JP2931647B2 - 原稿読取装置 - Google Patents

原稿読取装置

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JP2931647B2 JP2198684A JP19868490A JP2931647B2 JP 2931647 B2 JP2931647 B2 JP 2931647B2 JP 2198684 A JP2198684 A JP 2198684A JP 19868490 A JP19868490 A JP 19868490A JP 2931647 B2 JP2931647 B2 JP 2931647B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は原稿読取装置に関し、詳しくは、簡略化した
構成で安定した原稿読み取り動作を実現する原稿読取装
置に関する。
〔従来の技術〕
原稿読取装置はファクシミリ装置や複写装置等に利用
されているが、従来より、原稿の間隔をできるだけ短く
するために、原稿を分離して読取位置に搬送する搬送ロ
ーラーや読み取られた原稿を排出する排出ローラーを常
時回転するようにするとともに搬送ローラーと排出ロー
ラーの周速差を利用して原稿の分離と原稿間隔の設定を
行なうものが提案されている(特開昭61−27838号公
報、特開昭62−264134号公報参照)。
このような搬送ローラーと排出ローラーの周速差を利
用した原稿読取装置を適用したものとして第21図に示す
ファクシミリ装置があり、ファクシミリ装置1は、原稿
有無検出手段2、ADF(Auto Document Fieder)3、搬
送ローラー対4a、4b、原稿先端後端検知手段5、光源
6、排出ローラー対7a、7b、ミラー8a、8b、レンズ9、
CCD(Charge Coupled Device)10、感熱記録紙11、サー
マルヘッド12、プラテンローラー13およびFCU(Facsimi
le Control Unit)14等を備えている。原稿先端後端検
知手段5は搬送ローラー対4a、4bと排出ローラー対7a、
7bとの間に配設されており、搬送ローラー対4a、4bと排
出ローラー対7a、7bとの間に原稿読み取りラインが位置
する。
このファクシミリ装置1では原稿有無検出手段2が原
稿のセットされたことを検知すると、待機状態になり、
送信ボタンが投入されると、ADF3、排出ローラー対7a、
7b、搬送ローラー対4a、4bを駆動する。これにより、原
稿の先端がADF3および搬送ローラー対4a、4bにより搬送
され、原稿先端後端検知手段5で検知されて所定距離搬
送された後、読取位置に到達する。図中矢印方向Aに搬
送される原稿の画像は読取位置で光源6から投射される
反射光によって矢印方向Aと垂直方向に1ラインづつCC
D10で読み取られ、光電変換されて画像データとしてFCU
14により送信される。また、FCU14によって受信された
画像データはサーマルヘッド12によって感熱記録紙11に
記録される。このファクシミリ装置1では排出ローラー
対7a、7bの回転速度が搬送ローラー対4a、4bの回転速度
よりも早いことにより、いわゆる搬送ローラー対4a、4b
と排出ローラー対7a、7bの周速差を利用して原稿の分離
と原稿間隔の設定を行なっている。
また、原稿の分離および原稿間隔の設定を周速差を利
用しないものとしては第22図に示すファクシミリ装置21
があり、このファクシミリ装置21ではADF22内のローラ
ー23に電磁クラッチやソレノイドを使用し、ローラー23
を駆動制御して原稿の分離および原稿間隔の設定を行な
っている。
また、分離ローラーと搬送ローラーがそれぞれ単独で
原稿を搬送する場合に、分離ローラーと搬送ローラーを
駆動するモーターのパルス周波数を変更して搬送速度を
一定とすることによって周速差によって読み取った原稿
画像の乱れることを防止す原稿読取装置として、例え
ば、特開昭63−180646号公報に記載のものや特開昭64−
32839号公報に記載のものがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来の原稿読取装置にあっ
ては、周速差を利用して原稿の分離および原稿間隔の設
定を行なう場合は搬送ローラー対4a、4bを設ける必要が
あり、また、周速差を利用せずにADF22で原稿の分離お
よび原稿間隔の設定を行なう場合はローラー23に電磁ク
ラッチやソレノイドを使用する必要があったため、搬送
ローラー対4a、4bのための駆動ギア類も必要となって部
品構成やレイアウトが複雑になり、原稿読取装置のコス
ト高につながる。また、周速差を利用する場合は搬送ロ
ーラー対4a、4bと排出ローラー対7a、7bでそれぞれ単独
で原稿を搬送している時、それぞれの線速度の違いによ
って読取位置を通過する原稿画像の送り量が変化し、読
み取った画像に乱れが生じるという問題も発生してい
た。
また、モーターを駆動するパルス周波数を変更して分
離ローラーと搬送ローラーの搬送速度を一定にして読取
画像の乱れを取り除こうとする原稿読取装置の場合、高
周波数対応のパルスモーターが必要となり、また、複数
の周波数を発生させるための特別な発信回路が必要とな
るため、原稿読取装置のコスト高を招き、また、パルス
モータで微細な速度調整が不可能であるため、読取画像
の乱れを確実に取り除くことは不可能である。さらに、
この場合、モーターの駆動速度を2回は変更する必要が
あり、速度の変更量が大きくなり、この点でも読取画像
の乱れを確実に取り除くことは不可能である。
〔発明の目的〕
そこで、請求項1記載の発明は、搬送ローラーと排出
ローラーの周速差によって搬送ローラー単独で原稿を搬
送した時に発生する原稿画像の余分な読取ライン数を計
数し、該余分な読取ライン数を間引くことにより、周速
差による読取画像の乱れを解消して、また、請求項2記
載の発明は、排出ローラーを透明部材で形成するととも
に原稿先端後端検知手段および読取位置を排出ローラー
のニップ部近傍に配設することにより、部品構成を簡略
化し、かつ、安定した画像読取を実現して、周速差を利
用する場合に必要となるローラーや周速差を利用しない
場合に必要となる電磁クラッチ、ソレノイド等を不用に
するとともに部品数および部品構成のレイアウトを簡略
化して原稿読取装置を低コストで提供することを目的と
し、 請求項3記載の発明は、分離ローラー単独で原稿を読
取位置に搬送している場合、所定期間毎に読取画像から
1ライン分を間引くことにより、また、請求項4記載の
発明は、分離ローラーと搬送ローラーがそれぞれ単独で
読取位置に原稿を搬送しているときの原稿搬送量の変化
量を検出し、該変化量に基づいて所定期間毎に読取画像
から間引くライン数を設定することにより、また、請求
項5記載の発明は、分離ローラーと搬送ローラーによる
搬送速度が変化する期間毎に読取画像から間引くライン
数を変更することにより、分離ローラーと搬送ローラー
を駆動するモーターの複数な速度制御を行なわずに分離
ローラーと搬送ローラーの周速差によって発生する原稿
画像の余分な読取ライン数を読取画像を蓄積する際に確
実に間引いて、低コストで読取画像の曲がりを補正する
原稿読取装置を提供することを目的としている。
〔発明が解決しようとする手段〕
上記目的を達成するため、 請求項1記載の発明は、 原稿を読取部の読取位置に搬送する搬送ローラーと、 搬送ローラーに当接し原稿を1枚づつ分離する押圧部
材と、 読取部で読み取られた原稿を送り出す排出ローラー
と、 排出ローラーに当接し原稿を送り出すプレッシャーロ
ーラーと、 読取部の読取位置に搬送される原稿の先端及び後端を
検出する原稿先端後端検知手段と、を備え、 原稿先端後端検知手段が原稿の先端を検出した後、読
取位置を通過する原稿画像を1ライン毎に読み取るとと
もに原稿間の間隔を搬送ローラーと排出ローラーの周速
差により設定する原稿読取装置において、 前記搬送ローラーが単独で原稿を搬送して前記読取位
置を通過させているとき、所定単位期間に前記読取部で
読み取る原稿画像の読取ライン数を計数する計数手段を
設け、該搬送ローラー単独で該読取位置を通過させて原
稿画像を読み取っている間に前記排出ローラーとの周速
差によって発生する原稿画像の余分な読取ライン数を計
数手段の計数結果に基づいて設定し、該余分な読取ライ
ン数分の読取画像を間引くようにしたことを特徴とし、 請求項2記載の発明は、 原稿を読取部の読取位置に搬送する搬送ローラーと、 搬送ローラーに当接し原稿を1枚づつ分離する押圧部
材と、 読取部で読み取られた原稿を送り出す排出ローラー
と、 排出ローラーに当接し原稿を送り出すプレッシャーロ
ーラーと、 読取部の読取位置に搬送される原稿の先端及び後端を
検出する原稿先端後端検知手段と、を備え、 原稿先端後端検知手段が原稿の先端を検出した後、読
取位置を通過する原稿画像を1ライン毎に読み取るとと
もに原稿間の間隔を搬送ローラーと排出ローラーの周速
差により設定する原稿読取装置において、 前記排出ローラーを透明部材で形成するとともに該排
出ローラーと前記プレッシャーローラーとの当接部分に
形成されるニップ部近傍に前記原稿先端後端検知手段を
配設し、前記読取部の読取位置を該ニップ部近傍に設定
したことを特徴とし、 請求項3記載の発明は、 原稿を1枚づつ分離して読取部の読取位置に搬送する
分離ローラーと、 読取部で読み取られた原稿を送り出す搬送ローラー
と、 読取部の読取位置に搬送される原稿の先端及び後端を
検出する原稿先端後端検知手段と、を備え、 原稿先端後端検知手段が原稿の先端を検出した後、読
取位置を通過する原稿画像を1ライン毎に読み取るとと
もに原稿間の間隔を分離ローラーと搬送ローラーの周速
差により設定する原稿読取装置において、 前記分離ローラーが単独で原稿を搬送して前記読取位
置を通過させているとき、所定単位期間毎に前記読取部
で読み取られる原稿画像の読取画像から1ライン分を間
引く画像間引き手段を設けたことを特徴とし、 請求項4記載の発明は、 原稿を1枚づつ分離して読取部の読取位置に搬送する
分離ローラーと、 読取部で読み取られた原稿を送り出す搬送ローラー
と、 読取部の読取位置に搬送される原稿の先端及び後端を
検出する原稿先端後端検知手段と、を備え、 原稿先端後端検知手段が原稿の先端を検出した後、読
取位置を通過する原稿画像を1ライン毎に読み取るとと
もに原稿間の間隔を分離ローラーと搬送ローラーの周速
差により設定する原稿読取装置において、 前記分離ローラーおよび前記搬送ローラーがそれぞれ
単独で原稿を搬送して前記読取位置を通過させていると
きの所定単位期間の原稿搬送量の変化量を検出する搬送
量検出手段と、 該分離ローラーが単独で原稿を搬送して該読取位置を
通過させているとき、該原稿搬送量の変化量に基づいて
前記読取部で読み取られる原稿画像の読取画像から1ラ
イン分を間引くタイミングを設定する間引きタイミング
設定手段と、を設け、 分離ローラー単独で読取位置を通過させて原稿画像を
読み取っている間に搬送ローラーとの周速差によって発
生する原稿画像の余分な読取ライン数を間引きタイミン
グ設定手段で設定される間引きタイミングに基づいて該
余分な読取ライン数分の読取画像を間引くようにしたこ
とを特徴とし、 請求項5記載の発明は、 原稿を1枚づつ分離して読取部の読取位置に搬送する
分離ローラーと、 読取部で読み取られた原稿を送り出す搬送ローラー
と、 読取部の読取位置に搬送される原稿の先端及び後端を
検出する原稿先端後端検知手段と、を備え、 原稿先端後端検知手段が原稿の先端を検出した後、読
取位置を通過する原稿画像を1ライン毎に読み取るとと
もに原稿間の間隔を分離ローラーと搬送ローラーの周速
差により設定する原稿読取装置において、 前記分離ローラーが単独で原稿を搬送して前記読取位
置を通過させている場合と、該分離ローラーとともに搬
送ローラーによって原稿を搬送して読取位置を通過させ
ている場合と、の各搬送期間における搬送速度に対応し
て所定単位期間毎に前記読取部で読み取られる原稿画像
の読取画像から間引くライン数を設定する間引きライン
数設定手段を設け、 該各搬送期間における搬送速度に対応して読取部で読
み取られる原稿画像の読取画像から間引くライン数を変
更するようにしたことを特徴とするものである。
以下、実施例に基づいて具体的に説明する。
第1〜8図は本発明の一実施例を示す図である。
第1図は本発明の原稿読取装置31の要部構成図であ
り、原稿読取装置31は、原稿有無検知手段32、ADF(Aut
o Document Fieder)部33、原稿先端後端検知手段34、
光源35、排出ローラー36およびプレッシャーローラー37
等を備えている。
図外の原稿台には原稿が複数枚重ねてセットされ、原
稿台にセットされた原稿は原稿有無検知手段32により検
出される。ADF部33は搬送ローラー38および押圧板39等
を備えており、押圧板39は搬送ローラー38に当接してい
る。ADF部33は原稿有無検知手段32が原稿を検出したと
き搬送ローラー38の駆動を開始して原稿台にセットされ
た最下段の原稿を1枚づつ分離して図中矢印方向の読取
位置40に搬送する。押圧板39は原稿台にセットされた原
稿の最上段に当接して原稿を搬送ローラー38に押しつけ
る。原稿先端後端検知手段34はADF部33と読取位置40の
間の所定位置に設けられており、原稿先端後端検知手段
34はADF部33から搬送されてきた原稿の先端および後端
を検出する。原稿先端後端検知手段34としては、例え
ば、マイクロスイッチやフォトカプラ等が用いられる。
光源35は読取位置に搬送されてきた原稿画像に光を投射
し、図外の読取部で原稿からの反射光を受けて1ライン
毎に原稿画像が読み取られる。すなわち、読取位置40を
通過する原稿画像は図中の搬送方向Gに対して垂直方向
(図面の手前方向)で1ライン毎に読み取られており、
その読取速度は搬送ローラー38および排出ローラー36の
回転速度によって発生する線速度に左右される。排出ロ
ーラー36はプレッシャーローラー37に当接して回転し、
プレッシャーローラー37とともに回転する。
原稿読取装置31は、第2図に示すように、CPU51を有
しており、CPU51は上記搬送ローラー38および排出ロー
ラー36を回転駆動するモーター52の駆動を制御するとと
もに光源35の点灯タイミングや読取部のCCD53から入力
される画像データの通信処理等を制御している。このCP
U51には原稿有無検知手段32および原稿先端後端検知手
段34からその検出信号が入力されており、CPU51はこれ
らの検知手段32、34の検出結果に基づいてモーター52、
光源35およびCCD53を制御する。また、CPU51は原稿の搬
送位置に基づいて後述する搬送速度の制御処理を実行し
て読取位置を通過する原稿画像の搬送速度を等速度に制
御する。
次に、作用について第3図〜第8図に基づいて説明す
る。
なお、本実施例においてはモーター52の回転数をXと
したときのADF部33の搬送ローラー38による原稿搬送線
速をA、排出ローラー36による原稿搬送線速をBとす
る。また、第3図〜第6図に示す原稿読取装置31の各動
作状態におけるこれら線速度A、Bおよび回転数Xの制
御処理について第7図のフローチャートに従って説明す
る。
原稿読取装置31は原稿54が原稿台にセットされ、原稿
有無検知手段32が原稿54を検出すると(第3図の状態)
(ステップP1)、モーター52を回転数Xで駆動して搬送
ローラー38の原稿搬送線速をA、排出ローラー36の原稿
搬送線速をBとする(ステップP2)。これにより原稿台
の最下段にセットされた原稿54が搬送方向Gに搬送され
ていく。搬送された原稿54の先端が原稿先端後端検知手
段34に達して検出されると(第4図の状態)(ステップ
P3)、さらに任意のステップ数搬送させた後、原稿画像
の読取を開始する時(第5図の状態)、モーター52の回
転数をX′に変更して駆動する(但し、X<X′)(ス
テップP4)。このときの搬送ローラー38の原稿搬送線速
度はBとなり、排出ローラー36の原稿搬送線速度はB′
となるものとする(但し、B<B′)。すなわち、回転
数X′は回転数Xで排出ローラー36を駆動している時に
排出ローラー36に発生する原稿搬送線速度Bを搬送ロー
ラー38に発生させるように設定される。次いで、モータ
ー52の回転数X′で原稿54の任意ステップ数搬送して原
稿54の先端が排出ローラー36とプレッシャーローラー37
の接するニップ部に達すると(第6図の状態)、モータ
ー52の回転数をXに戻して駆動する(ステップP5)。こ
こで再び搬送ローラー38の原稿搬送線速度はAに排出ロ
ーラー36の原稿搬送線速度はBに戻る。次いで、原稿先
端後端検知手段34が原稿54の後端を検出するまでモータ
ー52の回転数をXの状態で駆動し(ステップP6)、原稿
有無検知手段32が原稿54を検出している間はステップP2
からステップP6の処理を繰り返し実行して原稿54の搬送
を行なう(ステップP7)。次いで、原稿画像の読み取り
が終了した原稿54は排出ローラー36から図外の排紙トレ
ーに排出し(ステップP8)、待機状態に戻って処理を終
了する(ステップP9)。
以上のように原稿の搬送状態に応じてモーター52の回
転数をX、X′と変更することによって第3図に示す区
間aまでは原稿54は搬送ローラー38によって搬送線速度
Aで搬送され、読取開始位置からの区間bではモーター
52の回転数がXからX′に上げられて原稿搬送線速度も
AからBに上げられる。次いで、原稿54の先端が排出ロ
ーラー36のニップ部に達したところで再びモーター52の
回転数がX′からXに戻されて原稿54は排出されるまで
原稿搬送線速度Bで搬送される。
したがって、原稿54の画像が読取位置40を通過してい
る間は常にその搬送線速度はBという一定の等速度で搬
送され、搬送ローラー38と排出ローラー36の周速差によ
って原稿搬送線速度が異なって読取位置40を通過する際
の原稿54の送り量に変動が発生する事態が避けられる。
その結果、読取位置40を通過する原稿54の搬送速度が安
定して図外の読取部の読み取り動作も安定する。さら
に、本実施例では搬送ローラー38と排出ローラー36を一
つのモーター52で駆動制御するようにしているので、従
来の周速差を利用する場合に必要となるローラーや周速
差を利用せずに搬送ローラーを駆動制御する際に必要と
なる電磁クラッチおよびソレノイド等が不用になり、原
稿読取装置31を構成する部品数および構成レイアウトを
簡略化でき、コストダウンを図ることができる。
また、上記実施例以外の搬送ローラー38および排出ロ
ーラー36の速度制御方法を第8図のフローチャートに従
って説明する。なお、本フローチャートにおいて上記第
7図のステップと同一部分には同一のステップ番号を符
してその説明を省略する。
原稿台にセットされた原稿54の先端を原稿先端後端検
知手段34が検出すると(ステップP1、P2)、モーター52
の回転数をXからX′に変更して駆動して原稿54を搬送
ローラー38によって原稿搬送線速度Bで搬送し(ステッ
プP11)、読取開始位置40から任意ステップ数搬送した
ところで原稿画像の読み取りを開始する(ステップP1
2)。次いで、原稿54の先端が排出ローラー36のニップ
部に達したところでモーター52の回転数をX′からXに
戻して引続き原稿54を排出ローラー36によって原稿搬送
線速度Bで搬送して、以後、上記と同様の搬送処理を実
行する(ステップP5〜P9)。
したがって、第8図の搬送ローラー38および排出ロー
ラー36の速度制御処理によって第3図に示すc区間の原
稿搬送線速度がBになって読取位置40を通過する原稿54
の搬送速度がB一定の等速度になる。第7図の処理と同
様に原稿54の読取位置40における送り量が安定し、図外
の読取部の読み取り動作も安定する。
第9図〜第11図は請求項1記載の発明の原稿読取装置
の一実施例を示す図である。本実施例は上記第1図に示
した原稿読取装置と同様の部品構成の原稿読取装置に適
用したものであり、その図示を省略し異なる制御系のブ
ロック図を第9図に示す。
本実施例では上記第2図に示したモーター52は設け
ず、搬送ローラー38と排出ローラー36の周速差によって
従来と同様に原稿の分離および原稿間隔の設定を行なう
が、その周速差によって原稿搬送線速度が変化して発生
する読取位置40で読み取られる読取ライン数の乱れを画
像処理によって補正するものである。
第9図において、原稿読取装置はその制御系にCPU6
1、ビデオ処理回路62および間引き回路63等を備えてお
り、読取部に設けられたCCD64を制御して原稿54から読
み取った画像データの処理を行なう。
CPU61は第1図に示した各部を制御して原稿54の搬送
処理を実行するとともに上記読取位置40を通過する原稿
54の画像からCCD64で1ライン毎に読み取られて出力さ
れる画像データの処理をビデオ処理回路62および間引き
回路63を制御して実行する。
ビデオ処理回路62はCPU61および間引き回路62から入
力されるマスタークロック信号MCLK、基準クロック信号
CLKおよび間引き制御信号CLK1に従ってCCD64に制御信号
を出力して制御し、CCD64から入力されるアナログ画信
号XVIDEOを2値化画信号BVTDEOに変換してCPU61に出力
するとともに後述する読み取った画像ラインの間引き処
理によって有効画情報信号DTVLDをCPU61に出力する。
間引き回路63はCPU61から入力される基準クロック信
号CLKおよび原稿の搬送状態を示す原稿搬送状態信号ctr
1に基づいて所定期間にCCD64で読み取られる複数ライン
分のアナログ画信号XVIDEOの中で間引く部分を指定する
間引き制御信号CLK1をビデオ処理回路63に出力する。
次に、作用について第10、11図に示す上記各信号のタ
イミングチャートを参照して説明する。
なお、本実施例では搬送ローラー38の原稿搬送線速度
をA、排出ローラー36の原稿搬送線速度をBとし、Aと
Bの関係はA=0.9Bとする。
原稿54はその先端が排出ローラー36のニップ部に達す
るまでは搬送ローラー38単独で搬送されるため、この間
原稿54の画像は読取位置40を原稿搬送線速度Aで搬送さ
れる。すなわち、上記第4図から第5図に示した原稿搬
送状態における原稿54の搬送速度がこの原稿搬送線速度
Aに相当する。次いで、排出ローラー36によって原稿54
が搬送されるようになると、原稿54は排出ローラー36に
よって原稿搬送線速度Bで搬送されることになる。すな
わち、上記第6図に示した位置からの原稿54の搬送速度
がこの原稿搬送線速度Bに相当する。
第10、11図(a)に示すように基準クロック信号CLK
の1サイクルで原稿54の画像1ライン分を読み取ること
とし、この読取時間をTとし、例えば、10ライン分の読
取画像について搬送ローラー38単独で原稿54を搬送した
場合と排出ローラー36で原稿54を搬送した場合の画像密
度を比較する。上記のように搬送ローラー38と排出ロー
ラー36の原稿搬送線速度の関係がA=0.9Bであるため、
同じ10ライン分の読取画像で搬送ローラー38で搬送した
場合と排出ローラー36で搬送した場合で読取位置40を通
過する原稿54の搬送速度が変化し、CCD64によって読み
取られるアナログ画信号X−VIDEOの画像密度が変化し
て再生した時に画像に乱れが発生してしまう。すなわ
ち、搬送ローラー38単独で原稿54を搬送した場合の搬送
速度が排出ローラー36よりも遅いため、読取位置40を通
過する原稿54の送り量が少なくなってCCD64で読み取ら
れる原稿画像の画像密度が排出ローラー36で搬送した場
合よりも密になる。このような搬送ローラー38と排出ロ
ーラー36の周速差によって発生する読取画像の乱れを補
正するため、本実施例では間引き回路63によって搬送ロ
ーラー38で原稿54を搬送している時は画像密度を揃える
ように、例えば10ライン分の読取画像から1ライン分を
間引くようにする。
間引き回路63はCPU61から出力される基準クロック信
号CLKを計数するとともに原稿搬送状態信号ctr1を監視
しており、原稿54が排出ローラー36によって搬送されて
いるときは第10図(b)、(c)に示すようにその間引
き制御信号はハイ(H)のままでビデオ処理回路62に出
力され、CCD64から出力される10ライン分のアナログ画
信号BVIDEOは全て有効なものとして2値化されて有効画
情報信号DTVLDがビデオ処理回路62からCPU61に出力され
る。原稿54が搬送ローラー38単独搬送されている時は間
引き回路63は第11図(b)、(c)に示すようにCCD64
から出力される10ライン分のアナログ画信号BVIDEOのう
ち1ライン分を間引くようにその間引き制御信号CLK1が
ビデオ処理回路62に出力される。この間引き制御信号CL
K1を受けてビデオ処理回路62からは9ライン分のアナロ
グ画信号BVIDEOが2値化されてCPU61に出力される。以
上の画像処理により、搬送ローラー38単独で原稿54で搬
送されて読取位置40を通過している間はCCD64によって
読み取られた10ライン分の読取画像のうち1ライン分が
間引きされて画像処理が行なわれることにより、その画
像密度は排出ローラー36で原稿54が搬送されてCCD64で
読み取られて処理される10ライン分の読取画像密度と同
じになり、再生時に画像密度違のいによって再生画像が
乱れてしまうという事態が避けられる。
したがって、搬送ローラー38と排出ローラー36の周速
差によって原稿画像読取時に発生する読取画像の乱れを
これら搬送ローラー38と排出ローラー36の速度制御を行
なわず画像処理の段階で補正することが可能になり、そ
の速度制御のために必要になるローラーや電磁クラッチ
等の部品を不用にして原稿読取装置を構成する部品数お
よび構成レイアウトを簡略化でき、コストダウンを図る
ことができる。
第12、13図は請求項2記載の発明の原稿読取装置の一
実施例を示す図である。本実施例は上記第1図に示した
原稿読取装置31の排出ローラー36を透明部材によって形
成し、原稿先端後端検知手段34と読取位置40を排出ロー
ラー36のニップ部近傍に配設したものである。第1図と
同様の構成部分には同一の符号を付してその説明を省略
し、制御系の構成は第2図に示したものと同一であるた
め図示は省略する。
第12図において、原稿読取装置71は、その排出ローラ
ー72を透明ローラーとすることによって原稿先端後端検
知手段34と読取位置40を排出ローラー72のニップ部近傍
に設定することを可能にしている。この原稿読取装置71
の原稿搬送処理は第13図に示すように、原稿有無検知手
段32が原稿を検出して(ステップP21)ADF部33が原稿を
原稿先端後端検知手段34まで搬送した直後(ステップP2
2、P23)、原稿は読取位置40に達しているので、図外の
読取部によって直ちに原稿画像の読み取りを開始するこ
とができる(ステップP24)。排出ローラー36は原稿先
端後端検知手段34が原稿の後端を検出するまで原稿の搬
送を継続し(ステップP25、P26)、原稿有無検知手段32
が原稿を検出しなくなるまでステップP22からステップP
26の原稿搬送および画像読み取りを繰返し実行する(ス
テップP27)。次いで、画像読み取りを終了した原稿は
図外の排紙トレーに排出して待機状態に戻る(ステップ
P28、P29)。
したがって、この原稿読取装置71においては、原稿先
端後端検知手段34と読取位置40を排出ローラー72のニッ
プ部近傍に配設したことにより、原稿先端後端検知手段
34が原稿の先端を検出した直後の画像読取開始が可能に
なるとともに、画像読取中は排出ローラー72単独で原稿
を搬送しているので安定した原稿搬送線速度によって画
像読み取りが可能になる。その結果、従来の周速差を利
用する場合に必要となるローラーや周速差を利用せずに
搬送ローラーを駆動制御する際に必要となる電磁クラッ
チおよびソレノイド等が不用になり、原稿読取装置31を
構成する部品数および構成レイアウトを簡略化でき、コ
ストダウンを図ることができる。
また、その他の実施例として第14図に示す原稿読取装
置81のように排出ローラー72の代りにコンタクトガラス
82を配設してプレッシャーローラー37によって原稿を搬
送することによって同様の効果を得ることができる。さ
らに、第15図に示す原稿読取装置91のように排出ローラ
ー72の代りに等倍センサー92を配設し、この等倍センサ
ー92によって原稿を押圧して直接的に原稿の搬送および
読み取りを行なうことによっても同様の効果を得ること
ができる。
第16図から第19図は請求項3、4記載の発明の原稿読
取装置の一実施例を示す図である。第16図は原稿読取装
置100の要部構成図であり、第1図と同一の構成部分に
は同一番号を符してその説明を省略する。
第16図において、原稿読取装置100は、原稿台101、分
離ローラー102、搬送ローラー103、モーター104、光源1
05、ミラー106、107、レンズ108、CCD109およびスタッ
カー110等を備えている。原稿台101には原稿が複数枚重
ねてセットされ、原稿台101にセットされた原稿は原稿
有無検知手段32により検出される。原稿有無検知手段32
が原稿を検出したときモーター104により分離ローラー1
02の駆動を開始して原稿台101にセットされた最下段の
原稿を1枚づつ分離して図中矢印方向の読取位置SL(Sc
an Line)に搬送する。
原稿先端後端検知手段34が原稿の先端を検出した後、
規定量だけモーター104を駆動して原稿画像が読取位置S
Lに達すると、読み取りを開始する。光源105は読取位置
SLに搬送されてきた原稿画像に光を投射し、原稿からの
反射光をミラー106、107で反射させてレンズ108を通し
てCCD109で1ライン毎に原稿画像が読み取られる。ミラ
ー106、107、レンズ108およびCCD109は読取部120を構成
する。この時の読取速度は分離ローラー102および搬送
ローラー103の回転速度によって発生する線速度に左右
され、ここでは、分離ローラー102単独で搬送するとき
の読取速度よりも搬送ローラー103単独で搬送するとき
の読取速度のほうが早くなる。搬送ローラー103はモー
ター104によって駆動されており、読取位置SLを通過し
た原稿をスタッカー110に排出する。111および112はそ
れぞれ分離ローラー102と搬送ローラー103に当接して従
動する従動ローラーである。
原稿読取装置100は、第17図に示すように、CPU121、R
OM122およびRAM123を有しており、CPU121は上記分離ロ
ーラー102および搬送ローラー103を回転駆動するモータ
ー104の駆動をROM122に格納された制御プログラムに従
って光源105の点灯タイミングを制御するとともに、読
取部120のCCD109から入力される読取画像を後述する間
引き処理によって所定ライン数の画像を間引いて原稿搬
送速度の変化による読取画像の乱れを修正する。また、
CPU121には原稿有無検知手段32および原稿先端後端検知
手段34からその検出信号が入力されており、CPU121はこ
れらの検知手段32、34の検出結果に基づいてモーター10
4、光源105およびCCD109を制御するとともに、これらの
検出結果に基づいて間引き処理の際の間引き量Pおよび
間引きタイミングMを演算する。さらに、CPU121はこれ
らの検出結果に基づいて分離ローラー102と搬送ローラ
ー103によって搬送される原稿の所定単位時間当たりの
移動量の変化を検出し、この移動量の変化から分離ロー
ラー102と搬送ローラー103のそれぞれが原稿に当接する
面の摩耗等による搬送能力の経年変化を検出してRAM123
に格納する間引き量Pと間引きタイミングMの設定を変
更する。さらにまた、原稿有無検知手段32と原稿先端後
端検知手段34の検出結果により、分離ローラー102と搬
送ローラー103によって原稿の搬送速度が変化する区間
を認識し、その区間毎に間引き量Pと間引きタイミング
Mの設定を変更する。
RAM123はCPU121によって間引き処理された読取画像を
格納するとともに、間引き処理の際に間引き量Pを設定
するカウンタCNT1と間引きタイミングMを設定するカウ
ンタCUT2を格納する。
次に、作用を説明する。
原稿台101に原稿がセットされ、原稿有無検知手段32
が原稿を検出すると、モーター104の回転駆動が開始さ
れ、原稿の先端が原稿先端後端検知手段34に検出されて
からさらに規定量搬送されて読取位置SLまで搬送されて
原稿画像の読み取りが開始される。この読取位置SLから
搬送ローラー103に到達するまでの区間l1(第16図参
照)は原稿は分離ローラー102だけで搬送されており、
この区間l1で読み取られる画像ライン数は搬送ローラー
103によって搬送されるときに読み取られる画像ライン
数よりも多くなり、読取画像が乱れる原因となる。そこ
で、本実施例では、区間l1において、CCD109で読み取ら
れた画像を間引く方法として所定単位期間毎に1ライン
分の読取画像を間引くようにする。なお、本実施例で
は、搬送速度が変化する区間として、分離ローラー102
単独で読取位置SLを搬送される区間(l1)と搬送ローラ
ー103単独で読取位置SLを搬送される区間を設定して読
取画像の間引き処理を実行する。モーター104によって
駆動される分離ローラ102の駆動軸が電磁クラッチ等に
よって制御されているものとし、区間l1までは駆動軸に
モーター104の回転力が伝達され、区間l1以降は電磁ク
ラッチによってモーター104の回転力は分離ローラー102
の駆動軸に伝達されず、搬送ローラー103の駆動軸のみ
に伝達される。したがって、搬送ローラー103単独で原
稿搬送が行なわれているときは、分離ローラー102は搬
送ローラー103の回転力によって原稿表面との間の摩擦
力によって連れ回り状態となり、分離ローラー102の回
転力は原稿には加えられない。このような分離ローラー
102の動作によって搬送速度は区間l1と区間l1以降の2
区間で変化することになる。
CPU121は原稿先端後端検知手段34の検出結果により区
間l1を認識し、予め算出してRAM123に格納されている間
引き量に相当する読取画像の間引き処理を実行する。こ
の読取画像の間引き処理に際しては間引いた読取画像は
RAM123に格納しないようにすることによって実現可能で
ある。
具体的には、例えば、モーター104の駆動信号の1パ
ルスで駆動される間に読み取られる読取画像のライン数
を1ラインであることを前提とし、分離ローラー102の
搬送量をXmm/Pulse、搬送ローラー103の搬送量をYmm/Pu
lseとし(X<Y)、Zmmフィードする間にP回間引くと
すると、間引きタイミングMは次式により求められ
る。
M=Z÷X÷P(Pulse/回) …… また、本実施例における間引き量Pの算出方法を説明
すると、例えば、読取画像の間引き量を“0"とした場合
の読取画像を第18図に示すが、分離ローラー102と搬送
ローラー103の搬送速度の変更点で、斜め線の画像に屈
曲が現れている。すなわち、原稿先端が搬送ローラー10
3に達したときに搬送速度の差によって読取画像が屈曲
することを示している。この図において、読み取った画
像の1ライン目から屈曲点までの距離をZmmとすると、
間引き量Pは、この距離Zを分離ローラー102の搬送距
離Xと搬送ローラー103の搬送距離Yで割り、その差を
間引き量Pとすれば良い。間引き量Pを求める式を以下
に示す。
P=(Z÷X)−(Z÷Y)(Pulse) …… 式で求められる間引き量Pを式に代入して間引き
タイミングMが求められる。これらの演算式、によ
って求めた間引き量Pと間引きタイミングMにより、距
離Zの区間でCCD109により読み取られた読取画像の余分
なライン数を間引いてRAM123に蓄積することによって距
離Z以降に読み取られる読取画像のライン数と一致させ
ることができ、第18図に示したように搬送速度の変更点
における画像の屈曲をなくすことができる。
第19図に間引き処理のフローチャートを示して説明す
る。
まず、原稿先端が読取位置SLに到達したかどうかを原
稿先端後端検知手段34によって検出し(ステップS1)、
到達していないときは、モーター104の駆動を継続させ
て分離ローラー102による原稿搬送を継続する(ステッ
プS2)。原稿先端が読取位置SLに到達すると、RAM123内
の間引き量PをカウントするカウンタCNT1に上記式で
求めた間引き量Pをセットし(ステップS3)、間引きタ
イミングMをカウントするカウンタCNT2に上記式で求
めた間引きタイミングMをセットする(ステップS4)。
次いで、モーター駆動を再開して原稿画像の読み取りを
開始し(ステップS5)、カウンタCNT1が“0"になってい
るかどうかをチェックする(ステップS6)。カウンタCN
T1が“0"にセットされていないときは、カウンタCNT2が
“0"にセットされているかどうかをチェックし(ステッ
プS7)、カウンタCNT2も“0"にセットされていないとき
は、原稿画像を読み取って間引き量Pと間引きタイミン
グMで読取画像の間引き処理を行ない、間引き処理を1
回行なう毎にカウンタCNT1とカウンタCNT2にセットした
Pの値とMの値から1づつディクリメントする(ステッ
プS8、S9)。次いで、ステップS5に戻ってさらにモータ
ー104を駆動して画像読み取りを続行してステップS6か
らステップS9の間引き処理を繰り返し実行する。この間
引き処理によってカウンタCNT1が“0"になったときは、
読取画像の間引き処理を行なわずに通常の画像読み取り
を実行して本フローを終了する(ステップS10)。ま
た、カウンタCNT1が“0"でなく、カウンタCNT2が“0"に
なったときは、間引きタイミングMの値を再度カウンタ
CNT2にセットして読取画像の間引き処理を続行する(ス
テップS11)。
したがって、分離ローラー102と搬送ローラー103によ
る搬送速度の変化に伴って原稿画像の読取ライン数が変
化して蓄積した画像がその速度変更点を境にして乱れる
ことを、読取画像の間引き処理によって蓄積する前の読
取画像から間引くラインの画像データを蓄積しないこと
だけで補正でき、従来のように複雑なモーターの駆動制
御回路を必要とすることなく、低コストで高品質の読取
画像を得ることができる。
また、間引き量Pと間引きタイミングMの設定は上記
式、によって求められて設定されるが、分離ローラ
ー102と搬送ローラー103のローラー表面の経年変化によ
って原稿表面との間の摩擦係数が変化し、それぞれの原
稿搬送量Xmm/PulseとYmm/Pulseが変化するため、間引き
量Pと間引きタイミングMの値も変化することになる。
このような分離ローラー102と搬送ローラー103の経年変
化に対処する方法としては、搬送量の変化を原稿有無検
知手段32と原稿先端後端検知手段34を通過するときの単
位時間当たりの原稿移動量を検出することによって原稿
搬送量Xmm/PulseとYmm/Pulseの変化を知ることが可能で
ある。この搬送量の変化量に基づいて所定期間毎に間引
き量Pと間引きタイミングMの値を上記式、により
求め、RAM123内のカウンタCNT1およびカウンタCNT2にセ
ットして間引き処理を行なうことによって分離ローラー
102と搬送ローラー103の経年変化によって原稿搬送量が
変化した場合でも読取画像の間引き量を適切にすること
ができ、読取画像の品質を維持することができる。
第20図は請求項5記載の発明の原稿読取装置の一実施
例を示す図であり、本実施例では、分離ローラーと搬送
ローラーによる搬送速度の変更点が2ヶ所にある場合の
読取画像の間引き処理を行なうところに特徴がある。す
なわち、上記請求項4、5記載の発明の実施例では搬送
速度の異なる区間として分離ローラー102単独で搬送す
る区間と搬送ローラー103単独で搬送する区間の2区間
として搬送速度の変更点が1ヶ所になっていたが、分離
ローラー102が電磁クラッチによって制御されていない
場合は、第20図(a)から(c)に示すように、分離ロ
ーラー102単独で原稿が搬送される区間と(第20図
(a)の状態)、分離ローラー102と搬送ローラー103で
原稿が搬送される区間と(第20図(b)の状態)、搬送
ローラー103単独で搬送する区間(第20図(c)の状
態)の3区間で搬送速度が変化することになり、搬送速
度の変更点が2ヶ所になる。
したがって、分離ローラー102単独で搬送する区間と
分離ローラー102および搬送ローラー103で搬送する区間
について、上記式、によって間引き量Pと間引きタ
イミングMを求め、それぞれの区間毎にカウンタCNT1と
カウンタCNT2に設定し、原稿有無検知手段32と原稿先端
後端検知手段34の検出結果に基づいて上記第19図に示し
た間引き処理を実行することにより、各搬送区間におけ
る読取画像のライン数を一定とすることができ、搬送速
度の変更点を境にして読取画像が乱れることを回避する
ことができ、搬送速度の変更点が2回あるような原稿搬
送装置の場合でも読取画像の品質を維持することができ
る。また、搬送速度の変更点が2回ある場合も読取画像
を蓄積する段階で蓄積する前の読取画像から間引くライ
ンの画像データを蓄積しないだけで補正でき、従来のよ
うに複雑なモーターの駆動制御回路を必要とすることな
く、低コストで高品質の読取画像を得ることができる。
〔効果〕
請求項1記載の発明は、搬送ローラーと排出ローラー
の周速差によって搬送ローラー単独で原稿を搬送した時
に発生する原稿画像の余分な読取ライン数を計数し、該
余分な読取ライン数を間引くようにしているので、周速
差による読取画像の乱れを解消することができ、また、
請求項2記載の発明は、排出ローラーを透明部材で形成
するとともに原稿先端後端検知手段および読取位置をロ
ーラーのニップ部近傍に配設しているので、部品構成を
簡略化し、かつ、安定した画像読取を実現でき、周速差
を利用する場合に必要となるローラーや周速差を利用し
ない場合に必要となる電磁クラッチ、ソレノイド等を不
用にするとともに部品数および構成レイアウトを簡略化
できる。その結果、原稿読取装置のコストダウンを図る
ことができる。
請求項3記載の発明によれば、分離ローラー単独で原
稿を読取位置に搬送している場合、所定期間毎に読取画
像から1ライン分を間引いているので、また、請求項4
記載の発明によれば、分離ローラーと搬送ローラーがそ
れぞれ単独で読取位置に原稿を搬送しているときの原稿
搬送量の変化量を検出し、該変化量に基づいて所定期間
毎に読取画像から間引くライン数を設定しているので、
また、請求項5記載の発明によれば、分離ローラーと搬
送ローラーによる搬送速度が変化する期間毎に読取画像
から間引くライン数を変更しているので、分離ローラー
と搬送ローラーを駆動するモーターの複雑な速度制御を
行なわずに分離ローラーと搬送ローラーの周速差によっ
て発生する原稿画像の余分な読取ライン数を読取画像を
蓄積する際に確実に間引くことができ、読取画像の曲が
りを補正して低コストで高品質の読取画像を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第8図は本発明に係る原稿読取装置の一実施
例を示す図であり、 第1図はその原稿読取装置の要部構成図、 第2図はその制御系のブロック図、 第3図は第1図の原稿読取装置に原稿がセットされた状
態を示す図、 第4図は第3図の状態から原稿の先端が原稿先端後端検
知手段に達した時の状態を示す図、 第5図は第4図の状態から原稿の先端が読取位置に達し
た時の状態を示す図、 第6図は第5図の状態から原稿の先端が排出ローラーの
ニップ部に達した時の状態を示す図、 第7図はその搬送ローラーと排出ローラーの原稿搬送線
速度の制御処理のプログラムを示すフローチャート、 第8図はその他の搬送ローラーと排出ローラーの原稿搬
送線速度の制御処理のプログラムを示すフローチャート
である。 第9図から第11図は請求項1記載の発明に係る原稿読取
装置の一実施例を示す図であり、 第9図はその制御系のブロック図、 第10図(a)〜(c)は排出ローラーによって原稿を搬
送している場合の第9図の各部における基準クロック信
号(第10図(a))と有効画情報信号(第10図(b))
と間引き制御信号(第10図(c))との関係を示す図、 第11図(a)〜(c)は搬送ローラーによって原稿を搬
送している場合の第9図の各部における基準クロック信
号(第11図(a))と有効画情報信号(第11図(b))
と間引き制御信号(第11図(c))との関係を示す図で
ある。 第12図から第15図は請求項2記載の発明に係る原稿読取
装置の一実施例を示す図であり、 第12図はその原稿読取装置の要部構成図、 第13図はその原稿搬送処理のプログラムを示すフローチ
ャート、 第14図はその他の実施例の原稿読取装置の要部構成図、 第15図はその他の実施例の原稿読取装置の要部構成図で
ある。 第16図から第19図は請求項3、4記載の発明に係る原稿
読取装置の一実施例を示す図であり、 第16図はその原稿読取装置の要部構成図、 第17図はその原稿読取装置の制御系のブロック図、 第18図はその原稿読取装置で読み取られる読取画像の一
例を示す図、 第19図はその間引き処理のプログラムを示すフローチャ
ートである。 第20図(a)〜(c)は請求項5記載の発明に係る原稿
読取装置の一実施例の原稿搬送状態を示す図であり、 第20図(a)は分離ローラー単独で原稿を搬送している
状態を示す図、 第20図(b)は分離ローラーと搬送ローラーによって原
稿を搬送している状態を示す図、 第20図(c)は搬送ローラー単独で原稿を搬送している
状態を示す図である。 第21、22図は従来の原稿読取装置が適用されたファクシ
ミリ装置の要部構成図であり、 第21図はそのローラーの周速差を利用する原稿読取装置
を適用したファクシミリ装置の要部構成図、 第22図はその電磁クラッチ等を利用する原稿読取装置を
適用したファクシミリ装置の要部構成図である。 31、71、81、91、100……原稿読取装置、 32……原稿有無検知手段、 33……ADF部、 34……原稿先端後端検知手段、 35……光源、 36、72……排出ローラー、 37……プレッシャーローラー、 38、103……搬送ローラー、 39……押圧板、 40……読取位置、 51、61、121……CPU、 52、104……モーター、 53、64、109……CCD、 54……原稿、 62……ビデオ処理回路、 63……間引き回路、 82……コンタクトガラス、 92……等倍センサー、 102……分離ローラー、 120……読取部、 123……RAM。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108 B65H 5/06

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿を読取部の読取位置に搬送する搬送ロ
    ーラーと、 搬送ローラーに当接し原稿を1枚ずつ分離する押圧部材
    と、 読取部で読み取られた原稿を送り出す排出ローラーと、 排出ローラーに当接し原稿を送り出すプレッシャーロー
    ラーと、 読取部の読取位置に搬送される原稿の先端及び後端を検
    出する原稿先端後端検知手段と、を備え、 原稿先端後端検知手段が原稿の先端を検出した後、読取
    位置を通過する原稿画像を1ライン毎に読み取るととも
    に原稿間の間隔を搬送ローラーと排出ローラーの周速差
    により設定する原稿読取装置において、 前記搬送ローラーが単独で原稿を搬送して前記読取位置
    を通過させているとき、所定単位期間に前記読取部で読
    み取る原稿画像の読取ライン数を計数する計数手段を設
    け、 該搬送ローラー単独で該読取位置を通過させて原稿画像
    を読み取っている間に前記排出ローラーの周速差によっ
    て発生する原稿画像の余分な読取ライン数を計数手段の
    計数結果に基づいて設定し、該余分な読取ライン数分の
    読取画像を間引くようにしたことを特徴とする原稿読取
    装置。
  2. 【請求項2】原稿を読取部の読取位置に搬送する搬送ロ
    ーラーと、 搬送ローラーに当接し原稿を1枚ずつ分離する押圧部材
    と、 読取部で読み取られた原稿を送り出す排出ローラーと、 排出ローラーに当接し原稿を送り出すプレッシャーロー
    ラーと、 読取部の読取位置に搬送される原稿の先端及び後端を検
    出する原稿先端後端検知手段と、を備え、 原稿先端後端検知手段が原稿の先端を検出した後、読取
    位置を通過する原稿画像を1ライン毎に読み取るととも
    に原稿間の間隔を搬送ローラーと排出ローラーの周速差
    により設定する原稿読取装置において、 前記排出ローラーを透明部材で形成するとともに該排出
    ローラーと前記プレッシャーローラーとの当接部分に形
    成されるニップ部近傍に前記原稿先端後端検知手段を配
    設し、前記読取部の読取位置を該ニップ部近傍に設定し
    たことを特徴とする原稿読取装置。
  3. 【請求項3】原稿を1枚ずつ分離して読取部の読取位置
    に搬送する分離ローラーと、 読取部で読み取られた原稿を送り出す搬送ローラーと、 読取部の読取位置に搬送される原稿の先端及び後端を検
    出する原稿先端後端検知手段と、を備え、 原稿先端後端検知手段が原稿の先端を検出した後、読取
    位置を通過する原稿画像を1ライン毎に読み取るととも
    に原稿間の間隔を分離ローラーと搬送ローラーの周速差
    により設定する原稿読取装置において、 前記分離ローラーが単独で原稿を搬送して前記読取位置
    を通過させているとき、所定単位期間毎に前記読取部で
    読み取られる原稿画像の読取画像から1ライン分を間引
    く画像間引き手段を設けたことを特徴とする原稿読取装
    置。
  4. 【請求項4】原稿を1枚ずつ分離して読取部の読取位置
    に搬送する分離ローラーと、 読取部で読み取られた原稿を送り出す搬送ローラーと、 読取部の読取位置に搬送される原稿の先端及び後端を検
    出する原稿先端後端検知手段と、を備え、 原稿先端後端検知手段が原稿の先端を検出した後、読取
    位置を通過する原稿画像を1ライン毎に読み取るととも
    に原稿間の間隔を分離ローラーと搬送ローラーの周速差
    により設定する原稿読取装置において、 前記分離ローラーおよび前記搬送ローラーがそれぞれ単
    独で原稿を搬送して前記読取位置を通過させているとき
    の所定単位期間の原稿搬送量の変化量を検出する搬送量
    検出手段と、 該分離ローラーが単独で原稿を搬送して該読取位置を通
    過させているとき、該原稿搬送量の変化量に基づいて前
    記読取部で読み取られる原稿画像の読取画像から1ライ
    ン分を間引くタイミングを設定する間引きタイミング設
    定手段と、を設け、 分離ローラー単独で読取位置を通過させて原稿画像を読
    み取っている間に搬送ローラーとの周速差によって発生
    する原稿画像の余分な読取ライン数を間引きタイミング
    設定手段で設定される間引きタイミングに基づいて該余
    分な読取ライン数分の読取画像を間引くようにしたこと
    を特徴とする原稿読取装置。
  5. 【請求項5】原稿を1枚ずつ分離して読取部の読取位置
    に搬送する分離ローラーと、 読取部で読み取られた原稿を送り出す搬送ローラーと、 読取部の読取位置に搬送される原稿の先端及び後端を検
    出する原稿先端後端検知手段と、を備え、 原稿先端後端検知手段が原稿の先端を検出した後、読取
    位置を通過する原稿画像を1ライン毎に読み取るととも
    に原稿間の間隔を分離ローラーと搬送ローラーの周速差
    により設定する原稿読取装置において、 前記分離ローラーが単独で原稿を搬送して前記読取位置
    を通過させている場合と、該分離ローラーとともに搬送
    ローラーによって原稿を搬送して読取位置を通過させて
    いる場合と、の各搬送期間における搬送速度に対応して
    所定単位期間毎に前記読取部で読み取られる原稿画像の
    読取画像から間引くライン数を設定する間引きライン数
    設定手段を設け、 該各搬送期間における搬送速度に対応して読取部で読み
    取られる原稿画像の読取画像から間引くライン数を変更
    するようにしたことを特徴とする原稿読取装置。
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