JP2919040B2 - 自動変速機の制御装置 - Google Patents

自動変速機の制御装置

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JP2919040B2 JP2261079A JP26107990A JP2919040B2 JP 2919040 B2 JP2919040 B2 JP 2919040B2 JP 2261079 A JP2261079 A JP 2261079A JP 26107990 A JP26107990 A JP 26107990A JP 2919040 B2 JP2919040 B2 JP 2919040B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動変速機の変速の制御装置の改良に関
し、特に車両の発進時における変速ショックの軽減対策
に関する。
(従来の技術) 従来より、この種の自動変速機の制御装置として、本
出願人は先に特開昭61−65949号公報において、発進時
にレンジ位置が選択レバーの操作で中立レンジから前進
走行レンジに切換えられた際には、先ず第3速を設定
し、その後タービン回転数が設定値未満に低下した段階
で第1速を設定することにより、発進時の変速ショック
を有効に軽減するものを提案している。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記提案のものでは、停止時に後退レ
ンジから中立レンジを経て前進走行レンジに切換えられ
る際には、第3速を経ないで直ちに第1速に設定されて
しまう憾みがあることが判った。つまり、停止時の後退
レンジではタービン回転数は零であるため、このタービ
ン回転数が中立レンジの経由中に上昇し初めても、前進
走行レンジに切換えられた際には未だ上記の設定値未満
にある状況であり、このため誤って第3速の設定を終了
すべきと判断して、直ちに第1速に設定されてしまうこ
とが判った。
また、車両の信号待ち等では、運転者は選択レバーを
走行レンジに切換えた後に一旦中立レンジに戻し、再び
走行レンジに切換える場合がある。このように前進走行
レンジの選択が短時間で繰返された場合に、上記提案の
ものでは、その都度第3速を経由するため、変速段が頻
繁に切換わり、発進性能が低下する憾みが生じる。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その
目的は、発進時に後退レンジから前進走行レンジに切換
えられた場合や、前進走行レンジの選択が繰返された場
合でも、変速ショックを有効に軽減すると共に発進性能
を良好に確保することにある。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本発明では、中立レンジ
と後退レンジとでタービン回転数の様子が異なることか
ら、変速機の入力側回転数等に応じて第3速を経由する
制御を適切に行う構成とする。
また、本発明では、2回目以後の前進走行レンジの選
択時には第3速を経由する制御を禁止し、第1速に保持
する構成とする。
つまり、請求項1記載の発明の解決手段は、前進走行
レンジが選択された時、設定期間だけ高速段を設定し、
その後に発進段を設定するようにした自動変速機の制御
装置であって、選択されたレンジを検出するレンジ検出
手段と、該レンジ検出手段により前進走行レンジの選択
時が検出された時に後退レンジから中立レンジを経た時
の変速機の入力側回転数が設定値未満の状態での切換え
であることを判断する判断手段と、該判断手段による判
断結果に基づいて上記高速段を経由して発進段に移行さ
せる制御を変更する制御変更手段とを備えたものとす
る。
ここで、請求項2の発明では、上記請求項1の発明に
おける判断手段は、変速機の入力側回転数を検出する回
転数検出手段を備え、前進走行レンジの選択時が検出さ
れた時の変速機の入力側回転数に応じて後退レンジから
中立レンジを経た時の変速機の入力側回転数が設定値未
満の状態での切換えであることを判断するものであるも
のとする。
また、請求項3の発明の解決手段は、選択されたレン
ジを検出するレンジ検出手段と、該レンジ検出手段によ
り前進走行レンジの選択時が検出されたとき、設定期間
だけ高速段を設定した後に発進段を設定する発進制御手
段とを備えるとともに、上記レンジ検出手段により前進
走行レンジの選択の短時間での繰返しが検出されたと
き、上記発進制御手段における高速段を経由させる制御
を禁止させる禁止手段を備えたものとする。
ここで、請求項4の発明では、上記請求項3の発明に
おける禁止手段は、変速機の入力側回転数が低いとき、
発進制御手段における高速段を経由させる制御を禁止さ
せるものであるものとする。
更に、請求項5の発明の解決手段は、前進走行レンジ
が選択された時、設定期間だけ高速段を設定し、その後
に発進段を設定するようにした自動変速機の制御装置で
あって、前進走行レンジへの切換えを検出するレンジ切
換検出手段と、変速機の入力側回転数を検出する回転数
検出手段と、該両検出手段の出力を受け、前進走行レン
ジへの切換えが検出された時から、変速機の入力側回転
数が一旦設定回転数以上に上昇した後設定回転数以下に
低下するまでの所定期間上記高速段を経由して発進段に
移行させる発進制御手段とを備えたものとする。
(作用) 上記の構成により、請求項1及び2記載の発明では、
発進時に後退レンジから前進走行レンジに切換えられた
際には、変速機の入力側回転数は極く低いが、この低い
状況の下で、第3速を経由した発進段の制御を行うよう
に制御が変更されるので、確実に第3速を経由した後に
第1速が設定されて、常に変速ショックの小さい発進が
可能になる。
また、請求項3及び4記載の発明では、前進走行レン
ジへの最初の切換時には、第3速を経由した後に第1速
が設定されるので、発進時の変速ショックが有効に軽減
される。そして、その後に再び前進走行レンジが選択さ
れた場合には、第3速を経由する制御が強制的に禁止さ
れて、変速段は上記第1速のままに保持されるので、発
進性能が良好に確保される。
更に、請求項5記載の発明では、発進時に前進走行レ
ンジへの切換えが検出された時から、変速機の入力側回
転数が一旦設定回転数以上に上昇した後設定回転数以下
に低下するまでの所定期間、高速段を経由して発進段に
移行されるので、前進走行レンジへの切換時、その前の
レンジが後退レンジであっても、確実に高速段を経由し
た後に発進段に設定されて、常に変速ショックの小さい
発進が可能になる。
(発明の効果) 以上説明したように、請求項1及び2記載の発明によ
れば、発進時に前進走行レンジに切換えられた際には、
その前のレンジが中立又は後退の何れのレンジであって
も、共に確実に第3速を経由して第1速を設定できるの
で、常に変速ショックの少ない発進を可能にできる。
また、請求項3及び4記載の発明では、前進走行レン
ジの選択が短時間で繰返えされた場合にも、第3速を経
由して第1速を設定する制御の繰返しを防止し、一旦第
3速を経由した後は第1速を保持して発進できるので、
変速ショックを小さく制限しながら発進性能の向上を図
ることができる。
更に、請求項5記載の発明によれば、発進時に前進走
行レンジに切換えられた際には、その前のレンジが後退
レンジであっても、確実に高速段を経由して発進段を設
定できるので、変速ショックの少ない発進を可能にでき
る。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。第1
図は自動変速機の制御装置の全体構成を示し、1は出力
軸1aを有する車載エンジン、2はエンジン1の回転を変
速して車両の駆動車輪(図示せず)に伝達する電子制御
式の自動変速機であって、該自動変速機2は、前進4
段,後退1段の変速歯車機構4と、該変速歯車機構4の
入力軸4aを上記エンジン1の出力軸1aに直結するロック
アップクラッチ5を備えたトルクコンバータ6とから成
っている。
また、8は運転席周りに配置された選択レバーであっ
て、該選択レバー8は、D(第4速までの自動変速)、
S(第3速までの自動変速)、L(第3速までの自動変
速)、N(ニュートラル)、P(駐車)、及びR(後
退)の6種のレンジ位置を選択するものである。
また、10は自動変速機2の油圧制御回路11におけるソ
レノイド弁SOL1〜SOL4のON/OFF作動を制御するためのコ
ンピュータを内蔵したコントローラであって、該コント
ローラ10には、エンジン1の吸気通路1bを開閉するスロ
ットル弁1cの開度を検出するスロットル開度センサ15
と、動力伝達系を構成するトルクコンバータ6における
タービンの回転数により変速機2の入力側回転数を検出
する回転数検出手段としてのタービン回転数センサ16
と、上記選択レバー8により選択されたレンジを検出す
るレンジ検出手段としてのレンジセンサ17の各出力信号
が入力される。
次に、第2図に示す発進時の変速段の制御フローを第
3図の作動説明図に沿って説明する。
スタートして、ステップS1で各種のフラグ及びタイマ
値CTRE,TIME1,TIME2を零値に初期設定した後、ステップ
S2で選択レバーにより選択している現在のレンジ位置、
及びタービン回転数TRVEを各々検出する。
その後、ステップS3でタイマ値TIME1=0であるの
で、ステップS4で前回のレンジ位置を判別すると共に、
ステップS5で今回のレンジ位置を判別する。そして、発
進時に前回はP(駐車),R(後退)又はN(中立)レン
ジで、且つ今回はD(第4速までの自動変速),S(第3
速までの自動変速),又はL(第2速までの自動変速)
であって、前進走行レンジ(D,S,L)を選択した発進時
には、ステップS6で第1タイマTIME1をセットし(TIME1
=1)すると共に、ステップS7でこのレンジ切換時のタ
ービン回転数TRVEを記憶(TRVE1=TRVE)する。
そして、ステップS8で再び前進走行レンジ(D,S,L)
の選択時か否かを判別し、その選択時には、ステップS9
で当初は第2タイマ値TIME2=0であるので、ステップS
10で上記レンジ切換時のタービン回転数TRVE1を第3図
(イ)及び(ロ)に示す設定回転数TR1と比較し、TRVE1
>TR1の場合には同図(ロ)に示すようなNレンジから
前進走行レンジ(図ではDレンジへの切換時を示す)へ
の切換時(N→D切換時)と判断して、ステップS11〜S
14に進む。一方、TRVE1≦TR1の場合には同図(イ)に示
すようなRレンジから前進走行レンジ(図ではDレン
ジ)への切換時(R→D切換時)と判断して、ステップ
S15〜S21に進む。
そして、N→D切換時(第3図(ロ)の場合)には、
ステップS11で実際のタービン回転数TRVEを第1速への
切換えの基準回転数TR2(>TR1)と比較し、TRVE>TR2
の場合には、ステップS12で実際のタービン回転数TRVE
が高回転数TR5を越える場合を除いてステップS13で第3
速信号を出力して、変速段を第3速に設定しステップS1
に戻る。
その後、上記第3速の設定により実際のタービン回転
数TRVEが低下し、ステップS11でTRVE<TR2になった時点
で、ステップS14で第1速信号を出力して変速段を第1
速に設定すると共に、第1タイマTIME1=0にリセット
して、ステップS1に戻る。
これに対し、上記ステップS10での判断がR→D切換
時(第3図(イ)の場合)には、ステップS15で実際の
タービン回転数TRVEが高回転数TR5を越える場合を除い
て、ステップS16で当初はフラグCTRE=0であるので、
ステップS17で実際のタービン回転数TRVEを設定値TR3
(>TR1)と比較し、TRVE≦TR3のタービン回転数の上昇
途中のときにはステップS19で直ちに第3速信号を出力
して第3速に設定し、やがでTRVE>TR3となるとステッ
プS18でタービン回転数の低下待ちフラグCTRE=1にセ
ットして、第3速を保持する。
そして、その後はステップS16でCTRE=1であるの
で、ステップS20で実際のタービン回転数TRVEを設定値T
R4(TR1<TR4<TR3)と比較し、TRVE≧TR4の場合にはス
テップS19で第3速を保持するが、タービン回転数TRVE
の低下によりTRVE<TR4になった時点でステップS21で第
1速信号を出力して第1速に設定すると共に、第1タイ
マTIME1=0及びCTRE=0にリセットして、ステップS1
に戻る。一方、上記ステップS15でTRVE>TR5の高回転時
には、ステップS22で直ちに第1速信号を出力して第1
速に設定すると共に第1タイマTIME1=0=にリセット
してステップS1に戻る。
次に、第3図(ロ)のN→D切換時において、その後
に再びN→D切換が行われた場合を説明する。上記のよ
うに最初のN→D切換により第3速を経由して第1速が
設定された後、同図(ロ)に示すDレンジからNレンジ
に切換えた場合には、前回のレンジがD,今回のレンジが
Nであるので、ステップS4→S23→S24に進み、ステップ
S24では実際のタービン回転数TRVEが低回転数値TR6未満
の場合に限りステップS25で第2タイマTIME2をセット
(TIME2=1)した後、ステップS26で第1速信号を出力
する。
その後、レンジが前進走行レンジ(例えばDレンジ)
に切換られた場合には、ステップS6〜S8に進み、第1タ
イマTIME1がセットされるが、ステップS9で第2タイマT
IME2=1であるので、ステップS27で第1タイマTIME1を
リセットした後、ステップS26で第1速信号を出力して
第1速の設定を固定する。
以上、第1速の設定後に再びN→D切換が行われた場
合を説明したが、第3速の経由中(つまり第1タイマTI
ME1=1のとき)にN→D切換が行われた場合には、ス
テップS3→S28→S29に進んで実際のタービン回転数TRVE
が低回転数値TR6未満の場合に限りステップS30で第2タ
イマTIME2がセット(TIME2=1)されるので、上記と同
様にNレンジ中はステップS8→S27→S26で第1速信号が
出力され、Dレンジへの切換後はステップS8→S9→S27
→S26で第1速信号が出力される。
また、前進走行レンジの間でレンジの切換があった場
合には、ステップS4→S23→S31に進んで通常の変速の判
定に基いた変速段の信号を出力する。
よって、上記第2図の制御フローのステップS3〜S22
により、前進走行レンジD,S又はLが選択された時に、
変速機の入力側回転数としてのタービン回転数TRVEに応
じて、TRVE>TR1のときにはステップS11〜S14の制御動
作を取り、TRVE≦TR1のときにはステップS15〜S22の制
御動作を取ることによって、第3速(高速段)を経由し
て第1速(発進段)に移行させる制御を変更するように
した制御変更手段50を構成している。
また、同制御フローのステップS11,S13及びS14によ
り、レンジセンサ17によりNレンジから前進走行レンジ
D,S又はLへの選択時が検出されたときに、実際タービ
ン回転数TREVが設定値TR2に対しTRVE<TR2になるまでに
相当する設定時間だけ、第3速(高速段)を設定した後
に第1速(発進段)を設定するようにした発進制御手段
51を構成している。さらに、ステップS4,S23〜S30によ
り、レンジセンサ17で前進走行レンジの選択の繰返しが
検出された場合には、変速機の摩擦要素の締結状態に応
じて、その締結が進んだタービン回転数TRVEの低い(TR
VE<TR6)状態のときに、変速段を第1速に固定設定し
て、上記発進制御手段51における第3速を経由させる制
御を禁止させるようにした禁止手段52を構成している。
したがって、上記実施例においては、第3図(ロ)に
示すように、発進時のN→D切換時には、最初に第3速
を設定した後、タービン回転数TRVEを監視してTRVE<TR
2に低下した時点で第1速に設定されるので、変速ショ
ック少なく発進することができる。
これに対し、発進時のR→D切換時には、第3図
(イ)に示すようにタービン回転数TRVEは当初はTRVE=
0であるので上記N→D切換時とは異なる制御が行わ
れ、当初は第3速に強制的に設定された後、タービン回
転数TRVEの上昇を待ちTRVE>TR3となった時点で初めて
第1速への切換の判定を行い、タービン回転数TRVEが低
下してTRVE<TR4になれば第1速に切換設定されるの
で、第3速を経由した第1速の設定を確実に行うことが
でき、発進時の変速ショックを上記N→D切換時と同様
に小さく制限できる。
また、発進時にN→D切換が短時間に繰返される場合
には、最初の第3速の経由した第1速の設定が行われれ
ば、もはや変速ショックはない状況であって、その後は
再びN→D切換があっても、タービン回転数TRVEが低回
転数TR6未満の状況では第2タイマ値TIME2の間だけ第1
速が強制的に固定設定される。このことにより、この第
2タイマ値TIME2の間でN→D切換が繰返されても、車
両は第1速のまま良好に発進することになる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は全体構成図、第
2図は発進時の変速制御を示すフローチャート図、第3
図は作動説明図である。 2……自動変速機、8……選択レバー、16……タービン
回転数センサ(回転数検出手段)、17……レンジセンサ
(レンジ検出手段)、50……制御変更手段、51……発進
制御手段、52……禁止手段。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前進走行レンジが選択された時、設定期間
    だけ高速段を設定し、その後に発進段を設定するように
    した自動変速機の制御装置であって、選択されたレンジ
    を検出するレンジ検出手段と、該レンジ検出手段により
    前進走行レンジの選択時が検出された時に後退レンジか
    ら中立レンジを経た時の変速機の入力側回転数が設定値
    未満の状態での切換えであることを判断する判断手段
    と、該判断手段による判断結果に基づいて上記高速段を
    経由して発進段に移行させる制御を変更する制御変更手
    段とを備えたことを特徴とする自動変速機の制御装置。
  2. 【請求項2】判断手段は、変速機の入力側回転数を検出
    する回転数検出手段を備え、前進走行レンジの選択時が
    検出された時の変速機の入力側回転数に応じて後退レン
    ジから中立レンジを経た時の変速機の入力側回転数が設
    定値未満の状態での切換えであることを判断するもので
    ある請求項1記載の自動変速機の制御装置。
  3. 【請求項3】選択されたレンジを検出するレンジ検出手
    段と、該レンジ検出手段により前進走行レンジの選択時
    が検出されたとき、設定期間だけ高速段を設定した後に
    発進段を設定する発進制御手段とを備えるとともに、上
    記レンジ検出手段により前進走行レンジの選択の短時間
    での繰返しが検出されたとき、上記発進制御手段におけ
    る高速段を経由させる制御を禁止させる禁止手段を備え
    たことを特徴とする自動変速機の制御装置。
  4. 【請求項4】禁止手段は、変速機の入力側回転数が低い
    とき、発進制御手段における高速段を経由させる制御を
    禁止させるものである請求項3記載の自動変速機の制御
    装置。
  5. 【請求項5】前進走行レンジが選択された時、設定期間
    だけ高速段を設定し、その後に発進段を設定するように
    した自動変速機の制御装置であって、前進走行レンジへ
    の切換えを検出するレンジ切換検出手段と、変速機の入
    力側回転数を検出する回転数検出手段と、該両検出手段
    の出力を受け、前進走行レンジへの切換えが検出された
    時から、変速機の入力側回転数が一旦設定回転数以上に
    上昇した後設定回転数以下に低下するまでの所定期間上
    記高速段を経由して発進段に移行させる発進制御手段と
    を備えたことを特徴とする自動変速機の制御装置。
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