JP2807848B2 - 横編機におけるヤーンフィーダの駆動装置 - Google Patents

横編機におけるヤーンフィーダの駆動装置

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JP2807848B2
JP2807848B2 JP3198578A JP19857891A JP2807848B2 JP 2807848 B2 JP2807848 B2 JP 2807848B2 JP 3198578 A JP3198578 A JP 3198578A JP 19857891 A JP19857891 A JP 19857891A JP 2807848 B2 JP2807848 B2 JP 2807848B2
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    • D04B15/38Devices for supplying, feeding, or guiding threads to needles
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    • D04B15/56Thread guides for flat-bed knitting machines
    • DTEXTILES; PAPER
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    • D04B7/24Flat-bed knitting machines with independently-movable needles for producing patterned fabrics
    • D04B7/26Flat-bed knitting machines with independently-movable needles for producing patterned fabrics with colour patterns

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は横編機のヤーンフィーダ
を駆動する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年のファッションの多様化にともなっ
て、横編機で編成されるセータ等のニット製品において
も多数の色糸や糸の種類を種々変えて編成されるように
なっている。この色糸や糸の種類を変えて編成する場合
に用いられる横編機ではニードルベッドに編針を進退調
節するキャリッジを設け、ニードルベッドの上方でその
長手方向に沿って配設された糸道レールの前後にヤーン
フィーダを摺動可能に設けて構成されているが、このヤ
ーンフィーダの下端の給糸口はニードルベッドの編針が
ニット位置に突出した時に編針の先端部分に近接する位
置で給糸できるようにする必要がある。
【0003】ところが、複数のヤーンフィーダの給糸口
の全てを編針がニット位置に突出した時に編針の先端部
分に近接する位置に設けた場合、ヤーンフィーダの移動
中に給糸口同士が衝突してしまうと言う問題がある。こ
うした問題に対処するために、例えば実公昭43−16
603号公報に示すように1本のレールに1つの辷り子
を設け、辷り子からは下端に給糸口を形成し、スプリン
グで上方に押上付勢したフィーダロッドを上下摺動可能
に設け、このレールを複数本近接して設け、各辷り子の
連行はキャリッジから延出した辷り子送り杆の掛かり杆
の押し下げ案内面をフィーダロッドに掛合させて連行す
るようにしたものが知られている。
【0004】一方、本出願人が先に提案した特開昭50
−13657号に示すものも知られている。この本出願
人が先に提案した特開昭50−13657号は、ニード
ルベッドの上方でその長手方向に沿って配設された糸道
レールに編針を進退調節するキャリッジを設け、このキ
ャリッジからヤーンフィーダに向けて昇降移動制御され
る操作ピンを配設し、ヤーンフィーダの上面部分には上
記操作ピンが係合する嵌合用凹部を設けるとともに、操
作ピンが嵌合用凹部に係合してヤーンフィーダを連行す
る時に操作ピンがスプリングの引き寄せ付勢力に抗して
リンクを押し開き、以てヤーンフィーダの下端の給糸口
を編針の先端近傍位置に下降させ、操作ピンが嵌合用凹
部に係合してヤーンフィーダを連行させない時にはスプ
リングの引き寄せ付勢力によりリンクを引き寄せてヤー
ンフィーダの下端の給糸口を上昇させて他のヤーンフィ
ーダの給糸口同士が干渉していように構成したものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記実公昭43−16
603号公報公報に記載されたものでは、フィーダロッ
ドを下げた状態でキャリッジとともに連行することによ
り編針に編糸を確実に給糸することが出来るものの、フ
ィーダロッドを押し下げる押し下げ案内面が固定式であ
るために、たとあばインターシャ編み等で隣接する領域
の編成に使用される辷り子が待機している所に、辷り子
が編成を行いながら接近してくると、編成に関係のない
(隣接する領域の編成に使用される辷り子のフィーダロ
ッドも押し下げ案内面で押し下げられるために上昇する
編針と接触する虞があると言う問題があった。更に、編
目が綺麗に揃った編地を編成するためには給糸口の位置
を同じ位置にすることが要請されるが、上述のように走
行する・しないに拘らず複数の辷り子のフィーダロッド
が押し下げられるので給糸口の位置を同じ位置にした場
合、給糸口同士が衝突して破損したり、接触による騒音
も大きく成ってしまうと言う問題もあった。また、本出
願人の先の提案に係るものは、一本の導糸器移動用係合
杆が移動する時に二組みのレバーとピンとからなるリン
クをバネの張力に抗して押し拡げながらヤーンフィーダ
を移動させるように構成されている為に、ヤーンフィー
ダの摺動抵抗よりバネの張力が強い場合にはリンクが充
分に拡げられない、即ち給糸口が充分に下降していない
状態でヤーンフィーダが移動されてしまうという問題が
あった。更に、バネの張力はヤーンフィーダをその進行
方向に進める方向に作用しているために、導糸器移動用
係合杆が所定の場所に停止してもヤーンフィーダはバネ
の張力により更に走行してしまい易く、ヤーンフィーダ
の正確な移動並びに停止の制御が難しいと言う問題があ
った。
【0006】本発明は上記問題点に鑑み提案されたもの
で、ヤーンフィーダの給糸口を所定位置に充分に下降さ
せて正確な編成を行えるようにするとともに、移動並び
に停止の制御も正確に行えるようにすることを目的とす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にかかる横編機におけるヤーンフィーダの駆動
装置は、ニードルベッドの編針を進退調節するキャリッ
ジと、ニードルベッドの上方でその長手方向に沿って配
設された糸道レールと、キャリッジの走行時に糸道レー
ルに案内されて同行して編針に給糸するヤーンフィーダ
を備え、該ヤーンフィーダをスプリングにより上昇付勢
するとともにヤーンフィーダを走行させる時にはヤーン
フィーダの給糸口を編針に近接させるように下降させて
編針に給糸するように形成してなる横編機において、少
なくとも1本の糸道レールにヤーンフィーダを配設し、
該ヤーンフィーダを選択して同行走行させる連行手段
と、ヤーンフィーダの給糸口を編針に近接させるように
下降させる下降手段をキャリッジとヤーンフィーダとの
間に設け、連行手段はヤーンフィーダに対面するキャリ
ッジから進退操作可能な連行ピンと、キャリッジに対面
するヤーンフィーダ部分に連行ピンが嵌合する嵌合用凹
部を設けて構成するとともに、下降手段は前記連行手段
による連行ピンの上下動に連動して駆動され、連行ピン
が前記嵌合用凹部に係合してヤーンフィーダを連行する
ときにスプリングで上昇付勢されたフィーダロッドを押
し下げ、連行ピンを開放するときに前記フィーダロッド
の押し下げを解除させるよう構成したことを特徴とす
るものである。
【0008】また、キャリッジのヤーンフィーダに対面
する部分に制御装置の信号により作動されるソレノイド
と、ソレノイドの駆動で上下動され、選択されたヤーン
フィーダを連行する連行ピンとで連行手段を形成し、該
連行ピンの連行動作に連動してフィーダロッドを押し下
げるカムプレートとで下降手段を構成したことも特徴で
あり、連行手段を、ヤーンフィーダの上端中央寄り部分
に凹設された嵌合用凹部と、制御装置からの作動信号に
より作動する双安定形のソレノイドと、ソレノイドの出
力軸の動きを連行ピンに伝える伝導杆とで形成し、下降
手段はヤーンフィーダの上端中央寄り部分に形成された
嵌合用凹部の略中央部分にフィーダロッドを押上スプリ
ングで上昇付勢した状態でフィーダケースに支持させ、
フィーダロッドを押し下げるカムプレートは下端を押し
下げ面とし、上端を連結プレートに連結し、連行ピンの
上下動に連動してカムプレートが揺動枢支ピンを中心と
して前後に揺動されるように構成したことも特徴の1つ
である。
【0009】
【作用】先ず、ニードルベッドの上面をキャリッジが走
行して編針を進退調節する時に、連行手段とこれに連動
して下降手段が作動する。連行手段の作動により、選択
されたヤーンフィーダがキャリッジと同行されて編針を
進退調節する。これと同時に下降手段の作動により給糸
口を編針の近傍にまで下降させ、ニードルベッドの編針
に確実に給糸する。キャリッジがヤーンフィーダを停止
させる所定の位置になると、連行手段及び下降手段の作
動が解除される。すると、キャリッジとヤーンフィーダ
との連行が解除されその走行が停止されることになる。
これと同時に下降手段の作動解除によりヤーンフィーダ
の給糸口が上昇し、他のヤーンフィーダの給糸口が通過
する時にもヤーンフィーダの下端の給糸口同士が干渉す
ることがなくなるのである。
【0010】
【実施例】以下、本発明にかかる横編機におけるヤーン
フィーダの駆動装置を図面に基づいて説明する。する。
図1は横編機の側面図であって、図中符号1は横編機を
全体的に示す。この横編機1は、本体ベッド2の上面に
ニードルベッド3・3を側面視に於いて“ハ”の字形に
対峙させた状態に配設し、このニードルベッド3・3の
夫々には複数の編針4・4・・を進退操作可能に収納し
てあり、各ニードルベッド3・3の上面には編針を進退
操作するキャリッジ5・5が図外の駆動装置により摺動
可能に載置されている。
【0011】各キャリッジ5・5はニードルベッド3・
3の突き合わせ先端部の上方にニードルベッド3・3の
長手方向に沿わせて配設された二本の糸道レール6・6
を跨ぐ状態に形成された門形の連結用枠体7で連結され
て同時走行されるようになっている。そして、図1及び
図2に示すように二本の糸道レール6・6は、その断面
を台形の小辺部分同士を当接させた形状に一体形成さ
れ、その各前後面にはヤーンフィーダ8が摺動可能に設
けられており、この各ヤーンフィーダ8は上記ガイド連
結用枠体7の中央部分に内装された駆動装置9で選択さ
れて走行されるようになっている。
【0012】このヤーンフィーダ8・8・8・8の駆動
装置9は、図2及び図3に示すように、門形の連結用枠
体7に固定される基盤10の下面で、糸道レール6・6
のヤーンフィーダ8・8・8・8に対面する位置に連行
手段11と、ヤーンフィーダ8の給糸口12を編針4・
4の先端の近傍位置にまで下降させる下降手段13とを
設けて形成されている。上記連行手段11は、各ヤーン
フィーダ8の上端中央寄り部分に凹設された嵌合用凹部
14と、図外の制御装置からの作動信号により作動する
双安定形のソレノイド15と、ソレノイド15の出力軸
16の動きを連行ピン17に伝える伝導杆18とからな
る。
【0013】また、下降手段13はヤーンフィーダ8の
上端中央寄り部分に形成された嵌合用凹部14の略中央
部分にフィーダロッド8aをその中間高さ位置を押上ス
プリング19により上昇付勢した状態でフィーダケース
20に支持させ、フィーダロッド8aの下端には給糸口
12が形成されており、このフィーダロッド8aを押し
下げる後述するカムプレート22は、一端が上記連行ピ
ン17の中間高さ位置連結された連結プレート31と、
この連結プレート31の他端をカムプレート22の上端
部に連結することにより、連行ピン17の上下動に連動
してカムプレート22が揺動枢支ピン21を中心として
前後に揺動されるように形成されている。このカムプレ
ート22は、図3に示すように下端部分がフィーダロッ
ド8aの上端の摺動ローラ24を押し下げるカム23・
23を嵌合用凹部14の幅と略等しい間隔を置いて設け
た二山カムの形状に形成されている。
【0014】上記のように構成されたヤーンフィーダ8
の駆動装置9の作用を次に説明する。先ず、図外の制御
装置の出力信号でキャリッジ駆動装置の起動によりキャ
リッジ5・5がニードルベッド3・3の上面を走行する
と、ニードルベッド3・3の編針4・4・・・を進退調
節する。このキャリッジ5・5の走行時に、編成が行わ
れない部分では柄編編成用の制御信号によりソレノイド
15が作動されて図3に示すようにその出力軸16が下
方に突出した状態のセット位置にされ、伝導杆18を介
して連行手段11の連行ピン17が押し下げスプリング
30の張力に抗して上昇させられており、この連行ピン
17の上昇にともなって、下降手段13のカムプレート
22は揺動枢支ピン21を中心として撥ね上げられた状
態になっている。
【0015】そして、編成が行われる部分になり、キャ
リッジ5・5が編針4・4・・・に給糸する所定のヤー
ンフィーダ8の位置になるとこれを検知した制御装置の
出力信号でソレノイド15への給電がなされてその出力
軸16が上方に退入した状態のリセット位置にされ、こ
れまで上昇していた連行ピン17は押し下げスプリング
30の張力により押し下げられるとともに、連行ピン1
7の押し下げに連動し連結プレート31を介して下降手
段13のカムプレート22が揺動枢支ピン21を中心と
して略垂直の状態に揺動される。連行ピン17が下降し
てフィーダケース20の嵌合用凹部14に突入する状態
になり、この状態でキャリッジ5が更に走行すると、カ
ムプレート22のカム23・23の内、キャリッジ5・
5の走行方向の上手側のカム23でフィーダロッド8a
の上端の摺動ローラ24が押し下げられてその下端の給
糸口12を編針4・4・・・の先端の近傍位置にまで押
し下げる。
【0016】次に、フィーダケース20の嵌合用凹部1
4に突入した連行ピン17の側面部分が嵌合用凹部14
の側面部分に当接すると、ヤーンフィーダ8はキャリッ
ジ5・5に連行される状態になり、給糸口12から給糸
された編針4・4・・・に給糸された編糸で編地(共に
図示せず)が編成されるのである(図4参照)。
【0017】キャリッジ5・5がヤーンフィーダ8を停
止させ、または他のヤーンフィーダ8を作動させるため
に所定の位置になると、これを検知した制御装置の出力
信号でソレノイド15へ給電され、これまで下降してい
た連行ピン17は押し下げスプリング30の張力に抗し
て押し上げられるとともに、この連行ピン17の上昇に
ともなって、下降手段13のカムプレート22が揺動枢
支ピン21を中心として撥ね上げられた状態に揺動す
る。連行ピン17が上昇して嵌合用凹部14の側面部分
との係合が解除されると、当該ヤーンフィーダ8の連行
が停止されるとともに、カムプレート22の撥ね上げ揺
動により、これまで押し下げられていたフィーダロッド
8aが押上スプリング19で下端の給糸口12が他の給
糸口12と干渉しない位置に押し上げられる。
【0018】然る後、他のヤーンフィーダ8を作動させ
る所定の位置になると、これを検知した制御装置の出力
信号でソレノイド15への給電が断たれ、これまで上昇
していた連行ピン17は押し下げスプリング30の張力
により押し下げられるとともに、下降手段13のカムプ
レート22は揺動枢支ピン21を中心として略垂直の状
態に揺動する。連行ピン17が下降してフィーダケース
20の嵌合用凹部14に突入する状態になり、この状態
でキャリッジ5・5が更に走行すると、カムプレート2
2のキャリッジ5・5の走行方向の上手側のカム23で
フィーダロッド8aの上端の摺動ローラ24が押し下げ
られてその下端の給糸口12を編針4・4・・・の先端
の近傍位置にまで押し下げる。以後、上述したのと同様
の手順で選択されたヤーンフィーダ8の給糸口12から
給糸された編糸で編地が編成されるのである。
【0019】尚、図3中符号31は、編地幅の外方位置
の糸道レール6に取付けられたストッパーであり、ヤー
ンフィーダ8側の上端部は嵌合用凹部14の内方に突入
するとともにその先端部を傾斜状に形成してヤーンフィ
ーダ8がこのストッパー31で停止された時にキャリッ
ジ の更なる走行で連行ピン17及び嵌合用凹部14が
破損するのを防止するようになっている。また、上記実
施例では図上糸道レール6・6を二本設けるようにして
あるが、これは一本または三本以上にすることが出来る
のは勿論のこと、各糸道レールに複数のヤーンフィーダ
を設けるようにすることが出来るのは言うまでも無いこ
とである。
【0020】更に、上記実施例では図上ニードルベッド
の歯口部分(先端部分)を突き合わせ状に設けた所謂二
枚ベッドの横編機にしてあるが、この二枚ベッドの横編
機を更に上下に配設した所謂四枚ベッドの横編機にも本
発明を実施することができる。即ち、四枚ベッドの横編
機に本発明を実施する場合、編機にホールガーメント
(筒状編地)の編成等の優れた機能を持たせるためにキ
ャリッジの歯口付近の編成部領域には可動シンカー制御
用カムプレート配置のための物理的なスペース或いは編
目押圧用のステッチプレッサー駆動部及びステッチプレ
ッサーの回動スペースを確保する必要があり、その分、
歯口付近の編成部領域の空エリアは少なくなり、その限
られたスペース内でヤーンフィーダを円滑に操作させる
ことは従来の二枚ベッドの横編機に比べて難しくなり、
その解決策として特に有用なものとなる。
【0021】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明に係る本
発明にかかる横編機におけるヤーンフィーダの駆動装置
は、連行手段によりヤーンフィーダがキャリッジに連行
走行され、これと同時に下降手段でヤーンフィーダの給
糸口を下降させるようにして給糸口が相互に干渉するの
を防止するようにしてあるので、従来のようにバネの張
力にヤーンフィーダの給糸口が充分に下降しないまま走
行させられることも無く、編針に確実に給糸して均一な
ループを形成することが出る。これにより品質の高い編
地を編成することが出来ると言う利点がある。
【0022】また、給糸口と編針との衝突・接触及び給
糸口同士の衝突・接触をなくせるので複数の給糸口の位
置を編針に近接する略同じ位置に位置させることができ
るので、編目が綺麗に揃った高い品質の編地を編成する
ことができると言う利点もある。
【0023】更に、本発明に係る本発明にかかる横編機
におけるヤーンフィーダの駆動装置ではヤーンフィーダ
の連行手段と下降手段とが連動して編成に使用されるヤ
ーンフィーダのみが押し下げられ、編成に関係のないヤ
ーンフィーダが押し下げられることがなく、従来の公報
に記載されたもののように待機しているヤーンフィーダ
が押し下げられることにより上昇して来る編針と衝突す
る虞が全くない。これにより、給糸口と編針との衝突・
接触及び給糸口同士の衝突・接触をなくしてその損傷を
なくせ、接触による騒音もなくし、耐久性を大幅に向上
させることができると言う利点がある。
【0024】加えて、連行手段でヤーンフィーダの走行
を、下降手段で給糸口の昇降を制御するようにしてある
ので、従来のように給糸口を上昇付勢するためのバネの
張力でヤーンフィーダがオーバーランすることが無く、
給糸口の作動範囲を精緻に制御して複雑な絵柄をも編成
することができると言う利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】横編機のキャリッジ部分の側面図である。
【図2】ヤーンフィーダを駆動する駆動装置の概略正面
図である。
【図3】ヤーンフィーダを駆動する駆動装置の概略側面
図である。
【図4】ヤーンフィーダを駆動する駆動装置の作動状態
を示す概略側面図である。
【符号の説明】
1・・・横編機 3・・・ニードルベッド 4・・・編針 5・・・キャリッジ 6・・・糸道レール 8・・・ヤーンフィーダ 9・・・8の駆動装置 11・・・連行手段 12・・・給糸口 13・・・下降手段 14・・・嵌合用凹部 17・・・連行ピン 19・・・押上スプリング

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ニードルベッドの編針を進退調節するキャ
    リッジと、ニードルベッドの上方でその長手方向に沿っ
    て配設された糸道レールと、キャリッジの走行時に糸道
    レールに案内されて同行して編針に給糸するヤーンフィ
    ーダを備え、該ヤーンフィーダをスプリングにより上昇
    付勢するとともにヤーンフィーダを走行させる時にはヤ
    ーンフィーダの給糸口を編針に近接させるように下降さ
    せて編針に給糸するように形成してなる横編機におい
    て、少なくとも1本の糸道レールにヤーンフィーダを配
    設し、該ヤーンフィーダを選択して同行走行させる連行
    手段と、ヤーンフィーダの給糸口を編針に近接させるよ
    うに下降させる下降手段をキャリッジとヤーンフィーダ
    との間に設け、連行手段はヤーンフィーダに対面するキ
    ャリッジから進退操作可能な連行ピンと、キャリッジに
    対面するヤーンフィーダ部分に連行ピンが嵌合する嵌合
    用凹部を設けて構成するとともに、下降手段は前記連行
    手段による連行ピンの上下動に連動して駆動され、連行
    ピンが前記嵌合用凹部に係合してヤーンフィーダを連行
    するときにスプリングで上昇付勢されたフィーダロッド
    を押し下げ、連行ピンを開放するときに前記フィーダロ
    ッドの押し下げを解除させるように構成したことを特徴
    とする横編機におけるヤーンフィーダの駆動装置。
  2. 【請求項2】キャリッジのヤーンフィーダに対面する部
    分に制御装置の信号により作動されるソレノイドと、ソ
    レノイドの駆動で上下動され、選択されたヤーンフィー
    ダを連行する連行ピンとで連行手段を形成し、該連行ピ
    ンの連行動作に連動してフィーダロッドを押し下げるカ
    ムプレートとで下降手段を構成したことを特徴とする請
    求項1に記載の横編機におけるヤーンフィーダの駆動装
    置。
  3. 【請求項3】連行手段を、ヤーンフィーダの上端中央寄
    り部分に凹設された嵌合用凹部と、制御装置からの作動
    信号により作動する双安定形のソレノイドと、ソレノイ
    ドの出力軸の動きを連行ピンに伝える伝導杆とで形成
    し、下降手段はヤーンフィーダの上端中央寄り部分に形
    成された嵌合用凹部の略中央部分にフィーダロッドを押
    上スプリングで上昇付勢した状態でフィーダケースに支
    持させ、フィーダロッドを押し下げるカムプレートは下
    端を押し下げ面とし、上端を連結プレートに連結し、連
    行ピンの上下動に連動してカムプレートが揺動枢支ピン
    を中心として前後に揺動されるように構成したことを特
    徴とする請求項1または請求項2に記載の横編機におけ
    るヤーンフィーダの駆動装置。
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