えて相互作用しなければな
らない。従って、位置指示器の検出可能な高さを通常の
位置検出装置におけるよりも高く設定する必要がある。
位置指示器の検出高さが高くなれば、信号が微弱となり
検出は困難となる。しかも、液晶表示装置自体も、最近
カラー化やTFT化が進んできたことから、その厚みが
増している。このことからも従来以上のS/N性能のよ
い方式が求められている。
【0007】通常、位置検出面上には、2次元の座標情
報を得るために同じ構成をもつ2つのアンテナ群が、そ
れぞれX軸及びY軸の方向に向けて重なり合って設置さ
れている。実際にこれらのアンテナ群を作製するにあた
っては、プリント基板技術が用いられる。X軸及びY軸
の2つの方向についてアンテナ群が必要であるので、2
層のプリント基板の各層に対して各軸のための配線パタ
ーンが設けられる。これらのX軸とY軸のアンテナ群
は、各々、折返し部分をもつループコイルを多数並設し
たパターンにより形成されているが、一方の軸について
のパターンが、もう一方の軸のパターンを構成するルー
プコイルの折返し部分を自身のパターンの内側に含むよ
う配置されている。これは、X、Yの双方の座標が得ら
れないような無効領域をなるべく少なくして位置検出面
を有効に利用するためである。 図2は、従来のアンテ
ナ群の構成を一軸についてのみ示した図である。図2で
は、アンテナ群を構成する各ループコイルX1、X
2、...Xnに対して信号を送受信するための選択端子
をx1、x2、...xnで示している。信号の送受信並
びにアンテナ選択回路及び送受信切換え回路の動作は、
制御回路により制御される。図2に示すように、例え
ば、選択端子x6が選択された場合、先ず送信回路に接
続してループコイルX6に送信信号を送った後、送受信
切換え回路が受信回路へ切換る。そして、ループコイル
X6と位置指示器との間で電磁波の授受が行われた結
果、それによりループコイルX6に受信信号が発生し、
この信号を選択端子x6を介して受信回路に入力する。
その後、この受信信号を適切に処理することにより、そ
の振幅や位相に含まれる情報を識別回路において解析す
る。このような各ループコイルについての送受信操作
は、通常、ループコイルX1からXnまで、順次選択され
て行われる。
【0008】上記の操作において、電磁波を送信又は受
信するためのループコイルは、そのターン数が多いほ
ど、効率よく動作することが一般的に知られている。タ
ーン数を増やせば、送信信号の電流が同じでも、ターン
数に比例した送信電磁波の強度が得られる。また、受信
の際にも、同じ強度の電磁波を受信してもターン数に比
例して強い信号が得られる。特に、前述の特許出願に開
示されたような、送信アンテナと受信アンテナを同じル
ープコイルで共用する方式においては、送信と受信の双
方において効率の向上が実現できるため、非常に良好な
S/Nを得ることができる。
【0009】しかしながら、図2に示すように、実際に
は各ループコイルのターン数は2回が限界とされてき
た。その理由は、前述のとおり、無効領域を少なくする
ために一方の軸のアンテナ・パターンの内部に、他方の
アンテナ・パターンを構成するループコイルの折返し部
分を置く必要があるからである。図2を参照すると、ル
ープコイルX1及びX2の折返し部分を、それぞれ1及び
2で示している。さらに、本明細書中ではループコイル
の配置を示すパラメータとして、隣合うループコイル間
の間隔すなわち配置間隔をaで、1つのループコイルの
幅をbで表すこととする。
【0010】図3は、各ループコイルの折返し部分が他
方の軸についてのパターンの内部に置かれることを示す
図である。図3では、Y軸方向に並べられたループコイ
ルのうち、末端にある2つのループコイルY1とY2との
間の間隔a1の中に、X軸方向に並べられたループコイ
ルX1、X2、...X14の選択端子側の折返し部分が全
て納まるようにパターン設計されている。また、ループ
コイルY10とY11との間の間隔a2の中にループコイル
X1、X2、...X14の選択端子のない側の折返し部分
が全て納まるように設計されている。さらに、X軸方向
に並べられたループコイルのうち、末端にある2つのル
ープコイルX1とX2との間の間隔a3の中に、Y軸方向
に並べられたループコイルY1、Y2、...Y11の選択
端子のない側の折返し部分が全て納まるようにパターン
設計されている。また、ループコイルX13とX14との間
の間隔a4の中にループコイルY1、Y2、...Y11の
選択端子側の折返し部分が全て納まるように設計されて
いる。
【0011】以上のことから明らかなように、一方の軸
のループコイルの配置間隔の1つ分に他方の軸の全ての
ループコイルの折返し部分が配置されなければならな
い。やむを得ず2つ分の配置間隔を利用して他方の軸の
ループコイルの折返し部分を配置した例もある。いずれ
にしても、限られた大きさの配置間隔の中に多数のルー
プコイルの折返し部分を納めるべく、複雑なパターン設
計を行わなければならないため、ループコイルのターン
数を単純に増すことが困難であることは明らかである。
ターン数が増えると、近隣のループコイル同士のオーバ
ラップ数に比例してパターンが増加する。図3では、X
1からX5までのループコイルのように最大5個のループ
コイルが重なり合っており(すなわち、オーバラップ数
が5である)、折返し部分が最も多く連なっているとこ
ろは、2×5で合計10本の配線が必要であることがわ
かる(例えば、図3中で符号100、110で示した部
分)。このため、そのパターンそのものだけでなく、折
返し部分の接続のためのスルーホール等の接続部も増加
するので、従来、2ターンまでのターン数が限界であっ
た。
【0012】もちろん、2層のプリント基板ではなく、
多層のプリント基板を利用すれば可能ではあるが、その
ような形で実現した場合はコスト的な問題が大きく、製
品として現実的なものではなかった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】以上により、本発明の
目的は、位置検出装置における電磁波授受のためのアン
テナであるループコイルのターン数を増すことにより、
良好なS/N特性を備えた位置検出装置を提供すること
である。さらに、本発明の目的は、ループコイルのター
ン数を増すことによってもそのパターン設計の困難性を
増大させることのない、簡易でかつ安価に形成できるア
ンテナ・パターンを備えた位置検出装置を提供すること
である。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明では、送受信時の
多数のループコイルすなわちアンテナの走査において、
新たな走査方法を導入した。従来、選択された1つのア
ンテナに対して一組の送信と受信を行い、次々にアンテ
ナを切換えて走査していたが、本発明においては、送信
と受信のアンテナの選択を別々の行う方法を採った。そ
の1つの例としては、まず送信時に、必ず、位置指示器
に最も近いと予測される1つのアンテナを選択して、こ
の選択されたアンテナに対して送信を行い、そしてこの
送信信号に起因する電磁相互作用により位置指示器から
送り返される電磁波を受信する際に、全てのアンテナを
走査することにより、座標検出に必要な信号特性分布を
得る方法である。
【0015】この新たな走査方法を導入することによっ
て、同じ強さの電磁波を受信できる位置指示器とアンテ
ナとの間の距離が拡大されるという大きな利点が得られ
た。すなわち、この新たな走査方法によれば、従来の方
法に比べてより広い範囲に位置指示器からの検出可能な
電磁波が到達できることになる。
【0016】これによって、アンテナの配置間隔を従来
よりも広く設計することが可能となり、その結果、アン
テナの数を減らすことができた。このことは同時に、オ
ーバラップ数も減少できることを意味し、よってアンテ
ナを形成するループコイルの折返し部分に大幅に空間的
ゆとりが生じた。そこで、この空間的ゆとりを利用し
て、従来よりもアンテナのターン数の多いアンテナ・パ
ターンを設けることができる。
【0017】上記のアンテナ走査方法の別の例として
は、送信時に全てのアンテナに対して座標検出のために
必要な走査を行い、これらの各アンテナと位置指示器と
の電磁相互作用によって生じた電磁波に受信について
は、位置指示器の最も近いと予測される1つのアンテナ
を選択して、この選択されたアンテナが受信をするよう
にしてもよい。
【0018】
【作用】本発明は、上記のような新たな送受信における
走査方法を導入したことから、結果的に、空間的にゆと
りのあるアンテナ・パターン設計が可能となった。従っ
て、アンテナを形成するループコイルのターン数を増や
すことができたので、アンテナの効率が向上し、S/N
の大幅な改善を実現することができた。
【0019】
【実施例】図1は、本発明による位置検出装置の一実施
例を示す概略構成図である。図1では、1つのアンテナ
を形成するループコイルの幅bは、前述の従来例である
図2のループコイルの幅bと同じであるが、図1におい
ては、隣接するループコイル同士の配置間隔a′は、図
2の従来例における配置間隔aよりも広くなっている。
ループコイルの幅bを1とすると、従来例の図2では、
aが2/9の幅となっているのに対して、本発明の実施
例である図1では、a′が2/5の幅となっており、ほ
ぼ2倍弱の距離を確保している。オーバラップ数も、従
来例は5であったのに対して3(X1、X2及びX3)と
なって減少している。これらの3つのアンテナの折返し
部分を、他方の軸のアンテナ(図示せず)の配置間隔1
個分に納めることになる。他方の軸のアンテナ配置間隔
も同じくa′であり、従来例よりも広いので折返し部分
を配置する領域自体が大きくなっている。以上のことか
ら、本発明による図1の実施例では、ターン数を4に増
やすことを実現している。この場合、最も折返し部分が
連なっている部分で3×4の12本(図1中で、符号1
20、130で示している)であるが、これらを配置す
る領域自体が大きくなっているので全く支障は生じな
い。この実施例ように、本発明によれば、従来のアンテ
ナのターン数の限界であった2を、その倍である4にす
ることが容易に達成できる。
【0020】次に、本発明においてアンテナ配置間隔を
従来より広くすることを可能とした、送受信におけるア
ンテナ走査方法について詳述する。図4は、従来のアン
テナ走査方法(図4a))及び本発明によるアンテナ走
査方法(図4b))を説明する図である。説明を簡易に
するために、多数のアンテナからなるアンテナ群を、
A、B、及びCの3つのアンテナにより概略的に表現し
ている。従来は、図4a)に示すように、(1)アンテナ
Aを選択し、アンテナAを送信状態として送信を行った
後、アンテナAを受信状態に切換える。この送信電磁波
と位置指示器内の共振回路との電磁相互作用による応答
電磁波が発生する。この応答電磁波を同じくアンテナA
にて受信し、受信信号を受信回路を経て識別回路へ送
る。次に(2)アンテナBを選択し、同様の動作により受
信信号を得て識別回路へ送る。次に(3)アンテナCを選
択し、同様の動作により受信信号を得て識別回路へ送
る。このように従来は、送信と受信を1組の動作とし
て、選択された各アンテナに対して送信と受信を行う。
従来の方法でアンテナを走査して得られる受信信号の強
度分布特性は、図5中にa)の曲線で示されている。
【0021】これに対して、図4b)に示す本発明にお
けるアンテナ走査方法では、(1)位置指示器に一番近い
と予測される1つのアンテナBを選択し、このアンテナ
Bを送信状態として送信を行う。この送信電磁波と位置
指示器内の共振回路との電磁相互作用により応答電磁波
が発生する。この応答電磁波を、先ずアンテナAを選択
して受信状態としアンテナAにて受信し、受信信号を受
信回路を経て識別回路へ送る。(2)次に、再びアンテナ
Bを送信状態として送信を行う。今度はアンテナBを選
択して受信状態としアンテナBにてを受信し、受信信号
を識別回路へ送る。(3)さらに、またアンテナBを送信
状態として送信を行う。今度はアンテナCを選択して受
信状態としアンテナCにて受信し、受信信号を識別回路
へ送る。このように、本発明による図4b)に示すアン
テナ走査方法では、受信においてのみアンテナ群を走査
し、送信は、常に、位置指示器に最も近いと予測される
アンテナBから行われる。本発明による方法でアンテナ
を走査して得られる受信信号の強度分布特性は、図5中
にb)の曲線で示されている。
【0022】図5は、前述のとおり、アンテナ走査方法
による受信信号の強度分布特性の違いを示したグラフで
ある。図5中、曲線a)が従来の走査方法による信号強
度分布であり、曲線b)が本発明による走査方法による
信号強度分布である。横軸は、信号強度の最も強い位置
を中心(0)とした相対的アンテナ位置である。従来の
分布曲線a)に比べて、本発明の分布曲線b)は広い強
度分布となっていることがわかる。すなわち、同じ信号
強度を得られるアンテナ位置の範囲が従来よりも広くな
っている。このことは、アンテナ配置間隔を従来よりも
広くしても従来と同精度の検出が可能であることを意味
する。この結果、本発明においてはアンテナの配置間隔
を広げることが実現できた。
【0023】本発明の別の実施例として、送信において
アンテナ群の走査を行い、受信については常に位置指示
器に最も近いと予測される1つのアンテナにおいて行う
ようにしてもよい。すなわち、図4を利用して説明する
ならば、先ずアンテナAから送信してアンテナBにて受
信し、次にアンテナBから送信してアンテナBにて受信
し、さらにアンテナCから送信してアンテナBにて受信
する、という方法である。
【0024】上記いずれの実施例においても、座標検出
の際、走査するアンテナ群については、検出しようとす
る座標軸方向のアンテナ群を走査しなければならない
が、位置指示器に最も近いと予測される1つのアンテナ
については、必ずしも検出しようとする座標軸上のアン
テナでなくともよい。例えば、X座標を検出するため
に、1つの送信アンテナを固定とし、受信アンテナを走
査する方式を採る場合、走査する受信アンテナは必ずX
軸方向に並んだアンテナ群でなければならないが、固定
する1つの送信アンテナは、X軸方向に並んだアンテナ
群から選択する必要はなく、Y軸方向に並んだアンテナ
群から選択してもよい。ただし、別の軸のアンテナを固
定アンテナとして選択する場合でも、位置指示器に最も
近いと予測されるアンテナでなければならない。
【0025】本発明によるアンテナ走査方法を実現する
ために、走査に関連する送受信切換え回路及び制御回路
等の装置部分もこの走査方法に対応した装置となってい
る。本発明によれば、前述のとおり、アンテナ数が低減
されるので、これらの回路が簡略化されるという利点も
ある。
【0026】
【発明の効果】本発明においては、位置検出装置のアン
テナ群の送受信に対して新たな走査方法を導入したこと
から、アンテナの配置間隔を広げることが可能となりま
た必要なアンテナの数自体をも減らすことが実現され
た。従って、アンテナの切換え回路を少なくすることが
でき、この回路自体のみでなくこの回路に関連する制御
回路等が簡素化及び縮小化される。アンテナ配置間隔の
拡大が可能となったことから、アンテナのターン数を増
すことができたので、S/Nが大幅に向上し、その結果
受信回路、信号処理回路等を大きく簡略化することがで
きた。また、液晶表示装置と組合わせる場合も、検出精
度が大きく改善されたために従来よりも簡単に行えるよ
うになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による位置検出装置の一実施例
を示す概略構成図である。
【図2】図1は、従来の位置検出装置の一実施例を示す
概略構成図である。
【図3】直交させて設置した2組のアンテナ群におい
て、ループコイルの折返し部分が他方の軸のループコイ
ルのパターンの内側に入ることを示す図である。
【図4】従来例a)及び本発明の実施例b)における送
受信時のアンテナ走査方法を説明する図である。
【図5】従来例a)及び本発明の実施例b)における受
信信号の強度分布特性曲線を表した図である。
【符号の説明】
1、2 ループコイルの折返し部分 100、110、120、130 ループコイルの折返
し部分が最も重なっている部分 a、a′ アンテナ配置間隔 b、b′ アンテナ幅

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 既知の共振周波数をもつ共振回路を搭載
    するコードレスの位置指示器を備えた位置検出装置にお
    いて、 位置検出方向に、一定の配置間隔をもって部分的に重な
    り合い並設された複数のアンテナと、 前記位置指示器内の前記既知の共振周波数をもつ共振回
    路と共振可能な周波数の電磁波を前記アンテナから送信
    するための送信回路と、 前記電磁波と前記共振回路との電磁相互作用により発生
    した応答電磁波を、前記アンテナにて受信するための受
    信回路と、 前記複数のアンテナから1つのアンテナを選択するため
    の選択回路と、 前記選択されたアンテナを、前記送信回路又は前記受信
    回路のいずれかへ接続するための送受信切換回路と、 前記選択回路及び前記送受信切換回路の動作を制御する
    ための接続制御回路と、 前記受信回路にて受信された信号の特性及びその分布状
    態から、前記位置指示器の位置を識別し、かつその識別
    された情報を上位の情報処理装置へ伝達するための識別
    回路とを有し、 前記接続制御回路が、前記位置指示器の送信時におい
    て、該位置指示器に最も近いと予測される1つのアンテ
    ナを選択して送信を行い、かつ受信時において、前記複
    数のアンテナを順次切換えて走査しながら受信を行うべ
    く制御することを特徴とする位置検出装置。
  2. 【請求項2】 既知の共振周波数をもつ共振回路を搭載
    するコードレスの位置指示器を備えた位置検出装置にお
    いて、 位置検出方向に、一定の配置間隔をもって部分的に重な
    り合い並設された複数のアンテナと、 前記位置指示器内の前記既知の共振周波数をもつ共振回
    路と共振可能な周波数の電磁波を前記アンテナから送信
    するための送信回路と、 前記電磁波と前記共振回路との電磁相互作用により発生
    した応答電磁波を、前記アンテナにて受信するための受
    信回路と、 前記複数のアンテナから1つのアンテナを選択するため
    の選択回路と、 前記選択されたアンテナを、前記送信回路又は前記受信
    回路のいずれかへ接続するための送受信切換回路と、 前記選択回路及び前記送受信切換回路の動作を制御する
    ための接続制御回路と、 前記受信回路にて受信された信号の特性及びその分布状
    態から、前記位置指示器の位置を識別し、かつその識別
    された情報を上位の情報処理装置へ伝達するための識別
    回路とを有し、 前記接続制御回路が、前記位置指示器の送信時におい
    て、前記複数のアンテナを順次切換えて走査しながら送
    信を行い、かつ受信時において、該位置指示器に最も近
    いと予測される1つのアンテナを選択して受信を行うべ
    く制御することを特徴とする位置検出装置。
  3. 【請求項3】 前記複数のアンテナの各々が、ターン数
    3回以上のループコイルから形成されることを特徴とす
    る請求項1又は2に記載の位置検出装置。
  4. 【請求項4】 前記複数のアンテナを1組として、互い
    に直交させて設置した2組のアンテナ群を有し、 前記2組のアンテナ群の各々が、2層からなるプリント
    配線板の各層のパターンとして形成され、一方のアンテ
    ナ群を形成するループコイルのパターンの折返し部分
    が、他方のアンテナ群を形成するループコイルのパター
    ンの内側に設けられていることを特徴とする請求項1乃
    至3のいずれかに記載の位置検出装置。
  5. 【請求項5】 既知の共振周波数をもつ共振回路を搭載
    するコードレスの位置指示器を使用する位置検出方法で
    あって、 位置検出方向に、一定の配置間隔をもって部分的に重な
    り合い並設された複数のアンテナを設置し、 前記位置指示器内の前記既知の共振周波数をもつ共振回
    路と共振可能な周波数の電磁波を前記アンテナから送信
    し、 前記電磁波と前記共振回路との電磁相互作用により発生
    した応答電磁波を、前記アンテナにて受信し、 前記複数のアンテナから1つのアンテナを選択し、 前記選択されたアンテナを、前記送信回路又は前記受信
    回路のいずれかへ接続するために送受信の切換を行い、 前記選択及び前記送受信切換の動作を制御し、 前記受信された信号の特性及びその分布状態から、前記
    位置指示器の位置を識別し、かつその識別された情報を
    上位の情報処理装置へ伝達する各段階を含み、 前記制御する段階において、前記位置指示器の送信時
    に、該位置指示器に最も近いと予測される1つのアンテ
    ナを選択して送信を行い、かつ受信時に、前記複数のア
    ンテナを順次切換えて走査しながら受信を行うべく制御
    することを特徴とする位置検出方法。
  6. 【請求項6】 既知の共振周波数をもつ共振回路を搭載
    するコードレスの位置指示器を使用する位置検出方法で
    あって、 位置検出方向に、一定の配置間隔をもって部分的に重な
    り合い並設された複数のアンテナを設置し、 前記位置指示器内の前記既知の共振周波数をもつ共振回
    路と共振可能な周波数の電磁波を前記アンテナから送信
    し、 前記電磁波と前記共振回路との電磁相互作用により発生
    した応答電磁波を、前記アンテナにて受信し、 前記複数のアンテナから1つのアンテナを選択し、 前記選択されたアンテナを、前記送信回路又は前記受信
    回路のいずれかへ接続するために送受信の切換を行い、 前記選択及び前記送受信切換の動作を制御し、 前記受信された信号の特性及びその分布状態から、前記
    位置指示器の位置を識別し、かつその識別された情報を
    上位の情報処理装置へ伝達する各段階を含み、 前記制御する段階において、前記位置指示器の送信時
    に、前記複数のアンテナを順次切換えて走査しながら送
    信を行い、かつ受信時に、該位置指示器に最も近いと予
    測される1つのアンテナを選択して受信を行うべく制御
    することを特徴とする位置検出方法。
JP32994294A 1994-12-05 1994-12-05 位置検出装置及びその方法 Expired - Lifetime JP3015269B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32994294A JP3015269B2 (ja) 1994-12-05 1994-12-05 位置検出装置及びその方法
US08/367,891 US5635684A (en) 1994-12-05 1995-01-03 Position detecting device and its method
DE69523415T DE69523415T2 (de) 1994-12-05 1995-01-16 Positionsbestimmungsvorrichtung und Verfahren dazu
EP95100477A EP0716390B1 (en) 1994-12-05 1995-01-16 Position detecting device and its method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32994294A JP3015269B2 (ja) 1994-12-05 1994-12-05 位置検出装置及びその方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08161100A JPH08161100A (ja) 1996-06-21
JP3015269B2 true JP3015269B2 (ja) 2000-03-06

Family

ID=18226995

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32994294A Expired - Lifetime JP3015269B2 (ja) 1994-12-05 1994-12-05 位置検出装置及びその方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5635684A (ja)
EP (1) EP0716390B1 (ja)
JP (1) JP3015269B2 (ja)
DE (1) DE69523415T2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101914748B1 (ko) * 2017-08-28 2018-11-05 김형호 비상탈출장치

Families Citing this family (36)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6249234B1 (en) 1994-05-14 2001-06-19 Absolute Sensors Limited Position detector
US20030062889A1 (en) 1996-12-12 2003-04-03 Synaptics (Uk) Limited Position detector
US6788221B1 (en) 1996-06-28 2004-09-07 Synaptics (Uk) Limited Signal processing apparatus and method
AU7665998A (en) 1997-05-28 1998-12-30 Absolute Sensors Limited Transducer and method of manufacture
GB9720954D0 (en) 1997-10-02 1997-12-03 Scient Generics Ltd Commutators for motors
GB9721891D0 (en) 1997-10-15 1997-12-17 Scient Generics Ltd Symmetrically connected spiral transducer
JPH11308144A (ja) * 1998-04-24 1999-11-05 Mitsumi Electric Co Ltd 通信装置
GB9811151D0 (en) 1998-05-22 1998-07-22 Scient Generics Ltd Rotary encoder
MXPA01005267A (es) 1998-11-27 2002-04-24 Synaptics Uk Ltd Sensor de posicion.
JP4532664B2 (ja) * 2000-04-07 2010-08-25 キヤノン株式会社 座標入力装置、座標入力方法、情報表示システム及び記憶媒体
US7113175B2 (en) * 2000-09-26 2006-09-26 Intertact Corporation Methods and apparatus for supplying power to touch input devices in a touch sensing system
AU2002326008A1 (en) 2001-05-21 2003-01-02 Synaptics (Uk) Limited Position sensor
WO2003056418A1 (en) * 2001-12-29 2003-07-10 Tai Guen Enterprise Co., Ltd An electromagnetic induction electronic board with antenna arrayed in gridding inside
EP1509833A2 (en) 2002-06-05 2005-03-02 Synaptics (UK) Limited Signal transfer method and apparatus
US6882339B2 (en) * 2003-01-08 2005-04-19 Aiptek International Inc. Electromagnetic induction system with single-induction-loop multi-induction-loop
DE602004027184D1 (de) * 2003-03-28 2010-07-01 Wacom Co Ltd Positionsdetektionssystem
GB0319945D0 (en) 2003-08-26 2003-09-24 Synaptics Uk Ltd Inductive sensing system
JP4405247B2 (ja) * 2003-11-28 2010-01-27 株式会社ワコム 座標入力装置のセンス部
WO2005096772A2 (en) * 2004-04-01 2005-10-20 Finepoint Innovations, Inc. Surface and cordless transducer system
US8723842B2 (en) * 2005-03-01 2014-05-13 Wacom Co., Ltd Position pointing device and hand-held electronic appliance
JP4664843B2 (ja) * 2006-03-22 2011-04-06 株式会社ワコム 位置検出装置、センサパネル、および、表示装置
WO2008139216A2 (en) 2007-05-10 2008-11-20 Cambridge Integrated Circuits Limited Transducer
US8810523B2 (en) * 2009-04-20 2014-08-19 Broadcom Corporation Inductive touch screen and methods for use therewith
US8508497B2 (en) * 2009-04-20 2013-08-13 Broadcom Corporation Inductive touch screen with antenna mode for use in a communication device and methods for use therewith
US8400419B2 (en) * 2009-04-20 2013-03-19 Broadcom Corporation Dual mode inductive touch screen for use in a configurable communication device and methods for use therewith
EP2428773B1 (de) * 2010-09-13 2014-06-25 Hochschule Mannheim, Technik, Gestaltung und Sozialwesen Phasenanaloger Wegsensor
GB2488389C (en) 2010-12-24 2018-08-22 Cambridge Integrated Circuits Ltd Position sensing transducer
JP5888733B2 (ja) * 2012-03-09 2016-03-22 株式会社ワコム 電磁誘導方式の座標入力装置のセンサ
GB2503006B (en) 2012-06-13 2017-08-09 Cambridge Integrated Circuits Ltd Position sensing transducer
JP6012038B2 (ja) * 2012-09-27 2016-10-25 株式会社ワコム 電磁誘導方式の位置検出センサ及び位置検出装置
KR101800295B1 (ko) * 2013-09-04 2017-12-20 엘지디스플레이 주식회사 위치감지방법, 위치감지장치, 안테나 장치 및 디스플레이 장치
JP5918919B2 (ja) 2013-10-15 2016-05-18 レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド 電磁誘導式のセンサー・パネル、および指示誤差を低減する方法
JP6502178B2 (ja) * 2015-05-29 2019-04-17 株式会社ジャパンディスプレイ 表示装置
CN108111187B (zh) * 2017-11-16 2020-02-21 深圳市绘王动漫科技有限公司 无源驱动板发射信号驱动电路
JP7067920B2 (ja) 2017-12-26 2022-05-16 株式会社ワコム タブレット
CN110220445B (zh) * 2019-06-14 2021-01-29 北京海创高科科技有限公司 一种基于电磁感应的钢筋混凝土扫描方法及扫描仪

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3789922T2 (de) * 1986-07-23 1995-01-05 Wacom Co Ltd Koordinateneingabesystem.
JPS6370326A (ja) * 1986-09-12 1988-03-30 Wacom Co Ltd 位置検出装置
JPH01320521A (ja) * 1988-06-22 1989-12-26 Wacom Co Ltd 電子黒板装置及びその筆記具等
JP2764106B2 (ja) * 1988-08-18 1998-06-11 三井化学株式会社 重合方法
US5130500A (en) * 1989-07-18 1992-07-14 Kabushikikaisha Wacom Digitizer having flat tablet with magnetic shield plate
JP2971488B2 (ja) * 1989-11-01 1999-11-08 株式会社ワコム 位置検出装置
JPH0424716A (ja) * 1990-05-15 1992-01-28 Seiko Instr Inc ワイヤレス座標読取装置
US5276282A (en) * 1992-04-15 1994-01-04 International Business Machines Optimal scan sequence for RF magnetic digitizers
GB2273778A (en) * 1992-12-22 1994-06-29 Tds Cad Graphics Limited Cordless digitizer

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101914748B1 (ko) * 2017-08-28 2018-11-05 김형호 비상탈출장치

Also Published As

Publication number Publication date
EP0716390A1 (en) 1996-06-12
DE69523415T2 (de) 2002-05-29
US5635684A (en) 1997-06-03
JPH08161100A (ja) 1996-06-21
EP0716390B1 (en) 2001-10-24
DE69523415D1 (de) 2001-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3015269B2 (ja) 位置検出装置及びその方法
JP3001395B2 (ja) 位置検出装置及び位置検出方法
US8115738B2 (en) Position detecting apparatus, position inputting apparatus, and computer including the same
JP2730018B2 (ja) ディジタイザおよび位置検出方法
JP3015276B2 (ja) 座標入力装置のセンサコイル走査方法
EP0389963B1 (en) A device for determining position coordinates of points on a surface
US7656390B2 (en) Position detecting device
EP2637082B1 (en) Sensor of electromagnetic induction type coordinate input device
JP3001394B2 (ja) センサコイル・パターン及び座標入力装置
US20140028587A1 (en) Indicator position detecting device
KR102151552B1 (ko) 전자기 유도 방식의 위치 검출 센서
US7675507B2 (en) Position detecting system and position detecting apparatus
US6606068B1 (en) Layout for multi-antenna loops of the electromagnetic-induction system
JP6901655B2 (ja) 位置検出装置及び位置検出方法
EP0806740B1 (en) Digitizer
KR0129597B1 (ko) 무선 디지타이저
US20110273384A1 (en) Electromagnetic antenna loop layout
JP7137093B1 (ja) 情報処理装置
JP4117751B2 (ja) デジタイザ及び位置指示器情報検出方法
JP4128296B2 (ja) デジタイザのセンサコイルスキャン方法
JP2589973Y2 (ja) デジタイザ
JP3138972B2 (ja) コードレスデジタイザ
JPH0628093A (ja) コードレスデジタイザ
JPH08185252A (ja) 多相位相式デジタイザのスキャニング方法
JPH05324165A (ja) コードレスデジタイザ

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081217

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081217

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091217

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091217

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101217

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101217

Year of fee payment: 11

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111217

Year of fee payment: 12

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121217

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121217

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131217

Year of fee payment: 14

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term