JP2964011B2 - ハロゲン化銀カラー写真感光材料 - Google Patents
ハロゲン化銀カラー写真感光材料Info
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- JP2964011B2 JP2964011B2 JP2201845A JP20184590A JP2964011B2 JP 2964011 B2 JP2964011 B2 JP 2964011B2 JP 2201845 A JP2201845 A JP 2201845A JP 20184590 A JP20184590 A JP 20184590A JP 2964011 B2 JP2964011 B2 JP 2964011B2
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- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03C—PHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
- G03C7/00—Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
- G03C7/30—Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
- G03C7/305—Substances liberating photographically active agents, e.g. development-inhibiting releasing couplers
- G03C7/30511—Substances liberating photographically active agents, e.g. development-inhibiting releasing couplers characterised by the releasing group
- G03C7/30517—2-equivalent couplers, i.e. with a substitution on the coupling site being compulsory with the exception of halogen-substitution
- G03C7/30535—2-equivalent couplers, i.e. with a substitution on the coupling site being compulsory with the exception of halogen-substitution having the coupling site not in rings of cyclic compounds
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は新規な黄色色素形成カプラー(以下、イエロ
ーカプラーという。)を含有するハロゲン化銀カラー写
真感光材料に関するものであり、更に詳しく言えば色素
形成速度が大きく、発色濃度が高い、且つ形成色素の堅
牢性が高い新規なイエローカプラーの存在下で画像形成
を行うことにより、特に鮮鋭度向上、高感度化および高
色像堅牢性を達成し得るカラー写真感光材料に関する。
ーカプラーという。)を含有するハロゲン化銀カラー写
真感光材料に関するものであり、更に詳しく言えば色素
形成速度が大きく、発色濃度が高い、且つ形成色素の堅
牢性が高い新規なイエローカプラーの存在下で画像形成
を行うことにより、特に鮮鋭度向上、高感度化および高
色像堅牢性を達成し得るカラー写真感光材料に関する。
(従来の技術) カラー写真感光材料においては、該材料に露光を与え
た後、発色現像することにより、酸化された芳香族第一
級アミン現像薬とカプラーとが反応することによって画
像が形成される。この方式においては減色法による色再
現法が用いられ、青、緑および赤を再現するためにはそ
れぞれ補色の関係にあるイエロー、マゼンタおよびシア
ンの色画像が形成される。
た後、発色現像することにより、酸化された芳香族第一
級アミン現像薬とカプラーとが反応することによって画
像が形成される。この方式においては減色法による色再
現法が用いられ、青、緑および赤を再現するためにはそ
れぞれ補色の関係にあるイエロー、マゼンタおよびシア
ンの色画像が形成される。
各カプラーに要求される基本的性質としては単に色素
を形成するだけでなく、形成された色素の分光吸収特性
が優れていること、発色濃度が高いこと、色素形成速度
が大きいことおよび形成色素の光、熱、湿気に対する堅
牢性が高いこと等の種々の特性を有することが望まれて
いる。
を形成するだけでなく、形成された色素の分光吸収特性
が優れていること、発色濃度が高いこと、色素形成速度
が大きいことおよび形成色素の光、熱、湿気に対する堅
牢性が高いこと等の種々の特性を有することが望まれて
いる。
黄色色素を形成するイエローカプラーとしては、一般
に活性メチレン基を有する化合物が用いられ、アシルア
セトアニリド型カプラーまたはマロンジアニリド型カプ
ラーが広く知られている。前者は最も一般的なイエロー
カプラーとして汎用されているものであり、形成色素の
色相および堅牢性が優れているが、発色濃度が低く、ま
た色素形成速度も小さいという欠点を有している。特に
このカプラーをDIRカプラー(芳香族一級アミン現像薬
の酸化体と反応したとき、現像抑制剤を放出するカプラ
ーであり、画像の鮮鋭度および色再現性の向上の目的で
使用される。)として用いる場合、上記の欠点は致命的
となる。
に活性メチレン基を有する化合物が用いられ、アシルア
セトアニリド型カプラーまたはマロンジアニリド型カプ
ラーが広く知られている。前者は最も一般的なイエロー
カプラーとして汎用されているものであり、形成色素の
色相および堅牢性が優れているが、発色濃度が低く、ま
た色素形成速度も小さいという欠点を有している。特に
このカプラーをDIRカプラー(芳香族一級アミン現像薬
の酸化体と反応したとき、現像抑制剤を放出するカプラ
ーであり、画像の鮮鋭度および色再現性の向上の目的で
使用される。)として用いる場合、上記の欠点は致命的
となる。
これらの欠点を改良したものとして、特開昭51−1048
25記載のアゾリルアセテート型カプラー、特開昭52−82
423、特開平1−233452および特開平2−28645記載のア
ゾリルアセトアニリド型カプラーを挙げることができる
が、これらは形成色素の堅牢性および色素形成速度にお
いて更なる改良が望まれていた。
25記載のアゾリルアセテート型カプラー、特開昭52−82
423、特開平1−233452および特開平2−28645記載のア
ゾリルアセトアニリド型カプラーを挙げることができる
が、これらは形成色素の堅牢性および色素形成速度にお
いて更なる改良が望まれていた。
(発明が解決しようとする課題) 本発明の目的は、色素形成速度が大きく、発色濃度が
高い、且つ形成色素の堅牢性が高い新規なイエローカプ
ラーの存在下で画像形成を行うことにより、鮮鋭度およ
び色再現性向上、高感度化および高色像堅牢性を達成し
得るカラー写真感光材料を提供することにある。
高い、且つ形成色素の堅牢性が高い新規なイエローカプ
ラーの存在下で画像形成を行うことにより、鮮鋭度およ
び色再現性向上、高感度化および高色像堅牢性を達成し
得るカラー写真感光材料を提供することにある。
(課題を解決する為の手段) 前記の目的は、下記一般式(I)で示される化合物を
支持体上に設けられた少なくとも1層の親水性コロイド
層中に含有することを特徴とするハロゲン化銀カラー写
真感光材料によって達成された。
支持体上に設けられた少なくとも1層の親水性コロイド
層中に含有することを特徴とするハロゲン化銀カラー写
真感光材料によって達成された。
(式中R1は 残基と共に5員の不飽和複素環を形成するのに必要な非
金属原子群を表わし、R3は水素原子、脂肪族基、芳香族
基または複素環基を表わし、R3は有機残基を表わし、X
は該化合物が芳香族一級アミン現像主薬の酸化体と反応
したとき離脱し得る基を表わし、Aは任意の位置に置換
可能な−COOH、フェノール性−OH、−S(O)nH(n=
0〜3)、−SO2NH2、−SO2NH−R31、−SO2NHCOR31、−
SO2NHCO2R31、−CONHCOR31、−CONHCO2R31、−CONHSO2R
31、−CONHSO2NR31R32で表わされる酸性解離基を表わ
し、nは1以上の整数を表わす。
金属原子群を表わし、R3は水素原子、脂肪族基、芳香族
基または複素環基を表わし、R3は有機残基を表わし、X
は該化合物が芳香族一級アミン現像主薬の酸化体と反応
したとき離脱し得る基を表わし、Aは任意の位置に置換
可能な−COOH、フェノール性−OH、−S(O)nH(n=
0〜3)、−SO2NH2、−SO2NH−R31、−SO2NHCOR31、−
SO2NHCO2R31、−CONHCOR31、−CONHCO2R31、−CONHSO2R
31、−CONHSO2NR31R32で表わされる酸性解離基を表わ
し、nは1以上の整数を表わす。
ここでR31は脂肪族基、芳香族基または複素環基を表
わし、R32は水素原子、脂肪族基、芳香族基または複素
環基を表わす。
わし、R32は水素原子、脂肪族基、芳香族基または複素
環基を表わす。
ただし、Aが−SO2NH−R31のとき、R31は脂肪族基で
あることはない。また、AがXの置換基であるときに
は、該一般式で表わされる化合物が現像主薬酸化体との
反応時、離脱したXがさらに現像主薬酸化体と反応する
ことはない。
あることはない。また、AがXの置換基であるときに
は、該一般式で表わされる化合物が現像主薬酸化体との
反応時、離脱したXがさらに現像主薬酸化体と反応する
ことはない。
以下に本発明に用いる一般式(I)で表わされるカプ
ラーについて詳しく述べる。
ラーについて詳しく述べる。
一般式(I)においてR1は 残基と共に複素不飽和5員環を形成するのに必要な非金
属原子群を表わすが、 で示される5員の不飽和複素環において2個の窒素原
子、1個の炭素原子の他の2個の環形成原子は、それぞ
れ独立に炭素原子、窒素原子、硫黄原子、セレン原子も
しくはテルル原子であるが、好ましいものは炭素原子お
よび窒素原子である。この複素環は置換されていてもよ
く、また他の縮合環を有していてもよい。これら縮合環
は更に置換されていてもよい。上記複素環および縮合環
の置換基の具体例としては、脂肪族基(たとえば、メチ
ル、エチル、n−プロピル、2−エチルヘキシル)、芳
香族基(たとえば、フェニル、ナフチル)、複素環基
(たとえば、2−ピリジル、N−モルホリル、N−スク
シンイミド)、ハロゲン原子(たとえば、フッ素原子、
塩素原子、臭素原子)、ニトロ基、シアノ基、アシル基
(たとえば、アセチル、ベンゾイル)、アシルオキシ基
(たとえば、アセトキシ、ベンゾイルオキシ)、ヒドロ
キシル基、アルコキシ基(たとえば、メトキシ、エトキ
シ、2−エチルヘキシルオキシ)、アリールオキシ基
(たとえばフェノキシ、ナフトキシ)、アルコキシカル
ボニル基(たとえばメトキシカルボニル、エトキシカル
ボニル)、アリールオキシカルボニル(たとえばフェノ
キシカルボニル、ナフトキシカルボニル)、カルバモイ
ル基(たとえば、N,N−ジメチルカルバモイル、N−フ
ェニルカルバモイル)、アミノ基、アシルアミノ基(た
とえば、アセチルアミノ、ベンゾイルアミノ、フロイル
アミノ)、アルコキシカルボニルアミノ基(たとえば、
エトキシカルボニルアミノ、キシカルボニルアミノ)、
アリールオキシカルボニルアミノ基(フェノキシカルボ
ニルアミノ、ナフトキシカルボニルアミノ)、カルバモ
イルアミノ基(N,N−ジエチルカルバモイル)アミノ、
(N−フェニルカルバモイル)アミノ)、スルホニル基
(たとえば、メタンスルホニル、ベンゼンスルホニル、
トシル)、スルホニルアミノ基(たとえばメタンスルホ
ニルアミノ)、ベンゼンスルホニルアミノ)、スルファ
モイル基(たとえばN,N−ジエチルスルファモイル、N
−フェニルスルファモイル)、スルファモイルアミノ基
((N,N−ジエチルスルファモイル)アミノ、(N−フ
ェニルスルファモイル)アミノ)などが挙げられる。こ
れら置換基は更に種々の置換基で置換されていてもよ
い。
属原子群を表わすが、 で示される5員の不飽和複素環において2個の窒素原
子、1個の炭素原子の他の2個の環形成原子は、それぞ
れ独立に炭素原子、窒素原子、硫黄原子、セレン原子も
しくはテルル原子であるが、好ましいものは炭素原子お
よび窒素原子である。この複素環は置換されていてもよ
く、また他の縮合環を有していてもよい。これら縮合環
は更に置換されていてもよい。上記複素環および縮合環
の置換基の具体例としては、脂肪族基(たとえば、メチ
ル、エチル、n−プロピル、2−エチルヘキシル)、芳
香族基(たとえば、フェニル、ナフチル)、複素環基
(たとえば、2−ピリジル、N−モルホリル、N−スク
シンイミド)、ハロゲン原子(たとえば、フッ素原子、
塩素原子、臭素原子)、ニトロ基、シアノ基、アシル基
(たとえば、アセチル、ベンゾイル)、アシルオキシ基
(たとえば、アセトキシ、ベンゾイルオキシ)、ヒドロ
キシル基、アルコキシ基(たとえば、メトキシ、エトキ
シ、2−エチルヘキシルオキシ)、アリールオキシ基
(たとえばフェノキシ、ナフトキシ)、アルコキシカル
ボニル基(たとえばメトキシカルボニル、エトキシカル
ボニル)、アリールオキシカルボニル(たとえばフェノ
キシカルボニル、ナフトキシカルボニル)、カルバモイ
ル基(たとえば、N,N−ジメチルカルバモイル、N−フ
ェニルカルバモイル)、アミノ基、アシルアミノ基(た
とえば、アセチルアミノ、ベンゾイルアミノ、フロイル
アミノ)、アルコキシカルボニルアミノ基(たとえば、
エトキシカルボニルアミノ、キシカルボニルアミノ)、
アリールオキシカルボニルアミノ基(フェノキシカルボ
ニルアミノ、ナフトキシカルボニルアミノ)、カルバモ
イルアミノ基(N,N−ジエチルカルバモイル)アミノ、
(N−フェニルカルバモイル)アミノ)、スルホニル基
(たとえば、メタンスルホニル、ベンゼンスルホニル、
トシル)、スルホニルアミノ基(たとえばメタンスルホ
ニルアミノ)、ベンゼンスルホニルアミノ)、スルファ
モイル基(たとえばN,N−ジエチルスルファモイル、N
−フェニルスルファモイル)、スルファモイルアミノ基
((N,N−ジエチルスルファモイル)アミノ、(N−フ
ェニルスルファモイル)アミノ)などが挙げられる。こ
れら置換基は更に種々の置換基で置換されていてもよ
い。
一般式(I)において で示される5員の不飽和複素環のうち特に好ましいもの
は下記一般式(A)および(B)で示されるものであ
る。
は下記一般式(A)および(B)で示されるものであ
る。
一般式(A)および(B)においてR2は一般式(I)
におけるR2と同義であり、一般式(B)においてPおよ
びQはそれぞれ独立に炭素原子もしくは窒素原子を表わ
す。
におけるR2と同義であり、一般式(B)においてPおよ
びQはそれぞれ独立に炭素原子もしくは窒素原子を表わ
す。
一般式(A)および(B)で示される複素環は置換基
を有していてもよく、置換基の具体例としては、一般式
(I)において で示される複素環の置換基の具体例と同様のものを挙げ
ることができる。
を有していてもよく、置換基の具体例としては、一般式
(I)において で示される複素環の置換基の具体例と同様のものを挙げ
ることができる。
一般式(I)においてR2で表わされる脂肪族基として
は、たとえば、メチル基、エチル基、2−エチルヘキシ
ル基、2−(n−ヘキシル)−n−デシル基などが挙げ
られる。
は、たとえば、メチル基、エチル基、2−エチルヘキシ
ル基、2−(n−ヘキシル)−n−デシル基などが挙げ
られる。
一般式(I)においてR2で表わされる芳香族基として
は、たとえば、フェニル基、2−ナフチル基、2−アン
トラセニル基などが挙げられる。
は、たとえば、フェニル基、2−ナフチル基、2−アン
トラセニル基などが挙げられる。
一般式(I)においてR2で表わされる複素環基として
は、たとえば、2−モルホリル基、4−ピリジル基、2
−フラニル基などが挙げられる。これらR2で表わされる
脂肪族基、芳香族基および複素環基は更に種々の置換基
で置換されていてもよい。これら置換基の例としてはR1
の説明の部分で述べた置換基が挙げられる。
は、たとえば、2−モルホリル基、4−ピリジル基、2
−フラニル基などが挙げられる。これらR2で表わされる
脂肪族基、芳香族基および複素環基は更に種々の置換基
で置換されていてもよい。これら置換基の例としてはR1
の説明の部分で述べた置換基が挙げられる。
一般式(I)においてR3は、有機残基を表わす。ここ
で有機残基とは直鎖または分岐、鎖状または環状、飽和
または不飽和、置換または無置換の脂肪族基(好ましく
は炭素数1〜30、例えばメチル、プロピル、t−ブチ
ル、トリフルオロメチル、トリデシル、3−(2,4−ジ
−t−アミルフェノキシ)プロピル、2−ドデシルオキ
シエチル、3−フェノキシプロピル、2−ヘキシルスル
ホニルエチル、シクロペンチル、ベンジル)、芳香族基
(好ましくは炭素数6〜30、例えばフェニル、4−t−
ブチルフェニル、4−テトラデカンアミドフェニル)、
複素環基(好ましくは5−7員環、例えば2−フリル、
2−チエニル、2−ピリミジル、2−ベンゾチアゾリ
ル)、アルコキシ基(好ましくは炭素数1〜30、例えば
メトキシ、エトキシ、2−メトキシエトキシ、2−ドデ
シルオキシエトキシ、2−メタンスルホニルエトキ
シ)、アリールオキシ基(好ましくは炭素数6〜30、例
えばフェノキシ、2−メチルフェノキシ、4−t−ブチ
ルフェノキシ)、ヘテロ環オキシ基(好ましくは5〜7
員環、例えば2−ベンズイミダゾリルオキシ)、 基を表わす。ここでR4、およびR5は、各々脂肪族基、芳
香族基、水素原子もしくは複素環基を表わす。R4、およ
びR5で示される脂肪族基は、炭素数1から30が好ましく
直鎖または分岐、鎖状または環状、飽和または不飽和、
置換または無置換のいずれであってもよく、例えばメチ
ル、プロピル、イソアミル、トリフルオロメチル、3−
(2,4−ジ−t−アミルフェノキシ)プロピル、2−ド
デシルオキシエチル、3−フェノキシプロピル、ベンジ
ルなどがあげられる。R4、およびR5で示される芳香族基
は置換もしくは無置換のフェニル基を包含し、置換基と
してハロゲン原子(例えばフッ素、塩素及び臭素原
子)、直鎖または分岐、鎖状または環状、飽和または不
飽和、置換または無置換の脂肪族基(例えばメチル、プ
ロピル、t−ブチル、トリフルオロメチル、トリデシ
ル、3−(2,4−ジ−t−アミルフェノキシ)プロピ
ル、2−ドデシルオキシエチル、3−(フェノキシプロ
ピル)、2−ヘキシルスルホニルエチル、シクロペンチ
ル、ベンジル)、アリール基(例えばフェニル、4−t
−ブチルフェニル、4−テトラデカンアミドフェニ
ル)、複素環基(例えば、2−フリル、2−チエニル、
2−ピリミジル、2−ベンゾチアゾリル)、シアノ基、
アルコキシ基(例えばメトキシ、エトキシ、2−メトキ
シエトキシ、2−ドデシルオキシエトキシ、2−メタン
スルホニルエトキシ)、アリールオキシ基(例えば、フ
ェノキシ、2−メチルフェノキシ、4−t−ブチルフェ
ノキシ)、複素環オキシ基(例えば、2−ベンズイミダ
ゾリルオキシ)、アシルオキシ基(例えば、アセトキ
シ、ヘキサデカノイルオキシ)、カルバモイルオキシ基
(N−エチルカルバモイルオキシ)、シリルオキシ基
(例えば、トリメチルシリルオキシ)、スルホニルオキ
シ基(例えば、ドデシルスルホニルオキシ)、アシルア
ミノ基(例えば、アセトアミド、ベンズアミド、テトラ
デカンアミド、α−(2,4−ジ−t−アミルフェノキ
シ)ブチルアミド、2,4−ジ−t−アミルフェノキシア
セトアミド、α−{4−(4−ヒドロキシフェニルスル
ホニル)フェノキシ)}デカンアミド、イソペンタデカ
ンアミド、アニリノ基(例えばフェニルアミノ、2−ク
ロロアニリノ、2−クロロ−5−テトラデカンアミドア
ニリノ、2−クロロ−5−ドデシルオキシカルボニルア
ニリノ、N−アセチルアニリノ、2−クロロ−5−{α
−(2−t−ブチル−4−ヒドロキシフェノキシ)ドデ
カンアミド}アニリノ、ウレイド基(例えばフェニルウ
レイド、メチルウレイド、N,N−ジブチルウレイド)、
イミド基(例えば、N−スクシンイミド、3−ベンジル
ヒダントイニル、4−(2−エチルヘキサノイルアミ
ノ)フタルイミド)、スルファモイルアミノ基(例え
ば、N,N−ジプロピルスルファモイルアミノ、N−メチ
ル−N−デシルスルファモイルアミノ)、アルキルチオ
基(例えば、メチルチオ、オクチルチオ、テトラデシル
チオ、2−フェノキシエチルチオ、3−フェノキシプロ
ピルチオ、3−(4−t−ブチルフェノキシ)プロピル
チオ)、アリールチオ基(例えば、フェニルチオ、3−
ブトキシ−5−t−オクチルフェニルチオ、3−ペンタ
デシルフェニルチオ、2−カルボキシフェニルチオ、4
−テトラデカンアミドフェニルチオ)、複素環チオ基
(例えば、2−ベンゾチアゾリルチオ)、アルコキシカ
ルボニルアミノ基(例えば、メトキシカルボニルアミ
ノ、テトラデシルオキシカルボニルアミノ)、アリール
オキシカルボニルアミノ基(例えば、フェノキシカルボ
ニルアミノ、2,4−ジ−t−tert−ブチルフェノキシカ
ルボニルアミノ)、スルホンアミド基(例えば、メタン
スルホンアミド、ヘキサデカンスルホンアミド、ベンゼ
ンスルホンアミド、p−トルエンスルホンアミド、オク
タデカンスルホンアミド、2−メチルオキシ−5−t−
ブチルベンゼンスルホンアミド)、カルバモイル基(例
えば、N−エチルカルバモイル、N,N−ジブチルカルバ
モイル、N−(2−ドデシルオキシエチル)カルバモイ
ル、N−メチル−N−ドデシルカルバモイル、N−{3
−(2,4−ジ−t−tert−アミルフェノキシ)プロピ
ル}カルバモイル)、アシル基(例えば、アセチル基、
(2,4−ジ−t−tert−アミルフェノキシ)アセチル、
ベンゾイル)、スルファモイル基(例えば、N−エチル
スルファモイル、N,N−ジプロピルスルファモイル、N
−(2−ドデシルオキシエチル)スルファモイル、N−
エチル−N−ドデシルスルファモイル、N,N−ジエチル
スルファモイル)、スルホニル基(例えば、メタンスル
ホニル、オクタンスルホニル、ベンゼンスルホニル、ト
ルエンスルホニル)、スルフィニル基(例えば、オクタ
ンスルフィニル、ドデシルスルフィニル、フェニルスル
フィニル)、アルコキシカルボニル基(例えば、メトキ
シカルボニル、ブチルオキシカルボニル、ドデシルカル
ボニル、オクタデシルカルボニル)、アリールオキシカ
ルボニル基(例えば、フェニルオキシカルボニル、3−
ペンタデシルオキシカルボニル)を表わす。
で有機残基とは直鎖または分岐、鎖状または環状、飽和
または不飽和、置換または無置換の脂肪族基(好ましく
は炭素数1〜30、例えばメチル、プロピル、t−ブチ
ル、トリフルオロメチル、トリデシル、3−(2,4−ジ
−t−アミルフェノキシ)プロピル、2−ドデシルオキ
シエチル、3−フェノキシプロピル、2−ヘキシルスル
ホニルエチル、シクロペンチル、ベンジル)、芳香族基
(好ましくは炭素数6〜30、例えばフェニル、4−t−
ブチルフェニル、4−テトラデカンアミドフェニル)、
複素環基(好ましくは5−7員環、例えば2−フリル、
2−チエニル、2−ピリミジル、2−ベンゾチアゾリ
ル)、アルコキシ基(好ましくは炭素数1〜30、例えば
メトキシ、エトキシ、2−メトキシエトキシ、2−ドデ
シルオキシエトキシ、2−メタンスルホニルエトキ
シ)、アリールオキシ基(好ましくは炭素数6〜30、例
えばフェノキシ、2−メチルフェノキシ、4−t−ブチ
ルフェノキシ)、ヘテロ環オキシ基(好ましくは5〜7
員環、例えば2−ベンズイミダゾリルオキシ)、 基を表わす。ここでR4、およびR5は、各々脂肪族基、芳
香族基、水素原子もしくは複素環基を表わす。R4、およ
びR5で示される脂肪族基は、炭素数1から30が好ましく
直鎖または分岐、鎖状または環状、飽和または不飽和、
置換または無置換のいずれであってもよく、例えばメチ
ル、プロピル、イソアミル、トリフルオロメチル、3−
(2,4−ジ−t−アミルフェノキシ)プロピル、2−ド
デシルオキシエチル、3−フェノキシプロピル、ベンジ
ルなどがあげられる。R4、およびR5で示される芳香族基
は置換もしくは無置換のフェニル基を包含し、置換基と
してハロゲン原子(例えばフッ素、塩素及び臭素原
子)、直鎖または分岐、鎖状または環状、飽和または不
飽和、置換または無置換の脂肪族基(例えばメチル、プ
ロピル、t−ブチル、トリフルオロメチル、トリデシ
ル、3−(2,4−ジ−t−アミルフェノキシ)プロピ
ル、2−ドデシルオキシエチル、3−(フェノキシプロ
ピル)、2−ヘキシルスルホニルエチル、シクロペンチ
ル、ベンジル)、アリール基(例えばフェニル、4−t
−ブチルフェニル、4−テトラデカンアミドフェニ
ル)、複素環基(例えば、2−フリル、2−チエニル、
2−ピリミジル、2−ベンゾチアゾリル)、シアノ基、
アルコキシ基(例えばメトキシ、エトキシ、2−メトキ
シエトキシ、2−ドデシルオキシエトキシ、2−メタン
スルホニルエトキシ)、アリールオキシ基(例えば、フ
ェノキシ、2−メチルフェノキシ、4−t−ブチルフェ
ノキシ)、複素環オキシ基(例えば、2−ベンズイミダ
ゾリルオキシ)、アシルオキシ基(例えば、アセトキ
シ、ヘキサデカノイルオキシ)、カルバモイルオキシ基
(N−エチルカルバモイルオキシ)、シリルオキシ基
(例えば、トリメチルシリルオキシ)、スルホニルオキ
シ基(例えば、ドデシルスルホニルオキシ)、アシルア
ミノ基(例えば、アセトアミド、ベンズアミド、テトラ
デカンアミド、α−(2,4−ジ−t−アミルフェノキ
シ)ブチルアミド、2,4−ジ−t−アミルフェノキシア
セトアミド、α−{4−(4−ヒドロキシフェニルスル
ホニル)フェノキシ)}デカンアミド、イソペンタデカ
ンアミド、アニリノ基(例えばフェニルアミノ、2−ク
ロロアニリノ、2−クロロ−5−テトラデカンアミドア
ニリノ、2−クロロ−5−ドデシルオキシカルボニルア
ニリノ、N−アセチルアニリノ、2−クロロ−5−{α
−(2−t−ブチル−4−ヒドロキシフェノキシ)ドデ
カンアミド}アニリノ、ウレイド基(例えばフェニルウ
レイド、メチルウレイド、N,N−ジブチルウレイド)、
イミド基(例えば、N−スクシンイミド、3−ベンジル
ヒダントイニル、4−(2−エチルヘキサノイルアミ
ノ)フタルイミド)、スルファモイルアミノ基(例え
ば、N,N−ジプロピルスルファモイルアミノ、N−メチ
ル−N−デシルスルファモイルアミノ)、アルキルチオ
基(例えば、メチルチオ、オクチルチオ、テトラデシル
チオ、2−フェノキシエチルチオ、3−フェノキシプロ
ピルチオ、3−(4−t−ブチルフェノキシ)プロピル
チオ)、アリールチオ基(例えば、フェニルチオ、3−
ブトキシ−5−t−オクチルフェニルチオ、3−ペンタ
デシルフェニルチオ、2−カルボキシフェニルチオ、4
−テトラデカンアミドフェニルチオ)、複素環チオ基
(例えば、2−ベンゾチアゾリルチオ)、アルコキシカ
ルボニルアミノ基(例えば、メトキシカルボニルアミ
ノ、テトラデシルオキシカルボニルアミノ)、アリール
オキシカルボニルアミノ基(例えば、フェノキシカルボ
ニルアミノ、2,4−ジ−t−tert−ブチルフェノキシカ
ルボニルアミノ)、スルホンアミド基(例えば、メタン
スルホンアミド、ヘキサデカンスルホンアミド、ベンゼ
ンスルホンアミド、p−トルエンスルホンアミド、オク
タデカンスルホンアミド、2−メチルオキシ−5−t−
ブチルベンゼンスルホンアミド)、カルバモイル基(例
えば、N−エチルカルバモイル、N,N−ジブチルカルバ
モイル、N−(2−ドデシルオキシエチル)カルバモイ
ル、N−メチル−N−ドデシルカルバモイル、N−{3
−(2,4−ジ−t−tert−アミルフェノキシ)プロピ
ル}カルバモイル)、アシル基(例えば、アセチル基、
(2,4−ジ−t−tert−アミルフェノキシ)アセチル、
ベンゾイル)、スルファモイル基(例えば、N−エチル
スルファモイル、N,N−ジプロピルスルファモイル、N
−(2−ドデシルオキシエチル)スルファモイル、N−
エチル−N−ドデシルスルファモイル、N,N−ジエチル
スルファモイル)、スルホニル基(例えば、メタンスル
ホニル、オクタンスルホニル、ベンゼンスルホニル、ト
ルエンスルホニル)、スルフィニル基(例えば、オクタ
ンスルフィニル、ドデシルスルフィニル、フェニルスル
フィニル)、アルコキシカルボニル基(例えば、メトキ
シカルボニル、ブチルオキシカルボニル、ドデシルカル
ボニル、オクタデシルカルボニル)、アリールオキシカ
ルボニル基(例えば、フェニルオキシカルボニル、3−
ペンタデシルオキシカルボニル)を表わす。
R4およびR5で示される複素環(好ましくは5ないし6
員環で、ヘテロ原子としては窒素、酸素、イオウなど)
は炭素数1から25が好ましく、それらは、置換基{たと
えばアルキル(メチル、イソプロピル、オクチルな
ど)、アルコキシ(メトキシ、イソプロポキシ、オクト
キシなど)、アルコキシカルボニル(メトキシカルボニ
ル、エトキシカルボニル、オクトキシカルボニルなど)
など}をもってもよい。
員環で、ヘテロ原子としては窒素、酸素、イオウなど)
は炭素数1から25が好ましく、それらは、置換基{たと
えばアルキル(メチル、イソプロピル、オクチルな
ど)、アルコキシ(メトキシ、イソプロポキシ、オクト
キシなど)、アルコキシカルボニル(メトキシカルボニ
ル、エトキシカルボニル、オクトキシカルボニルなど)
など}をもってもよい。
一般式(I)においてR3は好ましくは 基であり、より好ましくは−NH−R4である。ここでR4、
R5は先に述べたそれらと同義である。
R5は先に述べたそれらと同義である。
一般式(I)においてXは芳香族第1級アミン発色現
像主薬の酸化体との反応により離脱し得る基であるが、
該カプラーをDIRカプラー等の写真的有用基放出カプラ
ーとして用いる場合には、Xとして写真的有用基もしく
はそのプレカーサーとしての性質を兼ね備えたものを用
いるべきである。
像主薬の酸化体との反応により離脱し得る基であるが、
該カプラーをDIRカプラー等の写真的有用基放出カプラ
ーとして用いる場合には、Xとして写真的有用基もしく
はそのプレカーサーとしての性質を兼ね備えたものを用
いるべきである。
一般式(I)で示されるカプラーを写真的有用基放出
カプラーとして用いない場合、Xは下記一般式(II)ま
たは(III)で表わされる基であることが望ましい。
カプラーとして用いない場合、Xは下記一般式(II)ま
たは(III)で表わされる基であることが望ましい。
一般式(II)において、R6は活性点に結合した窒素原
子と共に5または6員環を形成するに必要な非金属原子
群を表わすが、一般式(II)で表わされる複素環骨格の
具体例としては下記のものが挙げられる。
子と共に5または6員環を形成するに必要な非金属原子
群を表わすが、一般式(II)で表わされる複素環骨格の
具体例としては下記のものが挙げられる。
これら複素環骨格のうち特に好ましいものは、下記一
般式(IV)で示されるものである。ここでR8は5員複素
環を形成するのに必要な非金属原子群を表わす。
般式(IV)で示されるものである。ここでR8は5員複素
環を形成するのに必要な非金属原子群を表わす。
これらの複素環の窒素原子、炭素原子は置換し得る置
換基を有していてもよい。それらの具体例は、例えばア
ルキル基(例えばメチル、エチル、エトキシエチル)、
アリール基(例えばフェニル、4−クロロフェニル)、
アラルキル基(例えばベンジル)、アルコキシ基(例え
ばメトキシ、エトキシ)、ハロゲン原子(例えば塩素原
子、フッ素原子)、アシルアミノ基(例えばアセトアミ
ド)、スルホンアミド基(例えばメタンスルホンアミ
ド)、スルホニル基、スルファモイル基、カルバモイル
基、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基、ヒドロキ
シル基、ニトロ基、シアノ基、アルケニル基(例えばビ
ニルメチル)などが挙げられる。
換基を有していてもよい。それらの具体例は、例えばア
ルキル基(例えばメチル、エチル、エトキシエチル)、
アリール基(例えばフェニル、4−クロロフェニル)、
アラルキル基(例えばベンジル)、アルコキシ基(例え
ばメトキシ、エトキシ)、ハロゲン原子(例えば塩素原
子、フッ素原子)、アシルアミノ基(例えばアセトアミ
ド)、スルホンアミド基(例えばメタンスルホンアミ
ド)、スルホニル基、スルファモイル基、カルバモイル
基、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基、ヒドロキ
シル基、ニトロ基、シアノ基、アルケニル基(例えばビ
ニルメチル)などが挙げられる。
一般式(III)において、R7は脂肪族基(たとえばメ
チル、エチル、アリル)、芳香族基(たとえばフェニ
ル、ナフチル)または複素環基(たとえば2−ピリジ
ル、2−ピロール)を表わすが、好ましいものは芳香族
基である。これらは置換基を有していてもよく、置換基
の具体的な例としては、ハロゲン原子(例えば塩素原子
など)、アルキル基(例えばメチル)、アルコキシ基
(例えばメトキシ)、アシルアミド(例えばアセトアミ
ド)、スルホンアミド基(例えばメタンスルホンアミ
ド)、スルホニル基(例えばメチルスルホニル、4−ヒ
ドロキシフェニルスルホニル)、スルファモイル基、カ
ルバモイル基、カルボキシ基、アルコキシカルボニル
基、ヒドロキシル基、シアノ基、ニトロ基などが挙げら
れる。
チル、エチル、アリル)、芳香族基(たとえばフェニ
ル、ナフチル)または複素環基(たとえば2−ピリジ
ル、2−ピロール)を表わすが、好ましいものは芳香族
基である。これらは置換基を有していてもよく、置換基
の具体的な例としては、ハロゲン原子(例えば塩素原子
など)、アルキル基(例えばメチル)、アルコキシ基
(例えばメトキシ)、アシルアミド(例えばアセトアミ
ド)、スルホンアミド基(例えばメタンスルホンアミ
ド)、スルホニル基(例えばメチルスルホニル、4−ヒ
ドロキシフェニルスルホニル)、スルファモイル基、カ
ルバモイル基、カルボキシ基、アルコキシカルボニル
基、ヒドロキシル基、シアノ基、ニトロ基などが挙げら
れる。
一般式(III)で表わされる基のうち特に好ましいも
のは下記一般式(V)で示されるものである。
のは下記一般式(V)で示されるものである。
ここでR9は水素原子、脂肪族基、芳香族基、複素環
基、シアノ基、ニトロ基、アシル基、カルバモイル基、
アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル
基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、ア
シルアミノ基、スルファモイル基、スルホニルアミノ
基、カルボキシ基、アルコキシ基、アリールオキシ基、
ハロゲン原子を表わし、これらの炭素数は1〜16の範囲
であることが好ましく、より好ましくは1〜10の範囲で
ある。mは0〜5の整数を表わし、mが2以上の整数の
とき、R9はそれぞれ同一でも異なっていてもよい。
基、シアノ基、ニトロ基、アシル基、カルバモイル基、
アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル
基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、ア
シルアミノ基、スルファモイル基、スルホニルアミノ
基、カルボキシ基、アルコキシ基、アリールオキシ基、
ハロゲン原子を表わし、これらの炭素数は1〜16の範囲
であることが好ましく、より好ましくは1〜10の範囲で
ある。mは0〜5の整数を表わし、mが2以上の整数の
とき、R9はそれぞれ同一でも異なっていてもよい。
一般式(I)で示されるカプラーを写真的有用基放出
カプラーたとえばDIRカプラーとして用いる場合、一般
式(I)において好ましくはXはカプラー残基Bと結合
した形で下記一般式(VI)で示される。
カプラーたとえばDIRカプラーとして用いる場合、一般
式(I)において好ましくはXはカプラー残基Bと結合
した形で下記一般式(VI)で示される。
B−(L1)a−Z−(L2−Y)b 一般式(VI) 上式においてBは一般式(I)においてXを除いたカ
プラー成分を表わし、Zは現像抑制作用を示す化合物の
基本部分を表わし、カプラーのカップリング位と直接
(a=0のとき)または連結基L1を介して(a=1のと
き)結合される。
プラー成分を表わし、Zは現像抑制作用を示す化合物の
基本部分を表わし、カプラーのカップリング位と直接
(a=0のとき)または連結基L1を介して(a=1のと
き)結合される。
Yは連結基L2を介してZと結合し、Zの現像抑制作用
を発現させる置換基を表わす。L2で表わされる連結基は
現像液中で切断される化学結合を含むものである。
を発現させる置換基を表わす。L2で表わされる連結基は
現像液中で切断される化学結合を含むものである。
aは0または1を表わし、bは0〜2の整数を表わす
が好ましくは1もしくは2である。bが2を表わすと
き、−L2−Yは、それぞれ同じものでも異なるものでも
良い。
が好ましくは1もしくは2である。bが2を表わすと
き、−L2−Yは、それぞれ同じものでも異なるものでも
良い。
一般式(VI)により表わされる化合物は発色現像薬の
酸化生成物とカップリングした後、 Z−(L2−Y)bまたは L1−Z−(L2−Y)bを放出する。後者はただちに
L1がはずれ Z−(L2−Y)bとなる。 Z−(L2−
Y)bは現像抑制作用を示しながら感光層を拡散し、一
部発色現像処理液中に流出する。処理液中に流出した
Z−(L2−Y)bはL2に含まれる化学結合部分において
速やかに分解し、すなわちZとYの連結が切断されて現
像抑制性の小さいZの水溶性基のついた化合物が現像液
中に残ることになり現像抑制作用は実質的に消失する。
酸化生成物とカップリングした後、 Z−(L2−Y)bまたは L1−Z−(L2−Y)bを放出する。後者はただちに
L1がはずれ Z−(L2−Y)bとなる。 Z−(L2−
Y)bは現像抑制作用を示しながら感光層を拡散し、一
部発色現像処理液中に流出する。処理液中に流出した
Z−(L2−Y)bはL2に含まれる化学結合部分において
速やかに分解し、すなわちZとYの連結が切断されて現
像抑制性の小さいZの水溶性基のついた化合物が現像液
中に残ることになり現像抑制作用は実質的に消失する。
結局、処理液中に、現像抑制性をもつ化合物は蓄積さ
れず、処理液を繰り返し再利用することが可能となるば
かりでなく、感光材料中に充分な量のDIRカプラーを含
ませることが可能となった。
れず、処理液を繰り返し再利用することが可能となるば
かりでなく、感光材料中に充分な量のDIRカプラーを含
ませることが可能となった。
Zで表わされる現像抑制剤の基本部分としては、二価
の含窒素複素環基又は含窒素複素環チオ基があり、複素
環チオ基としては例えばテトラゾリルチオ基、ベンズチ
アゾリルチオ基、ベンズイミダゾリルチオ基、チアジア
ゾリルチオ基、オキサジアゾリルチオ基、トリアゾリル
チオ基、イミダゾリルチオ基などが挙げられる。その具
体例をB−(L1)a−基および−(L2−Y)b基の置換
位置とともに次に示す。
の含窒素複素環基又は含窒素複素環チオ基があり、複素
環チオ基としては例えばテトラゾリルチオ基、ベンズチ
アゾリルチオ基、ベンズイミダゾリルチオ基、チアジア
ゾリルチオ基、オキサジアゾリルチオ基、トリアゾリル
チオ基、イミダゾリルチオ基などが挙げられる。その具
体例をB−(L1)a−基および−(L2−Y)b基の置換
位置とともに次に示す。
ただし上式において、X1で表わされる置換基は一般式
〔VI〕においてはZの部分に含まれるものであり、好ま
しくは水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルケニ
ル基、アルカンアミド基、アルケンアミド基、アルコキ
シ基、スルホンアミド基又はアリール基を表わす。
〔VI〕においてはZの部分に含まれるものであり、好ま
しくは水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルケニ
ル基、アルカンアミド基、アルケンアミド基、アルコキ
シ基、スルホンアミド基又はアリール基を表わす。
一般式〔VI〕においてYで表わされる基の例として
は、アルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、シ
クロアルケニル基、アリール基、アラルキル基又は複素
環基が挙げられる。
は、アルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、シ
クロアルケニル基、アリール基、アラルキル基又は複素
環基が挙げられる。
一般式〔VI〕においてL1で表わされる連結基としては
たとえば次に示すものがあげられる。BおよびZ−(L2
−Y)bとともに示す。
たとえば次に示すものがあげられる。BおよびZ−(L2
−Y)bとともに示す。
B−OCH2−Z−(L2−Y)b (米国特許第4,146,396号に記載の連結基) B−SCH2−Z−(L2−Y)b (西独公開特許第2,626,315号に記載の連結基) (西独公開特許第2,855,697号に記載の連結基、cは0
〜2の整数を表わす。) R21は水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルケ
ニル基、アラルキル基、アルコキシ基、アルコキシカル
ボニル基、アニリノ基、アシルアミノ基、ウレイド基、
シアノ基、ニトロ基、スルホンアミド基、スルファモイ
ル基、カルバモイル基アリール基、カルボキシ基、スル
ホ基、シクロアルキル基、アルカンスルホニル基、アリ
ールスルホニル基またはアシル基を表わし、 R22は水素原子、アルキル基、アルケニル基、アラル
キル基、シクロアルキル基またはアリール基を表わし、 は1または2を表わし、が2のときはR21どうし
で縮合環を形成してもよい。
〜2の整数を表わす。) R21は水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルケ
ニル基、アラルキル基、アルコキシ基、アルコキシカル
ボニル基、アニリノ基、アシルアミノ基、ウレイド基、
シアノ基、ニトロ基、スルホンアミド基、スルファモイ
ル基、カルバモイル基アリール基、カルボキシ基、スル
ホ基、シクロアルキル基、アルカンスルホニル基、アリ
ールスルホニル基またはアシル基を表わし、 R22は水素原子、アルキル基、アルケニル基、アラル
キル基、シクロアルキル基またはアリール基を表わし、 は1または2を表わし、が2のときはR21どうし
で縮合環を形成してもよい。
これらのDIRカプラー(一般式〔VI〕においてa=1
の場合)では、現像主薬の酸化体と反応した後放出され
る離脱基は、ただちに分解し現像抑制剤(H−Z−(L2
−Y)b)を放出する。したがってL1で表わされる基を
持たないDIRカプラー(一般式〔VI〕においてa=0の
場合)と本発明の効果は同じである。
の場合)では、現像主薬の酸化体と反応した後放出され
る離脱基は、ただちに分解し現像抑制剤(H−Z−(L2
−Y)b)を放出する。したがってL1で表わされる基を
持たないDIRカプラー(一般式〔VI〕においてa=0の
場合)と本発明の効果は同じである。
一般式〔VI〕においてL2で表わされる連結基には、現
像液中で開裂する化学結合が含まれる。このような化学
結合として、下表に挙げる例が包含される。これらはそ
れぞれ発色現像液の成分であるヒドロキシイオンもしく
はヒドロキシルアミンなどの求核試薬により開裂するの
で本発明の効果が得られる。
像液中で開裂する化学結合が含まれる。このような化学
結合として、下表に挙げる例が包含される。これらはそ
れぞれ発色現像液の成分であるヒドロキシイオンもしく
はヒドロキシルアミンなどの求核試薬により開裂するの
で本発明の効果が得られる。
前表中に示した二価の連結基はZと直接もしくはアル
キレン基または(および)フェニレン基を介在して連結
し、他方Yと直接連結する。アルキレン基またはフェニ
レン基を介在してZと連結する場合、この介在する二価
基の部分に、例えばエーテル結合、アミド結合、カルボ
ニル基、チオエーテル結合、スルホン基、スルホンアミ
ド結合および尿素結合を含んでもよい。
キレン基または(および)フェニレン基を介在して連結
し、他方Yと直接連結する。アルキレン基またはフェニ
レン基を介在してZと連結する場合、この介在する二価
基の部分に、例えばエーテル結合、アミド結合、カルボ
ニル基、チオエーテル結合、スルホン基、スルホンアミ
ド結合および尿素結合を含んでもよい。
L2で表わされる連結基としては、たとえば次に示す例
が好ましい。Zの置換位置およびYの置換位置とともに
次に示す。
が好ましい。Zの置換位置およびYの置換位置とともに
次に示す。
−Z−(CH2 dCOO−Y −Z−(CH2)d−NHCOO−Y −ZCH2 bCOOCH2 CH2 SO2−Y ただしdは0から10、好ましくは0〜5の整数を表わ
す。W1は水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜10、好ま
しくは1〜5のアルキル基、炭素数1〜10、好ましくは
1〜5のアルカンアミド基、炭素数1〜10、好ましくは
1〜5のアルコキシ基、炭素数1〜10、好ましくは1〜
5のアルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニ
ル基、炭素数1〜10、好ましくは1〜5のアルカンスル
ホンアミド基、アリール基、カルバモイル基、炭素数1
〜10、好ましくは1〜5のN−アルキルカルバモイル
基、ニトロ基、シアノ基、アリールスルホンアミド基、
スルファモイル基およびイミド基などから選ばれる。W2
は水素原子、炭素数1〜6のアルキル基、アリール基ま
たはアルケニル基を表わし、W3は水素原子、ハロゲン原
子、ニトロ基、炭素数1〜6のアルコキシ基またはアル
キル基を表わし、pは0〜6の整数を表わす。
す。W1は水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜10、好ま
しくは1〜5のアルキル基、炭素数1〜10、好ましくは
1〜5のアルカンアミド基、炭素数1〜10、好ましくは
1〜5のアルコキシ基、炭素数1〜10、好ましくは1〜
5のアルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニ
ル基、炭素数1〜10、好ましくは1〜5のアルカンスル
ホンアミド基、アリール基、カルバモイル基、炭素数1
〜10、好ましくは1〜5のN−アルキルカルバモイル
基、ニトロ基、シアノ基、アリールスルホンアミド基、
スルファモイル基およびイミド基などから選ばれる。W2
は水素原子、炭素数1〜6のアルキル基、アリール基ま
たはアルケニル基を表わし、W3は水素原子、ハロゲン原
子、ニトロ基、炭素数1〜6のアルコキシ基またはアル
キル基を表わし、pは0〜6の整数を表わす。
X1およびYで表わされるアルキル基またはアルケニル
基はくわしくは炭素数1〜10、好ましくは1〜5の直
鎖、分岐鎖または環状のアルキル基、またはアルケニル
基を表わし、好ましくは置換基を有するものであり、置
換基としてはハロゲン原子、ニトロ基、炭素数1〜4の
アルコキシ基、炭素数6〜10のアリールオキシ基、炭素
数1〜4のアルカンスルホニル基、炭素数6〜10のアリ
ールスルホニル基、炭素数1〜5のアルカンアミド基、
アニリノ基、ベンズアミド基、炭素数1〜6のアルキル
置換カルバモイル基、カルバモイル基、炭素数6〜10の
アリール置換カルバモイル基、炭素数1〜4のアルキル
スルホンアミド基、炭素数6〜10のアリールスルホンア
ミド基、炭素数1〜4のアルキルチオ基、炭素数6〜10
のアリールチオ基、フタールイミド基、スクシンイミド
基、イミダゾリル基、1,2,4−トリアゾリル基、ピラゾ
リル基、ベンズトリアゾリル基、フリル基、ベンズチア
ゾリル基、炭素数1〜4のアルキルアミノ基、炭素数1
〜4のアルカノイル基、ベンゾイル基、炭素数1〜4の
アルカノイルオキシ基、ベンゾイルオキシ基、炭素数1
〜4のパーフルオロアルキル基、シアノ基、テトラゾリ
ル基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、メルカプト基、
スルホ基、アミノ基、炭素数1〜4のアルキルスルファ
モイル基、炭素数6〜10のアリールスルファモイル基、
モルホリノ基、炭素数6〜10のアリール基、ピロリジニ
ル基、ウレイド基、ウレタン基、炭素数1〜6のアルコ
キシ置換カルボニル基、炭素数6〜10のアリールオキシ
置換カルボニル基、イミダゾリジニル基または炭素1〜
6のアルキリデンアミノ基などから選ばれる。
基はくわしくは炭素数1〜10、好ましくは1〜5の直
鎖、分岐鎖または環状のアルキル基、またはアルケニル
基を表わし、好ましくは置換基を有するものであり、置
換基としてはハロゲン原子、ニトロ基、炭素数1〜4の
アルコキシ基、炭素数6〜10のアリールオキシ基、炭素
数1〜4のアルカンスルホニル基、炭素数6〜10のアリ
ールスルホニル基、炭素数1〜5のアルカンアミド基、
アニリノ基、ベンズアミド基、炭素数1〜6のアルキル
置換カルバモイル基、カルバモイル基、炭素数6〜10の
アリール置換カルバモイル基、炭素数1〜4のアルキル
スルホンアミド基、炭素数6〜10のアリールスルホンア
ミド基、炭素数1〜4のアルキルチオ基、炭素数6〜10
のアリールチオ基、フタールイミド基、スクシンイミド
基、イミダゾリル基、1,2,4−トリアゾリル基、ピラゾ
リル基、ベンズトリアゾリル基、フリル基、ベンズチア
ゾリル基、炭素数1〜4のアルキルアミノ基、炭素数1
〜4のアルカノイル基、ベンゾイル基、炭素数1〜4の
アルカノイルオキシ基、ベンゾイルオキシ基、炭素数1
〜4のパーフルオロアルキル基、シアノ基、テトラゾリ
ル基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、メルカプト基、
スルホ基、アミノ基、炭素数1〜4のアルキルスルファ
モイル基、炭素数6〜10のアリールスルファモイル基、
モルホリノ基、炭素数6〜10のアリール基、ピロリジニ
ル基、ウレイド基、ウレタン基、炭素数1〜6のアルコ
キシ置換カルボニル基、炭素数6〜10のアリールオキシ
置換カルボニル基、イミダゾリジニル基または炭素1〜
6のアルキリデンアミノ基などから選ばれる。
X1で表わされるアルカンアミド基またはアルケンアミ
ド基はくわしくは炭素数1〜10、好ましくは1〜5の直
鎖、分岐鎖または環状のアルカンアミド基またはアルケ
ンアミド基を表わし、置換基を有してもよく置換基とし
ては前記アルキル基およびアルケニル基のところで列挙
した置換基などから選ばれる。
ド基はくわしくは炭素数1〜10、好ましくは1〜5の直
鎖、分岐鎖または環状のアルカンアミド基またはアルケ
ンアミド基を表わし、置換基を有してもよく置換基とし
ては前記アルキル基およびアルケニル基のところで列挙
した置換基などから選ばれる。
X1で表わされるアルコキシ基はくわしくは炭素数1〜
10、好ましくは炭素数1〜5の直鎖、分岐鎖または環状
のアルコキシ基を表わし、置換基を有してもよく、置換
基としては前記アルキル基またはアルケニル基のところ
で列挙した置換基などから選ばれる。
10、好ましくは炭素数1〜5の直鎖、分岐鎖または環状
のアルコキシ基を表わし、置換基を有してもよく、置換
基としては前記アルキル基またはアルケニル基のところ
で列挙した置換基などから選ばれる。
Yで表わされるアリール基は好ましくはフェニル基ま
たはナフチル基を表わし、置換基としては前記アルキル
基またはアルケニル基のところで列挙した置換基または
炭素数1〜4のアルキル基などから選ばれる。
たはナフチル基を表わし、置換基としては前記アルキル
基またはアルケニル基のところで列挙した置換基または
炭素数1〜4のアルキル基などから選ばれる。
Yで表わされるヘテロ環基は、好ましくは5〜7員環
のものであり、例えばジアゾリル基(2−イミダゾリル
基、4−ピラゾリル基など)、トリアゾリル基(1,2,4
−トリアゾール−3−イル基など)、チアゾリル基(2
−ベンゾチアゾリル基など)、オキサゾリル基(1,3オ
キサゾール−2−イル基など)、ピロリル基、ピリジル
基、ジアゾニル基(1,4−ジアジン−2−イル基な
ど)、トリアジニル基(1,2,4−トリアジン−5−イル
基など)、フリル基、ジアゾリニル基(イミダゾリン−
2−イル基など)、ピロリニル基およびチエニル基など
から選ばれる。
のものであり、例えばジアゾリル基(2−イミダゾリル
基、4−ピラゾリル基など)、トリアゾリル基(1,2,4
−トリアゾール−3−イル基など)、チアゾリル基(2
−ベンゾチアゾリル基など)、オキサゾリル基(1,3オ
キサゾール−2−イル基など)、ピロリル基、ピリジル
基、ジアゾニル基(1,4−ジアジン−2−イル基な
ど)、トリアジニル基(1,2,4−トリアジン−5−イル
基など)、フリル基、ジアゾリニル基(イミダゾリン−
2−イル基など)、ピロリニル基およびチエニル基など
から選ばれる。
一般式(VI)で表わされるカプラーのうち有用なもの
は次の一般式(VII)、(VIII)、(IX)、(X)、(X
I)、(XII)および(XIII)で表わされるものである。
これらのカプラーは、離脱した現像抑制剤の現像抑制作
用が強く好ましい。
は次の一般式(VII)、(VIII)、(IX)、(X)、(X
I)、(XII)および(XIII)で表わされるものである。
これらのカプラーは、離脱した現像抑制剤の現像抑制作
用が強く好ましい。
一般式(VII)〜(XIII)で表わされるB、L2および
Yは既に一般式(VI)において説明したものと同様の意
味を表わす。
Yは既に一般式(VI)において説明したものと同様の意
味を表わす。
一般式(I)においてAは酸性解離基を表わす。酸性
解離基とはアルカリ性溶液中もしくは塩基(たとえばア
ンモニアアミン類、アニリン類、ピリジン)の存在下に
おいて水素イオン(H )を放出し得る置換基である。
解離基とはアルカリ性溶液中もしくは塩基(たとえばア
ンモニアアミン類、アニリン類、ピリジン)の存在下に
おいて水素イオン(H )を放出し得る置換基である。
R31およびR32で表わされる脂肪族基とは炭素数1〜4
0、好ましくは1〜22の飽和または不飽和、鎖状または
環状、直鎖または分岐、置換または無置換の脂肪族炭化
水素基である。代表的な例としてはメチル、エチル、プ
ロピル、イソプロピル、ブチル、(t)−ブチル、
(i)−ブチル、(t)−アミル、ヘキシル、シクロヘ
キシル、2−エチルヘキシル、オクチル、1,1,3,3−テ
トラメチルブチル、デシル、ドデシル、ヘキサデシルま
たはオクタデシルが挙げられる。
0、好ましくは1〜22の飽和または不飽和、鎖状または
環状、直鎖または分岐、置換または無置換の脂肪族炭化
水素基である。代表的な例としてはメチル、エチル、プ
ロピル、イソプロピル、ブチル、(t)−ブチル、
(i)−ブチル、(t)−アミル、ヘキシル、シクロヘ
キシル、2−エチルヘキシル、オクチル、1,1,3,3−テ
トラメチルブチル、デシル、ドデシル、ヘキサデシルま
たはオクタデシルが挙げられる。
R31およびR32で表わされる芳香族基とは炭素数6〜2
0、好ましくは置換もしくは無置換のフェニル、または
置換もしくは無置換のナフチルである。
0、好ましくは置換もしくは無置換のフェニル、または
置換もしくは無置換のナフチルである。
R31およびR32で表わされる複素環基とは炭素数1〜2
0、好ましくは1〜7の、複素原子として窒素原子、酸
素原子もしくはイオウ原子から選ばれる、好ましくは3
員ないし8員環の置換もしくは無置換の複素環基であ
る。複素環基の代表的な例としては2−ピリジル基、4
−ピリジル、2−チエニル、2−フリル、2−イミダゾ
リル、ピラジニル、2−ピリミジニル、1−イミダゾリ
ル、1−インドリル、フタルイミド、1,3,4−チアジア
ゾール−2−イル、ベンゾオキサゾール−2−イル、2
−キノリル、2,4−ジオキソ−1,3−イミダゾリジン−5
−イル、2,4−ジオキソ−1,3−イミダゾリジン−3−イ
ル、スクシンイミド、フタルイミド、1,2,4−トリアゾ
ール−2−イルまたは1−ピラゾリルが挙げられる。
0、好ましくは1〜7の、複素原子として窒素原子、酸
素原子もしくはイオウ原子から選ばれる、好ましくは3
員ないし8員環の置換もしくは無置換の複素環基であ
る。複素環基の代表的な例としては2−ピリジル基、4
−ピリジル、2−チエニル、2−フリル、2−イミダゾ
リル、ピラジニル、2−ピリミジニル、1−イミダゾリ
ル、1−インドリル、フタルイミド、1,3,4−チアジア
ゾール−2−イル、ベンゾオキサゾール−2−イル、2
−キノリル、2,4−ジオキソ−1,3−イミダゾリジン−5
−イル、2,4−ジオキソ−1,3−イミダゾリジン−3−イ
ル、スクシンイミド、フタルイミド、1,2,4−トリアゾ
ール−2−イルまたは1−ピラゾリルが挙げられる。
前記芳香族基、複素環基または脂肪族基が置換基を有
するとき、置換基の例としては、例えばハロゲン原子
(例えば、塩素、フッ素、臭素)、アルキル基(例え
ば、メチル、エチル、t−オクチル、t−アミル、n−
ノニル、メトキシメチル)、アルコキシ基(例えば、メ
トキシ、n−オクチルオキシ、n−デシルオキシ、n−
ペンタデシルオキシ)、アリールオキシ基(例えば、フ
ェノキシ、t−オクチルフェノキシ)、アルコキシカル
ボニル基(例えばメトキシカルボニル、n−ドデシルオ
キシカルボニル、n−ヘキサデシルオキシカルボニ
ル)、アリールオキシカルボニル基(例えば、フェノキ
シカルボニル、2,4−ジ−t−アミルフェノキシカルボ
ニル)、スルホンアミド基(例えば、メタンスルホンア
ミド、n−ブタンスルホンアミド、n−ヘキサデカンス
ルホンアミド、ベンゼンスルホンアミド)、スルファモ
イル基(N,N−ジ−n−オクチルスルファモイル、N−
n−ヘキサデシルスルファモイル)、アミノ基(例え
ば、エチルアミノ、ジ−n−オクチルアミノ)、カルバ
モイル基(例えば、ジ−n−オクチルカルバモイル、ジ
エチルカルバモイル)、アシルアミノ(例えば、2,4−
ジ−t−アミルフェノキシアセトアミド、n−ペンタデ
シルフェノキシアセトアミド)、スルホニル基(例え
ば、メチルスルホニル、n−ドデシルスルホニル)、シ
アノ基、アリール基(例えば、フェニル)、アラルキル
基(例えば、ベンジル)、ニトロ基、ヒドロキシ基、カ
ルボキシル基、アシル基(例えば、アセチル)、複素環
基(例えばn−オクタデシルサクシンイミド)など一価
の有機基が挙げられる。
するとき、置換基の例としては、例えばハロゲン原子
(例えば、塩素、フッ素、臭素)、アルキル基(例え
ば、メチル、エチル、t−オクチル、t−アミル、n−
ノニル、メトキシメチル)、アルコキシ基(例えば、メ
トキシ、n−オクチルオキシ、n−デシルオキシ、n−
ペンタデシルオキシ)、アリールオキシ基(例えば、フ
ェノキシ、t−オクチルフェノキシ)、アルコキシカル
ボニル基(例えばメトキシカルボニル、n−ドデシルオ
キシカルボニル、n−ヘキサデシルオキシカルボニ
ル)、アリールオキシカルボニル基(例えば、フェノキ
シカルボニル、2,4−ジ−t−アミルフェノキシカルボ
ニル)、スルホンアミド基(例えば、メタンスルホンア
ミド、n−ブタンスルホンアミド、n−ヘキサデカンス
ルホンアミド、ベンゼンスルホンアミド)、スルファモ
イル基(N,N−ジ−n−オクチルスルファモイル、N−
n−ヘキサデシルスルファモイル)、アミノ基(例え
ば、エチルアミノ、ジ−n−オクチルアミノ)、カルバ
モイル基(例えば、ジ−n−オクチルカルバモイル、ジ
エチルカルバモイル)、アシルアミノ(例えば、2,4−
ジ−t−アミルフェノキシアセトアミド、n−ペンタデ
シルフェノキシアセトアミド)、スルホニル基(例え
ば、メチルスルホニル、n−ドデシルスルホニル)、シ
アノ基、アリール基(例えば、フェニル)、アラルキル
基(例えば、ベンジル)、ニトロ基、ヒドロキシ基、カ
ルボキシル基、アシル基(例えば、アセチル)、複素環
基(例えばn−オクタデシルサクシンイミド)など一価
の有機基が挙げられる。
一般式(I)において酸性解離基Aは任意の位置に置
換可能であるが、Xの置換基であるときには、該一般式
で表わされる化合物が現像主薬酸化体との反応時、離脱
したXが更に現像主薬酸化体と反応することはない。
換可能であるが、Xの置換基であるときには、該一般式
で表わされる化合物が現像主薬酸化体との反応時、離脱
したXが更に現像主薬酸化体と反応することはない。
一般式(I)においてnは1以上の整数を表わすが、
nが2以上の整数の場合、それぞれのAは互いに同一で
あってもよく、また異なっていてもよく、更に置換位置
も同一部位であってもよくまた異なっていてもよい。
nが2以上の整数の場合、それぞれのAは互いに同一で
あってもよく、また異なっていてもよく、更に置換位置
も同一部位であってもよくまた異なっていてもよい。
本発明に使用されるカプラーとしては次のような化合
物を例に挙げることができるが、これらに限定されるも
のではない。なお、(23)および(75)は参考例であ
る。
物を例に挙げることができるが、これらに限定されるも
のではない。なお、(23)および(75)は参考例であ
る。
これらの化合物は、一般式(XIV) (ただし、R1,R2,R3は一般式(I)のそれと同じ意味を
示す。) で表わされる化合物の活性メチレンを一般的な方法によ
ってハロゲン化したXH(ただしXは一般式(I)のそれ
と同じ意味を表わす。)を塩基の存在下に反応させる方
法などによって容易に合成できる。また一般式(I)の
化合物においてXがイオウ原子を介して結合している化
合物は、XHを塩素ガスまたは塩化スルフリルを作用させ
て得られるスルフェニルクロライド、XClを一般式(XI
V)の化合物と反応させることによっても合成できる。
示す。) で表わされる化合物の活性メチレンを一般的な方法によ
ってハロゲン化したXH(ただしXは一般式(I)のそれ
と同じ意味を表わす。)を塩基の存在下に反応させる方
法などによって容易に合成できる。また一般式(I)の
化合物においてXがイオウ原子を介して結合している化
合物は、XHを塩素ガスまたは塩化スルフリルを作用させ
て得られるスルフェニルクロライド、XClを一般式(XI
V)の化合物と反応させることによっても合成できる。
本発明の化合物のうち代表的な合成例を次にあげる。
他の化合物も以下の例と同様にして得ることができ
る。
る。
化合物15.0gを塩化メチレン50mに溶解し、室温で
臭素1.5gを10分間かけて滴下した。室温で30分間反応し
た後、反応溶液を水洗し、硫酸マグネシウム上で乾燥し
た。乾燥剤を濾去し、得られた濾液を化合物24.0g、ト
リエチルアミン1.7gをジメチルホルムアミド50mに溶
解した溶液に滴下した。1時間40℃で反応の後反応溶液
を水上にあけ酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗し、
硫酸マグネシウム上で乾燥した。乾燥剤を濾去し、溶媒
を減圧溜去して黄色油状物を得た。シリカゲルクロマト
グラフィーによって精製し目的の例示カプラー(1)4.
5gを白色ガラス状固体として得た。
臭素1.5gを10分間かけて滴下した。室温で30分間反応し
た後、反応溶液を水洗し、硫酸マグネシウム上で乾燥し
た。乾燥剤を濾去し、得られた濾液を化合物24.0g、ト
リエチルアミン1.7gをジメチルホルムアミド50mに溶
解した溶液に滴下した。1時間40℃で反応の後反応溶液
を水上にあけ酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗し、
硫酸マグネシウム上で乾燥した。乾燥剤を濾去し、溶媒
を減圧溜去して黄色油状物を得た。シリカゲルクロマト
グラフィーによって精製し目的の例示カプラー(1)4.
5gを白色ガラス状固体として得た。
化合物35.0gを塩化メチレン50mに溶解し、室温で
臭素1.4gを15分間かけて滴下した。室温で45分間反応し
た後、反応溶液を水洗し、硫酸マグシウム上で乾燥し
た。乾燥剤を濾去し、得られた濾液を化合物42.0g、ト
リエチルアミン1.6gをジメチルホルムアミド50mに溶
解した溶液に滴下した。3時間45℃で反応の後反応溶液
を水上にあけ酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗し、
硫酸マグネシウム上で乾燥した。乾燥剤を濾去し、溶媒
を減圧溜去して黄色油状物を得た。シリカゲルクロマト
グラフィーによって精製し目的の例示カプラー(3)4.
9gを白色ガラス状固体として得た。
臭素1.4gを15分間かけて滴下した。室温で45分間反応し
た後、反応溶液を水洗し、硫酸マグシウム上で乾燥し
た。乾燥剤を濾去し、得られた濾液を化合物42.0g、ト
リエチルアミン1.6gをジメチルホルムアミド50mに溶
解した溶液に滴下した。3時間45℃で反応の後反応溶液
を水上にあけ酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗し、
硫酸マグネシウム上で乾燥した。乾燥剤を濾去し、溶媒
を減圧溜去して黄色油状物を得た。シリカゲルクロマト
グラフィーによって精製し目的の例示カプラー(3)4.
9gを白色ガラス状固体として得た。
化合物56.0gを塩化メチレン60mに溶解し、室温で
臭素1.4gを20分間かけて滴下した。室温で40分間反応し
た後、反応溶液を水洗し、硫酸マグネシウム上で乾燥し
た。乾燥剤を濾去し、得られた濾液を化合物62.3g、ト
リエチルアミン1.8gをジメチルホルムアミド50mに溶
解した溶液に滴下した。2時間45℃で反応の後反応溶液
を水上にあけ酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗し、
硫酸マグネシウム上で乾燥した。乾燥剤を濾去し、溶媒
を減圧溜去して黄色油状物を得た。シリカゲルクロマト
グラフィーによって精製し目的の例示カプラー(6)6.
1gをガラス状固体として得た。
臭素1.4gを20分間かけて滴下した。室温で40分間反応し
た後、反応溶液を水洗し、硫酸マグネシウム上で乾燥し
た。乾燥剤を濾去し、得られた濾液を化合物62.3g、ト
リエチルアミン1.8gをジメチルホルムアミド50mに溶
解した溶液に滴下した。2時間45℃で反応の後反応溶液
を水上にあけ酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗し、
硫酸マグネシウム上で乾燥した。乾燥剤を濾去し、溶媒
を減圧溜去して黄色油状物を得た。シリカゲルクロマト
グラフィーによって精製し目的の例示カプラー(6)6.
1gをガラス状固体として得た。
化合物75.0gを塩化メチレン50mに溶解し、室温で
臭素1.3gを10分間かけて滴下した。室温で30分間反応し
た後、反応溶液を水洗し、硫酸マグネシウム上で乾燥し
た。乾燥剤を濾去し、得られた濾液を化合物23.5g、ト
リエチルアミン1.5gをジメチルホルムアミド50mに溶
解した溶液を滴下した。2時間40℃で反応の後反応溶液
を水上にあけ酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗し、
硫酸マグネシウム上で乾燥した。乾燥剤を濾去し、溶媒
を減圧溜去して黄色油状物を得た。シリカゲルクロマト
グラフィーによって精製し目的の例示カプラー(7)4.
3gを白色ガラス状固体として得た。
臭素1.3gを10分間かけて滴下した。室温で30分間反応し
た後、反応溶液を水洗し、硫酸マグネシウム上で乾燥し
た。乾燥剤を濾去し、得られた濾液を化合物23.5g、ト
リエチルアミン1.5gをジメチルホルムアミド50mに溶
解した溶液を滴下した。2時間40℃で反応の後反応溶液
を水上にあけ酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗し、
硫酸マグネシウム上で乾燥した。乾燥剤を濾去し、溶媒
を減圧溜去して黄色油状物を得た。シリカゲルクロマト
グラフィーによって精製し目的の例示カプラー(7)4.
3gを白色ガラス状固体として得た。
化合物815.0gを塩化メチレン150mに溶解し、室温
で臭素4.1gを20分間かけて滴下した。室温で50分間反応
した後、反応溶液を水洗し、硫酸マグネシウム上で乾燥
した。乾燥剤を濾去し、得られた濾液を化合物911.2
g、トリエチルアミン4.7gをジメチルホルムアミド150m
に溶解した溶液に滴下した。3時間室温で反応の後反
応溶液を水上にあけ酢酸エチルで抽出した。有機層を水
洗し、硫酸マグネシウム上で乾燥した。乾燥剤を濾去
し、溶媒を減圧溜去して黄色油状物を得た。イソプロピ
ルアルコール、酢酸エチル混合溶媒から晶析を行い目的
の例示カプラー(13)12.2gを淡黄色結晶として得た。
融点155〜159℃ 化合物10 6.4gを塩化メチレン60mに溶解し、室温
で臭素1.8gを15分間かけて滴下した。室温で40分間反応
した後、反応溶液を水洗し、硫酸マグネシウム上で乾燥
した。乾燥剤を濾去し、得られた濾液を化合物11 6.0
g、トリエチルアミン2.1gをジメチルホルムアミド60m
に溶解した溶液に滴下した。4時間室温で反応の後反応
溶液を水上にあけ酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗
し、硫酸マグネシウム上で乾燥した。乾燥剤を濾去し、
溶媒を減圧溜去して黄色油状物を得た。シリカゲルクロ
マトグラフィーによって精製し目的の例示カプラー(1
6)5.5gを淡黄色ガラス状固体として得た。
で臭素4.1gを20分間かけて滴下した。室温で50分間反応
した後、反応溶液を水洗し、硫酸マグネシウム上で乾燥
した。乾燥剤を濾去し、得られた濾液を化合物911.2
g、トリエチルアミン4.7gをジメチルホルムアミド150m
に溶解した溶液に滴下した。3時間室温で反応の後反
応溶液を水上にあけ酢酸エチルで抽出した。有機層を水
洗し、硫酸マグネシウム上で乾燥した。乾燥剤を濾去
し、溶媒を減圧溜去して黄色油状物を得た。イソプロピ
ルアルコール、酢酸エチル混合溶媒から晶析を行い目的
の例示カプラー(13)12.2gを淡黄色結晶として得た。
融点155〜159℃ 化合物10 6.4gを塩化メチレン60mに溶解し、室温
で臭素1.8gを15分間かけて滴下した。室温で40分間反応
した後、反応溶液を水洗し、硫酸マグネシウム上で乾燥
した。乾燥剤を濾去し、得られた濾液を化合物11 6.0
g、トリエチルアミン2.1gをジメチルホルムアミド60m
に溶解した溶液に滴下した。4時間室温で反応の後反応
溶液を水上にあけ酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗
し、硫酸マグネシウム上で乾燥した。乾燥剤を濾去し、
溶媒を減圧溜去して黄色油状物を得た。シリカゲルクロ
マトグラフィーによって精製し目的の例示カプラー(1
6)5.5gを淡黄色ガラス状固体として得た。
化合物12 5.0gを塩化メチレン50mに溶解し、室温
で臭素1.3gを15分間かけて滴下した。室温で30分間反応
した後、反応溶液を水洗し、硫酸マグネシウム上で乾燥
した。乾燥剤を濾去し、得られた濾液を化合物93.4g、
トリエチルアミン1.5gをジメチルホルムアミド50mに
溶解した溶液に滴下した。2時間35℃で反応の後反応溶
液を水上にあけ酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗
し、硫酸マグネシウム上で乾燥した。乾燥剤を濾去し、
溶媒を減圧溜去して黄色油状物を得た。シリカゲルクロ
マトグラフィーによって精製し目的の例示カプラー(1
9)4.3gを白色ガラス状固体として得た。
で臭素1.3gを15分間かけて滴下した。室温で30分間反応
した後、反応溶液を水洗し、硫酸マグネシウム上で乾燥
した。乾燥剤を濾去し、得られた濾液を化合物93.4g、
トリエチルアミン1.5gをジメチルホルムアミド50mに
溶解した溶液に滴下した。2時間35℃で反応の後反応溶
液を水上にあけ酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗
し、硫酸マグネシウム上で乾燥した。乾燥剤を濾去し、
溶媒を減圧溜去して黄色油状物を得た。シリカゲルクロ
マトグラフィーによって精製し目的の例示カプラー(1
9)4.3gを白色ガラス状固体として得た。
化合物13 8.5gを塩化メチレン85mに溶解し、室温
で臭素2.2gを10分間かけて滴下した。室温で40分間反応
した後、反応溶液を水洗し、硫酸マグネシウム上で乾燥
した。乾燥剤を濾去し、得られた濾液を化合物14 3.8
g、トリエチルアミン2.5gをジメチルホルムアミド85m
に溶解した溶液に滴下した。2時間40℃で反応の後反応
溶液を水上にあけ酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗
し、硫酸マグネシウム上で乾燥した。乾燥剤を濾去し、
溶媒を減圧溜去して黄色油状物を得た。シリカゲルクロ
マトグラフィーによって精製し目的の例示カプラー(2
9)5.2gを淡黄色ガラス状固体として得た。
で臭素2.2gを10分間かけて滴下した。室温で40分間反応
した後、反応溶液を水洗し、硫酸マグネシウム上で乾燥
した。乾燥剤を濾去し、得られた濾液を化合物14 3.8
g、トリエチルアミン2.5gをジメチルホルムアミド85m
に溶解した溶液に滴下した。2時間40℃で反応の後反応
溶液を水上にあけ酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗
し、硫酸マグネシウム上で乾燥した。乾燥剤を濾去し、
溶媒を減圧溜去して黄色油状物を得た。シリカゲルクロ
マトグラフィーによって精製し目的の例示カプラー(2
9)5.2gを淡黄色ガラス状固体として得た。
化合物15 15.0gを塩化メチレン150mに溶解し、室
温で臭素3.5gを40分間かけて滴下した。室温で50分間反
応した後、反応溶液を水洗し、硫酸マグネシウム上で乾
燥した。乾燥剤を濾去し、得られた濾液を化合物29.3
g、トリエチルアミン4.0gをジメチルホルムアミド50m
に溶解した溶液に滴下した。4時間40℃で反応の後反応
溶液を水上にあけ酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗
し、硫酸マグネシウム上で乾燥した。乾燥剤を濾去し、
溶媒を減圧溜去して黄色油状物を得た。シリカゲルクロ
マトグラフィーによって精製し目的の例示カプラー(3
1)14.2gを淡黄色油状物として得た。
温で臭素3.5gを40分間かけて滴下した。室温で50分間反
応した後、反応溶液を水洗し、硫酸マグネシウム上で乾
燥した。乾燥剤を濾去し、得られた濾液を化合物29.3
g、トリエチルアミン4.0gをジメチルホルムアミド50m
に溶解した溶液に滴下した。4時間40℃で反応の後反応
溶液を水上にあけ酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗
し、硫酸マグネシウム上で乾燥した。乾燥剤を濾去し、
溶媒を減圧溜去して黄色油状物を得た。シリカゲルクロ
マトグラフィーによって精製し目的の例示カプラー(3
1)14.2gを淡黄色油状物として得た。
化合物16 5.0gを塩化メチレン50mに溶解し、室温
で臭素1.1gを15分間かけて滴下した。室温で30分間反応
した後、反応溶液を水洗し、硫酸マグネシウム上で乾燥
した。乾燥剤を濾去し、得られた濾液を化合物14 2.0
g、トリエチルアミン1.3gをジメチルホルムアミド50m
に溶解した溶液に滴下した。2時間45℃で反応の後反応
溶液を水上にあけ酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗
し、硫酸マグネシウム上で乾燥した。乾燥剤を濾去し、
溶媒を減圧溜去して黄色油状物を得た。シリカゲルクロ
マトグラフィーによって精製し目的の例示カプラー(3
6)4.8gを白色ガラス状固体として得た。
で臭素1.1gを15分間かけて滴下した。室温で30分間反応
した後、反応溶液を水洗し、硫酸マグネシウム上で乾燥
した。乾燥剤を濾去し、得られた濾液を化合物14 2.0
g、トリエチルアミン1.3gをジメチルホルムアミド50m
に溶解した溶液に滴下した。2時間45℃で反応の後反応
溶液を水上にあけ酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗
し、硫酸マグネシウム上で乾燥した。乾燥剤を濾去し、
溶媒を減圧溜去して黄色油状物を得た。シリカゲルクロ
マトグラフィーによって精製し目的の例示カプラー(3
6)4.8gを白色ガラス状固体として得た。
化合物17 25.0gを塩化メチレン250mに溶解し、室
温で臭素7.6gを35分間かけて滴下した。室温で60分間反
応した後、反応溶液を水洗し、硫酸マグネシウム上で乾
燥した。乾燥剤を濾去し、得られた濾液を化合物220.2
g、トリエチルアミン8.7gをジメチルホルムアミド50m
に溶解した溶液に滴下した。5時間40℃で反応の後反応
溶液を水上にあけ酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗
し、硫酸マグネシウム上で乾燥した。乾燥剤を濾去し、
溶媒を減圧溜去して黄色油状物を得た。シリカゲルクロ
マトグラフィーによって精製し目的の例示カプラー(4
1)24.4gを白色ガラス状固体として得た。
温で臭素7.6gを35分間かけて滴下した。室温で60分間反
応した後、反応溶液を水洗し、硫酸マグネシウム上で乾
燥した。乾燥剤を濾去し、得られた濾液を化合物220.2
g、トリエチルアミン8.7gをジメチルホルムアミド50m
に溶解した溶液に滴下した。5時間40℃で反応の後反応
溶液を水上にあけ酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗
し、硫酸マグネシウム上で乾燥した。乾燥剤を濾去し、
溶媒を減圧溜去して黄色油状物を得た。シリカゲルクロ
マトグラフィーによって精製し目的の例示カプラー(4
1)24.4gを白色ガラス状固体として得た。
化合物18 7.8gを塩化メチレン80mに溶解し、室温
で臭素2.2gを10分間かけて滴下した。室温で50分間反応
した後、反応溶液を水洗し、硫酸マグネシウム上で乾燥
した。乾燥剤を濾去し、得られた濾液を化合物19 7.4
g、トリエチルアミン2.6gをジメチルホルムアミド80m
に溶解した溶液に滴下した、時間室温で反応の後反応溶
液を水上にあけ酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗
し、硫酸マグネシウム上で乾燥した。乾燥剤を濾去し、
溶媒を減圧溜去して黄色油状物を得た。シリカゲルクロ
マトグラフィーによって精製し目的の例示カプラー(5
0)4.8gを淡黄色ガラス状固体として得た。
で臭素2.2gを10分間かけて滴下した。室温で50分間反応
した後、反応溶液を水洗し、硫酸マグネシウム上で乾燥
した。乾燥剤を濾去し、得られた濾液を化合物19 7.4
g、トリエチルアミン2.6gをジメチルホルムアミド80m
に溶解した溶液に滴下した、時間室温で反応の後反応溶
液を水上にあけ酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗
し、硫酸マグネシウム上で乾燥した。乾燥剤を濾去し、
溶媒を減圧溜去して黄色油状物を得た。シリカゲルクロ
マトグラフィーによって精製し目的の例示カプラー(5
0)4.8gを淡黄色ガラス状固体として得た。
化合物20 15.0gを塩化メチレン150mに溶解し、室
温で臭素4.0gを25分間かけて滴下した。室温で40分間反
応した後、反応溶液を水洗し、硫酸マグネシウム上で乾
燥した。乾燥剤を濾去し、得られた濾液を化合物11 1
3.1g、トリエチルアミン4.6gをジメチルホルムアミド50
mに溶解した溶液に滴下した。3時間40℃で反応の後
反応溶液を水上にあけ酢酸エチルで抽出した。有機層を
水洗し、硫酸マグネシウム上で乾燥した。乾燥剤を濾去
し、溶媒を減圧溜去して黄色油状物を得た。シリカゲル
クロマトグラフィーによって精製し目的の例示カプラー
(51)13.0gを淡黄色油状物として得た。
温で臭素4.0gを25分間かけて滴下した。室温で40分間反
応した後、反応溶液を水洗し、硫酸マグネシウム上で乾
燥した。乾燥剤を濾去し、得られた濾液を化合物11 1
3.1g、トリエチルアミン4.6gをジメチルホルムアミド50
mに溶解した溶液に滴下した。3時間40℃で反応の後
反応溶液を水上にあけ酢酸エチルで抽出した。有機層を
水洗し、硫酸マグネシウム上で乾燥した。乾燥剤を濾去
し、溶媒を減圧溜去して黄色油状物を得た。シリカゲル
クロマトグラフィーによって精製し目的の例示カプラー
(51)13.0gを淡黄色油状物として得た。
化合物21 10.0gを塩化メチレン100mに溶解し、室
温で臭素2.7gを25分間かけて滴下した。室温で50分間反
応した後、反応溶液を水洗し、硫酸マグネシウム上で乾
燥した。乾燥剤を濾去し、得られた濾液を化合物6 2.
0g、トリエチルアミン3.1gをジメチルホルムアミド100m
に溶解した溶液に滴下した。3時間40℃で反応の後反
応溶液を水上にあけ酢酸エチルで抽出した。有機層を水
洗し、硫酸マグネシウム上で乾燥した。乾燥剤を濾去
し、溶媒を減圧溜去して黄色油状物を得た。シリカゲル
クロマトグラフィーによって精製し目的の例示カプラー
(82)9.5gを淡黄色油状物として得た。
温で臭素2.7gを25分間かけて滴下した。室温で50分間反
応した後、反応溶液を水洗し、硫酸マグネシウム上で乾
燥した。乾燥剤を濾去し、得られた濾液を化合物6 2.
0g、トリエチルアミン3.1gをジメチルホルムアミド100m
に溶解した溶液に滴下した。3時間40℃で反応の後反
応溶液を水上にあけ酢酸エチルで抽出した。有機層を水
洗し、硫酸マグネシウム上で乾燥した。乾燥剤を濾去
し、溶媒を減圧溜去して黄色油状物を得た。シリカゲル
クロマトグラフィーによって精製し目的の例示カプラー
(82)9.5gを淡黄色油状物として得た。
化合物22 8.3gをクロロホルム100mに溶解し、室温
で臭素1.9gを10分間かけて滴下した。室温で80分間反応
した後、反応溶液を水洗し、硫酸マグネシウム上で乾燥
した。乾燥剤を濾去し、得られた濾液を化合物9 5.8
g、トリエチルアミン2.46gをジメチルホルムアミド100m
に溶解した溶液に滴下した。1時間40℃で反応の後反
応溶液を水上にあけ酢酸エチルで抽出した。有機層を水
洗し、硫酸マグネシウム上で乾燥した。乾燥剤を濾去
し、溶媒を減圧溜去して黄色結晶を得た。メタノールか
ら再結晶を行い、目的の例示カプラー(88)7.6gを淡黄
色結晶として得た。融点202−203℃ 本発明の化合物は支持体上に少なくとも3つの異なる
分光感度を有する多層多色写真材料に適用できる。多層
天然色写真材料は通常支持体上に赤感性乳剤層、緑感性
乳剤層および青感性乳剤層を各々少なくともひとつ有す
る。
で臭素1.9gを10分間かけて滴下した。室温で80分間反応
した後、反応溶液を水洗し、硫酸マグネシウム上で乾燥
した。乾燥剤を濾去し、得られた濾液を化合物9 5.8
g、トリエチルアミン2.46gをジメチルホルムアミド100m
に溶解した溶液に滴下した。1時間40℃で反応の後反
応溶液を水上にあけ酢酸エチルで抽出した。有機層を水
洗し、硫酸マグネシウム上で乾燥した。乾燥剤を濾去
し、溶媒を減圧溜去して黄色結晶を得た。メタノールか
ら再結晶を行い、目的の例示カプラー(88)7.6gを淡黄
色結晶として得た。融点202−203℃ 本発明の化合物は支持体上に少なくとも3つの異なる
分光感度を有する多層多色写真材料に適用できる。多層
天然色写真材料は通常支持体上に赤感性乳剤層、緑感性
乳剤層および青感性乳剤層を各々少なくともひとつ有す
る。
これらの層の順序は必要に応じて任意に述べる。本発
明の化合物はどの感色性層に用いてもよいが通常青感性
乳剤層またはその隣接層(中間層など)に用いられる。
また、高感度層、中感度層または低感度層など必要に応
じて用いられる。
明の化合物はどの感色性層に用いてもよいが通常青感性
乳剤層またはその隣接層(中間層など)に用いられる。
また、高感度層、中感度層または低感度層など必要に応
じて用いられる。
本発明の化合物の添加量は化合物の構造により異なる
が、好ましくは同一層もしくは隣接層に存在する銀1モ
ル当り1×10-7から1.0モル、特に好ましくは1×10-6
から0.5モルである。
が、好ましくは同一層もしくは隣接層に存在する銀1モ
ル当り1×10-7から1.0モル、特に好ましくは1×10-6
から0.5モルである。
本発明のイエローカプラー含有層に添加する高沸点有
機溶媒の添加量は、該イエローカプラーを含有する層に
含まれる全イエローカプラーに対して重量比で好ましく
は2以下であり、特に好ましくは0.7以下である。
機溶媒の添加量は、該イエローカプラーを含有する層に
含まれる全イエローカプラーに対して重量比で好ましく
は2以下であり、特に好ましくは0.7以下である。
本発明のイエローカプラーはある層において単独に用
いてもよいし、従来知られているカプラーと混合して用
いてもよい。
いてもよいし、従来知られているカプラーと混合して用
いてもよい。
本発明の感光材料は、支持体上に青感色性層、緑感色
性層、赤感色性層のハロゲン化銀乳剤層の少なくとも1
層が設けられていればよく、ハロゲン化銀乳剤層および
非感光性層の層数および層順に特に制限はない。典型的
な例としては、支持体上に、実質的に感色性は同じであ
るが感光度の異なる複数のハロゲン化銀乳剤層から成る
感光性層を少なくとも1つ有するハロゲン化銀写真感光
材料であり、該感光性層は青色光、緑色光、および赤色
光の何れかに感色性を有する単独感光性層であり、多層
ハロゲン化銀カラー写真感光材料においては、一般に単
位感光性層の配列が、支持体側から順に赤感色性層、緑
感色性層、青感色性の順に設置される。しかし、目的に
応じて上記設置順が逆であっても、また同一感色性層中
に異なる感光性層が挟まれたような設置順をもとり得
る。
性層、赤感色性層のハロゲン化銀乳剤層の少なくとも1
層が設けられていればよく、ハロゲン化銀乳剤層および
非感光性層の層数および層順に特に制限はない。典型的
な例としては、支持体上に、実質的に感色性は同じであ
るが感光度の異なる複数のハロゲン化銀乳剤層から成る
感光性層を少なくとも1つ有するハロゲン化銀写真感光
材料であり、該感光性層は青色光、緑色光、および赤色
光の何れかに感色性を有する単独感光性層であり、多層
ハロゲン化銀カラー写真感光材料においては、一般に単
位感光性層の配列が、支持体側から順に赤感色性層、緑
感色性層、青感色性の順に設置される。しかし、目的に
応じて上記設置順が逆であっても、また同一感色性層中
に異なる感光性層が挟まれたような設置順をもとり得
る。
上記のハロゲン化銀感光性層の間および最上層、最下
層には各種の中間層等の非感光性層を設けてもよい。
層には各種の中間層等の非感光性層を設けてもよい。
該中間層には、特開昭61−43748号、同59−113438
号、同59−113440号、同61−20037号、同61−20038号明
細書に記載されるようなカプラー、DIR化合物等が含ま
れていてもよく、通常用いられるように混色防止剤を含
んでいてもよい。
号、同59−113440号、同61−20037号、同61−20038号明
細書に記載されるようなカプラー、DIR化合物等が含ま
れていてもよく、通常用いられるように混色防止剤を含
んでいてもよい。
各単位感光性層を構成する複数のハロゲン化銀乳剤層
は、西独特許第1,121,470号あるいは英国特許第923,045
号に記載されるように高感度乳剤層、低感度乳剤層の2
層構成を好ましく用いることができる。通常は、支持体
に向かって順次感光度が低くなる様に配列するのが好ま
しく、また各ハロゲン乳剤層の間には非感光性層が設け
られていてもよい。また、特開昭57−112751号、同62−
200350号、同62−206541号、62−206543号等に記載され
ているように支持体より離れた側に低感度乳剤層、支持
体に近い側に高感度乳剤層を設置してもよい。
は、西独特許第1,121,470号あるいは英国特許第923,045
号に記載されるように高感度乳剤層、低感度乳剤層の2
層構成を好ましく用いることができる。通常は、支持体
に向かって順次感光度が低くなる様に配列するのが好ま
しく、また各ハロゲン乳剤層の間には非感光性層が設け
られていてもよい。また、特開昭57−112751号、同62−
200350号、同62−206541号、62−206543号等に記載され
ているように支持体より離れた側に低感度乳剤層、支持
体に近い側に高感度乳剤層を設置してもよい。
具体例として支持体から最も遠い側から、低感度青感
光性層(BL)/高感度青感光性層(BH)/高感度緑感光
性層(GH)/低感度緑感光性層(GL)/高感度赤感光性
層(RH)/低感度赤感光性層(RL)の順、またはBH/BL/
GL/GH/RH/RLの順、またはBH/BL/GH/GL/RL/RHの順等に設
置することができる。
光性層(BL)/高感度青感光性層(BH)/高感度緑感光
性層(GH)/低感度緑感光性層(GL)/高感度赤感光性
層(RH)/低感度赤感光性層(RL)の順、またはBH/BL/
GL/GH/RH/RLの順、またはBH/BL/GH/GL/RL/RHの順等に設
置することができる。
また特公昭55−34932号公報に記載されているよう
に、支持体から最も遠い側から青感光性層/GH/RH/GL/RL
の順に配列することもできる。また特開昭56−25738
号、同62−63936号明細書に記載されているように、支
持体から最も遠い側から青感光性層/GL/RL/GH/RHの順に
配列することもできる。
に、支持体から最も遠い側から青感光性層/GH/RH/GL/RL
の順に配列することもできる。また特開昭56−25738
号、同62−63936号明細書に記載されているように、支
持体から最も遠い側から青感光性層/GL/RL/GH/RHの順に
配列することもできる。
また特公昭49−15495号公報に記載されているように
上層を最も感光度の高いハロゲン化銀乳剤層、中層をそ
れよりも低い感光度のハロゲン化銀乳剤層、下層を中層
よりも更に感光度の低いハロゲン化銀乳剤層を配置し、
支持体に向かって感光度が順次低められた感光度の異な
る3層から構成される配列が挙げられる。このような感
光度の異なる3層から構成される場合でも、特開昭59−
202464号明細書に記載されているように、同一感色性層
中において支持体より離れた側から中感度乳剤層/高感
度乳剤層/低感度乳剤層の順に配置されてもよい。
上層を最も感光度の高いハロゲン化銀乳剤層、中層をそ
れよりも低い感光度のハロゲン化銀乳剤層、下層を中層
よりも更に感光度の低いハロゲン化銀乳剤層を配置し、
支持体に向かって感光度が順次低められた感光度の異な
る3層から構成される配列が挙げられる。このような感
光度の異なる3層から構成される場合でも、特開昭59−
202464号明細書に記載されているように、同一感色性層
中において支持体より離れた側から中感度乳剤層/高感
度乳剤層/低感度乳剤層の順に配置されてもよい。
その他、高感度乳剤層/低感度乳剤層/中感度乳剤
層、あるいは低感度乳剤層/中感度乳剤層/高感度乳剤
層などの順に配置されていてもよい。
層、あるいは低感度乳剤層/中感度乳剤層/高感度乳剤
層などの順に配置されていてもよい。
また、4層以上の場合にも、上記の如く配列を変えて
もよい。
もよい。
上記のように、それぞれの感光材料の目的に応じて種
々の層構成・配列を選択することができる。
々の層構成・配列を選択することができる。
本発明に用いられる写真感光材料の写真乳剤層に含有
される好ましいハロゲン化銀は約30モル%以下のヨウ化
銀を含む、ヨウ臭化銀、ヨウ塩化銀、もしくはヨウ塩臭
化銀である。特に好ましいのは約2モル%から約10モル
%までのヨウ化銀を含むヨウ臭化銀もしくはヨウ塩臭化
銀である。
される好ましいハロゲン化銀は約30モル%以下のヨウ化
銀を含む、ヨウ臭化銀、ヨウ塩化銀、もしくはヨウ塩臭
化銀である。特に好ましいのは約2モル%から約10モル
%までのヨウ化銀を含むヨウ臭化銀もしくはヨウ塩臭化
銀である。
写真乳剤中のハロゲン化銀粒子は、立方体、八面体、
十四面体のような規則的な結晶を有するもの、球状、板
状のような変則的な結晶形を有するもの、双晶面などの
結晶欠陥を有するもの、あるいはそれらの複合形でもよ
い。
十四面体のような規則的な結晶を有するもの、球状、板
状のような変則的な結晶形を有するもの、双晶面などの
結晶欠陥を有するもの、あるいはそれらの複合形でもよ
い。
ハロゲン化銀の粒径は、約0.2ミクロン以下の微粒子
でも投影面積直径が約10ミクロンに至るまでの大サイズ
粒子でもよく、多分散乳剤でも単分散乳剤でもよい。
でも投影面積直径が約10ミクロンに至るまでの大サイズ
粒子でもよく、多分散乳剤でも単分散乳剤でもよい。
本発明に使用できるハロゲン化銀写真乳剤は、例えば
リサーチ・ディスクロージャー(RD)No.17643(1978年
12月),22〜23頁,“I.乳剤製造(Emulsion preparatio
n and types)”、および同No.18716(1979年11月),64
8頁、同No.307105(1989年11月),863〜865頁、および
グラフキデ著「写真の物理と化学」,ポールモンテル社
刊(P.Glafkides,Chemie et Phisique Photographique,
Paul Montel,1967)、ダフィン著「写真乳剤化学」,フ
ォーカルプレス社刊(G.F.Duffin,Photographic Emulsi
on Chemistry(Focal Press,1966))、ゼリクマンら著
「写真乳剤の製造と塗布」、フォーカルプレス社刊(V.
L.Zelikmanetal.,Making and Coating Photographic Em
ulsion,Focal Press,1964)などに記載された方法を用
いて調製することができる。
リサーチ・ディスクロージャー(RD)No.17643(1978年
12月),22〜23頁,“I.乳剤製造(Emulsion preparatio
n and types)”、および同No.18716(1979年11月),64
8頁、同No.307105(1989年11月),863〜865頁、および
グラフキデ著「写真の物理と化学」,ポールモンテル社
刊(P.Glafkides,Chemie et Phisique Photographique,
Paul Montel,1967)、ダフィン著「写真乳剤化学」,フ
ォーカルプレス社刊(G.F.Duffin,Photographic Emulsi
on Chemistry(Focal Press,1966))、ゼリクマンら著
「写真乳剤の製造と塗布」、フォーカルプレス社刊(V.
L.Zelikmanetal.,Making and Coating Photographic Em
ulsion,Focal Press,1964)などに記載された方法を用
いて調製することができる。
米国特許第3,574,628号、同3,655,394号および英国特
許第1,413,748号などに記載された単分散乳剤も好まし
い。
許第1,413,748号などに記載された単分散乳剤も好まし
い。
また、アスペクト比が約3以上であるような平板状粒
子も本発明に使用できる。平板状粒子は、ガトフ著、フ
ォトグラフィック・サイエンス・アンド・エンジニアリ
ング(Gutoff,Photographic Science and Engineerin
g)、第14巻248〜257頁(1970年);米国特許第4,434,2
26号、同4,414,310号、同4,433,048号、同4,439,520号
および英国特許第2,112,157号などに記載の方法により
簡単に調製することができる。
子も本発明に使用できる。平板状粒子は、ガトフ著、フ
ォトグラフィック・サイエンス・アンド・エンジニアリ
ング(Gutoff,Photographic Science and Engineerin
g)、第14巻248〜257頁(1970年);米国特許第4,434,2
26号、同4,414,310号、同4,433,048号、同4,439,520号
および英国特許第2,112,157号などに記載の方法により
簡単に調製することができる。
結晶構造は一様なものでも、内部と外部とが異質なハ
ロゲン組成からなるものでもよく、層状構造をなしてい
てもよい、また、エピタキシャル接合によって組成の異
なるハロゲン化銀が接合されていてもよく、また例えば
ロダン銀、酸化鉛などのハロゲン化銀以外の化合物と接
合させていてもよい。また種々の結晶形の粒子の混合物
を用いてもよい。
ロゲン組成からなるものでもよく、層状構造をなしてい
てもよい、また、エピタキシャル接合によって組成の異
なるハロゲン化銀が接合されていてもよく、また例えば
ロダン銀、酸化鉛などのハロゲン化銀以外の化合物と接
合させていてもよい。また種々の結晶形の粒子の混合物
を用いてもよい。
上記の乳剤は潜像を主として表面に形成する表面潜像
型でも、粒子内部に形成する内部潜像型でも表面と内部
のいずれにも潜像を有する型のいずれでもよいが、ネガ
型の乳剤であることが必要である。内部潜像型のうち、
特開昭63−264740号に記載のコア/シェル型内部潜像型
乳剤であってもよい。このコア/シェル型内部潜像型乳
剤の調製方法は、特開昭59−133542号に記載されてい
る。この乳剤のシェルの厚みは、現像処理等によって異
なるが、3〜40nmが好ましく、5〜20nmが特に好まし
い。
型でも、粒子内部に形成する内部潜像型でも表面と内部
のいずれにも潜像を有する型のいずれでもよいが、ネガ
型の乳剤であることが必要である。内部潜像型のうち、
特開昭63−264740号に記載のコア/シェル型内部潜像型
乳剤であってもよい。このコア/シェル型内部潜像型乳
剤の調製方法は、特開昭59−133542号に記載されてい
る。この乳剤のシェルの厚みは、現像処理等によって異
なるが、3〜40nmが好ましく、5〜20nmが特に好まし
い。
ハロゲン化銀乳剤は、通常、物理熟成、化学熟成およ
び分光増感を行ったものを使用する。このような工程で
使用される添加剤はリターチ・ディスクロージャーNo.1
7643、同No.18716および同No.307105に記載されてお
り、その該当箇所を後掲の表にまとめた。
び分光増感を行ったものを使用する。このような工程で
使用される添加剤はリターチ・ディスクロージャーNo.1
7643、同No.18716および同No.307105に記載されてお
り、その該当箇所を後掲の表にまとめた。
本発明の感光材料には、感光性ハロゲン化銀乳剤の粒
子サイズ、粒子サイズ分布、ハロゲン組成、粒子の形
状、感度の少なくとも1つの特性の異なる2種類以上の
乳剤を、同一層中に混合して使用することができる。
子サイズ、粒子サイズ分布、ハロゲン組成、粒子の形
状、感度の少なくとも1つの特性の異なる2種類以上の
乳剤を、同一層中に混合して使用することができる。
米国特許第4,082,553号に記載の粒子表面をかぶらせ
たハロゲン化銀粒子、米国特許第4,626,498号、特開昭5
9−214852号に記載の粒子内部をかぶらせたハロゲン化
銀粒子、コロイド銀を感光性ハロゲン化銀乳剤層および
/または実質的に非感光性の親水性コロイド層に好まし
く使用できる。粒子内部または表面をかぶらせたハロゲ
ン化銀粒子とは、感光材料の未露光部および露光部を問
わず、一様に(非像様に)現像が可能となるハロゲン化
銀粒子のことをいう。粒子内部または表面をかぶらせた
ハロゲン化銀粒子の調製法は、米国特許第4,626,498
号、特開昭59−214852号に記載されている。
たハロゲン化銀粒子、米国特許第4,626,498号、特開昭5
9−214852号に記載の粒子内部をかぶらせたハロゲン化
銀粒子、コロイド銀を感光性ハロゲン化銀乳剤層および
/または実質的に非感光性の親水性コロイド層に好まし
く使用できる。粒子内部または表面をかぶらせたハロゲ
ン化銀粒子とは、感光材料の未露光部および露光部を問
わず、一様に(非像様に)現像が可能となるハロゲン化
銀粒子のことをいう。粒子内部または表面をかぶらせた
ハロゲン化銀粒子の調製法は、米国特許第4,626,498
号、特開昭59−214852号に記載されている。
粒子内部がかぶらされたコア/シェル型ハロゲン化銀
粒子の内部核を形成するハロゲン化銀は、同一のハロゲ
ン組成をもつものでも異なるハロゲン組成をもつもので
もよい。粒子内部または表面をかぶらせたハロゲン化銀
としては、塩化銀、塩臭化銀、沃臭化銀、塩沃臭化銀の
いずれをも用いることができる。これらのかぶらされた
ハロゲン化銀粒子の粒子サイズには特別な限定はない
が、平均粒子サイズとしては0.01〜0.75μm、特に0.05
〜0.6μmが好ましい。また、粒子形状については特に
限定はなく、規則的な粒子でもよく、また、多分散乳剤
でもよいが、単分散(ハロゲン化銀粒子の重量または粒
子数の少なくとも95%が平均粒子径の±40%以内の粒子
径を有するもの)であることが好ましい。
粒子の内部核を形成するハロゲン化銀は、同一のハロゲ
ン組成をもつものでも異なるハロゲン組成をもつもので
もよい。粒子内部または表面をかぶらせたハロゲン化銀
としては、塩化銀、塩臭化銀、沃臭化銀、塩沃臭化銀の
いずれをも用いることができる。これらのかぶらされた
ハロゲン化銀粒子の粒子サイズには特別な限定はない
が、平均粒子サイズとしては0.01〜0.75μm、特に0.05
〜0.6μmが好ましい。また、粒子形状については特に
限定はなく、規則的な粒子でもよく、また、多分散乳剤
でもよいが、単分散(ハロゲン化銀粒子の重量または粒
子数の少なくとも95%が平均粒子径の±40%以内の粒子
径を有するもの)であることが好ましい。
本発明には、非感光性微粒子ハロゲン化銀を使用する
ことが好ましい。非感光性微粒子ハロゲン化銀とは、色
素画像を得るための像様露光時においては感光せずに、
その現像処理において実質的に現像されないハロゲン化
銀微粒子であり、あらかじめカブラされていないほうが
好ましい。
ことが好ましい。非感光性微粒子ハロゲン化銀とは、色
素画像を得るための像様露光時においては感光せずに、
その現像処理において実質的に現像されないハロゲン化
銀微粒子であり、あらかじめカブラされていないほうが
好ましい。
微粒子ハロゲン化銀は、臭化銀の含有率が0〜100モ
ル%であり、必要に応じて塩化銀および/または沃化銀
を含有してもよい。好ましくは沃化銀を0.5〜10モル%
含有するものである。
ル%であり、必要に応じて塩化銀および/または沃化銀
を含有してもよい。好ましくは沃化銀を0.5〜10モル%
含有するものである。
微粒子ハロゲン化銀は、平均粒径(投影面積の円相当
直径の平均値)が0.01〜0.5μmが好ましく、0.02〜0.2
μmがより好ましい。
直径の平均値)が0.01〜0.5μmが好ましく、0.02〜0.2
μmがより好ましい。
微粒子ハロゲン化銀は、通常の感光性ハロゲン化銀と
同様の方法で調製できる。この場合、ハロゲン化銀粒子
の表面は、光学的に増感される必要はなく、また分光増
感も不要である。ただし、これを塗布液に添加するのに
先立ち、あらかじめトリアゾール系、アザインデン系、
ベンゾチアゾリウム系、もしくはメルカプト系化合物ま
たは亜鉛化合物などの公知の安定剤を添加しておくこと
が好ましい。この微粒子ハロゲン化銀粒子含有層に、コ
ロイド銀を好ましく含有させることができる。
同様の方法で調製できる。この場合、ハロゲン化銀粒子
の表面は、光学的に増感される必要はなく、また分光増
感も不要である。ただし、これを塗布液に添加するのに
先立ち、あらかじめトリアゾール系、アザインデン系、
ベンゾチアゾリウム系、もしくはメルカプト系化合物ま
たは亜鉛化合物などの公知の安定剤を添加しておくこと
が好ましい。この微粒子ハロゲン化銀粒子含有層に、コ
ロイド銀を好ましく含有させることができる。
本発明の感光材料の塗布銀量は、6.0g/m2以下が好ま
しく、4.5g/m2以下が最も好ましい。
しく、4.5g/m2以下が最も好ましい。
本発明に使用できる公知の写真用添加剤も上記の3つ
のリサーチ・ディスクロージャーに記載されており、下
記の表に関連する記載箇所を示した。
のリサーチ・ディスクロージャーに記載されており、下
記の表に関連する記載箇所を示した。
また、ホルムアルデヒドガスによる写真性能の劣化を
防止するために、米国特許4,411,987号や同第4,435,503
号に記載されたホルムアルデヒドと反応して、固定化で
きる化合物を感光材料に添加することが好ましい。
防止するために、米国特許4,411,987号や同第4,435,503
号に記載されたホルムアルデヒドと反応して、固定化で
きる化合物を感光材料に添加することが好ましい。
本発明の感光材料に、米国特許第4,740,454号、同第
4,788,132号、特開昭62−18539号、特開平1−283551号
に記載のメルカプト化合物を含有させることが好まし
い。
4,788,132号、特開昭62−18539号、特開平1−283551号
に記載のメルカプト化合物を含有させることが好まし
い。
本発明の感光材料に、特開平1−106052号に記載の、
現像処理によって生成した現像銀量とは無関係にかぶら
せ剤、現像促進剤、ハロゲン化銀溶剤またはそれらの前
駆体を放出する化合物を含有させることが好ましい。
現像処理によって生成した現像銀量とは無関係にかぶら
せ剤、現像促進剤、ハロゲン化銀溶剤またはそれらの前
駆体を放出する化合物を含有させることが好ましい。
本発明の感光材料に、国際公開WO88/04794号、特表平
1−502912号に記載された方法で分散された染料または
EP 317,308A号、米国特許4,420,555号、特開平1−2593
58号に記載の染料を含有させることが好ましい。
1−502912号に記載された方法で分散された染料または
EP 317,308A号、米国特許4,420,555号、特開平1−2593
58号に記載の染料を含有させることが好ましい。
本発明には種々のカラーカプラーを使用することがで
き、その具体例は前出のリサーチ・ディスクロージャー
No.17643、VII−C〜G、および同No.307105、VII−C
〜Gに記載された特許に記載されている。
き、その具体例は前出のリサーチ・ディスクロージャー
No.17643、VII−C〜G、および同No.307105、VII−C
〜Gに記載された特許に記載されている。
イエローカプラーとしては、本発明のもの以外に、例
えば米国特許第3,933,501号、同第4,022,620号、同第4,
326,024号、同第4,401,752号、同第4,248,961号、特公
昭58−10739号、英国特許第1,425,020号、同第1,476,76
0号、米国特許第3,973,968号、同第4,314,023号、同第
4,511,649号、欧州特許第249,473A号、等に記載のもの
が好ましい。
えば米国特許第3,933,501号、同第4,022,620号、同第4,
326,024号、同第4,401,752号、同第4,248,961号、特公
昭58−10739号、英国特許第1,425,020号、同第1,476,76
0号、米国特許第3,973,968号、同第4,314,023号、同第
4,511,649号、欧州特許第249,473A号、等に記載のもの
が好ましい。
マゼンタカプラーとしては5−ピラゾロン系及びピラ
ゾロアゾール系の化合物が好ましく、米国特許第4,310,
619号、同第4,351,897号、欧州特許第73,636号、米国特
許第3,061,432号、同第3,725,067号、リサーチ・ディス
クロージャーNo.24220(1984年6月)、特開昭60−3355
2号、リサーチ・ディスクロージャーNo.24230(1984年
6月)、特開昭60−43659号、同61−72238号、同60−35
730号、同55−118034号、同60−185951号、米国特許第
4,500,630号、同第4,540,654号、同第4,556,630号、国
際公開WO88/04795号等に記載のものが特に好ましい。
ゾロアゾール系の化合物が好ましく、米国特許第4,310,
619号、同第4,351,897号、欧州特許第73,636号、米国特
許第3,061,432号、同第3,725,067号、リサーチ・ディス
クロージャーNo.24220(1984年6月)、特開昭60−3355
2号、リサーチ・ディスクロージャーNo.24230(1984年
6月)、特開昭60−43659号、同61−72238号、同60−35
730号、同55−118034号、同60−185951号、米国特許第
4,500,630号、同第4,540,654号、同第4,556,630号、国
際公開WO88/04795号等に記載のものが特に好ましい。
シアンカプラーとしては、フェノール系及びナフトー
ル系カプラーが挙げられ、米国特許第4,052,212号、同
第4,146,396号、同第4,228,233号、同第4,296,200号、
同第2,369,929号、同第2,801,171号、同第2,772,162
号、同第2,895,826号、同第3,772,002号、同第3,758,30
8号、同第4,334,011号、同第4,327,173号、西独特許公
開第3,329,729号、欧州特許第121,365A号、同第249,453
A号、米国特許第3,446,622号、同第4,333,999号、同第
4,775,616号、同第4,451,559号、同第4,427,767号、同
第4,690,889号、同第4,254,212号、同第4,296,199号、
特開昭61−42658号等に記載のものが好ましい。さら
に、特開昭64−553号、同64−554号、同64−555号、同6
4−556に記載のピラゾロアゾール系カプラーや、米国特
許第4,818,672号に記載のイミダゾール系カプラーも使
用することができる。
ル系カプラーが挙げられ、米国特許第4,052,212号、同
第4,146,396号、同第4,228,233号、同第4,296,200号、
同第2,369,929号、同第2,801,171号、同第2,772,162
号、同第2,895,826号、同第3,772,002号、同第3,758,30
8号、同第4,334,011号、同第4,327,173号、西独特許公
開第3,329,729号、欧州特許第121,365A号、同第249,453
A号、米国特許第3,446,622号、同第4,333,999号、同第
4,775,616号、同第4,451,559号、同第4,427,767号、同
第4,690,889号、同第4,254,212号、同第4,296,199号、
特開昭61−42658号等に記載のものが好ましい。さら
に、特開昭64−553号、同64−554号、同64−555号、同6
4−556に記載のピラゾロアゾール系カプラーや、米国特
許第4,818,672号に記載のイミダゾール系カプラーも使
用することができる。
ポリマー化された色素形成カプラーの典型例は、米国
特許第3,451,820号、同第4,080,211号、同第4,367,282
号、同第4,409,320号、同第4,576,910号、英国特許2,10
2,137号、欧州特許第341,188A号等に記載されている。
特許第3,451,820号、同第4,080,211号、同第4,367,282
号、同第4,409,320号、同第4,576,910号、英国特許2,10
2,137号、欧州特許第341,188A号等に記載されている。
発色色素が適度な拡散性を有するカプラーとしては、
米国特許第4,366,237号、英国特許第2,125,570号、欧州
特許第96,570号、西独特許(公開)第3,234,533号に記
載のものが好ましい。
米国特許第4,366,237号、英国特許第2,125,570号、欧州
特許第96,570号、西独特許(公開)第3,234,533号に記
載のものが好ましい。
発色色素の不要吸収を補正するためのカラード・カプ
ラーは、リサーチ・ディスクロージャーNo.17643のVII
−G項、同No.307105のVII−G項、米国特許第4,163,67
0号、特公昭57−39413号、米国特許第4,004,929号、同
第4,138,258号、米国特許第1,146,368号に記載のものが
好ましい。また、米国特許第4,774,181号に記載のカッ
プリング時に放出された蛍光色素により発色色素の不要
吸収を補正するカプラーや、米国特許第4,777,120号に
記載の現像主薬と反応して色素を形成しうる色素プレカ
ーサー基を離脱基として有するカプラーを用いることも
好ましい。
ラーは、リサーチ・ディスクロージャーNo.17643のVII
−G項、同No.307105のVII−G項、米国特許第4,163,67
0号、特公昭57−39413号、米国特許第4,004,929号、同
第4,138,258号、米国特許第1,146,368号に記載のものが
好ましい。また、米国特許第4,774,181号に記載のカッ
プリング時に放出された蛍光色素により発色色素の不要
吸収を補正するカプラーや、米国特許第4,777,120号に
記載の現像主薬と反応して色素を形成しうる色素プレカ
ーサー基を離脱基として有するカプラーを用いることも
好ましい。
カップリングに伴って写真的に有用な残基を放出する
化合物もまた本発明で好ましく使用できる。現像抑制剤
を放出するDIRカプラーは、前述のRD 17643、VII−F項
及び同No.307105、VII−F項に記載された特許、特開昭
57−151944号、同57−154234号、同60−184248号、同63
−37346号、同63−37350号、米国特許4,248,962号、同
4,782,012号に記載されたものが好ましい。
化合物もまた本発明で好ましく使用できる。現像抑制剤
を放出するDIRカプラーは、前述のRD 17643、VII−F項
及び同No.307105、VII−F項に記載された特許、特開昭
57−151944号、同57−154234号、同60−184248号、同63
−37346号、同63−37350号、米国特許4,248,962号、同
4,782,012号に記載されたものが好ましい。
現像時に画像状に造核剤もしくは現像促進剤を放出す
るカプラーとしては、米国特許第2,097,140号、同第2,1
31,188号、特開昭59−157638号、同59−170840号に記載
のものが好ましい。また、特開昭60−107029号、同60−
252340号、特開平1−44940号、同1−45687号に記載の
現像主薬の酸化体との酸化還元反応により、かぶらせ
剤、現像促進剤、ハロゲン化銀溶剤等を放出する化合物
も好ましい。
るカプラーとしては、米国特許第2,097,140号、同第2,1
31,188号、特開昭59−157638号、同59−170840号に記載
のものが好ましい。また、特開昭60−107029号、同60−
252340号、特開平1−44940号、同1−45687号に記載の
現像主薬の酸化体との酸化還元反応により、かぶらせ
剤、現像促進剤、ハロゲン化銀溶剤等を放出する化合物
も好ましい。
その他、本発明の感光材料に用いることのできる化合
物としては、米国特許第4,130,427号等に記載の競争カ
プラー、米国特許第4,283,472号、同第4,338,393号、同
第4,310,618号等に記載の多当量カプラー、特開昭60−1
85950号、特開昭62−24252号等に記載のDIRレドックス
化合物放出カプラー、DIRカプラー放出カプラー、DIRカ
プラー放出レドックス化合物もしくはDIRレドックス放
出レドックス化合物、欧州特許第173,302A号、同第313,
308A号に記載の離脱後復色する色素を放出するカプラ
ー、R.D.No.11449、同24241、特開昭61−201247号等に
記載の漂白促進剤放出カプラー、米国特許第4,555,477
号等に記載のリガンド放出カプラー、特開昭63−75747
号に記載のロイコ色素を放出するカプラー、米国特許第
4,774,181号に記載の蛍光色素を放出するカプラー等が
挙げられる。
物としては、米国特許第4,130,427号等に記載の競争カ
プラー、米国特許第4,283,472号、同第4,338,393号、同
第4,310,618号等に記載の多当量カプラー、特開昭60−1
85950号、特開昭62−24252号等に記載のDIRレドックス
化合物放出カプラー、DIRカプラー放出カプラー、DIRカ
プラー放出レドックス化合物もしくはDIRレドックス放
出レドックス化合物、欧州特許第173,302A号、同第313,
308A号に記載の離脱後復色する色素を放出するカプラ
ー、R.D.No.11449、同24241、特開昭61−201247号等に
記載の漂白促進剤放出カプラー、米国特許第4,555,477
号等に記載のリガンド放出カプラー、特開昭63−75747
号に記載のロイコ色素を放出するカプラー、米国特許第
4,774,181号に記載の蛍光色素を放出するカプラー等が
挙げられる。
本発明に使用するカプラーは、種々の公知分散方法に
より感光材料に導入できる。
より感光材料に導入できる。
水中油滴分散法に用いられる高沸点溶媒の例は米国特
許第2,332,027号などに記載されている。
許第2,332,027号などに記載されている。
水中油滴分散法に用いられる常圧での沸点が175℃以
上の高沸点有機溶剤の具体例としては、フタル酸エステ
ル類(ジブチルフタレート、ジシクロヘキシルフタレー
ト、ジ−2−エチルヘキシルフタレート、デシルフタレ
ート、ビス(2,4−ジ−t−アミルフェニル)フタレー
ト、ビス(2,4−ジ−t−アミルフェニル)イソフタレ
ート、ビス(1,1−ジエチルプロピル)フタレートな
ど)、リン酸またはホスホン酸のエステル類(トリフェ
ニルホスフェート、トリクレジルホスフェート、2−エ
チルヘキシルジフェニルホスフェート、トリシクロヘキ
シルホスフェート、トリ−2−エチルヘキシルホスフェ
ート、トリドデシルホスフェート、トリブトキシエチル
ホスフェート、トリクロロプロピルホスフェート、ジ−
2−エチルヘキシルフェニルホスホネートなど)、安息
香酸エステル類(2−エチルヘキシルベンゾエート、ド
デシルベンゾエート、2−エチルヘキシル−p−ヒドロ
キシベンゾエートなど)、アミド類(N,N−ジエチルド
デカンアミド、N,N−ジエチルラウリルアミド、N−テ
トラデシルピロリドンなど)、アルコール類またはフェ
ノール類(イソステアリルアルコール、2,4−ジ−tert
−アミルフェノールなど)、脂肪族カルボン酸エステル
類(ビス(2−エチルヘキシル)セバケート、ジオクチ
ルアゼレート、グリセロールトリブチレート、イソステ
アリルラクテート、トリオクチルシトレートなど)、ア
ニリン誘導体(N,N−ジブチル−2−ブトキシ−5−ter
t−オクチルアニリンなど)、炭化水素類(パラフィ
ン、ドデシルベンゼン、ジイソプロピルナフタレンな
ど)などが挙げられる。また補助溶剤としては、沸点が
約30℃以上、好ましくは50℃以上約160℃以下の有機溶
剤などが使用でき、典型例としては酢酸エチル、酢酸ブ
チル、プロピオン酸エチル、メチルエチルケトン、シク
ロヘキサノン、2−エトキシエチルアセテート、ジメチ
ルホルムアミドなどが挙げられる。
上の高沸点有機溶剤の具体例としては、フタル酸エステ
ル類(ジブチルフタレート、ジシクロヘキシルフタレー
ト、ジ−2−エチルヘキシルフタレート、デシルフタレ
ート、ビス(2,4−ジ−t−アミルフェニル)フタレー
ト、ビス(2,4−ジ−t−アミルフェニル)イソフタレ
ート、ビス(1,1−ジエチルプロピル)フタレートな
ど)、リン酸またはホスホン酸のエステル類(トリフェ
ニルホスフェート、トリクレジルホスフェート、2−エ
チルヘキシルジフェニルホスフェート、トリシクロヘキ
シルホスフェート、トリ−2−エチルヘキシルホスフェ
ート、トリドデシルホスフェート、トリブトキシエチル
ホスフェート、トリクロロプロピルホスフェート、ジ−
2−エチルヘキシルフェニルホスホネートなど)、安息
香酸エステル類(2−エチルヘキシルベンゾエート、ド
デシルベンゾエート、2−エチルヘキシル−p−ヒドロ
キシベンゾエートなど)、アミド類(N,N−ジエチルド
デカンアミド、N,N−ジエチルラウリルアミド、N−テ
トラデシルピロリドンなど)、アルコール類またはフェ
ノール類(イソステアリルアルコール、2,4−ジ−tert
−アミルフェノールなど)、脂肪族カルボン酸エステル
類(ビス(2−エチルヘキシル)セバケート、ジオクチ
ルアゼレート、グリセロールトリブチレート、イソステ
アリルラクテート、トリオクチルシトレートなど)、ア
ニリン誘導体(N,N−ジブチル−2−ブトキシ−5−ter
t−オクチルアニリンなど)、炭化水素類(パラフィ
ン、ドデシルベンゼン、ジイソプロピルナフタレンな
ど)などが挙げられる。また補助溶剤としては、沸点が
約30℃以上、好ましくは50℃以上約160℃以下の有機溶
剤などが使用でき、典型例としては酢酸エチル、酢酸ブ
チル、プロピオン酸エチル、メチルエチルケトン、シク
ロヘキサノン、2−エトキシエチルアセテート、ジメチ
ルホルムアミドなどが挙げられる。
ラテックス分散法の工程、効果および含浸用のラテッ
クスの具体例は、米国特許第4,199,363号、西独特許出
願(OLS)第2,541,274号および同第2,541,230号などに
記載されている。
クスの具体例は、米国特許第4,199,363号、西独特許出
願(OLS)第2,541,274号および同第2,541,230号などに
記載されている。
本発明のカラー感光材料中には、フェネチルアルコー
ルや特開昭63−257747号、同62−272248号、および特開
平1−80941号に記載の1,2−ベンズイソチアゾリン−3
−オン、n−ブチル p−ヒドロキシベンゾエート、フ
ェノール、4−クロル−3,5−ジメチルフェノール、2
−フェノキシエタノール、2−(4−チアゾリル)ベン
ズイミダゾール等の各種の防腐剤もしくは防黴剤を添加
することが好ましい。
ルや特開昭63−257747号、同62−272248号、および特開
平1−80941号に記載の1,2−ベンズイソチアゾリン−3
−オン、n−ブチル p−ヒドロキシベンゾエート、フ
ェノール、4−クロル−3,5−ジメチルフェノール、2
−フェノキシエタノール、2−(4−チアゾリル)ベン
ズイミダゾール等の各種の防腐剤もしくは防黴剤を添加
することが好ましい。
本発明は種々のカラー感光材料に適用することができ
る。一般用もしくは映画用のカラーネガフィルム、スラ
イド用もしくはテレビ用のカラー反転フィルム、カラー
ペーパー、カラーポジフィルムおよびカラー反転ペーパ
ーなどを代表例として挙げることができる。
る。一般用もしくは映画用のカラーネガフィルム、スラ
イド用もしくはテレビ用のカラー反転フィルム、カラー
ペーパー、カラーポジフィルムおよびカラー反転ペーパ
ーなどを代表例として挙げることができる。
本発明に使用できる適当な支持体は、例えば、前述の
RD.No.17643の28頁、同No.18716の647頁右欄から648頁
左欄、および同No.307105の879頁に記載されている。
RD.No.17643の28頁、同No.18716の647頁右欄から648頁
左欄、および同No.307105の879頁に記載されている。
本発明の感光材料は、乳剤層を有する側の全親水性コ
ロイド層の膜厚の総和が28μm以下であることが好まし
く、23μm以下がより好ましく、18μm以下が更に好ま
しく、16μm以下が特に好ましい。また膜膨潤速度T
1/2は30秒以下が好ましく、20秒以下がより好ましい。
膜厚は、25℃相対湿度55%調湿下(2日)で測定した膜
厚を意味し、膜膨潤速度T1/2は、当該技術分野におい
て公知の手法に従って測定することができる。例えば、
エー・グリーン(A.Green)らによりフォトグラフィッ
ク・サイエンス・アンド・エンジニアリング(Photoge
r.Sci.Eng.)19卷、2号,124〜129頁に記載の型のスエ
ロメーター(膨潤計)を使用することにより、測定で
き、T1/2は発色現像液で30℃、3分15秒処理した時に
到達する最大膨潤膜厚の99%を飽和膜厚とし、飽和膜厚
の1/2に到達するまでの時間と定義する。
ロイド層の膜厚の総和が28μm以下であることが好まし
く、23μm以下がより好ましく、18μm以下が更に好ま
しく、16μm以下が特に好ましい。また膜膨潤速度T
1/2は30秒以下が好ましく、20秒以下がより好ましい。
膜厚は、25℃相対湿度55%調湿下(2日)で測定した膜
厚を意味し、膜膨潤速度T1/2は、当該技術分野におい
て公知の手法に従って測定することができる。例えば、
エー・グリーン(A.Green)らによりフォトグラフィッ
ク・サイエンス・アンド・エンジニアリング(Photoge
r.Sci.Eng.)19卷、2号,124〜129頁に記載の型のスエ
ロメーター(膨潤計)を使用することにより、測定で
き、T1/2は発色現像液で30℃、3分15秒処理した時に
到達する最大膨潤膜厚の99%を飽和膜厚とし、飽和膜厚
の1/2に到達するまでの時間と定義する。
膜膨潤速度T1/2は、バインダーとしてのゼラチンに
硬膜剤を加えること、あるいは塗布後の経時条件を変え
ることによって調整することができる。また、膨潤率は
150〜400%が好ましい。膨潤率とは、さきに述べた条件
下での最大膨潤膜厚から、式:(最大膨潤膜厚−膜厚)
/膜厚に従って計算できる。
硬膜剤を加えること、あるいは塗布後の経時条件を変え
ることによって調整することができる。また、膨潤率は
150〜400%が好ましい。膨潤率とは、さきに述べた条件
下での最大膨潤膜厚から、式:(最大膨潤膜厚−膜厚)
/膜厚に従って計算できる。
本発明の感光材料は、乳剤層を有する側の反対側に、
乾燥膜厚の総和が2μm〜20μmの親水性コロイド層
(バック層と称す)を設けることが好ましい。このバッ
ク層には、前述の光吸収剤、フィルター染料、紫外線吸
収剤、スタチック防止剤、硬膜剤、バインダー、可塑
剤、潤滑剤、塗布助剤、表面活性剤等を含有させること
が好ましい。このバック層の膨潤率は150〜500%が好ま
しい。
乾燥膜厚の総和が2μm〜20μmの親水性コロイド層
(バック層と称す)を設けることが好ましい。このバッ
ク層には、前述の光吸収剤、フィルター染料、紫外線吸
収剤、スタチック防止剤、硬膜剤、バインダー、可塑
剤、潤滑剤、塗布助剤、表面活性剤等を含有させること
が好ましい。このバック層の膨潤率は150〜500%が好ま
しい。
本発明に従ったカラー写真感光材料は、前述のRD.No.
17643の28〜29頁、同No.18716の651左欄〜右欄、および
同No.307105の880〜881頁に記載された通常の方法によ
って現像処理することができる。
17643の28〜29頁、同No.18716の651左欄〜右欄、および
同No.307105の880〜881頁に記載された通常の方法によ
って現像処理することができる。
本発明の感光材料の現像処理に用いる発色現像液は、
好ましくは芳香族第一級アミン系発色現像主薬を主成分
とするアルカリ性水溶液である。この発色現像主薬とし
ては、アミノフェノール系化合物も有用であるが、p−
フェニレンジアミン系化合物が好ましく使用され、その
代表例としては3−メチル−4−アミノ−N,Nジエルア
ニリン、3−メチル−4−アミノ−N−エチル−N−β
−ヒドロキシエチルアニリン、3−メチル−4−アミノ
−N−エチル−N−β−メタンスルホンアミドエチルア
ニリン、3−メチル−4−アミノ−N−エチル−β−メ
トキシエチルアニリン及びこれらの硫酸塩、塩酸塩もし
くはp−トルエンスルホン酸塩などが挙げられる。これ
らの中で、特に、3−メチル−4−アミノ−N−エチル
−N−β−ヒドロキシエチルアニリン硫酸塩が好まし
い。これらの化合物は目的に応じ2種以上併用すること
もできる。
好ましくは芳香族第一級アミン系発色現像主薬を主成分
とするアルカリ性水溶液である。この発色現像主薬とし
ては、アミノフェノール系化合物も有用であるが、p−
フェニレンジアミン系化合物が好ましく使用され、その
代表例としては3−メチル−4−アミノ−N,Nジエルア
ニリン、3−メチル−4−アミノ−N−エチル−N−β
−ヒドロキシエチルアニリン、3−メチル−4−アミノ
−N−エチル−N−β−メタンスルホンアミドエチルア
ニリン、3−メチル−4−アミノ−N−エチル−β−メ
トキシエチルアニリン及びこれらの硫酸塩、塩酸塩もし
くはp−トルエンスルホン酸塩などが挙げられる。これ
らの中で、特に、3−メチル−4−アミノ−N−エチル
−N−β−ヒドロキシエチルアニリン硫酸塩が好まし
い。これらの化合物は目的に応じ2種以上併用すること
もできる。
発色現像液は、アルカリ金属の炭酸塩、ホウ酸塩もし
くはリン酸塩のようなpH緩衝剤、塩化物塩、臭化物塩、
沃化物塩、ベンズイミダゾール類、ベンゾチアゾール類
もしくはメルカプト化合物のような現像抑制剤またはカ
ブリ防止剤などを含むのが一般的である。また必要に応
じて、ヒドロキシルアミン、ジエチルヒドロキシルアミ
ン、亜硫酸塩、N,N−ビスカルボキシメチルヒドラジン
の如きヒドラジン類、フェニルセミカルバジド類、トリ
エタノールアミン、カテコールスルホン酸類の如き各種
保恒剤、エチレングリコール、ジエチレングリコールの
ような有機溶剤、ベンジルアルコール、ポリエチレング
リコール、四級アンモニウム塩、アミン類のような現像
促進剤、色素形成カプラー、競争カプラー、1−フェニ
ル−3−ピラゾリドンのような補助現像主薬、粘性付与
剤、アミノポリカルボン酸、アミノポリホスホン酸、ア
ルキルホスホン酸、ホスホノカルボン酸に代表されるよ
うな各種キレート剤、例えば、エチレンジアミン四酢
酸、ニトリロ三酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、シ
クロヘキサンジアミン四酢酸、ヒドロキシエチルイミノ
ジ酢酸、1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン
酸、ニトリロ−N,N,N−トリメチレンホスホン酸、エチ
レンジアミン−N,N,N,N−テトラメチレンホスホン酸、
エチレンジアミン−ジ(o−ヒドロキシフェニル酢酸)
及びそれらの塩を代表例として挙げることができる。
くはリン酸塩のようなpH緩衝剤、塩化物塩、臭化物塩、
沃化物塩、ベンズイミダゾール類、ベンゾチアゾール類
もしくはメルカプト化合物のような現像抑制剤またはカ
ブリ防止剤などを含むのが一般的である。また必要に応
じて、ヒドロキシルアミン、ジエチルヒドロキシルアミ
ン、亜硫酸塩、N,N−ビスカルボキシメチルヒドラジン
の如きヒドラジン類、フェニルセミカルバジド類、トリ
エタノールアミン、カテコールスルホン酸類の如き各種
保恒剤、エチレングリコール、ジエチレングリコールの
ような有機溶剤、ベンジルアルコール、ポリエチレング
リコール、四級アンモニウム塩、アミン類のような現像
促進剤、色素形成カプラー、競争カプラー、1−フェニ
ル−3−ピラゾリドンのような補助現像主薬、粘性付与
剤、アミノポリカルボン酸、アミノポリホスホン酸、ア
ルキルホスホン酸、ホスホノカルボン酸に代表されるよ
うな各種キレート剤、例えば、エチレンジアミン四酢
酸、ニトリロ三酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、シ
クロヘキサンジアミン四酢酸、ヒドロキシエチルイミノ
ジ酢酸、1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン
酸、ニトリロ−N,N,N−トリメチレンホスホン酸、エチ
レンジアミン−N,N,N,N−テトラメチレンホスホン酸、
エチレンジアミン−ジ(o−ヒドロキシフェニル酢酸)
及びそれらの塩を代表例として挙げることができる。
また反転処理を実施する場合は通常黒白現像を行って
から発色現像する。この黒白現像液には、ハイドロキノ
ンなどのジヒドロキシベンゼン類、1−フェニル−3−
ピラゾリドンなどの3−ピラゾリドン類またはN−メチ
ル−p−アミノフェノールなどのアミノフェノール類な
ど公知の黒白現像主薬を単独であるいは組み合わせて用
いることができる。
から発色現像する。この黒白現像液には、ハイドロキノ
ンなどのジヒドロキシベンゼン類、1−フェニル−3−
ピラゾリドンなどの3−ピラゾリドン類またはN−メチ
ル−p−アミノフェノールなどのアミノフェノール類な
ど公知の黒白現像主薬を単独であるいは組み合わせて用
いることができる。
これらの発色現像液及び黒白現像液のpHは9〜12であ
ることが一般的である。またこれらの現像液の補充量
は、処理するカラー写真感光材料にもよるが、一般に感
光材料1平方メートル当たり3以下であり、補充液中
の臭化物イオン濃度を低減させておくことにより500m
以下にすることもできる。補充量を低減する場合には処
理槽の空気との接触面積を小さくすることによって液の
蒸発、空気酸化を防止することが好ましい。
ることが一般的である。またこれらの現像液の補充量
は、処理するカラー写真感光材料にもよるが、一般に感
光材料1平方メートル当たり3以下であり、補充液中
の臭化物イオン濃度を低減させておくことにより500m
以下にすることもできる。補充量を低減する場合には処
理槽の空気との接触面積を小さくすることによって液の
蒸発、空気酸化を防止することが好ましい。
処理槽での写真処理液と空気との接触面積は、以下に
定義する開口率で表わすことができる。
定義する開口率で表わすことができる。
即ち、 上記の開口率は、0.1以下であることが好ましく、よ
り好ましくは0.001〜0.05である。このように開口率を
低減させる方法としては、処理槽の写真処理液面に浮き
蓋等の遮蔽物を設けるほかに、特開平1−82033号に記
載された可動蓋を用いる方法、特開昭63−216050号に記
載されたスリット現像処理方法を挙げることができる。
開口率を低減させることは、発色現像及び黒白現像の両
工程のみならず、後続の諸工程、例えば、漂白、漂白定
着、定着、水洗、安定化などの全ての工程において適用
することが好ましい。また、現像液中の臭化物イオンの
蓄積を抑える手段を用いることにより補充量を低減する
こともできる。
り好ましくは0.001〜0.05である。このように開口率を
低減させる方法としては、処理槽の写真処理液面に浮き
蓋等の遮蔽物を設けるほかに、特開平1−82033号に記
載された可動蓋を用いる方法、特開昭63−216050号に記
載されたスリット現像処理方法を挙げることができる。
開口率を低減させることは、発色現像及び黒白現像の両
工程のみならず、後続の諸工程、例えば、漂白、漂白定
着、定着、水洗、安定化などの全ての工程において適用
することが好ましい。また、現像液中の臭化物イオンの
蓄積を抑える手段を用いることにより補充量を低減する
こともできる。
発色現像処理の時間は、通常2〜5分の間で設定され
るが、高温高pHとし、かつ発色現像主薬を高濃度に使用
することにより、更に処理時間の短縮を図ることもでき
る。
るが、高温高pHとし、かつ発色現像主薬を高濃度に使用
することにより、更に処理時間の短縮を図ることもでき
る。
発色現像後の写真乳剤層は通常漂白処理される。漂白
処理は定着処理と同時に行なわれてもよいし(漂白定着
処理)、個別に行なわれてもよい。更に処理の迅速化を
図るため、漂白処理後漂白定着処理する処理方法でもよ
い。さらに二槽の連続した漂白定着浴で処理すること、
漂白定着処理の前に定着処理すること、又は漂白定着処
理後漂白処理することも目的に応じ任意に実施できる。
漂白剤としては、例えば鉄(III)などの多価金属の化
合物、過酸類、キノン類、ニトロ化合物等が用いられ
る。代表的漂白剤としては鉄(III)の有機錯塩、例え
ばエチレンジアミン四酢酸、ジエチレントリアミン五酢
酸、シクロヘキサンジアミン四酢酸、メチルイミノ二酢
酸、1,3−ジアミノプロパン四酢酸、グリコールエーテ
ルジアミン四酢酸、などのアミノポリカルボン酸類もし
くはクエン酸、酒石酸、リンゴ酸などの錯塩などを用い
ることができる。これらのうちエチレンジアミン四酢酸
鉄(III)錯塩、及び1,3−ジアミノプロパン四酢酸鉄
(III)錯塩を始めとするアミノポリカルボン酸鉄(II
I)錯塩は迅速処理と環境汚染防止の観点から好まし
い。さらにアミノポリカルボン酸鉄(III)錯塩は漂白
液においても、漂白定着液においても特に有用である。
これらのアミノポリカルボン酸鉄(III)錯塩を用いた
漂白液又は漂白定着液のpHは通常4.0〜8であるが、処
理の迅速化のためにさらに低いpHで処理することもでき
る。
処理は定着処理と同時に行なわれてもよいし(漂白定着
処理)、個別に行なわれてもよい。更に処理の迅速化を
図るため、漂白処理後漂白定着処理する処理方法でもよ
い。さらに二槽の連続した漂白定着浴で処理すること、
漂白定着処理の前に定着処理すること、又は漂白定着処
理後漂白処理することも目的に応じ任意に実施できる。
漂白剤としては、例えば鉄(III)などの多価金属の化
合物、過酸類、キノン類、ニトロ化合物等が用いられ
る。代表的漂白剤としては鉄(III)の有機錯塩、例え
ばエチレンジアミン四酢酸、ジエチレントリアミン五酢
酸、シクロヘキサンジアミン四酢酸、メチルイミノ二酢
酸、1,3−ジアミノプロパン四酢酸、グリコールエーテ
ルジアミン四酢酸、などのアミノポリカルボン酸類もし
くはクエン酸、酒石酸、リンゴ酸などの錯塩などを用い
ることができる。これらのうちエチレンジアミン四酢酸
鉄(III)錯塩、及び1,3−ジアミノプロパン四酢酸鉄
(III)錯塩を始めとするアミノポリカルボン酸鉄(II
I)錯塩は迅速処理と環境汚染防止の観点から好まし
い。さらにアミノポリカルボン酸鉄(III)錯塩は漂白
液においても、漂白定着液においても特に有用である。
これらのアミノポリカルボン酸鉄(III)錯塩を用いた
漂白液又は漂白定着液のpHは通常4.0〜8であるが、処
理の迅速化のためにさらに低いpHで処理することもでき
る。
漂白液、漂白定着液及びそれらの前浴には、必要に応
じて漂白促進剤を使用することができる。有用な漂白促
進剤の具体例は、次の明細書に記載されている:米国特
許第3,893,858号、西独特許第1,290,812号、同2,059,98
8号、特開昭53−32736号、同53−57831号、同53−37418
号、同53−72623号、同53−95630号、同53−95631号、
同53−104232号、同53−124424号、同53−141623号、同
53−28426号、リサーチ・ディスクロージャーNo.17129
号(1978年7月)などに記載のメルカプト基またはジス
ルフィド基を有する化合物;特開昭50−140129号に記載
のチアゾリジン誘導体;特公昭45−8506号、特開昭52−
20832号、同53−32735号、米国特許第3,706,561号に記
載のチオ尿素誘導体;西独特許第1,127,715号、特開昭5
8−16,235号に記載の沃化物塩;西独特許第966,410号、
同2,748,430号に記載のポリオキシエチレン化合物類;
特公昭45−8836号記載のポリアミン化合物;その他特開
昭49−40,943号、同49−59,644号、同53−94,927号、同
54−35,727号、同55−26,506号、同58−163,940号記載
の化合物;臭化物イオン等が使用できる。なかでもメル
カプト基またはジスルフィド基を有する化合物が促進効
果が大きい観点で好ましく、特に米国特許第3,893,858
号、西独特許第1,290,812号、特開昭53−95,630号に記
載の化合物が好ましい。更に、米国特許第4,552,834号
に記載の化合物も好ましい。これらの漂白促進剤は感材
中に添加してもよい。撮影用のカラー感光材料を漂白英
着するときにこれらの漂白促進剤は特に有効である。
じて漂白促進剤を使用することができる。有用な漂白促
進剤の具体例は、次の明細書に記載されている:米国特
許第3,893,858号、西独特許第1,290,812号、同2,059,98
8号、特開昭53−32736号、同53−57831号、同53−37418
号、同53−72623号、同53−95630号、同53−95631号、
同53−104232号、同53−124424号、同53−141623号、同
53−28426号、リサーチ・ディスクロージャーNo.17129
号(1978年7月)などに記載のメルカプト基またはジス
ルフィド基を有する化合物;特開昭50−140129号に記載
のチアゾリジン誘導体;特公昭45−8506号、特開昭52−
20832号、同53−32735号、米国特許第3,706,561号に記
載のチオ尿素誘導体;西独特許第1,127,715号、特開昭5
8−16,235号に記載の沃化物塩;西独特許第966,410号、
同2,748,430号に記載のポリオキシエチレン化合物類;
特公昭45−8836号記載のポリアミン化合物;その他特開
昭49−40,943号、同49−59,644号、同53−94,927号、同
54−35,727号、同55−26,506号、同58−163,940号記載
の化合物;臭化物イオン等が使用できる。なかでもメル
カプト基またはジスルフィド基を有する化合物が促進効
果が大きい観点で好ましく、特に米国特許第3,893,858
号、西独特許第1,290,812号、特開昭53−95,630号に記
載の化合物が好ましい。更に、米国特許第4,552,834号
に記載の化合物も好ましい。これらの漂白促進剤は感材
中に添加してもよい。撮影用のカラー感光材料を漂白英
着するときにこれらの漂白促進剤は特に有効である。
漂白液や漂白定着液には上記の化合物の他に、漂白ス
テインを防止する目的で有機酸を含有させることが好ま
しい。特に好ましい有機酸は、酸解離定数(pKa)が2
〜5である化合物で、具体的には酢酸、プロピオン酸、
ヒドロキシ酢酸などが好ましい。
テインを防止する目的で有機酸を含有させることが好ま
しい。特に好ましい有機酸は、酸解離定数(pKa)が2
〜5である化合物で、具体的には酢酸、プロピオン酸、
ヒドロキシ酢酸などが好ましい。
定着液や漂白定着液に用いられる定着剤としてはチオ
硫酸塩、チオシアン酸塩、チオエーテル系化合物、チオ
尿素類、多量の沃化物塩等をあげることができるが、チ
オ硫酸塩の使用が一般的であり、特にチオ硫酸アンモニ
ウムが最も広範に使用できる。また、チオ硫酸塩とチオ
シアン酸塩、チオエーテル系化合物、チオ尿素などの併
用も好ましい。定着液や漂白定着液の保恒剤としては、
亜硫酸塩、重亜硫酸塩、カルボニル重亜硫酸付加物ある
いは欧州特許第294769A号に記載のスルフィン酸化合物
が好ましい。更に、定着液や漂白定着液には液の安定化
の目的で、各種アミノポリカルボン酸類や有機ホスホン
酸類の添加が好ましい。
硫酸塩、チオシアン酸塩、チオエーテル系化合物、チオ
尿素類、多量の沃化物塩等をあげることができるが、チ
オ硫酸塩の使用が一般的であり、特にチオ硫酸アンモニ
ウムが最も広範に使用できる。また、チオ硫酸塩とチオ
シアン酸塩、チオエーテル系化合物、チオ尿素などの併
用も好ましい。定着液や漂白定着液の保恒剤としては、
亜硫酸塩、重亜硫酸塩、カルボニル重亜硫酸付加物ある
いは欧州特許第294769A号に記載のスルフィン酸化合物
が好ましい。更に、定着液や漂白定着液には液の安定化
の目的で、各種アミノポリカルボン酸類や有機ホスホン
酸類の添加が好ましい。
本発明において、定着液または漂白定着液には、pH調
整のためにpKaが6.0〜9.0の化合物、好ましくは、イミ
ダゾール、1−メチルイミダゾール、1−エチルイミダ
ゾール、2−メチルイミダゾールの如きイミダゾール類
を0.1〜10モル/添加することが好ましい。
整のためにpKaが6.0〜9.0の化合物、好ましくは、イミ
ダゾール、1−メチルイミダゾール、1−エチルイミダ
ゾール、2−メチルイミダゾールの如きイミダゾール類
を0.1〜10モル/添加することが好ましい。
脱銀工程の時間の合計は、脱銀不良が生じない範囲で
短い方が好ましい。好ましい時間は1分〜3分、更に好
ましくは1分〜2分である。また、処理温度は25℃〜50
℃、好ましくは35〜45℃である。好ましい温度範囲にお
いては、脱銀速度が向上し、かつ処理後のステイン発生
が有効に防止される。
短い方が好ましい。好ましい時間は1分〜3分、更に好
ましくは1分〜2分である。また、処理温度は25℃〜50
℃、好ましくは35〜45℃である。好ましい温度範囲にお
いては、脱銀速度が向上し、かつ処理後のステイン発生
が有効に防止される。
脱銀工程においては、攪拌ができるだけ強化されてい
ることが好ましい。攪拌強化の具体的な方法としては、
特開昭62−183460号に記載の感光材料の乳剤面に処理液
の噴流を衝突させる方法や、特開昭62−183461号の回転
手段を用いて攪拌効果を上げる方法、更には液中に設け
られたワイパーブレードと乳剤面を接触させながら感光
材料を移動させ、乳剤表面を乱流化することによってよ
り攪拌効果を向上させる方法、処理液全体の循環流量を
増加させる方法が挙げられる。このような攪拌向上手段
は、漂白液、漂白定着液、定着液のいずれにおいても有
効である。攪拌の向上は乳剤膜中への漂白剤、定着剤の
供給を速め、結果として脱銀速度を高めるものと考えら
れる。また、前記の攪拌向上手段は、漂白促進剤を使用
した場合により有効であり、促進効果を著しく増加させ
たり漂白促進剤による定着阻害作用を解消させることが
できる。
ることが好ましい。攪拌強化の具体的な方法としては、
特開昭62−183460号に記載の感光材料の乳剤面に処理液
の噴流を衝突させる方法や、特開昭62−183461号の回転
手段を用いて攪拌効果を上げる方法、更には液中に設け
られたワイパーブレードと乳剤面を接触させながら感光
材料を移動させ、乳剤表面を乱流化することによってよ
り攪拌効果を向上させる方法、処理液全体の循環流量を
増加させる方法が挙げられる。このような攪拌向上手段
は、漂白液、漂白定着液、定着液のいずれにおいても有
効である。攪拌の向上は乳剤膜中への漂白剤、定着剤の
供給を速め、結果として脱銀速度を高めるものと考えら
れる。また、前記の攪拌向上手段は、漂白促進剤を使用
した場合により有効であり、促進効果を著しく増加させ
たり漂白促進剤による定着阻害作用を解消させることが
できる。
本発明の感光材料に用いられる自動現像機は、特開昭
60−191257号、同60−191258号、同60−191259号に記載
の感光材料搬送手段を有していることが好ましい。前記
の特開昭60−191257号に記載のとおり、このような搬送
手段は前浴から後浴への処理液の持込みを著しく削減で
き、処理液の性能劣化を防止する効果が高い。このよう
な効果は各工程における処理時間の短縮や、処理液補充
量の低減に特に有効である。
60−191257号、同60−191258号、同60−191259号に記載
の感光材料搬送手段を有していることが好ましい。前記
の特開昭60−191257号に記載のとおり、このような搬送
手段は前浴から後浴への処理液の持込みを著しく削減で
き、処理液の性能劣化を防止する効果が高い。このよう
な効果は各工程における処理時間の短縮や、処理液補充
量の低減に特に有効である。
本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料は、脱銀処
理後、水洗及び/又は安定工程を経るのが一般的であ
る。水洗工程での水洗水量は、感光材料の特性(例えば
カプラー等使用素材による)、用途、更には水洗水温、
水洗タンクの数(段数)、向流、順流等の補充方式、そ
の他種々の条件によって広範囲に設定し得る。このう
ち、多段向流方式における水洗タンク数と水量の関係
は、Journal of the Society of Motion Picture and T
elevision Engineers第64巻、P.248〜253(1955年5月
号)に記載の方法で、求めることができる。
理後、水洗及び/又は安定工程を経るのが一般的であ
る。水洗工程での水洗水量は、感光材料の特性(例えば
カプラー等使用素材による)、用途、更には水洗水温、
水洗タンクの数(段数)、向流、順流等の補充方式、そ
の他種々の条件によって広範囲に設定し得る。このう
ち、多段向流方式における水洗タンク数と水量の関係
は、Journal of the Society of Motion Picture and T
elevision Engineers第64巻、P.248〜253(1955年5月
号)に記載の方法で、求めることができる。
前記文献に記載の多段向流方式によれば、水洗水量を
大幅に減少し得るが、タンク内における水の滞留時間の
増加により、バクテリアが繁殖し、生成した浮遊物が感
光材料に付着する等の問題が生じる。本発明のカラー感
光材料の処理において、このような問題が解決策とし
て、特開昭62−288,838号に記載のカルシウムイオン、
マグネシウムイオンを低減させる方法を極めて有効に用
いることができる。また、特開昭57−8,542号に記載の
イソチアゾロン化合物やサイアベンダゾール類、塩素化
イソシアヌール酸ナトリウム等の塩素系殺菌剤、その他
ベンゾトリアゾール等、堀口博著「防菌防黴剤の化学」
(1986年)三共出版、衛生技術会編「微生物の滅菌、殺
菌、防黴技術」(1982年)工業技術会、日本防菌防黴学
会編「防菌防黴剤事典」(1986年)に記載の殺菌剤を用
いることもできる。
大幅に減少し得るが、タンク内における水の滞留時間の
増加により、バクテリアが繁殖し、生成した浮遊物が感
光材料に付着する等の問題が生じる。本発明のカラー感
光材料の処理において、このような問題が解決策とし
て、特開昭62−288,838号に記載のカルシウムイオン、
マグネシウムイオンを低減させる方法を極めて有効に用
いることができる。また、特開昭57−8,542号に記載の
イソチアゾロン化合物やサイアベンダゾール類、塩素化
イソシアヌール酸ナトリウム等の塩素系殺菌剤、その他
ベンゾトリアゾール等、堀口博著「防菌防黴剤の化学」
(1986年)三共出版、衛生技術会編「微生物の滅菌、殺
菌、防黴技術」(1982年)工業技術会、日本防菌防黴学
会編「防菌防黴剤事典」(1986年)に記載の殺菌剤を用
いることもできる。
本発明の感光材料の処理における水洗水のpHは、4〜
9であり、好ましくは5〜8である。水洗温、水洗時間
も、感光材料の特性、用途等で種々設定し得るが、一般
には、15〜45℃で20秒〜10分、好ましくは25〜40℃で30
秒〜5分の範囲が選択される。更に、本発明の感光材料
は、上記水洗に代り、直接安定液によって処理すること
もできる。このような安定化処理においては、特開昭57
−8543号、同58−14834号、同60〜220345号に記載の公
知の方法はすべて用いることができる。
9であり、好ましくは5〜8である。水洗温、水洗時間
も、感光材料の特性、用途等で種々設定し得るが、一般
には、15〜45℃で20秒〜10分、好ましくは25〜40℃で30
秒〜5分の範囲が選択される。更に、本発明の感光材料
は、上記水洗に代り、直接安定液によって処理すること
もできる。このような安定化処理においては、特開昭57
−8543号、同58−14834号、同60〜220345号に記載の公
知の方法はすべて用いることができる。
また、前記水洗処理に続いて、更に安定化処理する場
合もあり、その例として、撮影用カラー感光材料の最終
浴として使用される、色素安定化剤と界面活性剤を含有
する安定浴を挙げることができる。色素安定剤として
は、ホルマリンやグルタルアルデヒドなどのアルデヒド
類、N−メチロール化合物、ヘキサメチレンテトラミン
あるいはアルデヒド亜硫酸付加物などを挙げることがで
きる。
合もあり、その例として、撮影用カラー感光材料の最終
浴として使用される、色素安定化剤と界面活性剤を含有
する安定浴を挙げることができる。色素安定剤として
は、ホルマリンやグルタルアルデヒドなどのアルデヒド
類、N−メチロール化合物、ヘキサメチレンテトラミン
あるいはアルデヒド亜硫酸付加物などを挙げることがで
きる。
この安定浴にも各種キレート剤や防黴剤を加えること
もできる。
もできる。
上記水洗及び/又は安定液の補充に伴うオーバーフロ
ー液は脱銀工程等他の工程において再利用することもで
きる。
ー液は脱銀工程等他の工程において再利用することもで
きる。
自動現像機などを用いた処理において、上記の各処理
液が蒸発により濃縮化する場合には、水を加えて濃縮補
正することが好ましい。
液が蒸発により濃縮化する場合には、水を加えて濃縮補
正することが好ましい。
本発明のハロゲン化銀カラー感光材料には処理の簡略
化及び迅速化の目的で発色現像主薬を内蔵しても良い。
内蔵するためには、発色現像主薬の各種プレカーサーを
用いるのが好ましい。例えば米国特許第3,342,597号記
載のインドアニリン系化合物、同第3,342,599号、リサ
ーチ・ディスクロージャーNo.14,850及び同No.15,159に
記載のシッフ塩基型化合物、同13,924号記載のアルドー
ル化合物、米国特許第3,719,492号記載の金属塩錯体、
特開昭53−135628号記載のウレタン系化合物を挙げるこ
とができる。
化及び迅速化の目的で発色現像主薬を内蔵しても良い。
内蔵するためには、発色現像主薬の各種プレカーサーを
用いるのが好ましい。例えば米国特許第3,342,597号記
載のインドアニリン系化合物、同第3,342,599号、リサ
ーチ・ディスクロージャーNo.14,850及び同No.15,159に
記載のシッフ塩基型化合物、同13,924号記載のアルドー
ル化合物、米国特許第3,719,492号記載の金属塩錯体、
特開昭53−135628号記載のウレタン系化合物を挙げるこ
とができる。
本発明のハロゲン化銀カラー感光材料は、必要に応じ
て、発色現像を促進する目的で、各種の1−フェニル−
3−ピラゾリドン類を内蔵しても良い。典型的な化合物
は特開昭56−64339号、同57−144547号、および同58−1
15438号等に記載されている。
て、発色現像を促進する目的で、各種の1−フェニル−
3−ピラゾリドン類を内蔵しても良い。典型的な化合物
は特開昭56−64339号、同57−144547号、および同58−1
15438号等に記載されている。
本発明における各種処理液は10℃〜50℃において使用
される。通常は33℃〜38℃の温度が標準的であるが、よ
り高温にして処理を促進し処理時間を短縮したり、逆に
より低温にして画質の向上や処理液の安定性の改良を達
成することができる。
される。通常は33℃〜38℃の温度が標準的であるが、よ
り高温にして処理を促進し処理時間を短縮したり、逆に
より低温にして画質の向上や処理液の安定性の改良を達
成することができる。
また、本発明のハロゲン化銀感光材料は米国特許第4,
500,626号、特開昭60−133449号、同59−218443号、同6
1−238056号、欧州特許210,660A2号などに記載されてい
る熱現像感光材料にも適用できる。
500,626号、特開昭60−133449号、同59−218443号、同6
1−238056号、欧州特許210,660A2号などに記載されてい
る熱現像感光材料にも適用できる。
(発明の効果) 本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料は色素形成
速度が大きく、発色濃度が高い、且つ形成色素の堅牢性
の高い新規なイエローカプラーを含有して成り、画像の
鮮鋭度、色再現性向上、高感度化および高色像堅牢性を
達成し得る。
速度が大きく、発色濃度が高い、且つ形成色素の堅牢性
の高い新規なイエローカプラーを含有して成り、画像の
鮮鋭度、色再現性向上、高感度化および高色像堅牢性を
達成し得る。
(実施例) 以下に、本発明を実施例により、更に詳細に説明する
が、本発明はこれらに限定されるものではない。
が、本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1 下塗り層を設けてあるトリアセチルセルロースフィル
ム支持体上に下記に示す組成の各層を塗布し、感光材料
101を作製した。
ム支持体上に下記に示す組成の各層を塗布し、感光材料
101を作製した。
(1) 乳剤層 ・平板状乳剤(沃化銀8モル%、平均アスペクト比7.5
平均粒径0.85μm) …銀として 0.84g/m2 ・本発明のカプラー(1) …0.95g/m2 ・トリクレジルフォスフェート …1.00g/m2 ・ゼラチン …3.50g/m2 (2) 保護層 ・2,4−ジクロロ−6−ヒドロキシ−s−トリアジンナ
トリウム …0.15g/m2 ・ゼラチン …2.0 g/m2 (試料102〜112) 試料101のカプラー(1)を表1に示したカプラーに
等モルで置き換えて試料102〜112を作製した。これら試
料に白色像様露光を与え、下記カラー現像処理を行なっ
た。処理済試料を濃度測定し、ガンマ、相対感度および
最大発色濃度を求めた。また処理済試料を60℃、相対湿
度70%条件下に3日間放置した後、再度濃度測定し初期
のイエロー濃度1.0における濃度低下を求めた。
平均粒径0.85μm) …銀として 0.84g/m2 ・本発明のカプラー(1) …0.95g/m2 ・トリクレジルフォスフェート …1.00g/m2 ・ゼラチン …3.50g/m2 (2) 保護層 ・2,4−ジクロロ−6−ヒドロキシ−s−トリアジンナ
トリウム …0.15g/m2 ・ゼラチン …2.0 g/m2 (試料102〜112) 試料101のカプラー(1)を表1に示したカプラーに
等モルで置き換えて試料102〜112を作製した。これら試
料に白色像様露光を与え、下記カラー現像処理を行なっ
た。処理済試料を濃度測定し、ガンマ、相対感度および
最大発色濃度を求めた。また処理済試料を60℃、相対湿
度70%条件下に3日間放置した後、再度濃度測定し初期
のイエロー濃度1.0における濃度低下を求めた。
処理方法 工程 処理時間 処理温度 発色濃度 3分15秒 38℃ 漂 白 1分00秒 38℃ 漂白定着 3分15秒 38℃ 水洗 (1) 40秒 35℃ 水洗 (2) 1分00秒 35℃ 安 定 40秒 38℃ 乾 燥 1分15秒 55℃ 次に、処理液の組成を記す。
(発色現像液) (単位g) ジエチレントリアミン五酢酸 1.0 1−ヒドロキシエチリデン− 1,1−ジホスホン酸3.0 亜硫酸ナトリウム 4.0 炭酸カリウム 30.0 臭化カリウム 1.4 沃化カリウム 1.5mg ヒドロキシルアミン硫酸塩 2.4 4−〔N−エチル−N−β− ヒドロキシエチルアミノ〕 −2−メチルアニリン硫酸塩 4.5 水を加えて 1.0 pH 10.05 (漂白定着液) (単位g) エチレンジアミン四酢酸第二 鉄アンモニウム二水液 50.0 エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム塩 5.0 亜硫酸ナトリウム 12.0 チオ硫酸アンモニウム水溶液(70%) 240.0m アンモニア水(27%) 6.0m 水を加えて 1.0 pH 7.2 (水洗液) 水道水をH型強酸性カチオン交換樹脂(ロームアンド
ハース社製アンダーライトIR−120B)と、OH型アニオン
交換樹脂(同アンバーライトIR−400)を充填した混床
式カラムに通水してカルシウム及びマグネシウムイオン
濃度を3mg/以下に処理し、続いて二塩化イソシアヌー
ル酸ナトリウム20mg/と硫酸ナトリウム0.15g/を添
加した。この液のpHは6.5−7.5の範囲にある。
ハース社製アンダーライトIR−120B)と、OH型アニオン
交換樹脂(同アンバーライトIR−400)を充填した混床
式カラムに通水してカルシウム及びマグネシウムイオン
濃度を3mg/以下に処理し、続いて二塩化イソシアヌー
ル酸ナトリウム20mg/と硫酸ナトリウム0.15g/を添
加した。この液のpHは6.5−7.5の範囲にある。
(安定液) (単位g) ホルマリン(37%) 2.0m ポリオキシエチレン−p−モノノニル フェニルエーテル(平均重合度10) 0.3 エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム塩 0.05 水を加えて 1.0 pH 5.0−8.0 表1から、比較試料109,111,112はガンマ、相対感度
および最高発色濃度が低く、低活性であること、試料11
0は色像堅牢性に劣ること、本発明の試料は発色性も高
くかつ色像が堅牢であることが明らかである。
および最高発色濃度が低く、低活性であること、試料11
0は色像堅牢性に劣ること、本発明の試料は発色性も高
くかつ色像が堅牢であることが明らかである。
実施例2 下塗りを施した三酢酸セルロースフィルム支持体上
に、下記に示すような組成の各層よりなる多層カラー感
光材料である試料201を作成した。
に、下記に示すような組成の各層よりなる多層カラー感
光材料である試料201を作成した。
(感光層の組成) 塗布量はハロゲン化銀およびコロイド銀については銀
のg/m2単位で表した量を、またカプラー、添加剤および
ゼラチンについてはg/m2単位で表した量を、また増感色
素については同一層内のハロゲン化銀1モルあたりのモ
ル数で示した。
のg/m2単位で表した量を、またカプラー、添加剤および
ゼラチンについてはg/m2単位で表した量を、また増感色
素については同一層内のハロゲン化銀1モルあたりのモ
ル数で示した。
第1層(ハレーション防止層) 黒色コロイド銀 0.15 ゼラチン 1.90 ExM−8 2.0×10-2 第2層(中間層) ゼラチン 2.10 UV−1 3.0×10-2 UV−2 6.0×10-2 UV−3 7.0×10-2 ExF−1 4.0×10-3 Solv−2 7.0×10-2 第3層(低感度赤感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(AgI 2モル%、内部高AgI型、球相当径
0.3μm、球相当径の変動係数29%、正常晶、双晶混合
粒子、直径/厚み比2.5) 銀塗布量 0.50 ゼラチン 1.50 ExS−1 1.0×10-4 ExS−2 3.0×10-4 ExS−3 1.0×10-5 ExC−3 0.22 ExC−4 3.0×10-2 Solv−1 7.0×10-3 第4層(中感度赤感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(AgI 4モル%、内部高AgI型、球相当径
0.55μm、球相当径の変動係数20%、正常晶、双晶混合
粒子、直径/厚み比1.0) 銀塗布量 0.85 ゼラチン 2.00 ExS−1 1.0×10-4 ExS−2 3.0×10-4 ExS−3 1.0×10-5 ExC−2 8.0×10-2 ExC−3 0.33 ExY−14 1.0×10-2 Cpd−10 1.0×10-4 Solv−1 0.10 第5層(高感度赤感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(AgI 10モル%、内部高AgI型、球相当
径0.7μm、球相当径の変動係数30%、双晶混合粒子、
直径/厚み比2.0) 銀塗布量 0.70 ゼラチン 1.60 ExS−1 1.0×10-4 ExS−2 3.0×10-4 ExS−3 1.0×10-5 ExC−5 7.0×10-2 ExC−6 8.0×10-2 Solv−1 0.15 Solv−2 8.0×10-2 第6層(中間層) ゼラチン 1.10 P−2 0.17 Cpd−1 0.10 Cpd−4 0.17 Solv−1 5.0×10-2 第7層(低感度緑感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(AgI 2モル%、内部高AgI型、球相当径
0.3μm、球相当径の変動係数28%、正常晶、双晶混合
粒子、直径/厚み比2.5) 銀塗布量 0.30 ゼラチン 0.50 ExS−4 5.0×10-4 ExS−5 2.0×10-4 ExS−6 0.3×10-4 ExM−8 2.0×10-2 ExM−9 0.20 ExY−13 3.0×10-2 Cpd−11 7.0×10-3 Solv−1 0.20 第8層(中感度緑感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(AgI 4モル%、内部高AgI型、球相当径
0.55μm、球相当径の変動係数20%、正常晶、双晶混合
粒子、直径/厚み比4.0) 銀塗布量 0.70 ゼラチン 1.00 ExS−4 5.0×10-4 ExS−5 2.0×10-4 ExS−6 3.0×10-5 ExM−8 1.0×10-2 ExM−9 0.25 ExM−10 0.5×10-2 ExY−13 4.0×10-2 Cpd−11 9.0×10-3 Solv−1 0.20 第9層(高感度緑感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(AgI 10モル%、内部高AgI型、球相当
径0.7μm、球相当径の変動係数30%、正常晶、双晶混
合粒子、直径/厚み比2.0) 銀塗布量 0.50 ゼラチン 0.90 ExS−4 2.0×10-4 ExS−5 2.0×10-4 ExS−6 2.0×10-5 ExS−7 3.0×10-4 ExM−8 2.0×10-2 ExM−11 6.0×10-2 ExM−12 2.0×10-2 Cpd−2 1.0×10-2 Cpd−9 2.0×10-4 Cpd−10 2.0×10-4 Solv−1 0.20 Solv−2 5.0×10-2 第10層(イエローフィルター層) ゼラチン 0.90 黄色コロイド 5.0×10-2 Cpd−1 0.20 Solv−1 0.15 第11層(低感度青感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(AgI 4モル%、内部高AgI型、球相当径
0.5μm、球相当径の変動係数15%、8面体粒子) 銀塗
布量 0.40 ゼラチン 1.00 ExS−8 2.0×10-4 ExY−13 9.0×10-2 ExY−15 0.90 Cpd−2 1.0×10-2 Solv−1 0.30 第12層(高感度青感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(AgI 10モル%、内部高AgI型、球相当
径1.3μm、球相当径の変動係数25%、正常晶、双晶混
合粒子、直径/厚み比4.5) 銀塗布量 0.50 ゼラチン 0.60 ExS−8 1.0×10-4 ExY−15 0.12 Cpd−2 1.0×10-3 Solv−1 4.0×10-2 第13層(第1保護層) 微粒子沃臭化銀(平均粒径0.07μm、AgI 1モル%)
0.20 ゼラチン 0.80 UV−2 0.10 UV−3 0.10 UV−4 0.20 Solv−3 4.0×10-2 P−2 9.0×10-2 第14層(第2保護層) ゼラチン 0.90 B−1(直径1.5μm) 0.10 B−2(直径1.5μm) 0.10 B−3 2.0×10-2 H−1 0.40 更に、保存性、処理性、圧力耐性、防黴・防菌性、帯
電防止性、及び塗布性をよくするために、下記のCpd−
3、Cpd−5、Cpd−6、Cpd−7、Cpd−8、P−1、W
−1、W−2、W−3を添加した。
0.3μm、球相当径の変動係数29%、正常晶、双晶混合
粒子、直径/厚み比2.5) 銀塗布量 0.50 ゼラチン 1.50 ExS−1 1.0×10-4 ExS−2 3.0×10-4 ExS−3 1.0×10-5 ExC−3 0.22 ExC−4 3.0×10-2 Solv−1 7.0×10-3 第4層(中感度赤感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(AgI 4モル%、内部高AgI型、球相当径
0.55μm、球相当径の変動係数20%、正常晶、双晶混合
粒子、直径/厚み比1.0) 銀塗布量 0.85 ゼラチン 2.00 ExS−1 1.0×10-4 ExS−2 3.0×10-4 ExS−3 1.0×10-5 ExC−2 8.0×10-2 ExC−3 0.33 ExY−14 1.0×10-2 Cpd−10 1.0×10-4 Solv−1 0.10 第5層(高感度赤感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(AgI 10モル%、内部高AgI型、球相当
径0.7μm、球相当径の変動係数30%、双晶混合粒子、
直径/厚み比2.0) 銀塗布量 0.70 ゼラチン 1.60 ExS−1 1.0×10-4 ExS−2 3.0×10-4 ExS−3 1.0×10-5 ExC−5 7.0×10-2 ExC−6 8.0×10-2 Solv−1 0.15 Solv−2 8.0×10-2 第6層(中間層) ゼラチン 1.10 P−2 0.17 Cpd−1 0.10 Cpd−4 0.17 Solv−1 5.0×10-2 第7層(低感度緑感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(AgI 2モル%、内部高AgI型、球相当径
0.3μm、球相当径の変動係数28%、正常晶、双晶混合
粒子、直径/厚み比2.5) 銀塗布量 0.30 ゼラチン 0.50 ExS−4 5.0×10-4 ExS−5 2.0×10-4 ExS−6 0.3×10-4 ExM−8 2.0×10-2 ExM−9 0.20 ExY−13 3.0×10-2 Cpd−11 7.0×10-3 Solv−1 0.20 第8層(中感度緑感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(AgI 4モル%、内部高AgI型、球相当径
0.55μm、球相当径の変動係数20%、正常晶、双晶混合
粒子、直径/厚み比4.0) 銀塗布量 0.70 ゼラチン 1.00 ExS−4 5.0×10-4 ExS−5 2.0×10-4 ExS−6 3.0×10-5 ExM−8 1.0×10-2 ExM−9 0.25 ExM−10 0.5×10-2 ExY−13 4.0×10-2 Cpd−11 9.0×10-3 Solv−1 0.20 第9層(高感度緑感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(AgI 10モル%、内部高AgI型、球相当
径0.7μm、球相当径の変動係数30%、正常晶、双晶混
合粒子、直径/厚み比2.0) 銀塗布量 0.50 ゼラチン 0.90 ExS−4 2.0×10-4 ExS−5 2.0×10-4 ExS−6 2.0×10-5 ExS−7 3.0×10-4 ExM−8 2.0×10-2 ExM−11 6.0×10-2 ExM−12 2.0×10-2 Cpd−2 1.0×10-2 Cpd−9 2.0×10-4 Cpd−10 2.0×10-4 Solv−1 0.20 Solv−2 5.0×10-2 第10層(イエローフィルター層) ゼラチン 0.90 黄色コロイド 5.0×10-2 Cpd−1 0.20 Solv−1 0.15 第11層(低感度青感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(AgI 4モル%、内部高AgI型、球相当径
0.5μm、球相当径の変動係数15%、8面体粒子) 銀塗
布量 0.40 ゼラチン 1.00 ExS−8 2.0×10-4 ExY−13 9.0×10-2 ExY−15 0.90 Cpd−2 1.0×10-2 Solv−1 0.30 第12層(高感度青感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(AgI 10モル%、内部高AgI型、球相当
径1.3μm、球相当径の変動係数25%、正常晶、双晶混
合粒子、直径/厚み比4.5) 銀塗布量 0.50 ゼラチン 0.60 ExS−8 1.0×10-4 ExY−15 0.12 Cpd−2 1.0×10-3 Solv−1 4.0×10-2 第13層(第1保護層) 微粒子沃臭化銀(平均粒径0.07μm、AgI 1モル%)
0.20 ゼラチン 0.80 UV−2 0.10 UV−3 0.10 UV−4 0.20 Solv−3 4.0×10-2 P−2 9.0×10-2 第14層(第2保護層) ゼラチン 0.90 B−1(直径1.5μm) 0.10 B−2(直径1.5μm) 0.10 B−3 2.0×10-2 H−1 0.40 更に、保存性、処理性、圧力耐性、防黴・防菌性、帯
電防止性、及び塗布性をよくするために、下記のCpd−
3、Cpd−5、Cpd−6、Cpd−7、Cpd−8、P−1、W
−1、W−2、W−3を添加した。
上記の他に、n−ブチル−p−ヒドロキシベンゾエー
トが添加された。さらにB−4、F−1、F−4、F−
5、F−6、F−7、F−8、F−9、F−10、F−1
1、F−13および、鉄塩、鉛塩、金塩、白金塩、イリジ
ウム塩、ロジウム塩が含有されている。
トが添加された。さらにB−4、F−1、F−4、F−
5、F−6、F−7、F−8、F−9、F−10、F−1
1、F−13および、鉄塩、鉛塩、金塩、白金塩、イリジ
ウム塩、ロジウム塩が含有されている。
次に本発明に用いた化合物の化学構造式または化学名
を下に示した。
を下に示した。
Solv−1 リン酸トリクレジル Solv−2 フタル酸ジブチル Solv−3 リン酸トリ(2−エチルヘキシル) W−3 C8F17SO2N(C3H7)CH2COOK P−1 ビニルピロリドンとビニルアルコールの共重合体(共
重合比=70:30〔重量比〕) P−2 ポリエチルアクリレート (試料202〜213) 試料201の第7層、第8層および第9層のExY−13を表
2のように置き換えて試料202〜213を作製した。各試料
は白色像様露光し、下記カラー現像を行なったときに、
マゼンタ濃度(カブリ+0.2)を与える露光量(すなわ
ち感度1がほぼ同等になるようにカプラーの量を調節し
た。表2にはExY−13を1としたときの相対的添加量を
モル比で示してある。
重合比=70:30〔重量比〕) P−2 ポリエチルアクリレート (試料202〜213) 試料201の第7層、第8層および第9層のExY−13を表
2のように置き換えて試料202〜213を作製した。各試料
は白色像様露光し、下記カラー現像を行なったときに、
マゼンタ濃度(カブリ+0.2)を与える露光量(すなわ
ち感度1がほぼ同等になるようにカプラーの量を調節し
た。表2にはExY−13を1としたときの相対的添加量を
モル比で示してある。
これら試料に緑色像様露光を与え、続いて青色均一露
光を与えた。この青色露光は試料201のマゼンタカブリ
領域でのイエロー濃度が下記現像で1.50になる量とし
た。マゼンタ濃度(カブリ+1.0)におけるイエロー濃
度からマゼンタカブリ濃度におけるイエロー濃度を減じ
た値を色濁り度として表2に示した。
光を与えた。この青色露光は試料201のマゼンタカブリ
領域でのイエロー濃度が下記現像で1.50になる量とし
た。マゼンタ濃度(カブリ+1.0)におけるイエロー濃
度からマゼンタカブリ濃度におけるイエロー濃度を減じ
た値を色濁り度として表2に示した。
また白色像様露光を与え、下記現像を行ない、濃度測
定後、60℃相対湿度70%条件下に14日間放置し再度測定
した。初期のイエロー濃度2.0の点における濃度低下を
表2に示した。
定後、60℃相対湿度70%条件下に14日間放置し再度測定
した。初期のイエロー濃度2.0の点における濃度低下を
表2に示した。
尚、現像液の漂白工程への持ち込み量、及び定着液の
安定工程への持ち込み量は35mm巾の感光材料1m長さ当た
りそれぞれ2.5m、2.0mであった。
安定工程への持ち込み量は35mm巾の感光材料1m長さ当た
りそれぞれ2.5m、2.0mであった。
以下に処理液の組成を示す。
表2より、比較試料201は色濁り度は低いものの色像
堅牢性が劣り、試料202〜206は色像堅牢性はある程度の
レベルであるものの色濁り度が劣るのに対し、本発明の
試料色濁り度、色像保存性とも優れていることが明らか
である。
堅牢性が劣り、試料202〜206は色像堅牢性はある程度の
レベルであるものの色濁り度が劣るのに対し、本発明の
試料色濁り度、色像保存性とも優れていることが明らか
である。
実施例3 下塗りを施した厚み127μの三酢酸セルロースフィル
ム支持体上に、下記の組成の各層より成る多層カラー感
光材料を作製し、試料301とした。数字はm2当りの添加
量を表わす。なお添加した化合物の効果は記載した用途
に限らない。
ム支持体上に、下記の組成の各層より成る多層カラー感
光材料を作製し、試料301とした。数字はm2当りの添加
量を表わす。なお添加した化合物の効果は記載した用途
に限らない。
第1層:ハレーション防止層 黒色コロイド銀 0.25g ゼラチン 1.9 g 紫外線吸収剤U−1 0.04g 紫外線吸収剤U−2 0.1 g 紫外線吸収剤U−3 0.1 g 紫外線吸収剤U−4 0.1 g 紫外線吸収剤U−6 0.1 g 高沸点有機溶媒Oil−1 0.1 g 第2層:中間層 ゼラチン 0.40g 化合物Cpd−D 10mg 高沸点有機溶媒Oil−3 0.1 g 染料D−4 0.4mg 第3層:中間層 表面及び内部をかぶらせた微粒子沃臭化銀乳剤(平均
粒径0.06μm、変動係数18%、AgI含量1モル%) 銀量 0.05g ゼラチン 0.4 g 第4層:低感度赤感性乳剤層 乳剤A 銀量 0.2 g 乳剤B 銀量 0.3 g ゼラチン 0.8 g カプラーC−1 0.15g カプラーC−2 0.05g カプラーC−9 0.05g 化合物Cpd−D 10mg 高沸点有機溶媒Oil−2 0.1 g 第5層:中感度赤感性乳剤層 乳剤B 銀量 0.2 g 乳剤C 銀量 0.3 g ゼラチン 0.8 g カプラーC−1 0.2 g カプラーC−2 0.05g カプラーC−3 0.2 g 高沸点有機溶媒Oil−2 0.1 g 第6層:高感度赤感性乳剤層 乳剤D 銀量 0.4 g ゼラチン 1.1 g カプラーC−1 0.3 g カプラーC−3 0.7 g 添加物P−1 0.1 g 第7層:中間層 ゼラチン 0.6 g 添加物M−1 0.3 g 混色防止剤Cpd−K 2.6mg 紫外線吸収剤U−1 0.1 g 紫外線吸収剤U−6 0.1 g 染料D−1 0.02g 第8層:中間層 表面及び内部をかぶらせた沃臭化銀乳剤(平均粒径0.
06μm、変動係数16%、AgI含量0.3モル%) 銀量 0.02g ゼラチン 1.0 g 添加物P−1 0.2 g 混色防止剤Cpd−J 0.1 g 混色防止剤Cpd−A 0.1 g 第9層:低感度緑感性乳剤層 乳剤E 銀量 0.3 g 乳剤F 銀量 0.1 g 乳剤G 銀量 0.1 g ゼラチン 0.5 g カプラーC−7 0.05g カプラーC−8 0.20g 化合物Cpd−B 0.03g 化合物Cpd−D 10mg 化合物Cpd−E 0.02g 化合物Cpd−F 0.02g 化合物Cpd−G 0.02g 化合物Cpd−H 0.02g 高沸点有機溶媒Oil−1 0.1 g 高沸点有機溶媒Oil−2 0.1 g 第10層:中感度緑感性乳剤層 乳剤G 銀量 0.3 g 乳剤H 銀量 0.1 g ゼラチン 0.6 g カプラーC−7 0.2 g カプラーC−8 0.1 g 化合物Cpd−B 0.03g 化合物cpd−E 0.02g 化合物Cpd−F 0.02g 化合物Cpd−G 0.05g 化合物Cpd−H 0.05g 高沸点有機溶媒Oil−2 0.01g 第11層:高感度緑感性乳剤層 乳剤I 銀量 0.5 g ゼラチン 1.0 g カプラーC−4 0.3 g カプラーC−8 0.1 g 化合物Cpd−B 0.08g 化合物Cpd−E 0.02g 化合物Cpd−F 0.02g 化合物Cpd−G 0.02g 化合物Cpd−H 0.02g 高沸点有機溶媒Oil−1 0.02g 高沸点有機溶媒Oil−2 0.02g 第12層:中間層 ゼラチン 0.6 g 染料D−1 0.1 g 染料D−2 0.05g 染料D−3 0.07g 第13層:イエローフィルター層 黄色コロイド銀 銀量 0.1 g ゼラチン 1.1 g 混色防止剤Cpd−A 0.01g 高沸点有機溶媒Oil−1 0.01g 第14層:中間層 ゼラチン 0.6 g 第15層:低感度青感性乳剤層 乳剤J 銀量 0.4 g 乳剤K 銀量 0.1 g 乳剤L 銀量 0.1 g ゼラチン 0.8 g カプラーC−5 0.6 g 第16層:中感度青感性乳剤層 乳剤L 銀量 0.1 g 乳剤M 銀量 0.4 g ゼラチン 0.9 g カプラーC−5 0.3 g カプラーC−6 0.3 g 第17層:高感度青感性乳剤層 乳剤N 銀量 0.4 g ゼラチン 1.2 g カプラーC−6 0.7 g 第18層:第1保護層 ゼラチン 0.7 g 紫外線吸収剤U−1 0.04g 紫外線吸収剤U−2 0.01g 紫外線吸収剤U−3 0.03g 紫外線吸収剤U−4 0.03g 紫外線吸収剤U−5 0.05g 紫外線吸収剤U−6 0.05g 高沸点有機溶媒Oil−1 0.02g ホルマリンスカベンジャー Cpd−C 0.2 g Cpd−I 0.4 g 染料D−3 0.05g 第19層:第2保護層 コロイド銀 銀量 0.1mg 微粒子沃臭化銀乳剤(平均粒径0.06μm、AgI含量1
モル%) 銀量 0.1 g ゼラチン 0.4 g 第20層:第3保護層 ゼラチン 0.4 g ポリメチルメタクリレート(平均粒径1.5μ) 0.1 g メチルメタクリレートとアクリル酸の4:6の共重合体
(平均粒径1.5μ) 0.1 g シリコーンオイル 0.03g 界面活性剤W−1 3.0mg 界面活性剤W−2 0.03g また、すべての乳剤層には上記組成物の他に添加剤F
−1〜F−8を添加した。さらに各層には、上記組成物
の他にゼラチン硬化剤H−1及び塗布用、乳化用界面活
性剤W−3、W−4を添加した。
粒径0.06μm、変動係数18%、AgI含量1モル%) 銀量 0.05g ゼラチン 0.4 g 第4層:低感度赤感性乳剤層 乳剤A 銀量 0.2 g 乳剤B 銀量 0.3 g ゼラチン 0.8 g カプラーC−1 0.15g カプラーC−2 0.05g カプラーC−9 0.05g 化合物Cpd−D 10mg 高沸点有機溶媒Oil−2 0.1 g 第5層:中感度赤感性乳剤層 乳剤B 銀量 0.2 g 乳剤C 銀量 0.3 g ゼラチン 0.8 g カプラーC−1 0.2 g カプラーC−2 0.05g カプラーC−3 0.2 g 高沸点有機溶媒Oil−2 0.1 g 第6層:高感度赤感性乳剤層 乳剤D 銀量 0.4 g ゼラチン 1.1 g カプラーC−1 0.3 g カプラーC−3 0.7 g 添加物P−1 0.1 g 第7層:中間層 ゼラチン 0.6 g 添加物M−1 0.3 g 混色防止剤Cpd−K 2.6mg 紫外線吸収剤U−1 0.1 g 紫外線吸収剤U−6 0.1 g 染料D−1 0.02g 第8層:中間層 表面及び内部をかぶらせた沃臭化銀乳剤(平均粒径0.
06μm、変動係数16%、AgI含量0.3モル%) 銀量 0.02g ゼラチン 1.0 g 添加物P−1 0.2 g 混色防止剤Cpd−J 0.1 g 混色防止剤Cpd−A 0.1 g 第9層:低感度緑感性乳剤層 乳剤E 銀量 0.3 g 乳剤F 銀量 0.1 g 乳剤G 銀量 0.1 g ゼラチン 0.5 g カプラーC−7 0.05g カプラーC−8 0.20g 化合物Cpd−B 0.03g 化合物Cpd−D 10mg 化合物Cpd−E 0.02g 化合物Cpd−F 0.02g 化合物Cpd−G 0.02g 化合物Cpd−H 0.02g 高沸点有機溶媒Oil−1 0.1 g 高沸点有機溶媒Oil−2 0.1 g 第10層:中感度緑感性乳剤層 乳剤G 銀量 0.3 g 乳剤H 銀量 0.1 g ゼラチン 0.6 g カプラーC−7 0.2 g カプラーC−8 0.1 g 化合物Cpd−B 0.03g 化合物cpd−E 0.02g 化合物Cpd−F 0.02g 化合物Cpd−G 0.05g 化合物Cpd−H 0.05g 高沸点有機溶媒Oil−2 0.01g 第11層:高感度緑感性乳剤層 乳剤I 銀量 0.5 g ゼラチン 1.0 g カプラーC−4 0.3 g カプラーC−8 0.1 g 化合物Cpd−B 0.08g 化合物Cpd−E 0.02g 化合物Cpd−F 0.02g 化合物Cpd−G 0.02g 化合物Cpd−H 0.02g 高沸点有機溶媒Oil−1 0.02g 高沸点有機溶媒Oil−2 0.02g 第12層:中間層 ゼラチン 0.6 g 染料D−1 0.1 g 染料D−2 0.05g 染料D−3 0.07g 第13層:イエローフィルター層 黄色コロイド銀 銀量 0.1 g ゼラチン 1.1 g 混色防止剤Cpd−A 0.01g 高沸点有機溶媒Oil−1 0.01g 第14層:中間層 ゼラチン 0.6 g 第15層:低感度青感性乳剤層 乳剤J 銀量 0.4 g 乳剤K 銀量 0.1 g 乳剤L 銀量 0.1 g ゼラチン 0.8 g カプラーC−5 0.6 g 第16層:中感度青感性乳剤層 乳剤L 銀量 0.1 g 乳剤M 銀量 0.4 g ゼラチン 0.9 g カプラーC−5 0.3 g カプラーC−6 0.3 g 第17層:高感度青感性乳剤層 乳剤N 銀量 0.4 g ゼラチン 1.2 g カプラーC−6 0.7 g 第18層:第1保護層 ゼラチン 0.7 g 紫外線吸収剤U−1 0.04g 紫外線吸収剤U−2 0.01g 紫外線吸収剤U−3 0.03g 紫外線吸収剤U−4 0.03g 紫外線吸収剤U−5 0.05g 紫外線吸収剤U−6 0.05g 高沸点有機溶媒Oil−1 0.02g ホルマリンスカベンジャー Cpd−C 0.2 g Cpd−I 0.4 g 染料D−3 0.05g 第19層:第2保護層 コロイド銀 銀量 0.1mg 微粒子沃臭化銀乳剤(平均粒径0.06μm、AgI含量1
モル%) 銀量 0.1 g ゼラチン 0.4 g 第20層:第3保護層 ゼラチン 0.4 g ポリメチルメタクリレート(平均粒径1.5μ) 0.1 g メチルメタクリレートとアクリル酸の4:6の共重合体
(平均粒径1.5μ) 0.1 g シリコーンオイル 0.03g 界面活性剤W−1 3.0mg 界面活性剤W−2 0.03g また、すべての乳剤層には上記組成物の他に添加剤F
−1〜F−8を添加した。さらに各層には、上記組成物
の他にゼラチン硬化剤H−1及び塗布用、乳化用界面活
性剤W−3、W−4を添加した。
更に防腐、防黴剤としてフェノール、1,2−ベンズイ
ソチアゾリン−3−オン、2−フェノキシエタノール、
フェネチルアルコールを添加した。
ソチアゾリン−3−オン、2−フェノキシエタノール、
フェネチルアルコールを添加した。
Oil−1 フタル酸ジブチル Oil−2 リン酸トリクレジル (試料302、303) 試料301の第16層および第17層のカプラーC−6を本
発明のカプラー(3)および(41)に等モルで置き換え
て試料302および303を作製した。
発明のカプラー(3)および(41)に等モルで置き換え
て試料302および303を作製した。
これら試料を下記現像処理したところ良好なイエロー
色画像濃度を得た。
色画像濃度を得た。
〔処理工程〕処理工程 時間 温度 タンク容量 補充量 黒白現像 6分 38℃ 12 2.2 /m2 第一水洗 2分 38℃ 4 7.5 /m2 反 転 2分 38℃ 4 1.1 /m2 発色現像 6分 38℃ 12 2.2 /m2 調 整 2分 38℃ 4 1.1 /m2 漂 白 6分 38℃ 12 0.22/m2 定 着 4分 38℃ 8 1.1 /m2 第二水洗 4分 38℃ 8 7.5 /m2 安 定 1分 25℃ 2 1.1 /m2 各処理液の組成は以下の通りであった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−44337(JP,A) 特開 平2−28645(JP,A) 特開 平1−233452(JP,A) 特開 平1−237656(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】下記一般式(I)で示される化合物を支持
体上に設けられた少なくとも1層の親水性コロイド層中
に含有することを特徴とするハロゲン化銀カラー写真感
光材料。 (式中R1は 残基と共に5員の不飽和複素環を形成するのに必要な非
金属原子群を表わし、R2は水素原子、脂肪族基、芳香族
基または複素環基を表わし、R3は有機残基を表わし、X
は該化合物が芳香族一級アミン現像主薬の酸化体と反応
したとき離脱し得る基を表わし、Aは任意の位置に置換
可能な−COOH、フェノール性−OH、−S(O)nH(n=
0〜3)、−SO2NH2、−SO2NH−R31、−SO2NHCOR31、−
SO2NHCO2R31、−CONHCOR31、−CONHCO2R31、−CONHSO2R
31、−CONHSO2NR31R32で表わされる酸性解離基を表わ
し、nは1以上の整数を表わす。 ここでR31は脂肪族基、芳香族基または複素環基を表わ
し、R32は水素原子、脂肪族基、芳香族基または複素環
基を表わす。 ただし、Aが−SO2NH−R31のとき、R31は脂肪族基であ
ることはない。また、AがXの置換基であるときには、
該一般式で表わされる化合物が現像主薬酸化体との反応
時、離脱したXがさらに現像主薬酸化体と反応すること
はない。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2201845A JP2964011B2 (ja) | 1990-07-30 | 1990-07-30 | ハロゲン化銀カラー写真感光材料 |
US07/737,274 US5187056A (en) | 1990-07-30 | 1991-07-29 | Silver halide color photographic material |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2201845A JP2964011B2 (ja) | 1990-07-30 | 1990-07-30 | ハロゲン化銀カラー写真感光材料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0485537A JPH0485537A (ja) | 1992-03-18 |
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ID=16447846
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country | Link |
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US (1) | US5187056A (ja) |
JP (1) | JP2964011B2 (ja) |
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