JP2019125403A - 表示入力装置および表示方法 - Google Patents

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勝己 平野
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【課題】操作性のよい表示入力装置を提供する。【解決手段】表示面(12)への操作体(50)による入力の軌跡を表示する表示入力装置(1)は、操作体(50)が接触した座標と接触状態とを検知する検知部(25)と、検知部(25)が特定の接触状態を検知すると、検知した座標の周囲に軌跡の外観に関する複数の項目を連続して選択可能に表示する項目表示部(22)と、外観に関して選択された複数の項目にて軌跡を表示する軌跡表示部(23)とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、操作体による表示面への入力操作が可能な表示入力装置等に関する。
表示されている画像を見ながらの直感的な操作が可能であることから、表示面に画像を表示し、かつ、表示面に対する入力操作を受け付ける、いわゆるタッチパネルを利用した表示入力装置が広く用いられている。このような表示入力装置には、ユーザーによる書き込み操作(入力)を受け付けて、書き込まれた軌跡を表示可能な装置も増えている。このような表示入力装置としては、例えば、タブレット端末やスマートフォンをはじめとする情報端末や一部の家庭用ゲーム機、あるいは電子黒板が挙げられ、ユーザーが指やスタイラス等の操作体で書き込み操作を行うことにより、文字や図形等を入力する形態が一般的である。なお、本明細書において、操作体により指示される位置を追随して文字または線を表示する、つまり操作体による軌跡を表示する処理を「描画」と称す。
図6は、従来用いられている表示入力装置100に表示される画面例を示した図である。図6に示すように、表示入力装置100の画面には、インジケーター101が表示されている。インジケーター101が表示された領域を、ユーザーがタッチペンや指等の操作体で押圧操作することで、メニューが表示される。ユーザーは、表示されたメニューの中から使用したい機能を選択することで、例えば、描画する線の太さや色等を変更することができる。
しかしながら、入力操作中において、描画する線の太さや色等を変更しようとすると、インジケーター101まで操作体を移動して操作を行う必要がある。そのため、このような移動操作がユーザーにとっては煩雑であり、不便である。
そこで、特許文献1には、このような問題を解決するために、半押し操作を検出した際に、検出した位置においてメニューパレットを表示するコンピューターシステムが開示されている。特許文献1に記載のコンピューターシステムは、半押し操作が検出された位置にメニューパレットを表示するため、機能の選択や実行を少ない動きで効率よく行うことができる。
特開2011−257938号公報(2011年12月22日公開)
しかしながら、上述の特許文献1に記載のコンピューターシステムは、選択した機能の変更が完了するとメニューパレットが非表示となる。そのため、ユーザーが、2つ以上の機能(項目)に対して変更を行いたい場合には、変更したい機能の数に応じた回数だけ、繰り返しメニューを表示させる必要があり、操作が煩雑になってしまうという問題がある。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザーにとって操作性のよい表示入力装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る表示入力装置は、表示面への操作体による入力の軌跡を表示する表示入力装置であって、上記操作体が接触した上記表示面上の座標と当該座標での接触状態とを検知する検知部と、上記検知部が特定の接触状態を検知すると、上記特定の接触状態を検知した座標の周囲に上記軌跡の外観に関する複数の項目を連続して選択可能に表示する項目表示部と、上記外観に関して選択された上記複数の項目にて上記軌跡を表示する軌跡表示部と、を備える。
本発明の一態様によれば、検知部が特定の接触状態を検知すると、検知した座標の周囲に、軌跡の外観に関する複数の項目が連続して選択可能に表示される。そのため、ユーザーは、軌跡の外観に関する複数の項目を連続して選択可能であり、効率よく複数の項目の変更を行うことができる。そのため、ユーザーにとって操作性のよい表示入力装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る表示入力装置の構成要素を示すブロック図である。 図1に示す表示入力装置の処理の流れを示すフローチャートである。 図1に示す表示入力装置の表示面にメニューリングが表示された画面例を示した図である。 図3に示すメニューリングの拡大図である。 (a)〜(c)は、図3に示すメニューリングの動作を示す図である。 従来用いられている表示入力装置の画面を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
〔実施形態1〕
(表示入力装置の構成)
図1は、本実施形態に係る表示入力装置1の構成要素を示すブロック図である。表示入力装置1は、指やスタイラス等の操作体によって行われる入力操作に応じて処理を行う装置であり、図1に示すように表示操作部10、制御部20、記憶部30を備える。
表示操作部10は、ユーザーインターフェイスであり、表示部11とセンサ部13とを備える。なお、本実施形態においては、表示部11とセンサ部13とは一体として設けられている。
表示部11は、表示面12に画像を表示する表示デバイスである。表示部11は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)、有機ELディスプレイ(OLED)等で構成される。
センサ部13は、操作体の表示面12に対する接触を検知するセンサであり、例えば、静電容量式、赤外線式、光学式、抵抗膜式または電磁誘導式等のタッチセンサによって実現される。センサ部13は、接触を検知すると、制御部20に信号を出力する。
記憶部30は、各種情報や各種プログラムを記憶するブロックであり、表示面12に対する入力操作の入力座標や入力情報に加えて、ユーザーが作成したデータ等を記憶する。
制御部20は、表示入力装置1が備える各ブロックを制御するブロックであり、表示制御部21と検知部25とを備える。
検知部25は、位置検知部26と接触検知部27とを備える。位置検知部26は、センサ部13からの出力に基づいて、操作体の表示面12上での接触位置を検知する。接触検知部27は、センサ部13からの出力に基づいて位置検知部26が検知した座標における、操作体の表示面12に対する接触時間等に基づいて、接触状態(例えば、ロングタップ、シングルタップ、ダブルタップ)を検知する。
表示制御部21は、表示部11の表示面12での表示を制御するブロックであり、項目表示部22と、軌跡表示部23とを備える。軌跡表示部23は、検知部25が検知した表示面12上の位置に基づいて、表示面12に操作体による入力の軌跡を表示する。項目表示部22は、表示面12に対して特定の操作が行われことを検知部25が検知した際に表示面12に後述のメニューリング40を表示する。項目表示部22の動作の詳細については後述する。
(表示入力装置の動作)
次に、本実施形態に係る表示入力装置1の動作について図2〜5に基づいて説明する。
図2は、本実施形態に係る表示入力装置1の処理の流れを示すフローチャートである。
ユーザーが操作体を用いて表示面12に対して操作入力を行うと、センサ部13が、表示面12への操作体の接触を検知し(S1)、制御部20の検知部25に対して信号が出力される(S1でYES)。検知部25は、入力された信号に基づいて表示面12上の位置を検知すると共に、当該接触がロングタップ(特定の接触状態)であるかどうかの判定を行う(S2)。ここで、ロングタップとは、操作体による表示面12への接触状態の1つであり、検知部25の接触検知部27は、表示面12への操作体の接触時間が閾値(例えば、3秒程度)以上であれば、ロングタップであると判定する。
表示面12への接触が、ロングタップでないときには(S2でNO)、検知部25は、通常の描画であると判定し(S3)、軌跡表示部23が、ユーザーによる表示面12に対する操作に応じて、表示面12に操作体の軌跡を描画する。
表示面12への接触がロングタップであるときには、(S2でYES)、項目表示部22により、表示面12にメニューリングが表示される(S4)。ここで、ロングタップであるかどうかの判定に用いる時間は、あまりに短時間であると、必要ない時に項目が表示されて煩わしい一方で、あまりに長時間であると、ユーザーが項目を選択できることに気が付かないこともあるので、これらの兼ね合いから、適宜設定すればよい。また、ロングタップであるかどうかの判定に用いる時間をユーザーが設定または変更することが可能に設けられていてもよい。
図3は、本実施形態に係る表示入力装置1において、操作体50により表示面12がロングタップされ、項目表示部22により表示面12上にメニューリング40が表示された画面例を示している。
図3に示すように、表示面12がロングタップされると、表示面12をタップした位置(座標)を中心として、周囲に略円環状のメニューリング40が表示される。ここで、周囲とは、表示面12の大きさによって異なるが、例えば、表示面12が130cm×75cmであれば、15cm程度である。
図4は、図3に示したメニューリング40の拡大図である。メニューリング40は、表示面12上に表示される、操作体50の軌跡の外観に関する複数の項目を連続して選択可能な機能を備えている。メニューリング40において選択可能に表示される項目としては、線の太さ(線幅)や線の色や、線種(例えば、ペン、筆ペン、マーカー、図形ペン)等が考えられるが、本実施形態においては、線の色と線の太さとを選択可能な例を示す。
図4に示すように、メニューリング40は、同一円周上に形成された円環の一部であるカラーパレット41a〜41fと、線の太さや色等、現在設定されている線の表示形態を示す指示線42とを備える。
カラーパレット41a〜41fのそれぞれは、異なる色で表示され、中心に色を示す文字が表示されている。本実施形態においては、カラーパレット41aが黒色、カラーパレット41bが赤色、カラーパレット41cが青色、カラーパレット41dが緑色、カラーパレット41eが黄色、カラーパレット41fが白色に対応している。カラーパレットに表示される色の種類および数は、上述したものに限られず、適宜変更が可能である。
指示線42は、円環の中心から、所定のカラーパレットに向かって半径方向外側に伸びる直線である。指示線42は、操作体50による入力の軌跡として表示面12に表示される線を、実例を用いて表示するために、現在設定されている線の色および線の太さで表示される。また、指示線42は、現在選択されている色に対応するカラーパレットに向かって伸びている。図4においては、線の色として黒色が設定されているため、指示線42は、メニューリング40の中心からカラーパレット41aに向かって伸び、黒色で表示されている。
図2に戻り、操作体50による表示面12へのロングタップにより、メニューリング40が表示されると、次に、色の選定が開始され(S5)、検知部25は、表示面12がロングタップされているか否かの判定を行う(S6)。
図5は、メニューリング40の動作を示す図である。
図5の(a)に示すように、メニューリング40が表示されてもなお、ロングタップが継続されている場合には(S6でYES)、メニューリング40のカラーパレット41a〜41fが、1個分(1色分)反時計回りに回転し、指示線42は、回転後のカラーパレット41bに対応する赤色に変化する。その後、S6へと戻り、同様の動作を繰り返す。そのため、ロングタップが継続されている限り、S6とS7の動作を繰り返し、メニューリング40のカラーパレット41a〜41fは回転を続ける。
図5の(b)に示すように、ユーザーは、指示線42が所望の色となったときに、表示面12から50を離し、色を決定する。すると、検知部25は、ロングタップがされていないと判定し、(S6でNO)、色の選定を終了する(S8)。
また、メニューリング40が表示された段階で、ロングタップを終了した場合においても、S6でNOとなり、色の変更を行わず、色の選定が終了する。
色の選定が終了してから、検知部25が、次に表示面12に対する接触を検知すると、検知部25は、当該接触がシングルタップであるかどうかの判定を行う(S9)。
検知部25が、シングルタップでないと判定した場合には(S9でNO)、次に検知部25は、当該接触がダブルタップであるかの判定を行う(S12)。当該接触がダブルタップであると判定した際には(S12でYES)、線の太さの変更を行う(S13)。
図5の(c)は、検知部25が表示面12に対するダブルタップを検知した際の動作を示す図である。メニューリング40が表示された状態で、メニューリング40の内側をダブルタップすると、メニューリング40内に表示されている指示線42の太さが変更される。
S13にて線の太さが変更されると、S9へと戻り処理を繰り返す。そのため、ユーザーは、メニューリング40が表示された状態で、メニューリング40の内側を繰り返しダブルタップすることで、線の太さを、所望の太さとなるように変更することができる。
S12において、ダブルタップではないと判定した際には(S12でNO)、S5へと戻り、色の選定を開始する。つまり、色の選定が終了しても、ロングタップを行えば、再び色を変更することができる。
S9において、検知部25が、シングルタップであると判定した際には(S9でYES)、線の色および太さが決定され(S10)、項目表示部22は、メニューリング40を非表示とする(S11)。メニューリング40を非表示とする条件は、これに限られるものでは無く、メニューリング40が表示された状態で、検知部25が、メニューリング40が表示された座標以外の場所の接触を検知した時点でメニューリング40を非表示とする構成であってもよい。
本実施形態においては、シングルタップを検知することで、線の色および線の太さを決定しているため、例えば、表示入力装置1を使用中に席を外した場合等であっても、シングルタップをしていなければ、線の色および線の太さの決定前の状態が保持されるため、ユーザーにとって使い勝手がよい。
以上のように、本実施形態に係る表示入力装置1においては、表示面12上を操作体50によりロングタップすることで、ロングタップした位置を中心としてメニューリング40が表示される。ユーザーは、操作体50を用いてカラーパレット41a〜41fの内側をロングタップすることで、線の色を選択(変更)することが可能であり、また、カラーパレット41a〜41fの内側をダブルタップすることで、線の太さを選択(変更)可能である。ユーザーは、選択操作が完了すると、カラーパレット41a〜41fの内側をシングルタップすることで、メニューリング40を非表示とし、選択した線の色および太さにおいて描画を継続することができる。
ここで、従来用いられていたタッチパネルにおいては、線の色や太さといった、変更頻度の高いものであっても、画面上の予め定められた位置に表示されたメニューを操作し、変更する必要があった。そのため、電子黒板のように画面のサイズが大きいものとなると、変更を行う際に、ユーザーが移動する必要があり、変更操作は煩わしいものであった。
これに対し、本実施形態に係る表示入力装置1においては、項目表示部22が、位置検知部26が検知した位置を中心として、メニューリング40を表示するため、入力操作を行っている最中であっても、移動することなくその場において、線の色や線の太さといった変更頻度の高い項目の変更を行うことが可能である。よって、ユーザーによって利便性の高い表示入力装置を提供することができる。
〔その他の実施形態〕
本発明のその他の実施形態を以下に説明する。その他の実施形態において、実施形態1の表示入力装置と同様の機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
実施形態1においては、項目表示部22によって表示されるメニューリング40によって選択可能なのは、以降に描画される操作体の軌跡についての外観に関する項目であったが、これに限られるものではなく、ロングタップを行う前に描画された、表示面12上に表示されている線の色や太さ等の外観に関する項目を変更可能な構成としてもよい(実施形態2)。
また、図1に示す表示入力装置では、線の色と線の太さとを選択可能であったが、別の実施形態においては、線の色と線種との2種類を選択可能に構成されていてもよい。あるいは、線の色と線の太さと線種との3種類、あるいは、それに線の濃度を加えた4種類、あるいは、それ以上の種類の軌跡の外観に関する項目を選択可能な構成としてもよい。このような構成とすることで、一度に外観に関する項目を選択でき、ユーザーの利便性に適う(実施形態3)。なお、ここに示した外観に関する項目は例示であり、これら以外の項目であっても当然構わない。
さらに別の実施形態では、図1に示す表示入力装置が、通信部を備えており、外部と通信することにより、選択できる外観に関する項目を追加できる構成であってもよい(実施形態4)。さらに、通信部が表示面12に書き込まれた内容(軌跡)を、他の表示装置や印刷装置等に送信すること可能としてもよい(実施形態5)。
〔ソフトウェアによる実現例〕
上述した表示入力装置1の制御部20は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)
を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、表示入力装置1は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る表示入力装置1は、表示面12への操作体50による入力の軌跡を表示する表示入力装置1であって、操作体50が接触した表示面12上の座標と当該座標での接触状態とを検知する検知部25と、検知部25が特定の接触状態を検知すると、特定の接触状態を検知した座標の周囲に軌跡の外観に関する複数の項目を連続して選択可能に表示する項目表示部22と、外観に関して選択された複数の項目にて軌跡を表示する軌跡表示部23と、を備える。
上記の構成によれば、検知部25が特定の接触状態を検知すると、検知した座標の周囲に、軌跡の外観に関する複数の項目が連続して選択可能に表示される。そのため、ユーザーは、軌跡の外観に関する複数の項目を連続して選択可能であり、効率よく複数の項目の変更を行うことができる。このような構成とすることで、ユーザーにとって操作性のよい表示入力装置1を提供することができる。
本発明の態様2に係る表示入力装置1は、上記態様1において、複数の項目が、軌跡の、色、線幅、線種および濃度から選ばれる。
上記の構成によれば、複数の項目が、軌跡の色、線幅および線種から選ばれることで、変更する頻度の高い項目について、ユーザーは、操作体50を移動させることなく変更することができる。そのため、利便性の高い表示入力装置1を提供することができる。
本発明の態様3に係る表示入力装置1は、上記態様1または2において、検知部25は、接触状態の検知として操作体50の接触時間を検知し、特定の接触状態とは、接触時間が閾値以上の状態である。
上記の構成によれば、特定の接触状態が、接触時間が閾値以上の状態であるため、ユーザーは、操作体50にて表示面12を閾値時間以上接触(ロングタップ)することにより、複数の項目を連続して選択可能となる。そのため、簡便な操作で複数の項目を選択可能な表示入力装置1を提供することができる。なお、接触時間の閾値は、あまりに短時間であると、必要ない時に項目が表示されて煩わしい一方で、あまりに長時間であると、ユーザーが項目を選択できることに気が付かないこともあるので、これらの兼ね合いから、接触時間の閾値を適宜設定すればよい。また、接触時間の閾値をユーザーが設定または変更することが可能に設けられていてもよい。
本発明の態様4に係る表示入力装置1は、上記態様1から3のいずれかにおいて、項目表示部22が、軌跡の外観に関する複数の項目のすべてについて、実例を用いて表示する。
上記の構成によれば、外観に関する複数の項目のすべてについて、実例を用いて表示されるため、ユーザーは、描画される実例を確認しながら、複数の項目の選択を行うことができる。これにより、ユーザーにとって利便性の高い表示入力装置1を提供することができる。
本発明の態様5に係る表示方法は、表示面12への操作体による入力の軌跡を表示する表示入力装置1での表示方法において、操作体50が接触した表示面12上の座標と当該座標での接触状態とを検知する検知ステップと、検知ステップにて特定の接触状態が検知されると、特定の接触状態が検知された座標の周囲に軌跡の外観に関する複数の項目を連続して選択可能に表示する項目表示ステップと、外観に関して選択された複数の項目にて軌跡を表示する軌跡表示ステップとを含む。
上記の方法によれば、上記表示入力装置と同様の効果を奏し、ユーザーは、軌跡の外観に関する複数の項目を連続して選択可能であり、効率よく複数の項目の変更を行うことができる。よって、ユーザーにとって操作性のよい表示入力装置1の表示方法を提供することができる。
また、本発明の各態様に係る表示入力装置1は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記表示入力装置1が備える各部(ソフトウェア要素に限る)として動作させることにより上記表示入力装置1をコンピュータにて実現させる表示入力装置1の表示入力制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本発明は、例えば、電子黒板やタブレット端末のような、操作体による表示面への入力操作が可能な表示入力装置に利用することができる。
1 表示入力装置
12 表示面
22 項目表示部
23 軌跡表示部
25 検知部
50 操作体

Claims (7)

  1. 表示面への操作体による入力の軌跡を表示する表示入力装置において、
    前記操作体が接触した前記表示面上の座標と当該座標での前記操作体の接触状態とを検知する検知部と、
    前記検知部により特定の接触状態が検知されると、前記特定の接触状態が検知された座標の周囲に前記軌跡を表示する際の表示属性を選択させるメニューを前記表示面に表示する表示制御部と、
    を備え、
    前記表示制御部は、前記メニューが表示されている状態で、前記特定の接触状態が検知された場合、前記特定の接触状態の継続時間に応じて、前記メニューを回転させることを特徴とする表示入力装置。
  2. 前記メニューは、前記操作体による前記特定の接触状態が検知された位置を中心として、周囲に略円環状のメニューリングを備えることを特徴とする請求項1に記載の表示入力装置。
  3. 前記メニューは、同一円周上に形成された円環の一部であるカラーパレットと、前記カラーパレットに向かって伸びて、現在設定されている前記入力の軌跡の表示形態を示す指示線と、を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の表示入力装置。
  4. 前記表示制御部は、前記メニューを回転させたとき、前記指示線が伸びている先のカラーパレットの色に前記指示線の色を変更することを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の表示入力装置。
  5. 前記メニューが表示されている状態で、前記特定の接触状態の継続解除が検知されたとき、前記指示線が伸びる方向の色を、前記入力の軌跡を表示する際の表示属性として決定し、決定した色で前記入力の軌跡を表示することを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の表示入力装置。
  6. 表示面への操作体による入力の軌跡を表示する表示入力装置での表示方法において、
    前記操作体が接触した前記表示面上の座標と当該座標での前記操作体の接触状態とを検知する検知ステップと、
    前記検知ステップにて特定の接触状態が検知されると、前記特定の接触状態が検知された座標の周囲に前記軌跡を表示する際の表示属性を選択させるメニューを前記表示面に表示する表示制御ステップと、
    を含み、
    表示制御ステップにおいて、前記メニューが表示されている状態で、前記特定の接触状態が検知された場合、前記特定の接触状態の継続時間に応じて、前記メニューを回転させることを特徴とする表示方法。
  7. 表示面への操作体による入力の軌跡を表示する表示入力装置として機能させるためのプログラムであって、
    コンピュータに、
    前記操作体が接触した前記表示面上の座標と当該座標での前記操作体の接触状態とを検知する検知ステップと、
    前記検知ステップにて特定の接触状態が検知されると、前記特定の接触状態が検知された座標の周囲に前記軌跡を表示する際の表示属性を選択させるメニューを前記表示面に表示する表示制御ステップと、
    を含み、
    表示制御ステップにおいて、前記メニューが表示されている状態で、前記特定の接触状態が検知された場合、前記特定の接触状態の継続時間に応じて、前記メニューを回転させることを実行させるプログラム。
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