JPH0949155A - 横編機の糸供給機構 - Google Patents
横編機の糸供給機構Info
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- JPH0949155A JPH0949155A JP7204183A JP20418395A JPH0949155A JP H0949155 A JPH0949155 A JP H0949155A JP 7204183 A JP7204183 A JP 7204183A JP 20418395 A JP20418395 A JP 20418395A JP H0949155 A JPH0949155 A JP H0949155A
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- Japan
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- yarn
- thread
- knitting machine
- package
- guide tube
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D04—BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
- D04B—KNITTING
- D04B15/00—Details of, or auxiliary devices incorporated in, weft knitting machines, restricted to machines of this kind
- D04B15/38—Devices for supplying, feeding, or guiding threads to needles
- D04B15/40—Holders or supports for thread packages
- D04B15/42—Frames for assemblies of two or more reels
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D04—BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
- D04B—KNITTING
- D04B15/00—Details of, or auxiliary devices incorporated in, weft knitting machines, restricted to machines of this kind
- D04B15/38—Devices for supplying, feeding, or guiding threads to needles
- D04B15/44—Tensioning devices for individual threads
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Knitting Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】糸パッケージから繰り出される糸同士の絡み合
いを防ぐとともにコンパクトな糸供給機構を得ることを
目的とする。 【構成】本発明は、糸立台上方に糸パッケージから繰り
出される糸を包囲し編機端部へと案内する導糸管を各糸
毎に設け支持部材上に支持させた。
いを防ぐとともにコンパクトな糸供給機構を得ることを
目的とする。 【構成】本発明は、糸立台上方に糸パッケージから繰り
出される糸を包囲し編機端部へと案内する導糸管を各糸
毎に設け支持部材上に支持させた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、横編機の糸供給機
構の改良に関する。
構の改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】横編機の糸供給機構は、概して図８のよ
うに構成されている。すなわち、ニードルベッドの上方
に糸パッケージ１１０の支持台としての糸立台１１１が
配設され、この糸立台上に載置された糸パッケージ１１
０から繰り出される糸１１３は、その上方に配設される
糸ガイド部１１４ａ，１１４ｂで給糸方向を転換して前
方側に配設したトップテンションユニット１１５へと搬
送される。トップテンションユニット１１５を通過した
糸１１３は編機の両端外方に配設したサイドテンション
ユニット１１６へと経由して繰り出された後、ニードル
ベッド１１７上を往復動するヤーンフィーダー（不図
示）に搬送され、ニードルベッド上の編針に糸が供給さ
れる。
うに構成されている。すなわち、ニードルベッドの上方
に糸パッケージ１１０の支持台としての糸立台１１１が
配設され、この糸立台上に載置された糸パッケージ１１
０から繰り出される糸１１３は、その上方に配設される
糸ガイド部１１４ａ，１１４ｂで給糸方向を転換して前
方側に配設したトップテンションユニット１１５へと搬
送される。トップテンションユニット１１５を通過した
糸１１３は編機の両端外方に配設したサイドテンション
ユニット１１６へと経由して繰り出された後、ニードル
ベッド１１７上を往復動するヤーンフィーダー（不図
示）に搬送され、ニードルベッド上の編針に糸が供給さ
れる。
【０００３】上記した従来の糸供給機構では、糸パッケ
ージ１１０から繰り出される糸１１３はトップテンショ
ンユニット１１５へと一旦編機前面に送り出された後、
サイドテンションユニット１１６へ送られるようになっ
ているため編成開始前の糸通し作業は編機前面からだけ
では行うことができず、特に後列側に載置される糸パッ
ケージの糸通し作業を行うには編機の前後に移動して行
わねばならない。また、糸は常に露出した状態で上記し
た経路を通ってサイドテンションユニット１１６へと供
給されるため糸１１３の走行の間に繊維塵が飛散しやす
い。また、糸同士が露出した状態で走行するため糸同士
が絡み合い、編成に支障を来すことがある。また、上記
した構成で糸供給機構が横編機に設けられているためト
ップテンションユニット１１５が前列後列の糸パッケー
ジ１００に対し、１つしか配設できず多数の糸１１３を
使用して編成する場合にトップテンションユニットの数
が不足することがある。
ージ１１０から繰り出される糸１１３はトップテンショ
ンユニット１１５へと一旦編機前面に送り出された後、
サイドテンションユニット１１６へ送られるようになっ
ているため編成開始前の糸通し作業は編機前面からだけ
では行うことができず、特に後列側に載置される糸パッ
ケージの糸通し作業を行うには編機の前後に移動して行
わねばならない。また、糸は常に露出した状態で上記し
た経路を通ってサイドテンションユニット１１６へと供
給されるため糸１１３の走行の間に繊維塵が飛散しやす
い。また、糸同士が露出した状態で走行するため糸同士
が絡み合い、編成に支障を来すことがある。また、上記
した構成で糸供給機構が横編機に設けられているためト
ップテンションユニット１１５が前列後列の糸パッケー
ジ１００に対し、１つしか配設できず多数の糸１１３を
使用して編成する場合にトップテンションユニットの数
が不足することがある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、糸パッケー
ジから繰り出される糸同士の絡みを防ぎ、搬送中に糸か
ら散る繊維屑の発生による作業環境の劣化を抑えること
のできる横編機の糸供給機構を提供することを目的とす
る。また、糸通し作業を容易に行うことのできる横編機
の糸供給機構を提供することを目的とする。また、オペ
レータの編機監視作業を軽減できる横編機の糸供給機構
を提供することを目的とする。
ジから繰り出される糸同士の絡みを防ぎ、搬送中に糸か
ら散る繊維屑の発生による作業環境の劣化を抑えること
のできる横編機の糸供給機構を提供することを目的とす
る。また、糸通し作業を容易に行うことのできる横編機
の糸供給機構を提供することを目的とする。また、オペ
レータの編機監視作業を軽減できる横編機の糸供給機構
を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、ニードルベッ
ド上方で横編機の幅方向に延びて複数の糸パッケージを
載置支持する糸立台と、該糸立台の上方位に前記糸パッ
ケージから繰り出される糸を包囲した状態で編機端部へ
と案内する導糸管を各別に設けるとともに前記導糸管を
糸立台の上方位に支持する支持部材を設けた。
ド上方で横編機の幅方向に延びて複数の糸パッケージを
載置支持する糸立台と、該糸立台の上方位に前記糸パッ
ケージから繰り出される糸を包囲した状態で編機端部へ
と案内する導糸管を各別に設けるとともに前記導糸管を
糸立台の上方位に支持する支持部材を設けた。
【０００６】また、前記糸パッケージ載置部と導糸管と
の間に糸ガイド部、糸張力付与部、糸切れ検出部等を縦
方向に配置したトップテンションユニットをそれぞれ前
記支持部材から垂下させたこと。
の間に糸ガイド部、糸張力付与部、糸切れ検出部等を縦
方向に配置したトップテンションユニットをそれぞれ前
記支持部材から垂下させたこと。
【０００７】また、前記糸供給機構は、複数個の糸パッ
ケージを少なくとも前後２列配置可能な糸供給系で構成
され、各導糸管を支持する支持部材の奥行き寸法は糸立
台の奥行き寸法よりも小さく、支持部材に支持され糸パ
ッケージ側に位置する導糸管端部の糸挿入部間のピッチ
（Ｐ）は糸パッケージ載置部間のピッチ（Ｑ）よりも小
さく、且つ、糸パッケージから糸が円滑に繰り出される
ように前後に載置される糸パッケージが上部側を下部側
に比べ互いに近接配置されるように糸パッケージ載置部
の載置面を傾斜して形成した。
ケージを少なくとも前後２列配置可能な糸供給系で構成
され、各導糸管を支持する支持部材の奥行き寸法は糸立
台の奥行き寸法よりも小さく、支持部材に支持され糸パ
ッケージ側に位置する導糸管端部の糸挿入部間のピッチ
（Ｐ）は糸パッケージ載置部間のピッチ（Ｑ）よりも小
さく、且つ、糸パッケージから糸が円滑に繰り出される
ように前後に載置される糸パッケージが上部側を下部側
に比べ互いに近接配置されるように糸パッケージ載置部
の載置面を傾斜して形成した。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を以下、図面
とともに説明する。図１乃至図３は、本実施の形態の横
編機の正面図、側面図および平面図を概略的に示したも
のである。横編機１には、フレーム２上にニードルベッ
ド３が設けられ、キャリッジ４が左右に往復運動してヤ
ーンフィーダ９を連行することによって編糸１００がニ
ードルベッド３上を進退制御される編針に供給され編目
形成が行われる。編針に供給される糸１００は、ニード
ルベッド３の上方で編機の左右に立設したガイド部材
５，５間に横架した糸立台１０上に載置された糸パッケ
ージ１０１から一旦、上方に繰り出された後、糸立台１
０の上方でガイド部材５，５間に架設された支持部材７
上に配設されたトップテンションユニット３０および第
１導管５０内を通って編機端位置まで搬送された後、支
持部材７の端部とサイドテンションユニット８間を結ぶ
第２導管６０を搬送され、サイドテンションユニット８
を経由してニードルベッド３上のヤーンフィーダ９へと
案内される。１６はコントローラ、１７は保護カバー、
１８は編機の運転の始動、停止を行う操作バーを示す。
とともに説明する。図１乃至図３は、本実施の形態の横
編機の正面図、側面図および平面図を概略的に示したも
のである。横編機１には、フレーム２上にニードルベッ
ド３が設けられ、キャリッジ４が左右に往復運動してヤ
ーンフィーダ９を連行することによって編糸１００がニ
ードルベッド３上を進退制御される編針に供給され編目
形成が行われる。編針に供給される糸１００は、ニード
ルベッド３の上方で編機の左右に立設したガイド部材
５，５間に横架した糸立台１０上に載置された糸パッケ
ージ１０１から一旦、上方に繰り出された後、糸立台１
０の上方でガイド部材５，５間に架設された支持部材７
上に配設されたトップテンションユニット３０および第
１導管５０内を通って編機端位置まで搬送された後、支
持部材７の端部とサイドテンションユニット８間を結ぶ
第２導管６０を搬送され、サイドテンションユニット８
を経由してニードルベッド３上のヤーンフィーダ９へと
案内される。１６はコントローラ、１７は保護カバー、
１８は編機の運転の始動、停止を行う操作バーを示す。
【０００９】図４乃至図６は、糸供給機構の主要部分を
より詳細に示した図で、図の一部に断面構造あるいは透
視した状態を示した部分を含む。糸立台１０は、図５に
示すように中央部１１が平面形状をし、中央部１１の前
後に糸パッケージ１０１ａ，１０１ｂが前後２列に配列
できる糸パッケージ載置部１２ａ，１２ｂが編機幅方向
に延びて形成されている。各糸パッケージ載置部１２は
中央部１１端から上方に折曲した傾斜面で形成されてお
り、この傾斜面にコーンスタンド１３を介して糸パッケ
ージ１０１が載置固定される。糸パッケージ載置部１２
の傾斜は糸立台１０の上方に架設される支持部材７上に
固定されるトップテンションユニット３０に向かって糸
１００が円滑に繰り出されるような角度に設定される。
好ましくは糸パッケージの軸線の延長線がトップテンシ
ョンユニット３０の糸挿通孔の中心に一致するように載
置部１２を構成することが望ましい。本実施の形態で
は、糸供給系は最大２４個の糸パッケージの載置が可能
で、同数のトップテンションユニット３０が設けられて
いる。
より詳細に示した図で、図の一部に断面構造あるいは透
視した状態を示した部分を含む。糸立台１０は、図５に
示すように中央部１１が平面形状をし、中央部１１の前
後に糸パッケージ１０１ａ，１０１ｂが前後２列に配列
できる糸パッケージ載置部１２ａ，１２ｂが編機幅方向
に延びて形成されている。各糸パッケージ載置部１２は
中央部１１端から上方に折曲した傾斜面で形成されてお
り、この傾斜面にコーンスタンド１３を介して糸パッケ
ージ１０１が載置固定される。糸パッケージ載置部１２
の傾斜は糸立台１０の上方に架設される支持部材７上に
固定されるトップテンションユニット３０に向かって糸
１００が円滑に繰り出されるような角度に設定される。
好ましくは糸パッケージの軸線の延長線がトップテンシ
ョンユニット３０の糸挿通孔の中心に一致するように載
置部１２を構成することが望ましい。本実施の形態で
は、糸供給系は最大２４個の糸パッケージの載置が可能
で、同数のトップテンションユニット３０が設けられて
いる。
【００１０】支持部材７は、断面視において矩形の中空
構造のハウジング７ａで構成される。ハウジング７ａ内
には、樹脂パイプ等の可撓性材料からなり、編機端に向
かって水平な糸の走行経路を形成する第１の導糸管５０
が各糸用に各別に支持される。ハウジング７ａの下面に
は後述するトップテンションユニット３０の係止用の溝
５１ａ，５１ｂと前記第１の導糸管５０の糸パッケージ
側の開口端部５４を嵌入したエルボ５７を係止するため
の係止孔５２が設けられる。エルボ５７はＬ字形状をし
た樹脂製材料で形成され、上方に繰り出された糸の走行
経路を水平方向に転換する。セラミック材料からなる糸
ガイド５８，５９はエルボ５７内の糸入り口部および糸
走行方向転換部に装着される。また、図示せぬがハウジ
ング７ａ内には、トップテンションユニット３０に含ま
れる糸切れ検出、糸こぶ検出および検出時の警告灯の信
号および電力ケーブル等が収納され、各トップテンショ
ンユニット３０まで供給される。
構造のハウジング７ａで構成される。ハウジング７ａ内
には、樹脂パイプ等の可撓性材料からなり、編機端に向
かって水平な糸の走行経路を形成する第１の導糸管５０
が各糸用に各別に支持される。ハウジング７ａの下面に
は後述するトップテンションユニット３０の係止用の溝
５１ａ，５１ｂと前記第１の導糸管５０の糸パッケージ
側の開口端部５４を嵌入したエルボ５７を係止するため
の係止孔５２が設けられる。エルボ５７はＬ字形状をし
た樹脂製材料で形成され、上方に繰り出された糸の走行
経路を水平方向に転換する。セラミック材料からなる糸
ガイド５８，５９はエルボ５７内の糸入り口部および糸
走行方向転換部に装着される。また、図示せぬがハウジ
ング７ａ内には、トップテンションユニット３０に含ま
れる糸切れ検出、糸こぶ検出および検出時の警告灯の信
号および電力ケーブル等が収納され、各トップテンショ
ンユニット３０まで供給される。
【００１１】糸立台１０の奥行き寸法よりも小さい支持
部材７は、糸立台１０の略中央部の上方に配置され、糸
立台１０上の糸パッケージ１０１から繰り出される糸１
００が支持部材７上に取付けられるトップテンションユ
ニット３０に集中するように糸が繰り出される。図示の
ように支持部材７上の導糸管５０端部の糸挿入部の前後
列のピッチ（Ｐ）は糸パッケージ載置部の前後列のピッ
チ（Ｑ）よりも小さく、糸パッケージ１０１から糸１０
０が円滑に繰り出されるように前列と後列に載置される
糸パッケージ１０１ａ，１０１ｂはそれら上部側が下部
側に比べ互いに近接するように配置される。支持部材７
上には、糸立台１０の糸パッケージ載置面１２に対向配
置させたトップテンションユニット３０および各トップ
テンションユニット３０，３０，…へと繰り出された糸
１００，１００，…を支持部材両端に設けた中継部５
６，５６まで案内できる数だけの導糸管５０，５０，…
がトップテンションユニット３０毎に設けられている。
横編機１の幅方向の中央部を境にして、右半分に載置さ
れる糸パッケージから繰り出される糸は右側のサイドテ
ンションユニット８へ案内されるように各導糸管は右方
向に向いて配管され、左半分はその逆に配管されてい
る。このように糸１００が編機頂部において比較的面積
の小さい支持部材７上に集められた後、ハウジング７ａ
に支持される導糸管５０内を通って編機端部へと案内さ
れるため従来の糸供給機構に比較して編糸の搬送経路が
コンパクト化され、且つ糸自体の露出部分が少ないので
オペレータの視界を広くでき、工場内に多数の編機を設
置した場合でもオペレータは多数の編機の監視を容易化
できるメリットがある。
部材７は、糸立台１０の略中央部の上方に配置され、糸
立台１０上の糸パッケージ１０１から繰り出される糸１
００が支持部材７上に取付けられるトップテンションユ
ニット３０に集中するように糸が繰り出される。図示の
ように支持部材７上の導糸管５０端部の糸挿入部の前後
列のピッチ（Ｐ）は糸パッケージ載置部の前後列のピッ
チ（Ｑ）よりも小さく、糸パッケージ１０１から糸１０
０が円滑に繰り出されるように前列と後列に載置される
糸パッケージ１０１ａ，１０１ｂはそれら上部側が下部
側に比べ互いに近接するように配置される。支持部材７
上には、糸立台１０の糸パッケージ載置面１２に対向配
置させたトップテンションユニット３０および各トップ
テンションユニット３０，３０，…へと繰り出された糸
１００，１００，…を支持部材両端に設けた中継部５
６，５６まで案内できる数だけの導糸管５０，５０，…
がトップテンションユニット３０毎に設けられている。
横編機１の幅方向の中央部を境にして、右半分に載置さ
れる糸パッケージから繰り出される糸は右側のサイドテ
ンションユニット８へ案内されるように各導糸管は右方
向に向いて配管され、左半分はその逆に配管されてい
る。このように糸１００が編機頂部において比較的面積
の小さい支持部材７上に集められた後、ハウジング７ａ
に支持される導糸管５０内を通って編機端部へと案内さ
れるため従来の糸供給機構に比較して編糸の搬送経路が
コンパクト化され、且つ糸自体の露出部分が少ないので
オペレータの視界を広くでき、工場内に多数の編機を設
置した場合でもオペレータは多数の編機の監視を容易化
できるメリットがある。
【００１２】導糸管５０の水平経路を通って中継部５６
へ案内された各糸は中継部５６とサイドテンションユニ
ット８を結ぶ第２の導糸管６０を通ってサイドテンショ
ンユニット８へと案内される。第２の導糸管６０はサイ
ドテンションユニット８に設けた挿入孔２０に挿入され
その位置を固定される。図６においては便宜上第２の導
糸管６０を省略している。前記支持部材７の両端部に設
けられた中継部５６は第１導糸管５０と第２導糸管６０
とのジョイントの役割を果たす。この中継部において各
導糸管５０が集中されるようにポートが上下２段で配列
される。中継部５６の入側ポート５６ａは支持部材の長
さ方向に平行で、出側ポート５６ｂはサイドテンション
ユニット８に対向して設けられており給糸方向が略９０
度変換される。
へ案内された各糸は中継部５６とサイドテンションユニ
ット８を結ぶ第２の導糸管６０を通ってサイドテンショ
ンユニット８へと案内される。第２の導糸管６０はサイ
ドテンションユニット８に設けた挿入孔２０に挿入され
その位置を固定される。図６においては便宜上第２の導
糸管６０を省略している。前記支持部材７の両端部に設
けられた中継部５６は第１導糸管５０と第２導糸管６０
とのジョイントの役割を果たす。この中継部において各
導糸管５０が集中されるようにポートが上下２段で配列
される。中継部５６の入側ポート５６ａは支持部材の長
さ方向に平行で、出側ポート５６ｂはサイドテンション
ユニット８に対向して設けられており給糸方向が略９０
度変換される。
【００１３】次にトップテンションユニット３０の構成
について説明する。糸パッケージ１０１の載置部１２に
対峙して配設するトップテンションユニット３０は、本
体部３１下端に糸ガイド３２が設けられ、本体部３１上
端には支持部材７の係止孔５１に係合する係止用爪３３
が形成されている。本体部３１には下方からテンション
ディスク３４、糸こぶ検出用のノットキャッチャ３５
（大きい糸こぶ用３５ａ、小さい糸こぶ用３５ｂ）、糸
切れ検出アーム３６が設けられる。各部に糸を挿通する
作業は煩わしく、また後述する糸を導糸管内に通す作業
を簡便化するために好ましくはトップテンションユニッ
ト３０の各部は糸通しの簡易な公知のワンタッチ式の構
成を有する。本体部３１内にはノットキャッチャー３５
やアーム３６の位置変位によりストップモーションを働
かすための検出機構（不図示）がそれぞれ設けられてい
る。３７は警告灯を示す。
について説明する。糸パッケージ１０１の載置部１２に
対峙して配設するトップテンションユニット３０は、本
体部３１下端に糸ガイド３２が設けられ、本体部３１上
端には支持部材７の係止孔５１に係合する係止用爪３３
が形成されている。本体部３１には下方からテンション
ディスク３４、糸こぶ検出用のノットキャッチャ３５
（大きい糸こぶ用３５ａ、小さい糸こぶ用３５ｂ）、糸
切れ検出アーム３６が設けられる。各部に糸を挿通する
作業は煩わしく、また後述する糸を導糸管内に通す作業
を簡便化するために好ましくはトップテンションユニッ
ト３０の各部は糸通しの簡易な公知のワンタッチ式の構
成を有する。本体部３１内にはノットキャッチャー３５
やアーム３６の位置変位によりストップモーションを働
かすための検出機構（不図示）がそれぞれ設けられてい
る。３７は警告灯を示す。
【００１４】上記のように構成される糸供給機構におい
ての糸１００の供給について以下説明する。先ず編み立
て開始前に編成に必要な糸パッケージ１０１を糸立台１
０上にセットして糸通し作業を行う。オペレータは糸パ
ッケージ１０１から糸１００を繰り出し、糸１００の先
端を第１導糸管５０の開口部の中に挿入した状態で、エ
アガン等により圧搾空気を開口部から管内に噴入させる
ことで糸１００を第１導糸管５０、第２導糸管６０内を
通ってサイドテンションユニット８まで送る。次に糸パ
ッケージ１０１と第１導糸管５０との間にある糸１００
をトップテンションユニット３０の糸ガイド３２、テン
ションディスク３４、ノットキャッチャー３５、糸切れ
検出アーム３６の各部に通す。トップテンションユニッ
ト３０がワンタッチ式のものでない場合は、先ずトップ
テンションユニットの各部に糸を挿通した後、糸を導糸
管内に噴き入れればよい。トップテンションユニット３
０および第１導糸管５０の開口位置等が上記した支持部
材上に配設され、糸パッケージ１０１から繰り出された
糸１００が編機中央部に集中するように構成されている
ためため糸準備作業は編機の前後何れからでも行える。
サイドテンションユニット８まで送られた糸１００は従
来と同様にヤンフィーダ５へと掛け渡され糸準備作業は
完了する。尚、本発明についての好適な実施の形態を上
記に示したが本発明は上記の実施の形態に限定されるも
のでなく、例えば糸供給系を上記した実施の形態では前
後２列としたが、図８のように前後３列設けるようにし
てもよいなど本発明の主旨に逸脱しない範囲において実
施できることはいうまでもない。
ての糸１００の供給について以下説明する。先ず編み立
て開始前に編成に必要な糸パッケージ１０１を糸立台１
０上にセットして糸通し作業を行う。オペレータは糸パ
ッケージ１０１から糸１００を繰り出し、糸１００の先
端を第１導糸管５０の開口部の中に挿入した状態で、エ
アガン等により圧搾空気を開口部から管内に噴入させる
ことで糸１００を第１導糸管５０、第２導糸管６０内を
通ってサイドテンションユニット８まで送る。次に糸パ
ッケージ１０１と第１導糸管５０との間にある糸１００
をトップテンションユニット３０の糸ガイド３２、テン
ションディスク３４、ノットキャッチャー３５、糸切れ
検出アーム３６の各部に通す。トップテンションユニッ
ト３０がワンタッチ式のものでない場合は、先ずトップ
テンションユニットの各部に糸を挿通した後、糸を導糸
管内に噴き入れればよい。トップテンションユニット３
０および第１導糸管５０の開口位置等が上記した支持部
材上に配設され、糸パッケージ１０１から繰り出された
糸１００が編機中央部に集中するように構成されている
ためため糸準備作業は編機の前後何れからでも行える。
サイドテンションユニット８まで送られた糸１００は従
来と同様にヤンフィーダ５へと掛け渡され糸準備作業は
完了する。尚、本発明についての好適な実施の形態を上
記に示したが本発明は上記の実施の形態に限定されるも
のでなく、例えば糸供給系を上記した実施の形態では前
後２列としたが、図８のように前後３列設けるようにし
てもよいなど本発明の主旨に逸脱しない範囲において実
施できることはいうまでもない。
【００１５】
【発明の効果】本発明の構成によれば糸立台上に載置さ
れる糸パッケージから繰り出される糸は、上方位に設け
た支持部材に支持される各別に設けた導糸管内を通って
一旦、編機端部まで案内された後、ニードルベッドへと
供給されるため糸同士の絡み合いや繊維塵の飛散を抑え
ることができる。
れる糸パッケージから繰り出される糸は、上方位に設け
た支持部材に支持される各別に設けた導糸管内を通って
一旦、編機端部まで案内された後、ニードルベッドへと
供給されるため糸同士の絡み合いや繊維塵の飛散を抑え
ることができる。
【００１６】また、各導糸管の上流側にトップテンショ
ンユニットを縦型配置に設けて糸パッケージから繰り出
される糸を導糸管へと案内するようにしたので糸パッケ
ージ毎にトップテンションユニットを配設でき、多数の
糸を使用して編成を行う場合でも糸の数だけのトップテ
ンションユニットを使用できる。
ンユニットを縦型配置に設けて糸パッケージから繰り出
される糸を導糸管へと案内するようにしたので糸パッケ
ージ毎にトップテンションユニットを配設でき、多数の
糸を使用して編成を行う場合でも糸の数だけのトップテ
ンションユニットを使用できる。
【００１７】また、奥行き寸法の小さい支持部材を糸立
台上方に設け、糸載置部が支持部材上に支持される導糸
管端部の糸挿入部あるいはトップテンションユニットに
向き合うように傾斜させたので糸供給機構をコンパクト
にできるとともに糸パッケージが傾斜した状態で載置さ
れるため繊維塵の飛散範囲を小さくできる。
台上方に設け、糸載置部が支持部材上に支持される導糸
管端部の糸挿入部あるいはトップテンションユニットに
向き合うように傾斜させたので糸供給機構をコンパクト
にできるとともに糸パッケージが傾斜した状態で載置さ
れるため繊維塵の飛散範囲を小さくできる。
【図１】本発明に係わる横編機の正面を概略的に示した
図である。
図である。
【図２】本発明に係わる横編機の側面を概略的に示した
図である。
図である。
【図３】本発明に係わる横編機の平面を概略的に示した
図である。
図である。
【図４】本発明に係わる横編機の糸供給機構を正面から
みた主要部分をより詳細に示した図である。
みた主要部分をより詳細に示した図である。
【図５】本発明に係わる横編機の糸供給機構を側面から
みた主要部分をより詳細に示した図である。
みた主要部分をより詳細に示した図である。
【図６】本発明に係わる横編機の糸供給機構を平面から
みた主要部分をより詳細に示した図である。
みた主要部分をより詳細に示した図である。
【図７】本発明に係わる横編機の糸供給機構の他の実施
例の形態を示した図である。
例の形態を示した図である。
【図８】従来の糸供給機構の概略構成を示した図であ
る。
る。
１…横編機、４…キャリッジ、５…ガイド部材、７…支
持部材、７ａ…ハウジング、８…サイドテンションユニ
ット、１０…糸立台、１１…中央部、１２…糸パッケー
ジ載置部、１３…コーンスタンド、１８…操作バー、２
０…挿入孔、３０…トップテンションユニット、３１…
本体部、３２…糸ガイド、３３…係止用爪、３５…ノッ
トキャッチャー、３６…糸切れ検出アーム、３７…警告
灯、５０…第１導糸管、５１…係止溝、５２…係止孔、
５４…一方の開口、５６…中継部、５６ａ…入側ポー
ト、５６ｂ…出側ポート、５７…エルボ、５８，５９…
糸ガイド、６０…第２導糸管、
持部材、７ａ…ハウジング、８…サイドテンションユニ
ット、１０…糸立台、１１…中央部、１２…糸パッケー
ジ載置部、１３…コーンスタンド、１８…操作バー、２
０…挿入孔、３０…トップテンションユニット、３１…
本体部、３２…糸ガイド、３３…係止用爪、３５…ノッ
トキャッチャー、３６…糸切れ検出アーム、３７…警告
灯、５０…第１導糸管、５１…係止溝、５２…係止孔、
５４…一方の開口、５６…中継部、５６ａ…入側ポー
ト、５６ｂ…出側ポート、５７…エルボ、５８，５９…
糸ガイド、６０…第２導糸管、
Claims (3)
- 【請求項１】 ニードルベッド上方で横編機の幅方向に
延びて複数の糸パッケージを載置支持する糸立台と、該
糸立台の上方位に前記糸パッケージから繰り出される糸
を包囲した状態で編機端部へと案内する導糸管を各別に
設けるとともに前記導糸管を糸立台の上方位に支持する
支持部材を設けたことを特徴とする横編機の糸供給機
構。 - 【請求項２】 前記糸パッケージ載置部と導糸管との間
に糸ガイド部、糸張力付与部、糸切れ検出部等を縦方向
に配置したトップテンションユニットをそれぞれ前記支
持部材から垂下させたことを特徴とする請求項１に記載
の横編機の糸供給機構。 - 【請求項３】 前記糸供給機構は、複数個の糸パッケー
ジを少なくとも前後２列配置可能な糸供給系で構成さ
れ、各導糸管を支持する支持部材の奥行き寸法は糸立台
の奥行き寸法よりも小さく、支持部材に支持され糸パッ
ケージ側に位置する導糸管端部の糸挿入部間のピッチ
（Ｐ）は糸パッケージ載置部間のピッチ（Ｑ）よりも小
さく、且つ、糸パッケージから糸が円滑に繰り出される
ように前後に載置される糸パッケージが上部側を下部側
に比べ互いに近接配置されるように糸パッケージ載置部
の載置面を傾斜して形成したことを特徴とする請求項１
または請求項２に記載の横編機の糸供給機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7204183A JPH0949155A (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | 横編機の糸供給機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7204183A JPH0949155A (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | 横編機の糸供給機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0949155A true JPH0949155A (ja) | 1997-02-18 |
Family
ID=16486217
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7204183A Pending JPH0949155A (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | 横編機の糸供給機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0949155A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1025654A (ja) * | 1996-05-09 | 1998-01-27 | Barudan Co Ltd | 刺繍ミシンの上糸供給構造 |
| KR100476784B1 (ko) * | 1997-04-15 | 2005-08-17 | 가부시키가이샤 시마세이키 세이사쿠쇼 | 횡편기 실공급 장치 |
| US7316366B2 (en) | 1998-11-06 | 2008-01-08 | Interface, Inc. | Compact creel |
| CN102140727A (zh) * | 2010-11-12 | 2011-08-03 | 苏州市青田企业发展有限公司 | 电脑横机分线装置 |
| CN107002326A (zh) * | 2014-12-09 | 2017-08-01 | 美名格－艾罗有限公司 | 用于监测针织机的方法和装置 |
| WO2019170952A1 (es) * | 2018-03-08 | 2019-09-12 | Happy Punt, S.L.U | Dispositivo multifuncional para el suministro de hilo con chip |
| ES2724798A1 (es) * | 2018-03-08 | 2019-09-16 | Happy Punt S L U | Dispositivo multifuncional para el suministro de hilo con chip |
| ES2755948A1 (es) * | 2018-10-24 | 2020-04-24 | Happy Punt S L U | Dispositivo para suministro e insercion de hilo con chip en una costura de una prenda |
-
1995
- 1995-08-10 JP JP7204183A patent/JPH0949155A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1025654A (ja) * | 1996-05-09 | 1998-01-27 | Barudan Co Ltd | 刺繍ミシンの上糸供給構造 |
| KR100476784B1 (ko) * | 1997-04-15 | 2005-08-17 | 가부시키가이샤 시마세이키 세이사쿠쇼 | 횡편기 실공급 장치 |
| US7316366B2 (en) | 1998-11-06 | 2008-01-08 | Interface, Inc. | Compact creel |
| CN102140727A (zh) * | 2010-11-12 | 2011-08-03 | 苏州市青田企业发展有限公司 | 电脑横机分线装置 |
| CN107002326A (zh) * | 2014-12-09 | 2017-08-01 | 美名格－艾罗有限公司 | 用于监测针织机的方法和装置 |
| WO2019170952A1 (es) * | 2018-03-08 | 2019-09-12 | Happy Punt, S.L.U | Dispositivo multifuncional para el suministro de hilo con chip |
| ES2724798A1 (es) * | 2018-03-08 | 2019-09-16 | Happy Punt S L U | Dispositivo multifuncional para el suministro de hilo con chip |
| ES2755948A1 (es) * | 2018-10-24 | 2020-04-24 | Happy Punt S L U | Dispositivo para suministro e insercion de hilo con chip en una costura de una prenda |
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