JPH04166183A - 刺繍データ処理装置 - Google Patents

刺繍データ処理装置

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JPH04166183A
JPH04166183A JP29440490A JP29440490A JPH04166183A JP H04166183 A JPH04166183 A JP H04166183A JP 29440490 A JP29440490 A JP 29440490A JP 29440490 A JP29440490 A JP 29440490A JP H04166183 A JPH04166183 A JP H04166183A
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JP
Japan
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points
contour line
embroidery
main contour
data
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Application number
JP29440490A
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English (en)
Inventor
Fumiaki Asano
浅野 史明
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はミシンで刺繍を行うためのデータを処理する刺
繍データ処理装置に関するものであり、特に、刺繍領域
を一列に並んだブロックに分割して刺繍を行うための刺
繍データの処理に関するものである。
従来の技術 刺繍領域を一列に並んだブロックに分割し、各ブロック
を順次縫目で埋めることによって刺繍領域全体を縫目で
埋めることが行われている。
本出願人は先に、刺繍領域を一列に並んだブロックに分
割し、刺繍データを自動的に作成する装置を開発した。
具体的な分割の仕方は種々あるが、原理的には、刺繍領
域の輪郭線上に互いに対向して延びる2本の主輪郭線素
を設定し、それら2本の主輪郭線素上に複数の規定点を
設定して、一方の主輪郭線素」二にある規定点を他方の
主輪郭線素上にある規定点のうちの近いものと結べば刺
Mh 6M域を一列に並んだ複数のブロックに分割し得
るのである。
発明が解決しようとする課題 しかし、その後の研究により、この刺繍データ作成装置
により刺繍データを作成した場合には、良好な刺繍が得
られない場合があることが判明した。
例えば、従来の刺繍データ作成装置により刺繍領域が複
数のブロックに分割される場合、ブロックは一般的には
四角形となるのであるが、三角形となる場合もあり、そ
の場合には多数の縫目が1点に重なり合って盛り上がり
、見栄えが悪くなるのである。ブロックが縫目で埋めら
れる場合には、ブロックの複数の辺のうち上記主輪郭線
素のとほぼ平行なもの同士を交互に結ぶ縫目が形成され
るのであるが、刺繍領域の中間部にあるブロックが三角
形である場合には、一方の主輪郭線素上にある頂点と他
方の主輪郭線素上にある底辺とが交互に結ばれることと
なり、■頂点上に多くの縫目が葉中してしまうのである
また、ブロック列が三角形ブロックを含まなくても見栄
えの悪くなる場合もある。刺繍領域を埋める縫目は刺繍
領域の長平方向(刺繍領域が湾曲している場合はその湾
曲に沿った方向)とできる限り直交する状態で形成され
ることが望ましく、そのためには刺繍領域をブロック列
に分割する分割線(隣接ブロックが共有する辺)が刺繍
領域の長平方向とできる限り直交する状態となることが
必要である。しかるに、主輪郭線素上に設定される規定
点の位置の都合で分割線が著しく傾斜してしまい、縫目
が著しく傾斜して見栄えが悪くなってしまうことがある
のである。
本発明はこのように刺繍の見栄えが悪くなってしまうこ
とを良好に回避することができる刺繍データ処理装置を
得ることを課題として為されたものである。
課題を解決するための手段 この課題を解決するために、本発明に係る刺繍データ処
理装置は、第1図に示すように、2本の主輪郭線素を表
すデータを記憶する刺繍領域データ記憶手段1と、その
刺繍領域データ記憶手段に記憶された2本の主輪郭線素
のデータに基づいて、2本の主輪郭線素の各々の上にそ
れぞれ同数の規定点を設定するとともに、それら規定点
を主輪郭線素の曲率半径が大きい部分においては大きな
ピ・ノチ、曲率半径の小さい部分においては小さなピ・
ソチでそれぞれ配置する規定点設定手段2と、それら設
定された規定点を前記2本の主輪郭線素の端から2個ず
つ対にし、互いに隣接する2対の規定点を4つの頂点と
する四角形ブロックを設定するとともに、その四角形ブ
ロックの4辺のうち前記主輪郭線素にほぼ平行な2辺を
交互に結ぶ縫目を形成するための縫目関連データを作成
する縫目関連データ作成手段3とを含むように構成され
る。
上記2本の主輪郭線素は曲線でも折線でも差支えない。
刺繍領域の輪郭線が曲線である場合には、その曲線のう
ち刺繍領域の長平方向に沿って互いに対向して延びる2
部分が2本の主輪郭線素となるのであり、また、刺繍領
域がそれを囲む複数の規定点によって規定されており、
輪郭線がそれら規定点を結ぶ折線である場合にはその折
線のうち刺繍領域の長平方向に沿って互いに対向して延
びる2部分が主輪郭線素なのである。主輪郭線素は刺繍
領域の設定時に定められていてもよく、刺繍領域の設定
時には輪郭線を表すデータのみが入力され、後にそのデ
ータに基づいて自動的に主輪郭線素が設定されてもよい
また、上記縫目関連データは、実際に刺繍縫目を形成す
るための針落ち位置の座標値を表すデータであってもよ
く、刺繍領域を規定するブロック列を表すデータとブロ
ックの単位畏さ当たりに形成される縫目の密度を表す糸
密度データとの組合わせ等であってもよい。プロ・ンク
列データと糸密度データとが設定されていれば、針落ち
位置のデータを作成しつつ刺繍を実行することが可能な
のであり、要するに、縫目関連データはミシンによる刺
繍縫目の形成を可能とするデータであればよいのである
作用 上記のように、2本の主輪郭線素の各々の上にそれぞれ
同数の規定点が設定され、それら設定された規定点が2
本の主輪郭線素の端から2個ずつ対にされ、各対の規定
点を結ぶ直線が刺繍領域の分割線とされれば、それによ
って得られるブロック列は少なくとも中間部には三角形
ブロックを含まないものとなる。なお、刺繍領域の端部
が尖っている場合には、その端部に三角形ブロックが生
ずることがあるが、その場合には三角形の2辺がそれぞ
れ2本の主輪郭線素とほぼ平行となり、それら2辺を交
互に結ぶ縫目が形成されるため多数の縫目が1点に重な
り合うことはなく、差支えない。そのような不都合が生
ずるのは、三角形ブロックが刺繍領域の中間部に生じた
ときなのである。
また、規定点が主輪郭線素の曲率半径が大きい部分にお
いては大きなピッチ、曲率半径の小さい部分においては
小さなピッチで配置されれば、殆どの場合、それら規定
点を結ぶ分割線が刺繍領域の長手方向と成す角度が直角
に近くなる。
発明の効果 したがって、本発明に係る刺繍データ処理装置によれば
、三角形ブロンクの頂点に多数の縫目が重なり合って盛
り上がることがなくなり、また、殆どの場合に縫目が刺
繍領域の長手方向と直角に近い状態で形成されることと
なって、見栄えのよい刺繍が得られる。
実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第2図において10はミシンテーブルであり、このミシ
ンテーブル10上にはヘッド12およびミシン機枠14
が設けられている。ミシン機枠14は、ヘッド12から
立ち上がった脚柱部16と、その脚柱部16の上端から
片持ち状にかつベツド12にほぼ平行に延びる上方アー
ム18とから成る。このミシン機枠14には、針棒22
が針棒台(図示省略)により上下方向に移動可能に取り
旬けられ、その下端部に針24が固定されている。
針棒22は針棒抱き等を介してミシンモータ26(第3
図参照)に接続されており、ミシンモータ26の駆動に
よって針棒22および針24が上下往復運動させられる
。ベツド12の上面には開口が形成されている。この開
口は針板30によって塞がれているが、針板30には針
孔38が形成されており、針24はこの針孔38から針
板30の下方へ突入し、図示しない釜と協力して縫目を
形成する。
また、ミシンテーブル10.ヘッド12上には、刺繍枠
42がミシンの左右方向であるX軸方向と前後方向であ
るY軸方向とに移動可能に設けられている。刺繍枠42
は円環状の外枠44と、外枠44の内側に嵌められる内
枠46とを有し、それら枠44.46により加工布を保
持する。外枠44にはX軸方向に延び出すスライド部4
8が形成され、ミシンテーブル10上にY軸方向に設け
られた一対のガイドバイブ50に摺動可能に嵌合されて
いる。これらガイドパイプ50の両端部は支持台52,
54によって支持されている。一方の支持台52は、送
りねじ56.X軸送りモータ58によってX軸方向に移
動させられるようになっており、他方の支持台54はミ
シンテーブル10の上面から離間させられている。これ
らスライド部48.支持台52.54には一対の無端の
ワイヤ60が係合せられており、ワイヤ60が回転伝達
軸62.送りモータ64によって周回させられることに
よりスライド部48がY軸方向に移動させられる。刺繍
枠42は、支持台52のX軸方向の移動とスライド部4
8のY軸方向の移動とによって水平面内の任意の位置に
移動させられるのであり、この移動と針24の上下動と
によって加工布に刺繍が施される。
本ミシンは、制御装置70によって制御される。
制御装置70は、第3図に示すように、CPU72、R
OM74.RAM76およびハス78等を含むコンピュ
ータを主体とするものである。バス78には入力インタ
フェース80が接続され、入力インタフェース80には
キーボード82.外部記憶装置84が接続されている。
キーボード82は、加工布に施す刺繍の領域の形状や糸
密度等を入力するものであり、アルファヘット、数字、
記号、カナ等刺繍模様を指示するキーを始めとし、デー
タの入力に必要な種々のキーが設けられている。また、
外部記憶装置84には作成されたデータが格納される。
バス78にはさらに出力インタフェース100が接続さ
れ、出力インタフェース100にはモータ駆動回路10
4,106,108および表示駆動回路110を介して
ミシンモータ26.X軸送りモータ58.X軸送りモー
タ64および表示装置112が接続されている。表示装
置112はデータ入力を支援するコメントや入力された
データ、刺繍領域の形状等を画面に表示するものである
また、RAM76には第4図に示すように、刺繍領域を
規定するデータが格納される刺繍領域データエリア11
4を始め種々のデータエリアが設けられており、ROM
74には第5図にフローチャートで示す規定点変更ルー
チンを始めとする種々のプログラムが格納されている。
この規定点変更ルーチンは刺繍領域を規定する規定点の
位置や数を変更することにより、刺繍領域を三角形ブロ
ックを含まないブロック列に分割するルーチンであり、
以下、第6図の刺繍領域130を例として、このルーチ
ンを説明する。
まず、ステップ31(以下、単に81で表す、他のステ
ップについても同様)において外部記憶装置84から刺
繍領域データが読み込まれ、刺繍領域データエリア11
4に格納される。この刺繍領域データは予め設定されて
外部記憶装置84に格納されているものであり、ここで
は第7図に示す規定点O0〜033の座標値を表すデー
タから成っているものとする。規定点O0から刺繍領域
130を時計方向に回る順序て規定点03:lまでの各
規定点の座標値が順に並べられているのである。
刺繍領域データの読込み後、S2において刺繍領域13
0の長手方向の両端に位置する2個づつ4個の端点が決
定され、端点データエリア116に格納される。各規定
点とその両側に隣接する規定点を結ぶ2本の線分が成す
角度がそれぞれ計算され、その角度が90度に近い規定
点から順に4個の規定点が選び出されてそれらが端点と
されるのである。第7図の例においては規定点0.、、
Q、4゜02、および03゜が端点に決定される。本実
施例においては刺繍領域130の両端が刺繍領域130
の長手方向にほぼ直角な2本の線分により規定されてお
り、その他の部分においては刺繍領域の輪郭線がほぼ直
角に曲がることはないことを前提としているため、上記
の規則によって4端点が決定されるのであるが、刺繍領
域が曲線で規定されている場合や長手方向の少なくとも
一端が尖っている場合等には刺繍領域を規定する複数の
規定点のうち互いに最も遠い2点あるいは4点を端点と
する等、別の規則によって端点が設定される。
次に、S3において2本の主輪郭線素132゜134が
設定される。S2において設定された4個の端点のうち
互いに隣接するもの同士の間に規定点が存在しないもの
を結ぶ2本の線分がそれぞれ刺繍領域130の両端を規
定する線分とみなされ、規定点が存在するものがそれぞ
れ主輪郭線素132.134の始点および終点とみなさ
れて、各始点から終点までの規定点の座標値がそれぞれ
第一、第二主輪郭線素データエリア118,120に順
に格納されるのである。具体的には第7図において、規
定点(始点である端点)03゜から規定点01を経て規
定点(終点である端点)013に到る規定点の列の座標
値のデータが主輪郭線素130を規定するデータとして
第−主輪郭線素データエリア118に格納され、規定点
(始点である端点)02.から規定点(終点である端点
)0,4までの規定点の座標値が主輪郭線素134を規
定するデータとして第二主輪郭線素データエリア120
に格納される。
この主輪郭線素132,134の設定後、S4において
各主輪郭線素132,134上の規定点の数が数えられ
、S5において数えられた規定点の数の多い方のデータ
が規定点数データエリア122に格納される。第7図の
例においては、主輪郭線素132例の規定点の数が17
個であり、主輪郭線素134側の規定点の数が16個で
あるため規定点数データエリア122には値17が格納
される。
その後、S6において主輪郭線素132の変曲点が検索
される。主輪郭線素132は規定点03゜〜013を結
ぶ線分の集合である折線なのであるが、その折線の屈曲
の向きが変わる点が変曲点とされ、それの座標値が変曲
点データエリア123に格納されるのである。第7図の
例においては、○印を付した規定点02,0.およびO
7が実際の変曲点であるが、始点および終点である規定
点03(IIolffも変曲点とみなされて規定点03
゜から順に格納される。
次に、S7において隣接変曲点間の曲率半径が演算され
る。第7図の例においては、規定点030と02、規定
点02と05、規定点05とO7、規定点0.と013
の間の隣接変曲点間線素の曲率半径が演算される。隣接
変曲点間に1個の規定点が含まれる場合には、隣接変曲
点と1個の規定点との3点を通る円弧の半径が隣接変曲
点間線素の曲率半径とされ、隣接変曲点間に複数の規定
点が含まれる場合には、一方の変曲点から順に3個ずつ
の規定点(変曲点を含む)を通る円弧の半径が演算され
、それらの平均値が隣接変曲点間線素の曲率半径とされ
る。演算された曲率半径は始点である規定点03o側の
ものから順に曲率半径データエリア125に格納される
続いてS8において、各隣接変曲点間線素の分割数が次
式によって演算される。
n、 +nz + −−−+n、 =N−2・・11)
r、   :  r2   :  ・−−:  rlI
l−L/n+  :lz/n2 :−−−:in/nm
・・・(2) 但し n+ l  nz +  ・・・n、:隣接変曲点間線
素の分割数 N:規定点数 rI+  r2+  ・・・rl :隣接変曲点間線素
の曲率半径 E、、12.  ・・・β、:隣接変曲点間線素の長さ 主輪郭線素132が規定点数データエリア122に格納
されている規定点数の値Nより2小さい値、すなわち主
輪郭線素132,134のうち分割数が大きい側の分割
数より1小さい値に分割されるとともに、各隣接変曲点
間線素の分割ピッチがそれら分割変曲点間線素の曲率半
径に比例する大きさとなるように分割されるのである。
分割数nI +  n2 +  ・・・nlは、小数点
2桁で四捨五入され、小数点以下1桁の数値とされて、
始点である規定点03゜側のものから順に隣接変曲点間
分割データエリア126に格納される。第7図の例にお
いては、左端の隣接変曲点間線素から順にn。
〜n4がそれぞれ4.1.3.0.3.9および4.0
となるものとする。これら分割数の総和は整数となるべ
きであるが、四捨五入の都合で総和が端数を含む場合が
ある。その場合には分割数が最も多い隣接変曲点間線素
あるいは曲率半径が最も大きい隣接変曲点間線素等予め
定められた条件を満たす隣接変曲点間線素の分割数の変
更により、分割数の総和が整数(N−2)となるように
される。第7図の例においては第8図に示す分割点P、
〜PI6により15に分割される。
隣接変曲点間線素の長さおよび分割ピッチは第7図の各
規定点030ないし013を結ぶ折線に沿った長さであ
る。各隣接変曲点間線素の終端部に端数が残る場合には
次の隣接変曲点間線素の始端部と合わせて処理される。
例えば、第8図の例においては、左端の隣接変曲点間線
素の分割数が4.1であるため、分割点P5と○印で表
されている変曲点との間に端数0.1に対応する長さが
残り、変曲点の右側においては端数0.9に相当する距
離だけ隔たった位置に分割点P6が設定される。変曲点
の両側の端数の和が1となるようにされるのであるが、
分割点P、と変曲点との間の距離は左側の隣接変曲点間
線素の分割ピッチの0.1倍であるのに対し、変曲点と
分割点P6との距離は右側の隣接変曲点間線素の分割ピ
ッチの0.9倍であるため、分割点P5とP6との距離
は左側の隣接変曲点間線素の分割ピッチとも右側の隣接
変曲点間線素の分割ピッチとも異なる大きさとなる。変
曲点0□と○、との間の隣接変曲点間線素の分割数は3
.0で元来端数を含まなかったにもかかわらず、その左
端に端数0.9に相当する長さの部分がとられるため、
右端には端数0.1に相当する長さの部分が残る。この
残る部分はさらにその右側の隣接変曲点間線素と合わせ
て処理されることとなる。
主輪郭線素132の分割が終了したならば、S9におい
て新しい規定点の設定が行われる。新しい規定点は、S
8で設定された分割点(始点および終点も分割点とみな
される)の隣接するもの同士の距離の1/2の位置に設
定され、新第−主輪郭線素データエリア128に格納さ
れる。第8図の例においては第9図に示すように新しい
規定点R1ないしR3,が設定され、これらの新規定点
によって主輪郭線素132は2木の主輪郭線素132.
134のうち当初の分割数が多い方の分割数と同数の1
6に分割されることとなる。
S9の実行後、310において上記新しい規定点の設定
が1つの刺繍領域に対して2回目の設定であるか否かが
判定され、ここでは、主輪郭線素132について新しい
規定点の設定が行われたのみで1回目であるため、31
0の判定結果はNOとなり、再びS6ないしS9が実行
され、この場合には主輪郭線素134に関して上記と同
様の処理が行われる。その結果、第8図に示すように分
割点Q、ないしQ16が設定され、第9図に示すように
新しい規定点S1ないしS17が設定され、新規定点S
Iから順に新第二主輪郭線素データエリア129に格納
される。
次に310が実行される際には判定結果がYESとなり
、311において新規定点による刺繍領域のブロック化
が行われる。主輪郭線素132および134においてそ
れぞれ始点である新規定点R,,S、側から1個づつの
新規定点が対にされ、互いに隣接する2対の新規定点を
4個の頂点とする四角形のブロックが設定されるのであ
る。ただし、互いに隣接する四角形ブロックは1辺を共
有するため、ブロックデータは第10図に示すように作
成され、最初は第一対の新規定点R+、S+と第二対の
新規定点R2,S2とによって1個の四角形ブロックが
規定され、次には、第二対の新規定点Rz、Szと第三
対の新規定点R3,S3によって1個の四角形ブロック
が規定されるものとみなされる。
このように設定された四角形ブロックが順次縫目で埋め
られることにより、刺繍領域130全体が縫目で埋めら
れるのであるが、その際には各四角形ブロックの頂点に
第11図に示すように1番から4番までの順位が付けら
れ、1番と2番との頂点を結ぶ辺1・2側から3番と4
番を結ぶ辺3・4側に向かって、1番と3番の頂点を結
ぶ辺1・3と、2番と4番の頂点を結ぶ辺2・4とを交
互に結ぶ縫目が形成される。この際の縫目密度(糸密度
)は、ブロックの単位長さ当たりの針落ち数あるいは針
落ち間隔で与えられ、この縫目密度データとブロックデ
ータとから実際の針落ち位置の座標の演算が可能である
。この演算は刺繍の実行前に行われてもよく、刺繍の実
行と平行して行われてもよい。
以上のように、主輪郭線素132と134とに同数の新
しい規定点が設定されれば、刺繍領域I30を規定する
ブロックがすべて四角形ブロックとなる。第7図に示す
例においては、主輪郭線素132の規定点数が主輪郭線
素134より1大きいため、刺繍領域130を規定する
ブロック中に規定点09,0□4,06で規定される1
個の三角形ブロックが含まれていたのであるが、第9図
に示すようにすべて四角形ブロックとなるのである。
また、新規定点は主輪郭線素132,134の曲率半径
の大きい部分では大きいピッチで、曲率半径の小さい部
分では小さいピッチで配置されるため、1対づつの新規
定点を結ぶ殆どの分割線が刺繍領域130の長手方向(
湾曲している部分においてはその湾曲に治った方向)に
対して直角に近い状態となり、これら分割線にほぼ平行
に形成される縫目の方向も刺繍領域130の長手方向に
ほぼ直角な方向となって、見映えの良い刺繍が得られる
以上の説明から明らかなように、本実施例においては、
第−主輪郭線素データエリア118および第二主輪郭線
素データエリア120が刺繍領域データ記憶手段1を構
成している。また、CPU72、ROM74およびRA
M76のS1〜S10を実行する部分が規定点設定手段
2を構成し、Sllを実行する部分が縫目関連データ作
成手段3を構成している。
上記実施例においては、新規定点の数が、2本の主輪郭
線素上の規定点の数のうち多い方に合わされることによ
って同数となるようにされているが、両生輪郭線素上の
規定数の数より大きい任意の数(例えば10倍の数)に
合わせたり、両生輪郭線素上の規定点数の最小公倍数に
合わせたりすることも可能である。
また、隣接変曲点間線素の曲率半径を隣接変曲点とそれ
らの中央付近に位置する1個の規定点との3点を通る円
弧の半径として演算することも可能である。
さらに、上記実施例においては主輪郭線素の屈曲の向き
が変わる点が変曲点とされているが、屈曲の向きが変わ
る規定点とそれより1個手前の規定点との中間点を変曲
点とすることも可能である。
また、規定点の数が比較的多い場合には、変曲点間線素
の分割数を小数点以下1桁で四捨五入し、整数とするこ
とも可能である。
さらに、上記実施例においては、各隣接変曲点間に1個
の曲率半径が設定されるようになっているが、始点側か
ら3個ずつの規定点を通る円弧を演算し、その円弧の半
径が規定量以上変わる毎に主輪郭線素を分割し、各分割
領域に対して1個づつの曲率半径を設定することも可能
である。
その他、当業者の知識に基づいて種々の変形。
改良を施した態様で本発明を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を概念的に示す図である。 第2図は本発明の一実施例である刺繍データ処理装置を
含む刺繍ミシンを示す斜視図であり、第3図はそのミシ
ンの制御装置のブロック図である。 第4図は上記制御装置のRAMの構成を概念的に示す図
であり、第5図は上記制御装置のROMに格納されてい
るプログラムのうち本発明に関連の深い部分のみを取り
出して示すフローチャートである。第6図は上記プログ
ラムの実行によりブロック化される刺繍領域の一例を示
す図であり、第7図は刺′la?J域を規定する規定点
とそれら規定点により規定されるブロック列とを示す図
である。 第8図は、上記プログラムの実行により2本の主輪享じ
線素を同数に分割する分割点を示す図であり、第9図は
上記プログラムの実行により2本の主輪郭線素上に同数
設定された新規定点とそれら新規定点により規定される
ブロック列とを示す図である。第10図は新規定点によ
り規定されるブロック列のデータの一例を示す図である
。第11図は1個の四角形ブロックに対する縫目の形成
を説明するための図である。 70:制御装置 114:刺繍領域データエリア 118:第−主輪郭線素データエリア 120:第二主輪郭線素データエリア 122:規定点数データエリア 123:変曲点データエリア 125:曲率半径データエリア 126:隣接変曲点間分割データエリア128:新第−
主輪郭線素データエリア129:新第二主輪郭線素デー
タエリア130:刺繍領域 132.134:主輪郭線素

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 互いに対向して延びる2本の主輪郭線素を備えた刺繍領
    域をそれら2本の主輪郭線素を交互に結ぶ縫目で埋める
    刺繍を実行するためのデータを処理する装置であって、 前記2本の主輪郭線素を表すデータを記憶する刺繍領域
    データ記憶手段と、 その刺繍領域データ記憶手段に記憶されたデータに基づ
    いて、2本の主輪郭線素の各々の上にそれぞれ同数の規
    定点を設定するとともに、それら規定点を主輪郭線素の
    曲率半径が大きい部分においては大きなピッチ、曲率半
    径の小さい部分においては小さなピッチでそれぞれ配置
    する規定点設定手段と、 それら設定された規定点を前記2本の主輪郭線素の端か
    ら2個ずつ対にし、互いに隣接する2対の規定点を4つ
    の頂点とする四角形ブロックを設定するとともに、その
    四角形ブロックの4辺のうち前記主輪郭線素にほぼ平行
    な2辺を交互に結ぶ縫目を形成するための縫目関連デー
    タを作成する縫目関連データ作成手段と を含むことを特徴とする刺繍データ処理装置。
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