JP2912554B2 - ガードフェンス - Google Patents

ガードフェンス

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JP2912554B2
JP2912554B2 JP6228232A JP22823294A JP2912554B2 JP 2912554 B2 JP2912554 B2 JP 2912554B2 JP 6228232 A JP6228232 A JP 6228232A JP 22823294 A JP22823294 A JP 22823294A JP 2912554 B2 JP2912554 B2 JP 2912554B2
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guard fence
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淑孝 大森
稔 吉本
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Taiheiyo Cement Corp
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01FADDITIONAL WORK, SUCH AS EQUIPPING ROADS OR THE CONSTRUCTION OF PLATFORMS, HELICOPTER LANDING STAGES, SIGNS, SNOW FENCES, OR THE LIKE
    • E01F15/00Safety arrangements for slowing, redirecting or stopping errant vehicles, e.g. guard posts or bollards; Arrangements for reducing damage to roadside structures due to vehicular impact
    • E01F15/02Continuous barriers extending along roads or between traffic lanes
    • E01F15/04Continuous barriers extending along roads or between traffic lanes essentially made of longitudinal beams or rigid strips supported above ground at spaced points
    • E01F15/0476Foundations
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
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    • E01F15/08Continuous barriers extending along roads or between traffic lanes essentially made of walls or wall-like elements ; Cable-linked blocks
    • E01F15/081Continuous barriers extending along roads or between traffic lanes essentially made of walls or wall-like elements ; Cable-linked blocks characterised by the use of a specific material
    • E01F15/083Continuous barriers extending along roads or between traffic lanes essentially made of walls or wall-like elements ; Cable-linked blocks characterised by the use of a specific material using concrete

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は道路の側部や中央部に
設けられる防護柵や中央分離帯、山岳路の壁高欄または
高架橋の壁高欄等に用いられるガードフェンスに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、道路の側部や中央部等に設置され
る防護柵や中央分離帯、高架橋の壁高欄等に用いられる
ガードフェンスとしては道路傍や中央部等に型板を用い
てコンクリートを打設する現場打ちスリップフォーム工
法や、或はプレキャスト製のコンクリートガードフェン
スを設置する工法による等のものが一般的に知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】併し乍ら、この様な従
来の現場打ちスリップフォーム工法は、硬練りコンクリ
ートを用いるためにコンクリートの配合と管理が非常に
難しく、施工後も収縮目地を入れなければならない等の
問題がある。また、プレキャスト製のコンクリートガー
ドフェンスはコンクリートの品質が確かなものが多い
が、設置に要する機械の使用が不可欠であり、コンクリ
ートにも若干の形状の工夫と吊りボルト等が必要であ
り、更に、接合部においてもジョイントの不可欠なもの
が多く、設置と運搬に掛かる手間が大きい等の問題が見
られる。
【0004】他方、近年における車両の大型化や高速化
に伴って高速道路の防護柵や中央分離帯の突破事故が懸
念されており、この様な突破事故は大事故に連がるもの
が殆どである。
【0005】この様な突破事故を防ぐものとしてコンク
リート製ガードフェンスの利用拡大が期待されている
が、一方でコンクリートは動摩擦係数が大きく車両との
衝突や接触事故を起こすと摩擦による車両火災の危険が
大きくなるの欠点がある。
【0006】従って、この発明の目的はこの様な従来に
おける問題を解決するために、繊維補強プラスチック板
やセラミックス板等の様な表面が平滑で低動摩擦係数の
表面材を捨て型枠として用いて現場でコンクリートを打
設して容易に構築出来、車両が衝突しても車両がガード
フェンスに沿って進路を立て直すことをより効果的に出
来るよう成して事故の発生と損害を少なくすることが出
来るガードフェンスを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この様な目的を達成する
ために、この発明は、コンクリート製基礎の上面に所定
形状の捨て型枠を設置し、この捨て型枠内にコンクリー
トを打設して成るガードフェンスにおいて、上記捨て型
枠を不飽和ポリエステル樹脂とガラス繊維との組み合わ
せからなる繊維補強プラスチックで形成したことを特徴
とする。
【0008】
【作用】従って、この発明は上述の手段に依り、予め工
場で所要の形状および長さに繊維補強プラスチック板や
セラミックス板等で造られて内側に縦鉄筋とフープ筋と
が設けられた型板を現場で組立てゝ所定の形状の捨て型
枠を形成し、この捨て型枠内にコンクトを打設すること
によって表面が平滑な所要のガードフェンスを造ること
が出来るもので、型板に軽量な繊維補強プラスチック板
やセラミックス板等を用いるために重機が不要となり、
繊維補強プラスチック板やセラミックス板等は成形に自
由度が有って意匠性に富み、形状を容易に変更すること
が出来て種々の型式のガードフェンスに対応することが
出来、特に繊維補強プラスチック板やセラミックス板等
を用いることによって耐衝撃性が向上され、表面が平滑
で低動摩擦係数の表面を有したガードフェンスを構築す
ることが出来るので事故の発生の防止と損害の低減を図
ることが出来る。
【0009】この発明の他の目的と特長および利点は以
下の添付図面に沿っての詳細な説明から明らかになろ
う。
【0010】
【実施例】図面の図1にはこの発明のガードフェンスの
一実施例が示されており、図示される様に、この発明の
ガードフェンス1は、予め工場で所要の形状および長さ
に繊維補強プラスチック板11またはセラミックス板等
から造られて内側に縦鉄筋3とフープ筋4とが設けられ
た型板10を用いて現場で組立てゝ所定の形状の捨て型
枠2を設置し、この捨て型枠2内にコンクリートAを打
設することによって所定のガードフェンス1として製造
される。
【0011】先ず、型板10は適宜な繊維補強プラスチ
ック板11やセラミックス板からガードフェンス1の外
形に対応した形状に所要の長さに造られる。例えば、型
板10は、不飽和ポリエステル樹脂やエポキシ樹脂また
はビニルエステル樹脂等に無機質系や有機質系の繊維ま
たはガラス繊維を混ぜて成る繊維補強プラスチック板1
1を所要の形状の型で所要の長さにプレスして造られる
もので、図1に示される様に、断面が大体稲妻形をした
ガードフェンス1の側面の1つの外形を形成する形状に
造られ、この様な型板10の一対を図示の様に対向して
所要の形状に組立てゝ設置される。
【0012】すなわち、型板10は図1に示される様
に、下部にフランジ部12を有する断面ほゞくの字形に
繊維補強プラスチック板11またはセラミックス板から
プレス等によって成形して造られ、下部のフランジ部1
2にアンカーボルト5を取付けるための孔が設けられ
る。この様な型板10は工場で予め造られ、内側に縦鉄
筋押え金具14によって縦鉄筋3が取付けられると共
に、フープ筋4も同様に予め工場で取付けられるのが好
適である。この様な型板10は工場で予め繊維補強プラ
スチック板11やセラミックス板からプレスによって所
要の形状に造られ、軽量で強固である。
【0013】予め工場で繊維補強プラスチック板11や
セラミックス板からプレス等によって造られて縦鉄筋押
え金具14によって縦鉄筋3やフープ筋4が取付けられ
た型板10が現場に運び込まれる。先ず、この発明のガ
ードフェンス1を設置すべき路面に、基礎用鉄筋21と
支持鉄筋22を用いて基礎と成るベース部20が形成さ
れる。この様な基礎のベース部20に、型板10のフラ
ンジ部12のための溝孔6が設けられ、次いで、一対の
型板10が対向して設置されて下部のフランジ部12が
溝孔6に配置されると共に、ねじ式の適宜なセパレータ
7とセパレータ固定治具8によって型板10が所定の間
隔を置いて設置されて、アンカーボルト5によって型板
10が固定される。次に、対向する型板10の内側に取
付けられているフープ筋4が夫々針金によってベース部
20の支持鉄筋22に結束されて連結される。こうして
フープ筋4とベース部20の支持鉄筋22が結束された
ならば、同様にして、一対の型板10を対向して設置し
て順次所要の長さに連結して、所要の捨て型枠2を構成
設置する。こうして、型板10のフランジ部12を固定
した後に、モルタル9をフランジ部12のところの孔6
に充填してベース部20の頂面と同一平面に均される。
次いで、コンクリートAを捨て型枠2内に打設すること
によって所要のガードフェンス1が構成される。完成し
たガードフェンス1の表面、すなわち型板10の表面は
滑らかで、低動摩擦係数の繊維補強プラスチック板11
やセラミックス板で形成されている。
【0014】
【発明の効果】この様に、この発明に依れば、予め工場
で所要の形状および長さに繊維補強プラスチック板やセ
ラミックス板で造られて内側に縦鉄筋とフープ筋とが設
けられた型板を現場に持ち込んで組立て設置して所定の
形状の捨て型枠を形成するようコンクリート捨て型枠の
型板として繊維補強プラスチック板やセラミックス板を
用いるので、型枠自体の軽量化を図ることが出来ると共
に、永久的な捨て型枠としての敷設が簡単容易で、現場
での敷設に際して大型機械を使用する必要が全く無く、
斯様に簡単に且つ容易に設置できる捨て型枠内にコンク
トを打設するだけで所要のガードフェンスを造ることが
出来、繊維補強プラスチック板は成形に自由度が有って
連続性を確保出来るし意匠性に富み、形状を容易に変更
することが出来て種々の型式のガードフェンスに対応す
ることが出来、特に繊維補強プラスチック板やセラミッ
クス板を用いることによって耐衝撃性が向上され、表面
が滑らかで低動摩擦係数の繊維補強プラスチック板やセ
ラミックス板等で表面が形成されているために、車両の
衝突時の摩擦を著しく低減して車両の軌道修正を可能と
し、車両の衝突事故の発生を防止すると共に、損害を著
しく低減することが出来るガードフェンスを得ることが
出来る等の効果を奏するよう出来る。尚、この発明の表
面材としてプラスチック板やセラミックス板を主に説明
したが、そのほか動摩擦係数の小さい鋼板を使用するこ
とも出来る。
【0015】因に、車両とコンクリートとの動摩擦係数
は0.6〜0.9と相当に大きいのに対して、このはつめ
いの表面材では車両との動摩擦係数が0.5以下、特に
0.1〜0.3の範囲のものを好適に使用し、従って、車
両の衝突時の摩擦を著しく低減して車両の軌道修正を可
能にして運転の立て直しを容易にしており、火災の発生
を防止できるし、衝突による損害を最小にするよう出来
る。また、この様な繊維補強プラスチック板やセラミッ
クス板は既存のコンクリート製や鋼製のガードフェンス
の表面に取付けて使用することも出来る。また、繊維補
強プラスチック材としては不飽和ポリエステル樹脂とガ
ラス繊維の組み合わせが特に最良で、動摩擦係数も約
0.2と良好である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のガードフェンスの縦断面図である。
【符号の説明】
1 ガードフェンス 2 捨て型枠 3 縦鉄筋 4 フープ筋 5 アンカーボルト 6 フランジ部用の溝孔 7 セパレータ 8 セパレータ固定治具 9 モルタル 10 型板 11 繊維補強プラスチック板 12 フランジ部 14 縦鉄筋押え金具 20 ベース部 21 基礎用鉄筋 22 支持鉄筋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E01F 15/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート製基礎の上面に所定形状の
    捨て型枠を設置し、この捨て型枠内にコンクリートを打
    設して成るガードフェンスにおいて、 上記捨て型枠を不飽和ポリエステル樹脂とガラス繊維と
    の組み合わせからなる繊維補強プラスチックで形成した
    ことを特徴とするガードフェンス。
  2. 【請求項2】 前記捨て型枠は、予め工場で所要の形状
    および長さに造られて内側に縦鉄筋とフープ筋とが設け
    られた型板を現場で組み立てて形成されることを特徴と
    する請求項1記載のガードフェンス。
  3. 【請求項3】 道路の中央分離帯や防護柵、山丘路の壁
    高欄または高架橋の壁高欄等に用いられることを特徴と
    する請求項1又は請求項2記載のガードフェンス。
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