JP2730731B2 - 画像処理方法 - Google Patents

画像処理方法

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JP2730731B2
JP2730731B2 JP63144595A JP14459588A JP2730731B2 JP 2730731 B2 JP2730731 B2 JP 2730731B2 JP 63144595 A JP63144595 A JP 63144595A JP 14459588 A JP14459588 A JP 14459588A JP 2730731 B2 JP2730731 B2 JP 2730731B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は入力装置に関し、例えば文字や図形の画像を
入力或は消去することが可能な入力装置に関するもので
ある。
[従来の技術] 従来、この種の装置においては、例えば手書き入力を
行うタブレツトにペンで入力位置を指示し、その指示位
置において文字または図形の書き込み・消去を行つてい
る。
そこで、以下に従来のイレースモードについて第8図
〜第10図による3つの例を用いて説明する。尚、それぞ
れのイレースモードについては処理を終了するとメイン
プログラム(説明しない)に戻るものとする。
〈第1の従来例の説明〉 第8図によれば、表示されている図形或は文字の上を
ペンの指示でなぞり、イレースモードが終了するまでな
ぞられた部分のみを消去していくように構成された入力
装置のイレースモードによる処理手順を示している(ス
テツプS400、ステツプS401)。
〈第2の従来例の説明〉 第9図によれば、イレースモード中においては表示さ
れている文字の一部でもペンにより指示されると文字の
消去を行い、図形のときにはなぞられた部分のみを消去
するように入力装置のイレースモードによる処理手順を
示しているステツプS500〜ステツプS503)。
〈第3の従来例の説明〉 第10図によれば、イレースモード中において消去位置
の指示があると、このイレースモードが文字イレースモ
ードか或は図形イレースモードかを判定し、文字イレー
スモードの場合にはペンの指示した位置の文字を消去
し、また図形イレースモードの場合には図形中のペンの
指示する部位を消去するように入力装置のイレースモー
ドによる処理手順を示している(ステツプS600〜ステツ
プS603)。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら上記第1の従来例では、文字を消去する
際に、入力装置のペンによりなぞられた部分のみが消え
る様に作動するため、図形と文字とが重なつている部位
において図形のみを消去したいという場合には、図形は
消え、文字は重なり部位に該当する部分だけが一部消え
た状態で残つてしまうという欠点がある。また上記第2
の従来例では、入力装置のペンによりなぞられた文字は
全て消え、図形については入力装置によりなぞられた部
分のみ消える様に作動するため、図形と文字とが重なつ
ている部分において図形のみを消したいという場合に
は、文字の一部をなぞることになり、これにより文字全
体が図形と共に消えてしまうという欠点がある。さらに
上記第3の従来例では、文字を消去するときと図形を消
去するときとを別々にモードで実施するように構成され
ているため、図形と文字とを分けて消去することができ
るが、図形のみを消去するときと文字のみを消去すると
きに応じてそれぞれのモードに切り換える操作を必要と
し、オペレータにとつては操作の点で非常に煩わしくな
るという欠点がある。
本発明は上記従来例に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、重なって表示されている複数の
オブジェクトの中から適切なオブジェクトを選択的に削
除でき、消去対象の指定処理の操作性を向上させた画像
処理方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上述した問題点を解決して目的を達成するために、本
発明に係る画像処理方法は、同一面上に合成して出力す
る複数のオブジェクトの画像情報を保持し(S8)、前記
画面に対する消去部分を指示し(S200)、前記指示され
た消去部分と前記オブジェクトの画像情報との重なり状
態を判定し(S204)、前記消去部分と前記オブジェクト
の画像情報との重なり状態に応じて、前記消去部分と重
なるオブジェクト全体を消去するか(S205)、あるいは
前記消去部分と重なるオブジェクト全体を復元するか
(S4)切り替える。
[作用] 以上の構成により、指示された消去部分とオブジェク
トの画像情報との重なり状態に応じて、消去部分と重な
るオブジェクト全体を消去するか、あるいは消去部分と
重なるオブジェクト全体を画面上に残すか切り替える。
[実施例] 以下添付図面を参照して、本発明に係る好適な実施例
を詳細に説明する。
〈第1の実施例の説明〉 まず、第1の実施例を第1図〜第5図(a),
(b),(c)を用いて説明する。
第1図は第1の実施例による入出力一体型の手書きタ
ブレツトの構成を示す概略ブロツク図、第2図は第1の
実施例によるタブレツトの構成を示す外観斜視図であ
る。第1図,第2図において、1は装置全体を制御する
CPU、2は制御プログラム、エラー処理プログラム、そ
して後述する第5図(a),(b),(c)に示すフロ
ーチヤートに従つた処理を行うプログラム等を格納した
ROMである。3は各種プログラムのワークエリア及びエ
ラー処理時の一時退避エリアとして用いるRAMである。
また、4は後述のペン15及び座標入力板16を用いて座
標を検出し、この検出された座標点の軌跡に基づいて図
形或は文字を入力する画像入力部、5は図形入力用の図
形モード、文字入力用の文字モード、そして後述の表示
部13上に表示されている図形或は文字の画像を消去する
消去用のイレースモードの3つのモードを切り換えるモ
ード切換部である。6はモード切換部5が図形モードの
ときに画像入力部4で入力した画像を図形として記憶す
る図形記憶部、7はモード切換部5が文字モードのとき
に画像入力部4で入力した画像を文字として記憶する文
字記憶部、8は文字記憶部7に記憶された一文字分の画
像データをフオント文字に書き換えるときに参照する文
字認識用データを記憶した文字認識用データ記憶部であ
る。
そして、9は後述の表示部12に画像入力部4で入力し
た画像を表示するため、図形記憶部6に記憶した図形の
画像データと文字記憶部7に記憶した文字の画像データ
とを合成する画像合成部、10は画像合成部9で合成され
た画像データを展開する画像データ記憶部である。11は
画像データ記憶部10に展開された画像データに基づいて
後述の表示部12の表示制御を行う表示制御部、12は表示
制御部11に制御されて図形と文字とを合成した画像をド
ツト表示する表示部である。
上述した画像入力部4及びモード切換部5において、
第2図の如く、13は画像データ或は上述した図形・文字
・消去の各種モードの指示を入力する座標入力板であ
り、半透明な感圧導電ゴムで成型されている。14は座標
入力板13の座標位置或は上述のモードを選択して指示す
る入力ペンである。また第1の実施例のタブレツトは入
出力一体型であり、表示部12上に座標入力板13を覆うよ
うにして設けられている。従つて座標入力板13上を入力
ペン14でなぞると、その軌跡がドツト表示される。また
表示部12において、101〜103は図形モード、文字モー
ド、イレースモードをそれぞれ示すモードメニユーであ
り、これらモードメニユーに入力ペン14でタツチするこ
とにより座標入力板13はタツチされた座標位置のモード
を検出し、モード切換部5にモード切り換えの信号を送
る。また指示されたモードメニユーは他のモードメニユ
ーと区別するために点燈する。第2図に示す表示部12に
は既に画像が描かれており、200は入力ペン14で文字モ
ードのモードメニユー102を指示して描いた“イ”の文
字、201は入力ペン14で図形モードのモードメニユー101
を指示して文字200に重なる様にして描いた図形であ
る。
さて、第2図に示す表示部12上に表示される文字200
と図形201とにおいて、どちらか一方の画像を表示部12
の画面上より消去するときの一例を説明する。
ここで、入力ペン14でイレースモードのモードメニユ
ー103を指示したときには、表示部12の表示画面上に表
示される画像を入力ペン14でなぞつたところが消去され
る。そして図形及び文字の画像はどちらもドツト表示さ
れ、文字の画像を消去する場合には、表示されている文
字の画像を半分以上消去されると自動的に残りの表示部
分を消去し、また消去したドツトが半分以内であれば再
び消去された部分を再表示して文字の画像を復元する。
この消去と復元は文字の画像を構成する全ドツト数の
内、消去されるドツト数の割り合いで判定する。即ち、
文字の画像を構成する全ドツト数内、50%以上の消去が
行われた場合には残りの部分を表示するドツトを消去
し、また50%未満の消去が行われた場合には消去された
部分のドツト表示を再表示する。
まず、文字200を残し図形201のみを消去する場合につ
いて説明する。
第3図(a),(b),(c)は第1の実施例による
図形のみを消去する方法を示す図である。第3図(a)
において、202及び203は文字200と図形201とのドツト表
示される画像の重なり部位である。そこで文字200を残
し図形201のみを消去したいときには、まず入力ペン14
でイレースモードのモドメニユー103を指示してイレー
スモードに切り換え、消去しようとする図形201の上を
入力ペン14でなぞる。このとき入力ペン14が重なり部位
202,203上もなぞることになるが文字200を構成する全ド
ツト数の半分以上をなぞらないようにする。このように
して第3図(b)の様に、文字200は図形201の消去と共
に一部を消去された状態で表示される。このとき文字20
0の消去されたドツト数の割合が半分に満たないため、
第3図(c)の様に文字200を復元して表示する。
次に、図形201を残し文字200のみを消去する場合につ
いて説明する。
第4図(a),(b),(c)は第1の実施例による
文字のみを消去する方法を示す図である。第4図(a)
に示す文字と図形との重なり部位を有する画像は上述の
第3図(a)で示した画像と同一の状態を示し、参照符
号においては文字200を文字200′のようにして示す。そ
こで図形201を残し文字200のみを消去したいときには、
まず入力ペン14でイレースモードのモードメニユー103
を指示してイレースモードに切り換え、消去しようとす
る文字200′の上半分以上を入力ペン14でなぞる。この
とき入力ペン14が重なり部位202,203上をなぞることは
なく、図形201をなぞらないようにする。このようにし
て第4図(b)の様に、文字200は図形201に重なる重な
り部位202′,203′を含む部分を残して半分以上を消去
された状態で表示される。このとき文字200′の消去さ
れたドツト数の割合が半分以上であるため、第4図
(c)の様に文字200′は残りの表示されている部分も
消去して完全に表示部12の画面上から姿を残す。
次に、第1の実施例によるタブレツトの画像入力方法
について説明する。
第5図(a),(b),(c)は第1の実施例による
画像入力処理の動作を説明するフローチヤートである。
まず、入力処理のスタート時に図形記憶部6、文字記
憶部7、画像合成部9、画像データ記憶部10及びパラメ
ータ等の内容をクリアし、初期モードとして図形モード
にセツトする。そして座標入力板13より座標入力をセン
スする(ステツプS1)。入力ペン14による座標入力があ
ると、この座標入力による座標位置が画像入力の指示か
或はモード入力の指示かを判定する(ステツプS2)。こ
こでモード入力と判定した場合には、この入力によりイ
レースモードから別のモードへの切り換えか否かを判定
する(ステツプS3)。もしイレースモードからの切り換
えの場合には、この時点での文字記憶部7と図形記憶部
6とにそれぞれ記憶している画像データを画像合成部9
で合成し、この合成した画像データを画像データ記憶部
11に展開して図形と文字とを混在させた画像を表示部12
に表示させる(ステツプS4)。またもしイレースモード
からの切り換えでない場合には、直接、入力ペン14に指
示されたモードにセツトし且つモードメニユーの表示も
行う(ステツプS5)。そして再びステツプS1に戻り、座
標入力板13からの座標入力を待つ。
次に、ステツプS1で座標入力板13からの入力が画像デ
ータであると判定した場合には、このときのモードが図
形モードか文字モードかそれともイレースモードかを判
定する(ステツプS6、ステツプS7)。もし図形モードと
判定した場合には、入力画像データを図形記憶部6に格
納し、この図形記憶部6に格納されている画像データと
この時点で文字記憶部7に格納されている画像データと
を画像合成部9で合成し、合成された画像データを表示
部12に表示する(ステツプS8、ステツプS9)。またステ
ツプS6、ステツプS7の判定で文字モードと判定した場合
には、文字モードによる処理を行い(ステツプS10)、
またイレースモードと判定した場合には、イレースモー
ドによる処理を行う(ステツプS11)。
ここで、文字モードによる処理を第5図(b)を用い
て以下に説明する。
まず、文字記憶部6に入力画像データを格納し(ステ
ツプS100)、この時点での図形記憶部6に格納されてい
る画像データと文字記憶部7に格納されている画像デー
タとを画像合成部9で合成し、合成された画像データを
表示部12に表示する(ステツプS101)。そして入力画像
データが一文字分の画像を構成できていない場合には、
再びステツプS1に戻り、次の入力座標板13からの入力を
待つ。またステツプS102で一文字分の画像データの入力
を確認すると、この文字記憶部6に格納された一文字分
の画像データと文字認識用データ記憶部8に格納されて
いる文字認識用データとを照合する(ステツプS103)。
この照合により文字認識できた場合には、文字認識され
た文字記憶部7中の画像データを該当する文字認識用デ
ータに書き換え(ステツプS105)、この後に図形記憶部
6と文字記憶部7とにそれぞれ格納される画像データを
合成し、この合成された画像データを画像データ記憶部
10に展開して表示部12に表示する(ステツプS16)。こ
のように、文字モードにおいて文字認識された文字につ
いてはフオント文字に書き換えてドツト表示される。ま
たステツプS104で文字認識できないと判定した場合に
は、予めROM2に格納した文字認識不可のメツセージを読
み出して表示部12に表示し(ステツプS107)、この文字
認識不可に該当す画像データを各種記憶部より消去する
(ステツプS108)。このようにして文字モードによる処
理を終え、再びステツプS1に戻る。
次に、イレースモードによる処理を第5図(c)を用
いて以下に説明する。
まず、表示部12において、入力ペン14によりなぞられ
た部分に該当する画像を画像データ記憶部10より消去す
る(ステツプS200)。そして画像データ記憶部10の消去
部分に該当する画像合成部9の画像データを消去し、入
力ペン14によりなぞられた部分の画像を表示部12より消
去させる(ステツプS201)。次に文字記憶部7に格納さ
れる文字の画像データにおいて、表示部12で消去しが画
像が該当するか否かを調べるため、消去された画像デー
タが文字を構成する全ドツト数の何割かを調べる(ステ
ツプS202)。この結果、文字の消去が行われていないと
判定した場合には(ステツプS203)、ステツプS1に戻り
イレースモードによる処理を繰り返す。またステツプS2
03の判定で文字の消去が行われたと判定した場合には、
ステツプS202で調べた消去の割り合いにより、文字を復
元することが可能な範囲、即ち、文字を構成するドツト
の消去の割り合いが全体の50%に満たないと判定した場
合には(ステツプS204)、ステツプS1に戻り、またステ
ツプS204で文字の復元が不可能な範囲、即ち、文字を構
成するドツトの消去の割り合いが全体の50%以上である
と判定した場合には、該当する復元範囲外となつた文字
の画像データ全体或は一部を文字記憶部7及び画像合成
部9から完全に消去する(ステツプS205)。このように
して再びステツプS1に戻る。
そして、ステツプS1に戻つたときにイレースモードか
らの切り換えがなく、座標入力があれば更に画像の消去
を行い(ステツプS2、ステツプS6、ステツプS7、ステツ
プS11)、またイレースモードからの切り換えがあれ
ば、この時点での文字記憶部7と図形記憶部6とに格納
されているそれぞれの画像データを画像合成部9で新に
合成し、表示部12にイレースモード後の最新の画像を表
示する(ステツプS2、ステツプS3、ステツプS4)。この
イレースモードから他のモードへの切り換えでは、現時
点においてイレースモードの処理で文字の消去が行われ
たにもかかわらず、ステツプS204の判定で該当する文字
の消去の割り合いが文字の復元範囲内であると判定され
ておれば、このときの文字記憶部7における該当する文
字の画像データは原形のまま格納されているので、ステ
ツプS4において、表示部12に表示されている一部消され
た文字の画像を復元して表示することになる。従つてイ
レースモードによる処理では、例えば誤つて文字の一部
を消去してしまつた場合でも文字を半分以上消していな
ければ、文字の原形を記憶した文字記憶部7内の該当す
る画像データまでは消去せずに保管し、イレースモード
から他のモードに切り換えらるときに文字を復元してく
れる。
以上の説明により第1の実施例によれば、文字と図形
の消去をそれぞれ分けて行う必要はなく一つのモードで
容易に実施することができると共に、文字においては消
去の割り合いで文字の復元/消去を行うので図形との重
なり部位もためらうことなく容易に消去することができ
る。
さて、第1の実施例では文字の復元/消去を判定する
場合に、一文字を構成する全体のドツト数に対して消去
されたドツト数が何割に相当するかを調べて行つていた
が、本発明はこれに限定されるものではなく、消去の割
り合いに代わり残りのドツト数の割り合いで文字の復元
/消去を行つても良い。
また、各種モードの切り換えを表示部に表示されたモ
ードメニユーの選択で行つていたが、本発明はこれに限
定されるものではなく、入力ペンにモードメニユーの切
り換えスイツチを設けても良い。
または、第1の実施例によるタブレツトに外部機器と
の入出力インターフエース部を設け、文字や図形を入力
しても良く、この場合には外部機器から入力するときの
文字の入力と図形との入力方法を切り換えるメニユーま
たはスイツチを設け、この切り換えにより文字は文字記
憶部、図形は図形記憶部へそれぞれ格納させる。さらに
外部機器からモードの切り換えを行うようにしても良
い。
また、第1の実施例ではイレースモードにおいて、50
%を文字の復元/消去を判定する境目としたが、本発明
はこれに限定されるものではなく、例えば30%或は70%
の様に他の適当な割り合いを用いても良い。またこの割
り合いを自由に選択できるようにしても良く、更にはこ
れに代わり例えば文字のほぼ上半分、下半分の様に範囲
等をオペレータが自由に切り換えられる様にしても良
く、これにより消去部分の複雑さ等に応じてオペレータ
が最適な方法で容易に消去を実施できる。
〈第2の実施例の説明〉 次に、第2の実施例を第6図、第7図を用いて説明す
る。
第6図は第2の実施例によるパーソナルコンピユータ
(以下、「パソコン」という)の構成を示す概略ブロツ
ク図、第7図は第2の実施例によるパソコンの構成を示
す外観斜視図である。第6図、第7図において、21は装
置全体を制御するCPU、22は制御プログラム、エラー処
理プログラム等を格納したROMである。23は各種プログ
ラムのワークエリア及びエラー処理時の一時退避エリア
として用いるRAMである。
また、24は通常のポインテイングデバイス(以下、
「図形入力部」という)であり、後述の表示部32上に表
示されたカーソルを移動させる相対的な移動距離及び移
動方向の情報を入力する。図形入力部24において、24a
は図形の入力或は文字を入力する座標位置をカーソルで
指示する入力ボタン、24bは後述の表示部32に表示され
る図形或は文字をカーソルで消去するイレースボタンで
ある。25は文字を入力するキーを備えるキーボード(以
下、「文字入力部」という)、26は図形入力部24の入力
ボタン24aを押下すると第1の実施例で説明した図形モ
ードにセツトし、またイレースボタン24bを押下すると
第1の実施例で説明したイレースモードにセツトするよ
うに2つのモードを切り換えるモード切換部である。但
し、入力ボタン24a或はイレースボタン24bのどちらも押
下していないときにはどちらのモードにもセツトされな
いように機能し、文字入力部25からは常に第1の実施例
で説明した文字モードが機能する。27はモード切換部26
が図形モードのときに図形入力部24で入力した画像を図
形として記憶する図形記憶部、28は文字入力部25で入力
したコードよりフオント文字を生成して記憶する文字記
憶部である。
そして、29は後述の表示部32に各種入力部で入力した
画像を表示するため、図形記憶部27に記憶した図形の画
像データと文字記憶部28に記憶した文字の画像データと
を合成する画像合成部、30は画像合成部29で合成された
画像データを展開する画像データ記憶部である。31は画
像データ記憶部30に展開された画像データに基づいて後
述の表示部32の表示制御を行う表示制御部、32は表示制
御部31に制御されて図形と文字とを合成した画像をドツ
ト表示する表示部、33は外部機器との通信を行う入出力
インターフエース部である。
ここで、第1の実施例との構成上の違いは図形と文字
のそれぞれの入力先が異なり、図形は図形入力部24の描
くとおりに表示部32に表示され、文字は文字入力部25か
らのキー入力により行われるので、文字を入力すると同
時にフオント文字が表示部32の所定の位置に表示され、
第1の実施例のように文字認識用データ記憶部8を必要
としない。
また、第7図において、300は表示部32において図形
入力部24の指示により移動するカーソル、301はカーソ
ル300により表示部32の位置を指定され、文字入力部25
によりキー入力された“イ”の文字、302は文字301に重
なるように図形入力部24の図形ボタン24aを押下して描
いた図形である。
次に、第2の実施例による画像の入力処理を簡単に説
明する。
この第2の実施例においては、第1の実施例で説明し
た座標入力板13よりの座標位置の検出に代わり、図形入
力部24または文字入力部25からの入力を行うのでオペレ
ータは図形入力と文字入力とのモード切り換えを行うこ
とはなく、それぞれの入力部より文字或は図形を入力す
る。従つて第2の実施例による入力時の動作としては、
まずどちらの入力部から画像が入力されたかを判定し、
図形入力部24であれば、指示が図形ボタン24aかイレー
スボタン24bかを判定する。もし図形ボタン24aであれ
ば、図形入力部24の移動距離及び移動方向を入力し、こ
れと同時に表示部32に表示されるカーソル300の移動及
びドツトによる軌跡も表示する。またイレースボタン24
bであれば、図形入力部24の移動距離及び移動方向を入
力し、これと同時に表示部32に表示されるカーソル300
の移動及びカーソル300の指示した位置に表示される文
字或は図形の一部を消去する。この消去において、例え
ば文字の場合には前述の第1の実施例と同様なイレース
モードの処理を行う。即ち、文字を構成するドツト数に
対して消去されたドツト数の割り合いが50%に満たない
場合には復元可能とし、また50%以上になると完全に消
去させる。尚、文字入力部25に入力があつたときの処理
は第1の実施例の文字モードによる文字認識処理は行わ
れず文字コードから文字パターンへの展開処理が行われ
る。また図形入力部24に入力があつたときの処理は第1
の実施例の図形モードによる処理とイレースモードによ
る処理と同様のモード判定及び処理を行う。またイレー
スモードからの切り換えによる処理も第1の実施例と同
様に行う。
このように、前述した第1の実施例では入力時に、文
字モードまたは図形モードのように分けなければならな
かつたが、第2の実施例では文字認識する処理が不要と
なり、モードを2つに分けなくて済むのでオペレータに
とつて文字や図形の入力が容易になる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、指示された消去
部分とオブジェクトの画像情報との重なり状態に応じ
て、消去部分と重なるオブジェクト全体を消去するか、
あるいは消去部分と重なるオブジェクト全体を画面上に
残すか切り替えるので、重なって表示されている複数の
オブジェクトの中から適切なオブジェクトを選択的に削
除でき、消去対象の指定処理の操作性を向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の実施例によるタブレツトの構成を示す概
略ブロツク図、 第2図は第1の実施例によるタブレツトの構成を示す外
観斜視図、 第3図(a),(b),(c)は第1の実施例による図
形のみを消去する方法を示す図、 第4図(a),(b),(c)は第1の実施例による文
字のみを消去する方法を示す図、 第5図(a),(b),(c)は第1の実施例による画
像入力処理の動作を説明するフローチヤート、 第6図は第2の実施例によるパソコンの構成を示す概略
ブロツク図、 第7図は第2の実施例によるパソコンの構成を示す外観
斜視図、 第8図〜第10図は従来例によるイレースモードの処理手
順を説明するフローチヤートである。 図中、1,21……CPU、2,22……ROM、3,23……RAM、4…
…画像入力部、5,26……モード切換部、6,27……図形記
憶部、7,28……文字記憶部、8……文字認識用データ記
憶部、9,29……画像合成部、10,30……画像データ記憶
部、11,31……表示制御部、12,32……表示部、13……座
標入力板、14……入力ペン、24……図形入力部、24a…
…図形ボタン、24b……イレースボタン、25……文字入
力部、101〜103……モードメニユー、200,200′,301…
…文字、201,201′,302……図形、202、202′,203,20
3′……重なり部位、300……カーソルである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同一画面上に合成して出力する複数のオブ
    ジェクトの画像情報を保持し、前記画面に対する消去部
    分を指示し、 前記指示された消去部分と前記オブジェクトの画像情報
    との重なり状態を判定し、 前記消去部分と前記オブジェクトの画像情報との重なり
    状態に応じて、前記消去部分と重なるオブジェクト全体
    を消去するか、あるいは前記消去部分と重なるオブジェ
    クト全体を画面上に残すか切り替えることを特徴とする
    画像処理方法。
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