JP2940217B2 - 刺繍ミシンのブロックデータ処理方法 - Google Patents

刺繍ミシンのブロックデータ処理方法

Info

Publication number
JP2940217B2
JP2940217B2 JP11232191A JP11232191A JP2940217B2 JP 2940217 B2 JP2940217 B2 JP 2940217B2 JP 11232191 A JP11232191 A JP 11232191A JP 11232191 A JP11232191 A JP 11232191A JP 2940217 B2 JP2940217 B2 JP 2940217B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
point
angle
sides
setting
block
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP11232191A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04317688A (ja
Inventor
史明 浅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP11232191A priority Critical patent/JP2940217B2/ja
Publication of JPH04317688A publication Critical patent/JPH04317688A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2940217B2 publication Critical patent/JP2940217B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sewing Machines And Sewing (AREA)
  • Automatic Embroidering For Embroidered Or Tufted Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は刺繍ミシンのブロックデ
ータ処理方法に関するものであり、特に、複数のブロッ
クにより規定される模様の外形線の修正に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】模様に刺繍を施す場合、模様を複数の四
角形ブロック(2個の頂点が重なって三角形を成すブロ
ックも含む)により規定することがある。このようにす
れば、例えば、模様を規定する複数の辺のうちの2本の
辺を少なくとも1個の縫目から成る縫目線で交互につな
ぐ刺繍を行う場合、ブロック毎に刺繍を行うことにより
見映良く縫目を形成することができる。この場合、模様
は、2本ずつの主辺と副辺とによって画定される四角形
のブロックが副辺を共有する状態で並んで構成され、ブ
ロック毎に2本の主辺を交互に縫目線でつなげば、縫目
線が模様の長手方向に対してほぼ直角に形成される。そ
のため、模様全体の互につながれる2本の辺の長さが相
当異なる場合や模様が屈曲している場合等でも、縫目線
が著しく斜めになることはなく、見映良く縫目を形成す
ることができるのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、四角形
のブロックは4辺がいずれも直線であり、複数の四角形
ブロックにより規定される刺繍模様の外形線はそれらブ
ロックの辺の集合である線分の集合となる。そのため、
外形線の縫目により互につながれる部分が一直線上にな
く、曲がっている場合には、辺と辺との境界点が角張
る。特に、刺繍模様を拡大して刺繍を施す場合にはこの
角張りが顕著となり、見映が悪くなる。本発明は、四角
形ブロックにより規定される模様の外形線が曲がってい
る場合でも見映良く刺繍を施すことができるブロックデ
ータが得られるブロックデータ処理方法を提供すること
を課題として為されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のブロックデータ
処理方法は、上記の課題を解決するために、(a)複数
の四角形ブロックの辺の集合から成り、刺繍模様の外形
を規定する外形線上に屈折点を設定する屈折点設定ステ
ップと、(b)ブロックデータを、複数の四角形ブロッ
クをそれぞれ規定するブロック規定点を通り、少なくと
も屈折点の両側の部分が曲線である外形線を規定するブ
ロックデータに変換する変換ステップとを含むことを特
徴とするものである。
【0005】
【作用】このように請求項1に記載のブロックデータ処
理方法においては、模様を規定するブロックのブロック
データが曲線を規定するデータとされ、模様の外形線が
曲がっていても滑らかに規定することができる。しか
も、曲線は屈折点において屈折するように規定されるた
め、曲線の途中に尖った部分が設けられ、漢字やひらが
なのように角の尖っている部分がある方が見映の良い模
様の場合に好都合である。請求項2に記載のブロックデ
ータ処理方法においては、外形線を規定する辺のうち、
互いに隣接する2辺の一方の延長線と他方の辺との成す
角度が、第1設定値より大きい場合に、それら2辺の境
界点が屈折点とされる。2辺の傾きが大きい場合に、そ
の境界点が屈折点とされるのである。 請求項3に記載の
ブロックデータ処理方法においては、一方の延長線と他
方の辺との成す角度が第2設定値より小さい場合は、そ
れら2辺の境界点は屈折点とされない。2辺の傾きが小
さい場合は、1つの曲線で滑らかに連続させた方がよい
のである。 請求項4〜6に記載のブロックデータ処理方
法は、隣接する2辺(第1辺,第2辺)の傾きが中間の
大きさである場合に適用される方法であり、この場合に
おいては、第2辺と、その第2辺に隣接する第3辺との
傾きも考慮される。請求項4に記載のブロックデータ処
理方法においては、第1辺の延長線と第2辺との成す第
1角度と第2辺の延長線と第3辺との成す第2角度との
差が第3設定値より大きい場合に、第1角度と第2角度
との大きい方の2辺の境界点が屈折点とされる。請求項
5に記載のブロックデータ処理方法においては、第1角
度と第2角度との差の絶対値が第4設定値より小さい場
合は、第1辺と第2辺との境界点は屈折点とされない。
各辺の傾きがほぼ均等であるため、曲線で連続した方が
よいからである。請求項6に記載のブロックデータ処理
方法においては、第1角度と第2角度との差の絶対値が
中間の大きさで、第1辺と第3辺とが、それぞれ、第2
辺に対して互いに反対側に延びている場合は、第2辺の
中点を変曲点とし、前記第1辺と第2辺との境界点と、
前記第2辺と第3辺との境界点とはいずれも屈折 点とし
ない。第1辺と第3辺とが、それぞれ変曲点の両側にお
いて凹凸が異なる別の曲線に属するとして扱った方がよ
いからである。 請求項7に記載のブロックデータ処理方
法においては、屈折点が、オペレータによる屈折点を指
定するデータの入力に応じて設定される。 また、請求項
8に記載のブロックデータ処理方法においては、ブロッ
クデータが、屈折点の両側の部分が、互いに異なる式で
表された自由曲線である外形線を規定するブロックデー
タに変換される。両側の外形線が滑らかな曲線とされ
る。
【0006】
【発明の効果】このように本発明のブロックデータ処理
方法によれば、模様がブロックにより規定され、そのブ
ロックの辺の集合により規定される外形線が曲がってい
る場合にはその部分が滑らかな曲線で規定され、かつ、
その曲線で規定される部分の途中に必要に応じて尖りが
形成されるため、滑らかでかつめりはり持った見映の良
い形状に縫目を形成することができるブロックデータが
得られる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図2において10はミシンテーブルであ
り、このミシンテーブル10上にはベッド12およびミ
シン機枠14が設けられている。ミシン機枠14は、ベ
ッド12から立ち上がった脚柱部16と、その脚柱部1
6の上端から片持ち状にかつベッド12にほぼ平行に延
びる上方アーム18とから成る。このミシン機枠14に
は、針棒22が針棒台(図示省略)により上下方向に移
動可能に取り付けられ、その下端部に縫針24が固定さ
れている。針棒22は針棒抱き等を介してミシンモータ
26(図3参照)に接続されており、ミシンモータ26
の駆動によって針棒22および縫針24が上下往復運動
させられる。ベッド12の上面には開口が形成されてい
る。この開口は針板30によって塞がれているが、針板
30には針孔38が形成されており、縫針24はこの針
孔38から針板30の下方へ突入し、図示しない釜と協
力して縫目を形成する。
【0008】また、ミシンテーブル10,ベッド12上
には、刺繍枠42がミシンの左右方向であるX軸方向
と、前後方向であるY軸方向とに移動可能に取り付けら
れている。刺繍枠42は円環状の外枠44と、外枠44
の内側に嵌められる内枠46とを有し、それら枠44,
46により加工布を保持する。外枠44にはX軸方向に
延び出すスライド部48が形成され、ミシンテーブル1
0上にY軸方向に設けられた一対のガイドパイプ50に
摺動可能に嵌合されている。これらガイドパイプ50の
両端部は支持台52,54によって支持されている。一
方の支持台52は、送りねじ56,X軸送りモータ58
によってX軸方向に移動させられるようになっており、
他方の支持台54はミシンテーブル10の上面から離間
させられている。これらスライド部48,支持台52,
54には一対の無端のワイヤ60が係合せられており、
ワイヤ60が回転伝達軸62,Y軸送りモータ64によ
って移動させられることによりスライド部48がY軸方
向に移動させられる。刺繍枠42は、支持台52のX軸
方向の移動とスライド部48のY軸方向の移動とによっ
て水平面内の任意の位置に移動させられるのであり、こ
の移動と縫針24の上下動とによって加工布に刺繍が施
される。
【0009】本ミシンは、制御装置70によって制御さ
れる。制御装置70は、図3に示すように、CPU7
2,ROM74,RAM76およびバス78等を含むコ
ンピュータを主体とするものである。バス78には入力
インタフェース80が接続され、入力インタフェース8
0にはキーボード82,外部記憶装置84が接続されて
いる。キーボード82は、刺繍を施す模様や糸密度等を
入力するものであり、アルファベット,数字,記号,カ
ナ等刺繍模様を指示するキーを始めとし、データの入力
に必要な種々のキーが設けられている。また、外部記憶
装置84には刺繍を施す模様について設定された模様デ
ータが記憶されている。
【0010】バス78にはまた出力インタフェース10
0が接続され、出力インタフェース100にはモータ駆
動回路104,106,108および表示駆動回路11
0を介してミシンモータ26,X軸送りモータ58,Y
軸送りモータ64および表示装置112が接続されてい
る。表示装置112はデータ入力を支援するコメントや
入力されたデータ,刺繍が施される模様の形状等を画面
に表示するものである。また、RAM76には図4に示
すように、外形線データエリア114,ブロックデータ
エリア116,糸密度データエリア118,針落ち位置
データエリア120および第一,第二カウンタ122,
124等がワーキングエリアと共に設けられている。さ
らに、ROM74には、図1にフローチャートで示すブ
ロックデータ変換ルーチン,図13に示す屈折点設定ル
ーチン等、刺繍を行うために必要な種々のルーチンが格
納されている。
【0011】本実施例において模様は四角形あるいは三
角形のブロックに分割されて各ブロック毎に刺繍が行わ
れ、四角形あるいは三角形を画定する4本あるいは3本
の辺のうちの2本を交互に縫目でつなぎ、各ブロック内
を縫目で埋めることにより行われる。そのためブロック
毎にブロックデータが設定される。ブロックデータは、
ブロックを規定する点(ブロック規定点と称する)の座
標データおよびブロック規定点に付された番号データを
含む。図5に示す四角形のブロック132の場合には、
縫目で互につながれる2本の辺134のうちの一方を規
定する2個のブロック規定点に1番,3番の符号が付さ
れ、他方の辺134を規定する2個のブロック規定点に
2番,4番の符号が付される。この際、1番および2番
が刺繍進行方向(模様が縫目で埋められていく方向であ
り、図中矢印で示される)の一方の側に位置し、3番お
よび4番が他方の側に位置するように番号データが付さ
れる。このようにブロックデータが作成されたブロック
132の場合、図6に示すように縫目が形成される。ま
た、図7に示すブロック136のように三角形を成す場
合には、3個のブロック規定点の1個は2個のブロック
規定点が重なり合ったものであると考えられ、四角形と
同様に4個のブロック規定点があるものとして扱われ、
縫目で交互につながれる2本の辺138の各ブロック規
定点に番号データが付される。ブロック136には、図
8に示すように縫目が形成される。なお、ブロックの4
本の辺のうち、縫目線により互につながれる辺を主辺,
隣接するブロックの辺と重なり合う辺を副辺と称する。
【0012】また、ブロックが複数並んで1個のブロッ
ク群を形成する場合がある。この場合には、先頭のブロ
ックを規定するために4個の点が必要であるが、それに
続くブロックの場合は前のブロックと2点が共通であ
り、2点を設定すればブロックを規定することができ
る。したがって、先頭のブロックについて作成されたブ
ロックデータの座標データには4点の座標が含まれ、そ
れら座標に1番〜4番の番号データが付されるのに対
し、続くブロックについて作成されたブロックデータの
座標データには2点の座標が含まれ、それら座標には3
番,4番の番号データが付される。
【0013】図9に示す模様140は、第一〜第三の3
個の領域142〜146から成る。第一領域142は第
1〜第10ブロックB1 〜B10から、第二領域144は
第11〜第21ブロックB11〜B21から、第三領域14
6は第22〜第31ブロックB22〜B31からそれぞれ成
り、第一,第二,第三領域142,144,146の順
に刺繍が施される。これらブロックは、漢字の「大」の
字を規定し、曲線を含む外形線が四角形ブロックに分割
されることにより得られる。このような模様について領
域毎に模様データが作成される。模様データは、各領域
を構成するブロックをそれぞれ規定するブロックデー
タ,各領域の刺繍開始点,終了点のデータ,ブロックの
辺が直線であることを指示するデータ,糸密度データ等
から成り、領域の刺繍順序に従って外部記憶装置84に
記憶されている。模様データ中、まず、糸密度データ等
のブロックデータ以外のデータが記憶され、次いでブロ
ックデータが記憶されるようになっており、外部記憶装
置84から模様データが読み出されるとき、データがブ
ロックデータからブロックデータ以外のデータに変わる
ことにより領域が変わることがわかる。
【0014】このように模様140は3個の領域142
〜146により構成されるが、各領域142〜146の
外形線は各辺が直線である四角形ブロックの辺の集合で
あるため、滑らかにならない。特に、模様を拡大して刺
繍を施す場合には、辺と辺との境界点が角張って目立
ち、見映が悪くなる。そのため、模様を拡大して刺繍を
施す場合には図1に示すブロックデータ変換ルーチンが
実行され、ブロックデータを模様の外形を滑らかに規定
するデータに変換するようにされている。以下、模様1
40を拡大して刺繍を施す場合を例に取り、ブロックデ
ータの変換について説明する。なお、模様データの拡大
処理は針落ち位置データの作成に先立って予め行われて
いるものとする。
【0015】まず、ステップS1(以下、S1と略記す
る。他のステップについても同じ。)において刺繍を施
すべき模様について設定され、模様140の拡大処理さ
れた模様データが外部記憶装置84から読み込まれる。
読み込まれた模様データのうち、各領域毎の刺繍開始
点,終了点は外形線データエリア114に格納され、糸
密度データは糸密度データエリア118に格納され、ブ
ロックの辺が直線であることを示すデータおよびブロッ
クデータはブロックデータエリア116に格納される。
次いで、S2において模様を構成する領域の総数N(模
様140の場合には3)がセットされ、S3において第
一カウンタ122のカウント値C1 が1にセットされた
後、S4においてC1 番目の領域(ここでは第一領域1
42)について外形線の組立てが行われる。外形線の組
立てとは、領域を構成する複数のブロックの2本ずつの
主辺のうち、両端に同じ番号が付された主辺を規定する
点の座標をブロック番号が小さい順に並べ、それら座標
を順に取り出すことができるようにすることであり、1
個の領域について2組ずつの外形線データが得られ、外
形線データエリア114に格納される。ここでは、ブロ
ックの両端に1番および3番が付された主辺ならびに両
端に3番が付された主辺がつながって成る線を上線、両
端に2番および4番が付された主辺ならびに両端に4番
が付された主辺がつながって成る線を下線と称する。第
一領域142の場合、図10に示すように、上線はブロ
ック規定点が点A01,A03,・・・A21の順に並べられ
て成り、下線はブロック規定点が点A02,A04・・・A
22の順に並べられて成る。なお、実際には点A03〜A21
に3番の刺繍番号が付され、点A04〜A22に4番の刺繍
番号が付されているのであるが、ここでは点の並び順を
表すために上線の点については奇数番号,下線の点につ
いては偶数番号を付すこととする。他の領域についても
同じである。
【0016】続いてS5が実行され、C1 番目の領域
(ここでは第一領域142)の上線を構成する辺の総数
Mがセットされた後、S6においてC1 番目の領域(こ
こでは第一領域142)の上線について屈折点が設定さ
れ、S7においてC1 番目の領域(第一領域142)の
下線について屈折点が設定される。屈折点は上線,下線
のいずれについても図13に示す屈折点設定ルーチンに
従って行われる。
【0017】屈折点は次のように設定される。隣接する
2辺(C2 辺の延長,(C2 +1)辺)の成す角度αが
50度より大きい場合にはそれら2辺の境界点が屈折点
とされ、30度より小さい場合には、それら2辺は連続
辺とされる。また、角度αが30度以上50度以下の場
合には、(C2+1)辺の延長と(C2 +2)辺との成
す角度βと角度αとの差の絶対値が5度より小さい場合
にはC2 辺と(C2 +1)辺とが連続辺とされる。5度
以上であって10度より小さい場合には、C2辺および
(C2 +2)辺が(C2 +1)辺に対して同じ側にあれ
ばC2 辺および(C2 +1)辺は連続辺とされ、異なる
側にあれば(C2 +1)辺の中点が変曲点とされる。さ
らに、角度αとβとの差が10度以上の場合には、角度
αとβとの大きい方の角度を成す2辺の境界点が屈折点
とされる。
【0018】屈折点設定ルーチンに基づき、上線につい
て屈折点の設定を説明する。S101において第二カウ
ンタ124のカウント値C2 が1にセットされ、次いで
S102においてC2 番目の辺の延長と(C2+1)番
目の辺との成す角度αが求められる。今、C2 は1にセ
ットされているため、第一領域142の上線の1番目の
辺の延長と2番目の辺との成す角度が求められる。1番
目の辺とは、上線を規定する11個の点のうち、1番目
の点と2番目の点とにより両端を規定される辺であり、
2番目の辺とは2番目の点と3番目の点とにより両端を
規定される辺であって、第一領域142の上線の場合、
点A01,A03により両端を規定される辺の延長と点
03,A05により両端を規定される辺との成す角度αが
求められる。そして、S103において角度αが50度
より大きいか否かの判定が行われ、大きい場合にはS1
12が実行され、C2 番目の辺と(C2 +1)番目の辺
との境界点が屈折点とされる。交差角度αが50度より
大きい場合には、2辺の傾きの変化が非常に大きく、こ
の点で外形線が屈折していると判定することができるか
らである。第一領域142の辺A01−A03の延長と辺A
03−A05とが成す角度αは、図11に示すように50度
より大きく、S103の判定がYESとなってS112
が実行され、点A03が屈折点とされる。ワーキングエリ
アに点A03について設けられた屈折点フラグがONとさ
れるのである。そして、S113においてカウント値C
2 が1増加させられた後、S111においてC2 が総辺
数Mより大きいか否かにより、上線について屈折点の設
定が終了したか否かの判定が行われるが、この判定はN
Oであり、ルーチンの実行はS102に戻る。
【0019】次にS102においては、2番目の辺と3
番目の辺とが成す角度αが求められる。第一領域142
の辺A03−A05の延長と辺A05−A07との成す角度αが
求められるのであり、この角度αは50度より小さいた
めS103の判定がNOとなり、S104においてαが
30度より小さいか否かの判定が行われ、30度より小
さい場合にはS114が実行されてC2 番目の辺と(C
2 +1)番目の辺とが連続する辺とされる。2個の辺が
成す角度αが30度より小さい場合には、それら辺の傾
きの変化が少なく、一つの曲線で滑らかに連続させた方
がよいからである。S114ではC2 番目の辺と(C2
+1)番目の辺との境界点(点A05)についてワーキン
グエリアに設けられた屈折点フラグがOFFとされ、S
115においてカウント値C2 が1増加させられ、S1
11の判定が行われるが、この判定の結果はNOであ
り、ルーチンの実行はS102に戻る。
【0020】第一領域142の上線の場合、3番目の辺
(A05−A07)〜6番目の辺(A11−A13)までは、隣
接する2辺による角度αはいずれも30度より小さく、
S103の判定がNO,S104の判定がYESとなっ
てS114が実行され、点A07,A09,A11についてそ
れぞれ屈折点フラグがOFFとされる。それに対し、6
番目の辺(A11−A13)の延長と7番目の辺(A13−A
15)とが成す角度αは50度より小さいが30度より大
きく、S104の判定がNOとなる。そして、S105
において(C2 +1)番目の辺の延長と(C2 +2)番
目の辺との成す角度βが算出され、S106において角
度βと角度αとの差の絶対値が5度より小さいか否かの
判定が行われる。この差が5度より小さい場合には、C
2 番目の辺と(C2 +2)番目の辺との(C2 +1)番
目の辺に対する各傾きがほぼ均等であり、曲線で連続さ
せた方がよいと判定され、S114が実行される。ま
た、5度より大きい場合には、S107において10度
より小さいか否かの判定が行われる。そして、10度よ
り小さく、かつ、C2 番目の辺および(C2 +2)番目
の辺が(C2 +1)番目の辺に対して同じ側にあれば、
これら3辺は同じ曲線を構成し、連続した曲線として扱
った方がよいと判定され、S114が実行される。ま
た、10度より小さく、かつ、C2 番目の辺と(C2
2)番目の辺とが(C2 +1)番目の辺に対して異なる
側にあれば、C2 番目の辺と(C2 +2)番目の辺とが
それぞれ凹凸が異なる別の曲線に属するとして扱った方
がよいと判定され、S117において(C2 +1)番目
の辺の中点に変曲点Tが設定される。なお、変曲点と
は、実際には一曲線上において接線の勾配の増減が反転
する点を言う。したがって、ここで設定される変曲点T
は正確な意味での変曲点ではないが、曲線の凹凸が変わ
る点という意味で変曲点と称することとする。
【0021】第一領域142の6番目の辺(A11
13)の延長と7番目の辺(A13−A15)とが成す角度
αと7番目の辺(A13−A15)の延長と8番目の辺(A
15−A17)とが成す角度βとは差の絶対値は5度より大
きく10度より小さいためS107の判定がYESとな
り、また、6番目の辺と8番目の辺とは7番目の辺に対
して異なる側に位置するためS116の判定がNOとな
り、S117において7番目の辺の中点が変曲点Tとさ
れる。この変曲点Tの設定と共に、変曲点Tを有する
(C2 +1)番目の辺の両端の規定点についてそれぞれ
屈折点フラグがOFFとされる。(C2 +1)番目の辺
と(C2 +2)番目の辺との境界点について屈折点フラ
グがOFFとされ、それら両辺について屈折するか否か
の判定が行われたことになるのであり、次にS110が
実行されてカウント値C2 が2増加させられ、次に(C
2 +2)番目の辺と(C2 +3)番目の辺とについて屈
折の判定が行われるようにされる。第一領域142の上
線の残りの辺は、いずれも隣接する辺による角度αが3
0度より小さいためS104の判定がYESとなり、屈
折点,変曲点は設定されない。
【0022】上線について屈折点の設定が行われればS
111の判定がYESとなって屈折点設定ルーチンが終
了し、次にS7が実行され、第一領域142の下線につ
いて屈折点の設定が行われる。この下線の場合、いずれ
の隣接する2辺の角度αも30度より小さく、S104
の判定がYESになり、屈折点は設定されない。
【0023】続いてS8が実行され、C1 番目の領域の
上線を規定する曲線が設定される。この設定は、上線を
規定する全部の点,屈折点および変曲点に基づいて行わ
れる。屈折点,変曲点がいずれもない場合には、上線を
規定する全部の規定点を通る自由曲線が設定される。自
由曲線とは形状を自由に滑らかに表す曲線であり、スプ
ライン曲線やベジエ曲線がその例である。これら曲線は
数次の曲線であり、次数は適宜に設定される。屈折点が
1個あれば、上線を規定する一方の端の点から屈折点ま
での各規定点を通る自由曲線と、屈折点から他方の端の
点までの各規定点を通る自由曲線とが設定される。変曲
点が1個の場合も同じであり、上線を規定する両端の点
はそれぞれ屈折点として機能することとなる。また、屈
折点が2個以上あれば、隣接する屈折点を両端とし、そ
れらの間のブロック規定点を通る自由曲線が設定され
る。変曲点が2個以上ある場合も同様である。さらに、
屈折点と変曲点との両方が設定される場合には、それら
屈折点,変曲点を端とする自由曲線が設定される。
【0024】第一領域142の上線の場合、屈折点がA
03点に設定され、変曲点Tが辺A13−A15の中点に設定
されているため、点A01,A03を通る自由曲線,点A03
〜A13および点Tを通る自由曲線,点Tおよび点A15
21を通る自由曲線の3つの曲線が設定される。また、
S9においては下線についてこれを規定する自由曲線が
上線の場合と同様に設定される。第一領域142の下線
には屈折点および変曲点がいずれもないため、下線を規
定する全部の規定点を通る自由曲線が設定される。そし
て、S10において第一領域142について設定された
ブロックデータが、曲線により規定されるブロックデー
タに変換される。ブロックデータエリア116に格納さ
れたデータのうち、ブロックの辺が直線であることを示
すデータが消されるとともに、S8,S9において設定
された自由曲線の式および各自由曲線を規定するブロッ
ク規定点,変曲点が格納されるのである。なお、ブロッ
ク規定点に付されて刺繍進行方向を示す番号データは、
そのままブロック規定点に付されて残される。そして、
S11において第一カウンタ122のカウント値C1
1増加させられ、S12において全部のブロックデータ
の変換が行われたか否かの判定が行われるが、この判定
はNOであり、ルーチンの実行はS4に戻る。
【0025】次に、第二領域144について外形線の組
立て,屈折点の設定,自由曲線の設定およびブロックデ
ータの変換が行われる。第二領域144の上線は点B01
〜B23が順に並べられて成り、下線は点B02〜B24が順
に並べられて成る。そして、S6において屈折点設定ル
ーチンが実行され、上線の屈折点が求められる。第二領
域144の場合、2番目の辺(B03−B05)の延長と3
番目の辺(B05−B07)との成す角度αが50度より大
きいためS103の判定がYESとなり、点B05が屈折
点とされる。その他の隣接する2辺による角度αはいず
れも30度より小さいため、屈折点は設定されず、連続
する辺とされる。また、第二領域144の下線の場合、
隣接する2辺による角度αはいずれも30度より小さ
く、屈折点は設定されない。そして、上線について、点
01〜B05を通る自由曲線と、点B05〜B23を通る自由
曲線とが設定され、下線については点B02〜点B24を通
る自由曲線が設定され、ブロックデータがこれら自由曲
線により外形線が規定されるデータに変換される。
【0026】次に第三領域146についてブロックデー
タの変換が行われる。第三領域146の場合、上線を構
成する複数の辺のうち、隣接する2辺による角度αはい
ずれも30度より小さく、屈折点は設定されない。それ
に対し、下線を構成する辺は、点C14,C16により規定
される辺の延長と点C16,C18により規定される辺とが
成す角度αは30度より大きく50度より小さく、点C
16,C18により規定される辺の延長と点C18,C20によ
り規定される辺とが成す角度βと角度αとの差の絶対値
は10度より大きいためS107の判定がNOとなり、
S108において角度βが角度αより大きいか否かの判
定が行われる。角度βが角度αより大きい場合にはS1
09が実行され、(C2 +1)番目の辺と(C2 +2)
番目の辺との境界点が屈折点とされ、角度βが角度α以
下の場合にはS112が実行され、C2 番目の辺と(C
2 +1)番目の辺との境界点が屈折点とされる。隣接す
る2個の交差角度α,βのうち、大きい方の角度を規定
する2辺の境界点が屈折点とされるのである。なお、角
度βの方がαより大きく、S109が実行されるときに
は、C2 番目の辺と(C2 +1)番目の辺との境界点に
ついては屈折点フラグがOFFとされ、また、この場
合、(C2 +1)番目の辺と(C2 +2)番目の辺とに
ついて屈折点設定の判定が済んでいるため、S110が
実行されてカウント値C2 が2増加させられ、次に(C
2 +2)番目の辺と(C2 +3)番目の辺とについて屈
折点設定の判定が行われるようにされる。
【0027】第三領域146の場合、角度αの方が大き
いためS108の判定がNOとなり、S112において
点C16について屈折点フラグがONとされる。そして、
上線については点C01〜C21を通る自由曲線が設定さ
れ、下線については点C02〜C16を通る自由曲線と、点
16〜C22を通る自由曲線とが設定され、ブロックデー
タはそれら自由曲線により外形線を規定するデータに変
換される。第三領域146についてブロックデータの変
換が行われればS12の判定がYESとなり、ルーチン
の実行は終了する。
【0028】このように模様を規定する四角形ブロック
のブロックデータを模様の外形線を曲線により規定する
ブロックデータに変換すれば、模様140の外形線は図
12に示すように滑らかな曲線となり、「大」の字のよ
うに外形線が曲がった模様であっても滑らかに、しか
も、角を付けるべき部分には角を付けてめりはりのある
形状に刺繍を施すことができる。
【0029】なお、上記実施例においては屈折点を設定
するか否かの角度判定のしきい値が30度,50度,隣
接する2個の角度差のしきい値が5度,10度に設定さ
れていたが、これらの値の大きさによって模様の外形を
規定する曲線中に角が設けられるか否かが変わり、しき
い値は刺繍ミシンの使用者が好む角の付け方により適宜
の大きさに設定すればよい。
【0030】また、上記実施例においては隣接する辺に
よる角度が設定値より大きい場合には必ず屈折点が設定
される他、その角度が中間程度の場合には別の条件が満
たされれば屈折点が設定されるようになっているが、し
きい値を1つのみ設け、その値より大きいか小さいかの
みによって屈折点を設定してもよい。
【0031】さらに、上記実施例において1つの領域の
外形線が上線と下線との2組に分けられ、それぞれにつ
いて自由曲線が設定され、ブロックデータの変換が行わ
れるようになっており、上線を規定する両端の点および
下線を規定する両端の点がそれぞれ屈折点として機能
し、それら端点において外形線が屈折するようにされて
いたが、領域の外形線を上線および下線に分けることな
く、ブロックデータの変換を行うようにしてもよい。こ
の際、屈折点が1個のみ設定される場合には、ブロック
データは、屈折点において屈折し、全部のブロック規定
点を通る1個の閉曲線を成す外形線を規定するブロック
データに変換されることとなる。
【0032】また、上記実施例において屈折点は、隣接
する2辺による角度の大きさに基づいて設定されるよう
になっていたが、それ以外の態様によって設定してもよ
い。
【0033】さらに、上記実施例においては屈折点が自
動的に設定されるようになっていたが、オペレータが設
定するようにしてもよい。
【0034】また、上記実施例においては模様の外形線
を規定するためにスプライン曲線やベジエ曲線の自由曲
線が設定され、それに基づいてブロックデータの変換が
行われるようになっていたが、自由曲線以外の曲線を設
定し、ブロックデータの変換を行うようにしてもよい。
【0035】さらにまた、上記実施例においては、模様
を規定する全部のブロックのブロックデータが外形線を
曲線により規定するブロックデータに変換されるように
なっていたが、一部のブロックデータのみを外形線を曲
線により規定するブロックデータに変換する場合にも本
発明を適用することができる。
【0036】また、本発明は、模様を拡大して刺繍を施
す場合以外にも適用することができる。
【0037】さらに、本発明は、模様を規定する四角形
ブロックが、曲線を含んで模様を規定する外形線を分割
して得られる場合に限らず、もともと四角形ブロックが
並べられて模様が規定される場合の外形線の修正にも適
用することができる。
【0038】その他、特許請求の範囲を逸脱することな
く、当業者の知識に基づいて種々の変形,改良を施した
態様で本発明を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるブロックデータ処理方
法が実施される刺繍データ作成装置を備えた刺繍ミシン
の制御装置の主体を成すコンピュータのROMに格納さ
れたブロックデータ変換ルーチンを示すフローチャート
である。
【図2】上記刺繍ミシンを上記刺繍データ作成装置と共
に示す斜視図である。
【図3】上記制御装置の構成を示すブロック図である。
【図4】上記コンピュータのRAMの構成を示す概念図
である。
【図5】上記刺繍データ作成装置により刺繍データが作
成される模様を分割して成る四角形のブロックの一例を
示す図である。
【図6】図5に示すブロックについて形成される縫目を
示す図である。
【図7】上記刺繍データ作成装置により刺繍データが作
成される模様を分割して成る三角形のブロックの一例を
示す図である。
【図8】図7に示すブロックについて形成される縫目を
示す図である。
【図9】上記刺繍データ作成装置により刺繍データを作
成される模様の一例を示す図である。
【図10】図9に示す模様を構成する領域がブロックに
分割された状態を示す図である。
【図11】図9に示す模様の外形線についての屈折点の
設定を説明する図である。
【図12】図9に示す模様の外形線が曲線に置換された
状態を示す図である。
【図13】上記コンピュータのROMに格納された屈折
点設定ルーチンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
70 制御装置 114 外形線データエリア 116 ブロックデータエリア 140 模様 142 第一領域 144 第二領域 146 第三領域

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刺繍模様を規定する複数の四角形ブロッ
    クをそれぞれ規定するブロックデータをコンピュータに
    より処理する方法であって、 前記複数の四角形ブロックの辺の集合から成り、前記刺
    繍模様の外形を規定する外形線上に屈折点を設定する
    折点設定ステップと、 前記ブロックデータを、前記複数の四角形ブロックをそ
    れぞれ規定するブロック規定点を通り、少なくとも前記
    屈折点の両側の部分が曲線である外形線を規定するブロ
    ックデータに変換する変換ステップとを含むことを特徴
    とする刺繍ミシンのブロックデータ処理方法。
  2. 【請求項2】 前記屈折点設定ステップが、前記外形線
    を規定する辺のうち、互いに隣接する2辺の一方の延長
    線と他方の辺との成す角度が、第1設定値より大きい場
    合に、それら2辺の境界点を屈折点とするステップであ
    ることを特徴とする請求項1に記載の刺繍ミシンのブロ
    ックデータ処理方法。
  3. 【請求項3】 前記屈折点設定ステップが、前記一方の
    延長線と他方の辺との成す角度が前記第1設定値より小
    さい第2設定値より小さい場合に、それら2辺の境界点
    を屈折点としないステップを含むことを特徴とする請求
    項2に記載の刺繍ミシンのブロックデータ処理方法。
  4. 【請求項4】 前記屈折点設定ステップが、前記外形線
    を規定する辺のうちの連続する3辺を、順に、第1辺,
    第2辺,第3辺とした場合において、前記第1辺の延長
    線と第2辺との成す第1角度が前記第1設定値以下で前
    記第2設定値以上の大きさであって、かつ、前記第1角
    度と前記第2辺の延長線と第3辺との成す第2角度との
    差の絶対値が第3設定値より大きい場合に、前記第1角
    度と第2角度との大きい方に対応する2辺の境界点を屈
    折点とするステップを含むことを特徴とする請求項3に
    記載の刺繍ミシンのブロックデータ処理方法。
  5. 【請求項5】 前記屈折点設定ステップが、前記外形線
    を規定する辺のうちの連続する3辺を、順に、第1辺,
    第2辺,第3辺とした場合において、前記第1辺の延長
    線と第2辺との成す第1角度が前記第1設定値以下で前
    記第2設定値以上の大きさであって、かつ、前記第1角
    度と前記第2辺の延長線と第3辺との成す第2角度との
    差の絶対値が第4設定値より小さい場合に、前記第1辺
    と第2 辺との境界点を屈折点としないステップを含むこ
    とを特徴とする請求項3または4に記載の刺繍ミシンの
    ブロックデータ処理方法。
  6. 【請求項6】 前記屈折点設定ステップが、前記外形線
    を規定する辺のうちの連続する3辺を、順に、第1辺,
    第2辺,第3辺とした場合において、前記第1辺の延長
    線と第2辺との成す第1角度が前記第1設定値以下で前
    記第2設定値以上の大きさであって、かつ、前記第1角
    度と前記第2辺の延長線と第3辺との成す第2角度との
    差の絶対値が前記第4設定値以上で前記第3設定値以下
    の大きさであって、前記第1辺と第3辺とが、それぞ
    れ、第2辺に対して互いに反対側に延びている場合に、
    前記第2辺の中点を変曲点とし、前記第1辺と第2辺と
    の境界点と、前記第2辺と第3辺との境界点とをいずれ
    も屈折点としないステップを含むことを特徴とする請求
    項5に記載の刺繍ミシンのブロックデータ処理方法。
  7. 【請求項7】 前記屈折点設定ステップが、オペレータ
    による屈折点を指定するデータの入力に応じて行われる
    ことを特徴とする請求項1に記載の刺繍ミシンのブロッ
    クデータ処理方法。
  8. 【請求項8】 前記変換ステップが、前記ブロックデー
    タを、前記屈折点の両側の部分が、互いに異なる式で表
    された自由曲線である外形線を規定するブロックデータ
    に変換するステップであることを特徴とする請求項1な
    いし7のいずれか1つに記載のブロックデータ処理方
    法。
JP11232191A 1991-04-17 1991-04-17 刺繍ミシンのブロックデータ処理方法 Expired - Fee Related JP2940217B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11232191A JP2940217B2 (ja) 1991-04-17 1991-04-17 刺繍ミシンのブロックデータ処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11232191A JP2940217B2 (ja) 1991-04-17 1991-04-17 刺繍ミシンのブロックデータ処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04317688A JPH04317688A (ja) 1992-11-09
JP2940217B2 true JP2940217B2 (ja) 1999-08-25

Family

ID=14583748

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11232191A Expired - Fee Related JP2940217B2 (ja) 1991-04-17 1991-04-17 刺繍ミシンのブロックデータ処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2940217B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04317688A (ja) 1992-11-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2012100788A (ja) 刺繍データ作成装置、刺繍データ作成プログラム、および刺繍データ作成プログラムを記憶したコンピュータ読取り可能な媒体
JP3144082B2 (ja) 刺繍ミシン用ステッチデータ作成装置
JP2940217B2 (ja) 刺繍ミシンのブロックデータ処理方法
JPH0738906B2 (ja) ミシンの刺繍データ作成装置
JP2884806B2 (ja) 刺繍ミシンのブロックデータ処理方法
JP2861437B2 (ja) 刺繍ミシン用針落ちデータ作成装置
JP2861433B2 (ja) 刺繍データ作成装置
JP2847947B2 (ja) 刺繍データ作成装置
JP2921154B2 (ja) 刺繍ミシンのブロックデータ処理方法および装置
JP2576709B2 (ja) 刺繍方法
JPH06102115B2 (ja) 刺繍ミシンの下縫データ作成装置
JPH04193289A (ja) 刺繍データ作成方法
JP2797432B2 (ja) 刺繍ミシンの下縫データ作成装置
JP2982833B2 (ja) 刺繍ミシンのための刺繍データ処理装置
JP2884844B2 (ja) 刺繍ミシン用データ処理装置
JP2924257B2 (ja) 刺繍データ作成装置
JP2653257B2 (ja) 刺繍データ作成装置
JP2867715B2 (ja) 刺繍縫いデータ作成方法
JPH074456B2 (ja) 刺繍データ作成装置
JP2754729B2 (ja) 刺繍ミシンのデータ作成方法
JPH04166183A (ja) 刺繍データ処理装置
JPH04158887A (ja) 刺繍データ作成装置
JP2884833B2 (ja) 刺繍ミシンのデータ処理装置
JPH04244186A (ja) 刺繍縫いデータ作成方法
JPH0747068B2 (ja) 自動ミシンのための縫製デ−タ作成装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees