JP2967583B2 - 複写機の作像条件制御装置 - Google Patents

複写機の作像条件制御装置

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JP2967583B2
JP2967583B2 JP1134134A JP13413489A JP2967583B2 JP 2967583 B2 JP2967583 B2 JP 2967583B2 JP 1134134 A JP1134134 A JP 1134134A JP 13413489 A JP13413489 A JP 13413489A JP 2967583 B2 JP2967583 B2 JP 2967583B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、所定濃度の画像形成を行なわせるための作
像条件を自動で決定する自動濃度検知機構を備えるよう
にした複写機の作像条件制御装置に関する。
[従来の技術] 一般に複写機の画像形成部においては、一定方向に移
送される感光体の表面が一様に帯電されるとともに(帯
電工程)、この一様帯電された感光体上に原稿画像に対
応する光像の露光が行なわれて静電潜像が形成され(露
光工程)、さらに上記静電潜像に対して現像装置からト
ナーが供給されて静電潜像の現像が行なわれ(現像工
程)トナー可視像が得られるようになっている。得られ
たトナー可視像は転写装置により転写紙側に写し取られ
(転写工程)、これにより最終画像形成が行なわれるこ
ととなる。上述した帯電・露光・現像および転写の各工
程では、常時一定の画像形成動作が実行されるようにそ
れぞれ帯電条件・露光条件・現像条件および転写条件な
どの各作像条件が標準値と比較されて一定状態となるよ
うに制御・調整が行なわれている。
一方自動濃度検知機構を備えている複写機において
は、例えば第3図(a)に示されているように、複写す
べき原稿が置かれている原稿載置台としてのコンタクト
ガラス1の前端側(第3図(a)左側端部)に隣接する
ようにして、基準濃度を有するグレースケール板からな
る基準濃度パターン2が黒部3で囲まれるように設置さ
れている。そしてまず第3図(b)に示されているよう
に、上記基準濃度パターン2に走査光を照射して得られ
る基準画像濃度情報A、およびコンタクトガラス1上に
置かれている原稿4に走査光を照射して得られる原稿画
像濃度情報Bが検出され、これら両濃度情報の比率B/A
が演算される。ついでその演算結果B/Aの値に基づいて
現像バイアスなどの作像条件が決定され、これにより所
定濃度のトナー可視像が感光体上に形成されるようにな
っている。
また特にカラー複写機には、感光体に隣接して転写ド
ラムが備えられており、この転写ドラムに付設されてい
る転写紙固定手段としての例えばクランパー機構によっ
て転写紙の先端部領域が該転写ドラムの周囲にクランプ
固定されるようになっている。そしてクランプ固定され
ている転写紙の先端部が原稿の先端部に一致されるよう
にトナー可視像の転写が行なわれるようになっている。
[発明が解決しようとする課題] このように転写紙の先端部分が転写ドラムにクランプ
固定されるようにした型式の転写機においては、転写紙
の転写ドラムへのクランプ固定領域に対してトナー可視
像の転写が行なわれないこととなり、そのため転写紙の
先端部領域にいわゆる白抜けが発生することとなる。例
えば転写紙のクランプ固定領域が先端部から8mmまでの
領域である場合には原稿の先端部から8mmまでの領域分
が転写紙に転写されなくなって欠けてしまうことにな
る。
したがって原稿の先端部領域を画像として転写させた
い場合には、上記クランプ量に対応する分だけ原稿の先
端部をコンタクトガラスの端部から離してセットするこ
とが通常行なわれる。ところが上述した自動濃度検知機
構を備えている複写機において原稿をずらしてセットす
ることとすると、原稿に走査光を照射して得られる原稿
画像濃度情報に誤検知を生じる場合がある。すなわち原
稿のずらし部分においては原稿に走査光が照射されなく
なり、原稿に照射されなかった走査光は原稿を上から覆
う原稿圧板に当てられることとなる。このとき上記原稿
圧板の内面部が原稿画像の地肌濃度より白くなされてい
る場合には、第3図(c)中のレベルB′で示される画
像濃度情報が発せられることとなり、原稿本来の原稿画
像濃度情報Bとは異なる画像濃度情報が自動濃度検知機
構に検出されてしまうものである。
このような原稿画像濃度に誤検知が発生すると、例え
ば原稿の地肌が汚れているにもかかわらず、第3図
(c)中の符号B′で示される誤検知信号から地肌汚れ
がないものとの判定が行なわれてしまい、現像バイアス
補正がかけられないなど作像条件の設定が不適切になっ
て良好な画像濃度が得られなくなってしまう。
そこで本発明は、転写紙の先端部領域が転写ドラムに
クランプ固定されるようにした複写機において、コンタ
クトガラスの端部から上記クランプ量に対応する分だけ
原稿をずらしてセットすることとしても、原稿画像濃度
の誤検知を生じさせることなく、常に良好な画像形成を
実行させることができるようにした複写機の作像条件制
御装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため本発明は、基準濃度パターン
から得られる基準画像濃度情報と、複写すべき原稿の画
像濃度を原稿の先端部から順次読み取ることによって得
られる原稿画像濃度情報との比率に基づいて作像条件を
決定するようにした自動濃度検知機構を備えてなるとと
もに、転写紙の先端部を転写ドラムにクランプ固定さ
せ、このクランプ固定されている転写紙の先端部が原稿
の先端部に一致するように画像の転写を行わせるように
した複写機の作像条件制御装置において、上記クランプ
固定されている上記転写紙の先端部領域に対応する原稿
の先端部領域から得られる原稿画像濃度情報を判断対象
とすることなく、上記原稿の先端部領域に対応する時間
を経過後に得られる原稿画像濃度情報を判断対象として
作像条件を決定するようにした構成を有している。
[作用] このような構成を有する手段においては、コンタクト
ガラスの端部から転写紙のクランプ量に対応する分だけ
原稿をずらしてセットすることとしても、原稿のずらし
領域に存在する原稿圧板から反射される走査光に基づい
て得られる原稿画像濃度情報は判断対象とされることは
ないので、原稿本来の画像濃度情報とは異なる画像濃度
情報が検出されてしまうことが回避されるようになって
いる。
[実 施 例] 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第4図には、本発明を適用する画像形成装置の一例と
してのフルカラー複写機が表わされている。本図に示さ
れるように複写機本体のほぼ中央部分には、矢印方向に
回転駆動される静電潜像担持体としての感光体ドラム11
が配置されている。そしてこの感光体ドラム11の周囲に
はその回転方向に沿って、感光体ドラム11の表面を一様
に帯電させる帯電器12、感光体ドラム11上に形成された
静電潜像にトナーを供給して現像を行ないトナー可視像
を得るブラック現像ユニット13Bkおよびカラー現像ユニ
ット13YMC、現像により得られたトナー可視像を転写紙
に写し取る転写装置としての転写ドラム14、転写後感光
体ドラム11の表面上に残留するトナーおよび不要電荷を
掻き落すようにしてそれぞれ除去するクリーニング装置
15および除電器16などの装置が順に配置されている。
また上記帯電器と現像ユニット13との間の位置17に
は、感光体ドラム11に画像情報を書き込んで静電潜像を
形成する露光光学系18からの光路が設けられている。上
記露光光学系18は、原稿載置台18a上に載置されている
原稿を走査証明するランプ18bと、このランプ18bにより
走査照明されたときの上記原稿からの反射光を感光体ド
ラム11上に集光させるミラー群18c、レンズ群18dおよび
色分解フィルター18eとから構成されている。
一方自動給紙部の貯容部として設けられる給紙カセッ
ト19から送り出される転写紙は、前記転写ドラム14の外
周部に巻き付けられてクランプ固定される。また転写ド
ラム14の内部側には、上記感光体ドラム11に対向するよ
うに転写チャージャー14aが配置されており、この転写
チャージャー14aにより感光体ドラム11上の各色トナー
可視像が上記転写紙に対し順に重ね合わせられるように
して転写されるようになっている。このときクランプ固
定されている転写紙の先端部分が原稿の先端部分に一致
するように、転写紙の先端部分から上記トナー可視像が
転写されていく。
各色トナー可視像の転写が行なわれた転写紙は、分離
チャージャー14bおよび分離爪14cによって転写ドラム14
から剥離され、その後搬送体21を通して定着ユニット22
に送られ、ここでトナー可視像の定着が行なわれた後に
排紙トレイ23に排出されるようになっている。
なお本実施例では潜像担持体として感光体ドラムが採
用されているが、ベルト状の感光体をも採用することが
できることはもちろんである。
またこのカラー複写機には、自動濃度検知(ADS検
知)機構を構成する制御部31が設けられている。この制
御部31の回路ブロック構成が第2図に表わされている。
すなわち上記制御部31は、CPU32を中心にしてROM33、RA
M34およびI/Oインターフェース35,36などを含んで構成
されており、一方のI/Oインターフェース35には、表示
部および入力キーを有する操作部37が接続されていると
ともに、前記他方のI/Oインターフェース36からは、ADS
検知(自動濃度検知)スタート信号、露光光学系18のス
キャナースタート信号、画像濃度を調整するための現像
バイアス出力信号が出力されているとともに、I/Oイン
ターフェース36を通してADS検知(自動濃度検知)信号
が入力されている。
一方自動濃度検知機構の検出部が第3図(a)に示さ
れている。すなわち複写すべき原稿が置かれている原稿
載置台としてのコンタクトガラス1の前端側(第3図
(a)左側端部)に隣接するようにして、基準濃度を有
するグレースケール板からなる基準濃度パターン2が黒
部3で囲まれるように設置されている。そしてまず第3
図(b)に示されているように、上記基準濃度パターン
2に走査光を照射して得られる基準画像濃度情報A、お
よびコンタクトガラス1上に置かれている原稿4に走査
光を照射して得られる原稿画像濃度情報Bが検出され、
これら両濃度情報の比率B/Aが演算される。ついでその
演算結果B/Aの値に基づいて現像バイアスなどの作像条
件が決定され、これにより所定濃度のトナー可視像が感
光体上に形成されるようになっている。
またこの実施例における自動濃度検知機構では、原稿
4の先端側一定領域部分から原稿画像濃度情報Bが得ら
れることになされているが、クランプ固定されている転
写紙の先端部が原稿4の先端部に一致するように転写が
行なわれることにともなって、上記クランプ固定されて
いる転写紙の先端部領域に対応する原稿4の先端部領域
から得られる原稿画像濃度情報は判断対象になされず、
その他の部分からの原稿画像濃度情報を判断対象として
作業条件が決定されるようになっている。
すなわち第1図に示されるように、原稿4の先端部か
ら約10mmまでの先端部領域に対応して得られる原稿画像
濃度情報は無視され、その時間の間に検出されるデータ
は原稿部データとして考慮されないようになされてい
る。そして原稿4の先端部から約10mm分に相当する先端
部領域の後の原稿領域から得られる原稿画像濃度情報が
原稿部データとして採用されるようになされている。
このような装置において、原稿4の先端部領域を画像
として白抜けなく転写させるように、本来の原稿先端位
置すなわちコンタクトガラス1の端部から転写紙のクラ
ンプ量に対応する分だけ原稿4をずらしてセットするこ
ととすると、原稿4のずらし領域に存在する原稿圧板か
ら走査光が反射されることとなり、その間に得られる画
像濃度情報は原稿本来のものではなくなる。しかしなが
ら上記実施例では、原稿4の先端部から約10mm分に相当
する先端部領域から得られる原稿画像濃度情報は判断対
象とされることはないので、原稿本来の原稿画像濃度情
報とは異なる画像濃度情報が検出されてしまうことが回
避される。そして原稿4の先端部から約10mm分に相当す
る原稿先端部領域の後の原稿領域から得られる原稿本来
の原稿画像濃度情報が原稿部データとして採用され、こ
れに基づき現像バイアスなどの作像条件が適正に決定さ
れるようになっている。
[発明の効果] 以上述べたように本発明は、原稿載置台の先端部分か
ら転写紙のクランプ量に対応する分だけ原稿をずらして
セットすることとしても、原稿本来の画像濃度情報とは
異なる画像濃度情報が検出されてしまうことが回避され
るように、転写紙の転写ドラムへのクランプ固定領域に
対応する原稿先端部領域からの画像濃度情報は判断対象
とされることなく、原稿の他の部分からの原稿画像濃度
情報を判断対象とすべく、原稿の先端部領域に対応する
時間を経過後に得られる原稿画像濃度情報を判断対象と
して作像条件を決定するようにした構成を採用してなる
から、上記原稿の他の部分からの原稿画像濃度情報を得
るための機構を特別に設けることなく、自動濃度検知機
構における原稿画像濃度を常時正確に検知させることが
でき、良好な画像形成を安定して実行させることができ
る。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例における作像条件制御手順を
表わした制御フロー図、第2図は自動濃度検知(ADS検
知)機構を構成する制御部の回路ブロック線図、第3図
(a),(b)および(c)は自動濃度検知機構の検出
部における平面構成説明図,正規位置原稿に対する検出
信号線図および不正規位置原稿に対する検出信号線図、
第4図は本発明を適用する複写機の一例としてのフルカ
ラー複写機の全体構成を表わした説明的側面図である。 1……コンタクトガラス、2……基準濃度パターン、4
……原稿、11……感光体ドラム、31……制御部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基準濃度パターンから得られる基準画像濃
    度情報と、複写すべき原稿の画像濃度を原稿の先端部か
    ら順次読み取ることによって得られる原稿画像濃度情報
    との比率に基づいて作像条件を決定するようにした自動
    濃度検知機構を備えてなるとともに、転写紙の先端部を
    転写ドラムにクランプ固定させ、このクランプ固定され
    ている転写紙の先端部が原稿の先端部に一致するように
    画像の転写を行わせるようにした複写機の作像条件制御
    装置において、 上記クランプ固定されている上記転写紙の先端部領域に
    対応する原稿の先端部領域から得られる原稿画像濃度情
    報を判断対象とすることなく、上記原稿の先端部領域に
    対応する時間を経過後に得られる原稿画像濃度情報を判
    断対象として作像条件を決定するようにしたことを特徴
    とする複写機の作像条件制御装置。
JP1134134A 1989-05-26 1989-05-26 複写機の作像条件制御装置 Expired - Lifetime JP2967583B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59123862A (ja) * 1982-12-29 1984-07-17 Ricoh Co Ltd カラー変倍複写装置
JPS61167659U (ja) * 1985-04-04 1986-10-17
JPS638759A (ja) * 1986-06-30 1988-01-14 Mita Ind Co Ltd 画像濃度制御装置

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