JPH08184016A - コンクリート防護柵の施工方法及びコンクリート防護柵用型 - Google Patents

コンクリート防護柵の施工方法及びコンクリート防護柵用型

Info

Publication number
JPH08184016A
JPH08184016A JP32799894A JP32799894A JPH08184016A JP H08184016 A JPH08184016 A JP H08184016A JP 32799894 A JP32799894 A JP 32799894A JP 32799894 A JP32799894 A JP 32799894A JP H08184016 A JPH08184016 A JP H08184016A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
concrete
bottom plate
side wall
discarding
anchor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32799894A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruo Nakano
輝雄 中野
Shigeki Kondo
茂樹 近藤
Nobuhito Nakano
暢人 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Jushi Corp
Original Assignee
Sekisui Jushi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Jushi Corp filed Critical Sekisui Jushi Corp
Priority to JP32799894A priority Critical patent/JPH08184016A/ja
Publication of JPH08184016A publication Critical patent/JPH08184016A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 防護柵1を設ける位置の両側にアンカーボル
ト3を設け、上記位置にゴム製の底板5を敷く。底板5
の上に鉄筋6を設け、鉄筋6の周囲に合成樹脂製捨て型
枠4を取り付け、底板5と捨て型枠4の下部とを貫通し
たアンカーボルト3にナットを螺入して捨て型枠4を固
定した後、捨て型枠4内に生コンクリートを注入する。 【効果】 アンカーボルト3にナットを螺入して捨て型
枠4を固定すると、捨て型枠4と底板5間が水密にな
り、生コンクリートを注入しても水が漏れ難く、生コン
クリートの水/セメント比が変化せず、良好なコンクリ
ート防護柵となる。底板5が下の地面に沿うから、防護
柵が地面に密着して座り具合がよい。施工現場で施工す
るから防護柵を運搬する必要がなく施工し易い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は道路の中央分離帯や歩道
と車道との境界等に取り付けるコンクリート防護柵の施
工方法及びこの施工方法に使用するコンクリート防護柵
用型に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンクリート防護柵の施工方法
は、別の場所でコンクリート防護柵を製造した所謂プレ
キャストコンクリート防護柵を施工現場に運搬し、道路
の中央分離帯や歩道と車道との境界等に据え付けてい
た。又、特公平4−69684号公報、特開平6−57
717号公報記載のように、施工現場で繊維補強コンク
リート板からなる捨て型枠を組み立て、この捨て型枠の
中に生コンクリートを打設するコンクリート防護柵の施
工方法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、プレキャスト
コンクリート防護柵を据え付ける方法は、コンクリート
防護柵を製造現場から施工現場まで運搬するときに、重
いから1台のトラックに積むことができるプレキャスト
コンクリート防護柵の個数が少ないため運搬効率が悪
く、しかも、このトラックに積んだり下ろしたりするた
めにはクレーン車が必要であるし、重いので据え付け難
い等のために、施工性が悪く、作業が大がかりになり不
便であった。特に、中央分離帯のコンクリート防護柵は
大型であるから運搬、施工が困難であった。
【0004】又、繊維補強コンクリート板からなる捨て
型枠を使用する方法は施工現場でコンクリート防護柵を
設けるから、運搬する必要がなく好ましい方法である
が、この捨て型枠の中に生コンクリートを注入すると型
枠の下方から生コンクリートが漏れ易いから、特公平4
−69684号公報では捨て型枠の下に鉄筋コンクリー
ト製の床板を設け、この床板の上に捨て型枠を取り付け
ているが、このように鉄筋コンクリート製の床板を設け
ることは極めて煩瑣である。
【0005】又、特開平6−57717号公報では型枠
の下に鉄板からなるタイプレートを設け、このタイプレ
ートの上に捨て型枠を取り付けているが、このタイプレ
ートの鉄板の厚みが小さいとコンクリートを捨て型枠の
中に打設した後コンクリートが固化するまでの間に変形
し、捨て型枠の中のコンクリートが移動して良好な防護
柵にならないし、又、鉄板の厚みが大きいと高価になる
という問題がある。更に、上記方法では床板やタイプレ
ートと捨て型枠との間から水が漏れて水/セメント比が
変化してコンクリートの性能が悪くなり、良好なコンク
リート防護柵にならないという問題がある。
【0006】そこで、本発明の目的は、捨て型枠を使用
して安価で良好なコンクリート防護柵を設けることがで
きるコンクリート防護柵の施工方法及びこの施工方法に
使用するコンクリート防護柵用型を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになしたものであって、請求項1記載の発明
は、コンクリート防護柵を設ける位置の両側にアンカー
ボルトを立設し、このアンカーボルトの間に、弾性を有
する柔軟な底板を、この底板の両側に設けられた通孔に
アンカーボルトを貫通させて敷き、底板の中央部の上に
鉄筋を設け、この鉄筋の周囲の底板の上に捨て型枠を、
この捨て型枠の下部に設けられた通孔にアンカーボルト
を貫通させて取り付け、底板と捨て型枠の下部とを貫通
したアンカーボルトにナットを螺入して捨て型枠を固定
した後、この捨て型枠の中に生コンクリートを注入する
ものである。
【0008】又、請求項2記載の発明は、上壁とこの上
壁の周囲に垂下している側壁とこの側壁の下部に設けら
れたベース部とからなる合成樹脂製の捨て型枠と、この
べース部の下端を塞ぐ弾性を有する柔軟な底板とからな
り、前記捨て型枠には側壁から相対する側壁に膨張防止
用ボルトを貫通させる膨張防止用ボルト挿入孔が設けら
れ、上壁にはコンクリートを注入させるコンクリート注
入孔が設けられ、捨て型枠のベース部と前記底板にはア
ンカーボルトを貫通させる通孔が設けられているもので
ある。
【0009】本発明に使用する底板は、弾性を有する柔
軟な材料を底板に成形したものであって、天然ゴム、合
成ゴム等のゴムや軟質塩化ビニル樹脂、ポリエチレン樹
脂等の軟質合成樹脂を底板に形成したものが好適であ
る。特に、ゴム硬度50〜90度のゴム製の底板が好適
である。
【0010】請求項1記載の発明に使用する捨て型枠
は、捨て型枠の中に生コンクリートを注入し、捨て型枠
を外すことなくこのまま防護柵として使用するものであ
って、前記公報記載のように繊維補強コンクリート板で
あってもよいが、繊維強化ポリエステル樹脂(FRP)
板やレジンコンクリート板や硬質塩化ビニル樹脂板、ポ
リエチレン等の合成樹脂製板が、軽くて運搬し易いので
好ましい。
【0011】捨て型枠は、この中に生コンクリートを注
入したときに、生コンクリートの圧力に耐えるだけの厚
みが必要である。例えば、合成樹脂製となされて中央分
離帯用のコンクリート防護柵を形成する場合には厚みが
5mm以上が好ましい。又、この型枠の側壁と相対する
側壁とに通孔を設けてこの通孔にボルトやワイヤーを通
して側壁の膨張を防いでもよい。特に、請求項2記載の
発明のように、側壁から相対する側壁に膨張防止用ボル
トを貫通させる膨張防止用ボルト挿入孔を設け、この膨
張防止用ボルト挿入孔に貫通させた膨張防止用ボルトと
ナットで両側の側壁の距離を固定して膨張しないように
するとよい。
【0012】請求項1記載の発明では、底板と捨て型枠
の下部を貫通したアンカーボルトにナットを螺入して捨
て型枠を固定するが、このアンカーボルトにナットを螺
入したときに、捨て型枠の下部(例えばベース部)が変
形したり破損しないように下部を厚くすることが好まし
い。例えば、合成樹脂製の中央分離帯用のコンクリート
防護柵の場合には10mm以上にすることが好ましい。
捨て型枠の長さは、余り長くすると捨て型枠を製造した
り運搬することが困難になるので3m前後が好ましい。
【0013】請求項1記載の発明においては、底板の中
央部の上に鉄筋を設け、この鉄筋の周囲に捨て型枠を取
り付けるが、この捨て型枠は周囲の側壁だけでもよい
し、側壁の上に上壁を設けたものでもよい。しかし、請
求項2記載の発明のように、上壁とこの上壁の周囲に垂
下している側壁とこの側壁の下部に設けられたベース部
とからなる捨て型枠であると捨て型枠が一体になってい
るから取り扱いが容易になり便利である。
【0014】請求項1記載の発明では、底板の上に鉄筋
を設けているが、この鉄筋を設ける方法は予め組み立て
た鉄筋を弾性を有する底板の上に据え付けてもよいし、
この弾性を有する底板の上で鉄筋を組み立ててもよい。
更に、前記捨て型枠の中に予め鉄筋を一体に取り付けて
いて、弾性を有する底板の上に鉄筋と捨て型枠とを同時
に取り付けるようにしてもよい。
【0015】
【作用】請求項1記載の発明のコンクリート防護柵の施
工方法は、弾性を有する柔軟な底板と捨て型枠の下部と
を貫通したアンカーボルトにナットを螺入して捨て型枠
を固定しているから、捨て型枠の下部は弾性を有する柔
軟な底板に密着する。従って、捨て型枠の中に生コンク
リートを注入しても、捨て型枠の下部と底板との間から
水がほとんど漏れず、コンクリートの水/セメント比が
変化せず良好なコンクリート防護柵となる。
【0016】又、捨て型枠の中に生コンクリートを注入
すると、生コンクリートの重量により弾性を有する柔軟
な底板が変形してこの下の地面に沿った形状になり、こ
れ以上変形しない。従って、生コンクリートを注入した
後、固化するまでにコンクリートが移動することがなく
良好に固化する。又、固化したコンクリート防護柵がこ
の下の地面に沿って密着するから、防護柵の座り具合が
よく安定した防護柵となる。更に、施工現場で施工する
から、コンクリート防護柵を運搬したりトラックを載せ
たり下ろしたりする必要がない。
【0017】請求項2記載の発明では、捨て型枠が合成
樹脂製であるから軽いし、上壁とこの上壁の周囲に垂下
している側壁とこの側壁の下部に設けられたベース部と
が一体になっているから取り扱い易い。又、捨て型枠に
は側壁から相対する側壁に貫通する膨張防止用ボルト挿
入孔が設けられているから、膨張防止用ボルトが取り付
け易い。又、捨て型枠のベース部と前記底板とにアンカ
ーボルトが貫通する通孔が設けられているから、アンカ
ーボルトが底板と捨て型枠のベース部とに貫通させ易
い。更に、捨て型枠の上壁にコンクリート注入孔が設け
られているから、コンクリート注入孔からコンクリート
を注入し易い。
【0018】
【実施例】次に、本発明の実施例を説明する。図1〜図
4は本発明の一実施例を示し、図1は本発明方法で施工
したコンクリート防護柵を示し、(イ)は斜視図、
(ロ)はA−A線における断面図、図2は本発明方法に
使用する捨て型枠を示し、(イ)は斜視図、(ロ)はB
−B線における断面図、図3は底板を示す斜視図、図4
は鉄筋を取り付けた状態を示し、(イ)は斜視図、
(ロ)はC−C線における断面図である。図5は本発明
の他の実施例を示し、鉄筋付き捨て型枠を示す断面図で
ある。
【0019】先ず、図1〜図4に示す実施例について説
明する。図1〜図4において、1は高さが1000m
m、上端の幅が320mm、下端の幅が800mmの中
央分離帯に設けられたコンクリート防護柵である。2は
アスファルト舗装21された高速道路であり、22は埋
め戻したコンクリート舗装である。3は道路2に立設さ
れたアンカーボルトであり、このアンカーボルト3は周
囲に打設されたコンクリート31で固定されている。
【0020】4はポリエチレン製の捨て型枠であり、こ
の捨て型枠4は、図2に示すように、ベース部41と側
壁部42と上壁43とからなる。ベース部41にはアン
カーボルト3を貫通させる通孔45が設けられ、側壁部
42には膨張防止用ボルトを貫通させる膨張防止用ボル
ト挿入孔46が設けられている。又、上壁43にはコン
クリートを注入するコンクリート注入孔47が設けられ
ている。
【0021】5は合成ゴム製の弾性を有する柔軟な底板
であり、この底板5は、図3に示すように、平面状の本
体51と、この本体51の周囲に立設された縁部52と
からなる。本体51の両側にはアンカーボルト3を貫通
させる通孔55が多数設けられている。そして、アンカ
ーボルト3が底板5の通孔55と捨て型枠4の通孔45
を貫通し、この上から螺入されたナット35で底板5と
捨て型枠4とが連結できるようになっている。
【0022】6は底板5の上に設けられる鉄筋であり、
この鉄筋6は図4に示すように、捨て型枠4の側壁部4
2の内側に沿った主筋61と、この主筋61間にほぼ水
平に差し渡され連結された横筋62とからなる。
【0023】7は膨張防止用ボルトであり、この膨張防
止用ボルト7は、図1に示すように、捨て型枠4の側壁
部42に設けられた膨張防止用ボルト挿入孔46と、こ
の側壁部42に相対する側壁部42に設けられた膨張防
止用ボルト挿入孔46とを貫通し、この膨張防止用ボル
ト7に螺入されたナット71で両側の側壁部42間の距
離を固定して、捨て型枠4の中にコンクリートを注入し
ても両側の側壁部42が膨れないようになっている。
【0024】次に、コンクリート防護柵の施工方法につ
いて説明する。コンクリート防護柵1を設ける位置近傍
のアスファルト舗装21を幅1700mm剥がし、コン
クリート防護柵1を設ける位置の両側にアンカーボルト
3の下部を埋設し、コンクリート31で固定してアンカ
ーボルト3を立設する。次に、アスファルト舗装21を
剥がした下面をほぼ平らにならし、必要があれば、この
下面に栗石を敷いたり、捨てコンクリートを設ける。
【0025】次に、この上に底板5を、立設されたアン
カーボルト3をこの底板5の両側に設けられた通孔55
に通しながら、敷く。続いてこの底板5の中央部の上に
鉄筋6を設ける。次に、予め、捨て型枠4の側壁部42
の膨張防止用ボルト挿入孔46に膨張防止用ボルト7を
通しナット71を螺入して、側壁部42が両側に膨れな
いようにした捨て型枠4を、ベース部41の通孔45に
アンカーボルト3を通しながら、鉄筋6の周囲に取り付
けた後、ナット35をアンカーボルト3に螺入して弾性
を有する柔軟な底板5が若干変形するまで強く巻き締め
る。
【0026】すると、底板5が弾性によって元の状態に
戻ろうとする圧力によって、捨て型枠4の下部は底板5
に水密に密着する。捨て型枠4を取り付けた後、捨て型
枠4の上壁43に設けられている注入孔47からコンク
リートを注入する。このようにして、コンクリート防護
柵1を据え付けた後、アスファルトを剥がした部分にコ
ンクリート舗装22を施すとコンクリート防護柵1の取
り付けは終了する。
【0027】次に、図5に示す実施例について説明す
る。図5に示す実施例を図1〜図4に示す実施例と比較
すると、捨て型枠4aの中に鉄筋6aが固定されている
ことが異なる。このように捨て型枠4aに鉄筋6aが固
定されていると、捨て型枠4aと鉄筋6aとを同時に設
けることができるので便利である。
【0028】
【発明の効果】請求項1記載の発明のコンクリート防護
柵の施工方法は、弾性を有する柔軟な底板と捨て型枠の
下部とを貫通したアンカーボルトにナットを螺入して捨
て型枠を固定しているから、この捨て型枠の中に生コン
クリートを注入しても、捨て型枠の下部と底板との間か
ら水がほとんど漏れない。従って、コンクリートの水/
セメント比が変化せず良好なコンクリート防護柵とな
る。
【0029】又、捨て型枠の中に生コンクリートを注入
すると、生コンクリートの重量により弾性を有する柔軟
な底板が変形してこの下の地面に沿った形状となり、こ
れ以上変形しない。従って、この生コンクリートを注入
しても、固化するまでにコンクリートが移動することが
なく良好に固化する。又、固化したコンクリート防護柵
が地面に密着するから、座り具合がよく良好なコンクリ
ート防護柵となる。
【0030】請求項1記載の発明では、施工現場で施工
するから、コンクリート防護柵を運搬する必要がない。
従って、プレキャストコンクリート防護柵のように、ト
ラックで搬送したり、積み込んだり、下ろしたりするた
めのクレーン車が必要でなく、施工し易い。
【0031】請求項2記載の発明では、捨て型枠が合成
樹脂製であるから軽いし、上壁とこの上壁の周囲に垂下
している側壁とこの側壁の下部に設けられたベース部と
が一体になっているから取り扱い易い。又、捨て型枠に
は側壁から相対する側壁に貫通する膨張防止用ボルト挿
入孔が設けられているから、膨張防止用ボルトが取り付
け易いし、又、捨て型枠のベース部と前記底板とにアン
カーボルトが貫通する通孔が設けられているからアンカ
ーボルトが底板と捨て型枠のベース部とに貫通させ易
い。
【0032】又、捨て型枠の上壁にコンクリート注入孔
が設けられているから、このコンクリート注入孔からコ
ンクリートを注入し易い。このように、請求項2記載の
発明のコンクリート防護柵用型を使用すると、請求項1
記載のコンクリート防護柵の施工方法で施工し易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、(イ)は本発明で施
工したコンクリート防護柵の斜視図、(ロ)はA−A線
における断面図である。
【図2】本発明に使用する捨て型枠を示し、(イ)は斜
視図、(ロ)はB─B線における断面図である。
【図3】底板を示す斜視図である。
【図4】鉄筋を取り付けた状態を示し、(イ)は斜視
図、(ロ)はC−C線における断面図である。
【図5】本発明の他の実施例を示し、鉄筋付き型枠を示
す断面図である。
【符号の説明】
1 コンクリート防護柵 3 アンカーボルト 35 ナット 4、4a 捨て型枠 41 ベース部 42 側壁部 43 上壁 45 通孔 46 膨張防止用ボルト挿入孔 47 コンクリート注入孔 5 底板 55 通孔 6、6a 鉄筋 7 膨張防止用ボルト 71 ナット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート防護柵を設ける位置の両側
    にアンカーボルトを立設し、このアンカーボルトの間
    に、弾性を有する柔軟な底板を、この底板の両側に設け
    られた通孔にアンカーボルトを貫通させて敷き、底板の
    中央部の上に鉄筋を設け、この鉄筋の周囲の底板の上に
    捨て型枠を、この捨て型枠の下部に設けられた通孔にア
    ンカーボルトを貫通させて取り付け、底板と捨て型枠の
    下部とを貫通したアンカーボルトにナットを螺入して捨
    て型枠を固定した後、この捨て型枠の中に生コンクリー
    トを注入することを特徴とするコンクリート防護柵の施
    工方法。
  2. 【請求項2】 上壁とこの上壁の周囲に垂下している側
    壁とこの側壁の下部に設けられたベース部とからなる合
    成樹脂製の捨て型枠と、ベース部の下端を塞ぐ弾性を有
    する柔軟な底板とからなり、前記捨て型枠には側壁から
    相対する側壁に膨張防止用ボルトを貫通させる膨張防止
    用ボルト挿入孔が設けられ、上壁にはコンクリートを注
    入させるコンクリート注入孔が設けられ、捨て型枠のベ
    ース部と前記底板にはアンカーボルトを貫通させる通孔
    が設けられていることを特徴とするコンクリート防護柵
    用型。
JP32799894A 1994-12-28 1994-12-28 コンクリート防護柵の施工方法及びコンクリート防護柵用型 Pending JPH08184016A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32799894A JPH08184016A (ja) 1994-12-28 1994-12-28 コンクリート防護柵の施工方法及びコンクリート防護柵用型

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32799894A JPH08184016A (ja) 1994-12-28 1994-12-28 コンクリート防護柵の施工方法及びコンクリート防護柵用型

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08184016A true JPH08184016A (ja) 1996-07-16

Family

ID=18205369

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32799894A Pending JPH08184016A (ja) 1994-12-28 1994-12-28 コンクリート防護柵の施工方法及びコンクリート防護柵用型

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08184016A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100660804B1 (ko) * 2004-04-23 2007-01-10 유니온코리아프리캐스트(주) 합성수지 하우징에 콘크리트가 충전된 조립형 중앙분리대
JP2007277965A (ja) * 2006-04-07 2007-10-25 Kcon Kk 自動車道路高架橋の中央分離帯用の鋼板鎧装軽量気泡コンクリート製ガードフェンス
ES2316266A1 (es) * 2007-01-03 2009-04-01 Joan Gerard Nadal Cloquell Molde para la construccion de barreras de hormigon para la contencion de vehiculos.
CN105133524A (zh) * 2015-07-31 2015-12-09 中国建筑第八工程局有限公司 移动式防撞柱
CN106638391A (zh) * 2016-11-22 2017-05-10 长沙理工大学 一种护栏

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100660804B1 (ko) * 2004-04-23 2007-01-10 유니온코리아프리캐스트(주) 합성수지 하우징에 콘크리트가 충전된 조립형 중앙분리대
JP2007277965A (ja) * 2006-04-07 2007-10-25 Kcon Kk 自動車道路高架橋の中央分離帯用の鋼板鎧装軽量気泡コンクリート製ガードフェンス
ES2316266A1 (es) * 2007-01-03 2009-04-01 Joan Gerard Nadal Cloquell Molde para la construccion de barreras de hormigon para la contencion de vehiculos.
CN105133524A (zh) * 2015-07-31 2015-12-09 中国建筑第八工程局有限公司 移动式防撞柱
CN106638391A (zh) * 2016-11-22 2017-05-10 长沙理工大学 一种护栏

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4348133A (en) Median barrier construction
US5772357A (en) Curbing
US3678815A (en) Concrete structural member
US6149067A (en) Precast reinforced concrete railway crossing slab
JPH08184016A (ja) コンクリート防護柵の施工方法及びコンクリート防護柵用型
KR20220070917A (ko) 현장 타설형 대형차량 전용차로용 포장층의 시공방법
KR100319592B1 (ko) 도로 포장용 조립식 시멘트 콘크리트 슬라브
JPH0258610A (ja) 中央分離帯の改修方法およびそれに使用される防護壁ブロック
JP2912554B2 (ja) ガードフェンス
JP3726042B2 (ja) 保護壁付軽量盛土の構築方法
JPH108429A (ja) コンクリート防護柵の構造および施工方法
KR100400676B1 (ko) 측구 시공 방법 및 그 설치 구조물
JPH0826522B2 (ja) 縁石用型枠
JP2556635B2 (ja) 路盤補強、盛土、法面補強等の補強土工法とその工法に用いる型枠
JP4044877B2 (ja) 道路用軽量盛土
JP2002225013A (ja) U溝ブロックの成形方法及びその成形品
JP2773024B2 (ja) 蓋付き溝構造と溝蓋形成工法
JP2001241003A (ja) プレキャストコンクリート版およびその設置構造
JP2859139B2 (ja) 歩車道境界ブロック及び歩車道境界部の施工構造
JPH0721170B2 (ja) 道路縁石の成形工法
JP2620675B2 (ja) 路盤補強、盛土、法面補強等の補強土工法とコンクリートブロック擁壁用型枠
JPH0258607A (ja) 中央分離帯の改修方法およびそれに使用される防護壁ブロック
KR200426439Y1 (ko) 투수형 탄성 포장용 가이드 프레임
JP2548446Y2 (ja) 現場コンクリート打設式合成樹脂製港湾用縁石
JPS6014816Y2 (ja) 住宅用簡易基礎構造