JP3269775B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP3269775B2 JP3269775B2 JP13965096A JP13965096A JP3269775B2 JP 3269775 B2 JP3269775 B2 JP 3269775B2 JP 13965096 A JP13965096 A JP 13965096A JP 13965096 A JP13965096 A JP 13965096A JP 3269775 B2 JP3269775 B2 JP 3269775B2
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- JP
- Japan
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- intermediate transfer
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- toner
- light
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- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター等の画像形成装置に係り、詳しくは中
間転写体を有する画像形成装置において、定着前のトナ
ー付着量を計測する手段に関するものである。
ミリ、プリンター等の画像形成装置に係り、詳しくは中
間転写体を有する画像形成装置において、定着前のトナ
ー付着量を計測する手段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の画像形成装置としては、ト
ナー濃度センサを用いて現像処理後のトナー付着量を測
定するものが知られている。このトナー濃度センサと
は、LEDとフォトダイオード等を組み合わせ、像担持
体としての感光体上に付着したトナーによって反射した
光量を計測するものである。トナー濃度センサは極めて
安価であるため広く用いられているが、トナー濃度変化
に対する直線性が思わしくなく、特に検出すべきトナー
濃度が高濃度である場合に精度が劣る。そこで、この検
出精度を改良した種々の方法が提案されている。例え
ば、特開平3−174560号公報においては、トナー
層による光の減衰に着目し、感光体上に形成した画像濃
度検出用のトナー像を中間転写体の透明部に転写し、中
間転写体の内外に配された投、受光器を用いて転写した
トナー像を透過する光量を検出することにより、トナー
付着量の検出精度を改良したものが提案されている。ま
た、特開平3−209281号公報においては、感光体
上での正反射成分を検知する第1の光センサと、感光体
上に付着したトナーによる乱反射成分を検知する第2の
光センサとを併用し、これら第1、第2の光センサによ
る検出結果の差を用いることにより上記検出精度を改良
したものも知られている。
ナー濃度センサを用いて現像処理後のトナー付着量を測
定するものが知られている。このトナー濃度センサと
は、LEDとフォトダイオード等を組み合わせ、像担持
体としての感光体上に付着したトナーによって反射した
光量を計測するものである。トナー濃度センサは極めて
安価であるため広く用いられているが、トナー濃度変化
に対する直線性が思わしくなく、特に検出すべきトナー
濃度が高濃度である場合に精度が劣る。そこで、この検
出精度を改良した種々の方法が提案されている。例え
ば、特開平3−174560号公報においては、トナー
層による光の減衰に着目し、感光体上に形成した画像濃
度検出用のトナー像を中間転写体の透明部に転写し、中
間転写体の内外に配された投、受光器を用いて転写した
トナー像を透過する光量を検出することにより、トナー
付着量の検出精度を改良したものが提案されている。ま
た、特開平3−209281号公報においては、感光体
上での正反射成分を検知する第1の光センサと、感光体
上に付着したトナーによる乱反射成分を検知する第2の
光センサとを併用し、これら第1、第2の光センサによ
る検出結果の差を用いることにより上記検出精度を改良
したものも知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年高まる高画質化の
要求に対して、さらに上記トナー付着量の検出精度の向
上が求められている。ところが、トナー像の高濃度部か
ら低濃度部までの全域にわたって高精度なトナー付着量
の検出が困難であるという問題点があった。
要求に対して、さらに上記トナー付着量の検出精度の向
上が求められている。ところが、トナー像の高濃度部か
ら低濃度部までの全域にわたって高精度なトナー付着量
の検出が困難であるという問題点があった。
【0004】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、中間転写体上の現像
処理後のトナー付着量をトナー像の高濃度部から低濃度
部までの全域にわたって精度良く検出できる画像形成装
置を提供することである。
であり、その目的とするところは、中間転写体上の現像
処理後のトナー付着量をトナー像の高濃度部から低濃度
部までの全域にわたって精度良く検出できる画像形成装
置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、像担持体上に形成されるトナー
像を無端状に走行する中間転写体上に一次転写し、該中
間転写体上の一次転写画像を転写材に二次転写する中間
転写方式の画像形成装置において、上記中間転写体の一
部に透明部、該一部の他の部分に不透明部を構成し、該
中間転写体上にトナー付着量検出用の多階調のトナー像
を形成する作像手段と、該作像手段によって上記透明部
に形成されたトナー像の透過光を検出する透過光検出手
段と、該作像手段によって上記不透明部に形成されたト
ナー像に対して所定位置から光線を発光する発光素子及
び該光線の該トナー像からの反射光の素子上での入射位
置を検出する受光素子で構成される反射光検出手段と備
え、該透過光検出手段と該反射光検出手段との両者の検
出結果に基づいて該中間転写体上におけるトナー付着量
を計測することを特徴とするものである。請求項2の発
明は、請求項1の画像形成装置において、上記透過光検
出手段を上記中間転写体の外側に配置した光線を所定位
置から発光する発光素子と上記中間転写体の内側に配置
した透過光を検出する受光素子とで構成し、上記反射光
検出手段を該発光素子と上記中間転写体の外側に配置し
た反射光の素子上での入射位置を検出する受光素子とで
構成したことを特徴とものである。請求項3の発明は、
請求項1の画像形成装置において、上記中間転写体上に
形成された多階調のトナー像の濃度レベルに応じて、上
記透過光検出手段の検出結果と上記反射光検出手段の検
出結果とを切り分け、いずれか一方の検出結果に基づい
て各濃度レベルにおける上記中間転写体上のトナー付着
量を計測することを特徴とするものである。請求項4の
発明は、請求項1の画像形成装置において、上記透明部
と上記不透明部との境界が上記トナー像の搬送方向に対
して垂直に構成されていることを特徴とするものであ
る。請求項5の発明は、請求項1の画像形成装置におい
て、上記透明部と上記不透明部との境界が上記トナー像
の搬送方向に対して平行に構成されていることを特徴と
するものである。 請求項6の発明は、像担持体上に形成
されるトナー像を無端状に走行する中間転写体上に一次
転写し、該中間転写体上の一次転写画像を転写材に二次
転写する中間転写方式の画像形成装置において、上記像
担持体に対向する位置に測定用転写体を配置し、上記中
間転写体と該測定用転写体とのいずれか一方に透明部、
他方に不透明部を構成し、該像担持体上にトナー像を形
成して該トナー像を該中間転写体及び該測定用転写体上
に転写することで、該中間転写体及び該測定用転写体上
にトナー付着量検出用の多階調のトナー像を形成する作
像手段と、該作像手段によって上記透明部に形成された
トナー像の透過光を検出する透過光検出手段と、該作像
手段によって上記不透明部に形成されたトナー像の反射
光を検出する反射光検出手段とを備え、該透過光検出手
段と該反射光検出手段との両者の検出結果に基づいて該
中間転写体上におけるトナー付着量を計測することを特
徴とするものである。請求項1乃至5の画像形成装置に
おいては、上記透過光検出手段により透過光、上記反射
光検出手段により反射光の受光素子での入射位置を検出
し、両者の検出結果に基づいて上記中間転写体上のトナ
ー付着量を計測する。上記透過光検出手段は、高濃度レ
ベルのトナー像においてトナー付着量の検出精度が高
い。一方、上記反射光検出手段は、低濃度レベルのトナ
ー像においてトナー付着量の検出精度が高い。また、上
記発光素子からの光線が上記不透明部において反射し、
この反射光の上記受光素子に入射する位置を検出するの
で、上記反射光の入射位置検出による反射光検出手段
は、低濃度レベルのトナー像におけるトナー付着量の検
出精度が特に良好である。特に、請求項2の画像形成装
置においては、上記透過光検出手段と上記反射光検出手
段として1個の発光素子からの発光を兼用し、上記中間
転写体の透明部においてはこの内側に設けられた受光素
子を用いて透過光、上記中間転写体の不透明部において
はこの外側に設けられた受光素子を用いて反射光を検出
し、両者の検出結果に基づいて上記中間転写体上のトナ
ー付着量を計測する。特に、請求項5の画像形成装置に
おいては、上記透明部と上記不透明部との境界を上記ト
ナー像の搬送方向に対して平行になるように構成するた
め、上記透明部を中間転写体の端部に形成することがで
きる。この端部は、画像の形成に寄与 しない場合が多々
ある。さらに、中間転写体の端部の画像形成に寄与しな
い部分を予め広く確保しておくこともできる。請求項6
の画像形成装置においては、上記中間転写体と、上記像
担持体と対向する位置に測定用転写体とを備え、いずれ
か一方においては上記透過光検出手段により透過光、他
方においては上記反射光検出手段により反射光を検出
し、両者の検出結果に基づいて上記中間転写体上のトナ
ー付着量を計測する。上記透過光検出手段は、高濃度レ
ベルのトナー像においてトナー付着量の検出精度が高
い。一方、上記反射光検出手段は、低濃度レベルのトナ
ー像においてトナー付着量の検出精度が高い。
に、請求項1の発明は、像担持体上に形成されるトナー
像を無端状に走行する中間転写体上に一次転写し、該中
間転写体上の一次転写画像を転写材に二次転写する中間
転写方式の画像形成装置において、上記中間転写体の一
部に透明部、該一部の他の部分に不透明部を構成し、該
中間転写体上にトナー付着量検出用の多階調のトナー像
を形成する作像手段と、該作像手段によって上記透明部
に形成されたトナー像の透過光を検出する透過光検出手
段と、該作像手段によって上記不透明部に形成されたト
ナー像に対して所定位置から光線を発光する発光素子及
び該光線の該トナー像からの反射光の素子上での入射位
置を検出する受光素子で構成される反射光検出手段と備
え、該透過光検出手段と該反射光検出手段との両者の検
出結果に基づいて該中間転写体上におけるトナー付着量
を計測することを特徴とするものである。請求項2の発
明は、請求項1の画像形成装置において、上記透過光検
出手段を上記中間転写体の外側に配置した光線を所定位
置から発光する発光素子と上記中間転写体の内側に配置
した透過光を検出する受光素子とで構成し、上記反射光
検出手段を該発光素子と上記中間転写体の外側に配置し
た反射光の素子上での入射位置を検出する受光素子とで
構成したことを特徴とものである。請求項3の発明は、
請求項1の画像形成装置において、上記中間転写体上に
形成された多階調のトナー像の濃度レベルに応じて、上
記透過光検出手段の検出結果と上記反射光検出手段の検
出結果とを切り分け、いずれか一方の検出結果に基づい
て各濃度レベルにおける上記中間転写体上のトナー付着
量を計測することを特徴とするものである。請求項4の
発明は、請求項1の画像形成装置において、上記透明部
と上記不透明部との境界が上記トナー像の搬送方向に対
して垂直に構成されていることを特徴とするものであ
る。請求項5の発明は、請求項1の画像形成装置におい
て、上記透明部と上記不透明部との境界が上記トナー像
の搬送方向に対して平行に構成されていることを特徴と
するものである。 請求項6の発明は、像担持体上に形成
されるトナー像を無端状に走行する中間転写体上に一次
転写し、該中間転写体上の一次転写画像を転写材に二次
転写する中間転写方式の画像形成装置において、上記像
担持体に対向する位置に測定用転写体を配置し、上記中
間転写体と該測定用転写体とのいずれか一方に透明部、
他方に不透明部を構成し、該像担持体上にトナー像を形
成して該トナー像を該中間転写体及び該測定用転写体上
に転写することで、該中間転写体及び該測定用転写体上
にトナー付着量検出用の多階調のトナー像を形成する作
像手段と、該作像手段によって上記透明部に形成された
トナー像の透過光を検出する透過光検出手段と、該作像
手段によって上記不透明部に形成されたトナー像の反射
光を検出する反射光検出手段とを備え、該透過光検出手
段と該反射光検出手段との両者の検出結果に基づいて該
中間転写体上におけるトナー付着量を計測することを特
徴とするものである。請求項1乃至5の画像形成装置に
おいては、上記透過光検出手段により透過光、上記反射
光検出手段により反射光の受光素子での入射位置を検出
し、両者の検出結果に基づいて上記中間転写体上のトナ
ー付着量を計測する。上記透過光検出手段は、高濃度レ
ベルのトナー像においてトナー付着量の検出精度が高
い。一方、上記反射光検出手段は、低濃度レベルのトナ
ー像においてトナー付着量の検出精度が高い。また、上
記発光素子からの光線が上記不透明部において反射し、
この反射光の上記受光素子に入射する位置を検出するの
で、上記反射光の入射位置検出による反射光検出手段
は、低濃度レベルのトナー像におけるトナー付着量の検
出精度が特に良好である。特に、請求項2の画像形成装
置においては、上記透過光検出手段と上記反射光検出手
段として1個の発光素子からの発光を兼用し、上記中間
転写体の透明部においてはこの内側に設けられた受光素
子を用いて透過光、上記中間転写体の不透明部において
はこの外側に設けられた受光素子を用いて反射光を検出
し、両者の検出結果に基づいて上記中間転写体上のトナ
ー付着量を計測する。特に、請求項5の画像形成装置に
おいては、上記透明部と上記不透明部との境界を上記ト
ナー像の搬送方向に対して平行になるように構成するた
め、上記透明部を中間転写体の端部に形成することがで
きる。この端部は、画像の形成に寄与 しない場合が多々
ある。さらに、中間転写体の端部の画像形成に寄与しな
い部分を予め広く確保しておくこともできる。請求項6
の画像形成装置においては、上記中間転写体と、上記像
担持体と対向する位置に測定用転写体とを備え、いずれ
か一方においては上記透過光検出手段により透過光、他
方においては上記反射光検出手段により反射光を検出
し、両者の検出結果に基づいて上記中間転写体上のトナ
ー付着量を計測する。上記透過光検出手段は、高濃度レ
ベルのトナー像においてトナー付着量の検出精度が高
い。一方、上記反射光検出手段は、低濃度レベルのトナ
ー像においてトナー付着量の検出精度が高い。
【0006】
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
[実施形態1]まず、本発明が適用できる画像形成装置
であるカラー複写装置の一例について説明する。図1は
カラー複写装置の概略構成図、図2は感光体・中間転写
ベルト回りの拡大図である。カラー画像読み取り装置
(以下、カラースキャナーという)1は、原稿3の画像
を照明ランプ4、ミラー群5、及びレンズ6を介してカ
ラーセンサー7に結像して、原稿のカラー画像情報を、
例えばブルー(Blue、以下Bという)、グリーン(Gr
een、以下Gという)、レッド(Red、以下Rという)
の色分解光毎に読み取り、電気的な画像信号に変換す
る。そして、このカラースキャナー1で得たB、G、R
の色分解画像信号強度レベルをもとにして、画像処理部
(図示なし)で色変換処理を行ない、ブラック(以下、
Bkという)、シアン( Cyan、以下Cという)、マゼ
ンタ( Magenta、以下Mという)、イエロー( Yello
w、以下Yという)のカラー画像データを得る。これ
を、次に述べるカラー画像記録装置(以下、カラープリ
ンターという)2によって、Bk、C、M、Yの顕像化
を行ない、これにより得られたトナー像を重ね合わして
4色フルカラー画像を形成する。
であるカラー複写装置の一例について説明する。図1は
カラー複写装置の概略構成図、図2は感光体・中間転写
ベルト回りの拡大図である。カラー画像読み取り装置
(以下、カラースキャナーという)1は、原稿3の画像
を照明ランプ4、ミラー群5、及びレンズ6を介してカ
ラーセンサー7に結像して、原稿のカラー画像情報を、
例えばブルー(Blue、以下Bという)、グリーン(Gr
een、以下Gという)、レッド(Red、以下Rという)
の色分解光毎に読み取り、電気的な画像信号に変換す
る。そして、このカラースキャナー1で得たB、G、R
の色分解画像信号強度レベルをもとにして、画像処理部
(図示なし)で色変換処理を行ない、ブラック(以下、
Bkという)、シアン( Cyan、以下Cという)、マゼ
ンタ( Magenta、以下Mという)、イエロー( Yello
w、以下Yという)のカラー画像データを得る。これ
を、次に述べるカラー画像記録装置(以下、カラープリ
ンターという)2によって、Bk、C、M、Yの顕像化
を行ない、これにより得られたトナー像を重ね合わして
4色フルカラー画像を形成する。
【0018】カラープリンター2の書き込み光学ユニッ
ト8は、カラースキャナー1からのカラー画像データを
光信号に変換して、原稿画像に対応した光書き込みを行
い、感光体9に静電潜像を形成する。感光体9は、矢印
の如く反時計方向に回転し、その回りには、感光体クリ
ーニングユニット(クリーニング前除電器を含む)1
0、除電ランプ11、帯電器12、電位センサー13、
Bk現像ユニット14、C現像ユニット15、M現像ユ
ニット16、Y現像ユニット17、現像濃度パターン検
出用の光学センサー18、中間転写ベルト19などが配
置されている。
ト8は、カラースキャナー1からのカラー画像データを
光信号に変換して、原稿画像に対応した光書き込みを行
い、感光体9に静電潜像を形成する。感光体9は、矢印
の如く反時計方向に回転し、その回りには、感光体クリ
ーニングユニット(クリーニング前除電器を含む)1
0、除電ランプ11、帯電器12、電位センサー13、
Bk現像ユニット14、C現像ユニット15、M現像ユ
ニット16、Y現像ユニット17、現像濃度パターン検
出用の光学センサー18、中間転写ベルト19などが配
置されている。
【0019】各現像ユニットは、静電潜像を現像するた
めに現像剤の穂を感光体9の表面に接触させて回転する
現像スリーブ(14a、15a、16a、17a)と、
現像剤を汲み上げ・撹拌するために回転する現像パドル
(14b、15b、16b、17b)、及び現像剤のト
ナー濃度センサー(14c、15c、16c、17c)
などで構成されている。
めに現像剤の穂を感光体9の表面に接触させて回転する
現像スリーブ(14a、15a、16a、17a)と、
現像剤を汲み上げ・撹拌するために回転する現像パドル
(14b、15b、16b、17b)、及び現像剤のト
ナー濃度センサー(14c、15c、16c、17c)
などで構成されている。
【0020】以下、現像動作の順序(カラー画像形成順
序)が、Bk、C、M、Yの例でコピー動作の概略を説
明する(ただし、画像形成順序はこれに限定されるもの
ではない)。コピー動作が開始されると、カラースキャ
ナー1で所定のタイミングからBk画像データの読み取
りがスタートし、この画像データに基づきレーザー光に
よる光書き込み、潜像形成が始まる(以下、Bk画像デ
ータによる静電潜像をBk潜像という。C、M、Yにつ
いて、それぞれC潜像、M潜像、Y潜像という)。この
Bk潜像の先端部から現像可能とすべくBk現像ユニッ
ト14の現像位置に潜像先端部が到達する前に、現像ス
リーブ14aを回転開始して、Bk潜像をBkトナーで
現像する。そして以後、Bk潜像領域の現像動作を続
け、潜像後端部がBk現像位置を通過した時点で、現像
不作動状態にする。これは少なくとも、次のC画像デー
タによるC潜像先端部が到達する前に完了させる。
序)が、Bk、C、M、Yの例でコピー動作の概略を説
明する(ただし、画像形成順序はこれに限定されるもの
ではない)。コピー動作が開始されると、カラースキャ
ナー1で所定のタイミングからBk画像データの読み取
りがスタートし、この画像データに基づきレーザー光に
よる光書き込み、潜像形成が始まる(以下、Bk画像デ
ータによる静電潜像をBk潜像という。C、M、Yにつ
いて、それぞれC潜像、M潜像、Y潜像という)。この
Bk潜像の先端部から現像可能とすべくBk現像ユニッ
ト14の現像位置に潜像先端部が到達する前に、現像ス
リーブ14aを回転開始して、Bk潜像をBkトナーで
現像する。そして以後、Bk潜像領域の現像動作を続
け、潜像後端部がBk現像位置を通過した時点で、現像
不作動状態にする。これは少なくとも、次のC画像デー
タによるC潜像先端部が到達する前に完了させる。
【0021】感光体9に形成したBkトナー像は、感光
体と等速駆動されている中間転写ベルト19の表面に転
写する(以下、感光体から中間転写ベルトへのトナー像
転写をベルト転写という)。ベルト転写は、感光体9と
中間転写ベルト19が接触状態において、転写バイアス
ローラ20aに所定のバイアス電圧を印加することで行
う。なお、中間転写ベルト19には、感光体9に順次形
成するBk、C、M、Yのトナー像を、同ー面に順次位
置合せして、4色重ねのベルト転写画像を形成し、その
後、転写紙にー括転写を行う。この中間転写ベルトユニ
ットについては後述する。
体と等速駆動されている中間転写ベルト19の表面に転
写する(以下、感光体から中間転写ベルトへのトナー像
転写をベルト転写という)。ベルト転写は、感光体9と
中間転写ベルト19が接触状態において、転写バイアス
ローラ20aに所定のバイアス電圧を印加することで行
う。なお、中間転写ベルト19には、感光体9に順次形
成するBk、C、M、Yのトナー像を、同ー面に順次位
置合せして、4色重ねのベルト転写画像を形成し、その
後、転写紙にー括転写を行う。この中間転写ベルトユニ
ットについては後述する。
【0022】感光体9側ではBk工程の次にC工程に進
むが、所定のタイミングからカラースキャナー1による
C画像データ読み取りが始まり、その画像データによる
レーザー光書き込みで、C潜像形成を行う。C現像ユニ
ット15はその現像位置に対して、先のBk潜像後端部
が通過した後で、かつC潜像の先端が到達する前に現像
スリーブ15aを回転開始して、C潜像をCトナーで現
像する。以後、C潜像領域の現像を続け、潜像後端部が
通過した時点で、先のBk現像ユニットの場合と同様に
現像不作動状態にする。これもやはり次のM潜像先端部
が到達する前に完了させる。なお、M及びYの各工程に
ついても、それぞれの画像データ読み取り、潜像形成及
び現像の動作が上述のBk、Cの工程と同様に行なわれ
る。
むが、所定のタイミングからカラースキャナー1による
C画像データ読み取りが始まり、その画像データによる
レーザー光書き込みで、C潜像形成を行う。C現像ユニ
ット15はその現像位置に対して、先のBk潜像後端部
が通過した後で、かつC潜像の先端が到達する前に現像
スリーブ15aを回転開始して、C潜像をCトナーで現
像する。以後、C潜像領域の現像を続け、潜像後端部が
通過した時点で、先のBk現像ユニットの場合と同様に
現像不作動状態にする。これもやはり次のM潜像先端部
が到達する前に完了させる。なお、M及びYの各工程に
ついても、それぞれの画像データ読み取り、潜像形成及
び現像の動作が上述のBk、Cの工程と同様に行なわれ
る。
【0023】次に、中間転写ベルトユニットについて説
明する。中間転写ベルト19は、駆動ローラ21、転写
バイアスローラ20a、アースローラ20b、及び従動
ローラ群に張架されており、図示していない駆動モータ
により駆動制御される。なお、本実施形態における中間
転写ベルト19については後に詳述する。ベルトクリー
ニングユニット22は、ブラシローラ22a、ゴムブレ
ード22b、及びベルトからの接離機構22cなどで構
成されており、1色目のBk画像をベルト転写した後
の、2、3、4色目をベルト転写している間は、接離機
構22cによってベルト面から離間させておく。
明する。中間転写ベルト19は、駆動ローラ21、転写
バイアスローラ20a、アースローラ20b、及び従動
ローラ群に張架されており、図示していない駆動モータ
により駆動制御される。なお、本実施形態における中間
転写ベルト19については後に詳述する。ベルトクリー
ニングユニット22は、ブラシローラ22a、ゴムブレ
ード22b、及びベルトからの接離機構22cなどで構
成されており、1色目のBk画像をベルト転写した後
の、2、3、4色目をベルト転写している間は、接離機
構22cによってベルト面から離間させておく。
【0024】紙転写ユニット23は、紙転写バイアスロ
ーラー23a、ローラークリーニングブレード23b、
及びベルトからの接離機構23cなどで構成されてい
る。該バイアスローラー23aは、通常はベルト19面
から離間しているが、中間転写ベルト19面に形成され
た4色の重ね画像を、転写紙にー括転写する時にタイミ
ングを取って接離機構23cで押圧され、該ローラー2
3aに所定のバイアス電圧を印加して紙への転写を行
う。なお、転写紙24は、給紙ローラー25、レジスト
ローラ26によって、中間転写ベルト面の4色重ね画像
の先端部が、紙転写位置に到達するタイミングに合わせ
て給紙される。
ーラー23a、ローラークリーニングブレード23b、
及びベルトからの接離機構23cなどで構成されてい
る。該バイアスローラー23aは、通常はベルト19面
から離間しているが、中間転写ベルト19面に形成され
た4色の重ね画像を、転写紙にー括転写する時にタイミ
ングを取って接離機構23cで押圧され、該ローラー2
3aに所定のバイアス電圧を印加して紙への転写を行
う。なお、転写紙24は、給紙ローラー25、レジスト
ローラ26によって、中間転写ベルト面の4色重ね画像
の先端部が、紙転写位置に到達するタイミングに合わせ
て給紙される。
【0025】以上のようにして、中間転写ベルト面から
4色重ねトナー像をー括転写された転写紙24は、紙搬
送ユニット27で定着器28に搬送され、所定温度にコ
ントロールされた定着ローラ28aと加圧ローラー28
bでトナー像を溶融定着してコピートレイ29に搬出さ
れフルカラーコピーを得る。
4色重ねトナー像をー括転写された転写紙24は、紙搬
送ユニット27で定着器28に搬送され、所定温度にコ
ントロールされた定着ローラ28aと加圧ローラー28
bでトナー像を溶融定着してコピートレイ29に搬出さ
れフルカラーコピーを得る。
【0026】なお、ベルト転写後の感光体9は、感光体
クリーニングユニット10(クリーニング前除電器10
a、ブラシローラ10b、ゴムブレード10c)で表面
をクリーニングされ、また、除電ランプ11で均一に除
電される。また、転写紙24にトナー像を転写した後の
中間転写ベルト19は、クリーニングユニット22を再
び接離機構22cで押圧して表面をクリーニングされ
る。
クリーニングユニット10(クリーニング前除電器10
a、ブラシローラ10b、ゴムブレード10c)で表面
をクリーニングされ、また、除電ランプ11で均一に除
電される。また、転写紙24にトナー像を転写した後の
中間転写ベルト19は、クリーニングユニット22を再
び接離機構22cで押圧して表面をクリーニングされ
る。
【0027】リピートコピーの時は、カラースキャナ1
の動作及び感光体9への画像形成は、1枚目のY(4色
目)画像工程に引き続き、所定のタイミングで2枚目の
Bk(1色目)画像工程に進む。また、中間転写ベルト
19の方は、1枚目の4色重ね画像の転写紙へのー括転
写工程に引き続き、表面をクリーニングユニット22で
クリーニングされた領域に、2枚目のBkトナー像がベ
ルト転写されるようにする。その後は、1枚目と同様の
動作になる。なお、転写紙カセット30、31、32、
33は、各種サイズの転写紙が収納されており、操作パ
ネル(図示なし)で指定されたサイズ紙の収納カセット
から、タイミングを取ってレジストローラ26方向に給
紙、搬送される。34は、OHP用紙や厚紙などの手差
し給紙トレイである。
の動作及び感光体9への画像形成は、1枚目のY(4色
目)画像工程に引き続き、所定のタイミングで2枚目の
Bk(1色目)画像工程に進む。また、中間転写ベルト
19の方は、1枚目の4色重ね画像の転写紙へのー括転
写工程に引き続き、表面をクリーニングユニット22で
クリーニングされた領域に、2枚目のBkトナー像がベ
ルト転写されるようにする。その後は、1枚目と同様の
動作になる。なお、転写紙カセット30、31、32、
33は、各種サイズの転写紙が収納されており、操作パ
ネル(図示なし)で指定されたサイズ紙の収納カセット
から、タイミングを取ってレジストローラ26方向に給
紙、搬送される。34は、OHP用紙や厚紙などの手差
し給紙トレイである。
【0028】以上は、4色フルカラーを得るコピーモー
ドの説明であったが、3色コピーモード、2色コピーモ
ードの場合は、指定された色と回数の分について、上記
と同様の動作を行うことになる。また、単色コピーモー
ドの場合は、所定枚数が終了するまでの間、その色の現
像ユニットのみを現像作動(剤穂立て)状態にして、中
間転写ベルト19は、感光体9面に接触したまま往動方
向にー定速駆動し、さらに、ベルトクリーナー22もベ
ルト19に接触したままの状態で、コピー動作を行う。
ドの説明であったが、3色コピーモード、2色コピーモ
ードの場合は、指定された色と回数の分について、上記
と同様の動作を行うことになる。また、単色コピーモー
ドの場合は、所定枚数が終了するまでの間、その色の現
像ユニットのみを現像作動(剤穂立て)状態にして、中
間転写ベルト19は、感光体9面に接触したまま往動方
向にー定速駆動し、さらに、ベルトクリーナー22もベ
ルト19に接触したままの状態で、コピー動作を行う。
【0029】次に、図3を用いて、本実施形態(以下、
実施形態1という)に係る中間転写ベルト19及び該中
間転写ベルト19上のトナー付着量計測手段について説
明する。本実施形態に係る中間転写ベルト19は、図4
に平面展開図で示すように、透明部19aと不透明部1
9bとから構成されている。この透明部19aと不透明
部19bは、図3中矢印Aで示す上記トナー像の搬送方
向に対して中間転写ベルト19の外周Lを垂直(y軸方
向に平行)に等分して設けられている。そして、中間転
写ベルト19の透明部19aにおいて透過光の光量検出
によりトナー付着量を計測する第1計測点50aと、中
間転写ベルト19の不透明部19bにおいて反射光の入
射位置検出によりトナー付着量を計測する第2計測点5
0bとを、矢印Aで示す上記トナー像の搬送方向と平
行、且つ同一線上になるように、図中一点鎖線で示す線
上に設定する。この第1計測点50aを通り矢印Aで示
す上記トナー像の搬送方向に対する垂線l上において、
中間転写ベルト19の外側には発光素子60a、内側に
は例えばフォトダイオード等の光量検出用の受光素子6
0bが中間転写ベルト19を挟むように設けられてい
る。一方、第2計測点50bを通り矢印Aで示す上記ト
ナー像の搬送方向に垂直な面m上において中間転写ベル
ト19の外側には、例えば半導体レーザ等の光線を発光
する発光素子61aと、この発光素子61aから入射角
θ1で入射する光の第2計測点での正反射方向に受光素
子61bが設けられている。ここで、受光素子61bと
して、例えばPSD(Position Sensit
ive device)等の反射光の入射位置検出用の
素子を用いる。PSDは、素子上での光の入射位置に応
じて出力電圧が変化するものであり、トナーの付着量が
多いほど反射光の上記入射角θ1に対するずれが増大す
る。よって、トナー付着量に応じた電圧値が検出でき
る。 (以下、余白)
実施形態1という)に係る中間転写ベルト19及び該中
間転写ベルト19上のトナー付着量計測手段について説
明する。本実施形態に係る中間転写ベルト19は、図4
に平面展開図で示すように、透明部19aと不透明部1
9bとから構成されている。この透明部19aと不透明
部19bは、図3中矢印Aで示す上記トナー像の搬送方
向に対して中間転写ベルト19の外周Lを垂直(y軸方
向に平行)に等分して設けられている。そして、中間転
写ベルト19の透明部19aにおいて透過光の光量検出
によりトナー付着量を計測する第1計測点50aと、中
間転写ベルト19の不透明部19bにおいて反射光の入
射位置検出によりトナー付着量を計測する第2計測点5
0bとを、矢印Aで示す上記トナー像の搬送方向と平
行、且つ同一線上になるように、図中一点鎖線で示す線
上に設定する。この第1計測点50aを通り矢印Aで示
す上記トナー像の搬送方向に対する垂線l上において、
中間転写ベルト19の外側には発光素子60a、内側に
は例えばフォトダイオード等の光量検出用の受光素子6
0bが中間転写ベルト19を挟むように設けられてい
る。一方、第2計測点50bを通り矢印Aで示す上記ト
ナー像の搬送方向に垂直な面m上において中間転写ベル
ト19の外側には、例えば半導体レーザ等の光線を発光
する発光素子61aと、この発光素子61aから入射角
θ1で入射する光の第2計測点での正反射方向に受光素
子61bが設けられている。ここで、受光素子61bと
して、例えばPSD(Position Sensit
ive device)等の反射光の入射位置検出用の
素子を用いる。PSDは、素子上での光の入射位置に応
じて出力電圧が変化するものであり、トナーの付着量が
多いほど反射光の上記入射角θ1に対するずれが増大す
る。よって、トナー付着量に応じた電圧値が検出でき
る。 (以下、余白)
【0030】まず、上記中間転写ベルト19の透明部1
9aと不透明部19bそれぞれにトナー付着量検出用の
トナー像としての1組の多階調のテストパッチを転写す
る。図5は、透明部19aに転写したテストパッチN
0、N1、N2、N3、N4、N5、N6、N7の一例
であり、不透明部19bにも同様の8階調のテストパッ
チを転写する。次に、中間転写ベルト19の透明部19
aに転写した各テストパッチN0、N1、N2、N3、
N4、N5、N6、N7が第1計測点50aを通過する
度に、発光素子60aと受光素子60bとを用いてテス
トパッチN0、N1、N2、N3、N4、N5、N6、
N7により減衰した透過光の光量を検出する。一方、中
間転写ベルト19の不透明部19bに転写した各テスト
パッチN0、N1、N2、N3、N4、N5、N6、N
7が第2計測点50bを通過する度に、発光素子61a
と受光素子61bを用いてトナー付着量によって変化す
る反射光の入射位置を検出する。本実施形態において
は、中間転写ベルト19の透明部19aにおける透過光
の光量と不透明部19bにおける反射光の入射位置とを
交互に検出する。この検出のタイミングは外部機器70
と同期検出器71との情報に基づいて情報処理部72で
制御される。また、情報処理部72には受光素子60
b、61bの検出値を読み込み、この検出値をトナー付
着量に変換する情報等も納められている。
9aと不透明部19bそれぞれにトナー付着量検出用の
トナー像としての1組の多階調のテストパッチを転写す
る。図5は、透明部19aに転写したテストパッチN
0、N1、N2、N3、N4、N5、N6、N7の一例
であり、不透明部19bにも同様の8階調のテストパッ
チを転写する。次に、中間転写ベルト19の透明部19
aに転写した各テストパッチN0、N1、N2、N3、
N4、N5、N6、N7が第1計測点50aを通過する
度に、発光素子60aと受光素子60bとを用いてテス
トパッチN0、N1、N2、N3、N4、N5、N6、
N7により減衰した透過光の光量を検出する。一方、中
間転写ベルト19の不透明部19bに転写した各テスト
パッチN0、N1、N2、N3、N4、N5、N6、N
7が第2計測点50bを通過する度に、発光素子61a
と受光素子61bを用いてトナー付着量によって変化す
る反射光の入射位置を検出する。本実施形態において
は、中間転写ベルト19の透明部19aにおける透過光
の光量と不透明部19bにおける反射光の入射位置とを
交互に検出する。この検出のタイミングは外部機器70
と同期検出器71との情報に基づいて情報処理部72で
制御される。また、情報処理部72には受光素子60
b、61bの検出値を読み込み、この検出値をトナー付
着量に変換する情報等も納められている。
【0031】図5(a)は、上記受光素子60bの検出
結果を上記情報処理部72によって中間転写ベルト19
の透明部19aにおけるトナー付着量に変換し、模式的
に示した図である。同図(b)は、上記受光素子61b
の検出結果を上記情報処理部72によって中間転写ベル
ト19の不透明部19bにおけるトナー付着量に変換
し、模式的に示した図である。両図とも、テストパッチ
N0、N1、N2、N3、N4、N5、N6、N7の濃
度レベルと中間転写ベルト19上のトナー付着量との関
係を示しており、テストパッチN0、N1、N2、N
3、N4、N5、N6、N7が高濃度であるほどトナー
付着量が増加している。しかし中間転写ベルト19の透
明部19aでは、例えば、図5(a)に示すテストパッ
チN0、N1の低濃度レベルにおいてテストパッチN
0、N1の濃度とトナー付着量との関係を判別すること
が困難である。そして、中間転写ベルト19の不透明部
19bでは、例えば図5(b)に示すテストパッチN
6、N7の高濃度レベルにおいてテストパッチN6、N
7の濃度とトナー付着量との関係を判別できないおそれ
がある。そこで、本実施形態では、図5(a)、(b)
の検出結果をテストパッチN0、N1、N2、N3、N
4、N5、N6、N7の濃度レベルに応じて切り分け、
低濃度レベルにおいては反射光による検出値、高濃度レ
ベルにおいては透過光による検出値を情報処理部72に
書き込む。例えば、低濃度レベルのテストパッチN0、
N1、N2、N3、N4においては図5(a)に示す受
光素子60bの検出値、高濃度レベルのテストパッチN
5、N6、N7においては同図(b)に示す受光素子6
1bの検出値をそれぞれ上記情報処理部72でトナー付
着量に変換すると、図5(c)に示すようなテストパッ
チN0、N1、N2、N3、N4、N5、N6、N7と
トナー付着量推定量との関係が得られる。この結果は、
I/0制御部73を通じて外部から読み出すことができ
る。
結果を上記情報処理部72によって中間転写ベルト19
の透明部19aにおけるトナー付着量に変換し、模式的
に示した図である。同図(b)は、上記受光素子61b
の検出結果を上記情報処理部72によって中間転写ベル
ト19の不透明部19bにおけるトナー付着量に変換
し、模式的に示した図である。両図とも、テストパッチ
N0、N1、N2、N3、N4、N5、N6、N7の濃
度レベルと中間転写ベルト19上のトナー付着量との関
係を示しており、テストパッチN0、N1、N2、N
3、N4、N5、N6、N7が高濃度であるほどトナー
付着量が増加している。しかし中間転写ベルト19の透
明部19aでは、例えば、図5(a)に示すテストパッ
チN0、N1の低濃度レベルにおいてテストパッチN
0、N1の濃度とトナー付着量との関係を判別すること
が困難である。そして、中間転写ベルト19の不透明部
19bでは、例えば図5(b)に示すテストパッチN
6、N7の高濃度レベルにおいてテストパッチN6、N
7の濃度とトナー付着量との関係を判別できないおそれ
がある。そこで、本実施形態では、図5(a)、(b)
の検出結果をテストパッチN0、N1、N2、N3、N
4、N5、N6、N7の濃度レベルに応じて切り分け、
低濃度レベルにおいては反射光による検出値、高濃度レ
ベルにおいては透過光による検出値を情報処理部72に
書き込む。例えば、低濃度レベルのテストパッチN0、
N1、N2、N3、N4においては図5(a)に示す受
光素子60bの検出値、高濃度レベルのテストパッチN
5、N6、N7においては同図(b)に示す受光素子6
1bの検出値をそれぞれ上記情報処理部72でトナー付
着量に変換すると、図5(c)に示すようなテストパッ
チN0、N1、N2、N3、N4、N5、N6、N7と
トナー付着量推定量との関係が得られる。この結果は、
I/0制御部73を通じて外部から読み出すことができ
る。
【0032】ここで、中間転写ベルト19の透明部19
aにおける透過光の光量検出の際、画像形成装置の使用
頻度に応じてこの透明部19aの表面が汚れて光の透過
率が変化する。本実施形態では、この透過率の変化を考
慮して、濃度レベル0のテストパッチN0における透過
光の検出結果を基準に補正をしながら上記検出を行って
いる。
aにおける透過光の光量検出の際、画像形成装置の使用
頻度に応じてこの透明部19aの表面が汚れて光の透過
率が変化する。本実施形態では、この透過率の変化を考
慮して、濃度レベル0のテストパッチN0における透過
光の検出結果を基準に補正をしながら上記検出を行って
いる。
【0033】なお、本実施形態においては、中間転写ベ
ルト19における透明部19aと不透明部19bとの電
気的な特性がほぼ同一であると仮定して、受光素子60
b、61bによる検出値をトナー付着量に変換している
が、本発明においては、透明部19aと不透明部19b
との電気的な特性が異なる場合にも適応可能である。こ
の場合、予め透明部19aと不透明部19bの電気特性
を情報処理部72に記憶させておき、該特性に応じて受
光素子60b、61bの検出値を補正すればよい。
ルト19における透明部19aと不透明部19bとの電
気的な特性がほぼ同一であると仮定して、受光素子60
b、61bによる検出値をトナー付着量に変換している
が、本発明においては、透明部19aと不透明部19b
との電気的な特性が異なる場合にも適応可能である。こ
の場合、予め透明部19aと不透明部19bの電気特性
を情報処理部72に記憶させておき、該特性に応じて受
光素子60b、61bの検出値を補正すればよい。
【0034】また、本実施形態においては、図5
(a)、(b)の検出結果をテストパッチの特定の濃度
レベルに応じて切り分けて情報処理部72に書き込んで
いるが、本発明においては、図6に示すように、適当な
トナー付着量推定関数を予め情報処理部72等に記憶さ
せておき、テストパッチN0、N1、N2、N3、N
4、N5、N6、N7の濃度レベル毎に各受光素子60
b、61bの検出値をトナー付着量推定関数に応じて重
み付けした上で平均をとり、トナー付着量を算定するこ
とも可能である。図6に示すトナー付着量推定関数の一
例を用いて上記算定の方法を説明する。テストパッチN
4においては、上記重み付けの比率が50:50である
ため、透過光を検出する受光素子60bと反射光を検出
する受光素子61bとによる検出値を単純平均して、情
報処理部72に書き込む。テストパッチN7において
は、受光素子61bの検出値をそのまま情報処理部72
に書き込めばよい。
(a)、(b)の検出結果をテストパッチの特定の濃度
レベルに応じて切り分けて情報処理部72に書き込んで
いるが、本発明においては、図6に示すように、適当な
トナー付着量推定関数を予め情報処理部72等に記憶さ
せておき、テストパッチN0、N1、N2、N3、N
4、N5、N6、N7の濃度レベル毎に各受光素子60
b、61bの検出値をトナー付着量推定関数に応じて重
み付けした上で平均をとり、トナー付着量を算定するこ
とも可能である。図6に示すトナー付着量推定関数の一
例を用いて上記算定の方法を説明する。テストパッチN
4においては、上記重み付けの比率が50:50である
ため、透過光を検出する受光素子60bと反射光を検出
する受光素子61bとによる検出値を単純平均して、情
報処理部72に書き込む。テストパッチN7において
は、受光素子61bの検出値をそのまま情報処理部72
に書き込めばよい。
【0035】[実施形態2]図7は、本発明の実施形態
(以下、実施形態2という)に係る中間転写ベルト19
及び中間転写ベルト19上のトナー付着量計測手段の説
明図である。本実施形態は、基本的には実施形態1と同
様の構成を備えている。異なる点は、1個の光線を発光
する発光素子を透過光計測用及び反射光計測用として兼
用している点である。以下、この点について説明する。
(以下、実施形態2という)に係る中間転写ベルト19
及び中間転写ベルト19上のトナー付着量計測手段の説
明図である。本実施形態は、基本的には実施形態1と同
様の構成を備えている。異なる点は、1個の光線を発光
する発光素子を透過光計測用及び反射光計測用として兼
用している点である。以下、この点について説明する。
【0036】本実施形態においては、中間転写ベルト1
9の外側に分光器80と反射器81とを平行に設けて、
発光素子61aからの光線を二光路に分けて透過光の光
量と反射光の入射位置とを検出する。発光素子60bか
ら入射角θ2で入射した光は、まず分光器80によって
透過成分と反射成分とに分けられる。反射成分として分
光器80において反射角θ2で反射した光は、反射器8
1に入射角θ2で入射する。さらに、この反射器81に
より反射角θ2で反射した光は、中間転写ベルト19の
透明部19aの第1計測点50aを透過して、この透過
光の入射位置に設けられた受光素子60bによって光量
が検出される。一方、上記透過成分として分光器80を
透過した光は、中間転写ベルト19の不透明部19bの
第2計測点50bに入射角θ3で入射し、該第2計測点
50bにおいて中間転写ベルト19上のトナー付着量に
応じた反射角で反射して、この反射光の入射方向に設け
られた受光素子61bによって入射位置が検出される。
9の外側に分光器80と反射器81とを平行に設けて、
発光素子61aからの光線を二光路に分けて透過光の光
量と反射光の入射位置とを検出する。発光素子60bか
ら入射角θ2で入射した光は、まず分光器80によって
透過成分と反射成分とに分けられる。反射成分として分
光器80において反射角θ2で反射した光は、反射器8
1に入射角θ2で入射する。さらに、この反射器81に
より反射角θ2で反射した光は、中間転写ベルト19の
透明部19aの第1計測点50aを透過して、この透過
光の入射位置に設けられた受光素子60bによって光量
が検出される。一方、上記透過成分として分光器80を
透過した光は、中間転写ベルト19の不透明部19bの
第2計測点50bに入射角θ3で入射し、該第2計測点
50bにおいて中間転写ベルト19上のトナー付着量に
応じた反射角で反射して、この反射光の入射方向に設け
られた受光素子61bによって入射位置が検出される。
【0037】本実施形態においては、発光素子60bか
らの光を分光器80により二光路に分けるため、実施形
態1と比して発光素子60bの出力を大きくしたり、或
いは前記トナー付着量推定関数による重み付けの値を大
きくしたりする必要がある。
らの光を分光器80により二光路に分けるため、実施形
態1と比して発光素子60bの出力を大きくしたり、或
いは前記トナー付着量推定関数による重み付けの値を大
きくしたりする必要がある。
【0038】また、本実施形態においては、1個の発光
素子60bを兼用して反射光の光量と透過光の入射位置
とを検出するため、実施形態1と比してトナー付着量計
測装置の簡略化をはかることができるという利点があ
る。
素子60bを兼用して反射光の光量と透過光の入射位置
とを検出するため、実施形態1と比してトナー付着量計
測装置の簡略化をはかることができるという利点があ
る。
【0039】そして、本実施形態においては、中間転写
ベルト19の透明部19aと不透明部19bとの構成位
置を利用して、分光器80を用いずに上記透過光の光量
と上記反射光の入射位置とを検出することもできる。例
えば、図7において第2計測点50bを上記透過光及び
反射光の計測点として、この計測点50bを通り発光素
子61aと対向するように中間転写ベルト19の内側に
受光素子60bを設ける。計測点50bを透明部19a
に形成された上記テストパッチN0、N1、N2、N
3、N4、N5、N6、N7が通過する際には、受光素
子60bにより透過光の光量、計測点50bを不透明部
19bに形成された上記テストパッチN0、N1、N
2、N3、N4、N5、N6、N7が通過する際には、
受光素子61bにより反射光の入射位置を検出する。し
かし、透過光検出の際には、上記テストパッチN0、N
1、N2、N3、N4、N5、N6、N7に対して斜め
に光線が入射するため、上記実施形態の垂直入射の場合
に比して中間転写ベルト19表面での反射成分が大きく
なるおそれがある。よって、予めこの反射成分の情報を
情報処理部72に与えておく必要がある。
ベルト19の透明部19aと不透明部19bとの構成位
置を利用して、分光器80を用いずに上記透過光の光量
と上記反射光の入射位置とを検出することもできる。例
えば、図7において第2計測点50bを上記透過光及び
反射光の計測点として、この計測点50bを通り発光素
子61aと対向するように中間転写ベルト19の内側に
受光素子60bを設ける。計測点50bを透明部19a
に形成された上記テストパッチN0、N1、N2、N
3、N4、N5、N6、N7が通過する際には、受光素
子60bにより透過光の光量、計測点50bを不透明部
19bに形成された上記テストパッチN0、N1、N
2、N3、N4、N5、N6、N7が通過する際には、
受光素子61bにより反射光の入射位置を検出する。し
かし、透過光検出の際には、上記テストパッチN0、N
1、N2、N3、N4、N5、N6、N7に対して斜め
に光線が入射するため、上記実施形態の垂直入射の場合
に比して中間転写ベルト19表面での反射成分が大きく
なるおそれがある。よって、予めこの反射成分の情報を
情報処理部72に与えておく必要がある。
【0040】[実施形態3]図8は、本発明の実施形態
(以下、実施形態3という)に係る中間転写ベルト19
及び中間転写ベルト19上のトナー付着量計測手段の説
明図である。本実施形態は、基本的には実施形態1と同
様の構成を備えている。異なる点は、中間転写ベルト1
9の透明部19aと不透明部19bとを上記トナー像の
搬送方向に対して平行に構成した点である。以下、この
点について説明する。
(以下、実施形態3という)に係る中間転写ベルト19
及び中間転写ベルト19上のトナー付着量計測手段の説
明図である。本実施形態は、基本的には実施形態1と同
様の構成を備えている。異なる点は、中間転写ベルト1
9の透明部19aと不透明部19bとを上記トナー像の
搬送方向に対して平行に構成した点である。以下、この
点について説明する。
【0041】本実施形態に係る中間転写ベルト19は、
図9(a)に平面展開図で示すように、透明部19aと
不透明部19bとから構成されている。この透明部19
aと不透明部19bは、図8中矢印Aで示す上記トナー
像の搬送方向に対して中間転写ベルト19の外周Lにわ
たって平行(y軸方向に垂直)に設けられている。そし
て、該透明部19aと該不透明部19bとの境界近傍に
おいて、該透明部19aには前記第1計測点50a、該
不透明部19bには前記第2計測点50bを設定する。
前記実施形態1と同様の第1計測点50aとの位置関係
で、中間転写ベルト19の外側には発光素子60a、内
側には受光素子60bを配置する。一方、前記前記実施
形態1と同様の第2計測点50bとの位置関係で、中間
転写ベルト19の外側には発光素子61aと受光素子6
1bとを設ける。
図9(a)に平面展開図で示すように、透明部19aと
不透明部19bとから構成されている。この透明部19
aと不透明部19bは、図8中矢印Aで示す上記トナー
像の搬送方向に対して中間転写ベルト19の外周Lにわ
たって平行(y軸方向に垂直)に設けられている。そし
て、該透明部19aと該不透明部19bとの境界近傍に
おいて、該透明部19aには前記第1計測点50a、該
不透明部19bには前記第2計測点50bを設定する。
前記実施形態1と同様の第1計測点50aとの位置関係
で、中間転写ベルト19の外側には発光素子60a、内
側には受光素子60bを配置する。一方、前記前記実施
形態1と同様の第2計測点50bとの位置関係で、中間
転写ベルト19の外側には発光素子61aと受光素子6
1bとを設ける。
【0042】上記中間転写ベルト19の透明部19aと
不透明部19bとの境界には、上記第1、第2計測点5
0a、50bとの両者にかかるように1組の多階調のテ
ストパッチを転写する。図9(b)は、中間転写ベルト
19上に転写した8階調のテストパッチN0、N1、N
2、N3、N4、N5、N6、N7の一例である。
不透明部19bとの境界には、上記第1、第2計測点5
0a、50bとの両者にかかるように1組の多階調のテ
ストパッチを転写する。図9(b)は、中間転写ベルト
19上に転写した8階調のテストパッチN0、N1、N
2、N3、N4、N5、N6、N7の一例である。
【0043】なお、本実施形態においては、中間転写ベ
ルト19の透明部19aと不透明部19bとを図9
(a)に示す位置関係で構成しているが、本発明は、上
記位置関係に限定されない。
ルト19の透明部19aと不透明部19bとを図9
(a)に示す位置関係で構成しているが、本発明は、上
記位置関係に限定されない。
【0044】また、本実施形態においては、図9(b)
に示すテストパッチN0、N1、N2、N3、N4、N
5、N6、N7を兼用して透明部19aにおける透過光
の光量と不透明部19bにおける反射光の入射位置とを
検出しているが、本発明においては、該透明部19aと
該不透明部19bそれぞれに同様のテストパッチN0、
N1、N2、N3、N4、N5、N6、N7を転写して
もよい。
に示すテストパッチN0、N1、N2、N3、N4、N
5、N6、N7を兼用して透明部19aにおける透過光
の光量と不透明部19bにおける反射光の入射位置とを
検出しているが、本発明においては、該透明部19aと
該不透明部19bそれぞれに同様のテストパッチN0、
N1、N2、N3、N4、N5、N6、N7を転写して
もよい。
【0045】そして、本実施形態においては、中間転写
ベルト19の透明部19aと不透明部19bとが図8中
矢印Aで示す上記トナー像の搬送方向に対して平行に構
成されているため、実施形態1に比して該透明部19a
における透過光の光量、該不透明部19bにおける反射
光の入射位置を同時に計測できるという利点がある。
ベルト19の透明部19aと不透明部19bとが図8中
矢印Aで示す上記トナー像の搬送方向に対して平行に構
成されているため、実施形態1に比して該透明部19a
における透過光の光量、該不透明部19bにおける反射
光の入射位置を同時に計測できるという利点がある。
【0046】さらに、本実施形態においては、上記透明
部を画像の形成に寄与しない場合の多い中間転写体の端
部に形成することができため、実施形態1に比して上記
透明部の経時劣化の程度を小さくすることができる。な
お、中間転写体の端部の画像形成に寄与しない部分を予
め広く確保しておいてもよい。
部を画像の形成に寄与しない場合の多い中間転写体の端
部に形成することができため、実施形態1に比して上記
透明部の経時劣化の程度を小さくすることができる。な
お、中間転写体の端部の画像形成に寄与しない部分を予
め広く確保しておいてもよい。
【0047】[実施形態4]図10は、本発明の実施形
態(以下、実施形態4という)に係る中間転写ベルト1
9及び中間転写ベルト19上のトナー付着量計測手段の
説明図である。本実施形態は、基本的には実施形態3と
同様の構成を備えている。異なる点は、1個の光線を発
光する発光素子を透過光計測用及び反射光計測用として
兼用している点である。なお、この点は、前記実施形態
2と同様であるため説明を省略する。
態(以下、実施形態4という)に係る中間転写ベルト1
9及び中間転写ベルト19上のトナー付着量計測手段の
説明図である。本実施形態は、基本的には実施形態3と
同様の構成を備えている。異なる点は、1個の光線を発
光する発光素子を透過光計測用及び反射光計測用として
兼用している点である。なお、この点は、前記実施形態
2と同様であるため説明を省略する。
【0048】本実施形態においては、1個の発光素子6
0bを兼用して反射光の光量と透過光の入射位置とを検
出するため、実施形態3と比してトナー付着量計測装置
の簡略化をはかることができるという利点がある。
0bを兼用して反射光の光量と透過光の入射位置とを検
出するため、実施形態3と比してトナー付着量計測装置
の簡略化をはかることができるという利点がある。
【0049】[実施形態5]図11は、本発明の実施形
態(以下、実施形態5という)に係るトナー付着量計測
手段の説明図である。本実施形態は、基本的には実施形
態1と同様の構成を備えている。異なる点は、図3に示
す中間転写ベルト19の他に新たに測定用転写ベルト4
0を設けている点である。以下、この点について説明す
る。
態(以下、実施形態5という)に係るトナー付着量計測
手段の説明図である。本実施形態は、基本的には実施形
態1と同様の構成を備えている。異なる点は、図3に示
す中間転写ベルト19の他に新たに測定用転写ベルト4
0を設けている点である。以下、この点について説明す
る。
【0050】本実施形態のトナー付着量計測装置は、感
光体9に対向する位置に測定用転写ベルト40を設け、
上記中間転写ベルト19全体を不透明部、上記測定用転
写ベルト40全体を透明部により構成している。該測定
用転写ベルト40の外側には発光素子60a、内側には
受光素子60bを前記実施形態1と同様の第1計測点5
0aとの位置関係で設ける。一方、上記中間転写ベルト
19の外側には前記実施形態1と同様の第2計測点50
bとの位置関係で、1組の発光素子61aと受光素子6
1bとを配置する。ここで、測定用転写ベルト40に
は、中間転写ベルト19と同様に、表面をクリーニング
するためのベルトクリーニングユニット41が設けられ
ている。そして、上記中間転写ベルト19と上記測定用
転写ベルト40における検出のタイミングは、各々に専
用に設けられている同期検出器42、71と、外部機器
70との情報に基づいて情報処理部72で制御される。
光体9に対向する位置に測定用転写ベルト40を設け、
上記中間転写ベルト19全体を不透明部、上記測定用転
写ベルト40全体を透明部により構成している。該測定
用転写ベルト40の外側には発光素子60a、内側には
受光素子60bを前記実施形態1と同様の第1計測点5
0aとの位置関係で設ける。一方、上記中間転写ベルト
19の外側には前記実施形態1と同様の第2計測点50
bとの位置関係で、1組の発光素子61aと受光素子6
1bとを配置する。ここで、測定用転写ベルト40に
は、中間転写ベルト19と同様に、表面をクリーニング
するためのベルトクリーニングユニット41が設けられ
ている。そして、上記中間転写ベルト19と上記測定用
転写ベルト40における検出のタイミングは、各々に専
用に設けられている同期検出器42、71と、外部機器
70との情報に基づいて情報処理部72で制御される。
【0051】まず、上記中間転写ベルト19と上記測定
用転写ベルト40それぞれに一例として図4(b)に示
す多階調のテストパッチN0、N1、N2、N3、N
4、N5、N6、N7を転写する。これらの転写位置
は、各テストパッチN0、N1、N2、N3、N4、N
5、N6、N7が搬送される際に、中間転写ベルト19
においては上記第1計測点50a上を通り、測定用転写
ベルト40においては上記第2計測点50bを常に通る
ように設定する。そして、該中間転写ベルト19では反
射光の光量、該測定用転写ベルト40では透過光の入射
位置を検出する。
用転写ベルト40それぞれに一例として図4(b)に示
す多階調のテストパッチN0、N1、N2、N3、N
4、N5、N6、N7を転写する。これらの転写位置
は、各テストパッチN0、N1、N2、N3、N4、N
5、N6、N7が搬送される際に、中間転写ベルト19
においては上記第1計測点50a上を通り、測定用転写
ベルト40においては上記第2計測点50bを常に通る
ように設定する。そして、該中間転写ベルト19では反
射光の光量、該測定用転写ベルト40では透過光の入射
位置を検出する。
【0052】本実施形態においては、中間転写ベルト1
9に透明部と不透明部との両者を設ける必要がないた
め、既存の中間転写ベルト19をトナー付着量計測用と
して使用することができる。
9に透明部と不透明部との両者を設ける必要がないた
め、既存の中間転写ベルト19をトナー付着量計測用と
して使用することができる。
【0053】また、本実施形態においては、上記透明部
と上記不透明部とを別個の転写ベルトに設けているた
め、実施形態1に比して該透明部における透過光の光
量、該不透明部における反射光の入射位置を同時に計測
できるという利点がある。
と上記不透明部とを別個の転写ベルトに設けているた
め、実施形態1に比して該透明部における透過光の光
量、該不透明部における反射光の入射位置を同時に計測
できるという利点がある。
【0054】なお、本実施形態においては上記測定用転
写ベルト40と上記中間転写ベルト19の電気的性質等
の条件を同一にするか、或いは例えばROM等により工
場出荷時に予め両者の情報を情報処理部72に与えてお
く必要がある。
写ベルト40と上記中間転写ベルト19の電気的性質等
の条件を同一にするか、或いは例えばROM等により工
場出荷時に予め両者の情報を情報処理部72に与えてお
く必要がある。
【0055】上記実施形態1乃至5におけるトナー付着
量の計測結果を用いることにより、情報処理部72を介
して現像パイアスの電圧や転写部の転写電圧等を調整し
てトナー濃度の変動を小さくしたり、或いは中間転写ベ
ルト19等の経時劣化を把握することができる。
量の計測結果を用いることにより、情報処理部72を介
して現像パイアスの電圧や転写部の転写電圧等を調整し
てトナー濃度の変動を小さくしたり、或いは中間転写ベ
ルト19等の経時劣化を把握することができる。
【0056】なお、上記実施形態1乃至5において反射
光の入射位置を検知するための受光素子としてPSDを
使用する場合、PSDは振動に対して敏感に反応するた
め、中間転写ベルト19の前記第2計測点50b直下に
テンションローラ42を増設する必要がある。図12を
用いて、上記実施形態5に上記半導体レーザ60a、6
1aと上記PSD60b、61bを適用した一例を示
す。
光の入射位置を検知するための受光素子としてPSDを
使用する場合、PSDは振動に対して敏感に反応するた
め、中間転写ベルト19の前記第2計測点50b直下に
テンションローラ42を増設する必要がある。図12を
用いて、上記実施形態5に上記半導体レーザ60a、6
1aと上記PSD60b、61bを適用した一例を示
す。
【0057】また、上記本実施形態1乃至5において
は、中間転写体としてベルト状の中間転写ベルト19を
適用した例を示しているが、本発明では、この他にロー
ラ状の中間転写体についても適応可能である。
は、中間転写体としてベルト状の中間転写ベルト19を
適用した例を示しているが、本発明では、この他にロー
ラ状の中間転写体についても適応可能である。
【0058】
【発明の効果】請求項1乃至6の発明によれば、高濃度
レベルのトナー像においてトナー付着量の検出精度の高
い上記透過光の検出結果と、低濃度レベルのトナー像に
おいてトナー付着量の検出精度の高い上記反射光の検出
結果との両者に基づいて上記中間転写体上のトナー付着
量を計測するため、トナー像の高濃度部から低濃度部ま
での全域にわたって精度良くトナー付着量の計測が可能
であるという優れた効果がある。
レベルのトナー像においてトナー付着量の検出精度の高
い上記透過光の検出結果と、低濃度レベルのトナー像に
おいてトナー付着量の検出精度の高い上記反射光の検出
結果との両者に基づいて上記中間転写体上のトナー付着
量を計測するため、トナー像の高濃度部から低濃度部ま
での全域にわたって精度良くトナー付着量の計測が可能
であるという優れた効果がある。
【0059】また、特に請求項2の発明によれば、1個
の発光素子を兼用して上記反射光の光量と上記透過光の
入射位置とを検出するため、トナー付着量計測装置の簡
略化をはかることができるという優れた効果がある。
の発光素子を兼用して上記反射光の光量と上記透過光の
入射位置とを検出するため、トナー付着量計測装置の簡
略化をはかることができるという優れた効果がある。
【0060】また、特に請求項3の発明によれば、光線
を発光する上記発光素子と上記反射光の入射位置を検出
する受光素子との組み合わせにより、低濃度レベルのト
ナー像においてトナー付着量の検出精度をさらに向上さ
せることができる。
を発光する上記発光素子と上記反射光の入射位置を検出
する受光素子との組み合わせにより、低濃度レベルのト
ナー像においてトナー付着量の検出精度をさらに向上さ
せることができる。
【0061】特に、請求項4の発明によれば、上記透明
部と上記不透明部との境界が上記トナー像の搬送方向に
対して垂直に構成されているため、中間転写体の製造が
比較的簡単であるという優れた効果がある。
部と上記不透明部との境界が上記トナー像の搬送方向に
対して垂直に構成されているため、中間転写体の製造が
比較的簡単であるという優れた効果がある。
【0062】また、特に請求項5の発明によれば、上記
透明部と上記不透明部とを上記トナー像の搬送方向に対
して平行に構成することにより、上記透明部における透
過光、上記不透明部における反射光とを同時に計測でき
る。そして、上記透明部を画像形成に寄与しない中間転
写体の端部に構成することにより、上記透明部の経時劣
化の程度を小さくすることができる。
透明部と上記不透明部とを上記トナー像の搬送方向に対
して平行に構成することにより、上記透明部における透
過光、上記不透明部における反射光とを同時に計測でき
る。そして、上記透明部を画像形成に寄与しない中間転
写体の端部に構成することにより、上記透明部の経時劣
化の程度を小さくすることができる。
【0063】また、特に請求項6の発明によれば、既存
の中間転写体が透明部或いは不透明部のどちらか一方で
構成されている場合、新たに透明部と不透明部との両者
を形成した中間転写体を設ける必要がなく、該一方の他
方で構成された測定用転写体を上記像担持体に対向する
位置に設けることにより、既存の中間転写体をトナー付
着量測定用として使用できるという優れた効果がある。 (以下、余白)
の中間転写体が透明部或いは不透明部のどちらか一方で
構成されている場合、新たに透明部と不透明部との両者
を形成した中間転写体を設ける必要がなく、該一方の他
方で構成された測定用転写体を上記像担持体に対向する
位置に設けることにより、既存の中間転写体をトナー付
着量測定用として使用できるという優れた効果がある。 (以下、余白)
【図1】実施例に係るカラー複写装置の概略構成図。
【図2】図1中の感光体・中間転写ベルト周りの拡大
図。
図。
【図3】実施形態1に係るトナー付着量測定装置の説明
図。
図。
【図4】(a)は、図3の中間転写ベルトの平面展開
図。(b)は、図3の中間転写ベルトに転写されるテス
トパッチの説明図。
図。(b)は、図3の中間転写ベルトに転写されるテス
トパッチの説明図。
【図5】(a)は、透過光によるトナー付着量の検出結
果を示す図。(b)は、反射光によるトナー付着量の検
出結果を示す図。(c)は、透過光と反射光とによるト
ナー付着量の検出結果を示す図。
果を示す図。(b)は、反射光によるトナー付着量の検
出結果を示す図。(c)は、透過光と反射光とによるト
ナー付着量の検出結果を示す図。
【図6】トナー付着量推定関数の一例を示す図。
【図7】実施形態2に係るトナー付着量測定装置の説明
図。
図。
【図8】実施形態3に係るトナー付着量測定装置の説明
図。
図。
【図9】(a)は、図8の中間転写ベルトの平面展開
図。(b)は、図8の中間転写ベルトに転写されるテス
トパッチの説明図。
図。(b)は、図8の中間転写ベルトに転写されるテス
トパッチの説明図。
【図10】実施形態4に係るトナー付着量測定装置の説
明図。
明図。
【図11】実施形態5に係るトナー付着量測定装置の説
明図。
明図。
【図12】実施形態5に係るトナー付着量測定装置にお
いて発光素子として半導体レーザ、受光素子としてPD
Sを使用した場合の説明図。
いて発光素子として半導体レーザ、受光素子としてPD
Sを使用した場合の説明図。
1 カラースキャナー 2 カラープリンター 3 原稿 4 照明ランプ 5 ミラー群 6 レンズ 7 カラーセンサー 8 書き込み光学ユニット 9 感光体 10 感光体クリーニングユニット 11 除電ランプ 12 帯電器 13 電位センサー 14 Bk現像ユニット 15 C現像ユニット 16 M現像ユニット 17 Y現像ユニット 18 光学センサー 19 中間転写ベルト 20a 転写バイアスローラ 20b アースローラ 21 駆動ローラ 22 ベルトクリーニングユニット 23 紙転写ユニット 24 転写紙 25 給紙ローラー 26 レジストローラ 27 紙搬送ユニット 28 定着器 28a 定着ローラ 28b 加圧ローラー 29 コピートレイ 30、31、32、33 転写紙カセット 34 手差し給紙トレイ 40 測定用転写ベルト 41 ベルトクリーニングユニット 42 同期検出器 43 テンションローラ 50a 第1計測点 50b 第2計測点 60a、61a 発光素子 60b、61b 受光素子 70 外部機器 71 同期検出器 72 情報処理部 73 I/O制御部
Claims (6)
- 【請求項1】像担持体上に形成されるトナー像を無端状
に走行する中間転写体上に一次転写し、該中間転写体上
の一次転写画像を転写材に二次転写する中間転写方式の
画像形成装置において、 上記中間転写体の一部に透明部、該一部の他の部分に不
透明部を構成し、該中間転写体上にトナー付着量検出用
の多階調のトナー像を形成する作像手段と、該作像手段
によって上記透明部に形成されたトナー像の透過光を検
出する透過光検出手段と、該作像手段によって上記不透
明部に形成されたトナー像に対して所定位置から光線を
発光する発光素子及び該光線の該トナー像からの反射光
の素子上での入射位置を検出する受光素子で構成される
反射光検出手段と備え、該透過光検出手段と該反射光検
出手段との両者の検出結果に基づいて該中間転写体上に
おけるトナー付着量を計測することを特徴とする画像形
成装置。 - 【請求項2】請求項1の画像形成装置において、 上記透過光検出手段を上記中間転写体の外側に配置した
光線を所定位置から発光する発光素子と上記中間転写体
の内側に配置した透過光を検出する受光素子とで構成
し、上記反射光検出手段を該発光素子と上記中間転写体
の外側に配置した反射光の素子上での入射位置を検出す
る受光素子とで構成したことを特徴とする画像形成装
置。 - 【請求項3】請求項1の画像形成装置において、 上記中間転写体上に形成された多階調のトナー像の濃度
レベルに応じ、上記透過光検出手段の検出結果と上記反
射光検出手段の検出結果のいずれか一方に基づいて各濃
度レベルにおける上記中間転写体上のトナー付着量を計
測することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項4】請求項1の画像形成装置において、 上記透明部と上記不透明部との境界が上記トナー像の搬
送方向に対して垂直に構成されていることを特徴とする
画像形成装置。 - 【請求項5】請求項1の画像形成装置において、 上記透明部と上記不透明部との境界が上記トナー像の搬
送方向に対して平行に構成されていることを特徴とする
画像形成装置。 - 【請求項6】像担持体上に形成されるトナー像を無端状
に走行する中間転写体上に一次転写し、該中間転写体上
の一次転写画像を転写材に二次転写する中間転写方式の
画像形成装置において、上記像担持体に対向する位置に測定用転写体を配置し、
上記中間転写体と該測定用転写体とのいずれか一方に透
明部、他方に不透明部を構成し、該像担持体上にトナー
像を形成して該トナー像を該中間転写体及び該測定用転
写体上に転写することで、該中間転写体及び該測定用転
写体上にトナー付着量検出用の多階調のトナー像を形成
する作像手段と、該作像手段によって上記透明部に形成
されたトナー像の透過光を検出する透過光検出手段と、
該作像手段によって上記不透明部に形成されたトナー像
の反射光を検出する反射光検出手段とを備え、該透過光
検出手段と該反射光検出手段との両者の検出結果に基づ
いて該中間転写体上におけるトナー付着量を計測するこ
とを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13965096A JP3269775B2 (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13965096A JP3269775B2 (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09297466A JPH09297466A (ja) | 1997-11-18 |
JP3269775B2 true JP3269775B2 (ja) | 2002-04-02 |
Family
ID=15250218
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