JPH04317688A - 刺繍ミシンのブロックデータ処理方法 - Google Patents
刺繍ミシンのブロックデータ処理方法Info
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- JPH04317688A JPH04317688A JP11232191A JP11232191A JPH04317688A JP H04317688 A JPH04317688 A JP H04317688A JP 11232191 A JP11232191 A JP 11232191A JP 11232191 A JP11232191 A JP 11232191A JP H04317688 A JPH04317688 A JP H04317688A
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- 238000009958 sewing Methods 0.000 title claims description 23
- 238000003672 processing method Methods 0.000 claims description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 2
- 235000016496 Panda oleosa Nutrition 0.000 abstract description 2
- 240000000220 Panda oleosa Species 0.000 abstract description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 6
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 238000009956 embroidering Methods 0.000 description 2
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000033228 biological regulation Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
- Automatic Embroidering For Embroidered Or Tufted Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は刺繍ミシンのブロックデ
ータ処理方法に関するものであり、特に、複数のブロッ
クにより規定される模様の外形線の修正に関するもので
ある。
ータ処理方法に関するものであり、特に、複数のブロッ
クにより規定される模様の外形線の修正に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】模様に刺繍を施す場合、模様を複数の四
角形ブロック(2個の頂点が重なって三角形を成すブロ
ックも含む)により規定することがある。このようにす
れば、例えば、模様を規定する複数の辺のうちの2本の
辺を少なくとも1個の縫目から成る縫目線で交互につな
ぐ刺繍を行う場合、ブロック毎に刺繍を行うことにより
見映良く縫目を形成することができる。この場合、模様
は、2本ずつの主辺と副辺とによって画定される四角形
のブロックが副辺を共有する状態で並んで構成され、ブ
ロック毎に2本の主辺を交互に縫目線でつなげば、縫目
線が模様の長手方向に対してほぼ直角に形成される。そ
のため、模様全体の互につながれる2本の辺の長さが相
当異なる場合や模様が屈曲している場合等でも、縫目線
が著しく斜めになることはなく、見映良く縫目を形成す
ることができるのである。
角形ブロック(2個の頂点が重なって三角形を成すブロ
ックも含む)により規定することがある。このようにす
れば、例えば、模様を規定する複数の辺のうちの2本の
辺を少なくとも1個の縫目から成る縫目線で交互につな
ぐ刺繍を行う場合、ブロック毎に刺繍を行うことにより
見映良く縫目を形成することができる。この場合、模様
は、2本ずつの主辺と副辺とによって画定される四角形
のブロックが副辺を共有する状態で並んで構成され、ブ
ロック毎に2本の主辺を交互に縫目線でつなげば、縫目
線が模様の長手方向に対してほぼ直角に形成される。そ
のため、模様全体の互につながれる2本の辺の長さが相
当異なる場合や模様が屈曲している場合等でも、縫目線
が著しく斜めになることはなく、見映良く縫目を形成す
ることができるのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、四角形
のブロックは4辺がいずれも直線であり、複数の四角形
ブロックにより規定される刺繍模様の外形線はそれらブ
ロックの辺の集合である線分の集合となる。そのため、
外形線の縫目により互につながれる部分が一直線上にな
く、曲がっている場合には、辺と辺との境界点が角張る
。特に、刺繍模様を拡大して刺繍を施す場合にはこの角
張りが顕著となり、見映が悪くなる。本発明は、四角形
ブロックにより規定される模様の外形線が曲がっている
場合でも見映良く刺繍を施すことができるブロックデー
タが得られるブロックデータ処理方法を提供することを
課題として為されたものである。
のブロックは4辺がいずれも直線であり、複数の四角形
ブロックにより規定される刺繍模様の外形線はそれらブ
ロックの辺の集合である線分の集合となる。そのため、
外形線の縫目により互につながれる部分が一直線上にな
く、曲がっている場合には、辺と辺との境界点が角張る
。特に、刺繍模様を拡大して刺繍を施す場合にはこの角
張りが顕著となり、見映が悪くなる。本発明は、四角形
ブロックにより規定される模様の外形線が曲がっている
場合でも見映良く刺繍を施すことができるブロックデー
タが得られるブロックデータ処理方法を提供することを
課題として為されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のブロックデータ
処理方法は、上記の課題を解決するために、(a)複数
の四角形ブロックの辺の集合から成り、刺繍模様の外形
を規定する外形線上に屈折点を設定するステップと、(
b)ブロックデータを、複数の四角形ブロックをそれぞ
れ規定するブロック規定点を通り、少なくとも屈折点の
両側の部分が曲線である外形線を規定するブロックデー
タに変換するステップとを含むことを特徴とするもので
ある。
処理方法は、上記の課題を解決するために、(a)複数
の四角形ブロックの辺の集合から成り、刺繍模様の外形
を規定する外形線上に屈折点を設定するステップと、(
b)ブロックデータを、複数の四角形ブロックをそれぞ
れ規定するブロック規定点を通り、少なくとも屈折点の
両側の部分が曲線である外形線を規定するブロックデー
タに変換するステップとを含むことを特徴とするもので
ある。
【0005】
【作用】このように模様を規定するブロックのブロック
データを曲線を規定するデータとすれば、模様の外形線
が曲がっていても滑らかに規定することができる。しか
も、曲線は屈折点において屈折するように規定されるた
め、曲線の途中に尖った部分が設けられ、漢字やひらが
なのように角の尖っている部分がある方が見映の良い模
様の場合に好都合である。
データを曲線を規定するデータとすれば、模様の外形線
が曲がっていても滑らかに規定することができる。しか
も、曲線は屈折点において屈折するように規定されるた
め、曲線の途中に尖った部分が設けられ、漢字やひらが
なのように角の尖っている部分がある方が見映の良い模
様の場合に好都合である。
【0006】
【発明の効果】このように本発明のブロックデータ処理
方法によれば、模様がブロックにより規定され、そのブ
ロックの辺の集合により規定される外形線が曲がってい
る場合にはその部分が滑らかな曲線で規定され、かつ、
その曲線で規定される部分の途中に必要に応じて尖りが
形成されるため、滑らかでかつめりはり持った見映の良
い形状に縫目を形成することができるブロックデータが
得られる。
方法によれば、模様がブロックにより規定され、そのブ
ロックの辺の集合により規定される外形線が曲がってい
る場合にはその部分が滑らかな曲線で規定され、かつ、
その曲線で規定される部分の途中に必要に応じて尖りが
形成されるため、滑らかでかつめりはり持った見映の良
い形状に縫目を形成することができるブロックデータが
得られる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図2において10はミシンテーブルであり
、このミシンテーブル10上にはベッド12およびミシ
ン機枠14が設けられている。ミシン機枠14は、ベッ
ド12から立ち上がった脚柱部16と、その脚柱部16
の上端から片持ち状にかつベッド12にほぼ平行に延び
る上方アーム18とから成る。このミシン機枠14には
、針棒22が針棒台(図示省略)により上下方向に移動
可能に取り付けられ、その下端部に縫針24が固定され
ている。針棒22は針棒抱き等を介してミシンモータ2
6(図3参照)に接続されており、ミシンモータ26の
駆動によって針棒22および縫針24が上下往復運動さ
せられる。ベッド12の上面には開口が形成されている
。この開口は針板30によって塞がれているが、針板3
0には針孔38が形成されており、縫針24はこの針孔
38から針板30の下方へ突入し、図示しない釜と協力
して縫目を形成する。
に説明する。図2において10はミシンテーブルであり
、このミシンテーブル10上にはベッド12およびミシ
ン機枠14が設けられている。ミシン機枠14は、ベッ
ド12から立ち上がった脚柱部16と、その脚柱部16
の上端から片持ち状にかつベッド12にほぼ平行に延び
る上方アーム18とから成る。このミシン機枠14には
、針棒22が針棒台(図示省略)により上下方向に移動
可能に取り付けられ、その下端部に縫針24が固定され
ている。針棒22は針棒抱き等を介してミシンモータ2
6(図3参照)に接続されており、ミシンモータ26の
駆動によって針棒22および縫針24が上下往復運動さ
せられる。ベッド12の上面には開口が形成されている
。この開口は針板30によって塞がれているが、針板3
0には針孔38が形成されており、縫針24はこの針孔
38から針板30の下方へ突入し、図示しない釜と協力
して縫目を形成する。
【0008】また、ミシンテーブル10,ベッド12上
には、刺繍枠42がミシンの左右方向であるX軸方向と
、前後方向であるY軸方向とに移動可能に取り付けられ
ている。刺繍枠42は円環状の外枠44と、外枠44の
内側に嵌められる内枠46とを有し、それら枠44,4
6により加工布を保持する。外枠44にはX軸方向に延
び出すスライド部48が形成され、ミシンテーブル10
上にY軸方向に設けられた一対のガイドパイプ50に摺
動可能に嵌合されている。これらガイドパイプ50の両
端部は支持台52,54によって支持されている。一方
の支持台52は、送りねじ56,X軸送りモータ58に
よってX軸方向に移動させられるようになっており、他
方の支持台54はミシンテーブル10の上面から離間さ
せられている。これらスライド部48,支持台52,5
4には一対の無端のワイヤ60が係合せられており、ワ
イヤ60が回転伝達軸62,Y軸送りモータ64によっ
て移動させられることによりスライド部48がY軸方向
に移動させられる。刺繍枠42は、支持台52のX軸方
向の移動とスライド部48のY軸方向の移動とによって
水平面内の任意の位置に移動させられるのであり、この
移動と縫針24の上下動とによって加工布に刺繍が施さ
れる。
には、刺繍枠42がミシンの左右方向であるX軸方向と
、前後方向であるY軸方向とに移動可能に取り付けられ
ている。刺繍枠42は円環状の外枠44と、外枠44の
内側に嵌められる内枠46とを有し、それら枠44,4
6により加工布を保持する。外枠44にはX軸方向に延
び出すスライド部48が形成され、ミシンテーブル10
上にY軸方向に設けられた一対のガイドパイプ50に摺
動可能に嵌合されている。これらガイドパイプ50の両
端部は支持台52,54によって支持されている。一方
の支持台52は、送りねじ56,X軸送りモータ58に
よってX軸方向に移動させられるようになっており、他
方の支持台54はミシンテーブル10の上面から離間さ
せられている。これらスライド部48,支持台52,5
4には一対の無端のワイヤ60が係合せられており、ワ
イヤ60が回転伝達軸62,Y軸送りモータ64によっ
て移動させられることによりスライド部48がY軸方向
に移動させられる。刺繍枠42は、支持台52のX軸方
向の移動とスライド部48のY軸方向の移動とによって
水平面内の任意の位置に移動させられるのであり、この
移動と縫針24の上下動とによって加工布に刺繍が施さ
れる。
【0009】本ミシンは、制御装置70によって制御さ
れる。制御装置70は、図3に示すように、CPU72
,ROM74,RAM76およびバス78等を含むコン
ピュータを主体とするものである。バス78には入力イ
ンタフェース80が接続され、入力インタフェース80
にはキーボード82,外部記憶装置84が接続されてい
る。キーボード82は、刺繍を施す模様や糸密度等を入
力するものであり、アルファベット,数字,記号,カナ
等刺繍模様を指示するキーを始めとし、データの入力に
必要な種々のキーが設けられている。また、外部記憶装
置84には刺繍を施す模様について設定された模様デー
タが記憶されている。
れる。制御装置70は、図3に示すように、CPU72
,ROM74,RAM76およびバス78等を含むコン
ピュータを主体とするものである。バス78には入力イ
ンタフェース80が接続され、入力インタフェース80
にはキーボード82,外部記憶装置84が接続されてい
る。キーボード82は、刺繍を施す模様や糸密度等を入
力するものであり、アルファベット,数字,記号,カナ
等刺繍模様を指示するキーを始めとし、データの入力に
必要な種々のキーが設けられている。また、外部記憶装
置84には刺繍を施す模様について設定された模様デー
タが記憶されている。
【0010】バス78にはまた出力インタフェース10
0が接続され、出力インタフェース100にはモータ駆
動回路104,106,108および表示駆動回路11
0を介してミシンモータ26,X軸送りモータ58,Y
軸送りモータ64および表示装置112が接続されてい
る。表示装置112はデータ入力を支援するコメントや
入力されたデータ,刺繍が施される模様の形状等を画面
に表示するものである。また、RAM76には図4に示
すように、外形線データエリア114,ブロックデータ
エリア116,糸密度データエリア118,針落ち位置
データエリア120および第一,第二カウンタ122,
124等がワーキングエリアと共に設けられている。さ
らに、ROM74には、図1にフローチャートで示すブ
ロックデータ変換ルーチン,図13に示す屈折点設定ル
ーチン等、刺繍を行うために必要な種々のルーチンが格
納されている。
0が接続され、出力インタフェース100にはモータ駆
動回路104,106,108および表示駆動回路11
0を介してミシンモータ26,X軸送りモータ58,Y
軸送りモータ64および表示装置112が接続されてい
る。表示装置112はデータ入力を支援するコメントや
入力されたデータ,刺繍が施される模様の形状等を画面
に表示するものである。また、RAM76には図4に示
すように、外形線データエリア114,ブロックデータ
エリア116,糸密度データエリア118,針落ち位置
データエリア120および第一,第二カウンタ122,
124等がワーキングエリアと共に設けられている。さ
らに、ROM74には、図1にフローチャートで示すブ
ロックデータ変換ルーチン,図13に示す屈折点設定ル
ーチン等、刺繍を行うために必要な種々のルーチンが格
納されている。
【0011】本実施例において模様は四角形あるいは三
角形のブロックに分割されて各ブロック毎に刺繍が行わ
れ、四角形あるいは三角形を画定する4本あるいは3本
の辺のうちの2本を交互に縫目でつなぎ、各ブロック内
を縫目で埋めることにより行われる。そのためブロック
毎にブロックデータが設定される。ブロックデータは、
ブロックを規定する点(ブロック規定点と称する)の座
標データおよびブロック規定点に付された番号データを
含む。図5に示す四角形のブロック132の場合には、
縫目で互につながれる2本の辺134のうちの一方を規
定する2個のブロック規定点に1番,3番の符号が付さ
れ、他方の辺134を規定する2個のブロック規定点に
2番,4番の符号が付される。この際、1番および2番
が刺繍進行方向(模様が縫目で埋められていく方向であ
り、図中矢印で示される)の一方の側に位置し、3番お
よび4番が他方の側に位置するように番号データが付さ
れる。このようにブロックデータが作成されたブロック
132の場合、図6に示すように縫目が形成される。ま
た、図7に示すブロック136のように三角形を成す場
合には、3個のブロック規定点の1個は2個のブロック
規定点が重なり合ったものであると考えられ、四角形と
同様に4個のブロック規定点があるものとして扱われ、
縫目で交互につながれる2本の辺138の各ブロック規
定点に番号データが付される。ブロック136には、図
8に示すように縫目が形成される。なお、ブロックの4
本の辺のうち、縫目線により互につながれる辺を主辺,
隣接するブロックの辺と重なり合う辺を副辺と称する。
角形のブロックに分割されて各ブロック毎に刺繍が行わ
れ、四角形あるいは三角形を画定する4本あるいは3本
の辺のうちの2本を交互に縫目でつなぎ、各ブロック内
を縫目で埋めることにより行われる。そのためブロック
毎にブロックデータが設定される。ブロックデータは、
ブロックを規定する点(ブロック規定点と称する)の座
標データおよびブロック規定点に付された番号データを
含む。図5に示す四角形のブロック132の場合には、
縫目で互につながれる2本の辺134のうちの一方を規
定する2個のブロック規定点に1番,3番の符号が付さ
れ、他方の辺134を規定する2個のブロック規定点に
2番,4番の符号が付される。この際、1番および2番
が刺繍進行方向(模様が縫目で埋められていく方向であ
り、図中矢印で示される)の一方の側に位置し、3番お
よび4番が他方の側に位置するように番号データが付さ
れる。このようにブロックデータが作成されたブロック
132の場合、図6に示すように縫目が形成される。ま
た、図7に示すブロック136のように三角形を成す場
合には、3個のブロック規定点の1個は2個のブロック
規定点が重なり合ったものであると考えられ、四角形と
同様に4個のブロック規定点があるものとして扱われ、
縫目で交互につながれる2本の辺138の各ブロック規
定点に番号データが付される。ブロック136には、図
8に示すように縫目が形成される。なお、ブロックの4
本の辺のうち、縫目線により互につながれる辺を主辺,
隣接するブロックの辺と重なり合う辺を副辺と称する。
【0012】また、ブロックが複数並んで1個のブロッ
ク群を形成する場合がある。この場合には、先頭のブロ
ックを規定するために4個の点が必要であるが、それに
続くブロックの場合は前のブロックと2点が共通であり
、2点を設定すればブロックを規定することができる。 したがって、先頭のブロックについて作成されたブロッ
クデータの座標データには4点の座標が含まれ、それら
座標に1番〜4番の番号データが付されるのに対し、続
くブロックについて作成されたブロックデータの座標デ
ータには2点の座標が含まれ、それら座標には3番,4
番の番号データが付される。
ク群を形成する場合がある。この場合には、先頭のブロ
ックを規定するために4個の点が必要であるが、それに
続くブロックの場合は前のブロックと2点が共通であり
、2点を設定すればブロックを規定することができる。 したがって、先頭のブロックについて作成されたブロッ
クデータの座標データには4点の座標が含まれ、それら
座標に1番〜4番の番号データが付されるのに対し、続
くブロックについて作成されたブロックデータの座標デ
ータには2点の座標が含まれ、それら座標には3番,4
番の番号データが付される。
【0013】図9に示す模様140は、第一〜第三の3
個の領域142〜146から成る。第一領域142は第
1〜第10ブロックB1 〜B10から、第二領域14
4は第11〜第21ブロックB11〜B21から、第三
領域146は第22〜第31ブロックB22〜B31か
らそれぞれ成り、第一,第二,第三領域142,144
,146の順に刺繍が施される。これらブロックは、漢
字の「大」の字を規定し、曲線を含む外形線が四角形ブ
ロックに分割されることにより得られる。このような模
様について領域毎に模様データが作成される。模様デー
タは、各領域を構成するブロックをそれぞれ規定するブ
ロックデータ,各領域の刺繍開始点,終了点のデータ,
ブロックの辺が直線であることを指示するデータ,糸密
度データ等から成り、領域の刺繍順序に従って外部記憶
装置84に記憶されている。模様データ中、まず、糸密
度データ等のブロックデータ以外のデータが記憶され、
次いでブロックデータが記憶されるようになっており、
外部記憶装置84から模様データが読み出されるとき、
データがブロックデータからブロックデータ以外のデー
タに変わることにより領域が変わることがわかる。
個の領域142〜146から成る。第一領域142は第
1〜第10ブロックB1 〜B10から、第二領域14
4は第11〜第21ブロックB11〜B21から、第三
領域146は第22〜第31ブロックB22〜B31か
らそれぞれ成り、第一,第二,第三領域142,144
,146の順に刺繍が施される。これらブロックは、漢
字の「大」の字を規定し、曲線を含む外形線が四角形ブ
ロックに分割されることにより得られる。このような模
様について領域毎に模様データが作成される。模様デー
タは、各領域を構成するブロックをそれぞれ規定するブ
ロックデータ,各領域の刺繍開始点,終了点のデータ,
ブロックの辺が直線であることを指示するデータ,糸密
度データ等から成り、領域の刺繍順序に従って外部記憶
装置84に記憶されている。模様データ中、まず、糸密
度データ等のブロックデータ以外のデータが記憶され、
次いでブロックデータが記憶されるようになっており、
外部記憶装置84から模様データが読み出されるとき、
データがブロックデータからブロックデータ以外のデー
タに変わることにより領域が変わることがわかる。
【0014】このように模様140は3個の領域142
〜146により構成されるが、各領域142〜146の
外形線は各辺が直線である四角形ブロックの辺の集合で
あるため、滑らかにならない。特に、模様を拡大して刺
繍を施す場合には、辺と辺との境界点が角張って目立ち
、見映が悪くなる。そのため、模様を拡大して刺繍を施
す場合には図1に示すブロックデータ変換ルーチンが実
行され、ブロックデータを模様の外形を滑らかに規定す
るデータに変換するようにされている。以下、模様14
0を拡大して刺繍を施す場合を例に取り、ブロックデー
タの変換について説明する。なお、模様データの拡大処
理は針落ち位置データの作成に先立って予め行われてい
るものとする。
〜146により構成されるが、各領域142〜146の
外形線は各辺が直線である四角形ブロックの辺の集合で
あるため、滑らかにならない。特に、模様を拡大して刺
繍を施す場合には、辺と辺との境界点が角張って目立ち
、見映が悪くなる。そのため、模様を拡大して刺繍を施
す場合には図1に示すブロックデータ変換ルーチンが実
行され、ブロックデータを模様の外形を滑らかに規定す
るデータに変換するようにされている。以下、模様14
0を拡大して刺繍を施す場合を例に取り、ブロックデー
タの変換について説明する。なお、模様データの拡大処
理は針落ち位置データの作成に先立って予め行われてい
るものとする。
【0015】まず、ステップS1(以下、S1と略記す
る。他のステップについても同じ。)において刺繍を施
すべき模様について設定され、模様140の拡大処理さ
れた模様データが外部記憶装置84から読み込まれる。 読み込まれた模様データのうち、各領域毎の刺繍開始点
,終了点は外形線データエリア114に格納され、糸密
度データは糸密度データエリア118に格納され、ブロ
ックの辺が直線であることを示すデータおよびブロック
データはブロックデータエリア116に格納される。 次いで、S2において模様を構成する領域の総数N(模
様140の場合には3)がセットされ、S3において第
一カウンタ122のカウント値C1 が1にセットされ
た後、S4においてC1 番目の領域(ここでは第一領
域142)について外形線の組立てが行われる。外形線
の組立てとは、領域を構成する複数のブロックの2本ず
つの主辺のうち、両端に同じ番号が付された主辺を規定
する点の座標をブロック番号が小さい順に並べ、それら
座標を順に取り出すことができるようにすることであり
、1個の領域について2組ずつの外形線データが得られ
、外形線データエリア114に格納される。ここでは、
ブロックの両端に1番および3番が付された主辺ならび
に両端に3番が付された主辺がつながって成る線を上線
、両端に2番および4番が付された主辺ならびに両端に
4番が付された主辺がつながって成る線を下線と称する
。第一領域142の場合、図10に示すように、上線は
ブロック規定点が点A01,A03,・・・A21の順
に並べられて成り、下線はブロック規定点が点A02,
A04・・・A22の順に並べられて成る。なお、実際
には点A03〜A21に3番の刺繍番号が付され、点A
04〜A22に4番の刺繍番号が付されているのである
が、ここでは点の並び順を表すために上線の点について
は奇数番号,下線の点については偶数番号を付すことと
する。他の領域についても同じである。
る。他のステップについても同じ。)において刺繍を施
すべき模様について設定され、模様140の拡大処理さ
れた模様データが外部記憶装置84から読み込まれる。 読み込まれた模様データのうち、各領域毎の刺繍開始点
,終了点は外形線データエリア114に格納され、糸密
度データは糸密度データエリア118に格納され、ブロ
ックの辺が直線であることを示すデータおよびブロック
データはブロックデータエリア116に格納される。 次いで、S2において模様を構成する領域の総数N(模
様140の場合には3)がセットされ、S3において第
一カウンタ122のカウント値C1 が1にセットされ
た後、S4においてC1 番目の領域(ここでは第一領
域142)について外形線の組立てが行われる。外形線
の組立てとは、領域を構成する複数のブロックの2本ず
つの主辺のうち、両端に同じ番号が付された主辺を規定
する点の座標をブロック番号が小さい順に並べ、それら
座標を順に取り出すことができるようにすることであり
、1個の領域について2組ずつの外形線データが得られ
、外形線データエリア114に格納される。ここでは、
ブロックの両端に1番および3番が付された主辺ならび
に両端に3番が付された主辺がつながって成る線を上線
、両端に2番および4番が付された主辺ならびに両端に
4番が付された主辺がつながって成る線を下線と称する
。第一領域142の場合、図10に示すように、上線は
ブロック規定点が点A01,A03,・・・A21の順
に並べられて成り、下線はブロック規定点が点A02,
A04・・・A22の順に並べられて成る。なお、実際
には点A03〜A21に3番の刺繍番号が付され、点A
04〜A22に4番の刺繍番号が付されているのである
が、ここでは点の並び順を表すために上線の点について
は奇数番号,下線の点については偶数番号を付すことと
する。他の領域についても同じである。
【0016】続いてS5が実行され、C1 番目の領域
(ここでは第一領域142)の上線を構成する辺の総数
Mがセットされた後、S6においてC1 番目の領域(
ここでは第一領域142)の上線について屈折点が設定
され、S7においてC1 番目の領域(第一領域142
)の下線について屈折点が設定される。屈折点は上線,
下線のいずれについても図13に示す屈折点設定ルーチ
ンに従って行われる。
(ここでは第一領域142)の上線を構成する辺の総数
Mがセットされた後、S6においてC1 番目の領域(
ここでは第一領域142)の上線について屈折点が設定
され、S7においてC1 番目の領域(第一領域142
)の下線について屈折点が設定される。屈折点は上線,
下線のいずれについても図13に示す屈折点設定ルーチ
ンに従って行われる。
【0017】屈折点は次のように設定される。隣接する
2辺(C2 辺の延長,(C2 +1)辺)の成す角度
αが50度より大きい場合にはそれら2辺の境界点が屈
折点とされ、30度より小さい場合には、それら2辺は
連続辺とされる。また、角度αが30度以上50度以下
の場合には、(C2+1)辺の延長と(C2 +2)辺
との成す角度βと角度αとの差の絶対値が5度より小さ
い場合にはC2 辺と(C2 +1)辺とが連続辺とさ
れる。5度以上であって10度より小さい場合には、C
2辺および(C2 +2)辺が(C2 +1)辺に対し
て同じ側にあればC2 辺および(C2 +1)辺は連
続辺とされ、異なる側にあれば(C2 +1)辺の中点
が変曲点とされる。さらに、角度αとβとの差が10度
以上の場合には、角度αとβとの大きい方の角度を成す
2辺の境界点が屈折点とされる。
2辺(C2 辺の延長,(C2 +1)辺)の成す角度
αが50度より大きい場合にはそれら2辺の境界点が屈
折点とされ、30度より小さい場合には、それら2辺は
連続辺とされる。また、角度αが30度以上50度以下
の場合には、(C2+1)辺の延長と(C2 +2)辺
との成す角度βと角度αとの差の絶対値が5度より小さ
い場合にはC2 辺と(C2 +1)辺とが連続辺とさ
れる。5度以上であって10度より小さい場合には、C
2辺および(C2 +2)辺が(C2 +1)辺に対し
て同じ側にあればC2 辺および(C2 +1)辺は連
続辺とされ、異なる側にあれば(C2 +1)辺の中点
が変曲点とされる。さらに、角度αとβとの差が10度
以上の場合には、角度αとβとの大きい方の角度を成す
2辺の境界点が屈折点とされる。
【0018】屈折点設定ルーチンに基づき、上線につい
て屈折点の設定を説明する。S101において第二カウ
ンタ124のカウント値C2 が1にセットされ、次い
でS102においてC2 番目の辺の延長と(C2+1
)番目の辺との成す角度αが求められる。今、C2 は
1にセットされているため、第一領域142の上線の1
番目の辺の延長と2番目の辺との成す角度が求められる
。1番目の辺とは、上線を規定する11個の点のうち、
1番目の点と2番目の点とにより両端を規定される辺で
あり、2番目の辺とは2番目の点と3番目の点とにより
両端を規定される辺であって、第一領域142の上線の
場合、点A01,A03により両端を規定される辺の延
長と点A03,A05により両端を規定される辺との成
す角度αが求められる。そして、S103において角度
αが50度より大きいか否かの判定が行われ、大きい場
合にはS112が実行され、C2 番目の辺と(C2
+1)番目の辺との境界点が屈折点とされる。交差角度
αが50度より大きい場合には、2辺の傾きの変化が非
常に大きく、この点で外形線が屈折していると判定する
ことができるからである。第一領域142の辺A01−
A03の延長と辺A03−A05とが成す角度αは、図
11に示すように50度より大きく、S103の判定が
YESとなってS112が実行され、点A03が屈折点
とされる。ワーキングエリアに点A03について設けら
れた屈折点フラグがONとされるのである。そして、S
113においてカウント値C2 が1増加させられた後
、S111においてC2 が総辺数Mより大きいか否か
により、上線について屈折点の設定が終了したか否かの
判定が行われるが、この判定はNOであり、ルーチンの
実行はS102に戻る。
て屈折点の設定を説明する。S101において第二カウ
ンタ124のカウント値C2 が1にセットされ、次い
でS102においてC2 番目の辺の延長と(C2+1
)番目の辺との成す角度αが求められる。今、C2 は
1にセットされているため、第一領域142の上線の1
番目の辺の延長と2番目の辺との成す角度が求められる
。1番目の辺とは、上線を規定する11個の点のうち、
1番目の点と2番目の点とにより両端を規定される辺で
あり、2番目の辺とは2番目の点と3番目の点とにより
両端を規定される辺であって、第一領域142の上線の
場合、点A01,A03により両端を規定される辺の延
長と点A03,A05により両端を規定される辺との成
す角度αが求められる。そして、S103において角度
αが50度より大きいか否かの判定が行われ、大きい場
合にはS112が実行され、C2 番目の辺と(C2
+1)番目の辺との境界点が屈折点とされる。交差角度
αが50度より大きい場合には、2辺の傾きの変化が非
常に大きく、この点で外形線が屈折していると判定する
ことができるからである。第一領域142の辺A01−
A03の延長と辺A03−A05とが成す角度αは、図
11に示すように50度より大きく、S103の判定が
YESとなってS112が実行され、点A03が屈折点
とされる。ワーキングエリアに点A03について設けら
れた屈折点フラグがONとされるのである。そして、S
113においてカウント値C2 が1増加させられた後
、S111においてC2 が総辺数Mより大きいか否か
により、上線について屈折点の設定が終了したか否かの
判定が行われるが、この判定はNOであり、ルーチンの
実行はS102に戻る。
【0019】次にS102においては、2番目の辺と3
番目の辺とが成す角度αが求められる。第一領域142
の辺A03−A05の延長と辺A05−A07との成す
角度αが求められるのであり、この角度αは50度より
小さいためS103の判定がNOとなり、S104にお
いてαが30度より小さいか否かの判定が行われ、30
度より小さい場合にはS114が実行されてC2 番目
の辺と(C2 +1)番目の辺とが連続する辺とされる
。2個の辺が成す角度αが30度より小さい場合には、
それら辺の傾きの変化が少なく、一つの曲線で滑らかに
連続させた方がよいからである。S114ではC2 番
目の辺と(C2 +1)番目の辺との境界点(点A05
)についてワーキングエリアに設けられた屈折点フラグ
がOFFとされ、S115においてカウント値C2 が
1増加させられ、S111の判定が行われるが、この判
定の結果はNOであり、ルーチンの実行はS102に戻
る。
番目の辺とが成す角度αが求められる。第一領域142
の辺A03−A05の延長と辺A05−A07との成す
角度αが求められるのであり、この角度αは50度より
小さいためS103の判定がNOとなり、S104にお
いてαが30度より小さいか否かの判定が行われ、30
度より小さい場合にはS114が実行されてC2 番目
の辺と(C2 +1)番目の辺とが連続する辺とされる
。2個の辺が成す角度αが30度より小さい場合には、
それら辺の傾きの変化が少なく、一つの曲線で滑らかに
連続させた方がよいからである。S114ではC2 番
目の辺と(C2 +1)番目の辺との境界点(点A05
)についてワーキングエリアに設けられた屈折点フラグ
がOFFとされ、S115においてカウント値C2 が
1増加させられ、S111の判定が行われるが、この判
定の結果はNOであり、ルーチンの実行はS102に戻
る。
【0020】第一領域142の上線の場合、3番目の辺
(A05−A07)〜6番目の辺(A11−A13)ま
では、隣接する2辺による角度αはいずれも30度より
小さく、S103の判定がNO,S104の判定がYE
SとなってS114が実行され、点A07,A09,A
11についてそれぞれ屈折点フラグがOFFとされる。 それに対し、6番目の辺(A11−A13)の延長と7
番目の辺(A13−A15)とが成す角度αは50度よ
り小さいが30度より大きく、S104の判定がNOと
なる。そして、S105において(C2 +1)番目の
辺の延長と(C2 +2)番目の辺との成す角度βが算
出され、S106において角度βと角度αとの差の絶対
値が5度より小さいか否かの判定が行われる。この差が
5度より小さい場合には、C2 番目の辺と(C2 +
2)番目の辺との(C2 +1)番目の辺に対する各傾
きがほぼ均等であり、曲線で連続させた方がよいと判定
され、S114が実行される。また、5度より大きい場
合には、S107において10度より小さいか否かの判
定が行われる。そして、10度より小さく、かつ、C2
番目の辺および(C2 +2)番目の辺が(C2 +
1)番目の辺に対して同じ側にあれば、これら3辺は同
じ曲線を構成し、連続した曲線として扱った方がよいと
判定され、S114が実行される。また、10度より小
さく、かつ、C2 番目の辺と(C2 +2)番目の辺
とが(C2 +1)番目の辺に対して異なる側にあれば
、C2 番目の辺と(C2 +2)番目の辺とがそれぞ
れ凹凸が異なる別の曲線に属するとして扱った方がよい
と判定され、S117において(C2 +1)番目の辺
の中点に変曲点Tが設定される。なお、変曲点とは、実
際には一曲線上において接線の勾配の増減が反転する点
を言う。したがって、ここで設定される変曲点Tは正確
な意味での変曲点ではないが、曲線の凹凸が変わる点と
いう意味で変曲点と称することとする。
(A05−A07)〜6番目の辺(A11−A13)ま
では、隣接する2辺による角度αはいずれも30度より
小さく、S103の判定がNO,S104の判定がYE
SとなってS114が実行され、点A07,A09,A
11についてそれぞれ屈折点フラグがOFFとされる。 それに対し、6番目の辺(A11−A13)の延長と7
番目の辺(A13−A15)とが成す角度αは50度よ
り小さいが30度より大きく、S104の判定がNOと
なる。そして、S105において(C2 +1)番目の
辺の延長と(C2 +2)番目の辺との成す角度βが算
出され、S106において角度βと角度αとの差の絶対
値が5度より小さいか否かの判定が行われる。この差が
5度より小さい場合には、C2 番目の辺と(C2 +
2)番目の辺との(C2 +1)番目の辺に対する各傾
きがほぼ均等であり、曲線で連続させた方がよいと判定
され、S114が実行される。また、5度より大きい場
合には、S107において10度より小さいか否かの判
定が行われる。そして、10度より小さく、かつ、C2
番目の辺および(C2 +2)番目の辺が(C2 +
1)番目の辺に対して同じ側にあれば、これら3辺は同
じ曲線を構成し、連続した曲線として扱った方がよいと
判定され、S114が実行される。また、10度より小
さく、かつ、C2 番目の辺と(C2 +2)番目の辺
とが(C2 +1)番目の辺に対して異なる側にあれば
、C2 番目の辺と(C2 +2)番目の辺とがそれぞ
れ凹凸が異なる別の曲線に属するとして扱った方がよい
と判定され、S117において(C2 +1)番目の辺
の中点に変曲点Tが設定される。なお、変曲点とは、実
際には一曲線上において接線の勾配の増減が反転する点
を言う。したがって、ここで設定される変曲点Tは正確
な意味での変曲点ではないが、曲線の凹凸が変わる点と
いう意味で変曲点と称することとする。
【0021】第一領域142の6番目の辺(A11−A
13)の延長と7番目の辺(A13−A15)とが成す
角度αと7番目の辺(A13−A15)の延長と8番目
の辺(A15−A17)とが成す角度βとは差の絶対値
は5度より大きく10度より小さいためS107の判定
がYESとなり、また、6番目の辺と8番目の辺とは7
番目の辺に対して異なる側に位置するためS116の判
定がNOとなり、S117において7番目の辺の中点が
変曲点Tとされる。この変曲点Tの設定と共に、変曲点
Tを有する(C2 +1)番目の辺の両端の規定点につ
いてそれぞれ屈折点フラグがOFFとされる。(C2
+1)番目の辺と(C2 +2)番目の辺との境界点に
ついて屈折点フラグがOFFとされ、それら両辺につい
て屈折するか否かの判定が行われたことになるのであり
、次にS110が実行されてカウント値C2 が2増加
させられ、次に(C2 +2)番目の辺と(C2 +3
)番目の辺とについて屈折の判定が行われるようにされ
る。第一領域142の上線の残りの辺は、いずれも隣接
する辺による角度αが30度より小さいためS104の
判定がYESとなり、屈折点,変曲点は設定されない。
13)の延長と7番目の辺(A13−A15)とが成す
角度αと7番目の辺(A13−A15)の延長と8番目
の辺(A15−A17)とが成す角度βとは差の絶対値
は5度より大きく10度より小さいためS107の判定
がYESとなり、また、6番目の辺と8番目の辺とは7
番目の辺に対して異なる側に位置するためS116の判
定がNOとなり、S117において7番目の辺の中点が
変曲点Tとされる。この変曲点Tの設定と共に、変曲点
Tを有する(C2 +1)番目の辺の両端の規定点につ
いてそれぞれ屈折点フラグがOFFとされる。(C2
+1)番目の辺と(C2 +2)番目の辺との境界点に
ついて屈折点フラグがOFFとされ、それら両辺につい
て屈折するか否かの判定が行われたことになるのであり
、次にS110が実行されてカウント値C2 が2増加
させられ、次に(C2 +2)番目の辺と(C2 +3
)番目の辺とについて屈折の判定が行われるようにされ
る。第一領域142の上線の残りの辺は、いずれも隣接
する辺による角度αが30度より小さいためS104の
判定がYESとなり、屈折点,変曲点は設定されない。
【0022】上線について屈折点の設定が行われればS
111の判定がYESとなって屈折点設定ルーチンが終
了し、次にS7が実行され、第一領域142の下線につ
いて屈折点の設定が行われる。この下線の場合、いずれ
の隣接する2辺の角度αも30度より小さく、S104
の判定がYESになり、屈折点は設定されない。
111の判定がYESとなって屈折点設定ルーチンが終
了し、次にS7が実行され、第一領域142の下線につ
いて屈折点の設定が行われる。この下線の場合、いずれ
の隣接する2辺の角度αも30度より小さく、S104
の判定がYESになり、屈折点は設定されない。
【0023】続いてS8が実行され、C1 番目の領域
の上線を規定する曲線が設定される。この設定は、上線
を規定する全部の点,屈折点および変曲点に基づいて行
われる。屈折点,変曲点がいずれもない場合には、上線
を規定する全部の規定点を通る自由曲線が設定される。 自由曲線とは形状を自由に滑らかに表す曲線であり、ス
プライン曲線やベジエ曲線がその例である。これら曲線
は数次の曲線であり、次数は適宜に設定される。屈折点
が1個あれば、上線を規定する一方の端の点から屈折点
までの各規定点を通る自由曲線と、屈折点から他方の端
の点までの各規定点を通る自由曲線とが設定される。変
曲点が1個の場合も同じであり、上線を規定する両端の
点はそれぞれ屈折点として機能することとなる。また、
屈折点が2個以上あれば、隣接する屈折点を両端とし、
それらの間のブロック規定点を通る自由曲線が設定され
る。変曲点が2個以上ある場合も同様である。さらに、
屈折点と変曲点との両方が設定される場合には、それら
屈折点,変曲点を端とする自由曲線が設定される。
の上線を規定する曲線が設定される。この設定は、上線
を規定する全部の点,屈折点および変曲点に基づいて行
われる。屈折点,変曲点がいずれもない場合には、上線
を規定する全部の規定点を通る自由曲線が設定される。 自由曲線とは形状を自由に滑らかに表す曲線であり、ス
プライン曲線やベジエ曲線がその例である。これら曲線
は数次の曲線であり、次数は適宜に設定される。屈折点
が1個あれば、上線を規定する一方の端の点から屈折点
までの各規定点を通る自由曲線と、屈折点から他方の端
の点までの各規定点を通る自由曲線とが設定される。変
曲点が1個の場合も同じであり、上線を規定する両端の
点はそれぞれ屈折点として機能することとなる。また、
屈折点が2個以上あれば、隣接する屈折点を両端とし、
それらの間のブロック規定点を通る自由曲線が設定され
る。変曲点が2個以上ある場合も同様である。さらに、
屈折点と変曲点との両方が設定される場合には、それら
屈折点,変曲点を端とする自由曲線が設定される。
【0024】第一領域142の上線の場合、屈折点がA
03点に設定され、変曲点Tが辺A13−A15の中点
に設定されているため、点A01,A03を通る自由曲
線,点A03〜A13および点Tを通る自由曲線,点T
および点A15〜A21を通る自由曲線の3つの曲線が
設定される。また、S9においては下線についてこれを
規定する自由曲線が上線の場合と同様に設定される。第
一領域142の下線には屈折点および変曲点がいずれも
ないため、下線を規定する全部の規定点を通る自由曲線
が設定される。そして、S10において第一領域142
について設定されたブロックデータが、曲線により規定
されるブロックデータに変換される。ブロックデータエ
リア116に格納されたデータのうち、ブロックの辺が
直線であることを示すデータが消されるとともに、S8
,S9において設定された自由曲線の式および各自由曲
線を規定するブロック規定点,変曲点が格納されるので
ある。なお、ブロック規定点に付されて刺繍進行方向を
示す番号データは、そのままブロック規定点に付されて
残される。そして、S11において第一カウンタ122
のカウント値C1 が1増加させられ、S12において
全部のブロックデータの変換が行われたか否かの判定が
行われるが、この判定はNOであり、ルーチンの実行は
S4に戻る。
03点に設定され、変曲点Tが辺A13−A15の中点
に設定されているため、点A01,A03を通る自由曲
線,点A03〜A13および点Tを通る自由曲線,点T
および点A15〜A21を通る自由曲線の3つの曲線が
設定される。また、S9においては下線についてこれを
規定する自由曲線が上線の場合と同様に設定される。第
一領域142の下線には屈折点および変曲点がいずれも
ないため、下線を規定する全部の規定点を通る自由曲線
が設定される。そして、S10において第一領域142
について設定されたブロックデータが、曲線により規定
されるブロックデータに変換される。ブロックデータエ
リア116に格納されたデータのうち、ブロックの辺が
直線であることを示すデータが消されるとともに、S8
,S9において設定された自由曲線の式および各自由曲
線を規定するブロック規定点,変曲点が格納されるので
ある。なお、ブロック規定点に付されて刺繍進行方向を
示す番号データは、そのままブロック規定点に付されて
残される。そして、S11において第一カウンタ122
のカウント値C1 が1増加させられ、S12において
全部のブロックデータの変換が行われたか否かの判定が
行われるが、この判定はNOであり、ルーチンの実行は
S4に戻る。
【0025】次に、第二領域144について外形線の組
立て,屈折点の設定,自由曲線の設定およびブロックデ
ータの変換が行われる。第二領域144の上線は点B0
1〜B23が順に並べられて成り、下線は点B02〜B
24が順に並べられて成る。そして、S6において屈折
点設定ルーチンが実行され、上線の屈折点が求められる
。第二領域144の場合、2番目の辺(B03−B05
)の延長と3番目の辺(B05−B07)との成す角度
αが50度より大きいためS103の判定がYESとな
り、点B05が屈折点とされる。その他の隣接する2辺
による角度αはいずれも30度より小さいため、屈折点
は設定されず、連続する辺とされる。また、第二領域1
44の下線の場合、隣接する2辺による角度αはいずれ
も30度より小さく、屈折点は設定されない。そして、
上線について、点B01〜B05を通る自由曲線と、点
B05〜B23を通る自由曲線とが設定され、下線につ
いては点B02〜点B24を通る自由曲線が設定され、
ブロックデータがこれら自由曲線により外形線が規定さ
れるデータに変換される。
立て,屈折点の設定,自由曲線の設定およびブロックデ
ータの変換が行われる。第二領域144の上線は点B0
1〜B23が順に並べられて成り、下線は点B02〜B
24が順に並べられて成る。そして、S6において屈折
点設定ルーチンが実行され、上線の屈折点が求められる
。第二領域144の場合、2番目の辺(B03−B05
)の延長と3番目の辺(B05−B07)との成す角度
αが50度より大きいためS103の判定がYESとな
り、点B05が屈折点とされる。その他の隣接する2辺
による角度αはいずれも30度より小さいため、屈折点
は設定されず、連続する辺とされる。また、第二領域1
44の下線の場合、隣接する2辺による角度αはいずれ
も30度より小さく、屈折点は設定されない。そして、
上線について、点B01〜B05を通る自由曲線と、点
B05〜B23を通る自由曲線とが設定され、下線につ
いては点B02〜点B24を通る自由曲線が設定され、
ブロックデータがこれら自由曲線により外形線が規定さ
れるデータに変換される。
【0026】次に第三領域146についてブロックデー
タの変換が行われる。第三領域146の場合、上線を構
成する複数の辺のうち、隣接する2辺による角度αはい
ずれも30度より小さく、屈折点は設定されない。それ
に対し、下線を構成する辺は、点C14,C16により
規定される辺の延長と点C16,C18により規定され
る辺とが成す角度αは30度より大きく50度より小さ
く、点C16,C18により規定される辺の延長と点C
18,C20により規定される辺とが成す角度βと角度
αとの差の絶対値は10度より大きいためS107の判
定がNOとなり、S108において角度βが角度αより
大きいか否かの判定が行われる。角度βが角度αより大
きい場合にはS109が実行され、(C2 +1)番目
の辺と(C2 +2)番目の辺との境界点が屈折点とさ
れ、角度βが角度α以下の場合にはS112が実行され
、C2 番目の辺と(C2 +1)番目の辺との境界点
が屈折点とされる。隣接する2個の交差角度α,βのう
ち、大きい方の角度を規定する2辺の境界点が屈折点と
されるのである。なお、角度βの方がαより大きく、S
109が実行されるときには、C2 番目の辺と(C2
+1)番目の辺との境界点については屈折点フラグが
OFFとされ、また、この場合、(C2 +1)番目の
辺と(C2 +2)番目の辺とについて屈折点設定の判
定が済んでいるため、S110が実行されてカウント値
C2 が2増加させられ、次に(C2 +2)番目の辺
と(C2 +3)番目の辺とについて屈折点設定の判定
が行われるようにされる。
タの変換が行われる。第三領域146の場合、上線を構
成する複数の辺のうち、隣接する2辺による角度αはい
ずれも30度より小さく、屈折点は設定されない。それ
に対し、下線を構成する辺は、点C14,C16により
規定される辺の延長と点C16,C18により規定され
る辺とが成す角度αは30度より大きく50度より小さ
く、点C16,C18により規定される辺の延長と点C
18,C20により規定される辺とが成す角度βと角度
αとの差の絶対値は10度より大きいためS107の判
定がNOとなり、S108において角度βが角度αより
大きいか否かの判定が行われる。角度βが角度αより大
きい場合にはS109が実行され、(C2 +1)番目
の辺と(C2 +2)番目の辺との境界点が屈折点とさ
れ、角度βが角度α以下の場合にはS112が実行され
、C2 番目の辺と(C2 +1)番目の辺との境界点
が屈折点とされる。隣接する2個の交差角度α,βのう
ち、大きい方の角度を規定する2辺の境界点が屈折点と
されるのである。なお、角度βの方がαより大きく、S
109が実行されるときには、C2 番目の辺と(C2
+1)番目の辺との境界点については屈折点フラグが
OFFとされ、また、この場合、(C2 +1)番目の
辺と(C2 +2)番目の辺とについて屈折点設定の判
定が済んでいるため、S110が実行されてカウント値
C2 が2増加させられ、次に(C2 +2)番目の辺
と(C2 +3)番目の辺とについて屈折点設定の判定
が行われるようにされる。
【0027】第三領域146の場合、角度αの方が大き
いためS108の判定がNOとなり、S112において
点C16について屈折点フラグがONとされる。そして
、上線については点C01〜C21を通る自由曲線が設
定され、下線については点C02〜C16を通る自由曲
線と、点C16〜C22を通る自由曲線とが設定され、
ブロックデータはそれら自由曲線により外形線を規定す
るデータに変換される。第三領域146についてブロッ
クデータの変換が行われればS12の判定がYESとな
り、ルーチンの実行は終了する。
いためS108の判定がNOとなり、S112において
点C16について屈折点フラグがONとされる。そして
、上線については点C01〜C21を通る自由曲線が設
定され、下線については点C02〜C16を通る自由曲
線と、点C16〜C22を通る自由曲線とが設定され、
ブロックデータはそれら自由曲線により外形線を規定す
るデータに変換される。第三領域146についてブロッ
クデータの変換が行われればS12の判定がYESとな
り、ルーチンの実行は終了する。
【0028】このように模様を規定する四角形ブロック
のブロックデータを模様の外形線を曲線により規定する
ブロックデータに変換すれば、模様140の外形線は図
12に示すように滑らかな曲線となり、「大」の字のよ
うに外形線が曲がった模様であっても滑らかに、しかも
、角を付けるべき部分には角を付けてめりはりのある形
状に刺繍を施すことができる。
のブロックデータを模様の外形線を曲線により規定する
ブロックデータに変換すれば、模様140の外形線は図
12に示すように滑らかな曲線となり、「大」の字のよ
うに外形線が曲がった模様であっても滑らかに、しかも
、角を付けるべき部分には角を付けてめりはりのある形
状に刺繍を施すことができる。
【0029】なお、上記実施例においては屈折点を設定
するか否かの角度判定のしきい値が30度,50度,隣
接する2個の角度差のしきい値が5度,10度に設定さ
れていたが、これらの値の大きさによって模様の外形を
規定する曲線中に角が設けられるか否かが変わり、しき
い値は刺繍ミシンの使用者が好む角の付け方により適宜
の大きさに設定すればよい。
するか否かの角度判定のしきい値が30度,50度,隣
接する2個の角度差のしきい値が5度,10度に設定さ
れていたが、これらの値の大きさによって模様の外形を
規定する曲線中に角が設けられるか否かが変わり、しき
い値は刺繍ミシンの使用者が好む角の付け方により適宜
の大きさに設定すればよい。
【0030】また、上記実施例においては隣接する辺に
よる角度が設定値より大きい場合には必ず屈折点が設定
される他、その角度が中間程度の場合には別の条件が満
たされれば屈折点が設定されるようになっているが、し
きい値を1つのみ設け、その値より大きいか小さいかの
みによって屈折点を設定してもよい。
よる角度が設定値より大きい場合には必ず屈折点が設定
される他、その角度が中間程度の場合には別の条件が満
たされれば屈折点が設定されるようになっているが、し
きい値を1つのみ設け、その値より大きいか小さいかの
みによって屈折点を設定してもよい。
【0031】さらに、上記実施例において1つの領域の
外形線が上線と下線との2組に分けられ、それぞれにつ
いて自由曲線が設定され、ブロックデータの変換が行わ
れるようになっており、上線を規定する両端の点および
下線を規定する両端の点がそれぞれ屈折点として機能し
、それら端点において外形線が屈折するようにされてい
たが、領域の外形線を上線および下線に分けることなく
、ブロックデータの変換を行うようにしてもよい。この
際、屈折点が1個のみ設定される場合には、ブロックデ
ータは、屈折点において屈折し、全部のブロック規定点
を通る1個の閉曲線を成す外形線を規定するブロックデ
ータに変換されることとなる。
外形線が上線と下線との2組に分けられ、それぞれにつ
いて自由曲線が設定され、ブロックデータの変換が行わ
れるようになっており、上線を規定する両端の点および
下線を規定する両端の点がそれぞれ屈折点として機能し
、それら端点において外形線が屈折するようにされてい
たが、領域の外形線を上線および下線に分けることなく
、ブロックデータの変換を行うようにしてもよい。この
際、屈折点が1個のみ設定される場合には、ブロックデ
ータは、屈折点において屈折し、全部のブロック規定点
を通る1個の閉曲線を成す外形線を規定するブロックデ
ータに変換されることとなる。
【0032】また、上記実施例において屈折点は、隣接
する2辺による角度の大きさに基づいて設定されるよう
になっていたが、それ以外の態様によって設定してもよ
い。
する2辺による角度の大きさに基づいて設定されるよう
になっていたが、それ以外の態様によって設定してもよ
い。
【0033】さらに、上記実施例においては屈折点が自
動的に設定されるようになっていたが、オペレータが設
定するようにしてもよい。
動的に設定されるようになっていたが、オペレータが設
定するようにしてもよい。
【0034】また、上記実施例においては模様の外形線
を規定するためにスプライン曲線やベジエ曲線の自由曲
線が設定され、それに基づいてブロックデータの変換が
行われるようになっていたが、自由曲線以外の曲線を設
定し、ブロックデータの変換を行うようにしてもよい。
を規定するためにスプライン曲線やベジエ曲線の自由曲
線が設定され、それに基づいてブロックデータの変換が
行われるようになっていたが、自由曲線以外の曲線を設
定し、ブロックデータの変換を行うようにしてもよい。
【0035】さらにまた、上記実施例においては、模様
を規定する全部のブロックのブロックデータが外形線を
曲線により規定するブロックデータに変換されるように
なっていたが、一部のブロックデータのみを外形線を曲
線により規定するブロックデータに変換する場合にも本
発明を適用することができる。
を規定する全部のブロックのブロックデータが外形線を
曲線により規定するブロックデータに変換されるように
なっていたが、一部のブロックデータのみを外形線を曲
線により規定するブロックデータに変換する場合にも本
発明を適用することができる。
【0036】また、本発明は、模様を拡大して刺繍を施
す場合以外にも適用することができる。
す場合以外にも適用することができる。
【0037】さらに、本発明は、模様を規定する四角形
ブロックが、曲線を含んで模様を規定する外形線を分割
して得られる場合に限らず、もともと四角形ブロックが
並べられて模様が規定される場合の外形線の修正にも適
用することができる。
ブロックが、曲線を含んで模様を規定する外形線を分割
して得られる場合に限らず、もともと四角形ブロックが
並べられて模様が規定される場合の外形線の修正にも適
用することができる。
【0038】その他、特許請求の範囲を逸脱することな
く、当業者の知識に基づいて種々の変形,改良を施した
態様で本発明を実施することができる。
く、当業者の知識に基づいて種々の変形,改良を施した
態様で本発明を実施することができる。
【図1】本発明の一実施例であるブロックデータ処理方
法が実施される刺繍データ作成装置を備えた刺繍ミシン
の制御装置の主体を成すコンピュータのROMに格納さ
れたブロックデータ変換ルーチンを示すフローチャート
である。
法が実施される刺繍データ作成装置を備えた刺繍ミシン
の制御装置の主体を成すコンピュータのROMに格納さ
れたブロックデータ変換ルーチンを示すフローチャート
である。
【図2】上記刺繍ミシンを上記刺繍データ作成装置と共
に示す斜視図である。
に示す斜視図である。
【図3】上記制御装置の構成を示すブロック図である。
【図4】上記コンピュータのRAMの構成を示す概念図
である。
である。
【図5】上記刺繍データ作成装置により刺繍データが作
成される模様を分割して成る四角形のブロックの一例を
示す図である。
成される模様を分割して成る四角形のブロックの一例を
示す図である。
【図6】図5に示すブロックについて形成される縫目を
示す図である。
示す図である。
【図7】上記刺繍データ作成装置により刺繍データが作
成される模様を分割して成る三角形のブロックの一例を
示す図である。
成される模様を分割して成る三角形のブロックの一例を
示す図である。
【図8】図7に示すブロックについて形成される縫目を
示す図である。
示す図である。
【図9】上記刺繍データ作成装置により刺繍データを作
成される模様の一例を示す図である。
成される模様の一例を示す図である。
【図10】図9に示す模様を構成する領域がブロックに
分割された状態を示す図である。
分割された状態を示す図である。
【図11】図9に示す模様の外形線についての屈折点の
設定を説明する図である。
設定を説明する図である。
【図12】図9に示す模様の外形線が曲線に置換された
状態を示す図である。
状態を示す図である。
【図13】上記コンピュータのROMに格納された屈折
点設定ルーチンを示すフローチャートである。
点設定ルーチンを示すフローチャートである。
70 制御装置
114 外形線データエリア
116 ブロックデータエリア
140 模様
142 第一領域
144 第二領域
146 第三領域
Claims (1)
- 【請求項1】 刺繍模様を規定する複数の四角形ブロ
ックをそれぞれ規定するブロックデータを処理する方法
であって、前記複数の四角形ブロックの辺の集合から成
り、前記刺繍模様の外形を規定する外形線上に屈折点を
設定するステップと、前記ブロックデータを、前記複数
の四角形ブロックをそれぞれ規定するブロック規定点を
通り、少なくとも前記屈折点の両側の部分が曲線である
外形線を規定するブロックデータに変換するステップと
を含むことを特徴とする刺繍ミシンのブロックデータ処
理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11232191A JP2940217B2 (ja) | 1991-04-17 | 1991-04-17 | 刺繍ミシンのブロックデータ処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11232191A JP2940217B2 (ja) | 1991-04-17 | 1991-04-17 | 刺繍ミシンのブロックデータ処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04317688A true JPH04317688A (ja) | 1992-11-09 |
JP2940217B2 JP2940217B2 (ja) | 1999-08-25 |
Family
ID=14583748
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11232191A Expired - Fee Related JP2940217B2 (ja) | 1991-04-17 | 1991-04-17 | 刺繍ミシンのブロックデータ処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2940217B2 (ja) |
-
1991
- 1991-04-17 JP JP11232191A patent/JP2940217B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2940217B2 (ja) | 1999-08-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |