JPH08272516A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH08272516A
JPH08272516A JP6975995A JP6975995A JPH08272516A JP H08272516 A JPH08272516 A JP H08272516A JP 6975995 A JP6975995 A JP 6975995A JP 6975995 A JP6975995 A JP 6975995A JP H08272516 A JPH08272516 A JP H08272516A
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JP6975995A
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Inventor
Azuma Murakami
東 村上
Keiichi Sugiyama
敬一 杉山
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Wacom Co Ltd
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Wacom Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 タブレット入力装置における複数の位置指示
器の機能を任意に且つ容易に設定・変更可能な情報処理
装置を提供する。 【構成】 タブレット入力装置10からの情報に基づい
て位置指示器の機能を設定もしくは変更する機能設定・
変更処理手段32と、位置指示器に設定した機能をその
識別コードに対応させて記憶する記憶手段33とを設け
ることにより、複数の位置指示器の機能をその識別コー
ドに対応して記憶する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力デバイスとしてタ
ブレット入力装置を備えた情報処理装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の情報処理装置の一例を示す
もので、図中、1はコンピュータ、2は表示装置、3は
キーボード、4はマウスである。
【0003】このような情報処理装置において図形を描
くような場合は、まず、表示装置2及びマウス4を用い
て該マウス4の機能、即ち線の描画に用いるペン(太,
中,細)、霧吹き用のエアブラシ(濃,薄)、消去用の
消ゴム(大,中,小)、塗りつぶし用の刷毛等の用途や
白,灰,黒,……等の使用する色を設定し、その後、実
際の操作を行う如くなしていた。
【0004】前述した機能設定は、具体的には、表示装
置2の画面上に、図3に示すようなメニューもしくはア
イコンと呼ばれる前記各用途をそれぞれ表す複数の選択
肢5及び各色を表す複数の選択肢6を表示しておき、マ
ウス4の操作に対応して画面上を移動するポインタある
いはカーソルと呼ばれる特定のパターン7を選択肢5の
うちの1つに重ねてスイッチ信号等を与えることによ
り、該選択肢に予め結び付けられた所定の用途を設定
し、また、用途がペン、刷毛、エアブラシであれば、さ
らに前記特定のパターン7を選択肢6のうちの1つに重
ねてスイッチ信号等を与えることにより、該選択肢に予
め結び付けられた色を設定するというものであった。
【0005】このため、マウスの機能を変更する場合
は、その都度、前記メニューもしくはアイコンに対する
操作をしなければならず、作業が煩雑であるという問題
があった。
【0006】図4は前述した欠点を考慮した従来の情報
処理装置の他の例を示すもので、ここではマウスの代わ
りに識別可能な複数の位置指示器を備えたタブレット入
力装置を用いた例を示す。即ち、図中、8a〜8jは複
数、ここでは10本の位置指示器、9はタブレット(本
体)であり、該タブレット9は各位置指示器8a〜8j
のうち使用中の位置指示器を識別してその指示位置の座
標値及びスイッチ等の状態を検出し、これらの情報をコ
ンピュータ1に送出する如くなっている。
【0007】各位置指示器8a〜8jはその筐体に判別
可能な表示、例えば互いに異なる色、マーク等(但し、
図4では図示せず)が施されており、予めコンピュータ
1において前述したような用途や色が設定・記憶されて
いる。従って、位置指示器をその外観から識別して選択
し、タブレット上で操作するのみで所望の機能による操
作を行うことが可能となっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の装置では、特定のアプリケーションソフトに対
して使用する場合は非常に有用であるが、多数の位置指
示器を用意する必要があり、また、他のアプリケーショ
ンソフトにおいては各位置指示器の外観に対応する機能
がなく、必ずしも使い勝手のいいものになるとは限らな
いという問題があった。また、特定のアプリケーション
ソフトにおいてもその機能が多岐・多数に亘るようにな
ると、機能に対応した外観の位置指示器をさらに大量に
用意したり、メニューもしくはアイコンに対する操作を
併用しなければならなくなり、結局、操作が煩雑になる
とともにコストアップを招く恐れがあるという問題があ
った。
【0009】本発明の目的は、タブレット入力装置にお
ける複数の位置指示器の機能を任意に且つ容易に設定・
変更可能な情報処理装置を提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、機能設定された位置
指示器もしくは機能設定されていない位置指示器を誤り
なく使用可能な情報処理装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を達成する
ため、請求項1では、識別可能な複数の位置指示器を有
し、座標情報やスイッチ情報とともに使用中の位置指示
器に対応した識別コードを出力するタブレット入力装置
と、表示装置とを具備し、タブレット入力装置からの情
報に従って各種のアプリケーションソフトを実行する情
報処理装置において、タブレット入力装置からの情報に
基づいて位置指示器の機能を設定もしくは変更する機能
設定・変更処理手段と、前記位置指示器に設定した機能
をその識別コードに対応させて記憶する記憶手段と、前
記機能設定・変更処理手段を起動する機能設定・変更処
理起動手段と、タブレット入力装置から識別コードが出
力されている時、前記記憶手段中の該当する識別コード
に機能が設定されているか否かを検索する検索手段と、
検索結果に従って機能が設定されている場合は該設定さ
れた機能を、また、機能が設定されていない場合は未設
定であることを表示装置の画面上に表示させる使用中指
示器機能表示処理手段とを備えた情報処理装置を提案す
る。
【0012】また、請求項2では、機能が設定されてい
ない位置指示器によるアプリケーションソフトに対する
座標入力があった場合はエラーを表示するエラー表示処
理手段を備えた請求項1記載の情報処理装置を提案す
る。
【0013】また、請求項3では、機能設定・変更処理
起動手段は、表示装置の画面上に機能設定・変更処理手
段を起動するための領域を表示する起動領域表示処理手
段と、前記起動領域に対する座標入力を検出した時に機
能設定・変更処理手段を起動する起動手段とからなる請
求項1又は2記載の情報処理装置を提案する。
【0014】また、請求項4では、機能設定・変更処理
手段は、表示装置の画面上に用途を設定する用途領域、
色を設定する色領域、機能設定・変更の取消、決定及び
中止を指示する領域を表示する機能設定・変更メニュー
表示処理手段と、前記用途設定領域及び色設定領域に対
する座標入力を検出した時に選択された用途及び色を一
時記憶する一時記憶手段と、取消指示領域に対する座標
入力を検出した時に一時記憶手段の記憶内容を消去する
一時記憶消去手段と、決定指示領域に対する座標入力を
検出した時に一時記憶手段に記憶された用途、色等を記
憶手段に識別コードに対応させて書込むとともに処理を
終了させる機能書込み手段と、中止指示領域に対する座
標入力を検出した時に処理を終了させる終了手段とから
なる請求項1乃至3いずれか記載の情報処理装置を提案
する。
【0015】
【作用】請求項1の発明によれば、タブレット入力装置
において位置指示器が使用され、対応する識別コードが
出力されると、検索手段により記憶手段中に該当する識
別コードに機能が設定されているか否かが検索され、機
能が設定されていれば該設定された機能が、また、機能
が設定されていなければ未設定であることが使用中指示
器機能表示処理手段により表示装置の画面上に表示され
る。また、機能設定・変更処理起動手段により機能設定
・変更処理手段が起動され、タブレット入力装置におい
て位置指示器が操作されると該位置指示器の機能が設定
もしくは変更され、これが記憶手段にその識別コードに
対応して記憶される。
【0016】また、請求項2の発明によれば、機能未設
定の位置指示器を用いると、エラー表示処理手段により
エラーが表示される。また、請求項3の発明によれば、
起動領域表示処理手段により表示装置の画面上に起動領
域が表示され、これに座標入力がなされると起動手段に
より機能設定・変更処理手段が起動される。
【0017】また、請求項4の発明によれば、機能設定
・変更メニュー表示処理手段により表示装置の画面上に
用途領域、色領域、取消指示領域、決定指示領域及び中
止指示領域が表示され、用途設定領域や色設定領域に座
標入力がなされると選択された用途や色が一時記憶手段
に記憶され、さらに決定指示領域に座標入力がなされる
と前記選択された用途や色が記憶手段に識別コードに対
応して書込まれる。また、取消指示領域に座標入力がな
されると一時記憶手段の記憶内容が取り消され、また、
中止指示領域に座標入力がなされると機能設定・変更処
理が終了する。
【0018】
【実施例】図1は本発明の情報処理装置の一実施例の概
要を示すもので、図中、10はタブレット入力装置、2
0は表示装置(CRT)、30はコンピュータである。
【0019】タブレット入力装置10は、その筐体に判
別可能な表示、例えば番号「1」、「2」、「3」が施
された複数、ここでは3つの位置指示器11,12,1
3と、各位置指示器11〜13のうち使用中の位置指示
器を識別するとともにその指示位置の座標値及びスイッ
チ等の状態を検出し、それらの情報とともに各位置指示
器11〜13に対応させた識別情報(コード)からなる
ペン情報を出力するタブレット(本体)14とからなっ
ている。
【0020】なお、このタブレット入力装置としては、
位置指示器毎に同調周波数の異なる同調回路を設けて該
同調周波数の相違より各位置指示器を識別し得るように
なした、出願人の出願にかかる特願昭61−25526
9号(特開昭63−108426号公報参照)記載のも
のを用いることができるが、複数の位置指示器を識別し
てその指示位置の座標値及びスイッチ等の状態をそれぞ
れ検出できるものであればどのようなものでも良く、位
置指示器とタブレットとの間がコードで接続されている
ものでも良い。
【0021】コンピュータ30は、マイクロプロセッ
サ、ROM、RAM、ハードディスク装置、各種のイン
タフェース等の周知のハードウェア構成を有するもの
で、そのソフトウェア構成を図5に示す。図中、31は
機能設定・変更処理起動手段、32は機能設定・変更処
理手段、33は記憶手段、34は検索手段、35は使用
中指示器機能表示処理手段、36はエラー表示処理手
段、37はアプリケーションソフト、38はポインタ表
示処理手段、39は表示制御手段である。
【0022】機能設定・変更処理起動手段31は機能設
定・変更処理手段32を起動するためのもので、表示装
置20の画面上に機能設定・変更処理手段32を起動す
るための領域を表示する起動領域表示処理手段31a
と、前記起動領域に対する座標入力を検出した時に機能
設定・変更処理手段32を起動する起動手段31bとか
らなっている。
【0023】なお、本発明でいう座標入力とは、位置指
示器をタブレット上のある位置に置き、さらに所定のス
イッチ操作を行ってその位置の座標値を確定的に入力す
ることを意味する。
【0024】前記機能設定・変更処理手段32はタブレ
ット入力装置10からの情報に基づいて各位置指示器の
機能を設定もしくは変更するためのもので、その詳細を
図6に示す。
【0025】即ち、32aは表示装置20の画面上に用
途を設定する用途領域、色を設定する色領域、機能設定
・変更の取消、決定及び中止を指示する領域を表示する
機能設定・変更メニュー表示処理手段、32bは前記用
途設定領域及び色設定領域に対する座標入力を検出した
時に選択された用途及び色を一時記憶する一時記憶手
段、32cは取消指示領域に対する座標入力を検出した
時に一時記憶手段32bの記憶内容を消去する一時記憶
消去手段、32dは決定指示領域に対する座標入力を検
出した時に一時記憶手段32bに記憶された用途、色等
を記憶手段33に識別コードに対応させて書込むととも
に処理を終了させる機能書込み手段、32eは中止指示
領域に対する座標入力を検出した時に処理を終了させる
終了手段である。
【0026】記憶手段33は各位置指示器に設定した機
能をその識別コードに対応させて記憶するためのもの
で、記憶内容の一例を図7に示す。ここでは識別コード
#1の位置指示器11に用途「ペン(中)」及び色
「黒」が設定され、識別コード#2の位置指示器12に
用途「消ゴム(小)」が設定され、識別コード#3の位
置指示器13に用途「刷毛」及び色「青」が設定されて
いる場合を示している。
【0027】検索手段34はタブレット入力装置10か
ら識別コードが出力されている時、前記記憶手段33中
の該当する識別コードに機能が設定されているか否かを
検索する。使用中指示器機能表示処理手段35は検索結
果に従って機能が設定されている場合は該設定された機
能を、また、機能が設定されていない場合は未設定であ
ることを表示装置20の画面上に表示させる。エラー表
示処理手段36は機能が設定されていない位置指示器に
よるアプリケーションソフト37に対する座標入力があ
った場合はエラーを表示する。
【0028】アプリケーションソフト37は、例えば図
形処理ソフトであり、タブレット入力装置10からの情
報に基づいて各種の処理を行う。なお、ここではアプリ
ケーションソフトを1つのみ示しているが、2つ以上で
あっても良い。ポインタ表示処理手段38はタブレット
入力装置10からの座標情報に対応した表示装置20の
画面上にポインタを表示する。表示制御手段39は前述
した各表示処理手段からの表示情報に基づいて表示装置
20の表示内容を制御する。
【0029】図8は前述した図5のソフトウェア構成に
対応するフローチャート、図9は図6のソフトウェア構
成に対応するフローチャート、図10は本実施例におけ
る通常画面、図11は機能設定・変更メニュー画面を示
すもので、以下、本実施例の動作を説明する。
【0030】前述した如く、既に用途「ペン(中)」及
び色「黒」という機能が設定された位置指示器11をタ
ブレット14の検出可能エリア内にもっていくと、タブ
レット14から座標情報、スイッチ情報及び識別コード
からなるペン情報がコンピュータ30に送出される。コ
ンピュータ30ではペン情報を受け取ると検索手段34
にてその中から識別コード、即ち#1を取り出し、記憶
手段33に該当する識別コードに機能が設定されている
か否かを検索する。
【0031】この場合は既に機能が設定されているた
め、使用中指示器機能表示処理手段35により前述した
設定済機能、即ち「ペン(中)・黒」を図10に示す使
用中指示器機能表示エリア21に表示する。この状態で
タブレット入力装置10において作業エリア22におけ
る座標入力を行うと、アプリケーションソフト37にお
ける処理、即ち描画が行われ、例えば「魚」の絵40が
描画される。
【0032】この時、書き間違えた部分41があれば、
位置指示器11を位置指示器12に持ち替えると、前記
同様に識別コードに対応する設定済機能、即ち「消ゴム
(小)」が使用中指示器機能表示エリア21に表示され
る。この状態で部分41に対する座標入力を行えば、該
部分41が消去される。また、「胴体」の部分42に青
の色付けをしたい場合、位置指示器12を位置指示器1
3に持ち替えると、前記同様に識別コードに対応する設
定済機能、即ち「刷毛・青」が使用中指示器機能表示エ
リア21に表示される。この状態で部分42に座標入力
を行えば、該部分42が青に塗りつぶされる。
【0033】ここで、「背びれ」の部分43に黄色の色
付けをしたい場合を考える。現状では該当する機能、即
ち「刷毛・黄」が設定された位置指示器がないので、位
置指示器11〜13のいずれかの機能を変更する必要が
ある。
【0034】そこで、例えば位置指示器11を用途「刷
毛」及び色「黄」に変更する場合、位置指示器11でタ
ブレット入力装置10において図10に示す機能設定・
変更起動選択エリア23に対する座標入力を行うと、機
能設定・変更処理起動手段31により機能設定・変更処
理手段32が起動される。
【0035】機能設定・変更処理手段32が起動される
と、まず、機能設定・変更メニュー表示処理手段32a
により、表示装置20に図11に示すような機能設定・
変更メニュー画面が表示される。図11において、24
は各位置指示器11〜13における現在の機能設定状態
を表す現況機能表示領域、25は一定幅の線の描画に用
いるペン(太,中,細)、霧吹き用のエアブラシ(濃,
薄)、消去用の消ゴム(大,中,小)、塗りつぶし用の
刷毛、筆圧に応じた太さの線の描画に用いる筆等の用途
を設定する用途領域、26は白,灰,黒,……等の使用
する色を設定する色領域、27は取消指示領域、28は
決定指示領域、29は中止指示領域である。なお、実際
には、領域25,26中の文字はなくても良く、また、
領域26中の各領域は設定色そのものが表示されてい
る。
【0036】次に、位置指示器11でタブレット入力装
置10において用途領域25中の「刷毛」の領域に対す
る座標入力を行うと、一時記憶手段32cに用途「刷
毛」が一時記憶される。さらに、位置指示器11で色領
域26中の「黄」の領域に対する座標入力を行うと、一
時記憶手段32cに色「黄」が一時記憶される。最後
に、位置指示器11で決定指示領域28に対する座標入
力を行うと、機能書込み手段32dにより一時記憶手段
32bに記憶された用途「刷毛」及び色「黄」を記憶手
段33に識別コード#1に対応させて書込むとともに図
11のメニュー表示を終了させ、機能設定・変更処理を
終了させる。
【0037】この状態で前記「背びれ」の部分43に座
標入力を行えば、該部分43が黄色に塗りつぶされる。
【0038】なお、機能設定・変更処理の途中において
位置指示器11で取消指示領域27に対する座標入力を
行うと、一時記憶消去手段32cにより一時記憶手段3
2bの記憶内容が消去され、また、中止指示領域29に
対する座標入力を行うと、終了手段32eによりメニュ
ー表示を終了させ、機能設定・変更処理を終了させる。
【0039】また、位置指示器、例えば12の機能が未
設定であった場合に、該位置指示器12をタブレット1
4の検出可能エリア内にもっていくと、前記同様にタブ
レット14から座標情報、スイッチ情報及び識別コード
からなるペン情報がコンピュータ30に送出され、該ペ
ン情報の中から識別コード#2が取り出されるが、この
識別コード#2には機能が設定されていない。このた
め、使用中指示器機能表示処理手段35により「未設
定」を使用中指示器機能表示エリア21に表示する。
【0040】この際、前記機能未設定の位置指示器12
でタブレット入力装置10において機能設定・変更起動
エリア23に対する座標入力を行うと、機能設定・変更
処理起動手段31により機能設定・変更処理手段32が
起動され、前記同様な操作により該位置指示器12に対
する機能が設定される。
【0041】また、機能未設定の位置指示器でタブレッ
ト入力装置10において作業エリア22における座標入
力を行うと、エラー表示手段36により画面の所定の場
所(例えば画面中央)に「入力エラー」が表示され、ア
プリケーションソフト37における処理はなされない。
【0042】このように本実施例によれば、複数の位置
指示器の機能を任意に設定・変更して使用することがで
き、また、その設定や変更もメニュー選択形式の簡単な
操作で容易に行うことができる。また、機能設定済みの
位置指示器の場合、タブレットの検出可能エリア内にも
っていくのみでその機能が表示されるため、位置指示器
の機能を誤って使用する恐れがない。さらにまた、機能
未設定の位置指示器の場合、タブレットの検出可能エリ
ア内にもっていくと未設定であることが表示され、その
ままアプリケーションソフトに対する座標入力を行おう
とするとエラーを表示するため、機能未設定のまま使用
する恐れがない。
【0043】
【発明の効果】本発明の請求項1によれば、タブレット
入力装置における複数の位置指示器の機能を任意に且つ
容易に設定・変更でき、従来のように1つの位置指示器
をその都度、機能を設定して使用したり、使用する機能
に対応した数の位置指示器を用意する必要がなく、ま
た、機能設定された位置指示器もしくは機能設定されて
いない位置指示器を誤りなく使用することができる。
【0044】また、本発明の請求項2によれば、機能未
設定の位置指示器を用いた場合にエラー表示を行わせる
ことができる。
【0045】また、本発明の請求項3によれば、表示装
置の画面上の起動領域に座標入力するのみで機能設定・
変更手段を起動できる。
【0046】また、本発明の請求項4によれば、表示装
置の画面上の各領域に対してタブレット入力装置による
座標入力を行うのみで位置指示器の機能を設定・変更で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理装置の一実施例の概要を示す
斜視図
【図2】従来の情報処理装置の一例を示す斜視図
【図3】図2の装置における機能設定画面を示す説明図
【図4】従来の情報処理装置の他の例を示す斜視図
【図5】図1の情報処理装置におけるソフトウェア構成
を示すブロック図
【図6】機能設定・変更処理手段の詳細なソフトウェア
構成を示すブロック図
【図7】記憶手段における記憶内容の一例を示す説明図
【図8】図5のソフトウェア構成に対応するフローチャ
ート
【図9】図6のソフトウェア構成に対応するフローチャ
ート
【図10】本実施例における通常画面を示す説明図
【図11】機能設定・変更メニュー画面を示す説明図
【符号の説明】
10…タブレット入力装置、11,12,13…位置指
示器、14…タブレット、20…表示装置、30…コン
ピュータ、31…機能設定・変更処理起動手段、32…
機能設定・変更処理手段、33…記憶手段、34…検索
手段、35…使用中指示器機能表示処理手段、36…エ
ラー表示処理手段。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 識別可能な複数の位置指示器を有し、座
    標情報やスイッチ情報とともに使用中の位置指示器に対
    応した識別コードを出力するタブレット入力装置と、表
    示装置とを具備し、タブレット入力装置からの情報に従
    って各種のアプリケーションソフトを実行する情報処理
    装置において、 タブレット入力装置からの情報に基づいて位置指示器の
    機能を設定もしくは変更する機能設定・変更処理手段
    と、 前記位置指示器に設定した機能をその識別コードに対応
    させて記憶する記憶手段と、 前記機能設定・変更処理手段を起動する機能設定・変更
    処理起動手段と、 タブレット入力装置から識別コードが出力されている
    時、前記記憶手段中の該当する識別コードに機能が設定
    されているか否かを検索する検索手段と、 検索結果に従って機能が設定されている場合は該設定さ
    れた機能を、また、機能が設定されていない場合は未設
    定であることを表示装置の画面上に表示させる使用中指
    示器機能表示処理手段とを備えたことを特徴とする情報
    処理装置。
  2. 【請求項2】 機能が設定されていない位置指示器によ
    るアプリケーションソフトに対する座標入力があった場
    合はエラーを表示するエラー表示処理手段を備えたこと
    を特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 機能設定・変更処理起動手段は、表示装
    置の画面上に機能設定・変更処理手段を起動するための
    領域を表示する起動領域表示処理手段と、前記起動領域
    に対する座標入力を検出した時に機能設定・変更処理手
    段を起動する起動手段とからなることを特徴とする請求
    項1又は2記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 機能設定・変更処理手段は、 表示装置の画面上に用途を設定する用途領域、色を設定
    する色領域、機能設定・変更の取消、決定及び中止を指
    示する領域を表示する機能設定・変更メニュー表示処理
    手段と、 前記用途設定領域及び色設定領域に対する座標入力を検
    出した時に選択された用途及び色を一時記憶する一時記
    憶手段と、 取消指示領域に対する座標入力を検出した時に一時記憶
    手段の記憶内容を消去する一時記憶消去手段と、 決定指示領域に対する座標入力を検出した時に一時記憶
    手段に記憶された用途、色等を記憶手段に識別コードに
    対応させて書込むとともに処理を終了させる機能書込み
    手段と、 中止指示領域に対する座標入力を検出した時に処理を終
    了させる終了手段とからなることを特徴とする請求項1
    乃至3いずれか記載の情報処理装置。
JP6975995A 1995-03-28 1995-03-28 情報処理装置 Pending JPH08272516A (ja)

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