JPS63136124A - 位置検出装置およびその位置指示器 - Google Patents
位置検出装置およびその位置指示器Info
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- JPS63136124A JPS63136124A JP61280889A JP28088986A JPS63136124A JP S63136124 A JPS63136124 A JP S63136124A JP 61280889 A JP61280889 A JP 61280889A JP 28088986 A JP28088986 A JP 28088986A JP S63136124 A JPS63136124 A JP S63136124A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、座標入力装置における位置検出装置に関する
ものである。
ものである。
(従来の技術)
従来の位置検出装置としては、磁歪伝達媒体の一端又は
位置指示器の先端に設けた駆動コイルにパルス電流を印
加して前記磁歪伝達媒体に磁歪振動波を生起させた時点
より、位置指示器の先端又は磁歪伝達媒体の一端に設け
た検出コイルに前起磁歪振動波に基づく誘導電圧を検出
するまでの時間を処理装置等で測定し、これより位置指
示器の指定位置を算出する如くなしたものがあった。
位置指示器の先端に設けた駆動コイルにパルス電流を印
加して前記磁歪伝達媒体に磁歪振動波を生起させた時点
より、位置指示器の先端又は磁歪伝達媒体の一端に設け
た検出コイルに前起磁歪振動波に基づく誘導電圧を検出
するまでの時間を処理装置等で測定し、これより位置指
示器の指定位置を算出する如くなしたものがあった。
また、従来の他の位置検出装置としては、複数の駆動線
と検出線とを互いに直交して配置し、駆動線に順次、電
流を流すとともに検出線を順次選択して誘導電圧を検出
し、フェライトのような磁性体を有する位置指示器で指
定した位置を大きな誘導電圧が誘起された検出線の位置
より検出するようになしたものがあった。
と検出線とを互いに直交して配置し、駆動線に順次、電
流を流すとともに検出線を順次選択して誘導電圧を検出
し、フェライトのような磁性体を有する位置指示器で指
定した位置を大きな誘導電圧が誘起された検出線の位置
より検出するようになしたものがあった。
(発明が解決しようとする問題点)
前者の装置では位置検出精度は比較的良好であるが、タ
イミング信号等を授受するために位置指示器と処理装置
等との間にコードを必要とし、その取扱いが著しく制限
されるとともに、位置指示器を磁歪伝達媒体に対して垂
直に保持し、且つかなり近接させて使用しなければなら
なかった。
イミング信号等を授受するために位置指示器と処理装置
等との間にコードを必要とし、その取扱いが著しく制限
されるとともに、位置指示器を磁歪伝達媒体に対して垂
直に保持し、且つかなり近接させて使用しなければなら
なかった。
また、後者の装置では位置指示器をコードレスとするこ
とはできるが、座標位置の分解能が線の間隔で決まり、
分解能を上げるために線の間隔を小さくするとSN比お
よび安定度が悪くなり、従って分解能を上げることが困
難であり、また、駆動線と検出線の交点の真上の位置検
出が困難であり、さらに位置指示器を線に極く接近させ
なければならなかった。また、前述したいずれの装置で
も2つ又はそれ以上の位置指示器を識別して使い分けた
り、その使用状態を識別することができないという問題
点があった。
とはできるが、座標位置の分解能が線の間隔で決まり、
分解能を上げるために線の間隔を小さくするとSN比お
よび安定度が悪くなり、従って分解能を上げることが困
難であり、また、駆動線と検出線の交点の真上の位置検
出が困難であり、さらに位置指示器を線に極く接近させ
なければならなかった。また、前述したいずれの装置で
も2つ又はそれ以上の位置指示器を識別して使い分けた
り、その使用状態を識別することができないという問題
点があった。
本発明はこのような従来の問題点を改善したものであり
、複数の位置指示器を識別したり、その使用状態を識別
するなど多くの条件を識別することができ、必要に応じ
て位置指示器をコードレスとすることもできて、しかも
高精度な位置検出が可能な装置を提供することを目的と
する。
、複数の位置指示器を識別したり、その使用状態を識別
するなど多くの条件を識別することができ、必要に応じ
て位置指示器をコードレスとすることもできて、しかも
高精度な位置検出が可能な装置を提供することを目的と
する。
(問題点を解決するための手段)
本発明では前記問題点を解決するため、多数のループコ
イルを位置検出方向に並設してなる位置検出部と、前記
多数のループコイルより一のループコイルを順次選択す
る選択回路と、前記選択された一のループコイルを所定
の周波数の交流信号で駆動する送信回路と、操作などの
各指定に基づいて該各指定を識別するために時系列のベ
ットデータによるコード信号を周期的に発生するコード
発生器と、前記コード発生器と組合わされていて、コイ
ルとコンデンサを含み、前記所定の周波数を同調周波数
とし、前記各ビットデータに順次対応して前記同調周波
数による電圧と電流との位相差が変化する同調回路を冑
する位置指示器と、前記選択された一のループコイルに
発生する電圧中、前記所定の周波数とほぼ同一周波数の
誘導電圧を検出し、且つ前記位相差を判別する受信回路
と、前記選択された一のループコイルを前記送信回路お
よび受信回路に交互に接続する接続切替回路と、各ルー
プコイルに発生する前記誘導電圧より、位置指示器の指
定位置を算出する処理装置と、前記判別された位相差の
時系列のコード信号により前記指定を識別する識別回路
とにより構成した。
イルを位置検出方向に並設してなる位置検出部と、前記
多数のループコイルより一のループコイルを順次選択す
る選択回路と、前記選択された一のループコイルを所定
の周波数の交流信号で駆動する送信回路と、操作などの
各指定に基づいて該各指定を識別するために時系列のベ
ットデータによるコード信号を周期的に発生するコード
発生器と、前記コード発生器と組合わされていて、コイ
ルとコンデンサを含み、前記所定の周波数を同調周波数
とし、前記各ビットデータに順次対応して前記同調周波
数による電圧と電流との位相差が変化する同調回路を冑
する位置指示器と、前記選択された一のループコイルに
発生する電圧中、前記所定の周波数とほぼ同一周波数の
誘導電圧を検出し、且つ前記位相差を判別する受信回路
と、前記選択された一のループコイルを前記送信回路お
よび受信回路に交互に接続する接続切替回路と、各ルー
プコイルに発生する前記誘導電圧より、位置指示器の指
定位置を算出する処理装置と、前記判別された位相差の
時系列のコード信号により前記指定を識別する識別回路
とにより構成した。
(作 用)
本発明によれば、多数のループコイルのうちの一のルー
プコイルが選択回路により選択され、これに接続切替回
路により送信回路が接続され、所定の周波数の交流信号
が流されると、該ループコイルより電波が発生する。該
電波は位置検出部上で位置指定を行なう位置指示器内の
コイルをそれぞれ励振し、同調回路に前記交流信号に同
期した誘導電圧を発生する。その後、接続切替回路によ
り前記選択された一のループコイルに受信回路が接続さ
れるとともに前記交流信号が切断されると、前記電波は
消滅する。一方、位置指示器の同調回路には、操作など
の各指定によるコード発生器からのビットデータに基づ
いて、前記誘導電圧により前記一のループコイルに加え
られた交流信号と同一周波数で同一の位相の電流と異る
位相の電流とが交互に流れ、この電流は同調回路内のコ
イルより電波を発生させる。この電波は受信回路に接続
された前記一のループコイルを逆に励振スるため、該一
のループコイルには前記交流信号と同一周波数で且つ位
相の異なる誘導電圧が交互に発生する。前記電波の送受
信は、ループコイルを切替えて順次繰返されるが、該ル
ープコイルと各位置指示器のコイルとの共振によって行
なわれるため、ループコイルと位置指示器のコイルとの
距離が小さい程、前記誘導電圧の電圧値は大きくなる。
プコイルが選択回路により選択され、これに接続切替回
路により送信回路が接続され、所定の周波数の交流信号
が流されると、該ループコイルより電波が発生する。該
電波は位置検出部上で位置指定を行なう位置指示器内の
コイルをそれぞれ励振し、同調回路に前記交流信号に同
期した誘導電圧を発生する。その後、接続切替回路によ
り前記選択された一のループコイルに受信回路が接続さ
れるとともに前記交流信号が切断されると、前記電波は
消滅する。一方、位置指示器の同調回路には、操作など
の各指定によるコード発生器からのビットデータに基づ
いて、前記誘導電圧により前記一のループコイルに加え
られた交流信号と同一周波数で同一の位相の電流と異る
位相の電流とが交互に流れ、この電流は同調回路内のコ
イルより電波を発生させる。この電波は受信回路に接続
された前記一のループコイルを逆に励振スるため、該一
のループコイルには前記交流信号と同一周波数で且つ位
相の異なる誘導電圧が交互に発生する。前記電波の送受
信は、ループコイルを切替えて順次繰返されるが、該ル
ープコイルと各位置指示器のコイルとの共振によって行
なわれるため、ループコイルと位置指示器のコイルとの
距離が小さい程、前記誘導電圧の電圧値は大きくなる。
従って、位置指示器を置いた位置(指定位置)に最も近
いループコイルに発生する誘導電圧を最大値として、該
指定位置から離れるに従って徐々に小さくなる誘導電圧
が各ループコイルに発生する。前記各誘導電圧の電圧値
は受信回路により位相差毎に検出され、さらに処理装置
により演算処理され、電圧値が極大値となる位置、即ち
位置指示器の指定位置の座標値がそれぞれ求められる。
いループコイルに発生する誘導電圧を最大値として、該
指定位置から離れるに従って徐々に小さくなる誘導電圧
が各ループコイルに発生する。前記各誘導電圧の電圧値
は受信回路により位相差毎に検出され、さらに処理装置
により演算処理され、電圧値が極大値となる位置、即ち
位置指示器の指定位置の座標値がそれぞれ求められる。
一方、ループコイルに発生する誘導電圧の位相の変化が
時系列のコード信号をなしてあり、識別回路によってそ
のコードが判別されて、前記操作などの各指定が識別さ
れる。
時系列のコード信号をなしてあり、識別回路によってそ
のコードが判別されて、前記操作などの各指定が識別さ
れる。
(実施例)
第1図は本発明の位置検出装置の第1の実施例を示すも
ので、図中、1は位置検出部、2は選択回路、3は接続
切替回路、4は位置指示器、5はコード発生器、6は送
信回路、7は受信回路、8は処理装置である。
ので、図中、1は位置検出部、2は選択回路、3は接続
切替回路、4は位置指示器、5はコード発生器、6は送
信回路、7は受信回路、8は処理装置である。
位置検出部1は、互いに平行な導体を有する複数、例え
ば48本のループコイル11−1゜11−2.・・・・
・−11−48が、図中、矢印イ方向(以下、位置検出
方向と称す。)に並設されてなっている。また、各ルー
プコイル11−1〜11−48は互いに平行で且つ重な
り合う如く配置されている。なお、ここでは各ループコ
イル11−1〜11−48を1ターンで構成したが、必
要に応じて複数ターンとなしても良い。
ば48本のループコイル11−1゜11−2.・・・・
・−11−48が、図中、矢印イ方向(以下、位置検出
方向と称す。)に並設されてなっている。また、各ルー
プコイル11−1〜11−48は互いに平行で且つ重な
り合う如く配置されている。なお、ここでは各ループコ
イル11−1〜11−48を1ターンで構成したが、必
要に応じて複数ターンとなしても良い。
該位置検出部1としては、例えば周知のプリント基板に
エツチング加工を施すこと等によって形成した多数の平
行な導体をジャンパ線等で接続することにより、前記複
数のループコイルとなしたものを用いることができる。
エツチング加工を施すこと等によって形成した多数の平
行な導体をジャンパ線等で接続することにより、前記複
数のループコイルとなしたものを用いることができる。
選択回路2は、前記複数のループコイル11−1〜11
−48より一のループコイルを順次選択するものであり
、前記ループコイル11−1〜11−48の一端は一の
端子群21にそれぞれ接続され、また、他端は他の端子
群22にそれぞれ接続されている。端子群21に対応す
る選択接点23、および端子群22に対応する選択接点
24は互いに連動し、処理装置8からの情報に基づいて
動作し、一のループコイルを選択する如くなっている。
−48より一のループコイルを順次選択するものであり
、前記ループコイル11−1〜11−48の一端は一の
端子群21にそれぞれ接続され、また、他端は他の端子
群22にそれぞれ接続されている。端子群21に対応す
る選択接点23、および端子群22に対応する選択接点
24は互いに連動し、処理装置8からの情報に基づいて
動作し、一のループコイルを選択する如くなっている。
該選択回路2は、周知のマルチプレクサを多数組合せる
ことによって実現できる。
ことによって実現できる。
接続切替回路3は、前記選択回路2によって選択された
一のループコイルを送信回路6および受信回路7に交互
に接続するものであり、前記選択回路2の選択接点23
および24は、選択接点31および32にそれぞれ接続
されている。また、送信回路6の2つの出力端子は端子
33.35に接続され、また、受信回路7の2つの入力
端子は端子34.36に接続されている。前記端子33
゜34に対応する選択接点31、および端子35゜36
に対応する選択接点32は互いに連動し、後述する送受
切替信号に基づいて動作し、送信および受信を切替える
如くなっている。
一のループコイルを送信回路6および受信回路7に交互
に接続するものであり、前記選択回路2の選択接点23
および24は、選択接点31および32にそれぞれ接続
されている。また、送信回路6の2つの出力端子は端子
33.35に接続され、また、受信回路7の2つの入力
端子は端子34.36に接続されている。前記端子33
゜34に対応する選択接点31、および端子35゜36
に対応する選択接点32は互いに連動し、後述する送受
切替信号に基づいて動作し、送信および受信を切替える
如くなっている。
なお、該接続切替回路3も周知のマルチプレクサによっ
て実現される。
て実現される。
位置指示器(この場合、例えば入力ペン)4は、コイル
とコンデンサを含む同調回路41を内蔵している。
とコンデンサを含む同調回路41を内蔵している。
第2図は同調回路41.コード発生器5.送信回路6お
よび受信回路7の詳細とともに装置全体の構成を示すも
のである。
よび受信回路7の詳細とともに装置全体の構成を示すも
のである。
同調回路41は、第2図に示すようにコア入りコイル4
11とコンデンサ412とコンデンサ413とが並列に
接続され、周知の並列共振回路を構成し、コンデンサ4
13はアナログスイッチ414によって接続が開閉され
るようになっていて、該コイル411およびコンデンサ
412の数値は、アナログスイッチ414が開のときに
後述する交流信号の周波数fOにおいて、電圧と電流の
位相が同相で共振(同調)する値に設定され、そしてコ
ンデンサ413は、アナログスイッチ414が閉のとき
に、周波数fOにおいて90°の遅れで共振する値に設
定されている。前記コイル411はその軸方向がペン本
体の軸方向と一致する如く、人力ペン4の先端付近に配
置されている。
11とコンデンサ412とコンデンサ413とが並列に
接続され、周知の並列共振回路を構成し、コンデンサ4
13はアナログスイッチ414によって接続が開閉され
るようになっていて、該コイル411およびコンデンサ
412の数値は、アナログスイッチ414が開のときに
後述する交流信号の周波数fOにおいて、電圧と電流の
位相が同相で共振(同調)する値に設定され、そしてコ
ンデンサ413は、アナログスイッチ414が閉のとき
に、周波数fOにおいて90°の遅れで共振する値に設
定されている。前記コイル411はその軸方向がペン本
体の軸方向と一致する如く、人力ペン4の先端付近に配
置されている。
コード発生器5は、図示しない電池電源と、455KH
zのセラミック振動子511と、複数の操作スイッチ5
12とを備えていて、第3図に示すように、455KH
zの信号を継続時間263μsにわたって発生し、且つ
283μsあるいは3X2Hμsにわたって休止させる
動作を繰り返し、その休止期間の長さが283 μs
のときを“0”、3X2B3μsのときを“1#とじ
て、1ワードの各ビットデータK −K 、D
−D の値を設定している。各ビットデータに−に、
D 〜D6は操作スイッチ512のうちのいずれのス
イッチが操作されたかを識別するための時系列のコード
信号をなし、上位3ビツトのK。−に2は、該コード信
号であることの固定データ000よりなる識別コードで
あり、引続く7ビツトの可変データD。−p6がデータ
コードをなしている。操作スイッチ512は、例えば入
力ベン4の各使用状態等を指示するため設けたものであ
り、第2図においては3個のみ記載しているが、キーボ
ードを用いて、多くの各座標入力条件などをコード指定
するようにしてもよい。なお第3図には参考のために、
後記する第9図の座標検出電圧とのタイミング関係が併
記しである。
zのセラミック振動子511と、複数の操作スイッチ5
12とを備えていて、第3図に示すように、455KH
zの信号を継続時間263μsにわたって発生し、且つ
283μsあるいは3X2Hμsにわたって休止させる
動作を繰り返し、その休止期間の長さが283 μs
のときを“0”、3X2B3μsのときを“1#とじ
て、1ワードの各ビットデータK −K 、D
−D の値を設定している。各ビットデータに−に、
D 〜D6は操作スイッチ512のうちのいずれのス
イッチが操作されたかを識別するための時系列のコード
信号をなし、上位3ビツトのK。−に2は、該コード信
号であることの固定データ000よりなる識別コードで
あり、引続く7ビツトの可変データD。−p6がデータ
コードをなしている。操作スイッチ512は、例えば入
力ベン4の各使用状態等を指示するため設けたものであ
り、第2図においては3個のみ記載しているが、キーボ
ードを用いて、多くの各座標入力条件などをコード指定
するようにしてもよい。なお第3図には参考のために、
後記する第9図の座標検出電圧とのタイミング関係が併
記しである。
アナログスイッチ414は、第3図における455KH
zの信号の発生期間(ビットデータ波形の凸部)にわた
ってコンデンサ413の接続を閉にし、休止期間(ビッ
トデータ波形の四部)にわたって開にする。よって同調
回路41は前記凸部が前記の90@遅れの共振に相当し
、凹部が同相の共振に相当する。
zの信号の発生期間(ビットデータ波形の凸部)にわた
ってコンデンサ413の接続を閉にし、休止期間(ビッ
トデータ波形の四部)にわたって開にする。よって同調
回路41は前記凸部が前記の90@遅れの共振に相当し
、凹部が同相の共振に相当する。
また、第2図において、601は波形整形回路、602
は移相器、603は駆動回路であり、これらは送信回路
6を構成する。また、701は増幅器、702は帯域フ
ィルタ(B P F) 、703 、704は位相検波
器(P S D) 、705は加算器(ADD)。
は移相器、603は駆動回路であり、これらは送信回路
6を構成する。また、701は増幅器、702は帯域フ
ィルタ(B P F) 、703 、704は位相検波
器(P S D) 、705は加算器(ADD)。
706は低域フィルタ(LPF)、707はアナログ・
ディジタル変換器(ADコンバータ) 、708.70
9は低域フィルタ(LPF)、710は比較器であり、
これらは受信回路7を構成する。
ディジタル変換器(ADコンバータ) 、708.70
9は低域フィルタ(LPF)、710は比較器であり、
これらは受信回路7を構成する。
処理装置8は周知のマイクロプロセッサ等より構成され
ていて識別回路9を備えていて、交流信号および送受切
替信号を発生するとともに、受信回路7の出力に基づい
て各ループコイルの切替を制御し、指定位置の座標値を
算出し、且つ識別回路9によって、操作スイッチ512
の操作状態を識別する。
ていて識別回路9を備えていて、交流信号および送受切
替信号を発生するとともに、受信回路7の出力に基づい
て各ループコイルの切替を制御し、指定位置の座標値を
算出し、且つ識別回路9によって、操作スイッチ512
の操作状態を識別する。
次に動作について説明するが、まず、位置検出部1と人
力ベン4との間で電波が送受信されるようす並びにこの
際得られる信号について、第4図に従って説明する。
力ベン4との間で電波が送受信されるようす並びにこの
際得られる信号について、第4図に従って説明する。
処理装置8は、図示しない発振器からのクロックに基づ
いて周波数fO1例えば500kHzの交流信号、例え
ば矩形波信号Aを発生し、また、周波数15.625k
Hzの送受切替信号Bを発生する。
いて周波数fO1例えば500kHzの交流信号、例え
ば矩形波信号Aを発生し、また、周波数15.625k
Hzの送受切替信号Bを発生する。
前記矩形波信号Aは波形整形回路601に送出され波形
整形され、さらに移相器802に送出される。
整形され、さらに移相器802に送出される。
移相器802は前記矩形波信号Aの位相をそのまま(0
” )とした信号、および90”遅らせた信号Cを作成
する。移相器602より出力された矩形波信号Aは駆動
回路603および位相検波器703に送出され、矩形波
信号Cは位相検波器704に送出される。
” )とした信号、および90”遅らせた信号Cを作成
する。移相器602より出力された矩形波信号Aは駆動
回路603および位相検波器703に送出され、矩形波
信号Cは位相検波器704に送出される。
矩形波信号Aは、駆動回路603によって平衡信号に変
換され接続切替回路3に送出されるが、該接続切替回路
3は前記信号Bにより切替制御されているため、接続切
替回路3より選択回路2に出力される信号は、32μs
ec毎に500kHzのパルス信号を出したり出さなか
ったりする信号りとなる。
換され接続切替回路3に送出されるが、該接続切替回路
3は前記信号Bにより切替制御されているため、接続切
替回路3より選択回路2に出力される信号は、32μs
ec毎に500kHzのパルス信号を出したり出さなか
ったりする信号りとなる。
該信号pは選択回路2を介して位置検出部1の一のルー
プコイル、例えば11−1に送出されるが、この時、該
ループコイル11−1は前記信号りに基づく電波を発生
する。
プコイル、例えば11−1に送出されるが、この時、該
ループコイル11−1は前記信号りに基づく電波を発生
する。
一方、コード発生器5は、その操作スイッチの1つが操
作されていて、例えば第3図のビットデータ波形のコー
ド信号を繰り返し発生しているものとすると、コンデン
サ413は同調回路41に対して該コード信号に従って
開閉している。
作されていて、例えば第3図のビットデータ波形のコー
ド信号を繰り返し発生しているものとすると、コンデン
サ413は同調回路41に対して該コード信号に従って
開閉している。
位置検出部1のループコイル11−1付近にて入力ベン
4が略直立状態に保持されていると、前記信号りに基づ
く電波は入力ベン4のコイル411を励振し、例えばこ
のとき、コンデンサ413が非接続の同調回路41に、
前記信号りに同期した誘導電圧Eを発生する。
4が略直立状態に保持されていると、前記信号りに基づ
く電波は入力ベン4のコイル411を励振し、例えばこ
のとき、コンデンサ413が非接続の同調回路41に、
前記信号りに同期した誘導電圧Eを発生する。
その後、信号りにおいて、信号無しの期間、即ち受信期
間に入るとともにループコイル11−1が受信回路7側
に切替えられると、該ループコイル11−1よりの電波
は直ちに消滅するが、入力ペン4の同調回路41におい
ては回路的な変化はないため、前記誘導電圧Eは徐々に
減衰する。
間に入るとともにループコイル11−1が受信回路7側
に切替えられると、該ループコイル11−1よりの電波
は直ちに消滅するが、入力ペン4の同調回路41におい
ては回路的な変化はないため、前記誘導電圧Eは徐々に
減衰する。
一方、フィル411は、前記誘導電圧Eに基づいて同調
回路41を流れる電流により電波を発生する。該電波は
受信回路7に接続されたループコイル11−1を逆に励
振するため、該ループコイル11−1には誘導電圧Eと
同相の誘導電圧Fが発生する。
回路41を流れる電流により電波を発生する。該電波は
受信回路7に接続されたループコイル11−1を逆に励
振するため、該ループコイル11−1には誘導電圧Eと
同相の誘導電圧Fが発生する。
この動作が数回繰り返されると、コンデンサ413が接
続され、信号りに基づいてループコイル11−1より発
生する電波は、コンデンサ413が接続の同調回路41
に前記誘導電圧Eを発生する。
続され、信号りに基づいてループコイル11−1より発
生する電波は、コンデンサ413が接続の同調回路41
に前記誘導電圧Eを発生する。
この時、前記誘導電圧Eに基づいて同調回路41を流れ
る電流は該誘導電圧Eより90″位相が遅れるため、コ
イル411より発生する電波の位相も誘導電圧Eより9
0″位相が遅れることになる。従って、該コイル411
より発生する電波により受信期間中のループコイル11
−iには誘導電圧Eより90°遅れた誘導電圧F′が発
生する。
る電流は該誘導電圧Eより90″位相が遅れるため、コ
イル411より発生する電波の位相も誘導電圧Eより9
0″位相が遅れることになる。従って、該コイル411
より発生する電波により受信期間中のループコイル11
−iには誘導電圧Eより90°遅れた誘導電圧F′が発
生する。
接続切替回路3は、前記送受切替信号Bにより切替えら
れているため、送信停止期間の間のみ、ループコイル1
1−1よりの誘導電圧F、F’を取入れる。該誘導電圧
F、F”は増幅器701により増幅され、さらに周波数
fOを中心とする通過帯域を有する帯域フィルタ702
にてノイズ成分が除去され、位相検波器703 、70
4に送出される。
れているため、送信停止期間の間のみ、ループコイル1
1−1よりの誘導電圧F、F’を取入れる。該誘導電圧
F、F”は増幅器701により増幅され、さらに周波数
fOを中心とする通過帯域を有する帯域フィルタ702
にてノイズ成分が除去され、位相検波器703 、70
4に送出される。
位相検波器703には前記矩形波信号Aが検波信号とし
て入力されており、この時、誘導電圧F即ちコンデンサ
413が非接続のコイル411による誘導電圧が取出さ
れる(信号G)。
て入力されており、この時、誘導電圧F即ちコンデンサ
413が非接続のコイル411による誘導電圧が取出さ
れる(信号G)。
また、位相検波器704には矩形波信号Cが検波信号と
して人力されており、前記誘導電圧F′即ちコンデンサ
413が接続のコイル411による誘導電圧が取出され
る(信号Gi。該各信号G。
して人力されており、前記誘導電圧F′即ちコンデンサ
413が接続のコイル411による誘導電圧が取出され
る(信号Gi。該各信号G。
G゛は加算器705によって、時間の経過に従ってベク
トル加算され、該加算信号(G2+G”)区は遮断周波
数の充分低い低域フィルタ706にて電圧VHの平坦な
信号Hに変換され、さらにADコンバータ707にてデ
ィジタル値に変換されて処理装置8に送出される。
トル加算され、該加算信号(G2+G”)区は遮断周波
数の充分低い低域フィルタ706にて電圧VHの平坦な
信号Hに変換され、さらにADコンバータ707にてデ
ィジタル値に変換されて処理装置8に送出される。
一方、信号G、G″は遮断周波数の充分低い各低域フィ
ルタ708.709にて電圧の平坦な各信号1.1°(
図示せず)に変換され、さらに比較器710によって相
互に比較されて、信号Iのレベルが信号l′のレベルよ
り大のときO1小のとき1となる信号を発生して第3図
に示す時系列のコード信号K −K 、D −D
6を処理装置8の識別口路9に与える。識別回路9は、
25.3mS内において、このコード信号を1ワードに
ついて2回認謙して、操作スイッチ512の操作を識別
する。
ルタ708.709にて電圧の平坦な各信号1.1°(
図示せず)に変換され、さらに比較器710によって相
互に比較されて、信号Iのレベルが信号l′のレベルよ
り大のときO1小のとき1となる信号を発生して第3図
に示す時系列のコード信号K −K 、D −D
6を処理装置8の識別口路9に与える。識別回路9は、
25.3mS内において、このコード信号を1ワードに
ついて2回認謙して、操作スイッチ512の操作を識別
する。
次に第5図乃至第7図に従って、本発明の装置における
位置検出のようすを説明する。
位置検出のようすを説明する。
まず、装置全体の電源が投入され、測定開始状態になる
と、処理装置8は位置検出部1のループコイル11−1
〜11−48のうち、最初のループコイル11−1を選
択する情報を選択回路2に送り、該ループコイル11−
1を接続切替回路3に接続する。接続切替回路3は前述
した送受切替信号Bに基づいて、ループコイル11−1
を送信回路6および受信回路7に交互に切替制御する。
と、処理装置8は位置検出部1のループコイル11−1
〜11−48のうち、最初のループコイル11−1を選
択する情報を選択回路2に送り、該ループコイル11−
1を接続切替回路3に接続する。接続切替回路3は前述
した送受切替信号Bに基づいて、ループコイル11−1
を送信回路6および受信回路7に交互に切替制御する。
この際、送信回路6は32μsecの送信期間において
、第5図(a)に示すような500kHzの16個のパ
ルス信号(なお、第4図では図面の都合上、そのうちの
4個のみを示している。)を該ループコイル11−1へ
送る。前記送信および受信の切替は第5図(b)に示す
ように一のループコイル、ここでは11−1に対して7
回繰返される。
、第5図(a)に示すような500kHzの16個のパ
ルス信号(なお、第4図では図面の都合上、そのうちの
4個のみを示している。)を該ループコイル11−1へ
送る。前記送信および受信の切替は第5図(b)に示す
ように一のループコイル、ここでは11−1に対して7
回繰返される。
この7回の送信および受信の繰返し期間が、一のループ
コイルの選択期間(448μsec )に相当する。
コイルの選択期間(448μsec )に相当する。
受信回路7の位相検波器703.または704の出力に
は、一のループコイルに対して7回の受信期間毎に誘導
電圧G、G−が得られて加算器705によってベクトル
加算され、この加算された誘導電圧(G +G )
は前述したように低域フィルタ70Bにて平均化
され、ADコンバータ707にてディジタル値に変換さ
れ、処理装置8に送出され、ここで一時記憶される。こ
の時、得られた検出(誘導)電圧は入力ベン4とループ
コイル11−1との距離に比例した値、例えば Vlと
なる。
は、一のループコイルに対して7回の受信期間毎に誘導
電圧G、G−が得られて加算器705によってベクトル
加算され、この加算された誘導電圧(G +G )
は前述したように低域フィルタ70Bにて平均化
され、ADコンバータ707にてディジタル値に変換さ
れ、処理装置8に送出され、ここで一時記憶される。こ
の時、得られた検出(誘導)電圧は入力ベン4とループ
コイル11−1との距離に比例した値、例えば Vlと
なる。
次に処理装置8はループコイル11−2を選択する情報
を選択回路2に送り、該ループコイル11−2を接続切
替回路3に接続し、入力ベン4とループコイル11−2
との距離に比例した検出電圧v2を得てこれを記憶し、
以後、同様にループコイル11−3〜11−48を順次
接続切替回路3に接続し、第5図(C)に示すような各
ループコイル毎の入力ベン4との距離に比例した検出電
圧Vl−V48(但し、第5図(c)にはその一部のみ
をアナログ的な表現で示す。)を記憶する。
を選択回路2に送り、該ループコイル11−2を接続切
替回路3に接続し、入力ベン4とループコイル11−2
との距離に比例した検出電圧v2を得てこれを記憶し、
以後、同様にループコイル11−3〜11−48を順次
接続切替回路3に接続し、第5図(C)に示すような各
ループコイル毎の入力ベン4との距離に比例した検出電
圧Vl−V48(但し、第5図(c)にはその一部のみ
をアナログ的な表現で示す。)を記憶する。
実際の検出電圧は、第6図に示すように入力ベン4が置
かれた位置CXp)を中心として、その前後の数本のル
ープコイルのみに得られる。
かれた位置CXp)を中心として、その前後の数本のル
ープコイルのみに得られる。
処理装置8は前記記憶した検出電圧の電圧値が一定の検
出レベル以上である時、これらの電圧値より後述する如
くして入力ベン4の位置を表わす座標値を算出し、これ
を図示しない記憶部に転送する。
出レベル以上である時、これらの電圧値より後述する如
くして入力ベン4の位置を表わす座標値を算出し、これ
を図示しない記憶部に転送する。
このようにして第1回目の位置検出が終了すると、処理
装置8は第7図に示すように第2回目以降の位置検出と
して、前記ループコイル11−1〜11−48のうち、
最大の検出電圧が得られたループコイルを中心として、
その前後の一定数、例えば10本のループコイルのみを
選択する情報を選択回路2に送出し、前記同様にして検
出電圧を得て入力ベン4に対する位置検出を行ない、得
られた座標値を前記記憶部に転送し、その値を更新する
。
装置8は第7図に示すように第2回目以降の位置検出と
して、前記ループコイル11−1〜11−48のうち、
最大の検出電圧が得られたループコイルを中心として、
その前後の一定数、例えば10本のループコイルのみを
選択する情報を選択回路2に送出し、前記同様にして検
出電圧を得て入力ベン4に対する位置検出を行ない、得
られた座標値を前記記憶部に転送し、その値を更新する
。
なお、第7図中、レベルチェックとは検出電圧の最大値
が前記検出レベルに達しているか否か、および最大値の
検出電圧を有するループコイルがどのループコイルであ
るかをチェックし、検出レベルに達していなければ座標
計算を停止し、また、次回の検出動作において選択する
ループコイルの中心を設定する。
が前記検出レベルに達しているか否か、および最大値の
検出電圧を有するループコイルがどのループコイルであ
るかをチェックし、検出レベルに達していなければ座標
計算を停止し、また、次回の検出動作において選択する
ループコイルの中心を設定する。
座標値xpを求める算出方法の一つとして、前記検出電
圧Vl −V2Oの極大値付近の波形を適当な函数で近
似し、その函数の極大値の座標を求める方法がある。
圧Vl −V2Oの極大値付近の波形を適当な函数で近
似し、その函数の極大値の座標を求める方法がある。
例えば第5図(C)において、最大値の検出電圧v3と
、その両側の検出電圧v2およびv4を2次函数で近似
すると、次のようにして算出することができる(但し、
各ループコイル11−1〜11−48の中心位置の座標
値をxi −x48とし、その間隔を Xとする。)。
、その両側の検出電圧v2およびv4を2次函数で近似
すると、次のようにして算出することができる(但し、
各ループコイル11−1〜11−48の中心位置の座標
値をxi −x48とし、その間隔を Xとする。)。
まず、各電圧と座標値より、
V2− a (x2− xp ) ” + b
−・−(1)V3−a (x3−xp ) 2+b
・−12)V4− a (x4− xp ) 2+
b ・−15)となる。ここで、a、bは定数
(ago)である。
−・−(1)V3−a (x3−xp ) 2+b
・−12)V4− a (x4− xp ) 2+
b ・−15)となる。ここで、a、bは定数
(ago)である。
また、
x3−x2鯛ΔX ・・・・・・(4
)x4−x2 =2ΔX ・・・・・・
(5)となる。(4) 、 (5)式を(2) 、 (
3)式に代入して整理すると、 xp−x2+Δx/2 ((3V2−4V5+V4
) / (V2−2V3 +V4 ) 1・・・・・・
(6) となる。
)x4−x2 =2ΔX ・・・・・・
(5)となる。(4) 、 (5)式を(2) 、 (
3)式に代入して整理すると、 xp−x2+Δx/2 ((3V2−4V5+V4
) / (V2−2V3 +V4 ) 1・・・・・・
(6) となる。
従って、各検出電圧Vl−V48より、前記レベルチェ
ックの際に求められた最大値の検出電圧およびその前後
の検出電圧を抽出し、これらと該最大値の検出電圧が得
られたループコイルの1つ前のループコイルの座標値(
既知)とから前述した(B)式に相当する演算を行なう
ことにより、入力ベン4の指定位置の座標値xpを算出
できる。
ックの際に求められた最大値の検出電圧およびその前後
の検出電圧を抽出し、これらと該最大値の検出電圧が得
られたループコイルの1つ前のループコイルの座標値(
既知)とから前述した(B)式に相当する演算を行なう
ことにより、入力ベン4の指定位置の座標値xpを算出
できる。
第8図は本発明の第2の実施例を示すもので、ここでは
X方向およびY方向の位置検出を行なう例を示す。即ち
、図中、1aはX方向およびY方向の位置検出部で、第
1の実施例における位置検出部1が2組、そのループコ
イルが互いに直交する如く重ね合わされたものである。
X方向およびY方向の位置検出を行なう例を示す。即ち
、図中、1aはX方向およびY方向の位置検出部で、第
1の実施例における位置検出部1が2組、そのループコ
イルが互いに直交する如く重ね合わされたものである。
また、2a。
2bはX方向およびY方向の選択回路、3aおよび3b
はX方向およびY方向の接続切替回路、603aおよび
603bはX方向およびY方向の駆動回路、701aお
よび701bはX方向およびY方向の増幅器で、それぞ
れ第1の実施例における選択回路2、接続切替回路3、
駆動回路803 、増幅器701と同様な構成を有して
いる。また、804はXY切替回路であって、移相器6
02からの交流信号を駆動回路603a又はeoabの
いずれか一方のみに加えて、検出する方向を選択するた
めのものである。また、8aは処理装置で、X方向およ
びY方向の位置検出を交互に行なわせるようにした点を
除いて、前記処理装置8と同様である。なお、処理装置
8aにおける第2回目以降の座標検出動作のタイミング
を第9図に示す。このように本実施例によれば、入力ペ
ン4に対するX方向およびY方向の2方向の位置(座標
)検出が容易にできる。なお、その他の構成・作用は第
1の実施例と同様である。
はX方向およびY方向の接続切替回路、603aおよび
603bはX方向およびY方向の駆動回路、701aお
よび701bはX方向およびY方向の増幅器で、それぞ
れ第1の実施例における選択回路2、接続切替回路3、
駆動回路803 、増幅器701と同様な構成を有して
いる。また、804はXY切替回路であって、移相器6
02からの交流信号を駆動回路603a又はeoabの
いずれか一方のみに加えて、検出する方向を選択するた
めのものである。また、8aは処理装置で、X方向およ
びY方向の位置検出を交互に行なわせるようにした点を
除いて、前記処理装置8と同様である。なお、処理装置
8aにおける第2回目以降の座標検出動作のタイミング
を第9図に示す。このように本実施例によれば、入力ペ
ン4に対するX方向およびY方向の2方向の位置(座標
)検出が容易にできる。なお、その他の構成・作用は第
1の実施例と同様である。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明によれば、コード発生器か
ら時系列のコード信号を発生し、位置指示器が、位置検
出部に対する指定位置において該コード信号を受けて、
該コード信号を含んだ指定位置信号が、位置検出部のル
ープコイルに誘導され、その誘導電圧から、処理装置に
より位置指示器の指定位置が算出され、且つ識別回路に
よってコード信号が識別されるようにしたので、複数の
位置指示器に個有に対応するコードやその使用状態を識
別する識別コードなど、多くの条件を示すコードを位置
指示器側から人力し、これを識別しながら指定位置を検
出することが可能となる。そしてコード発生器はIC化
することが可能であるから入力ペンなどに組込むことが
でき、また、各位置指示器側にはコイルとコンデンサを
主要な要素とする同調回路を設けるのみで良く、コード
レスにすることができ、かつ電池や磁石等の重量のある
部品が不要となり、その分、操作性が良くなり、また、
位置検出部は特別な部品を必要としないため、大型化で
き、電子黒板等への適用が可能となる。
ら時系列のコード信号を発生し、位置指示器が、位置検
出部に対する指定位置において該コード信号を受けて、
該コード信号を含んだ指定位置信号が、位置検出部のル
ープコイルに誘導され、その誘導電圧から、処理装置に
より位置指示器の指定位置が算出され、且つ識別回路に
よってコード信号が識別されるようにしたので、複数の
位置指示器に個有に対応するコードやその使用状態を識
別する識別コードなど、多くの条件を示すコードを位置
指示器側から人力し、これを識別しながら指定位置を検
出することが可能となる。そしてコード発生器はIC化
することが可能であるから入力ペンなどに組込むことが
でき、また、各位置指示器側にはコイルとコンデンサを
主要な要素とする同調回路を設けるのみで良く、コード
レスにすることができ、かつ電池や磁石等の重量のある
部品が不要となり、その分、操作性が良くなり、また、
位置検出部は特別な部品を必要としないため、大型化で
き、電子黒板等への適用が可能となる。
第1図は本発明の位置検出装置の第1の実施例を示す構
成図、第2図は同調回路、送信回路および受信回路の詳
細な構成を示す図、第3図はコード発生器のコードの構
成を示す図、第4図は第2図の各部の波形図、第5図は
第1の実施例における基本的な検出動作を示すタイミン
グ図、第6図は第1回目の検出動作の際に各ループコイ
ルより得られる検出電圧を示す図、第7図は第2回目以
降の検出動作を示すタイミング図、第8図は本発明の第
2の実施例を示す要部構成図、第9図は第2の実施例に
おける第7図と同様な図である。 1・・・位置検出部、11−1〜11−48・・・ルー
プコイル、2・・・選択回路、3・・・接続切替回路、
4・・・入力ペン(位置指示器)、5・・・コード発生
器、6・・・送信回路、7・・・受信回路、8・・・処
理装置、9・・・識別回路、41・・・同調回路。
成図、第2図は同調回路、送信回路および受信回路の詳
細な構成を示す図、第3図はコード発生器のコードの構
成を示す図、第4図は第2図の各部の波形図、第5図は
第1の実施例における基本的な検出動作を示すタイミン
グ図、第6図は第1回目の検出動作の際に各ループコイ
ルより得られる検出電圧を示す図、第7図は第2回目以
降の検出動作を示すタイミング図、第8図は本発明の第
2の実施例を示す要部構成図、第9図は第2の実施例に
おける第7図と同様な図である。 1・・・位置検出部、11−1〜11−48・・・ルー
プコイル、2・・・選択回路、3・・・接続切替回路、
4・・・入力ペン(位置指示器)、5・・・コード発生
器、6・・・送信回路、7・・・受信回路、8・・・処
理装置、9・・・識別回路、41・・・同調回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 多数のループコイルを位置検出方向に並設してなる位置
検出部と、 前記多数のループコイルより一のループコイルを順次選
択する選択回路と、 前記選択された一のループコイルを所定の周波数の交流
信号で駆動する送信回路と、 操作などの各指定に基づいて該各指定を識別するために
時系列のビットデータによるコード信号を周期的に発生
するコード発生器と、 前記コード発生器と組合わされていて、コイルとコンデ
ンサを含み、前記所定の周波数を同調周波数とし、前記
各ビットデータに順次対応して前記同調周波数による電
圧と電流との位相差が変化する同調回路を有する位置指
示器と、 前記選択された一のループコイルに発生する電圧中、前
記所定の周波数とほぼ同一周波数の誘導電圧を検出し、
且つ前記位相差を判別する受信回路と、 前記選択された一のループコイルを前記送信回路および
受信回路に交互に接続する接続切替回路と、 各ループコイルに発生する前記誘導電圧より、位置指示
器の指定位置を算出する処理装置と、前記判別された位
相差の時系列のコード信号により前記指定を識別する識
別回路と からなる位置検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61280889A JPH07113872B2 (ja) | 1986-11-27 | 1986-11-27 | 位置検出装置およびその位置指示器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61280889A JPH07113872B2 (ja) | 1986-11-27 | 1986-11-27 | 位置検出装置およびその位置指示器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63136124A true JPS63136124A (ja) | 1988-06-08 |
JPH07113872B2 JPH07113872B2 (ja) | 1995-12-06 |
Family
ID=17631354
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61280889A Expired - Lifetime JPH07113872B2 (ja) | 1986-11-27 | 1986-11-27 | 位置検出装置およびその位置指示器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07113872B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02103676A (ja) * | 1988-10-13 | 1990-04-16 | Wacom Co Ltd | 筆跡照合装置 |
JPH08272516A (ja) * | 1995-03-28 | 1996-10-18 | Wacom Co Ltd | 情報処理装置 |
US6154196A (en) * | 1998-06-08 | 2000-11-28 | Wacom Co., Ltd. | Coordinate input device convertible between right-handed and left-handed modes |
US6160539A (en) * | 1998-06-08 | 2000-12-12 | Wacom Co., Ltd. | Digitizer system with cursor shape changing as a function of pointer location on menu strip |
-
1986
- 1986-11-27 JP JP61280889A patent/JPH07113872B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02103676A (ja) * | 1988-10-13 | 1990-04-16 | Wacom Co Ltd | 筆跡照合装置 |
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Publication number | Publication date |
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