JPH0221064A - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents

自動変速機の変速制御装置

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Publication number
JPH0221064A
JPH0221064A JP63170211A JP17021188A JPH0221064A JP H0221064 A JPH0221064 A JP H0221064A JP 63170211 A JP63170211 A JP 63170211A JP 17021188 A JP17021188 A JP 17021188A JP H0221064 A JPH0221064 A JP H0221064A
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JP
Japan
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shift
range
gear
control
predetermined time
Prior art date
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Application number
JP63170211A
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English (en)
Inventor
Masahiro Kojima
昌洋 小嶋
Seiichi Nishikawa
誠一 西川
Nobuaki Takahashi
信明 高橋
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Publication of JPH0221064A publication Critical patent/JPH0221064A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/04Smoothing ratio shift
    • F16H61/0437Smoothing ratio shift by using electrical signals
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/04Smoothing ratio shift
    • F16H2061/0485Smoothing ratio shift during range shift from neutral (N) to reverse (R)
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/04Smoothing ratio shift
    • F16H2061/0488Smoothing ratio shift during range shift from neutral (N) to drive (D)
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H2312/00Driving activities
    • F16H2312/02Driving off

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、自動変速機の変速制御、特に、Nレンジにニ
ュートラルレンジ)から走行レンジ(前進及び後進レン
ジ)に切換えた際のシフトショックを軽減するように構
成した自動変速機の変速制御装置の改良に関する。
【従来の技術】
特公昭50−709号公報は、電子制御式自動変速機に
おいて、N−Dシフト(ニュートラルレンジからドライ
ブレンジへのシフト)時のショックを軽減するために、
一時的に第1速段(最低速段)以外の変速段を経由させ
る技術(スフオート制御)を開示している。このスフオ
ート制御は、N→Dシフトされてから、予め定められた
時間(例えば0.8秒程度)だけ、第1速段以外の変速
段となるように、該第1速段以外の変速段を形成するた
めの虐擦係合装置を係合させる指令を出し、その後に第
1速段を形成するための指令を出すものである。 例えば、第4図に示された係合線図を参照しながら説明
すると、N→Dシフトされた場合、本来ならば、クラッ
チC1を係合させるのみでシフトが完了するのであるが
、この場合に、先ずクラッチC1とブレーキB2の係合
指令を出して第2速段を一時的に形成し、その後にブレ
ーキB2を開放させて第1速段に戻す操作を行うのであ
る。 これにより、N−Dシフト時のショックをギヤ比が急変
しない分だけ緩和することができ、車両のテール部分が
沈込むいわゆるスフオート現象を軽減することができる
。 又、特開昭61−116160号公報は、車速が零、且
つエンジン回転速度が所定値以上のときにのみこのスフ
オート制御を実行する技術を開示している。これは、エ
ンジン回転速度が高いときに行われるN→Dシフトが特
に大きなショックを発生することを考慮し、その他のN
−Dシフトについては速やかな発進を優先させた方がよ
いという設計思想に基づいたものである。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の従来の技術は、N−Dシフトと同
時にスフオート制御を無条件に実行するか、あるいは、
N→Dシフト時の車速及びエンジン回転速度の状態のみ
に基づいてスフオート制御を実行するか否かが決定され
るようになっていたため、例えば、特開昭61−116
160号公報に開示された技術によれば、N→Dシフト
時に車速及びエンジン回転速度の条件が満足されないと
そのわずか後に条件が成立するような状態となったとし
てもスフオート制御が実行されないという問題があった
。 ところで、左右の前後輪を常時駆動するいわゆるフルタ
イム4輪駆動のような駆動形式が普及してきているが、
この種の駆動形式の車両は、急係合発進を実施した場合
、駆動力が4@に分配されることにより従来の2輪駆動
よりはるかにエンジンの駆動力をロスすることなく発進
することが可能である。従って、2輪駆動ではタイヤの
グリップ限界オーバーによるスリップで回避していた衝
撃的な入力負荷トルクが4輪駆動の車両では直接的に自
動変速機をはじめとする駆動系の各部材に付加されるこ
とになり、従来以上にこれら駆動系の耐久性が問題視さ
れるようになってきた。 従って、例えばエンジン負荷
(アクセル開度)が所定値以上という条件1つを収って
みても、これをN→Dシフトが行われた瞬間における状
態のみを見ていたのでは、十分な対応がなされないこと
があるという問題が発生してきたのである。
【発明の目的】
本発明は、このような従来の問題に鑑みてなされたもの
であって、N→Dシフト時におけるスフオート制御の実
行に関し、N−Dシフトを行った瞬間の状態のみならず
、シフト後の状態変化についてもある程度条件判断を継
続し、よりきめ細かなスフオート制御を実行することの
できる自動変速機の変速制御装置を提供することを目的
とする。
【課題を解決するための手段】
本発明は、第1図にその要旨を示す如く、シフトレンジ
を検出する手段を備え、該シフトレンジがNレンジから
走行レンジに切換えられたときに、一時的に最低速段以
外の変速段を形成するための窄擦係合装置を係合させ、
該Nレンジから走行レンジへの切換え時のショックを軽
減するように構成した自動変速機の変速制御装置におい
て、前記Nレンジから走行レンジに切換えられてからの
所定時間を確定する手段と、前記所定時間以内に、所定
の条件が成立したときに、前記最低速段以外の変速段を
形成するための摩擦停台装置を係合させる指令を出す手
段と、を備えたことにより、上記目的を達成したもりで
ある。
【発明の作用及び効果】
本発明においては、N−D(N→2、N→し、N→Rを
含む)シフト時のスフオート制御の実行に際し、当該N
−Dシフトがなされた瞬間の状態のみを考慮するのでは
なく、NレンジからDレンジに切換えられてからの所定
時間を確定し、この所定時間以内に所定の条件が満足し
た場合には当該スフオート制御を実行するようにしてい
る。その結果、例えばN−Dシフトがなされたわずか後
に所定の条件が成立したときでも速やかにスフオート制
御を実行することができるようになる。ここで本発明に
おいては、この所定の条件については特に限定するもの
ではないが、例えば車速が所定値以下、エンジン負荷が
所定値以上、及びシフトレンジがNレンジでないの3条
件を規定し、前述の所定時間以内にこの3条外が全て成
立したときにスフオート制御を実行するように構成する
とよい。
【実施例】
以下添付の図面に基づいて本発明の実施例を詳細に説明
する。 第2図にこの実施例が適用される車両用自動変速機のギ
ヤトレインの概略を示す。 このギヤトレインは、フロント遊星歯車機構部1と、リ
ヤ遊星歯車機構部2と、オーバードライブ遊星歯車機構
部3との3組の遊星歯車機構部を備える。 フロント遊星歯車機構部1のサンギヤ4とリヤ遊星歯軍
llI!構部2のサンギヤ5とが互いに連結されている
。ス、フロント遊星歯車機構部1のキャリア6とリヤ遊
星歯車t!!l構部2のリングギヤ7とが連結され、又
、これらのキャリア6及びリングギヤ7がオーバードラ
イブ遊星歯車機構部3のキャリア8に連結されている。 一方、トルクコンバータ9に連結されたタービン軸10
とフロント遊星歯車機構部1のリングギヤ11との間に
はクラッチC1が設けられ、タービン軸10とフロント
遊星歯車機構部1のサンギヤ4との間にはクラッチC2
が設けられている。 更に、互いに連結されたサンギヤ4.5とトランスミッ
ションケース12との間にはブレーキBTが設けられる
と共に、互いに直列に配列した一方向りラッチF + 
ELσブレーキB2が前述のプレー’r B +に対し
て並列関係になるように前記サンギヤ4.5とトランス
ミッションケース12との間に設けられている。更に、
リヤ遊星歯車機構部2のキャリア13とトランスミッシ
ョンケース12との間には、ブレーキB3と一方面クラ
ッチF2とが並列に配置されている。 オーバードライブ遊星歯車機構部3は、変速比を「1」
以下に設定し、いわゆるオーバードライブ走行を可能に
するものであって、そのキャリア8とサンギヤ14との
間にはクラッチCoと一方向りラッチFoとが並列に配
置され、更に、そのサンギヤ14とケース12との間に
はブレーキBOが設けられている。 このギヤトレインの出力は、オーバードライブ遊星歯車
機構部3のリングギヤ15に連結されなカウンタギヤ1
6とされている。 上述のギヤトレインによる変速段の設定は、各クラッチ
Co〜C2、BO〜B3を油圧によって選択的に係合・
開放することによって行われる。 第3図にそのための油圧制御装置の要部を示す。 シフトレンジを切換えるためのマニュアルバルブ20は
、運転席のシフトレバ−(図示せず)に機械的に連結さ
れ、運転者の手動操作によってP(パーキング)、R(
リバース)、Nにュートラル)、D(ドライブ)、2(
セカンド)、L(ロー)の各シフトレンジの設定を行う
。 マニュアルバルブ20の入力ボート21には油圧ポンプ
30によって発生された油圧をプライマリレギュレータ
バルブ40によって周知の方法で調圧したライン油圧が
供給されている。 第3図において、符号50は第1速段と第2速段との間
で変速を行う1−2シフトバルブ、60は第2速段と第
3速段との間で変速を行う2−3シフトバルブ、70は
第3速段と第4速段との間で変速を行う3−4シフトバ
ルブをそれぞれ示している。各シフトバルブ50.60
.70のスプール5工、61.71は、スプリング52
.62.72によって図中上方向に付勢されている。し
かしながら、各シフトバルブ50.60.70のパイロ
ットボート53.63.73にライン油圧が供給される
と、各スプール51.61.71がスプリング52.6
2.72の付勢力に打ち勝って図中下方向に移動させら
れるため、このときの各スプール51.61.71の移
動によってそれぞれのシフトバルブ50.60.70に
形成された油路の切換えが行われるようになっている。 前記パイロットボート53.63.73は、マニュアル
バルブ20の位置をDレンジ及び2レンジ並びにLレン
ジの前進走行レンジに設定しな際に入力ボート21と連
通される出力ボート22に連結されている。この連結に
あたって、2−3シフトバルブ60のパイロットボート
63に至る油路23には電磁弁S1が介在・装着されて
いる。 又1−2シフトバルブ50のパイロットボート53及び
3−4シフトバルブ70のパイロットボート73に至る
油路24には電磁弁S2が介在・装着されている。 これらの電磁弁Sl、S2はOFF状態で各油路23.
24に対峙したボート25.26を閉じることにより各
油路23.24に供給されてくるライン油圧をそのまま
維持し、反対にON状態でボート25.26を開いて各
油路23.24中のオイルをドレンするような構成とさ
れている。 電磁弁S1、S2の0N−OFF制御は後述するように
ECT (エレクトロニック コントロール トランス
ミッション)制御用コンピュータによって行われる。 クラッチCIはマニュアルバルブ20の出力ボート22
に連通されており、スクラッチC2は2−3シフトバル
ブ60のうちそのスプール61がスプリング62に抗し
て押された際にライン油圧が供給されるボート64に連
通されている。クラッチCoは3−4シフトバルブ70
の各ボートのうちそのスプール71がスプリング72に
よって限界位置まで図中上方に押されている状態でライ
ン油圧が供給されるボート74に連通されている。 又、ブレーキ81〜B3は1−2シフトバルブ50の各
ボート54〜56に連通され、ブレーキBOは3−4シ
フトバルブ70のボート75に連通されている。 これらのI遣により、マニュアルバルブ20によって適
宜のシフトレンジを選択する一方、電磁弁S1、S2を
第4図に示すよう4::ON −OF F(ONはQ、
OFFは×で示されている)させることにより、第1速
段〜第4速段が達成される。 なお、各変速段でのクラッチやブレーキ等の係合・開放
状態は同じく第4図に示す通りである。 第5図に示されるように、ECT制御用コンピュータ8
0には、エンジン負荷(エンジントルク)を反映させる
ためのスロットル開度θを検出するスロットルセンサ8
1、車速Noを検出する車速センサ82、Nレンジ、D
レンジ、Pレンジ等のシフトレンジの位置を検出するた
めのシフトポジションセンサ83、エンジンの冷却水温
を検出する冷却水温センサ84、ブレーキが踏込まれた
ことを検出するブレーキセンサ85、動力性能を重視し
た走行及び燃費を重視した走行のうち、いずれを運転者
が選択したかを検出するためのパターンセレクトスイッ
チ86等の各信号が入力される。 ECT制御用コンピュータ80は、これらの入力信号を
得て、従来と同様に、スロットル開度−車速の変速マツ
プに従って、前述の油圧制御装置内の電磁弁s+、S2
を駆動することにより第1速段〜第4速段の変速制御を
実行する。 N−Dシフトが行われた場合、スフオート制御を行わな
い場合には、直接第1速段を形成するためにクラッチC
1のみに油圧が供給される。しかしながら、スフオート
制御の実行条件が成立した場合には、より高速段(例え
ば第2速段)への係合指令(クラッチC1及びブレーキ
B2の係合指令)が出され、その後第1速段への指令(
この場合ブレーキB2の開放指令)が出される。 スフオート制御の実行条件は、所定時間To以内に車速
Noが所定値以下、スロットル開度θが所定値以上、シ
フトレンジがNレンジでない、の3条件が全て成立する
ことである。 その理由は以下の通りである。 車速か所定値以下であることを条件としたのは、車速が
ある速度以上の場合、あるいはある速度以上となった場
合は:N−Dシフトを行ったとしてもトルクの変動はそ
れ程問題とならないため、敢てスフオート制御を実行す
る必要はなく、むしろ速やかに第1速段を形成した方が
よいからである。 又、エンジン負荷が所定値以上としたのは、エンジン負
荷が低い状態では、もともとN−Dシフト時のショック
が小さいうえに、−旦高速段にした後に第1速段に戻す
際のショックが反って大きくなってしまうことがあるた
めである。このように、スフオート制御を実行したこと
によるメリツトは余りない場合は、むしろスフオート制
御を実行せずに直接第1速段にシフトする方がそれだけ
遠やかに発進態勢に入れるため良好である。 又、シフトレンジがNレンジでないということを条件と
したのは、運転者が実際にシフトレバ−を操作する場合
、必ずしも1つの操作を間違いなく実行するとは限らず
、例えば、N−D→N、あるいはN→R→N等の操作は
しばしば実行されるからである。このような場合、たと
え車速が所定値以下、エンジン負荷が所定値以上である
と検出されたとしても、シフトレンジがその段階でNレ
ンジに戻されていたとしたならば、N→Dシフト時のス
フオート制御を実行するのは無意味なことである。この
シフトレンジがNレンジでないという条件は、本発明が
N−Dシフトが行われた瞬間における状態のみを考慮し
てスフオート制御を実行するのでなく、N−Dシフトが
行われてから所定時間以内に特定の条件が成立したとき
に実行することになっているが故に意義が生じてくる条
件である。 なお、この実施例では、前記所定の時間以内に所定の条
件が成立し、且つ、当該所定時間が経過した段階でもな
お前記3つの条件が成立していた場合、更に第2所定時
間だけ高速段をホールドした後に第1速段に戻すように
し、スフオート制御による変速ショックの低減効果を最
高度に高めるようにしている。 又、前記所定時間及び第2所定時間の間に前記所定の条
件のうちの1つでも成立しないものが出て来た場合は即
座に第1速段に復帰させるようにしている。それは、”
前述した理由により、所定の条件のうち1つでも成立し
ない状態のときはスフオート制御をそれ以上実行する意
味がないため、むしろ速やかに第1速段を形成させるよ
うにした方がそれだけ円滑な発進ができるためである。 このように、たとえN−Dシフトが行われたときに所定
の条件が成立したとしても、所定の時間内にその条件が
成立しなくなったときは、即スクオート制御を中止する
ような構成に発展させることができるのも本発明の特徴
の1つである。 以下第6図にこのスフオート制御のフローチャートを示
す。 ステップ101では初期化として各フラグFo、Fl、
F2及びタイマT^、T日のリセットが行われる。 次にステップ102ではフラグFoの判定が行われる。 このフラグFoは、N→走行レンジ、即ちN−D、N→
2、N−L、N−Rの各シフトのいずれかのシフトが実
行されたときに1となり、非実行のときに零となるフラ
グである。当初はこのフラグFoはステップ101にお
いて零にリセットされているため零と判定されステップ
103に進んでいく。 ステップ103ではN→走行レンジのシフトが実行され
たか否かの判定がなされる。N→走行レンジの実行がな
されたときはステップ104においてフラグFoが1と
され、ステップ105においてタイマT^のカンウドが
スタートされる。このタイマT^は、N→走行レンジの
シフトがなされた後の所定時間Toを確定するためのタ
イマである。 ステップ103においてN→走行レンジのシフトがなけ
れば特に何もしないでそのままリターンされる。 一度フラグFoが1にセットされると、ステップ102
からステップ106へと流れ、フラグF1の判定が行わ
れる。このフラグF1は、スフオート制御が実施されて
いるときに1とされ、未実施のときに零とされるフラグ
である。このフラグF1は当初はステップ101におい
て零にリセットされているため、ここで零と判定されス
テップ107へと流れる。 ステップ107以降においてはスフオート制御を実行す
るための条件が成立するか否かが判断される。先ずステ
ップ107においてタイマ・T^が所定時間Toに至っ
たか否かが判断される。N→走行レンジのシフトの後所
定時間Toより長く第1速段のままで経過してきた場合
はステップ108へと流れそのまま第1速段の指令が続
けられ(ステップ108)、各フラグ、タイマをリセツ
トして制御を完了する(ステップ109)。 その結果、第7図(A)に示されるように、N→走行レ
ンジのシフトがなされてから第1速段への指令のみが出
され、スフオート制御は一切実行されない。 N→走行レンジのシフトの後所定時間Toが経過してい
ないうちはステップ107からステップ110へと流れ
てくる。ステップ110では車両が停止しているか否か
、即ち車速Vが所定値■1以下であるか否かが判断され
る。この所定値■。 はほとんど停止とみなせる車速とされている。ステップ
110で車速Vが所定値■1以下、即ち、車両が停止し
ていると判断されたときはステップ111に進んでスロ
ットル開度θが所定値01以上であるか否かが判断され
る。スロットル開度が61以上のときは、ステップ11
2においてシフトレンジがNレンジであるか否かが判断
される。 Nレンジでないと判断されたときは、ステップ110〜
112において車両停止(■≦■1)、スロットル開度
θが所定値01以上、且つNレンジでないという3つの
条件が全て成立したことになるため、スフオート制御を
実行すべくステップ113で高速段(例えば第2速段)
を形成する指令が出される。その後、ステップ114で
スフオート制御の実行条件が成立したことを示すフラグ
F1が1にセットされる。 ステップ110〜112において3条件のうち1つでも
成立しなかった場合はステップ115に進んで第1速段
の係合指示が継続される。 −度フラグF1が1にセットされると、ステップ106
からステップ116へと流れ、フラグF2の判定が行わ
れる。ここでフラグF2は、N→走行レンジのシフトか
ら所定時間Toが経過した段階で、スフオート制御を実
行するための3つの条件が全て成立していた場合に1と
され、所定時間Toが経過した段階で1つでも条件が成
立しなかった場合には零とされるフラグである。 当初は、このフラグF2はステップ101によってリセ
ットされているためステップ116から117へと進ん
でくる。ステップ117〜119では、再びスフオート
制御を実行するための3つの条件の成立が判断される。 なお、ここで車速Vに関する所定値がv2(v2≧■1
)、スロットル開度θに関する所定値がθ2(θ2≦θ
1)とされているのは、スフオート制御の開始条件と解
除条件とにヒステリシスをもたせるためである。 これにより制御系のハンチングを防止できる。 全ての条件が成立したときはステップ120へと進みタ
イマT^が所定時間TOに至ったか否かが判定される。 所定時間Toに至っていないと判断されたときはそのま
まリターンされるが所定時間Toに至っていると判断さ
れたときはステップ121に進んでフラグF2が1にセ
ットされ、ステ゛ツブ122でタイマTeのカウントが
スタートされる。このタイマTeは、所定時間Toが経
過した段階でスフオート制御を実行するための3つの条
件が全て成立していたときに、更に第2所定時間TIだ
け高速段を維持させるためのタイマである。 ステップ117〜119において1つでも条件が成立し
なかっなときは、その段階で直ちに第1遠段の指示がな
され(ステップ123)、各フラグがリセットされて本
制御が完了される(ステップ124)、この結果、ステ
ップ124を経て本制御が完了されるときは、第7図(
B)に示されるように、−度3つの条件が成立して高速
段への指令が出されながらその後所定時間Toが経過し
ないうちに3つの条件のうちのいずれかが不成立となり
、その段階で第1速段への指示が出されて本制御が終了
することになる。 ステップ121においてフラグF2が1にセットされる
と、ステップ116からステップ125へと流れるよう
になる。 ステップ125ではタイマTeの経過時間が第2所定時
間T1に至ったか否かが判断される。Te<T、の場合
はステップ126へと流れる。ステップ126〜128
では、再び3つの条件の成立が判断される。この条件は
ステップ117〜119と同一である。 3つの条件の全てが成立した場合は何もしないが、1つ
でも不成立であった場合はその段階で第1速段への指示
が出され(ステップ129)、各フラグのリセットが行
われた後本制御が完了される(ステップ130)、この
結果、ステップ130を経て本制御が完了した場合は、
第7図(C)に示されるように、所定時間Toが経過し
た段階で3つの条件が全て成立しており、その結果更に
第2所定時間TIだけ高速段を維持する制御に入りなが
ら、その途中で3つの条件のうちのいずれかが不成立と
なり、第2所定時間T1が経過しないうちに第1速段へ
と戻されるような制御が実行されることになる。 ステップ125でタイマT日が第2所定時間T1に至っ
たと判断されたときはステップ131に進んで第1速段
への指示が出されステップ132で各フラグ及びタイマ
のリセットがなされて本制御が完了する。この結果、ス
テップ132を経て本制御が完了する場合は、第7図(
D)に示されるように、N→走行レンジのシフトがなさ
れてから所定時間Toが経過しないうちに3つの条件が
全て成立し、その結果高速段へのスフオート制御が実行
され、しかもその状態が所定時間To、更には第2所定
時間T1の間継続されたがために、第2所定時間T1が
経過するまで高速段が維持される最も大きなスフオート
制御が実行されることになる。 この実施例では、以上のように構成されているため、所
定時間Toの取り方によりスフオート制御実行の選択の
幅が広がり、例えばエンジン出力の大小、駆動方式(2
輪駆動か4輪駆動か)等を考慮して所定時間Toの値を
適宜に変化させてやることが可能となる。所定時間To
を零とおいた場合はスフオート制御自体を完全にカット
できるようになる。 又、急係台発進時に車両が動き出した場合は直ちに第1
速段に復帰するし、最大でも所定時間TO÷第2所定時
間T1以上に亘って高速段にホールドされることがない
ため、急係合発進時の衝撃トルクを回避しつつ、発進時
のモタツキ感を少なくすることができる。 更に、この実施例では、第7図(E)〜(G)に示され
るように、3つの条件が成立し続けた場合は、その成立
の時点が早いときほど高速段の経由時間が長<(最大T
o十T1)、遅いときほど短い(最小T1)という制御
が実現される。一般に油圧制御装置の摩擦係合装置はN
−Dシフトと同時には係合できないため、該N−Dシフ
トが行われてしばらくは、未だエンジンは無負荷の状態
にある。従って、3つの条件が早く成立するときという
のは、それだけ無負荷の状態でアクセルがI?gまれた
状態が長いということになる。この実施例では、3つの
条件が早く成立すればする程、高速段の経由時間が長く
なるため、このような事情によく適合し、常に良好な対
応が可能である。 なお、本制御がN−Dシフトの他、N→2シフト、N−
Lシフトのときも同様の制御が実行できるのは自明であ
る。従って、この実施例でもN→DシフトのみでなくN
→走行レンジということでステップ103の判定が行わ
れている。なお、N→R時は一時的にオーバードライブ
遊星歯車機構部3を係合(クラッチBo係台及びクラッ
チC0開放)させることにより、高速段リバースを達成
できるため、後進側でのスフオート制御についても本制
御を適用することが可能である。 衝撃負荷回避のための高速段の指示はエンジン出力の大
小、駆動方式(2輪駆動又は4輪駆動)等により入力レ
ベルが異なるため、大きヲ街撃トルクが入る可能性があ
ればより高速段(例えば第3速段やオーバードライブ段
)を経由させるようにするとよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の要旨を示すブロック図、第2図は、
本発明の実施例が適用された車両用自動変速機のギヤト
レインのスケルトン図、第3図は、上記自動変速機の油
圧制御装置の要部を示す油圧回路図、 第4図は、各シフトレンジを達成するときの電磁弁の切
換え状態、及び摩擦係合装置の係合・作用状態を示す線
図、 第5図は、ECT制御用コンピュータの入出力関係を示
すブロック図、 第6図は、上記実施例装置で実行される制御手順を示す
流れ図、 第7図(A)〜(G)は、上記制御手順において実行さ
れるスフオート制御の複数の実行態様を示す線図である
。 80・・・ECT制御用コンピュータ、81・・・スロ
ットルセンサ、 82・・・車速センサ、 83・・・シフトポジションセンサ、 S+、S2・・・電磁弁、 To・・・所定時間、 T1・・・第2所定時間。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シフトレンジを検出する手段を備え、該シフトレ
    ンジがNレンジから走行レンジに切換えられたときに、
    一時的に最低速段以外の変速段を形成するための摩擦係
    合装置を係合させ、該Nレンジから走行レンジへの切換
    え時のショックを軽減するように構成した自動変速機の
    変速制御装置において、 前記Nレンジから走行レンジに切換えられてからの所定
    時間を確定する手段と、 前記所定時間以内に、所定の条件が成立したときに、前
    記最低速段以外の変速段を形成するための摩擦係合装置
    を係合させる指令を出す手段と、を備えたことを特徴と
    する自動変速機の変速制御装置。
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