JP2857840B2 - 横編機における糸案内装置 - Google Patents

横編機における糸案内装置

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JP2857840B2 JP6320088A JP32008894A JP2857840B2 JP 2857840 B2 JP2857840 B2 JP 2857840B2 JP 6320088 A JP6320088 A JP 6320088A JP 32008894 A JP32008894 A JP 32008894A JP 2857840 B2 JP2857840 B2 JP 2857840B2
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    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B15/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, weft knitting machines, restricted to machines of this kind
    • D04B15/38Devices for supplying, feeding, or guiding threads to needles
    • D04B15/54Thread guides
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
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    • D04B15/54Thread guides

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、横編機において編成の
ために供給される糸の糸案内装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術として、本出願人は特公昭62
−50589号公報に開示のものを提案している。
【0003】特公昭62−50589号公報は、図11
に示すように糸道レール101に摺動自在に支持したヤ
ーンキャリア102のホルダ103に糸道レール101
と平行に延びる糸ガイド連結バー104を緩嵌合し、そ
の両端に可動糸ガイド105を固定し、ヤーンキャリア
102が糸道レール101上を移行したときヤーンキャ
リア102と可動糸ガイド105とが当接することがで
きるように位置する構成とする。そして、ヤーンキャリ
ア102の移動によりヤーンキャリア102が可動糸ガ
イド105の側端部と当接すると可動糸ガイド105は
ヤーンキャリア102に押されて移動を始めると共に、
可動糸ガイド105と糸ガイド連結バー104により一
体に構成されている可動糸ガイドも移動を開始するとい
う糸案内装置を開示している。
【0004】前述の先行技術では、図11のように1本
の糸道レール101の前側或いは後側に配設した1つの
ヤーンキャリア102を使用して編成を行う場合、可動
糸ガイド105はヤーンキャリア102の移動に従って
移動するため、糸106の支持点間の長さが少なくな
り、編機機台端部に設けられた糸ガイド107とヤーン
キャリア102間に張られた糸が、たるみ或いは振動す
ることが原因で発生する隣接する糸との絡まり或いは編
目の不揃いを防止することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
装置では、例えば編機の一端側からのみ糸を供給する場
合であっても、1つのヤーンキャリアに対して2個の可
動糸ガイドを必要とする。
【0006】また上記した装置では、例えば1本の糸道
レールの前側或いは後側に複数のヤーンキャリアを支持
し、これらのヤーンキャリアを使用して袖および身頃か
らなる複数の部材を並設した状態で同時に編成を行うイ
ンテグラルガーメントの編成を行うような場合、ニード
ルベッド端部付近においては、それぞれのヤーンキャリ
アに緩嵌合した糸ガイド連結バーによりヤーンキャリア
同士の接近が妨げられ、所望の編成を行うことができな
いという問題がある。この問題はインテグラルガーメン
トに限ったものでなく、一般的な編成においても起こる
ものである。
【0007】本発明の課題は、糸ガイド連結バーを必要
としない横編機における糸案内装置を提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも前
後一対のニードルベッドを先端部を突き合わせた状態で
配設し、該ニードルベッドの長手方向に糸道レールを並
設し、該糸道レールにヤーンキャリアと、糸案内部材を
有する可動糸ガイドを、糸道レールの長さ方向に沿って
移動可能に並べて支持した横編機における糸案内装置に
おいて、前記ヤーンキャリアの進行方向の後行側で前記
ヤーンキャリアと前記可動糸ガイドを互いに連結し、前
記ヤーンキャリアが連行されるときに前記可動糸ガイド
が前記ヤーンキャリアと共に移動することを許す連結手
段を前記ヤーンキャリアと前記可動糸ガイドとの間に設
け、前記糸道レール上の所定位置で前記ヤーンキャリア
と共に移動する前記可動糸ガイドを前記ヤーンキャリア
から切り離し、その連結を解除する解除手段を前記糸道
レールと前記可動糸ガイドとの間に設けたことを特徴と
する。
【0009】また本発明は、前記連行手段は、前記ヤー
ンキャリアと前記可動糸ガイドの少なくともどちらか一
方に設けたことを特徴とする。
【0010】また本発明は、前記連行手段は、磁性体と
マグネット、或いはマグネットとマグネットとの組み合
わせからなり、一方を前記ヤーンキャリアに他方を前記
可動糸ガイドにそれぞれ可動糸ガイド或いはヤーンキャ
リアとの当接位置に設けたことを特徴とする。
【0011】また本発明は、前記解除手段は、磁性体と
マグネット、或いはマグネットとマグネットとの組み合
わせからなり、一方を前記糸道レールに他方を前記可動
糸ガイドの背面に設けて構成されることを特徴とする。
【0012】また本発明は、前記連行手段として前記ヤ
ーンキャリアにはヤーンキャリアの左右移動方向に、前
記可動糸ガイドと係合するための凹部を形成した連行部
を突設し、前記可動糸ガイドには前記連行部に形成され
た凹部と係合する係合片を、上下摺動可能でかつ付勢手
段により前記連行部の凹部方向に付勢される摺動部材に
設け、 前記解除手段は、前記ヤーンキャリアによる前記
可動糸ガイ下の連行の際、前記可動糸ガイドの摺動部材
と当接することにより摺動部材が前記付勢手段の付勢に
反する方向へ摺動し、前記連行部の凹部に係合した前記
係合片が外れることにより可動糸ガイドの連行を解除す
ることを特徴とする。
【0013】また本発明は、前記糸道レールには、複数
個のヤーンキャリアと、該複数個のヤーンキャリアを挟
むように左右1組の可動糸ガイドが支持されると共に、
糸道レール上に支持された前記複数個のヤーンキャリア
の各ヤーンキャリアの間には可動糸ガイドが支持されて
いることを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明に従えば、ヤーンキャリアが可動糸ガイ
ドを連行するためにヤーンキャリアと可動糸ガイドの少
なくともどちらか一方に連行手段を設けている。そのた
めヤーンキャリアの移行によりヤーンキャリアは可動糸
ガイドを連行することができる。またヤーンキャリアに
よる可動糸ガイドの連行は、糸道レールの適宜位置で解
除手段により解除することができる。例えば解除手段に
よる解除位置を糸道レールの長手方向の中央部とした場
合、ヤーンキャリアにより連行される可動糸ガイドは解
除手段により解除位置つまり糸道レール中央部で停止さ
せられる。従って編機側方より可動糸ガイドの糸通孔を
通過しヤーンキャリアより給糸される糸の支持間距離は
ニードルベッドの長さの1/2を越えない。
【0015】また本発明に従えば、連行手段は磁性体と
マグネット或いはマグネットとマグネットとの組み合わ
せで、一方をヤーンキャリアに他方を可動糸ガイドに設
けて構成されるので、ヤーンキャリアはマグネットの吸
着力により可動糸ガイドの連行を行うことができる。
【0016】また本発明に従えば、解除手段は、磁性体
とマグネット或いはマグネットとマグネットとの組み合
わせからなり、一方を糸道レールに他方を可動糸ガイド
の背面に設けて構成される。したがってキャリアによる
可動糸ガイドの連行時に可動糸ガイドが糸道レールの解
除手段位置に来るとマグネットの吸着力により可動糸ガ
イドは停止し、キャリアによる連行を解除させることが
できる。
【0017】また本発明に従えば、ヤーンキャリアの左
右移動方向に、可動糸ガイドと係合するための凹部を形
成した連行部を突設し、可動糸ガイドには連行部に形成
された凹部と係合する係合片を付勢手段により連行部の
凹部方向へ付勢される摺動部材に設ける。そして解除手
段は、ヤーンキャリアによる可動糸ガイドの連行の際
に、可動糸ガイドの摺動部材と当接することにより摺動
部材が付勢手段の付勢に反する方向へ摺動することで、
ヤーンキャリアによる可動糸ガイドの連行を解除する。
したがってヤーンキャリアに設ける連行部に形成された
凹部に可動糸ガイドの係合片が嵌合することで、ヤーン
キャリアは可動糸ガイドを連行することができ、また解
除手段により連行部に形成された凹部から可動糸ガイド
の係合片が外れることでヤーンキャリアによる可動糸ガ
イドの連行を解除することができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図面に基づいて
説明をする。図1は、本発明の一実施例の横編機の概略
的な正面図であり、図中符号1は横編機を全体的に示
す。
【0019】この横編機1は、前後一対のニードルベッ
ド2を”ハ”の字形にその先端を対峙させた状態でフレ
ーム4に配設し、ニードルベッド2の夫々には進退操作
可能に編針を収納する。ニードルベッド2の上面には編
針を進退調整するキャリッジ6が摺動可能に載置され
る。横編機1の機台8上に設けた複数の編糸パッケージ
10から引き出された糸12は編機上部に設けられた天
バネ装置14を通過し、編機両側に設けたサイドテンシ
ョン装置16を経て、後述のヤーンキャリア18により
編針に給糸される。フレーム4には支持部材20により
複数の糸道レール22がニードルベッド2上方にニード
ルベッド2の長手方向と平行に支持され、各糸道レール
22の前後面にはヤーンキャリア18が摺動自在に設け
られる。各ヤーンキャリア18の上部には凹部24が設
けられ、キャリッジ6はヤーンキャリア連行ピン26を
ヤーンキャリア18の凹部24に係合させることでヤー
ンキャリア18を連行する。ヤーンキャリア18は下端
部に導糸孔28が設けられ、導糸孔28上部の左右方向
側にそれぞれ糸通孔30が設けられる。サイドテンショ
ン装置16を経て供給される糸12はキャリッジ6によ
り往復動するヤーンキャリア18によりニードルベッド
2の編針に供給される。
【0020】各糸道レール22にはヤーンキャリア18
の可動領域を制限するために上部にカム32を有する1
対のキャリアストッパ34を設け、各キャリアストッパ
34には固定糸ガイド36を設けている。また糸道レー
ル22には少なくとも1個の糸通孔38を有する可動糸
ガイド40を摺動自在に支持する。
【0021】次に本実施例におけるヤーンキャリア1
8、可動糸ガイド40そして糸ガイドストッパ42の構
成について説明を行う。図2に同一の糸通レール22に
支持した2個のヤーンキャリア18を使用し、各ヤーン
キャリア18に編機両側端から給糸する例を示す。図3
は図2のi−i方向断面図であり、図4は図2のii−
ii方向断面図である。
【0022】同一の糸道レール22には2個のヤーンキ
ャリア18L,18Rを支持し、2個のヤーンキャリア
18L,18Rを挟むように可動糸ガイド40L,40
Rを支持する。さらに2個のヤーンキャリア18L,1
8R間の糸道レール22にも可動糸ガイド40Cを支持
する。使用する可動糸ガイド40は糸案内部材として2
個の糸通孔38L,38Rを有するものとする。これは
可動糸ガイド40に夫々のヤーンキャリア専用の糸通孔
38L,38Rを設けることで、夫々のヤーンキャリア
18に糸12を供給する際に互いの糸12が接触せず、
良好な給糸を行うことができるからである。
【0023】ヤーンキャリア18が可動糸ガイド40を
連行するための連行手段として、可動糸ガイド40側面
にはマグネット44を設け、またヤーンキャリア18側
面には可動糸ガイド40の側面に設けたマグネット44
との当接位置にマグネットを吸着する磁性体より構成さ
れる吸着板46を設ける。そしてヤーンキャリア18に
よる可動糸ガイド40の連行を解除するための解除手段
としてマグネットより構成される糸ガイドストッパ42
を糸道レール22の長手方向の中央部側面に設ける。糸
道レール22の糸ガイドストッパ42固定位置にはネジ
穴が設けられ、糸ガイドストッパ42は糸道レール22
にネジ止めされる。また糸ガイドストッパ42は、ヤー
ンキャリア18及び可動糸ガイド40が糸ガイドストッ
パ42上を通過するときに当接しない高さとする。可動
糸ガイド40が糸ガイドストッパ42上を通過する際
に、糸ガイドストッパ42と対面する可動糸ガイド40
の背面部にはマグネット48を設ける。ただし、糸ガイ
ドストッパ42と可動糸ガイド40背面部に設けたマグ
ネット48との吸着力は、ヤーンキャリア18に設けた
吸着板46と可動糸ガイド40側面のマグネット44と
の吸着力よりも強力なものとする。
【0024】以上のように本実施例においてはヤーンキ
ャリア18が可動糸ガイド40を連行するための連行手
段として、可動糸ガイド40の側面にはマグネット44
を設け、またヤーンキャリア18側面には可動糸ガイド
40の側面に設けたマグネット44との当接位置にマグ
ネットを吸着する磁性体より構成される吸着板46を設
ける。しかしヤーンキャリア18の本体が磁性体で構成
されるような場合は吸着板46をヤーンキャリア側面に
設ける必要はなく、連行手段は可動糸ガイド40側面に
設けるマグネット44のみでいい。
【0025】次に編機両側端より供給されるそれそれの
糸12の経路についての説明を行う。編機左側の固定糸
ガイド36Lから給糸される糸12Lでヤーンキャリア
18Lへは、まず可動糸ガイド40Lの糸通孔38Lを
経て、ヤーンキャリア18Lの糸通孔30を通過し導糸
孔28より編針へ給糸される。またヤーンキャリア18
Rへは、可動糸ガイド40Lの糸通孔38Rを経て、可
動糸ガイド40Cの糸通孔38Rを通過し、ヤーンキャ
リア18Rの糸通孔30を通り導糸孔28から編針へ給
糸される。
【0026】編機右側の固定糸ガイド36Rから給糸さ
れる糸12Rでヤーンキャリア18Rへは、まず可動糸
ガイド40Rの糸通孔38Rを経て、ヤーンキャリア1
8Rの糸通孔30を通過し導糸孔28より編針へ給糸さ
れる。またヤーンキャリア18Lへは、可動糸ガイド4
0Rの糸通孔38Lを経て、可動糸ガイド40Cの糸通
孔38Lを通過し、ヤーンキャリア18Lの糸通孔30
を通り導糸孔28より編針へ給糸される。
【0027】次に本実施例の作用について、多色ジャガ
ードの編成を例にとり説明を行う。ここでは糸道レール
22Aに支持した2個のヤーンキャリア18L,18R
と他の糸道レール22Bに支持した2個のヤーンキャリ
ア18を使用し、各ヤーンキャリア18には編機両側端
より糸12が供給されるとする。各糸道レール22A,
22Bにおけるヤーンキャリア18,可動糸ガイド40
及び糸ガイドストッパ42の作用については同様である
ため、ここでは糸道レール22Aにおける作用の説明を
行う。糸12の経路については上述した通りである。
【0028】まずキャリッジ6が右行編成を行うとす
る。編成開始前に糸道レール22A上のヤーンキャリア
18L及びヤーンキャリア18Rをそれぞれの左側面に
可動糸ガイド40L及び可動糸ガイド40Cを当接させ
た状態で糸道レール22左端にセットする。このときヤ
ーンキャリア18Lと可動糸ガイド40Cとは当接しな
いように間隔をとる。これはキャリッジ6の右行により
ヤーンキャリア18Rは可動糸ガイド40Cを連行させ
ることになるが、可動糸ガイド40Cがヤーンキャリア
18L及びヤーンキャリア18Rの側面と当接させた状
態では、可動糸ガイド40Cはヤーンキャリア18Rに
連行されるとは限らないからである。また可動糸ガイド
40Rは、糸道レール22の長手方向の中央部側面に設
けた糸ガイドストッパ42位置にセットする。糸道レー
ル22Bに支持するヤーンキャリア18については糸道
レール22Bの右端にセットしておく。
【0029】編成を始めるためにキャリッジ6はキャリ
ア連結ヒン26をヤーンキャリア18Rの上部凹部24
に係合させ、キャリッジ6と共にヤーンキャリア18R
を右に移行させる。そのときヤーンキャリア18Rと可
動糸ガイド40Cとの互いの当接位置に設けたヤーンキ
ャリア18Rの吸着板46及び可動糸ガイド40Cのマ
グネット44との吸着力により、ヤーンキャリア18R
の右行により可動糸ガイド40Cも右行を開始する。ヤ
ーンキャリア18Rが糸ガイドストッパ42位置に来る
とヤーンキャリア18Rは可動糸ガイド40Rに当接
し、可動糸ガイド40Rはヤーンキャリア18Rに押さ
れて右に移行を始める。ヤーンキャリア18Rに連行さ
れていた可動糸ガイド40Cが糸ガイドストッパ42位
置に来ると、可動糸ガイド40Cの背面に設けたマグネ
ット48と糸ガイドストッパ42とが互いの磁力により
引きつけ合う。可動糸ガイド40Cの背面に設けたマグ
ネット48と糸ガイドストッパ42との引きつけ合う磁
力(吸着力)は、ヤーンキャリア18Rに設けた吸着板
46と可動糸ガイド40C側面に設けたマグネット44
との吸着力よりも大きいため、可動糸ガイド40Cは糸
ガイドストッパ42位置に停止する。従ってヤーンキャ
リア18Rによる可動糸ガイド40Cの連行は解除さ
れ、ヤーンキャリア18Rは可動糸ガイド40Rを押し
て右行を続ける。そして糸道レール22右端においてキ
ャリアストッパ34のカム32によりキャリッジ6のキ
ャリア連行ヒン26とヤーンキャリア18Rとの係合が
解除され、ヤーンキャリア18Rは停止する。
【0030】次にキャリッジ6は反転し左行編成を行う
ために糸道レール22Bに支持したヤーンキャリア18
をキャリア連行ピン26で係合し、ヤーンキャリア18
をキャリッジ6と共に左へ移行させる。キャリッジ6に
より連行されるヤーンキャリア18は糸道レール22B
左端に設けたキャリアストッパ34のカム32によりキ
ャリッジ6との係合が解除されヤーンキャリア18は停
止する。
【0031】そしてキャリッジ6の反転により再び右行
編成を行うために、キャリッジ6はキャリア連行ピン2
6をヤーンキャリア18Lの上部凹部24に係合させ、
キャリッジ6と共にヤーンキャリア18Lを右に移行さ
せる。そのときヤーンキャリア18Lと可動糸ガイド4
0Lとの互いの当接位置に設けたヤーンキャリア18L
の吸着板46及び可動糸ガイド40Lのマグネット44
との吸着力により、ヤーンキャリア18Lの右行により
可動糸ガイド40Lも右行を開始する。ヤーンキャリア
18Lが糸ガイドストッパ42位置に来るとヤーンキャ
リア18Lは停止していた可動糸ガイド40Cに当接す
る。そして可動糸ガイド40Cはヤーンキャリア18L
に押され右に移行する。ヤーンキャリア18Lにより連
行されてきた可動糸ガイド40Lは糸ガイドストッパ4
2位置において、可動糸ガイド40Lの背面に設けたマ
グネット48と糸ガイドストッパ42との吸着力により
ヤーンキャリア18Lとの連行は解除され、可動糸ガイ
ド40Lは糸ガイドストッパ42位置に停止する。ヤー
ンキャリア18Lは可動糸ガイド40Cを押して右に移
行し、糸道レール22右端において先のキャリッジ右行
編成時に移行されたヤーンキャリア18Rの側部に可動
糸ガイド40Cが当接する前にヤーンキャリア18L及
び可動糸ガイド40Cを停止させるように、キャリッジ
6のキャリア連行ピン26を制御しキャリッジ6とヤー
ンキャリア18Lとの係合を解除する。これは編成開始
前での説明と同様で、可動糸ガイド40Cがヤーンキャ
リア18Rに当接する前にヤーンキャリア18L及び可
動糸ガイド40Cを停止させることで、次のヤーンキャ
リア18Lの左行時にヤーンキャリア18Lは確実に可
動糸ガイド40Cを連行することができる。
【0032】このように本実施例においては固定糸ガイ
ド36よりヤーンキャリア18に供給される糸12は可
動糸ガイド40により支えられ、糸12の支持間距離が
ニードルベッド2の長さの1/2を越えることはない。
従って固定糸ガイド36とヤーンキャリア18間で起こ
る糸のたるみ或いはぶれが原因となり発生する隣接する
糸との絡まり或いは糸張力変化による編目の不揃いを防
止することができる。
【0033】また本実施例においては、糸道レール22
にヤーンキャリア18を2個支持する例について説明し
たが、糸道レール22に支持するヤーンキャリア18は
2個以上であっても構わない。
【0034】図5は、本発明の第2実施例を示す。図1
〜図4に示す実施例に対応する部分には、同一の参照符
を付す。第1実施例では同一の糸道レール22の2個の
ヤーンキャリア18L,18Rを使用し、可動糸ガイド
40が糸ガイドストッパ42上を通過できるように構成
した。本実施例では糸道レール22のヤーンキャリア1
8を1個のみ使用する場合で、ヤーンキャリア18によ
り連行される可動糸ガイド50を糸ガイドストッパ52
に当接させ、ヤーンキャリア18による可動糸ガイド5
0の連行状態を解除する構成とする。また本実施例では
ヤーンキャリア18へ編機両側から給糸する編成につい
て説明する。
【0035】まず本実施例におけるヤーンキャリア1
8,可動糸ガイド50そして糸ガイドストッパ52の構
成について説明を行う。図5は可動糸ガイド50及びヤ
ーンキャリア18そして糸ガイドストッパ52の正面図
である。図6は図5のiii−iii方向断面図であ
り、図7はiv−iv方向断面図である。また第1実施
例と同様に、ヤーンキャリア18が可動糸ガイド50を
連行するための連行手段として可動糸ガイド50側面に
はマグネット44を設け、またヤーンキャリア18側面
には可動糸ガイド50の側面に設けたマグネット44と
の当接位置にマグネットを吸着する磁性体より構成され
る吸着板46を設ける。そしてヤーンキャリア18によ
る可動糸ガイド50の連行を解除する解除手段として糸
ガイドストッパ52を糸道レール22の長手方向の中央
部側面にネジ止めにより固定するが、糸ガイドストッパ
52は可動糸ガイド50側面に当接し、かつヤーンキャ
リア18の移動に支障を来さない高さとする。
【0036】本実施例では編機両側からの給糸であるた
め、糸道レール22の長手方向の中央側面部に設けた糸
ガイドストッパ52の左右両側の糸道レール22上に可
動糸ガイド50L,50Rを支持し、2個の可動糸ガイ
ド50間にヤーンキャリア18を支持する。編機左側の
固定糸ガイド36Lから給糸される糸12Lは、可動糸
ガイド50Lの糸通孔38を経て、ヤーンキャリア18
の糸通孔30を通過し、導糸孔28より編針へ供給さ
れ、編機右側の固定糸ガイド36Rから給糸される糸1
2Rは、可動糸ガイド50Rの糸通孔38を通過し、ヤ
ーンキャリア18の糸通孔30を通過し導糸孔28より
編針へ供給される。
【0037】ここで本実施例における作用について説明
をする。まずキャリッジ6が右行編成を行うとする。編
成開始前にヤーンキャリア18は可動糸ガイド50Lと
当接した状態で糸道レール22左端へセットし、可動糸
ガイド50Rは糸ガイドストッパ52右側の糸道レール
22にセットする。そして編成を始めるためにヤーンキ
ャリア18にキャリッジ6のキャリア連行ピン26を係
合させ、キャリッジ6と共にヤーンキャリア18を右に
移行する。そのときヤーンキャリア18と可動糸ガイド
50Lは互いの当接位置に設けたヤーンキャリア18の
吸着板46及び可動糸ガイド50Lのマグネット44と
の吸着力により、ヤーンキャリア18の右行により可動
糸ガイド50Lも右行を開始する。ヤーンキャリア18
により連行される可動糸ガイド50Lが糸道レール22
の中央部に来るとヤーンキャリア18の側面が可動糸ガ
イド50Rの側面に当接し、ヤーンキャリア18は可動
糸ガイド50Rを押しながら右行の移行を開始する。ま
た糸ガイドストッパ52の側面がヤーンキャリア18に
連行されてきた可動糸ガイド50Lの側面に当接する。
これにより可動糸ガイド50Lとヤーンキャリア18と
の連行状態は解除され、可動糸ガイド50Lはその位置
に停止する。ヤーンキャリア18は可動糸ガイド50R
を押して右行を続ける。
【0038】次にキャリッジ6が反転し左行編成を行う
場合について説明をする。ヤーンキャリア18はキャリ
ッジ6のキャリア連結ピン26との係合により左に移行
する。そのときヤーンキャリア18に設けた吸着板46
及び可動糸ガイド50Rのマグネット44との吸着力に
より、ヤーンキャリア18の左行により可動糸ガイド5
0Rも左行を開始する。ヤーンキャリア18が糸道レー
ル22中央部にさしかかると、ヤーンキャリア18は先
の右行編成時に糸ガイドストッパ52により停止させら
れた可動糸ガイド50Lの側面と当接し、可動糸ガイド
50Lはヤーンキャリア18に押されて左行を開始す
る。そしてヤーンキャリア18により連行していた可動
糸ガイド50Rは糸ガイドストッパ52の側面と当接す
ることで可動糸ガイド50Rとヤーンキャリア18との
連行状態は解除され、可動糸ガイド50Rはその位置に
停止する。ヤーンキャリア18は可動糸ガイド50Lを
押して左行を続ける。
【0039】従って編機の固定糸ガイド36よりヤーン
キャリア18に供給される糸12は糸ガイドストッパ5
2により移動領域を制限された可動糸ガイド50により
支持されるため、供給される糸12の支持間距離はニー
ドルベッド2の長さの1/2を越えることはない。
【0040】図8は本発明の第3実施例を示す。図9は
図8のv−v方向断面図である。図1〜図7に示す実施
例に対応する部分には、同一の参照符を付す。注目すべ
きはヤーンキャリアによる可動糸ガイドの連行及び糸ガ
イドストッパによる可動糸ガイドのヤーンキャリアとの
連行状態の解除を機械的に行うことである。
【0041】ここで可動糸ガイド60,ヤーンキャリア
62そして糸ガイドストッパ64の構成について説明を
行う。可動糸ガイド60の本体中央部に上下方向に溝6
6を形成する。その溝66内を上下摺動可能に摺動部材
69を設置する。摺動部材69にはヤーンキャリア62
が連行するための連行手段の係合片としてピン68を設
け、ピン68と可動糸ガイド60本体上部に設けた固定
ピン70との間に付勢手段としてスプリング72を架け
渡し、スプリング72の収縮力により摺動部材69を上
昇方向に付勢している。ヤーンキャリア62には、可動
糸ガイド60のピン68に係合し可動糸ガイド60を連
行するため、ヤーンキャリア62には可動糸ガイド60
に設けたピン68との当接位置には連行手段として、そ
の先端部には可動糸ガイド60のピン68を下方に引き
下げるカム74と、下方向に凹部を形成する係合部76
を有する連行部材78を設ける。ヤーンキャリア62と
可動糸ガイド60とは当接することにより、可動糸ガイ
ド60のヒン68がヤーンキャリア62の連行部材78
先端のカム74により下方に下げられ、そしてピン68
はヤーンキャリア62の連行部材78に形成された凹部
76に嵌合する。そうすることによりヤーンキャリア6
2は可動糸ガイド60を連行することが可能となる。ま
たヤーンキャリア62が可動糸ガイド60を押し移行す
る場合は、ヤーンキャリア62の側面が可動糸ガイド6
0の側面に当接することにより行われる。このとき可動
糸ガイド60のピン68はヤーンキャリア62の連行部
材78に形成された凹部76のキャリア内側斜面により
下方に引き下げられた状態となる。
【0042】また糸道レール22には解除手段として糸
ガイドストッパ64を糸道レール22の長手方向の中央
部側面にネジ止めして固定する。糸ガイドストッパ64
は可動糸ガイド60に設けた摺動部材69上部と当接す
る位置に設け、ヤーンキャリア62による可動糸ガイド
60連行時に、糸ガイドストッパ64が可動糸ガイド6
0の摺動部材69上部に当接することにより、摺動部材
69はスプリング72の収縮力に反して下方に下げられ
る。そしてピン68はヤーンキャリア62の連行部材7
8の凹部76から外れ、可動糸ガイド60はヤーンキャ
リア62との連行から解除され、可動糸ガイド60は糸
ガイドストッパ64の位置に停止する。またヤーンキャ
リア62により押されて移行する可動糸ガイド60は糸
ガイドストッパ64上をピン68が当接せずに通過する
ことができる。このような構成により、本実施例におい
ても第1実施例,で説明した編成が可能になる。
【0043】また第1実施例では2個のヤーンキャリア
18が糸道レール22端部において接近した状態となる
とき、ヤーンキャリア18間の可動糸ガイド40が停止
していたヤーンキャリア18側面に当接しないようにキ
ャリッジ6のキャリア連行ビン26の制御を行った。本
実施例においてもヤーンキャリア62間の可動糸ガイド
60が停止していたヤーンキャリア62に当接する場
合、可動糸ガイド60のピン68は下方に引き下げられ
た状態となる。従って一方のヤーンキャリア62を移行
させる際にそのヤーンキャリア62は可動糸ガイド60
を連行することができないという事態が起こる。第3実
施例においても第1実施例と同様にキャリア連行ピン2
6の制御を行うことも可能であるが、図10に示すよう
に各ヤーンキャリア62に当接部材80を設ける構成と
しても良い。ヤーンキャリア62に設ける当接部材80
は2個のヤーンキャリア62が互いの当接部材80で当
接した際にヤーンキャリア62間の可動糸ガイド60が
停止していたヤーンキャリア62に当接しない長さとす
る。また、ヤーンキャリア62上部に設けキャリア連行
ピン26とヤーンキャリア62との係合を解除するため
のカム82も延長しておく。これにより移行されるヤー
ンキャリア62の当接部材80は、先に移行され糸道レ
ール22端部で停止しているヤーンキャリア62の当接
部材80と当接しヤーンキャリア62は停止する。ま
た、停止していたヤーンキャリア62上部の延長された
カム82により移行してきたヤーンキャリア62とキャ
リッジ6のキャリア連行ピン26との係合を解除する。
このような構成は第1実施例においても可能である。
【0044】なお、各実施例においては糸ガイドストッ
パを糸道レールの長手方向の中央部にネジ止めにより固
定したが、糸道レールに蟻形の溝を設け溝内を移動可能
に構成した糸ガイドストッパをネジにより固定するよう
にしてもいい。そうすることで編機一側端より給糸する
場合には編幅等に応じて糸ガイドストッパを適宜位置に
セットできる。
【0045】なお、各実施例においてはヤーンキャリア
への給糸を編機両側より行っているが、編機の一側端よ
り給糸を行っても構わない。その際の使用法としては、
使用するヤーンキャリアの個数に関係なく、糸道レール
に支持するヤーンキヤリアよりそのヤーンキャリアへの
給糸側の糸道レールに可動糸ガイドを支持するようにす
ればよい。
【0046】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、編機端部
からヤーンキャリアに供給される糸は、その途中で可動
糸ガイドにより支持され、糸の支持間距離が短くなり、
糸のたるみ或いはぶれが原因となり発生する隣接する糸
との絡まり或いは糸張力の変化による編目の不揃いを防
止することができる。また、複数のヤーンキャリアを使
用した編成を行う場合でも、糸道レール上の複数の可動
糸ガイドを一体構成でなくそれぞれ独立させているため
可動糸ガイドによりヤーンキャリアの移動領域が制限さ
れず、ヤーンキャリア同士が接近するような編成でも問
題なく行うことができる。また可動糸ガイドは編成方法
に応じて必要な数だけ糸道レールに支持すればいい。
【0047】さらに本発明によれば、マグネットの吸着
力を利用してヤーンキャリアによる可動糸ガイドの連行
を行う。したがってヤーンキャリアによる可動糸ガイド
の連行を複雑な機構を必要とせず容易に行うことができ
る。
【0048】さらに本発明によれば、ヤーンキャリアに
よる可動糸ガイドの連行をマグネットの吸着力により解
除することができる。
【0049】さらにまた本発明によれば、ヤーンキャリ
アによる可動糸ガイドの連行は、ヤーンキャリアの連行
部に形成した凹部に可動糸ガイドの係合片が嵌合するこ
とで行われる。したがってヤーンキャリアによる可動糸
ガイドの連行を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の横編機の正面図である。
【図2】図1図示の実施例における正面図である。
【図3】図2のi−i線方向に見た断面図である。
【図4】図2のii−ii線方向に見た断面図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す正面図である。
【図6】図5のiii−iii線方向に見た断面図であ
る。
【図7】図5のiv−iv線方向に見た断面図である。
【図8】本発明のさらに他の実施例を示す正面図であ
る。
【図9】図8のv−v線方向に見た断面図である。
【図10】本実施例におけるヤーンキャリアの別の構成
を示した図である。
【図11】従来の横編機の正面図である。
【符号の説明】
1・・・横編機 2・・・ニードルベッド 6・・・キャリッジ 12・・・糸 18,62・・・ヤーンキャリア 22・・・糸道レール 26・・・キャリア連行ピン 28・・・キャリア導糸孔 30・・・キャリア糸通孔 36・・・固定糸ガイド 38・・・糸通孔 40,60・・・可動糸ガイド 42,64・・・糸ガイドストッパ 46・・・吸着板 44・・・マグネット 68・・・ピン 78・・・連行部材

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも前後一対のニードルベッドを先
    端部を突き合わせた状態で配設し、該ニードルベッドの
    長手方向に糸道レールを並設し、該糸道レールにヤーン
    キャリアと、糸案内部材を有する可動糸ガイドを、糸道
    レールの長さ方向に沿って移動可能に並べて支持した横
    編機における糸案内装置において、 前記ヤーンキャリアの進行方向の後行側で前記ヤーンキ
    ャリアと前記可動糸ガイドを互いに連結し、前記ヤーン
    キャリアが連行されるときに前記可動糸ガイドが前記ヤ
    ーンキャリアと共に移動することを許す連結手段を前記
    ヤーンキャリアと前記可動糸ガイドとの間に設け、 前記糸道レール上の所定位置で前記ヤーンキャリアと共
    に移動する前記可動糸ガイドを前記ヤーンキャリアから
    切り離し、その連結を解除する解除手段を前記糸道レー
    ルと前記可動糸ガイドとの間に設けたことを特徴とする
    横編機における糸案内装置。
  2. 【請求項2】前記連行手段は、前記ヤーンキャリアと前
    記可動糸ガイドの少なくともどちらか一方に設けたこと
    を特徴とする請求項1に記載の横編機における糸案内装
    置。
  3. 【請求項3】前記連行手段は、磁性体とマグネット、或
    いはマグネットとマグネットとの組み合わせからなり、
    一方を前記ヤーンキャリアに、他方を前記可動糸ガイド
    にそれそれ可動糸ガイド或いはヤーンキャリアとの当接
    位置に設けたことを特徴とする請求項1に記載の横編機
    における糸案内装置。
  4. 【請求項4】前記解除手段は、磁性体とマグネット、或
    いはマグネットとマグネットとの組み合わせからなり、
    一方を前記糸道レールに、他方を前記可動糸ガイドの背
    面に設けて構成されることを特徴とする請求項3に記載
    の横編機における糸案内装置。
  5. 【請求項5】前記連行手段として前記ヤーンキャリアに
    はヤーンキャリアの左右移動方向に、前記可動糸ガイド
    と係合するための凹部を形成した連行部を突設し、 前記可動糸ガイドには前記連行部に形成された凹部と係
    合する係合片を、上下摺動可能でかつ付勢手段により前
    記連行部の凹部方向に付勢される摺動部材に設け、 前記解除手段は、前記ヤーンキャリアによる前記可動糸
    ガイドの連行の際、前記可動糸ガイドの摺動部材と当接
    することにより摺動部材が前記付勢手段の付勢に反する
    方向へ摺動し、前記連行部の凹部に係合した前記係合片
    が外れることにより可動糸ガイドの連行を解除すること
    を特徴とする、 請求項1に記載の横編機における糸案内
    装置。
  6. 【請求項6】前記糸道レールには、複数個のヤーンキャ
    リアと、該複数個のヤーンキャリアを挟むように左右1
    組の可動糸ガイドが支持されると共に、糸道レール上に
    支持された前記複数個のヤーンキャリアの各ヤーンキャ
    リアの間には可動糸ガイドが支持されていることを特徴
    とする請求項1に記載の横編機における糸案内装置。
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