JP2958663B2 - ニコチン含有刺激剤単位 - Google Patents

ニコチン含有刺激剤単位

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Description

【発明の詳細な説明】 1.発明の背景 発明の分野 本発明は、唾液溶解性ニコチン含有刺激剤単位に関す
る。
タバコ製品、たとえばパイプタバコ、葉巻タバコ及び
紙巻タバコの活性的且つ受動的喫煙が、公衆健康及び社
会的環境に重大な危険性を与えることは、一般的に確認
される事実である。
喫煙習慣のあきらめは、タバコを する習慣を有する人々のために重大な問題を提供するこ
とは、同等に確認される事実である。
これらの問題は、主にニコチン癖によるものである。
常習化された は、個人の血液血漿におけるニコチン濃度が約15ng/ml
に低下する場合、タバコ刺激の強い要求を体験すること
が、実際に確認されている。
種々のニコチン含有無煙刺激剤はこの刺激を緩和し、
そしてそれによって、著しい不便さを伴わないでそれら
の喫煙習慣をあきらめることを助けるために使用され得
ることもまた知られている。
従来技術の開示 タバコ製品、たとえばチューイングタバコ及かぎタバ
コの形での無煙ニコチン刺激剤は以前から知られてお
り、そして種々の改良物が提供されて来た。
アメリカ特許第1,376.586号明細書は、錠剤又は個々
の“かむ物(chews)”の形で細かく切られた又はチュ
ーイングタバコを含む、そして空気及び湿気の両者を通
さず、且つタバコジュースの蒸発を妨げるのに効果的で
あるチクルガムにより全体的に被覆された表面を有する
製品を開示する。
アメリカ特許第4,545,392号明細書は、細かく切られ
又は微粉砕されたタバコ及び乾量タバコに基づいて計算
された1〜35重量%の非糖類水不溶性チューインガム及
び場合によっては、水溶性ガム、たとえばガム組成物を
安定化するためのアラビアゴムを含んで成り、そして不
連続被膜として表面に付着される前記チューインガム基
材の組成物を有する細かく切断され又は微粉砕されたタ
バコの断片の形で配合される無煙タバコ製品を開示す
る。引用文献によれば、タバコ中の個の粒子は、口の中
で分散して存続する傾向があるはずである。
PCT特許出願第W081/02090号は、チューイングタバコ
が固体又は半固体キャリヤー材料により小さな粒子によ
り被覆された又はそれらの粒子としあて分布されている
個々の部分の形でのチューイングタバコ製品を開示す
る。キャリヤー材料として、チューイングガムが好まし
い、しかしながら、スターチ加水着性生成物、たとえば
“ガムドロップ”の製造に使用される非粘着性生成物
が、キャリヤー材料として使用されることがさらに言及
されているが、但し、そのような使用は例の手段により
例示されていない。さらに、キャリヤー材料は、添加
物、たとえば風味剤、甘味剤及び天然生成物を含むこと
ができる。経口使用のためのニコチン含有スプレー又は
エロアゾーンは、DE−OS 3241437及びGB−PS1528391か
ら知られている。しかしながら、スプレー及びエアロゾ
ールによるニコチン投与は、短い期間の効果を単に提供
する。
鼻用使用のためのニコチン含有調製物が、DE−OS 340
1763から知られている。しかしながら、鼻用使用は、鼻
の粘膜が口の粘膜よりもより敏感であるので、むしろ不
快である。さらに、この投与は、短い期間の効果のみを
提供する。従って、鼻用投与はまた、不適切であると思
われる。
DE−OS 3438284号は、単にひじょうに遅く且つむしろ
制御されていないニコチンの吸収性が得られる、ニコチ
ン付与性付着プラスターを開示する。さらに、使用者の
血液血漿におけるニコチン濃度を所望する突然の上昇及
び紙巻タバコを喫煙することによって最初の一吹の体験
に相当す付随する生理学的体験は、付着プラスターの使
用により達成され得ない。
ニコチン含有チューイングガムの形でのチューイング
喫煙置換組成物がアメリカ特許第3901248号に開示され
ている。この組成物は、約15〜約80%のガム基材及び該
基材に分散されたニコチンカチオン交換樹脂複合体を含
んで成る。そのカチオン交換樹脂複合体は、約10%まで
のチューインガム組成を構成し、そしてかむ場合、従来
の紙きタバコを喫煙する場合に得られるニコチンとほぼ
同じニコチン開放性を付与する。
のどに対して比較的非刺激性である他の改良されたチ
ューイング喫煙置換組成物は、アメリカ特許第3845217
号に開示される。これらの改良された組成物は、約15〜
80重量%のガム基材、ニコチン及びチューイングに基づ
いて、唾液の通常の生理学的pH、すなわち約7.4以上に
唾液のpHを維持できる少なくとも1種の固体の生理学的
に許容できる水溶性緩衝剤を含んで成る。
ニコチンは、ニコチン遊離塩基、水溶性の生理学的に
許容できるその塩、生理学的に許容でかる吸着剤上に吸
収されたニコチン及び不溶性カチオン交換体との複合体
の形でのニコチンから成る群から選択された形で存在す
ることができる。
遊離塩基として計算される存在するニコチンの量は、
チューイングガム単位当たり1〜10mg、好ましくは約1
〜3mgである。
調節された、早過ぎないニコチンの開放性を得るため
に、不溶性カオチン交換体との複合体としてニコチンを
導入することが好ましい。
チューイングガムタイプの他のチューイング は、フランス特許出願第2608156号に開示される。これ
らの組成物は、調節された、ニコチンの早過ぎない開放
性を導びく水溶性材料の表面層により供給される粒子に
導入されるニコチンを含む。
一般に、きざまれたタバコ及びキャリヤー材料、たと
えばチューイングタバコ、水溶性ガム基材に分布される
微粉砕されたタバコ(チューイングガム)又は従来技術
に従ってのスターチ加水分解物(ガムドロップ)に基づ
く無煙タバコ製品は、唾液不溶性であり又は溶解しにく
いタバコ及び/又はキャリヤーの残留物を提供する。
これらの残留物の処理は不快であり、そして社会的に
許容できない他に、ニコチン刺激を得るために必要とさ
れるレベルでのきざみタバコからの成分の量は高く、そ
して胃の苦痛を引き起こす。
成分、たとえばニコチン及び風味剤の所望しない突然
の開放が、これらの製品がかみ砕かれる場合、もろく又
は結晶タイプのきめを有する無煙タバコ製品を用いるこ
とによって生じ得る。これにより、多くの新鮮な部分の
製品が暴露され、そして使用者は高い濃度の成分を受
け、そして結果的に、刺激の予測される生理学的効果の
所望しない変動を体験する。
ニコチンの類似する非調節開放性が、そしゃくの間、
混練される場合、ニコチン含有チューイングガムにより
生じることができる。
2.本発明の開示 唾液溶解性刺激剤単位 ニコチン及び場合によっては、追加の成分、たとえば
風味剤及び芳香剤の調節された開放性を付与する経口使
用のためのニコチン含有刺激剤単位の形でのタバコ補足
物又はタバコ置換製品を供給することが本発明の主な目
的である。
特に、喫煙タバコ、たとえば紙巻タバコ、葉巻タバ
コ、パイプタバコの既知製品により得られる刺激に関連
して改良され又はその刺激に少なくとも類似するニコチ
ン刺激を提供するニコチン含有唾液可溶性刺激剤単位を
供給し;タバコの残留物及び/又はキャリヤー;生理学
的効果における所望しない変動性;及び既知のタバコ及
びタバコ置換製品の不快な廃棄を同時に回避することが
本発明の目的である。
種々の条件、たとえば飲料水、たとえばコーヒー、ワ
イン又はビールの同時摂取下で経口使用を可能にする唾
液溶解性刺激剤単位を供給し;そして葉巻タバコ、パイ
プタバコ又は好ましくは紙巻タバコを喫煙することによ
って得られるニコチンの刺激に相当するニコチン用量を
提供するように配合されることもまた本発明の目的であ
る。
本発明によれば、無煙ニコチン刺激からのニコチンの
調節かれた開放性及び任意の成分、たとえば風味剤及び
芳香添加剤の開放性が、水結合ゲル化剤;ニコチン又は
同じ活性方向性を有する他のアルカイド;及び任意の成
分、たとえば風味剤及び芳香添加剤をゲル化することに
よって調節されたゲルを含んで成り;そして一組の機械
的性質、すなわち堅さ、硬度、脆性、接着性、弾性及び
凝集性を下記に定義されるように含んで成る十分に定義
されたきめプロフィールを有し;そして選択された濃度
のニコチン又は前記アルカロイドを有する唾液溶解性刺
激剤単位により得られる。
従って、その広い観点においては、本発明は、活性成
分、及び水結合ゲル化剤をゲル化することによって調製
されたゲルに導入される風味剤及び芳香添加剤を含んで
成る任意の成分を含んで成る唾液可溶性刺激剤単位を提
供し、ここで前記活性成分は、ニコチン又は同じ活性方
向を有する他のアルカロイドを含んで成り、前記単位
が、 i)次の範囲内のパラメータ値を有する、きめプロフィ
ール分析により決定されるきめプロフィール: a)堅さ、すなわち100N/cm2以上のモジュラス; b)硬度、すなわち最初の圧縮サイクルの間に生じる
5N/cm2以上の最大の力; c)脆性、すなわちゲルを破壊するために必要とされ
る少なくとも30%の歪度; d)接着性、すなわち2回の圧縮サイクル間の負のピ
ークの領域と最初のピークの領域との間の0%〜70%の
比率; e)弾性、すなわち25%〜100%の範囲内の比率100×
(D−d)/D、ここでDは最初の圧縮サイクルの前のサ
ンプルの高さ(cm)であり、そしてdは第2圧縮サイク
ルの前のサンプルの永久歪(cm)であり;及び f)凝集率、すなわち最初の及び第2の圧縮サイクル
間の25%〜100%の範囲内の合計仕事率; ii)Ph.Eur.第2版の砕解試験装置を用いて37℃で測定
される5〜60分の範囲内の砕解時間;及び iii)0.5〜10mgのニコチン含有又はその対応する含有量
の前記アルカロイドを有する。
砕解時間は、下記条件下で、The European Phamacopo
eia.,第2版、V.5.1.1.の砕解試験装置を用いて37℃で
測定される。経口使用による生理学的に観察される砕解
時間は、上記に定義されたような砕解時間の約1/3であ
る値を有することが観察されるべきである。
用語“きめプロフィール”及び“きめプロフィール分
析”は、G.Sandersonなど.,“Gums and Stabilisers fo
r the Food Industry 4",Proceedings of the 4 th Int
ernational Conference,Wrexham,Clwyd,Wales,July 198
7,IRL Press,Ltd.(1984)及びSzczesniakなど.,J.Food
Science 28 (1963)385〜403に定義され、そして記
載され、そしてそれらは引用により本明細書に組込まれ
る。
本明細書に使用されるきめプロフィール分析の変法に
よれば、力−変形曲線は、選択された圧縮速度を用いて
その元の高さ70%にサンプルを2度、連続的に圧縮する
ことによって得られる。堅さ、硬度、脆性、接着性、凝
集性及び弾性の知覚的なきめ特徴に密接に関係する客観
的に測定できる物理的パラメータ値は、力−変形曲線に
由来する。
従って、 a.堅さは、単位領域当たりの力で表わされる力−変形曲
線の初期傾斜(モジュラス)により測定され; b.硬度は、最初の圧縮サイクルの間、いづれかの時間で
生じる単位量領域当たりの最大の力により測定され; c.脆性は、サンプルを破壊するために必要とされる%変
形率として表わされる、最初の圧縮サイクルの間の力−
変形曲線の最初の有意な低下、すなわち最初破砕の点に
より測定され; d.接着性は、2回の圧縮サイクル間の負のピークの領域
と最初のピークの領域との間の割合として測定され; e.弾性は比率100×(D−d)/Dとして測定され、ここ
でDは最初の圧縮サイクルの前のサンプルの高さ(cm)
であり、そしてdは第2圧縮サイクルの前のサンプルの
永久歪(cm)であり;そして f.凝集性は、最初の及び第2の圧縮サイクルのピーク−
領域間の%で表わされる比率により測定される。
本発明のきめの選択により、ニコチンの調節された開
放性は次の理由のために確保されることが見出された: −刺激剤単位の暴露された表面積が、食べる間、すなわ
ち刺激単位の表面層の連続的解離の間、実質的に一定に
維持され; −刺激剤単位の有異な変形がそしゃくの間、回避され;
そして −刺激剤単位の一定体積要素に含まれる成分が、その体
積要素が表面に暴露され、そしてその体積要素マトリッ
クが唾液により溶解される場合においてのみ開放され
る。
−硬度及び脆性は、暴露された表面積が刺激剤の破壊に
より突然高められないことを確保し; −堅さ、弾性及び凝集性は、刺激剤が、そしゃくの間、
混練されないことを確保し;そして −接着性は、刺激剤単位が粘着性でなく、たとえば歯か
ら充填物を引き寄せることを確保する。
好ましい及び特に好ましいきめプロフィールパラメータ
ー値及び砕解時間は請求の範囲2及び3から明らかであ
る。
緩衝物質又は剤 唾液から血液血漿へのニコチンの吸収は、唾液のpH、
血漿のpH及びニコチンのpKa(=8.02)に依存する。
7.4の血漿pH及び7.0の唾液pHを仮定すれば、たった約
30%のニコチンが遊離塩基形で存在するであろう。従っ
て、ニコチンの吸収性を促進するためには、唾液のpHは
高められるべきである。pH8.5で、約80%のニコチンが
遊離塩基形で存在し、そしてニコチンの合計血漿濃度
は、下記式: 〔1+10-(pHp-pKa)〕/〔1+10-(pHs-pKa)〕 (Martinなど.,Clin.Pharmacol.Ther.16,1052〜1058(1
974)により記載される)に基づいて、合計唾液濃度の
約3・8倍である。
従って、好ましい態様によれば、刺激剤単位は、生理
学的に許容できる緩衝物質又は剤の添加物を含んで成
り、そしてその量は、その単位の砕解の間、8〜10の唾
液のpHを確保するように選択される。特に、刺激剤単位
における緩衝物質又は剤の量は、単位当たり5〜50mgで
ある。
ニコチン用量 刺激剤単位は、たとえば紙巻タバコを喫煙することに
よって得られるニコチンの刺激に相当するニコチン用量
を提供するように配合される。
従って、好ましい態様においては、刺激剤単位におけ
るニコチンの量は、単位当たり0.5〜5.0mgのニコチンの
範囲でニコチン用量を提供するように調節される。刺激
剤単位におけるニコチンの量は、たとえば軽い、中ぐら
い又は強いとして知られる一定のニコチン刺激を提供す
るために選択され得る。特に好ましい範囲は、単位当た
り1.0〜1.5mgのニコチン、1.5〜2.5mgのニコチン及び2.
5〜3.0mgのニコチンである。
ニコチンの開放プロフィール 刺激剤単位を、所望するニコチン開放プロフィールを
提供するために配合する。
“連続的開放” 従って、好ましい態様によれば、ニコチンの連続的開
放、すなわち長期の実質的に一定した開放性が、刺激剤
単位を通してニコチンを均等に分配することによって提
供される。
一般的に、ニコチン開放プロフィールは、砕解の間、
単位の有効表面積に依存する。従って、縁の効果を無視
する第1の概算によれば、単位は、減少するにつれて徐
々に低下するニコチンの開放の一定速度を砕解する。
“始動及び特効性” さらに、もう1つの好ましい態様によれば、ニコチン
の始動及び特効性を含んで成る2段階開放性が、次の層
を有する多層刺激剤単位にニコチンの不均質分布により
提供される: i)血液血漿における最少有効濃度以上に使用者の血液
血漿におけるニコチン濃度をすることができる始動開放
性を提供するために適切な量のニコチン及び短い砕解時
間を有すように配合された外層;及び ii)所望する時間の間、最小有効濃度以上にニコチンの
血漿濃度を維持する特効性を提供するために適切な量の
ニコチン及び長い砕解時間を提供するように配合された
内層。
刺激剤単位の形状 本発明のニコチン含有刺激剤単位から開放されるニコ
チンは、その単位が舌の下(舌下)、頬に対して(頬側
に)又は口蓋に対して(口蓋側に)置かれる場合、口内
において主に吸収される。従って、ニコチン含有刺激剤
単位は、これらの位置での付着にために適切ないづれか
の形状のものであり得る。
さらに、適切な形状化される場合、刺激剤単位は固定
され、そして飲料水の同時摂取の間に食べられ得る。
好ましい態様においては、刺激剤単位は、それが口蓋
の形状に完全に又は部分的に適合するように形状化され
る。
使用方法 本発明のニコチン含有刺激剤単位は、適切に選択され
た刺激剤単位の経口摂取、舌により口内の所望する位置
に前記単位の配置及び個人の感覚及びニコチンの刺激的
効果のために選択されるペースでの前記単位の軽い吸引
又はじゃぶりにより、有煙又は無煙タバコ製品から得ら
れる刺激の類似するニコチン刺激を得るために使用され
得る。
3.詳細な記載 (a)きめプロフィール分析 本明細書内で、用語“材料のきめ”とは、材料の特徴
的な調度を得るために使用され得る。材料のきめは、6
種の物理的パラメーターすなわち上記のようにSanderso
nなどにより記載されるきめプロフィール分析により測
定される“きめプロフィール”の一組の値として客観的
に説明され得る。
次に、これらのパラメーター、すなわちきめプロフィ
ールの値の計算が、50mm/分の圧縮速度を用いてのサン
プルの元の高さ70%への2度の連続的圧縮サイクルを含
んで成る、直径15.4mm及び高さ12.3mmを有する刺激剤単
位の円柱状試験サンプルの力−変形曲線(20℃)を示す
図面に関して説明される。
きめプロフィールは、最初の圧縮サイクル10及び2回
目の圧縮サイクル20を含んで成る。最初の圧縮サイクル
10から、169N/cm2の堅さ(モジュラス)が、変形の開始
の起点12での曲線の初期傾斜11×圧縮前のサンプルの高
さ/サンプル端の表面積の場合に測定される。
さらに、58N/cm2の硬度が、最初の圧縮サイクル10の
間のいずれかの時間で、すなわち歪レベル14で生じる最
大の力13(最初のピークの高さ)/サンプル端の表面積
の場合に測定される。
30%以上の脆性が、最初の破断の点(この試験におい
ては達しなかった)として測定され、すなわち脆性は本
発明のサンプルのために30%以上である。なぜならば、
サンプルは、破断を伴わないで30%歪レベル14に圧縮さ
れるからである(大きな数字は、非脆性を示す)。
約4%の接着性が、最初の圧縮サイクル10に続く負の
ピーク領域17:最初の圧縮サイクルのピーク領域の割合
として測定される。材料が接着性である場合、それは圧
縮プレートに付着し、そして2回の圧縮サイクル間のそ
れらの動きの反対方向にプレートを引張る。
85%の弾性が、最初の圧縮サイクルの前のサンプルの
高さDに対する、最初の圧縮サイクル10の前のサンプル
の高さD(12.3mm)−変形d(1.8mm)、すなわち距離2
2−18の割合により測定される。第2圧縮サイクルの起
点18は、30%の変形距離14−12の2倍として見出され
る。
57%の凝集性が、第2及び第1圧縮サイクルのピーク
領域の割合として測定される。このピーク割合は、ピー
クの高さ、すなわち32及び13の間の割合×ピークの基礎
線、すなわち距離26−12間の割合により評価され得る。
他方、ピーク領域は、コンピューターにより数字的に、
又はプラノメーターによりグラフ的に又はピーク領域の
重量反復試験により計算され得る。
(b)活性成分 本発明によれば、活性成分は、次のものから成る群か
ら選択され得る: ニコチン(3−(1−メチル−2−ピロリジニル)−
ピリジン)、たとえば合成ニコチン及びタバコ植物、た
とえばニコチアナ(Nicotiana)からのニコチン抽出
物;及び 同じ活性方向性を有する他のアルコロイド、たとえば
ロベアセアエ(Lobeliaceae)及びロベリア(Lobelia)
種のノルーニコチン及びロベリン;メチルアナバシン及
びアナバシン; 単独で及びそれらを組合して;及び 遊離塩基又は薬理学的に許容できる酸付加塩の形。
さらに、活性成分は、種々の酸化生成物、たとえばニ
コチン−1′−N−オキシドを包含する。
(c)水結合ゲル化剤 本発明の刺激剤単位の所望するきめを得るための重要
な要因は、適切な水結合ゲル化剤の選択である。
本発明によれば、水結合ゲル化剤は、次のものから成
る群から選択され得る: 有機ゲル化剤、たとえばゼラチン、変形及び非変形ス
ターチ;及び ガム、たとえば寒天、アルギネート、アラビアゴム、
カロブゴム、カラゲーナン、ガッティ(ghatti)ゴム、
グアーゴム、カラヤゴム、ペクチン、トラガカントゴ
ム、イナゴマメゴム及びキサンタンゴム。
好ましいゲル化剤は、アラビアゴム、スターチ、ゼラ
チン、寒天及びペクチンを含んで成る。特に硬質ガムの
ためには、合計の固形物の約50〜70%を単独で占めるア
ラビアガムが好ましい。しかしながら、軟質の刺激剤組
成物のためには、他のゲル化剤、たとえばゼラチンが必
要とされ、たとえばゼラチンは、1種以上の水結合ゲル
化剤と同様に使用され得る。
(d)任意の成分 任意の成分は、甘味剤、風味剤、芳香剤、着色剤、及
び安定剤、並びにビタミン及び鉱物及び血液血漿へのニ
コチンの移行を促進する唾液のpHを変えるための緩衝物
質又は剤を含んで成る。
“甘味剤” 甘味料は、1又は複数の合成又は天然の糖、すなわち
菓子製品の製造において甘味剤としての使用のために適
切ないづれかの形の炭水化物を含んで成る。
本発明によれば、甘味剤は、次のものから成る群から
選択され得る: 一糖類、たとえばサトウキビ及びサトウダイコンから
抽出された糖、デキストロース(グルコースとも呼ばれ
る)、フルクトース(レブロースとも呼ばれる)及びラ
クトース(ミルク糖とも呼ばれる);ソルビトール、マ
ンニトール、グリセロール、キシリトール、ナトリウム
サッカリン;及び 糖の混合物、たとえばグルコースシロップ、たとえば
デキストロース、マルトース及び広範囲の複合糖を含む
スターチ加水分解物、逆糖シロップ、たとえばデキスト
ロース及びフルクトースの混合物を含むインバーターゼ
(またはスクラーゼ又はサッカラーゼとも呼ばれる)に
より逆転されたスクロース、高い糖含有量のシロップ、
たとえば特定のレブロース、デキストロース、マルトー
ス、スクロース、シレン、デキストリン及び高級糖の混
合物を含むシロップ及び糖密;及び麦芽抽出物。
“風味剤及び芳香添加剤” 風味剤及び芳香添加剤は、1又は複数の構成又は天然
の風味剤又は芳香剤を含んで成る。
本発明によれば、風味剤及び芳香剤は、次のものから
選択され得る: 精油、たとえばアルコール、エステル、アルデヒド及
びラクトンの混合物を含んで成る、細断された花、葉、
樹皮又はパルプ化された完全な果実の蒸留物、溶媒抽出
物又は絞り取り物; エッセンス、たとえば精油、又は菓物、たとえばイチ
ゴ、ラースベリー及び黒カレンズの天然の風味に適合す
るようにブレンドされた合成化学物質の混合物の希釈溶
液;醸造油及び蒸留油、たとえばコニャク、ウィスキ
ー、ジン、ラム、ジン、シェリー酒、ポートワイン及び
ワインの人工的及び天然の風味剤;タバコ、コーヒー、
茶、ココア及びミント; 果物のジュース、たとえば洗浄された果物、たとえば
レモン、オレンジ及びライムからのジュース;カンゾ
ウ、メンソール、ユーカリ、アニスの実(たとえば、ピ
ーナッツ、ココナッツ、ヘイゼルナッツ、クリ、クル
ミ、コラナッツ)、アーモンド、干ブドウからの絞り取
り物;及び 粉末、粉状物又は微粉砕された植物材料の一部、たと
えばタバコ植物、たとえばニコチアナ属の一部(ニコチ
ンのレベルに有意に寄与しない量での)。
特に好ましい天然の風味剤及び芳香剤は、ニコチンの
レベルに有意に寄与しない量での精油、エッセンス、粉
末、粉状物又は微粉砕されたタバコ植物の一部から選択
される。
特に好ましい追加の風味剤及び芳香剤は、精油及びタ
バコ、コーヒー、茶、ココア及びミントのエッセンスか
ら成る群から選択される。
“着色添加物” 本発明によれば、着色添加剤は、光を吸収する、化学
物質を含む染料、たとえば還元糖及び糖菓子用酸の存在
下で耐性の染料;熱及び光に対して耐性の染料、基本的
色に分離しない染料から選択され;特に有用な染料は、
マメの緑色を生成する、タルトラジン及びインジゴカル
ミンの混合物;紫色を生成する、エリトロシン及びイン
ジコカルミンの混合物;及びチョコレートブラウン色を
生成する、タルトラジン、アマランス及びインジゴカル
ミンの混合物;粉末又は液体としてのカッ色のためのバ
ーント糖(burnt sugar)を含むカラメル;黒色を生成
するカーボンブラック;及び白色を生成する二酸化チタ
ンである。
“安定化添加物” 本発明によれば、安定化添加物は、次のものから成る
群から選択され得る: 酸化防止剤、たとえばビタミンE、アスコルビン酸、
ナトリウムピロスルフィット、ブチルヒドロキシトルエ
ン及びブチルヒドロキシトルエン;及び 保存剤、たとえばクエン酸、酒石酸、乳酸、リンゴ
酸、酢酸、安息香酸及びソルビン酸。
“ビタミン及び鉱物” 喫煙のために、喫煙者は、ビタミン及び鉱物、特にビ
タミンCを失うことが知られている。この損失は、ビタ
ミン及び鉱物添加剤を含む刺激剤組成物により補足され
得る。
従って、本発明によれば、任意の成分は、1又は複数
のビタミン及び鉱物添加物を含んで成る。
好ましいビタミンは、ビタミンA、B1、B2、B6、C、
D2、D3、E、F、K、及びPから成る群から選択され、
そして特にビタミンCが好ましい。
好ましい鉱物は、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、ヨウ
素、マンガン、クロム、セレン、モリブデン、コバル
ト、バナジウム、ニッケル、錫、弗素及び珪素さら成る
群から選択される。
しかしながら、本発明の組成物へのビタミン及び鉱物
添加剤の添加の場合、空気との接触によりビタミンA、
B、C及びEを、及び高温により特にすべてのビタミン
を分解しないように注意がなされるべきである。さら
に、ビタミン及び鉱物は、それらは他の成分、特に酸に
悪影響を及ぼすので、マスクするのに困難である固有の
強い風味を有する。また、ビタミンは光に対して不安定
であり、そして貯蔵の間、ゆっくりと劣化する。
“緩衝物質又は剤” 本発明によれば、緩衝物質又は剤は、約6.5〜9の範
囲でのpH値を安定化することができる生理学的に許容で
きる緩衝物又は剤;たとえばアルカリ金属の炭酸塩及び
炭酸水素塩又はリン酸塩系、特に炭酸ナトリウム及び炭
酸水素ナトリウム;炭酸カリウム及び炭酸水素カリウ
ム;リン酸三ナトリウム、リン酸水素二ナトリウム及び
リン酸二水素ナトリウム;及びリン酸三カリウム、リン
酸水素二カリウム及びリン酸二水素カリウム;及びそれ
らの混合物から成る群から選択され得る。
(e)刺激剤単位の調製 刺激剤単位のきめを決定する重要なパラメーターは、
出発混合物又は溶液の処方、pH値及び温度及び続く工程
段階における工程条件を含んで成り、ここで前記出発混
合物/溶液は、続いて刺激剤単位に硬化され/脱水され
る“未加工単位”に移行され/脱水される。生成物、た
とえばガム、ゼリー及びパステルがスター又はゴム金型
において脱水することによって生成される場合、最終湿
気含有率が、選択されたゲル化剤に主に依存して、通常
20%以下である適切な値を有することを確保することに
注意がなされるべきである。
本発明の刺激剤単位は、当業者において知らされてい
る多くの方法により生成され得る。“Sugar Confection
ary and Chocolate Manufacture",R.Lee and E.B.Jacks
on,Leonard Hill Books(1973)を参照のこと。前記方
法とは、アラビアゴム、寒天ゲル、ゼラチンゼリー、ス
ターチゴムゼリー及びパステル;スターチゼリー、たと
えばオレンジ片、ナツメの実及びゼリービーンズ;果物
パステル、たとえばワイン、ガム、ガム基材のパステ
ル、錠剤ゼリー、錠剤、ドロップ、カンゾウペースト及
びペクチンゼリーを生成する方法を包含する。
ゲル化剤結合剤を製造するための特定の配合及び方法
(公知技術) (a)アラビアゴム 配合 重量部 アラビアゴム 100 冷水 120 糖 90 グルコースシロップ 14 水 15 所望の色及び味を与える着色剤、風味剤及び酸製造方法 1.アラビアゴム片をゆっくり水に溶解する。
2.細かい篩もしくは布に通し溶液を注意深くふるい分
け、不純物及び余分な材料を除去する。
3.糖を水に溶解し、グルコースシロップを加え、124℃
に沸騰する。
4.沸騰した溶液をアラビアゴム溶液に加え、よく混合す
る。
5.混合し、少なくとも1時間放置する(この放置の間、
この混合物は透明になり始め、泡が表面に現れる。この
表面は除去すべきである)。
6.着色剤、風味剤及び酸溶液を加える。
7.混合する。
8.スターチ型に流し込む。
9.成形したものを乾燥ストーブに移し、所望の硬度が得
られるまで保つ。
10.ガムゼリーをみがき、光沢をだす。
(b)寒天ゼリー 配合 重量部 寒天 2.0 水 70.0 クエン酸ナトリウム 0.7 糖 60 グルコースシロップ 40 着色剤、風味剤及び酸 好みに応じて 製造方法 1.寒天をその源によって、3〜12時間冷水に浸してお
く。
2.開放パン上でこの混合物をゆっくり加熱し、溶液にす
る。
3.クエン酸ナトリウムを加える。
4.細かい篩に通す。
5.この寒天溶液に糖及びグルコース溶液を加え、107℃
に達するまで沸騰させる。
6.76℃以下の温度に冷却し、酸溶液を加える。
7.着色剤及び風味剤を加える。
8.温かい乾燥スターチ型に流し込む。
9.ゼリーをスターチ型内に12〜24時間保つ。
10.スターチから取り出す前に最終ゼリーの総可溶性固
体含量が76℃以上であることをチェックする。
成形スターチは5〜8℃の水分であるべきであり、26
〜43℃に保たれる。
(c)ゼラチンゼリー 配合 重量部 粉末ゼラチン180粉 25 熱水 50 糖 80 グルコースシロップ 80 水 40 製造法 1.特定重量の粉末ゼラチンを温水にゆっくり加えること
によりゼラチン溶液を製造する。溶液を得るために混合
し、透明にする。
2.糖を水に溶解し、グルコースシロップを加える。116
℃の温度に沸騰させる。
3.ゼラチン溶液に加える前に、この段階でこの溶液を約
70℃に冷却することが有利である。
4.沸騰した溶液をゼラチン溶液に加え、混合する。
5.溶解した着色剤及び酸溶液を加え、混合する。必要な
風味剤を加え、混合する。
6.スターチ型に流し込む。
7.成形したものを乾燥ストーブに移し、所望の硬度が達
成されるまで保つ。
シートもしくは粒状ゼラチンを用いた場合、少なくと
も3時間それ自身の重量の水に浸すべきである。一晩浸
すことが一般的である。
(d)スターチガムゼリー及び錠剤 一般的製造方法 1.糖及びグルコースシロップを2/3Hの水と共に蒸気パン
で沸騰させる。
2.残りの水を用いてスターチスラリーを製造する。
3.このスターチスラリーを沸騰糖混合物に、混合物の沸
騰が止まらないような速度でゆっくり加える。この段階
で激しく撹拌してよい。
4.必要な稠度に達するまで加熱を続ける。
5.着色剤、風味剤、及び酸溶液を加える。
6.スタータ型に入れ、熱い部屋に24時間保つ。
このジャムは、50%フルーツパルプと共に50%糖を沸
騰させることにより製造される。このタイプの薄い沸騰
スターチは酸であるか又は20、30、40及び50の流動度で
酸化される。
(e)スターチゼリー(連続製造) 配合 基本スターチゼリー 重量部 糖 25 グルコースシロップ42DE 25 水 19 75流動度薄い沸騰スターチ 10 着色剤、風味剤及び酸 必要により 製造方法 1.混合パンに水を加える(冷)。
2.糖を加え混合する(冷)。
3.スターチを加え混合する(冷)。
4.グルコースシロップを加え混合する。
5.温度を80〜90℃に上げる。
6.屈折計で20℃において総固体をチェックする。このゼ
リーは76〜82%であるべきである。
7.かまに移す。
8.加熱後総固体含量をちぇっくする。これは2%以内の
差にあるべきである。
9.スターチ型に流し込み、24時間熱い部屋に放置する。
オレンジスライス(スターチベース) 重量部 グルコースシロップ 200.0 デキストロース 104.0 糖 200.0 スターチ(85流動度) 60.0 水 100.0 総固体76〜80%。加熱温度278〜283゜F テキスチャー:ショート/テンダー ナツメ 重量部 グルコースシロップ 200.0 糖 160.0 スターチ(75流動度) 64.0 デキストロース 80.0 水 80.0 総固体78%。加熱温度275〜285゜F テキスチャー:ショート/ハーダー ゼリービーン 重量部 水 132.0 スターチ(70流動度) 60.0 グルコースシロップ 330.0 糖 130.0 総固体68〜70%。加熱温度285〜295゜F テキスチャー:ファーム/チェウィー (f)フルーツ錠剤 処法 A.デンプンを基礎とする錠剤 重量部 砂糖 90.0 36DEのグルコースシロップ 90.0 水 35.0 薄手糊デンプン(流動度60) 20.0 ゼラチン(中間ブルーム) 12.0 フルーツパルプ 16.0 酒石酸 3.5 好みに応じた量の着色料及び風味料 製造方法 1.水に砂糖を加えて煮沸する。
2.グルコースシロップを加えて煮沸する。
3.50部の冷水にスラリー化せしめたデンプンをゆっくり
加えて10分間煮沸する。
4.フルーツパルプを加えて110℃(230゜F)で煮沸す
る。
5.93℃(200゜F)迄冷やす。
6.24部の熱湯に溶解しているゼラチンを加える。
7.5.0部の水に溶解している着色料、風味料及び酸を加
える。
8.温い乾燥デンプンに置く。
9.54℃(130゜F)のストーブの中に48時間置く。
10.デンプンを除去し、そしてクリスタルシュガーで覆
うか又はウェットクリスタライズする。
B.ガムを基礎とする錠剤 重量部 砂糖 100 グルコースシロップ 75 水 35 調製済みアラビアガム溶液 100 ゼラチン 10 水 20 好みに応じた量の着色料、風味料及び酸 調製方法 1.水に砂糖を溶かし、グルコースシロップを加え、127
℃(260゜F)で煮沸する。
2.調製済みアラビアガム溶液を撹拌する。
3.ゼラチンをその2倍重量の熱湯に溶かす。
4.82℃(180゜F)にてバッチに加える。
5.等重量の水に溶かした着色料、風味料及び酸を加え
る。
6.温い乾燥デンプンに置く。
7.所望する生地へと54℃(130゜F)で温める。
(g)ゼリー錠剤 処法 重量部 甘蔗糖又は甜菜糖 280 転化糖シロップ(70℃) 245 水 70 バッチ収量 595 調製方法 1.必要量の熱湯を大きな加熱パンに流し込む。
2.温度を90℃(194゜F)迄上げる。
3.一定量の甘蔗糖又は甜菜糖を加え、そして溶かす。
4.一定量の転化糖シロップを加え、混ぜる。
5.フィルタープレスに流し通す。
6.必要なだけ60℃(140゜F)に保つ。
煮沸 7.590部のシロップを取り出す。
8.温度が123℃(252゜F)に到達する迄迅速に煮沸す
る。他方、このシロップを完全可溶性固形分90%に濃縮
せしめるために熱交換器に通す。
冷却 9.冷却ユニットをオンにし、そしてこのシロップを100
℃(212゜F)迄の温度に下げる。
その他の成分の調製 ゼラチン 10.80部のゼラチンを、ミキサータンク中の90℃(194゜
F)の熱湯145部にゆっくり加える。
11.シロップをこのタンクの中に入れる迄、ゆっくりと
したスピードでこの撹拌ブレンダーを動かす。
酸 12.12部のクエン酸を12部を水に溶かす。
緩衝剤 13.2.5部のクエン酸ナトリウムを2.5部の水に溶かす。
風味剤及び着色剤(所望する通り) 14.0.45部の風味剤を秤量し、そしてこのバッチに加え
る。
15.0.025部の着色剤を0.25部の水に溶かし、そして加え
る。
混合 16.段階8の完了後のシロップを段階11のゼラチンミッ
クスに重力供給する又は汲み入れる。
17.3〜5分間混合する。
18.5%迄のクスラッチゼリーをこの段階にて混入させる
ことができる。
19.緩衝溶液、風味剤、着色剤そして最後に酸を加え
る。
20.混合が完了したらパドルを止め、そして注ぎホッパ
ーに移し入れ、このゼリーリカーを広いメッシュシーブ
に通す。
滞積 21.かすを浮かせる。
22.保持スラブ又はモルドが離型剤でよく覆をれている
ことを確実する。
23.気泡の混入を防ぐのに十分にゆっくりした速さで滞
積させる。
(j)甘草ペースト 処法 赤い甘草は液状カラメルを除外し、且つ糖みつの代り
にゴーデンシロップを代用することによって調製でき
る。真赤な色合いを得るために黒色着色剤を除去しで1
部の赤色着色剤を加える。
方法A−−連続処理 1.ジャケット付き砕解機/撹拌パンの中にグルコースシ
ロップ及び水を入れ、そして黒砂糖を加える。混合す
る。
2.温度を40℃(104゜F)に上げる。
3.ブロックジュースを砕き、そして1galの熱湯に加え
る;溶解させるために加熱し、そして予備ミックスに加
える。
4.全ての残りの成分を加え、そして20分間再循環させる
ことにより均一のスラリーを調製する。
5.温度を60℃(140゜F)に上げ、そして更に20分間この
ミックスを再循環せしめる。
6.一定のスピードで回転器ユニットに汲い入れる(装置
の設定は所望する生成物の生地により決定する)。
方法B−−バッチ処理 1.スラリー水を撹拌パンに移し、そして小麦粉を加え、
混合する。
2.調理パンの中にミックスを流し入れ、煮沸する迄加熱
し、そしてハイドロール、黒砂糖、塩及びブロックジュ
ース(予め煮沸湯の中に溶解)を加える。
3.甘草シートのみのため、糖みつ、グルコースシロップ
及びモラセスを加える。
4.加熱を続け、そして煮沸した際にデンプンスラリーを
流し込む。
5.全てのデンプンスラリーを加えたら煮沸させ、そして
一定時間調理せしめる。
6.甘草新製品及びプラグのみについて、必要量の糖みつ
グルコースシロップ及びモラセスをこの調理の終了する
30分前に加えるできである。
7.調理が完了したら熱を放出させ、そして液状カラメ
ル、アニス風味料、黒色着色料及び調製済みゼラチン溶
液を加える。
8.一定の色合いが得られる迄混合し続ける。
9.調理した塊品を取り出し、そして押出し機に移す。
方法C−−BCH「HK」フローラインプラント 1.未改良「バッチ」処法の液状成分を混合し、そしてス
ラリー予備ミックスユニットに移す。
2.パン撹拌機を動かし、そして残っている全ての「固
形」原材料を加える;均一な予備ミックスを得るために
再循環せしめる。
3.(a)FMクッカー中のスチーム、 (b)全ての蒸発水を除去するための脱水ファン、及
び (c)蒸気ベント中に位置するコンデンサーユニット
中の水流、 をオンにする。
4.この予備ミックスをクッカーに汲み入れ、そして加熱
を開始する。
5.計測タンクに集められた凝縮水のレベル及びアンペア
数の値を観察する(注意−−凝縮した水の量は固形含有
量の上昇の指標であり、出力消費量の上昇はゼラチン化
の指標である)。
6.凝縮水の量が調理の終了時に甘草ペーストの所望する
水分含有量を示す理論値に到達したら、スチーム、ファ
ン及び冷却水を停止する。
7.調理済みペーストをコンベアーに移し、そして押出し
機に移送させる。70゜−82℃(158゜−180゜F)で押出
し成形する。
8.押出しシートを40ftの冷却トンネルに11/2〜5分間か
けて(形に依存する)通過させ、そして回転カッターに
よって一定サイズに断裁又は切断せしめる。
(k)ペクチンゼリー 処法 (A)緩衝化スローセットペクチン 重量部 ペクチン 1.25 クエン酸一水和物 0.4 砂糖 51 グルコースシロップ42DE 29 水 40 着色剤及び風味剤 必要量 収量 100 (B)緩衝化スローセットペクチン(63DEのグルコース
シロップ使用) 重量部 ペクチン 1.25 クエン酸一水和物 0.4 砂糖 38 グルコースシロップ63DE 42 水 37 着色剤及び風味剤 必要量 収量 100 配合体(A)は中間的な硬さのゼリーを提供し、配合
体(B)はわずかにより柔らかい生成物を示した。
(C)非緩衝化スローセットペクチン 重量部 ペクチン 0.82 クエン酸一水和物 0.28 クエン酸カリウム 0.25 砂糖 51 グルコースシロップ 29 水 40 着色剤及び風味剤 必要量 収量 100 利用するクエン酸一水和物の量はペクチンのタイプに
依存するのであろう。いくつかのタイプの非緩衝化スロ
ーセットアップルペクチンに関しては0.28部を必要と
し、そして非緩衝化スローセットシトラスペクチンに関
しては0.4部のクエン酸が利用されるべきである。
(D)非緩衝化スローセットペクチン(63DEのグルコー
スシロップ使用) 重量部 ペクチン 0.82 クエン酸一水和物 0.28 クエン酸カリウム 0.25 砂糖 38 グルコースシロップ 42 水 37 着色剤及び風味剤 必要量 収量 100 連続生産法 連続生産には、まず安定したペクチン溶液を調製する
ことが必要である。最も適当なペクチンは、スローセッ
ト緩衝化及び低メトキシル(緩衝化)されている。使用
前に完全な溶液を保証することが重要である。それに失
敗すると、弱いゲル生成及び十分なゲル化力の非効率的
利用をもたらしうる。溶液を既知の重量濃度以下で調製
し、そして用いる緩衝塩の溶解や種類に関するペクチン
製造業者からの通知をとべきである。
ペクチン溶液 重量部 ペクチン 2 糖 10 水 88 製造方法 1.ペクチンと糖を乾燥状態で混合する。
2.混合容器に水を入れて、70〜77℃(158〜170゜F)に
加熱する。
3.撹はんを開始して、ペクチン−水混合物を水に加え
る。
4.沸点に加熱して、1分間撹はんする。
5.溶液を50〜60℃(122〜140゜F)に冷却する。
ペクチンの分解を防止するために冷却が必要である。
それは、溶液をすぐに使用する場合には省略できる。
ガム、ゼリー、及び菓子(pastilles)を製造する他
の配合法は、1983年6月から1983年11月の菓子製造にお
ける「甘味製造」による一連の文献「ガム−ゼリー−菓
子、パート1−6」に見い出すことができ、これを参照
として取り入れる。
以下の記載において、本発明をいくつかの実施例によ
って例示する。
4.実施例 一般的検討: 以下の実施例において、本発明による刺激物単位の製
造に使用できるいくつかの配合物を記載する。
刺激物単位の製造は、糖、水、特定のサッカライド及
び/または炭水化物、並びに所望であれば動物起源の原
料例えばゼラチンを含んで成る均質液状組成物の調製に
基づく。着色剤、芳香剤、防腐剤、及び他の添加剤を、
温度や粘度に関してキャストして所望の単位を形成でき
る状態に保たれているこの組成物に加えることができ
る。活性成分すなわちニコチン及び結果的に緩衝物質ま
たは緩衝剤を、キャスト工程を行う直前に組成物に加え
ることが勧められる。この手順は、効能の高い化学物質
であるニコチンの正確な制御を守るために推奨され、よ
って特定の作業期間の製造において使用される活性物質
の総量は、最終製品中の活性製品中の活性成分含量と加
えられたすべての材料中の活性成分の含量との合計に相
当しなければならない。加えられたすべての材料は、用
いた手順及び配合により、続く生産における使用のため
に再溶融されることができるか、あるいはこれが何かの
理由で実行できない場合には、このような材料は、慎重
に集めて、例えば焼却により破壊すべきである。
本発明による刺激単位の生産は、当業者には周知の適
当ないづれかの生産方法を採用して行うことができる。
このような方法、とりわけポリサッカライド及び/また
はスターチ及び/またはゼラチンの適当な溶液の調製方
法、並びに続くこのような溶液と(デキストロースシロ
ップのような他の炭水化物を含有する)糖の溶液との混
合方法は、原料の選択に従って選ばれるべきであり、こ
れが上述のパラメーターの範囲内の特性を示し且つ適当
な組織を有する最終製品へとつながる。
通常用いられる製造方法は、キャスト直前に適当な寸
法及び形状の清浄な湿分/状態調節されたスターチ材料
中にくぼみを作ることによって典型的にスターチ材料中
に作られた適当なキャビティ中に液状組成物をキャスト
する行程から成る。所望であれば、エラストマーのよう
な柔軟材料でできた成形型を使用するような他のキャス
ト法を採用することができる。特別の場合では、本発明
による刺激物単位はまた、押出及び続く切出しのような
他の方法によるか、あるいは粉末状または顆粒状の適当
な原料混合物からのタブレットの打抜きによっても生産
できる。
取り囲んでいる空気中の制御された温度及び相対湿度
における適当な時間の固化後、刺激物単位を周知のいず
れかの方法によってスターチ材料から取り出し、過剰の
スターチ材料を例えばブラッシング及び/または空気流
の吹付けによって刺激物単位から除去し、そして油状材
料を用いたいわゆる光沢または艶出処理を製品に施すこ
とが推奨される。該処理は、直接あるいは揮発性溶剤の
溶液の状態で適用することができ、そして薄い被膜を残
すことで、最終製品に、周囲雰囲気からの水分の吸収状
態または乾燥状態のいずれにおいても、魅力的な表面光
沢、非粘着性、及び耐含水量差性を付与する。
実施例においては、製造方法は、スターチ材料を含有
するトレー中の多少手動で制御したキャストあるいはバ
ッチ生産に基づくが、いずれかの部分または完全自動化
生産法例えばいわゆる「Mogul」機械の使用を用いるこ
とができる。しかしながら、このような高速度生産技法
への転換は、キャスト用材料の組成にある特定の調節を
施す必要のあることが普通である。
実施例では、以下の原材料を使用した: 原料: デキストロースシロップ、Glycosum Liquidum(Lot no.
302 589)Mecobenzon,Denmark; 糖(好ましくはキャスター糖)、Dansukker Melis,DDS,
Denmark; アラビアゴム(清浄剤)、Gummi Arabicum(化学的に純
粋な粉末LK(E 414))(Lot no.233200),Nordisk Dro
ge Handels A/S,Denmark; ゼラチン(好ましくはbloom 215)、ゼラチン粉末215
B(Lot no.232 883),Nordisk Droge Handels A/S,den
mark; 水道水; タバコダスト、Half and half パイプタバコの粒質
物、American Branch; クエン酸; ペパーミントのエッセンス; アニス; アーモンドのエッセンス;及び ココア 乾燥用材料 コーンスターチ、Maydis Amylum(Lot no.257 329),Me
cobenzon Denmark; 小麦スターチ、Tritici Amylum(Lot no.257 535),Mec
obenzon Denmark; スターチ材料は、使用前に150〜200℃で少なくとも2
時間乾燥して、水分含量を10%以下にしなければならな
い。
アラビアゴムの溶液 溶液1(50%アラビアゴム) 30℃に加熱した水3.5kgをアラビアゴム3.5kgに一定の
撹はん下でゆっくりと注入し、ついで激しく撹はんし、
そして約20時間静置した。溶液の上皮を除去し、そして
1時間静置した。使用前に再度溶液の上皮を除去した。
溶液2(50%アラビアゴム) アラビアゴム3.5kgを30℃に保たれ水3.5kgにゆっくり
と撹はんしながら注入し、溶液1について記載したとう
りに処理した。
溶液3(33.3%アラビアゴム) 温水(30℃)2kgをアラビアゴム1kgにゆっくりと撹は
んしながら注入し、溶液1について記載したとうりに処
理した。
予備浸漬ゼラチン溶液 溶液4(33.3%ゼラチン) ゼラチン900gを水(12℃)に撹はんしながらゆっくり
と注入し、次いでその溶液に温水(70℃)900gを撹はん
しながら注入し、そして20時間静置した。
注釈:溶液4は再加熱及び濾過をしなければ使用できな
かった。
溶液5(33.3%ゼラチン) ゼラチン900gを温水(70℃)1800gに撹はんしながら
ゆっくりと注入し、次いで激しく撹はんし、そして20時
間静置した。
溶液6(33.3%ゼラチン) 温水(50℃)1800gをゼラチン900gに撹はんしながら
ゆっくりと注入し、次いで激しく撹はんし、そして20時
間静置した。
溶液7(33.3%ゼラチン) ゼラチン150gと水300gとを容器に入れ、ゆっくりと95
℃に加熱し、そしてすべての材料が溶融したら50℃に冷
却して、即座に使用した。
溶液8(25%ゼラチン) 温水(70℃)1800gをゼラチン600gに撹はんしながら
ゆっくりと注入し、次いで激しく撹はんし、そして20時
間静置した。
調製 乾燥重量%を丸かっこで示した。
配合A 210g 糖(25%) 210g デキストロース(25%) 50g 水 420g アラビアゴム(50%)(1260g溶液3) 水及び糖を一緒に撹はんして、糖が溶融するまで加熱
した。デキストロースを加えて、その混合物をゆっくり
と125℃に加熱した(沸騰時間23分)。アラビアゴムを
加えて、その混合物をゆっくりと80分間沸騰させた。次
いでその混合物を35℃で3時間静置しておいた。混合物
の最終pHは4.0〜5.0を示した。
混合物の上部から上皮を完全に除去した。次いで混合
物をコーンスターチ成形型の単位に注入し、そして50℃
で乾燥して含水量を5〜10%にした。
配合B 210g 糖(19%) 365g デキストロース(32%) 60g 水 560g アラビアゴム(49%)(溶液1) 水及び糖を一緒に撹はんして、糖が溶融するまで加熱
した。デキストロースを加えて、その混合物を125℃に
加熱した(沸騰時間55分)。アラビアゴムを混合物に加
えて、75℃に加熱した。次いでその混合物を35℃で1.5
時間静置しておいた。混合物の最終pHは5.0〜5.5を示し
た。
混合物の上部から上皮を完全に除去した。次いで混合
物をコーンスターチ成形型の単位に注入し、そして50℃
で乾燥して含水量を5〜10%にした。
配合C 210g 糖(24%) 350g デキストロース(41%) 55g 水 300g アラビアゴム(35%)(溶液1) セクションA及びBに記載したように調製した糖等の
混合物を117℃に加熱した(沸騰時間20分)。アラビア
ゴムを混合物に加えて、低沸点に加熱した。その混合物
を35℃で約1時間静置しておいた。混合物の最終pHは4.
5〜5.5を示した。
混合物の上部から上皮を完全に除去した。次いで混合
物をコーンスターチ成形型の単位に注入し、そして50℃
で乾燥して含水量を5〜10%にした。
配合E 210g 糖(23%) 210g デキストロース(23%) 60g 水 480g アラビアゴム(53%)(溶液2) 糖混合物を118℃以下で23分間沸騰させた。アラビア
ゴムを撹はんしながら混合物に加えた。次いで混合物を
35℃で1.5時間静置しておいた。混合物の最終pHは3.5〜
5.0を示した。
混合物の上部から上皮を完全に除去した。次いで混合
物をコーンスターチ成形型の単位に注入し、そして50℃
で乾燥して含水量を5〜10%にした。
配合F 210g 糖(17%) 360g デキストロース(30%) 60g 水 640g アラビアゴム(53%)(溶液2) 糖混合物を122℃に沸騰させ(沸騰時間20分)、そし
て混合物を115℃に冷却した。アラビアゴムを加えた。
混合物を35℃で1.5時間静置したおいた。混合物の最終p
Hは3.0〜5.0を示した。
混合物の上部から上皮を完全に除去した。次いで混合
物をコーンスターチ成形型の単位に注入し、そして50℃
で乾燥して含水量を5〜10%にした。
配合G 210g 糖(23%) 280g デキストロース(31%) 70g 水 400g アラビアゴム(44%)(溶液2) 25g ゼラチン(33%)(溶液8) 糖混合物を140℃に沸騰させた(沸騰時間25分)。ア
ラビアゴムを加えて、混合物を80℃に冷却した。次いで
ゼラチンを70℃に加熱して、混合物に加えた。混合物を
35℃で80分間静置しておいた。混合物の最終pHは4.0〜
5.0を示した。
混合物の上部から上皮を慎重に除去した。次いで混合
物を小麦スターチ成形型の単位に注入し、そして50℃で
乾燥して含水量を5〜10%にした。
配合H 210g 糖(33%) 280g デキストロース(44%) 50g 水 150g アラビアゴム(23%)(溶液5) 糖混合物を120℃に沸騰させた(沸騰時間25分)。混
合物を90℃に冷却した。ゼラチンを70℃に加熱して、混
合物に加えた。混合物を35℃で静置しておいた。混合物
の最終pHは4.0〜5.0を示した。
混合物の上部から上皮を慎重に除去した。次いで混合
物を小麦スターチ成形型の単位に注入し、そして室温で
乾燥して含水量を5〜10%にした。
配合I 210g 糖(32%) 350g デキストロース(53%) 50g 水 100g アラビアゴム(15%)(溶液6) 糖混合物を116℃に沸騰させた(沸騰時間15分)。次
いで混合物を80℃に冷却した。ゼラチンを60℃に加熱し
て、混合物に撹はんしながら加えた。混合物を35℃で35
分間静置しておいた。混合物の最終pHは3.0〜6.0を示し
た。
混合物の上部から上皮を慎重に除去した。次いで混合
物を小麦スターチ成形型の単位に注入し、そして室温で
乾燥して含水量を5〜10%にした。
配合J 210g 糖(23%) 290g デキストロース(31%) 50g 水 350g アラビアゴム(38%)(溶液2) 75g ゼラチン(8%)(溶液6) 糖混合物を120℃に沸騰させた(沸騰時間25分)。ア
ラビアゴムを撹はんしながら加えて、混合物を90℃に冷
却した。ゼラチンを60℃に加熱して、混合物に撹はんし
ながら加えた。混合物を35℃で80分間静置しておいた。
混合物の最終pHは3.0〜5.5を示した。
混合物の上部から上皮を慎重に除去した。次いで混合
物をコーンスターチ成形型の単位に注入し、そして室温
で乾燥して含水量を5〜10%にした。
配合K 210g 糖(20%) 350g デキストロース(34%) 50g 水 400g アラビアゴム(39%)(溶液2) 75g ゼラチン(7%)(溶液7) 糖混合物を120℃に沸騰させた(沸騰時間20分)。ア
ラビアゴムを加えて、混合物を100℃に冷却した。ゼラ
チンを70℃に加熱して、混合物に加えた。混合物を35℃
で100分間静置しておいた。混合物の最終pHは4.5〜5.0
を示した。
混合物の上部から上皮を慎重に除去した。次いで混合
物を小麦スターチ成形型の単位に注入し、そして室温で
乾燥して含水量を5〜10%にした。
付加原料 Iの印の付いた試料は添加剤を含まない。IIの印の付
いた試料は添加クエン酸を有する(異なる配合に記載さ
れたpH値)。III〜VIIの印の付いた試料は添加クエン酸
と以下に記載した芳香剤とを有する: I 添加剤なし II クエン酸 III ペパーミントのエッセンス IV アニス(粉末) V アーモンドのエッセンス VI ココア VII タバコ粉末 アラビアゴムの溶液 溶液9(50%アラビアゴム) アラビアゴム2000gを温水(50℃)2000gに注入した。
その溶液を激しく撹はんして、時々激しい撹はんをして
24時間静置しておいた。まったく同様の二部を混合し
た。
ゼラチンの溶液 溶液10(33.3%ゼラチン) ゼラチン100gを温水(70℃)100gに撹はんしながら注
入して均質混合物を調製した。さらに温水(70℃)100g
を混合物に撹はんしながら注入した。次いで混合物を5
時間静置しておいた。
処方箋M 400g 糖(33%) 70g 水 100g ブドウ糖(8%) 100g ゼラチン(8%)(溶液No.10) 600g アラビアゴム(50%)(溶液No.9) 糖が融解するまで加熱しながら水と糖を一緒に撹拌し
た。ブドウ糖を添加し、120℃に加熱した(煮沸時間15
分)。次いでゼラチンを70℃に加熱し、前記混合物中に
混合撹拌した。この混合物にアラビアゴムを均質になる
まで撹拌した。該混合物の半分(M′)をデカンテーシ
ョンし、35℃で80分間静置貯蔵した。もう半分を更に35
分間煮沸し、次いで35℃で80分間静置しておいた。この
混合物は3.5〜5.0の最終pHを有した。
混合物MおよびM′を共に注意深く上部から脱脂し
た。次いで混合物M′をトウモロコシデンプン型のユニ
ットに注入し、5〜10%の水分にまで50℃で乾燥した。
混合物Mを小麦デンプン型のユニットに注入し、5〜10
%の水分にまで50℃で乾燥した。
処方箋O 400g 糖(29%) 70g 水 100g ブドウ糖(7%) 600g アラビアゴム(64%)(溶液No.9) 糖が融解するまで加熱しながら水と糖を一緒に撹拌し
た。ブドウ糖を添加し、117℃に加熱した(煮沸時間13
分)。アラビアゴムを添加し、均質混合物になるまで撹
拌した。該混合物の半分(O′)をデカンテーション
し、35℃で65分間静置しておいた。もう半分を更に45分
間煮沸し、次いで35℃で70分間静置しておいた。この混
合物は3.0〜5.0の最終pHを有した。
混合物OおよびO′を共に注意深く上部から脱脂し
た。次いで両混合物をトウモロコシデンプン型のユニッ
トに注入し、5〜10%の水分にまで50℃で乾燥した。
処方箋P 400g 糖(27%) 70g 水 100g ブドウ糖(7%) 600g アラビアゴム(67%)(溶液No.9) 糖が融解するまで加熱しながら水と糖を一緒に撹拌し
た。ブドウ糖を添加し、118℃に加熱した(煮沸時間12
分)。アラビアゴムを添加し、均質混合物になるまで撹
拌した。該混合物の半分(P′)をデカンテーション
し、35℃で70分間静置しておいた。もう半分を更に50分
間煮沸し、次いで35℃で120分間静置しておいた。これ
らの混合物は4.0〜5.0の最終pHを有した。
混合物PおよびP′を共に注意深く上部から脱脂し
た。次いで混合物P′をトウモロコシデンプン型のユニ
ットに注入して5〜10%の水分にまで50℃で乾燥し、そ
して混合物Pを小麦デンプン型のユニットに注入して5
〜10%の水分にまで50℃で乾燥した。
処方箋M〜Pにおいて使用する追加の成分 試料Iは何ら追加の成分を添加せずに調製した。試料
IIは、最初の予備ゲル化の後にニコチンを添加して調製
した(pHは不変)。試料IIIはニコチンとクエン酸を添
加して調製した。
下記の例において処方箋Qおよび処方箋Rは、特定の
量の活性成分並びにタバコ矯味剤が添加されている種々
の刺激剤ユニットの基剤を形成する。それらの刺激剤ユ
ニットはアラビアゴム溶液No.11をベースにしている。
溶液11(50%アラビアゴム) 1500gのアラビアゴムを1500gの温水(50℃)中に撹拌
する。次いでこの混合物を約40時間静置しておく。
処方箋Q 200g 糖(25.6%) 30g 水 80g ブドウ糖(10.3%) 500g アラビアゴム(64.1%)(溶液No.11) 追加される成分 I 4mlの10%ニコチン塩基 II 1mlの50%タバコ矯味剤〜1g III 5gのNa2CO3+5gのNaHCO3 糖が融解するまで加熱しながら水と糖を一緒に撹拌し
た。ブドウ糖を添加し、116℃に加熱した(煮沸時間14
分)。この混合物にアラビアゴムを添加し、均質混合物
になるまで撹拌した。透明になるまで該混合物をゆっく
りと26分間煮沸した。次いで約30℃で155分間静置して
おき、その後脱脂した。
処方箋R 200g 糖(25.8%) 30g 水 76g ブドウ糖(9.8%) 500g アラビアゴム(64.4%)(溶液No.11) 追加される成分 I:4mlの10%ニコチン塩基 II:1mlの50%タバコ矯味剤〜1g IV:15mlの水に溶解された7.5gのNa2CO3 V:15mlの水に溶解された7.5gのNaHCO3 VI:5mlの水に溶解された5.0gのNa2CO3 VII:5mlの水に溶解された5.0gのNaHCO3 処方箋Qに記載されたのと同様にして、次のパラメー
ターを使って混合物を煮沸した。
煮沸温度 120℃ 煮沸時間 12分間 遅い煮沸時間 28分間 静止時間 150分間 記号QおよびRの試料は全てデンプン型中で約50℃に
おいて乾燥した。
注:全混合物中に列挙されている含量は、どの場合でも
乾燥物質の含量として記録されている。また炭酸塩緩衝
液の添加後およびデンプン型中での乾燥前に、CO2の生
成を防ぐために溶液を予熱すべきである。
テキスチャーパラメーターの測定 Sandersonら、前掲の上記方法に従ったテキスチャー
分布の測定は、下記の手順に従って実施した。
(a)手順 直径15mmおよび高さ7〜10mmの円筒形試料を調製し、
材料試験装置(J.J.Instrument M 30K,Lloyd Instrumen
ts,PLC)の2枚の圧縮プレートの間に置く。それらのプ
レートは、選択された一定温度を保証するために加熱要
素により囲まれている。
該材料により与えられる力を同時に測定し記録しなが
ら、試料を50mm/分の速度で元の高さの70%にまで2回
圧縮する。
1回目の圧縮後、圧縮プレートを元の位置に引き戻
し、そしてすぐに2回目の圧縮を開始する。
(b)試料調製 テキスチャー分析用試料は、15mmの内径を有する圧縮
型と圧縮ピストン中に1または複数の刺激剤ユニットを
置くことにより調製する。次いで型とその内容物を80℃
のオーブン中に10〜15分間入れる。オーブンから取り出
した後、試料が室温で安定な形を形成するまで、圧縮ピ
ストンに約3kgの圧力を適用する。次いで型と内容物を
液体N2により冷却し、その後テキスチャー試料を型から
はずす。
(c)試料のコンディショニング テキスチャー分析用試料を、所望の温度、例えば35℃
の室温において、24時間水密ポリエチレンバッグ中に入
れる。
崩壊時間の測定 更に、多くの場合、Ph.Eur.,第2版、V.5.1.1に従っ
て下記の手順において崩壊時間を測定した。
(a)手順 10mm×10mm×5mmの寸法および0.5〜1.5gの重量を有す
る試験試料を円筒形ガラス管に入れ、これを硬質集成体
により支持し、そして崩壊試験装置Pharma Test PT21の
37℃の精製水を含むブレーカー中に懸濁する。
最後の試料ユニットが消失するまでに要する時間とし
て崩壊時間を測定する。
(b)pH測定 pHメーターMetrohm 691型を使ってpHを測定する。
結果 結果を表1および2に示す。
調整物A〜Rの処方箋に従って調製された刺激剤ユニ
ットは、請求項1の定義範囲内のテキスチャーパラメー
ターおよび崩壊時間を示した。
本発明の刺激剤ユニットの緩衝力は、25.26分の崩壊
時間を使って崩壊させた処方箋Rの1.0773gの試験試料
ユニットについてのpH測定により証明される。下記のpH
値が得られた。
時間(分) pH 5 8.66 10 8.84 15 8.95 20 9.01 25 8.89
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−122211(JP,A) 特開 昭58−128314(JP,A) 特開 昭62−142113(JP,A) 特開 昭60−142927(JP,A) 欧州公開135264(EP,A1) 欧州公開251642(EP,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61K 31/465 A61K 9/20 A61K 9/68 CA(STN)

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】活性成分としてのニコチン又はそれと同じ
    活性方向性を有する他のアルカロイドと、ゼラチン及び
    アラビアゴムから成る群から選ばれる水結合ゲル化剤を
    ゲル化することよって調製されたゲルに導入された任意
    の成分としての風味剤及び/又は芳香添加剤とを含んで
    成る唾液可溶性刺激製剤であって、 i)次の範囲内のパラメータ値を有する、テキスチャー
    プロフィール分析により決定されるテキスチャープロフ
    ィール: a)堅さ、すなわち100N/cm2以上のモジュラス; b)硬度、すなわち最初の圧縮サイクルの間に生じる5N
    /cm2以上の最大の力; c)脆性、すなわちゲルを破壊するために必要とされる
    少なくとも30%の歪度; d)接着性、すなわち2回の圧縮サイクル間の負のピー
    スの領域と最初のピークの領域との間の0%〜70%の比
    率; e)弾性、すなわち25%〜100%の範囲内の比率100×
    (D−d)/D、ここでDは最初の圧縮サイクルの前のサ
    ンプルの高さ(cm)であり、そしてdは第2圧縮サイク
    ルの前のサンプルの永久歪(cm)である;及び f)凝集率、すなわち最初の及び第2の圧縮サイクル間
    の25%〜100%の範囲内の合計仕事率;並びに ii)Ph.Eur.第2版の砕解試験装置を用いて37℃で測定
    される5〜60分の範囲内の砕解時間;及び iii)0.5〜10mgのニコチン含有量又はその対応する含有
    量の前記アルカロイド;を有することを特徴のする刺激
    製剤。
  2. 【請求項2】前記テキスチャープロフィールが、次の範
    囲内のパラメータ値: a)200N/cm2以上の堅さ; b)25N/cm2以上の硬度; c)少なくとも30%の脆性; d)0%〜40%の接着性; e)50%〜100%の範囲内の弾性;及び f)40%〜100%の範囲内の凝集率を有し、そして前記
    砕解時間が6〜45分の間内であることを特徴とする請求
    項1記載の刺激製剤。
  3. 【請求項3】前記テキスチャープロフィールが、次の範
    囲内のパラメーター値: a)400N/cm2以上の堅さ; b)80〜300N/cm2の硬度; c)少なくとも30%の脆性; d)0%〜20%の接着性; e)80%〜100%の範囲内の弾性;及び f)40%〜100%の範囲内の凝集率を有し、そして前記
    砕解時間が15〜40分の間内であることを特徴とする請求
    項1又は2記載の刺激製剤。
  4. 【請求項4】前記風味剤及び芳香添加剤が、精油、エッ
    センス、果物ジュース及び粉末、粉状物又は微粉砕され
    た植物材料から選択された1又は複数の合成又は天然の
    風味剤を含んで成ることを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれか1項記載の刺激製剤。
  5. 【請求項5】前記添加剤が1又は複数のビタミン又は鉱
    物を含んで成ることを特徴とする請求項1〜4のいずれ
    か1項記載の刺激製剤。
  6. 【請求項6】前記添加剤が生理学的に許容できる緩衝物
    質又は剤を含んで成ることを特徴とする請求項1〜5の
    いずれか1項記載の刺激製剤。
  7. 【請求項7】前記緩衝物質又は剤及びその量が、単位の
    砕解の間、8〜10の唾液のpHを確保するように選択され
    ることを特徴とする請求項6記載の刺激製剤。
  8. 【請求項8】製剤中の前記緩衝物質又は剤の量が5〜50
    mgであることを特徴とする請求項6又は7記載の刺激製
    剤。
  9. 【請求項9】前記緩衝物質又は剤がアルカリ金属の炭酸
    塩、炭酸水素塩、リン酸塩及び/又はリン酸水素塩を含
    んで成ることを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項
    記載の刺激製剤。
  10. 【請求項10】所望するニコチン刺激を提供するために
    ニコチン0.5〜5.0mg、1.5〜2.5mg又は2.5〜3.0mgの範囲
    のニコチンの量を含むことを特徴とする請求項1〜9の
    いずれか1項記載の刺激製剤。
  11. 【請求項11】実質的に一定のニコチン放出能が、前記
    製剤にわたるニコチンに均質分布により提供されること
    を特徴とする請求の範囲第1〜10項記載の刺激製剤。
  12. 【請求項12】開始と持放とを含んで成る徐放が、多層
    製剤へのニコチン構造的に不均質な分布により提供され
    ることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項記載の
    刺激製剤。
  13. 【請求項13】前記植物材料がタバコ、コーヒー、茶及
    びミントから選択されたものである、請求項4記載の刺
    激製剤。
  14. 【請求項14】1.0〜1.5mgのニコチンを含むことを特徴
    とする、請求項10記載の刺激製剤。
  15. 【請求項15】口蓋の完全に又は部分的に整合する形状
    に形状化されていることを特徴とする請求項1〜14のい
    ずれか1に記載の刺激製剤。
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