JPH11311924A - 擬似原稿 - Google Patents

擬似原稿

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JPH11311924A
JPH11311924A JP10119735A JP11973598A JPH11311924A JP H11311924 A JPH11311924 A JP H11311924A JP 10119735 A JP10119735 A JP 10119735A JP 11973598 A JP11973598 A JP 11973598A JP H11311924 A JPH11311924 A JP H11311924A
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JP
Japan
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pseudo
white
reflected light
pseudo original
density
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Pending
Application number
JP10119735A
Other languages
English (en)
Inventor
Shintaro Otani
伸太郎 大谷
Toshimitsu Takakura
利充 高倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mita Industrial Co Ltd filed Critical Mita Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、カブリ故障を確実に検出するこ
とができるようになる擬似原稿を提供することを目的と
する。 【解決手段】 白色の擬似原稿色部分と、上記白色と黒
色との中間濃度の灰色の擬似原稿色部分とを少なくとも
有する擬似原稿において、白色の擬似原稿色部分に対す
る反射光量が、実際の白紙原稿に対する反射光量より低
くなるように、白色の擬似原稿色部分の色が設定されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複写機等の画像形成
装置に用いられる擬似原稿に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機においては、原稿画像が露光され
ることにより、感光体ドラムに静電潜像が形成される。
そして、現像装置によって、静電潜像が現像されてトナ
ー顕像が感光体ドラムに形成される。そして、転写装置
によってトナー顕像が記録紙に転写される。
【0003】本出願人は、複写機の故障や経時的変化等
の状態変化に伴う画像不良を濃度検出装置によって検出
し、正常時の画像に修復するシステム(自己修復システ
ム)を開発している。
【0004】具体的には、たとえば、正常状態におい
て、擬似原稿における黒色、白色および灰色の擬似原稿
色部分それぞれに対するトナー顕像濃度を濃度検出装置
で検出し、これらの検出値を記憶しておく。複写機のメ
ンテナンス時、または複写機の修理の後に、黒色、白色
および灰色の擬似原稿色部分それぞれに対するトナー顕
像濃度を濃度検出装置で検出する。
【0005】そして、検出された値が正常状態での検出
値と異なっている場合には、黒色、白色および灰色の擬
似原稿色部分それぞれに対するトナー顕像濃度が正常状
態でのトナー顕像濃度と一致するように、露光量、感光
体の帯電電位、現像バイアス等の濃度に関するパラメー
タ値を調整する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、カブリ故
障を確実に検出することができるようになる擬似原稿を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明による第1の擬
似原稿は、白色の擬似原稿色部分と、上記白色と黒色と
の中間濃度の灰色の擬似原稿色部分とを少なくとも有す
る擬似原稿において、白色の擬似原稿色部分に対する反
射光量が、実際の白紙原稿に対する反射光量より低くな
るように、白色の擬似原稿色部分の色が設定されている
ことを特徴とする。
【0008】この発明による第2の擬似原稿は、白色の
擬似原稿色部分、黒色の擬似原稿色部分ならびに上記白
色と上記黒色との中間濃度色である少なくとも1つの灰
色の擬似原稿色部分を有する擬似原稿において、白色の
擬似原稿色部分に対する反射光量が、実際の白紙原稿に
対する反射光量より低くなるように、白色の擬似原稿色
部分の色が設定されており、黒色の擬似原稿色部分に対
する反射光量が0に近い値となるように、黒色の擬似原
稿色部分の色が設定されていることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。
【0010】図1は、電子写真式複写機の構成を示して
いる。
【0011】複写機本体の上部には、複写すべき原稿が
載置されるコンタクトガラス1が設けられている。複写
機本体の一側面側には、給紙カセット2が設けられてい
る。複写機本体内には、露光機構、プリント機構および
記録紙搬送機構が設けられている。コンタクトガラス1
の片がわ付近には、複数の擬似原稿色部分101、10
2、103を有する擬似原稿3が取りつけられている。
【0012】プリント機構は、感光体ドラム11を備え
ている。感光体ドラム11は、図示しないメインモータ
によって矢印の方向に回転駆動される。感光体ドラム1
1の周囲には、その回転方向の順に、感光体ドラム11
の表面の感光層を帯電させる帯電器12、感光層上に形
成された静電潜像をトナー顕像として顕像化する現像装
置13、感光層上に形成されたトナー顕像を記録紙に転
写する転写用放電器14、感光体ドラム11から記録紙
を分離するための分離用放電器15、転写後の感光体ド
ラム11上に残留しているトナーを除去するクリーニン
グ装置16および感光体ドラム11表面の電荷を除去す
る除電器17が配されている。
【0013】また、感光体ドラム11の周囲には、感光
体ドラム11の帯電電位を測定するための表面電位セン
サ4および擬似原稿3上の各擬似原稿色部分101、1
02、103に対するトナー顕像濃度をそれぞれ測定す
るための反射形フォトセンサ5が配置されている。反射
形フォトセンサ5は、感光体ドラム表面11に光を照射
する発光ダイオード(投光部)および感光体ドラム表面
からの反射光を受光するフォトトランジスタ(受光部)
を備えている。
【0014】露光機構は、コンタクトガラス1上に載置
された原稿(図示略)の画像を露光走査するための露光
ランプ21および原稿からの反射光を反射する第1ミラ
ー22とを備えた第1光学系走行体31、第1ミラー2
2によって反射された光をレンズ25に導くための第2
および第3ミラー23、24を備えた第2光学系走行体
32、ならびに、レンズ25から出射された光を感光体
ドラム11の表面に導くための第4ミラー26を備えて
いる。また、擬似原稿3からの反射光量を測定するため
の光量センサ6が設けられている。
【0015】第1光学系走行体31および第2光学系走
行体32は、図示しないスキャンモータによって、左右
方向に往復動される。第2光学系走行体32は、第1光
学系走行体31の速度の1/2の速度で、第1光学系走
行体31の移動距離の1/2の距離を移動する。
【0016】記録紙搬送機構は、給紙カセット2内の記
録紙を給紙する給紙ローラ36、給紙ローラ36によっ
て送られてきた記録紙を所定のタイミングで感光体ドラ
ム11に搬送するためのレジストローラ37および感光
体ドラム11上に形成されたトナー顕像が転写されかつ
感光体ドラム11から剥離された記録紙を定着ローラ3
9まで搬送する搬送ベルト38を備えている。
【0017】擬似原稿3は、図1および図2に示すよう
に、白色の擬似原稿色部分101、灰色の擬似原稿色部
分102および黒色の原稿色部分103からなる。そし
て、灰色の擬似原稿色部分102を挟む配置で、白色の
擬似原稿色部分101と黒色の原稿色部分103とが配
置されている。
【0018】以下、各擬似原稿色部分101〜103の
色の設定方法について説明する。
【0019】図3は、擬似原稿の色を黒から白に徐々に
変化させた場合の、反射光量と感光体ドラム表面のトナ
ー顕像濃度との関係を示している。
【0020】黒色の擬似原稿色部分103の色は反射光
量が範囲Aの範囲内の色であり、灰色の擬似原稿色部分
102の色は反射光量が範囲Bの範囲内の色であり、白
色の擬似原稿色部分101の反射光量が範囲Cの範囲内
の色である。
【0021】黒色の擬似原稿色部分103の色は、複写
機の飽和濃度を再現するために用いられるので、反射光
量が0に近い色に設定される。
【0022】白色の擬似原稿色部分101は、カブリ故
障が生じているか否かを判定するための濃度を再現する
ために用いられる。したがって、白色の擬似原稿色部分
101として、コンタクトガラス1上に載置される白紙
原稿の反射光量と反射光量が同じものを用いることかで
きれば、この白色の擬似原稿色部分101を用いて複写
を行うことにより、カブリ故障が発生しているか否かを
理想的に検出することができる。つまり、白色の擬似原
稿色部分101は、その反射光量が、コンタクトガラス
1上に載置される白紙原稿の反射光量に近い程よいとい
える。
【0023】しかしながら、白紙原稿の反射光量より、
白色の擬似原稿色部分101の反射光量が高くなると、
カブリ故障の検出精度が著しく低下する。この理由は、
カブリ故障により、コンタクトガラス1上に載置された
白紙原稿に対して複写動作を行った場合にはカブリが生
じているにもかかわらず、白色の擬似原稿色部分に対し
て複写動作を行った場合にカブリが生じないといった事
態が起こるからである。
【0024】そこで、白色の擬似原稿色部分101の色
は、その反射光量が、白紙原稿の反射光量より少し低く
なるように設定される。
【0025】灰色の擬似原稿色部分102は、カブリ濃
度と飽和濃度との中間濃度を再現するためのものであ
る。したがって、灰色の擬似原稿色部分102の色は、
その反射光量が、カブリ濃度と飽和濃度との中間濃度を
再現するのに必要な反射光量となるように設定される。
【0026】各擬似原稿色部分101、102、103
の色の濃度の具体例を挙げておく。 白色の擬似原稿色部分101の濃度:0.247 灰色の擬似原稿色部分102の濃度:0.427 黒色の擬似原稿色部分103の濃度:測定不能(1.9
99over) 濃度は、log 1 /R(ただし、log は常用対数)に基づ
いて算出される。Rは、反射率(=反射光/投射光)で
表され、東京電色製のTC−6DSを用いて測定した。
【0027】
【発明の効果】この発明によれば、カブリ故障を確実に
検出することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】複写機の概略構成を示す概略構成図である。
【図2】擬似原稿を示す背面図である。
【図3】擬似原稿の色を黒から白に徐々に変化させた場
合の、反射光量と感光体ドラム表面のトナー顕像濃度と
の関係を示すグラフである。
【符号の説明】
3 擬似原稿 5 反射形フォトセンサ 11 感光体ドラム 12 帯電器 13 現像装置 21 露光ランプ 101 白色の擬似原稿色部分 102 灰色の擬似原稿色部分 103 黒色の擬似原稿色部分

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 白色の擬似原稿色部分と、上記白色と黒
    色との中間濃度の灰色の擬似原稿色部分とを少なくとも
    有する擬似原稿において、 白色の擬似原稿色部分に対する反射光量が、実際の白紙
    原稿に対する反射光量より低くなるように、白色の擬似
    原稿色部分の色が設定されていることを特徴とする擬似
    原稿。
  2. 【請求項2】 白色の擬似原稿色部分、黒色の擬似原稿
    色部分ならびに上記白色と上記黒色との中間濃度色であ
    る少なくとも1つの灰色の擬似原稿色部分を有する擬似
    原稿において、 白色の擬似原稿色部分に対する反射光量が、実際の白紙
    原稿に対する反射光量より低くなるように、白色の擬似
    原稿色部分の色が設定されており、黒色の擬似原稿色部
    分に対する反射光量が0に近い値となるように、黒色の
    擬似原稿色部分の色が設定されていることを特徴とする
    擬似原稿。
JP10119735A 1998-04-28 1998-04-28 擬似原稿 Pending JPH11311924A (ja)

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