JP2730018B2 - ディジタイザおよび位置検出方法 - Google Patents

ディジタイザおよび位置検出方法

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JP2730018B2 JP6466695A JP6466695A JP2730018B2 JP 2730018 B2 JP2730018 B2 JP 2730018B2 JP 6466695 A JP6466695 A JP 6466695A JP 6466695 A JP6466695 A JP 6466695A JP 2730018 B2 JP2730018 B2 JP 2730018B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタイザおよび位置
検出方法に関し、特に、XY座標面が定義された盤面上
で位置指示器を操作して位置を指定したとき、指定位置
の座標データを生成しコンピュータに供給するディジタ
イザおよび位置検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタイザは、CADシステムやグラ
フィックスシステムを構成するコンピュータの位置情報
入力装置として使用される。ディジタイザは、位置情報
を入力するためのXY座標面が定義された例えば矩形の
盤面(以下「座標面盤」という)を備え、例えばペン型
位置指示器を座標面盤上で操作して位置を指定したと
き、指定された位置の座標データを求め、コンピュータ
に供給する。従来の一般的なディジタイザは、上記座標
面盤を備え指定位置の座標データを計算して生成するた
めの電気回路部と演算処理部を含む座標検出装置と、座
標面盤上で使用される位置を指定するための位置指示器
を含む。従来の代表的なディジタイザでは、例えば、位
置指示器の内部に或る周波数の電磁波を発射する電気回
路およびコイルアンテナを設けると共に座標検出装置の
内部に上記XY座標面における直交するX軸とY軸の各
方向に等間隔で並べられた多数のループコイルを設け
る。この構成において、前記位置指示器で位置を指定す
るとき、座標面盤上の指定位置で位置指示器内の電気回
路から電磁波を発射し、これに対して座標検出装置は、
当該電磁波に感応してもっとも大きな電流を流すX軸と
Y軸の各方向のループコイルを特定し、それによって位
置指示器で指定された位置すなわちX座標値(x)とY
座標値(y)で決まる位置(x,y)を決定する。座標
検出装置は、X軸方向とY軸方向のそれぞれの多数のル
ープコイルの各々を流れる電流の強度あるいは電流間の
位相差等の状態によって指定位置を検出するように構成
される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成を有する従来
の代表的ディジタイザは、位置指示器内に電磁波を発射
する電気回路や電源を構成する回路部品を内蔵しなけれ
ばならないのに加え、座標検出装置の側においても、X
軸とY軸の各方向に配置される多数のループコイルに流
れる誘導電流の状態、すなわち例えば強度検出あるいは
位相差検出を行う回路部品や電源を実装しなければなら
ない。その結果、特に、座標検出装置の構成が複雑にな
り、製作コストがかかり、製品を安価に作れないという
不具合がある。またディジタイザの使い易さを向上させ
る目的で、例えば、指定位置の座標データ(x,y)を
利用して応用処理を実行する小型コンピュータをペン型
位置指示器に内蔵させたり、ペン型位置指示器の後端部
に小型表示装置を付加したりする構造を採用する場合に
は、座標検出装置と位置指示器との間に何等かの通信手
段を設け、座標検出装置で検出した指定位置の座標デー
タを当該通信手段で位置指示器へ伝送するという構成が
要求される。それ故に、構成がいっそう複雑になると共
に製作コストがさらに高くなるという問題がある。
【0004】本発明の目的は、受動型ディジタイザを実
現して従来のディジタイザの上記問題を解決するもの
で、新しい受動型ディジタイザを提案し、座標面盤内の
電源や能動回路をなくすことで使用電源の個数をできる
だけ少なくしかつ全体の構成を簡易化するディジタイザ
と位置検出方法を提供することにある。
【0005】なお上記受動型ディジタイザとは、前述の
位置検出装置に相当する装置において座標データを計算
し生成するための構成部分を持たず、単に座標面盤を備
えて座標を決定するのに寄与する構成部分を有するもの
をいう。受動型ディジタイザでは、指定位置の座標デー
タの生成処理は位置指示器の側で実行される。
【0006】本発明の他の目的は、ペン型位置指示器に
コンピュータを内蔵すると共に小型の表示装置を付設す
ることによりペン型コンピュータを実現し、携帯して使
用でき、操作性が高く、使い勝手が良好なディジタイザ
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るディジタイ
ザは、座標軸の方向に並べられた共振用の複数のループ
コイルを備え、複数のループコイルのそれぞれは異なる
共振周波数を有しかつ電磁気的な結合で共振動作を行う
ようにされた座標面盤と、複数のループコイルのそれぞ
れと電磁気的に結合されるアンテナコイルを含む位置指
示器と、複数のループコイルのそれぞれの共振周波数と
同一周波数の交流信号を発生し、前記アンテナコイルに
供給する信号発生手段と、複数のループコイルのいずれ
かの共振動作でアンテナコイルに誘導される交流信号を
取り出し、交流信号の状態を検出する信号検出手段と、
信号発生手段と信号検出手段の動作を制御し、信号検出
手段の出力信号によって座標面盤での指定位置の座標値
を計算する制御演算手段とを備える。
【0008】複数のループコイルを共振周波数が異なる
少なくとも3本のループコイルから構成し、3本のルー
プコイルの各々をその順番を保持して周期的に繰り返し
巻いて座標面盤に配置することもできる。
【0009】複数のループコイルのそれぞれは、好まし
くは、互いに異なる共振周波数を持つ複数の共振器のう
ち同一の共振周波数を有する共振器に接続される。
【0010】座標軸は、好ましくは直交するX軸とY軸
であり、X軸とY軸のそれぞれの方向に前述の複数のル
ープコイルが配置される。
【0011】複数のループコイルのそれぞれの共振周波
数と同一周波数の交流信号が逐次生成され、前述のアン
テナコイルに供給され、アンテナコイルから座標面盤に
対して電磁波として出射される。
【0012】また複数のループコイルのそれぞれの共振
周波数と同一周波数の交流信号を同時に生成し、この交
流信号を同時にアンテナコイルに供給することもでき
る。
【0013】前述の信号発生手段と信号検出手段と制御
演算手段をまとめて位置指示器の中に組み込み、位置指
示器の機能を高めることもできる。
【0014】さらに、前記位置指示器の中に処理手段を
含むコンピュータを内蔵し、かつ処理手段の処理結果を
表示する表示部を備えることもできる。
【0015】本発明に係るディジタイザの位置検出方法
は、座標軸の方向に並べられた共振用の複数のループコ
イルであって、それぞれのループコイルが互いに異なる
共振周波数を有する共振器機能を有し電磁気的な結合で
共振動作を行うようにされた複数のループコイルを有す
る座標面盤の上で、複数のループコイルのそれぞれと電
磁気的に結合されるようにされたアンテナコイルを含む
位置指示器を移動させるステップと、複数のループコイ
ルのそれぞれの共振周波数と同し周波数の交流信号をア
ンテナコイルに与えてアンテナコイルを駆動し、電磁波
を発射するステップと、電磁的結合により共振動作を起
こす複数のループコイルのいずれかによってアンテナコ
イルに誘導される交流信号を取り出すステップと、誘導
交流信号の状態を検出するステップと、検出した誘導交
流信号の状態によって座標面盤における指定位置の座標
値を計算するステップとからなる方法である。
【0016】上記の位置検出方法は、複数のループコイ
ルのそれぞれが、互いに共振周波数が異なる複数の共振
周波数のうち同一の共振周波数を有する共振器に接続さ
れた状態で共振動作を行うようにすることもできる。
【0017】上記の位置検出方法では、複数のループコ
イルのそれぞれの共振周波数と同一周波数の交流信号を
逐次に生成してアンテナコイルに供給し、各周波数の電
磁波を逐次に出射することが好ましい。
【0018】また複数のループコイルのそれぞれの共振
周波数と同一周波数の交流信号を同時に生成してアンテ
ナコイルに供給することもできる。
【0019】
【作用】本発明では、座標面盤上で位置指示器を用いて
任意の位置を指定するとき、位置指示器に内蔵されるア
ンテナコイルから座標面盤に対して周波数の異なる電磁
波を発射し、座標面盤内で座標軸方向に配置された複数
のそれぞれ共振周波数が異なるループコイルのうちもっ
とも強い電磁的結合に基づく共振作用で誘導された交流
信号を取り出し、その交流信号に基づいて座標値を求め
る。座標面盤は、座標軸方向に配置された複数のループ
コイル、または複数のループコイルのそれぞれに同じ共
振周波数を有する共振器を接続してなる構造を内蔵する
するだけであるから、受動型として構成され、内部に電
源や能動回路を不要として、構成を簡単化することがで
きる。
【0020】座標面盤に受動型構造を採用することによ
って、位置指示器の側に座標検出部、制御部、演算部、
処理部、表示部等を内蔵させることができ、例えばペン
型位置指示器では、携帯に便利で操作性を向上したペン
型コンピュータとして構成でき、このペン型コンピュー
タと対して簡素かつ軽量な受動型座標面盤を用意するだ
けで、ディジタイザを含むコンピュータを実現できる。
【0021】
【実施例】以下に、本発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0022】図1は本発明に係るディジタイザを含むコ
ンピュータシステムの全体的構成を示す。本実施例に係
るディジタイザは、XY座標入力面11が定義された座
標面盤12と、この座標面盤12のXY座標入力面11
上で位置を指定するために使用されるペン型位置指示器
13とから構成される。座標面盤12上のXY座標入力
面11は、直交するX軸方向とY軸方向の各座標軸によ
って決まり、XY座標値で位置を指定することができる
範囲を意味する。通常、座標面盤12上で枠線が描かれ
ることにより、XY座標入力面11の範囲が示される。
このXY座標入力面11で、位置指示器13で位置を指
定することにより、所定の分解能でその指定位置のx座
標値とy座標値を決めることができる。
【0023】座標面盤12は、筐体14の中に複数の共
振用ループコイルを備える共振装置15が配置され、上
面パネル16の上に上記XY座標入力面11が設定され
る。共振装置15の内部には、図3に示すように、X軸
方向に複数のループコイル17xが等間隔で並べて配置
され、Y軸方向に複数のループコイル17yが等間隔で
並べて配置される。複数のループコイル17x,17y
の数は、必要な位置分解能に応じて決定される。複数の
ループコイル17xのそれぞれの開放端部は、コイルと
コンデンサを並列接続してなる共振器18xに接続さ
れ、複数のループコイル17yのそれぞれの開放端部
は、コイルとコンデンサを並列接続してなる共振器18
yに接続される。複数のループコイル17x,17yの
それぞれは、対応する共振器と接続され、後述するごと
くペン型位置指示器13から電磁的作用を与えられ電磁
気的結合を生じることにより共振動作を行うという働き
を有する。複数の共振器18xとこれらのうちいずれか
の対応するものに接続される複数のループコイル17x
は、それぞれ固有の共振周波数を有し、かつこれらの共
振周波数は互いに異なる。接続関係にあるループコイル
17xと共振器18xの共振周波数は等しい。同様に、
複数の共振器18yとこれらのうちいずれかの対応する
ものに接続される複数のループコイル17yは、それぞ
れ固有の共振周波数を有し、かつこれらの共振周波数は
互いに異なる。接続関係にあるループコイル17yと共
振器18yの共振周波数は等しい。
【0024】なお、上記の複数の共振器18x,18y
は必ずしも必要でない。複数のループコイル17x,1
7yは、対応する共振器18x,18yが存在しない状
態であっても、ループコイルそれ自体で共振器として働
かせることも可能である。また共振装置15の下側には
シールド板が配置される。このシールド板は、座標面盤
12が載置されるテーブル面から座標面盤12にノイズ
が侵入し、ノイズによってループコイルに電流が誘導さ
れるのを避けるために設けられる。
【0025】図1に示すように、ペン型位置指示器13
はケーブル21によって制御装置22に接続される。
【0026】図2に示すように、ペン型位置指示器13
の先部には例えば筒状フェライトコア23が配置され、
フェライトコア23の周囲には導線が複数巻きで巻か
れ、導線の一端はスイッチ25を経由して上記ケーブル
21に接続され、その他端はアースされている。フェラ
イトコア23の周囲に複数巻きされた導線はアンテナコ
イルおよびセンサコイルとしての機能を有する。以下、
当該導線をアンテナコイル24と呼ぶ。またフェライト
コア23の内部には芯体26が軸方向に移動自在に配置
され、芯体26の先端はペン型位置指示器13の先部よ
り突出し、その後端はスイッチ(筆圧トランスジュー
サ)25に接触した状態にある。位置を指定するため
に、ペン型位置指示器13を座標面盤12のXY座標入
力面11の当該指定位置に接触して押圧すると、スイッ
チ25が例えばオン動作し、制御装置22からケーブル
21を介して供給される交流信号がアンテナコイル24
に流れる。アンテナコイル24に交流信号が流れると、
当該交流信号の周波数に対応する周波数の電磁波がアン
テナコイル24から出射される。
【0027】制御装置22は、図2に示すように座標検
出部31と、座標データを演算・生成する演算部32
と、予め用意された応用プログラムを実行し、演算部3
2で得られたX座標データとY座標データを用いて必要
な処理を行う処理部33と、共振周波数発生部34と、
共振周波数発生部34から前述の各ループコイルまたは
共振器の共振周波数の信号を順次に出力させる制御を行
う周波数制御部35と、送信・受信切換え部36と、送
信・受信切換え部36の切換え動作を制御する切換信号
発生部37とを内蔵する。演算部32、処理部33、周
波数制御部35、切換信号発生部37はマイクロコンピ
ュータによってソフト的に実現される。
【0028】送信・受信切換部36は、送信端子(T)
と、受信端子(R)と、ケーブル21が接続されかつ送
信端子または受信端子のいずれかに選択的に接続される
スイッチ部を備える端子を有する。座標検出部31は、
受信端子Rを通して入力される受信信号を増幅する受信
アンプ31aと、共振装置15でもっとも強く共振作用
を生じた信号を検出し、当該信号の強度s1と位相s2
を出力する同期検出器31bとからなる。共振周波数発
生部34は、周波数制御部35による周波数制御の信号
s3に基づいて複数のループコイル17x,17yのそ
れぞれの固有の共振周波数を有する信号s4を順次に出
力する周波数シンセサイザ34aと、周波数シンセサイ
ザ34aの出力信号s4を増幅し、送信・受信切換器3
6の送信端子Tに供給する送信アンプ34bとからな
る。信号s4は、基準キャリアとして同期検出器31b
部にも供給される。送信・受信切換部36におけるスイ
ッチ部の切換動作のタイミングは、切換信号発生部37
から与えられる切換信号s5によって決定される。
【0029】制御装置22の処理部33から出力される
データは、例えばケーブル41を通して表示装置42に
供給され、表示装置42の表示画面42aには、処理部
33で実行された応用プログラムに基づく処理結果が表
示される。
【0030】図1〜図3およびフローチャートを示す図
4を参照して、本実施例に係るディジタイザによる位置
情報入力動作すなわち位置検出方法を説明する。
【0031】オペレータがペン型位置指示器13を把持
し、ペン型位置指示器13によって座標面盤12の上面
に示されたXY座標入力面11のいずれかの位置を指定
する場合には、ペン型位置指示器13の芯体26の先端
をXY座標入力面11の当該位置に接触させ押圧する。
この押圧操作で、ペン型位置指示器13の芯体26が後
退し、スイッチ25をオン動作させる。この場合に、送
信・受信切換部36が送信端子T側に接続されていると
きには、制御装置22の共振周波数発生部34から供給
される交流信号がスイッチ25を経由してアンテナコイ
ル24に供給され、アンテナコイル24から座標面盤1
2のXY座標入力面11に対して電磁波が発射される。
また送信・受信切換部36が受信端子R側に接続されて
いるときには、アンテナコイル24から発射された電磁
波によって共振装置15内に配置される複数のループコ
イル17x,17yのうち電磁波の周波数と等しい共振
周波数のループコイルとの間で電磁的結合が生じ、この
電磁的結合によって共振作用が生じたループコイル17
x,17yの当該共振作用に感応してアンテナコイル2
4で誘導される交流信号が、スイッチ25を経由して座
標検出部31に供給される。座標検出部31では、アン
テナコイル24から供給された交流信号のうち、アンテ
ナコイル24へ供給された交流信号と同期する交流信号
の信号強度と位相差を検出し、演算部32に出力する。
演算部32は、交流信号の信号強度等のデータを利用し
てペン型位置指示器13で指定された場所の座標データ
を求める。
【0032】制御装置22の共振周波数発生部34は、
周波数制御部35の制御に基づいて、複数のループコイ
ル17x,17yの各共振周波数に対応する周波数を有
する信号を順次に出力し、ペン型位置指示器13のアン
テナコイル24に供給する。ここで、仮にループアンテ
ナ17xの個数とループアンテナ17yの個数の合計が
N個であるとし、各々のループアンテナの共振周波数が
i (i=0〜N−1:f0 〜fN-1 )であるとする。
この場合には、共振周波数発生部34は、周波数制御部
35からの制御信号s3によって周波数f0 〜fN-1
交流信号を順次に発生し、送信・受信切換部36を経由
してペン型位置指示器13のアンテナコイル24に供給
する。詳しく述べると、周波数fi の交流信号を出力す
るたびに、切換信号発生部37からの切換信号s5によ
ってまず送信・受信切換部36を送信側に接続し、周波
数fi の交流信号をスイッチ25(指定操作でオン状態
である)を経由してアンテナコイル24に供給し、周波
数fi の電磁波をアンテナコイル24から発射させ、次
に切換信号s5によってまず送信・受信切換部36を受
信側に接続し、周波数fi の電磁波との共振作用の結果
得られる誘導交流信号をスイッチ25(指定操作でオン
状態である)を経由して座標検出部31に取り込む。
【0033】上記の位置情報入力動作を、図4のフロー
チャートを参照して詳しく説明する。共振周波数発生部
34は周波数制御部35から与えられる制御信号s3に
よって、周波数シンセサイザ34aから共振周波数fi
(i=0〜N−1)の信号がf0 ,…,fi ,…,f
N-1 の順序でそれぞれ一定時間出力される。すなわち、
ステップS11でiを0にセットし、iがNよりも大き
いか否かを判定し(ステップS12)、Nよりも小さい
場合には、周波数シンセサイザ34aの出力信号の周波
数をfi に設定する(ステップS13)。この場合、i
=0であるから、fi はf0 である。周波数f0 の信号
は、送信・受信切換部36の接続関係が切換信号発生部
37から出力される切換信号s5によって送信端子
(T)に接続されることにより、送信・受信切換部3
6、ケーブル21を通してアンテナコイル24の方へ供
給される。ペン型位置指示器13でペンダウン操作が行
われてスイッチ25がオンしているとき、アンテナコイ
ル24は周波数f0 の交流信号によって一定時間駆動さ
れ、周波数f0 の電磁波を発射する(ステップS1
4)。
【0034】ペン型位置指示器13のアンテナコイル2
4から発射された周波数f0 の電磁波は、座標面盤12
の共振装置15に対して電磁気的な作用を与える。座標
面盤12のXY座標入力面11上で、ペン型位置指示器
13によって指定された場所にもっとも近い位置に配置
されたループコイル17x,17yの共振周波数との関
係で、アンテナコイル24とループコイルの間で電磁気
的な結合が生じ、当該ループコイルで共振作用が生じ、
この共振作用がアンテナコイル24上で交流信号を誘導
する。誘導される交流信号の信号強度Siは、電磁気的
結合の強度すなわち共振作用の強弱に依存して決まる。
発射される電磁波の周波数と、近くにあるループコイル
の共振周波数が一致するほど強い交流信号が誘導され
る。次のステップS15では、送信・受信切換部36の
接続関係が切換信号発生部37から出力される切換信号
s5によって受信端子(T)に接続されることにより、
アンテナコイル24で誘導された交流信号の信号強度S
iが、スイッチ25、ケーブル21、送信・受信切換部
36を経由して座標検出部31に入力される。
【0035】周波数f0 の交流信号についてステップS
12〜S15が終了すると、ステップS16でiを1だ
け増加して再びステップS12〜S15を繰り返し、さ
らに周波数がfN-1 になるまで、上記の処理動作を継続
する。
【0036】ペン型位置指示器13がXY座標入力面1
1のいずれかの箇所を指定している間、周波数f0
…,fN-1 の各交流信号が共振周波数発生部34からペ
ン型位置指示器13のアンテナコイル24に例えば少な
くとも1回供給され、各交流信号が供給されるたびに、
送信・受信切換部36を切り換えて前述の複数のループ
コイル17x,17yとの電磁気的結合作用に基づいて
アンテナコイル24に誘導された交流信号の信号強度S
0 〜SN-1 を座標検出部31に入力する。座標検出部3
1の同期検出器31bでは、周波数シンセサイザ34a
から送られる信号s4を基準キャリアとして利用して、
アンテナコイル24に供給された交流信号に対応して上
記電磁気的結合に基づき生じる誘導交流信号を、アンテ
ナコイル24からその都度取り出し、その信号強度(S
i)に関する信号s1と位相に関する信号s2を演算部
32に出力する。
【0037】演算部32では、同期検出器31bから送
られる信号強度Siの信号s1を記憶し、これらの信号
強度Si(i=0〜N−1)の分布におけるピーク値を
補間法で求め、当該ピーク値の信号の周波数に対応する
共振周波数を有するループコイルの位置データを利用し
てx座標値とy座標値をそれぞれ求める(ステップS1
7)。求められたx座標値とy座標値は、処理部33に
出力され(ステップS18)、処理部33で実行される
応用プログラムで必要な座標値データとして使用され
る。
【0038】上記のx座標値とy座標値の算出におい
て、信号強度のピーク値の代わりに信号の位相を利用す
ることもできる。信号の位相を利用する場合には、位相
差がもっとも小さい周波数の信号に対応する共振周波数
を有するループコイルの位置データが使用される。
【0039】なお、ペン型位置指示器13による指定位
置の座標値が得られたならば、その後は、ペン型位置指
示器13で指定される箇所の近辺のループコイル17
x,17yの共振周波数に対応する周波数の交流信号を
アンテナコイル24に供給するだけで、位置データを求
めるように位置スキャニング処理を変更することもでき
る。
【0040】上記実施例によれば、座標面盤12をいわ
ゆる受動タイプの構造で形成したため、座標面盤12で
電源や能動回路部が不要となり、構成を簡単にして軽量
に作製することができる。
【0041】また前記実施例では、異なる周波数f0
N-1 の交流信号を順次にアンテナコイル24に対して
供給してアンテナコイルを駆動し電磁波を発射させるよ
うにしたが、周波数f0 〜fN-1 の交流信号を同時にア
ンテナコイル24に供給してアンテナコイルを駆動し周
波数の異なる周波数の電磁波を同時に発射させるように
することもできる。この場合には、周波数の異なる誘導
交流信号を同時に座標検出部31に入力し、その中から
例えば振幅がもっとも大きな交流信号の情報を利用して
座標値を求める。
【0042】次に、本発明に係るディジタイザを含むコ
ンピュータシステムの他の実施例を図5と図6を参照し
て説明する。この実施例では、前述のペン型位置指示器
13の機能をさらに拡大してペン型コンピュータ51と
し、前記制御装置22と表示装置42の機能部分を内蔵
するようにした。ペン型コンピュータ51の先部には、
フェライトコア23、芯体26、スイッチ25、アンテ
ナコイル24が設けられる。これらの構造は、図2で説
明したペン型位置指示器13の先部構造と同じである。
またペン型コンピュータ51には座標検出制御部52と
コンピュータ53が内蔵され、その後端にはLCD表示
装置54が設けられる。座標検出制御部52は、前述の
送信・受信切換部36、座標検出部31、共振周波数発
生部34、周波数制御部35、切換信号発生部37によ
って構成される。コンピュータ53は、前述の演算部3
2と処理部33の機能部分を含む。LCD表示装置54
は、図1で示した表示装置42と同様な表示機能を有す
る。なお座標面盤12の構成は、図1で示されたものと
同じである。
【0043】図5と図6で示されたディジタイザによれ
ば、座標面盤12を受動タイプの構造を採用したため、
ペン型位置指示器の側に座標検出制御部52とコンピュ
ータ53とLCD表示装置53等の必要な構成のすべて
を備えてペン型コンピュータ51として構成し、インテ
リジェント機能をもたせることができる。これにより、
ディジタイザをコンパクトに形成することができ、操作
性を向上できる。
【0044】本発明の上記実施例は、次のように変形す
ることができる。
【0045】図7に示すように、前述の複数のループコ
イルについて、共振周波数が互いに異なる例えば3つの
ループコイル61,62,63を1つのグループ(組)
64としてX座標軸方向に順番に並べ、それを周期的に
繰り返して多数配置する。そして各グループの共振周波
数が等しいループコイル同士を直列的に接続し、その端
部に同じ共振周波数を有する共振器65を接続する。図
示例では、3つのグループしか示されていないが、実際
には座標入力面の広さに対応して必要な数だけのグルー
プ64が設けられる。Y座標軸方向へも、X軸と同様に
ループコイルおよび共振器を配置する。ただし、各々の
共振器はX軸のものとは異なる共振周波数を持つものと
する。この構成によれば、図8に示すマウス型位置指示
器を使用することによって、相対的な座標として位置指
示器で指摘される座標面盤上の位置の座標値を求めるこ
とが可能である。共振器の個数を減らすことができるの
で、構成が簡易となる。
【0046】位置指示器としては、ペン型位置指示器1
3の代わりに、図8に示すようなマウス型位置指示器7
1を使用することができる。このマウス型位置指示器7
1は、前述した相対的座標値を求めるように構成される
座標面盤で使用することが望ましい。マウス型位置指示
器71はケーブル72によってコンピュータと接続され
る。マウス型位置指示器71の内部にはアンテナコイル
73と、アンテナコイル73への交流電流の供給および
アンテナコイル73で誘導された交流電流の取り出しを
行うためのスイッチ74と、このスイッチ74を操作す
るためのボタン75と、アンテナコイル73に交流信号
を供給し、アンテナコイル73から誘導交流信号を入力
して座標値を生成する座標検出制御部76を設けてい
る。座標検出制御部76は、前述の送信・受信切換部3
6、座標検出部31、共振周波数発生部34、周波数制
御部35、切換信号発生部37を含む。マウス型位置指
示器71の機能はペン型位置指示器13の機能とほぼ同
じであり、ペンダウン操作の代わりにボタン75の操作
を行う。また相対的座標値を求める形式で構成されるも
のでは、座標検出制御部76で、指摘位置の変化を見な
がら相対的座標値が求められる。
【0047】図9は座標面盤の変形実施例を示し、実用
性の観点からもっとも望ましい構成例を示す。位置指示
器側の構成は、図5および図6で説明したペン型コンピ
ュータ51である。この実施例による座標面盤は、ノー
ト81の表紙82を利用して設けられる。ノート81の
表紙82に例えば図3で示した構造を有する座標面盤1
5が組み込まれる。なお83はノート81の紙葉部分で
ある。またこの座標面盤には、ノート81の裏表紙を利
用してシールド板84が設けられる。このシールド板8
4は、表紙82に設けた座標面盤に対して適当な距離だ
け離されて配置され、外部ノイズによる誘導電流の発生
を防いでいる。なお座標面盤は、ノートの代わりに、本
や手帳、ブックカバー等に組み込むこともできる。
【0048】また位置指示器の内部にバーコードリーダ
やOCR(オプティカルコードリーダ)などを設けるよ
うに構成することもできる。
【0049】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明によ
れば、座標面盤には座標値の決定に寄与する共振器作用
を有する複数のループコイル、または共振器が接続され
た複数のループコイルを座標軸方向に配置することによ
り、座標面盤を受動型として構成したため、座標面盤内
に電源や能動回路部を設ける必要がなくなり、座標面盤
の構成が簡易となり、座標面盤を軽量化でき、ディジタ
イザの全体の製作コストを安価にできる。また位置指示
器に制御部、座標検出部、座標値演算部、応用プログラ
ムを持つ処理部を内蔵させることができ、位置指示器を
インテリジェント機器として構成することができる。
【0050】また座標データを生成するために必要な制
御、座標検出、座標値演算等の処理をすべて位置指示器
側で行えることから、位置指示器と座標面盤との間での
通信が不要となって信頼性が向上し、通信手段を設ける
必要がないために経済性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディジタイザを備えるコンピュー
タシステムの構成を示す図である。
【図2】ペン型位置指示器の内部構成と制御装置の内部
構成を示す図である。
【図3】座標面盤のループコイルの配列状態を示す図で
ある。
【図4】位置情報入力動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【図5】本発明に係るディジタイザを含むコンピュータ
の他の実施例を示す外観斜視図である。
【図6】図5に示したペン型コンピュータの内部構成を
示す図である。
【図7】ループコイルの他の実施例を示す図である。
【図8】マウス型位置指示器の内部構成を示す図であ
る。
【図9】ペン型コンピュータと組み合わせられる座標面
盤の他の実施例を示す外観斜視図である。
【符号の説明】
11 XY座標入力面 12 座標面盤 13 ペン型位置指示器 15 共振装置 16 上面パネル 17x,17y ループコイル 18x,18y 共振器 21,41 ケーブル 22 制御装置 24 アンテナコイル 25 スイッチ 26 芯体 42 表示装置 42a 表示画面 51 ペン型コンピュータ 52 座標検出制御部 53 コンピュータ 54 LCD表示装置 71 マウス型位置指示器 81 ノート

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座標軸の方向に並べられた共振用の複数
    のループコイルを備え、前記複数のループコイルのそれ
    ぞれは異なる共振周波数を有しかつ電磁気的な結合で共
    振動作を行うようにされた座標面盤と、 前記複数のループコイルのそれぞれと電磁気的に結合さ
    れるアンテナコイルを含む位置指示器と、 前記複数のループコイルのそれぞれの共振周波数と同一
    周波数の交流信号を発生し、前記アンテナコイルに供給
    する信号発生手段と、 前記複数のループコイルのいずれかの共振動作で前記ア
    ンテナコイルに誘導される交流信号を取り出し、この交
    流信号の状態を検出する信号検出手段と、 前記信号発生手段と前記信号検出手段の動作を制御し、
    前記信号検出手段の出力信号によって前記座標面盤での
    指定位置の座標値を計算する制御演算手段と、 を備えることを特徴とするディジタイザ。
  2. 【請求項2】 前記複数のループコイルは共振周波数が
    異なる少なくとも3本のループコイルからなり、各ルー
    プコイルを周期的に配置することを特徴とする請求項1
    記載のディジタイザ。
  3. 【請求項3】 前記複数のループコイルのそれぞれは、
    互いに異なる共振周波数を持つ複数の共振器のうち同一
    の共振周波数を有する共振器に接続されることを特徴と
    する請求項1または2記載のディジタイザ。
  4. 【請求項4】 前記座標軸は直交するX軸とY軸であ
    り、X軸とY軸のそれぞれの方向に前記複数のループコ
    イルが配置されることを特徴とする請求項1〜3のいず
    れか1項に記載のディジタイザ。
  5. 【請求項5】 前記複数のループコイルのそれぞれの共
    振周波数と同一周波数の前記交流信号は、逐次に生成さ
    れて前記アンテナコイルに供給されることを特徴とする
    請求項1〜4のいずれか1項に記載のディジタイザ。
  6. 【請求項6】 前記複数のループコイルのそれぞれの共
    振周波数と同一周波数の前記交流信号は、同時に生成さ
    れて前記アンテナコイルに供給されることを特徴とする
    請求項1〜4のいずれか1項に記載のディジタイザ。
  7. 【請求項7】 前記信号発生手段と前記信号検出手段と
    前記制御演算手段は、前記位置指示器の中に設けられる
    ことを特徴とする請求項1記載のディジタイザ。
  8. 【請求項8】 前記位置指示器は、処理手段を含むコン
    ピュータを内蔵し、かつ処理結果を表示する表示部を備
    えることを特徴とする請求項7記載のディジタイザ。
  9. 【請求項9】 座標軸の方向に並べられた共振用の複数
    のループコイルであって、それぞれ異なる共振周波数を
    有する共振器機能を有し電磁気的な結合で共振動作を行
    うようにされた前記複数のループコイルを有する座標面
    盤の上で、前記複数のループコイルのそれぞれと電磁気
    的に結合されるアンテナコイルを含む位置指示器を移動
    させ、 前記複数のループコイルのそれぞれの共振周波数と同一
    周波数の交流信号を前記アンテナコイルに与えて前記ア
    ンテナコイルを駆動し、 前記電磁的結合により共振動作を起こす前記複数のルー
    プコイルのいずれかによって前記アンテナコイルに誘導
    される交流信号を取り出し、 誘導された前記交流信号の状態を検出し、 検出した前記交流信号の状態によって前記座標面盤にお
    ける指定位置の座標値を計算する、 ことを特徴とする位置検出方法。
  10. 【請求項10】 前記複数のループコイルのそれぞれ
    は、互いに共振周波数が異なる複数の共振周波数のうち
    同一の共振周波数を有する共振器に接続された状態で前
    記共振動作を行うことを特徴とする請求項9記載の位置
    検出方法。
  11. 【請求項11】 前記複数のループコイルのそれぞれの
    共振周波数と同一周波数の前記交流信号は、逐次に生成
    されて前記アンテナコイルに供給されることを特徴とす
    る請求項9または10記載の位置検出方法。
  12. 【請求項12】 前記複数のループコイルのそれぞれの
    共振周波数と同一周波数の前記交流信号は、同時に生成
    されて前記アンテナコイルに供給されることを特徴とす
    る請求項9または10記載の位置検出方法。
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