JP2903152B2 - 横編機の糸供給機構 - Google Patents

横編機の糸供給機構

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    • D04B7/26Flat-bed knitting machines with independently-movable needles for producing patterned fabrics with colour patterns

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、横編機の針床上を
往復して針床上の針に糸を供給する、糸供給装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】横編機の糸供給装置として、カムキャリ
ッジをサーボモータで駆動し、ヤーンキャリアを別のサ
ーボモータで糸道レール上を走行するように駆動するも
のとして特公平3−62821号や特開平8−1279
48号がある。これらの横編機の糸供給装置では、糸道
レールの両端に設けたプーリ間にエンドレスの歯付ベル
トを張り渡し、歯付ベルトにヤーンキャリアの一端を固
定する。ベルトをプーリを介してサーボモータで駆動
し、ヤーンキャリアを糸道レールに沿って左右にスライ
ドさせる。この糸供給装置では、ヤーンキャリアを針床
上の任意の位置で待機させることができ、カムキャリッ
ジでヤーンキャリアを迎えに行く動作や、いわゆる“け
り返し”のようなヤーンキャリアの小振りな動作のため
のデッドタイムが解消するという大きなメリットがあ
る。
【0003】一方、針を進退動させて編目ループの形成
を行う編成では、特公平3−62821号では、ヤーン
キャリアのベルト駆動モータとカムキャリッジのベルト
駆動モータとを完全に同期させる。また、特開平8−1
27948号では、カムキャリッジに搭載され、かつソ
レノイドで昇降駆動の連行ピンで構成された、ヤーンキ
ャリアの連行手段により、ヤーンキャリアを捕捉して連
行する。連行の間はヤーンキャリア側のサーボモータ出
力を、定格出力未満の値をとるように、電気的に制限
し、ヤーンキャリアとキャリッジとの同期制御の必要性
をなくし、かつヤーンキャリアとカムキャリッジとを完
全同期させる場合に生ずる制御誤差を解消する。
【0004】上記のいずれの糸供給装置でも、ヤーンキ
ャリアがカムキャリッジと共に移動する編成動作の間、
同期制御もしくは電気的制限などにより、ヤーンキャリ
アのサーボモータを制御をする必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、ヤー
ンキャリアをカムキャリッジの連行ピンで連行する際
に、上記のような複雑な制御が不要な横編機の糸供給装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、多数の編針
を有する針床と、該針床と平行に該針床の長さ方向に延
びる糸道レールと、該針床上を往復するカムキャリッジ
と、該カムキャリッジに搭載されたヤーンキャリア連行
手段により連行/解放されながら、糸道レール上を移動
して該針床の編針に糸を供給するヤーンキャリア、とを
備えた横編機の糸供給装置において、糸道レールの長さ
方向に延びる移動部材と、該移動部材を糸道レールの長
さ方向に往復移動させるための移動手段と、前記移動部
材とヤーンキャリアに、移動部材とヤーンキャリアとを
係合し、移動部材の移動によりヤーンキャリアを移動
し、かつ前記連行手段による連行時に、ヤーンキャリア
移動部材に対して相対移動することを許す係合手段、
とを設けたことを特徴とする。
【0007】このようにすると、移動部材が糸道レール
の長さ方向に移動すると、移動部材とヤーンキャリアと
は係合手段により係合状態にあるため、移動部材の移動
に追随してヤーンキャリアは糸道レール上を移動する。
そしてヤーンキャリアがカムキャリッジの連行手段によ
って連行されるときには、係合手段はヤーンキャリアと
移動部材とが相対移動することを許容するので、ヤーン
キャリアは糸道レール上を移動部材に拘束されることな
く移動できる。
【0008】好ましくは前記係合手段では、移動部材と
ヤーンキャリアとを、磁性体とマグネット間等の、摩擦
により係合させ、かつ該摩擦をヤーンキャリアと糸道レ
ール間の摩擦よりも大きくする。このようにすると、移
動部材が糸道レールの長さ方向に移動するときには、移
動部材とヤーンキャリア間の摩擦は、ヤーンキャリアと
糸道レール間の摩擦よりも大きいため、移動部材の移動
に追随して、ヤーンキャリアは糸道レール上を移動す
る。そしてヤーンキャリアがカムキャリッジの連行手段
によって連行されるときは、摩擦に抗して、ヤーンキャ
リアは移動部材に拘束されることなく、連行される。
【0009】好ましくは、糸道レールアルミニウム
またはアルミニウムを含んだ軽合金で構成する。
【0010】あるいは係合手段を、ヤーンキャリアを移
動部材に、歯の噛み合いや押圧片の押圧等で、機械的に
連結するための部材と、カムキャリッジによる連行時に
連結を解除するための部材とで構成する。このようにす
れば、カムキャリッジで連行する際に連結を解除する
と、移動手段からの摩擦無しでヤーンキャリアを連行で
きる。
【0011】好ましくは移動部材は、糸道レール上に支
持され、糸道レールの長さ方向に延び、かつ該方向に移
動自在な磁性材料からなるスライドプレートからなり、
前記係合手段は、ヤーンキャリアの前記スライドプレー
トと対峙する面に設けたマグネットを含み、かつヤーン
キャリアをローラや直動ガイド等の転動部材で糸道レー
ルに支持する。
【0012】さらに好ましくは移動手段を、スライドプ
レートの一端部に設けたラックと、該ラックと噛み合う
ピニオンと、該ピニオンの駆動モータで横編機の一端等
に固定のものとで構成する。
【0013】好ましくは、前記横編機での編成中に、ス
ライドプレート位置を補正するための手段を設け、例え
ば編成プログラムから、スライドプレートの位置補正の
要否を求めて、例えば当該スライドプレートに関係する
ヤーンキャリアをカムキャリッジが連行中に、スライド
プレートを移動させて、スライドプレートの移動範囲が
移動可能な範囲を超えないように補正する。
【0014】好ましくは前記移動部材は、糸道レール上
に支持され、糸道レールの長さ方向に延び、かつ該方向
に移動自在な磁性材料を含むスライドプレートからな
り、 前記連行手段はピンとピンを昇降させるためのソレ
ノイドとからなり、 かつヤーンキャリアをローラや直動
ガイド等の転動部材で糸道レールに支持し、前記係合手
段は、ヤーンキャリアに設けた係合片と、該係合片をス
ライドプレート側へ押圧するバネと、該係合片を揺動さ
せるための揺動軸とを含み、かつ前記ピンでヤーンキャ
リアを連行する際に、ピンにより係合片が前記揺動軸を
中心としてスライドプレートから遠ざかるように揺動す
るようにする。このようにすると、ピンでの連行で係合
片がスライドプレートから外れて係合が解け、連行を解
除するとバネで係合片がスライドプレートへ押圧されて
係合される。
【0015】好ましくは、前記横編機を、編成プログラ
ムに従いカムキャリッジが針床上を往復して編成するよ
うに構成し、かつ該編成プログラムから、現在からカム
キャリッジが針床上を少なくとも1往復した後の移動部
材の位置を求めて、該位置を予め記憶した移動部材の移
動範囲と比較するための処理手段を設けて、該位置が前
記移動範囲を超える場合に、カムキャリッジが前記移動
部材に関係するヤーンキャリアを連行中に、前記移動部
を移動させて、移動部材の移動範囲が移動可能な範囲
を越えないように補正する。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を、以下図面と共
に説明する。図1に横編機1を正面から見て示し、図2
は図1におけるII−II方向断面を示す。符号3はカムキ
ャリッジで、不図示のベルト駆動手段により、一対ある
いは2対等の針床5上を往復走行し、針床に上方から対
峙する編成カム4により針床5の針を進退制御する。カ
ムキャリッジ3は前後の針床を跨ぐアームゲート7を備
え、アームゲート7にはヤーンキャリア9の連行手段1
1を設ける。連行手段11は、多数のソレノイド13と
各ソレノイドで昇降する連行ピン15を備えている。編
機両端のブラケット16間には、針床5の上方に糸道レ
ール17を配設する。糸道レール17は例えば3列備え
られ、各糸道レール17a、17b、17cの前面部と
後面部に、ヤーンキャリア9の支持走行用のトラックが
形成される。実施例の横編機では、糸道レールの各トラ
ックに夫々2ヶのヤーンキャリアが装着され、編地編成
に最大12ヶのヤーンキャリアが使用できる。ヤーンキ
ャリア9の基台19に、先端に給糸口を備えたヤーンロ
ッド21を取り付ける。基台19の上部中央に凹欠部2
3を形成し、カムキャリッジ3の連行手段11の連行ピ
ン15をこの凹欠部23に没入させて基台19に係合さ
せ、ヤーンキャリア9を連行する。このようなヤーンキ
ャリアの連行手段は自体は、特公昭62−29539号
公報により公知である。
【0017】ヤーンキャリア基台19には、転動手段と
して、上下左右一対のローラー27,28を取り付け、
糸道レール17の上下に形成したローラーレール25,
26に沿って走行させる。このようにしてヤーンキャリ
ア9を糸道レール17上に支持して、糸道レール17か
らの脱落を防ぎ、糸道レール上を低摩擦にすなわち回転
摩擦により移動させる。糸道レール17には糸道レール
全長にわたって蟻溝31が研削されており、蟻溝31内
に移動部材としてのスライドプレート33が移動自在に
挿入されて、糸道レール17に支持される。スライドプ
レート33は磁性体の鋼帯で形成され、ヤーンキャリア
9の基台19の、スライドプレート33に対峙する面に
取り付けた、マグネット29により吸着される。
【0018】ヤーンキャリア9は、回転摩擦を用いた支
持手段により糸道レール17に支持されている。基台1
9に取り付けたマグネット29とスライドプレート33
間の吸着作用を確保するために、スライドプレートだけ
を磁性体とし、糸道レール17をアルミニウムや強化樹
脂などの非磁性材料で形成しても良く、特に好ましくは
アルミニウムやアルミニウムを含む合金等の軽金属で形
成する。即ち従来の横編機では、ヤーンキャリアの糸道
レールへの摺動抵抗でヤーンキャリアを停止させるの
で、図2のローラー27a,28bに代えて2つの押圧
片をヤーンキャリア9に設けて、ヤーンキャリアの内部
には2つの押圧片を糸道レールへ押圧させるためのバネ
等を設ける。これに伴って糸道レールにはヤーンキャリ
ア9から大きな力が加わり、糸道レールには重量が大き
く振動等を起こさない材料が求められ、S45C等の鋼
材を用いることになる。しかしながら、実施例ではヤー
ンキャリア9はカムキャリッジ11での連行から解除さ
れると、スライドプレート33への吸着を停止するの
で、糸道レール17とヤーンキャリア9間の摩擦は不要
である。このため、糸道レール17を軽金属等で構成で
きる。なお図2,図3,図7,図9において、ヤーンキ
ャリア9のローラ等と接する部分は、耐磨耗性の向上の
ため従来通り鋼材で構成することが好ましい。これによ
る副次的効果として、糸道レールを従来のS45C等の
鋼材に比べ軽量化できる。
【0019】スライドプレート33の右側端には所定長
さのラック35が固着され、各トラックのスライドプレ
ート33をスライド駆動するための駆動モータ39が、
モータ取付台41を介して、支持ブラケット16に取り
付けられる。駆動モータ39のモータ軸43に、ラック
35のギアと嵌合するピニオン45を取り付ける。駆動
モータ39のモータ軸43を正逆回転させると、スライ
ドプレート33は左右にスライドする。図3は図1のII
I−III方向断面図で、糸道レール17aに関する部分の
拡大図である。符号42は、ラックがモータ取付台を越
えて右方向にスライドするのを許す透孔である。本実施
例では、ラック35の全長は140mm程度で、それに
よりスライドプレート33の左右方向のスライド量は制
限される。
【0020】ヤーンキャリア9に取り付けたマグネット
29とスライドレール33との間に生じる吸着力は、ス
ライドプレート33が駆動モータ39により左右方向に
スライドされる場合でも、ヤーンキャリア9をスライド
プレート33の動きに遅れることなく追随させて移動さ
せるのに充分であり、この吸着力による摺動抵抗に抗し
て連行ピン15でヤーンキャリア9を連行可能で、かつ
連行ピン15から解放されたときに素早く停止できるよ
うに、決定する。しかし、主たる要件は、ヤーンキャリ
アと糸道レール間の摩擦抵抗力よりも、スライドプレー
トとヤーンキャリア間の摩擦抵抗力が大きいことであ
る。マグネットの吸着力を高めるために、ヨークを介し
てマグネットを基台19に取り付けるようにしても良
い。また、マグネットとスライドプレート間のスリップ
を抑えるために、駆動モータの初期加速度を緩やかなも
のとすることが好ましい。実施例の糸供給装置では、ヤ
ーンキャリア重量を約150g,ヤーンキャリアのロー
ラと糸道レール間の転動負荷を約25gf,マグネット
とスライドプレート間の吸着力を約1kgf、スライド
プレート重量を約200g,糸道レールとスライドプレ
ート間のスライド負荷を約250gf,カムキャリッジ
最大速度=1.5m/s,編成カム間ピッチを約4イン
チとし、スライドプレートの駆動モータは位置フィード
バックACサーボモータ出力100Wを使用し、スライ
ドプレートの最大加速度を約30〜40m/s2とす
る。
【0021】本実施例の糸供給装置は上記のように構成
されるため、ヤーンキャリア9をカムキャリッジ3に設
けた連行ピン15で連行でき、またスライドプレート3
3をスライドさせても連行できる。そして連行ピン15
によってヤーンキャリア9を連行している間、ヤーンキ
ャリアはスライドプレートとの吸着に抗して自由に移動
でき、従来の糸供給装置のようにカムキャリッジの移動
にスライドプレートを同期させたり、電気的な制限を加
えるなどの必要がない。
【0022】図4に、本実施例における横編機の制御部
の概略構成を示す。出力側には、スライドプレートを往
復スライドさせるための駆動部(サーボモータ39
等)、カムキャリッジを針床上で往復させるためのカム
キャリッジ駆動部、選針を含め針の進退操作を行う編成
カム46の駆動部、及びヤーンキャリアを連行する連行
ピン15の駆動部(ソレノイド13)が設けられてい
る。入力側には、カムキャリッジの針床上の位置の検出
部とカムキャリッジの進行方向を検出する検出部、カム
キャリッジに複数備えられた編成カム間のピッチやスラ
イドプレートのスライド可能範囲を記憶した編成パラメ
ータの記憶部、及び編地の形状、柄や制御データなどを
記憶した編成プログラムの記憶部が備えられる。演算部
では、検出部からの信号や記憶部のデータに基づいて演
算し、各部が出力制御される。
【0023】<インターシャ編成>本実施例の糸供給装
置を、例えば図5に示す3色インターシャ柄を有する編
地50の編成に適用した例を説明する。インターシャ柄
はA,B,Cの3つのフィールドからなるもので、フィ
ールドAに6トラックあるうちの1番トラックのヤーン
キャリア51を、フィールドBに2番トラックのヤーン
キャリア53を、フィールドCにフィールドAと同じ1
番トラックのヤーンキャリア55を割り当てて、編成す
る。カムキャリッジ3は針の進退操作を行う編成カム4
とヤーンキャリアの連行解放を行う連行ピンを備える、
2基の編成システムを有するものを使用し、フィールド
A、Cは先行システム(L)で、フィールドBは後行シ
ステム(T)を使って、編目形成を行う。カムキャリッ
ジ3の進行方向の前方側が先行システム(L)で、後方
側が後方システム(T)である。図6に、インターシャ
編成時の、カムキャリッジの1ラウンドにおける基本編
成を詳細に示す。
【0024】先ずステップ1は、カムキャリッジ3が編
地50の左側に位置し、右方向に進行する状態を示し、
この時各フィールドのヤーンキャリア51,53,55
は図示の位置に停止している。ステップ2には、先行シ
ステム(L)でフィールドAのヤーンキャリア51を連
行ピンで連行し、同フィールドの編目コースを途中まで
形成した状態を示す。続くステップ3には、フィールド
Aの編目コースの形成を完了し、ヤーンキャリア51が
連行ピンから解放された状態を示す。
【0025】ステップ4は、後行システム(T)でフィ
ールドBを編成するためのヤーンキャリア51,53の
移動を示す。この移動は、先行システム(L)における
フィールドAの編目コース編成の後で、後行システム
(T)がフィールドBのヤーンキャリア53の連行位置
に到達する前に、行われる。2番トラックのスライドレ
ールを所定量、例えば30mm左方向にスライドさせ、
ヤーンキャリア53をフィールドBの左側に移動させ
る。同時に1番トラックのスライドレールが左方向にス
ライド駆動し、ヤーンキャリア51をフィールドA内に
戻すと共にヤーンキャリア55がフィールドB内へと移
動される。
【0026】ステップ5は、後行システム(T)でフィ
ールドBの編目コースを途中まで形成した状態を示し、
ステップ6はカムキャリッジがさらに進行して先行シス
テム(L)によるフィールドCの編成が開始された状態
を示す。ステップ7はフィールドB,Cの編成が終了
し、ヤーンキャリア53,55が解放された後のカムキ
ャリッジが反転する直前を示す。ステップ8は、カムキ
ャリッジが左方向に進行して先行システム(L)でフィ
ールドCのヤーンキャリア55を連行して編目コースを
途中まで形成した状態を示す。
【0027】ステップ9は、フィールドC内の左側に停
止している、フィールドBのヤーンキャリア53の移動
を示す。先行システム(L)によるフィールドCの編目
コースの形成の障害となる前に、2番トラックのスライ
ドレールを左へスライドさせ、ヤーンキャリア53をフ
ィールドB内へと移動する。ステップ10は、フィール
ドCの編目コースの形成が終わり、ヤーンキャリアが解
放された状態を示す。ステップ11は、後行システム
(T)によるフィールドBの編成を行うための準備を示
し、フィールドB内に停止するヤーンキャリア53,5
5をフィールドC内へと移動する。フィールドCのヤー
ンキャリア55の移動に伴い、フィールドAのヤーンキ
ャリア51も移動する。この移動は後行システム(T)
の到来前に1番、2番トラックのスライドレールを右方
向にスライドすることで行われる。ステップ12は、後
行システム(T)によりフィールドBの編目コースの形
成が始まった状態を示す。ステップ13は、フィールド
Bの引き続く編成と、先行システム(L)によるフィー
ルドAの編目コースの形成とが行われている状態を示
し、次のステップ14は、後行システム(T)によるフ
ィールドBの編成を終え、ヤーンキャリア53が連行ピ
ンから解放された状態を示す。ステップ15では、2番
トラックのスライドレールを右方向にスライドして、フ
ィールドA内に停止したフィールドBのヤーンキャリア
53をフィールドB内へと移動する。ステップ16は、
フィールドAの編成が終了しカムキャリッジが反転する
直前の状態を示す。上記ステップ1〜ステップ16の編
成を繰り返すと、図5に示すインターシャ柄の編地が編
成できる。
【0028】実施例の糸供給装置を上記のように作動さ
せると、インターシャ編地を高効率に編成できる。スラ
イド手段のスライドストロークが本実施例のように短い
場合には、ラックとピニオンの組合せの採用が、装置の
構成を簡素化する。このようなヤーンキャリアの移動量
が小振りなけり返しは、上記インターシャ柄を始め種々
の編地編成において使用されている。
【0029】ヤーンキャリアが、従来の給糸機構のよう
に駆動ベルトの所定の位置に固定されることなく、スラ
イドプレート上の任意の位置へと移動できるように係合
されているので、同一トラック上に2ケのヤーンキャリ
アを装着した場合でも、ヤーンキャリアは互いの距離を
変えて移動することが許される。それにより同じトラッ
クに装着したヤーンキャリア51,55を使用して、フ
ィールドA,C間の編み幅が増減されるような柄の編成
も可能となる。従来の糸供給装置では、使用するヤーン
キャリアの数だけのサーボモータや駆動ベルト等を設け
る必要があったが、本実施例の場合では複数のヤーンキ
ャリアに対しスライドプレートを共用できるメリットが
ある。
【0030】<変形例1>移動手段の変形例として、糸
道レールの両端に配設したプーリにエンドレスベルトを
張設して、一方のプーリをサーボモータにより回転駆動
する。この変形例は、ヤーンキャリアのマグネットと相
互に吸着し合うように、磁性材料を含有した可撓性の帯
体をエンドレスベルトの全周に貼り付けたものが使用さ
れる点を除いて、上記実施例と同じである。エンドレス
ベルトは、上記に代え製造時に磁性材料の粉末をベルト
の原料に混入させたり、若しくは磁性材料の小片をエン
ドレスベルトの外周に隙間なく貼付するようにしても良
い。この変形例の糸供給装置では、移動手段により移動
されるヤーンキャリアの移動ストロークは、先の実施例
でのような制限がなくなるので、例えばヤーンキャリア
を針床の右端から左端まで移動させることもできる。
【0031】<変形例2>図7は変形例2を示す。この
糸供給装置では、ヤーンキャリア62は糸道レール61
上に、ベアリング軸受の例えば鋼材の直動ガイド63に
より、回転摩擦で支持される。ヤーンキャリア62の基
台69に直動ガイドの可動子63aを固定し、糸道レー
ル側に固定子63bを設ける。符号65は、糸道レール
61に平行に設けたスライドプレートを示す。スライド
プレート65には、ヤーンキャリアの基台69に向かっ
て突出する突出部71が、長さ方向にわたって形成され
ている。この突出部71に対峙するヤーンキャリア基台
69には、突出部71を挟んで上下に一対のバネ73
a,73bを設け、その先端に押圧片75a,75bを
設ける。押圧片75はバネ73の弾発力によりスライド
プレート61の突出部71を押圧して、ヤーンキャリア
とスライドプレート間の摺動抵抗を付与する。スライド
プレート61は、先の実施例と同様にその長さ方向の一
端にラックが形成され、ラックピニオン方式で駆動モー
タによりスライド駆動される。
【0032】この摺動抵抗により、スライドプレート6
1がスライド手段の駆動モータにより左右方向にスライ
ドされる場合に、ヤーンキャリア61とスライドプレー
ト61の間のスリップを防止し、またこの摺動抵抗に抗
して連行ピンでヤーンキャリアを連行可能で、かつ連行
ピンから解放されたときに、素早くヤーンキャリアを停
止できるようにする。ヤーンキャリアは、常にこのバネ
による摩擦を受けた状態で、連行ピンによる連行又はス
ライド手段によるスライドがなされる。
【0033】上記の各実施例では、ヤーンキャリアは、
マグネットやバネにより、移動部材としてのスライドプ
レートやエンドレスベルトとの間に摺動抵抗(係合)を
付与され、これら移動部材との摺動抵抗に抗して、カム
キャリッジの連行手段によって連行され、糸供給装置の
係合手段の構成を簡素化すると共に、ヤーンキャリアが
連行ピンから解放されると制動できる。
【0034】<実施例2>図8、図9に、本発明の糸供
給装置の他の実施例を示す。この実施例では、ヤーンキ
ャリアをスライドプレート等の移動部材に係合させるた
めの係合手段の係合を解除するための手段を設けて、カ
ムキャリッジが連行ピンで連行する間は、係合手段によ
る係合を解除し、連行ピンによる連行が解除されたとき
に、係合手段で係合する。なお、下記で説明が省略され
ている点は、上記実施例に準ずるものとする。図中の符
号81は糸道レール、83は移動部材、85は連行ピ
ン、87はヤーンキャリア基台、89はヤーンロッド、
91,93はローラ、86は止めネジをそれぞれ示す。
符号95は、ヤーンキャリア基台の上面に形成した、連
行ピン85を受け入れる凹欠部を示す。
【0035】以下のことに注目すべきである。エンドレ
スベルトやスライドプレートなどの移動部材83の表面
に歯83aを形成する。ヤーンキャリア側には、歯83
aに対峙する歯103を有するレバー97を設け、基台
87の下部に横向きのピン99で揺動可能に軸支する。
そして歯103が該移動部材83の歯83aと噛合する
ように、バネ100などの付勢手段で付勢する。係合手
段をこのように構成すると、カムキャリッジの連行手段
によりヤーンキャリアが連行されない間は、ヤーンキャ
リアと移動部材とは機械的に係合し、移動部材を高速で
移動しても、スリップなしにヤーンキャリアは移動部材
に追随できる。
【0036】レバー97の上端部に、糸道レール81側
へ突出するカム101を形成し、カムキャリッジの連行
ピン85が凹欠部95に没入して、ヤーンキャリアを連
行する。この際に、バネ100の付勢力に抗して、連行
ピン85でカム101を糸道レール81から離れる方向
に押し出して、レバー97を揺動させ、レバー97に形
成した歯103と移動部材83の歯83aとの噛合を解
く。この状態で、ヤーンキャリアを連行する。符号10
1a,101bは連行ピンを導入させるためのカム斜面
で、このカムの両側に形成される。このように連行時に
係合手段での係合を解除させるので、カムキャリッジの
連行ピンによりヤーンキャリアを連行させるときの、移
動部材とヤーンキャリアとの間の摩擦が解消し、かつ連
行ピンによる連行が解除されると、バネ100による係
合でヤーンキャリアの停止位置を正確にコントロールで
きる。
【0037】スライドプレートの移動にラックとピニオ
ン機構を用いると、スライドプレートの移動量が左か右
に偏ると、偏りが積算されてスライドストロークを超え
ることがある。これはラックとピニオンを用いる場合に
限らず、ボールねじ等でスライドプレートを移動させる
場合でも、スライドストロークを大きくできないために
生じることである。この問題を解決するため、編成中に
スライドプレート位置を補正する。
【0038】図10〜12に、スライドプレートの補正
を示す。図10に横編機の制御部の概略構成を示す。入
力側において、112はカムキャリッジ位置検出部、1
14はカムキャリッジ運動方向検出部、118は編機編
成パラメータ記憶部、120は編地編成プログラム記憶
部であり、それぞれ図4に示したものと同じである。1
16はスライドプレート位置検出部で、例えば、編成開
始時からのサーボモータの回転量を積算し、現在のスラ
イドプレートの位置を検出する。また出力側において、
122はスライドプレート駆動部、124はカムキャリ
ッジ駆動部、126は編成カム出力部、128は連行ピ
ン出力部であり、それぞれ図4に示したものと同じであ
る。
【0039】図11に、実施例のインターシャ編成時の
キャリッジの動きと、スライドプレート位置を補正する
タイミングとを示す。スライドプレートA上には、2つ
のヤーンキャリアが有り、フィールドAを左のヤーンキ
ャリアで、フィールドCを右のヤーンキャリアでそれぞ
れ編成する。スライドプレートB上には、1つのヤーン
キャリアが有り、フィールドBをそのヤーンキャリアで
編成する。ここではカムキャリッジは1)の上から下へ
の順で移動するものとし、矢印が移動方向で、A,B,
Cはインターシャ編成での3つのフィールドである。ま
た2)はカムキャリッジがフィールドAを編成中に、ス
ライドプレートAの位置を右側へ補正できることを示
し、フィールドBを編成中に、スライドプレートBの位
置を左右どちらへも補正できることを示し、フィールド
Cを編成中に、スライドプレートAの位置を左側へ補正
できることを示す。なおスライドプレートによるヤーン
キャリアの移動を行う場合に、左右の移動が対象な場
合、スライドプレートの左移動と右移動とが打ち消し合
い、原則としてスライドプレート位置の補正は不要であ
る。ただしこれらはスライドプレートAが2つのヤーン
キャリアを制御する場合の例で、1つのスライドプレー
トが1つのヤーンキャリアを制御する場合は、単にカム
キャリッジが該当するヤーンキャリアを連行中にスライ
ドプレート位置を補正すればよい。また図11では、ヤ
ーンキャリアのけり返しの繰り返しや、各フィールドの
編み幅の大幅な変更等で、スライドプレート位置の変更
が必要なものと仮定する。
【0040】スライドプレートBは、ヤーンキャリアを
1つしか持たないので、そのヤーンキャリアがキャリッ
ジにより連行中であれば、左右どちらにも補正可能であ
る。スライドプレートAでは、右への補正(スライドプ
レートの右移動)はフィールドCの右にあるヤーンキャ
リアをキャリッジで左へ連行中に行い、左への補正はフ
ィールドAの左にあるヤーンキャリアをキャリッジで
連行中に行う。このように補正すると、キャリッジで
連行されていないヤーンキャリアはスライドプレートA
と共に移動する。しかし左右どちらへの補正でも、スラ
イドプレートと共に移動するヤーンキャリアはフィール
ドA−Cの全体からなる編地の内側に移動し、次の編成
前にカムキャリッジで連行でき、後の編成に影響を与え
ない。
【0041】スライドプレート位置の補正はキャリッジ
でヤーンキャリアを連行している際に行うので、スライ
ドプレートの移動速度は、キャリッジの移動方向と補正
方向とが同じ場合、キャリッジの速度より遅くする。な
おキャリッジの移動方向と補正方向とが逆の場合には、
特に制限はない。
【0042】図12は、スライドプレート位置補正のフ
ローチャートである。編成開始時にはラックの中心がピ
ニオンギアに接しており、左右にラック全長の半分だけ
移動可能である。まずスライドプレート位置検出部11
6から現在のスライドプレートの位置を演算部110が
読み込み、編地編成プログラムを用いて、キャリッジが
例えば編地全体を1往復した後、あるいはキャリッジが
現在地まで1往復した後の、スライドプレート位置を算
出する。算出結果がラックの全長の半分を超えていれ
ば、補正を行う必要がある。この場合、補正が必要なス
ライドプレートがスライドプレートBならば、スライド
プレートB上のヤーンキャリアがキャリッジにより連行
中に補正を行うように、スライドプレート駆動部122
に指示する。補正対象スライドプレートがスライドプレ
ートAであれば、補正方向により処理が変わる。左へ補
正する場合、左のキャリアがキャリッジにより連行中に
補正を行うように、スライドプレート駆動部122に指
示し、右へ補正する場合は、右のキャリアがキャリッジ
により連行中に補正を行うように、スライドプレート駆
動部122に指示する。以上の工程を編成終了まで繰り
返すと、スライドプレートがスライドストロークを超え
ずに、編地を編成する。
【0043】尚、本発明の糸供給装置を使用した編成例
としてインターシャ編成を示したが、これに限るもので
はなく、本発明では、ヤーンキャリアを移動手段と移動
部材で移動させることにより、カムキャリッジの無駄な
動作を抑え、効率のよい編成が行える。また上記の例で
は、ヤーンキャリアの移動手段をサーボモータとした
が、ヤーンキャリアを高速移動させる必要がない場合、
ステッピングモータでも良い。またシリンダーなどを移
動手段としても良い。スライドプレートはラックとピニ
オンとで移動させたが、ボールネジ等で移動させても良
い。
【0044】
【発明の効果】本発明の横編機の糸供給装置では、ヤー
ンキャリアをカムキャリッジで連行することも、スライ
ドプレートやエンドレスベルトなどの移動部材で移動さ
せることもできる。このため小振りなヤーンキャリアの
移動を移動部材で行い、カムキャリッジの負担を軽減で
きる。しかもカムキャリッジがヤーンキャリアを連行す
る場合、従来の糸供給装置のように、移動部材をカムキ
ャリッジに同期させたり、電気的な制限を加えるなどの
必要がない。さらに移動部材に2つ以上のヤーンキャリ
アを付属させて、それらのヤーンキャリア間の距離を変
えることができ、ヤーンキャリア毎に移動部材を設ける
必要がない。また移動部材に追随してヤーンキャリアは
糸道レールを移動でき、またカムキャリッジからの連行
を解除されると、移動部材への吸着や係合等でヤーンキ
ャリアは停止する。ヤーンキャリアを、回転摩擦等で糸
道レールに支持させると、ヤーンキャリアを簡単に移動
させることができる。
【0045】さらに磁性体とマグネットの組合せを用い
ると、簡単に移動部材でヤーンキャリアを移動できる。
また、ヤーンキャリアと移動部材とをバネ等の係合手段
で解放自体に係合させることでヤーンキャリアを移動部
材の移動に追随させて移動できる。
【0046】また、ヤーンキャリアと移動部材とを機械
的に連結/解除する部材を設けることで移動部材が高速
に移動されてもスリップなしにヤーンキャリアは移動部
材の移動に追随して移動でき、且つ連行解除時のヤーン
キャリアの停止位置を正確にコントロールできる。
【0047】移動部材としてスライドプレートなどを用
いると、移動範囲に制限が生じ得る。移動部材の1回の
移動は、ヤーンキャリアの蹴り返し等の小刻みな運動が
主で、例えば編目で1目ないし数目程度の場合が多い。
しかしこの移動が累積すると、移動部材の移動範囲を超
えることが生じ得る。これに対して、現在からカムキャ
リッジが針床上を少なくとも1往復した時点での移動部
材の位置を求める。なおカムキャリッジによるヤーンキ
ャリアの蹴り返し等の小刻みな往復があるとして、その
ような小刻みな往復は1往復に含めても含めなくても良
い。但し編地全体を往復するようなカムキャリッジの運
動は1往復に含める。1往復した時点まで、移動部材の
位置が許容の移動範囲内であれば、移動部材の位置を補
正する必要はない。1往復後に移動部材の位置が許容の
移動範囲を超えていれば、カムキャリッジが対応するヤ
ーンキャリアを連行中に移動部材を移動させて、1往復
後の位置を移動範囲内にする。
【0048】移動部材が1つのヤーンキャリアと対応す
る場合、このヤーンキャリアをカムキャリッジが連行中
に、移動部材を移動させれば問題はない。2つのヤーン
キャリアに対応する場合、右側に移動部材を移動させる
ように補正する場合、右のヤーンキャリアをカムキャリ
ッジが連行中に移動部材位置を補正する。これに伴い左
のヤーンキャリアは移動部材に追随して右移動するが、
カムキャリッジが反転して左のヤーンキャリアを使用す
る際に、やや右側の位置で連行を開始すればよい。同様
に左側に補正する場合、左のヤーンキャリアを連行中に
移動部材位置を補正する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の横編機の編糸供給機構の第1の実施例
を概略を示した図である。
【図2】図1の線II−IIにおける矢視方向の断面図を示
す。
【図3】図1の線III−IIIにおける矢視方向の断面図を
示す。
【図4】本実施例における横編機の制御部のブロック図
を示す。
【図5】インターシャ柄を有する編地とその編成の各フ
ィールドで使用されるヤーンキャリアを示す。
【図6】図4のインターシャ編地のカムキャリッジ1ラ
ウンドにおける基本編成を示し、1〜16は編成ステッ
プである。
【図7】変形例2による編糸供給機構の図2に対応した
図を示す。
【図8】他の実施例による編糸供給機構を部分的に示し
た図である。
【図9】図8の線VIII−VIIIにおける矢視方向の断面図
を示す。
【図10】スライドプレートの駆動を示すブロック図で
ある。
【図11】キャリッジの運動とスライドプレートの位置
補正のタイミングとを示す図で,1)は キャリッジの
運動を、2)はスライドプレートの位置補正タイミング
を示す。
【図12】スライドプレートの位置補正アルゴリズムを
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…横編機、3…カムキャリッジ、5…針床、9…ヤー
ンキャリア、11…連行手段、15,85…連行ピン、
17,61,81…糸道レール、19,69,87…基
台、21…ヤーンロッド、27,28,91,93…ロ
ーラ、29…マグネット、33,71,83…スライド
プレート(移動部材)、35…ラック、39…駆動モー
タ、41…取付台、42…透孔、45…ピニオンギア、
50…編地、63…直動ガイド、73…バネ、83a,
103…歯、97…レバー、101…カム、101a,
101b…カム斜面、110…演算部、112…カムキ
ャリッジ位置検出部、114…カムキャリッジ方向検出
部、116…スライドプレート位置検出部、118…編
機編成パラメータ記憶部、120…編地編成プログラム
記憶部、122…スライドプレート駆動部、124…カ
ムキャリッジ駆動部、126…編成カム出力部、128
…連行ピン出力部

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の編針を有する針床と、該針床と平
    行に該針床の長さ方向に延びる糸道レールと、該針床上
    を往復するカムキャリッジと、該カムキャリッジに搭載
    されたヤーンキャリア連行手段により連行/解放されな
    がら、糸道レール上を移動して該針床の編針に糸を供給
    するヤーンキャリア、とを備えた横編機の糸供給装置に
    おいて、 糸道レールの長さ方向に延びる移動部材と、 該移動部材を糸道レールの長さ方向に往復移動させるた
    めの移動手段と、前記移動部材とヤーンキャリアに、移動部材とヤーンキ
    ャリアとを係合し、 移動部材の移動によりヤーンキャリ
    アを移動し、かつ前記連行手段による連行時に、ヤーン
    キャリア移動部材に対して相対移動することを許す係
    合手段、 とを設けたことを特徴とする横編機の糸供給装置。
  2. 【請求項2】 前記係合手段では、移動部材とヤーンキ
    ャリアとを摩擦により係合させ、かつ該摩擦をヤーンキ
    ャリアと糸道レール間の摩擦よりも大きくしたことを特
    徴とする、請求項1に記載の横編機の糸供給装置。
  3. 【請求項3】 前記糸道レールアルミニウムまたは
    アルミニウムを含んだ軽合金で構成したことを特徴とす
    る、請求項2に記載の横編機の糸供給装置。
  4. 【請求項4】 前記係合手段、磁性体を含む移動部材
    と、ヤーンキャリアに設けたマグネットで構成したこと
    を特徴とする、請求項2に記載の横編機の糸供給装置。
  5. 【請求項5】 ヤーンキャリアを転動部材で糸道レール
    に支持したことを特徴とする請求項1に記載の横編機の
    糸供給装置。
  6. 【請求項6】 前記係合手段を、ヤーンキャリアを移動
    部材に機械的に連結するための部材と、該連結を解除す
    るための部材とで構成したことを特徴とする、請求項1
    に記載の横編機の糸供給装置。
  7. 【請求項7】 前記移動部材は、糸道レール上に支持さ
    れ、糸道レールの長さ方向に延び、かつ該方向に移動自
    在な磁性材料からなるスライドプレートからなり、 前記係合手段は、ヤーンキャリアの前記スライドプレー
    トと対峙する面に設けたマグネットを含み、 かつヤーンキャリアを転動部材で糸道レールに支持した
    ことを特徴とする、請求項1に記載の横編機の糸供給装
    置。
  8. 【請求項8】 前記移動手段を、スライドプレートの一
    端部に設けたラックと、該ラックと噛み合うピニオン
    と、該ピニオンの駆動モータとで構成したことを特徴と
    する、請求項7に記載の横編機の糸供給装置。
  9. 【請求項9】 前記横編機での編成中に、スライドプレ
    ート位置を補正するための手段を設けたことを特徴とす
    る、請求項7に記載の横編機の糸供給装置。
  10. 【請求項10】 前記移動部材は、糸道レール上に支持
    され、糸道レールの長さ方向に延び、かつ該方向に移動
    自在な磁性材料を含むスライドプレートからなり、 前記連行手段は、ピンと、該ピンを昇降させるためのソ
    レノイドとからなり、 かつヤーンキャリアを転動部材で
    糸道レールに支持し、 前記係合手段は、ヤーンキャリアに設けた係合片と、該
    係合片をスライドプレート側へ押圧するバネと、該係合
    片を揺動させるための揺動軸とを含み、かつ前記ピンで
    ヤーンキャリアを連行する際に、ピンにより係合片が前
    記揺動軸を中心としてスライドプレートから遠ざかるよ
    うに揺動するようにしたことを特徴とする、請求項1に
    記載の横編機の糸供給装置。
  11. 【請求項11】 前記横編機を、編成プログラムに従い
    カムキャリッジが針床上を往復して編成するように構成
    し、 かつ該編成プログラムから、現在からカムキャリッジが
    針床上を少なくとも1往復した後の移動部材の位置を求
    めて、該位置を予め記憶した移動部材の移動範囲と比較
    するための処理手段を設けて、 該位置が前記移動範囲を超える場合に、カムキャリッジ
    前記移動部材に関係するヤーンキャリアを連行中に、
    前記移動部材を移動させて、移動部材の移動範囲が移動
    部材のスライドストロークを越えないように補正する
    とを特徴とする、請求項1に記載の横編機の糸供給装
    置。
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