JP2709346B2 - 法枠用ブロック体 - Google Patents
法枠用ブロック体Info
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- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は斜面に法枠を施工する際に用いる法枠用ブロ
ック体に関する。
ック体に関する。
<本発明が解決しようとする問題点> 法枠の構築方法には、大別して、地山上にに工場製品
のプレキャストコンクリートブロックを組み立てる方法
と、現場で配筋して型枠を組み立て、生コンクリートを
打設する現場打ち法枠工法が、一般的に用いられてい
る。
のプレキャストコンクリートブロックを組み立てる方法
と、現場で配筋して型枠を組み立て、生コンクリートを
打設する現場打ち法枠工法が、一般的に用いられてい
る。
しかし、プレキャストコンクリートブロックの組み立
てによる施工方法は、ブロック体の重量が大きいため、
小断面(20cm×20cm)でかつ短い法枠(1m以下)の施工
に限定されてしまう。
てによる施工方法は、ブロック体の重量が大きいため、
小断面(20cm×20cm)でかつ短い法枠(1m以下)の施工
に限定されてしまう。
よって、大断面のブロック体では、特に高所または急
な斜面での施工が困難である。
な斜面での施工が困難である。
また、一方現場打ち法砕工法の場合は、上記のブロッ
ク体の組立て方法のような重量による施工制限はない
が、法枠交差部の構造が複雑になってしまうため、配
筋、型枠加工に困難性を伴う。
ク体の組立て方法のような重量による施工制限はない
が、法枠交差部の構造が複雑になってしまうため、配
筋、型枠加工に困難性を伴う。
そこで従来から、上記の二つの施工方法を融合させ
て、法枠交差部にプレキャストコンクリートブロックを
用い、交差部間を連結する線状部を現場打ちで施工する
方法が行われている。
て、法枠交差部にプレキャストコンクリートブロックを
用い、交差部間を連結する線状部を現場打ちで施工する
方法が行われている。
しかしこの方法の場合、プレキャストコンクリートブ
ロックと現場打ち法枠との接合強度を、いかに高めるか
が課題となっている。
ロックと現場打ち法枠との接合強度を、いかに高めるか
が課題となっている。
<本発明の目的> 本発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、交差部に配置したプレキャストコンクリート
ブロックと、これらの間を連結する線状の現場打ち法枠
との接合強度を高めることができる、法枠用ブロック体
を提供することを目的とする。
たもので、交差部に配置したプレキャストコンクリート
ブロックと、これらの間を連結する線状の現場打ち法枠
との接合強度を高めることができる、法枠用ブロック体
を提供することを目的とする。
<問題点を解決するための手段> 即ち本発明は、法枠の交差部に配置し、法枠の線状部
と連結する鉄筋コンクリート製のブロック体において、
ブロック体の法枠線状部との連結面を、法枠線状部の連
結方向と直交する方向の鉛直断面よりも大きく形成した
ことを特徴とする、法枠用ブロック体である。
と連結する鉄筋コンクリート製のブロック体において、
ブロック体の法枠線状部との連結面を、法枠線状部の連
結方向と直交する方向の鉛直断面よりも大きく形成した
ことを特徴とする、法枠用ブロック体である。
また、法枠の交差部に配置し、法枠の線状部と連結す
る鉄筋コンクリート製のブロック体において、ブロック
体の法枠線状部との連結面を、法枠線状部の連結方向と
直交する方向に対して傾斜させて形成したことを特徴と
する、法枠用ブロック体である。
る鉄筋コンクリート製のブロック体において、ブロック
体の法枠線状部との連結面を、法枠線状部の連結方向と
直交する方向に対して傾斜させて形成したことを特徴と
する、法枠用ブロック体である。
さらに、法枠の交差部に配置し、法枠の線状部と連結
する鉄筋コンクリート製のブロック体において、ブロッ
ク体の法枠線状部との連結面を階段状に形成したことを
特徴とする、法枠用ブロック体である。
する鉄筋コンクリート製のブロック体において、ブロッ
ク体の法枠線状部との連結面を階段状に形成したことを
特徴とする、法枠用ブロック体である。
<本発明の実施例> 以下、図面を参照しながら本発明の実施例について説
明する。
明する。
なお、本実施例においては、第1図に示すような交差
部Cと線状部Lからなる格子状の法枠を構成する場合に
用いるブロック体の構造について説明する。
部Cと線状部Lからなる格子状の法枠を構成する場合に
用いるブロック体の構造について説明する。
ブロック体1は、第2図二示すように、内部に設計上
必要な鉄筋量を配筋したコンクリート製ブロックであ
る。
必要な鉄筋量を配筋したコンクリート製ブロックであ
る。
このブロック体1の法枠線状部Lとの連結面は、線状
部Lの連結方向と直交する方向の鉛直断面よりも大きく
形成する。
部Lの連結方向と直交する方向の鉛直断面よりも大きく
形成する。
例えば第2図に示すように、立方体の四つの側面に傾
斜面を形成し、これらの傾斜面を連結面11とする。
斜面を形成し、これらの傾斜面を連結面11とする。
このように連結面11を傾斜させることによって、鉛直
断面よりも面積が増大するため、固化材の付着力を高
め、ブロック体1と線状部Lとの結合をより強固に行う
ことができる。
断面よりも面積が増大するため、固化材の付着力を高
め、ブロック体1と線状部Lとの結合をより強固に行う
ことができる。
次に、ブロック体1内に配筋した鉄筋の端部は、連結
面11から所定の本数(本実施例では四本)を、線状部L
との連結に必要な長さだけ連結方向に露出させ、連結鉄
筋12とする。
面11から所定の本数(本実施例では四本)を、線状部L
との連結に必要な長さだけ連結方向に露出させ、連結鉄
筋12とする。
また、ブロック体1には、例えば中心部に、鉛直方向
にアンカー用の貫通孔13を開設する。
にアンカー用の貫通孔13を開設する。
<使用方法> 次に、上記のように構成した本発明のブロック体を用
いた法枠の構築方法について説明する。
いた法枠の構築方法について説明する。
(1)架台の設置(第3図) 第3図に示すように、斜面上の法枠の構築予定場所に
架台2を正確に敷設する。
架台2を正確に敷設する。
架台2は、例えば梯子状に形成した長尺物を、格子状
に斜面上に敷設することが考えられる。
に斜面上に敷設することが考えられる。
敷設する場合は、アンカー等で地山に固定するとよ
い。
い。
このように架台2を、法枠構築前に予め敷設すること
によって、ブロック体1の設置位置及び法枠の施工位置
が明確になるため、精度の高い法枠を構築することがで
きる。
によって、ブロック体1の設置位置及び法枠の施工位置
が明確になるため、精度の高い法枠を構築することがで
きる。
(2)ブロック体の設置(第3図) ブロック体1を、斜面上の架台2の交差部に、トラッ
ククレーン等を利用して配置する。
ククレーン等を利用して配置する。
そして、このブロック体1をアンカー等によって地山
に固定するか、上部アンカー等からロープ等で仮固定し
ておく。
に固定するか、上部アンカー等からロープ等で仮固定し
ておく。
ブロック体1のアンカーによる固定に際しては、ロッ
クボルト3等を貫通孔13から挿入して地盤に打ち込んで
固定するか、または緊張力を必要とするアンカーの場合
には、ブロック体1を支持梁として緊張し、固定するこ
とができる。
クボルト3等を貫通孔13から挿入して地盤に打ち込んで
固定するか、または緊張力を必要とするアンカーの場合
には、ブロック体1を支持梁として緊張し、固定するこ
とができる。
なお、アンカーは、ブロック体1間の法枠線状部Lを
構築した後に施工してもよい。
構築した後に施工してもよい。
(3)配筋(第1図) 所定の位置にブロック体1を固定した後、ブロック体
1の連結面11間に配筋4を施す。
1の連結面11間に配筋4を施す。
配筋4とブロック体1の連結鉄筋12を重ね合わせ、針
金等で巻いて連絡するとよい。
金等で巻いて連絡するとよい。
(4)有孔型枠の組み立て(第1図) 有孔型枠5は、金網、エキスパンドメタル等より形成
される有孔の板体である。
される有孔の板体である。
この有孔型枠5は、配筋4の両側のブロック体1間に
設置するため、両端部は連結面11と同じ傾斜で切り欠い
ておくとよい。
設置するため、両端部は連結面11と同じ傾斜で切り欠い
ておくとよい。
また、有孔型枠5は、法枠の規模に応じて、第1図に
示すような一枚型のものと、複数枚の連結型のものとを
適宜選択して使用する。
示すような一枚型のものと、複数枚の連結型のものとを
適宜選択して使用する。
有孔型枠5の固定方法は、一方の面に掛止片を取り付
けておき、配筋4に引っ掛けるようにして固定するとよ
い。
けておき、配筋4に引っ掛けるようにして固定するとよ
い。
また、有孔型枠5は、固化材6内に埋め殺しにするた
め、法枠線状部L内に完全に埋設されるように、高さを
線状部Lの高さよりやや低く形成し、また連結面11の縁
部よりやや内側に設置する。
め、法枠線状部L内に完全に埋設されるように、高さを
線状部Lの高さよりやや低く形成し、また連結面11の縁
部よりやや内側に設置する。
(5)固化材の吹き付け(第1図) 有孔型枠5を組み立てた後、有孔型枠5間に、モルタ
ル等の固化材6を、吹付機61により吹き付け、法枠の線
状部Lを施工する。
ル等の固化材6を、吹付機61により吹き付け、法枠の線
状部Lを施工する。
そして、線状部Lを養生、硬化させ、交差部Cのブロ
ック体1と一体化させて、法枠の施工を終了する。
ック体1と一体化させて、法枠の施工を終了する。
以上のように、予め設定されたポイント間(ブロック
体1間)を連結する作業は容易であるとともに、正確に
行うことができる。
体1間)を連結する作業は容易であるとともに、正確に
行うことができる。
そのため、第5図のような変形した斜面や、高所ある
いは急斜面においても、容易かつ正確に法枠の施工がで
きる。
いは急斜面においても、容易かつ正確に法枠の施工がで
きる。
(6)架台を設置しない場合 上記実施例は、ブロック体1の設置の前に、斜面上に
架台2を敷設する場合であるが、直接斜面上にブロック
体1を設置してもよい。
架台2を敷設する場合であるが、直接斜面上にブロック
体1を設置してもよい。
この場合、法枠の構築予定場所を正確に計測して、法
枠の各交差部Cにブロック体1を配置し、ロックボルト
3等により斜面上に固定する。
枠の各交差部Cにブロック体1を配置し、ロックボルト
3等により斜面上に固定する。
(7)固化材を流し込みにより打設する場合 固化材6の打設方法は、上記の吹き付け式の他に、勿
論通常の流し込み式を採用することができる。
論通常の流し込み式を採用することができる。
この場合は、配筋4の両側に、合板やメタルフォーム
等よりなる型枠を組み立て、この型枠内にモルタル等の
固化材6を流し込んで打設を行う。
等よりなる型枠を組み立て、この型枠内にモルタル等の
固化材6を流し込んで打設を行う。
そして、固化材6に所定の強度が発現した後、型枠を
撤去する。
撤去する。
<その他の実施例> 上記実施例は、ブロック体1の連結面11を傾斜させた
場合であるが、その他のブロック体の形状として、第4
図に示すように、階段状連結面71を有するブロック体7
を採用することもできる。
場合であるが、その他のブロック体の形状として、第4
図に示すように、階段状連結面71を有するブロック体7
を採用することもできる。
このブロック体7は法枠線状部Lとの連結面に段差を
形成したものであり、固化材6の付着面積を増大させ
て、固化材6の付着力を高めることができる。
形成したものであり、固化材6の付着面積を増大させ
て、固化材6の付着力を高めることができる。
そして、階段状連結面71からは連結鉄筋72を露出さ
せ、また、ブロック体7の中央部には、アンカー用の鉛
直方向の貫通孔73を開設する。
せ、また、ブロック体7の中央部には、アンカー用の鉛
直方向の貫通孔73を開設する。
また、上記実施例は、法枠を格子状に構築する場合で
あるが、その他、法枠の形状としては、菱形、円形、楕
円形、多角形等、種々の形状が考えられる。
あるが、その他、法枠の形状としては、菱形、円形、楕
円形、多角形等、種々の形状が考えられる。
これらの場合には、ブロック体の法枠線状部Lとの連
結面は、法枠の交差部Cに集まる線状部Lの数だけ形成
する必要がある。
結面は、法枠の交差部Cに集まる線状部Lの数だけ形成
する必要がある。
<本発明の効果> 本発明は、ブロック体の法枠線状部との連結面を、傾
斜状や階段状等に形成し、線状部の連結方向と直交する
方向の鉛直断面よりも大きく形成する。
斜状や階段状等に形成し、線状部の連結方向と直交する
方向の鉛直断面よりも大きく形成する。
そのため、固化材の付着面積が増大し、付着力を高め
ることができる。
ることができる。
従って、ブロック体と線状部との結合をより強固に行
うことができる。
うことができる。
第1図:本発明の法枠構築方法の一実施例の説明図 第2、4図:ブロック体の説明図 第3図:架台上にブロック体を設置した状態の説明図 第5図:変形斜面での施工の説明図
Claims (3)
- 【請求項1】法枠の交差部に配置し、法枠の線状部と連
結する鉄筋コンクリート製のブロック体において、 ブロック体の法枠線状部との連結面を、 法枠線状部の連結方向と直交する方向の鉛直断面よりも
大きく形成したことを特徴とする、 法枠用ブロック体。 - 【請求項2】法枠の交差部に配置し、法枠の線状部と連
結する鉄筋コンクリート製のブロック体において、 ブロック体の法枠線状部との連結面を、 法枠線状部の連結方向と直交する方向に対して傾斜させ
て形成したことを特徴とする、 法枠用ブロック体。 - 【請求項3】法枠の交差部に配置し、法枠の線状部と連
結する鉄筋コンクリート製のブロック体において、 ブロック体の法枠線状部との連結面を階段状に形成した
ことを特徴とする、 法枠用ブロック体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5665390A JP2709346B2 (ja) | 1990-03-09 | 1990-03-09 | 法枠用ブロック体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5665390A JP2709346B2 (ja) | 1990-03-09 | 1990-03-09 | 法枠用ブロック体 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8799594A Division JPH07180158A (ja) | 1994-04-01 | 1994-04-01 | 法枠用ブロック体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03260222A JPH03260222A (ja) | 1991-11-20 |
| JP2709346B2 true JP2709346B2 (ja) | 1998-02-04 |
Family
ID=13033330
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5665390A Expired - Fee Related JP2709346B2 (ja) | 1990-03-09 | 1990-03-09 | 法枠用ブロック体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2709346B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2676606B2 (ja) * | 1994-05-28 | 1997-11-17 | 日本植生株式会社 | 法枠工法 |
| JP6810459B2 (ja) * | 2017-11-22 | 2021-01-06 | 株式会社興和 | 法面構造物の施工方法 |
-
1990
- 1990-03-09 JP JP5665390A patent/JP2709346B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03260222A (ja) | 1991-11-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |